仮面ライダーBLACK RX アナザーストーリー ~蘇れ、月の王子!~ (21)

仮面ライダーブラックRXにてシャドームーンを倒してしばらくしてからのお話です。
もしも的なアナザーストーリーです。
短編ですが2部構成ですので宜しくお願いいたします。

ゴルゴムのあの剣聖が復活するお話です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472187319

クライシス要塞

ジャーク将軍「RX討伐は失敗した。しかしシャドームーンと言う邪魔者を排除できたことは大変な功績だ、今回の失態は特別に不問としよう」

マリバロン「はっ!なんとありがたきお言葉…!」

ガテゾーン「しかし、かつてはゴルゴムの実質ナンバーワンと歌われたあの世紀王ことシャドームーンを打ち倒すとは…やはりRXはあなどれないぜ…」

ゲドリアン「弱点と言うものを克服した奴は不死身に近い…やっかいな奴だ…」

ボスガン「シャドームーンを排除できてもRX自体存在しているのだから現状何も変わらぬではないか…」

ジャーク将軍「そう焦るな…今日はそんな事もあろうかと客人を招いておる…」

マリバロン「客人?」

ジャーク将軍「左様。かつてブラックと互角以上の戦いを繰り広げたと言う猛者だ。よく来てくれた、剣聖ビルゲニアよ…」


BGM:https://www.youtube.com/watch?v=LSF0FkSL0pg


ビルゲニア「歓迎感謝いたしますぞ、ジャーク将軍」


マリバロン「貴様、ジャーク将軍に対して馴れ馴れしい!」

ビルゲニア「これはこれは、そんなに怒られては美しいお顔が台無しですぞ、マリバロン殿」

マリバロン「な…なにを!///」

ボスガン「ビルゲニア…聞いたことがある…かつてゴルゴムにて剣聖と呼ばれていた武人とな…」

ビルゲニア「俺も良く知っている。ボスガンと言えばゴルゴムと対を成すクライシスきっての騎士と」

ボスガン「むぅ」

ジャーク将軍「ビルゲニア、お主はかつて、地球を裏から牛耳ていた組織、ゴルゴムの幹部だ。そんなお主だからこそ頼みたい事がある」

ビルゲニア「分かっております将軍。あの忌々しいブラックサンを始末し、今度こそキングストーンを我が物とし…次こそは創世王の座を…」

マリバロン「お前が創世王の座を…?と言う事はいずれクライシス皇帝に歯向かうつもりか!!!」

ビルゲニア「そうは言っておりません。俺は創世王となった暁には、クライシス50億の民を受け入れる契約を交わして差し上げましょう」

ビルゲニアはマリバロンの手を優しくつかみ軽く口をつけた

マリバロン「!? な、なんと無礼知らずなっ…!!!///」

ジャーク将軍「良いではないかマリバロン!クライシス皇帝は遅かれ早かれ、ゴルゴムの創世王殿との会談を臨まれていた…それを南光太郎に阻止されてしまったのだ、奴を始末できるのはブラックを知り尽くしているビルゲニア以外いまい!」

ビルゲニア「賢明ですな、将軍。良いでしょう、手をお貸しします。ブラックサンは必ずこの俺が始末いたしましょう…」

ゲドリアン「まさかあのような男がゴルゴムの幹部だったとはな」

ガテゾーン「マリバロンの話では、一度奴はシャドームーンに切り裂かれ死んだはずだぜ」

ゲドリアン「ああ、だが奴は強靭な生命力で生き延びていた。それを発見したマリバロンが生命維持装置で傷を修復させたのだ」

ガテゾーン「マリバロンはあの男を利用するつもりか」

ゲドリアン「ああ、奴に伝えていないことが一つある。」

ボスガン「伝えていない事?」

ゲドリアン「あぁ、ビルゲニアの奴はブラックが太陽の力でパワーアップしている事実を知らない、いまだにRXではなく奴をただのブラックだと思っていることだ」

ボスガン「と言う事は奴は結局捨て駒と言うわけか…」

ゲドリアン「ジャーク将軍は全て見透かしているのだよ!」

ガテゾーン「共倒れを企画してるってやつか…」

次回予告「君たちは覚えているだろうか、かつて、仮面ライダーブラックと死闘を繰り広げたあの男を。復習のため、野望のために剣聖は復活し、RXに牙をむく!そしてRXがピンチの時、大いなる月の光が舞い降りた!次回、仮面ライダーブラックRX! 蘇れ、月の王子! ぶっちぎるぜ!」

次回へ続きます
今日は予告程度で

クライシス要塞ではなくクライス要塞じゃなかったか?

>>8
失礼しました…夢中で書き込んでしまい…
訂正いたしますね!

空港にて


杏子「光太郎さん!」

克美「久しぶり!」

光太郎「杏子ちゃん!克美さん!久しぶり!元気だったかい?」


ジョー「二人とも兄貴の知り合いか?」

玲子「この二人が以前言っていた?」

光太郎「ああ、二人に紹介するよ!以前言ってた俺の知り合いの杏子ちゃんと克美さんだ!」

ジョー「俺は兄貴の親友、霞のジョーだ!宜しくな!二人とも!」

玲子「私は光太郎さんのガールフレンドの白鳥玲子です、二人とも宜しくね?」


杏子「こちらこそ玲子さん♪私も光太郎さんのガールフレンドなの♪よろしくね?」ぎゅ

光太郎「ちょ!杏子ちゃん!?」

玲子「あらあら♪こちらこそよろしくね♪杏子ちゃん♪」ぎゅ

光太郎「玲ちゃんまで!!!」

ジョー「両手に花だな兄貴!」

光太郎「おいおい!何とかしてくれよジョー!」

杏子「私のほうが光太郎さんとの付き合いは長いんだから!」

玲子「あら失礼ね!私だって光太郎さんと今までずっと一緒だったんだから!」

杏子「いーだ!」ぷい

玲子「ふんだ!」ぷい

光太郎「おいおい、二人とも仲良くしてくれよ…冗談じゃないぜ」

克美「あははは…!」

光太郎「克美さん?」

克美「久々に再会したらとんだ好青年になっててびっくりしたわ」

ジョー「昔の兄貴は今とは違ったのかい?」

克美「ええ、昔の光太郎さんはね凄く大変だったの…こんな爽やかな光太郎さんは初めてみたわ…」

ジョー「へえ、以外だなあ」

光太郎「それより、二人が日本に戻ってくるって聞いて驚いたよ!」

杏子「うん…私達ね、知っていたの…ゴルゴムが滅びてからも光太郎さんが仮面ライダーブラックRXとしてクライシス帝国と戦っている事も…」

克美「そして…信彦さんとの決着もついたのよね?」

光太郎「克美さん…すまない…だけどあいつは…」

克美「あの人が夢の中に現れて告げてくれたの…光太郎さんが最後に自分の暴走を止めてくれたって…」

杏子「だから私達は兄を止めてくれた光太郎さんにお礼を言いたくて…また日本に戻ってきたのよ」

光太郎「杏子ちゃん…克美さん…!」

玲子「え…兄って…?」

杏子「シャドームーン…秋月信彦は私の兄です…」

玲子「杏子ちゃん…そっか…杏子ちゃんも辛い思いをしていたのね…」

杏子「いえ…私は元気な光太郎さんを見れたことがとても嬉しい…!そしてこんな素敵なお友達ともめぐり合えて…!」

玲子「杏子ちゃん…(うるうる」

ジョー「くそ!泣かせやがるぜ…!(うるうる」

ショッピングモールにて

玲子「まぁ!杏子ちゃん!その服凄く可愛いわ!」

杏子「あ、ありがとう玲子さん!玲子さんもそのハイヒール凄くお洒落よ…!」

ジョー「さっきはいがみ合ってたのに急に仲良くなっちゃってるぜ兄貴…」


光太郎「まったく、二人は相変わらずなんだから!」

玲子「ほら!光太郎さんも見てよ!」

杏子「そうよ!久々に再開したんだから!」



克美「ふふ、やっぱり日本に戻ってきてよかった…」

ジョー「今、俺や兄貴はクライシスと日夜戦っているんだぜ…こんな状況に戻ってきて大丈夫だったのか?」

克美「ええ、以前より大変な戦いなのよね…でも…こんな状況で何処へ逃げても結果は一緒…それなら私は…信彦さんが眠るこの日本で…光太郎さんの戦いを見届けたいの」

ジョー「そっか、兄貴もきっと喜ぶぜ!それに亡くなった信彦さんもな!」

克美「ありがとう、ジョーさん」

ジョー「ま、克美さんも兄貴達と買い物を楽しんでくれよ!俺はちょっと腹が減ったから買い食いしてくら!」

克美「ま、食いしん坊さん!」

ジョー「へへ、腹が減ってはクライシスとは戦えないってね!皆の分も買ってくるから待ってなよ!」

克美「ええ、ありがとう!」

光太郎「あ!ジョー!お前ずるいぞ!」

玲子「光太郎さん荷物もって!」

杏子「玲子さん!次はあっち行きましょう!」

光太郎「まったく、冗談じゃないぜ…」

ジョー「はぁ食った食った!兄貴や克美さん達のハンバーガーも買ったし、これから戻るとするか!」

ゴロゴロゴロ…

ジョー「雷…なんだ?晴れてるのに…」

??「貴様が霞のジョーか…」

ジョー「む…貴様は誰だ!?」

ビルゲニア「俺の名はビルゲニア…かつてゴルゴムに居た、本来であれば世紀王になる存在だった男だ…」

ジョー「ゴルゴムだって!?兄貴がかつて戦っていたあの…!」

ビルゲニア「今はわけあってクライシスなんぞに肩入れしているが、いつかこの俺がキングストーンを手に入れ創世王になる!」

ジョー「ふざけるな!ゴルゴムはもう崩壊した!お前の居場所はもう何処にもないんだ!諦めやがれ!」

ビルゲニア「ふん!まずは貴様の力を確かめさせて貰う!ビルセイバー!」チャキ

ジョー「させるか!」チャキ!

ビルゲニア「ほう…貴様、改造人間だけあって中々の実力だな…!だがこれならどうだ!ビルセイバー、ダークストーム!!!!!」

ジョー「ぐわあああ!!!!」

ビルゲニア「ふん、あっけないな…クライシスの技術とやらもこの程度か…まあ良い、こいつは人質とさせて貰おう…」

ジョー「お、俺をどうするつもりだ?」

ビルゲニア「そうだな…貴様には吐いて貰おう…シャドームーンの亡骸がある場所を…」

ジョー「ふ、ふざけるな!兄貴の親友が眠る墓の場所を…誰が教えるものか!」

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