空閑「ボーダー年齢別チームバトル?」 (83)

空閑「なんだ、それは?」

修「さ、さあ。なんか篠田本部長から話があるとか」

小南「あたしたちも呼ばれてるのよ。まさか全員集めたんじゃないでしょうね」


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ボーダー本部

城戸「詳しい話は忍田くんのほうから説明がある」

忍田「みんな良く集まってくれたな。さきに話もいってるように、今回年齢別のチームバトルを行うこととした」

忍田「目的としては最近の防衛戦での結果から上層部では本来のチーム以外での連携というものを重視していくべきだということになったからだ」


太一「鋼さんと離れて防衛とかありましたもんね!」

来馬「確かに。即席でもチームワークが取れることは大事だね」


菊池原「えーめんどくさいなー他チームとの連携なんて必要ないのに」ブーブー

歌川「本部長相手でもぶれないのな……」


米屋「いいんじゃねえの? これはこれで面白そうだ」

黒江「……」

忍田「皆も言いたいことはあるだろうがこれは決定だ。今すぐに年齢ごとに分かれて集まってもらいたい。ルールはそのとき説明する。何か質問はあるか?」

嵐山「忍田本部長いいですか?」

忍田「なんだ嵐山?」

嵐山「全員でとなると、その間の防衛任務はどうなるんですか?」

忍田「それならば安心してくれ。今回は申し訳ないことだが、王子隊、生駒隊、弓場隊、が防衛任務にあたってくれることになった」


空閑「ふむ。リベンジは出来なさそうだな」


北添「王子とかはチームに入れられないんだ」


忍田「では質問がなければ、分かれてもらう。以上」

思いつきなのでどうなるかわかりませんが頑張って書いていきたいと思います
生駒隊と王子隊はキャラを動かす自信がないので外れてもらいました

ルール

① 隊長を1人決める
② 1チーム3人or4人編成とする
③ 3チームで戦い最後まで生き残った1人の所属するチームの勝利である
④ 時間無制限
⑤ 9のチームを3つにわけ、勝ち上がった3チームによる決勝戦を行う
⑥ 黒トリガーはなし
⑦ 個別規格トリガーの使用はあり

15歳組

修「なるほど。でもこれって大分勝手が違うぞ」

日浦「時間無制限とトリガーの違いは大きそうだよねー」

空閑「むむ、黒トリガーはなしか」

木虎「それだけじゃないわ」

空閑「なんだ、それは?」

木虎(三雲くん。当然わかってるでしょ?)ジッ

修「そうだ……このバトルで一番大切なのは――」

20歳組

太刀川「ポイントの奪い合いが発生しないってことだな」

加古「あら。太刀川くんがまともなこというと調子狂うわ」

二宮「ふん。こいつは馬鹿だが阿呆ではない。戦いのことなればそれなりに知恵はまわる」

来馬「ポイントがないのか、となると――」



19歳組

嵐山「うちのように高位ランカーがいるところは序盤に集中狙いされるだろう」

迅「太刀川さんのいる20歳組か」

柿崎「あそこは、他もシャレになんないの揃ってるからな」

嵐山「倒そうが倒さまいが生き残ればいい。これは結構勝手が違うな」

メンバー決め 
14歳組

緑川「あれ? 双葉もここ?」

黒江「忍田さんがここで良いって」

千佳「は、初めまして。わたし玉狛第二の雨取千佳って言います」ペコッ

黒江「どうも。加古隊の黒江双葉です。よろしく」

虎太郎「でも良かった。前衛張れそうなのがもう1人来てくれて、これで何とか勝ち目もあるんじゃないか?」

ユヅル「流石にキツイと思うけど……」

黒江「とりあえず隊長とメンバー決めましょうよ。4人まで選べるんですから、1人は試合出れないんですよね」

千佳「隊長……ランクならA級4位の緑川くんが……」

緑川「やだね。オレ隊長とかいう柄じゃないもん」

黒江「あたしも遠慮します。一応チームは一緒ですけど年齢は1つ下なんで」


千佳「う……」

ユヅル「虎太郎で……というかこの隊で隊長やれんの虎太郎しかいなくない?」

虎太郎「俺? でもメンバーから真っ先に落ちそうなんだけど」

ユヅル「別にバトルメンバーの中から隊長決めろとは言われてないし、誰が戦うかわかんないけど、問題ないと思う」

緑川「うん。確かにそうだ。ならオレも虎太郎に一票」

黒江「あたしも巴先輩がいいと思います」

千佳「わたしも……それがいいと思う」

ユヅル「決まりね。じゃあ巴隊ってことで」

虎太郎「皆が良いって言うならおれやるよ。でも、そういうユヅルが一番まとめてないか?」

ユヅル「オレも隊長って柄じゃないから、そんなことより4人を決めちゃおうよ」


緑川「こん中から4人だろー? オレと双葉は決定だとしてー」

黒江(当然)

千佳「ユヅルくんも……決定で良いと思うな。射撃すごく上手いから」

ユヅル(雨取さん……)

虎太郎「確かに、この三人なら上位にも見劣りしないし決定かな」

黒江「あと、残り1人ですね。巴先輩か、雨取先輩か……」

緑川「双葉はどう思うわけ?」

黒江「あたし? あたしは……バランス的にはガンナーの巴先輩がいいと思う」

千佳「うん……スナイパーならユヅルくんいるから、わたしもそれでいいと思う」


虎太郎「うーん……バランスは取れるけど、雨取さんの砲撃も鉛弾も脅威だったからなー」

黒江「でもあれって、玉狛第二だから出来ることじゃありませんか? 同じことはやれるわけでもないですから」

ユヅル「似たようなことなら出来ると思うよ。軽量アタッカー2人いるし。スパイダー張ることもそんなに難しいことじゃないし。あの転ぶやつまではネタが分かんないから再現できないけど」

雨取「……!」

ユヅル「や、別に雨取さんにタネ教えろって言ってるわけじゃないから」

緑川「……良いじゃん良いじゃん! スパイダー使うのも面白そうだし」

黒江「俊、本気? あたしたちスパイダーでの高速機動なんてまともにやったことないのよ。それをぶっつ本番でって……」


緑川「あれ? 双葉は自信ないの?」

黒江「っな!」

ユヅル「そうでなくても、単純に戦力を比べたらうちは弱い。虎太郎をいれたらバランスは良くなるけど、それだと爆発力もなくなる。ここスナイパー2人体制で尖った戦い方するべきだと思う」

虎太郎「うん、ユヅルの言うとおりだ。俺たちが勝つには正面からじゃ分が悪すぎるからな」

雨取「すごいよユヅルくん。即席のチームですぐに色々考えられるなんて」

ユヅル「べつに、大したこととじゃあ……」

14歳組

隊長 巴 虎太郎

バトルメンバー
AT 緑川 俊
AT 黒江 双葉
SN 絵馬 ユヅル
SN 雨取 千佳

おしまいです
最年少グループのわりに綺麗にまとまりました

15歳組

木虎「……」

修「……(□-□;)」

空閑「……(≡ω≡)」

日浦(なんか緊張する……)」


修「……ぼくたちは4人しかいないからメンバーは悩む必要ないんだけど」

日浦「隊長決めないとだね」

木虎「通例なら年齢順かランク順で隊長は決まるもの……となれば、当然」

空閑「オサムだろ」

木虎「……あなた話聞いてなかったの? ここはA級5位の私しかいないでしょう」

空閑「キトラは隊長経験ないだろ?」


木虎「う……」

空閑「防衛戦なんかで隊長が複数いたら、年齢かランクで決めればいいと思うよ。だから今回はオサムしかないよ」

日浦「わたしも三雲くんが隊長で良いと思うなーなんて……」

木虎「……」

修「し、しかし、ここはやっぱりランクどおり木虎で……」

木虎「……三雲くんで異存ないわ」

修(ほ……)

日浦(うー……なんか怖いよー)


日浦「それにしても、本部も面白いこと考えるよねー年齢別なんてさ」

修「うん。単なる思い付きかもしれないけど、即興でどこまで出来るかってのも良い訓練になりそうだ」

木虎「そうね。防衛戦なんかでは必ずしも自分のチームで戦えるわけじゃないものね」

空閑(おれも嵐山隊と共闘したことあるしな)フムフム

木虎「だからこそしっかりとしら作戦をたてれば、かなりアドバンテージをとることが出来る。私の隊長になるんだから頼むわよ?」

三雲「任せてくれ。幸いこのチームには明確な強みがあるから。あとはそれを活かすことが出来れば……」

日浦「強みってなんのこと? 三雲くん」

修「それは、スパイダー慣れしてる部隊だってことだ」

空閑「ほぅ……」

修「そもそもぼくのスパイダーは木虎から教えてもらった。木虎は僕らよりも遥かにスパイダーの扱いには慣れてる」

日浦「そうだったんだね~」

木虎「私と彼のワイヤー戦で有利とるってことね」

修「ああ。それに日浦さんもいるし、玉狛第二と同じではないけど近いような戦い方は出来ると思う」

日浦「わ、わたしは雨取ちゃんみたいなトリオン量ないいから、砲撃とかは出来ないけど」アハハ

修「いや、今回は千佳と同じじゃなくても良い。というか、する必要がないんだ」

日浦「え?」


修「あれはぼくらが点をとるための砲撃だったけど、今回は生き残ればいいだけだ。ひたすら籠城戦をしかけてもいいんだ」

日浦「なるほど……」

木虎「三雲くんのいうとおりスナイパーがいるということが大事ね。それに雨取さんと比べて、人は撃てるんだし」

修「その通りだ。やるからには勝っていくぞみんな」

空閑「ああ……もちろんだ」

15歳組

隊長 三雲 修

バトルメンバー
AR 木虎 藍
SH 三雲 修
AT 空閑 遊真
SN 日浦 茜

今日は終わりです
4人しかいないから主人公組のわりに文少なめ

16歳組

香取「ったく、こんなめんどくさいこと良くやるわよね……」

古寺「多分、最近の防衛任務で上層部は思うところあったんじゃないかな」

菊地原「だとしてもだけどね。こんなポイントにもならないようなお祭り的な試合、やる意味ないよ」

歌川「おまえなあ……」

半崎「ダルい……」


小荒井「みんなやる気ないなら俺と奥寺で試合出ちゃうか!」

奥寺「さすがに……きついって」

唯我「まあ、ここはA級1位の! この唯我尊がみなのことを導くから安心してくれよ」キラッ

太一「皆落ち着こうよ! ひとます飲み物でも飲んで」ブシャアアァァァ

佐鳥「太一……それ炭酸……」


香取「……」ポタポタポタ

香取「あんた……覚悟は出来てるのよね?」イライラ

太一「ぎゃああ! すんません! 今すぐ拭きます!!」


佐鳥「太一……それ雑巾……」


香取「……こいつ、殺すわ」


藤沢(なんかウチの代仲悪くないか?)

茶野(カオス……)

日佐人「はぁ……なんて、まとまりがないんだ」


時枝「はいはい。少し落ち着いて、これじゃいつまでも終わらないよ」パンパン

照屋「そうよ。メンバーと隊長決めちゃって関係ない人は解散。それが一番」

半崎「同感。これ以上太一と同じ空間にいるとダルいんで」

佐鳥「うわー半崎容赦ないなー」

奥寺「ここにいるほとんどは試合に出ないんだから、この時間ほど無駄なこともないか」


歌川「そうだな。よし! なら隊長を決めよう、このなかで隊長経験あるのは……」

古寺「茶野と香取さんだね」

唯我「っはっはは! 君たちの目は節穴かな? ここに! A級1位のメンバー! 唯我尊がいるじゃないか!」

香取「それだけはない」

菊地原「右に同じ」

照屋「私も」

唯我「っな」


歌川「オレ個人の意見として京介が良いと思うんだが……みんなはどうだ?」

烏丸「俺?」

照屋「確かに、この中で1人選ぶんだったらそれが良いかな」

古寺「うん。悪くないと思う」

佐鳥「イェーイとりまるイェーイ」

烏丸「……じゃあ、俺がやるけど……皆それでいいのか?」


唯我「だ、断固拒否するぅー! これは民主的な決め方に見せた少数を切り捨てるという……」

菊地原「その、うるさいの外に出してよ」

日佐人「唯我もそうだし、さすがに人多すぎるよ。試合に出そうな人だけ残して退出で良いんじゃない?」

歌川「そうするか。じゃあ残るのはA級とそれから――」

――退出中――


烏丸「残ったのはA級の、歌川、菊地原、古寺、時枝、佐鳥。B級から香取と半崎」

時枝「計8人だね」

半崎「なんでオレまで……」

古寺「B級といっても半崎の技術と射程はボーダーでもトップクラスだからね」

佐鳥「葉子ちゃんも、爆発力ならこの中でもとりまるに次ぐからなー」

香取「おだてても何もでないわよ」


歌川「まーそれでこの8人なわけだが京介どうする?」

鳥丸「そうだな。1つ思ったのは同隊のメンバーが2組ある。これをどう組み込むかってとこはあると思うが……」

時枝「ウチの隊は射撃重視だし、いたらいたでやりやすいけどね」

佐鳥「連携って言う話だと旨味は薄いよなー」

香取「一番考えるべきは風間隊の2人じゃないの?」


鳥丸「風間隊は戦術も特殊だしシビアになってくる。活かせればかなりのアドバンテージにはなるな」

半崎「そこんとこ、2人はどう思ってるの?」

菊地原「無理に決まってるよ。そんな単純なもんじゃない」

歌川「むむ……菊地原の言うとおりだ。接近戦の連携はシビアだ、それにあの作戦も3人そろってこそ意味がある。付け焼刃だと効果は薄いと思う」

時枝「なるほどね。となるとチームのことは考えずにメンバー選ぶわけだけど、うちの強みは何になる?」


佐鳥「そらーとりまると玉狛のトリガーが使えることだろー」

古寺「うん。烏丸のガイストなら一発で戦況ひっくりかえすことも出来るし、他にはない武器だね」

歌川「ガイストの消耗は激しいからな、ここ一番でないと使いにくいぞ?」

香取「なら、出来るだけ他が頑張ればいんでしょ。エースは温存して」

佐鳥「いっそのこと、とりまるwithスナイパー3人ってどうよ?」

菊地原「そんなの、真っ先につぶされるよ」


烏丸「いても1人だろうな」

歌川「攻撃力なら佐鳥、状況判断なら古寺、射程なら半崎……」

半崎「正直、当真さんとか来るなら飛距離で有利取れる気しないわ」

古寺「おれも奈良坂さんが相手となると……」

佐鳥「どうやら、唯一無二のツインスナイプ佐鳥の出番かな」キラッ

香取「つーかスナイパーいらなくない?」

佐鳥「す、するー!」ガーン

烏丸「どういう意味だ?」

香取「うちには丁度ARが4人もいるわけよ。最後まで烏丸を残すのが先決ならね、その面子で固めれば安定感は増すんじゃないかって話」

古寺「どうだろう。確かに安定感はあるけど、攻撃力に欠けるんじゃないかな」

時枝「それに連携の問題もあるね」


香取「……なら、佐鳥で良いじゃん。ツインなんちゃらあるんだし」

佐鳥「……ツインスナイプ」ボソッ

半崎「俺もそれで良いわ」

半崎(ダルイし)

古寺「おれもそれでいいよ」

歌川「ってーことは、京介と佐鳥が決定で……後2人か」


時枝「歌川と菊地原は? 風間さんがいないといっても高レベルの連携がとれるのは即席チームには脅威だし」

烏丸「ふむ……」

菊地原「AR編成ってのはなくなったわけ?」

時枝「ARといっても香取は近距離のほうが得意だし、半端に俺いれるよりも風間隊の力のほうがいいと思う」

歌川「なるほど……」

香取「ま、異論はないわ」

烏丸「よし。ならこれで決定だな」

16歳組

隊長 烏丸 京介

バトルメンバー
AR 烏丸 京介
AR 歌川 遼
AT 菊地原 士郎
SN 佐鳥 賢

終わります
いつまでも騒いでそうな16歳組でした

17歳組

米屋「4人しか出られないんだろー? かーせっかくのイベントなのに出られねえかもしれねえなあ」

三浦(オレたちの出る幕はなさそうだね)

若村(それなら早く解放して欲しいんもんだが……)

辻「……最初に隊長決めない?」

出水「んなの三輪しかいないだろー」

小南「さんせー」

那須「うん。私も三輪くんが適任だと思う」


三輪「……分かった。なら残りのメンバーを決めていくぞ」

米屋「悔しいけど小南は決まりだなー」

熊谷「あとは、出水くんも……じゃない?」

奈良原「残りは1人か」

出水「対戦当てもステージも分からないからなー……三輪はなんか考えてる?」

三輪「……米屋、奈良坂……あとは那須、この3人の誰かだね」

辻(俺の実力じゃあ、まだまだ選ばれるには遠いか……)


那須「私も? なら同じ隊の米屋くんか透の方が……」

出水「透?」

米屋「奈良坂の名前だよ」

出水「あーなるなる」

三輪「確かにそれも考えた……が、出水と那須のペアは強みになる」

小南「ツインシューターを軸とするのね……悪くないんじゃない?」

那須「うん……考えてみたら楽しいかも」

出水「ここでしか見られない唯一無二のバイパーコンビの結成ってわけか」


三輪「それか……米屋をいれることだ。接近戦の厚みはこれが一番増す」

奈良坂「そのことだが……三輪、俺は米屋を入れるのは反対だ」

米屋「あれーまさか奈良坂からそんなこと言われると傷つくなー」

奈良坂「別に陽介の実力を疑ってるわけじゃないよ。ただ三輪と小南で充分に前衛は厚い。それをサポートできるか俺や怜を入れたほうが良い」

三輪「なるほどな」

小南「じゃあ、早く決めましょう。私はどっちでもいいわ」


那須「私は、やっぱりスナイパーは入れたほうが良いと……シューターは出水くんもいるし」

辻「スナイパーの有無は大きい……けど。出水と那須さんが組んで、三輪と小南さんをサポートすれば、近中距離で敵はいなくなるんじゃないか?」

出水「まー上手く合流できればだけどなー。合流出来ない状況ならスナイパーのほうがよくないか?」

熊谷「怜を選べば明確なスタイルと強みは出来るけど……逆に奈良坂くんを選べば対応力は増す」

米屋「ここまできたら我らの隊長に決めてもらおうや」

三輪「そうだな。ならオレの判断は――」


17歳組

隊長 三輪 秀次

バトルメンバー
AR 三輪 秀次 
AT 小南 桐絵
SH 出水 公平
SN 奈良坂 透

終わります
奈良坂と那須さんは……・悩みました

18歳組

影浦「はやく終わんねえかなー」

北添「まだ始まってもないのに……」

当真「せっかく楽しそうな催しなんだから楽しもうぜー」

犬飼「そうそう。やる気出さないのが格好いいと思ってるなら古いよー」

影浦「っは!? ミンチにするぞてめえ……」

村上「カゲ」

穂刈「始めようか。話し合いをな」


荒船「何にせよ、まずは隊長から決めようぜ」

北添「鋼は?」

村上「隊長ならカゲか荒船が経験あるんだから、そっちが良いだろ」

影浦「ただでさえ隊長なんてめんどくさいこと、ここでもやってられるか!」

北添「カゲだけはやめといたほうが良いね」

荒船「俺もいつもやってるからな。鋼やってみたら?」

当真「良いんじゃねえの? 祭りみたいなもんだ」

村上「そこまでいうなら……分かったよ」


犬飼「じゃあメンバー……といっても3人は決まりかな?」

北添「カゲ、鋼、トーマくんの3人だね」

荒船「元No.4、No.5アタッカーにNo.1スナイパーか……」

荒船「こういっちゃアレだが……王子がいればな」

当真「確かに王子は痛いよなー」

穂刈「仕方ないな。いないもんは」


犬飼「ま、ここは俺で良いんじゃない?」

影浦「っは。お前連れてくなら荒船だろ」

北添「一応―同じ隊のゾエさんとかもいるんだけど」

当真「ゾエはなー即席チームじゃ邪魔になんじゃねえの?」

荒船「あれは影浦隊ありきって感じではあるな」

村上「この隊は自由に戦わせて持ち味を発揮するタイプが多いから……近づかれても対応できる荒船なら面白いかもな」

犬飼「あー」

影浦「即席でめんどくせえ作戦たてんのもダリぃしな。その面子なら適当にやってもそこそこいけんだろ」

荒船「作戦たてたところでカゲも当真も勝手やるからな。なら最初から全員バラバラで戦うのも良いか」



18歳組

隊長 村上 鋼

バトルメンバー
AT 村上 鋼
SN 当真 勇
AT 影浦 雅人
SN 荒船 哲次


19歳組

迅「3人だからメンバーに悩むこともないなー」

嵐山「柿崎と組むのも久しぶりだ。また、よろしくな」

柿崎「こちらこそ、嵐山の指揮が楽しみだよ」



隊長 嵐山 准

バトルメンバー
AR 嵐山 准
AT 迅 悠一
AR 柿崎 国治


20歳組

加古「じゃあ、こうしましょう。優勝できなかったら皆は新作炒飯の味見をするの」

二宮「なん……」

堤「……だと?」

来馬「前に食べたのは美味しかったからなー楽しみだよ」

太刀川「炒飯は嫌だ……炒飯は嫌だ……炒飯は嫌だ……炒飯は」

二宮「っく。こうなったらどうな形でも良い。絶対に勝ちに行くぞ」



隊長 二宮 匡貴

バトルメンバー
AT 太刀川 慶
SH 二宮 匡貴
SH 加古 望
GU 堤 大地


21歳組

レイジ「……」

諏訪「……」

風間「……ロン」

諏訪「はぁー!? そんなん分かるわきゃないだろ!」

レイジ「運が悪かったな」

風間「だが結果は結果……隊長はお前だな、諏訪」

諏訪「わーったよ!」


隊長 諏訪 洸太郎

バトルメンバー
GU 諏訪 洸太郎
AT 風間 蒼也
AR 木崎 レイジ

大人組はダイジェスト
終わります


武富「さーボーダー初の試み年齢別チームバトルの開催です! 実況は武富桜子です!そして解説はなんと!」

忍田「忍田です」

武富「なんとお! まさかの忍田本部長の登場だああ!! それだけボーダーもこの試みに力を入れているといことでしょうか!?」

忍田「はは、初戦のみの解説ですが、どうぞよろしく」

武富「そうなんですよね~。初戦こそ忍田本部長に来ていただきましたが、2戦目より負けたチームの隊員に来て貰うことになっております!」

武富「ではせっかく、忍田本部長がいらっしゃるのでズバリ優勝予想など聞いてみたいと思います」


忍田「はい。どのチームも非常に戦力は拮抗していて予想も難しいのですが、私としては17歳組が優勝に近いと思います」

武富「おおー! その理由はなんでしょう?」

忍田「戦力のバランス。17歳組が秀でてるのはこの点ですね」

武富「なるほど! AT3位の小南隊員、A級隊長でARの三輪隊員、A級1位SHの出水隊員、SN2位の奈良坂隊員。確かに近中遠と完璧に揃っていますね」

忍田「全体が即席のチームですからね、特徴的なチームよりもバランスのとれたチームの方が機能すると思いますね」

武富「忍田本部長のお話も聞けたところで、第1試合の組み合わせが決まりました。記念すべきトップバッターを務めるのは……この3チームだああぁぁ!!!」


第一試合

14歳組 巴隊

15歳組 三雲隊

19歳組 嵐山隊


忍田「これは……中学生の隊が初戦で当たってしまいました」

武富「2チームのみの中学生組と元S級の迅隊員をようする嵐山隊の試合に決まりました。忍田本部長はこの試合をどうみますか?」

忍田「そうですね。中学生といえど彼らの力はそう劣るものでもありません。が、迅隊員の戦闘力がズバ抜けています」

武富「ということは19歳組がややリードしていると考えても良いのでしょうか?」

忍田「はい。他2チームもエースはATですからね。このAT対決が勝負を左右すると思います」

武富「なるほどですね! さて、でも各チーム準備が整いました。それでは転送開始です」


第1試合

巴隊
AT 緑川 俊
AT 黒江 双葉
SN 絵馬 ユズル
SN 雨取 千佳
OP 仁礼 光


三雲隊
SH 三雲 修
AR 木虎 藍
AT 空閑 遊真
SN 日浦 茜
OP 宇佐美 栞


嵐山隊
AR 嵐山 准
AT 迅 悠一
AR 柿崎 国治
OP 綾辻 遥


以上です
試合始まるので更新頻度は落ちます

あとユヅルでなくユズルでした

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年10月28日 (金) 21:06:03   ID: cvNFORDF

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