ほむら「100+50の質問」 (123)

まどマギの百合物です
3回くらいに分けて投下する予定です

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まどか「ほむらちゃーん。お風呂、あがったよー」

ほむら「おかえりなさい、まどか」

まどか「ぱぱっと髪乾かしちゃうから、もうちょっと待っててね」

ほむら「私がしてあげましょうか?」

まどか「え、ほんと?じゃあ、お願いしていい?」

ほむら「わかったわ。ほら、こっち来て」

まどか「はーい」

ほむら「まどかの髪は柔らかくて気持ちいいわね」

まどか「今日はありがとう。泊まりに来てくれて」

ほむら「まどかのお誘いだもの。断るわけないでしょう?」

まどか「……そ、そう言われると照れちゃうなぁ」

ほむら「付き合ってしばらく経つのに、すぐ照れるのは変わらないわね」

まどか「もぅ……。ほむらちゃんのいじわるぅ」

ほむら「あら、ごめんなさい。……はい、終わったわ」

まどか「いい気持ちだったよ。ほむらちゃん、ありがとう」

ほむら「さて、お風呂も入ったし…何をしましょうか」

ほむら「明日は休日だし、このまま寝るのは勿体ないわね」

まどか「そう言えば、わたしが戻ってきたとき本を読んでたみたいだったけど」

ほむら「あぁ、これよ。まどかの机に置いてあった雑誌」

まどか「わたしがいない間に勝手に部屋漁りするなんてひどいなー」

ほむら「何言ってるの、私たちの仲じゃない。それに、本当に駄目なところは見たりしないわ」

まどか「えへへ、ごめんね。で、何を見てたの?」

ほむら「ぱらぱらと流し読みね。特別目を惹く記事はなかったけど」

ほむら「……あ、でもこれは少し気になったわ」

まどか「えーと…100の質問……?」

ほむら「前置きとか何もなしにいきなり始まったから少し驚いたのよね」

ほむら「これ、答えると何がどうなるのかしら?」

まどか「こういうのって友達とかと一緒にやってわいわいするものだからなぁ」

ほむら「そう……」

まどか「でも確か、昔さやかちゃんと仁美ちゃんと一緒にやったことがあったっけ」

まどか「そのときわたしの回答がちょっとあれで…いろいろ突っ込まれたような……」

ほむら「……そのときの回答、まだ残ってる?」

まどか「記念にと思って残してあるよ。えーと、どれだっけ……」

まどか「……あ、あった。はいこれ」

ほむら「これ、いつ書いたの?」

まどか「いつだったかな。去年だったと思うけど……」

ほむら「思ったより前なのね」

まどか「う、うん。自分でも何書いたかはっきり覚えてないのが怖いな……」

ほむら「……ふふっ。まどからしい回答が多いわね」

まどか「それ、ちょっとバカにしてない……?」

ほむら「まさか。褒めてるのよ、まどからしい優しくて可愛い回答だって」

まどか「むー……。なら、いいよ」

ほむら「……ふぅ。楽しませてもらったわ、ありがとう」

まどか「わたしは嬉しいやら恥ずかしいやらでごっちゃごちゃだよ……」

まどか「でもどうして急に見せてほしいなんて?」

ほむら「それは…言わなきゃ駄目?」

まどか「見せてあげたんだから、教えてくれてもいいでしょ?」

ほむら「……さやかや仁美が知ってるのに、私が知らないのは…悔しいというか、嫌だから」

まどか「そう…なんだ……。えへへ、何かちょっと嬉しい」

ほむら「う、嬉しいの?」

まどか「うん。だって、ほむらちゃんがわたしのこと、知りたいって思ってくれてるんだもん」

まどか「嬉しくならないわけ、ないよぉ」

ほむら「……ねぇ、まどかはさっきこういうのは友達とするものだって言ったでしょう?」

まどか「え?うん、言ったけど」

ほむら「それなら…私たちみたいな恋人でも楽しめるの?」

まどか「う、うーん。やったことないから何とも言えないけど、大丈夫だと思うよ」

ほむら「……まどかの回答を見せてもらったんだし、せっかくだから私もやってみてもいいかしら?」

まどか「うんっ、もちろんだよ。ノートとペンと……」

まどか「あ、どうせならわたしのと同じ質問にしよっか。その方がきっと面白いよ」

ほむら「まどかも改めて回答してもいいのよ?」

まどか「こ、今回はもうやったことあるやつだからね。また今度で」

ほむら「それじゃ、始めましょう」

ここからの100の質問は「ヒロイン 鹿目まどかへの100の質問」を参考にしています
詳しくはこちらをご覧ください

http://wikiwiki.jp/kanamemadoka/?%A5%D2%A5%ED%A5%A4%A5%F3%20%BC%AF%CC%DC%A4%DE%A4%C9%A4%AB%A4%D8%A4%CE100%A4%CE%BC%C1%CC%E4

Q1 あなたの名前を教えてください。

ほむら「暁美ほむらよ」

まどか「ほむらちゃんの名前、かっこよくて好きだなぁ」

ほむら「そう?ありがとう、まどか」

Q2 誕生日を教えてください。

ほむら「誕生日、ねぇ。春だったか夏だったか、それとも秋か冬か……」

まどか「ループのし過ぎで忘れちゃったのよね。今まで困ったことはなかったけれど」

まどか「それだとわたしがお祝いできなくて困っちゃうよ」

ほむら「じゃあ、今度確認しておくわね」

Q3 血液型を教えてください。

ほむら「これも記憶が怪しいのよ。確かAだったような気がするけど」

まどか「もしそうなら、わたしたちお揃いだねー」

Q4 スリーサイズを教えてください。

ほむら「……計ったことないわね。入院もしてたし、あまりいいものじゃないと思うわ」

Q5 家族構成を教えてください。

ほむら「私、父、母の3人よ。今は1人暮らししてるけどね」

まどか「ねぇ、わたしは?」

ほむら「まどか?まどかは…今はまだ家族ではないけど、いつかそうなりたいわね」

まどか「えへへー」

Q6 あなたの職業を教えてください。

ほむら「中学生で、魔法少女よ」

まどか「魔法少女って職業なのかな?」

ほむら「どうかしら……」

Q7 好きな食べ物を教えてください。

ほむら「それは勿論カロ……」

まどか「……」

ほむら「……そ、そうね。最近は麺類なんか割と好きよ」

まどか「そうだね。麺類おいしいもんね」

ほむら「え、えぇ……」

Q8 好きな動物を教えてください。

まどか「あ、これわたし知ってるよ。黒猫でしょ?」

ほむら「そうだけど、どうして知ってるの?」

まどか「だってあの黒猫ちゃんのこと、とっても可愛がってるじゃない」

ほむら「あぁ……。それもそうだったわね」

まどか「携帯で何枚も撮っちゃうくらいなら、もう飼っちゃった方がいいんじゃ?」

ほむら「そうね……。以前はこのままでいいと思っていたのだけど」

ほむら「まどかと付き合ってから家に1人でいると少し寂しく感じてしまうし、考えておくわ」

まどか「そのときはわたしもなでなでしにいくからね」

Q9 好きな教科を教えてください。

ほむら「好きな教科と言われても…昔は全て駄目だったわね」

ほむら「努力とループによるインチキでようやく人並みってところよ」

まどか「わたしより成績上で人並みってどういうことなの……」

ほむら「で、好きな教科はそうね…理科かしら」

Q10 苦手な教科を教えてください。

ほむら「数学は今でも苦手ね……。理解するのにだいぶ時間かかってしまうし」

まどか「なんていうか、ほむらちゃんは晩成型だったんだね……」

ほむら「あとは…肉体強化なしなら体育もさっぱりね」

Q11 気になる男の子はいますか?

ほむら「いるわけないじゃない」

まどか「今でこそわたしとこうしてるけど、ほんとの最初はどうだったの?」

ほむら「1番最初の時期は…他人を見る余裕なんてないし、まどかと出会ってからはまどかだけだから」

まどか「そうなんだ…えへへ……」

Q12 学校はたのしいですか?

ほむら「当然よ。まどかと会えるもの」

まどか「わたしも、ほむらちゃんとの学校生活は楽しいよ」

Q13 部活には入っていますか?

ほむら「転校ということもあって、特に入ってはないのよね」

まどか「何か入ってみる?園芸部とか、手芸部とか」

ほむら「そうね、考えておくわ」

Q14 座右の銘を教えてください。

ほむら「座右の銘…何でもいいのなら……」

ほむら「……振り返らない…かしら。もう過去を見る必要はないのだから」

まどか「ほむらちゃん……」

Q15 特技を教えてください。

ほむら「重小火器の扱いなら得意ね。弾幕からクイックドローまで何でも任せなさい」

まどか「それは特技なのかな……?」

Q16 宝物を教えてください。

ほむら「まどかが宝物、というのは答えになるかしら?」

まどか「も、もう。宝物だなんて……」

ほむら「それが答えにならないのなら…プレゼントで貰ったぬいぐるみね」

Q17 自分を漢字一文字で表すと?

ほむら「焔ね。昔は名前負けしてると思ってたけど…やっとこの名前に相応しい自分になれたもの」

まどか「今のほむらちゃんは…その名前のようにとってもかっこいいよ」

Q18 自分の長所は?

ほむら「自分で言うの……?」

まどか「わたしだって自分で答えたけど……」

ほむら「自分で言えとなると出ないわね。目的の為なら手段を選ばないこと……?」

まどか「長所…かなぁ?」

Q19 自分の短所は?

ほむら「1人であれこれ抱え込みすぎとはよく言われるわ」

まどか「大したことじゃないものから深刻なことまで全部抱え込んじゃうんだもん」

まどか「これからはわたしのこと、もっと頼っていいんだからね」

ほむら「なら、今度からは遠慮なく頼らせてもらうわ」

Q20 思い出の場所を教えてください。

ほむら「やっぱり、まどかに告白したあの場所かしら」

まどか「時期もよかったから、丁度お花も満開で綺麗だったよね」

ほむら「そうね。色とりどりの花畑の真ん中で……」

ほむら「あのときのまどかったら、私の告白を受けて泣いちゃったのよね」

まどか「あ、あれは…なんていうか、まさかほむらちゃんから告白されるなんて思いもしなくて」

まどか「それがとっても嬉しくて、嬉しすぎて…その気持ちが抑えきれなくて」

ほむら「まどかを泣かせるようなことはしないと思っていたけど、あんな涙だったらいいかもしれないわね」

まどか「周りに誰もいなかったはずだけど、結構恥ずかしかったんだから……」

Q21 好きな飲み物を教えてください。

ほむら「ドリンクタイプのカロ……」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「なんて、嘘よ、嘘。コーヒーと、まどかの淹れてくれるココアが1番よ」

まどか「もう、ほむらちゃんってば……」

Q22 泳ぐのは得意ですか?

ほむら「泳ぎはあまり得意ではないわね。ずっと入院していたわけだし」

ほむら「魔法少女になってからも泳ぐ機会なんてなかったもの」

まどか「なら、今年の夏は楽しみだね」

ほむら「楽しみでもあり、不安でもあるわ。なんせ記憶の限りじゃ初めてなんだから」

Q23 50メートル走のタイムを教えてください。

ほむら「適度な肉体強化のインチキをした上で8秒切るか切らないか程度ね」

まどか「わたしよりずっと早いんだね……」

ほむら「インチキしてるわけだもの。強化なしだと…まどかと同じくらいじゃないかしら」

まどか「でも、転校初日の体育で高跳びの県記録出してたよね。あれはどうして?」

ほむら「……さぁ、次にいきましょう」

Q24 マイブームを教えてください。

ほむら「最近だと料理かしら。まどかに怒られて作り始めたのが最初だったのよね」

ほむら「初めのうちはまともにできないし面倒だと思ってたはずなのに、今は結構楽しんでるわ」

まどか「今度、わたしにも何か作ってね」

Q25 きらいな食べ物を教えてください。

ほむら「味が個性的すぎるものは苦手ね……」

まどか「そういう自己主張しすぎてるのってどう食べたらいいんだろう」

ほむら「まどかのお父様に聞いてみれば何かわかるかもしれないわね」

Q26 今一番欲しいものはなんですか?

ほむら「1番欲しかったものは手に入ってしまったし、どう答えたものか……」

まどか「ほむらちゃんの1番欲しかったものって?」

ほむら「え?まどかだけど?」

まどか「……そっ、そんなことさらりと言わないでよぉ」

ほむら「それじゃあ…まどかの何もかも全て、とでも答えておくわ」

Q27 高いところは苦手ですか?

ほむら「別に苦手ではないわ」

まどか「学校の屋上くらいなら気持ちいいけど、高層ビルのてっぺんとかだと怖くなっちゃうよね」

ほむら「え、えぇ。そうね……」

ほむら(魔法少女になってから、意味もなく高いところに上ったりしたことがあるのは黙っておきましょう……)

Q28 雷は苦手ですか?

まどか「ほむらちゃんはそのくらいで動じたりしない気がするかな。普段からもっと怖いものに立ち向かってるから」

まどか「……でも、そこで雷が怖いってなるとそれはそれでギャップがすごくていいと思うんだけど」

ほむら「それは多分私のキャラじゃないわ。むしろ、まどかの方が似合うんじゃないかしら」

まどか「えー。そんなことないよー」

Q29 晴れと雨、どちらが好きですか?

ほむら「どちらかと問われれば晴れだけど、雨も嫌いじゃないわ」

まどか「そうなの?」

ほむら「えぇ。雨音とか、雨の匂い、雰囲気……」

ほむら「それに、雨が降ってくれないとまどかと相合傘できないじゃない?」

まどか「……そ、それもそうだね。えへへ」

Q30 学校では鉛筆を使っていますか?

ほむら「基本的にシャーペンね」

まどか「最近はもう鉛筆使う人も結構珍しくなってるような……」

ほむら「1番鉛筆を使ってるのって、美術部の人たちなんじゃない?」

Q31 朝食はいつも何を食べてますか?

まどか「まさか今もアレ食べてるなんてこと、ないよね?」

ほむら「まどかに矯正されたから。今は牛乳かけたシリアルを食べてるわ」

Q32 幽霊を信じていますか?

ほむら「幽霊……」

まどか「あれ?もしかして、ほむらちゃんってそういうのダメ?」

ほむら「いえ、駄目じゃないのよ。ただ……」

まどか「ただ?」

ほむら「幽霊って、機関銃で始末できるのかしらって」

まどか「……その発想はなかったよ」

Q33 何か楽器は弾けますか?

まどか「確かピアノが弾けるんだよね」

ほむら「あまり上手というわけじゃないけど。簡単な曲ばかりよ」

まどか「でもピアノを弾いてるほむらちゃんって、とっても様になってて素敵だよ」

Q34 アウトドア派ですか?インドア派ですか?

ほむら「まどかと一緒ならどちらにもなるのだけど、私1人ならインドア寄りだと思うわ」

まどか「ほむらちゃんはお休みの日も家にいるって言ってたよね。何してるの?」

ほむら「いろいろよ。本を読んだり、掃除をしたり。あと、対魔女用の爆弾作ったり」

まどか「あはは……。最後のは…ちょっと物騒かな」

Q35 弟と喧嘩したりしますか?

ほむら「……?何でこれ、弟?」

まどか「あ、それ元々は兄弟や姉妹と喧嘩したりしますか?だったかな」

ほむら「そう。残念ながら兄弟も姉妹もいないから答えようがないわね……」

ほむら「……ただ、この前まどかと喧嘩してしまった…のよね」

まどか「原因がどっちが相手のことを好きかなんて、ケンカするようなことじゃないのにね」

Q36 携帯電話は持っていますか?

ほむら「あまり使わないけど、持ってはいるわ。メールも電話も8割はまどかが相手よ」

Q37 自宅から学校までの所要時間を教えてください。

ほむら「徒歩20分ってところかしら。計ったことないからよくわからないわ」

まどか「そんなに真剣に考えなくていいよ。ある程度適当で、楽しめればいいんだから」

Q38 友達は多い方ですか?

まどか「最近は結構いろんな子と話してるみたいだけど、どうなの?」

ほむら「話をするだけって感じね。友達と呼べる人はあまり多くはないわ」

ほむら「それこそ、さやかたち3人と仁美くらいなものよ」

まどか「……あれ?ねぇ、わたしは?」

ほむら「まどか?まどかはほら、もう友達じゃなくて恋人だから」

Q39 好きなスポーツを教えてください。

ほむら「体育がアレだから、スポーツは好きではないわ」

まどか「テレビとかで観戦するのは?」

ほむら「話題になってるのは…流し見程度はしたりするけど、そこまで熱中はしないわね」

Q40 料理は得意ですか?

ほむら「さっきマイブームと答えたけど、まだ得意とは言えないわ」

まどか「ちなみに今はどのくらいなの?」

ほむら「カレーを作り方の通りに作れるようになったくらいかしら」

まどか「わたしもあんまり人のこと言えないけど、先は長そうだねぇ……」

Q41 好きな色を教えてください。

ほむら「……自分で使ったりする分には紫や黒。あとは…ピンクね」

まどか「それって、もしかして……」

ほむら「えぇ。ピンクは…まどかのイメージカラーだから」

まどか「何でもないようなことなんだろうけど、やっぱりほむらちゃんに言われると嬉しいな」

Q42 これだけは許せないと思うことを教えてください。

ほむら「本当の理由を隠して、まるで奇跡か魔法のような話で魔法少女の契約を持ちかけ」

ほむら「隠していたことを問い詰めれば訊かれなかったからとのたまう奴は滅びるべきだと思わない?」

ほむら「だいぶ根に持ってるんだね……」

ほむら「そりゃそうよ。魔法少女だからまどかを救えたのだけど、それとこれとは話が別だもの」

Q43 身長を教えてください。

まどか「わたしが確か152で、ほむらちゃんはわたしより少し高いから……」

ほむら「156くらいかしら。身長なんて身体測定でもないと計ったりしないのよね」

まどか「身長差があるのにも憧れるけど、やっぱり今くらいが1番ちょうどいいのかも」

ほむら「そうね。さすがにこれからあと8cm伸ばすのは無理がありそう」

まどか「……ほむらちゃん、もしかして知ってる?」

ほむら「ふふっ。さて、どうかしらね」

Q44 靴のサイズを教えてください。

ほむら「23くらいよ、多分」

まどか「わたしとほとんど同じだね」

Q45 将来の夢を教えてください。

ほむら「少し前までまどかを救う為に戦い続けていたから…そんな先のことはわからないわ」

まどか「……じゃあ、わたしと一緒に探してみようよ。ほむらちゃんの夢を」

ほむら「ありがとう。今はゆっくりと考えてみて……」

Q46 結婚願望はありますか?

ほむら「……私の夢はまどかと結婚するってことでいいかしら?」

まどか「は、早いね、見つけるの。でも、いいの?」

ほむら「これでいいのよ。それに、叶ったらまた改めて新しい夢を探せばいいんだし」

ほむら「というわけで、夢はまどかと結婚すること。結婚願望は当然あるわ」

まどか「そうはっきり言われると恥ずかしいよぉ……」

Q47 熱い飲み物は苦手ですか?

ほむら「猫舌ではないわね」

まどか「わたしは少し冷まさないとダメだなぁ」

ほむら「まどかが熱い飲み物をふーふーしてからおっかなびっくり口をつけるのはとても可愛いと思うわ」

まどか「そんなまじまじと見なくていいのにー」

Q48 コーヒーは苦い方がいいと思う?

ほむら「ブラックも甘いカフェオレも飲むからどちらもいいと思うわ」

ほむら「何にせよ、その人が1番美味しいと思う方法で飲めばいいんじゃないかしら?」

まどか「じゃあ、砂糖2つとミルクをたっぷり入れてもいいのかな?」

ほむら「勿論。甘いコーヒーがいいのなら、本場のエスプレッソとかいいかもしれないわ」

Q49 いつも何時に寝ますか?

ほむら「何もなければ0時までには。何かあったらそれが片付き次第ね」

まどか「何かって?」

ほむら「魔女が出たり、爆弾補充が捗らなかったり……」

まどか「そっか、そういうことかぁ……。あんまり無理しないでね」

ほむら「えぇ。まどかに心配をかけたりはしないから、大丈夫よ」

Q50 いつも何時に起きますか?

まどか「何時に寝たとしても、平日は学校があるから7時くらいに起きないとだよね……」

ほむら「そうなのよね……。遅くに寝た日は朝起きるのが辛くて……」

まどか「もし遅刻しそうになったらわたしが起こしに行ってあげるね」

今回はここまで
次回投下は14日深夜を予定しています

深夜更新ばかりなので普通に夜更新したい

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Q51 寝るときはベッド派?布団派?

ほむら「ベッドがあるからベッド派ってことになるわね」

まどか「でもほむらちゃんの家って確か布団も置いてあったよね?」

ほむら「えぇ、来客用に2、3組。そのうちひとつはまどか専用になってしまったけど」

ほむら「来客用とは言っても、そもそもまどか以外私の家に泊まったりしないから当然と言えば当然ね」

ほむら「……それにまどかがいつも使ってる布団、まどかの匂いがするようになったから他の人には出せないのよ」

まどか「ちょ、しないよ、そんなの」

Q52 集中力に自信がありますか?

ほむら「大事なこと、好きなことに対しての集中力は自信があるわ」

まどか「集中力とは違うかもしれないけど、たまに考え事してると返事なかったりするしね」

Q53 おすすめダイエット法はありますか?

まどか「ほむらちゃんはダイエットなんてする必要ないよ、すらっとしてるんだもん」

ほむら「そんなに細いかしら、私って」

まどか「細いっていうか、薄い感じかな。すごく華奢で…ちょっと羨ましいよ」

ほむら「私は今のまどかの体が好きよ。とても健康的で」

まどか「その言い方だと何だかよくない意味になっちゃうからやめよう?」

Q54 温かいそばと冷たいそばはどっちが好きですか?

ほむら「麺類は基本温かい方が好みね。例外は素麺と冷やし中華くらいで」

まどか「わたしの家で麺類出すときのためにも覚えておくね」

Q55 利き腕を教えてください。

ほむら「利き腕って、利き手のことよね。右よ」

ほむら「……だけどまどかに触れられるのなら、右も左も関係なく触れ合いたいわ」

Q56 最近起こったラッキーだったことを教えてください。

まどか「ほむらちゃんにとってのラッキーってちょっと想像つかないなぁ……」

ほむら「そうでもないわ、割と単純よ。8割くらいはまどかのことだもの」

ほむら「最近起きたラッキーなことと言うと…この間、まどかが何かに躓いて転びそうになって」

ほむら「転ぶまいとわたわたしてるまどかの可愛い姿を携帯で撮れたことね」

ほむら「あとはそのとき偶然スカートの中から見えた白い……」

まどか「そ、それ以上言っちゃダメだよっ!」

Q57 最近起こった不運だったことを教えてください。

ほむら「先週の休み、まどかは家の用があって誘えなかったから1人で出かけていたんだけど」

ほむら「目の前をインキュベーターに横切られたのよ。何かもう、縁起悪いったらないわよ」

まどか「それって元は黒猫じゃ……」

ほむら「黒猫はいいのよ、私にとっては縁起のいい子だから。でも、アイツは駄目」

ほむら「こっちに気づかずそのまま消えてくれたのは不幸中の幸いだったわね」

Q58 学校の校歌の曲名を教えてください。

ほむら「正直、歌詞も曲名もよく覚えてないのよね。転校というのもあるし」

まどか「2年生だから、校歌の練習もなかったもんねぇ……」

ほむら「今は覚えてなくても問題ないけど、覚える必要が出てきたら、まどかにお願いするわ」

Q59 好きな花を教えてください。

ほむら「好きな花は…彼岸花かしら」

まどか「彼岸花?」

ほむら「えぇ。燃え盛る焔のような花がとても印象的で…綺麗だと思ったから」

まどか「まるでほむらちゃんの名前みたいだね。こう、燃え上がってる感じがして」

ほむら「……昔は自分の名前、あまり好きじゃなかったんだけどね。どう考えても名前負けしてたもの」

ほむら「だけど、今は彼岸花に負けない…ううん、それ以上に燃え上がってるわ」

まどか「多分というか絶対そうだと思うけど聞くね。何が燃えてるの……?」

ほむら「まどかへの恋心よ。この想いはもう愛と言ってもいいくらいに……」

まどか「やっぱりだよぉ……。そ、そういう恥ずかしいのダメだってば」

Q60 好きなことわざを教えてください。

ほむら「ひとまず、まどかはもう少し国語を頑張りましょう」

まどか「な、何で今それを言うの?あれはただの勘違いで……」

ほむら「ふふっ、ごめんなさい。好きなことわざは…為せば成る、あたりかしら」

Q61 一番好きな四文字熟語を教えてください。

ほむら「見敵必殺、もしくは一撃必殺」

まどか「や、やけに物騒だね」

ほむら「心配しなくても、対象はインキュベーターと魔女だけだから大丈夫よ」

まどか「う、うん。何が大丈夫なのかよくわかんないけど……」

ほむら「あと、まどかの可愛らしさに一撃必殺されちゃってるわね」

Q62 春といえば何ですか?

ほむら「花見とか、春か曖昧だけど梅雨とかかしら」

Q63 夏といえば何ですか?

ほむら「花火に海やプール、夏休みもあるわね」

Q64 秋といえば何ですか?

ほむら「紅葉があって、簡単な登山をしてみるのも面白そう」

Q65 冬といえば何ですか?

ほむら「クリスマスに年越し、バレンタインも楽しみだわ」

まどか「わたしも食べ物ばっかりだったけど、ほむらちゃんはイベントや行事ばかりだね?」

ほむら「全部まどかとしてみたいことだもの」

Q66 タイムマシンがあったら、過去と未来、どちらに行きたいですか?

まどか「あ…えと、これは無理に答えなくても……」

ほむら「例えあったとしても、使うべきじゃないわ。行き先が過去だろうが、未来だろうが」

ほむら「……それに私は、まどかとひとつになれた今が1番だと思ってるもの」

まどか「ほむらちゃん……」

Q67 漫画と小説、どちらが好きですか?

ほむら「どちらも好きだけど、読むことが多いのは小説ね」

まどか「ほむらちゃん、いろんな小説持ってるもんね」

ほむら「それでも最近はまどかの影響で漫画も買ったりするのよ」

まどか「なら、今度ほむらちゃんが何を買ったのか見にいくね」

Q68 お小遣いはいくらですか?

ほむら「月5000円よ」

まどか「わたしよりも多いね。いいなぁ」

ほむら「今までずっと入院していたから、その反動なのかも……」

Q69 よく人に言われるあなたの癖を教えてください。

まどか「癖かどうかわからないけど、よく髪の毛ばさーってやってるよね」

ほむら「そ、そんなにしてる?自分じゃ意識したことないから……」

まどか「うん。あとは…わたしと2人になると、手握ってくるのも」

ほむら「それは癖じゃないわ。私が自分でしてることだから……」

まどか「……えへ、知ってる」

Q70 趣味を教えてください。

ほむら「爆弾作るのは趣味にならないかしら」

まどか「いくらなんでもダメだと思うよ」

ほむら「なら…読書。あとはまどかを愛でることね」

Q71 体重を教えてください。

ほむら「ロケット砲100本分くらいね」

まどか「その重さがわかんないから何とも言えないけど……」

ほむら「まともに答える気のない問いだったから適当に答えただけよ」

まどか「そ、そっか……」

Q72 何か資格は持っていますか?

まどか「わたしたちの年齢で取れる資格なんてあるのかな?」

ほむら「漢字検定とか英語検定、探せば他にもたくさんあるはずよ」

ほむら「ちなみに私は爆発物、危険物取扱資格を取ったつもりでいるわ」

まどか「えぇー……」

Q73 寝るときは何を着て寝ますか?

ほむら「今日は泊まりというか、まどかに見られるからこんな感じだけど」

ほむら「私ひとりのときはもっと適当な恰好ね……」

まどか「私服とは違う感じで可愛いよ」

Q74 告白されたことはありますか?

ほむら「そりゃあ、ね。告白して、されてなければまどかとこうなってないし」

まどか「わたしも小さいころにされたこともあるけど、あれはノーカンというか……」

ほむら「……な、何だか照れちゃうわね」

まどか「だねぇ……」

Q75 明日地球が滅亡するとしたら、どうしますか?

ほむら「最後の最後まで足掻いてやるわ。例えそれがどれだけみっともないとしても」

ほむら「まどかとの未来を、そんなしょうもない理由で放り出したくないもの」

まどか「ほんと、ずるいなぁ。そんな台詞さらっと言えちゃうんだもん」

Q76 毎日の日課を教えてください。

ほむら「まどかに危害を及ぼす魔女とかインキュベーターの排除を……」

まどか「それって日課なの……?」

ほむら「別に私はマミやさやかみたいな、この街を守るなんて高尚な思いで戦ってないわ」

ほむら「私はただ、まどかと、まどかの世界を守ってるだけ。街を守ってるのもその結果よ」

Q77 いつも持ち歩いているものを教えてください。

ほむら「携帯や財布みたいな基本的な物以外だと、とりあえず拳銃ね」

まどか「そこだけ聞くとただの危ない人だよ……」

ほむら「大丈夫。これはまどかに仇なす馬鹿を始末する武器だから」

まどか(結界の中ならいいけど、絶対に外で使わせないように気をつけよう……)

Q78 和食派?洋食派?

ほむら「美味しいものなら何でもいいわ。勿論中華でも」

まどか「おいしいもの食べてると、こう…ふわーって幸せな気持ちになるよね」

ほむら「そこにまどかも一緒なら何も言うことはないわ……」

Q79 通学方法を教えてください。

ほむら「徒歩よ。歩いて待ち合わせ場所まで行って、そこから学校に」

ほむら「時々まどかの家まで迎えに行くこともあるけれど」

まどか「寄り道になっちゃうからわざわざ来てもらわなくても……」

ほむら「いいじゃない。家の前で待つのも…恋人らしくて……」

Q80 寝る前一番最後にすることを教えてください。

ほむら「布団めくってベッドに入るってことじゃないの?」

まどか「それはそうなんだろうけど、布団に入る直前のことなんじゃない?」

ほむら「だったら…歯を磨くことになるのかしらね」

Q81 朝起きて一番最初にすることを教えてください。

ほむら「これも本来なら布団めくってベッドから出るってことになるのよね」

ほむら「そのあと、テレビを点けて天気予報とニュースを確認してるわ」

まどか「ほむらちゃん、ニュース見てるんだ」

ほむら「えぇ。不審な事故や事件は魔女を探す手がかりになるから」

Q82 住んでいる場所を教えてください。

ほむら「まどかの家とは方向が違うけど、私の家の辺りも住宅街…よね?」

まどか「そうじゃないかなぁ。家、けっこう建ってるみたいだし」

Q83 それはどんな所でしょうか?

ほむら「どんなところと言われても至って普通の住宅街としか……」

ほむら「家の方も誰がどういう経緯で建てたとかはさっぱりわからないわね」

ほむら「……ただ、私ひとりで住むには少し広すぎる気はするわ」

まどか「なら、わたしと2人なら丁度いいかもね」

ほむら「まどかなら、いつ来てくれても大歓迎よ」

Q84 今までで一番面白かったことを教えてください。

ほむら「……まどかと付き合ってから過ごす毎日、かしら」

ほむら「それ以外は…ちょっと思いつかないわね。今までが今までだったせいで」

ほむら「あ、でもこの前待ち合わせ場所でまどかがしてたことは面白かったわね」

ほむら「まさか草陰の白いビニール袋を猫だと勘違いするなんて……」

まどか「あああ、あれはもういいでしょ!次、次いこう!」

Q85 今までで一番悲しかったことを教えてください。

ほむら「……どんな理由であれ、まどかを悲しませてしまったときね」

まどか「好きな人を嫌な気持ちにさせるのって、あんなに辛くて悲しくなるんだね……」

まどか「もし今後ケンカしちゃうことがあったとしても、その場で仲直りしよう……」

Q86 絶叫マシーンは好きですか?

ほむら「遊園地は行ったことがないから答えにくいわ。好き…ではないと思う」

まどか「あ、じゃあ次は遊園地に行ってみようよ。絶叫マシーンに乗るかどうは置いといて」

ほむら「そのときは、まどかにエスコートをお願いするわね」

まどか「うんっ。任せてよ」

Q87 視力を教えてください。

ほむら「魔力で矯正して1.5前後。矯正無しの肉眼は…ちょっとわからないけど、だいぶ悪いわ」

まどか「もうメガネはかけないの?」

ほむら「一応はそのつもりよ。それに私の持ってる眼鏡、だいぶ野暮ったいものだし……」

まどか「こういう…シュッとしたフレームのだったらかっこよくなると思うなぁ」

Q88 1年間の行事で一番何がすきですか?

ほむら「入院とループで行事なんて碌にしたことないから、1番楽しみなものなんだけど」

ほむら「やっぱり、バレンタインかしら。まどかの愛情のこもったチョコが……」

まどか「ほむらちゃんってば。まだだいぶ先のことなのに」

Q89 クラスの係りは何かやっていますか?

ほむら「特にしてないわね」

まどか「新学期になればまた決め直すと思うし、同じ係になれたらいいなぁ」

ほむら「もしそうなれたらとても素敵ね。まどかの保健委員とか、図書委員も……」

Q90 休み時間はどんなことをしていますか?

ほむら「休み時間は…まどかが用で出ていたりしたらぼんやりしてたり、本を読んだり」

ほむら「あとはちょっかい出しにきたさやかを適当にあしらうくらいよ」

まどか「わたしがいるときはずっと話してるよね」

ほむら「そうね。放課後はどうするとか、午後の授業が面倒だとか、そんな他愛もない話」

ほむら「でも、まどかとならそんなものでも酷く愛おしくて、楽しいものになるの」

まどか「ほむらちゃんとなら、どんな会話も素敵なものになるんだよね」

ほむら「……あとは滅多に人の来ない屋上でいちゃいちゃらぶらぶしたりね」

まどか「ほむらちゃんって、付き合う前と後で結構変わったよね……」

Q91 1日の勉強時間を教えてください。

ほむら「宿題の量と科目数にもよるけど、だいたい1時間前後ね」

まどか「時間的にはわたしとあんまり変わらないはずなのに、どうしてこうも結果が違うんだろう……」

ほむら「そう悲観的にならないの。わからないところは私が教えてあげるから」

まどか「……ほむらちゃんが教えてくれるんなら、わからないのもいい…かな」

Q92 友達に相談する方?される方?

ほむら「私は…どちらでもない気がするのよね。相談相手にはどう見ても向いてないと思うし……」

まどか「相談することも滅多にないよね。全部自分だけでどうにかしようとして」

まどか「さっきも言ったけど、もっとわたしのこと、頼ってね」

Q93 学校が休みの日は何をしていますか?

ほむら「ここ最近は休みの度にまどかと出かけているから、まどかと一緒ってことになるわね」

まどか「でも、毎週ってわけでもないよね。そのときは?」

ほむら「そのときは…本読んだり爆弾作ったり、インキュベーター相手に射的してみたり……」

まどか「へぇー……!?」

ほむら「どうしたの?まどか」

まどか「……あっ。ううん、何でもないよ」

まどか(爆弾作成はまだしも、そのあとひどく物騒な言葉が聞こえた気がするけど気のせいだよね。うん)

Q94 生まれ変わるとしたら、何になりたいですか?

まどか「これは…何となく言わなくてもわかっちゃうかな」

ほむら「多分、私たちが同じ気持ちだからなんじゃない?」

ほむら「……生まれ変わっても、また人間に生まれたい。そして、またまどかとひとつになりたい」

まどか「以前はあんな答えだったけど、今はここにほむらちゃんと同じ答えを付け足すよ」

Q95 学校の校則は厳しいですか?

ほむら「そんなことないんじゃない?緩すぎず厳しすぎずで」

まどか「でも、結構文句とか愚痴言ってる子って多いんだよね。うちの学校」

ほむら「私たちだけ知らなくて、周りだけ知ってる校則があるわけでもないし…不思議ね」

まどか「不思議だねぇ……」

Q96 学校でのお昼は、お弁当?給食?

まどか「わたしはいつもお弁当だけど……」

ほむら「できるだけ作るつもりではいるわ。ただ、前日何かあった日は面倒だからコンビニか購買よ」

まどか「そういうときは連絡してくれたらわたしが何か作ってあげるのに」

ほむら「恋人だからってそこまで甘えられない、けど…たまにならお願いするわ」

Q97 親友は何人?

ほむら「友達は多いかって質問のときも答えたわね。さやかとマミ、杏子、あとは仁美くらいよ」

まどか「わたしは友達とかじゃなくて恋人だから、数に入れてないんだよね」

ほむら「えぇ。まどかは私の、友達や親友以上の…大切な、誰よりも大切な人だもの」

まどか「そ、そこまで言われると照れるよぉ、ほんとのことでもー」

Q98 学校帰りによく道草する場所は?

ほむら「あちこち行ってるわね。河川敷とか、森の遊歩道に丘の公園……」

まどか「1番頻度が多いのはいつものショッピングモールかな」

ほむら「そうねぇ。近いし、割と何でもあるし…困ったらとりあえずって感じよね」

まどか「いっつもそれじゃ退屈だし、今度行き先に迷ったら新しい場所、探しにいこっか」

Q99 芸能人に興味はありますか?

ほむら「まどかの好きな芸能人というか歌手なら知ってるけど、私はあまり興味ないわね……」

まどか「ほむらちゃんも一緒にファンやらない?楽しいよぉー……」

ほむら「えっ?そ、そうね。気が向いたら……」

まどか「待ってるよぉ。うぇひひ」

Q100 この質問に答えた感想は?

ほむら「結構時間かかったけど、楽しかったわね」

まどか「わたしも、ほむらちゃんの答えが見れて面白かったよ」

まどか「休みの日にしてることとか、知らなかったことも知れたし、やってみてよかった」

ほむら「そうね。私も少し前のまどかのことが知れて嬉しかった」

まどか「じゃあ、このノートはわたしたちの思い出ってことで大切に保管しておくね」

ほむら「ふふっ。また思い出が増えたわね」

まどか「さて、と。次は何しよっか」

ほむら「寝るにはまだ少し早いわね……」

まどか「うーん……。あ、じゃあさ、雑誌に載ってた方の100の質問、やってみようよ」

ほむら「いいわね、面白そう」

まどか「わたしもまだ答えてないし、2人で一緒に答えない?」

ほむら「じゃあ、さっきのノートの続きに書いていきましょうか」

まどか「うん。それじゃ、やるよー」

今回はここまで
読んで下さってる方、ありがとうございます

次回投下は15日深夜を予定しています

ここからの100の質問は「カップリング100の質問」を参考にしています

次から本文

1 あなたの名前を教えてください

ほむら「暁美ほむら」

まどか「鹿目まどかだよ」

2 年齢は?

ほむら「14歳の中学2年ね」

まどか「同じく14歳の中学2年、あと同じクラスだね」

ほむら「来年も同じクラスになれるかしら」

まどか「なれるよ、絶対」

3 性別は?

まどか「わたしもほむらちゃんも女の子になるね」

ほむら「まどかにイケメンと言われることもあるけど、間違いなく女よ」

4 貴方の性格は?

まどか「な、何だろう。自分の性格なんて……」

まどか「これと言って特筆することのない普通の中学生、かなぁ……」

ほむら「愛想が悪く面倒な性格だと思ってるわ」

まどか「な、何言っちゃってるの?そんなことないよ」

ほむら「まどかこそ。特筆することがないなんて、有り得ないわ」

5 相手の性格は?

まどか「クールで、かっこよくて、一途で…挙げきれないくらいに素敵だよっ!」

ほむら「優しくて、家庭的で、包容力があって…どこまでも私を愛してくれる、そんな子よ」

まどか「……も、もー!わたしのこと、そんな風に言っちゃダメだよ」

まどか「せっかくほむらちゃんのいいところ、言ったのに……」

ほむら「私だってそこまで言われる程できた人間じゃないのに。むしろまどかの方が……」

まどか「……お互い、相手のことを優先しちゃうってのも入れておこっか」

ほむら「そうね……」

6 二人の出会いはいつ?どこで?

まどか「初めて会ったのは夢の中、かな。実際は学校だけど……」

ほむら「夢の中って、いつか言ってた…出会う前に私を夢で見たって話よね?」

まどか「うん。あれから結構経つし、もうあんまり覚えてないな……」

ほむら「私もまどかと初めて会ったのは学校ね。もっとも、私がまだ駄目だった頃の話だけど」

7 相手の第一印象は?

ほむら「私とは正反対だと思ったわ。明るくて、誰にでも好かれているみたいで」

まどか「第一印象は…美人でかっこいい子だなって。あと……」

まどか「あの頃のほむらちゃんは、少しだけ怖かったかな。今はこれでもかってくらいに優しいけど」

ほむら「まどかを守る為にって張り詰めていたせいよ。それ以外に余裕なんて…なかったから」

8 相手のどんなところが好き?

まどか「わたしのことを受け止めてくれるところ、かな。ほむらちゃんは?」

ほむら「たくさんあるけど…私はまどかの全てが好きよ」

まどか「……あ、そういう答えでもいいのかな。だったらわたしも全部好きだよ」

9 相手のどんなところが嫌い?

ほむら「基本的にそんなのないわ。……でも、少し自分のことを二の次にしすぎてる気がするのよね」

まどか「そういうほむらちゃんはちょっと過保護すぎるというか、わたしを気にかけすぎてるというか……」

まどか「……あっ、もちろんそんな欠点も含めてほむらちゃんが大好きだから。その、勘違いしないでね?」

ほむら「ふふっ。私も優しくて、優しすぎるまどかが大好きよ」

10 貴方と相手の相性はいいと思う?

ほむら「相性悪かったら付き合ったりしてないでしょうね」

まどか「だよね。これだけ想い合ってるんだし、相性は最高だよ」

11 相手のことを何で呼んでる?

ほむら「普通にまどか、と」

まどか「ほむらちゃんって呼んでるよ」

ほむら「私たちだけに限らず、他の人も大体この呼び方よね」

まどか「ちょっと前までは、わたし以外の人はフルネーム呼びだったのにねー」

12 相手に何て呼ばれたい?

まどか「うーん、わたしは特にないかな。今のままで十分だよ」

ほむら「1度だけでいいから、まどかに呼び捨てで呼ばれてみたいわね……」

まどか「呼び捨てかぁ。えーと…大好きだよ、ほむら」

まどか「……こんな感じかな。ね、どうだった?」

ほむら「や、やっぱり、いつも通りでいいわ。今の私には少し刺激が強すぎるから」

まどか「えへへ……。喜んでくれたかな……?」

ほむら「勿論よ。いつもと少し違うまどかを見て、また惚れ直しちゃったわ」

まどか「普段からそう呼ぶのは無理だけど、また呼んでほしくなったら言ってね」

13 相手を動物に例えたら何?

まどか「ほむらちゃんは黒猫以外にないと思うな」

ほむら「まどかは…そうね、白いうさぎ…かしら」

ほむら「こう、全体的にふわふわしてる感じとか、あとは寂しいと死んでしまうところとか」

まどか「べ、別にそこまで寂しがりじゃないよぅ」

14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?

まどか「んー。お揃いのネックレスとかリボンかなぁ?」

ほむら「護身用に扱いやすい拳銃を……」

まどか「そ、それはいらないかな。絶対ほむらちゃんが守ってくれるはずだもん」

15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?

ほむら「まどかが欲しいわ」

まどか「ほむらちゃんが欲しいな」

ほむら「……この場合即物的と言うのかしら?」

まどか「どっちかと言うと独占欲じゃないかな」

ほむら「何にせよ、まどかがそう思ってくれているのは嬉しいわ」

まどか「一般的に見るとちょっとアレかもだけど、嬉しいものは嬉しいもんね」

16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?

ほむら「さっきも言ったけど、自分を二の次にしてるところね」

まどか「わたし以外から…ラブレター受け取ったりするところ、かな」

まどか「その子と付き合うことはないってわかってるけど、貰うこと自体が……」

ほむら「嫉妬させちゃってたみたいね。ごめんなさい」

17 貴方の癖って何?

まどか「これはさっきのにもあったよね」

ほむら「さっきの回答はまどかから見た癖だったのよね。自分で把握してるのだと……」

ほむら「……うぅん。自分だとやっぱりわからないものね」

18 相手の癖って何?

まどか「髪の毛ばさーってやることかな」

ほむら「ぼんやりしてるときはよく体がゆらゆらしてること、かしら?」

まどか「え、嘘。わたしってそんなことしてる?」

ほむら「えぇ。大丈夫よ、可愛らしいから」

19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?

ほむら「まどかにされて嫌なことなんて何ひとつ無いわ」

まどか「子供というか、年下扱いされるのはちょっと……」

ほむら「まどかは小動物オーラが出ているから、どうしても抗えなくて……」

まどか「もちろん本気で嫌というわけじゃないし、それはそれで嬉しいんだけどねー……」

20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?

ほむら「私もまどかも行動で怒らせてしまうことって滅多にないけど……」

ほむら「何かを隠してるような素振りがあると悲しそうな目でじっと見つめてくるわね」

まどか「他の人と必要以上に仲良くしてると目から光が消えちゃうことが……」

ほむら「……愛が深すぎるのね、私たち」

21 二人はどこまでの関係?

ほむら「何、この質問。今更なんだけど、これどういう趣旨なの?」

まどか「えっと…カップリング100の質問だって」

ほむら「なら、恋人に向けたものってことかしら。それならこの答えは、恋人でキスまでってことね」

まどか「改めて言われると恥ずかしいなぁ。キスって……」

22 二人の初デートはどこ?

まどか「わたしたちの初めてのデート、覚えてるよね?」

ほむら「勿論。お互い付き合ったことに緊張して、ガッチガチで……」

まどか「いやー、あれはひどかったよねぇ……」

23 その時の二人の雰囲気は?

まどか「デート中は雰囲気も何もなかったよね。緊張しすぎて」

ほむら「最後の映画館を出たあたりで酷さを認識して、思わず笑っちゃったのよね」

まどか「今はもうそんなことなんてないよね」

ほむら「まどかとのデートも慣れたから。むしろ腕を組みたいくらいよ」

24 その時どこまで進んだ?

まどか「デートの最後に、初めてキスしたんだっけ……」

ほむら「まどかを家まで送って、家の前でしたのよね……」

まどか「あのときのほむらちゃん、ちょっと強引だったけど…嬉しかったな」

25 よく行くデートスポットは?

ほむら「ひとつ前のにも書いたけど、よく行くのはショッピングモールね」

まどか「そう言えば、前見た映画の続きが始まったんだっけ」

ほむら「そうなの?それじゃ、近いうちに見に行きましょう」

26 相手の誕生日。どう演出する?

まどか「ほむらちゃんをわたしの家に呼んで、パパやママたちと一緒に…かな」

まどか「1人暮らしだし、こういう家族がいる誕生日がいいかなって」

ほむら「私は…特別なことはしないわね。私1人じゃ手の込んだことしても失敗しそうだから」

27 告白はどちらから?

ほむら「これは私からね。大事な話があるって、丘の公園に呼び出して」

まどか「まさかほむらちゃんに告白されるとは夢にも思わなかったなぁ……」

ほむら「まぁ、その結果こうして付き合っているのよね」

まどか「告白してくれたときのほむらちゃん、とっても素敵だったよ」

28 相手のことを、どれくらい好き?

ほむら「どれくらいって、言葉では言い表しにくいわね……」

まどか「わたしは世界の誰よりもほむらちゃんのことが大好きだよっ」

ほむら「ありがとう。まどかのこと、この宇宙の何よりも好きよ」

29 では、愛してる?

ほむら「えぇ。心の底から愛してるわ」

まどか「えへへ。ほむらちゃん、愛してるよーっ」

30 言われると弱い相手の一言は?

まどか「甘え声で呼ばれたりするとやっぱり弱いかな」

ほむら「恥じらいを持ってばかぁ…とか言われると駄目ね……」

31 相手に浮気の疑惑が! どうする?

まどか「どうもしない、かな。わたしはほむらちゃんを信じるよ」

ほむら「まどかのことを信じてるからあれこれ調べたりはしないけど……」

まどか「けど…何……?」

ほむら「……ふふっ」

32 浮気を許せる?

まどか「どう、だろう……。どっちにしても、納得いくまで話し合う…とか」

ほむら「まず相手に謎の失踪を遂げてもらってから、まどかを私の家にかん…いえ、住まわせて……」

ほむら「許す許さないはそれからゆっくりと話し合うことにしましょう……?」

まどか「だ、大丈夫だよ。わ、わた、わたしが浮気なんてするわけないんだから……」

33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?

まどか「珍しく遅刻してるなーって。魔女が出たのかもしれないし」

ほむら「1時間待っても来ないと、何かあったんじゃないかと不安になるわ……」

まどか「わたしもほむらちゃんも時間守る方だし、あんまりそういう心配はないよね」

34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?

ほむら「全て、と言いたいけど…お腹かしら。綺麗で柔らかくて、手を回せば温かくて」

まどか「ほむらちゃん、そういう趣味だったんだ……」

ほむら「そういう趣味が何を指してるのか知らないけど、まどかに限った話だから」

まどか「わたしはほむらちゃんの脚かな。タイツの下の白い脚がこれでもかってくらい魅力的で」

ほむら「まどかも人のこと言えないじゃない……」

35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?

ほむら「まどかはあまりそういう感じではないんだけど、そうね……」

ほむら「体育の後、暑さで襟元を扇いでる姿かしら。時折見える鎖骨も色っぽいわ」

まどか「やっぱり脚組んでるところかな。ほむらちゃん、そういう仕草がよく似合うもん」

ほむら「そ、そう……」

36 二人でいてドキっとするのはどんな時?

まどか「優しく抱き寄せられたとき、かな……。あと、後ろから抱きしめられるのとかも……」

ほむら「下から顔を覗きこまれるのには弱いわね。まどかの方が小さいから……」

まどか「……こ、これ以上はやめよっか。お互い弱点暴露してるみたいだし」

ほむら「え、えぇ、そうね」

37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?

ほむら「まどかは嘘が下手よね。びっくりするくらいわかりやすいもの」

まどか「むぅ……。ほむらちゃんはうまいよね、全然わかんないもん」

まどか「いくら嘘が得意って言っても、わたしに嘘ついちゃ嫌だよ?」

ほむら「ふふっ。わかってるわ」

38 何をしている時が一番幸せ?

まどか「こうしてほむらちゃんと穏やかに過ごすのが1番かな」

ほむら「人の目を気にせずまどかとイチャイチャすることね」

まどか「ほむらちゃん、今まで感情抑えてたせいか付き合いだしたら一気に爆発したよね……」

39 ケンカをしたことがある?

ほむら「これもさっき答えたわね。ほんと、しょうもない理由だったわ……」

まどか「今さらだけど、あれをケンカに数えていいのかなぁ……」

ほむら「喧嘩は喧嘩なんだろうけど、ただの痴話喧嘩よね……」

40 どんなケンカをするの?

ほむら「あぁいう痴話喧嘩を除くと、口喧嘩がほとんどね」

まどか「ただ、どっちが悪いってわけでもないケンカばっかりだよね」

ほむら「まどかはこれと決めたことは譲らないし、私もあまり融通が利く方じゃないから……」

まどか「お互いがお互いを想いすぎるから、ケンカになっちゃうんだよ。きっと」

41 どうやって仲直りするの?

ほむら「一晩過ごして冷静になってから、普通にごめんなさいと」

まどか「謝ったあと、いつも思いっきり抱きしめてくれるんだよね」

ほむら「その方がまどかも嬉しいでしょう?」

まどか「わたしも嫌じゃないんだけど、さすがに通学路でされるのは少し恥ずかしいなぁ……」

42 生まれ変わっても恋人になりたい?

ほむら「例え何度生まれ変わっても、宇宙も世界も何もかもが作り変わったとしても」

ほむら「私は、まどかの恋人になるわ」

まどか「わー…すごいキザっぽいのに、ほむらちゃんだとすごい嬉しいよぉ……」

ほむら「勿論相手がまどかだからよ。私のこの好意は全てまどかの為だけのものだから」

43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?

まどか「今みたいに、好意を全力でぶつけられたときかなぁ」

ほむら「私にしか見せない笑顔を見せてくれたときね」

まどか「え、何それ。わたし知らないよ?」

ほむら「気づいてないの?まどか、私と他の人じゃ笑い方が違うのよ」

まどか「……そ、そうなんだ」

ほむら「えぇ。みんなへの笑顔はこう、明るい笑顔って感じで」

ほむら「私への笑顔はふにゃーっとした…正直可愛すぎてどうにかなりそうなくらい……」

まどか「わかった、わかったからもう言わないでっ!」

44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?

まどか「そんなの、感じたことないよっ」

ほむら「……他の人と必要以上に仲良く…いえ、それだけならまだいいの」

ほむら「ただ、私以外の人に体を触れさせるのは…一瞬だとしても嫌な考えを持ってしまうことが……」

まどか「し、心配しないで。相手は大抵さやかちゃんとかマミさんで、触られるのも手だし」

まどか「髪とか、触られたくないところは…ほむらちゃん以外に触られたこと、ないから」

45 貴方の愛の表現方法はどんなの?

ほむら「言葉でどれだけ気持ちを伝えても、きっと半分も伝わってない気がするから」

まどか「愛してるって気持ちを込めて、抱きしめたり…キス、したりするんだよね」

46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?

まどか「う、うーん。ものすごく答えづらいなぁ……」

ほむら「私はまどかより後がいいわ。まどかが悲しんで、泣いてるところなんて見たくないもの」

ほむら「理想は2人一緒なのかもしれないけど、それはそれで何だか心中みたいで嫌ね……」

まどか「……こ、この話、もうやめよっか」

47 二人の間に隠し事はある?

まどか「ないよね」

ほむら「まどかに言われたから。隠し事はしないようにしようって」

ほむら「魔法少女に関することは隠す意図はなくても、話しにくくて黙ってたりすることが時々あるけど……」

まどか「余計気になっちゃうし、もし何かあるなら絶対隠したりしないでわたしに話してね」

48 貴方のコンプレックスは何?

まどか「やっぱり、特技とか…人に自慢できたり、誇れることがないことかな」

まどか「ほむらちゃんと付き合ってからは、あんまり気にしないようになったけど……」

ほむら「まどかの家庭的で優しいところは、誇ってもいいところだと私は思うわ」

まどか「うん、ありがとう。ほむらちゃんのコンプレックスは……」

ほむら「……まどかの言わんとしてることはわかったから、人の体じろじろ見るのやめなさい」

49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?

ほむら「一部には公認、それ以外には極秘ね」

まどか「わたしたちのことを知ってるのって、さやかちゃんにマミさん、杏子ちゃんに仁美ちゃんだけだよね?」

ほむら「あとは…話してはないけど、きっとまどかのお母様も気づいてるんじゃないかしら」

50 二人の愛は永遠だと思う?

まどか「もちろん!」

ほむら「まどかへの愛に終わりがあるわけないわ」

まどか「だからきっと、わたしたちはずっと一緒で、ずっと幸せでいられるよね」

ほむら「えぇ。勿論よ」

まどか「……大好きだよ、ほむらちゃん」

ほむら「私も。まどか、大好き」

まどか「……さて、ここまでで50問。ちょっと疲れちゃったね」

ほむら「恋人に向けたものだからか、気を遣うというか…精神的にちょっとね」

まどか「続きはどうしよう。休憩してからする?」

ほむら「でもこれ、次のページがすっぱり切り取られてるわ」

ほむら「破ったというよりハサミやカッターで切ったみたいね……」

まどか「……あー。そうだった、忘れてた」

ほむら「じゃあ、これはまどかが?」

まどか「うん。そのページの裏、ママが切り抜きで欲しいって言ったからいいかなって」

ほむら「なら、この続きはわからないってこと?」

まどか「詳しくは覚えてないけど、何かあんまりよくない質問だったと思うんだよね……」

ほむら「よくないって、具体的には?」

まどか「わたしたちにはまだ早いような、今はまだやめておいた方がいいような感じで……」

ほむら「そのページは返してもらったりはしてないの?」

まどか「どうだろ。もし返ってきてるのなら雑誌に挟んであるんじゃないかな」

ほむら「少なくとも最初からこのページまではなかったから、1番最後かしら」

まどか「……あ、あった。切り抜いたページ、戻ってきてる、けど」

ほむら「よかった。続き、どうする?」

まどか「へっ!?つ、続きっ!?」

ほむら「な、何そんな驚いてるの。びっくりしたじゃない……」

まどか「あっ、ごめんね。……ででで、でもっ、この続きはやっぱり早すぎるっていうか……」

まどか「と、とにかくやめとこう?ねっ?」

ほむら「そこまで狼狽えるなんて、一体どんな質問だったの?ちょっと見せてみなさい」

まどか「あっ…だ、ダメっ!」

51 貴方は受け? 攻め?

52 どうしてそう決まったの?

53 その状態に満足してる?

54 初エッチはどこで?

55 その時の感想を・・・・

ほむら「……ま、まど、まどか。こここ、これって、その」

まどか「う、うん。そういうこと、なんだと思う……」

ほむら「な、なな…何よこれ!こんなの…こ、答えられるわけ……!」

ほむら「こんな…そ、そういうことに対しての質問なんて……!」

まどか「だからダメだって言ったんだよぅ……」

ほむら「この雑誌、よくある普通の雑誌のはずなのに何でこんな破廉恥なものが……」

まどか「最近は結構あるんだ……。わたしもうっかり見ちゃうと恥ずかしくなるし……」

ほむら「そ、そうなのね……。雑誌はあまり読まないから……」

ほむら「……そ、その、ごめんなさい」

まどか「ほ、ほむらちゃんが謝ることないよ。わたしも忘れてたんだし」

ほむら「質問の続きがそんなのじゃ、さすがに続けられないわよね……」

まどか「わたしたちにはまだ早すぎる質問だよ……」

ほむら「えぇ。まだ、まどかと…キス以上の、そういうことはしたことないもの」

まどか「……い、言わないでよっ!余計恥ずかしくなっちゃうからっ!」

ほむら「ご、ごめんなさい」

まどか(でも、いつか…いつかは、ほむらちゃんとそういうことをする日が……)

まどか(……わ、や、ダメ、ダメなのに頭が勝手に想像しちゃっ……!)

ほむら「……まどか?」

まどか「うぇひっ!?」

ほむら「ど、どうしたの……?急に頭抱えたりして……」

まどか「う、ううん!何でもないよっ!」

ほむら「そう……。それじゃ、これはここまでにしておきましょうか」

ほむら「全部答えられなかったのは少し残念だけど、今の私たちには答えられないから仕方ないわ」

まどか「だ、だよね。答えられないし、仕方ないよね。あはは……」

ほむら「これ以上はすることもなさそうだし、そろそろ寝ましょうか」

まどか「あ…えと、そうだね。そうしよう」

まどか「……一応聞くけど、ほむらちゃんは今日どこで?」

ほむら「いつも通り、まどかと一緒のつもりでいるわ。都合悪かった……?」

まどか「あっ、ううん。全然そんなことないよ」

ほむら「さ、今日はもう休みましょう。明日が休みだからって、これ以上の夜更かしはよくないわ」

まどか「そう、だね。歯、磨いてこよっか……」

――――――

ほむら「それじゃあ、お休みなさい。まどか」

まどか「お、おやすみー……」

まどか(なんて言ったけど、当分眠れそうにないよぉ……)

まどか(あんな質問を見たせいで変な想像しちゃって…まだドキドキして……)

まどか(とにかく、早く落ち着かないと。わたしが今こんな気持ちになってるなんて知られたら)

まどか(嫌われたりはしないだろうけど、はしたない子だと思われちゃう……)

ほむら「……ねぇ、まどか」

まどか「な、何かな。ほむ…っ……?」

ほむら「……」

まどか「えっ…と、ほむらちゃん……?何でわたしの上に……?」

ほむら「ふふっ。どうしてだと思う?」

まどか「ち、ちょっとわかんない、な。重…くはないけど、下りてくれると嬉しいんだけど」

ほむら「まどかは……」

まどか「えっ?」

ほむら「まどかは…興味無いの?私とそういうことを、したくないの?」

まどか「それは……」

ほむら「……私、こう見えても結構ギリギリのところで我慢してるのよ」

ほむら「まどかと、さっきの質問にあったようなことを…してみたいから」

ほむら「だからまどかに聞きたいの。まどかは、どう思ってるの……?」

まどか「わたしは……」

まどか「……わたしも、そういうことに興味が全くないわけじゃないよ」

まどか「ほむらちゃんとだって、してみたい気持ちが何もないわけじゃない……」

まどか「でも、わたしはそういう…一時の気持ちでしちゃダメだと思うんだ」

まどか「さっきの…ちょっといかがわしい質問を見て影響されちゃってるのもあるはずだし」

ほむら「……そう。まどかにそういう気持ちがないわけじゃないとわかって、安心したわ」

ほむら「でもね、私はもう駄目なの。理性も常識も道徳も全部飛んじゃったみたいなの」

まどか「ほ、ほむらちゃん?暗くてよく見えないけど…目、据わってない……?」

ほむら「そりゃ目も据わるわよ。寝間着姿のまどかに、馬乗りになってるんだから」

まどか「ちょ、ちょっと待って……」

ほむら「まどかが可愛すぎるのが悪いのよ……。ごめんなさい、まどか……!」

まどか「ほ、ほむぅ、っ……!」

ほむら「……っはぁっ」

まどか「えっ……?えっ?今のって……」

ほむら「少し、やりすぎてしまったかしら。ごめんなさい」

まどか「やりすぎたって、じゃあ……」

ほむら「えぇ。今のは全部…じゃないけど、大体が演技」

まどか「もっ…もう……。びっくりしたなんてもんじゃないよぉ……」

まどか「わたし、このままほむらちゃんにされちゃうのかと思って……」

ほむら「さすがの私も、そんなまどかに嫌われるようなことをしたりしないわよ」

まどか「……でも、大体が演技って言ってたよね。じゃあ、本音もあるってこと?」

ほむら「まどかとしたいって気持ちは、本当のこと。まどかが望むなら、今すぐ理性を飛ばすこともできるわ」

ほむら「だけど、それは私とまどかの気持ちが同じでなくちゃ駄目。一方的な気持ちでしていいことじゃないから」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「私は…まどかが私のしてみたいって気持ちを受け入れてくれるまで、我慢するわ」

まどか「大丈夫なの……?」

ほむら「勿論。私の理性はそんな簡単に砕けはしないから」

まどか「さっきの演技、そうは見えないくらい切羽詰まってたように見えたんだけど……」

ほむら「そ、そんなことないわよ……」

まどか「……ふあぁ」

ほむら「いよいよ本格的に眠くなってきたみたいだし、もう寝ましょう」

まどか「うん……。ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「なぁに?」

まどか「……ううん。やっぱり、何でもない」

ほむら「そう……」

まどか「あんなことしたからって、遠慮せずにいつもみたいに抱き着いてきていいんだよ?」

ほむら「い、いいの?なら、遠慮なく……」

まどか「それじゃあ…おやすみ。ほむらちゃん」

ほむら「えぇ。まどか、おやすみなさい」

まどか「……」

まどか(さっきほむらちゃんに迫られたとき、戸惑ったことは事実だけど……)

まどか(わたし、嬉しいって思ったんだよ)

まどか(今はまだそういうことはできないけど、いつかほむらちゃんと同じ気持ちになったら)

まどか(ほむらちゃんのこと、思いっきり愛してあげられるから)

まどか(もう少しだけ、今のままでいさせてね)


Fin

これで完結です
最後まで読んでいただき、ありがとうございました

読んで下さった方、感想頂けた方、本当にありがとうございました
前作の予告にある夏っぽいやつはもう少しかかります。また季節ずれちゃった…

・次回予告

タイトル未定 夏っぽいやつ

ほむら「バトルメイド暁美」

まどか「デレデレさせたい」


過去作のテキストファイルを整理して、ずいぶん書いたなと思い返しました
またどこかで見かけたらよろしくお願いします

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