【安価&コンマ】男「安価で動画投稿をする」 (171)

さて、どうするべきか―――。パソコンの前で思案する男が一人。

男は大学生だ。高校まではスポーツ系のクラブに所属していたこの男は、先月旧知の友人に勧められるまでは動画投稿サイトの存在など欠片も知らなかった。

それまで彼の中の『ネットの世界』というものはSNSくらいなものであった。

それが動画投稿サイトの存在を知り、男の『ネットの世界』は激変した。


動画群に触れるにつれて男の中で一つの想いが膨れ上がる。『自分も動画を投稿してみたい』というものだ。

男には動画制作が分からぬ。けれども漠然と『動画投稿の世界の一端に触れたい』そう感じたのだ。

そして男は今、PCの前で一つの大きな選択をしていた。


男「俺でも動画投稿できるみたいだし、何か作ってみようとしたが……」

男「俺でも作れる動画ってなんだろうか」

男「うーん。ここは>>5でも投稿するかな」

>>5 どんなジャンルの動画を投稿するか



/連投不可スレです。人が少なくなってきた場合に連投可にする可能性があります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473024709

ドッキリ

男「よし、ドッキリの動画にしよう」


先月、ある動画がランキングを賑わせていた

動画はネカマをした生主が出会い厨を釣って楽しむというものであった

動画の長さが丁度良かった事もあり、彼自身何度も出会い厨を笑い飛ばしにその動画を見ていた

ああいった動画が受けるのではないか

勿論、動画投稿サイトを知るうえでフラッシュにも触れておこうと先週ドッキリ系のフラッシュも見たことがある

フラッシュの投稿数が減っても語り草になるようなドッキリ動画。一度は作ってみたいものだとため息をこぼした

その二つの事に思い当たり、男はまず「ドッキリ動画を作る」という目標を漠然と掲げた


男「問題はドッキリの内容だな」

男「ああいう釣りをするドッキリも面白いし、驚かせるフラッシュもいい」

男「けど、先駆者と丸被りの動画はちょっとな……」

男「どんなドッキリ動画を作ろうかな」

男「>>9


>>9 どんなドッキリ動画を作るか

/遠すぎたみたいなんで再安価します
>>8

チュパカブラ

男「独自性を出すとなるとインパクトがあって、なおかつ誰も見たことがないようなキャラクター付けされるものがいい」

男「ホラー過ぎると引かれるからホラーではないギリギリのラインを攻めたい」

男「となるとUMAとか」

男「河童やUFOだとありきたりすぎるな」

男「そうだ、何も日本で有名であるUMAの必要はない」

男「ウィキペディアで未確認生物一覧…っと。多いな」

男「ん? チュパカブラ? 」

男「身長は約1メートル~1.8メートル程度。全身が毛に覆われていて、赤い大きな目をしており、牙が生えていて、背中にトゲ状のものがある」

男「直立する事が可能で、カンガルーのように飛び跳ねて、2~5メートルもの驚異的なジャンプ力を持つ」

男「もしくは、翼を持っていて空を飛んだという証言もある。ヤギをはじめとする家畜や人間を襲い、その血液を吸う」

男「血を吸われたものの首周辺には、2箇所から4箇所の穴が開いている。一説には細長い舌で穴を開けて血を吸い出したというものもあるが、牙によるものとも考えられる」

男「これだ! これにしよう」

男「『人ごみでいきなりチュパカブラの被り物を被って奇声をあげて驚かせるドッキリ』、『箱からいきなりチュパカブラの変装をして出てきてドッキリ』」

男「インパクトは大だし、SNSでも評判になるぞこれは……」

男「そうと決まれば早速被り物を作らなきゃな」

今後登場する人物テンプレ
最大↓6まで採用 夜の書き込みまでに6人に満たなかったらそこまでで締め切り

【ハンドルネーム】
【性別】(ネット上と現実で変えても可。変えてる場合 ネット:現実→男:女と表記)
【知名度】(その道の第一人者、そこそこ有名、中堅、底辺、新人等)
【どんな作品を作るか】(MMD、歌ってみた、実況、音MAD、動画投稿者ではなく生主等。複数掛け持ちも可)
【その他】(性格、より詳細な人物説明、主人公との関係等。無ければ省いても良し)



【ハンドルネーム】Yuu
【性別】男
【知名度】そこそこ有名~中堅
【どんな作品を作るか】歌ってみた、実況動画
【その他】ネットで気が大きくなるタイプ。普段は内気なインテリ青年であり、男を動画サイトに誘導した張本人。

まだ一人入る?

【ハンドルネーム】QUEST
【性別】女(:不詳)
【知名度】有名。規模は中堅レベル
【どんな作品を作るか】ゲーム実況・解説、ゲーム制作実況・解説(字幕・読み上げソフトを使用した所謂『ゆっくり実況』)
【その他】生声は愚か自身の私生活に関する情報を徹底して落とさない為性別不詳である
性別の設定が必須となるサイトでもわざとアカウントを複数に分けた上で両方の性別を設定するのでやっぱり性別不詳
単純にゲームの腕も中々のものでありオンライン対戦系のゲームにて度々他実況者の動画に現れるものの相変わらず性別不詳
複数名による共用アカウントだとさえ噂されるが、熟練したゲーマーであればそのプレイングから全ての動画が同一のプレイヤーによって作られた事が分かるかもしれない

>>18
はい


【知名度】有名。規模は中堅レベル の『規模』はどう解釈したらいいんでしょうか?
ゆっくり実況では有名だが実況全体から見ると人気の規模は中堅 って事ですかね……?

とりあえず9時半再開

男「モノできたがカラーリングが微妙だな」

男「灰色はコンクリートの色、緑色は自然の葉の色だからどっちも目立ちにくい。一応都会だから緑の方が目立つと思って緑にしたけど」

男「それに自分の意思で体色を変えられるなんて、なんて面倒くさい奴なんだ」

男「今日は被り物制作だけでやめておこう」

男「明日は1限もサークルあるし、寝ながら動画の内容を考えよう」

男「詳しい動画内容は……」

詳しい動画内容↓2
チュパカブラドッキリ動画OP1
必須要素:ドッキリ、チュパカブラの被り物
なお内容が思いつかない場合『>>1に任せる』でも可。

男が参加しているサークルは合唱サークルである。そこには彼を動画サイトに引きこんだ張本人たる友も在籍している。

男は友と中学までは同じ学校であったが、二人は別々の高校を選んだ。

そこで縁が切れたと思っていた友と男が、同じ大学に入り同じサークルを選んだのは奇跡という他にないだろう。

今の季節、月↓2

サークルの練習が終わった。夏休みが終わったからかサークル内は少しだらけた雰囲気になっている。


男「もうこんな時間か。ぼちぼち帰ろうぜ」

友「この前の動画見たか?」

男「見た。ずっとこっち見てくる奴だよな。流石にアレはもうこっち見るなって感じだったわ」

友「やっぱり天丼が過ぎたよね」

男「目見開くところは笑ったけど」

友「シュールだった」

男「そのすぐ帰りたそうな様子だと今日も収録か? 頑張れよ」

友「布団被ってやるからね……最近は辛い」

??「先輩」

男「お」

そう声を掛けてきたのは後輩の1年生だった。

髪はショート、栗色の髪が似合う女子だ。真面目で誠実を絵に描いたような人物で、先輩方の評判もいい。

歌える音域が広く声質も素晴らしい。上達も早く、この調子ならすぐ大会でも活躍するだろう。


栗髪「友先輩。譜面のここ、少し分からないところがあるんですが」

男「時間かかりそう? 」

栗髪「ええと……」

友「ああ……じゃあすぐ」

男「いいや、一人で帰る」

昨晩思いついた動画案は『チュパカブラになってサークルに潜入してみた』だった。

確かにこの案はインパクトはある。だがそれ相応にリスクもついてくる。チュパカブラ仮装という特殊な仮装を行なった場合、動画内でサークルが特定されることはまず間違いないだろう。

動画編集ソフトでモザイクと音声編集を行ったとしても特定されるリスクは必ず残る。

また決行後のサークル内部への手回しも必要である。内部から情報が漏れないという保証はない。

大人数になると根回しも難しくなる。やはり小人数になっているところを狙うべきだ。

決行日は明後日の先輩も後輩も少ない日に決めた。


そして動画を撮影するにはカメラが必要だ。どっきりを仕掛けた本人につける本人視点用カメラと、リアクションをとるカメラ二種類を用意することにした。

カメラは昨晩思い当ってすぐ注文したため明日には届く。

そして必須なのがハンドルネームだ。これから長い付き合いをする可能性のあるものであるため、なかなか決まらなかった。

一人の方がハンドルネームは決めやすいだろうと思い、男は先に帰ることにした。


男のハンドルネーム決め
>>30-33の中で最もコンマの数が大きい物。

>>19
分かりにくい書き方で申し訳ない
動画投稿者としての知名度は中堅だがその情報の少なさから却って『謎の存在』として名を知られてしまっている、というイメージでした
つまり実際に動画を見たり所謂チャンネル登録をしてるようなちゃんとしたファンの数が中堅レベル、という具合ですね

男「名前はミラクルだな」


自宅の洗面所の鏡の前でポーズをとってみる。両腕で何かを鷲掴みにするポーズだ。


男「ミラクル! このポーズ使えそうだな」

男「一応起承転結を決めよう」

男「練習終了直前に『あ、そうだ』と言い出してバッグを漁る俺」

男「怪訝そうに見つめる全員の前で顔ごとバッグに突っ込み中でこっそり被って」

男「『ミラクル』! ポーズ」

男「みんなが驚いてるうちに『あ、どうも』でそそくさ退室。でEND」

男「……オチが弱いかな。でも長すぎてもダメだろうしこれでいいか」

男「そして入ってきて根回しする」

男「これでいこう」


そして2日後、『チュパカブラになってサークルに潜入してみた』の撮影決行日が訪れたわけである


↓2 コンマ奇数で問題発生 偶数で撮影成功
ゾロ目でクリティカル あり得ないことが起こる

その日、男は授業が一つも耳に入ってこなかった。

勿論悩みは動画の事である。

動画のオチが弱いのは勿論の事、サークル員に黙ってカメラを仕掛けるのはドッキリのためとはいえ少し罪悪感がある。

しかし昨晩もうこっそり忍び込んでカメラを設置してしまったため、後戻りできないところまで来ていた。

男は練習にも身が入らなかった。だがなんとか練習は終盤まで続けることができた。

今日は学生のみで文化祭で披露する曲の練習で、指揮は今日唯一の先輩であった。

全体で練習曲通して練習を終える直前、男は腹をくくった。


男「あ、そうだ」


全員の視線が男に集中する。

急いでバッグに向かう男。

しかし、バッグを漁り、内部で被った直後大変な事に気が付いた。



バッグから抜けないのである。被り物が。

あまりにも大きく作りすぎてしまったためバッグから抜けないのだ。

焦って力を込めるが、何かがつっかえている。つっかえているのは背中のトゲだろうか。


先輩「おい、どうしたんだ男」

友「男……? 」


友が肩に手をかけた時、ようやく被り物がとりだせた。


男「ミラクル! 」


振り返ってポーズをした。

誰も声を出さなかった。

男は被り物の中で赤面した。

小声で「あ、どうも」と言いつつそそくさと部屋を出た。

もはや家に帰って布団をかぶって寝る他ない。

部屋を出た廊下で被り物を外しつつ男は深く後悔した。


少し間があって「何がミラクルだよ」と先輩の声が聞こえ苦笑が部屋の中から聞こえてきた時、ようやく男は立ち直ることができた。

男「もう二度とサークルではやらない」


先輩が声をかけたためなんとかあの場は笑いになり、終えることができた

しかし男はもうこんなハイリスクな動画をとるつもりはなかった

改めてマスクででも顔出しして動画投稿できる人々の凄みを男は確認した

その後の精神的な立ち直りと編集作業を2日かけ、ようやく終わらせた


男「あれだけ苦労したんだ。動画、伸びてくれよ」


男は動画投稿をした


↓2 どのサイトに投稿したか(ニコニコ/youtube)

男はニコニコ動画に投稿することにした

やはり男のはまっている動画サイトに投稿したいという気持ちが『よりメジャーである他サイトの魅力』を凌駕した

カテゴリについて動物とエンターテイメントで迷ったが、UMAを動物と言っていいものか迷いエンターテイメントに設定した

動画投稿の順番待ちの間に男はある事を思いついた


①動画投稿用のSNSアカウントを作る事だ
②コミュニティを開設すべきだ
③その他 指定してください
↓2

翌日夜


男「さて、動画の伸びは…」

登録タグ
ロック:エンターテイメント チュパカブラ ドッキリ 
非ロック:ホラー サークルクラッシャー 何がミラクルだよ

再生数 7000
コメント数 65
マイリスト数 8

男「……微妙だな」

男「サークルクラッシャーの意味違うだろ!」

男「コメントは何がミラクルだよの場面が一番多くなってるな。次いでミラクルの場面」

男「それにしてもコメント、マイリストは普通くらいだけど再生数はかなり多い部類なような気が……」
(30あるカテゴリタグのいずれかを付与された動画であっても、1000再生に到達しているものはその37%に過ぎない。ニコニコ大百科より2012年のデータ)

男「マイリストとコメントは少ないけど、見られてるだけマシか」

男「お、ウォッチリストも来てる。しかも4人もか」

男「からやん、黒葉、このアカウントは使われてません、Yuuの4人か」

男「Yuuは友だと考えると、3人も知らない知り合いからウォッチされたのか」



男「さて、じゃあ次にやるべき事は」


>>54
①次の動画制作
②コミュニティから生放送
③やっぱりSNSのアカウントも作ろう
④気晴らしの動画視聴
⑤その他(指定)

4

男「さて、動画視聴でもするか」

どんな動画を見るか
(歌ってみた、実況、描いてみた、MMD、音MAD等、どんな動画かも詳しく指定可。複数の動画指定は安価下)

しまった↓2で

男「MMDでも見るか」

男「最近MMD杯があったんだよな。多すぎて全然見れなかったけどいくつか見てみるか」


【第17回MMD杯本選】たこルカ&MEIKOで威風堂々
【第17回MMD杯本選】刀剣男子でデュラララパロ
【第17回MMD杯本選】MMD杯をスクラップラップ【音MAD】
【第17回MMD杯本選】雨降る街にて駆逐艦は悪魔と踊る





男「いくつかマイリストしておくか」

男「あ、もう12時か、寝よう」

翌日

男「ミラクル垢でマイリストしていた+マイリスト通知切ってなかったからニコレポにマイリスト表示されてる……」

男「しかもマイリスト時にコメントしてるから動画の詳細情報欄のマイリストコメント一覧に載ってるよ……恥ずかしいな」

男「ていうかウォッチリスト昨日より1人減ってる」

男「何がしたかったんだろう。このアカウントは使われてませんさん」

男「ニコレポのマイリスト通知ってそのままでいいものなんだろうか。切ってる動画投稿者と切ってない動画投稿者とでいるけど」

男「あれ、また増えた。フラッシュ……あ、この人昨日の威風堂々の投稿者なのか」

男「すごいな、MMDだけじゃなく音MADも作ってる人みたいだけど、20万再生してる修造MAD作ってる。俺でも見た事あるよこの動画」

男「さて、今日は何をしようかな」


動画投稿アカウントのマイリスト通知↓1
切るor切らない


次にする事↓3
①次の動画制作
②コミュニティから生放送
③やっぱりSNSのアカウントも作ろう
④今日も動画視聴
⑤その他(指定)

>>60
× あれ、また増えた
○ あれ、またウォッチリスト増えた です

後付けで連取り禁止にしたんで……すみません
安価↓1
(それとも連取り禁止無かった方がよかったですかね?)

男「よし、じゃあ次の動画を作ろう」

男「投稿頻度が高いと人気出るって話聞いたことあるしな」

男「次に作る動画は……」


>>69
①ドッキリ動画且つチュパカブラの動画→動画内容記入
②ドッキリ動画ではあるがチュパカブラを使わない動画→動画内容記入
③ドッキリ動画でもチュパカブラでもない別の動画→動画内容記入

3

男「はじめはドッキリで視聴者を獲得したけど、何度もドッキリ動画を投稿し続けるのは難しいな」

男「そもそもネタのストックがないし、チュパカブラ関連で広げようにもよく知らないUMAだし」

男「となると全然別の動画でも投稿するかなぁ……」

男「……そうだ、こんな時のために友がいるな。アイツならもう動画投稿をしている事は知っているし相談しよう」


LINEにて
男「友いる?相談したいことがあるんだけど」

友「いるけど」

友「もうすぐバイトだから短い話なら」

男「ああ、新しいバイト夜勤で入ったんだっけ」

友「(YESのスタンプ)」

男「俺ってどんな動画を作るのが向いてるかな」

友「案ないの? 」

男「ない」

友「うーん」

友「じゃあ>>71なんてどうかな」

友「初心者でも作りやすそうだし」

友「あと個人的なオススメは>>72


>>71 >>72 
動画のジャンル(MMD、歌ってみた、実況、音MAD等)

小旅行

実況

男「確かに」

男「小旅行って旅費とカメラさえあれば応用が利くな」

友「そういう事」

友「あと旅行カテ、ランキングゆるい」

友「再生数1000以下のコメマイリス数十で普通に載る」

友「将棋盤は載るか分からないけど」

男「そもそも旅行カテなんて存在自体知らなかった」

男「将棋盤って何?」

友「ランキングあるじゃん」

男「どのランキング? 」

友「ニコニコで見られている動画ランキング」

友「それが将棋盤っぽく見えてたからある歌い手に歌われてた」

男「へー」

友「で、実況だけど」

友「色々と面倒だけど人気ある人は凄いから上はすごいよ」

男「(ほうほうのスタンプ)」

友「アイドルかっていうくらい人気」

友「俺もやってるし、もし最初人気出ないか不安なら」

友「俺が持ってるSNSアカウントの方で宣伝しておくぞ」

男「お膳立て凄いな」

友「小学校の時の悪友が投稿しました!くらいならばれない」

友「はず」

男「ありがたいけど遠慮しておくわ」

友「いいのか」

友「まあいいや」

友「そんなところかな」

友「そろそろバイト行くわ」

男「(OKのスタンプ)」

現実

男「うーん、実況か」

男「確かに上は凄いんだよな」

男「というか『人気ある人は凄いから上はすごいよ』って軽くボキャ貧になってるな」

男「興奮しながら書いたんかもな、『頼ってくれる! 』とか思って」

男「軽い気持ちで聞いたけど完全にこれで決めるわけでもないんだけどなぁ」

男「まあ折角勧めてくれたんだしどっちかから作るか」

男「実況はyoutubeにも上げてる人いるしニコニコから離れたら収益も期待できる」

男「ネコ課長みたいだな。あの人どれだけ今ファン居るのやら」

男「利益重視じゃないからそういうのは今のところ考えてないけど」

男「で、旅行動画」

男「はっきり言って未知の領域だからなぁ……」

男「楽そうだし、ランキングに載りやすいならいいのかもな」



>>75-77で小旅行、実況で票の多い方を採用
/今日はここまでで

実況

男(よし、じゃあ実況にするか)

男(メジャージャンルだからその分目立ちやすいしな)

男(次はゲームのジャンルを決めるべきだな)

男(RPG、STG、ACT……)

男(ついでにPCゲームやら携帯ゲームやらも決めよう)

男(普通に実況するかや縛りをつけるか、動画の企画は後でいい)


>>79 ゲームジャンル
>>80 ゲームの筐体

シューティング

すみません上は無しでお願いします

>>80
了解しました

再安価
ゲームジャンル ↓1
ゲームの筐体 ↓2

男「ローグライクのゲームだな」

男「詳しくはないけど、ポケダンとか面白かったし。Elona面白いって高校の友達から聞いたことあるし」

男「でゲームの筐体はアーケードだ」

男「……なんて考えてみたけど、そもそもアーケードゲームのローグライクなんてないよな」

男「一応検索し……」

男「あるのか……」

男「モンスターゲート、エターナルナイツ、Wizrogue……」

男「……数としては殆どないけどあるんだな」

男「どっちにしようか」

↓1
モンスターゲート→①
エターナルナイツ→②
Wizrogue→③
その他→④ 他にあるアーケードゲームのローグライクゲームを記入してください

× どっちにしようか
○ どれにしようか ですね
安価下

男「よし、色々シリーズ出てるしこれをやりに行こう」

男「設置店は……」

男「……もう設置店ないじゃん」

男「ん、最新作ロケテスト?最新作が出るのか! 」

男「よしそれをプレイしに」


ロケテスト情報
大阪府某店舗
実施日時 08月25日(木)~09月05日(月)


男「大阪?」

男「……今日9月何日?」

男「移動時間、準備期間も含めると」

男「……はぁ」


どうする?↓2
①別のゲーム(アーケードでローグライク、もしくはどちらか片方の条件を満たしたもの)を探す→ゲームの詳細まで記入しても可
②別のゲーム(アーケード、ローグライクから離れる)を探す→ゲームの詳細まで記入しても可
③今からでも急いでプレイしに行く→(プレイ動画を参考にしつつほぼほぼ>>1が想像で補う)
④自由安価→どうするか記入

/今日はここまでで
/過疎になってきてるので明日から連取り可にします

男「いや、今からすぐ用意して急いで準備して新幹線に乗ったらギリギリ間に合う……か」

男「よし、このゲームにするか」

男「さて、実況だから内容を決めないとな」

男「シンプルにロケテスト実況!でもいいけど、目隠し実況とか縛りを設けたり初見プレイ! って文字を入れるだけでも違うはず」

男「いや、新作のゲームどころかロケテスト中のゲームだから初見プレイ! はやめておくか」


↓2どんな企画の実況動画にする?
(普通に実況、縛りをつける、声真似、チュパカブラの被り物をして~~等々)
/安価下で
/今後は無理のある安価は安価下にしておきます

大阪某店舗
男「なんとか5日に間に合った……」

男「撮影機材も持ったし、金も用意した」

男「さて、早速プレイしたいところだけど……」

男「最終日だからか結構人並んでるなぁ」

友「あの、人並んでるのはおいておいてなんで俺もつきそう必要が」

男「そりゃ撮影がか……いや、実況のプロである友先生にプレイの指南をと」

友「誰が撮影係だ」

友「……まあ、頼られるのは悪い気はしないしいいや」

男「よろしく頼むよ」

友「順番が回ってきたぞ」

男「ああ、ごめん」

友「そんなにチュウニズム気になる? 」

男「ゲーセンずっと前に行ったきりだったんだけど、色々筐体進化してるんだな……」

友「そんなに気になるんだったら別のアーケードゲーム実況すればいいのに」

男「いや! ロケテストしてるゲームの情報なんて貴重だろ? それにローグライクのアーケードなんて面白そうじゃないか」

友「マイナーで伸びそうにないけどね」

男「何か言ったか? 」

友「なにも。それよりホントに事前情報収集縛りの動画でいいの? 」

男「うん。よし、やろうか」

友「OK。撮影、開始」

男「はい、ミラクルです。今回はこちらモンスターゲート最新作エルドラクラウンを実況していこうと思います」

男「こちら事前情報収集縛りという事でよく内容は分かりませんが、ゲームタイトルを聞いた瞬間ティンときましたのでこのゲームを実況しようと思いました」

男「えーーー……最新作……えっと、ロケテストなんですよ! なので、えー……」

友(何か喋って)

男「というわけで今非常に盛り上がっています会場! はい! やります。いや、えー会場じゃなくてゲームセンターです、はい」

男「えー、これほんとどんなゲームなんでしょうね。アレがアレなんで外見から面白さが早くもプンプン伝わってきますね、はい」

友(アレって何)

男「えー、それじゃあゲームスタート!」

――――

男「はい、なんかこれポケダンと似てんな……っていうのは印象としてあってでもこれ落ちてるのがカードで」

友(長い長いまとめて)

―――

男「えっちょ、間違えてポーション使った」

――

男「えー負けたので再度コンテニュー、スタート」

友(並んでる!並んでるから)

男「あっ……やば」



男「はい、えー今回は負けて……手持ちのお金がなくなってしまいましたが非常に楽しくプレイ出来たゲームだと思います! 」

男「ロケテスト最終日でしたが、設置が楽しみなゲームだと自信を持ってお勧めできます」

男「それでは皆さん、次のミラクルを、ご期待ください。ご視聴ありがとうございました! またねっ」

友「……はいカット。お疲れ」

男「しんどいずっと喋り続けるの」

友「しょっちゅう黙ってたけどね」

友「それより移動しよう。次の人見てる」

男「おう」

友「流石に連コインやるとは思わなかったよ俺。1回やって合図に気付いて次から何度も並び直したのは良かったけど」

男「だってそういうルール知らなかったから」

友「そこまでゲーセン初心者だとは……」

男「お前が注意してくれたからもう二度とやらないし、大丈夫」

友「編集であそこカットした方がいいぞ」

男「そうだな。今日は付き合ってくれてありがとう」

友「別に、いい体験だったよ。別の人が実況するの撮るなんて」

友「で、いつ投稿するの? 」

男「いつ? 出来次第だけど……」

友「ああ、そういうの考えてないんだな」

男「? 」

友「帰ろう。もうこんな時間だ」

男「何か気になることを言われたけど何だったんだろうか……」

男「まあいいか。とりあえずぐっすり寝た後編集作業するか」


↓1
コンマ6の倍数でアクシデント発生

男「さて。動画編集も終わった事だしそろそろ投稿するか」

男「ゲーセン少し混んでたから声が周囲の雑音で消えてるかと一瞬思ったけど、別にそんなことはなかったな」

男「持つべきものは友だな」

男「ジャンルはゲーム。タグロックは実況プレイ、エルドラクラウン、事前情報収集縛り、モンスターゲート」

男「あと何か必要かな……縛り実況プレイも入れておくか重複するけど」

男「というか編集中思ったけど『えー』と『はい』が多すぎるな……」

男「『はい』は百歩譲っていいとして『えー』は実況撮っていくなら改善してかなきゃ」

男「さて、投稿と」

男「今日は残り何するかな。少し時間あるし……」


次にする事↓2
①次の動画制作
②コミュニティから新作動画upの宣伝を兼ねた初生放送
③SNSのアカウントを開設、SNSでの新作宣伝
④今日も動画視聴
⑤その他(指定)

/今日はここまでで。安価は下になります
/予定通りなら明日から火曜まで更新はなしです。実況動画の伸びについての安価はその時に。

男「よし、次は生放送してみよう」

男「別に顔出ししてもいいけど、今までの活動でよく分かった。俺は顔出ししてトークするのは得意じゃない」

男「普通に動画でも流そう。新作up宣伝だ」

男「開始」

男「『初めての放送なのでお手柔らかに』」

男「さて、何人来るかな」

男「流石に誰か来るだろう」

男「人来ねぇ……来てもコメント残してくれない」

男「なんで誰も来ないんだ?一応ユーザーページには生放送の通知がいってるぞ」

男「うーん」

「初見」

男「お、ようやく来たか。でも20分もう経ってるんだよな」

男「『どもですw動画からですか?』」

「ですね」

男「ああ、ようやく来てくれたか」

男「これって誰がコメントうってるんだろう。ニコ生詳しくないからよく分かんないな」

「あの、ちょっと聞きたいことがあるんですが」

男「『はい、なんでしょう』」

「あの実況のゲームまだできますか?」

男「『あー…すみません、これロケテストなんで、次の稼働からなんですよ』」

「ガーンだな、出鼻をくじかれた」

男「『気を落とさなくても大丈夫ですよ。きっと配信されます!』」

「グルメ漫画は詳しくないかぁ」

男「???」

「ところでちょっとお聞きしたいことがあるんですよ」

男「『はい』」

「大学、○○大に通ってますよね?合唱サークルの男さん」


男「えっ……!?!?」

男「えぇ……なんで分かったんだ」

男「声か?それとも動画か?」

男「……動画だな、チュパカブラ動画はリスキーすぎた」

男「というか、誰かサークル員口でも滑らせたのかな」

男「とりあえず」

↓1
しらばっくれる→1
認める→2

男「『なんでわかったんですか』」

「あれだけサークルの人間を映していれば」

「否が応でも顔からサークルの特定はできます」

「あとはSNSの情報を断片的に拾えば完璧ですよ」


男「……どうすれば」


↓1
こちらから取引を持ち掛け、黙っててもらう→1
黙って相手の言いなりになる→2
放送をやめ、動画とそれを投稿したアカウントを消す→3
それ以外→4 具体的に内容を指定する

男「『ばれてしまっては仕方ありません。どうしたら拡散しないでもらえますか?』」

「拡散しないでもらえますか???それよりまずは謝罪でしょう」

「あんなクソみたいな実況動画投稿して恥ずかしくないんですか?」

「あなたのような実況者が図に乗るから何の面白味もない実況動画がホイホイ投稿されるんですよ」

「まず謝罪してください」

男「……『面白くない動画を投稿してすみませんでした』」

「よろしい」

男「……何様だよ」

「ではエルドラクラウンの動画を削除してください」

男「えっ……」

「あなたのような投稿者が幅を利かせると実況ジャンルが面白くなくなるんですよ」

「はっきり言ってあなたの動画はゴミです」

「動画投稿向いてないんじゃないですか?」

男「向いてないって……」

「消してください」

「消せ」

男「まだ動画投稿して間もないのに……」

【ハンドルネーム】ゲ ス トさん
【性別】男
【知名度】皆無。動画投稿者ではなく視聴者。
【どんな作品を作るか】何も作らない。
【その他】悪質な視聴者。普段はネット掲示板に常駐。
新作動画から動画を荒らし、生放送を行なっていると生放送にまで出張し荒らす。標的は主に底辺実況プレイヤー。
正体は男と同じ大学の一年生であり、日々の鬱憤を晴らしに動画を荒らしている。動画投稿者の心を折ることが生きがい。

どうする?↓2

言いなりのまま消す→1
動画は消さず反論する→2
動画は消さず放送を切り、悪質な視聴者をNGユーザーに入れ、今後は無視する。男であると認めた生放送の枠を消す→3
それ以外→4 指定

男「いや、ここで消したら相手の思う壺だ」

男「『ゴミかどうかはあなただけが決めるわけじゃないですよ』」

「は?」

男「『伸びてない動画にも面白いものがありますし、伸びている動画にもどこが面白いんだろう……と思う動画があります』」

男「『価値観が合わない動画も沢山ありますよ!あなたの価値観に合わなくてつまらなかっただけでは?』」

「嫌なら見るなかよ 動画だけじゃなくて投稿してるのもゴミか」

男「『むしろそんなゴミ動画と思われるような動画を視聴して下さったんですね?』」

「たまたま縛り実況プレイタグの新作にゴミがあったから唾吐きに来たんだよ」

男「『そちらからいらしたんですか!やはりあのタグはつけて正解でしたね』」

「いやだから消せよ底辺ゴミ」

「拡散するぞ」

男「『自分の様な底辺ゴミ実況者の動画を見てくださったことに感謝、感謝です』」

「死.ね」

男「『消してほしくなるくらいのゴミ動画だったのに我慢して見てくださったんですね!』」

男「『ご視聴ありがとうございました!』」

男「『具体的に改善してほしい箇所はありましたか?』」


男「……コメントなくなったな、消えたか」

男「あと2分で枠終わるな」

男「さて」



次はどうする↓2

もう一枠取る→1
動画、生放送漁りをする→2
寝る→3
それ以外→4 具体的に指定

男「さて、今日はもう疲れたし気分転換に動画でも漁るか。他の人のゲーム動画見て参考に……」

男「……でも生放送を見にいって放送者の枠の盛り上げ方なんかも見たいな」

男「考えてみたら動画ばっかりで生放送の類はそんなに見たことがなかったな」

男「じゃあ、折角だから生放送を一枠適当に見てから動画漁りするか」



どの枠を見る?↓2

『気ままに音MADリク生』→1
『パワプロアプリサクチャレ経験点八千出るまで寝ま10』→2
『歌枠します☆☆☆』→3
『風神録実況♪2枠目』→4
勝手に枠の名前をでっちあげても可→5と記入してから枠のタイトルを記入

男「よし、風神録実況だな」

『風神録実況♪2枠目』
ピートのニコ生! (放送者:ピート さん)(声出し)

184コメントA「やっぱりレーザー使った方がよかった」

184B「あー」

184C「アカン」

ピート(放送者)「まだ、まぁだね大丈夫」


男「盛り上がってるな。女の人か」

男「『初見』」


ピート「初見さんいらっしゃい」


男「ゆっくり実況みたいな声で読み上げてるな、なんだろうこれ」

男「ていうか便利なソフトあるんだな……」


B「ノーマル早かったんじゃ」

ピート「えっと、ここちょいよけだよね」

C「ちょいよけ」

A「ちょいよけちょいよけ」

ガル「わこつ」

ピート「あ!ガルさんいらっしゃい今風神録ノーマ、ル、あっ」

B「危ねぇw」

184D「ちょっとブレイズしてんよ~」

A「グダグダやん」

B「見ててハラハラする」

C「ハラハラって言ったらもう、あのっ!?」

ガル「ピートにノーマルは……」

ピート「ごめん、まだイージーの方がよかったかな」

A「いやハラハラするくらいが丁度いいw」

ガル「いける、何とかなる!できるできる絶対できる」

ピート「ありがと」

ピート「よし、にとり撃破」

AB「8888888」

C「やるじゃん」

ガル「頑張ったな圭」

ピート「誰が圭だw」

A「@3」

ピート「あ次枠取ります」


男「もう枠終わり間近なのか」



コメントするのは……↓1

これなんのゲームですか?→1
女性実況者?→2
ゆっくり声で読み上げてるのなんのソフト?→3
コメントをせず【静観】→4
コメントをせずコミュニティに入る→5
その他→6 具体的に指定

男「まあ、枠も終わるしコメントしても回答間に合わないよね」

男「コミュニティにだけ入っておくか」


「コミュニティに1名参加」

男「えっ」

ピート「1名さんコミュ参加ありがとうございます」


男「えぇ……通知されて読み上げられるよう設定してるのか」


B「こいつチュパカブラじゃねぇか」

A「?」

B「新しくコミュ入った奴」

ガル「なにそれ」

ピート「ん?」

C「???」

B「sm××××××××」


男「貼られた……」


ピート「ちょっと待って、見る」

ピート「何?動画?」



男「何この状況恥ずかし」


ガル「チュパカブラwwww」

ピート「……えぇ……」

A「チュパカブラ公認生とか誰得w」

C「wwwww」

D「たまげたなぁ」


男「こっちが『えぇ…』だよ」


ピート「えっと、それじゃ再開します」


男「だだ滑りしたまま枠終わった……」

男「あれ、ウォッチリスト増えてる。たこのないたこ焼きさん、ずいずいさん」

男「……なんか売名っぽくなったみたいで悪いな……投稿者やってるから仕方ないか」

男「また今度ピート生行こう」

男「あ、ピートさん動画も投稿してるのか、今日はこれ見て寝よう」

翌朝、寝不足の頭のまま男は急いで登校する。

原因はピートの実況動画が予想以上に面白かったことに他ならなかった。


男「いや、昨日は大変だったよ」

友「どうしたの? 」

男「生放送に荒らしっぽいのが来ちゃって」

友「荒らし? 」

男「動画がゴミだから消せって」

友「ああ、よくあるアレか……」

男「アレって……」

友「割とあるんだよ。動画に『つまらない』とだけ書きこんで荒らす視聴者」

友「俺も実況投稿し始めた頃にいたんだけど、最近は見なくなったね」

男「結構あるんだな……」

友「逆に考えてみようよ、アンチがわくほど動画視聴者がいたって」

男「そうかなぁ……」

友「そうさ、埋もれる動画がどれだけあると思ってるんだ」

栗髪「先輩」

友「お、また分からない所? 」

栗髪「あ、友先輩じゃないです。男先輩です」

男「? 」

友「あっ……あ、じゃあ俺教室違うしもう授業だし先行くよ」

男「ん? おう」

栗髪「あの、今日の昼休み空いてますか」

男「空いてるけど、何? 」

栗髪「後でちょっとお話したいことがあって」

男「話? 」

栗髪「ええ。エルドラクラウンの事とか、ね」

男「エルドラクラウ……ん? 」

栗髪「あ、私も時間なのでこれで」

男「え……」


走って後輩は行ってしまった。

ただ男は呆然と立ち尽くすしかなかった。


男「えぇ……」

『【事前情報収集縛り】エルドラクラウン【モンスターゲート最新作】』の動画の伸び
↓1 再生数の伸び コンマ末尾 1~4少ない 5~7普通 8~9多い 0クリティカル
↓2 コメントの伸び コンマ末尾 1~4少ない 5~7普通 8~9多い 0クリティカル
↓3 マイリストの伸び コンマ末尾 1~4少ない 5~7普通 8~9多い 0クリティカル
(マイナーであるため若干伸びやすさにマイナス補正がかかっています)
/今日はここまでで

ハセカラネタとか絡めて欲しい

>>136
一応ハセカラネタは軽く知ってますが、教徒内で痛い創作物に対する風当りが強く、>>1の力量だとどうあがいてもネタを絡めた瞬間に痛い物となる可能性が大きいです。
なので批判に晒される可能性も十二分にあります。そのため自分からネタにはしないです。
というか教徒の目が怖くてできないです……
もし絡めたいなら安価時に積極的に絡めて下さい……

男の頭をよぎったのは昨夜の荒らしであった。

もし荒らしが後輩であったなら、そうでなくても荒らしによって何かを拡散させられていたなら――

男は生唾を飲み込みため息をつき、授業へと向かった。


昼休みが来たため、男はLINEで約束した場所へと向かった。

周囲の視線がいつもより気になっていた。

もしかしたらもうSNSで拡散されたのかもしれない。軽い疑心暗鬼だなと男は自嘲した。

栗髪「先輩」

男「話って……」

栗髪「……? どうかしましたか? キョロキョロして」

男「いや……」

栗髪「もしかして」

男「もしかして? 」

栗髪「実況動画でそんなすぐに有名にはなりませんよ、爆伸びしないと」

男「やっぱり、知ってたんだな」

栗髪「ええ、同じサークルの子から聞きました」

男「なんて? 変なこと言われてないよな? 」

栗髪「? なんてって、前のチュパカブラのやつ動画になったよって。そこから実況動画を見たんですよ」

栗髪「変な事ってなんですか……? 」

男「実況からじゃないんだな?違うんだな?本当に」

栗髪「怖いですよ……」


男はほっと胸を撫でおろした。

それと同時にチュパカブラ動画の口止めが失敗していることを知った。

しかしこうなれば野となれ山となれである。

厳しく後付けで口止めしようと、一度口を滑らせる人間は何度注意しても無駄であろう。

むしろ厳しくした場合に反発が来て更なる拡散を生む可能性がある。

男「それで、話って言うのは」

栗髪「男先輩、歌ってみた作ってみませんか? 」

男「俺が歌ってみたを? 」

栗髪「ええ。男先輩なら合唱サークルで鍛えられてますし、きっと伸びますよ。やってみませんか?」


男は高校卒業まで音楽の授業で4以下をとったことはなかった。

その事実が合唱サークルへの参加を決意させたのだが、男にはネット上の並み居る強豪に勝つ自信などなかった。

いくつかのジャンルを渡り歩いて動画投稿をしていると器用貧乏となりかねないという心配も頭をよぎっていた。



どう答える?↓2

そうだな、折角だし歌ってみた作ってみるか→1
いや、別に作りたい動画のジャンルがあるから……→2 自由に指定

男「そうだな、折角だし歌ってみた作ってみるか」

男「ところで」

栗髪「え」

男「なんでお前は俺に歌ってみたをすすめるんだ?」

栗髪「え、ええっと、それはですね……あれです!同じサークルで動画投稿しているのは貴重だと思ったので」

男「ふむ」


半信半疑も当然である。明らかに挙動不審になった後輩を見て、男は「もしや昨日の荒らしに命令されて歌ってみたを投稿するように指示されているのでは? 」と訝しんでしまっていた。

だが折角勧められたのだ。この際歌ってみたを撮ってみるのも悪くないだろう。

男は栗髪の口調から、友が動画投稿していることは知らないと推測した。

喋らなければ知る由もないだろう。友のためにも黙っていた方が吉だ。

そう男が考えている間に、後輩は躊躇いながらも口を開いた。

栗髪「いきなりこんな話をするのもあれなんですけど……私、歌が好きなんですよ。歌うのも好きですし、聞く事も好きです」

栗髪「聞くことは好きって人は多いんですよ。でも歌う楽しみを知らないのは勿体ないと思うんです」

栗髪「あ、無理やりカラオケで歌わされるようなのはダメですよ! あくまで自発的に……っていうのがいいと思ってます」

栗髪「話を戻しますけど、高校でも、大学でも合唱サークルに入りました。歌う楽しみを広げたいって気持ちもありました」

栗髪「歌う事で多くの人に楽しんでもらえる、感動してもらえる。そして歌う楽しみを伝えられる」

栗髪「できれば、その感動や楽しさを目の前にいる人だけではなくて、もっと多くの人に伝えたい」

栗髪「まあそこに、ちょっぴりでもいいねがあるとたまらなく嬉しいんですが」

栗髪「えっと……なんで俺に?って話でしたね」

栗髪「男先輩が動画投稿していて、そして声出しをしているって知った時、なら是非歌ってみたを投稿してみませんかって提案したくなったんです」

栗髪「私自身歌ってみたは好きですし、どんな動画も必ず視聴時にコメントします。そうして何かしらレスポンスがあるだけでも、動画制作のモチベーションが上がるんじゃないかと思ってて……」

栗髪「沢山見てコメントしてきたので、その分歌ってみた動画を作った後のアドバイスもできると思います」

栗髪「……なんか、言ってる事まとまってなくて、しかもちょっと酔ってるみたいなこと言ってすみません」

男「ん、いや。別に大丈夫だよ。提案したわけっていうか……熱意? みたいなのは伝わった」

男「俺だって歌う事は好きだし、それに好きな事がある事はいい事だよ。胸を張っていい」


照れ笑いを押し殺した彼女を見て、嘘を付いているという可能性は低いように思われた。

もっとも、彼女が天才的な詐欺師であるという可能性もあるにはある。

だが男は彼女を信じることにした。

栗髪「それで、歌ってみたの作り方なんですが」

男「ああ、それはいいよ」

栗髪「え」

男「いや、何から何まで後輩に聞く先輩ってのもちょっと情けないかなと思って」

栗髪「そうですか?」

男「自分で調べるよ。あとツテもあるにはあるし」

栗髪「ツテ?」

男「いや、まあ……ハハ」

男「あ、そうだ。歌ってみた撮るのは決めたけど、オススメの曲ってない?」

栗髪「オススメ……>>147なんてどうでしょう」


>>147
歌う曲について

ドラゴンボールGTのED曲から、錆びついたマシンガンで今を打ち抜こう

男「錆びついたマシンガンで今を打ち抜こう? 」

栗髪「ええ。WANDSなんですけど……今iPodに入ってるんで聞きますか? 」

男「ありがとう」

男「……割と歌いやすそうだな」

栗髪「ええ。それにドラゴンボールの曲なので知名度はあるかと」

男「なんだろう……この声どこかで聞いたことあるな」

栗髪「知ってる曲を歌ってる人なのかもしれないですね」


昼休みの終わりが近づいていたため、二人は急いで食事を済ませた。

男は何度も曲を再生してみたが、声質的にも問題なさそうだと判断した。

この曲で決定でいいだろう。


男「あとで探してみるよ」

栗髪「また何かあったらLINEでも」

男「ああ、じゃあまたサークルでな」

栗髪「はい」

練習に明け暮れ何日か経ち、男は何度も友や後輩と相談した。

収録は一人で行うということ、最低でもMIX師を見つけて頼むべきだということなどを決定し、男は着々と動画の準備をすすめていった。

後輩がやけに『作る側』に対して詳しいのが引っ掛かったが、もしかしてMIX師なのかもしれないと男は自分を納得させていた。

そして収録前日、男はすっかり忘れていたある事を思い出した。


男「そういえば実況動画投稿してから何日か経ったな」

男「伸びているといいんだけどなぁ」


『【事前情報収集縛り】エルドラクラウン【モンスターゲート最新作】』
登録タグ
ロック:ゲーム 実況プレイ、エルドラクラウン、事前情報収集縛り、モンスターゲート 縛り実況プレイ 
非ロック:最終日ミラクル 謎のミラクル感 チュパカブラ実況

再生数 200
コメント数 100
マイリスト数 3


男「まあ初めてだしこんなものか」

男「……え、待てよ。なんだこれ」

男「再生200なのにコメント100? 何だこりゃバグって」

男「……いや、バグってる訳じゃないみたいだな」

男「『wwwwwww』はまだいいけど『つまんねwwww』だの『ゲロみたいな声』だの酷いな」

男「でも褒められてるコメントもあるにはあるな。半々くらいか」

男「……ひょっとして昨日の荒らしが頑張ったのか?」

男「……>>152

>>152
気にしたら負けだな!→1
コメントの削除申請くらいなら出してもいい……かな?→2
自由安価→3 記入(無理な台詞や台詞となってない場合は安価下)
/今日はここまでで

>>149
×ひょっとして昨日の荒らしが頑張ったのか?
○ひょっとしていつかの時の荒らしが頑張ったのか? です

男「……気にしたら負けだな!」

男「よし、明日に備えて寝るか!」

男「やー終わった。収録前にあんまり練習しすぎなくて良かった」

男「それでもちょっと音外れたかな……よし、ミックスだな」

男「そうだ、MIZ師について聞くの忘れてたな」


LINEにて

男「友いる?MIX師紹介してくれるんだよね? 」

友「ああ、それがちょっと問題があって」

男「何? 」

友「紹介しようと思ってた人が失踪しちゃって」

友「だから埋め合わせに別の人を紹介するけど」

友「ちょっとあんまり親しい人じゃないから気を付けてくれ」

友「@ohmine_is_king」

男「え、待って」

友「ん? 」


↓3
ツイッターアカウントを持ってないんだが別の連絡方法はないのか?→1
頼む!お前から連絡とってくれ!→2

男「ツイッターアカウントを持ってないんだが別の連絡方法はないのか?」

友「ない」

友「というか1、2度お世話になったくらいだから全然知らない」

男「マジか」

友「そもそもまだツイッターアカウント作ってなかったんだな」

男「まあね」

友「この際作ったらいいんじゃないか? 」

男「うーん、考えておく」


現実


男「やっぱり必要……だよな? 作ったら宣伝効果ありそうだし」

男「ただ特定が怖いんだよな……いや、俺もうそもそも特定されてたか」

男「まあ本名特定されてても動画投稿する人なんて山ほどいるし、気にする必要ないか」

男「よし、作ろう」


↓1 ツイッターアカウントを作ってからフォローするユーザー
(今までに出てきたハンドルネームから。複数名フォロー可)

男「ツイッターアカウントを作ったものの……誰をフォローすべきか」

男「とりあえずツイッターアカウントを持ってて、かつウォッチリストに入れてくれてたピートさんとフラッシュさんはフォローするか」

男「友のツイッターアカウントどれなんだろう……あとで聞いておくか」

男「紹介されたoomineさんもフォロー、と。まだまだ増やしたいな」

男「とりあえずなんか書いとくか。うーん……」

男「『ツイッター始めました!チュパカブラの人です!』これでいいな」

男「お、oomineさんもうフォロー返ってきてる」

男「さて、早速絡むか」

(DM)
ミラクル「フォロー返しありがとうございます!フォロー早々すみません、Yuuさんから連絡いってますか?」

oomine「はい」

ミラクル「では早速ですが音源を送りたいのですが」

oomine「斧で送ってください」

ミラクル「斧ってなんですか? 」

oomine「斧も知らないんですか? 」

ミラクル「すみません」

oomine「Axfc Uploader ここです」

ミラクル「あの、これってどれを選べばいいんですか? 」

oomine「読めばわかりますよ」

ミラクル「わかりました。ちょっと待っててください」


男「なんだこの人……」

男「まあいいか、圧縮して送ろう」

【ハンドルネーム】oomine
【性別】男
【知名度】底辺
【どんな作品を作るか】MIX師として歌ってみた動画制作に参加
【その他】ほぼほぼ無名のMIX師。
・2~3か月に一度ほどしか依頼を受けない
・どんな歌い手からの依頼も受けるため新人、底辺歌い手からの依頼を多く受けている
・実力は並
・ツイートは2週間に1度程度
よって知名度は低い(底辺歌い手の中ではそこそこの知名度)
ツイッターアカウント@ohmine_is_king

ミラクル「送りました」

oomine「了解です。試行錯誤しますのでしばしお待ちを」

ミラクル「よろしくお願いします」


男「よし、これで万事OKだな」

男「折角ツイッターアカウントを作ったんだし、何か呟いてみるか」


何を呟く?↓2(自由安価)
呟きの内容でも可

今日はここまでで
安価なら下

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