【安価】ダージリン「ローズヒップをいじりたい」【ガルパンss】 (730)

オレンジペコ「…え?」カチャン

アッサム「ダージリンあなた…」カチャン

ダージリン「…皆まで言う必要はないわアッサム、伝統と格式ある聖グロリアーナの隊長が、一生徒を陥れる算段を立てるなんて…と言いたいのでしょう?」

アッサム「いえ、全く話が見えなくて困惑しているのですが…」

オレンジペコ「い、いじり、たい…ですか?」

ダージリン「そう、あくまで"いじりたい"の。もちろん常識の範囲で、誰も困らない程度に可愛いいたずらをローズヒップにしてみたいのよ。」

オレンジペコ「力説されても困りますよ…」

アッサム「…ダージリンは、ローズヒップの事が嫌いなのですか?」

ダージリン「いいえ、大好きよ?」

オレンジペコ「!?」

アッサム「はぁ、もう好きにしてください…どうせまたいつもの発作でしょう?」

ダージリン「話が早くて助かるわ、アッサム」

アッサム「呆れているだけです、周りに被害の無いいたずらに抑えてくださいよ?」

ダージリン「ふふっ、善処するわ」



ダージリン「それでは、まずは↓1なんてどうかしら?」

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ダージリン「オレンジペコ、お茶会の準備を」

オレンジペコ「か、かしこまりました」

ダージリン「それと…はいこれ」ギョクロー

オレンジペコ「はぇ?」

ダージリン「ローズヒップにはこれをお淹れなさい」

オレンジペコ「は、はい…承りました」

アッサム(思ってた以上に内容が軽いっ!)

ダージリン「楽しみね…」フフッ

アッサム(…しかも満足げ!?)

~数分後~

ダッダッダッダッダッ バターン!

ローズヒップ「ただいま参りましたわーっ!」

ダージリン「ローズヒップ、ドアは静かに開けなさいといつも言ってるでしょう?」

ローズヒップ「お、っとと…ダージリン様にお呼ばれされるなんて光栄で…気が急いでしまいましたわ」

ダージリン「まだ紅茶少し時間があるから、入り口からやり直してらっしゃい?」

ローズヒップ「りょうかいですわーっ!」ダッダッダッ バタン!

ダージリン「ふふっ…ね?」

アッサム「…何が"ね?"なのか分かりませんが…」

ダージリン「可愛いでしょ?」

アッサム「知りませんっ!」


コンコン ガチャ

ローズヒップ「失礼いたしますですわ、ダージリン様よりお茶会にお誘われ馳せ参じましたですわっ!」

アッサム(い、色々と混ざってる…)

ダージリン「ふふっ、合格よローズヒップ。さ、其処にお掛けなさい?」ニコッ

ローズヒップ「ダージリン様に褒められましたわっ!」

アッサム(それで良いのですかダージリン!?)



オレンジペコ「お待たせ致しました、今日の紅茶です」コポコポコポ…

ダージリン「少し遅かったわね、ペコ?」

オレンジペコ「あ、あはは…ひと手間加えてましたので、申し訳ありません…」カチャリ

オレンジペコ「アッサム様も、此方をどうぞ」カチャリ

アッサム「え、えぇ…ありがとう」

オレンジペコ「ろ、ローズヒップさんも…此方を…」スッ

ローズヒップ「ありがとう…ござい、ます…?」

アッサム(陶器のカップに、並々の緑茶…良い茶葉なのかしっかり緑色で白磁のカップに見事にミスマッチだわ…)

ローズヒップ「…?……?…????」キョロキョロ

アッサム(不思議そうにキョロキョロ見渡してる…だ、ダージリン何かフォローを…)

ダージリン「…ッ…ふ…ふふっ…」プルプル

アッサム(…完全にツボに入ってるわね…)

sagaつけ忘れた、氏にたい…


ローズヒップ「お…オレンジ、ペコさん?私のだけ、何だかお紅茶が魔界色なのですが…」

アッサム(それは魔界色ではなくただの緑茶色です)

オレンジペコ「えっ!?え、えぇとそれは…」チラッ

ダージリン「…くっ…ふふふっ……ま、まかっ…ふふっ…!」プルプル

アッサム(こっちはこっちで再起不能みたいだし…)

アッサム「…ローズヒップには、日頃の頑張りを称えて特注の茶葉で淹れてあります、ダージリンからのささやかな労いだと思いなさい」

ローズヒップ「マジですの!?」

アッサム「大マジです、ですよねダージリン?」

ダージリン「…っ、ふ…そ、そうよローズヒップ…っくく…私たちからの感謝の気持ちだから…ゆ、ゆっくり味わってちょうだい?」

ローズヒップ「ダージリンさま…っ!」

ローズヒップ「だいっかんげきですわっ!ありがとうございます、ダージリン様!」

ダージリン「え、えぇ…さ、御託はいいからぐぃっといってちょうだい?」

ローズヒップ「はい!いただきますですわーっ!」カチャッ ズズーッ

ダージリン「……」

オレンジペコ「……」

アッサム「……」

ローズヒップ「っかぁーっ!とっても美味しいですわーっ!」ペカーッ

ダージリン「そ、そう…気に入ってもらえて良かったわ…」

ローズヒップ「えぇ!とっても馴染みのある味で最高に美味しいですわっ」ズズーッ

オレンジペコ(気付いて、ない…?)

ダージリン「ふふ…感想とか、聞かせてもらってもいいかしら?」

ローズヒップ「はいですわ!えっと…普段のお紅茶は少し…お上品過ぎなのですが、このお紅茶はとっても慣れ親しんだ味がして飲み易いですわっ」

アッサム(そりゃ緑茶だものね…)

ローズヒップ「…ん?でもこの味どこかで…」

三人(((ぎくっ!)))

ローズヒップ「…!静岡の親戚の家で飲んだ高級な緑茶そっくりですわ!」

三人(((ぎくぎくっ!)))

ローズヒップ「つまり…これが"高級"の味なんですわねっ!ダージリン様、私また一つ賢くなりましてございますですわ!」フンスッ

アッサム(そ、その飛躍理論は一体何処から…)

オレンジペコ(と、とにかくまだバレてないようですね…)

ダージリン「ほっ…そ、そう…良かったわねローズヒップ」

ローズヒップ「はいですわーっ!」




ローズヒップ「…あ、飲み干してしまいましたわ…えっとオレンジペコさん、お代わりを頂いてもよろしいでしょうか?」ジーッ

オレンジペコ(そ、そんなキラキラした目で見上げられるとっ…)

オレンジペコ「は、はい、もちろんですよ…どうぞ、ゆっくり味わってくださいね」カチャ

ローズヒップ「ありがとうございますですわっ」ニコッ

オレンジペコ「 」キュン

ダージリン(…堕ちたわね)ズズーッ

こんな感じでゆっくり書いていきますです。安価ssは初めてです故、不備があったらご指摘お願いします。

キャラ崩壊口調崩壊がありますのでご注意を、あとエログロ安価は避けるかもですのでご了承ください…

ダージリン「……夢のような時間だったわ」

アッサム「そこまで言う程あのイタズラがしたかったのですか?」

ダージリン「いつもの私なら適当にはぐらかすのだけれど、はっきり言っておくわね…滅茶苦茶したかったわ」

アッサム「…はぁ、貴女がそこまで言うのなら、本気でしたかったのでしょうね」

ダージリン「ふふっ、意外だったかしら?」

アッサム「…少し付き合い方を見直す程度には衝撃的だったわよ」

ダージリン「二人きりだからって、素が出てるわよ?」

アッサム「良いのよ、二人きりなら気にする人は居ないし」

ダージリン「それもそうね…ふふっ」



ダージリン「ということで次は↓2をしてローズヒップをいじりろうと思うわ」

アッサム「まだやるのそれ!?」

この時間に↓2ってなんだ…という訳で埋めます

ダー様とアッサムが髪型交換して入れ替わる

>>13は…アッサムがダージリンのふりをして、ダージリンがアッサムのふりをする…で良いのかな?


ダージリン「入れ替わりますよ、ダージリン」パサッ

アッサム「いや、無理がありますよ…というかくすぐったいので敬語はやめてください」

ダージリン「…アッサム、安価は絶対なのよ、分かるかしら?」

アッサム「…言ってる意味は分かりませんが貴女に引く気が無いことは分かりました。…でも宜しいのですか?仮とはいえ隊長の役なんて…」

ダージリン「ローズヒップの前に居る間だけでいいから、それに私の代わりを務められると見込んでのお願いよ?」

アッサム「…人を御立てるのが得意ですね、ダージリン」シュルッ

ダージリン「ありがとうアッサム…頼りになるわね」

アッサム「全く…っ…た、ただし条件があります」

ダージリン「あら…何かしら?」

アッサム「……髪、結ってください。自分では真似出来ませんので…」カァァッ

ダージリン「何これ可愛い天使が舞い降りたわ(ふふっ、仕方ないわね…)」


アッサム「おそらくですが本音と建て前が逆ですよダージリン…」カァァッ

~髪型変更中~

アッサム「そういえば…」

ダージリン「どうかした?」

アッサム「オレンジペコはどうしたのです?入れ替わるなら其方の方が面白かったのでは…」

ダージリン「なんだかんだ言って楽しんでるわね貴女…オレンジペコなら今日はローズヒップと会計監査の資料を作ってるから、此処には来ないわ」

アッサム「なるほど…では今回の入れ替わりの事は…?」

ダージリン「もちろん…」


安価コンマ↓1
00~50 知っている
51~99 知らない

ダージリン「知っているわ」

アッサム「という事は、私が此処に来る前からオレンジペコには話を通していた…つまり計画的犯行ということですね?」

ダージリン「犯行だなんて人聞きの悪い…そうなるかもしれないと言ってるだけよ」

アッサム「はぁ…まぁ良いでしょう、今二人はどちらへ?」

ダージリン「恐らく図書室に居るかと思われます、ダージリン様」

アッサム「そう、では早速向かいましょう?アッサム」

ダージリン「………」

アッサム「………」

ダージリン・アッサム((…ダメかもしれない))




ダージリン「…後ろ髪、結構重く感じるわね…」

アッサム「此方は窮屈で…ん、良く毎日この髪型で毎日学校に通えますね…」

ダージリン「淑女の嗜みですもの、それにペコだって同じ髪型よ?」

アッサム「…あの娘には本当に頭が下がります」

ダーサムの髪型交換ネタは「もっとらぶらぶ作戦」が初出ね

アッサムはダージリン呼び捨てじゃなかったかな?

~図書室~

ローズヒップ「……う~…うぅ~~…」

オレンジペコ「…あの、無理して手伝わなくても…」

ローズヒップ「だっ、ダメですわ!ダージリン様が直々にかいけーかんさのお手伝いをしなさいとおっしゃられたんですもの!必ずやり遂げてみせますわぁっ…!」ムグググ

オレンジペコ(そう言って30分資料とにらめっこしてるんだけど…1ページも進んでない…)

ローズヒップ「んぬぬぬぬ~…!数字がいっぱいでさっぱりですわー!」

オレンジペコ(あ、今の悩んでる顔可愛…はっ!わ、私ったら何を!?)

オレンジペコ「あ、あの…宜しければ、仕上げた書類を段ボールに詰めるのを手伝って貰えますか?私だけじゃ大変なので…」

ローズヒップ「うぅ~…っ…ぅ?それなら私にも出来ますわーっ!御免あそばせっ!」ガサガサッ

オレンジペコ「あ、あわわっ!慌てなくて良いですから!バラバラになって折れないように入れてくださいねっ!」

ローズヒップ「心得ていますわっ、このローズヒップにおまかs…おととっとぅ!?」バサァッ

オレンジペコ「ろ、ローズヒップさん!?」

オレンジペコ(ローズヒップさんが派手に転んで…っ…!)

ローズヒップ「いったたぁ…うぇ!?書類がバラバラですわぁ!」

オレンジペコ「あ、あはは…順番はいいですから、綺麗に纏めて入れておいてくださいね…」

ローズヒップ「一生の不覚…!汚名挽回頑張りますわー!」バタバタッ

オレンジペコ(それをいうなら汚名返上、ですね…)

オレンジペコ(さて、そろそろダージリン様達が見にくる頃合いだけど…

>>22
元ネタあったのか…まだ見れてないです、精進しますです…。
今回は自分流入れ替わりでさせて頂きます故、少し原作と雰囲気違うかもしれません、すみません!

>>23
うわぁ、すみません上はちゃんと呼び捨てにしてたのですが…
ダージリンがテンパって間違えたとお考えくださいませ!

だーじりん(アッサム)「ローズヒップ、ペコ、資料の方は順調かしら?」

あっさむ(ダージリン)「二人とも休憩にしましょう?御茶も用意したわ」

オレンジペコ(きたっ…!)

オレンジペコ「あ、ありがとうございますダージリン様、アッサム様…」

ローズヒップ「…!ダージリン様っ!私、しっかりとお仕事頑張っていますわー!」

あっさむ「あら、ダージリンは彼方よ?」

だーじりん「良く頑張ってるわね、ローズヒップ?」ナデナデ

ローズヒップ「…?ありがとうございますですわ、アッサム様!」

ローズヒップ「ダージリン様も褒めてくださいっ!」

だーじりん「えぇ、だからこうして撫でているでしょう?」ナデナデ

ローズヒップ「…?えぇ、ありがとうございますアッサム様!」

だーじりん(これは…どう考えれば良いのかしら…)

あっさむ(……これは)

あっさむ「それで…オレンジペコ?仕事はどこまで終わったのかしら?」カチャッ

オレンジペコ「あ、だー…っあ、アッサム様…御茶、ありがとうございます。大抵の事は終わりましたから、後は資料を運ぶだけです」

ローズヒップ「?…??オレンジペコさんヘンですわ?ダージリン様をアッサム様とお呼び間違えになってますわ?」

オレンジペコ「えっ!?ええとそれは…」

あっさむ「…違うわローズヒップ、私はアッサム。あっちがダージリンよ」

ローズヒップ「うぇっ?でもダージリン様はダージリン様ですわよね?」キョトン

だーじりん(あぁー…)

御免なさい、酉つけ忘れましたが上は1です…


あっさむ「ローズヒップ、お聞きなさい…?私はアッサムよ?」

ローズヒップ「……?何だか分からないけどダージリン様はアッサム様なのですね、了解ですわーっ!」

あっさむ「ふふっ…さ、紅茶を飲みましょうか、ローズヒップ?」

ローズヒップ「アッサム様とお紅茶が飲めるなんて、嬉しいですわーっ!」

あっさむ「さ、ローズヒップ…御茶をどうぞ?」カチャッ

ローズヒップ「アッサム様から御茶を直々に頂けるなんて、光栄ですわーっ!」

オレンジペコ(これは恐らく…)

だーじりん(事態は察している、ということよね…?)

ローズヒップ「ところでアッサム様、今日はどうしてその様なお髪型でいらっしゃいますですの?」

あっさむ「そうねぇ、趣味…というと変だけど、いめちぇん、という事になるのかしら。似合うかしら、ローズヒップ?」

ローズヒップ「とっても良くお似合いですわっ!あ、でも…」

あっさむ「?」

ローズヒップ「普段のお姿の方が、だー…アッサム様らしくて私は好きですわっ」ニコッ

あっさむ「 」

オレンジペコ(あ、堕ちた)

アッサム(堕ちたわね…)

~後日~

ダージリン「…あの後の記憶がないわ」

アッサム「そうですか、良かったですね」

ダージリン「貴女は憶えていて?アッサム」

アッサム「えぇ、気絶した貴女を何とか背負ってお届けしたのは私ですから」

ダージリン「…はぁ、今回は失敗だったわね…」

アッサム「そうですね、それにしては嬉しそうですが…」

ダージリン「ふふっ、そんな事ないわよ?」

アッサム「…次は何をするんです?」

ダージリン「あら、貴女もローズヒップの魅力が分かってきたみたいね?」

アッサム「…不完全燃焼のまま、貴女にいて欲しく無いだけです」プィッ

ダージリン「そう言う事にしておきましょうか…ふふっ」




ダージリン「さて…それじゃ気を取り直して、↓1をするわ!」

ダージリン「…という訳で睡眠薬を用意したわ」コトッ

アッサム「貴女正気!?」

ダージリン「ダメかしら?」

アッサム「ダメに決まってるでしょ!」

ダージリン「冗談よ冗談…半分くらいは」

アッサム「半分は使うつもりだったんじゃないですか!」

ダージリン「最終手段よ」

アッサム「最終手段って何ですか!」

ダージリン「ローズヒップは学院で寝ることが無いもの」

アッサム「 」

ダージリン「さぁ、どうやってローズヒップを寝かせようかしら」

アッサム「…ダージリンが一言言えば、何処でも寝ると思いますが…」

ダージリン「睡眠は人の三大欲求の一つよ?眠くも無いのにわたしの言葉なんかで寝られる訳無いじゃない」

アッサム「あの娘になら効くような気がしますが…そういうものですか」

ダージリン「そういうものよ」

ダージリン「それにアッサム?貴女にローズヒップの寝姿が想像できて?」

アッサム「……出来ません」

ダージリン「ふぅ~…困ったわねぇ…」



オレンジペコ「↓1で寝させるなんて如何ですか?」ガチャ

須賀京太郎様に処女膜捧げる

>>33は他作品のキャラですしいまいちその作品知りませんし…内容が内容なので下でいきます


オレンジペコ「良く映画とかであるじゃないですか」

ダージリン「ペコ…実はクロロホルム自体で即効性の麻酔として吸引させても寝ることは無いのよ」

オレンジペコ「そうなんですか…残念です…」

アッサム「ペコも大概に発想が飛んでるわね…」

ダージリン「…まぁ、クロロホルムでいきましょう」

アッサム「!?」

ダージリン「参考文献にはクロロホルムで充満した部屋に放置すれば眠れるらしいわ、ペコ?」

オレンジペコ「はい、ダージリン様」

ダージリン「至急クロロホルムとお医者様を用意して?」

オレンジペコ「かしこまりました」



アッサム(睡眠薬の方がまだ良かったのでは…?)

ダージリン「…と言う訳で今ローズヒップは今保健室で寝ているわ」

オレンジペコ「がっつり飛ばしますね…」

ダージリン「クロロホルムで人がどんな風に寝るのか、なんて参考文献が無いもの、仕方ないでしょう?」

アッサム「色々とぶっちゃけ過ぎですよダージリン」

オレンジペコ「それにしても予想通りというか予想外というか…」

アッサム「そうね…まさか本当に…」

ダージリン「えぇ…本当に私の声で寝てしまうなんて…」


~~回想・別室モニター~~

ローズヒップ『………』ソワソワ



ダージリン「寝ないわね…」

オレンジペコ「クロロホルムで充満した保健室にローズヒップさんを一人待機させてもう三時間ですよ…諦めましょうよ…」

ダージリン「ダメよ、私はローズヒップの寝顔が見たいの」

アッサム「…ダージリン、駄目元で唄ってみてくれません?」

ダージリン「は?」

アッサム「…このマイク、保健室にだけ繋がるようにしてますから…」

ダージリン「そ、それは…その…そ、そんな行動に、意味はあるのかしら…?」

アッサム「あるかどうかが問題じゃ無いんです駄目元でもやるんですよ…!」

オレンジペコ「正直もう疲れましたから…早く終わらせたいんです…!」

ダージリン「わ、分かったわよ…あー、テステス」

ローズヒップ『…!ダージリン様のお声ですわー!』

ダージリン「あー、ローズヒップ聞こえるかしら?」

ローズヒップ『もっちろんですわ!待ちくたびれましたわー!』

ダージリン「そ、そうなの…えっと、ローズヒップ?お願いがあるのだけどそこで寝てくれるかしら?」

ローズヒップ『…?ねる、ですの…?』

ダージリン「そう、こんな格言を知ってるかしら?"眠りは悩める者にとって、唯一の回生剤である"。眠る事も大事な戦車道なのよ?」

ローズヒップ『…?よく分からないですけどダージリン様のいう事に間違いはありませんわ、おやすみなさいましーっ!』バサッ

オレンジペコ「あ、布団に入って…」

アッサム「寝た…のでしょうか…?」

ダージリン「あの子…私が声を掛けるまで起きないなんてこと無いわよね?」

オレンジペコ・アッサム((ありうる…))


~~現在・朝の保健室前~~

ダージリン「…と言う訳で唄わずに済んで良かったわ。ローズヒップに感謝ね」

オレンジペコ・アッサム((唄えばよかったのに…))

ダージリン「不穏な視線を二つ感じるけど、とにかく目的のための準備は整ったわ、ペコ?例の物を」

オレンジペコ「はい…写真部からお借りしてきました、カメラです」

ダージリン「ありがとうペコ」

アッサム(一眼カメラ…本気過ぎない!?)

ダージリン「アッサム?」

アッサム「は、はい?」

ダージリン「カメラを受け取りなさい?」

アッサム「私が撮るんですか!?」

ダージリン「他に誰がいるのよ?」

アッサム「……はぁ、分かりました」スチャッ

ダージリン「ありがとう、アッサムはチョろ…頼りになるわね」

アッサム「ちょっと待て今何て言おうとした」

…安価スレを安易に建てた自分の失態です、すみませんでした…安価は絶対、守らなくてすみません…此処は削除は出来ませんしHTML依頼して消えますね、お目汚し失礼しました

依頼に手間取っている間にレスが…ありがとうございます…
なるべく書き連ねるようにしていきます。続き、書いてきますね。


ダージリン「…手間取っているようね、アッサム?」

アッサム「あ、ったりまえでしょっ…一眼の使い方なんてっ…!」カチャカチャ ピッ

オレンジペコ「あ、アッサム様!素が、素がでてますからっ!」


~~アッサム様が、お蕎麦の出前中ですわっ!~~



アッサム「ふぅ…何とか、なりましたわ…」ジーッ カシャッ

ダージリン「結構、ではローズヒップの寝顔をしっかり納めなさいね?」

オレンジペコ「アッサム様…お疲れ様です…」

アッサム「何時もの事だから、慣れているわ…」

ダージリン「では、行きますわよ?」ガラララッ


ローズヒップ「……ぅん…ぅう…」zZZ


ダージリン「 」

アッサム「あらあら、可愛い寝顔だこと…ダージリン?」

オレンジペコ「ダージリン様…?」

ダージリン「……はっ、尊過ぎて一瞬気絶してたわ」

オレンジペコ「気絶癖がついてるんじゃないですか?」

ダージリン「ペコ…最近、毒舌が過ぎるんじゃなくて?」

ダージリン「ぅん…良い寝顔ですわね…アッサム?」

アッサム「はい…失礼致します」カシャ カシャ

オレンジペコ「確かに、こんなに大人しい…というか静かなローズヒップさんは貴重かもしれませんね」

ダージリン「えぇ、色々苦労した甲斐があったわね…ふふっ」

アッサム「ふぅ…撮りましたよダージリン」

オレンジペコ「あ、写真見せてもらっても良いですか?」

ダージリン「…?写真の出来はフィルムを現像しなきゃ分からないでしょう?」

オレンジペコ「最近の電子式カメラは、データをその場で見る事ができるんですよ」

アッサム・ダージリン「「!?」」

アッサム「そ、そうなの!?」

ダージリン「……し、知らなかったのかしらアッサム?私は知っていたわよ?」

オレンジペコ「…さっき思いっきりフィルムの現像って言ってたじゃないですか」

ダージリン「うっ……もう、それは良いから早く見せて頂戴!」

オレンジペコ「ふふ、ちょっとお借りしますねアッサム様…はい、こんな感じですね」

ダージリン「ふむふむ…良い感じ、上々ね」

オレンジペコ「淑女としては少しはしたない顔ですけど、可愛いですっ」



アッサム「…あれ?じゃぁオレンジペコが撮れば良かったんじゃ無いの?」

オレンジペコ「ダージリン様のご指名だったので黙ってました」

アッサム「…強かね貴女…」

朝は此処までです、レス下さった皆様本当にありがとうございました。なるべくめげずに完結まで持っていきたいと思います。
再開は夜になると思います、ゆっくりペースですがよろしくお願いします。

ダージリン「…さて、写真は撮ったしもう起こしてしまっても良いのだけれど…」

オレンジペコ「どうかなさいましたか、ダージリン様?」

ダージリン「折角天使が眠っているのだし、起きない程度に悪戯をしましょう」

オレンジペコ「!」

アッサム「だ、ダージリン!貴女なんてことを…!」

ダージリン「そうね…無抵抗な淑女にイタズラを働くなんて最低と罵られても仕方ないわ…」

アッサム「そこまでは言わないけれど…ローズヒップとは言え眠っている女子生徒にイタズラをするなんて…」

ダージリン「だからこそよ!こんな貴重な体験、在学中二度と無いかもしれないのよ!?」

アッサム「じ、地味にリアルな期間ですね…」

ダージリン「だから…↓1をするわっ!」


↓1コンマ次第で…
00~29 →ローズヒップが騒ぎに起きる、イタズラは失敗
30~99 →起きずにイタズラ成功

行動はほっぺにちゅーだとして…成功判定に関しては↓1採用で成功で書きます~
えと…処理的には問題無いでしょうか?

ダージリン「ほっぺにちゅーをするわっ!」

アッサム「 」

オレンジペコ「 」

ダージリン「さぁ…ローズヒップ…その柔らかい?を差し出しなさ…」

オレンジペコ「だ、ダメですダージリン様!」ガシィ

アッサム「?とは言えき、キスですよ!?」ガシィ

ダージリン「なぁっ!?は、離しなさい2人とも!安価は絶対なのよぉっ!」

オレンジペコ「ちょっ、ダージリン様力強っ…」

アッサム「ろ、ローズヒップに馬乗りにっ…!やめなさい!聖グロの名を穢すつもりなの!?」

ダージリン「問題ありません、マリア様なら見逃してくださるハズよ!」

アッサム「そのネタは色々と危ないからやめなさぁい!」



ローズヒップ「ぅん…ぅうん…もう朝ぁ…ん…?」

ダージリン「あぁもう離しなさいペコ!ちょ、ヘンなトコ触らないでっ…」

オレンジペコ「なら早くローズヒップさんから降りてください!それまで離しません!」

アッサム「ちょ、ダージリン、ローズヒップが起きちゃいますからっ…!」

ローズヒップ「なんで私の家に…ダージリン様が…?」

ローズヒップ「……きっと夢ですわね。ダージリン様ぁ…」 ヒシッ

ダージリン「だから離しなさっ…ってローズヒップ!?」

ローズヒップ「えへへぇ…んっ、お慕い、していますわぁ…」チュッ

ローズヒップ「んぅ…ちゃんと起きて…また元気にご挨拶いたしま…すわぁ…」パタッ スヤスヤ



オレンジペコ「 」

アッサム「 」カシャカシャカシャカシャカシャ

ダージリン「 」


アッサム「…ダージリン、さっきから顔が真っ赤ですよ」

オレンジペコ「まぁ、どう考えても不意打ちですからね…しかもほっぺに」

ダージリン「っ…っ…やられたわ…っ…」カァァァッ

オレンジペコ「しかもローズヒップさん…」

アッサム「また寝ちゃいましたね…」

ダージリン「…取り敢えず、仕返しね…ん…」チュッ

ローズヒップ「ん、ぅ…んへへ…やっつけますのよぉ…」


ダージリン「コホンっ…では改めてローズヒップを"ちゃんと"起こしましょう」

アッサム「まだ顔赤いですよ、ダージリン?」

オレンジペコ「ダージリン様には不意打ちでしたからね…」

ダージリン「コホン、コホンっ…と、とにかく起こすわよ」

ダージリン「ん、んんっ…ローズヒップ、ローズヒップ…?」

ローズヒップ「むにゃ、ぅん…でがらしですわ…」

オレンジペコ「どんな夢を見てるんでしょうね…」

アッサム「あはは…出涸らしって…」

ダージリン「ローズヒップ、起きなさい…?」 ユサユサ

ローズヒップ「う、うぅん…ふぁ…ん、ダージリン、様…?」

ダージリン「おはようローズヒップ、良く眠れたかしら?」

ローズヒップ「ぅん…はっ!学校で寝てしまいましたわっ!」

ダージリン「ふふっ、そうね…ちなみに今丸一晩此処で寝てたみたいよ」

ローズヒップ「マジですの!?戦車道のお授業をおサボりになっちゃいましたわ!?」

オレンジペコ「おサボりにって…」

アッサム「まぁ原因は私達なのだけれど…」





ダージリン「…そこでね、ローズヒップ?授業をおサボりになった貴女に、隊長としてお仕置きをしなきゃいけないの」

ローズヒップ「ぅ…お、お仕置き…ですの?」

ダージリン「そう、お仕置きよ、ちゃんと受けてくれるわよね?」

ローズヒップ「ぅゆ…い、痛いんですの?」

ダージリン「痛くはないわよ?」

ローズヒップ「お、お金…ですの?」

ダージリン「お金も要らないわ?」

ローズヒップ「うぅぅ~…な、ならモーマンタイですわ!このローズヒップ、自分のお尻は自分でお拭いしますわ!」

ダージリン「いい返事ねローズヒップ、ではアッサム、カメラを」

アッサム「はい、ダージリン」スッ

ダージリン「……撮った写真を見せて頂戴?カメラだけ渡されても…」

アッサム「ご聡明なダージリンなら自分で操作できるでしょう?」ニコッ

ダージリン「うっ…」

アッサム「さぁ、ダージリン?」

ダージリン「…ペコ~?お願いしていいかしら?」

アッサム「ちょ、卑怯ですよダージリン!」

オレンジペコ「ふふ、かしこまりましたダージリン様…」ピッピッ

ローズヒップ「?…?…???」

ダージリン「ペコ、ローズヒップの寝顔の写真を見せてあげなさい」

オレンジペコ「かしこまりました…ローズヒップさん、このカメラの画像をご覧ください」

ローズヒップ「はいはいなんですの?…っ、こ、これっ…!」カァァァッ

アッサム(あら、真っ赤…ローズヒップには珍しいわね)

ダージリン「…この写真を学内新聞に掲載します」

ローズヒップ「し、新聞にぃ!?」

ダージリン「えぇ新聞に。あられもない姿の貴女を学院の生徒全員に見てもらう事が、貴女へのお仕置きよ?」

ローズヒップ「そ、それは、その…私の失態ですので勿論、ダージリン様の言うことには従いますわ…」

ローズヒップ「で、でもダージリン様は、宜しいんでございますの?」

ダージリン「えぇ、ダージリン様はよろしくてございますわよ?」

ローズヒップ「うぅぅっ…えぇい!こうなればヤケですわ!お新聞にでもおニュースにでも載せてくださいましっ!」

ダージリン「言伝は取ったわね…では後日校内新聞で一面に載せるからそのつもりで」

ダージリン「ペコ、アッサム、行くわよ?」

アッサム「分かりました…ローズヒップ、今日も授業は休んで結構だから、放課後まで少し保健室で休んでなさい?」

オレンジペコ「先生方には、お話通しておきますね?」クスッ



ガラララッ パタンッ



ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「ッ~~~~っ!!」カァァァッ

ローズヒップ「わ、わたくし…だーじりんさまにっ…き、ききききききすっ…!ゆ、ゆめじゃ…ゆめじゃなかった…!」

ローズヒップ「っっっっ~~!!」ジタバタジタバタ



ダージリン「ふぅ…少しやり過ぎたかしら?」

アッサム「では校内新聞への掲載だけでも撤回しては?」

ダージリン「駄目よ、可愛いローズヒップを私達だけで独占するのは、人類の損失よ?」

オレンジペコ「~~~……♪」

ダージリン「…ペコ、随分上機嫌ね?」

オレンジペコ「そうですか?ふふっ♪」

ダージリン「……??」

ダージリン「…さて、二人とも正座させてるこの意味…分かるわよね?」ニコニコ

オレンジペコ「………」

アッサム「…………」

ダージリン「どう言う事か、説明してくれるわよね?」

オレンジペコ「そ、そもそも撮ったのはアッサム様です!アッサム様の責任です!」

アッサム「と、撮ったのは私ですが掲載したのはオレンジペコです!」

ダージリン「お黙りなさい」ニコニコ

オレンジペコ「 」

アッサム「 」

ダージリン「…まさか校内新聞の見出しが…"隊長と車長の甘いひととき"になるとは思わなかったわ…それで」

二人((こ、これはまずいっ…!))

ダージリン「…二人とも明日から三日間、御茶の時間のオヤツ禁止!あとデータは一枚ずつ写真して私に渡しなさい!元のデータは破棄すること!」

アッサム(お、思ったより楽でよかったわ…)

オレンジペコ(…写真データは既にマイパソコンに転送済み、ダージリン様が気付く事はありませんっ)

ダージリン「まったく…」


オレンジペコ「き、気を取りなおして次いきましょう。↓1をする、なんて如何でしょう?」


ダージリン「死んだふり、をするわ」

オレンジペコ「それは、ちょっと…不謹慎では?」

ダージリン「今回は本気にしないようにちゃんとネタばらしを入れるわ、それで大丈夫でしょう?」

アッサム「不謹慎なのは変わりありませんが…まぁそれなら…」

ダージリン「そうと決まったら早速準備するわよ。取り敢えず場所と死んだ状況、それから死ぬ人を決めなきゃね…」

オレンジペコ「えっ?ダージリン様がその役じゃないんですか?」

ダージリン「毎回私というのも、つまらないでしょう?」

アッサム「では…」


死んだ場所(学院の中で) → 下2
死んだ状況、死因 → 下4
死んだ人 → 下6

あ…聖グロ指定してなかった、でも安価は絶対だし面白いから書きますね~
ティーサロンで、心臓発作の、アンチョビを、ローズヒップが見つける を書きます!…ぇ、書くの?

ダージリン「今回はローズヒップの危機対応を見せて貰うわ」

オレンジペコ「と、いうと…」

ダージリン「他校の生徒に協力を頼むわ」

アッサム「こんな些事に他校の生徒をつかうなんて…あぁ、頭が痛い…」

ダージリン「と、いうわけで今日のいけにえ…協力者はドゥーチェ・アンチョビこと安斎さんです」

アンチョビ「んーっ!んんんーっ!」

アッサム(さ、猿轡に…亀甲縛りって…)

オレンジペコ(うわぁ…む、胸が強調されて…)カァァァッ

アンチョビ「んんんっ!んーっ!」

ダージリン「今回の事を話したら快く了承してくれたわ、副隊長のペパロニが」

アッサム(副隊長なんだ…)

オレンジペコ(本人じゃないんだ…)

ダージリン「という訳で今日の死体役は…安斎さんよ!」

アンチョビ「ぷはぅっ!あ、アンチョビと呼べ!じゃない、さっさと解けぇぇっ!」

アンチョビ「…事情はだいたい聞いているが、そんなコトに私は手を貸したりしないぞ!」

オレンジペコ「まぁ、確かに…」

アッサム「アンチョビさんには、何の得も無いし当然ですよね…」

ダージリン「ふっふっふ…そこは既に対処済みよ?」

アッサム「?どういうことですか、ダージリン?」

ダージリン「ふふっ…こんな格言を知っていて?友情は瞬間が咲かせる花であり、そして時間が実らせる果実である。」

オレンジペコ「コッツェブーですね」

ダージリン「持つべきものは友よね。大洗の生徒会長から面白い話を聞いたの」

アッサム「それは、一体…」

ダージリン「見てなさい、ふふっ…安斎さん?」

アンチョビ「安斎じゃな…くはないがアンチョビと呼べ」

ダージリン「どうしてもやってくれないかしら?」

アンチョビ「う、うるさい!絶対に協力なんかするもんか!」



ダージリン「……うなぎパスタを作って差し上げるから♪」



アンチョビ「いや、普通にイヤだぞ」

ダージリン「!?」

アッサム「当たり前ですよダージリン…」

ダージリン「えっ!?」

オレンジペコ「……ごめんなさい、フォローできません」

ダージリン「ペコぉ!?」

どうも改行が整わない…読みづらかったらすみませんです…。アンチョビが割と好きなキャラなので前書きを長く書いてしまいます。ローズヒップが空気ですが、ご容赦くださいませ。


ダージリン「 」

オレンジペコ「燃え尽きてるダージリン様は置いておいて…お願いできませんか?御礼は勿論ご用意しますので…」

アンチョビ「そう言われてもなぁ…」

アッサム「…アンチョビさん、」

アンチョビ「あー、なんだ?何でもいいから早く解いて帰し…」

アッサム「紅茶ピザなら如何でしょう?」

アンチョビ「!?」

アンチョビ「…ふっ、聖グロの智将には敵わないな…」

アッサム(チョロいっ!)

オレンジペコ(ドゥーチェチョロいっ!)



~~~という訳で放課後~~~

ダージリン「…段取りは確認しましたわね?」

オレンジペコ「えぇ、問題ありません」

アンチョビ「私と会合と称してお茶会、聖グロ勢が諸用で離脱の後に私が心臓発作で倒れる…」

アッサム「その間私たちは別室にてモニタリングしながら待機、頃合いを見てネタばらし、ですね」

ダージリン「上々ね。ではそれぞれ準備に取り掛かって頂戴?」

三人「「「はーいっ」」」

~~~ティーサロンにて~~~

アンチョビ「さすがに茶室は雰囲気良いなぁ、これもダージリンの趣味なのか?」

ダージリン「ふふっ、趣味といえば趣味だけど…この部屋は聖グロリアーナの精神の体現とも言えるわね」

アンチョビ「なるほどなぁ、どおりで高価そうなものばかりだ」キョロキョロ

ダージリン「先代の隊長や車長が置き土産に残していったものが大半だから、私のものという訳ではないのよ」

アンチョビ「ふーん…そういうのも何だかいいなぁ…」



ローズヒップ(給仕服)「…オレンジペコさん」ヒソヒソ

オレンジペコ(給仕服)「…なんです?余り私語はしちゃダメですよ?」ヒソヒソ

ローズヒップ(給仕服)「先程からお二人は何の御話をされてるんですの?私ダージリン様から"とっても大事な他校との会議"と、お聞きになったのでございますが…」ヒソヒソ

オレンジペコ(給仕服)「えぇ」ヒソヒソ

ローズヒップ(給仕服)「…私には、ただのお世間話にしか聞こえないのでありますわ」ヒソヒソ

オレンジペコ(給仕服)「…実はこの何気無いやり取りの中に、お二人にしか分からない大事な内容が含まれているんです」ヒソヒソ

ローズヒップ(給仕服)「マジですのっ!?」

ダージリン「ローズヒップ、少し静かにして調達。ペコも、お客様の前で内緒話なんてはしたないわよ」

オレンジペコ(給仕服)「申し訳ありません、ダージリン様。」

ローズヒップ(給仕服)「以後気をつけますわーっ」

アンチョビ「あははは、気にしなくて良いよ、大した話はしてないからなっ」

オレンジペコ(本当に大したこと話してないですよね…)

ダージリン「そういえばまだ御茶を用意してなかったわね。ペコ、ローズヒップ?お客様に御茶をお出しして?」

オレンジペコ「かしこまりました、ダージリン様」

ローズヒップ「お紅茶なら、おまかせですわーっ!」


カチャカチャ オットト ガチャン!


アンチョビ「…ふふ、良いコンビじゃないか」

ダージリン「…ふふ、そうね。私の自慢の妹達よ?」

アンチョビ「お前が抜けた穴をあの子達が埋めるんだな…」

ダージリン「それはお互い様でしょう?貴女をらち…強制連行する時なんか、短髪の子泣いてたじゃない」

アンチョビ「あー…不穏な言葉が聞こえてきたが聞かなかった事にするぞ」

ダージリン「ふふっ、愛されてるのね…」クスクス

アンチョビ「………お互いに、な」クスクス


~~モニタリング別室~~


アッサム「隊長同士の会話…と言うより、引退話よねこれ…」

アッサム「ダージリン達を抜けさせる為に、後から呼びに行く算段だからここでモニターしてるけど…」

アッサム「私も、三年生トークしたい…」シクシク


オレンジペコ「…御話中失礼します、お茶の準備が出来ました」カチャッ

ローズヒップ「失礼しますですわーっ!」ガチャン

ダージリン「あらペコ、ありがとう」

アンチョビ「お、おぉ…すごい勢いだな…」

ダージリン「気に入ったかしら?」

アンチョビ「…それなりに、な」

アンチョビ(態々ペコの方を呼んだのは、ローズヒップを私に押し付ける為だな…?)

ローズヒップ「ささっ、お紅茶は熱いうちに飲むのが一番ですわ!」

アンチョビ「あ、あぁ頂こう…ん…」ズズーッ

アンチョビ(作法はとにかく香りは良いし美味しいな…ちょっと拍子抜けかも)

ローズヒップ「………」ジーーッ

アンチョビ「…?あぁ…美味しいぞ!ありがとうなっ」

ローズヒップ「やっりましたわーっ!ダージリンさまっ、他校の方に、しかもアンツィオの方に褒めて頂けましたわーっ!」ペカーッ

ダージリン「ほほほほ、よかったわねローズヒップ」

ローズヒップ「はいですわーっ!」ペカーッ

オレンジペコ(…ダージリン様、多分心の中で鼻血吹き出してるんだろうなぁ…)ニコニコ

~~モニタリング別室~~

アッサム(そろそろ頃合いね…) スック

カツ カツ カツ カツ

~~ティーサロン~~

コンコン

ダージリン「あら、どなたかしら…?入ってちょうだい?」

アッサム「会議の途中失礼します、ダージリン」

ダージリン「あらアッサム…どうかしたの?」

アッサム「はい…今期の戦車道の予算についてご相談が…少し、お時間を頂いてもよろしいですか?」

ダージリン「お客様の前だというのに…アッサム、また後で聞くから…」

アンチョビ「あ、あーあー!私の事なら気にしないでくれ!すべき事なら手早く済ませるが吉だからなっ」

ダージリン「…では、少し席を外しますわね?ペコも手伝ってちょうだい?」スクッ

オレンジペコ「承りました、ダージリン様」

ローズヒップ「ダージリンさまっ、私もお手伝いに…」

ダージリン「ローズヒップは此処でしっかり給仕することっ!お客様を退屈させちゃダメよ?」

ローズヒップ「りょーかいですわっ!」ビシィッ

ダージリン「さ、行きましょう二人とも。では、また後ほど」

アンチョビ「あぁ、ゆっくりでいいからなーっ」

ギィィィ バタン

アンチョビ「…………」

ローズヒップ「……………」ソワソワ ソワソワ

アンチョビ(…い、居づらい…)

明日早いので今日はここまで、ゆっくり書いていきます。明日は多分夜からだと思います…安価にレス頂きとても感謝しております。

~~~モニタリング別室~~~

ガチャ バタム

ダージリン「───"あなたどうしてそんな赤い洗面器なんか頭にのせて歩いているんですか?"その問いに男はこう答えたそうよ」

ダージリン「っと、くだらない話をしていたら着いてしまったわね、続きは次のお茶会で披露するわ」

オレンジペコ「オチぐらいお話してくだされば良いのに」

ダージリン「"物事には見えないものがある。 それこそが重要かもしれない" 」

アッサム「どういう意味、です…?」

ダージリン「知らない方がいい事っていうのもあるってことよ」

オレンジペコ「なんというか、微妙に格言とズレてるような…」

ダージリン「……とにかく、今はティーサロンの様子よ」

オレンジペコ(今日のダージリン様は不調ですね)

アッサム(無理して格言使わなくても…)



~~~ティーサロン~~~


アンチョビ(あー…暇だな……)ズズズ

ローズヒップ「お茶が入りましたわーっ!」

アンチョビ「お、ありがとう…気が利いてるなっ」

ローズヒップ「淑女として当然の振る舞いですわ!それにダージリン様から、しっかりお給仕するように仰せつかったんですから、精一杯おもてなししますわっ」

アンチョビ「ふぅん、ダージリンのことが好きなんだなぁ」ズズズ コトッ

ローズヒップ「もっちろんですわっ!私の憧れですもの!」コポコポコポ

アンチョビ「ふぅん………」ズズズ カチャ

ローズヒップ「お代わりですわーっ!」コポコポコポ

アンチョビ(…紅茶が、減らないっ…!)


ピンポンパンポーン

ローズヒップ「…?」

アンチョビ(チャイムの音…ダージリンからの催促か…それじゃっ!)

アンチョビ「う、ぅ…!」

ローズヒップ「…?なんのチャイムですの…?お紅茶の時間にはまだ早いし」

アンチョビ「う、うぉぉぉぉ~!痛い、痛いぞ~っ!」ジタバタジタバタ

ローズヒップ「!?!?な、なんですのーっ!?」

アンチョビ「うぁ、うぁぁ~!急性の心臓発作だぁ~っ!」

ローズヒップ「!?そ、それは大変ですわーっ!」

アンチョビ「し、死ぬ~!ペパロニ、カルパッチョ、先に逝く私を許してくれぇ~!」

ローズヒップ「し、しっ…死んでは駄目ですわ!は、早く救急車をっ…!」

アンチョビ「あ、まっ待てぇっ!聖グロリアーナのキミに…ゆ、遺言をたくすっ!」ガシィ

ローズヒップ「!?あ、足を掴まれてちゃお医者様を呼べませんですことよ!?」ズーリズーリ

アンチョビ「う、うぅぅ!も、もう助からないから遺言を聞いてくれぇぇっ!」



~~~モニタリング別室~~~


ダージリン「………まるで道化ね」

アッサム「アンチョビさん、演技がオーバー過ぎでしょう…」

オレンジペコ「というか、気づいていないローズヒップさんもローズヒップさんな気が…」

アッサム「脚まで掴んで引き留めてますよアンチョビさん…」

ダージリン「…大根よりマシよ」

アッサム「……聖グロだから、胡瓜役者とかでどうかしら?」

ダージリン「………アッサム?」

オレンジペコ「………アッサムさん?」

アッサム「ご、ごめんなさい…」カァァァッ

アンチョビ(くぅっ…ゆ、遺言と称して部屋にあるタンスを開けさせ私が死に、悲しみに暮れるローズヒップが遺言通りにタンスを開けると"ドッキリ大成功!"でみんな笑顔で終わる作戦なのにっ…!)

アンチョビ「だ、だから遺言を…話を聞いてっ…!」

ローズヒップ「そんなこと言ってる時間があったらお医者様を呼ぶべきですわ!」ズーリズーリ

アンチョビ(流石に119番はまずいっ…!なんとか引き留めて死なないと…!)

ローズヒップ「あぁもうまどろっこしいですわ!」ズィッ

アンチョビ「なっ…!」

アンチョビ(掴んだ脚と逆の脚を持ち上げて…!あ、淡い緑…っ!)

ローズヒップ「ごめん…あそばせっ!」ゲシッ

アンチョビ「 」


~~~モニタリング別室~~~

アッサム「あれは…ネリチャギっ!」

ダージリン「見事な踵落としね…」

オレンジペコ「見事というか…アンチョビさんホントに動きませんよこれ?」

~~~戻ってティーサロン~~~

アンチョビ「 」チーン

ローズヒップ「やっと離れましたわ!これで救急車を呼びに…!」

ローズヒップ「………?だ、大丈夫…ですの…?」

アンチョビ「 」

ローズヒップ「…お、お眠りになるには、まだ早うございますですよ…?」ダラダラダラダラ

アンチョビ「 」

ローズヒップ「………」ツンツン

アンチョビ「 」

ローズヒップ「……きゅう」バタン

~~~モニタリング別室~~~

ダージリン「……………」

オレンジペコ「……………」

アッサム「……………」

ダージリン「……状況終了、撤収作業に入るわ」

アッサム「オレンジペコは二人の介抱をお願い、保健室の使用許可は貰ってるから」

オレンジペコ「わかりました、ローズヒップさんへのフォローはお任せください」

ダージリン「…次よ、次こそは聖グロリアーナに相応しい、完璧な安価捌きを見せるのよ」

アッサム「もうやめましょうよダージリン…昨日アンツィオから大量のウナギがが贈られてきました…絶対に当てつけですよ」

ダージリン「自分たちで食すという考えはなかったのかしら…」

オレンジペコ「…ローズヒップさんには悪い夢だったと説明しておきました、訝しげな表情でしたがなんとか納得して貰えました」

ダージリン「そう、ご苦労様ペコ。…さて、どうしようかしら…」

アッサム「だからもうこんな事やめて…」

ダージリン「ダメよ、まだまだこれからなんだから…!」

ダージリン「もっとローズヒップの可愛い顔を見るために、↓1をしましょう!」

アンチョビかわいそう

ダージリン「 」

アッサム「安価は絶対…でしたよねダージリン?」

ダージリン「無理よ…そんなひどい事、私には出来ないわ…」ガクッ

オレンジペコ「ま、まぁ今回はどう考えてもダージリン様…ですよね」

アッサム「あの子が、無視されて一番堪えるのはダージリンですしね…」

ダージリン「う、うぅっ…せ、せめて短期間にしてちょうだい…!」

アッサム「えぇと期間は…↓1ですね」
※最大一週間、最小一時間

>>103
アンチョビには悪いことをしたと思っています…ただ、どうしてもコメディ色強く使えて見てて楽しいキャラなのでついいじめてしまいます…アンチョビ好きな皆さんご不快ならすみません…

アッサム「半日…ですね」

ダージリン「…まぁ、そのくらいならなんとか…」

オレンジペコ「大丈夫ですかダージリン様?」

ダージリン「えぇ、大丈夫よオレンジペコ…任せなさい」カタカタカタ

アッサム(その割に肩がふるえているのだけれど…)

オレンジペコ(どう考えてもやせ我慢ですよね…)

ダージリン「…で、いつから始めようかしら?」

アッサム「は?」

ダージリン「無視を始めるタイミングよ。個人的には今晩12時からとかだと嬉しいのだけど…」

オレンジペコ「そこから半日なら寝てるか学校の授業でローズヒップには会えませんよね?」

アッサム「…次ローズヒップがこの花園に来た時からにしましょう」

あ、すいません訂正です

× ダージリン「無視を始めるタイミングよ。個人的には今晩12時からとかだと嬉しいのだけど…」

◯ ダージリン「無視を始めるタイミングよ。個人的には今晩0時から、とかだと嬉しいのだけど…」

ダージリン「仕方ないわね、それでいきましょう…」

オレンジペコ「ちなみに今日はローズヒップさんは?」

アッサム「ルクリリと整備班とでクルセイダーの整備をしているわ、後で報告に来る予定だから、今日の夕方から半日スタートね」

ダージリン「そう…気が進まないわね…」

オレンジペコ「そう気落ちしないでください、明日フォローは入れておきますから」

ダージリン「頼むわね、ペコ」

ダージリン(…とはいえ、半日のうちローズヒップと顔を合わせるのなんてたった数十分…それだけならなんとか我慢できそうね)

ダージリン「はぁ…憂鬱だわ…」


アッサム「…という訳でそろそろローズヒップが来ます、準備はよろしいですかダージリン?」

ダージリン「…えぇ、もちろん」

ダージリン「"しなくちゃいけない仕事には、何か楽しめる要素があるもの"、私も今の状況を精一杯楽しむことにしたわ」

オレンジペコ「流石ダージリン様です」

アッサム「須く自業自得なのだけれど…」


ダッダッダッダッダッダッ バーンッ

ローズヒップ「報告に参りましてございますわーっ!」

ダージリン「…………」

アッサム「ローズヒップ、ドアは静かに開けなさいといつも言っているでしょう?」

ローズヒップ「おっとと…今日もやってしまいましたわ…以後気をつけますですわ」

アッサム「よろしい…では、報告なさい?」

ローズヒップ「はいですわーっ!………えぇと……今日はクルセイダーを整備しました、以上!」

アッサム「そ、それは事前に聞いているから…」

オレンジペコ「あはは…」

ダージリン「……ペコ、お茶のお代わりを」

オレンジペコ「はぇ?あ、かしこまりました…」

アッサム「えぇと、どの車輌を、どのくらい整備したか位は報告しなきゃ分からないでしょ?」

ローズヒップ「なるほど、流石アッサム様…!えーっと、今日は以前の校内練習戦にて大破したヴァニラ車のお整備でしたわ!これ、整備班からの資料です!」バサッ

アッサム「ん、よろしい…破損の状況は?」

ローズヒップ「詳しい事は資料に書いてますけど…整備の子達はこの位なら三日で直るって言ってましたわっ」

アッサム「結構、他に整備が必要な車輌は?」

ローズヒップ「今回ので最後だから、無いらしい…ですわっ!」

アッサム「ふむふむ…他には何か言ってなかったかしら?」

ローズヒップ「えぇっと…あぁ!後は整備棟に猫がいましたわっ」

アッサム「…ねこ?」

ローズヒップ「ええ!可愛い黒猫で、名前はナイトだそうですわっ!」

アッサム「へぇ…誰が飼っているの?」

ローズヒップ「整備班皆でですわっ、アッサム様には内緒で整備班がエサをあげて………しまったですわ!」

オレンジペコ「ろ、ローズヒップさん…」

アッサム「……整備班には私から厳重に注意しておきます、兎に角ローズヒップ、お疲れ様。」

ローズヒップ「アッサム様に褒められましたわーっ!」パァァッ

オレンジペコ(哀れ整備班…ですね…)

ローズヒップ「ダージリン様っ、私今日も頑張りましたわっ!」

ダージリン「!」

オレンジペコ・アッサム((!))

ローズヒップ「…?ダージリン様…?」

ダージリン「……オレンジペコ、紅茶を」

オレンジペコ「…か、かしこまりました…」

ローズヒップ「あれー?ダージリンさまぁ?お耳が遠くあらせられましたんですの?」キョトン

アッサム(新手の煽り文句みたいね…)

オレンジペコ「お、おまたせしました」カチャッ

ダージリン「ありがとう、ペコ」ズズッ

ローズヒップ「…?…???」

アッサム(不思議そうにダージリンの顔を覗き込んでる…耐えてるダージリンもすごいわねコレは…)

ローズヒップ「ねぇ~ダージリンさまぁ~?」フリフリ

オレンジペコ(ダージリン様の目の前で手を振って…見えてない訳じゃ無いんだけど…)

ダージリン「…アッサム、整備班の子たちのことだけど…」

アッサム「…あ、な、何でしょう?」

ダージリン「飼っても良いという訳では無いけれど、少しの間見逃していて欲しいのよ」

アッサム「はぁ…それは構いませんが、どうして…」

ローズヒップ「それはダージリン様が拾ってきt」

ダージリン「街に里親募集の張り紙が出てたわ。彼女達もずっと飼いたいという訳では無いみたいだし、いい経験になると思うの」ニコッ

アッサム「事情はよぉく理解しました、こってり絞るのは整備班ではなくダージリンという事ですね?」

ダージリン「あら、どういう意味かしら?ふふ…っと、ペコ、紅茶を」

オレンジペコ「えっ!?は、はい、ただいまっ」



ローズヒップ「………むぅ、今日のダージリン様いけずですわ」プクーッ

唐突な安価が観覧者を襲う!
ダージリンに無視をされたローズヒップは何をしてダージリンの気を引こうとする?

行動安価↓1

ほっぺにちゅー了解です
ダージリンの反応は…?

↓1コンマ判定
01~20 平静を保つ、無視継続
21~70 真っ赤になる、無視継続
71~98 気絶、無視終了
ゾロ目 もう無視なんて出来ない、お返しにキスをする

ローズヒップ(むぅぅぅ…今日のダージリン様、アッサム様やオレンジペコさんとばっかりお話してますわ…)

ローズヒップ(お二人の方が勿論ダージリン様と親しいのは理解してるケド、一言ぐらい"ご苦労様、ローズヒップ"って褒めて欲しいですわっ!)

ローズヒップ(むー…でも、このまま耳の隣でおしゃべりするだけでは、今日のダージリン様はお返事くださらない…そんな気配がしますですわね…)ムムムムッ

ダージリン「こんな格言を知ってるかしら?"幸福は香水のごときものである。 人に振りかけると、自分にも必ずかかる"情けは人のためならず、ね」

アッサム「あまり猫の話とは関係無いとおもいますが…」

ダージリン「そんな事はないわ、あの猫の世話をするということで、彼女達の心は必ず成長していくはずだもの」

アッサム「達観して物を言う前に、ご自分を見つめ直したら如何ですか?」

ダージリン「…最近アッサムもペコも毒舌ね」

ローズヒップ「…………」プクーッ

オレンジペコ(あ、お餅みたいに膨れてる…ちょっと可愛いかも)

ローズヒップ(…こうなったら実力行使ですわ、ダージリン様に絶対振り向いて貰いますわーっ!)

ローズヒップ(そう言えば前の新聞!あの時のダージリン様の真赤な顔を見るに相当動揺していたハズですわよね?)

ローズヒップ(ならばもう一度、あの時のようにすれば…!すれ、ば…すれば…?)

ローズヒップ「っ………!」カァァッ

オレンジペコ(あ、今度は赤くなった…本当にお餅みたいで可愛い、かも)

ローズヒップ(っ…えぇいままよ!迷ったら攻める!猪突猛進!女ローズヒップ、いきっきますわぁ~っ!)

ローズヒップ「っ…!ダージリンさまぁぁっ!」ムギュウ

ダージリン「!?!?!?」

アッサム・オレンジペコ「「だ、抱きついたっ!?」」

ローズヒップ「失礼いたしますですわっ!んんっ…!」チュゥッ

ダージリン「 」

アッサム「ほ、?にキスをっ!?」

オレンジペコ(流石ローズヒップさん!私たちに出来ないことを平然とやってのける!そこにシビれる憧れるぅっ!)

オレンジペコ(…はっ!何か不思議な電波が脳内にっ…!)

ダージリン「 」

ダージリン「………」

ダージリン「……ペコ、紅茶のお代わりを」スッ

他三人「「「!?!?!?」」」

ダージリン「聞こえなかったの?お代わりよペコ?」

オレンジペコ「へ、は、はいっ!ど、どうぞ…」カチャッ

ダージリン「ありがとう…ん、美味しい」ズズーッ

アッサム(てっきり気絶すると思った…!思わず椅子から落ちないよう手を伸ばすところだった…!)

ローズヒップ「あ…な、だー…じり、さま…」

オレンジペコ(ぼ、呆然としてるローズヒップさん…確かにレアだけど…)

あれ?前も思ったけど"ほお"って漢字で反映されてない…ですか?

? ←テスト中

えぇと、訂正でございます…

× アッサム「ほ、?にキスをっ!?」

◯ アッサム「ほ、頬にキスをっ!?」

ずっと旧字使ってました…お詫びして訂正いたしますですわ…

ローズヒップ「………っ……」ギュッ

ローズヒップ(きっとダージリン様は怒ってるんだ…アッサム様やオレンジペコさんのように、上手く出来ないから…)

ローズヒップ(私の淑女を目指すっていう気持ちが、ダージリン様に伝わらなかったから…!)

ローズヒップ(悔しい…悔しい…!っ、だから…、もっともっと頑張らなきゃ…!ダージリン様にちゃんと見て貰うためにっ…!)

ローズヒップ(そして伝えなきゃ…私がどんなにダージリン様が大好きで、どれだけ尊敬してて、どれだけお慕いしているか…!多分、まだまだ足りないから…100%じゃない、もっともっと、120%の自分を見てもらわなきゃ…!)

ローズヒップ(そしてまた、ちゃんとローズヒップって呼んでもらうんだ…っ!)




ローズヒップ「…………」

オレンジペコ(ローズヒップさんが俯いてる…確かにレアだけど…)

オレンジペコ「ローズヒップさん、大丈b」

ローズヒップ「…わっっっかりましたわぁぁっ!」

ダージリン「!?」ビクゥッ

アッサム「っ、鼓膜が…っ」

ローズヒップ「今日ダージリン様が私に一言も下さらなかったのは、最近私が弛んでいることを暗に咎めるためだったのですわねっ!」

アッサム「え、あ、ローズヒップ?これは違くて」

ローズヒップ「よーっく分かりました、私、これから全力で、粉骨砕身がんばりますわーっ」

オレンジペコ「ろ、ローズヒップさ」

ローズヒップ「きっとアッサム様やオレンジペコさんのような淑女になって、それで、それでダージリン様のお側に最短最速で立って見せますわっ!」

ダージリン「え、あ…ろー」


ローズヒップ「だからっっっ!」バンッ

三人「「「!?」」」ビクゥッ

ローズヒップ「っ…明日からの聖グロ一の俊足に、御期待下さいませ!ですわっ!」

三人「…………」ボーゼン

ローズヒップ「それでは今日はこの辺で失礼いたしますですわっ!ごめんあそばせーっ!」バターン

アッサム「………」

オレンジペコ「…………」

ダージリン「…………」

ダージリン「………ペコ、お茶」

オレンジペコ「…………もうお湯も残ってませんよ」



中途半端に切って流してしまってすみませんです…


オレンジペコ「…アッサム様、ダージリン様は?」

アッサム「今日は戦車道連盟のお偉方と各校の隊長とで今後についての意見交換会だそうよ」

オレンジペコ「お偉方だなんて…はしたないですよ、アッサム様」

アッサム「二人きりだから多めに見て頂戴、はぁ…」

オレンジペコ「…お気持ちは察します」

アッサム「あの日から一週間だけどあの二人…仲が良すぎだわ…次の日の事を覚えてる?」

オレンジペコ「ダージリン様が挨拶した瞬間のローズヒップさんの顔ったら…花が咲いたみたいで可愛かったです」フフッ

アッサム「ダージリンもあれから何かとローズヒップを頼るようにしてるし…」

オレンジペコ「…少し、妬いちゃいます」

アッサム「…それはローズヒップに?それともダージリンに?」

オレンジペコ「ふふ、自分でも分かりません」

アッサム「ふふっ、それは難儀な感情ね」

ダッダッダッダッダッ

アッサム「…あら?最近は走ってくること減ったのに、どうしたのかしら?」

オレンジペコ「あれ無くなってちょっと寂しいなって思うんですよねぇ」

アッサム「…奇遇ね、私も同じこと考えてたわ…ダージリンは居ないけど、御茶くらいは用意してあげなさい」

オレンジペコ「分かりました、用意しますね」カチャ


ダッダッダッ バターン


ダージリン「↓1をするわっ!」

アッサム「さっきの良い雰囲気を返せコノヤロウ」

オレンジペコ「アッサム様!別人、別人になってますから!」

アッサム「寸止め…?」

オレンジペコ「往復ビンタ…ですか…?」

ダージリン「そう、今日の意見交換会で興味深い話を聞いたのよ」ズズーッ

~~~意見交換会会場~~~

???『やぁ、久しぶり』

ダージリン『あら、貴女は…ふふ、またこうして会うのも必然だったかしら』

???『必然でもあり、運命でもあるのさ…例えこの再会に意味を求めないとしても、ね…』

ダージリン『…そんな貴女にこの言葉を贈るわ、" 皮肉屋とは、あらゆるものの値段を知っているが、何ものの値打ちも知らない人間のことである"』

???『モノの価値なんて人それぞれだよ』

ダージリン『その価値観を統合する為に貨幣は存在するわ』

???『価値観を統合することに意味なんてあるのかい?』

ダージリン『…………』ズズーッ

???『…………』ポロロン

~~~~~~

オレンジペコ「いやそこだけ話されても何が何だかわかりませんよ!」

ダージリン「彼女と会話すると駄目ね、内容が二転三転してしまうわ…」

アッサム「あぁ…もぅ…頭が痛い…」



ダージリン「まぁ、要約すると彼女からこんな話を聞いたのよ」



???『この前Aにつまみ食いがバレて正座で怒られたんだけどね、その日はどうしても腹の虫が収まらなくて怒って立ち上がったんだ。』

???『そしたらビクッてしながらもまだ怒る、どうしていつもそんなに自由なの、とか…三日分の食料がその細い身体に何処にはいってるんだ、とかね…だから戯れに腕を振り上げてみたんだ』

???『そしたらAったらぷるぷる震えて目を閉じてね…?ふふっ、この後は秘密だよ…これ以上はAがかわいそうだから』



ダージリン「…で、気になるからローズヒップにもやってみたいのよ」

アッサム「貴女は交換会で何をしてきたのですか…っ!」

ダージリン「とにかくやってみたいのよ…!信頼関係を見直せた今だからこそ…!」

二人((最低だ………))

ダージリン「とはいえ今回も私がやる必要は…あるのかしら?」

今回はどうする?↓2

1.ダージリン自ら行う
2.◯◯にしてもらう(ガルパンキャラ指定)

ダージリン「…まぁ、そうよね、私がやるのが普通よね」

アッサム「当たり前です…!いや当たり前ではないけれど…」

オレンジペコ「でもダージリン様、どういう風にローズヒップさんを怒るんです?」

ダージリン「そうねぇ…普通にカップを割ったとかで良いんじゃないかしら?ペコ、割れても大丈夫なカップを用意しておいて貰える?」

オレンジペコ「承りました」

アッサム「…最近のいたずらは少し過激な気がしますよダージリン?」

ダージリン「そうかしら?まだまだもっと過激なものも用意してるけど…?」

アッサム「…なるべく、胃に優しいものでお願いいたしますね…」

オレンジペコ「予備のカップ、用意しました…こちらです」

ダージリン「ありがとうペコ」

アッサム「…それで、どうやってローズヒップにカップを割らせるんです?あの子最近はしっかりとお給仕してますから、カップを落とすとは思えませんが…」

ダージリン「…機を見て無理矢理にでも落とさせるわ、ペコ?お茶の準備を…あぁ、仕上げはローズヒップにさせるから、途中まででいいわよ?」

オレンジペコ「かしこまりました」

ダージリン「ふふふっ…楽しみねアッサム」

アッサム「そうですか…私は後処理の事で頭がいっぱいです」


コツ コツ コツ コツ コンコン


ローズヒップ『ローズヒップです、入りますわーっ!』

ガチャ

ローズヒップ(給仕服)「ダージリン様、着替えて参りましたわっ」

ダージリン「ふふっ、こんにちはローズヒップ…早速だけど紅茶を淹れてくれるかしら?」

ローズヒップ(給仕服)「わっかりまし…ぁ…か、かしこまりました、ですわっ」テレッ

アッサム(かわいい)

オレンジペコ(なにこれ天使)


ローズヒップ「~♪」カチャカチャ

アッサム「…最近のローズヒップは変わりましたね」

オレンジペコ「えぇ、見違える様ですね…」

ローズヒップ「お二人に褒められると、お鼻が高うなってしまいますわぁーっ」カチャカチャ

ダージリン「ふふっ、良かったわねローズヒップ?」

ローズヒップ「!ダージリン様に褒められましたわーっ!」カチャカチャカチャカチャ

オレンジペコ「あ、あはは…この辺は変わらないところがローズヒップさんらしいというか…」

アッサム「ふふ…」

アッサム(それにしても…本当にどうやってカップを割るのかしら…?)

ローズヒップ「~♪」


パシュッ パリーン


ローズヒップ「に゙ゃっ!?」

アッサム(なっ…!ローズヒップの手許のカップが…!)

オレンジペコ(勝手に…割れたっ…!?)

ダージリン「……あらあら?」ニヤァ

オレンジペコ「ろ、ローズヒップさん!?大丈夫ですか!?」

ローズヒップ「え、えぇ…怪我は、ありませんですわ…でも…」

ダージリン「………」スクッ

ローズヒップ「あっ…だ、ダージリンさ…」

ダージリン「ローズヒップ、そのカップは…」

ダージリン「…先代の隊長達が、ずっとずっと使ってきたカップなの…」

ローズヒップ「そ、んな…わ、わたくし…っ」

アッサム「だ、ダージリン…その位に…」

ダージリン「黙りなさいアッサム、この子は聖グロリアーナの伝統を今、壊したのよ?」キッ

アッサム「っ…だからって…」

アッサム(怖っ…!こんなに怖いダージリン久々に見たわ…!)

オレンジペコ(安物のカップにこんな入れ込んだ演技できるなんて…演技派ですねダージリン様…)

ダージリン「…さて、ローズヒップ…」

ローズヒップ「ぅ、っぐ…も、もうしわけ、ありませっ…だーじり、さまっ…」

ダージリン「…………」ドン

ローズヒップ「ぁうっ!ひっ…ひぐっ…わた、くしっ…」ポロポロ

アッサム(…ローズヒップの肩を押して…)

オレンジペコ(ダージリン様が、馬乗りに…)

ダージリン「……………」

ローズヒップ「ぅっぐ、えぅ…ぅう…!」

ダージリン「……………」

アッサム(…無言が、怖いわね…)

オレンジペコ(絶対私には向けて欲しくないです…)

ダージリン「………」スッ

ローズヒップ「っ!」ビクッ

ダージリン「…………そのまま目を閉じてなさい」ブンッ ブンッ ブンッ

ローズヒップ「ひっ…っん、っ…!」ビクッ ビクッ

アッサム(……今思ったのだけれど、これって割とシュールよね…)

オレンジペコ(…顔を挟んで、触れないように左右に手を振ってるだけですからね)

ローズヒップ「っ…っ…ふ、ぅ…っ…?」ビクッ

ダージリン「……御免なさいローズヒップ…」ギューッ

ローズヒップ「っ!…だ、ダージリン、さま…?」

ダージリン「少し、感傷的になってしまったわ…」

ローズヒップ「わ、わたくしっ…だーじり、さまの…だいじなっ、かっぷ…」

ダージリン「…私こそ、本当にごめんなさい…貴女には何の罪もないわ…モノはいつか壊れるもの、大事なのはそこに宿る心よね…」

ローズヒップ「だ、だーじりんさまぁ…」ウルウル

オレンジペコ(確かにローズヒップさんには全く何の罪もないですよね)

アッサム(なんか良い雰囲気だけど、ダージリンの一人芝居よねぇ…)

ローズヒップ「だ、ダージリンさまぁっ…!」ギューッ

ダージリン「また買い直せばいいわ、そしてそれが伝統になっていくの…」

ローズヒップ「うっ…うぐ…はいぃっ…!」

ダージリン「今度の週末二人で買いに行きましょう?先週と同じように一日ゆっくり吟味して、ね?」

ローズヒップ「は、はいですわぁっ…!」

二人「「…………」」




二人「「は?」」

ダージリン「…大成功だし新鮮な表情が見れたけど、やっぱり気持ち良いものではないわね」

アッサム「ダージリン…貴女ローズヒップと先週何処に行ってたのですか?」

ダージリン「…?百貨店だけど…?」

オレンジペコ「な、何しにいってたんです…?」

ダージリン「服を買いに行ったのだけれど…?」

アッサム「…あぁ、パンツァージャケットですか!」

オレンジペコ「新しいジャケットを発注してたんですよねっ!」

ダージリン「いえ、普通に私服だけど…」

アッサム「…デート、ですよね?」

ダージリン「そうねぇ、デート…と言っていいと思うわ」

オレンジペコ「デート…え?二人はお付き合いしてるんですか…?」

ダージリン「そんな訳無いじゃない」

二人「「!?」」

アッサム「もう…私ついていけないわ…」

オレンジペコ「あ、アッサム様!友人同士で買い物とか普通ですから!た、多分よく有ることですから!」

アッサム「だって…私だってダージリンにそんな事…誘ってもらった事ないのに…っ…」

オレンジペコ「ま、また今度みんなで行きましょう!ねっ?」

ダージリン「ペコは一度一緒に遊びに行った事あったわよね?」

アッサム「………」ギロッ

オレンジペコ「 」



アッサム「はぁ…その辺の事はまた今度聞かせてもらいますからね、ダージリン」

オレンジペコ「それよりダージリン様…あのカップなんですけど…」

ダージリン「あぁ、あのカップを割ったの?あれはね…狙撃よ」

二人「「狙撃ぃ!?」」

ダージリン「そうよ」

オレンジペコ「そ、狙撃って…ダージリン様…」

ダージリン「もちろん使うのはゴム弾で、威力は抑え目にしていたわよ?」

アッサム「だ、誰がそんな狙撃なんて…」

???「………」ガチャッ

ダージリン「ふふっ、彼女よ」


カップを撃ち抜いた狙撃手は?
ガルパン砲手陣から一人↓1

しまった、華さんもドラマCD聞いてないから想像で書くしかないです…なるべく此処は早く終わらせます




華「こんにちは皆さん、お疲れ様です」ニコッ

アッサム「あ、貴女は…っ!」

オレンジペコ「華…さん…?」

ダージリン「彼女があの狙撃の立役者よ。華さん、今日は本当にありがとう」ギュ

華「いえいえ、困った時はお互いさまですから」ギュ

アッサム(二人で握手って…いつの間にそんなに仲良くなったの?)

ダージリン「ペコ、華さんにもお茶を用意して頂戴?」

オレンジペコ「か、かしこまりました…どうぞ」カチャッ

華「ありがとうございます、んっ…美味しいです」

ダージリン「ふふ、今日は本当に助かったわ…」

華「ふふ、いつでも呼んでくださいね」

オレンジペコ「それにしてもすごいですね、あのカップだけに弾を当てるなんて…」

華「ふふっ、伊達に四号の砲手はやってない、ということです」

ダージリン「それよりも本当にこんなものでよかったの?此方としては在庫が無くなって願ったり叶ったりなのだけれど…」

華「はい♪今年は割高で少し手が出なかったですから…これで今年も皆さんと夏を終えることができます」

ダージリン「そう?それならよかったわ…既に大洗の方には送る手筈を終えたから、数日中には届くはずよ」

華「そうですか、それは今から…楽しみです」ニコッ


~~~~~~~~~~~


オレンジペコ「ダージリン様、結局華さんは何をしに聖グロリアーナへ?」

ダージリン「狙撃よ?」

オレンジペコ「そうじゃなくて、その報酬です…彼女に一体何を差し上げたんです?」

ダージリン「あぁ、それは…アンツィオからの贈り物よ」

オレンジペコ「あぁ、なるほど…」

駆け足で味のない文になりましたので此処までで…明日も同じ位の時間になるかと…

うちのローズヒップが淑女として覚醒しなければ…狙撃なんてせずにカップを落とさせたのに…っ!

今夜帰ってきたら本編の前に番外として何か聖グロ勢の日常を何か書きます~、見たい日常風景を書いて頂ければ数レスの短編でお書きします。

※例
・ダージリンとローズヒップの買い物風景
・アッサム様、黒猫と出会う
・もしもダー様が鬼畜だったら(!)

全て反映できるか分かりませんが、見れたらいいな~位の軽い気持ちでレス頂けると幸いです。

休憩に見て見たらなんだこれ…多くても三つくらいだろとか高を括ってた朝の俺を殴りたい。

えーっと、英国面以外はリアレンジすればなんとか書けるかも、英国面ガジェットはにわか知識で書いてもコレジャナイ感があるだろうしぱっと構成出ないので無期限延期です…。他はゆっくり順序もそこそこにつまんで本編の間とかで書いていきますね。夜からまた書き始めます故お待ちください~番外編初回はバレーボールとルクリリのお話の予定です。

お待たせしました、安価じゃ無いから書きためようとしたらこんな時間に…番外ルクリリバレー編です、キャラ崩壊が特別激しいのでご注意を



ルクリリ「はぁ…」カチッ カチッ ジーッ

ルクリリ「アヒルさんチーム…か…」

ルクリリ「彼女達は、本当に強かった…」




ルクリリ『バカめ!二度も騙されるかっ』

ドォォーン パシュッ



ルクリリ「…………」

ルクリリ「いつまでも過去のことに囚われるのは、クールとは言えないわね…」

ルクリリ「あんな条件下での戦いなんて…想定出来るわけ…」

ルクリリ(そう…出来るわけない。出来る訳…ないんだ…)

ルクリリ(それでも…)

ルクリリ「磯辺典子……か」ペラッ

ルクリリ(私はこの人のチームに、二度も敗れた…。初戦は結果的には此方の勝ちだったけれど、あれは単純に此方の戦車が優れていただけ…私は彼女達に…)

ルクリリ(負け、たんだ…)

ルクリリ「…はぁ、最近は模擬戦の結果も落ちてるし、やっぱり引きずってるかも…どうにかしなきゃ…」

ルクリリ「……あの子達、なんであんなに強かったんだろ…あの子達と、私の違いは…何…?」ジワッ

ルクリリ(くや、しいな…)

ルクリリ「っ………!」

ルクリリ「な、何を感傷的になっているんだ私はっ…!」グシグシッ

ルクリリ「こうなったら研究あるのみだっ!今日はダージリン様から拝借したアヒルさんチームの情報がっ…!」ペラッペラッ

ルクリリ「っ!……ばれー…ぼーる…?」

聖グロリアーナ 車庫

ポーン ポーン ダム ダムダム…

グロリアーナ生「ライト、サーブいきまーす!」

グロリアーナ生「はーいっ!」

ルクリリ「97…98…99…100っ!よし、A班は壁打ち100発終わった者から二人組でレシーブの練習だ!」

グロリアーナ生「はいっ!」

グロリアーナ生「ルクリリ様、ランニング終了しましたっ!」

ルクリリ「よーし、クールダウンと給水の後にB班はC班と合流してサーブ練習!しっかり水分は取りなさいよ?」

グロリアーナ生「はいっ!」


ワーワー ドム ドム



ダージリン「……あれがそう?アッサム」

アッサム「えぇ、ダージリン」

ダージリン「確かに、戦車の車庫といった雰囲気では無いわよねぇ…発案者は?」

アッサム「はい、マチルダIIの車長、ルクリリだそうですわ」

ダージリン「そう…それで、何でこんな数の生徒がルクリリに付き従ってるのかしら?」

アッサム「…何でもバレーボールは身長を伸ばし、胸を豊かにすると触れ回っているとか…」

ダージリン「そんな安易な口車に乗せられているの?全く嘆かわしいわね…」

アッサム「どうしますダージリン?あくまで練習や授業の無い時間の、自主練習のようなものですし…本人達も遅刻欠席などはもちろん無いみたいですが…」

ダージリン「…戦車道にマイナスな要素が出るようなら辞めさせなければならないけど…どうなのアッサム?」

アッサム「今のところは問題ないみたいですね…むしろこの集会の後、練度が上がった子達ばかりです」

ダージリン「そう、ならば結構…とりあえず様子を見ましょう、アッサム?ルクリリを呼んできてちょうだい?」

アッサム「かしこまりました、ダージリン」



ダージリン「……皆体操服に着替えてまで…よっぽど夢中なのね…」

ドン ドム コロコロコロ

ダージリン「…あら?ボール…何処から転がってきたのかしら?」ヒョイ

???「ご、ごめんなさーい!こっちにボールが…えぇっ!?」

???「申し訳ありませんですわーっ!…あぁっ!ダージリンさまっ!」

ダージリン「…あら二人とも、最近放課後紅茶の園に来ないと思ったら、こんなところに居たの?」




オレンジペコ「う、ぁ…だ、ダージリンさま…これは、その…」モジモジ

ローズヒップ「はいですわーっ!立派な淑女になるために、体力強化も大事だとルクリリ様に言われましたのっ!」

ダージリン「そう…また、たまには顔を出しに来てちょうだいね、ローズヒップ?」

ローズヒップ「ダージリンさまにお呼ばれしましたわーっ!私感激ですわーっ!」ペカーッ

ダージリン「ペコは、仕事に差し支えない程度になさい?貴女はまだ成長期なんだから、まだそんなに慌てなくても大丈夫よ」クスッ

オレンジペコ「だ、ダージリンさまっ…わたし、そんなんじゃ…」カァァッ

ダージリン「ふふっ…二人とも引き留めてごめんなさい、もう行ってらっしゃい?」

オレンジペコ「は、はい!ダージリン様、失礼します!」

ローズヒップ「また今度お邪魔しますわーっ!」



ダージリン「…ふふっ、元気があってたいへんよろしい♪」

アッサム「ダージリン、ルクリリをお呼びしました」

ダージリン「ご苦労様アッサム…さて、ルクリリ?呼び出したのには理由があるの、分かるわよね?」

ルクリリ「は、はい!ダージリン様!私の独断でこの様な集まりを開いて…大変申し訳ありませんっ!」

ダージリン「いいのよ、この集まりは強制されたものではないのでしょう?」

ルクリリ「は、はい…というか、私もここまで人が集まるとは思わなくて…」

アッサム「なんでも、身長が伸びるだとか胸が大きくなるだとか吹いて回ってるらしいのだけど、それは本当?」

ルクリリ「そ、それは違います!そんな噂流していないし、私も否定し続けていますっ!」

アッサム「それでも私達の耳に入る程度には、大きな噂になっているみたいだけど…?」

ルクリリ「…あれは、その…お借りした勧誘用のビデオが問題で…」

アッサム・ダージリン「ビデオ?」

~~~視聴覚室~~~

典子『今日も根性だ、いくぞーっ!』

他三人『おぉーっ!』 プルン

典子『大洗女子バレー部再興を目指して…ファイトぉーっ!』

他三人『おぉーっ!』 プルン



忍『まずはサーブっ!』

妙子『いきまーす!』 タユン

バシーンッ

妙子『次にレシーブです!いきますキャプテン!』

典子『っ!ぜぇぇーいっ!』バンッ!

典子『トスをあげて最後に…』

忍『アターック!』プルン

あけび『ブローック!』バインッ



典子『バレーボールは楽しいスポーツです!用法用量を守ってみなさんも楽しんでくださいっ!』

あけび『キャプテン、それじゃお薬のCMですよっ!』

四人『あはははーっ!』


END


ダージリン「……まるで化け物ね」

アッサム「戦闘力はカール並、といったところでしょうか…」

ルクリリ「その…バレーの布教にと大洗のアヒルさんチームに事情を話したところ、快くメニューや講座本を送って頂きまして…その中に、この布教用DVDがありまして…」

ダージリン「純粋にバレーボールが好きになったルクリリには、これのいかがわしさが理解できなかったと」

ルクリリ「後々見返してみてこっちが恥ずかしくなるような内容だったので…二、三回しか公開はしてないはずなんですが…面目ありません…」

て、テストー…書き込めない…

アッサム「……それで揉み消しもできないほど噂が大きくなった、と…」

ルクリリ「はい…申し訳ありません、やはり皆には謝ってこの集まりは解散に…」

ダージリン「その必要はないわ、この集まりを私達は認めているもの」

ルクリリ「…はぇ?」

アッサム「…ただ胸を大きくしたいだけの子が、グラウンド何周も走ったり、息が切れるほど運動したりをずっと繰り返したりしませんから」

ダージリン「継続は力なり、彼女達もきっと心のうちでバレーが楽しいから集まっているんだと思うわ、だからそれを奪うことは…自主性を重んじる私たちには出来ないわ」

ルクリリ「ダージリン様…!アッサム様…!」

ダージリン「部活…として認める事もできるけど、今の気楽なバレーが好きな子も多いだろうし、戦車道のバレーボールサークルとして今後は続けていきなさい。ドリンク代くらいは経費で計上できるでしょうし、体育館使用も融通できると思うわ」

アッサム「また勝手にそういう事を言う…ルクリリさん、一応責任者は貴女ですから、怪我や事故の無いようにお願いしますわね?」

ルクリリ「はいっ…!ありがとうございますっ、ダージリン様っ…アッサム様っ…!」

ダージリン「それでは私はこれで、ごきげんよう」

ルクリリ「ありがとうございましたっ…!……よぉーし!こんじょぉーっ!」

~~~大洗女子学園 体育館~~~

キュ キュ ドム バシーンッ

典子「よーしっ!ちょっと休憩!水分補給はきっちりすること!」

三人「はーいっ!」

典子「ふぅ…やっぱりバレーは良いなぁ…お?メール…?」ヴヴヴ ヴヴ


差出人:ルクリリ
タイトル:ありがとう(((o(*゚▽゚*)o)))
内容:隊長達にバレーのこと認めてもらえた!(`・ω・´)
これも全部典子ちゃんのおかげだよ、ありがとう♪
こっちが落ち着いたら、バレーと戦車で試合しようね~( ´ ▽ ` )ノ

p.s.今度個人的な用事で大洗の学園艦に一人で行きます。その時でも色々話せたら嬉しいな~(*´ω`*)詳しい日程はまた連絡するねっ


典子「っ……!」

典子(会長の紹介でこの前会ってから、なんだかんだメールが続いてるんだけど…)

典子(あの人…ギャップ激しすぎでしょ…っ!)

書き込めないと思ったらただの字数制限だったでござる
番外編ルクリリこれにて終了です~
多分ルクリリさんは内外でかなり態度が違うとおもうんだ、私…


番外編おまけ①

ダージリン「……ところでアッサム、バレーボールのメンバーにユニフォームを作ってあげるのは如何かしら?」

アッサム「それは良い考えですね、すぐにカタログを手配いたします。」

ダージリン「お願いね…あぁ、それとアッサム」

アッサム「はい?何でしょう?」

ダージリン「カタログの中から、大洗みたいなバレーの服装のものをピックアップしておいてちょうだい?あの太腿が丸見えの…」

アッサム「私欲全開ですねダージリン…」


番外編おまけ②

杏「そんじゃぁカメラ回すよ~」

アヒルさんチーム「は~いっ」

妙子「サーブっ!」

典子「レシーブっ!」

忍「アタック!」

あけび「ブロック!」


杏「ん~なんか物足んないなぁ…うーん…そだ、おーい忍ちゃーん!」

忍「…?はい?なんですか会長?」

杏「忍ちゃんさぁ、胸にこれ入れてアタックしてよ」
※バレーボール2個

忍「 」

※あまりに不自然でミス続出だったので、即席タオルで詰め物をしました

忍「わ、私が詰めたいって言ったんじゃないからっ!」

という訳で番外編はまた今度、本編を続けて行きます。


ダージリン「……アッサム、次のカタログ」

アッサム「…あのダージリン、こういうのは使う本人達が決めるのが普通では?」

ダージリン「……ルクリリ達にお勧めできるようにしておくのよ、スポンサーとしての意向も汲んでもらわなきゃ…兎に角、下半身ブルマは決定ね」

アッサム「いや、強要はできませんからねダージリン?」

ダージリン「…ペコ?貴女なら動きやすいブルマをお勧めする私の気持ちを分かってくれるわよね?」

オレンジペコ「えっ…?バレーのウェアならルクリリさん先導で皆んなでお金を出してもう買っちゃいましたよ?」

ダージリン「 」

オレンジペコ「もちろんハーフパンツです」

ダージリン「 」




ダージリン「…私を慰めるために、優しいいじりをローズヒップにっ…!↓1をするわ!」

ダージリン「あぁ…!ありがとう、ありがとう神様…!」

アッサム「まぁ、これくらいなら…」

オレンジペコ「アッサム様、どんどん毒されていますから、戻ってきてください…」

アッサム「はっ!…よくよく考えたらそんな状態で授業受けさせられる訳無いでしょ!?」

ダージリン「仕方ないわね、じゃぁ放課後だけで良いわ」ニコッ

アッサム「まぁ、それなら…」

オレンジペコ(アッサム様、ナチュラルにいじることを肯定している時点で既に手遅れになってますよ…)



ダージリン「ローズヒップは放課後すぐに呼び出すとして…ローズヒップの放課後の予定は何なのかしら?」

オレンジペコ「今日は…↓2って言ってましたよ」

ダージリン「そう、ならそれに私も同行するわ」

アッサム「ちょ、ダージリン!?」


※ローズヒップの行動安価、学外の事などでもオッケーです。ダージリンが行動を共にします

オレンジペコ「なんでも、学外の戦車道の友人がグロリアーナの学園艦に来ているそうですよ。どうやら女子会みたいですね」

ダージリン「あらあら、それは素敵ね」

アッサム「本当に行くんですかダージリン?ローズヒップのご友人でしょう?」

ダージリン「大丈夫よ、それにローズヒップの友人で戦車道経験者なら、私が知らない訳無いわ」

アッサム「本当に大丈夫でしょうか…」

オレンジペコ「…痛い目見る気がしますね」

ダージリン「さて…ではローズヒップを呼びましょうか」



~~~放課後~~~


タッタッタッタッタッ コンコン

ローズヒップ「ダージリン様、ローズヒップ参りましたわーっ!」ガチャッ

ダージリン「いらっしゃいローズヒップ、こっちにいらっしゃい?」

ローズヒップ「?なんですの、ダージリン様?」トテテテッ

ダージリン「貴女にプレゼントがあるの、受け取ってくれるかしら?」

ローズヒップ「マジですの!?ダージリン様から…光栄ですわーっ!もちろん、お受けいたしますわーっ!」

ダージリン「そう、良かったわ…それじゃ早速…きゃー(棒)」ガタン

ローズヒップ「!?!?!?」ビチャァ

アッサム(ダージリンが立ち上がると同時に手がポットに当たって…ローズヒップの制服がズブ濡れに…)

オレンジペコ(態とらしい演技ですね…)

ダージリン「あらあら、ごめんなさいローズヒップ…濡れてしまったわねぇ…」ニコッ

オレンジペコ(うわ悪い笑顔…)

ローズヒップ「だ、大丈夫ですわダージリン様!お紅茶も冷めてたみたいですし、全然お熱くございませんでしたわっ」

アッサム(態とぬるめの紅茶を用意してたのね…)

ダージリン「本当にごめんなさい、ローズヒップ…お詫びといってはなんだけど、プレゼントは服だからこれを着てちょうだい?これから会いに行く人が居るんでしょう?」

ローズヒップ「あ、ありがとうございますですわっ、…あれ?でもどうしてダージリン様が私の予定をお知りになっているんですの?」

ダージリン「そ、それは…私はローズヒップの事なら何でも知ってるのよ!」

ローズヒップ「さっすがダージリン様ですわーっ!」

ダージリン「隣の部屋で着替えていらっしゃい?」

ローズヒップ「わっかりましたわーっ!」ドタタタタッ



~~ローズヒップの着替えシーンは、お見せできませんわよ?~~


ローズヒップ(???)「だ、ダージリン様…?これ、この服は…えぇと…」

ダージリン「あらあら、よく似合っているわよローズヒップ」

ローズヒップ(???)「その…褒めてくださるのは、めっちゃ嬉しいのでございますが…これは…」

ダージリン「……ふふ」



ローズヒップ(体操服&ブルマ)「既に私、学校指定の物を持っていてざいますのよ…?」


アッサム・オレンジペコ((ツッコミどころが違う…))

ダージリン「今日はその格好で友人の所へ行きなさい?事情を説明すればきっと分かってくれるわ」

ローズヒップ「…?よく分からないけど、承りましたわーっ!」

ローズヒップ「では、行ってきますわーっ!」

ダージリン「そうね、行きましょうか」ズイッ

ローズヒップ「???…はい、行きますわーっ!」

ダージリン「アッサム、ペコ、後は任せたわよ?」


ギィィィ バタン


アッサム「………ローズヒップ、何の疑問も持たずに一緒に行ったわね」

オレンジペコ「すごく…不安です…」

~~繁華街~~

ローズヒップ「…??…???だー、じりんさまは、どちらに向かわれるんですの?」

ダージリン「貴女と同じ所よ?」

ローズヒップ「…なるほど!奇遇ですわねっ!」

ダージリン「ふふっ、では行きましょうか」

ローズヒップ「了解ですわーっ!」



ローズヒップ「…??…?」

ダージリン「どうかしたの?ローズヒップ…?」

ローズヒップ「んー…なんだか変な感じですわ…ふくらはぎにまで風が通ってきて…ムズムズしますわ…」モゾモゾ

ダージリン「!!」

ローズヒップ「んー…っ、体操服のままで外を歩くなんてなんだか新鮮な気分ですわーっ!」

ダージリン「…ふふ、そうねローズヒップ」

といったところで今日はここまでです、ゆっくり更新で申し訳無いですがご容赦ください。では、おやすみなさいませ

半分寝ながら書いたら文章がなんだこれ…取り敢えず続き書きます。
後リトルアーミーとらぶらぶ作品だけ帰り掛けに手に入れました。リボンの騎士、マジノ戦線はまだ未読です。

ローズヒップ「…あ、ダージリン様!着きましたわーっ!」

ダージリン「あら、ここは…最近出来た喫茶店ね、私もまだ訪れたことは無いわ…」

ローズヒップ「私も初めてですわーっ!でもクランベリーからのお勧めですから、カットダージリン様もご満足いただけますですわっ!」

ダージリン「あら、それはたのしみね…さ、入りましょ?」

ローズヒップ「はいですわーっ!」


カランカランカラーン


ダージリン「なかなか趣があって、素敵なお店ね…」

ローズヒップ「あ、お二人がいらっしゃいましたですわっ、それではダージリン様っ、ごきげんよーう!」トテテテテッ

ダージリン「あ、ローズヒップ…」



ローズヒップ「お待たせですわっ!ダージリン様にお呼ばれしてて遅くなりましたんですのっ」

ペパロニ「お、やっと来たっスね!まちくたびれたっス!」

ミッコ「ヤッホー、お先に始めちゃってるよーっ!…ってこの時期に体操服??」

ペパロニ「大丈夫っすか?寒かったらウチのコート貸すっスけど?」

ローズヒップ「心配ご無用ですわっ!それにこれはダージリン様からの私を想った贈り物ですの!今日は私一日中この格好で居ますわーっ!」

ミッコ「へぇー、そっちの隊長は優しいなぁ~!ウチの隊長はそんな事してくれないよ~…」

ローズヒップ「ふふーんっ!ダージリン様は懐がお深く、素晴らしい隊長でございますのよーっ!」

ダージリン「褒めてくれるのは嬉しいけどローズヒップ?先ずは飲み物位頼みなさいな…今日のお勧めはアールグレイみたいね、それと店内では少し静かになさい」

ローズヒップ「おっとと、これは失礼しましたわダージリン様…っえぇダージリン様!?」

ミッコ・ペパロニ「い、いつの間に!?」





ローズヒップ「だ、ダージリン様…?ダージリン様のご用事は…?」

ダージリン「此処で貴女の隣に座るのが、私の今日の予定よローズヒップ?」ジーッ

ローズヒップ「?…???…そうなんですの…?」

ダージリン「そうなんですのよ、だからローズヒップ…私の事は気にせず、親睦を深めなさい?」ジーッ

ローズヒップ「なんだか良く分からないけどやりましたわーっ!ダージリン様が一緒なんて、光栄ですわぁっ!……ところでダージリン様?お床に何か落ちてますの?」

ダージリン「いいえ、落ちてないわよ?」ジーッ

ローズヒップ「でも私の膝下ばっかり見て…なんと言うか、こそばゆいですわ…」テレッ



ペパロニ「あ、あーっ!アンタどっかで見た事あるなって思ったら、あの時のグロリアーナの隊長っスね!」

ダージリン「あの時…?あぁ、そういえば最近お邪魔したかしら」

ペパロニ「そうっスよ!総帥を三日も連れ去って、おかげで事務は全部カルパッチョ任せで激務に苛まれ、大洗に逃げちゃって大変だったんスよ!?」

ダージリン「ふふっ、それはそれは申し訳無いことをしたわ…」

ペパロニ「……ふふん、まぁそっちは、当て付けに此方から送ったウナギの処理に困ったハズっス!あのヌメヌメと捌き辛い細身に泣くがいいっスよ!」

ダージリン「本当にあの大量のウナギにはこまったわ…まさか生きたまま、水槽に入れて運ばれて来るとは思わなかったもの…」

ペパロニ「へっへーん!なんでウナギだったかは総帥が話してくれなかったっスけど、きっと相当食すのに苦労したハズっス!はーっはっはっは!」

ダージリン「…そろそろ注文していたものが届くわね」

ローズヒップ「もう注文していたんですの?」

ダージリン「えぇ、席に着く前に、軽くメニューを見せてもらっていたの」

ローズヒップ「さっすがダージリン様ですわーっ!」

駄目だ…このメンバー体操服ブルマへのツッコミが誰一人としていない!心内とか描写できねぇ…!今でも大概なのに横道逸れ放題の無法地帯になってしまう…!しかもウチのローズヒップが恥じらい皆無で視線に鈍感過ぎて服の印象が全然描写できねぇ!

そしてペパロニのドゥーチェは統帥ですね、すみません…!


ダージリン「じゃぁ注文したものが来る前に…ペパロニさん、だったわよね?」

ペパロニ「はいっス!」

ダージリン「貴女にはこんな言葉を送っておくわ…"復讐の旅に出るなら 墓穴を二つ掘れ"」

ペパロニ「…?…???どゆことっスか?」

ミッコ「孔子…だっけ?なんか前ミカが言ってたような…」

ダージリン「ふふっ、意味はすぐにでも理解できるわよ」

戦車大好き天然パーマの店員「お待たせしました、こちらが先ずアールグレイですねーっカップ四つ置いておきますーっ!」

ダージリン「それは此方に…ありがとう」カチャッ

戦車大好き天然パーマの店員「そしてこっちが…!」ドン!

戦車大好き天然パーマの店員「うなぎゼリーでありますっ!ではごゆっくりお楽しみくださいませーっ」

ペパロニ「 」

ミッコ「うわ、すっご!本当にゼリーみたい…!」ツン ツン

ローズヒップ「私も初めて見ましたわーっ!」

ダージリン「ふふふっ…さぁ、いただきましょうか?♪」


~~~なんやかんやあって二時間後~~~

ペパロニ「ぅ…も、くえねぇ…っス…」ヨロヨロ…

ミッコ「すっごい、あの生臭ゼリーほとんど一人で食べちゃうなんて…」

ペパロニ「し、食材は…大事に…ガフっ」

ダージリン「…ふふ、そろそろいい時間だしお開きにしましょうか」

ローズヒップ「それもそうですわねっ!ミッコさん、ペパロニさん、今日はありがとうございましたですわっ」

ミッコ「こっちこそ今日は楽しかったよ!結局喫茶店の代金はそっちの隊長さんに奢って貰っちゃったし、ありがとねーっ」

ペパロニ「ね、ねぇさ…うなぎ、うなぎは…」

ミッコ「…大丈夫かなぁ?アンツィオの…」

ダージリン「迎えを呼んでおいたから大丈夫よ、じきにアンツィオの隊長が迎えに来てくれるわ…貴女は、一人で大丈夫かしら?」

ミッコ「んー…?あぁ、ウチは皆んなで来てるから大丈夫!後で合流する手筈になってるから!」

ダージリン「そうなの、仲が宜しくて結構ね…それと、ミッコさん?」

ミッコ「ん…今度は何ぃ?」

ダージリン「第三倉庫にあるBT-42、吹っ飛ばされたくなかったら、その倉庫にある食料だけ持ってさっさと帰りなさい、と隊長さんに伝えて頂けるかしら?」

ミッコ「…聖グロリアーナの隊長さん…いい人だね!わかった、ちゃんと伝えとくよ!じゃあねーっ!」タタタタッ

ローズヒップ「ペパロニさん、お店の前で倒れてましたわね」

ダージリン「ちゃんと店員さんに任せたし、アンチョビにはメッセージと店の場所をおしえたから大丈夫よ」

ローズヒップ「そう…なんですの?」

ダージリン「ふふっ、そうなんですのよ」

ローズヒップ「それなら安心ですわーっ!」

ローズヒップ「…こんな、夕陽が落ちかけの時間までダージリン様と居られるのは、久々ですわっ」

ローズヒップ「……今日はありがとうございました、ですわ…ダージリン様…」

ダージリン「あら、ちょっと疲れたのかしら?いつもの元気がないわよローズヒップ?」

ローズヒップ「そ、そんなことありませんわーっ!私、いつでも全力ですから!…ですわ!」

ダージリン「ふふ、無理しなくていいわ…さ、今日は疲れたでしょう?早く帰りなさ…」

ローズヒップ「ま、待ってくださいましっ!そ、その…ダージリン、様…?」

ダージリン「なぁに、ローズヒップ…?」

ローズヒップ「その…お聞きしたいことが、あるんですの…」

ダージリン「…?なにかしら?」

ローズヒップ「…その、なんでこのような服を、私に頂戴させていただいたのでございますでしょうか…?」

ダージリン「………え?」

ローズヒップ「その、グロリアーナの体操服は…短パンでございましょう?」

ローズヒップ「その…私こういう事には全く疎いのですけど… こういう格好は、殿方が喜ぶというのを書いてあったお雑誌で見たことがあるんですわ…」

ダージリン「 」

ローズヒップ「その、おみ足がとても魅力的に映るんだとかで、兄嫁が兄にお買いになる算段を立てているのを、脇目でちらっと見てまして…」カァァァッ

ダージリン「 」ダラダラダラダラ

ローズヒップ「そ、その…ダージリン様は、その…私のおみ足が、見たかったんでこざいますか?」

ダージリン「そ、それは………っ!」

ダージリン「↓2」

安価コンマでダージリンの言葉が変更

01~10 世の男にローズヒップの魅力を伝えるため
12~50 ごめ~ん間違えちゃった~てへぺろ★
51~80 貴女に本当に似合うと思った
81~98 そうとは知らずにただ新しい体操服だと思って送った

ゾロ目 貴女の脚が見たかった、貴女の全てを見たい、貴女の全てを私のモノにしたいの


ダージリン「………そ、そうだったの?」

ローズヒップ「はぇ?」

ダージリン「え、っと…確かに普通の体操着ではないなと思っていたのだけれど、そういう意図があったのね…道理で呉服屋の店主が何度も確認する訳だわ」

ローズヒップ「そ、そうなん…ですの?」

ダージリン「えぇ…最近貴女バレーボールを始めたでしょう?だからバレー用に一着プレゼントしようとして、大洗のアヒルさんチームを参考にしたのだけれど…御免なさい、ローズヒップ」

ローズヒップ「い、いえっ!ダージリン様のお心はとっても嬉しいですから、この服はバレーの時に是非使わせていただきますわねっ!…でも良かったですわぁ…」

ダージリン「…え?」

ローズヒップ「そ、その…時折ダージリン様の視線が脚に来てましたので、あまりはしたない姿をダージリン様の前に晒しているのは、申し訳無くて…」

ダージリン「そんなことないわっ!」

ローズヒップ「だ、ダージリンさまっ…?」

ダージリン「……貴女の身体に恥ずかしい部分なんてある訳ないでしょう…?いつも通り、胸を張っていなさい?」

ローズヒップ「は、はいですわーっ!ダージリン様、この体操服…大事にいたしますわーっ!」ニコッ

ローズヒップ「それでは今日はこの辺で!また明日ですわーっ!」タッタッタッタッタッ



ダージリン「はい、また明日…ふぅ、何とか誤魔化せたようね…」

ダージリン「はぁ…まだ、あの無邪気なローズヒップを見ていたいもの…」

???「それは本心かい?」

ダージリン「……全く貴女は本当に何処にでも現れるわね」

???「追い風と紅茶の香りが、導いてくれたんだよ」

ダージリン「…そう、早く自分の学園艦に戻りなさいな」

???「……暗闇をきらうなんて、ランタンなのに怖がりなんだね」

ダージリン「怖いものなんて、私には…っ」

ダージリン「…?…戦車もさることながら、逃げ足も速いわね…全く…帰って、ペコのお茶を飲みましょ」


ポロロロン

微シリアスな終わりですがシリアスを書く気はありません、ローズヒップを可愛く書ければそれで良いのです。

一区切りなんでダー様露出狂を書きたいと思います。今回は本当に2レス位で短くいきます

~~~聖グロリアーナ 戦車道更衣室前廊下~~~

アッサム(………やって、しまったわ……)

アッサム(私としたことが、雨模様の日に傘を忘れてくるなんてっ…急に降り出してから気づいたんじゃ遅いのに…仕方ない、急拵えだけどパンツァージャケットに着替えましょう…事情を話せばこのまま授業も受けさせて貰えるでしょう…)

アッサム(下着は…濡れたままだと座ったときジャケットにシミが…いえ、さすがに着けていきましょう)

アッサム(とにかく今は着替えを──)


ガラララッ


ダージリン(パンツァージャケット)「…あらアッサム?」

アッサム「ダージリン!?貴女も傘を忘れてパンツァージャケットに?」

ダージリン「えぇ、やってしまったわ…これだと後輩に示しがつかないわ…その格好を見るに、貴女もね?アッサム?」

アッサム「うっ…め、面目ないですわ、ダージリン…」

ダージリン「ふふっ、明日の院内新聞の見出しは、"学院のトップ2、したたかに濡れる"かしら?」

アッサム「ち、茶化さないでください…!もう…私は今から着替えるんですから扉の前で話されても困ります」

ダージリン「あら、これはごめんなさ…あらぁ?」

ドタドタドタドタ

アッサム「この、音は…」

ドタドタドタドタ キキーッ

ローズヒップ(ずぶ濡れ)「このっ…ちょっ、お待ちなさーいっ!」



ダージリン「あの廊下の角から走ってくるのは…」

アッサム「ローズヒップ、ですね…何か走ってきますけど…」


ローズヒップ「このっ、校内に入ったらなんかしたら諸先生方にドヤされますわーっ!」スカッ スカッ

黒猫「ニャーっ!」ピョン スタタタッ

ローズヒップ「あぁもう待ちなさーいっ!」ドタタタタッ



アッサム「ね、ネコ…!?件の猫が入っちゃったのでしょうか…!?」

ダージリン「そうみたいね…」

アッサム「冷静に話してる場合ですか!教員の方々にバレたりなんかしたら…!」

ダージリン「猫は保健所送り、戦車道関係者は罰則ね、……あら?ローズヒップ…此方に向かってくるわね」

アッサム「くっ…!私たちも捕まえましょう、挟み撃ちです!」


ダージリン「こんの…っ!あ、お二方ー!ナイトさんを捕まえてくださいませー!」

アッサム「言われなくてもそのつもりですっ…!」

ネコ「にゃーっ」ピョン

アッサム「あっ、ナイトが飛んで…!ダージリンの脚元に…!」

ダージリン「…!?」


ネコ「にゃーっっ!」ヒョイ

ダージリン「や、あ、ちょっ…服に爪を立てちゃ…きゃぁっ!」ドテッ

アッサム「ダージリンが、よじ登った猫にバランスを崩して倒れたわ!」

ローズヒップ「ダージリン様!大丈夫で…す、の…?」

アッサム「あ、ぁ…だー、じりん…貴女…」



ダージリン「い、ったた…ローズヒップ、猫はちゃんと車庫居させるようにと…ん?」

アッサム(ダージリンが倒れた拍子に、ジャケットのスカートが乱れて…)

アッサム(本来下着が覆い隠してあるべきその場所は、その…ネイキッド、だったんです…)

ダージリン「……総ては、雨が導いた悲劇よ」

アッサム(私たち二人に見られたダージリンは立ち上がると徐に窓の外の雨を眺めながら、一言呟きました…。)

アッサム「……次からは、下着位は履いておいてくださいね?」

ローズヒップ「っっ……!」カァァァッ

ダージリン「……はい」




~~~~~~~~~~

ふぅ…なんとか二人は誤魔化せたわね…

常日頃からノーパンだ、なんて…人前で言えないもの

今日が丁度雨の日で、思いつきでパンツァージャケットを着ていてよかったわ

怪しまれる要素がなかったものね…ふふっ

あら…?そこにいるのは誰かしら?

そう…聞いたのね?さっきの話…

…こんな格言を知っていて?"他人の秘密を散策すべきにあらず"

…貴女が意図してか偶然か聞いてしまったこの秘密をどうするかは貴女次第よ?

でも…この秘密が誰かの別のものに共有されるようなことがあれば、わかるわよね?


うーん即興とは言えどうしてこうなった、もっと変態的なダー様をメインにした方が安価の捌き方としては上手かったんだろつけど、自分にはこれが精一杯です。次は…もう一つ単発短編書いて寝ます。次は"ダージリン様、ローズヒップを語る"です。

~~~紅茶の園~~~

アッサム「…そう言えばダージリン、お聞きしたいことがあるのですが…」

ダージリン「なにかしらアッサム?言ってちょうだい?」

アッサム「はい…あの、ローズヒップを弄っている件なのですが、何故ローズヒップだったのです?別に反応が見たいなら、オレンジペコでも良かったのでは?」

ダージリン「ちっちっち…甘いわアッサム、花の砂糖漬けより甘いわ」

アッサム(うっぜぇ)

ダージリン「確かに、いじる行為そのものはペコでも確かに良いかもしれないわ」

アッサム「ならば尚更…」

ダージリン「でもね…それだと私が満足できないのよ…」

アッサム「は、はい?」

ダージリン「ペコの反応なんて、ある程度想像がついてしまうもの…ローズヒップはその点、私たちにはない稀有な程澄んだ心があるから、反応が全然読めないのよ」

アッサム「な、なるほど…」

ダージリン「例えばペコの場合、おもちゃのびっくり箱程度では驚きはするけど声を出したりはしないでしょう?」

アッサム「はぁ…まぁ確かに」

ダージリン「でもローズヒップはね…?びっくりして叫ぶかもしれないし、子供騙しだと笑うかもしれないし、泣いちゃうかもしれない…いろんなローズヒップが想像出来るし、かと言ってそのどれでもない行動を取ってしまうこともある…そこが読めないのが本当に楽しいのよ」ニコッ

アッサム「そ、ソウデスカ…」

ダージリン「それに、私を慕ってくれているあの姿…ローズヒップのあの星空の様なキラキラと輝く澄んだ瞳に私が映っていると思うと、誰に慕われるよりも嬉しい気持ちになれるわ」

アッサム「それは、弄るのとは関係ないのでは…」

ダージリン「だ・か・らっ!いじめたいの、混乱させたいの、いっぱい困らせたいのよ!あの曇りのない瞳を潤ませたいし閉ざさせたいしあのコロコロと変わる百面相を全部堪能したいの!」

アッサム「だ、ダージリン落ち着いて…」

ダージリン「っ!ふぅ…少し、喋りすぎたわね…」ズズズッ


アッサム「……まぁ、とにかくローズヒップが憎くてこんなことをしているのではない、という事ですね?」

ダージリン「当たり前じゃない、ローズヒップは私の大事な大事な後輩よ?妹のように思っているわ」

アッサム「ふふ、そうですか…今の、録音しましたから、オレンジペコに後で聞かせておきますね?」クスッ

ダージリン「ちょ、録音!?ぺ、ペコも勿論妹のように思ってるわよ、本当よっ!?」

アッサム「ふふふ、冗談ですよダージリン、録音なんてしてません」

ダージリン「なっ…!もう…アッサムったら…」

アッサム「ふふ…貴女を弄れるのは、此処では私くらいだもの」

ダージリン「…つまり一番気をつけなきゃいけない相手ってことね?」

アッサム「ふふふ…」


アッサム「それで…ローズヒップのどの辺がお好きなんです?気に入っているところとか…」

ダージリン「…よくぞ聞いてくれたわ、アッサム」

アッサム(あ、マズイ…)

ダージリン「先ずは前述した通りに百面相ね、控え目で優雅を謳う聖グロリアーナにおいては稀有な逸材だわ。それに合わせてコロコロ変わる表情と光る瞳がとても素敵なのよ。それからあの敬語というか丁寧語、どう考えても辺なのだけれどそれがツボに嵌っちゃって最高。その言葉を乗せる声も素敵よね、エッジが効きながらもハイトーンなあの声、あの声で語尾に"にゃ"とか付けられた日には昇天する自信があるわ。ちょっとクセのある髪も彼女のお転婆なイメージに似合っていてとってもキュートよね。それからこれは下賎な話だからあんまり話せないけれど、あの身体つき…貴女はローズヒップのテニスウェア姿を見たことがあったかしら?あれはね…反則よ、反則勝ちなの、ゲームが始まる前に白旗振るレベルなのよ。この私もコートの反対に立ちながら興奮を抑えるのに必死だったわ…──────」

───ダージリンのローズヒップ講座は夜まで続き、結局その日の仕事は全く手につかなかったらしい。

オチが緩いですがこの辺で。ダージリンの台詞、実は倍以上書いていた説。一瞬で丸々消えて泣く泣く書き直しました。

次は本編書こうと思います、もうちょいいけそうなんで書いていきますねーっ

ダージリン「………はぁ…」

ダージリン「………どうしましょう……」


アッサム「………どうしたのかしらダージリンったら…」

オレンジペコ「今回は本当に悩んでるみたいですね…」

アッサム「あのダージリンがあんなに悩むなんて…」

オレンジペコ「一体どうしたんでしょうか…?」

アッサム「正直大人しくしてくれているから今のままでも良いのだけれど…」

オレンジペコ「心にもない事をおっしゃられても困りますよ」クスッ



ダージリン「───…決めたわ、アッサム」

アッサム「ダージリン…?どうかしましたか…?」

ダージリン「↓1、↓2、↓3のうちどれかをするわ!」


内容安価↓123のうち、コンマ二桁が最も多かったものを採用

流石に超えないだろとたかを括って二番目を書き始めていた件


ダージリン「…ここに箱があるわ」ドン

アッサム「はぁ?ダージリン貴女まさか…」

ダージリン「ペコ、こっちいらっしゃい?」

オレンジペコ「は、はい…何でしょうダージリン様?」

ダージリン「この箱…上が蓋なのだけど、開けてみてちょうだい?今日はその中のものでローズヒップを弄るわ」

オレンジペコ「は、はぁ…わかりまし…」カチャッ


ビヨヨョョョォォン


オレンジペコ「ひっ……っ!」ビクゥッ

オレンジペコ「ふ、ふぅ…びっくりしましたぁ…びっくり箱、ですか?」



ダージリン「…とまぁ、こんなかんじである程度想像がついちゃうのよ…」

アッサム「だ、ダージリン…」

ダージリン「とはいえ、おもちゃが出てくるだけじゃ確かに迫力不足ね…何か細工をしようかしら?」

安価↓2

細工をしない or する(する場合は内容も)

あれ、↓1にしたと思ったのに…踏み台安価下で


ダージリン「……っし!」グッ

アッサム「よしじゃありません!何を考えてるのです!食べ物で遊ぶなんて…っ!」

ダージリン「たとえアッサムでも、今の私を止める事は出来ないわ…!早速この箱を改造するように言ってくるわ…!」トタタタタッ

アッサム「あ、ちょっと待ちなさっ…!もぅ、仕方ないわね…」

アッサム「それにしてもヨーグルトなんて…」

オレンジペコ「そうですね、ちょっと欲求に忠実すぎというか何というか…」

アッサム「そうね…恐らくそういう絵面を期待しているんでしょうけど…」モワワワッ

オレンジペコ「そうですねぇ…」モワワワッ

~~~~~~~~~

ローズヒップ『っぅん…これを、舐めるんですの…?なんだか、びくびくしてますけど…』

ローズヒップ『うぅ…立派な淑女になるためなら、仕方やってみせますわっ!んんっ、ぅぅん…!』 チュ ジュル…

ローズヒップ『ふぁ…ぅん、ぅうん…ふふ、舐める度にびくびくって…ちょっと面白いですわ』

ローズヒップ『きゃっ!…な、なんですのこの液…なんだか、べたべたして辺な臭いがしますわぁ…』 クンクン

ローズヒップ『でも…なんだか、クセになる臭いですわね』クスッ

※二人の妄想です。舐めているのは生きたウナギです

~~~~~~~~~~~~~

オレンジペコ「…………」

アッサム「…………」

オレンジペコ「なんでしょう、この…犯罪臭は」

アッサム「あの子に近付く男は誰であっても許さないわ…あの子の純潔は私が命を賭して護ってみせる…」ゴゴゴゴゴゴ

オレンジペコ「あ、アッサム様…顔が、お顔が凄く怖いです…」

オレンジペコ「…それにしても、どうやってローズヒップさんに開けさせるのでしょうか?」

アッサム「さぁ…↓2あたりじゃないかしら?」

またやってしまった…踏み台安価下で、申し訳無いです

…済みませんちょい寝たおりました、眠気やっぱり限界みたいですので失礼します…続きはまた明日書きますね


アッサム「プレゼント、ね…確かにダージリンからのプレゼントなら、あの子喜んであけるでしょうし」

オレンジペコ「でもそうなるとローズヒップさんへのふぉろーは全部私まかせですよね…」

アッサム「……ペコ、辛いだろうけど、頑張って」

オレンジペコ「うぅ…アッサム様も手伝ってくださいぃ…」

コツ コツ コツ コツ バターン

ローズヒップ「ごきげんようアッサム様!ダージリン様にお呼ばれして馳せ参じましたわーっ!」

アッサム「扉は勢い良くあけないの、誰か前に居たら大変でしょう?」

ローズヒップ「おぉ、失念していましたわ…ところで、ダージリン様はいらっしゃいませんですの?」

オレンジペコ「今は…何処に居るんでしょう?多分時期に戻ると思いますよ?」

ローズヒップ「そうなんですのねー…なら、このままお待たせさせていたたぎますですわーっ!」

アッサム「まったく…座りなさいローズヒップ?お茶を淹れてあげるから」

ローズヒップ「アッサム様自らお紅茶をいただけるなんて、光栄ですわーっ!」

アッサム「何を言ってるの、其処からしっかり私の動きを見て、ちゃんとしたお茶の淹れ方を学びなさい?」

ローズヒップ「そういうのは普段の勉強より得意ですわっー!」二パーッ

オレンジペコ「あはは…頑張ってくださいね、ローズヒップさん」


コンコン ゴンッ


オレンジペコ「…?誰か来たんでしょうか?」

ダージリン『ペコ?ちょっと開けてちょうだっ…っとと』

オレンジペコ「…?はい、どうぞ…って随分大きなプレゼントの箱ですね…台車に乗せるほどですか…」

ダージリン「ロボ研に言って事情を話したら、色々詰め込んでもこのサイズになるって言われちゃって…ヨーグルトを飛ばすだけなのに」

オレンジペコ(事情を聞いて呆れたロボ研にからかわれたんじゃ…)

ダージリン「まぁ無事にできあがったからひと安心だわ、ローズヒップは来ていて?」

オレンジペコ「はい、先ほどからアッサム様を穴が開くほど見つめていますよ?」クスッ

ダージリン「そう…アッサムを…」チラッ

アッサム「茶葉を入れた後は缶の蓋を閉じる、香りが逃げてしまうでしょう?今日のお茶は温度が変わると苦味がでる品種だから、カップはちゃんと温めておくのよ…?」

ローズヒップ「は、はいですわっ!こ、こうして…あ゛つつっ!」

アッサム「熱湯が入ったヤカンを素手で触らないの!危ないでしょう?」

ローズヒップ「め、面目ありませんですわ…」

アッサム「全く…火傷は、してないみたいね、良かったわ…」




オレンジペコ「板の間にか見るだけが実践講座になってますね…あぁしてると何だか姉妹のようです、ね?ダージリン様?」

ダージリン「…えぇ、そうね。本当に良い先輩後輩と言った感じだわ…」

オレンジペコ(意地でも姉妹とは認めないんですね…)

オレンジペコ「…それでダージリン様、その箱やっぱりプレゼントとして渡すんですか?」

ダージリン「えぇ、よく分かったわね?」

オレンジペコ「ダージリン様の事は良く見てますから」ニコッ

ダージリン「…ちょっとストーカーっぽいわね、その台詞」

オレンジペコ「!?」

ダージリン「さて、それでは…ローズヒップ?」

ローズヒップ「!」

ローズヒップ「ダージリン様~っ!」トテテテテッ

ダージリン「早速来ていたのね、流石は聖グロ一の俊足」ナデナデ

ローズヒップ「!えへへ~よく分からないけど褒められましたわーっ」

オレンジペコ「な、何が流石なのか良くわかりませんけど…」

ダージリン「ふふ、細かい事はきにしないの…ローズヒップ?今日はそんな貴女にプレゼントがあるの」

ローズヒップ「ぅぇ?プレゼント…ですの?」

ダージリン「えぇ、プレゼント…普段頑張っている貴女に私から個人的な贈り物よ」

ローズヒップ「とっても嬉しいですわーっ!…あでも私以前体操服をプレゼントして頂きましたですのに、また貰っちゃって良いんだございますか?」

ダージリン「えぇ勿論、受け取って頂戴?」

ローズヒップ「やりましたわーっ!」

オレンジペコ(ローズヒップさんかわいい)

アッサム(ローズヒップ無垢かわいい)

ダージリン「それで…貴女へのプレゼントが、コレよ!」デーンッ

ローズヒップ「うわっ、でっかい!お、おおきいですわぁ…」

ダージリン「流石の貴女もたじろぐ大きさだったみたいね…」

ローズヒップ「こ、こんな大層な箱に入って…ダージリン様!ホントに私頂いてもよろしいのでございますか!?」

ダージリン「ふふっ…えぇ、勿論よ。…さ、開けて見なさいローズヒップ?」

ローズヒップ「はいですわーっ!」ガサガサッ

オレンジペコ(きたっ…!)

アッサム(あぁ、ローズヒップ…貴女のあられもない姿、是非このカメラでっ…!)スチャッ

ローズヒップ「~~♪なにかしら♪なにかしら~♪」ガサガサッ

ローズヒップ「包装の中はただの白い箱…ですのね」

ローズヒップ「さて…いざ!開封でs……」パカッ


ヒュン ビチャ カシャカシャカシャカシャカシャカシャ


ローズヒップ「わひゃっ!?」

三人(((……!)))

ローズヒップ「…………………」ベタァ





ローズヒップ「ダージリン様の(プレゼント)が爆発しましたわっ!!」

アッサム(煽情的な光景なのにっ…!)

オレンジペコ(反応が…ローズヒップさんの反応がっ…!)

…茶化すつもりはなかったのです、でもどうしてもうちのローズヒップに性的なものを私が感じれなくて…

次は番外編日常、"常識人アッサム、ダージリンとの付き合い方を語る"と"ダー様教信者アッサム、最高神ダー様を語る"の二本立てです。一つのレスから二本イメージが湧きましたので両方書きたいと思います。気長にお待ちください。

おまけ

ダージリン「ん、乳製品だから爆発したのね…ローズヒップ、早く顔を洗ってらっしゃいな?」

ローズヒップ「はいですわーっ!」バタム

アッサム「…今回はかなりあっさりでしたね」

オレンジペコ「どうしてもローズヒップさんの反応次第ですからね…ダージリン様?いかがでした?」

ダージリン「んー…確かに今回は不完全燃焼ね…ヨーグルトもちゃんと緩く水に溶かして本物そっくりに作ったのに…」

オレンジペコ「…本物、見た事あるんですか?」

ダージリン「ないわ、でも実家のビデオで見たもの」

オレンジペコ(はっきり言うなぁ…)

ダージリン「にしても…」

オレンジペコ「?」

ダージリン「無垢なものを汚した気分で……すごく、心が痛いわ…」ガクッ

オレンジペコ「ダージリン様!?」


~~洗面所~~

ローズヒップ「うぅ~髪にまで掛かってベトベトですわぁ…」

ローズヒップ「鏡に写ったお顔が真っ白に染まって…食べ慣れない赤ちゃんみたいですわね…」

ローズヒップ「……………」ジーッ

ローズヒップ「ダージリン、さまの…白いの(ヨーグルト)が…」

ローズヒップ「………味見、しても良いですわよね…?プレゼント、ですもの…」スゥッ

ローズヒップ「ん…っふ、ぅ…あまい、れふわぁ…それ、に…ねとねとしてっ…んぅ…」チュパ ペロ

ローズヒップ「んぅ……はっ!私ったらなんて意地汚い!すっかり舐めきってしまいましたわーっ!」



~~常識人アッサムのダージリンとの付き合い方講座~~

アッサム「…皆さんこんにちは、今日もよろしくお願いします。非常勤講師のアッサムです」ペコッ

アッサム「今日は皆様にダージリンとの上手な付き合い方についてレクチャーしていきます。大事な所なのでしっかり暗記してください」

アッサム「まずダージリンとの付き合い方には大きく二種類があります。遠くから眺める崇拝型と近くで助言、さらに手助けをする秘書型の二つです」

アッサム「…あと一つありますがそれについては後ほど、崇拝型については此方から特にレクチャーすることはありません、つかず離れず眺めていれば、彼女は自ずと貴女を味方として招き入れ、必ず役割を与えてくれるでしょう」

アッサム「…さて今回は"秘書型"の付き合いをしていく上で重要な事を挙げる講座になっておりますので、崇拝型で良いと言う人は今すぐ抜けて頂いて結構です………では、いきましょう」

アッサム「ダージリンは界隈では淑女の見本とまで言われますがその実、たいへんにややこしい性格をしています。秘書型を目指す貴女がたはそのややこしい性格と向き合い、不意にダージリンから放たれる言葉に対して最低限理解を示し、根気よく付き合う忍耐が必要になってきます」

アッサム「ダージリンは初対面に対して強い警戒心を持ちますが、それを表に出す事はありません。最初の接触が当たり障りなくマイルドに終わったと思ったら次の日から全く声を掛けられなくなった、なんて事もしばしばありますので注意が必要です。」

アッサム「ただし、ダージリンが一方的に難解な言葉で話してきた際はチャンスです、その言葉を全力で理解し軽快なジョークと共に返答すればファーストコンタクトは成功と言えます」

アッサム「セカンドコンタクト以降も基本的には同様に落ち着いて言葉の意味を理解する事を念頭に置けば、良い友情関係が作られていくでしょう。ダージリンから御茶を用意してくれることがあれば、それはダージリンが貴女を友人と認めた証拠です。以後楽しい学園ライフが満喫できるでしょう」

アッサム「……しかしダージリンとのコミュニケーションには一つ大きな問題があります。」

アッサム「それは…格言です」

アッサム「彼女の口から様々発せられる格言、一説ではインプットされている格言は2000を超えているのではないかと言われており、現在も知識量は拡大中の模様です」

アッサム「正直なところこれに対する明確な対処法というのは存在しません、ひたすら格言を調べ、学び、彼女から知ってる格言が出てくるまで耐えましょう」

アッサム「この格言に対しての対処法としてベストなものはありません、と先程お伝えしましたが、ベターなものをすこしご紹介します」

アッサム「まず知っている格言の場合は"◯◯ですね?"あくまで控え目に答えましょう、ダージリンは嬉々として格言について喋ってくれるでしょう」

アッサム「これが、マストベターな回答です」

アッサム「続いて知らない格言の場合、恐らくこの場合が多数かと思いますが、無知をひた隠しにする必要はありません。素直に"誰の言葉ですか?""どういうことです?"と彼女に問いかけましょう」

アッサム「心の優しい彼女のことです、きっと返答が返ってくるはずです。そのままある程度聞き流しながら言葉の真意を探りましょう」

アッサム「ただし、あまり根掘り葉堀り聞くとダージリン自身が痛い言動に恥ずかしくなり頭を抱えて丸くなってしまいますのでご注意を。…これは知波単学園の隊長、西さんに言葉の意味を根掘り葉堀りされて真っ赤になっているダージリンの写真です」

アッサム「……えー、非常に愛らしい表情で貴重な姿を見たいのはわかりますが、ダージリン側に苦手意識がつくのでオススメはしません」

アッサム「……時間になりましたので今日の講義はこれまでにします、次回はダージリンとの紅茶付き合いについて講義します、以上、ありがとうございました」ペコッ


キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン




オレンジペコ「……ダージリン様、講義のご感想は?」

ダージリン「…アッサムを継続に放り込みなさい、私がいかに親切かを見に染みて分からせてやるわ」ズズズッ

~~ダー様教信者アッサム、最高神ダー様を語る~~

アッサム「…どうも淑女の皆さんこんにちは、ダージリン教臨時牧師を務めます、アッサムです」ペコッ

アッサム「今日は常日頃から皆さんと信仰している最高神ダージリン様の魅力についてお話ししていきたいと思います」

アッサム「皆さん知っての通りダージリン様は我々淑女の見本となる淑女の中の淑女で、あの愛らしい姿と優雅な立ち振る舞いから"聖グロリアーナに降り立った天使"と呼ばれています。呼ばれていないという方は今すぐ斬首するかこの部屋を出ていきなさい」

アッサム「皆さん様々にダージリン様について思うことがあるでしょうが、私が一番最初に推したいところはズバリあの白魚のような美しい指先です。……ありがとう、ありがとう」

アッサム「さて、今大半の喝采に紛れてブーイングが聞こえたような気がしますがその者たちは異端者です。例え自分の推すダージリンポイントと違うからといってそれを貶すような輩は淑女である必要はありません。さっさとおケツを捲って帰りなさい」

アッサム「…逆に推しダージリンポイントが異なるのに賛同を頂けた皆様、ありがとうございます。貴女方こそ真の淑女です、一緒にダージリン様を崇め、眺め、愛でましょう」

アッサム「とにかくこの指を推す点ですがそれにはまずティーカップとのあの親和性が────




────約6時間後、



────つまりダージリンこそ天使、いや寧ろ神という決定的事実が…っと、少し時間を超えて話してしまいました、申し訳ありません」

アッサム「次回の集会は一週間後またこの場所で、それでは淑女の皆様…良い休日を」ペコッ





オレンジペコ「…どうでしたかダージリン様?ご自分のファンクラブの方は」

ダージリン「アッサムを大西洋に放り込みなさい!今すぐにっ!」


…はい、短編ネタ一つ消化です。3分クオリティで申し訳ない。
短編は区切りあるし最後に"おわり"って書いた方が良いのでしょうか?

…取り敢えずまた本編書いていきますね

ダージリン「……さて、暇ね」

オレンジペコ「生憎の雨ですからね…」

ダージリン「そうね…あんな姿も見られたし」

オレンジペコ「?なんのことです?」

ダージリン「…こっちの話よ」



ダージリン「……何かこの陰鬱な雰囲気を吹き飛ばす事をしましょう、↓1~3をするわ」

安価の中でコンマ2桁が一番大きかったものを採用

こんなこともあるんですね…なんだかめでたいから何かしたいなぁ…取り敢えず褒めまくるで書いていきますね

ダージリン「…褒めるわ」

オレンジペコ「?」

ダージリン「ローズヒップを褒めまくるわ!」

オレンジペコ「??」

ダージリン「褒めて褒めて褒めて…甘やかしまくるわ!」

オレンジペコ「そ、そうですか…って、それって弄ってるって言えるんですか?」

ダージリン「いいのよ、私がしたいんだもの!」

オレンジペコ「 」

ダージリン「こんな陰鬱な日はローズヒップといちゃいちゃしたいのよ!」

オレンジペコ「そ、そうですか…」

ダージリン「……ねぇ、ペコ?↓1」


1.アッサムを呼んできてちょうだい?
2.…二人きりにしてちょうだい?
3.◯◯を拉致…連れてきてちょうだい?(ガルパンキャラに限る)

ダージリン「ルクリリを、呼んできてちょうだい?」

オレンジペコ「ルクリリさん、ですか…?」

ダージリン「そうよ、まずはルクリリを、後でローズヒップを呼ぶの、必ず別々にね?」

オレンジペコ「は、はぁ…承りました、では、ルクリリさんを呼んできますね」

ダージリン「よろしくね、ペコ」




ルクリリ(バレーウェア)「──失礼します、ダージリン様…ルクリリ、出頭致しました」

ダージリン「バレーボールの途中でお呼び立てしてごめんなさいね?」

ルクリリ(バレーウェア)「いえ、普通だったら唯のお休みですし、お気になさらないでください。」

ダージリン「そう言って貰えると助かるわ………やっぱり、ハーフパンツなのね」ボソッ

ルクリリ「…?何かおっしゃいましたか?」

ダージリン「いいえ、こっちの話よ…ねぇルクリリ?少し、ルクリリにお願いがあるの」

ルクリリ「私に…ですか?はい、私に出来ることでしたら、何でもします!」

ダージリン「そう、ありがとうルクリリ…じゃあ、ローズヒップを褒めて褒めて褒めて褒めて欲しいの」

ルクリリ「……はい?」

ルクリリ「……なるほど、普段頑張ってるローズヒップさんに、普段のお礼をしたい、と…」

ダージリン「そう…何とも的外れなお願いだとは思うけど、どうかしら?」

ルクリリ「…そういうことでしたら了解致しました!私もローズヒップさんとは毎日切磋琢磨する仲ですし、その姿勢にはいつも励まされていますから!勿論、お手伝いさせて頂きます!」

ダージリン「…そう、ありがとうルクリリ…ではそろそろローズヒップが来るから、それからは間をみて褒めてあげてちょうだい?」

ルクリリ「わかりましたっ!」



オレンジペコ『───失礼します、ローズヒップさんをお連れしました』

ダージリン「来たわね…入っていいわよ、ペコ?」

オレンジペコ「失礼します…」

ローズヒップ「失礼しますわーっ!」

ダージリン「いらっしゃい、二人共こっちに来て座りなさい?あぁペコ、今日は私が御茶を淹れましょう」

オレンジペコ「?…そうですか、ではおまかせしますね?」クスッ

ローズヒップ「ダージリン様のお紅茶が飲めるんですの!?今日はラッキーですわーっ!」

オレンジペコ「ふふ、そうですね…」

ルクリリ「…………」ソワソワソワソワ


ルクリリ「……だ、ダージリンさん?」

ローズヒップ「…?なんですのキャプテン…?そういえば此処でキャプテンと会うのは初めてですわーっ!」

オレンジペコ(キャプテンって呼んでるんだ…)

ルクリリ「そ、その名であまり呼ばないでください…!そ、その…今日は言いたいことがあってですね…!」

ローズヒップ「?急に改まって言われると、思わず背筋ピシっとしてしまいますわ…!」

ルクリリ「そ、そんな力を抜いて聞いていただいて結構ですから…!そ、その…いつも、ありがとうございます…」

ローズヒップ「!?」

オレンジペコ(あぁ、ダージリン様の差し金ですね…?)

ダージリン「ふふ……」

自分もこんなにバレーボールネタ拾うことになるとは…アヒルさんチームとルクリリと安価に感謝です


ルクリリ「貴女は、その…確かにまだ細かい部分が荒が目立つ部分があります…レシーブは上に上がらないし、アタックとバックアタックはしきりに狙おうとするけど背が低くて届かなくて…とか、ちょっとみてられないところもあるのですが…」

ローズヒップ「にゃっ!?そ、そそそれはダージリン様の前ではご内密にお願いしますわーっ!」

オレンジペコ「ローズヒップさん、ダージリン様そこにいますから、バッチリきいちゃってますから…」

ローズヒップ「にゃーっ!だ、ダージリン様!い、いいいいつもこんなコトはありませんのよ!?」

ダージリン「ふふ、私はいいから、ルクリリの話を聞いてあげなさいな…」

ローズヒップ「は、はい…ですわ…?」

ルクリリ「え、えっと…そこは、これから伸ばしていけばいいと思うので、今は一先ず置いておいて…ローズヒップさんの、あの直向きな姿には、いつも助けを貰っています。だから一度お礼を言いたかったんです。」

ローズヒップ「…?…???お礼なんて言われるような事はしてないですわよ?」

ルクリリ「い、いいえ!貴女の真っ直ぐな姿勢は、バレーを続けていくことに疑問を持ち掛けていた自分を叱責してくれました!ローズヒップさんの行動は、みんなを前向きにさせてくれるんです!」

ローズヒップ「……ダージリン様!なんだかわからないけど滅茶苦茶褒められてますわ!」

ダージリン「報告しなくていいから、ちゃんとルクリリの話を聞いてあげなさい…」

ルクリリ「私の恩人…典子さんも言っていました、"バレーボールは根性だ!"と…その教えを私が貫いてこれたのは、ただひたすらに理想の淑女を目指して走るローズヒップさんの姿を見ていたからです!」

ルクリリ「その…だから…これからも一緒に戦車道も、バレーボールも頑張りましょう!」ガシッ

ローズヒップ「…?…???が、頑張りましょう!ですわーっ!」ガシッ

オレンジペコ(堅い握手を交わしてる…)

ダージリン「…ふぅ、ルクリリ?そろそろ良いんじゃないかしら?」

ルクリリ「へ?え、ぁ…し、失礼しました、ローズヒップさん…」

ダージリン「えへへ…ルクリリさんと仲良くなれたきがしますわーっ」

文が崩れてきたので今日はここまでにします
ウチのルクリリは学内は敬語ですが、外では「~だ」とか堅い口調という設定、ルクリリの資料をください…orz
あのスマホゲーは参考の資料になるのでしょうか?知ってる方居たら教えてくださいませ。

今日友人に牧師アッサムの話をしたら「お前…それは牧師じゃなくて司祭とか司教だぞ。しかも司教、司祭は基本的に男で女性は成れない」
とツッコまれましたorz

「それに、女性なら牧師っつーより修道女とかシスターだろww」
……シスターアッサム、その手があったか!取り敢えず友人の肩に感謝の正拳突きを叩き込んでおきました。色々無知が露見しますがその辺は軽く読み飛ばしていただければ幸いです
あ、再開は夕方を予定しています。


ダージリン「…三人とも、お茶が用意出来たから…ゆっくり話しなさいな」カチャリ

オレンジペコ「あ、ありがとうございます、ダージリン様…」

ルクリリ「い、いただきます…ん、美味しいっ!」

オレンジペコ「普段と同じお茶っ葉なのに…こんなに奥深い味になるなんて…!」

ローズヒップ「流石はダージリン様ですわーっ!」

ダージリン「お気に召したようで、なによりだわ…」クスクス



オレンジペコ「お茶菓子も甘くて美味ですわあ…♪」

オレンジペコ「…その、私からも、少しローズヒップさんにお話したいことがあります」

ローズヒップ「にゃっ!?今日は槍でも降るんですの!?」

オレンジペコ「あははは…流石に槍は降りませんよ」

ローズヒップ「じゃぁ…霰とか雹とか降るんですの?」

オレンジペコ「雹も霰も降りませんよ…」クスクス

オレンジペコ「さて…ローズヒップさんの頑張りは、私もいつも見させて貰っています」

オレンジペコ「以前ダージリン様が仰られたことの意味、最近やっと分かるようになってきたんです」

ダージリン「ペコ…」

オレンジペコ「淑女であるということは、誰かから求められて形作るものじゃなくて、そうでありたいという自分の憧憬から作られていくものなんだって…」

オレンジペコ「自分の目指す淑女像にまっすぐ進んでいく、背伸びをしない等身大の貴女が、私は大好きです」

ローズヒップ「て、照れますわぁ~」ポッ

オレンジペコ「ふふっ…だから、これからもお互い頑張っていきましょうね?」スッ

ローズヒップ「オレンジペコさん…はいですわーっ!」ギューッ


オレンジペコ「あ、それと…ローズヒップさん?」

ローズヒップ「…?なんですの?オレンジペコさん?」

オレンジペコ「そ、その…さ、三年には抜いてみせますからっ!」

ローズヒップ「…?なんの話ですの?」

オレンジペコ「そ、それはその…身長とか………む、むねとか…」ボソボソ

ローズヒップ「?私こそ、目標のオレンジペコさんに追いつけるように日々精進しますわっ、こんじょーっ!ですのよ!」

オレンジペコ「こ、こんじょーって…ってえ!?わたしが目標、ですか?」

ローズヒップ「あったり前田のクラッカーですわ!ダージリン様もアッサム様も来年にはご卒業なさるのですから、身近な目標はオレンジペコさんになりますわっ」

オレンジペコ「……ふふ、そうですね、お互い頑張りましょう」



ダージリン「お互いがお互いを目標として切磋琢磨し合う…素晴らしい友情だと思わない?ルクリリ」

ルクリリ「ん…ぇっ!?は、はい!そうですね!」

ダージリン「……アッサムのお小言が無いのも、ちょっとつまらないわね…」

ルクリリ「だ、ダージリン様…?」

ルクリリ(何か、怒らせてしまったのだろうか…?)オロオロ

ダージリン「さて、と…それじゃあ最後に私の番ね」

ダージリン「ローズヒップ、こちらへいらっしゃい…?」

ローズヒップ「!はいですわダージリン様っ」スタタ スタッ

ダージリン「…隣に、座りなさい?」

ローズヒップ「はいですわっ!」シュタッ

ダージリン「……………」

ローズヒップ「………………??」

ダージリン「……………」ナデナデ

ローズヒップ「っ!えへへぇ…♪」

ルクリリ(無言でローズヒップの頭を撫でてらっしゃる…)

オレンジペコ(照れ笑いローズヒップさん可愛い)



ダージリン「……ローズヒップ、貴女は…↓1」

安価で褒める内容
1.容姿を褒める(変態だー様)
2.戦車道を褒める(隊長ダージリン)
3.淑女を目指す姿勢を褒める(聖グロリアーナダージリン)
4.自由内容

ダージリン「貴女は…とても可愛いわね」ナデナデ

ローズヒップ「えへへぇ~♪…へっ?」

オレンジペコ「えぇっ!?」

ルクリリ「!?」

ダージリン「この健康的な赤毛がとっても素敵だわ…」

ローズヒップ「?だ、ダージリン様…?」

ダージリン「ふふっ、この毛先の緩い指触りとかも癖になりそう…癖っ毛だけに、ね?」

ローズヒップ「あぅ…は、恥ずかしい、ですわ…」ポッ

オレンジペコ(てっきり良い話で締めるとおもったのに)

ルクリリ(何だか…居づらい雰囲気だな…)

ダージリン「まだまだ幼い表情とか、この柔らかいほっぺもとってもキュートよ、ローズヒップ」ムニムニ

ローズヒップ「むゃ、ふ、ふぁい…あふぃらほうふぇふわ…」

ダージリン「それから…」スッ

オレンジペコ・ルクリリ(!!)

ダージリン「とっても抱き心地の良いこの身体も、大好きよ」ギューッ

ローズヒップ「はぇ、あっ…ダージリン、様…」カァァッ

ダージリン「二人が貴女の内面はしっかり褒めてくれたから…私は貴女の身体を褒めてあげるわ…可愛いわよ、ローズヒップ」ナデナデ

ローズヒップ「えへへ…ダージリン様に、褒められましたわぁ…」ニヘッ






オレンジペコ「……何度か不穏な空気を感じますけど、何にせよ何事もなく終わってよかったです…」

ダージリン「ふふ、これからこの聖グロリアーナを引っ張っていくのだから、お互い仲良くしていかなくちゃダメよ?」

オレンジペコ「もちろんです、ダージリン様…って今回ルクリリさんを呼んだのってもしかして、私達の顔合わせ兼親睦会だったという訳ですか…?」

ダージリン「さぁ、どうかしらね?ふふっ♪」

あ、一応ローズヒップは一年生、ルクリリは二年生の設定で書いてます。公式と違ってたらすみません。取り敢えず本編続きを書いていきますね



ダージリン「…そういえばペコ?最近バレーボールの方はどうなのかしら?」

オレンジペコ「…?そうですね、それなりに楽しくやってますよ?」

ダージリン「あれから人数はどうなったの?」

オレンジペコ「何人かは顔を出さなくなりましたけど…皆さん楽しく活動してますよ?」

ダージリン「そう、それは結構…ところでペコ、ペコもこのブルマを「いやです」……いけずね」

オレンジペコ「当たり前じゃないですか、こんな恥ずかしい格好…」

ガチャッ

アッサム(体操服ブルマ)「ごきげんようダージリン、オレンジペコもご苦労様」

オレンジペコ「ぶっ…!げほっ、げほっ!っ、ふふ…な、何ですか、その…っふふふ…!」

アッサム(体操服ブルマ)「や、やったわダージリン!うけた、ペコに受けたわ!」

ダージリン「あらあら、うふふ」 カシャッ カシャッ



今回の内容↓1~3でコンマが最も大きいのを採用

あ、例によってコンマ二桁です。安価↓

>>223

締め切って>>284でいきますね

ダージリン「…今日は簡単なものにするわ」

オレンジペコ「…ぷ、くく…な、なんですか…?」

ダージリン「語尾を"わに"にするわ、誰かが」

オレンジペコ「わ、わに…ですか?にゃとか、ワンじゃなくて…?」

ダージリン「えぇ、あくまで"わに"よ!」

オレンジペコ「そ、そうですか…」

アッサム「それで、誰がするんですか…?」

ダージリン「そうね…↓1がいいわね」

アッサム「わ、私ですか!?」

ダージリン「ほら、早く語尾を変えなさい」

アッサム「そんな…こんな事、した事ないですよ…わに…」

オレンジペコ「アッサム様…か、可愛いですよっ!」

アッサム「貴女それ本気で言ってる!?」

ダージリン「アッサム、語尾」

アッサム「あっ…わ、わに…」カァァッ

ダージリン「もう少し自然にできないのアッサム?」

アッサム「…………無茶言うわに、いきなり振られた此方の身にもなってほしいわに」

オレンジペコ「!!?」


ダージリン「うん、いい調子ねアッサム…吹っ切れてくれて助かるわ」

アッサム「実に不快わに…」

ダージリン「じゃぁ、今日は紅茶の園じゃなくて賑やかな中庭でお茶にしましょうか」ニコッ

アッサム「ダージリンのために、ローズヒップのために頑張るわに~っ!」カァァッ

ダージリン「…ふむ、仕方ないわね、ペコ?いつも通りローズヒップをここへ呼んできてちょうだい?」

オレンジペコ「か、かしこまりました」

オレンジペコ(アッサム様…ごめんなさい)バタン


…ペコが戻ってくるまでお話しましょうか、アッサム?もちろん語尾はわにで、ね?

………わにぃぃぃ…


コンコン ガチャッ

ローズヒップ「こんにちはダージリン様っ!ローズヒップ、推参しましたわーっ!」スタタタッ

オレンジペコ「ダージリン様、ローズヒップさんをお連れしました」

ダージリン「いらっしゃいローズヒップ、今日も可愛いわね」

ローズヒップ「あぅ…嬉しいけれど、恥ずかしいですわーっ」ニヘラッ

ダージリン「ふふっ、ペコ?紅茶を淹れてちょうだい?それから…料理研究部が珍しい料理をご馳走してくれるらしいから、受け取りに行ってきてくれる?」

ローズヒップ「ダージリン様、お料理…ですの?」

ダージリン「ええ…ローズヒップは、お腹はいっぱいかしら?」

ローズヒップ「とんでもございませんです!私いつでもお腹にストックは残していますのよーっ」




アッサム「腹八分の食事は健康的わに、ローズヒップは偉いわに」


ローズヒップ「!!??」

オレンジペコ「はい、紅茶置いておきますね…それでは、先にお料理取りに行ってきます」カチャッ

ダージリン「えぇ、お願いねペコ?」

オレンジペコ「えぇ、お皿は必要でしょうか?」

ダージリン「向こうが用意してるから、ワゴンだけ持っていきなさい」

ローズヒップ「えっ、えぇっ!?」

アッサム「ローズヒップ、淑女が大声出してはしたないわに、ちゃんと気をつけるわに」ズズズ

ローズヒップ「…???ぇ、えぇっ…?」

アッサム「いいから座るわに、紅茶が冷めてしまうわに」

ローズヒップ「……は、はいですわー……?」ストンッ

ダージリン「……ぷ、ぷぷ…く…っ…!」

アッサム「今日の紅茶もいい味わに、お味はどうわにローズヒップ?」

ローズヒップ「……………」ボーッ

アッサム「…ローズヒップ?どうしたわに?」

ローズヒップ「はっ!な、ななななんですのアッサム様!?」

アッサム「…?今日はどうしたわに?何だか変わに」

ローズヒップ「ヘンなのはアッサム様ですわっ!」

アッサム「…落ち着くわにローズヒップ、いつも聖グロリアーナの生徒は優雅でなければいけないわに」

ローズヒップ「あ、あああアッサム様がこわれちゃいましたわーっ!」

ダージリン「っ…っふふ…くくくっ…!」

ローズヒップ「ダージリン様!アッサム様が、アッサム様がっ!」

ダージリン「っ…!ん、んんっ、どうかしたのローズヒップ?」

アッサム「今日のローズヒップは変わに」

ローズヒップ「アッサム様が、変になっちゃいましたんですの!ダージリン様ぁ!」ワタワタワタワタ

ダージリン「っ、ふ…な、んなことかしら?何時ものアッサムでしょう?」

ローズヒップ「ダージリン様、落ち着いて聞いてくださいましっ!アッサム様の語尾がヘンなんですのよ!」

ダージリン「…何を言ってるのかしら、アッサム、何か喋ってみてちょうだい?」

アッサム「わかったわに、ダージリン…"ドクター、ドクター、ここらへんを指で押すと痛いわに。ここだけじゃなくて、あちこちがいたいわに!一体何が悪いわに?""指の骨が折れているわによ!"」

ローズヒップ 「 」

ダージリン「っっっ!!………ほ、ほら、いつものアッサムじゃない、今日もジョークが冴えてるわ」

ローズヒップ「 」

ダージリン「あわ…あ、あわ…」プルプルプル


コンコン ガチャッ


オレンジペコ「…お待たせしました皆さん、お料理の方お待ちしました…でもこれ結構重そうですけど、晩御飯大丈夫でしょうか…?」

ローズヒップ「っ!オレンジペコさんっ!あぁ、待ちくたびれましたわっ!」

アッサム「全く食い意地が張ってるわに…ローズヒップ、意地汚いわによ」

ローズヒップ「先程からあの調子なんですのっ!助けてくださいまし…っ」ウルウル

オレンジペコ「あ、えっと…」チラッ

ダージリン「……………」

ダージリン「…………」フルフルフルフル

オレンジペコ「…な、何のことでしょうか?さ、さぁ…お料理いただきましょう?」

ローズヒップ「お、オレンジペコさぁんっ…」ウルウル

オレンジペコ(こ、これは…可愛いっ!)

ローズヒップ「お、おかしいですわ…!ダージリン様はともかく、オレンジペコさんが、特にアッサム様がヘンなのはおかしいですわーっ!」

ダージリン「えっ」

オレンジペコ「と、とにかく皆で食べましょう!ほら、ローズヒップさんも座ってくださいっ」

ローズヒップ「ううぅぅ…はい、ですわ…」ストン

アッサム「ん、早速いただくわに、それでオレンジペコ?料理研究部から何を貰ってきたわに?」

オレンジペコ「えぇ、今日は変わり種に挑戦という事らしくて…」




オレンジペコ「ワニ肉の、から揚げです」



ローズヒップ「いぃぃやぁぁぁぁぁっ!」

ダッダッダッダッ バターン!


ダージリン「………やり過ぎた、かしら」

オレンジペコ「………ですね」

アッサム「………中々いけるわに」モグモグ

ダージリン「何一人で食べてるのよ」

遅くなってすみません、続きと安価だけ落としておきますね。反映して再開はもう少し時間が掛かりそうなので御了承下さい


ダージリン「…アッサム、ローズヒップの様子は?」

アッサム「あれから日を改めて普通に話したら元に戻ってましたよ、疑っている様子はありませんでした」

ダージリン「そう、良かった」

アッサム「何度も語尾の変わった私の話をされて、どう反応して良いか分かりませんでしたわ…はぁ…」

ダージリン「ふふ、お疲れ様アッサム…さて、ならまたイタズラしても大丈夫そうねっ」

アッサム「少しは反省というものをですね…」

ダージリン「あーあー聞こえなーい」

アッサム「ダージリンっ!」クワッ

ダージリン「じ、冗談よ…」




ダージリン「と、兎に角!次は↓1~3をするわっ!」

↓1~3の中でコンマ2桁の高いもの採用

ダージリン「…ローズヒップに隊長を任せてみましょう」

アッサム「ど、どういう事です?」

ダージリン「そのままの意味よ、私の一日をちょっと覗いて貰うだけ…私と同じ立場を経験して貰うわ」

ダージリン「あの子の目指すもののその先に、どんな未来があるのか教えてあげたいのよ」

アッサム「ダージリン…それは、とても素晴らしい考えだと思います」

ダージリン「ふふっ、そうでしょう?」

アッサム「……建て前はそれくらいにして本音は?」

ダージリン「滅茶苦茶困るローズヒップが見たいわ」

アッサム「…相変わらず悪趣味ですね、ダージリン…私は何をすればいいのでしょうか?」

ダージリン「貴女も大概にノリノリじゃない」



ダージリン「私は今回はモニター室でチェックね、流石に私が私自身に接するのは無理だわ…仕掛け人はペコと…アッサムはどうしましょう?」

↓1
1.仕掛け人はペコのみで新幹部設立と嘘をつく、アッサムモニター室行き
2.アッサム込みで全てをダージリンと入れ替える
3.◯◯をグロリアーナに拉致…お招きしよう!


華さんは…華さんはドラマCDを反映できないからだめぇぇっ…



ダージリン「…という訳でお呼びしたわ!」

華「お呼ばれされました~」モグモグ

アッサム「ちょ、いつの間に!?」

ダージリン「ついでにペコも連れてきたわ」ニュッ

オレンジペコ「えっ…あれ、私さっきまで教室で…えっ?えぇっ?」

アッサム「ちょ、今どこからペコとりだしたんですか!?……いや取り出したって何ですか!ダージリンのポケットは4次元にでもつながっているんですかっ!」

ダージリン「ふふっ、淑女の秘密よアッサム」

アッサム「秘密で済ますにはかなりの大事な気がしますけど…」

華「んぐっ…ふぅ…すみません、スコーンのお代わり戴けますか?」

ダージリン「…という訳でローズヒップに隊長の仕事を任せてみたいの、お手伝い願えるかしら?」

華「…なるほど、それはとても面白そうですねっ、私に出来ることなら何でもします」

ダージリン「ふふっ、ありがとう華さん…では華さんにはグロリアーナの制服を着て貰うわ」

ダージリン「そして聖グロリアーナの新しい幹部とペコに紹介して貰うの」

華「はぁ…それは構いませんけど、私ローズヒップさんが私を覚えていたらどうするのです?」

ダージリン「心配ないわ、ローズヒップと貴女は直接面識は無いし、バレても転校してきた事にすれば良いもの」

ダージリン「それに…今回はこんな物を用意しているの」バサッ

アッサム「それは…」

オレンジペコ「金髪ロングの…ウィッグですか?」

ダージリン「バレないに越した事は無いし、これを被せれば…魅力的な黒髪が隠れて…」ファサッ

ダージリン「ほぉらどう見ても聖グ、ロの…………?」

アッサム「………」

オレンジペコ「………」

華「被り物なんていつ振りかしら…あら?どうかされましたか?」

アッサム「いえ…何というか…」

オレンジペコ「この、ボリュームのある金髪ロングは……どこかで、見た事があるような……」





───────────

???「へっくち!」

???「風邪、引いたかなぁ…?季節の変わり目だし、気をつけなきゃ…」

???「…たかちゃんに、生姜湯でも贈ろうかなぁ…ふふっ」

???「次の大洗への寄港、楽しみだなぁ…♪」

この金髪華さんがひなちゃんに扮して、たかちゃんにドッキリ仕掛けるのも面白そうぜよ

ダージリン「と、とにかく今日の貴女は便宜上"グリーン"と呼ぶ事にするわ、わかったわね"グリーン"?」

華「畏まりました、けどなんでグリーン、なんですか?」

アッサム「…日本茶だから"グリーン"なんですよね、ダージリン?」

ダージリン「うっ…き、今日一日だけだもの、安直だって構わないでしょう?」

アッサム「ジャバとかにすれば良いのでは?」

ダージリン「…本編に登場していないだけで、既に生徒が居るかもしれないでしょう?」

アッサム「メタい発言は控えてくださいね」

華「あぁ…なるほど、納得しました。では今日はグリーンとして頑張りますねっ?」

オレンジペコ「本当にすみません五十鈴さん…こんな事に付き合わせてしまって…」

華「謝らないでください、それに私、自分以外の誰かを演じるなんて体験、初めてですから…今とっても楽しいんです」ニコッ




アッサム「……で、今日はローズヒップにこの二人と何をさせるのです?」

ダージリン「私のスケジュール通りに動いて貰うわ。…今日は確か、幸いにも↓1だったわね」

>>307
あー、それも良いですね…今度は学園に縛りを入れずに◯◯が××に△△する、みたいな安価とかでも面白そうですね。
…先ずは此処を何とか畳まないと…。

ダージリン「…車長を集めての臨時会議だったわね、一週間後の対黒森峰戦の作戦会議」

アッサム「…確かに、良い機会かもしれませんね」

ダージリン「まほさんも今回は後任に任せて指揮を取らないと言ってきてたのよね…だから今回は口出しする気は無かったのだけれど…」

アッサム「えぇ、今回は全て後輩に任せましょう」

オレンジペコ「わ、私達だけで大丈夫でしょうか…」

ダージリン「たかが練習試合の作戦会議よ、気楽に話してらっしゃい?」

オレンジペコ「わ、わかりました…でも、ダージリン様もアッサム様もいらっしゃらないんじゃ…」

ダージリン「数ヶ月後に直面する問題が、今になっただけよ。覚悟はしておくに越した事はないわ?」

オレンジペコ「…私達だけで、黒森峰を相手に…」

華「……オレンジペコさん」ポン

オレンジペコ「……?はな、さん…?」

華「…今日だけですけど、今の私は聖グロのグリーンです、共に戦う事は叶いませんが、一緒に妥当黒森峰の作戦を練りましょう?」ニコッ

オレンジペコ「華さん…そうですね、頑張りましょう」クスッ






アッサム(これ…大洗に会議の内容筒抜けになるわよね…良いのかしら…)

ダージリン「さて、ではアッサム?早めにローズヒップ以外の車長を会議室に召集して頂戴?会議室にて事の顛末を車長達に説明するわ」

アッサム「畏まりました、では皆さん後ほど…」

華「私も着替えてきますね?オレンジペコさん、更衣室へと御案内いただけますか?」

オレンジペコ「は、はい!ではダージリン様、また会議室で…!」


ガチャ バタン


ダージリン「……さ、会議室に行きましょうか…それにしても…ふふっ、どうなるのか楽しみね」クスッ


~~~~会議室~~~~

ダージリン「………以上よ、何か異論は?」

アッサム「…………」

オレンジペコ「……………」

華「………………」

各車長「………………」

ルクリリ「……私は、賛成です」

ダージリン「!」

ルクリリ「いつかまでも、ダージリン様やアッサム様がいらっしゃる訳ではないのですから…」

車長1「確かに、そうですね…」

車長2「これからは私達が聖グロリアーナの戦車道を引っ張っていかないと…!」

車長3「それに新鮮で楽しそうですわっ」

ダージリン「…では、皆協力してくれるわね?」

各車長「「「はいっ!」」」

ダージリン「ありがとう…ではローズヒップが此処に来た時から、スタートという事で頼むわね?」

ダージリン「…彼女はまだ、淑女と呼ぶにはまだまだな部分があるわ。でも、それでも…」

ルクリリ「ダージリン様、皆彼女の頑張りは認めていますから…それ以上は野暮ですよ」

ダージリン「っ…!ありがとう、ありがとう皆…っ」

ワイワイ ガヤガヤ





アッサム「………」

アッサム(…良い話の雰囲気だから、敢えて何も言わないけれど…)

アッサム(これは、ただのドッキリよ?)

~~~モニタリング室~~~

ダージリン「…たかがドッキリなのに泣きそうになったわ」

アッサム「…私も心の中では冷静にツッコみながらも少しウルっとしてました…」

ダージリン「…それにしても、思ったより大所帯になってしまったわね」クルッ

三年車長's「「「え、えへへ…」」」

アッサム「ふふっ、皆気になるんですよ…大事な後輩達のことですもの」

ダージリン「ふふっ…お茶でも淹れましょうか、皆さんは座ってらして?」

三年車長's「「「あ、ありがとうございますっ!」」」

アッサム「ん…ダージリン、急いだ方がいいみたいよ?ローズヒップが到着したわ」



~~~会議室~~~

コツ コツ コツ コツ ガチャ

ローズヒップ「お姉様方お待たせしましたわーっ!」

各車長「……………」

ローズヒップ「…?あら?あらら?もしかして私、最後ですの…?」

華「……ローズヒップ様、此方へ」グイッ

ローズヒップ「あら?あらら?わ、私の席は此処で…あららー?」

華「さ、此方へお掛けくださいローズヒップ様」

ローズヒップ「え、あれ…?此処はダージリン様の席ですわ?私の席はあっちで…」

華「お座りくださいっ」ズイッ

ローズヒップ「おっととぉ…、え?今日はなんですの?ダージリン様は?このままじゃ会議が…」

オレンジペコ「ローズヒップ様、紅茶をどうぞ…」カチャッ

ローズヒップ「あ、これはどうもで…ってオレンジペコさんまで!?」



~~モニタリング室~~

ダージリン「ふふっ、相当狼狽えているわね…」

アッサム「あぁ、今更ながら胃が痛くなってきました…」

かなり早いですが明日朝が早いので今日はこれまで

ガルパンにはいじりたいキャラが多くて…色々書きたくなりますね、スレ主はペパロニとかクラーラとかがすごく好きです、皆さんのお好きなキャラとかそのキャラの魅力とか是非お教えください

様々なご意見ありがとうございます 、此処は聖グロスレなのでどうしてもキャラが偏りますが、自分の推しキャラのss書かれていると何だか得した気分になりますよね。

今日リトルアーミーを一気読みしました。…それからというもの西グロの偽だー様が面白…素敵過ぎてヤバいです、弄り倒したい…

取り敢えず次から続きを書いて行きます。試験的に安価増やしていくかもですので、お暇でしたらお手伝いください。

オレンジペコ「……ローズヒップ様、ダージリン様筆頭に、今回の会議に三年生のお姉様方はご出席されません…」

オレンジペコ(この雰囲気、少し違和感があって…つい口調も硬くなってしまいますね…)

ローズヒップ「ぇ…っ…?」

ルクリリ「…いつかはこの聖グロリアーナを去っていく方々に、いつまでも頼っていてはいけない…というのが私達の総意です」

ローズヒップ「で、でも、ダージリン様は…」

オレンジペコ「…ダージリン様は別件にて聖グロリアーナの隊長としての任を全うされています。私達だけで…今回の黒森峰は戦わなきゃならないんです」

ルクリリ「そして…仮とはいえダージリン様は貴女を今回の指揮官に命じられました、今日より黒森峰戦が終わるまで、私達は、貴女の指示の元で働かせて頂きます。」

ローズヒップ「!?」




~~~モニタリング室~~~

アッサム「………空気が、底抜けに重いですね…」

ダージリン「…そうね、ただのドッキリの域は、もう抜け出ているのかも…」

ローズヒップ「ダージリン様が…私に、指揮を…?」

オレンジペコ「…はい、ローズヒップ様を信じての、ご采配です」

ローズヒップ「……………」

オレンジペコ(見たこと無いような真剣な顔…やっぱり急過ぎですよダージリン様ぁ…)

ローズヒップ「………っやって…」

オレンジペコ「…?」

ローズヒップ「やぁってやりますわーっ!ダージリン様からせっかく頂いたチャンスですもの!ここで黒森峰を圧倒して、ダージリン様に安心してご卒業いただくのですわーっ!」

オレンジペコ「!」

ルクリリ「!…では、ローズヒップ様…」



ローズヒップ「た、ただぁしっ!」

全員「「「!?」」」

ローズヒップ「………その、私お恥ずかしながら戦略、戦術はさっぱりなのですわ…だからその、ダージリン様みたいに全部全部一人では、まだ出来ない、です」

ローズヒップ「なので皆さん…どうか、皆さんの力をお貸しになってくださいまし、皆で…皆で黒森峰に、一発お見舞いしてやろうでございますわっ!」

オレンジペコ「ローズヒップ、さん…」

ルクリリ「……やりましょう、ローズヒップ様」

車長「三年生が居なくても」

車長「私達と、ローズヒップ様で!」

華「微力ながらお手伝い致しますね、ローズヒップ様」

ローズヒップ「皆さん…っ…!ありがとうございます、ですわっ!それでは黒森峰対策会議、スタートしますわーっ!」

各車長「「「おぉーっ!」」」

オレンジペコ「ローズヒップさん…!」グスッ




ローズヒップ「…ところで、この金髪の綺麗な方はどなたですの?」

華「グリーンと申します、アッサム様の従姉妹です♪」

オレンジペコ「!?」

ローズヒップ「なるほどー、それなら安心ですわーっ!」

オレンジペコ「!?!?」

ローズヒップ「とは言ったものの…」

ローズヒップ「肝心の作戦がまとまりませんわぁーっ!」





ルクリリ「やはり堅牢な此方の耐久性を利用して、いつもの通りに蹂躙するのが宜しいかと…」

車長1「でも、その作戦は既に黒森峰に看破されているのでは?ここは密林へと車体を隠して遠距離砲撃で仕留めるのが良いと思います」

車長2「大洗女子のように、市街地で戦闘するのは如何でしょう?狭くて接射の狙える路地なら多少劣る火力もカバーできると思います」

ルクリリ「しかし零距離の撃ち合いになれば、火力のあるあちらに有利ではないですか?」

車長3「やられる前にやれ、の精神で撃てば、なんとかならないかしら?」

車長4「失敗した時のリスクが大きすぎます!やはりここは長距離射撃で…」




華「…電撃戦は候補に入れていないのですね?」ボソボソ

オレンジペコ「基本的に堅牢さと制圧力で戦ってきましたし、それで勝つのが聖グロリアーナだというイメージがあるのかもしれませんね」ボソボソ

ローズヒップ「"会議は踊る、されど進まず"…ですわね」グヌヌ



~~~モニタリング室~~~

ダージリン「ろ、ローズヒップが…かく、げんを…?」

アッサム「落ち着いてくださいダージリン、あれは昨日世界史の追試回避のため、私が教えたんです」

ダージリン「ローズヒップと一緒に勉強会を?なんて羨ましい…!」

アッサム「……今度はダージリンもちゃんと呼びますから、勘弁してください」

ダージリン「絶対よ?忘れたら継続高校へ放り込むから」

アッサム「はいはい、わかってますよダージリン」クスッ

~~モニタリング室~~

ダージリン「さて、じゃぁそろそろ…」スッ

アッサム「…?何ですかそれ…マイク、ですか?」

ダージリン「ふふふ、実は華さんにはこっそりとイヤホンを渡してあるの。そしてこのマイクで、言葉を伝達出来るって訳」

アッサム「はぁ…それは便利そうですが、何故そんなものを?」

ダージリン「此処から華さんを介して、アドバイスしてあげるのよ」

アッサム「!?」

アッサム「だ、駄目ですよダージリン!今回は後輩たちに任せるって言ってたじゃないですか!」

ダージリン「じ、助言くらいいいでしょう?」

アッサム「駄目です!あの子達の頑張りに泥を塗るような事…!」

ダージリン「あくまで華さんを介してだから、大丈夫よ…さて、マイクONっと…」

ダージリン「華さん、聞こえたら軽く頷いてくださるかしら?」



華『………………………』



ダージリン「…あら?」

アッサム「…反応、しませんね…」

ダージリン「そんな筈は…華さーん?少しだけ、少しだけで良いから反応を示してちょうだい?ちょっとだけで良いから頷いてくださる?」




華『……………………』




アッサム「…聞こえていないようですね」

ダージリン「そんなっ…ちゃんと確認したのに」

アッサム「…ちゃんと信じてあげましょう、ダージリン?きっと彼女達の答えが出る筈ですから」

ダージリン「うぅぅ…機械の故障かしら…こんな時に全く…」



~~~会議室~~~

華「………………」



ワイワイ ガヤガヤ ズズーッ



華(…この熱気に水を差すような真似は、出来ませんよね…御免なさい、ダージリンさん…お約束、破らせて頂きます)

華「…ペコさん、紅茶淹れるの、お手伝いしますね?」

オレンジペコ「ありがとうございます、いす…グリーンさん」

華(ふふっ…こうして見てると、戦車道発足時の会議を思い出しますねっ♪)


ローズヒップ「──かれこれ二時間話通しで…」

オレンジペコ「…まだ、作戦の方向性すら決まっていないですね…ローズヒップ様、紅茶、淹れておきますね?」

ローズヒップ「あ、ありがとうございますっ、ローズヒップさん!…あの、その"ローズヒップ様"というは辞めていただけませんことでしょうか?」

オレンジペコ「…?はい?」

ローズヒップ「その…オレンジペコさんは私の憧れなので…えっと…いつもの通りがいいのですわ…」テレッ

オレンジペコ「は、はい…ローズヒップさんがそう仰るなら」キュン


華(ふふっ、お二人は仲が良いのですね)






ルクリリ「………という訳ですがどうでしょうか、ローズヒップ様」

車長「恐らく、全員の総意を決した結果だと、思います」

ローズヒップ「…うん、私もずっと聞いてましたけど、これしか無いと途中から思ってましたですわ!」

オレンジペコ「それでは…」

ローズヒップ「えぇ…黒森峰には、この戦略で戦いますわーっ!」

戦略安価↓1~3、コンマ二桁の大きいものを採用
(細かい戦術などもご指定あれば書いて頂けると幸いです)

その作戦でのフラッグ車↓4
1.ローズヒップのクルセイダー
2.オレンジペコ、華のチャーチル
3.ルクリリのマチルダII


ローズヒップ「グリーンさん呼称!"おちょくり作戦"でいきますわーっ!」

車長「「「わーっ!」」」パチパチパチパチ

ローズヒップ「クルセイダー部隊で兎に角引っ掻き回し、疲弊した相手を主要部隊で叩く!物量にものを言わせてくるであろう黒森峰を、ぎゃふんと言わせてみせますのよーっ!」

車長「「「おぉーっ!」」」

ローズヒップ「打倒、黒森峰ですわーっ!」




オレンジペコ「…これで、良かったのですか…?後で大洗に怒られませんかね?」

華「大洗の皆さんの耳には入らないと思いますし、入ったとしても多分大丈夫ですよ…みほさんなら、きっと許してくれます」

オレンジペコ「そう、ですね…」

華「それに…かなりリスクがある賭けでもありますし」

オレンジペコ「…対大洗戦、ですか…」

華「えぇ、あの黒森峰ですから、用意されていて然りとも言えます。だから…」

オレンジペコ「挑発に乗ってこない可能性もある、と…?」

華「えぇ……少し、意地悪な提案だったかしら」

オレンジペコ「いえ、多分これしか手はありませんでしたから、感謝しています」ニコッ

ローズヒップ「オレンジペコさんっ!」

オレンジペコ「!な、なんですかローズヒップさん?」

ローズヒップ「その…この作戦の上で一つお願いがありますの…」

オレンジペコ「お願い…ですか?なんでしょう?」

ローズヒップ「その…今回の作戦はクルセイダーの陽動にありますわ…だから、フラッグをチャーチルに付けさせて欲しいんですの!」

オレンジペコ「?えぇ、勿論良いですよっ」

ローズヒップ「ホントですのっ?やりましたですわーっ!」

オレンジペコ「ふふ、当たり前じゃないですか…ローズヒップさんも一緒に乗るんですから、フラッグ車じゃないと」

ローズヒップ「私はクルセイダーで黒森峰をおちょくってきますので、チャーチルには乗れませんわっ!」

オレンジペコ「えぇ!?」

ローズヒップ「だから…オレンジペコさんには本体の指揮とフラッグ車をお任せしたいんですの!」


ローズヒップ「ダージリン様の一番近くに居たオレンジペコもさんに…!」


オレンジペコ「…分かりました、チャーチルは、わたし達が必ず護ります。」

ローズヒップ「ホントですのっ?やりましたですわーっ!」

オレンジペコ「よくよく考えたらチャーチルがフラッグ車なんて、今まで何度もありましたしね」

ローズヒップ「その通りですわーっ!」

華「あら?と言うことは…」




華「オレンジペコさん始めての車長ですねっ」




オレンジペコ「………え?」

華「えっ?」

オレンジペコ「私、が…し、しゃちょ…う…?チャーチルの…?」

華「…?違うのですか?」

ローズヒップ「違いませんわーっ!他の方々は満場一致で納得ですのよーっ!」

車長「おめでとうオレンジペコ、頑張ってね?」

車長2「ダージリン様の秘蔵っ子の手腕、楽しみにしてるわ」

ルクリリ「皆勝手な事を言ってるけど…ゴメン、私もちょっと期待してる、頑張ってね?」

ローズヒップ「オレンジペコさんなら安心して任せられますわーっ!」




オレンジペコ「……あは、あははは…よ、よーし!頑張るぞーっ!」

ローズヒップ「その意気ですわーっ!」

ローズヒップ「最後にもう一度…打倒、黒森峰ですわーっ!」

全員「「「おおーっ!」」」

うわぁ、また名前欄ミスった…上のは自分です、なんどもすみません…後安価は兎も角としていじるのはこれが最後かも。話がエンディングに向けて走り出している件



~~~モニタリング室~~~

アッサム「…ダージリン、実際のところどうなのです?」

ダージリン「…何がかしら?」

アッサム「…次期隊長です、私達の居なくなった後の算段などは整っているのですか?」

ダージリン「……そうね、順当にいけば二年生の誰か、もしくはペコ…という事になるけれど」

アッサム「……けれど?」

ダージリン「"風のないところでは何も動かない。熱意のないところに価値は生まれない。"」

アッサム「ダージリン…?」

ダージリン「きっと…どんな形にせよ、あの子の熱が今のグロリアーナを良い方向へ変えてくれると、私は信じてる…」

ダージリン「…次期隊長は、黒森峰との戦いをゆっくり見てから決めることにするわ」ニコッ

~~その日の夜、聖グロリアーナ某所~~

華「………えぇ、えぇそうです」

華「本当にありがとうございます、貴女には本当に頭が上がりませんね…」

華「…あんこうチームの皆さんが?」

華「はい、はい…そうですか…えぇ、此方にまだ残ります、お休みの期間を、伸ばして頂けますか?」

華「ふふっ、そんな事有りませんよ、ただ…」

華「聖グロリアーナのグリーンとして、お力添えをと思いまして…」



華「ふふっ…ついでに一輪、花を添えて来ようかと思っています」



華「えぇ、えぇ…お土産、期待しておいてくださいね?」

華「では、また学校で…」ピッ


華「……………ふふっ♪」

といったところで今日はここまで、短くて申し訳ないです
もう後はエンディングむけて走ります
明日からは黒森峰戦を書きます…ペースは更に落ちるかも…実際不安しかないです…

次回、"決戦、黒森峰ですわ!"

…皆様お休みの前に一つだけ安価(といってもちょい登場するだげですが…)
聖グロvs黒森峰、観戦に来ていたのは?
↓1~5

~~~決戦の日~~~


みほ「──ふぅ、今日はあっついなぁ」

みほ「…私、休みの日に何で山道なんて歩いてるんだろ」

みほ「………」

みほ「お姉ちゃんったら、メールで場所と時間だけ送りつけて来て…これじゃ何のことか全く分からないよ…」

みほ「運良く大洗の艦が近くに停泊したから、何とかこうして歩いて来れたけど…」

みほ「あ、でも結構車とか駐車場とか整備されてるし、車も停まってる…大きなお祭りでもあるのかなぁ…」

みほ「…ん?」

みほ「あのトレーラー…黒森峰の…あっちのコンテナは、聖グロリアーナ…?」



みほ「……練習試合だこれ!?」

まほ「正解だみほ、よく来たな。」

みほ「うひゃあっ!お、お姉ちゃん!いきなり出て来ないでよ!」

まほ「ふふっ、みほの反応が可愛くてつい…な。驚かせる気しか無かったんだ、済まない」

みほ「そんなあっけらかんと言われたら何も言えないよ…」

まほ「ん…と言う訳で、今日はみほにエリカの試合を是非見せたくてな、来年の参考になるだろう。」

みほ「誘ってくれるのはありがたいけど…それって黒森峰的にはどうなの?後でエリカさん怒らない?」

まほ「……………まぁとにかく先ずは腹拵えだな、何か食べたいものとかはある?結構色々屋台が集まってるんだ」

みほ「ちょ、結構間があったけど本当に大丈夫なの!?」

みほ「──そういえばさ」モグモグ

まほ「ん?どうした?」モグモグ

みほ「OBとして、エリカさん達を激励しなくていいの?」

まほ「…エリカはそんなに弱く無いさ、それに今回が初めての試合じゃないから、心配してないよ」

みほ「そんなものなのかなぁ、やっぱり行ってあげたら?きっと皆喜ぶよ?」

まほ「…みほが行きたいなら、ついて行くけど?」

みほ「わ、私は行けないよ!今行ってエリカさん達の士気が落ちたら、大変だもん…」

まほ「…そうか、なら私も行かない。今日はみほの付き添いだからな」

みほ「呼んだのはお姉ちゃんだけどね」クスッ

まほ「ふふっ、違いないな…そろそろ観客席へ行こうか、飲み物とか水分は大丈夫?」ギュッ

みほ「あっ…うんっ、大丈夫」ギュッ

まほ「ん、それじゃ行こうか、みほ」

みほ「うんっ!お姉ちゃんっ」




菊代「姉妹仲良きことは実に良きかな~♪」カシャカシャ

菊代「ふぅ…みほさんがいらっしゃるなら、家元もお呼びすれば良かったですね…」

菊代「ま、お土産はこの写真で充分でしょう♪」

~~同日、聖グロリアーナ控え室前~~

典子「───来てしまった、聖グロの控え室に」

典子(行きがけに何だか警備員っぽい人に見られたんだけど、入って大丈夫だったのかな…?)

典子「さて、と…」



件名:着いたよーっ
内容:遅くなったけど、今控えのテントの前に居ます!
激励に来たんだけど、少し話せるかな?



典子「ん、送信…っと」ポチッ


ドタタタタタ



典子「お?」

ルクリリ「っ!お、お待たせっ!」ズササッ

典子「お、おぅ…そんなに急がなくても良かったのに」クスッ

ルクリリ「い、いや…典子さんと話せる貴重な時間だから、少しでも話したくて…」

典子(メールでは"ちゃん"なのに話すときは"さん"なんだ)

典子「あはは、それは嬉しいな…黒森峰との試合、頑張ってね」

ルクリリ「…えぇ、胸を借りるつもりで…とはは言わない、絶対に勝ってみせるから」

典子「うん…ルクリリさんの戦い、観客席で見てるから!」

ルクリリ「ありがとう典子さん…!よーし、俄然やる気出て来た…!」

典子「そんじゃひとつ景気付けに…根性ぉーっ!」

ルクリリ「こんじょぉーっ!」

ルクリリ「…ふぅ、そろそろ戻らなきゃ」

典子「もうそんな時間か…私も観客席に行かなきゃ…あ、ルクリリさん」

ルクリリ「?」

典子「もし、良ければなんだけど…試合、終わったらゆっくり話せないかな?」

ルクリリ「えっ…そりゃ、反省会が終わった後で良ければ大丈夫だけど…」

典子「じゃぁ、少し話そうよ!まだバレーの事とかいっぱい聞きたい事もあるしっ」

ルクリリ「…わかった、じゃぁ反省会終わったらまたメールするからっ!」

典子「うん!試合頑張ってねーっ!」



~~~グロリアーナ控えテント~~~

ルクリリ「…申し訳ありません、遅くなりました!」

オレンジペコ「大丈夫ですよ、今からブリーフィングですから」

ルクリリ「あ、ありがとうございます」



オレンジペコ(さっきまでルクリリさんと典子さんの関係について皆で考察してた事は黙っておきましょう)

華(お二人の会話だだ漏れでしたものね…ふふっ)

オレンジペコ(直接脳内に話しかけて来ないでください…そういえば華さんはいつまで此方にいらっしゃるんですか?)

華(今日はオレンジペコさんの代わりに、チャーチルに乗せて戴く事に成りました♪)

オレンジペコ(…華さんが、装填手を…!?)

華(いえ、事情を話して砲手にして戴きましたっ)

オレンジペコ(え、えぇー…)

~~観客席~~~

あけび「あ、キャプテーン!こっちこっち~!」

典子「おーぅ!……お待たせ、席取りご苦労様」

妙子「お友達とのお話は済んだんですか?」

典子「うん、終わったよ?」

忍「…聖グロのテント向けて歩いてましたけど、聖グロの方ですか?」

典子「ふぇ?ま、まぁそんなとこかなぁ…?」

妙子「もしかして、件のルクリリさんですか!?」

あけび「バレーボールについて学ぶために訪問された日から、メールのやり取りを続けているというあのルクリリさんですか!?」

忍「キャプテンがメール見るたびに苦笑いを浮かべてるあのルクリリさんですか!?」

典子「な、ちょ、声が大きいって!お、お前達が考えてるような関係じゃないから!そんなんじゃ無いからぁ~っ!」





みほ「あ、あれって…磯部さん達だ」

まほ「友達か?挨拶くらいしてきたらどうだ?」

みほ「…ううん、何だか楽しそうだし、そっとしておくよ」

まほ「あれは楽しそう…なのか?」

…あれ?チャーチルの砲手ってこの場合どうなるんだ?アッサムの抜けた穴に華さんが入って、ダージリンの代わりがオレンジペコで…装填手がモブ子でお願いします
…ではまた夕方から本格的に返していきますのでお待ちください

アッサム様の代わりと息巻いていた砲手モブ子、其処にアッサムの従姉妹を名乗るパっと出のグリーンが現れる!射撃演習にて百発百中の精度を見せるグリーンに茫然自失のモブ子、かくして砲手の椅子はグリーンの手の中に収まったのだった。頑張れモブ子、負けるなモブ子!この戦いが終われば、(公式で新キャラが出ない限り)キミが砲手だ!

夕方と言ったな、あれは嘘d←
遅くなって申し訳ありません。
ウクレレさんとは…サンダースの方でしょうか?ネタが拾えず申し訳ありません…西グロのブラックプリンスの砲手、偽アッサムの子は公式で名前が出ているのでしょうか?教えている方是非教えてください。次レスから再開します

~~~同時刻 黒森峰控えテント~~~


カチューシャ「───と言う訳で激励に来てやったわよ!有り難く思いなさいっ!」


エリカ「……………へ?」

カチューシャ「まったく、こんな辺鄙なトコで練習試合なんて…プラウダの学園艦が運良く近くを航行してて良かったわ」

エリカ「いや…あの、ココ関係者以外立ち入り禁止なんだけど」

カチューシャ「ノンナの目を盗んで一人で此処まで来るのは大変だったわ…最近は大学に向けて勉強勉強って、口を酸っぱくして言って来るのよ?今日もホントはお勉強会だったのだけれど、ノンナに黙ってたった一人で来てやったわ!光栄に思いなさい?」

エリカ「いやエリーシャって…と言うか人の話しを聞きなさいよ」ナデナデ

カチューシャ「ふふーん!…あ、じゃなくてっ!上から撫でるなっ!エリカは私を肩車すればいいのっ!」

エリカ「えぇー…今ぁ?アタシ試合前で無駄な体力使いたくないんだけど…はぁ、じゃちょっとだけよ…っと!」ガシッ グワッ

カチューシャ「にゃ、わっ!?ちょ、ちょっと!いきなり立ち上がられたら怖いじゃない!ちょっとは乗る人のことを考えなさいよ!」

エリカ「知ったこっちゃないわよ、付き合ってあげるだけマシだと思いなさい…」


~~~~~近くの草陰~~~~~~

???「………Найдено катюша, я хочу видеть этот отпуск состояние」ガサゴソッ

※注意
当方に学がないのでロシア語部分は全てグーグル翻訳先生頼みです、物語の進行に必要な場合は別途日本語ルビを用意しますので、無い場合はお好きに妄想&またくだらないことを言ってるんだろうなって思ってください。

カチューシャ「…ふふん、ノンナには劣るけどなかなか良い眺めね、このまま戦車の倉庫まで行きなさい!」

エリカ「…無理に決まってるでしょ、半OBとはいえプラウダの生徒…というか他校の生徒を入れる訳ないじゃない」

カチューシャ「むーっ!エリカはケチね、ケチのエリーシャ!」

エリカ「こ、此奴言わせておけば…ほら、もう降りなさいっ!」ユッサユッサ

カチューシャ「わわっ!ちょ、あぶ、あぶないってばぁ!」アワワワ

エリカ「ほらほら、降りるって言わないと次は手を離すわよっ!」ユッサユッサ

カチューシャ「わ、分かった降りるっ!降りるからぁっ!」

~~再び草陰~~


???「………Я убью тлеющих в то германском дразнить Катюши…!」ギリギリギリ バキッ


~~戻って控えテント~~

カチューシャ「ふぅ、死ぬかと思ったわ」

エリカ「…本気で振り落とす気は無かったわよ」



カチューシャ「……ふふっ」

エリカ「な、なによ…普段はこんなことしないんだからね?」

カチューシャ「その様子なら大丈夫みたいね、試合」ニコッ

エリカ「!…どう言うこと?」

カチューシャ「外からテントを見たとき、マホーシャの姿が見えなかったからエリカ一人で心細いかと思ってたの」

カチューシャ「でも今の雰囲気なら、ちゃんと落ち着いて指揮取れそうねっ」

エリカ「…当たり前でしょ、これが2回目だもの、いつまでも隊長に縋ってばっかり居られないわ」

カチューシャ「ふふっ、なら私は貴女の奮闘を、観客席からゆっくり見させてもらうわ!敵状視察も兼ねて!」

エリカ「…包み隠さず言っていくスタンスなのね」

カチューシャ「それじゃ、またいつか会いましょう!ピロシキー」ヒラヒラ



…ちょっとそこのあなた、観客席はどっちかしら?

…なっ、迷子じゃないわよ!マーマと一緒じゃなくて、一人で来たのっ!

…ちょっ、そっちは迷子用のテントでしょ!?は、はーなーしてーっ!


エリカ「……な、なんだったのかしら、一体…」

エリカ「さってと…そろそろブリーフィング始めなきゃね…総員集合っ!」

黒森峰女子「「「はいっ!」」」

エリカ「試合前の簡単なブリーフィングを始めるわ、時間が無いから簡潔に、詳しい内容は先日伝えた通り…ってどうかした?」

黒森峰女子1「い、いえその…」プルプル

黒森峰女子2「それは…」プルプル

小梅「…エリカさん、皆さっきのやり取り、ばっちりみてたの」クスッ

エリカ「は、はぁっ!?さっきのって…カチューシャの!?」

黒森峰女子3「私エリカ副隊長って、もっと怖い人かとおもってました…」

黒森峰女子4「た、他校との交流もふかかったんですねっ!」プスス

エリカ「~~~っ…!!」カァァッ

エリカ「わ、笑った者は帰った後でグラウンド10周!えぇぃ、とにかくブリーフィング始めるわよっ!」カァァッ



~~迷子用テント~~

ワイワイ キャッキャッ



カチューシャ「 」

ミカ「……アキとミッコがね?風に流されて言ってしまったのさ…」モグモグ

カチューシャ「…いやあんたがはぐれたんでしょ、絶対」

ミカ「此処には生きていく上で必要なものが揃ってるね…」

カチューシャ「此処にあるのは子供と玩具とお菓子と、高校生の恥だけよ!」

ミカ「恥…それは人生にとっては必要なことなのかもしれないよ?」

カチューシャ「場合によってはそうかもだけどこの恥はただの汚点よっ!あ、こらっ…スカート引っ張らないでっ…もぉ!分かったわよ、遊んであげるからちょっと待ちなさい!」



ミカ「…キミは、迷子の子供たちに道を照らす、太陽なのかもね」モグモグ

カチューシャ「訳わかんないこと言ってんじゃ…!つーかお菓子食べるのやめなさーいっ!」


~~戻って草陰~~
???「КАТЮША мило! КАТЮША мило!」カシャカシャカシャカシャ

カチューシャとミカは無事に観客席に辿りつけるのか…!ミカ安価の方すみません、進行次第では対黒森峰編最後の登場になります

とりあえず続き書いていきますね~

~~聖グロ控えテント~~

ローズヒップ「…以上が確認のブリーフィングですわっ!再三と言い尽くしたケド、やるからには徹底的に、ですわーっ!」

ローズヒップ「妥当、黒森峰!ファイトーっ!」

聖グロ's「「「おぉーっ!」」」

ルクリリ「よし、全員乗車!準備が出来次第所定の位置まで移動だ!」

聖グロ's「「「はいっ!」」」


ゾロゾロ ワイワイ


ローズヒップ「…オレンジペコさん」

オレンジペコ「?ローズヒップさん?」

ローズヒップ「その…上手く言えないんですけど、大丈夫…ですの?」

オレンジペコ「えっ?」

ローズヒップ「突然の車長のこととかフラッグ車のこととか、主力部隊の指揮のこととか…私、ダージリン様に後をお願いされたのに、殆どオレンジペコさんにお任せしてしまって…」

オレンジペコ「そんな、気にしないでください。私は大丈夫ですから」ニコッ



ローズヒップ「…嘘、ですわ」

オレンジペコ「??」

ローズヒップ「手が、震えてますですの…」

オレンジペコ「!こ、これは武者震いという奴で…」



ローズヒップ「っ…ペコ、さんっ!」ギュッ

オレンジペコ「きゃっ…!ろ、ローズヒップさん?」

ローズヒップ「御免なさい、私がダージリン様みたいに上手く出来ないから…っ、ペコさんに全部背負わせてっ…」

オレンジペコ「ろ、ローズヒップさん、いた、いたいですっ…」

ローズヒップ「っ……る、から……」ボソッ

オレンジペコ「…?ろ、ローズヒップさん…?」



ローズヒップ「ペコさんに近づかないように、私が全部倒すから…!私がペコさんを護るからっ…!」ギューッ

オレンジペコ「 」 ボフンッ



オレンジペコ「……ありがとう、ございます」

ローズヒップ「ペコ、さん?」

オレンジペコ「私も、怖かったんです…初めての事だらけで」

オレンジペコ「だけどもう大丈夫、ローズヒップさんが付いていてくれるから」

ローズヒップ「オレンジペコさん…!」

オレンジペコ「でもっ!」


オレンジペコ「頼りっぱなしも頼られっぱなしも嫌だから…ローズヒップさん」

ローズヒップ「…?」

オレンジペコ「後ろに私達が居ること、忘れないでください。今日はダージリン様の代わりに、私がローズヒップさんの背中を押してあげますから」ニコッ

ローズヒップ「ペコさんっ……!」パァァァッ

オレンジペコ「幸いにも今日の士気は万全というか、最高潮ですっ」

オレンジペコ「二人で皆さんを引っ張っていきましょう、ローズヒップさん!」

ローズヒップ「オレンジペコさん…っ、はいですわーっ!二人で敵をギッタンギッタンにしますのよーっ!」

オレンジペコ「ふふ、淑女がギッタンギッタンなんて、はしたないですよ?」

ローズヒップ「あっ、これは失敬ですわぁ」テレッ

オレンジペコ「…ギッタンギッタンにしましょうねっ」

ローズヒップ「!もちろんですわ、やってやりますわよ!」

オレンジペコ「ふふっ、そろそろ行きましょうか」

ローズヒップ「はいですわーっ!」

タッタッタッタッ



アッサム「……よく我慢できましたね、ダージリン」

ダージリン「言ったでしょう?心配する必要はないって」

ダージリン「全ては"杞憂"だったのよ」

アッサム「テントに片足突っ込む寸前だったじゃないですか」

ダージリン「貴女だって」

アッサム「…………」

ダージリン「…………」


アッサム「…あぁ主よ、どうか二人をお導きください…」

ダージリン「今更神頼みなんて…過保護にも程があるわよアッサム?」

アッサム「昨日学校終わりに教会でお祈りしてた人には言われたく有りません」

ダージリン「…………」

アッサム「…………」

ダージリン「…戻りましょうか、観客席に」

アッサム「…えぇ、そうですね」



~~練習試合会場 平野~~

香音「───…それではこれより、黒森峰女子学院 対 聖グロリアーナ女学院の試合を始めます、まずは両チーム代表、前へ!」


エリカ「よろし…え、貴女は」

ローズヒップ「……よろしくお願い致しますですわ」ガシッ

エリカ「……そう、いい試合をしましょう。──勝つのは黒森峰よ」

ローズヒップ「聖グロも…負けませんわ」


~~~観客席~~~


まほ「…エリカは落ち着いてるようだな」

みほ「……ど、どっちも頑張れーっ!」

まほ「み、みほ?それは応援なのか?」


菊代「二人とも水分補給、忘れないでくださいね?はい、スポーツドリンクです♪」

みほまほ「 」




妙子「握手、ルクリリさんじゃないんですねキャプテン?」

典子「い、今それ必要なことか!?」


ミカ「──必要な事なんじゃないかな?ふふっ」ポロロン


あけび「顔、赤くなってますよキャプテン?」

忍(いや今の継続の隊長…いつの間に?)



カチューシャ「…クラーラも来て居るなら教えてくれれば良かったのに…の、ノンナには内緒よ?」

クラーラ「Это нормально, как-КАТЮША」

カチューシャ「…頷いたってことは、了解のサインよね?」

クラーラ(カチューシャ様の太ももっ!太ももがっ!)


ダージリン「………アッサム、紅茶の用意は?」

アッサム「もちろんですダージリン…今日は最高級のものを用意しました」

ダージリン「そう…それは、楽しみね」ニコッ

~~~~~~~~~~~~

香音「────それでは始めます、一同、礼っ!」



黒森峰、聖グロ「「よろしくお願いしますっ!」」



香音「各員、乗車始めっ!」

あ、安価スレとは何だったのか…
取り敢えず続きを書きますね~


~~黒森峰主力周辺~~

エリカ「………」

エリカ(…正直、あの赤毛の子が代表として出てくるとは思わなかったわ、絶対背の低いオレンジペコ…だっけ?あの子が出てくると思ってたのに…)

エリカ(何かの策略かしら?それとも本当にあの子が今回の司令塔──…?)

エリカ「…いや、それはないわね、ちょっとバカっぽいし」

エリカ(でも、何かが引っかかる…普通真っ直ぐ進軍すれば20分後には接敵する筈だけど…)

エリカ「……………。」


エリカは…↓1

00~49 制圧前進、真っ直ぐ進む(作戦成功)
50~99 偵察に部隊を割く(作戦看破)


エリカ(……いいえ、弱気になっちゃ駄目…)

エリカ(私の学んだ戦車道は…私の信じた戦車道は、あの人の信じた西住流の戦車道は、そんな弱気なものじゃない!)

エリカ(この先は平野を抜けて足場の悪い荒れ地…だけど!)



エリカ「全車、そのまま前進!警戒厳にして丘陵地帯を突破するわ!」

~~~~~~~~~~~~


エリカ(今のところは問題なし…相手の偵察隊が出てるとすれば、そろそろ此方を視認するはず)


エリカ(…大丈夫、あちらの戦車では、こっちの装甲はそうそう抜けない…泥試合なら、火力の高い此方が有利──)

ヒュッ──────ドォンッ!

エリカ「っ!砲撃!?どこから…っ!」



~~~~~~


ローズヒップ「初段命中ならず、いつも通りですわっ!」

ローズヒップ「ヴァニラはそのまま丘の上で砲撃、他は私にお続きなさい!」

ローズヒップ「…"おちょくり作戦"第一段階、"ぶんぶん作戦"開始ですわーっ!」


~~~~~~~~

エリカ「っ…損傷は?」

通信手「全車損傷なし、問題ありま──」

通信手「っ!?後方の丘の上から敵車両確認、クルセイダー三機です」

エリカ「後ろに…っ!?」




ローズヒップ「さぁ、聖グロ一の俊足と言われる所以、見せつけますわっー!」


黒森峰の消耗は…↓1

01~30 上手くクルセイダーを捉えた、消耗率20%
31~60 たった三騎に手こずる 消耗率30%
61~98 今日は調子いいですわーっ! 消耗率40%

ゾロ目 記録的大打撃! 消耗率60%


クルセイダーの損害↓3
00~30 まずまずですわ! 一機大破
31~60 まだまだですわ! 二機大破
61~90 やっばいですわ… 三機大破

ゾロ目 聖グロ一の俊足、舐めないでくださいまし! 無傷


これは全然ssと関係ないんだが、>>369の最後の行を見て「ローズヒップの脚を舐める…だと…!?」と思った紳士とは多分友達になれると思う

エリカ「っ!よりにもよってここで会敵…!クルセイダー、狙ってたの…!?」

通信手「D中隊が会敵!どうしますか隊長…?」

エリカ「…クルセイダーは確かに脅威だけど、所詮は脚だけよ」



エリカ「全車停止!固まって車間に滑り込まれないようにして!まだ他の戦車は見えてない、陽動の相手に無駄玉を使う必要はないわ!」



~~~~~~~~~~

ローズヒップ「思った以上に反応が素早いですわねっ…!さすが黒森峰…!」

ドォンッ! ッガーン!

ヴァニラ『こ、こちらヴァニラ機…やられ、ましたわ…総員無事、後は任せます…』

ローズヒップ「っ!了解ですわ!残存各車は作戦を第二段階へ!」

ローズヒップ「"もくもく作戦"開始っ!」



エリカ「っ!クルセイダーから、煙…ってこの煙は…っ!」


黒森峰(残存80%)は…↓1
01~30 二度も同じ手は食うか! 消耗率5%
31~70 練り固まったのが裏目に!消耗率20%
71~98 大混乱! 消耗率30%
ゾロ目 間違えてマウス"に"一斉掃射! 消耗率40%

クルセイダー(残り3機)は…↓3
01~40 当たりませんわーっ! 一機大破
41~80 ぐぬぬ~ですわーっ! 二機大破
81~98 やぁらぁれぇたぁーっ! 全滅
ゾロ目 煙幕だって撃ちまくりますわーっ! 一機大破、消耗率+20%


~~観客席~~

みほ「あの戦法って…!」

まほ「あぁ…エリカはここが、踏ん張りどころだ」

みほ「っ…エリカさんっ…!」

まほ(エリカっ…!)


カチューシャ「聖グロリアーナがこんな戦法…クルセイダー隊の、暴走かしら…?」

ミカ「…それは違うと思うよ」ポロロン

カチューシャ「あんた…迷子テント抜けてきたの?」

ミカ「あのクルセイダーの動きには、何か惹かれるものがあると思わないかい?」

カチューシャ「話聞きなさいよ…そう、かしら?」

ミカ「ふふっ…聞こえるんだ、素敵な旋律が…とても力強いジークフリートが…」

カチューシャ「……?」


ダージリン「……………」ズズズッ

アッサム「っ………」

ダージリン「………お茶の、お代わりを」

アッサム「っ、はい…っ!」

ガシャーンッ

ダージリン「…お互い、緊張してるのね」

アッサム「…換えのカップ、用意しますね」


エリカ「っ…!攻撃中止!煙幕よ!直ぐに攻撃を止めて…」

パンター車長『こちら左翼C班!敵の砲火が此方に…打ち返します!』

エリカ「待ちなさい!煙の向こうには味方が──」


ドガァ


ティーガーI車長『っ!右翼B班履帯やられましたっ!反撃の許可をっ!』


エリカ「だから味方の砲撃だって言ってるでしょ!?クルセイダーの砲撃なんて微々たるものでしょう!煙が晴れるまで…」

ティーガーI車長『っ…また至近弾…!撃てぇーっ!』



エリカ(マズい…!これじゃまた大洗の二の舞に─…っ!)



~~~~~~~~~~~
クランベリー『クランベリー機やられました!後をお願いします!』

クルセイダー車長『此方もやられましたわ、ローズヒップ様、御武運をお祈りしますわ』

ローズヒップ「っ!これで、残るは私の一機…っ!」

ローズヒップ「……オレンジペコさん、聞いていてございますの?」

オレンジペコ『…はい、聞いてます…!』

ローズヒップ「そちらは、準備出来てますの?」

オレンジペコ『はいっ!本体到着まで後5分です!それまで持ち堪えて──…』

ローズヒップ「そうも、いかないようですわ…さっきからエンジンがおかしな音を立ててますの、このままじゃマシントラブルで走行不能になってしまいますわ」

オレンジペコ『っ…!』

ローズヒップ「マウスは撃退敵いませんでしたが敵残存戦力は約半分、砲弾も多少は浪費させた筈ですわ!」

オレンジペコ『ローズヒップさ──』


ローズヒップ「後は任せましたわ、オレンジペコさん」



ローズヒップ「さぁ、煙幕が消え切らないうちに走りますわよーっ!目標!敵先頭フラッグ車!根性ですわーっ!」



~~~~~~~~~
エリカ(っ!こんなにも、上手くいかないなんてっ…!)

エリカ(もう少しで煙幕は晴れる、そうすればクルセイダーの残数も分かるし、それまでは動けない…)

エリカ「…!?」

エリカ「後方から敵が来るわ!旋回して砲撃用意っ!」


判定↓1↓2(コンマ2桁で大きい方が勝ち、負ければ走行不能)

ローズヒップ「いざ尋常にぃ…勝負!」↓1
エリカ「こんなことで…負けられないのよ!」↓2+50



ウソ…だろ…

えーっと、取り敢えず一つだけ言いたいことは…実際にクルセイダー四機で黒森峰の隊列崩すとか、無理なのは分かってるから!「一瞬で殴殺されるに決まってるだろJK」と鼻で笑いながら流し見てください。本隊とはなんだったんや…
…これ最悪エリカさん戦車道辞めるんじゃね?




ローズヒップ、エリカ「「うぉぉぉーっ!」」



ズガッガァンッ! パシュッ



香音「…そこまでっ!聖グロリアーナクルセイダー大破!黒森峰フラッグ車大破!よって、この試合……聖グロリアーナの勝利っ!」



──────ワァァァァッ




ローズヒップ「う、んっ…っへへ、どんなもん、ですの…」

エリカ「あ、あっ…く…負けた、のね…」

ローズヒップ「ん…っしょっと」ガコンッ

エリカ「!…貴女、このクルセイダーに乗っていたの?」

ローズヒップ「こりゃ整備が大変でござ…うぇ?そ、そうですわっ?」

エリカ「…今日の作戦は、貴女が…?」

ローズヒップ「?違いますわ!私だけじゃなく、皆で決めた作戦ですわーっ!」

エリカ「…そう、なの…その、今日は完敗だったわ」

ローズヒップ「…?えぇ、私達の勝利ですわっ!」ニコッ

ローズヒップ「あ、でもさすが黒森峰ですわーっ!結局倒した車両はフラッグ車だけだったし!」

エリカ「…ふふ、そういうの悪びれも無く言えて、しかも悪い気を起こさせないのは一種の才能よね」クスッ

この大会の一番の被害者はフラッグ車射抜かれて負けたエリカさんと、黒幕ちっくに会長に電話までして学校休んで聖グロに居着きチャーチルの砲を撃つのを楽しみにしていたのに全く撃てなかった華さんと、装填手になったモブ子だと思うの

~~~観客席~~~

みほ「…お姉ちゃん、お願い…行ってあげて」

まほ「……すまん」スクッ


タッタッタッタッ


菊代「…貴女は、行かなくていいんですか?」

みほ「私が行くと、多分エリカさん強がっちゃうから」アハハ



カチューシャ「すごい…」

ミカ「ふふ…言っただろう?力強い旋律が聞こえるって」ポロロン

カチューシャ「ホントに、絵に描いたような電撃戦…というかフラッグ車一発退場って…クラーラ!今日の試合、ちゃんと撮ってる?」

クラーラ「Конечно, как-КАТЮША」コクッ

カチューシャ「ん…よし、じゃあ帰るわよ!…ノンナに謝るの、手伝ってねクラーラ?」

ミカ「……彼女が、きっと追い風だったんだろうね…ふふっ」ポロロン


妙子「……すっごい」

典子「試合って、こんなに短く終わるもんだったんだ…」

あけび「バレーの試合より短いかも…」

忍「…キャプテン、このあとどうします?」

典子「ん~…解散、するには早いしどうせだから屋台まわってよっか」






ダージリン「………」フフッ

アッサム「勝ちましたね、ダージリン」

ダージリン「"勝利は、わが迅速果敢な行動にあり"」

アッサム「…ナポレオンですか?」

ダージリン「これが他の学校の勝利なら、これを言ったでしょうね」

ダージリン「でも…」

ダージリン「"世界には「剣」と「精神」の二つの力がある。そして最後は「精神」が必ず「剣」に打ち勝つ"」

アッサム「これもナポレオンですか」

ダージリン「ふふっ、まぁなんにせよ今は、後輩達の勝利に──…」



ダージリン「──…乾杯」


…良いところでというか一区切りというか、今日はここまでです
ペコはヒロインだから目立たなくていいんです、多分。
いやぁ、私も聖グロ一の俊足を見誤っていたみたいです、本当に全部持って行かれました

…明日明後日で取り敢えず対黒森峰編は終わりになります、そこで安価とは違いますがもし宜しければお聞かせください。下の中だとどんな意見があるでしょうか?反映するかは別としてご意見聞かせて頂ければ幸いです

1.ぶっちゃけもう少し安価でローズヒップを弄りたい
2.ローズヒップよりもっといろんなキャラを弄りたい
3.その他、こんなの見て見たい など

番外編~~side orange pekoe~~

オレンジペコ「──…それでは、全車進軍開始!」

ローズヒップ『オレンジペコさん、それではお先にごめんあそばせっ!』



ガーッ


オレンジペコ「ローズヒップさん、決して無理はしないで下さい!」

オレンジペコ「…本当にこんな感じで良いのでしょうか」

華「ふふっ、中々堂に入っていて、すてきですよ?」

オレンジペコ「あ、ありがとうございます…はな、グリーンさんの乗ってた戦車の車長さんも、こんな感じでしたか?」

華「えぇ、とっても凛々しい方ですから♪」

オレンジペコ「…そう、ですか…」





ローズヒップ『クルセイダー隊、黒森峰の部隊を視認しましたわーっ!』

オレンジペコ「!」

ローズヒップ『フラッグ車も確認、数は…とにかくいっぱいですわーっ!』

オレンジペコ「っ…本隊で間違い無さそうですね、ローズヒップさん!足止めをお願いします!此方は到着までもう少し掛かりそうです」

オレンジペコ「っ──…」

オレンジペコ「っ、やっぱり少しでも足の速い戦車を先遣隊で…!」

ルクリリ『オレンジペコさん』

オレンジペコ「っ…!」

ルクリリ『私達の"隊長"を信じましょう、便りが無いのは元気の印、とも言いますから』

オレンジペコ「でもっ…!」



ヴァニラ『こ、こちらヴァニラ機…やられ、ましたわ…総員無事、後は任せます…』

オレンジペコ「っ!」

ルクリリ『………』

華「…オレンジペコさん」

華「ローズヒップさんは貴女を信頼して、そのフラッグを、託したんです」

華「その想いを、無下にするんですか?」

オレンジペコ「おも、い…?」

───ペコさんに近づかないように、私が全部倒すから…!私がペコさんを護るからっ…!───

───今日はダージリン様の代わりに、私がローズヒップさんの背中を押してあげますから───


オレンジペコ「……っ、各車そのまま前進、隊列そのままでお願いします…」


オレンジペコ「…………」

華「…そろそろ、始めましょうか」

オレンジペコ「…全車戦闘準備、森を抜けて丘を登れば敵は目の前です、装填かい──」

クランベリー『クランベリー機やられました!後をお願いします!』

クルセイダー車長『此方もやられましたわ、ローズヒップ様、御武運をお祈りしますわ』

オレンジペコ「っっ!」



ローズヒップ『……オレンジペコさん、聞いていてございますの?』

オレンジペコ「…はい、聞いてます…!」

ローズヒップ『そちらは、準備出来てますの?』

オレンジペコ「はいっ!本体到着まで後5分です!それまで持ち堪えて──…」

ローズヒップ『そうも、いかないようですわ…さっきからエンジンがおかしな音を立ててますの、このままじゃマシントラブルで走行不能になってしまいますわ』

オレンジペコ「っ…!」

ローズヒップ『マウスは撃退敵いませんでしたが(履帯破壊や砲身破損で)敵残存戦力は約半分、砲弾も多少は浪費させた筈ですわ!』

オレンジペコ「ローズヒップさ──」

ローズヒップ『後は任せましたわ、オレンジペコさん』



オレンジペコ「っ、装填急いで!余裕のある者から先行してください!」

オレンジペコ「───っ…」

華「…もうすぐ丘を越えます、準備はいいですか?」

オレンジペコ「はいっ…!」

オレンジペコ「──登りきった者から砲撃開始!クルセイダーを援護してください!」

オレンジの(ローズヒップさん…無事でいて…っ!)

華「丘を越えました…!敵機捕捉…!」

オレンジペコ「砲撃かいし───」


香音「…そこまでっ!聖グロリアーナクルセイダー大破!黒森峰フラッグ車大破!よって、この試合……聖グロリアーナの勝利っ!」



オレンジペコ「…………え?」

ルクリリ『……ぁ?』

華「………あら、あらぁ」


聖グロ女子「「「「えぇぇぇぇーっ!」」」」

こうやってオレンジペコ視点でみるとただのギャグだなこれ…
という訳で本当におやすみなさい

まだまだご意見お聞かせください、結構まだローズヒップ分が足りない方多そうなので、このまま続けてはいこうかと思います。ご提案のようにダー様をいじったり聖グロネームドで弄る人をローテしたりは面白そうなのでやってみたいですね

……やられちゃったifはあそこからまた本隊が到着で色々分岐があってメドいので書きません、すいませんです

エリカのあんこう踊りは…うん、どっかで書けたらいいかなと思いますです


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



香音「それでは、一同礼っ!」

黒森峰、聖グロ「「ありがとうございましたーっ!」」



ワーワー ガヤガヤ

~~~聖グロリアーナ控えテント~~~


ローズヒップ「だいっしょうりですわぁーっ!」

華「おめでとうございます、ローズヒップさん」パチパチ

ローズヒップ「私に掛かればティーガーなんて、チョチョイのチョイでやっつけてやりますですわーっ!」



ワイワイ ヤイヤイ




オレンジペコ「…………」

ルクリリ「デブリーフィングと言った空気ではありませんね…紅茶、如何ですか?」

オレンジペコ「ルクリリさん…ありがとうございます」ニコッ

オレンジペコ「…………」

ルクリリ「……ローズヒップさん、凄かったです」

ルクリリ「マグレでもこんなに上手くいかないでしょうね」

オレンジペコ「マグレなんかじゃなくて、あれがきっとローズヒップさんの実力なんですよ」

ルクリリ「……だとしたら末恐ろしいですね、煙幕だけを隠れ蓑に、四方八方を敵に囲まれ、敵の砲撃降り注ぐ中でフラッグ車だけを一撃で屠るなんて…」

ルクリリ「今日のローズヒップさんはまさにフラッグに振り落ちる"真紅の稲妻"、と言った感じでしょうか」



オレンジペコ「……ルクリリさん御免なさい、正直それはちょっとダサいです」

ルクリリ「!?」




ワイワイ カチャカチャ


ダージリン「っ、と…皆お疲れ様、快勝だったわね」

ローズヒップ「ダージリンさまっ!」パァァッ

アッサム「皆、少しの間そのままで聞いてちょうだい?」


ザワザワ


ダージリン「…………さて、ローズヒップ?こっちへいらっしゃい?」

アッサム「オレンジペコも、出てらっしゃい?」

オレンジペコ「えっ…?は、はいっ!」

ローズヒップ「はいですわーっ!」



ダージリン「…コホン、さて今回の黒森峰戦、先ずはよく頑張りました」

ダージリン「慣れない事ばかりの連続で、戸惑った事もあったでしょうけど」

ダージリン「仲間を信じ、自分を信じて…本当に良く頑張ったわね、二人とも」


オレンジペコ「あ、あぅ…」カァァッ

ローズヒップ「て、照れますですわぁ」テレテレッ


ダージリン「……今回の戦いは確かに、今まで伝統として受け継いできた聖グロリアーナの戦いとは、凡そ違うものだったわ」

二人「っ!」ビクッ

ルクリリ「!お言葉ですがダージリンさま──」

アッサム「落ち着きなさい、ダージリンの話を最後まで聞いて」


ダージリン「…でも私は、この戦いが新たな聖グロリアーナの歴史の礎になっていく、そう信じているわ」

アッサム「胸を張りなさい二人とも、今日の一勝は間違いなく聖グロリアーナの歴史に残る勝利になるはずよ」

オレンジペコ「アッサム様…ダージリン様…」ウルッ

ローズヒップ「何だかわからないけどやりましたですわーっ!」


ダージリン「本当なら学院に帰って反省会の予定だったけど、今日じゃなくて明日に持ち越しにしましょう」

アッサム「クルセイダーの皆は特にお疲れ様、今日はゆっくり休んで、英気を養って頂戴?」




ダージリン「それじゃ、各自戦車の積み込み準備をして今日は解散、今日は本当にお疲れ様っ」


ダージリン「あぁ、ローズヒップとペコはまだ話があるから少し残ってちょうだい?」

二人「「???」」



ワイワイ ガヤガヤ ───



ダージリン「…………」

アッサム「…………」

ローズヒップ「…………」

アッサム「…………」



ダージリン「ローズヒッp」

アッサム「ローズヒップっ!」ギューッ

ローズヒップ「わひゃあうっ!あ、あああアッサム様!?」

アッサム「私、わたし…っ…本当に、感動して…本当に良く頑張りましたっ…」ギュッ

ローズヒップ「え、えぇえーっ!?あ、アッサム様、くるしっ…」

アッサム「あのローズヒップが…あんなにしっかり皆を纏めて…ぅぐ、私っ…感無量で…っ!」

ローズヒップ「わ、わーわー!アッサム様!な、泣かないでくださいましっ!ほ、ほら私のおハンカチをお使いになってくださいませっ!」

アッサム「っ、ぐ…こんなに成長して…ひぐ、うわぁぁんっ…」ギュゥゥ

ローズヒップ「一瞬でハンカチがビショビショにっ!?ちょ、あっ、アッサムさま、首はだめくるし…っ!」



ダージリン「…………ぺ、ぺこー」

オレンジペコ「……知りませんっ!」ツーン

ダージリン「 」ガーン

ダージリン「じょ、冗談よペコ…それに今回の功労者は間違いなくローズヒップでしょう?なら先にローズヒップを褒めてあげようという隊長心がわかるでしょう?」

オレンジペコ「あいにく私には"車長"の経験はあっても"隊長"の経験はありませんからっ」ツーンッ

ダージリン「あ、あれはローズヒップをいじるために仕方なくでしょう?全く…私が貴女をみていないわけ無いでしょう?」ギュ

オレンジペコ「っ!……心細かった、です…ダージリン様」ギュ


ダージリン「良くやったわペコ…ローズヒップを助けて指揮もしっかり取れてたわよ?」


オレンジペコ「…っ…もう少ししたら、ダージリン様もアッサム様も、居ませんから」

オレンジペコ「私が、頑張らなきゃ、って…」


ダージリン「…大丈夫、貴女には苦楽を共にする友人がちゃんと居るんだから」

ダージリン「これからは一人じゃなくて、"二人で"頑張りなさい」

オレンジペコ「っ……はいっ…!」


ダージリン「…さ、今日だけ胸を貸してあげるから、思いっきり泣きなさい?」

オレンジペコ「あ、それはいいです」

ダージリン「!?」ガーン

オレンジペコ「ふふっ…♪」ギュッ

即落ち1レスでどうしてこうなった…取り敢えずこれで黒森峰戦は終了です

おまけを書いていきますがどれから書いていこう…

①Debriefing~エリカ・アフター~
②カチューシャ日記・裏
③五十鈴家大騒動
④みほ「…ただいま、おかあさん」
⑤キャプテンの甘酸っぱい夕暮れ~渋味の効いたルクリリを添えて~
⑥継続警察24時 ミカ大捜索SP

↓1から順に出たもの書いていきます

②カチューシャ日記・裏

●月×日
今日は朝からカチューシャとの勉強会、むぅーと唸るカチューシャを眺めていられる素晴らしい一日。…になる筈だった。
朝起きてカチューシャ様の部屋を覗くと、既にそこにカチューシャは居なかった。その事実だけで失神してしまいそうになり、崩れそうになる身体を部屋のベッドでなんとか堪えて立ち上がろうとす…る瞬間にベッドにダイブ。あぁ、カチューシャの匂いがする…はぁぁ…ミルクの様な甘い、ボルシチの様に身を熱くするこの匂いが身体に染み込んでくる…
途中シーツを取り替えに来た同士ニーナを手早く"処理"して、羨ましくも今日のカチューシャ当番の同士クラーラに無線で連絡を取る。
"カチューシャ様と合流、現在聖グロリアーナと黒森峰の試合を御観覧されています"
なんと、カチューシャったら私に内緒で外出だなんて…これは、お仕置きが必要ですね…
"あぁ、同士ノンナ、

すみません。途中誤送信です



"あぁ、同士ノンナっ!貴女はいつもこんな愉悦のひと時を…!ああっ、カチューシャ様の太もも、太ももがぁぁ…!"
…粛清リストにクラーラも載せておきましょう、故郷のシベリアの地に帰ることができて、彼女も嬉しいでしょう。

…急遽寝込んでしまった同士ニーナの代わりにカチューシャのシーツを奪取…交換して、ベッドから身を抜け出させれば既に夜の帳は降りていました。新しいシーツに変えてからも乱さない程度に寝転がって私の匂いを染み付けておきましたから、きっとカチューシャも寝る前に私を意識する筈です。そう考えるだけで気分が高揚して思わず廊下でスキップをしてしまいました。
…途中、同士アリーナとすれ違ったのでご褒美に二日ほど御休みを与えました。彼女ったら土下座するほど嬉しかったようで、廊下をすごい速度で走っていきました。何故か"誰にも言わねがら、許してくんろ~っ!"と言っていたのは、きっと空耳でしょう

夜20時、カチューシャが帰ってきました、玄関までお迎えしたところ"ち、ちょっと息抜きがしたくて…その…悪かったわ、よ…"と言ってカチューシャ可愛いあぁ素直に謝れないカチューシャ可愛いペロペロしたいクンカクンカしてシーツとの差を確かめたいというか生のカチューシャの匂いを嗅ぎた……

悪い発作が出ました、とにかくご飯も食べてなかったそうなので、お風呂の後に勉強することを約束して、ご飯にしました。
今日は過ごしやすい天気だったので茄子の揚げ浸しと焼き魚の定食にしました。茄子の嫌いなカチューシャが嫌々ながら口を開けるところも、小骨に悪戦苦闘している姿も何もかもが愛おしく感じました。
食事の後はお風呂でs

~以下鼻血で読めないため省略~

…今日も一日しっかりカチューシャを堪能できました、Увидимся завтра Катюша



…さて、これをまだ読んでいるあなたは、私の秘密を知ったという事になります。大変心苦しいのですが、私は秘密を知られるのが大嫌いで、これを知られた以上あなたを生かしておく訳にはいきません。


風呂場で、寝室で、オフィスで、ホテルで、カフェで…あなたがどこにいるか、そんなことは今から調べれば済む話です。…嗚呼、見つけました。画面を見つめるあなたが私からはっきり見えていますよ。

では… до свидания (さようなら)

⑤キャプテンの甘酸っぱい夕暮れ~渋味の効いたルクリリを添えて~


典子「───はぁ、皆と帰ったら良かったかなぁ…」

典子「…なーんで残るなんて言っちゃったんだろ…うわっ、次のバスまで二時間もあるし」

典子「二時間後のバスでも学園艦の出航には間に合うけどさぁ、何もせずに二時間はなぁ…」



典子「……あっちだって、きっと色々忙しいに決まってるのに」ボソ

典子「…うじうじしても始まらない!次の停留所まで走ろう!」

典子「幸い時間はたっぷりあるし…よぉし、こんじょ───」


ヴヴヴヴ ヴヴヴヴ


典子「うっ!?ちょ、今…!?」


差出人:ルクリリ
件名:まだ居るかな?(・・?)
内容:何だか反省会は後日に回ったみたいだ(*´∇`*)
今から聖グロリアーナの車で港まで戻るんだけど、まだ会場に居るなら乗っていかない?ついでに色々お話とか…ダメかな?_(:3 」∠)_


典子「っ…だからキャラ違いすぎだって!」ポッ

典子「うー…あーもう…」

典子「……"助かります、停留所で待ってます"っと…」カァァッ

典子「それにしても車って、お父さんとかかな?」

典子「…そ、それはちょっと気まずいかも…」


典子「 」

ルクリリ「えっと、おまたせ…遅かった、かな…?」

典子「 」ブンブン

ルクリリ「それなら良かった…んだけど」

ルクリリ「えと、扉、開いてるよ?」

典子「 」コクコク

ルクリリ「い、いや頷く前に乗ってくれないと…」

典子「 」ハッ

典子「……の、乗る前に確認したいんだけどさ…」

ルクリリ「あぁ、どうした?」

典子「…後から代金払えって言われても一文もないよ?」

ルクリリ「代金は学院持ちだし、私も払わないよ?」

ルクリリ「学校で用意してある車だから心配しないで、というかタクシーじゃ無いんだから」クスクス

典子「そりゃ、タクシーってレベルじゃ無いよコレは…」




典子「どう見てもリムジンじゃん!」

ルクリリ「あはは…普通そういう反応になるよね…」

典子「普通こういう遠征はバスかバンでしょ!?これ山道とか走っちゃダメなヤツだよ!」

ルクリリ「入学してから私もそれは思ったよ…」



ルクリリ「えっと…じゃぁ、一緒にバスで帰ろうか?」

典子「ううん!乗る!」

ルクリリ「あ、あははは…」

聖グロならやり兼ねないなと思っていたネタを書けて本望です。でもリムジンってドイツ製…お金持ち=リムジンって庶民的発想だよなぁ…


~車内~

ルクリリ「…………」

典子「…………」

ルクリリ「………」

典子「…………」




ルクリリ・典子(…会話がないっ!)

ルクリリ(さっきから典子さん、難しい顔をしてる…)

ルクリリ(酔ってる様子では無いけど、やっぱり落ち着か無いのか…?)

ルクリリ(…もしかして私、汗臭い!?)

ルクリリ(何もして無いとはいえパンツァージャケットで乗るのはって思って、何時もの制服に着替えたんだけど…)

ルクリリ(シャワー設備は流石に無いから汗の匂いはするかもっ…)



典子(お、おおおおお落ち着け磯辺典子、よ、よくよく考えれば友人と一緒に車乗ってるだけだから!)

典子(つーか最初はそりゃこのお洒落空間に困惑してたけどさぁっ!)

典子(今は別の事で戸惑ってるよっ!予想外、ルクリリさんめちゃ美人じゃん!)

典子(何時もの三つ編み解いてるし、聖グロのブレザーとか着てたら普通にお嬢様だよこれぇ!)

典子(前に大洗に来た時は体操服&三つ編みだったけど…その時はこんなこと感じなかったのに…)

典子(しかも嗅ぎ慣れた鉄の匂いの中に微かに甘い匂いがして…これ車の匂いじゃ多分無いよね…)



ルクリリ・典子(ど、どうしよう…)



ルクリリ「………あ、あの」

典子「ひゃいっ!?」

ルクリリ「!?だ、大丈夫?吐きそうだとか、気分悪いとか…」

典子「い、いやっ!全然だいじょーぶ!根性だ、根性っ!」

典子(根性って何だ根性って!)

ルクリリ(根性って…根性で耐えるほど汗臭いの!?)



ルクリリ「ご、ごめん…!今窓開けるから…!」ウィィン

典子「えっ!?う、うん…」

ルクリリ「…これでちょっとは落ち着けたかな?」

典子「あー、そうだね!うん!」

ルクリリ「そっか、なら良かった…」クス


典子(確かに新鮮な空気が入って…匂いは抜けたから落ち着いてきたけど…)

典子(長い髪が風に揺れて、それを指で?き分ける仕草がものすごく色っぽい…!)

ルクリリ(表情は緩まったけど、今度はぼーっとこっちを見てる…何かおかしかったかな?)

ルクリリ(…あぁ、髪を下ろしてるからかも、確か見せるの初めてだっけ)

ルクリリ(やだなぁ、私の髪癖が付いてるから、綺麗な真っ直ぐじゃないんだよね…変だから、あんまり見ないで欲しい…)

典子(手櫛で直す仕草とか、ちょっとした動きが上品だなぁ…聖グロの生徒は皆こうなのかな?)

典子(……あの赤毛は例外、だな)




ローズヒップ「へっくちっ!」

オレンジペコ「風邪ですか?ブランケット、一緒に被りませんか?」

ローズヒップ「えへへ…お言葉に甘えさせていただきますですわっ」

訂正


×典子(長い髪が風に揺れて、それを指で?き分ける仕草がものすごく色っぽい…!)

◯典子(長い髪が風に揺れて、それを指で掻き分ける仕草がものすごく色っぽい…!)


ごめんなさい、力尽きたので今日はここまで
何というかルクリリの口調も典子の心境とかもどっちらけてきてしまって本当に見辛くて申し訳ないです

あれもこれも全部カチューシャ日記・裏が悪いんや…
という訳でおやすみなさい。

おっと誰か来たようだ

乙。全裸待機してるのに一向にノンナさんが来ないぞ、そろそろ風邪ひきそうだ

今日の公式HPのらぶらぶ作戦、ローズヒップ回だったわね

>>433
ノンナ「余りに衝撃的な姿でしたので、粛清も忘れ呆れて帰ってしまいました、全裸のまま風邪でもひいて寝込んでください…暖かくしてちゃんと布団で寝ていたら、玉子酒持ってお見舞いに行って差し上げますから」


>>434
薔薇尻…やはり知将か…!情報ありがとうございます。やっぱりアッサムとローズヒップの絡みはえぇんじゃぁ~


さて、着々と引き返せ無いところまできているルクリリ×典子を書いていきます

~~~~~~~~~~

ルクリリ(結局…)

典子(あまり話せなかった…)

ルクリリ「…えっと、着いちゃった、ね…」

典子「う、うん…」

ルクリリ「今日は見にきてくれて、ありがと。…まぁ、全く良いところ無かったけど」

典子「あはは、そんな日もあるって」クスッ


典子「…わざわざ大洗の学園艦の前まで送ってくれて、ありがと」

ルクリリ「ううん、私も帰るついでだったから気にしないで」

典子「う、うん…」

ルクリリ「…………」

典子「…………」

典子(会話が、ぎこちない…)

ルクリリ(どうしよう…何か話した方が良い、のかな?でも、引き留めたら悪いし…)

典子(どうしよう、何か話さなきゃ…そうだ!)

典子「…あ、あのさっ!」

ルクリリ「…?」

典子「こ、今度は皆でバレーやろう!戦車もいいけど、私達といったらバレーだし!」

ルクリリ「典子、さん…?」

典子「今度寄港が合った時、練習試合しよう!そしたらルクリリさんとまた会えるしっ!」

ルクリリ「私と、会える…?」

典子「…………はっ!」

ルクリリ「ふふっ、そうだね。…楽しみにしてるから」クスッ


典子「~~っ!!また、メールするからっ!それじゃっ!」バタンッ



タッタッタッタッ コンジョーッ!!




ルクリリ「ふふっ、また会える、か…」


ルクリリ「…………夕焼け色が良く似合うなぁ」





典子「~~~~っ!!!」カァァッ



瞼の裏に映る彼女の笑顔を振り払う様に学園艦へと走る典子!自前の根性でも、染まる頬と高鳴る鼓動は抑えられない止まらない!恋する想いと知ってか知らずか、気になるあの子は鈍感朴念仁お嬢様!果たして典子の恋は実るのか、公式からルクリリ補助は今後あるのか!全ては明日のレス次第!
次回、「ハニーレモンとリベロ革命」に御期待ください!(続かない)

③五十鈴家大騒動


百合(───今日は華さんが帰って来る日)



百合(何でも学園艦の寄港日が今日らしく、夕刻から夜にかけての限られた時間だけ、ウチに寄ってくれるそうです。)

百合(短い時間ですが、我が子の顔を見ることが出来るのは、母親としてやはり嬉しいですね…)クスッ


百合(しかし───)


百合(今日こそは華さんに戦車道を諦めてもらわねばっ!)

百合(戦車道を続ける事自体を許したとはいえ、学業や五十鈴家の芸事に問題が出る様なら、華さんの為にも一刻も早く辞めさせなくてはいけません!)

百合(ちょっとでも会話の中に気になるところが見つかれば、根掘り葉堀り聞いて聞いてボロが出るまで聴き倒してやります!)



百合(さて、華さんが戻って来る時間まであと少し…そろそろ身支度をしないと───)


バタンッ


新三郎「て、てぇへんです!お嬢が、お嬢がっ…!!」

百合「し、新三郎…!?どうしましたそんなに慌てて…華さんがどうかしたのですか?」

新三郎「と、とにかく来てくだせぇ!」

百合「ちょ、ちょっと急かさないで…!」





華(???)「お母様、五十鈴華ただいま戻りました」

百合「あぁ華さん、おかえりなさい。」

百合「先程から新三郎ったら大変だ大変だと騒いでいる…の、だけれど────?」




華(金髪&聖グロジャケット)「…?何か、ありましたか?」




百合「 」

新三郎「いやぁ、洋装も素敵ですねお嬢!制服以外の洋装はあっし初めて見たかもしれやせん!」

華(金髪&聖グロジャケット)「ふふっ、ありがとう新三郎…と言ってもこの髪は被り物だけど」クスクス

新三郎「とても新鮮でいいと思いやすよ、お嬢!それじゃ、記念に一枚…はい、チーズ!」カシャッ

華「ちょ、ちょっと恥ずかしいですね…。…?お母様…?」

百合「 」

新三郎「…あー、余りのショックに気絶してまさぁ」


※誤解は二時間後に解けました

①Debriefing~エリカ・アフター~

~~黒森峰控えテント~~

エリカ「───という事で、明日からは脚の速い機を仮想敵にしての練習も増やしていくわ」

エリカ「……今日は皆整備を終えたら上がってよし、戦車と物資は後日回収する手筈になってるから」

エリカ「…小梅?あとお願いするわね、私は少し回収の段取りがあるから出て来るわ」

小梅「あ、うん!わかった…無理、しないでね?」


エリカ「…………………」コクッ




黒森峰女子1「…副隊長、大丈夫かな?」

黒森峰女子2「ばっかねぇ、大丈夫な訳ないじゃん」

黒森峰女子3「そう?反省会とか結構いつも通りだったよ?」

黒森峰女子2「練習試合とはいえフラッグ車を一撃でやられたんだよ?内心穏やかな訳無いって」



黒森峰女子4「……観客席で見てた補欠の子さ、隊長を見かけたらしいよ?」



黒森峰女子1「そうなの!?」

黒森峰女子4「うん…前副隊ちょ、妹さんも一緒に居たって」

黒森峰女子2「うわぁ、決定的だよ…」

黒森峰女子1「その事って、副隊長は…」

黒森峰女子2「…知ってるんじゃない?というか知らない訳無いよ…」



黒森峰女子3「……副隊長さ、辞めたりしないよね…?」



黒森峰女子1「…わかんないよ」

黒森峰女子2「あの人、強がってる割に打たれ弱いからなぁ…」

黒森峰女子4「……心配だよね」

黒森峰女子3「うん…」




小梅(───エリカさん…)

既にエリカは隊長だった…そうだった…っ!「リトルアーミーを読んだ」とは何だったのか…


~~PM8:00 練習試合跡 平野~~

エリカ「…………」

エリカ(負けた……。)

エリカ(よりにもよって、あんな無様な負け方を…)

エリカ(……よりにもよって、アイツと隊長の前でっ…!)




まほ「……珈琲でも飲まないか?」



エリカ「!?た、隊長!?ど、どうしてここに!?」

まほ「…まだ慣れないのか、お前は。そんな事だから、他の者に未だに"副隊長"なんて呼ばれるんだ」クスッ

エリカ「っ…す、すみません先輩」

まほ「ん、分かればいい」

まほ「改めて珈琲でもどうだ?インスタントだから味はそこそこだけど…隣、座っていいか?」

エリカ「も、もちろんです!どうぞ…あぁっ、珈琲もいただきます」

まほ「ん、熱いから気をつけて」クスクス


まほ「──今日の戦いは、良い勝負だったな」

エリカ「…はい、学ぶべき事の多い一戦でした」

まほ「そうだな。エリカにとっても、黒森峰にとっても勉強になった一戦だっただろう」

エリカ「はい…まさか聖グロリアーナがあんな手を使ってくるだなんて…し、しかし二度とあんな戦法には!」

まほ「エリカ、落ち着いて。そのままでは、大事なものも見えなくなってしまう」

エリカ「っ!…すみません、先輩」

まほ「ん…エリカ、ちょっとこっちに」チョイチョイ

エリカ「?なんですか、先輩…?」



まほ「ん、よ……っと」ナデナデ


エリカ「わぷっ…な、ななななっ…!」カァァッ

エリカ「や、辞めてくださいっ!」

まほ「ふふっ、みほは喜んでくれるんだがな」

エリカ「私とあの子は違いますからっ!」

まほ「そうだな、みほとエリカは違う…だから、エリカはエリカでいいんだよ」

エリカ「な、何のことをおっしゃってるんですかっ…!?」

まほ「お前は私とみほに固執しすぎだ。今回の作戦は確かに大洗の…みほの猿真似だったと言える」

まほ「だが重要なのは大洗の戦術にチームが弱かった事じゃない。柔軟な対応ができていなかった事にあるんだ」



まほ(まぁ、最後のクルセイダーの砲撃だけは運が悪かったとしか思えないけど)

まほ「柔軟な対応力と確かな経験…これが、今の黒森峰に、そして何よりエリカに足りない部分だ」

エリカ「隊長…」

まほ「………西住流は何があろうと前に進む流派、臨機応変はともかくとして、咄嗟の部分は弱いのが弱みだ」

まほ「……現に私はみほに敗れているしな」クスッ

エリカ「そんな…そんな事ありません!隊長の戦車道は…その志はっ…!」

まほ「いいんだエリカ、私はそれでいい…」

まほ「でもその志は…ずっと私がエリカに強要していたものだ」

まほ「良かれと思ってやった事だが、逆にエリカの道を狭めてしまったのかもしれないな、済まないエリカ」

エリカ「そ、そんな事…!」

エリカ「っ……!」

まほ「エリカ……?」


エリカ「っ…!ふ、ふざけないでください!わたしは、わたしの意思でこの道を歩いてるんです!」

エリカ「隊長に憧れたからこの道を歩んだんです…私の前を進む貴女を追い掛けるのが私の道だって決めたんです!」

エリカ「そして…そして貴女の進む道が間違ってなかったって証明するんです!」ジワッ

まほ「え、エリカ…?お、落ち着いて…」

エリカ「私はいつだって冷静ですっ!」

まほ「あ、あぁ…そうか…」

エリカ「…だから、そんな弱気な事言わないでくださいっ…次は、次は必ず勝ちますから…っ!」

エリカ「勝って西住流が…貴女の志が、こんなにも美しいんだって、証明させてくださいっ…!」

まほ「エリカ……」


まほ(あぁ…そうか…)



まほ「ごめんねエリカ…ありがとう」ギュッ

~~~~~~~~~~~~


まほ「─────っていうのを期待したんだが」




エリカ(ノンアルコールビール装備)「どちっくしょーっ!ふっざけんな6ポンド砲の分際でぇぇっ!」

エリカ「クルセイダーのバカヤローっ!次会った時はバイカル湖に沈めてやるから覚悟しろぉーっ!…ひっく」

エリカ「すぅぅぅぅっ………」

エリカ「次は絶対に勝ってやるぅぅぅっ!…うっぷ」




まほ「杞憂だったかな、ふふっ」


番外編は取り敢えずここまで"④みほ「…ただいま、おかあさん」 "については後日煮詰めつつエリカのあんこう音頭と合わせて書いてみます、近日公開乞うご期待
ではいきなりですがいつもの雰囲気に戻させていただきます
無意味に長い戦車パートにお付き合いいただきありがとうございます。では本編に戻ります


オレンジペコ「───ローズヒップさんが怪我をしました」

ダージリン「!?」

アッサム「!?!?詳しく説明なさい!ローズヒップは無事なの!?怪我の具合は!?病院はどちらなの!?」

オレンジペコ「お、落ち着いてください…脚の筋を痛めたみたいで、ギプスをしていますが元気に学校に来てますから」


ダージリン「そうなの…それだといじりはどうしようかしら」

オレンジペコ「や、辞めるという選択肢は無いのですね…あんなにローズヒップさん頑張ったのに」

ダージリン「それはそれ、これはこれよ」

アッサム「でもダージリン、ローズヒップは怪我をしているのですよ?せめて治るまでは───」



ローズヒップ(with キックボード)「楽ちんですわぁーっ!」シャーーッ


アッサム「こらぁっ!待ちなさぁーい!校内でそんなもの…危ないでしょぉがぁぁぁ!」タッタッタッタッ


ダージリン「………という事で↓1(内容)をするわ」

オレンジペコ「実行するのは↓2(人物)です」

ダージリン「アッサムに、ローズヒップのスカートをめくらせるわ」

オレンジペコ「…?ローズヒップさんだとあまり気にしそうに無いですけど…」

ダージリン「…いいえ、あの子は間違いなく新鮮な反応を示してくれるわ」


ダージリン「相手がアッサムだもの」


オレンジペコ「…ちょっと納得しかけました」

ダージリン「でしょう?良くて恥じらい、どんなに反応悪くても困惑は見られるでしょうね」

オレンジペコ「まぁ確かにアッサム様がいきなりそんな事したら驚きますよね」



アッサム「…話は聞かせて貰ったわ」

ダージリン「あらアッサム、ローズヒップは?」

アッサム「逃げられたわ、流石はキックボードね…」

オレンジペコ「場所はどこにします?」


アッサム「そうね…↓1(学内外問わず)とかどうかしら?」

アッサム「…近所の公園、あそこならそこそこの人通りでしょうし」

ダージリン「ふふっ、そうね…アッサムはそれでいいの?」

アッサム「当たり前です」

オレンジペコ「では…撮影は、今回は私が?」

ダージリン「いいえ、私にいい考えがあるわ」ドヤァ


ダージリン「この世の中には素晴らしいパパラッチがいる!その中でも今日は…!↓1(ガルパンキャラ)を呼んだわ!」


ダージリン「あんこうチームの忠犬、もとい秋山優花里さんよ」



優花里「どーも、恐縮であります!秋山優花里です!」

オレンジペコ「あぁ、あんこうチームの装?手さん」

アッサム「なぜ彼女がここに?」

ダージリン「彼女の撮る一枚には、魂が篭っているのよ」

ダージリン「…出来ることならその才覚、偵察以外に使って欲しいものね」ニコッ

優花里「きょ、恐縮です…」ビクッ

アッサム「では、公園へと急ぎましょうか」


うぉぉ…頭痛が、偏頭痛がぁぁ…短いですが今日はこれまで、また明日…だといいなぁ。とにかくやっと本編に戻って来れてほっとしています

差し支えなければご教授ください。貴方の好きな戦車は何ですか?自分はシャーマンとか好きです。ちょっとずんぐりしてて可愛いと思います。(あくまで自分の好きな戦車です、性能の優劣を決めるものではありません。)

皆様思い思いに書いていただきありがとうございます。意外と現行の国内戦車が多くて驚きました。てっきりティーガー一色になるかと…

続き書いていきますね~

~~近くの公園~~

ダージリン「やってきたわね近くの公園」

オレンジペコ「やってきましたね近くの公園」

アッサム「やってきたのよ近くの公園」


優花里「…………」


ダージリン「………」ジーッ

オレンジペコ「………」ジーッ

アッサム「………」ジーッ

優花里「………えっ?」

ダージリン「……ほら、優花里さんも続いて」

アッサム「淑女たるものノリに便乗する器量も必要よ?」

優花里「いやそんな淑女聞いた事無いですよ!?」

オレンジペコ(あ…秋山さんはツッコミ側なんだ…)



優花里「え、えぇと…や、やってきたであります近くの公園!…これで良いんですか?」

ダージリン「ん、結構。では配置について頂戴?」

優花里「りょーかいであります!」ゴソゴソ

オレンジペコ「…?秋山さん、それは一体…」

優花里「…?ペコ殿はご存知ありませんか?ギリースーツですよ」バサッ

優花里「これを被ってある程度草の茂った処にこうやって伏せると…」

オレンジペコ「あっ、凄い!本当に溶け込んでる!」

優花里「こんな事もあろうかと、押し入れの奥から引っ張り出してきた甲斐がありました!」ペカーッ


アッサム(日常生活じゃ使い所無さそうだものね…)

ダージリン「さて…アッサム、作戦はあるの?」

アッサム「えぇ、勿論ですよダージリン」

アッサム「ローズヒップの友人に掛け合い、この公園には良いキックボード練習場があると怪しくない程度に話を入れて貰えました」

アッサム「朝の様子からローズヒップはキックボードに少なからず好印象を持っているはず…故に」



アッサム「会話の流れから彼女が来る可能性は…90%です」キリッ



ダージリン「ふふっ、流石聖グロの知将ねアッサム、貴女が味方で本当に良かったわ」

アッサム「ふっ…この程度、造作もありませんわ」



オレンジペコ(何というか…二人の世界で取り残されてるのに、全然羨ましくないなぁ…というか巻き込まれたくないなぁ…)

アッサム「さらに、流した話とは打って変わってこの公園は地面が砂地…あのキックボードでは満足に前に進む事もままならないはず!」

ダージリン「と、いうことは…?」

アッサム「私が接近し、スカートをめくるまでのラグタイムを軽減してくれます!」

ダージリン「そこまで計算してこの場所を…!やはり知将アッサム、侮れないわね…!」

アッサム「ふふっ、お褒めに預かり光栄ですわ、ダージリン」



オレンジペコ(そんなに上手くいくでしょうか…?)

~~放課後の公園~~


ダージリン「…!来たわ、ローズヒップよ!」

アッサム「ほら、ペコっ、隠れて…!」

オレンジペコ「わ、ちょ、押さないでダージリン様アッサム様…!」



ローズヒップ「~~♪」シャーッ


オレンジペコ「(だから何でよりにもよって三人でパイプ滑り台の中なんですか!)」ギュウギュウ

アッサム「(手近に隠れられる所が此処しかなかったのよ!)」

オレンジペコ「(ならもっと遮蔽物の多い公園を選んでくださいよ…)」

ダージリン「(……ふむ)」サワッ

オレンジペコ「(ひゃいんっ!?ど、ドコ触ってるんですかダージリン様!)」

ダージリン「(いや…あまりに慎ましやかなペコの胸元が私の目の前に大写しだったから、つい)」

オレンジペコ「(つい、で触らないでくださいっ!)」

アッサム「(…………)」サワッ

オレンジペコ「(っひゃ…!ってアッサム様まで太腿触らないでくださいよっ!)」

アッサム「(あまりに美味しそうだったから、つい)」

オレンジペコ「(だからつい、で触らないでくださいってば!)」



ローズヒップ「…話に聞いた公園は此処で間違いありませんわね…でも舗装されて無いから乗りづらいですわ…!」ガタガタ


ローズヒップ「…それにしてもこの公園、今日は↓1」

00~30 人が全く居ませんわね…
31~60 子供ばかりが5人くらい居ますわね
61~90 ゲートボール大会でお年寄りがたくさんですわ!
91~99 ママさんパパさんの子供連れで人がいっぱいですわーっ!

ローズヒップ「子供ばっかりですわね…数も少ないし…ま、ゆっくり練習できて中々結構ですわ!」


シャーッ ガタガタガタ


男児1「!…ねーちゃん、それなーに?」

ローズヒップ「うぉっとと、急に近づいたら危ないですわよ?…これは私の新しい脚ですわ!」

男児2「あし?…わ、ねーちゃん足ケガしてる!」

ローズヒップ「ふふん、だからこそのこのマシンですわ!」

男児3「でもキックボードならオレももってるぜ?ねーちゃんより早いもん!」

ローズヒップ「むむっ、聞き捨てなりませんわ!なら今度私のこのマシンと勝負ですわ!」

男児3「マジで!?へへっ、じゃあ約束なっ!」

男児2「でもここ砂だから危ないよ?ねーちゃん大丈夫?」

ローズヒップ「ふふん!どんな悪路も何のそのですわ!なぜなら私は…」


ローズヒップ「一流の淑女であり、戦車乗りですもの!」ビシィ

男児's「「「かっけぇー…!」」」キラキラキラ


ワイワイ デスワーッ




ダージリン「(ローズヒップって、子供に好かれ易いのね)」

オレンジペコ「(やはり大家族だからでしょうか…)」

アッサム「(でもあの子末っ子でしたよね?)」

オレンジペコ「(なんだかんだ面倒見良いですし、聖グロの中でも世間の常識はある方ですよねローズヒップさん…)」

ダージリン「(末っ子の愛でられ体質と年下から好かれる面倒見の良さが備わり最強に見えるわね)」




アッサム「(…そろそろ行ってくるわ)」

オレンジペコ「(ええっ!?子供達の前ですよ!?)」

ダージリン「(武運を祈るわ、アッサム)」

アッサム「(えぇ、後は秋山さんの写真に期待しておいて頂戴)」ダッ

ダージリン「(えぇ…さて、ペコ?お茶を頂戴)」

オレンジペコ「(無理ですよ…ここ滑り台の中ですよ?)」

ダージリン「(…………)」ムゥ




ローズヒップ「…強敵・ティーガーの猛攻にも耐えて突進するクルセイダー!狙いは偏に敵の親玉のフラッグ車!近く砲身と響くエンジン音に心が弾みましたわーっ!」

男児's「「「…………」」」キラキラ

ローズヒップ「正面から装甲を撃ち抜く事は不可能!敵が回転を終えるその瞬間!クルセイダーの砲口が火を吹きましたわーっ!」

ローズヒップ「同時に光る相手の砲身!一か八かの大勝負!そして結果は…」

男児1「結果は結果は!?」

男児2「どうなったの!?」

ローズヒップ「もちろん結果は………」

アッサム「大勝利よ」シュパッ

ローズヒップ「!?!?!?」

アッサム「獲ったっ…!スキありぃっ!」バサァッ


ローズヒップの今日の下着は↓1

優花里の写真スキルは↓3
※コンマ二桁で00(ぶれぶれド素人)~99(プロカメラマン級)

バサァッ

ローズヒップ「!!」

アッサム「あ……貴女…」

男児's「「「……………」」」ポカーン

優花里「っ…っ…!!」カシャカシャカシャカシャカシャカシャ

ローズヒップ「っっっ~~~っ!」カァァァッ

アッサム「………ろ、ローズヒップ…」



アッサム「…………↓1」

選択安価
1.その…ごめんなさい
2.えっと…とっても似合っていたわよ?
3.…夜私の部屋にいらっしゃい?可愛がってあげるわ
4.し、淑女として破廉恥な下着は許しません!
5.自由安価

ローズヒップ「あ、ああああっさむさま…!」カァァァッ

アッサム「…ローズヒップ」


アッサム「責任は、取るわ(キメ顔、声低め)」ポン


ローズヒップ「 」ボフンッ

アッサム「だから安心して………ん?」

ローズヒップ「 」プシューッ

アッサム「…ろ、ローズヒップ?」

ローズヒップ「………っ、お…」カァァッ

アッサム「お?」


ローズヒップ「おぼえてやがれですわーっ!」シャーッ


アッサム「 」

男児's「………」ポカーン




ダージリン「よっこいしょ、そろそろ終わったかしら…ん?」

ダージリン「アッサム…?な、何があったの?アッサム、アッサーム!」

~~その後~~

優花里「……では、此方を」パサッ

ダージリン「ありがとう…写真もデータも頂けるのね?」

優花里「えぇ、もちろんデータはそこにあるSDカードのみ、複製はしておりません」

ダージリン「ふむ…なるほど、中々良い写真ね」

優花里「今回はそこそこ上手くいきましたね、写真の腕はそこそこですが、大事な部分は撮れているはずですよ?」

ダージリン「ん、本当に良い写真だわ…はぁ…」

優花里「…やっぱりご満足、頂けませんでしたか?」

ダージリン「いいえ、写真"は"問題ないのよ…ただ…」ピラッ

ダージリン「っ!」

優花里「あぁ、それは今回で一番よく撮れた写真です!それだけでも焼き増しして自分で残しておこうかと思ったほどで……だ、ダージリンさん?」

ダージリン「そういう…ことだったのね…アッサム…」

ダージリン「………」ゴゴゴゴゴ

(アッサムがキメ顔で?真っ赤ローズヒップを口説いてる写真)

~~昼休憩~~



アッサム(あの悪戯から数日後………)



ローズヒップ「アッサム様!お味はいかがでございますの?」ニコニコ

アッサム「え、えぇ美味しいわローズヒップ」

ローズヒップ「やりましたですわーっ!」ニコニコ

アッサム(何故かローズヒップが私の分のお弁当を作るようになった)


アッサム(……どうしてこうなった!?)



アッサム(いや、お弁当自体は嬉しいんだけど…料理も美味しいし)

アッサム(ちょっと大雑把な味付けとか一口の切り方が大きな野菜とかお肉とか、かなりローズヒップっぽいお弁当だけど…!)




三年女子「ふふっ、アッサム様とあの一年の子、また一緒にご飯みたいですわね」ニコニコ

三年女子「あら、最近お昼の教室が暑いのははお二人のせいだったのね」クスッ


アッサム(あらぬ誤解がクラスに広まっていくっ!)

アッサム(ホントは何とかしたいけど、好意で持ってきてくれてるローズヒップに"やめて"とは言い辛いし…)


ローズヒップ「えへへ…アッサム様っ!」

アッサム「っ!な、何かしらローズヒップ?」

ローズヒップ「そ、その……っ…」ポッ


ローズヒップ「これからも末長くよろしくお願いしますですわっ!」ニコッ


アッサム(ま…ローズヒップなら、いっか)



~アッサム END~


~アッサム END~


バキバキッ ビリィッ



ダージリン「そんなオカルトあり得ないわ!」ビリィッ

オレンジペコ「あぁ、終わらせる算段が潰えていく…」

アッサム「あらあらダージリン落ち着いてください」ツヤツヤ

ダージリン「羨まし過ぎるわよアッサム、全く…こんなEND私は認めないわ」

ダージリン「…ペコ、お茶を」

オレンジペコ「はいはい、畏まりました」コポコポ

ダージリン「ありがとう…ふぅ…」



ダージリン「ということで上は気にせず、時間軸の狭間に放り投げてなかった事にしたわ」

アッサム「おい」

ダージリン「気を改めて↓1でローズヒップを弄るわ!」

オレンジペコ「今度は↓2(人物)とかは如何でしょうか?」

もうアサローでいいじゃんこれぇ…もうアッサムENDで良かったじゃんかよぉ…

と言いつつも男装とか俺得なんで書いてきます、安価はなるべく多めにしていきたい今日このごろ

ダージリン「(´・ω・`)」

アッサム「だ、男装ですか…?しかも、また私…?」

オレンジペコ「でも正直アッサム様の男装…というかいつもと違う佇まいは、正直見てみたいかもしれません」

アッサム「オレンジペコまで…歳上を揶揄うんじゃありません」

オレンジペコ「それにしてもどうしましょう…?男装といっても色々な感じがありますよね?」

アッサム「そうね…それに私達だけじゃただスーツにカツラの私…になっちゃいそうだし」

ダージリン「(´・ω・`)つ」

オレンジペコ「?ダージリン様なんですか?…メモ書き?」

オレンジペコ「えぇと…"腕の良いスタイリストを呼んでいるわ、もうすぐ着くはずよ"…またですか」


ガチャッ


安価↓1「こんにちは~」

※ガルパンキャラ、腕は安価のコンマ二桁(大きければ大きいほど得意)

亜美「来たわよダージリンさん!私が来たからにはもう大丈夫!」

オレンジペコ「え、えぇ!?腕の良いスタイリストって…蝶野教官!?」

アッサム「正気ですかダージリン!?」

ダージリン「……ふ、ふふふ…こうなったらヤケよ!ヘンな恰好でローズヒップに告白して、こっぴどく笑われればいいわ!」

アッサム「だ、ダージリン!?」


オレンジペコ「…ちなみに、そういうスタイリングとかの経験は?」

亜美「?普段からお化粧だけは欠かさないわよ?戦車乗る時はスッピンだけど」テヘッ

オレンジペコ「ど、どなたか他の方にお化粧したことは?」

亜美「ないわよ?」

オレンジペコ「 」

亜美「…さて!今日は男装だったわね!大丈夫、私に全部まっかせなさい!」

アッサム「ダメな気しかしない」

オレンジペコ「アッサム様、私も同じ気分です」

亜美「まずはその髪を何とかしなきゃね…↓2でいきましょう?」

↓2 好きな髪型(短い髪型の場合はウィッグになります)
※コンマ二桁が蝶野教官の女子力(39)を超えた場合は強制的に後頭部で一括りになります

亜美「…うん、ここはアッサムさんの魅力をそのまま活かしましょう!ポニーテールよ!」

オレンジペコ「ポニーテールだと、あんまり男性といった感じはしませんけど…」

亜美「そこは他の部分でカバーしていくわ、とりあえず…アッサムさん、失礼するわよ?」

アッサム「は、はいっ!よろしくお願いします…」

亜美「はいはい、任されました♪まぁ任せてちょうだい、髪は後輩ので触り慣れてるからさっ」スッ

アッサム「ん…」

亜美「………ん!これで良し!中々綺麗に纏まったじゃない!」

アッサム「ん…ホントだ、全然痛くなかったです」

亜美「でっしょー!伊達に歳はとってないわよ!…にしてもアッサムさんの髪は触り心地いいわねぇ…流石聖グロ…」ワシャワシャ

アッサム「あ、遊ばないでください!」



亜美「さて、次はメイクね…ここは…」

↓2選択安価
1.やっぱり素材が良いから薄めで!
2.より影を深くしてキリッと男らしく!
3.自由安価
※蝶野教官の女子力(39)を超える場合、大雑把キラキラ系ケバメイクになります。

亜美「…アッサムさんはお肌も白いし女性らしくてとても良いのだけど、男性的とは言い辛いから少し肌の質感から変えていきましょうか」パカッ カチャカチャ

オレンジペコ「うわぁ、バッグからいろんな化粧品がいっぱい…」

アッサム「これ、全部蝶野教官の私物ですか…?」

亜美「そうよー、と言ってもいつも使ってるのはコレのごく一部だけどね…ん、そんじゃちょっと頑張ってみますか!」



~~30分後~~



亜美「…ん!良い感じじゃないかしら?目元はキリッと、口元は若干薄めにって感じで、雰囲気としては宝塚の男役みたいな感じかな?」

アッサム「わぁ…結構雰囲気変わりますね…」

オレンジペコ「ホントに、ちょっとカッコいいかもです…」

アッサム「ただ私の背じゃ見栄えが…」

亜美「服装によってはシークレットブーツも使えるから、背はそこでカバーしましょう?」



亜美「…あと大事なのはやっぱり服装ね!髪型や化粧を考えるとここまで来たらカジュアルルックより正装礼装が似合う気がするけど…↓2かしらね」

↓2 服装安価
※蝶野教官の女子力(39)を超える場合、強制的に陸自迷彩服になります

あー、化粧の安価失敗だったか…面倒なのでこのまま成功でいきます
安価下

此方の都合で申し訳ないですが化粧は取り敢えず此方のミスですしこのまま成功で書きます~
……迷彩服着たケバメイクとか通報物だし、いやヅカメイクの迷彩服とかそれはそれで通報物では…



亜美「やっぱりここは、男らしく…」

オレンジペコ「??」



亜美「迷彩服でしょ!」


アッサム・オレンジペコ「「!?」」

亜美「ふふーん♪ダージリンさんから依頼を受けた時から、必要になるかもってとりよせてたのよねぇ~」ガサゴソ

アッサム・オレンジペコ「「 」」ガクガク ブルブル

亜美「じゃじゃーん!"迷彩服3型 女性用Sサイズ"~♪」

亜美「いやー、理由を誤魔化して持ってくるの大変だったなぁ…」

アッサム「そ、そこまでして持ってこなくても…」

オレンジペコ「そ、そうですよ…普通に、スーツとかでも…」

亜美「何言ってるのよ!女子がキュンとくるのは戦う男の姿!戦う男といえば自衛隊でしょ!」

アッサム「え、えぇ~…」

亜美「文句は言わないの!ほら、早く着て着なさい!」


~~~~~~


アッサム「ど、どうでしょうか…?」

亜美「うん、ベリーグッジョブね!」

オレンジペコ「そうでしょうか…?」アハハ

亜美「あとは、そうねぇ…細かいところだけど…」

安価↓1~4で希望追加(シークレットブーツ、携行品など)
※蝶野教官の女子力(39)を上回った場合は無効

>>507

ゾロメ出すぎww

花束と香水了解です~香水の方は匂いの希望とかあれば教えてくださいませ~


>>512
えー服装は決まってるので…シークレットブーツのみでいいのでしょうか?
迷彩服に紫タイを…ということでしょうか?


>>515
哀しくもうちはゾロ目あんまり関係ないんですよね…何か反映したいと思いながらも自分のポテンシャル不足で反映出来ない…

って香水44か…無効になって現状花束のみ、ですね
重ね重ねミスすいませんorz

うぉぉ…安価の処理で一悶着あって申し訳無いです…取り敢えず花束のみで書いていきます


亜美「取り敢えず、花束でも持って行けば良いんじゃないかしら」

オレンジペコ「花束を貰いながらの告白なんて、憧れちゃいますね…」

アッサム「でも相手迷彩服ですよ…?」

オレンジペコ「………アッサム様なら大丈夫です!」

アッサム「ペコ!?貴女途中から考えるのを辞めたわね!?」

オレンジペコ「ソ、ソンナワケナイジャナイデスカー」

アッサム「貴女こっち見て言いなさい!」ガシッ




亜美「んー…結構イケてると思うんだけどなぁ…」

このスレのおかげで貴重な典リリ分が摂取できました

寝落ちで途中すみません、取り敢えず書いていきますね。
果たしてヅカ役と化したアッサムは迷彩服でローズヒップを落とせるのでしょうか…見え方によっては、ステージ衣装に見えなくも、ない…?


>>521
典リリとかいうどマイナー過ぎる組み合わせ…大好きです
公式でルクリリの情報更新はよ

アッサム「はぁ…と、取り敢えず他の方の感想も聞いてみましょ、ダージリン?」

ダージリン「(´・ω・`)」

オレンジペコ「…駄目ですね、男装告白とかいう美味しい役を取られて茫然自失になってます」

アッサム「自分が迷彩服を着る羽目になったかもしれないのに…ほら目を覚ましなさいダージリン!」グワングワン

ダージリン「うぉ、ちょ、やめてアッサム!脳が、脳が揺れるわっ!」

アッサム「ほら、お望みの男装ですよ!感想をどうぞ!」

ダージリン「うぅ、目の前がくらくら…わ、わかったわよ…」



アッサム「……どうですかダージリン?」

ダージリン「…………………」



ダージリン「………↓1」

反応安価↓1(ダージリンの反応がローズヒップ以外の一般的な反応になります)

01~30 ぷっ、くくくっ…だぼだぼの迷彩服が…っふふふ…!
31~60 あーその…凄くコメントし辛いわ、微妙…かしら?
61~98 中々様になっているわね。カッコいいんじゃなくて?

ゾロ目 ………アッサム様、素敵 (ポッ


この世界どうなってんだ…ヅカメイクに迷彩服だぞ…と、取り敢えず書いてこー(棒)


ダージリン「……ステキ」ポッ

アッサム「はぁっ!?」

ダージリン「あ、そ、その…よ、よく似合ってらしてよアッサム」

アッサム「そう…でしょうか…あまり自分では分からないものですが…ペコはどう思って?正直に言いなさい」

オレンジペコ「えぇと…表情とかは凛々しくて素敵ですけど、軍服はちょっと…」

ダージリン「何を言ってるのペコ!そこがいいんじゃないの!」

オレンジペコ「そ、そうなんでしょうか…」

オレンジペコ「あ…そういえば私、あんまりヅカとかって好きじゃなくて…そのせいかもしれないですね」

ダージリン「きっとそれよ!だいたいペコはそんなだから──」



アッサム「はぁ…ダージリン(ヅカ低音ボイス)」



ダージリン「ひゃぃっ!?////」 ボフン

アッサム「少しその優しい小鳥のような囀りを、閉ざしても良いかな…?この私の唇で…(低音ねっとり声)」

オレンジペコ(ぁ…あんなに顔近付けたらダージリン様──)



ダージリン「ひゃ、ぁ、は、はいれす…おねがい、しまひゅ…////」 プシューッ

オレンジペコ(あ、気絶した)



アッサム「ふぅ…」

アッサム「これで少しは静かになったでしょ、さ、ローズヒップの所へ行くわよ」

オレンジペコ「は、はい…アッサム様」

オレンジペコ(あ、アッサム様…恐ろしい子!)

~~一年学舎 廊下~~

貴女達もうご覧になって?アッサム様がこの一年の教室に来てるんですって!

しかも今日のアッサム様ったら、とても素敵なお召し物で…!

あのお化粧も良さを崩さず凛々しくて素晴らしかったですわぁ…!

流れる様な長髪も、可憐さの中にもワイルドな印象で…わ、私惚れ直しました…!




ザワザワ キャーキャー



オレンジペコ「…すごい人気ですね、アッサム様」

アッサム「そうねぇ、この姿そんなに良いのかしら…?」

オレンジペコ「ご自分では何とも思わなかったのですか?」

アッサム「先程お花を摘んだ時に少し見たのだけれど、別人かと思って新鮮だっただけで、他は何も…」

オレンジペコ「私も確かに似合ってるとは思うんですが、その…」

アッサム「えぇ…」



オレンジペコ・アッサム「「軍服に花束はないわ(です)…」」


~~紅茶の園~~


亜美「っくし!」


亜美「校内が大混乱になるから此処でダージリンさんを見ておいてくれとは言われたけど…暇ねぇ…」


アッサム「……さて、此処がローズヒップの教室ね」

オレンジペコ「そうですね…取り巻きを撒いて何とか此処へやって来ました」

アッサム「中にローズヒップは居るの?」

オレンジペコ「えぇ、友人達に問い合わせたら、ちゃんと居るそうです」

アッサム「貴女いつの間にそんな事を…?」

オレンジペコ「えへへ…ダージリン様には内緒ですよ?」スチャ

アッサム「貴女それ、携帯電話…校内の不要物持ち込みは本当は厳重処罰だけど、今日はまぁいいわ…さ、行くわよ」



ガラララッ


アッサム「失礼します、ローズヒップは此処に居らっしゃいますか?(ヅカボイス)」

ローズヒップ「!?」

アッサム「ローズヒップ…少し此方へいらっしゃい?(低音ボイス)」

ローズヒップ「………↓3」

その場の女生徒の数↓1
※コンマ一桁の数だけ生徒が残ってる、ただし0の場合クラス全員揃い踏み

ローズヒップの反応↓3
※言葉でも動作でも良し、いつも通りも可

ローズヒップ「そ、そのアッサム、様ですの?」

アッサム「そうよ、ローズヒップ…今日は貴女に、この花を私に来たの」

ローズヒップ「そ、そんな急に…他の方も見ていますし…」

アッサム「貴女に個人的なプレゼントを渡す事に、他人の目があって困る事があるかしら?」

ローズヒップ「そ、それはその…ない、ですわ」ドキドキ

アッサム「そう、ならこの花束を、受け取ってくれるわよね?」

ローズヒップ「あ、あぅあぅ…あ、ありがとうございます…ですわ…」カァァッ

女子生徒1(ローズヒップさん、顔が真っ赤です!)カシャカシャ

アッサム「ありがとう…貴女のその赤毛に似た真紅の薔薇を…私の情熱を、貴女には受け取って欲しかったの」クスッ

ローズヒップ「あわ…あ、あわわわぁ…」ポーッ

女子生徒2(流石に苦しいのか声色は戻したけど…それが逆に男装の麗人って感じを強く表現していますね…)カシャカシャ




アッサム「………ローズヒップ」ギュッ

ローズヒップ「っ!?」ビクンッ

女子生徒3(う、上手い!花束を手渡すと同時に片手を取って手を握った…!)



アッサム「………↓1」






アッサム「………」グイッ

ローズヒップ「!?!?」

女子生徒5(そ、そんな抱き合う距離でっ…!)カシャカシャ



アッサム「…私は、貴女が欲しいの…ローズヒップ」ボソッ



ローズヒップ「!!!!/////」ボフゥン

女子生徒6(い、言ったぁ!)カシャカシャ

女子生徒7(何を言ったのか全く聞こえなかったけれど、間違いなく言いましたわっ!)カシャカシャ



オレンジペコ(今回は私が撮る必要ありませんね…というか皆携帯取り出してるけど校則違反ですよー?)



アッサム「……ふふ、これが私の気持ちよローズヒップ」

アッサム「返事とかは期待してないわ、もう私は去りゆく身だから…」

ローズヒップ「あ…ぇ……あ、っさむ…さま…」カァァッ

アッサム「ん、それじゃ…また戦車道の時間で、ね?」クスッ

アッサム「行くわよ、ローズヒップ?そろそろ戻らないとダージリンが起きてしまうわ」

オレンジペコ「…はい、アッサム様」


ガラガラ バタン

コツコツコツコツ…


ローズヒップ「ぁ………////」ヘナヘナヘナ ペタン

ローズヒップ「っ、ぅ…ふ…///」カァァッ

女子生徒2「ろ、ローズヒップさん…大丈夫、ですの?」

ローズヒップ「っ…もう、お嫁に行けない……////」ガクッ

女子生徒3「ちょっ、ローズヒップさんお気を確かに!だ、誰か救急車をーっ!」



オレンジ「───此方、その場に居合わせた生徒が撮った一部始終です、ダージリン様」

ダージリン「ありがとう、ペコ」

ダージリン「…なかなか良く撮れてる、わね」

オレンジペコ「8人が取り囲むようにして撮りましたからね…一応ですが"学外へは流出させない"ように釘は刺しておきました」

ダージリン「学外へは、ね…学校中に広まるのは時間の問題ね」

オレンジペコ「男装の時点で騒ぎが大きくなりすぎましたからね」

ダージリン「仕方ないわよ…あんなに、魅力的だったんだもの」ポー

オレンジペコ「……ダージリン様?」

ダージリン「はっ…と、とにかくこの話はお終い!もう下がっていいわペコ」

オレンジペコ「ふふ、分かりました。ダージリン様も遅くならないでくださいね?それでは失礼します」




ダージリン「ふぅ……っ…」

ダージリン「どっちに嫉妬してるのか、わからないわね…」ポッ

もう(アッサム×ローズヒップで)いいじゃん
こんなにキャラ崩壊したローズヒップもss史上初では…?等と思う今日この頃です。ただの恋する乙女やん…

本編安価の前に男装アッサムの各高の評判を番外編に書いていきます。一艦1~2レスでささっと書いていきますね

~~大洗女子の場合~~

杏「……お?なーんか面白そうなことしてるねぇ」ピロリン

柚子「どうしたんですか会長?」

杏「んー?…えへへ、これだーれだ?」

桃「これ、は…誰です?」

杏「聖グロのアッサムだってさ」

柚子「すごぉい、カッコいい…」

杏「おもしろそーだねぇ、今度西住ちゃんとか河西ちゃん辺りにやってもらおうかなー♪」



みほ「アッサムさん…これがですか?」

沙織「うわ、ちょーイケメンじゃん!かっこいいぃ~」

華「でも何故迷彩服なのでしょうか…?」

優花里「しかも陸上自衛隊の正規の迷彩ですよ!こんな貴重なものどこで手に入れたんでしょう?自分も着てみたいであります!」

沙織「そんなのどうだっていいよ!ほら麻子も見なよ!かっこいいよ?」

麻子「……興味ない、眠い」


結果:概ね好評ながら聖グロ程は盛り上がり無し

杏「うちの子達は皆庶民派だからねぇ、そーゆーの分かんないのかもねぇ」

~~サンダースの場合~~

ケイ「──んや?アンジーから転送メール…ぷっ、ぷっふふふふっ…あっはははっ!」

ナオミ「どうしたのケイ?…oh,これはなかなか…」

ケイ「ぷっ、ふふふふ…な、なかなか傑作でしょぉ?私おかしくって…っふふふ…」

ナオミ「そんなに笑うほど酷いものかな?私にはとても魅力的に見えるよ」

ケイ「貴女の場合は誰の写真でもそう言うでしょうが…それにしてもあの堅物そうな子が…っ…」プププ



結果:戦車搭乗組には好評(主に笑い話)、チアリーディングチームからは黄色い歓声が上がり好評だった模様
ちなみに…

アリサ「……確かにカッコいいけど、別に何とも思わないわね、私が心動かすのはタカシにだけ…って何言わせるのよっ!」

~~プラウダの場合~~

カチューシャ「うぅー…の、ノンナぁ…此処の答えって…」

ノンナ「答えを聞いては自分の力になりませんよ、カチューシャ…解き方を教えて差し上げますから」

カチューシャ「うぅぅ…受験勉強なんてだいっきらい!」

ノンナ「ふふふ…一緒に頑張りましょうね、カチューシャ」


ウ゛ーッ ウ゛ーッ



結果:放置


後日検証の結果…概ね好評、"アッサムファンクラブ"が結成されたが一週間で解体、名前を"カチューシャファンクラブ"へと変えた。

カチューシャ「…?ねぇノンナ、何で聖グロはこんな酔狂な事をしてるのかしら?」

ノンナ「文化の違いです、カチューシャ」

カチューシャ「そうなの…やっぱりよく分からないわ…」

ノンナ(首を傾げるカチューシャ可愛い!)

~~黒森峰の場合~~

まほ「──ん、大洗から手紙、か…」

まほ「私を指名しての手紙ということは、戦車の事ではないかな…私はもう体長ではないし」ピラッ

まほ「ん?写真か……ほう、これはなかなか…」




エリカ「失礼します隊長、次回の作戦について少しご助言を…」ガチャ

まほ「エリカ、私はもう隊長ではないと何度言えば…」

エリカ「あっ、す、すいませんまほ先輩…どうしても慣れなくて…」

まほ「…全く、可愛いヤツだな」

エリカ「っ、か、からかわないでくださいよ…これでもしっかり頑張ってるんですから…」

まほ「ふふ…そうだ、大洗から面白い写真が届いたんだ」ピラッ

エリカ「写真、ですか?……こ、これって…」

まほ「な?他校との交流も、捨てたものじゃないだろ?」

エリカ「そ、それどういう意味ですか…ふふっ…」

まほ「…たまにはこういう催しも悪くないかもな」

エリカ「!?た、隊長がこの格好をですか!?」

まほ「?エリカは見たいの?」

エリカ「み、みたいです!是非っ!」

まほ「…なら、今度ウチに来た時に見せようか。迷彩やメイクは少し違うかもしれないが」クスクス



結果:裏でファンクラブが出来る程超人気になるが、決して表の話には出ず会合は秘密裏に行われる
なお前隊長、現隊長はこれを黙認。というかもっとオープンに楽しんで欲しいと思っている

まほ「因みに私にその気はないよ」

エリカ「私も隊長一筋です」

~~知波単の場合~~


ワイワイ ガヤガヤ


玉田 「おぉ、これはっ…!」

細見「あぁ、凛々しいお姿も御立派でありますっ…」

福田「…?皆様お揃いで、どうしたのでありますかっ?まさか突撃の算段でありますか!」

玉田「い、いかん福田!これはお前にはまだ早い!」

細見「皆の者!玉田に突撃ぃ~っ!」



ウオオォォォォッ ナ、ナントーーッ!?



西「…おや?」

西「大洗の角谷殿からいただいた、聖グロリアーナの演劇大会の様子を撮り収めた写真が無い…」

西「さては彼奴ら、また盗み見ているなーっ!」

西「こぉらぁぁぁっ!」



結果:記録的な大ヒット、ほぼ全員がアッサムの虜。無事なのは隊長と福田のみのため、度々隊長が没収しては他の隊員が盗んで…を繰り返しているとか

~~継続の場合~~

結果:そもそも連絡手段がない
…という訳にもいかないので直接学園艦へ贈ってみた


アキ「ミカー、大洗からお届けものだよ」

ミッコ「…封筒?なんだぁ食べ物じゃないのー?」

ミカ「……二人で開けてごらん?」ポロロン

アキ「えっ?」

ミッコ「中身見なくていいの?」

ミカ「その中身は、必要の無いものだからね」

アキ「ミカ中身しってるの!?」

ミッコ「知ってる訳無いじゃん封だってされてるんだし…ほら、開けちゃお開けちゃお!」ビリビリビリビリ

アキ「もぅ…ミカ!ご飯のタダ券でもミカにはあげないからね!」

ミカ「ふふ…タダ券なんかじゃないよ、それは"思い出"さ」ポロロン

ミッコ「あーホントだ!写真しか入ってない」

アキ「なぁんだ、期待したのに…見なくていいのミカ?」

ミカ「"他人"の思い出を盗み見るのは良くないからね」

アキ「ふぅん…それで、なにこれ?」

ミッコ「知らなーい、誰かも分かんないや」

ミカ「…ふふふ」ポロロン


結果:謎

~~アンツィオの場合~~

アンチョビ「こ、これはっ…!」

ペパロニ「うわぁ、すっげぇメイクっスねぇ…」

カルパッチョ「はぁぁ…素敵、ですねぇ…」キラキラ

ペパロニ「えぇー、こんな厚化粧の何処が良いのか…」

カルパッチョ「タカちゃんもこういうのしてくれないかなぁ…」キラキラ

ペパロニ「全く…わざわざ元が綺麗なのに落書きなんてしなくても良いじゃないスか…ねぇドゥーチェ?」

アンチョビ「………………」キラキラ

ペパロニ「……ど、ドゥーチェ?」

アンチョビ「はっ!な、何でもないぞ!見惚れてたりなんかしないからな!」

アンチョビ「見惚れてたり、なんか…」キラキラ



ペパロニ「……ダメだこりゃ」




結果:元々伊達男気質が多いため難色示す者が多め、しかし情熱を求める女子から一定の支持を受け内部で真っ二つに二分化、中にはこれを機に別れたカップルも居たとか居ないとか

~~西グロの場合~~

霧「……匿名で私にこんな写真が贈られてきたわ」パサッ

砲手子(ウサミミカチューシャ)「………!!」

霧「……分かっているわよね?」ニコッ

砲手子(ウサミミカチューシャ)「………!!」ブンッブンッ

霧「…既にレプリカとはいえ迷彩とメイクの準備はできていてよ?」

砲手子(ウサミミカチューシャ)「!!!!!!」ブンッブンッ




キ、キリマンジャロサ…イ、イヤーッ!



結果:ブッカブカで似合わなかったそうです

今日はこれまで、すいません酔ってて支離滅裂かも
酔った勢いで西グロまで書いたが許してくれ…何なら読み飛ばしてくれ…
という訳でいつもの如く質問タイム、最近安価多用して色んな事を試しているのですが、皆様として安価のタイミングとか数は適量でしょうか?"もっと自分で書け"とか、"もっと安価で意見を反映させろ"とか希望があればお教えください

朝起きると妖精さんが続きを書いていt(←
酔っ払って何書いたか記憶が無かったのですがだいぶ色々書いてますね…質問に反応くださった皆様ありがとうございます。

取り敢えず続きを書いていきます。一発目から内容安価です

ダージリン「……アッサム、最近ローズヒップと食事と食後のティータイムを楽しんでいるようね?」

アッサム「はぁ…それが、何か?」

ダージリン「…何故私をいつも呼んでくれないのかしら?」

アッサム「あら、お昼時はいつも後輩達を侍らせてるから、てっきり貴女とのランチは完全予約制なのかと思って遠慮していましたわ」

ダージリン「…ホラを吹くのも大概になさいよ?」

アッサム「ふふっ、何のことでしょうか?」



バチバチバチ バチバチバチ

オレンジペコ(何というか…二人の間に見えない火花が…)




ダージリン「アッサムに一歩リードされてるわ、気を取り直して↓1~3をするわ」

オレンジペコ「仕掛けるのは↓4~6です」

※安価コンマ二桁で数値が最も高いものを採用。1~3は内容、4~6は人物をご記入ください





なるほど、この書き方だと全員系の内容が来た時に人物安価が活きて来なくて困るのか…取り敢えず今回は皆で囲ってという形でいきますねダージリンには…ちょっとだけ良い思いでもさせてあげましょうか、何か考えておきますね


ダージリン「…今日はローズヒップに、言葉遣いを学ばせるわ」

アッサム「は、はぁ…確かにローズヒップの言葉遣いには常日頃から頭を悩ませていますが…」

オレンジペコ「最近はもう慣れてしまいましたからね」

アッサム「あれでも最近は良くなった方なのよ?」

ダージリン「とにかく、数ヶ月後にはローズヒップも後輩を持つようになるのだし、そろそろ矯正していきたいのよ」

オレンジペコ「なるほど…それで、今回はどうするんです?」

ダージリン「皆でローズヒップの言葉遣いを真似るの、そうすれば自分の言葉遣いのおかしさに気づくでしょう?」

アッサム「なるほど…ダージリンにしては良い考えですね」

ダージリン「に、"にしては"って…もう…」



オレンジペコ「それで、どこでそれをローズヒップさんに仕掛けるんですか?」

ダージリン「そうねぇ…決行は後日にするとして、↓1とか良いんじゃないかしら?」

選択安価↓1
1.紅茶の園でお茶の時間(ダージリン、アッサム、ペコ)
2.戦車車内で練習中(戦車道メンバー)
3.会議室でミーティング中(主にダージリン)
4.教室で授業中(ダージリン(!)、クラスメイト)
4.自由安価

キャラの数が、数がぁぁ~っ!

ダージリン「…という訳で兼ねてからルクリリから要望のあったバレー交流会を使ってローズヒップに解らせるわ」

オレンジペコ「えぇぇ…」

アッサム「あの…その日私は別用で出られないのですが…」

ダージリン「代わりに私が堪能してくるから安心なさい、私は見学に行くわ」

アッサム「 」ショボーン



ダージリン「主にルクリリとペコになるわね、私も見に行くけれど、頼むわよペコ?」

オレンジペコ「承りました、ダージリン様」

ダージリン「大洗にはルクリリから話してもらいましょう、明日の掛け声は"根性ですわーっ!"で決まりね」フフッ

オレンジペコ(これ…またダージリン様空気になるんじゃ…)

遅くなりましたがこれから再開致します
ローズヒップは結局公式的には何年生なのでしょうか?戦車道大作戦のプロフィールとかで更新されたのでしょうか?知ってる方ご教授頂けると幸いです。

~~聖グロ 体育館~~

ダージリン「…という訳でございますですわ。皆さん、今日は普段の練習と同時に口調にはお気をつけなさいまし」

オレンジペコ「…ダージリン様、ローズヒップさんもそこまで変な口調じゃないと思いますが」

ダージリン「気にしないのペコ、多少不自然じゃないとローズヒップも気づかないでしょう?」

オレンジペコ「…そんなものですか?」

ダージリン「そんなものですわ」ズズズッ



ワイワイ ガヤガヤ


いきなり口調を変えるなんて…もう慣れてしまっていますですのに…

そうでございますか?中々面白い催しだとおもいますですわよ?

いつもと違って新鮮でございますですわねっ!



ルクリリ「…ダージリン様、大洗との交流試合は嬉しいのですが…この催しは?」

ダージリン「ルクリリ、今日も貴女は言葉遣いを改めなさい」

ルクリリ「…な、中々難しいでございますわね…そ、それでこの口調にはどんな意味が?」

ダージリン「…ローズヒップを嗜めるための戯れよ、それ以上の意味は無いわ」ズズズッ

ルクリリ「そう、なのですか…?」


ダージリン「それでルクリリ?」

ルクリリ「はい、何でしょうダージリン様?」

ダージリン「大洗の皆さんにはこの事は伝えているのかしら?」

ルクリリ「ええ、すでにメールにて連絡済みですダージリン様。快く了承して貰えました」

ダージリン「そう、では後はローズヒップの到着を待つだけね…」



ルクリリ「……ところでダージリン様」

ダージリン「?なにかしらルクリリ?」

ルクリリ「その格好は一体…」



ダージリン(芋色ジャージ&ヤカン)「今日の私はマネージャーだから正装を用意したまでだけど…どうかしら?」



ルクリリ「いえ、その…お、お似合いです」

ダージリン「そう?良かったわ」ニコッ

ダージリン「我ながらこの格好、気に入っているのよね♪」

ルクリリ(何か間違ってるような気がするけど…ダージリン様が満足そうだからいっか)

最近は寝落ち酷いなぁ…
ローズヒップの学年は早く明示して貰わないと一年生で突っ走ってしまうので…取り敢えず続き書きますね

典子「さぁ、今日は久々の練習試合だ!……ですわ!」

妙子「腕が鳴りますねっキャプテン!……で、ですわ!」

あけび「久し振りにがっつりバレーができますよ……ですわぁ」

忍(…うちのチームにこれは荷が重いんじゃないかなぁ…)



バシンッ キュッ ドムドムドム



ダージリン「さて、そろそろローズヒップが到着するわね…ルクリリ、音頭を取りなさい」

ルクリリ「わ、私がですか…?」

ダージリン「他に誰が居るというの?」

ルクリリ「わ、わかりました…では…」



ルクリリ「皆さん!これからは口調統一でよろしくお願いしますですわーっ!」


バレーボール's「「「はーいっ!」」」

ローズヒップ「ふふっ楽しみね♪」




ルクリリ「ところでダージリン様、そのジャージは何処から持ち寄られたのですか?」

ダージリン「これは私の私服よ?」

ルクリリ「えっ!?」

ダージリン「ふふっ、冗談よ」



ダッダッダッダッダッ

バターンッ


ローズヒップ「道端で困っているお婆さんを助けていたら遅くなりましたわーっ!!」

ダージリン「!!」

ルクリリ「ローズヒップ!20分お遅刻でございますですのよ?」

ローズヒップ「…!ルクリリ、さま…?」

ルクリリ「全く、大洗の皆さんまでお待たせしてるんでございますのよ?」

オレンジペコ「ルクリリ様、その辺りでおやめになってくださいまし」

ローズヒップ「!?オレンジペコさん…?」

ルクリリ「全く…理由が理由だから今日は特別に許しますわね?ローズヒップ、オレンジペコと一緒に準備運動からですわ」



典子「こんじょーですわーっ!」

聖グロ女子1「来ましたでございますのよ!」

聖グロ女子2「やぁってやりますわーっ!」

聖グロ女子3「真打ち登場でございますわーっ!」



ローズヒップ「 」ポカーン


オレンジペコ(さて…ローズヒップさんの反応は…?)

安価↓1 ローズヒップの反応

ローズヒップ「こ、これは………」

オレンジペコ(ローズヒップさん…これは効いて…?)


ローズヒップ「すばらしいですわーっ!これで皆お仲間ですのねっ!」



ダージリン「 」

オレンジペコ「 」

ルクリリ「 」


ローズヒップ「今日はなんだか調子良いですわーっ!いつも以上に張り切っちゃいますですわよーっ!」



その後果敢にローズヒップ語にて応戦するもその度にローズヒップが調子に乗る負の(?)連鎖が発生、その日の交流戦はローズヒップ大暴れで幕を閉じた。

ダージリン「……と言うわけで概ね失敗だったわ」

アッサム「そうですか」

ダージリン「ただただローズヒップが活躍するのを見ているだけだったわ」

アッサム「そうですか」

ダージリン「…ローズヒップの躍動する太ももとエロいくびれをただ眺めている一日だったわ」

アッサム「おいコラ表出ろ」



オレンジペコ「き、気を取り直して↓1です」

ルクリリ「するのは↓2ですね」


トゥータッ!
置いておきますね~一通り置いたら続きは明日以降の予定です~


ダージリン「時代は私を欲しているようね…」

アッサム「なに馬鹿なコト言ってるんですか!そんなこと許容できるわけ無いでしょう!」

ダージリン「あら、何か問題があるかしら?」

アッサム「大アリです!聖グロリアーナの寮とは言え本人の許可無く無断で立ち入るなんて…!」

ダージリン「ふむ…言いたい事はそれだけかしらアッサム」

アッサム「それだけって…それ以上に理由なんて必要ありません!そんな悪戯はぜぇったいにダメです!」ビシッ

ダージリン「そんな両手でバツを作るほど間抜k…可愛く仕草を作らなくてもいいじゃない」

アッサム「論点を逸らさないでください!…というか今間抜けって言いかけましたよね!?」

ダージリン「ふふっ、久々だからツッコミにキレがあるわね、流石はアッサム」ズズズ

アッサム「呑気にお茶を飲んでいないで話を聞いてくださいっ!」





アッサム「ところで…久々とはなんです?」

ダージリン「さぁ、何のことかしら?」

ダージリン「ふぅ…仕方ないわねアッサムは」

アッサム「溜め息を吐きたいのはコッチの方ですよ…!」

ダージリン「ん…そこまで言うのなら仕方ないわね、アッサム?」

アッサム「もう、今度は何ですか…!」



ダージリン「私は今から、貴女を懐柔するわ」



アッサム「…いやそんな事宣言されても困りますよ」

ダージリン「よくよく考えてもみなさい、お風呂中のローズヒップが物音に気付けば、どうなるかしら?」

アッサム「そりゃ、不思議に思って確認しようとすると思いますが…」

ダージリン「そうね、ではそのタイミングで私が脱衣所に入ればどうなるかしら?」

アッサム「それは、出て来るローズヒップと鉢合わせに…あ、貴女まさか…!」

ダージリン「察しが良くて助かるわアッサム」ニコッ

ダージリン「そう、こんな日が来ることも見越して…オレンジペコ、例の物を」

オレンジペコ「かしこまりました、ダージリン様」スッ

アッサム「こ、これは…ビデオカメラ?」

ダージリン「ふふっ、今日の為に私はこれの操作をマスターしていたのよ」

ダージリン「今回は流石に部屋にカメラを仕掛けるなんて事は出来なかったから、潜入時にコレを持ってローズヒップの姿を撮ってくる事になるわ」

ダージリン「悪戯に荷担しないまでも黙認して邪魔をしないでくれるなら、あとで中身を見せて差し上げるのだけど…如何かしら?」

アッサム「……………」



アッサム「扉の前で待ってますから、ローズヒップに不埒な行いをしたら飛んでいきますからね」

ダージリン「えぇ、もちろんよアッサム」ニコッ

ダージリン「という訳でペコ?準備と段取りはお願いね?」

オレンジペコ「かしこまりました」ペコッ

オレンジペコ(今更だけどこの学校…大丈夫かなぁ…)

長いこと時間が空いてすみませんでした、生存報告も兼ねて置いておきますね。らぶらぶ最新刊は薔薇尻シリーズ成分が多くてすばらでした

内容について一つだけ安価飛ばしておきますね

1.潜入時のダージリンの服装は? ↓1~5にてコンマ下二桁の大きなもの採用
例:学生服、パンツァージャケット、ネグリジェ、水着、全身黒ずくめ、あんこうスーツ など

オレンジペコ「……えー、皆様こんばんは。オレンジペコと」

アッサム「アッサムです」

オレンジペコ「時刻は午後20時を回ろうとしていますね、ローズヒップさんは先程お食事からご自分の部屋に戻ってらっしゃいます」

アッサム「はぁ…不安だわ…」

オレンジペコ「ホントですねぇ」

アッサム「随分と余裕ね貴女…ところで件のダージリンは?」

オレンジペコ「さぁ…お色直しとの事ですが…ひっ!」ビクッ

アッサム「…?どうしたのオレンジペコ?」

オレンジペコ「あ、ああああアッサムさま、う、うううしろ…!」

アッサム「?後ろがどうかしたの?」クルッ




ダージリン(ホッケーマスク&チェーンソー)「待たせたわね」




アッサム「 」

オレンジペコ「ぴ、ぴやぁぁぁぁ…っ…」ヘナヘナ

ダージリン「ふふっ、二人ともオーバーなんだから…私よわた……し…?」



二人「「 」」ガタガタブルブル



ダージリン「……と、取り敢えず私だとバレる事は無さそうね」

~~数分後~~


アッサム「…心臓が止まるかと思いました」

ダージリン(ホッケーマスク外し)「驚いてくれて何よりだわ」クスクス

オレンジペコ「真に迫り過ぎですよダージリン様…というかそのチェーンソーも精巧ですね、一瞬本物かと思いました」

ダージリン「あぁ、これね」ジャキン

ダージリン「凄いでしょう?理研と科研の合同作品でこんなに大きいのに片手で振れるくらい軽いのよ」ブンブン

アッサム「わっ!あ、危ないから振り回さないでください!」

オレンジペコ「何にせよその100ホラーの様相で今回のドッキリは絶対勘弁して欲しいです…」

ダージリン「ふふっ、気に入って貰えて嬉しいわ」

ダージリン「……でもこの姿実は問題があるのよ」

アッサム「……?問題、ですか?」

ダージリン「えぇ、二つほど」

ダージリン「一つはマスクが予想以上に暑いこと、正直秋とはいえ蒸れるわ」

オレンジペコ「なら何でその姿をチョイスしたんですか…」

ダージリン「その答えは闇の中よオレンジペコ、深く触れてはいけないわ」

オレンジペコ「は、はぁ…」

ダージリン「…まぁマスクの件は別に良いのよ、ある程度は覚悟してたし」

ダージリン「問題はもう一つの方ね…」

アッサム「…?これ以上どんな問題があるのですか?」

ダージリン「……チェーンソーを両手で持つでしょう?」

オレンジペコ「軽いとは言えテコの原理で片手は難しいですからね…」

ダージリン「それだとビデオカメラを手に持てないのよ」

アッサム「あぁ、なるほど…では私がカメラマンとして同行を…」

ダージリン「ダメよ」

アッサム「な、何故ですか!」

ダージリン「公式に後押しされているアッサム×ローズヒップをこれ以上加速させてはいけないの!此処で私一人で潜入してダージリン×ローズヒップを復権するのよ!」

オレンジペコ(うわぁ…何て個人的な…というかダージリン様、発言が割とメタいです)

ダージリン「という訳でプランBよ、オレンジペコ?例の物を」

オレンジペコ「かしこまりました、此方をどうぞ」スチャ

アッサム「…?その小さなものは…」

オレンジペコ「GoProですアッサム様、手放しで撮影出来るビデオカメラだとお考えください」カチャカチャ

ダージリン「これを…んっ、胸元に着けて撮影してくるわ、これなら両手が空いて動画も撮れる、一石二鳥ね」

オレンジペコ(胸にGoProつけたジェイソン…正直怖さ激減ですね)




ダージリン「さてと…」

ダージリン(ホッケーマスク)「それじゃ、行ってくるわ」

アッサム「えぇ、行ってらしっしゃいダージリン」

ダージリン「オレンジペコ、ローズヒップの部屋の鍵を」

オレンジペコ「はい、此方ですダージリン様」

ダージリン「ん、ありがとうペコ…っと空いたわ」ガチャッ

ダージリン「では…ローズヒップの部屋に、パンツァー・フォー!」

~~聖グロ学生寮 ローズヒップルーム~~

ダージリン「さってと…」バタム

ダージリン「ローズヒップの事だからどんな部屋でも驚かないと思ったけれど…意外と普通ね」

ダージリン「物は多い…と言うかちょっと乱雑だけどちゃんと分けられているし、ゴミやホコリは目立たないし…」

ダージリン「うん…面白味が無いと言うのは失礼だけど、なかなかどうして良い部屋じゃない」

ダージリン「ローズヒップはちゃんと入浴中ね…シャワーの音が聞こえるわ」




ダージリン「さって…少し部屋を探索しましょうか♪」ガサゴソ



ダージリンが(眼ざとく)見つけたものとは? ↓1~5

↓1と↓2は衣類ですし統合で一つで、あと二つほど募集しますね~

安価下

正直な話、大人の玩具とかエッチなものとか銃ナイフのリアル凶器とかが来るかと構えていたのですが…うちのローズヒップは愛されてますね、メリケンサック位なら可愛いものです。ダー様は変態伽羅が板に付いてしまったみたいです、仕方ないね(!)

取り敢えず今から再開です、いつもより少なく遅くなるかもですのでご了承ください

ダージリン「ふむ…これはローズヒップの服、ね…」

ダージリン「ベッドの上の脱ぎ散らかしてる方は、恐らく先程脱いだものね」

ダージリン「そして…」

ダージリン「こっちにあるのは恐らく洗濯待ちね、汚れた作業着と普段着が二つの籠に分けられている辺り、ローズヒップも女の子なのね」クスッ

ダージリン「油に汚れた作業着は戦車乗りの性とも言えるかしら…あら?」

ダージリン「前々から気になっていたのだけど…この一着だけ支給の作業着と違うのよね、必然的にローズヒップの私服という事になるのだけれど…随分と立派な作業着、と言うよりはしっかりとした整備服といった感じね…良く使い込まれているのが分かるわ」

ダージリン「…あの娘を本当に戦車の世界に引きずり込んで、良かったのかしら…本当なら、もっともっと早い世界を見せてあげられたかもしれないのに…」

ダージリン「……はっ!私ったら何を…うぅ、頭が痛いわ…何か別の世界線の…ってこれじゃただの厨二病じゃない!」

ダージリン「と、とにかく探索を続けましょう」

他作者様のssをネタにするのは駄目でしたかね…ある程度ボカしたつもりですが気分を害された方にはお詫び致します。でも私はあのss大好きです。リスペクトとお考えいただくと幸いです。

ダージリン「さてさて、物色を続けましょうか…あら?」

ダージリン「洗濯籠の一番上に鎮座しているアレは…」スッ

ダージリン「…ふむ、紛う事なき下着ね…しかもまだ仄かに暖かい、恐らく今日履いていたものね」

ダージリン「……」

ダージリン「…まだローズヒップが帰って来る気配はないわね」キョロキョロ




ダージリン「………………」ソーッ



ダージリン「っ!だ、だめよダージリン、淑女としてあるまじき振る舞いだわ」

ダージリン「……しかし…これは好機…!」

ダージリン「っ…!」


ローズヒップの脱いだ下着とは ↓1

ダージリンは我慢できるのか ↓2コンマ二桁
※ゾロ目なら欲望のままに行動する、それ以外は我慢

ダージリン「…っ!」

ダージリン「…落ち着きなさいダージリン、聖グロリアーナの生徒は常に優雅に、己が欲望のままに後輩の下着を弄ぶなんて愚の骨頂よ」

ダージリン「…にしてもこのボコというキャラクター、最近流行ってるのかしら?」

ダージリン「先日の交流会でまほさんからもおススメされたのだけれど…良く見れば可愛らしい、のかしらね?」ジーッ




ダージリン「………」ジーッ




ダージリン「……はっ」

ダージリン「人の脱いだパンツを凝視するって酷い絵面ね…そろそろ辞めましょう」

ダージリン「さて、他には何か無いかしら」

ダージリン「ん?これは…歯ブラシね」

ダージリン「洗面所じゃなくて机の上にあるのは…ちょっと上品さに欠けるわね」クスクス

ダージリン「…ローズヒップの、歯ブラシ…」

ダージリン「……………」



ダージリン「………………」



ダージリン「…いや流石にそれは駄目よダージリン、下着を弄ぶのも大概だけど他人の歯ブラシを使うなんて変態もいいところよ」

ダージリン「"今更だろ"って声も聞こえそうだけど、これはこのまま置いておきましょう」

ダージリン「さて、次は…ん?」

ダージリン「これは…」

ダージリンはメリケンサックを…
↓1コンマ判定
00~50 知っている
51~99 知らない

安定はまだしませんがとりあえず書いていきますね~


ダージリン「鉄の輪が、四つ?」

ダージリン「…………………」



ダージリン「!」



ダージリン「あぁ、パスタメジャーね!」

※パスタメジャー:パスタの一人前を測る輪っか状の器具、大中小様々な輪が連なって好きな量を測ることが出来るものもある


ダージリン「ふふっ、中々お洒落なものを持っているのねローズヒップ」クスクス

ダージリン「それにしてもローズヒップの料理…今度ご馳走してもらおうかしらっ」



ダージリン「それにしてもこのパスタメジャー…」

ダージリン「穴の大きさがほとんど一緒ね、これって複数の穴がある必要あるのかしら?」

ダージリン「…!もしかしたら大家族用に一人分をたくさん一気に測るためにあるのかもしれないわ」

ダージリン「ローズヒップ…中々やるわね…」

ダージリン「次は…ちょっと勉強机を散策しましょうか」

ダージリン「うーん…」

ダージリン「とはいえ面白そうなものはなさそ…ん?」

ダージリン「……教科書が一冊も見当たらないわね」キョロキョロ

ダージリン「もしかして…俗に言う置き勉かしら」

ダージリン「これは今後抜き打ち検査が必要ね…」



ダージリン「…ん、よく見たら並んである本はほとんど戦車関連の雑誌や教育書ね、私も愛読しているものも沢山あるわ」

ダージリン「"月刊戦車道"に"競技戦車における歴史とその推移""クルセイダー戦車とは""重戦車戦略論"…ちらっと帯から見ただけでも読み込まれているのが分かるわ」

ダージリン「全部保存はしっかりしてるけど、付箋や織り目でくったくただもの」クスッ

ダージリン「…この机にはローズヒップの戦車道への想いが詰まっているのね」

ダージリン「あら?こっちの棚の本はまだ新しいわ…」

ダージリン「っ!」

ダージリン「…ふふ、やっぱり今度抜き打ちチェックが必要みたいね」


"英国式テーブルマナー"
"給仕の心得"
"美味しい紅茶 ~ダージリン編~"

ダージリン「さて、と…他には何かないかしら」

ダージリン「予想以上に何も無くて戸惑うわね…」

ダージリン「机の上には、と…っ!」

ダージリン「これって…」



───ダージリン様へ

この度はご卒業おめでとうございます。
凛々しく聡明で、お淑やかなダージリン様は私の目標で、憧れでした。戦車に乗って戦う姿も、休憩にお茶を嗜む姿もとっても素敵で、私はずっとずっと眺めていました。今ではその全てがいい思い出で、わたしの宝物です。


(以下文略)


長々と綴らせて頂きましたがダージリン様、今まで本当にありがとうございました。卒業されてしまうのはとてもとても辛いですが、ダージリン様の新たな門出をお祝いし、今後のご活躍をお祈りしています。


ローズヒップより──────



ダージリン「……」

ダージリン「…………これは、見なかったことにしましょう」

ダージリン「こっちも涙でくったくたね…今生の別れでもないでしょうに」

ダージリン「アッサムの分もあるみたいだけど、見るのは野暮ね」

ダージリン「……ありがとうローズヒップ、貴女は私の誇りよ」

ダージリン「心から…そう思うわ」


>>628
注※ホッケーマスク&チェーンソー姿です

>>630
あえて触れなかったのに…


ダージリン「…感傷的になっている暇はないわね、もう良い時間だしローズヒップがお風呂から出てしまうわ」

ダージリン「そろそろ音を立てる準備をしましょう…っきゃん!」ビターン

ダージリン「いったたた…何かにつまづいて転んでしまったわ…」

ダージリン「これは、ネコ耳…?」ヒョイ

ダージリン「…ネコ耳ローズヒップ…?」



ローズヒップ(ネコ耳尻尾)『ダージリン様っ、ダージリン様っ!おネズミさんを取って参りましたにゃぁ~っ!』

ローズヒップ(ネコ耳尻尾)『んにゃぁ~♪ダージリン様のお膝…気持ち良いですにゃぁ…♪』

ローズヒップ(ネコ耳尻尾)『にゃ、ぅ…ダージリン、さまぁ…お布団、ご一緒させて頂いても、よろしいんですの…?』



ダージリン「………アリね」

ダージリン「おっ、と…鼻血が…あら、ホッケーマスクについてしまったわ」

ダージリン「おぉう…中々スプラッタね、兎に角このままいきましょう」



~~浴室~~
※諸事情により細かい描写は省略いたします。音声と声だけでお楽しみください


キュッキュッ ザーーッ


ローズヒップ「いたずら~めしてやだもん♪」

ローズヒップ「ごほうび~が……んん?」



ローズヒップはダージリンが倒れる音に気づいた?↓1
00~50 気づかない
51~99 気づく


※↓1で気づいた場合
ローズヒップの反応 ↓3


ローズヒップ「……?気のせいですわね」

ローズヒップ「まつげが~ふれるほど~♪」

ローズヒップ「きゅぅ~う~せぇっきんっ♪」


ザーッ キュッ チャプン


ローズヒップ「お風呂って最高ですわぁ~♪」




~~戻って寝室~~


ダージリン「さて、と…それじゃ、脱衣所に…失礼しまーす」ガチャ ギィ

ダージリン「ここからは声を抑えて…この扉の向こうにローズヒップが居るのね…裸で」

ダージリン「……………」

ダージリン「お、おおお落ち着きなさいダージリン…優雅に、優雅に…」

ダージリン「…ん、これは…?」

ダージリン「ローズヒップが用意してるタオルと着替えね…下着も一緒だわ」

ダージリン「……………」


ダージリンは着替えと下着をどうする? ↓1
※お好きな内容を記入、ただしコンマ2桁が50以下の場合は強制で我慢(何もしない)


ローズヒップはくもりガラス越しの人影に… ↓2
00~60 気づく
61~99 気づかない

作者無事かなぁ……昨日久しぶりに映画観てローズのバ可愛い姿観て高まってるのに

>>642の為に戻って来たぜ!…冗談です。
時間が出来たので続き落としていきますねー




ダージリン「取り敢えずこれはドッキリが終わるまで失敬しておきましょう」ガサゴソ

ダージリン「………それにしても、まだ気付いた様子が無いわね…ちょっと危機管理がお粗末だわ」

ダージリン「全く…ローズヒップったら…」


~~浴室~~



ローズヒップ「~~~♪」



~~~~~~~


ダージリン「…さて、そろそろ本格的にドッキリスタートね」

ダージリン「確かチェーンソーの中にスピーカーがあって、音も再現出来るのよね…えっと、確かコレを引くんだったかしら?」

ダージリン「…どのくらい引けば良いのかしら?えいっ」グィッ




(およそ半角では表現出来ないチェーンソーのけたたましい音)




ダージリン「わひゃっ!?」ガシャンッ

ダージリン「あ、あわわわおおおお落ち着きなさいダージリン…」

ダージリン「うっかり落としてしまったわ…お、音はしてるから壊れてはないわね…」

ダージリン「…ローズヒップは気付いたかしら?いや気付かない筈無いけれども…」


~~浴室~~

ローズヒップ「~~♪」

ローズヒップ「ふぅ、そろそろ出て手紙の続きを……」



(およそ半角では表現出来ないチェーンソーのけたたましい音)




ローズヒップ「!!!!????」


脱衣所に響くチェーンソーの音を聞いたローズヒップの反応↓1


えっと…ビビりながらトイレが近くなる感じで大丈夫ですかね?



ローズヒップ「なっ、なんですの…!?何か、爆音が…」

ローズヒップ「ひょっとしてお化け、ですのッ…?」ビクッ

ローズヒップ「そ、そういえば先日、ヴァニラやクランベリーが言ってましたわ…」

ローズヒップ「なんでも映画で電動鋸を振り回す殺人鬼の映画があるって…!」ガクガク



ローズヒップ「っっつ!!」ブルッ



ローズヒップ「こ、こんな時に…ううぅ…」モゾモゾ

ローズヒップ「さっきまで自分でお紅茶を淹れる練習をしてたのが、仇になりましたわ…」

ローズヒップ「で、でも外からは奇怪な音が出てるし…」

ローズヒップ「こ、困りましたわぁぁ…」


~~~~

ダージリン「…物音は止まった、音には気付いたみたいね」

ダージリン「それにしてもこの音…」

ダージリン「リアル過ぎるというか、音が大きすぎよ…後で注意しておかないと…」

ダージリン「さてと、それじゃ第二段階にっと…取り敢えずドアでも叩きましょ」


ドンドンドンドンッ


ダージリン「……こんなものかしら?」



扉を叩かれたローズヒップの行動(状態:尿意、畏怖)↓1

何故皆そんなに執拗に失禁に拘るのか…


~~浴室~~

ドンドンドンドンッ

ローズヒップ「ひっ…!」ビクッ

ローズヒップ「あ、え、やだっ…!」

ローズヒップ「っ、く…ど、どうしよう…うぅ…」

ローズヒップ「浴室で良かった、けど…このままじゃ…」

ローズヒップ「た、助けて…アッサム様…ペコさんっ…」

ローズヒップ「…っ、ダージリン様ぁっ…!」

~~~~~~

ダージリン「……心なしか中からすすり泣く声が聞こえる様な気がするわ…」

ダージリン「恐怖心を煽るという意味ではこれで一応は完遂だけど…どうしようかしら?」

ダージリン「これ以上は可哀想な気もするけれど…」

ダージリン「……………」

ダージリンの行動安価 ↓1下記より選択
1.任務は終えたわ、今日はこれ位にしましょう。
2.もう少し、音を立てて様子を見ましょうか…
3.もう早く終わらせましょう、中に突入よ!
4.自由記入




ダージリン「…よし、ここで待っていても悪戯にローズヒップを怖がらせるだけ…突撃するわ」

ダージリン「取り敢えずチェーンソーを持って…よっこいしょ」ガシャッ

ダージリン「…ふぅ、落ち着きなさいダージリン…この向こうには裸のローズヒップがいる筈よ…」

ダージリン「だからと言って、取り乱しては駄目…心の中は、常に優雅にいきましょう」



ダージリン「すぅー……はぁー……」



ダージリン「さて、それでは…そろそろ行きましょうか」

ダージリン「全車前進…いいえ、ここはみほさんに倣って」



ダージリン「パンツァー・フォー!なんちゃって」ガチャッ

~~浴室~~

ローズヒップ「うぅぅ…な、何か武器になるもの…」キョロキョロ

ローズヒップ(玩具のアヒルに、シャンプーハット…ろ、ロクなものがありませんわ…)

ローズヒップ(と、取り敢えず湯船から出なきゃ…)


ガチャッ バタン


ローズヒップ「!!???」

ローズヒップ「あ…ぇ、あ…い、いやっ…」

ローズヒップ「こ、こないで…っ…!」




ダージリン(何度も言うがホッケーマスク&チェーンソー)「……………」




ローズヒップ(こ、殺されるっ………!)ジワァ


ローズヒップ「え、ぅ…あ…い、いやぁぁぁっ……!」

ローズヒップ「こ、こないでっ…こないでぇ…!」ポイッ

ダージリン「…………」ズンッ ズンッ

ローズヒップ「あ、い、いやっ…たす、たすけて…助けてっ…ダージリン様ぁ…!」

ダージリン「……………」スッ

ローズヒップ「い、いやぁぁぁっ…!」ビクゥッ


ギュゥッ


ローズヒップ「あ………や、はなし…はなして…っ!」

ダージリン「……Trick or Treat?」

ローズヒップ「う、うぅっ…っ…?え、えっ…?」

ダージリン「Trick or Treatよローズヒップ、お風呂に浸かってるところ悪いけれど、ハッピーハロウィン」

ローズヒップ「ぇ、あ…な、んで私の名前を…」

ダージリン(マスク外して)「可愛い後輩を忘れるわけ無いでしょう?ふふっ、私よローズヒップ」

ローズヒップ「だ、ダージリン様っ…!」

ダージリン「ふふっ、中々本格的だったでしょう?どう、驚いたかしら?」

ローズヒップ「はぇ…あ、ぇっと…ぇ?」

ダージリン「ん…かなり怖がらせちゃったみたいね…御免なさいローズヒップ」ナデナデ

ローズヒップ「あ、ぁ…えっと、ハロウィンの、催しですの…?」

ダージリン「えぇ、真に迫ってて恐ろしかったでしょう?今度からちゃんと部屋の鍵は閉めておくこと」

ローズヒップ「わ、わかりましたでございますですわぁ…」ホッ

ダージリン「…ホッとした?」

ローズヒップ「正直心臓が飛び出るかと思いましてございますですわ…」

ローズヒップ「でも…こんな催しでもダージリン様が来て下さったのが、とっても嬉しいですわ」ニコッ

ダージリン「 」キュン

ダージリン「………ローズヒップ、貴女お菓子は用意していて?」

ローズヒップ「え?お菓子…ですの?流石にお風呂に食べ物は持って来てませんですわ…あ、でも冷蔵庫になら御茶もお菓子もありますですわ!ダージリン様良ければ夜のティータイムなんt…」

ダージリン「持ってないのね?なら悪戯よ、悪戯するわ」

ローズヒップ「えぇぇっ!?い、悪戯ですの…?」

ダージリン「えぇ…↓1をするわ」

ダージリンの悪戯安価↓1
※ただし浴室で出来るものに限り、下2桁30以下の場合"用意した服を濡らす"が悪戯になります。


ダージリン「脇をコチョコチョするわ」

ローズヒップ「はぇ…?」

ダージリン「ローズヒップ、バンザーイ!」

ローズヒップ「は、はいですわーっ!」バンザーイ

ダージリン「いざっ!」スッ

ローズヒップ「!?」

ダージリン「こちょこちょこちょ…」サワサワ コチョコチョ

ローズヒップ「にゃっ!あ、あはははっ!や、ダージリ、さまっ…あはははっ!」

ダージリン「………」サワサワ

ローズヒップ「ひーっ!あ、ひゃっあはははっ!や、あはははっ」

ダージリン「…はぁ………はぁ……」サワサワ サワサワ

ローズヒップ「や、あははっ!や、ちょ、やめ…ひゃ、んんっ!」

ダージリン「…ローズヒップの…裸体が……」サワサワ サワサワ

ローズヒップ「や、もっ…あっ!だ、だめっ…ダージリン様…あはっ、あははっ…!」

ダージリン「…………」サワサワサワサワサワサワ コチョコチョ



ローズヒップ「あっ、あはっ、やっ、あぁぁ───っ!」ビクン ビクン

※ダージリンはあくまで擽ってるだけです

ローズヒップ「ううぅ…や、めてって言ったのに…いけずですわぁ…」

ダージリン「ふふ、御免なさいねローズヒップ」

ダージリン「ローズヒップがつい可愛くてつい、ね?」

ローズヒップ「ううぅ…ダージリン様ぁ…」ウルウル

ダージリン「っ………」ズキューン

ダージリン「と、とにかく!次からは用心すること、わかったわね?」

ローズヒップ「りょうかいですわ…」

ダージリン「ん、よろしい…それじゃ私はこの辺で…」ボトッ

ローズヒップ「あ、ダージリン様何か落とされ……ぇ…」

ダージリン「……………」

ローズヒップ「これ…私の、服…なんd」

ダージリン「これも悪戯の一つよローズヒップ、精進なさい」

ローズヒップ「………????」






ダージリン「それにしても湯船に浸かったローズヒップに抱きついたから、コートがずぶ濡れね…ちょっと重いわ…」

ローズヒップ「そ、そうですわね…っ、て、あぁぁっ!」

ダージリン「…?どうかしたのローズヒップ?」

ローズヒップ「な、ななな何でもありませんわーっ!」

ダージリン「そう…?それにしても体も濡れて…これは私も帰ったらお風呂ね」

ローズヒップ「あは、あはははは………」



ローズヒップ(驚きすぎて…全部湯船に出してしまいましたわ…)

ローズヒップ(これは…ダージリン様には、い、言えませんですわ…!)

~~放課後 紅茶の園~~

アッサム「……で?何か弁解はありますかダージリン?」ゴゴゴゴ

ダージリン「…………」ダラダラダラダラ

アッサム「カメラの映像…拝見させていただきました」

アッサム「あれはなんですか?私達の悪戯はあくまで音を立ててローズヒップを怖がらせることでしょう?」

アッサム「それが何ですかあれは、部屋を物色し机を物色し…挙句の果てには風呂場に飛び入りローズヒップを擽る始末…」

アッサム「これは…許されませんよね、ダージリン?」ゴゴゴゴ

ダージリン「……………」



ダージリン「……こ、こんな格言を知っt」

アッサム「ダージリンっ!」バンッ

ダージリン「 」

アッサム「……黙っててください、今日の私は激おこスティックファイナリアリティプンプンドリームです」

ダージリン「……アッサm」

アッサム「黙りなさい」

ダージリン「ウス……」

アッサム「だいたい貴女はいつもいつも他人への影響を考えないで自分が満足すればいいと思って………」ガミガミ クドクド




オレンジペコ「………次は↓1~3だそうです」

オレンジペコ「ダージリン様は再起不能かもしれませんが…やるのは↓4みたいです」

※安価↓1~3の中で下2桁が一番大きいもの採用

ダー様の快進撃が始まる…のか?潜入安価二つ取りとか…
えっと…すんません、伽?子って何かの伽羅ですかね?

あれ、これ出ないのか…?
テスト
伽?子
伽椰子

なるほど、取り敢えずどういうビジュアルかは分かりましたので、今日は取り敢えず此処までに…続きはまた今度です~なるべく安定できるようにしていきますのでご了承ください。

>>670
女子校なんて男の目がない分身の回り気にしないらしいからね

タイヘイ・オーシャンの洋上、夜天に怪しくそびえる摩天楼。非常にマッポーめいた雰囲気を醸し出す此処は聖グロリアーナのガクエン・シップ。光化学スモッグと独自のコウチャ・カルチャーの支配する街の光に紛れて暗躍する一人のクノイチの姿があった。
「センシャロードを冒涜するヤクニンめ、許さん!」
今日も今日とて権力と圧力を振るうヤクニン・ヘッドに歯止めをかけるため、クノイチは立ち上がる!

「ドーモ、ツジ=サン、ローズヒップです。」


こうですか?わかりません> <
原作未読でアニメしか知らないとあの雰囲気は出せませんわ…。あ、本編はまた今夜になる予定ですー。

まさか>>671も分身から忍殺まで話が飛ぶとは思うまい…。続き書いていきますねー。


ダージリン「気を取り直してハロウィンイベント第二弾よ!」

オレンジペコ「もうハロウィンはだいぶ過ぎちゃいましたけどね」

ダージリン「細かい事は言いっこなしよ。それにssに時間軸を求めるのはナンセンスよ?」

アッサム「また訳の分からないことを…」

ダージリン「という訳でまたローズヒップの部屋に潜入するわ」

ダージリン「前回は洋画を参考にしたから、今回は日本系ホラーを用いて驚かせるわ」

オレンジペコ「は、はぁ…それで、今回はどの映画を見たんですか…?」

ダージリン「ふふっ、まぁ落ち着きなさいな…今回はずばり、コレよ」スッ

オレンジペコ、アッサム「「じゅ、呪怨…?」」

ダージリン「ふふ、ホラー映画で一時代を築いた名作よ」

オレンジペコ「わぁ、私それ知ってます!真っ白な男の子が出てくるんですよね。」

ダージリン「あら、オレンジペコは観たことあるのかしら?」

オレンジペコ「はいっ、中学時代の友人たちと映画館に観にいきましたから良く覚えてます」

ダージリン「そう、だったら話は早いわね」

アッサム「私は観たこと有りませんが…それで、今回はこのパッケージ裏の女性のお化けに仮装するのですか?」

ダージリン「そういうことになるわね」

アッサム「…行ってはなんですが地味ですね」

ダージリン「じゃぁ貞子とサンドイッチにしようかしら」

オレンジペコ「あぁ、今年の夏にあった映画ですねですね」

アッサム「……貞子も分からないからリアクションが取りづらいです」

オレンジペコ「えっと…髪はどうします?下ろしただけでは長さが足りないし金髪になっちゃいますけど」

ダージリン「それじゃ髪を垂らした唯の私でしょうに…流石にカツラは必須ね、どうせなら髪の色は↓1にしようかしら?」

↓1選択安価
1.金髪
2.黒髪
3.その他

貞子とサンドイッチ…する?↓2
1.する(ガルパンキャラ指定)
2.しない

えっと、変更了解です。いつもは書き始めちゃうんで反映できない場合がありますが取り敢えず今回は黒髪で。

貞子役は下ろして愛里寿で大丈夫ですかね?

ダージリン「折角だから黒髪にしましょう、金髪の伽椰子とか目も当てられないわ」

オレンジペコ「そうですね、金髪のままだとお化粧してもダージリン様と直ぐ分かってしまうかもしれないですし」

アッサム「というかこのメイクするんですか?本当にホラーですね…」

ダージリン「当たり前よ、伽椰子自体はあの表情と傷以外怖いパーツってあんまり無いんだから」

オレンジペコ「ダージリン様のお身体に傷をつける訳にはいきませんしね…」

アッサム「そういうものでしょうか…」

ダージリン「そういうものよ、さて…」



ダージリン「それじゃ、貞子さんを呼びましょうか」



オレンジペコ「!?」

アッサム「…?此処に来ているんですか?」

ダージリン「えぇ…やっぱり私だけじゃ物足りないかと思ってね、思い切って呼んでおいたの」

オレンジペコ「ちょ、ちょっと待ってくださいダージリン様!私まだ心の準備が……!」

ダージリン「良くてよ、入って来てちょうだーい?」

オレンジペコ「だ、ダージリン様ぁ…!」

アッサム(オレンジペコがそんなに恐れるなんて…そんなに怖いのかしら…?)

ガチャ ギギギギ


オレンジペコ「う、うぅ…!」 ガクガク ブルブル


ギィ パターン


愛里寿(長黒髪&丈長白服)「う、うぁうーっ……!」フシャーッ



アッサム(……ちっちゃい!)

オレンジペコ(……かわいい!)

アッサム&オレンジペコ((ちっちゃかわいい!))


ダージリン「…という訳で、流石に本物は用意できなかったので島田愛里寿さんにお化け役をお願いしました」

愛里寿「お願い、されました…」フンスッ

アッサム(改めてホントにちっちゃいわね…)

オレンジペコ(ちっちゃい貞子かわいい…)

アッサム「え、と…それでダージリン?どうして愛里寿さんをお化け役に?」

ダージリン「特に理由はないけれど、本人たっての希望だからかしら…?」

オレンジペコ「あ、愛里寿ちゃんが…?」

愛里寿「ん……ダージリンさんから…楽しい催しがあるって聞いたから…参加、したくて…」

アッサム「けしかけたのは貴女じゃないですかダージリン!」

ダージリン「怒ってばかりだと皺が増えるわよアッサム?それに客人の前で大きな声を出さないの、はしたないでしょう?」

アッサム「あぁもう貴女って人は…!」



ダージリン「という訳でドッキリの癒s…メイン驚かせ役担当に愛里寿さんを加えて、ドッキリ開始よ!」

愛里寿「お、おーっ」

アッサム&オレンジペコ((可愛い…))

本DVDに貞子、及び伽椰子は付属しません、悪しからず。←

お久しぶりです1です。すんませんだいぶ遅れておりますが取り敢えず再開致します。酉が合ってる事を願って。

~深夜 学生寮~


ダージリン「───と言うことで、全力でメイクをしてきたわ!」

愛里寿「し、してきましたーっ…!」


アッサム「え、えっと…」

オレンジペコ「ふ、二人とも良くお似合いですよ…」

ダージリン「似合っている、それだけかしら?」

オレンジペコ「…?どういう意味ですか?」

ダージリン「………」ドキドキ

愛里寿「………」ソワソワ

オレンジペコ「え、えっと……?」

アッサム「……ああ、成る程」



アッサム「とても恐ろしく仕上がってますよ、正直怖いです」

ダージリン「ふふ、アッサムは正直ね」フフーン

愛里寿「……会心の出来です」フンス

ダージリン「このドッキリメイクで、ローズヒップを心底驚かせてみせるわ、行きますわよ愛里寿さん!」スタタタタッ

愛里寿「や、やってやるです…!」トテテテ



アッサム(でも正直……↓1 )


ダージリン、愛里寿のコスプレの出来 ↓1 ※コンマ2桁
00~33 正直コスプレの域を出ないと言うか…微妙ですよね。
34~66 うーん…贔屓目に見て可愛い、ですよね…
67~99 見たとき怖くて失神しそうでした…

~寮内~


ダージリン(本物と見まごう伽椰子コス)「…と言うことで、潜入しますわよ愛里寿さん?準備は宜しくて?」

愛里寿(思わず悲鳴をあげる貞子コス)「ん…大丈夫…!」

ダージリン「では、物音立てずにそーっと…パンツァー・フォー…」ガチャ ソーッ

愛里寿「………!」 ソーッ ドキドキ



ローズヒップ「…………むにゃ…」zzZ



ダージリン「あれが今回のターゲットよ愛里寿さん…」

愛里寿「ぐっすり、寝てる…」

ダージリン「寝てる間に両脇に入りましょう、愛里寿さんはローズヒップの隣に…」

愛里寿「う、うん…!」モゾモゾ

ダージリン「さて、では私もそろそろ…」



ローズヒップ「うぅん…だーじりんさまぁ…」



ダージリン「!!!」ビクゥ

ローズヒップ「うぅん…それはおこーちゃじゃありませんわぁ…しぞーかの、りょくちゃ…ん…」zzZ

ダージリン「…び、びっくりしたわ…起こした上に正体がバレたのかと思ったわ…」

愛里寿「…ダージリンさん、大丈夫…?」

ダージリン「え、えぇ…計画に問題はないわ、そのまま続行よ」モゾモゾ




ダージリン「さて…後はローズヒップを起こすだけなのだけれど…」

ダージリン「ふふっ、相変わらず寝顔は天使みたいね…」

ローズヒップ「…んぅ、すぅ……」スヤスヤ

ダージリン「ん、では…そろそろ起こしましょうか…」




ダージリン「ローズヒップ…ローズヒップ、起きなさい…?」



ローズヒップ「う、ぅん……っ」

ローズヒップ「うぅん…なんですのぉ…?」モゾモゾ

ローズヒップ「ふ、わ…ぅん…なんか、声が…もう、あさ…?」パチッ



ダージリン(超怖い伽?子)「……ばぁっ」



ローズヒップ「 」

ローズヒップ「い、いやぁぁぁぁっ!!??」ガバッ

ローズヒップ「な、ななな何!?何で!?」

愛里寿「…………」ポンポン

ローズヒップ「ひっ!い、一体なに──」

愛里寿(失神必至の貞子)「う、うがーっ…!」

ローズヒップ「 」

ローズヒップ「 」


恐怖にパニックになったローズヒップの奇行は? ↓1
※ただしコンマ2桁40以下で強制的に気絶

ローズヒップ「あわ、あわわわわ…!」

ダージリン「ローズヒップ、がおーっ」

愛里寿「がおーっ…!」

ローズヒップ「あ…あ、あっ…ひ、っ…」

ローズヒップ「………きゅぅ」バタン



ダージリン「……よし、作戦完了ね」

愛里寿「ローズヒップさん、大丈夫…?」

ダージリン「大丈夫よ、後でオレンジペコがしっかりフォローするから」

愛里寿「そういう…もの…?」

ダージリン「えぇ、そういうものよ」

ダージリン「楽しかったかしら、愛里寿さん?」

愛里寿「……うん」

ダージリン「貴女も帰ったら他の隊員やお母さまにやってみたら如何かしら?服とウィッグはお譲りしますわ」

愛里寿「………ん、やってみる」



後日、深夜のこの二人を見た寮生が卒倒し、寮に貞子と伽椰子が揃って現れるという噂が拡まり深夜のお茶会の頻度は激減した。ローズヒップはオレンジペコの巧みな話術により夢だったと思い込むことにし、ダージリンはアッサムにこっぴどく叱られた。
また自宅へと帰った島田愛里寿の手によって島田流家元へ件の貞子ドッキリが炸裂、驚いた家元がベッドから転落しぎっくり腰を患ってしまうがこれはまた別のお話

~~後日 紅茶の園~~


ダージリン「 」チーン



オレンジペコ「…今回はまた随分絞りましたね」

アッサム「当たり前でしょう、あの後父兄の皆様から"幽霊が出る寮に娘を置いておけるか!"と苦情が殺到したの」

アッサム「それを全部私が処理したのよ!?…怒りたくもなるわよ」

オレンジペコ「あ、アッサム様…お疲れ様でした」

アッサム「ホントにね…さて、ダージリンが繊維喪失…もとい戦意喪失のうちに…」



アッサム「ドッキリをするわよ!」

オレンジペコ「アッサム様!?」


ローズヒップに行うドッキリ ↓1~3
※下2桁が一番大きいもの採用

そのドッキリを行う人 ↓4
(ガルパンキャラ限定)

お茶会がコーヒー会に、了解です

人物指定が無駄になっちゃったので、コーヒー会に呼ばれるガルパンキャラ↓1

アッサム「…最近は度を超えたドッキリが多かったので、比較的安易なドッキリを行います、宜しいですねダージリン?」

ダージリン「エェ、モチロンヨアッサム」

アッサム「そうですね…いつもの紅茶を珈琲に変えるなんてのは如何でしょうか、ダージリン?」

ダージリン「ステキダトオモウワ」

アッサム「では、珈琲は以前ダージリンが"個人的に"桐間家の御嬢様よりいただいたこの珈琲豆を使いましょう」ドンッ

ダージリン「えっ!?そ、それは寮に帰った時の私の楽しみ…」



アッサム「よ ろ し い で す ね ?」


ダージリン「………ハイ」

オレンジペコ(凄い…眼と威圧だけでダージリン様を完封してる…)

アッサム「何も全部使うと言っている訳ではありませんから…それに私もこの珈琲の味には興味がありますし」

ダージリン「……結局アッサムが飲みたいだけじゃない」ブツブツ

アッサム「何か言いましたか、ダージリン?」

ダージリン「……ナンデモナイデス」

アッサム「…では、明後日の夕方のお茶の時間でドッキリを敢行します。当日は当初から予定されてた通りプラウダのカチューシャ様も珈琲会に参加して頂きますので、粗相の無いようお願いします。」

オレンジペコ「う、承りました…」

アッサム「プラウダ側へは私の方で話を通しておきましたので、問題ありません」

オレンジペコ「相変わらずですが根回しが完璧ですね、アッサム様…」

ダージリン「…はぁ、そこまで話が回っているなら仕方ないわね」

オレンジペコ「あ、ダージリン様、大丈夫ですか?」

ダージリン「えぇ、もう平気よ…じゃぁペコ、当日までに珈琲の淹れ方をしっかり学んで…」

アッサム「先方には"ダージリン自ら給餌を担当する"と伝えておきましたので、ダージリン宜しくお願いします!」

ダージリン「そんなっ…!」

アッサム「貴女が一番珈琲に詳しいですから、宜しくお願いしますね、ダージリン」

ダージリン「 」

オレンジペコ(ダージリン様の給餌服……っ!)ブルッ

オレンジペコ(今、何か悪寒がっ…?)

訂正

×アッサム「では、珈琲は以前ダージリンが"個人的に"桐間家の御嬢様よりいただいたこの珈琲豆を使いましょう」ドンッ

◯アッサム「では、珈琲は以前ダージリンが"個人的に"白鳥家の御嬢様よりいただいたこの珈琲豆を使いましょう」ドンッ


危うくごちウサのあの子を出すところだったぜ…どうしてもキリマンジァロさんと名前がごっちゃになるんだよなぁ…
それもこれも日時の空いた自分の責任ですはい。

再開と息巻いておりましたが今日はこれまで、早いですがすみません…
名前間違えはマジですみません。何もかもアンチョビ⇒安斎千代美が悪い(!)

で、一つだけ安価飛ばしときます
カチューシャは聖グロリアーナに辿り着くまでに外出がノンナにバレてしまうか? ↓1

1.バレない。(カチューシャのみ)
2.バレる。(ノンナがついてくる)

~後日 紅茶の園~

カチューシャ「───ふぇふはふへふぁーひりひ、ほふんふぁッほふほ、ふぁはひりふぃへらふぇふはンふぇ!」

ノンナ「カチューシャは"傑作ねダージリン、そんな格好を私に見られるなんて"と申しております」

ダージリン(給仕服)「………その言葉そっくりそのままお返しするわ、と伝えて頂戴」

ノンナ(カチューシャの?引っ張り中)「かしこまりました」

カチューシャ(ノンナに?引っ張られ中)「ふぃほえふぇふはよっ!」

ノンナ「…先ほどのは"聞こえているわよ"です」

ダージリン「…さっきのは私にも分かったわ」





アッサム「…では、脱走しようとしたカチューシャ様へのお仕置きに?」

ノンナ「その通りです。本当なら今日は私と二人で勉強の予定だったのですが…」

ダージリン「あら、そうだったの?お呼び建てして御免なさいね。」

ノンナ「いえ、他ならぬ聖グロリアーナからのご招待でしたから、優先するのは当然の事です」

ノンナ「それに…カチューシャへのお仕置きは"また私に黙って"出て行こうとしたという私個人の問題ですので」

カチューシャ「ひふぃらふゃはふぁひんふぁいひょ!」

ノンナ「ダメですカチューシャ、あと5分と28秒お仕置きの時間は残っています」

カチューシャ「ふむむ~~~っ!」

ノンナ「膝の上で暴れないでください、興奮s…落ちると危ないです」

アッサム(ノンナさんの表情…心なしか輝いているような…)

アッサム(プラウダの闇は深い、ですね…)

えーと、ノンナとカチューシャの不自然な"?"はどちらも"頬"です。また旧字使ってました。済みません…。

カチューシャ「…ふぅ、改めて傑作ねダージリン!私達の為にわざわざコーヒーを淹れてくれる上、そんな召使いのような格好までして!」

ダージリン「…ほっぺが真っ赤よカチューシャ?」

カチューシャ「っ!う、うるさいうるさい!いいからさっさと珈琲でも何でも出しなさいよ!」

ダージリン「落ち着いてカチューシャ、今日の主賓は貴女だけれど、メインではないわ」

ダージリン「あくまでドッキリの仕掛け役だとお電話口で伝えた筈だけれど?」

カチューシャ「んなこと分かってるわよ!」




ノンナ「ドッキリ…ですか?」

アッサム「えぇ、普段の紅茶を珈琲にして、後輩の反応を見るドッキリです」

ノンナ「それは…素晴らしいですね」

アッサム「そ、そうでしょうか…?」

ノンナ「えぇ、実に良いと思います。プラウダでも取り入れていくことにしましょう」

アッサム(対象は…間違えなくカチューシャさんでしょうね)

────数分後。

オレンジペコ「お待たせしましたダージリン様、思ったよりホームルームが長引いてしまって…」

ローズヒップ「ごめんあそばせ、ですわーっ!」

ダージリン「ふふ、良いのよ二人とも。お疲れ様」

アッサム「ん…事情は良いから二人とも、お客様にご挨拶なさい…」

ローズヒップ「お客様…?おぉう!気づきませんでしたわ!」

カチューシャ「だぁれがちんちくりんで見えなかったのよ!」

ノンナ「誰もそんなこと言ってませんよカチューシャ」

オレンジペコ「あはは…ようこそいらっしまいました、カチューシャ様、ノンナ様」

カチューシャ「ふんっ、ホントに客人を待たせるなんてサイッテーね!」

ノンナ「いえ、此方もつい先程着いたところですので…カチューシャの癇癪はいつものことですから気にしないでください」

カチューシャ「余計な事は言わなくていいのっ!」

オレンジペコ「あはは…それじゃ、飲み物をご用意致しますね?」

ローズヒップ「あ、私もお手伝い致しますで──」



ダージリン「結構よ二人とも、今日は私直々に用意するから」



ローズヒップ「───すわ?」

オレンジペコ「え、えと…よろしいのですかダージリン様?」

ダージリン「偶には私も動かなくちゃ。二人は座ってらっしゃい」

ローズヒップ「ダージリン様のお紅茶が飲めるんですの!?今日はツイてますわーっ!」

オレンジペコ「分かりました…では、お願いしますね?」

ダージリン「えぇ、任せてちょうだい」

ローズヒップ「ダージリン様のお紅茶、楽しみですわーっ!」

アッサム「ローズヒップ、お客様の前で大きな声を出さないの」

ローズヒップ「だぁってアッサム様…ダージリン様が淹れてくれるなんて滅多に無い機会ですし…心がお踊りになる訳でございまして…」

アッサム(貴女が頼めば何杯でも淹れると思うけど…)

オレンジペコ「あはは…それにしても確かに珍しいですね」

アッサム「旧知のカチューシャさんとノンナさんと楽しむ久々の集いですから、ダージリンも気合が入っているのよきっと」

ノンナ「此方としても御呼ばれさせて頂いて…嬉しい限りです」

カチューシャ「ま、わざわざプラウダから来てやったんだからトーゼンよねっ!」

カチューシャ「早く珈琲でも何でも持ってきなさいよね──」

ノンナ、アッサム、オレンジペコ「「「!!!」」」

ローズヒップ「?こーひ…?」

アッサム「な、な、な、何を言ってるのローズヒップ!カチューシャさんはコーヒーなんて言ってないわよ!?」

オレンジペコ「そ、そうですそうです!」

ローズヒップ「え、でもさっき…」

ノンナ「先程のは"カオハイ"、紅い杯と書いて中国語で紅茶の意味を指します。流石カチューシャ中国語も堪能ですね」

カチューシャ「もがーっ!むぐーっ!」

ローズヒップ「………そーでしたの!流石プラウダの隊長さんですわーっ!」

三人「「「………はぁ~……」」」

カチューシャ「むぐ…ぷはっ!ちょっとノンナ、何で急に口を塞ぐのよ!」

ノンナ「……カチューシャ、帰ったらお仕置きです」

カチューシャ「なんで!?」

カオハイのくだりは適当です、そんな中国語は多分無いです


ダージリン「…何やら賑やかに話していたけど、何の話だったのかしら?」カチャカチャ

アッサム「…気にしないでください、ダージリン」

ダージリン「え、えぇ…そういう事なら深くは言及しないけれど…」コポコポ

ダージリン「兎に角お待たせ、ゆっくり召し上がれ」カチャッ

ローズヒップ「ふふ~んっ♪ダージリン様のお紅茶~♪」

ローズヒップ「………あぇ?」



アッサム「ペコ、砂糖壷此方にも頂ける?」

オレンジペコ「あ、此方です…ちょっと意外ですね」

アッサム「ん……何がかしら?」ズズッ

オレンジペコ「いえ、てっきりアッサム様はブラック派かと…」

アッサム「…ん…私にはちょっと苦すぎるわ」



ノンナ「カチューシャ、お砂糖は?」

カチューシャ「要らないわ」

ノンナ「…そんな意地張らなくてもいいじゃありませんか」

カチューシャ「い、意地なんか張ってないわ!見てなさい!」ズズーッ

カチューシャ「………うぅ…」ニガーッ

ノンナ「…砂糖、入れますよね?」

カチューシャ「……ぅん……」



ダージリン「ん……♪」ゴクッ

ダージリン「やっぱり美味しいわね、個人的に買おうかしら…ん?」

ダージリン「ローズヒップ?どうしかして?」

ローズヒップ「こ…これ…」


ローズヒップ「これコーヒーですわ!!」ガーン

ダージリン「何を言ってるのローズヒップ、聖グロと言えばコーヒーでしょう?」

ローズヒップ「ここは西グロですの!?」

ダージリン「正真正銘の聖グロよ?」

ローズヒップ「マジですの!?」

ダージリン「マジもマジ、大マジよ」

ローズヒップ「え、えぇぇ…?」

アッサム(相当困ってるわね…)

オレンジペコ(いつも反応が新鮮って、ある意味すごいですね…)

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