【FEif】カムイ♀「ミタマさんと結婚したいです!」ミタマ「」 (12)

ミタマ「………もう一度 何と言ったか 聞きたいわ」

カムイ「あれ。ミタマさん、もしかして聞いてなかったのですか?」

ミタマ「いえ、聞こえていましたわ。自分の耳が腐ったのかとも思うくらい。」

カムイ「聞いていたなら、意味は分かりますよね?」

ミタマ「分かりますけど、分かりたくないというか、何というか……そのもっと詳しく」

カムイ「詳しく言うと、ミタマさんと結婚して、仲良くいちゃいちゃラブラブしながら毎日を過ごしたいんですよ!毎日一緒に洗いっこしたいんですよ!他にも…」

ミタマ「すみません、もうそこまでにしてください。」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476098335

カムイ「まだまだ続くのに……」

ミタマ「コホン。……それで、なんで私と結婚をなさりたいのですか?」

カムイ「そりゃ、ミタマさんが愛らしすぎるからですよ!カザハナさん譲りの髪色、星が飛んだ瞳……どれも本当可愛いじゃないですか!だから結婚したいんです」

ミタマ「褒められて 嫌な気分じゃ ないですわ」

カムイ「句を詠んでいる姿も美しいです!」

ミタマ「でも、私以外にもいい人はたくさんいらっしゃるでしょう?何よりも同性同士ではありませんの。」

カムイ「ええ、ミタマさん以外にもいい人は沢山居ますね。」

ミタマ「なら、そちらの方々と婚姻を結べばよろしいのでは」

カムイ「だから全員と結婚して、子供を儲けるつもりです!」

ミタマ「」

カムイ「あ、心配しなくても、皆さん平等に愛してあげますからね!1日1回ペロペロが基本です!」

ミタマ「私が心配しているのはその部分ではないのですが」

ミタマ(カムイさんはもしかして、悪質な呪いにでもかかっているのでは………それなら、この言動にも納得がいきますわね。)

カムイ「ミタマさん何をそんなに考え込んで……ハッ!!まさか、私たちの結婚指輪のデザインを考えて!?」

ミタマ「………。
ところでカムイさん、オロチさんの所へ行きませんこと?ちょうど、占って欲しい事がありまして……」

カムイ「何ですか?私との相性ですか??そんなのバッチリに決まっていますよ!」

ミタマ「いい加減、その口を閉じては?」


【白夜武器屋】

ミタマ「……という訳でありますの。」

オロチ「様子が可笑しいとは感じていたが……まさかこれ程までじゃったとは」

シャラ「カムイに求婚されるなんて……いくら友達とはいえ、許さないわ。………鼻水が三日間止まらなくなる呪いでもかけてあげようかしら。」

ミタマ「私だって、されたくて求婚された訳ではないんですのよ?」

オロチ「まぁまぁシャラ、わらわとツクヨミの娘なら、多少の事では怒らない貫禄というのも必要じゃぞ?」

シャラ「………母さんが言うなら、仕方ないわね。」

ミタマ「やはり、カムイさんは悪質な呪いに蝕まれているのでしょうか?」

オロチ「………残念ながらそれが分からぬのじゃ。」

ミタマ「?どういうことですの?」

オロチ「カムイ様の事を呪いで見ると、靄が掛かったようにぼんやりと見えなくなってしまって………。今までこのような事は起こらなかったというのに。」

ミタマ「………いいえ、ありがとうございますわ。聞いておきますが、シャラは何か情報を持っていませんこと?」

シャラ「………情報…そういえば一昨日の午後、ディーアがカムイ様と話し込んでいたのだけれど、それ以来ディーアの姿を見ていないわね……。」

ミタマ「貴重な情報をくださって有難いですわ………次はディーアですわね……」

ミタマ「カムイさん、用事は済みましたのでもう帰りま……」

カムイ「あっ!ミタマさん見てくださいよ!猫耳カチューシャですって!………あの、つけてみません?」

ミタマ「すみません、もう一生ここに居てもいいんで……」


ミタマ「ディーア、ディーアっ!………全く、何処に居るのでしょう?」

ミタマ「ん?アレは……ディーアですわね、相手はキヌでしょうか……。」


ディーア「ああ……お前の側に一生居てやるよ……」

キヌ「やったーっ!絶対に離れちゃダメだからね!」


ミタマ「……とそこにマトイが……。」


マトイ「あら、二人とも。今日はいい天気ね。」

ディーア「マトイ………今日もマトイは可愛いな……うん」

マトイ「!??!い、いきなりどうしたの!?」

ディーア「ん?……俺は思った通りのことを言っただけだぞ……」


ミタマ「………何か、その、カムイさんと同じ匂いがしますね。」

ミタマ「でぃ、ディーア……」

ディーア「………俺の大事なミタマ……大好きだぜ……?」

ミタマ「」

ディーア「唖然としてないでさ……もっと、近くに来いよ……」

ミタマ「どうしたの 今日は何だか おかしいわ
カムイさんと似たような匂いを感じますの」

ディーア「母さんがどうかしたのか……?俺の愛しい母さん……」

ミタマ「頭でも打ったのですか?」

ディーア「俺はいつでもマトモ………」

ミタマ「いや、絶対違いますわよね??いつもの貴方はこんな台詞、言いませんもの」

ミタマ「一体なんでこんな事に……!」

ディーア「母さんから貰った本?読んでから……なんかすっげーいい気分なんだけど……」

ミタマ「何ですって!どんな本を貰ったんですの?」

ディーア「………そんな事よりさ、俺とイイ事しない……?」

ミタマ「いやあの、私の質問に答えてくださいまし」

キヌ「いいこと?何それすっごい気になるーっ!!」

ディーア「そっか、じゃあキヌ一緒にイイ事しような………?」

ミタマ「何も知らぬ純真無垢な少女を卑猥な事に誘うのはやめなさいな!?」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom