【プリパラ】ドロシー「らぁらの悪戯」 (37)

~???~

???「ドロシーさん……!」クチュクチュ

???「あっ、そこはダメ……ですよ……!」クチュクチュ

???「ダメ!いっちゃう……!」ビクビクッ!

???「……はぁ……はぁ……」

???「ドロシーさん……なんであたしの気持ちに気づいてくれないの?」

~らぁらの家~

ピンポ-ン

ガチャ

らぁら「あ、ドロシーさん!」

ドロシー「おっす、らぁら、遊びに来たよん」

らぁら「ドロシーさん!ドロシーさん!」ピョンピョン

ドロシー「もうらぁら落ち着けって」

らぁら「えへへ、ドロシーさんの顔見たら、つい……」テヘヘッ

ドロシー(なんだこいつ天使かよ)

ドロシー「ぼ、僕だって、愛しのらぁらに会えて嬉しいぞー!」ダキッ

らぁら「キャー!」

ドロシー「あ、そうだ!お好み焼き持ってきたんだけど食べるか?」

らぁら「うん!ドロシーさんの作ったもんじゃとかお好み焼きとか一番大好きだから嬉しい!」

ドロシー「ありがとなー!いつもらぁらがそう言ってくれると僕も嬉しいよ」ナデナデ

らぁら「えへへ~」

のん「ちょっと!」

らぁドロ「?!」

のん「お姉ちゃん?ドロシーさん?こんなところでいちゃいちゃしないでくださいよ!」

ドロシー「全くしょうがないなー」

らぁら「えへへ、ごめんねのんー」

のん「全くもう……そうだ、私でかけてくるから、お姉ちゃん気をつけてよね!」

らぁら「かしこまっ!のんも気をつけてねー」

ドロシー「まあ僕がいるかららぁらは大丈夫だってー」

のん「うーん……まあ大丈夫かな」

ドロシー「ん?」

~らぁらの部屋~

らぁら「お好み焼きおいしかったー!」

ドロシー「そりゃ僕が作ったからねー、美味しいのは当たり前じゃん!」

らぁら「うん!それにドロシーと2人だけで食べられるのも嬉しいなあって」

ドロシー「らぁら可愛いこと言ってくれるじゃーん」ナデナデ

らぁら「えへへ~」

ドロシー(やばい、めっちゃかわいい)

ドロシー「あ、そうだらぁら、ゲームやらない?」

らぁら「もちろんのかしこまっ!」

ドロシー「でもただやるのは面白くないなー……うーん」

らぁら「じゃあ勝ったほうが負けたほうにエ……」

ドロシー「……」

らぁら「えへへ、キスするのはどう?」

ドロシー「なるほどね、そうか僕たち恋人同士だったじゃん」

らぁら「うん……」

ドロシー「よっしゃ勝ったー!」

らぁら「ドロシーさんやっぱり強いなあ」

ドロシー「じゃあ、お約束通り」チュッ

らぁら「あっ……」

ドロシー「やっぱりこう言うのは僕からじゃないとなあ」

らぁら「……そこから先はしてくれないんだね」ボソッ

ドロシー「らぁら、何か言った?」

らぁら「う、ううん、なんでもない!あたし、ちょっと飲み物取ってくるね!」バタン

ドロシー「……今日のらぁら、なんか変だな」

ドロシー「まあ、それはともかく」

ドロシー「らぁらいないし部屋漁っちゃうかー」

ドロシー「じゃあ、まずはー……この引き出しをオープンMAX!」スッ

電動マッサージ器「やあ」

ドロシー「……」ス-ッ

ドロシー「いや見間違いだよな?」スッ

電動マッサージ器「Yo」

ドロシー「……え?」

ドロシー「え、ちょっと待って、なんでおこちゃまのらぁらがこれ持ってんの?」

ドロシー「最近の○学生ってこう言うの普通に持ってるんだ……あはは」

ドロシー「と言うことはらぁらももしかして……」

ドロシー「……」モンモン

ドロシー「やばい、想像しただけでめっちゃ恥ずかしくなってきた」カアア

ドロシー「と言うかこれどうしよ」

ドロシー「とりあえず戻しておくかなー」

ガチャッ

ドロシー「あ、やべ」サッ

らぁら「ドロシーさん、飲み物持ってきましたよ」

ドロシー「お、おう、わかった!」

ドロシー(とりあえずポケットに隠しといて……)

ドロシー(ってらぁらのなのに隠してどうすんだよ僕!)

らぁら「ドロシーさん?」

ドロシー「な、なんでもないって!」

らぁら「……」

らぁら「ドロシーさんのはこっちだよ」

ドロシー「ありがとう、らぁら」ゴクッ

らぁら「……うん」ゴクッ

ドロシー「ぷはー。で、らぁらこの後どうする?」

らぁら「何もしなくていいと……思います、よ」コクッ

ドロシー「え?」

らぁら「すぐ……わかるか……」ドサッ

ドロシー「ちょ、おい、らぁら?!」

ドロシー「らぁら、どうしたんだよ!」

らぁら「Zzz……」

ドロシー「なんだ寝ちゃっただけか…」ホッ

ドロシー「とりあえずらぁらはベッドで寝かせておいてと、よいしょっと」

らぁら「Zzz……」

ドロシー「それにしてもらぁらはなんで急に眠くなったんだ?」

ドロシー「うーんこういう時は……」

ドロシー「よし、プリパラポリス(1人)出動!」

ドロシー「飲み物を飲んだ後に眠ったってことは飲み物に問題が!」

ドロシー「……でも僕は全然眠くないしなあ」

ドロシー「てことはらぁらのほうの飲み物に何か入ってる?」

ドロシー「でもこれ飲んだら大変なことになりそうだからなあ」

ドロシー「……らぁらとの間接キスは大歓迎だけど」

~キッチン~

ドロシー「まあここしか何かないよね~」

ドロシー「ん?なんだこの白い袋?」

ドロシー「えーなになに、睡眠薬かー」

ドロシー「……睡眠薬?!」

ドロシー「ええ……これ混ぜてたってこと?」

ドロシー「でも混ぜてあったのはらぁらのほうだけだったしなあ」

ドロシー「……もしかして」

~らぁらの部屋~

らぁら「……あれ」

ドロシー「おはよう、らぁら」

らぁら「お、おはようドロシー。あたし寝ちゃってたみたい」エヘヘ

ドロシー「……らぁら」

らぁら「え?」

ドロシー「これなんだかわかってるよな?」

らぁら「……!」

らぁら「……うん」

ドロシー「僕を眠らせようとして間違えたんだろ?」

らぁら「……そうだよ」

らぁら「あーあ、飲み物別にすればよかったなー」

ドロシー「なんで僕を眠らせようとしたんだ?」

らぁら「……」

ドロシー「怒らないから教えてよ?」

らぁら「……ちょっと待っててね」

らぁら「これ」

ドロシー「え、それって監禁する時に使うアレじゃん!」

らぁら「うん、シオンさんに相談したらくれたんだ」

ドロシー(あの囲碁頭なんでそんなの持ってんだよ)

らぁら「えへへ、本当はね、ドロシーさん眠らせてこれで動けないようにしようと思ったの」

ドロシー「なんでそんなこと……」

らぁら「だって!ドロシーさん、いつも他の人と遊んでてあたしに構ってくれないし!」

らぁら「いつも家行ってもキスまでしかしてくれないし!」

らぁら「本当に恋人なのかわからなくなっちゃったんだもん……」グスッ

ドロシー「……」ギュッ

らぁら「ふぇ?」

ドロシー「ごめんなあ、構ってあげられなくて」ナデナデ

ドロシー「僕が恋人できたの初めてだからさ、どうすればいいのかわからなくってさ」

ドロシー「だからこれからはちゃんと隣にいてあげるからな」

らぁら「うん……ごめんなさい」

ドロシー「いいって、いいって」

ドロシー「ところで」

らぁら「え?」

ドロシー「キスまでってどういうことかな~?」ニヤニヤ

らぁら「あ、ドロシーさん!あれは違うの!」

ドロシー「そういや僕こういうの見ちゃったんだけど」

電動マッサージ器「ウェイ」

らぁら「あっ!」カアア

ドロシー「最近のお子ちゃまはこういうの持ってるんだ~」ニヤニヤ

らぁら「ドロシーさんの意地悪……」

ドロシー「そんなエッチならぁらには僕がお仕置きしてあげないとだな」

らぁら「……」カアア

ドロシー「ほら、らぁら足広げてよ」

らぁら「……うん」

ドロシー「へー、らぁらのここもう濡れてんじゃん」クチュ

らぁら「ひうっ!」ビクッ

ドロシー「お子ちゃまなのに敏感なんだー」ニヤニヤ

らぁら「うぅ……」カアア

ドロシー「そんならぁらのあそこに、これをつけてみたらどうなるのかなー」

電動マッサージ器「そろそろ出番か」

らぁら「あっ……」カアア

ドロシー「じゃあスイッチオーン!」カチッ

電動マッサージ器「」ブイ-ン

らぁら「あん!」ビクビク

ドロシー「どうしたのらぁら~、まだ『弱』だよ~」

らぁら「だって、ドロシーさんが、目の前にいるから!……んっ!」ビクッ

ドロシー「そっかー、僕がいるからかー。へへっ、嬉しいや」

らぁら「うんっ……!」ニコッ

ドロシー「じゃあお礼に、もっと強くしてあげるよ!」

らぁら「ふぇっ?!」

ドロシー「ほいっ」カチッ

らぁら「ひうっ?!」ビクビクビクッ

ドロシー「あはは、らぁらすごいことになってる」

らぁら「ド、ドロシーしゃん!らめっ!見ないで!」ビクン!

ドロシー「へへーん。あ、そうだ」

らぁら「ふ、ふぇ?」ビクッ

ドロシー「らぁらかわいいよ」ボソッ

らぁら「?!」

ドロシー「好きだよ、らぁら」ボソッ

らぁら「ド、ドロシーひゃん!それはずるいよぉ!あっ、ダメ!」ビクンビクン!

ドロシー「いいよ、イキなよ、らぁら」

らぁら「ああ、ドロシーひゃん!好き、好きぃ……!」ビクビクビク!

らぁら「……」Zzz

ドロシー「全くらぁらはお子ちゃまなのに急ぎすぎなんだよ」ナデナデ

らぁら「えへへ……ドロシーさん……」

ドロシー「なんだよ、らぁら」

らぁら「……」Zzz

ドロシー「ちぇっ、寝言かよ」

ドロシー「らぁら、これからもずっと一緒にいてあげるから、心配しなくてもいいからな」

らぁら「……」Zzz

ドロシー「だから僕たちはゆっくりでいいんだぞ」

らぁら「……」Zzz

ドロシー「じゃ、おやすみ、らぁら」

らぁら「……」

らぁら「……ありがとう、ドロシーさん」



END

- おまけ 初詣 -

ドロシー「らぁら!」

らぁら「あ、ドロシーさん!」

ドロシー「ら、らぁら、それ着物?!」

らぁら「うん!着けてもらったんだ!」

ドロシー「かわいい」ボソッ

らぁら「ふぇ?!」カアア

ドロシー「あ、ら、らぁら!今のは違うからな!」

らぁら「えへへ」

らぁら「そういえばレオナさんは?」

ドロシー「あー、レオナなら」

レオナ『私は先に言ってるよ。ドロシー、頑張ってね!』

ドロシー「って言われちゃったよー」

らぁら「やっぱりお見通しなんですね……」

ドロシー「……レオナには敵わないや」

~神社~

ドロシー「ふぅ、やっと着いた」

らぁら「あれ、あそこにいるのって」

ドロシー「お、シオンと委員長じゃん」

みれぃ「あら、真中さんとドロシー・ウェストさんじゃない」

シオン「邂逅遭遇!こんなところで出会うとはな」

らぁら「委員長とシオンさんはもうお参りしたんですか?」

みれぃ「ええ、さっき東堂さんと偶然あってお参りは済ませたわ」

シオン「うむ。それでこれから委員長と私の家で囲碁をするところだ」

ドロシー「へー」

みれぃ「なによ」

ドロシー「いや別にー」

みれぃ「そういえば真中さんは着物なのね。似合ってるじゃない」

らぁら「ありがと委員長!ドロシーもかわいいって言ってくれたんだ!」

ドロシー「あ、ちょ、らぁら!言うなって!」カアア

シオン「ほう、ドロシーは小学生のらぁらにぞっこんと見た」

ドロシー「あーもう!なんでもいいんじゃかよー!」ダッ

らぁら「あ、ドロシー!」

みれぃ「図星だったみたいね」

シオン「全く、ドロシーには呆れるな」

らぁら「ははは……」

シオン「それで、真中はドロシーのことが好きなのか?」

らぁら「もちろんです!」

シオン「うむ、なら安心だ」

みれぃ「これから頑張るのよ、真中さん」

らぁら「ありがとうございます!委員長!シオンさん!私、ドロシーさんのところに行ってきます!」タッタッタッ

みれぃ「あの2人すごいわね……」

シオン「完全同意だ……」

ドロシー「……」

らぁら「ドロシーさん!置いてっちゃうなんてひどいですよ!」

ドロシー「ごめん、なんかつい……あはは」

ギュッ

らぁら「えへへ、そんなところも大好きですよ!ドロシーさん!」

ドロシー「……ありがと」カアア

らぁら「じゃ、お参りしましょうか!」

ドロシー「へーい」

チャリンッ

パンパンッ

らぁら(これからもずっとドロシーさんといられますように)

ドロシー(らぁらと幸せでいられますように)

らぁら「じゃ、行きましょうか、ドロシーさん」

ドロシー「おう。あれ、何お願いしたか聞かないの?」

らぁら「ドロシーさんのその笑顔見てたら、聞かなくてもわかっちゃいますよ」

ドロシー「……そっか」

ドロシー「なあ、らぁら」

らぁら「ドロシーさん?」

ドロシー「今日、誰も家にいないからさ、その、僕のうちにこない?」

らぁら「うん!」

ドロシー「よしっ」

らぁら「あ、そうだ、ちょっと耳貸して、ドロシーさん」

ドロシー「ん?」

らぁら「エッチなことしてくれるんですよね?」ボソッ

ドロシー「なっ、な?!」カアア

らぁら「えへへ~」

ドロシー「……大好きならぁらがそう言うなら仕方ないな」

らぁら「ありがとう、私も大好きですよ、ドロシーさん」

童貞が安易にエロ挑戦するもんじゃないですね、ありがとうございました

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