前回作 http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1461675148
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摩耶「胸の奥が締め付けられるんだけどよ…なんだろうなこれ?」
愛宕「あら…摩耶…それはきっと…>>5よ」
※こちらは摩耶様と提督をくっつける物となっています。
キャラ崩壊など色々含まれてる点に御注意ください。
恋
摩耶「…」
愛宕「あら、摩耶ちゃんが提督さんに恋をね~高雄ちゃー…」
摩耶「だぁぁあッ!」ガバッ
愛宕「モゴゴ?」
摩耶「まて…待ってくれ愛宕姉ぇ…まだ恋と決まった訳じゃねぇ…//」
愛宕「間違いないと思うんだけど…」
摩耶「なんで言い切れるんだよ愛宕姉ぇ!」
愛宕「だって摩耶ちゃん昨日、誰もいない提督の部屋で>>8してたじゃない?」
布団をクンカクンカ
摩耶「ち、違う!あれは私が提督の部屋の掃除当番だったから!へ、変な匂いしないから確認しただけだし…//」
愛宕「えー…とっても顔赤らめて笑顔だったわよ」
摩耶「だぁぁッ!違う!勘違い!//」
愛宕「あら、必死…かわいい摩耶ちゃん」ニコニコ
摩耶「う…うわぁぁぁあ!」ダッ
摩耶は愛宕の元から走り去ってゆく
愛宕「若いわね…ふふ」ツヤツヤ
摩耶の向かった先>>12
提督の部屋
摩耶「…なんであたし…提督の部屋に…」
摩耶は無意識に提督の部屋へ入りベッドの端に座っており
摩耶「いやいや…意図して来たわけじゃない…愛宕姉ぇ…愛宕姉ぇが変なこと言うから来ちまったんだ…そうに違いない…うんうん」
摩耶は1人ブツブツ呟き頷く
摩耶「…ふぅ…とりあえず落ち着こう…」
摩耶のリラックス方法>>18
布団に潜り込む
摩耶「とりあえず布団の中が落ち着くだろう…」
摩耶はベッドの中に入り布団にくるまる
摩耶「…(提督の匂いがする…)」スーフゥ…
摩耶は深呼吸し少し落ち着く
摩耶「…」ウトウト
摩耶が睡魔に襲われていると部屋の扉を叩く音がした
コンコンコン
摩耶「ッ!(だ、誰か来た!?)」ガバッ
摩耶は慌てて布団から飛び起きとりあえずクローゼットに隠れる
部屋に来た艦娘>>21
雲龍
雲龍「…失礼します」ガチャ…
摩耶「…(雲龍か…雲龍なら何かと言って誤魔化せるか…?)」
雲龍「提督いないの…?」
部屋に入った雲龍は周りを見渡し、くしゃくしゃになった布団に気がつく。
雲龍「布団がくしゃくしゃ…だらしない提督」フゥ…
雲龍がくしゃくしゃになった布団に伸ばし布団を掴むと動きが止まる
摩耶「(…よし…なんとか誤魔化してこの部屋から出るか…雲龍ならきっと大丈夫だろうしな…)」
摩耶かクローゼットから出ようとしたとき雲龍が何かを呟いた。
雲龍「…>>25…」ボソッ
他の女の匂いがする
摩耶「…(ん?…)」
摩耶がクローゼットの扉に手を当てたが動きを止める
雲龍「…他の女(メス)の匂いがする…」
摩耶「…(んん?)」
雲龍「…まだ暖かい…窓には鍵…まだ部屋に居る…」
摩耶「…(大丈夫じゃない…大丈夫じゃなかった…)」
雲龍「…見つけて…>>35しないとね…」
私の下僕
摩耶「…(不味い…なんか下僕にするとか言い出したぞ…)」
雲龍「…」チラッ
雲龍はベッドの下を覗き込む
摩耶「…(どうする…ここに居ても見つかるのは時間の問題…)」
雲龍「…ベッドの下にはいない…じゃあクローゼットかしら…」スタスタ
摩耶「ッ!(こっちに来た!かくなる上は…)」
摩耶の行動>>45
対空カットイン
雲龍「…」ガッ
ガラガラ…
摩耶「でぇぇぇいッ!」対空射撃(アッパーカット)
ドグシャッ!
雲龍「もぉ”ッ!」
摩耶はクローゼットを開けた雲龍に合わせて己の拳を突き上げる。
摩耶の拳は雲龍の顎を的確に捉え雲龍が宙に舞うそして…
ドサァァ…
雲龍「…」ピクッ…ピクッ…
摩耶「ふぅ…平和的に解決したな…」
摩耶は額の汗を拭い一息つく
摩耶「さて…雲龍はどうするかな…このままだと色々不味いだろうし…よし」
摩耶は雲龍を抱えると…>>53
提督の布団に寝かせた後雲龍の顔の上に枕を乗っけて退室した
摩耶「これで大丈夫だろ…」
雲龍「…」スヤヤャカァ…
摩耶は雲龍を提督のベッドへ寝かせ布団を被せ、顔に枕をそっと乗せた。
摩耶「…よし…」
摩耶はそのまま提督の部屋から静かに退室した
――――――――――――――――――
―港―
摩耶「…」
摩耶は提督の部屋から脱出した後、1人海の風にあたっていた。
摩耶「…」
“愛宕「それはきっと恋よ~」”
摩耶「いや…ないない提督が好きとか…//」
摩耶が1人ブツブツ呟いていると誰かが摩耶に声を掛けてきた。
声を掛けてきた人物>>56
妙高さん
妙高「どうしました?摩耶ちゃん…頭抱えて」
摩耶「み…妙高さん…」
妙高「何か悩み事?」
摩耶「え…ぁ…」
妙高「ん?」ニッコリ
摩耶「……」
摩耶は一呼吸置き妙高に質問する
摩耶「妙高さん…もし仮に…仮にですよ?妙高さんが提督の事が…そ、その…すすす、好きかどうか…分からないとき…どうやって確認します…?//」
妙高「…えっと…つまり…自分が提督の事、好きなのかどうなるのかうやむやな気持ちをハッキリさせるにはどうすれば良いか…って事?」
摩耶「そ、そうです!それ!//」ズィ
妙高「んー…そうねやっぱり>>59とかかしら?」
お出かけに誘ってみる
摩耶「な、なるほど…」
妙高「嫌いじゃ無ければ絶対にOK貰える筈ですからね」
摩耶「で、でもよ妙高さん…誘うとして何処に行くんだ?」
妙高「え…うーん…>>66」
動物園とか?
摩耶「動物園…」
妙高「2人で動物を見ながら歩き回るの」
摩耶「うんうん、それでその後は!?」
妙高「その後?」
摩耶「動物を一緒に見まわってその後はどうするんだ妙高さん!」
妙高「え…えっと…>>70とか?」
夜戦
摩耶「夜戦!?夜戦するのか!?」
妙高「や、夜戦は夜戦…なんだけども…その…//」
摩耶「じゃあ、動物園は艤装つけたまま回らなきゃいけないのか…」マジマジ
妙高「あ、えっと…摩耶ちゃん?」
摩耶「なるほど…流石、妙高さんだ!ありがとうちょっと提督と会ってくる!」ダッ
妙高「あ…」
摩耶はそのまま妙高に背を向け走ってく
妙高「…な、那智が言ってた事だし…私は悪くないわね…」
――――――――――
―提督執務室―
バンッ!
摩耶「提督いるか!」
提督「摩耶…静かにドア開けろ…壊れる」
摩耶「え…ぁ…すまねぇ…」
提督「っで?どうしたんだ?」
摩耶「え、あ…あぁ…そ、そのな…」
提督「?」
摩耶「わ、わた…私と動物園に行かにゃいか!?//」(噛んだ
提督「動物園?」
摩耶「//」コクコクコクコク
提督「…>>75」
ガキなのか?
摩耶「はぁ!?」
提督「動物園なんて行く年じゃないだろもう…」ジー
摩耶「そ、そんなことねぇよ!」
提督「…そもそもいきなり動物園とかどうしたんだよ…摩耶らしくねぇ…何か企んでんのか?」
摩耶「うぇ!?そ、そそそそんなことねぇよ…//」
提督「わかりやす…」
摩耶「う、うるさい!」
提督「まぁ…動物園には行かない…絶対…」
摩耶「そ、そんなに嫌か!嫌いか!」
提督「>>80」
…脱走したライオンに追いかけられたことないからそんなこと言えるんだ
摩耶「は?ライオンに追い回されたのか?」
提督「そうだよ…提督になる前は俺は動物園の飼育員だったんだよ」
摩耶「初耳だな」
提督「聞かれてないし、言いたくなかったからな…っで、とある日にライオンが檻から逃げて騒ぎになって…俺はライオンに追い回されたのさ…」
摩耶「よく無事だったな…」
提督「たまたま、来園してたオフの艦娘に助けられた…実は提督になったのもそれがきっかけだったりもする…」
摩耶「へぇ…」
提督「だから動物園は嫌だ!」
摩耶「まぁ、そんな過去があるなら仕方ないけどよ…ライオンはなんで逃げたんだ?」
提督「俺がライオンの檻の鍵を閉め忘れたから」
摩耶「…」
提督「…」
摩耶「ださッ…」
提督「知ってる」
摩耶「うん、まぁ…動物園が嫌なのは分かった…じゃあ他の所にしよう!」
提督「なんでそんなに乗り気なの?」
摩耶「べ、別に…」
提督「ふぅん…まぁ、とりあえず今日は無理だぞ月一の提督の報告会があるからな…」
摩耶「お…おぅ…」
提督「んじゃ…留守番頼んだ…」ナデナデ
摩耶「ふぁッ!?//」
提督は摩耶の頭をポンポンと撫でて執務室を後にした
摩耶「…いってらっしゃい…//」
―入渠ドッグ 大浴場―
摩耶「…」ポケー
摩耶は1人湯船に浸かりながら天井を見上げていた
摩耶「…結局…このモヤモヤ感が解消されないままじゃねぇか…」
摩耶は口まで湯船につけてブクブクと息を吐き出し
摩耶「…(そもそも…提督の何処が良いのかもう一度、思い返してみたけど…)」
摩耶「……」
摩耶「…」
摩耶「なんもないな…」
摩耶はため息をつきながらさっき撫でられた頭に触れる
摩耶「…(ないんだけど…頭撫でられたとき凄い鼓動が早くなったんだよな…顔も熱くなったし//)」
摩耶が顔をほんのり赤らめていると浴場に誰かがやってきた>>98
シラフのポーラ
ガララ…
摩耶「ん?」
ポーラ(シラフ)「…」
摩耶「あれは…イタリア艦娘の…ポーラだっけ?」
ポーラはこちらには見向きもせず避けるように別の湯船につかり
摩耶「…そう言えば…まともに話したことなかったっけな…丁度良い…」ザバァ
摩耶は1人湯船に浸かるポーラに歩み寄り声を掛ける
摩耶「よう!」
ポー(シラフ)「!」ビクッ
摩耶「まともに話すのは初めてだな、1人なのか?」
ポーラ(シラフ)「…>>115」
は、はい……(ビクビク)
摩耶「…」
ポーラ(シラフ)「…」ビクビク
摩耶「…(なんでコイツビクビクしてんだ?まさか…あたしにビビってるのか?)」
ポーラ(シラフ)「…あ、あのあの…ま、まだ何か?」
摩耶「え…(コイツ…この前那智さんと呑んでる時となんか様子が違うよな…まさか…偽者?)」
ポーラ(シラフ)「…」ビクビク
摩耶「なぁ、お前…」
摩耶がポーラの肩に手を置く
ポーラ(シラフ)の反応>>124
嘔吐
ポーラ(シラフ)「ッぅ…」
ポーラは口元を押さえて一気に顔色が悪くなる
摩耶「ちょ、どうした!?」
ポーラ(シラフ)「うぷ…ぅ…ぅ…」
摩耶「…(この感じ…まさか…)」
ポーラ(シラフ)「ぅ…ぅぇ…」
摩耶「吐く気か!?待て待て待て!湯船は不味い!」
ポーラ(シラフ)「ぉ…ぉろ…」
摩耶「(どうする…このままじゃ…ぁ、そう言えば>>133に教えてもらったら吐き気を止める方法があった!それしかない!)」
※艦娘の名前と吐き気を抑える方法を書いてください。
隼鷹
首を絞める
摩耶「うぉぉ!南無三!」キュッ
ポーラ(シラフ)「きゅぇッ!?」
摩耶「ふう…危なかった…止まったな…」
ポーラ(シラフ)「ッ…は…ぃ…」
摩耶「ん?」
ポーラ(シラフ)「ぅ…ッ…ぁ…」ジタバタ
摩耶「なんだよ…ちゃんと話せよう…」スッ…
ポーラ(シラフ)「オリョリョリョリョ…」キラキラキラ
摩耶「は?」
ポーラ(シラフ)首を掴む力を緩めたその時、ポーラ(シラフ)の口からは酸化したoilが耐えられず
勢いよく飛び出し摩耶を襲ったのであった。
―――――――――
―数分後―
ポーラ(シラフ)「すみません…」
摩耶「いや…うん…いいよ…うん…ぜ、全然…き、気にしてないし…」
ポーラ(シラフ)「本当にすみません…」ゲザァ…
摩耶「風呂だったからすぐ流せたから大丈夫だって…」
ポーラ(シラフ)「…」ションボリ…
摩耶「…(気まずいな…そうだ!)」スクッ
摩耶「ポーラなんか飲むか?」
摩耶は自販機に向かいながら訪ね
ポーラ(シラフ)「え、いいですよ…悪い子とした上におごって貰うなんて…」
摩耶「こまけぇ事は気にすんな、っで何するよ」
ポーラ(シラフ)「じゃ…じゃあ…サッパリな>>143」
シャンパン
摩耶「シャンパンって…お前…んなもんある分けないだろ…」
“サッ”
ポーラ(シラフ)「この前はありましたよ…?」
摩耶「ねぇって…ほら見ろシャンパンなんて…」
再度、自販機に目をやると小さな瓶に入ったシャンパンが売っていた
摩耶「…売ってた…」
ポーラ(シラフ)「ね?」
摩耶「まぁ…あるなら仕方ないか…(てか、高いな…500円するじゃねぇか…)」
“ピッ” “ガコン”
摩耶「ほれ…シャンパン」
ポーラ(シラフ)「ありがとうございます」
摩耶からシャンパンを受け取ると蓋を開けてグビグビと飲み出す
摩耶「…(すげぇ勢いで飲むな…)」
ポーラ「プハァ――やっぱり風呂上がりはシャンパンですね~//」
摩耶「初耳だな…」
ポーラ「う~気分が良くなってきましたよ~//」
ポーラは摩耶にフラフラと近づいてゆく
摩耶「そりゃ良かったな」
ポーラ「んん~~//」
フラフラと近づいてゆくポーラは突如、摩耶に>>154する
キス
ポーラ「ん~ちゅー//」ガバッ
摩耶「ん…のわッ!?」ガシッ
ポーラが唇を近付けてくるのに気づき寸でで止める
ポーラ「あーなにするんですー?//」
摩耶「こっちの台詞だ!」
ポーラ「えー?キスですね!//」キリッ
摩耶「なんでだよ!?」
ポーラ「いやぁ…迷惑かけましたし~お返しを…//」
摩耶「今も現在進行形で迷惑かけてるんだよ!」
ポーラ「いやいや~そんな~//」グググッ
摩耶「ッ(ちょっ…なんてパワーだよ!マズい…押し負けるッ!)」
ファーストキスを奪われそうになる摩耶…だがこの後、まさかの展開が>>173
ザラによる教育的指導
ザラ「何をしてるんですポーラ?」
ポーラ「ッ!?」ゾワッ
摩耶「ん、お…ザラだっけ?頼む助けてくれ」
ザラ「ごめんなさいマーヤ…ポーラ今すぐそこから退きなさい…」
ポーラ「は、はい…」
摩耶「はぁ…助かった…ありがとうよ」
ザラ「いえいえ…こちらこそすみません…」
ザラは軽くお辞儀をする
ザラ「そう言えばさっき>>183さんが捜してましたよ」
摩耶「>>183が?わかった、すぐ行くじゃあな」タッタッタッ
ポーラ「わ、わたしぃも那智さん達と演習が…」
ザラ「おぅ…まぁ、とりあえず座れや…」
ポーラ「ひッ…」
天津風
摩耶「おーい、天津風いるかー?」コンコン
摩耶は天津風の部屋に来て呼びかけるが返事は無く
摩耶「入るぞ?」ガチャ
摩耶は天津風の部屋に入り中の様子をうかがう
天津風の部屋は>>187
整理整頓されてるファンシーな空間
摩耶「すげぇ…女の子っぽい…」キョロキョロ
天津風「摩耶さん」
摩耶「お…天津風、私に用事があるんだろ」
天津風「あ…はい…どうぞ中へ」
摩耶は天津風に続き部屋の中へ入る
摩耶「…で用事はなんだ?」
天津風「摩耶さんって>>192」
変態なんですか?
摩耶「ふぇあ!?な、なんだよいきなり!//」
天津風「いえ…ちょっと風の噂で聞いたので…どうなんですか?」
摩耶「え、いや…その…き、嫌いでは…ないな//」
天津風「やっぱり好きなんじゃないですか…」
摩耶「で、でも好きかどうかはわからない…//」
天津風「?」
摩耶「なんつーか…モヤモヤした感じなんだよ…//」
天津風「なるほど…」
摩耶「って…そんなこと聞いてどうすんだよ!//」
天津風「あぁ…気にしないで…別に言いふらしはしません」ニッコリ
摩耶「本当だろうな?」
天津風「えぇ、もちろん…まぁ、私はそれが真実かどうか確かめたかっただけなんです…わざわざ来て貰ってありがとうございます」
摩耶「お…おぅ…じゃあ、あたしは行くな…」
摩耶は部屋から立ち去った
天津風「…」スッ…
ピッ…プルルルル…ガチャ
天津風「あ…もしもし…例の噂…本当みたいです…はい…じゃあ約束の間宮のアイスお願いしますね」
摩耶「んーもうそろそろ晩飯にするか」
摩耶は天津風の部屋から出て食堂へ向かって歩きだす。
ー食堂ー
摩耶「…(ちょっと遅いから空いてていいな…静かに飯が食えそ…)」
ガチャ…
摩耶が食堂の扉を開けると中から居酒屋のごとく、やかましい声が響き渡る。
那智「よぉし!次は隼鷹の番らぞ!///」
隼鷹「よっしゃー、ショットグラスよこせやー///」
ポーラ「」
摩耶「んーもうそろそろ晩飯にするか」
摩耶は天津風の部屋から出て食堂へ向かって歩きだす。
ー食堂ー
摩耶「…(ちょっと遅いから空いてていいな…静かに飯が食えそ…)」
ガチャ…
摩耶が食堂の扉を開けると中から居酒屋のごとく、やかましい声が響き渡る。
那智「よぉし!次は隼鷹の番らぞ!///」
隼鷹「よっしゃー、ショットグラスよこせやー///」
ポーラ「隼鷹!///」
隼鷹「お?///」
那智「おい、先輩を呼び捨てかぁ?///」
ポーラ「ジョッキでいけや///」クイクイ
隼鷹「ジョッキとかいかねぇぞ…ここで飲み干さなきゃ、払うの私になんだからな!///」
ポーラ「…///」
隼鷹「…///」
那智《やァッてやろうじゃねぇかぁッ!!///》ジョッキダン!
隼鷹「お前が言うんかい!///」ビシッ
ポーラ「あっははは!///」
摩耶「静かに飯は無理そうだな…うん…」
とりあえず摩耶は酔いどれ3人から離れた席に座り注文を考える
すると>>201が声をかけてきた
夕張
夕張「摩耶さん今からご飯ですか?」
摩耶「お…夕張…そうだよ」
夕張「ご一緒良いですか?」
―――――――――
摩耶「夕張、お前こんな時間に飯食うんだな」モキュモキュ
夕張「いやぁ、今日はちょっとした面白い物を作っていたのでたまたまです」モグモグ
摩耶「面白いもん?」
夕張「はい、>>206です」
同型艦に変身できる装置
摩耶「へぇ…なんかスゴそうだな…」
夕張「そうでしょう、そうでしょう…ただ完成したのは良いんですけど問題がありましてね」
摩耶「問題?」
夕張「本当に同型艦に姿を変えれるのか分からないんですよ」
摩耶「…」
夕張「…」
摩耶「ちょっとトイレ行ってくるわ…」スッ…
夕張「お、お待ちください!」ガシッ
摩耶「離せよ!あたしは絶対やらないからな!」
夕張「先っちょ…先っちょだけで良いから!」
摩耶「信用できるか!大体…」
そのとき摩耶の脳裏に電流が走る
摩耶「…(待てよ…これ使えば…愛宕姉ぇや高雄姉ぇ、鳥海になって提督からあたしの事…聞き出せるんじゃ…)」
摩耶「夕張…」
夕張「はい?」
摩耶「詳しく聞こうじゃないか」
―次の日―
摩耶「ふぅ…さて…」スッ…
摩耶は昨日、夕張から借りた“同型艦に姿を変えれる”機械を手にし見つめる
摩耶「本当に大丈夫なのか…これ…爆発したりしないだろうな…」
“バンッ!”
摩耶「どぉっわ!?」
突如、部屋のドアが勢いよく開き摩耶は慌てて機械を布団の中に隠す。
>>218「ただいま…」
部屋に入ってきたのは夜間任務を終え帰ってきた姉妹艦の>>218だった
あたごん
摩耶「あ、愛宕姉ぇ…お帰り」
愛宕「ん~ただいまぁー摩耶ちゃん」ガバッ
摩耶「ちょっ…//」
愛宕「お姉ちゃん、つかれたわ~摩耶ちゃん」スリスリ
摩耶「わ、分かった分かったから!」
愛宕「ぐぅ…」
摩耶「だぁぁ!服ぐらい脱げ!」
―――――――
数分後…
あたごん「ぐぅ…スピー」
摩耶「ったく…世話がかかる…」
摩耶は愛宕の服を脱がして下着姿で布団に寝かせる
摩耶「はぁ…人前ならきちんと出来んのに…部屋に帰ってきたらこれだからな…」
摩耶と愛宕は同じ部屋で共に過ごしている、鳥海と高雄も同じである。
摩耶「まぁ…でもこれで…この機械を試せるな…」
摩耶は夕張のマシンを取り出す
摩耶「えっと…どうやって使うんだっけ…確か夕張が言ってたのは…>>223」
ベルトみたいに腰に巻いてスイッチオン
摩耶「…これか…」ポチッ
シ~ン…
摩耶「ん?壊れてぇアババババ!?」ビリビリビリ
摩耶がスイッチを押したあとしばらくして電流が身体全体に流れる
摩耶「がぁぁぁ!?」ビリビリビリ
電流が流れて数十秒、電流が止まり
摩耶「ッ…夕張…絶対後で…ん?」
なんとか意識を保っていた摩耶は自分の声の違和感に気づく
摩耶「声が…これって…」
摩耶は急いで鏡を見ると自分の姿が愛宕になっており
摩耶「は、はは…すげぇ…あたし愛宕姉ぇになってる…」
摩耶は自分の顔を触って確認し
摩耶「ってか…胸が苦しい…愛宕姉ぇ胸でかすぎてあたしの服がピチピチじゃねぇか…」
摩耶は自分の服を脱ぎ畳むと愛宕の服に着替えだす
摩耶「しかし…顔だけじゃなくて身体まで変わるなんてな…」
摩耶は着替えを終えると鏡の前に立ち最終確認する
摩耶「うしッ!どっからどう見ても愛宕姉ぇだな!」
摩耶はそう言うと部屋から出て鍵をかけて執務室に向かうがその途中>>239に呼び止められた
夕立
夕立「愛宕さん!捜したっぽい!」
愛宕(摩耶)「え…なんかあたしに用か?」
夕立「う、うん?…そうっぽい…けど…」ジィィ…
愛宕(摩耶)「…(しまった…いま愛宕姉ぇだったんだ…えっと愛宕姉ぇの話し方…)」
愛宕(摩耶)「ド、ドンナ用事ナノカシラ?」アセアセ
夕立「…えっとね…高雄さんが…提督に作戦結果報告しときなさい!って言ってた!」フンスフンス
愛宕(摩耶)「そ、そう…分かったわ今から向かう所だったのよ~ありがとうね夕立ちゃん//」
夕立「~♪」ソワソワ
愛宕(摩耶)「…?」
夕立「…?」
愛宕(摩耶)「あ、あの…どうしたの?」
夕立「え…今日はナデナデないの?」
愛宕(摩耶)「あ…あぁ~ごめんなさいね~疲れてて忘れてたわ!」ナデナデ
夕立「夜間任務だったっぽいもんね?」
愛宕(摩耶)「え、えぇ…じゃあ私は行くわね?」アセアセ
愛宕(摩耶)は足早にそのばから立ち去る
夕立「…>>244っぽい…」ボソッ
いつもの師匠のナデナデと違う
夕立「でも…見た目と匂いは愛宕さんだったぽい…」
夕立は愛宕(摩耶)の後をつけることにした
―――――――――
ー提督執務室ー
愛宕(摩耶)「…(ふぅ…ここまで来た…へましない様に愛宕姉ぇになりきらなきゃな…よし)」
“コンコンコン”
提督「開いてるぞ」
愛宕(摩耶)「失礼します」
提督「おぉ、愛宕か夜間任務お疲れさん」
愛宕(摩耶)「あ、いえ」
提督「で?夜間任務の完了報告か?」
愛宕(摩耶)「あ、うん…それもあるのだけど…」
提督「?」
愛宕(摩耶)「て、提督は…ま、摩耶…ちゃんの事は…そのどう思ってる?////」
提督「摩耶?」
愛宕(摩耶)「そ、そう!///」
提督「仕事はちゃんとするし…なんだかんだ言ってしっかり者だなぁ」
愛宕(摩耶)「そ、そうじゃ無くて!///」
提督「お、おぅ?」ビクッ
愛宕(摩耶)「その…あの…特別な…感情って言うか…特別な…あるだろう?////」
提督「ぇ…あぁ…そう言うやつか…そうだな…摩耶に対しては…」
愛宕(摩耶)「///」ドキドキ
提督「>>258だな」
頼りになるやつ
愛宕(摩耶)「お、おぉ…そうか…って…それも嬉しいけど…そうじゃなくて!//」
提督「ど、どうしたんだ愛宕…今日変だぞ!?」
愛宕(摩耶)「あ…えっと…あ~…じゃ…じゃあこれが最後の質問なので~」アセアセ
提督「う、うん?お…おぅ…(愛宕…疲れてるのかな?)」
愛宕(摩耶)「すぅ…はぁ…///」
提督「…(真剣な質問か?)」ゴクリ
愛宕(摩耶)「提督は…提督は摩耶…摩耶の事は…異性として…1人の女として好きですか!?///」
提督「ぇ…」
愛宕(摩耶)「ッ…(言い切った…言い切っちまった!///)」
提督「ぇ…えっと…」
愛宕(摩耶)「…////」
提督「>>266」
当たり前だ結婚したいくらい、だが嫌われてないか不安なんだ
愛宕(摩耶)「ッ…な…///」
提督「ぁ…///」
愛宕(摩耶)「へ、へへへー…そ、そそうなのー…///」
提督「あ、いや…愛宕…あの…こ、この事は…///」
愛宕(摩耶)「…(このまま…変身を解いて…私が摩耶だって…バラそうか…)///」
摩耶はそっとベルトへ手を伸ばし解除のボタンを押そうとする…
>>277コンマ下二桁
奇数で変身解除
偶数で…
ぞろ目は解除+摩耶さまが提督に…
ぽいぽい
摩耶は決意して解除ボタンを押す
“バチバチバチッ!”
提督「なッ!?愛宕!」
数十秒眩い電流が流れると少しだぼついた愛宕の服を来た摩耶がそこにいた。
摩耶「…///」
提督「ま…摩耶…?///」
摩耶「ぁ…あの…あた…あたし…///」
提督「ぇ…え?///」
摩耶「あれ…?///」ポロポロ…
摩耶「な、なんであたし泣いてんだ…///」
提督「…摩耶…///」
提督は摩耶の傍に寄り摩耶の涙を拭い
提督「ぁ…えっと…だな…さっき言ったあれな…その本当なんだが…///」
摩耶「…あたしも…あたしも…提督が…好きだったんだよ…でも…分かんなくて…どうしようも無くて…でもな…提督のさっきの言葉聞いたら…モヤモヤした感じが…消えちまったよ…///」ポロポロ…
提督「…摩耶…改めて言う…この先何があるか分からないが…でも、今の俺の気持ちは変わらない!///」
摩耶「うん…うん…///」
提督「だから…摩耶が良いなら…俺の傍にずっと居てくれ…///」
摩耶「…ぉう…ったり…前だろう…///」ポロポロ…
提督「摩耶…」
提督は摩耶の肩に手を添え顔を近づける。
摩耶「ッ!///」ビクッ
摩耶は近づいてくる提督の顔に目を瞑り摩耶は…>>281
※ラスト安価
夕立「お取り込み中っぽい?」
おぉう…なんか凄いことになってる(´・ω・`)
再安価でお願いしますね>>303
摩耶「ッん///」
提督「!?///」ビクッ
提督は一瞬驚いたが受け入れ摩耶を抱きしめ返す
そしてしばらくして二人は離れ見つめ合うと照れくさそうに目をそらしてつつ笑い合った。
この二人が今後起きる困難を乗り越え幸せな家庭をつくるのはまた別のお話…
終わり
はい、これにて完結です。
今回はけっこうサックリ終わってしまいましたね(笑)
次は久々にガルパンで書こうと思います…またその時はよろしくお願いします(´・ω・`)
このSSまとめへのコメント
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