惑星・ナベリウス

アフィン「ここがナベリウスか、頑張ろうな相棒！」

俺「お、おう」

俺(なんだあのズボン)

アフィン「お、あれは・・・・・」

ウーダン「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

アフィン「原生種のウーダンだな、って・・・こっち来てる！？」

アフィン「やばいやばい、相棒！」

俺(そのズボンなんなんだよ)

アフィン「相棒！こんな時にどこ見てんだよ！」

俺「へ？」

ウーダン「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

俺「ぎゃあああああああああああ」

俺「死にたくないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

アフィン「あ、相棒！くそっ・・・・俺がしっかりしないと！」

アフィン「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　ﾄﾞｻｯ

アフィン「はぁはぁはぁ、倒したのか？」

俺「何をしている、先へ進むぞ」

アフィン「は、はい・・・え？」

俺「遅れるな！」ﾀﾀｯ

アフィン「あ、はい、は、はい！」

ヒルダ「よし、この原生種達を」

俺「やだああああああああああああ」

俺「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」

アフィン「相棒！しっかりしろって相棒！」

俺「生きたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

アフィン「くそっ、俺がしっかりしないと！」

ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

アフィン「た、倒した・・・・・」

俺「まだまだ先は長い、急ぐぞ」

アフィン「はい、先生！」

ヒルダ「お前達はなんだ」

ｿﾞﾛｿﾞﾛ

アフィン「な！？あ、あれはダーカー！？」

俺(綺麗なふとももしてんなー、顔うずめたい)

ブリギッタ「惑星ナベリウスにてコードD発令、ダーカー浸食を確認」

ﾓｿﾞﾓｿﾞ

アフィン「これが人類の敵・・・・って何やってんだよ相棒！」

俺「おぉ、おぉぉ！」

俺「新境地！」

アフィン「かなりやばいって！ダーカーに囲まれた！」

俺「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

アフィン「俺の股の下で何謝ってだよ！」

アフィン「しかし、こうも数が多いと・・・・・」

アフィン「他のチームに合流できれば、なんとかなるかもしれない」

俺「突破口を作るんだ、後は走るのみ！」

アフィン「はい、先生！」

ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

俺「おほほっ、揺れる揺れる新境地！」

アフィン「はぁはぁ・・・・うおおおおおおおおおおお」

ﾀﾀﾀﾀﾀﾀ　ｽﾞﾙｽﾞﾙ

アフィン「お、重い・・・って相棒！？」

俺「柔らかい」

アフィン「俺の脚に顔を挟まれて引っ張られたままってどういう状態だよ！」

アフィン「はっ・・・はっ・・・なんとかなったな」

アフィン「ここまで来れば追ってこないだろ・・・・・」

俺「あひっ・・・ふひひ」

アフィン「相棒、いつまでそこにいるんだ」

ｿﾞﾛｿﾞﾛ

アフィン「ま、まだ湧いてきやがるのかよ！」

俺「さすがに体力尽きたぜ・・・・・・」

アフィン「くそっ、もうやるしかねぇ！」

俺「頑張れ！」

アフィン「相棒！？」

俺「いやほら、俺は万が一の為にじゃん？」

アフィン「そ、そうだな・・・そ、そうなのか？」

ｶﾀｶﾀ

俺「来るな来るな来るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

アフィン「相棒！相棒がこんなんじゃ、俺がしっかりしないと・・・・」

アフィン「うおおおおおおおおおおおおおおお」

ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

アフィン「見ろ、相棒！あそこ！」

俺「このラインが良いんだよなぁ」

アフィン「なんで俺の股ばっかりなんだよ！」

アフィン「向こうだよ！俺達と同じ試験生がいるぞ！」

俺「アフィン君のここも試験してみようか」

アフィン「おーい！無事かー！こっちは二人、って相棒！」

ｻﾞｼｭｯ

アフィン「あ・・・ああ・・・・冗談だろ・・・・・」

アフィン「あんなにもあっけなく、人が」

俺「うっ」ﾄﾞﾋﾟｭﾄﾞﾋﾟｭ

俺「ふぅ・・・」

ｿﾞﾛｿﾞﾛ

アフィン「な、なんでこんなにたくさん来るんだよ」

アフィン「何が目的なんだよお前たちはっ！」

俺「ズボン汚してごめん」

アフィン「相棒も何が目的なんだよっ！」

ﾊﾞﾝ ﾊﾞﾝ ﾊﾞﾝ

アフィン「ダーカーが倒れて・・・・・はっ」ｸﾙｯ

俺「やあ」

アフィン「違うよ邪魔だって相棒！」

ゼノ「いやぁ、恐ろしいくらいドンピシャ」

ゼノ「悠長なエコーを置いてきて正解だったぜ」

ゼノ「おいお前ら、大丈夫か」

アフィン「せ、正規のアークス？」

アフィン「救援に来てくれたんですね、良かった助かった・・・・・」

ゼノ「あー・・・すげー数がいるんだな、正直これは予想外」

アフィン「ちょっ、ちょっと先輩！助けにきてくれたんじゃ・・・・？」

ゼノ「おう、だから助けの助けをよんでおいた」

ゼノ「合流地点まで突っ切るぞ」

アフィン「えぇ！？」

ゼノ「そっちのは準備万端みたいたぜ？」

俺「どうして人は生きるのだろう」

アフィン「お、おい相棒・・・・・はぁ・・・わかった分かりましたよ」

アフィン「やるしかない、って言いたいんだろ？」

俺「人はどうして生まれてくるのだろう」

ゼノ「お前、初陣にしては肝が座ってるな」

俺「はぁぁ・・・・どうして男で抜いたんだろう」

ゼノ「それじゃ行くぜルーキーども、きちんとついて来いよ」

アフィン「うぅ・・・・初陣でこんな事になるなんて・・・・・」

ゼノ「そう悲観すんなよ、俺が二人を守ってやるからよ」

俺「よろしくお願いします！」

ゼノ「急に元気になったな、先に進むぞ」








ｿﾞﾛｿﾞﾛ

アフィン「うわぁ！？ここにもこんなにいっぱい・・・・・」

アフィン「どうするんすか先輩！」

ゼノ「いちいちうっせーな、いい加減慣れろって」

ゼノ「しかし、頃合い的にはそろそろなんだが」

俺「生理、ですか」

ゼノ「すまんな、助けが遅刻してるみたいだ」

俺(無視かい)

エコー『ちょっとゼノ、新人にマイナスイメージ吹き込まないでよ』

俺(女の子だと・・・・！)

ゼノ「遅いのが悪いんだろ、それで状況はどうなってる？」

エコー『まだ駄目、ダーカーが多すぎて帰還転送ができないみたい』

ゼノ「なるほどな、要するにダーカーを倒せば脱出できるってわけか」

俺「なるほど、要はダーカーを倒せば帰還できる・・・そういう事ですよね？」

エコー『・・・ゼノ、あたしも行こうか？』

ゼノ「・・・・・いやいい、このルーキー達も結構な腕だぜ」

俺「まじで俺はぱねぇっすよ、ナベリウスの原生種をガチで滅ぼせれますから」

エコー『・・・・・通信終了』

俺(よし、好感度アップだぜ)

ゼノ「さて、ルーキーども！」

ﾋﾟｶｰﾝ

ゼノ「とっておきのを見せてやるぜ」

ﾄﾞﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞﾄﾞｯ

ﾊﾞﾊﾞｯﾊﾞﾊﾞｯﾊﾞﾊﾞｯﾊﾞﾊﾞｯ

アフィン「すっげぇ、これがフォトンブラスト？」

ﾄﾞﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞﾄﾞｯ

アフィン「うぉっ、今度はこっち来た」

ゼノ「もう敵はいないはずだが」

俺「く、来るなああああああああああああああああ」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

アフィン「えっ」

ゼノ「え・・・・ちょっ、ちょっとフォトンブラスト解除！」

アフィン「相棒、大丈夫か？」

俺「はぁはぁ、殺されるかと思った・・・・」

ゼノ「敵と認識されたのか、こんな事ってあるんだな」

ゼノ「ま、とりあえず帰ろうぜ」

・・・・助けて











キャンプシップ

エコー「はいお帰りなさい、怪我とか大丈夫？」

ゼノ「おいおい、俺がついてたんだぜ？」

俺「俺もいました！」

ゼノ「そんなヘマ、そうだなお前もいたな」

アフィン「先輩、どなたですか？」

アフィン「っていうか俺達、先輩の名前も聞いてない・・・・・」

エコー「ちょっとゼノ、自己紹介もしてなかったの？」

ゼノ「そういや忘れてたなぁ、なんだか俺の事を知っているみた」

俺「俺です！よろしくお願いします！」

エコー「そ、そう・・・・」

ゼノ「それじゃ改めて、俺はゼノ」

ゼノ「こっちのうるさいのがエコーだ」

エコー「よろしくね、あとうるさくないからね」

俺(エコーたん、お姉さんみたいで美しい)

アフィン「俺、アフィンって言います」

アフィン「俺達、アークスになったばかりでなにがなんだか分からなくて」

俺「でも、エコーさんへの気持ちははっきり分かっています！」

ゼノ「さっきのがダーカーで、アークスの敵」

ゼノ「細かい事は目上の仕事だ、あるいは自分で調べろ」

ゼノ「俺から言えるのはそれだけだ」

エコー「ちょっとゼノ、この子たちはいきなりの実戦でショックを受けているのよ」

俺「エコーさんを見た時にも心地よいショックを受けました！」

アフィン「心地よいショックってどんなショックだよ！」

俺「恋、さ」

アフィン「先生！」

ゼノ「なんだこいつら」

エコー「さ、さぁ・・・？」

飯