【ラブライブ!サンシャイン!!】ダイヤ「ユニットを組みますわ!!」 (24)

注意

・少しだけメタネタ含みます

・口調はアニメ版準拠のつもりですが、初心者のためおかしいところがあるかもしれません

・名前を省略して書いてしまったので、嫌な方は読むのをお止めください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474557482

ダイヤ(以下ダ)「皆さんに集まって貰ったのは、他でもありませんわ」

ダ「Aqours内でユニットを組みますわよ!!」

善子(以下善)「また何か始まったわ…」

千歌(以下千)「ユニットってなーに?」

曜「えっとー、たしか一団とか単一体とか部隊って意味だったと…」

梨子(以下梨)「たしかに意味はそうだけど、そういうことじゃないと思うわ…」

果南(以下果)「曜、それは英単語の意味でしょ」

ダ「ブッブーっですわ!!」

8人「ひっ!」

ダ「あなた達、ホンットーにスクールアイドルですの!?」

ダ「ユニットとは!ハイッ!ルビィ!!」

ルビィ(以下ル)「ピギッ!…えっと…ユニットは、スクールアイドル内の小さなグループというか…」

ダ「そう!さっすが我が妹!賢いですわぁ~」

ル「が、がんばるビィ…」

鞠莉(以下鞠)「それで?どうして突然、unitなのでぇーすか?」

ダ「はっ!…コホン!そうですわね。それは、私達にまだまだ知名度が足りないからですわ」

花丸(以下花)「でも予選は突破できたずらよ」

ダ「それはAqours全体の力!私達一人ひとりには、まだまだ知名度が足りませんわ!」

ダ「ユニットを組むことによって、個人の知名度の向上を図るのです!」

千「…ダイヤさんもしかして…」

ダ「」ギクッ!

曜「どうしたの?千歌ちゃん」

千「もしかしてこの前、ルビィちゃんのファンに『どちら様ですか?』って言われたの気にしてるんじゃ…」

曜「あ~」

ダ「な、ななな、何を馬鹿なことを…私がそんなことを気にすると思って…」

善「図星ね」

梨「図星だわ」

花「図星ずら」

鞠「図星でぇーす」

ル「おねぇちゃ…」

ダ「とにかく!一人ひとりの知名度を高めるために!ユニットを組みますわよ!!」

果「ユニットを組むのはいいけど、どうしてそれが個人の知名度に繋がるの?」

ル「たぶん、9人のAqoursではなく、もっと少人数のユニットを組むことによって1人の存在感を大きくしようってことかと…」

ダ「そうですわ!さっすが我が」

曜「いや、そのくだりはもういいです…」

ダ「……」

善「それで?具体的にはどう分けるわけ?」

梨「9人なんだから、3人3グループ?」

ダ「そうですわね、私もそれを提案しようと思っておりましたわ。なにより…」

千「分かった!!」

鞠「千歌っち?」

千「どーも聞いたことあるなーと思ってたけど、μ’sにもユニットがあったんだよ!なんだぁ、そのことだったのかぁ」

梨「μ’sにもあったのに、今、思い出したの…」

千「私、プリンテンプスが好きなんだー。すっごいかわいいんだよー。お人形さんみたいで」

ル「あ……」

ダ「ブッ!ブッ!ブーーー!!っですわ!!!」

ダ「プリンテンプスではなく、プランタン!あなた、μ’sだけでなくプランタンまで!」

ダ「いいですか!μ’s内のユニットはプランタン、リリーホワイト、ビビの3つですわ!」

ダ「2度と間違えないように!!!」

千「ごめんなさい…」

果「まあまあ、ダイヤ落ち着いて」

ダ「ですが、千歌さんがあまりにも…」

花「それより、早くグループ分けするずら。オラ、なんだか楽しみになってきたずら」

梨「結局、人数は3人ずつ3グループでいいのかな?」

善「いいんじゃない?それ以外だと人数に偏りが出来ちゃうし」

鞠「わたぁーしもそれに賛成でぇーす」

曜「私も賛成。逆に反対の人っている?」

5人「……」シーン

曜「じゃーこれで決定ね。後はユニットの決め方だけど…」

千「くじびきでいいんじゃない?」

8人「えっ?」

ル「でもでも、それじゃあどんなユニットになるか…」

千「今の私達なら、きっとどんな3人組になっても大丈夫だよ!」

果「そうだね。千歌の言うとおりかも。千歌もたまには、いいこと言うね」

千「あっ、果南ちゃんひどーい!」

果「あっ、ものすごーくたまにはだった」

千「もーっ!!!」

果「あははっ、ごめんごめん。冗談だよ」

千「まったくー、果南ちゃんってば!」

花「くじびき作ったずら!」

善「はやっ!!」

花「この箱の中に、1,2,3の3つの数字を書いた棒を、3本ずつ入れたずら。」

ダ「同じ数字が書かれた棒を引いた者同士が、同じユニットということですわね」

鞠「それじゃあさっそく引きましょー!!さぁみんな、えらんでえらんでぇー。せーので引くわよー」

善「リトルデーモンの皆さん、この堕天使ヨハネに力を!」ガシッ

曜「じゃあ私これー」

千「あー2人ともずるーい。私はこれにするー!」

花「まるはこれにするずら」

鞠「うーむぅ、これでぇーす!」

梨「えっと、私は…これを」

果「じゃあ、これにしようかな」

ル「あぅ…おねいちゃ…」

ダ「ルビィ、先にお選びなさい」

ル「うんっ!ありがと!おねいちゃん!」

ダ「では、私は残ったこれを…」

鞠「みんな持ったわねー。それじゃあいくわよぉー!せーの!!シャイニィーー!!!」

箱ガシィ

9人「あーーー!アハハハハハハwwwww!!」

果「取れない!www」

ダ「抜けへんやんか!ww」

曜「関西弁!?」

ダ「あっ、今のは私の中の人が勝手に…」

千「じゃあ見せ合うよー。せーの!」

千歌・曜・ルビィ ①

花丸・ダイヤ・果南 ②

善子・梨子・鞠莉 ③


千「曜ちゃん!ルビィちゃん!よろしくね!!」

曜「ヨーソロー!」

ル「ぁ…よろしくお願いします!がんばルビィ!!」


花「2人とも3年生ずら。緊張するずら~」

ダ「果南さんと花丸さんですか。少し安心致しましたわ。よろしくお願いいたしますわ」

果「丸、そんなに緊張しなくていいんだよー。ふたりともよろしくね」


善「鞠莉さん!莉子さん!2人にはリトルデーモンになって貰うわよ!」

鞠「イッエェ~ス!!2人とも!シャイニィ~!!」

梨「この2人なら…私がしっかりしないと…」

ダ「では早速、皆さんにはそれぞれ、ユニットの名前を考えて頂きますわ」

果「名前かー。確かに大事だね」

善「私達のユニット名はもう決まってるわ!堕天使ヨハネとリトルデー…」

梨「却下」

善「ツッコミはやっ!」

千「じゃあ私達はこんどこそスリーマーメイド…」

梨「ち~か~ちゃ~ん」

千「にはしないほうがいいよね。やっぱり」

曜「じゃあ今日はユニット毎で相談して、明日発表ってことでどうでしょうか、ダイヤさん」

ダ「そうですわね。皆さん、大事なユニット名です。しっかりと考えてくださいませね」

8人「は~い」

千歌の部屋にて

千「あーもう、わっかんないよー」

ル「意外と難しいんですね。名前を考えるのって」

曜「でも、今考えた名前で活動していくんだから、しっかり考えないとね」

曜「とりあえず、こうして漠然と考えても決まらないし、こんな名前にしたいっていう方向性だけでも出してみない?」

ル「そうですね。」

千「それいいかもっ!」

千「私はねー、やっぱりかわいー感じにしたいかなー」

曜「ふむふむ、かわいい感じっと。ルビィちゃんは?」

ル「ルビィは…3人の頭文字とか入れたいです」

曜「頭文字…千歌ちゃんの『ち』、ルビィちゃんの『る』、私の『よ』ってこと?」

ル「そうです、そうです。そんな感じです」

曜「おっけー。3人の頭文字を入れるっと」

千「『ち』と『る』と『よ』…ちるよ…るちよ…るよち…ちよる…ちよる!!」

曜ル「えっ?」

千「ちよるって可愛くない!?ほら、なんかチョコみたいで!」

曜「さっ、ルビィちゃん、私達は真面目に考えよ」

千「えーーっ!曜ちゃんひどーい!!」

曜「だって…ねぇ……」

ル「ピギッ!…ルビィも他の名前がいいかと…」

千「ルビィちゃんまでー。いいと思ったんだけどなー」

曜「私はねー、3人のイメージ的に、元気な名前にしたいかなー」

ル「元気…曜さんと千歌さんはとっても元気ですけど、ルビィにそんなイメージは…」

曜「そんなことないよ!スクールアイドルのことになると、ルビィちゃんはすっごく明るくていきいきしてるよ。ねっ、千歌ちゃん!」

千「そうだよ!本当にスクールアイドルが大好きなんだなーって、いつも関心しちゃてるもん!」

ル「ホントですかっ!?ありがとうございます!」

曜「ということで、『可愛く』『元気な』『3人の頭文字』を含んだユニット名にしよーっ!」

千ル「おーーーっ!!」

松月にて

花「ユニット名とかを考えるのって、まる初めてずら」

果「そっか、まるが入ったときにはもうAqoursだったね、たしか」

花「Aqoursって名前ははどうやって決めたずら?アクアって単語自体はaquaって綴りずらよね」

果「えーと、たしかーダイヤがどーしてもμ'sと同じような当て字にしたいって主張してて…」

ダ「その話はおやめなさい!」

花「えー、聞きたいずら」

果「べつにいーじゃない。減るもんじゃないんだし」

ダ「私の心が磨り減るんですわ!…それより、私達のユニット名を決めますわよ!」

果「わかったよ。もー」

ダ「それで?お2人とも、候補の名前はいくつ出ましたの?」

花「まるは3つしか思い浮かばなかったずら。ごめんなさい」

果「私は4つかな」

ダ「お2人とも、真面目に考えていたんですの!?1時間近くかけてそれだけしか思い浮かばないなんて」

果「そーいうダイヤはいくつ思い浮かんだわけ?」

ダ「ふっ…聞いて驚かないでくださいませね。私は30個ですわ!!」

果「30って…」

花「すごいずら。2分に1個のペースずら…」

ダ「ユニットのことを真剣に考えれば、それくらい当然ですわ!」

果「どれどれー?」

ダ「あっ!ちょっと勝手に…」

果「ビビッド(鮮やか)、イヴェール(フランス語で冬)、カサブランカ(百合の一種)etc……」

果「これって…」

ダ「いかがですの?私の手にかかれば、このとおり!ですわぁ」

花「けっこうよさそうな名前もあったずら」

果「全部ボツ」

ダ「なんでですのー!?!?!?」

花「えっ、どういうことずら?」

果「これ全部、μ'sのユニット名のパクリなんだよ」

ダ「パクリゆーな!!リスペクトといって欲しいものですわ!」

果「もー、私達はどんなに頑張ってもμ'sにはなれないし、μ's だって私達にはなれないんだよ?」

果「だからユニット名は、私達がゼロから創りださなくちゃ」

ダ「うっ……」

花「果南さん、いいこと言うずらー」

ダ「そうですわね…私が間違っていましたわ」

果「わかればよろしい。じゃあ気を取り直して考えなおそっか」

善子の部屋にて

善「どぉーしてヨハネの悪魔界(部屋)なのよ!」

梨「鞠莉さんに聞いてよー、私だって帰るの大変なんだよ?」

鞠「あら、いーじゃない。同じユニットの仲間同士、部屋の中くらい見て、親睦を深めましょうよぉ~」

鞠「梨子も、帰るのが大変ならぁ~、うちのヘリを呼ぶ?」

梨「…いえ、遠慮します」

善「だったら梨子さんの部屋でもいーじゃないのよっ!学校から近いんだしっ!」

鞠「梨子の部屋わぁー、この間、ちかっちの家で合宿をした際に入ったもの。」

梨「えっ!?!?私、初耳なんだけど!!」

鞠「言ってないもの」

梨「どーゆうことなの!?まさか…不法侵入!?!?」

鞠「違うわよぉ、人聞きの悪いこと言わないでよぉ~。ちゃーんと梨子のお母さんにぃ、断って入ったわ」

梨「私に断ってよ!」

鞠「sorry!すっかり忘れてたわぁ」

梨「どう考えても確信犯よねっ!?」

善(梨子さんも災難ね。私は、勝手に入られるよりはだいぶマシね…)

善「もぉ~分かったわよ、さっさと決めて終わらせましょ」

鞠「OK!はりきって決めまっしょ~!」

梨「ちょっ!まだ話は終わって…」

鞠「でもぉ~、まさかぁ~梨子の部屋にぃ~あぁ~んなものがあるなんてぇ~」コソッ

梨「!!!!!!!!!」

善「梨子さん?どうかした?」

梨「なんでもないわ!なんでも!」

善「?、そお?」

梨「ちょっと、鞠莉さん!?」コソッ

鞠「大丈夫よ。2人だけのひみつでぇ~す」コソッ

善「堕天使ヨハネとリトルデーモンズはさっき却下されちゃったし…」

梨「ほ、ほんとに!?」コソッ

善「まあ、これだと梨子さんと鞠莉さんがおまけみたいになっちゃうし、しょうがないわね」

鞠「イエ~ス。約束はnever破ったことが無いわ!」コソッ

善「…なら逆に私のほうを『○○feat.堕天使ヨハネ』にすれば…」

梨「全然信用できない…っていうかどこで見つけたのよ!ちゃんと隠してあるはずなのに!」コソッ

善「これなら私が協力してあげてる感が出てるし、2人も満足するわよね!?」

鞠「確かに隠してはありましたが…枕の下は、隠し場所にはフムーキでぇ~す」コソッ

善「あとは○○を何にするかだけど…。2人ってあまり共通点がないのよねぇ」

梨「枕の下!?…あぁ…寝る前に読んでたのを戻し忘れてたのね…一生の不覚だわ……」コソッ

善「むしろ性格的には真逆よね…」

鞠「とにかく、約束は守りまぁすから、安心して」コソッ

善「となると~、真逆なのを逆手にとって…カインとアベル!これよ!『カインとアベルfeat.堕天使ヨハネ』!!」

梨「ッッ~~!!信じれないけど、信じるしかないか…。絶対、絶対、ぜぇ~~たいに秘密よ!!」コソッ

善「どう?2人とも。『カインとアベルfeat.堕天使ヨハネ』ならカッコいいし、文句無いわよね!」

梨鞠「え?」

翌日

ダ「では早速、昨日考えたユニット名を発表してもらいますわ。まずは千歌さん、曜さん、ルビィのユニットからお願いしますわ」

曜「ヨーソロー!じゃあ発表します。せーのっ!」

千曜ル「CYaRonです」

千「ちなみにちなみにー、こう書くんだよ」カキカキ

花「なんかかわいい名前ずら」

果「シャロン…どういう意味なの?」

千「明確な意味は無いんだー。でも、『可愛く』て『元気』で『3人の頭文字』ってモチーフで一生懸命考えたよ!」

ダ「なるほど…千歌さんのC、曜さんのY、ルビィのRということですわね」

ル「うん。他にもいろいろ考えたけど、3人ともこれがいいってなったの」

鞠「Oh~!とってもシャイニィ~な名前でぇ~す!」

梨「ほんと、とってもいい名前ね」

千曜ル「いやぁ~それほどでも~」

果「じゃあ次は私達かな」

花「ちょっと緊張してきたずら」

ダ「大丈夫ですわ。私達の名前も、とてもいい名前ですわよ」

果「そうそう。自信もって。じゃあいくよ~、せーのっ」

果花ダ「AZAREAです」

ダ「ちなみに、綴りはこう書きますわ」カキカキ

千「アゼリアってなーに?」

鞠「AZAREAはお花の名前でぇ~す。たしか日本名はつつじじゃなかった?」

花「そうずら」

善「つつじね…。たしか、花言葉は『節制』、『恋の喜び』、『慎み』、『初恋』だったかしらね」

曜「お~、なんか3人のイメージにぴったりだね」

ダ「善子さん、よく知ってますわね」

善「だから、ヨハネ!べ、べつにこれくらいとーぜんよ!」

鞠「じゃあ最後は、私達ね」

梨「ねえ、ほんとにあの名前で大丈夫なの?」

善「もうっ!散々、話し合ったんだから大丈夫よ!いくわよっ!せーのっ!」

鞠「Guilty Kissでぇ~す!」
善「Guilty Kissよっ!」
梨「Guilty Kiss…です」

6人「……」

梨「ほらっ!やっぱり!」

果「いや、いい名前…だと思うよ」

千「そっ、そうだよ!私にはとても思い浮かばないっていうか…ねっ!曜ちゃん!」

曜「え!?私!?…うっ、うん!そうだね、千歌ちゃん!」

花「まるもいい名前だとは思うずら…それより…」

ル「バラバラ…」

ダ「まっ、まあ3人がいいのであれば、私は別に…」

善「おかしいわね…。もっと盛り上がると思ったのに」

鞠「きっとHisenceすぎて、みんながついて来れないのでぇ~す!」

梨「Hisencsは和製英語ですよね…。っていうか、やっぱり考え直させてぇ~~!!」


おわり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom