【艦これ】総司令部日報 (236)

※注意
・艦隊これくしょんのSSで、もしも海軍司令部がこんな場所だったら、と言った感じの話です。

・人名、地名が出てきます。

・誤字脱字、妙な改行があるかもしれません。

・若干不定期更新です。

・下記のスレの続編です。
 【艦これ】総司令部日誌
 【艦これ】総司令部日誌 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459514053/)

・総司令部編とは関係ない1作品前のスレ
 【艦これ】艦娘達の珍解答
 【艦これ】艦娘達の珍解答 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469363565/)


それでも大丈夫と言う方はどうぞ。

お手柔らかに見ていただければ幸いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472038499

【総司令部の一コマ】

 ―7時過ぎ、日本海軍総司令部・講堂―

提督「それでは本日も、皆さん一致団結して深海棲艦との戦いに臨み、平和な海を取り戻せるように頑張りましょう」

艦娘達『はい!』


 ―8時過ぎ、食堂―

司令長官「ああっ、ちょっと黎明君!今占いのコーナーやるんだからチャンネル変えないでよ!」

提督「見てると箸が進まないじゃないですか」

雲龍「まあまあ…占いも面白いし、戻してあげたらどうかしら?」

提督「……仕方ないですねぇ」ピッ

司令長官(……黎明君、雲龍君の言う事は断れないんだなぁ……)


 ―10時過ぎ、執務室―

提督「では、三日月さんを旗艦に、菊月さん、名取さん、高雄さん、龍驤さんはキス島沖へ出撃してください。目的は、三日月さん、菊月さんの練度向上です」

三日月&菊月&川内&高雄『はい!』

龍驤「えーと……きみぃ……」コソコソ

提督「はい?」

龍驤「なんであんな、名取と高雄はんなんてバインバインコンビとウチを同じ艦隊にしたの?いやがらせ?」

提督「被害妄想です」


 ―11時半過ぎ、≪万屋・明石≫―

明石「すみません提督……さっきアイオワさんがコーラを買い占めて……」

Iowa(以下アイオワ)「仕方ないじゃない!アメリカじゃコーラはソウルフード…いえ、ソウルドリンクよ!」

提督「だからって買い占めはいけません。他の皆さんも買うんですから」

アイオワ「でも~…」プシッ、ゴキュゴキュ

提督「今飲まないでください」

 ―13時過ぎ、執務室―

五十鈴「あ~……しまったぁ、タッチの差で間に合わなかったか……」(15時間遠征から帰ってきたところ)

提督「何がですか?」

五十鈴「間宮さんの食堂……13時までだったでしょ?」

提督「ああ、それなら大丈夫ですよ。五十鈴さん達6人分の食事をとっておいてありますので」

五十鈴「ホント?よかったぁ~…」


 ―14時半前、執務室―

霧島「失礼します、司令!」ガチャッ

提督「どうかしましたか?」

霧島「戦艦寮で、金剛お姉様とウォースパイトさんが喧嘩を…」

提督「またどうして」

霧島「それが……今日の3時の紅茶の茶葉はダージリンかアッサムかで揉めて……」

提督「………チッ」


 ―16時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―

間宮「いらっしゃいませー!って、あら?」

提督「どうも」

雲龍「こんにちは」ペコリ

間宮「夫婦そろって…どうしたんですか?」

雲龍「今日は間宮さんの所で、私達2人でスイーツでも食べようかと思いまして…」

提督「まあ、仕事が少し長引いてしまってこんな微妙な時間になってしまいましたが…」

間宮「あらあら……それじゃ、夫婦水入らずで、ってやつですね!きゃー!」

提督「微妙に違う気がしますが………」

 ―19時過ぎ、食堂―

衣笠「ごちになるね、提督!」パクパク

提督「いえ、別にこのくらい……」

TV<ワー、ワー

衣笠「?」

TV<キャーッ!!

衣笠「ぶふっ!?」

提督「」

衣笠「………あ、ゴメンなさい……」


 ―22時過ぎ、執務室―

提督「今日も私は徹夜ですし、先に休んでくださって構いませんよ」

雲龍「分かったわ……でも、貴方もあまり無理はしないでね?」

提督「大丈夫ですよ、このくらい」

雲龍「じゃあ…おやすみなさい」

提督「ええ、おやすみなさい」

パタン

提督「…………さて、頑張りますか」カリカリカリ


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪提督/斑 黎明(まだら れいめい)≫

総司令部編の主人公。関東地方・東京第壱鎮守府の司令官であり、関東地方の代表提督。また、新日本海軍司令長官・軍乃 盾間の補佐を務めている。性別は

男性で、年齢は27歳。容姿は自己評価で『中の下』。勤勉で真面目な仕事人間で、物事を深読みしすぎてしまう事もある。少し前までは尖っていて、鎮守府の

艦娘達を怖がらせてしまう事もしばしばあったが、雲龍とケッコンカッコカリしてからは少し丸くなった様子。本来の提督業の仕事に加えて、総司令部としての

仕事もあるため、なかなか仕事が消化できない。物心ついたときから親類がいない、元々一般の社会人と、他と比べて奇妙な経歴を持っている。海軍に入隊した

のは、仕事をクビになり途方に暮れていたところを友人に誘われたから。前述の通り雲龍とケッコンカッコカリを済ませており、雲龍のふわふわした雰囲気と

マイペースな性格に惹かれた。日々、各方面の問題、鎮守府内のトラブルに引っ張りまわされている。

好きな言葉は『謹厳実直』。

※今現在>>1の未所持(図鑑に登録されていない)艦娘一覧(図鑑順)

・舞風  ・大和  ・矢矧  ・武蔵  ・香取  ・伊401  ・Bismarck  ・Prinz Eugen  ・大鯨(龍鳳)  ・朝雲

・秋月  ・照月  ・高波  ・朝霜  ・U-511(呂-500)  ・Graf Zeppelin  ・Roma  ・Aquila  ・秋津洲

・瑞穂  ・沖波  ・親潮  ・海風  ・春風  ・伊26


※上記の艦の内、総司令部にはいる設定の艦娘

・舞風  ・大和  ・武蔵  ・香取  ・伊401  ・Bismarck  ・秋月  ・照月  ・U-511(呂-500)  ・Roma  ・秋津洲

【前スレからのリクエスト状況】

・真面目長門&ながもん長門  ・観艦式  ・雲龍の戦い  ・深海提督のケッコン生活  ・戦場の雲龍型


これらのリクエストは漸次消化していきます。

今日はここまでにします。

今スレでもよろしくお願いいたします。

次回の投下では、ちょっとした小ネタを投下していきます。前スレからのリクエストは、その後に消化していく感じです。


リクエストは随時受け付けておりますので、お気軽に。

感想等もあればお気軽にどうぞ。

それでは。



>>4にて早速間違い。

三日月&菊月&川内&高雄『はい!』 →三日月&菊月&名取&高雄『はい!』

名取の所が川内になっていました。すみません。

>>8
z1旗艦での大和レシピかE1周回がてっとり早いかな

Warspite「Fier! Fier!!Fier!!!」
Prinz Eugen「ふぉいゃ?ふぉいゃ?」
演習で並べたら可愛かったのでそんなセリフの子他にもいたらセットでリクしたいです

こんにちは、>>1です。

今日は、昼の部と夜に分けて投下します。

昼の部では、雲龍の話を書いていきます。

>>13
  うーん…ちょっと考えてみます。

それでは、投下していきます。

【何気ないやり取り】

 ―10時過ぎ、執務室―

雲龍「提督…」

提督「どうかしましたか?」

雲龍「この後、天城と葛城と外に食事を食べに行く約束があって…帰りが遅くなるかもしれないのだけれど…」

提督「別に構いませんよ。姉妹の食事を、妨げる理由はありませんし」

雲龍「ごめんなさい……あ、それと…」

提督「?」

雲龍「今日は……一緒に寝てもいいかしら?」

提督「………もちろんですよ」

雲龍「ありがとう……ね」


 ―22時半過ぎ、提督の私室―

ガチャッ

雲龍「提督………こんばんは」ペコリ

提督「布団の用意まで……すみません」

雲龍「ううん、気にしないで。あなたが忙しいのは分かってるから」

提督「…ありがとうございます」

 ―布団の中―

提督「そう言えば、天城さん達との食事は如何でしたか?」

雲龍「とても美味しかったわ」

提督「どこに食べに行ったんですか?」

雲龍「ええと……葛城が見つけた洋食屋で…」

提督「ほう…予定が空いていれば私も行ってみたいですね」

雲龍「じゃあその時は、私達3姉妹と行く?」

提督「それもいいですが…貴女と2人きりでも行ってみたいです」

雲龍「……ふふっ。そう言ってくれると、嬉しいわね」

提督「………」

雲龍「ところで、提督はいつも1人で寝る時はベットだったわよね?」

提督「……ええ」

雲龍「煎餅布団でも大丈夫かしら?今更だけど…」

提督「……私は別に、煎餅布団でも寝れますよ」

雲龍「そう………よかった…」

提督「………」

雲龍「……?提督?」

提督「……ZZZ……ZZZ…」

雲龍「………寝ちゃったか…」

雲龍(もっと、色々な事をしてみたいけど…でも提督はいつも仕事で疲れてるし……)

チュッ

雲龍(今はこうして一緒に寝られることだけでも、幸せと思わなくちゃ)

雲龍「………おやすみなさい」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪雲龍≫

雲龍型正規空母一番艦。艦娘No.201(改はNo.206)。雲のように見える癖のある銀髪と、金色の眠たげな瞳が特徴の、ぽやぽやした雰囲気のお姉さん。感情の

起伏が乏しく、物静かで何を考えているのかよくわからない感じだが、根は至って真面目。戦時急造艦だったせいか、ずっと質素な食生活を送っていたせいで、

ちょっと前までは現代の食べ物を食べる度に腹痛を催していたが、最近は慣れてきた模様。提督とケッコンカッコカリし、まったりと結婚生活を送っているが、

提督が多忙なため、もっと二人で色々してみたいという願望がある。妹たちとの仲も良好で、特に天城のことを可愛がっている。

好きな言葉は『待てば海路の日和あり』。

一旦ここで切ります。

次の投下は、本日の夜を予定しております。

感想等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。

こんばんは、>>1です。

夜の部では、司令長官の話を書いていきます。

それでは、投下していきます。

【新しい手伝い】

 ―14時過ぎ、執務室―

提督「…………」カリカリカリ

コンコン

提督「はい」

司令長官「失礼するよ、黎明君」ガチャ

提督「どうしましたか?」

司令長官「この書類、できたから目を通しておいてね」スッ

提督「あ、はい。分かりました」

司令長官「じゃ、儂は戻るね」

パタン

提督「…………おかしい」

雲龍「?何がかしら?」

提督「司令長官の書類処理スピードが上がっている……」

雲龍「それは喜ばしい事じゃ……」

提督「いえ、あのへっぽこな司令長官がここまでできるとは思いませんし…何かありますね」

雲龍「何か、って?」

提督「それを確かめてみましょうか」ガタッ

 ―数分後、司令長官執務室―

江風「ほらほら、司令長官!ここまた間違ッてンぞ!」

司令長官「え?あ、ホントだ……」

江風「早く仕事片付けねェと、間宮さんトコのかき氷無くなッちまうぜ~!」

司令長官「ゴメンゴメン…すぐに直すから…」

江風「ッと、この書類チェックだ。頼むぜ」

司令長官「ん。了解」


提督&雲龍「ああ、そういう事(ですか)」


司令長官&江風「!!?」ビクゥ

提督「驚きすぎでしょう」

江風「な、何だ…誰かと思えば提督と雲龍センパイか…」

司令長官「ノックぐらいしてよ……」

提督「最近司令長官の仕事スピードが上がったと思ったら……」チラッ

江風「?」

提督「……まさか、買収するとは」

司令長官「何で君は、儂が真面目に働きだしたって考えに至らないんだ」

江風「イヤイヤイヤ!違うンだよ提督!これはあたしが好きでやってる事で!」

提督「え?」

江風「ほら、司令長官には日頃から相談事とかに乗ッてもらッてるから…そのお礼も兼ねてッて…」

司令長官「江風君、結構仕事ができる子でねぇ…いやぁ、助かってるよ」

提督「………まあ、司令長官は人を買収をするような人柄ではありませんし、そんな頭もないですし…分かりました」

司令長官「君さぁ、さらっと儂をディスるの止めてくれない?」

提督「しかし、司令長官の手伝いばかりしていると、白露型の皆さんと遊んだりできないのでは?」

江風「いや、流石にそれは無いさ。白露の姉貴たちや他の皆との約束があッたらそッちを優先してる。ま、暇な時はここにいるッて感じだな」

提督「なるほど………江風さん」

江風「ん?」

提督「まさかとは思いますが、司令長官から無理やりやらされているなんてことはありませんよね?」

江風「だからそれはねェッて」

提督「………分かりました。江風さんがそうしたいと思うのでしたら、そうしてくださって構いません。ただ…」ジロッ

司令長官「?」

提督「過労で倒れさせたりしたら、ただじゃ済ましませんよ」

司令長官「大丈夫だって、ホント」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪司令長官/軍乃 盾間(いくさの じゅんま)≫

新日本海軍二代目司令長官。性別は男性で、年齢は47歳。少し太り気味な、恰幅の良い体格をしていて、性格は温厚・おおらか。仕事はやればできる方だが、

前までサボり癖があった。今では江風がたまに手伝ってくれているため、仕事のスピードは上がっている。法律やルールに固執する事を嫌い、多少自由でもまあ

良いじゃないかという考えを持っているため、(主に斑提督の)多少の越権行為も見て見ぬフリをしている。その性格と年長者ゆえか、艦娘達からもよく相談を

受ける事が多い。人を見る目はあり、全国の提督達の性格をほぼ把握している。提督からの暴言、折檻も最後には許すくらいには気が大きい。

好きな言葉は『治に居て乱を忘れず』。

≪江風≫

白露型駆逐艦九番艦。艦娘No.259(改二はNo.269)。赤紅色のロングヘアーとバランスのいい体が特徴の、血気盛んな女の子。とても好戦的で、深海棲艦との

戦いも楽しみながらやっているように見える。他の白露型の皆と仲が良く、白露とはよく競争をしている。元々提督の事が好きだったが、雲龍がケッコンカッコ

カリしたことでかなりのショックを受けている。司令長官に良く相談事をしているせいか、司令長官とはとても仲が良く、時間がある時は仕事を手伝っている。

夜戦も好きなため、川内と一緒に夜戦に行く事も多々ある。海風が来る日をずっと待っている。

好きな言葉は『櫛風沐雨』。

今日はここまでにします。

次回の投下では、ちょっとした小ネタをいくつか投下していきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。





乙作戦での掘りは向かないと痛感。

こんにちは、>>1です。

今日は、昼の部と夜の部に分けて、小ネタをいくつか投下していきます。

それでは、投下します。

【水着】

 ―14時過ぎ、執務室―

ミーンミンミンミン・・・

吹雪「…あ、暑いですねぇ……」グデー

提督「そうですねぇ」カリカリカリカリ

吹雪「司令官は暑くないんですか?半袖とはいえ、そんな軍服をぴっちり着て…」

提督「ここは冷房が効いていますし、心頭滅却すれば火もまた涼し、と言う言葉もあります」

吹雪「司令官は凄いですねぇ…」

提督「……しかし、この暑さも異常らしいですしね」

吹雪「ええ、NASAも今年が最も暑いって言ってましたし…」

提督「こう暑いと、冷たいものが恋しくなります」

吹雪「そうですね、私もラムネとかを結構飲んでますし…」

提督「そして暑くなると……」

吹雪「?」


 ―15時前、休憩室―

白露「あ~つ~い~……」ノビーン

村雨「あら、白露ちゃんってば、顔に畳の痕ついてるわよ~?」

夕立「ふふっ、変ぽい」

時雨「畳の跡ってなかなか消えないよね…」


提督「水着で過ごす子が出てくる、と」

吹雪「ああ……」

提督「まあ、一部を除いた白露型の子たちは去年も水着でしたし…」


朧「神通先輩タフだよねぇ…こんな炎天下であんな訓練するなんて…」

漣「もうむりぽ……」フラフラ

潮「あっ、わっ、漣ちゃん大丈夫?」

曙「んもう…ほら、ポカリ飲みなさい」スッ

漣「ktkr!!」


提督「第七駆逐隊も去年はそうでしたからね」

吹雪「皆可愛らしい水着だね~」

曙「こっ、これは漣に着せられて!!」

朧「え?でも曙さっきは『水着は軽くて動きやすいわね…♪』って言ってなかったっけ?」

曙「あーあー!聞こえない!何にも聞こえない!!」


五十鈴「ちょっと~、五十鈴を置いてかないでよ」


提督「…貴女も水着になりましたか」

五十鈴「え?何か変?」

提督「もう少し恥じらいをですね…」

五十鈴「別にいいじゃない。こうも暑いとあの制服じゃ暑いのよ。特に胸が蒸れて―」


龍驤「」バキィ

流星妖精「彗星艦載機の羽が折れた!」

彗星妖精「この人でなし!」

提督「戦艦の方々も、イタリアさんは去年はそうでしたからまあいいとして…」

榛名「あっ、提督!こんにちは!」

提督「まさか……榛名さんが水着を着るとは…」

榛名「榛名は大丈夫です!」

提督「常識的に大丈夫じゃありません」

比叡「私は止めといた方がいいって言ったんですけど……」

榛名「でもこの暑さですと…普段の服では倒れてしまいそうです…」

提督「貴女の横の比叡さんはその普段の服で大丈夫みたいなんですけど」

比叡「気合!入れれば!暑さも気になりません!」

吹雪「おお!心頭滅却すれば火もまた涼し、ですね!」

比叡「そうそう、それです!」

提督「ふむ……」


提督「皆さんもう少し恥じらいを持ってもらいたいものです…深海棲艦と戦っているとはいえ、女性なんですし」

吹雪「ま、まあ…自分の水着を皆に披露したいって気持ちもありますから…」

提督「実際に海で見せればいいものを…」

吹雪「私達いつも海にいますけどね……」

提督「そう言う意味ではなくてですね…っと、大淀さんに用があったんでした」

吹雪「あ、大淀さんなら多分通信室にいると思います」

 ―数分後、通信室―

コンコン

提督「大淀さん、任務の件で話が…」ガチャ


大淀「あ……///」←水着


提督「あっ……たん、で…………」

吹雪「司令官?どうしたんで―あ」

大淀「あ、こ、これは………通信室は暑くて………決して新しく買った水着を見せようというわけでは………///」アタフタアタフタ

提督「………大淀さんがこれだと…」

提督「もう、ダメみたいですね………」

大淀「……なんか、ごめんなさい……///」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪大淀≫

大淀型軽巡洋艦一番艦。艦娘No.183。長い黒髪と青いヘアバンド、アンダーリムのメガネが特徴の、知的な感じのお姉さん。鎮守府では電文通信、作戦要綱作成

など、提督のサポートを主としている。だからと言って戦闘が不得手と言うわけではなく、腕っぷしはそれなりに強い。鎮守府を裏で操っているという、黒幕説

があるが、それは単なるイメージに過ぎず、実際は鎮守府を優しく見守っている。見た目に反して下着は結構きわどい。

好きな言葉は『有言実行』。

一旦ここで切ります。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた夜に。

こんばんは、>>1です。

投下を再開していきます。

【あだ名】

 ―数日前15時過ぎ、執務室―

水無月「睦月型駆逐艦、その六番艦、水無月だよ。遅れてごめん。皆、よろしくね!……えへへっ」


文月「ふわぁ、水無月ちゃんだぁ~」

水無月「おっ、ふみちゃん!久しぶり~」

長月「水無月だと?久しいな!」

菊月「おお、やっと会えたな」

水無月「ながなが、きくちん!久しぶり~!」

長月「なあ、その呼び方止めてくれないか…恥ずかしいぞ…」

菊月「菊月のことも、菊月と呼んでくれ。いくら菊月でもそれは恥ずかしい…」

水無月「え~?呼びやすいけどなぁ、ながながときくちん」

皐月「え、水無月?」ヒョコッ

水無月「あっ、さっちん!」

皐月「その呼び方は止めろよ~!恥ずかしいじゃんか~!」

水無月「え~……」


 ―翌日8時過ぎ、食堂―

提督「あ、おはようございます。水無月さん、ふみちゃんさん、さっちんさん、ながながさん、きくちんさん」

水無月「おはよ~」

文月&皐月&長月&菊月「あだ名にさん付けはやめてよ(くれ)!!」


【終わり】

【飛燕】

 ―数日前13時過ぎ、執務室―

大淀「提督!鎮守府に向けて、敵機接近中!」

提督「ただちに基地航空隊で迎撃しましょう。瑞鳳さん、基地航空隊の準備は?」

瑞鳳「上々です!」


 ―基地航空隊サイド―

飛燕妖精「行くぞ!この鎮守府は我々が何としても守り抜く!」

烈風妖精&紫電改二妖精「応!」

飛燕妖精「発艦始め!」

バルルルルルル

飛燕妖精「敵機発見、かかれぇ!」

ズガガガガガガ、ガガガガガ

ボゴフッ

新型艦載機「グオオオオオオオオ……」

飛燕妖精「よし!」


 ―同時刻、地上―

提督「やはり、飛燕さんは基地防空に秀でていますね。飛燕さんのいなかった春の大規模作戦の時より、鎮守府の被害が少ないです。あの拡張作戦を成功させて

   正解でした」

瑞鳳「かっこいいな~……飛燕…積みたいなぁ~…」

提督「あれは航空隊専用であって、空母に装備するものではありません」

瑞鳳「でも明石さんなら、何とか出来るかも……」

提督「明石さんはそんな万能じゃありませんよ」


【明石「え、できますよ?」 提督「やめろ」】

【ネイティブ】

 ―数日前18時過ぎ、執務室―

Warspite(以下ウォースパイト)「我が名は、Queen Elizabeth class Battleship Warspite! Everyone,よろしく頼むわね」


天龍「え、な、何だって?」

摩耶「ネイティブすぎて何言ってるかわからなかった……」

天龍「クイーン・エリザベス…って言ってたのは何となくわかったけど…」

金剛「Hey!そんなときは英国生まれのMeの出番ネー!」

天龍「おお、そうだな!」

摩耶「頼むぜ、金剛先輩!」

金剛「任せてくだサーイ!」


ウォースパイト「―――――――――――――――――――?」

金剛「―――――――――――!」

ウォースパイト「―――――――!――――――――――。――――?」

金剛「――――!」


天龍「なんて言ってたんだ?」

金剛「何言ってるのか全然分かんなかったネー!」

摩耶「おい」

※結局提督が何とかしてくれた。


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪水無月≫

睦月型駆逐艦六番艦。艦娘No.281。左右非対称の青いショートヘアと、ショートパンツが特徴の、活発な女の子。着任したてで実力はまだ未知数。睦月型の皆と

仲が良いが、その中でも皐月と、同じ第二十二駆逐隊の文月、長月、菊月とはとても仲が良く、あだ名で呼ぶ仲。ただしあだ名を呼ばれている当人たちは文月を

除き少し不満気味。笑い癖があるのか、いつもにこにこ笑っている。好きな花は朝顔。髪の毛のセットには少し時間を掛けている。

好きな言葉は『百花繚乱』。

今日はここまでにします。

次回の投下では、前スレからのリクエストにありました、雲龍の戦闘の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。





ウォースパイトの英語ネイティブ過ぎィ!

ウォースパイトさんの英語は理解できん、金剛やプリンツみたいなのならわかるんだが・・・
それとこのスレ見てたら葛城出ました、那k(ry

こんばんは、>>1です。

今日は、前スレからのリクエストにありました雲龍の戦闘の話を書いていきます。

>>45
  おめでとう(エヴァ風)


それでは、投下していきます。





二航戦新規&追加ボイスきたあああああああああああああああああああああ!!!

【珊瑚諸島で】

 ―14時過ぎ、珊瑚諸島沖・Cマス(敵任務部隊)―

雲龍「稼働機、発艦始め!」バシュシュシュッ

ボゴォゥ

空母ヲ級Flagship「ウアアアア……」撃沈

雲龍「ふぅ……敵衛無し。討伐完了ね」

長門「皆、大丈夫か?」

古鷹「ええ、問題ないです」

大井「こっちも、平気よ」

葛城「私は大丈夫だけど、雲龍姉は?」

雲龍「私は平気。隼鷹は…」

隼鷹「あー…ちょっと喰らったけどまだ行ける行ける」小破

雲龍「そう……このまま行こうと思うけど、行ける?」

隼鷹「別に大丈夫だって」

雲龍「なら、このまま進軍しましょう」

皆『了解!』


 ―数時間前、執務室―

雲龍「珊瑚諸島沖に?」

提督「ええ。そこへ向かう第一艦隊の旗艦を、貴女にやっていただきたいんです」

雲龍「旗艦は別に構いませんが…なぜ珊瑚諸島沖に?」

提督「大分前に南方海域を攻略する事は出来ましたが、中部海域の最初の海域・中部海域哨戒線は、他の鎮守府からの情報によると潜水母艦を連れて行けば

   戦闘が最も少なくかつ敵もそれほど強くない編成と戦う事になり、攻略が楽になるそうです」

雲龍「……そう言えば、うちに潜水母艦は…」

提督「いないです。しかも、今のところ確認されている潜水母艦の艦娘は大鯨さんのみ。そして見つかるのは沖ノ島沖戦闘哨戒と珊瑚諸島沖だけ。沖ノ島戦闘

   哨戒は前に一度出撃しましたがまだ戦力不足ですので、それなりに戦果も入る珊瑚諸島沖に行く事にします」

雲龍「…分かりました」


 ―珊瑚諸島沖・Dマス(敵機動部隊本隊)―

雲龍「さあ、もうすぐ会敵区域よ。気を引き締めて」

葛城「分かったわ!」

隼鷹「んー……」

長門「どうかしたか?」

隼鷹「いや、なんかさぁ…。雲龍さんって、ケッコンカッコカリしてからなんか変わった感じしない?」

長門「……そうだろうか」

隼鷹「そうだって。ケッコンする前なんてぽやぽやしてて不安な感じがしたじゃん」

大井「言われてみれば……」

古鷹「ああ…確かにそうかも」

葛城(なんだか雲龍姉が失礼な評価を受けてる気がする…)

雲龍(……珊瑚諸島沖の敵中枢艦隊には、装甲空母姫か南方棲戦鬼がいる…彼女たちは他の深海棲艦と比べて知能が高い…。彼女たちが狙うとしたら…)

雲龍「隼鷹、敵の艦載機と砲撃に注意して。大井も。他の」

隼鷹「え?お、おう」

大井「わ、分かりました…」

雲龍(おそらく、装甲の薄い彼女たちを先に狙う…と、思う)

葛城「…すごいね、雲龍姉」

雲龍「え、何が?」

葛城「だって前は、『まあ何とかなるわよ』ってやけに楽観的だったのに、隼鷹さんと大井さんに敵の攻撃に注意するように注意したりするし…」

雲龍「…そうかしら…」

雲龍(確かに……自分でも変に思えるくらい頭も冴えてる……前はこんな事は無かったけど……)

雲龍「!」ピクッ

雲龍「彩雲より入電!敵艦隊発見、距離8000、敵影6、南方棲戦鬼1、空母ヲ級Flagship2、戦艦タ級Elite1、駆逐ロ級Flagship2!」

隼鷹「あーらら…一番重い編成か……」

長門「ならば腕が鳴る…!」パキポキ

雲龍「艦隊、単縦陣!隼鷹、葛城は第一次航空隊発艦準備!長門は第一次航空隊発艦後、隼鷹の前について」

葛城「了解!」

隼鷹「ほいさっさ!」

長門「分かった!」

古鷹「敵艦発見!」

雲龍「第一次航空隊、発艦始め!」

シュシュシュ

隼鷹「んで、あたしが長門の後ろにと」ザザザ

長門「おそらく、敵の攻撃を警戒してのことだろう」

ズダダダダダダッダ

雲龍(不思議……艦載機の操作も、前より少し楽になった気がする……)

ドボン、ドボン、バシャン

雲龍「制空権確保!」

葛城「ヲ級Flagship2隻相手に…やった!」

大井「喜ぶのは早いわよ!私の甲標的、受けて見なさい!」

雲龍「大井、駆逐艦を狙って」

大井「え、はい。了解ですっ!」バシュッ

シューーーーーーーーン

ドゴゥ!

駆逐ロ級Flagship「ウォォォォォォォ…」撃沈

大井「よっし!」

古鷹「でも、航空戦で敵を沈められなかったのは残念だね…」

葛城(ねえ、雲龍姉…どうして大井さんに駆逐艦を狙わせたの?)ヒソヒソ

雲龍(大井は前の3回の戦闘で少し疲労している…。1回は潜水艦との戦いだったとはいえ、疲れで照準が狂う事はよくあるわ。迂闊に戦艦や空母を狙って

   ダメージが入りきらなかったら、敵を1隻も沈められずに苦戦を強いられるだろうし…)ヒソヒソ

葛城(そっか…)ヒソヒソ


 ―深海棲艦サイド―

南方棲戦鬼(くそっ……あの雷巡、おそらくこちらの戦力を削るためにタ級かヲ級を狙ってくると思ったが…まさか駆逐艦を狙うとは…)

戦艦タ級Elite(私とヲ級さんは南方棲戦鬼さんから回避行動の指示を受けていたから、おそらく雷巡の攻撃は避けられたはず…けど、駆逐艦の子たちは回避行動

        についての説明を受けてなかった…)

空母ヲ級Flagship(その上…私達は先の航空戦で艦載機をほとんど撃ち落とされた……これでは第二次攻撃でろくに攻撃できない…!)

南方棲戦鬼(しかも、ヲ級2隻の攻撃であの軽空母を潰そうと思ったが、あの戦艦が前にいるせいで攻撃も通らず……戦艦の装甲は厚い。もし、ヲ級の艦載機が

      撃ち落とされなかったとしても、軽空母に攻撃は届かなかったという事か……)


長門「ふん、焦ってるな」

隼鷹「雲龍さんの思ったより考えられていた作戦に舌を巻いてるんじゃね?」

雲龍「あまり褒めても何も出ないわよ。さ、戦闘始め!」

南方棲戦鬼(くそっ…こうなったらまともに戦うしかない…!狙いは、あの軽空母か雷巡!)ガシャン

長門「させぬ!っ撃てーーーーーーー!」

ドゴゴゥ

南方棲戦鬼「グッ……!?」中破

南方棲戦鬼(しまった…照準がズレて……)ドォォォン

隼鷹「あらよっと」ヒョイ

雲龍「ナイスよ、長門」

長門「どうってことない。さあ、トドメはお前が…」

雲龍「待って。まず他の艦を小破させないと…」

葛城「ああ、庇えないようにするためね」

雲龍「そういう事、第二次航空隊発艦!」シュシュシュッ

戦艦タ級Elite(高角砲で…迎え撃つしかない!)ズドドドドドン

ヒュンヒュヒュヒュン

戦艦タ級Elite(全て避けられた……!?)

ドゴオオオン!!!

戦艦タ級Elite「ウアァァァァァ……」撃沈

隼鷹「おお、ワンパン大破」

大井「壮観ねぇ」

古鷹「この隙に……撃てー!」ダァァァン

空母ヲ級Flagship「クッ…」中破

南方棲戦鬼(どういうことだ……ここまで我々が手玉に取られるとは…)

大井「海の藻屑となりなさいな!」ズダァァァン

駆逐ロ級Flagship「!?」撃沈

葛城「攻撃隊、発進!」ギューーーーン

バゴォォォォォ

空母ヲ級Flagship「グハッ……!」撃沈

長門「とどめだ、雲龍!」

雲龍「もちろん。第二次航空隊、発艦開始!」バルルルルルルル

南方棲戦鬼(馬鹿な……こうも簡単に我々が沈められるなど……!)

天山(六○一空)妖精『狙い、南方棲戦鬼!』

流星(六○一空)妖精『狙い、よーし!』

南方棲戦鬼(なぜ……どうして、こんな……)


雲龍「…………」キラーン


南方棲戦鬼「!」

南方棲戦鬼(……ケッコン、か)

ドオオオオオオオオオオオオオオオンン!!!


雲龍「全艦沈黙、戦闘終了ね」

長門「今回のMVPは間違いなく雲龍だな!」

古鷹「そうですね…的確な指示に攻撃、素晴らしいです!」

雲龍「……ありがとう、ね」



 ―17時半過ぎ、執務室―

提督「………ま、大鯨さんを見つけられなくては意味無いんですけどね」

皆『……はい』


【終わり】

今日はここまでにします。

前スレで雲龍の戦闘の話をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

次回の投下では、また小ネタをいくつか投下していきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。




2016夏イベ【迎撃!第二次マレー沖海戦】、皆さんお疲れ様でした。

>>1提督は、乙→丙→丙→丙難易度で攻略し、新たに水無月、天城、ウォースパイトを仲間に加えました。アクィラをドロップできなかったのは残念ですが、

代わりに天城がゲットできたのでまあ良しとします。

皆さんは如何でしたか?>>1的に今回のイベントは春とは打って変わって程よい難易度で楽しめたと思います。

(惜しむらくは、E-1攻略中にボスS勝利で伊8を2回ドロップしたので、そのどちらかを伊26にしてほしかった…)

E1とE2は連合艦隊じゃない分結構掘りやすかった
特に瑞穂、秋津洲のところが2戦で基地航空隊3セット動員出来てS勝利余裕だし

こんばんは、>>1です。

今日は、小ネタを少し投下していきます。

>>59
  あれ…瑞穂、秋津洲のドロップできるE-1って基地航空隊出せなかったんじゃ……


それでは、投下していきます。

【商売魂】

 ―17時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―

速吸「ふー…なんとか夏を乗り越えられましたね…」

間宮「そうねぇ、今年は異常なまでに暑かったし…」

伊良湖「これからは少しずつ涼しくなっていくと良いですね!」

間宮「そうね。じゃあ速吸ちゃん、悪いけどそのかき氷器、棚にしまっておいてくれるかしら?」

速吸「あ、しまっちゃうんですか?」

間宮「ええ、もう涼しくなるだろうし」

速吸「分かりました!」

ラジオ『えー、それでは来週一週間のニュースです』

速吸「ええと、この棚だったっけ…」

ラジオ『来週は水曜までは雨になる模様です。また、気温も高くなるため蒸し暑くなるでしょう』

間宮&伊良湖「」ピクッ

ラジオ『水曜以降は、再び気温が高くなりまた日差しの強い日になりそうです』

間宮&伊良湖『速吸ちゃん!』

速吸「は、はい!?」

間宮「かき氷器しまっちゃだめ!」

伊良湖「また来週から暑くなるから!」

速吸「え、でも…」

間宮「また暑くなったら駆逐艦の子たちがかき氷を欲しがるから!顧客のニーズに応えるのが飲食店だから!」

伊良湖「この前買ったシロップも余ってますから!このままじゃシロップのコストが無駄になっちゃうから!」

速吸(この人たち、艦娘ですよね……?)


【終わり】

【行動理由】

 ―16時半過ぎ、伊豆第壱拾参鎮守府・執務室―

Aquila(以下アクィラ)「艦隊帰投しましたー……」大破

第壱拾参鎮守府提督(以下瑞理)「お疲れさん…また派手にやられたね…」

アクィラ「ごめんなさいー……報告は陽炎さんに任せますので、入渠して来ていいですかー…?」

瑞理「うん、大丈夫だよ。ゆっくり入っといで」

アクィラ「失礼しまーす……」パタン

瑞理「うーん……なっかなかどうして…」

陽炎「…アクィラさん…装甲が軽空母よりも低いから敵の砲撃をもろに受けたらひとたまりもないのよねー……」

瑞理「困ったなぁ…改造すれば多少は強くなるけど、まだまだ先だねぇ…」

陽炎「……変な事言うようで悪いけど、アクィラさんってあまり正規空母としてはそれほど強くないって話じゃない?それなのに、わざわざ何度も出撃してまで

   仲間にするほどだったのかなー……って………」

瑞理「ふっ……分かってないねぇ、陽炎ちゃん」

陽炎「へ?」

陽炎(まさか、『艦娘なら皆仲間。仲間を迎え入れるのは当然』とか思ってるのかな……)

瑞理「苦労してまで仲間にした理由?決まってるじゃない」

陽炎「……」ゴクリ


瑞理「強かろうが弱かろうが可愛い女の子がいるって聞いたら全力で迎えに行くのが男ってもんだよ!」


陽炎「どんだけバカなの!?」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪瑞理 兆(みずり きざし)≫

中部東海地方・伊豆第壱拾参鎮守府の司令官。また、中部東海地方代表提督。性別は男性で、年齢は27歳。かつては‶最強の雪風提督‶と呼ばれるほどの強運の

持ち主だったが、最近はそうでもないっぽい。女癖が悪く軽薄なスケコマシだが、根は博愛主義者。その性格ゆえ、鎮守府の艦娘全員とケッコンカッコカリを

果たしており、ハーレムと化している。下らない理由から総司令部の斑提督とは犬猿の仲な状態にあり、互いに協力する姿勢を見せつつ裏切るチャンスを伺う

感じ。しかし戦果は国内トップであり、その戦術は司令長官も舌を巻くほど。同鎮守府に勤務している禊整備員と明石の恋を全面的に応援している。前述の通り

全ての艦娘とケッコンカッコカリしているが、最初にケッコンカッコカリした嫁艦は雪風。

好きな言葉は『据え膳食わぬは男の恥』。

今日はここまでにします。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

次回の投下では、前スレのリクエストにありましたながもん長門と真面目長門の話を書く予定です。

それではまた。





秋ボイス聞いて、水無月の長月の呼び方が本当に『ながなが』だったんで正直びっくりしている。

乙です
今回瑞理出てきたんで禊と明石お願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、前スレのリクエストにありました真面目長門とながもん長門の話を書いていきます。

>>65
  禊&明石、了解しました。


それでは、投下していきます。

【ながもん】

 ―16時過ぎ、休憩室―

睦月「でさー」

如月「へぇ~…そうなの」

皐月「知らなかったなぁ~」


長門「………」コツコツ


睦月「あ、長門さん!こんにちは~!」

長門「む?」

皐月「長門さん、こんにちは!」ペコリ

長門「睦月に皐月…如月もか」

如月「どうかしたんですか?」

長門「いや、な」

ギュッ

睦月&皐月「!?」

長門「いやぁ~、お前たちはいつも可愛いなぁ~!」スリスリ

睦月「わっ、わふっ…長門さん、どうしたの!?」

皐月「くすぐったいよぉ~!」

長門「いやぁ、可愛いものには目が無くてなぁ~」ナデナデナデ

如月「あぅ、あうぅぅ……///」


長門「………何をしてるんだ?」


睦月&如月&皐月「え?」

睦月「えーっと、つまりぃ……」

皐月「さっきボクだちに抱き付いてきたのは、別の鎮守府の長門さんって事?」

長門「ああ、その通りだ」

第弐拾伍鎮守府の長門(以下ながもん)「すまんな、私は第弐拾伍鎮守府の長門だ。先ほどは済まなかったな」

睦月「いや、それはいいんだけどぉ……」

如月「私達の鎮守府の長門さんとは大違いね…」

長門「…大体想像がつくが、何をしたんだ?」

睦月「『お前たちはいつも可愛いなぁ~』って言いながら睦月と皐月ちゃんを抱きしめて……」

如月「私の頭をわしゃわしゃ撫でて来て…」

長門「………まったく、ビッグセブンの名が泣くぞ…」

ながもん「失礼な。私は自分の感情に素直になってるだけさ。私は可愛いものが好きでね」

長門「だからって、他人の鎮守府の駆逐艦にまで抱き付くのは如何なものかと思うが?」

ながもん「それについては済まないと思っている。だが、彼女たちもウチの鎮守府のみなと同様、いやそれ以上に可愛い気がして…」

長門「発想がもはや犯罪者だぞ」

ながもん「私は悪くはないさ。皆が可愛いのが悪い」

長門「発言まで犯罪者だぞ」


提督「………何してるんですか、」


長門&ながもん「?」

 ―数分後―

提督「私はどちらかと言えば真面目な方の長門さんを重宝しています」

長門「やはりな」フンッ

ながもん「?」

提督「第弐拾伍鎮守府の提督に聞いた話ですが、そちらの長門さんは駆逐艦の子たちを危険な海域に投入させまいと、発案に対して口を出しているそうですね。

   そんな個人の感情で艦隊の運用を左右するのは、正直言ってビッグセブン以前に海軍として失格です」

ながもん「ぐぬっ……」

長門「だろうな」

提督「まあ、個人の感情を艦隊運営にまで挟むのは論外ですが、艦隊運営に支障が出ない程度にはまあ構わないと思います」

ながもん「そうか…確かにそうだな」

提督「あと、他人の鎮守府の駆逐艦の子まで手籠めにするのは止めてください」

ながもん「うむ………」


 ―17時過ぎ―

ながもん「それでは、失礼するぞ!」

提督「お気をつけてお帰り下さい」

パタン

提督「……まあ、鎮守府の環境によって艦娘の性格にずれが生じるのはよくあることですので、気を悪くしないでください」

睦月「ううん、別に気を悪くなんてしてないよ?」

如月「むしろ、真面目な長門さんもあんな感じの面があるんだなぁって」

皐月「得した気分だよ!」

長門「……私のイメージが……」ズーン

提督「貴女は真面目なままでいてください」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪長門≫

長門型戦艦一番艦。艦娘No.1。ロングストレートの黒髪と、赤い瞳が特徴の勇ましいお姉さん。ビッグセブンの一人であることを誇りに思っており、鎮守府の

皆からはとても頼りにされている。戦闘の腕はピカイチで、デスクワークも得意。さらに頭も冴えているため、提督代理業を任されることもある。軍艦・長門の

最期がアメリカにまつわる事から、前まではアメリカのことを毛嫌いしていたがアイオワとの交流を経てその面は無くなった。料理・ファッションには疎い。

好きな言葉は『有言実行』。

今日はここまでにします。

前スレで真面目長門&ながもん長門の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

次の投下では、また小ネタをいくつか投下していきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。





>>1的には真面目な長門の方が好き。

乙です
浴衣秋月ちゃんお願いします

今朝ローソンのカレーパン食べたんで足柄さんお願いします

乙です
望月リクしたいです

こんばんは、>>1です。

今日は、小ネタを少し投下していきます。

>>77,>>80,>>81
 秋月、足柄、望月、了解しました。

それでは、投下していきます。

【記録課】

 ―15時過ぎ、記録課―

鳥海「お茶が入りました」

霧島「あ、ありがとうございます」ペコリ

鳥海「いえいえ。それにしても、記録課にも大分余裕ができましたよね」

霧島「そうですね…ついこの間までは7徹なんてあったくらいなのに、今は夜にちゃんと寝られますから…」

鳥海「これも、司令官さんと妖精さんが仕事を引き受けてくれたから…」

霧島「まあ、最初からそうすればよかったじゃない、っていうのは内緒ですけど」

鳥海「そうですね」フフッ

霧島「それにしても、目の下の隈、消えてないですよ…」

鳥海「それを言ったら霧島さんだって」

霧島「はぁ……。私も女性だからお肌には敏感なのに……」

鳥海「目の下の隈って、感じ悪いって感じしますよね…」

霧島「特に女性のは…陰気、不潔ってイメージが強いですし」

鳥海「何とかしないと……」

霧島「明石さんなら何とかしてくれますかね?」

鳥海「そうですね、今度聞いてみましょうか」

霧島「よし、じゃあまた仕事を再開しますか」

鳥海「はい!」


【終わり】

【友情崩壊】

 ―16時過ぎ、執務室―

コンコン

提督「はい」

暁「失礼するわね、司令官」

提督「何か御用ですか?」

暁「マリ○カートを貸してほしいんだけど…」

提督「ああ、そう言えば第六駆逐隊は今日は非番でしたね」

暁「それで暇になっちゃって、この前借りたゲームをしようかと」

提督「そういう事ならわかりました。取ってきますので少し待っていてください」


 ―数分後、休憩室―

暁「借りてきたわよ~!」

響「じゃあ早速やろうか」

雷「ふっふ~ん、攻略サイトとか見てばっちりよ!」

電「い、電も頑張るのです!」

暁「じゃあキャラを選んでと…」カチカチ


暁「あっ、響!暁のスター返してよ!」

響「これも戦略だよ、暁」

ビシャーン

雷「ふっふっふー!これこそ秘儀、‶1位サンダー‶よ!」

響「卑劣な…っ!」

電「電はキラーで無事なのです」キィィィィィィィン

雷「なんですって―あーコースアウトォ!!」


 ―19時過ぎ、食堂―

暁「………」ツーン

響「………」ツーン

雷「………」ツーン

電「………」ツーン

葛城「あの子たち、何かあったの?」

提督「このゲームのせいですよ、多分」スッ

葛城「あー…友情崩壊ゲームか……」


【終わり】

【腕前】

 ―数日後15時過ぎ、執務室―

暁「そう言えば、司令長官もあのゲームやるの?」

司令長官「あー、あのゲームね。儂もたまにやるよ」

暁「司令長官って、どれくらいの強さなんだろ…」

響「ぜひ腕前を見てみたいね」

司令長官「そうだねぇ…じゃあ、試しに儂とやってみる?」


 ―16時過ぎ、休憩室―

暁「それじゃ、行くわよー!」

響「司令長官、本気で行くからね」

司令長官「久々だから、腕が鈍っているかもしれないけど……」


START!

……

GOAL!!


暁&響「」

司令長官「あ~、久々だけど楽しかったねぇ」1位

暁(一回も抜けなかった……ですって?)3位

響(この司令長官………できる!)2位


【終わり】

今日はここまでにします。

次回の投下では、季節が季節なのでリクエストにありました秋月の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。






早すぎると思うけど、次スレの予定は‶続・海軍の艦娘ジョーク集‶です。

こんばんは、>>1です。

今日は、キリ番安価にありました秋月の話を書いていきます。

それでは、投下していきます。

【浴衣】

 ―17時過ぎ、執務室―

リンリンリンリンリン・・・・

秋月「虫の音も、もうすっかり秋の色ですね…」

提督「そうですねぇ。この前まで、セミの鳴き声でうんざりしていたというのに」

秋月「まあまあ、それも夏の風物詩と言う事で…」

提督「…それもありですね」

秋月「あ、そう言えば提督」

提督「はい?」

秋月「今度の日曜、近くの商店街でお祭りがあるんですよ」

提督「ああ、そう言えば毎年この時期にやってましたね」

秋月「それで、今年は秋月も浴衣を買いまして、着て行こうと思うんです」

提督「それはいいですねぇ」

秋月「それで、その……提督から見た浴衣の感想をいただきたいのですが…」

提督「………なぜ私が?」

秋月「ええと……私じゃなくて照月がですね、『男性からの感想も貰った方がいい』って言ってたので…」

提督「……まあ、いいですよ」

秋月「あ、ありがとうございます…。じゃあ、明日の昼休みにでも……」

提督「分かりました」

 ―翌日12時半過ぎ、駆逐艦寮・休憩室―

秋月「ど、どうでしょうか…///」←浴衣

提督「ほう……上下で柄が違うタイプですか…珍しいです」

秋月「そ、そうですか…」シュン

提督「…ですが、中々似合っていますよ。可愛らしいです」

秋月「ほ、本当ですか!ありがとうございます!」

提督「して、それは貴女が自分で選んだものですか?それとも、誰かから勧められたものですか?」

秋月「?これは秋月が自分で選んだものですけど…それが何か?」

提督「いえ、ただ柄が少し地味だなぁ、と思いまして…。いえ、それもまたいいのですが」

秋月「ああ、この浴衣を選んだ理由ですか?それは簡単ですよ」

提督「?」

提督(もしや、あまり派手な柄が好きではないのか……)

秋月「これが一番安かったからで……」

提督「………そういう事ですか」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪秋月≫

秋月型駆逐艦一番艦。艦娘No.221。ダークブラウンのポニーテールと‶第六十一駆逐隊‶と書かれた黒いペンネントが特徴の、大人びた感じの女の子。真面目な性格を

しており、暇な時も装備の点検・調整に余念がない。任務に対しても、非常に忠実で、時には非情な決断をせざるを得ない時もある。しかし、本心は仲間を大切

にしたいと思っている。今は改善されたが、少し前までは現代の食事を食べると腹痛を催すような体だった。驚異の対空性能からつけられたあだ名は『艦載機絶対

落とすウーマン』。

好きな言葉は『一所懸命』。

今日はここまでにします。

>>77
浴衣秋月の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次回は、前スレからのリクエストにありました深海提督のケッコン生活を書いていきます。

また、次の投下でキリ番安価を実施する予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。





秋月欲しいなぁ。

こんばんは、>>1です。

今日は、前スレからのリクエストにありました深海提督のケッコン生活の話を書いていきます。

また、今日の投下後にはキリ番安価を取ります。

それでは投下していきます。

【シンカイケッコン】

 ―9時過ぎ、深海棲艦本拠地・集会室―

深海提督「………で、北方棲姫と軽巡ツ級は北方海域最深部で航路の掌握。港湾棲姫と軽巡棲鬼はカレー洋リランカ島沖の制圧、レ級はサーモン海域北方で

     艦娘達の迎撃と海域の制圧。それ以外の艦は本拠地にて待機、あるいは自分の仕事をするように。以上!」

皆『はい!』


護衛要塞「………以外だなぁ」

集積地棲姫「何が?」

護衛要塞「あの提督さ。空母棲姫とケッコンカッコカリした後もあんまりイチャつかないじゃん」

集積地棲姫「それは面子の問題だろう?皆の前でイチャついていると、上司としてどうかと思うぞ」

護衛要塞「まあ、確かに」

集積地棲姫「………しかし、私達の見えないところでイチャついていないと思うと……」

護衛要塞「…そうだなぁ。なんか、こう………」

集積地棲姫&護衛要塞「………………クソがッ」

戦艦棲姫「あんたらホント仲良いわね」


 ―10時過ぎ、執務室―

空母棲姫「はい、お茶どうぞ」カチャ

深海提督「ん、ありがとう」ズズッ

空母棲姫「…………」

深海提督「ふぅ……ん?どうかした?」

空母棲姫「いえ、ちょっとね……」

深海提督「何か悩みでもあるのか?」

空母棲姫「いえ、悩みというか疑問なんだけど…………」

深海提督「?」

空母棲姫「あなたって、あんまりみんなの前だと私に対して馴れ馴れしくしないじゃない?」

深海提督「な、馴れ馴れしく?」

空母棲姫「あ、ごめんなさい。言い方が悪かったわね。なんていうか、その………ベタベタイチャつく、みたいな?」

深海提督「………なんだ、見せびらかしたいのか?」

空母棲姫「ち、違うわよ!ただ、海軍の艦娘と提督はよく人前でイチャついているのが多いって聞くけどあなたは違うわねって話よ」

深海提督「ああ、そういう事ね。それは、あれだよ」

空母棲姫「?」

深海提督「皆の前でそうイチャついたりすると、皆モチベーションが下がるだろう?それに皆、嫉妬の目で俺たちを見るし、皆の指揮に支障も出かねない。

     だからみんなの前では、あくまで上司と部下と言う形で接してる」

空母棲姫「………なるほどねぇ」

深海提督「それに俺から言わせればみんなの前でイチャつくなんて嫉妬の目線が痛いし、何より恥ずかしい」

空母棲姫「そっちが本音なんじゃないの?」ニヤニヤ

深海提督「やかましい。それよりさっさと仕事終わらせよう」

空母棲姫「あなたって以外と可愛いところあるわね♪」

深海提督「うっさいわ!!」

空母棲姫「あ、それじゃ今夜夕飯作ってあげる。何食べたい?」

深海提督「………やめとく、泊地水鬼が泣きそうだから」

空母棲姫「えー…………」ブー


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪深海提督≫

深海棲艦達を統べる司令官。性別は男性で、年齢は28歳。容姿は自己評価で『下』。前は黒髪短髪だったが、深海棲艦化してからは白髪になっている。元々世話

好きで心優しい性格だっが、過去に両親が無理心中をしその事件がきっかけで『無理心中をした夫婦の子供』とレッテルを貼られ、世間から見捨てられる。その

事に対して強い怒りと憎しみを抱き、自分たちを指揮する司令官を欲していた深海棲艦達に引き込まれ、深海棲艦勢力の司令官となる。深海提督となった後は、

深海棲艦達のゆるく自由なノリに染まり、彼の元々の人柄ともあって皆から慕われる司令官になっている。空母棲姫とケッコンカッコカリし、平和な夫婦生活を

送っている。戦艦タ級、泊地水鬼、港湾棲姫は未だに彼に好意を抱いている。人間だった頃の名前は‶量 成太(はかり せいた)‶。その真の名前は空母棲姫のみ

が知っている。

好きな言葉は『深謀遠慮』。

今日はここまでにします。

前スレで深海提督のケッコン生活をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。



それではここで、100レスを超えましたのでキリ番安価を取ろうと思います。

今現在リクエストされているのは【雲龍型】【禊&明石】【足柄】【望月】ですので、これらの艦を書いた場合は無効となります。

このスレでは、キリ番安価に当たったリクエストが優先的に消化されます。



また、感想等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。



龍驤が改二になりました。いやぁ長かった。


【キリ番安価範囲:>>104-105】

武蔵の話が読みたいなぁ

乙です 由良

こんばんは、>>1です。大分、間が空いてしまいました。

キリ番安価の結果、由良、春雨となりました。

>>103の武蔵の話は、通常消化とさせていただきます。


と言うわけで、今日はキリ番安価にありました由良、春雨の話を書いていきます。

それでは、投下していきます。

【食欲の秋】

 ―17時過ぎ、執務室―

リンリンリンリンリン・・・・

由良「この前まで暑くてセミの鳴き声がひっきりなしだったのに、今は少し涼しくなって虫の音も変わってきたね…」

提督「確かに、秋が来たって感じがします」

由良「今年は奮発して、浴衣も買ってみちゃったんだ。どうかな、提督さん?」

提督「そうですねぇ…よくお似合いだと思いますよ」

由良「ありがとう。これ着ながら月を見て、お団子を食べると秋を満喫している気がするの」

提督「月見で団子を食べるのは日本の風物詩ですからね」

由良「そうそう。そう言えば、朝潮型の皆が焼き芋を焼いていたの」

提督「ああ、この前睦月型の方たちが敷地内でボヤが起きたって騒いでいたのはそれでしたか」

由良「ぼ、ボヤ……。と、ともかく…その日由良は休みだったから、参加させてもらったの。満潮ちゃんが焼いていて、とっても美味しかったなぁ」キラキラ

提督「満潮さんが焼いてたんですか」

由良「意外だよね。でも、意外と手際が良かったよ?」

由良「それと、間宮さんが秋の食材を使ったスイーツを始めてて、栗を使ったケーキが美味しかったの。提督さんも今度食べてみたらどう?」キラキラキラ

提督「……ええと、盛り上がっているところ申し訳ないのですが…」

由良「なあに?」

提督「………体重計、見ましたか?」

由良「…………察して」ズーン

提督「………すみません」


【終わり】

【輸送作戦】

 ―11時過ぎ、≪甘味処・間宮≫近く―

春雨「~♪涼しくなってきたなぁ~♪」


間宮「どうしようかしら………」

伊良湖「困りましたね………」


春雨「どうかしたんですか?」

間宮「それがね…昨日試しに作ってみた秋のスイーツが皆から好評で、今日も作ろうかと思ったんだけど…」

伊良湖「食材が無くなってたんですよ…。困ったなぁ…」

間宮「私はこの後食堂の準備があるし…伊良湖ちゃんはここを任せなくちゃならないし…」

伊良湖「皆さん、美味しいって言ってて楽しみにしていたのに…」

春雨「でしたら、春雨が買ってきましょうか?春雨、今日は非番ですので…」

間宮「ホント!?じゃあお願いしてもいいかしら?」

春雨「もちろんです!」

伊良湖「お願いします!これは鎮守府の皆の為の大事な買い物……いえ、輸送作戦ですよ!」

春雨「輸送作戦………はい!春雨、全力で頑張ります!!」

間宮「じゃあ買う物のリストはこれね。それじゃあお願い!スイーツ出来たら御馳走してあげるから!」


 ―13時過ぎ、執務室―

春雨「と言うわけで、外出許可をお願いします!」

提督「……外出許可自体は別にいいのですが…」

春雨「?」

提督「………なぜドラム缶の装備許可まで?」

春雨「えっ?」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪春雨≫

白露型駆逐艦五番艦。長いサイドテールのピンク髪と紅い瞳が特徴の、大人しい性格の女の子。アクティブな他の白露型とは異なり、とても礼儀正しい。また、

深海棲艦との戦いに対しては物怖じする方であるが、輸送作戦もしくは護衛作戦に対してとても真摯に取り組んでいる。料理が得意で、得意料理はお察しの通り

麻婆春雨。その腕は他の白露型の子たちが絶賛するほど。しかし、若干天然ボケなところもある。数ある装備の中でもドラム缶が一番馴染んでいるらしい。

好きな言葉は『七転び八起き』。

今日はここまでにします。

>>104-105
 由良、春雨の話、如何でしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次回の投下では、前スレからのリクエストにありました【戦場の雲龍型】の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。




いい加減舞風ドロップさせてください(懇願)

今までに負けた南方棲戦鬼とかを慰めるというかケアする深海提督と空母棲姫

祥鳳リクします

こんばんは、>>1です。

今日は、前スレからのリクエストにありました【戦場の雲龍型】の話を書いていきます。

>>113,>>116
  深海提督と空母棲姫のケア、祥鳳、了解しました。


それでは、投下していきます。

【戦場の雲龍型】

 ―9時半過ぎ、執務室―

提督「突然で申し訳ないのですが、貴女達3人には今日のヒトゴーマルマル(15時00分)、アルフォンシーノ方面へ出撃してもらいたいんです」

雲龍「……?」

天城「出撃自体は構わないのですが…」

葛城「何で私達三人が?それにアルフォンシーノって…」

提督「ええとですね、ウチの鎮守府の艦載機は大分充実しているのですが、それだけ多いという事は、あまり使われていない艦載機と言うのもあるわけです。

   そこで、今日はその普段あまり使わない艦載機の調整とテスト飛行も兼ねて出撃してほしいんです。アルフォンシーノなのは、敵が強くもなく弱くもない

   ちょうどいい感じの所なんですよ」

天城「それで、私達三姉妹を出撃させるというのは…」

提督「アルフォンシーノ方面は基本正規空母2隻、重巡2隻、戦艦1隻で出撃します。しかし、あそこへ正規空母3隻で行った事はまだありませんし、正規空母

   3隻の航空戦でどれだけ敵を沈める事ができるのか、敵の脅威度が正規空母2隻で出撃するのと比べてどれくらいになるのかを確かめるためです」

雲龍「私は別に構わないわ」

葛城「雲龍姉……?」

雲龍「私は、貴方のいう事だったらなんでも…」

葛城「あーはいはい、そういう事ね」

天城「天城も同じくです」

葛城「わ、私は別に嫌とは言っていないし…」

提督「では、よろしくお願いします。装備は皆さん、艦戦1、艦攻2、彩雲1でお願いします」

雲龍型「はい!」

 ―15時過ぎ、アルフォンシーノ方面―

陸奥「でも、貴女達三人が揃って出撃っていうのも、珍しいわね」

葛城「珍しいというか…初めて?」

雲龍「そう言えばそうかも……」

那智「ふむ。こうなってくると、あれだな。姉妹の中で3人が誰が一番強いのか、と言うのが気になるぞ」

天城「でも、天城たちは全員改修は上限まで来ていますし…」

雲龍「能力にも差はそれほどないし……」

足柄「じゃあ今回の出撃で決めちゃえばいいんじゃないかしら?」

葛城「あはは……できたらね」

陸奥「おっと、1時の方向敵艦隊見ゆ!距離6000、敵数6、軽巡へ級Flagship1、重巡リ級Elite1、軽巡ト級Elite1、雷巡チ級Elite1、駆逐ロ級Elite2!」

雲龍「天城、葛城。第一次航空隊、発艦準備!」

天城「はい!」

葛城「了解!」

雲龍「那智と足柄は砲撃戦準備を」

那智「あ、ああ」

足柄「りょ、了解…」

陸奥「ちょっと?旗艦は私なんだけど?」

雲龍「あ、ごめんなさい。つい……」

天城(雲龍姉さま…本当に変わりましたね…)

葛城(ほんとね…)

雲龍「第一次航空隊、発艦始め!」シュシュシュン

天城「天城も同じく!」シュシュシュッ

葛城「葛城も行くわよ!」シュシュシュシュ


零戦五二型丙(六○一空)妖精「制空権、確保!」ビィィィィィィィン

天山(六○一空)妖精「魚雷、投下!」バシュッ

流星改妖精「行けぇ!」バシュッ


ズドドドドドドドドン

軽巡へ級Flagship「グホッ!?」撃沈

重巡リ級Elite「ガアァァッ……」撃沈

軽巡ト級Elite「ヴアアアアア……」撃沈

雷巡チ級Elite「クッ……」中破

足柄「敵艦3隻撃沈、1隻中破……ま、上々ってところね」

那智「偉そうに言うな……ともかく、厄介な3隻を倒してくれたんだ。それだけでもありがたい」

陸奥「でも、駆逐艦はやっぱりすばしっこいからね……倒しきれないか」

ビィィィィィィィン

雲龍「お帰りなさい」

陸奥「艦載機は無事帰ってきた?」

天城「はい!2人の艦載機が混ざってる事もありません!」

足柄「でも、3人って服装が似ているし、間違えたりしないのかしら?」

流星(六○一空)妖精「」チョイチョイ

葛城「え、まって。何何?」

流星(六○一空)妖精「ひそひそひそ……」


葛城「……葛城さんは胸が小さいから分かりやすい……ですって?」


5人(あっ)

葛城「それで雲龍姉と天城姉は髪型が違うから、と。ふーん、へー……」

陸奥(これは……)

足柄(荒れるわねぇ……)

那智(哀れなり葛城……)

雲龍&天城(どういう顔をすればいいのか分からない……)


 ―17時過ぎ、アルフォンシーノ方面・Gマス(深海棲艦泊地艦隊)―

葛城「こんちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ババババババ

ズガガガガガガガガゴォン

空母ヲ級Flagship「ウアアアアアア……」撃沈

空母ヲ級Elite「ベアアアアアアアア……」撃沈

戦艦ル級Flagship「ホアアアアアアアアアア……」撃沈

葛城「貧乳はステータスよ!希少価値なのよ!!べっつに、ぜーんぜん悔しくないんだからねっ!!!」

軽巡へ級Flagship(な、何だあの正規空母は……)

駆逐二級Elite(何か、とても強い殺意を感じる……)

5人(なんか、色々ごめんなさい……)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪葛城≫

雲龍型正規空母三番艦。艦娘No.203(改はNo.230)。黒のロングヘアーと、スレンダーなボディが特徴の、快活なお姉さん。ぽやっとした感じの雲龍とおっとり

した感じの天城とは対照的に、気が強く勝気な性格をしている。かつては艦載機を配属してもらえず対空砲しか装備していなかったことから、艦載機を装備する

ととてもテンションが上がる。‶水上防空砲台‶は禁句。胸部装甲が姉2人と比べて貧相であることにコンプレックスを抱いている。龍驤、瑞鳳と仲が良い。

好きな言葉は『質素倹約』。

今日はここまでにします。

前スレで雲龍型をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

次回は、リクエストにありました【禊と明石】の話を書いていきます。

また、近いうちに以下の話から1つを書こうと思います。読みたい話がございましたらその番号をお書きください。

①:イギリス鎮守府(軸となる艦:金剛)

②:辞任(軸となる艦:鬼怒)

③:大本営(軸となる艦:未定)


感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。



葛城、一番最初に手に入れたイベントクリア報酬ですので色々愛着があります。

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました【禊&明石】の話を書いていきます。

また、>>123にあげた話のアンケートですが、『辞任』になりました。(別に斑提督が辞任するわけではありません)

それでは、投下していきます。

【台風】

 ―8時過ぎ、第壱拾参鎮守府・食堂―

TV『今日は午後から大気が不安定になるところが多く、海沿いでは大荒れの天気になる見込みです』

瑞理「う~ん……そうかぁ……」

整備員(以下禊)「どうします?今日の出撃…」

瑞理「どうするって、そりゃ中止だよ。こんな天気じゃ、真っ直ぐ航行する事だって無理だろうし。午後からの出撃は止めにしておこう。悪いけど禊君、

   告知文を作って掲示板に貼っといてくれない?」

禊「分かりました」

瑞理「さてと、遠征組は大丈夫かなぁ……」


 ―9時過ぎ、工廠―

明石「ふわぁ……なるほどねぇ。午後の出撃は中止、と」

禊「はい……」

明石「よし、これで午後からは休みね。ねえ宗くん、午後からどこか行かない?」

禊「いやいや、午後から天気荒れるんですから」

明石「いいじゃない、そんな中でのデートも乙だと思うし」

禊「……それ以前に瑞理さんが許可しないと思うんですけど…」

 ―17時過ぎ、工廠―

(結局外出許可は出ませんでした)

ザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

ビシャビシャビシャビシャッ

禊「うわっ……ニュースの言ってた通り結構降りますねぇ……」

明石「………」

禊「これ、明日にはやみませんかねぇ……明石さん?」

明石「………」ガタガタガタガタ

禊「………明石さん?」

ゴワゴワゴワアァッァァァン

明石「ひっ!!」ビクゥ

禊「……一斗缶でも転がったんですかね?ところで明石さん……」

明石「………」ビクビクビク

禊「………もしかして、台風とか苦手なんですか?」

明石「………」コクコクコクコク


 ―22時過ぎ、明石の部屋(実質禊と明石の部屋)―

禊「…なんで台風とか嫌いなのに出かけようなんて言ったんですか」(INベッド)

明石「……だって、台風とか怖いって言ったら艦娘として情けないし…変だって思われちゃうし……」(INベッド)

禊「変だなんて、あり得ませんよ」

明石「…ホント?」

禊「ホントですって。だって………」

明石「?」


禊「………怯える明石さんも可愛いですし」ボソッ


明石「………バカ///」

ゴォォォォォォォン!!!

明石「ひぃっ!!」ビクゥ

ギュッ

禊(おうふ……腕に何か柔らかいものが………って、あれ?)

明石「い、いま…何か倒れたよね……?」ビクビクビク

禊「え、ええ……なんでしょうねぇ……」

禊(…今、俺の首に明石さんの腕が回されていて……)

ビシャビシャビシャビシャッ

明石「ひゃわっ!?」ビクッ

グッ

禊「うっ」

禊(明石さんが驚くたびに腕に力が入って、首が………)

禊(あれ?これ、俺ヤバくね?)

明石「怖い!怖いよぉ宗くん!」

禊(俺もこの状況で命落としそうで怖いです!)

禊「だ、大丈夫ですよ~……明石さんは可愛いですねー…」ナデナデ

明石「ちょ、どこ撫でてるの!?そこは、あっ…///」

禊「す、すみません……暗くて……そ、それよりこの腕を解いて……」

ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!

明石「わ、わあああぁっ!?」

ギュッ

 ―翌朝6時過ぎ―

チュン、チュン

明石「んん~っ!!よく寝たぁ~!」ノビー

禊「」

シャッ

明石「ほらほら、宗くん!良い天気だよ~!台風一過って感じで!」

禊「」

明石「……あれ?宗くん?」

禊「」

明石「………おーい?」

禊「」


 ―8時過ぎ、食堂―

禊「すごく……首が痛いです……」

瑞理「寝違えたの?」

禊「いえ、昨日…いや、何でもないです」

瑞理「?」

明石「………あ、あはははは………」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪禊 宗平(みそぎ しゅうへい)≫

中部東海地方・伊豆第壱拾参鎮守府に所属している整備員。性別は男性で、年齢は20歳。容姿は自己評価で『中の下』。海軍学校にいた頃は機関科に所属し、

工業・システムに関する勉強をしていた。成績は優秀と言うほどでもない。メンタルが少々弱く、本当は泣き虫。所属先の鎮守府の司令官、瑞理の事は基本的に

尊敬はしているが、女癖に関してはもうどうしようもない。同鎮守府の明石と婚約しており、終戦後に結婚する予定。就業時間中は真面目に働いているが、時間

外は明石と甘~い生活を送っている。明石から『呼び捨てしてほしい』とお願いされているが、禊にそんな度胸は無いため、今も敬語&さん付け。

好きな言葉は『布衣之交』。

≪明石(第壱拾参鎮守府所属)≫

工作艦。艦娘No.182(改はNo.187)。ウェーブがかったピンクの髪と白い鉢巻きが特徴の、さばさばした感じのお姉さん。鎮守府内で建造と開発、装備の改修、

艦娘の艤装の整備、万事屋で嗜好品の販売などの多くの仕事を受け持っている働き者。仕事が多くて風呂にも入れない事が多々あるが、髪の毛の手入れには気を

遣っている。夕張、大淀と仲が良く、夕張はとは共謀して勝手に装備を開発しようとして怒られたことがある。大淀は同じ働き者&鎮守府古参組で付き合いも長い。

禊整備員と両想いになって婚約し、終戦後に結婚予定。最近、禊のことを『宗くん』と呼ぶようになって、いちゃつきっぷりにも磨きがかかってしまった。

好きな言葉は『試行錯誤』。

今日はここまでにします。

>>65
  禊&明石の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次回の投下では、アンケートを取った【辞任】の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。





中破艦をピンポイントで狙って大破させて来る敵が優秀すぎて毎日が辛い。

乙です、葛城のグラをゆっくり見る機会があって気づいたけど
・弓がおもちゃっぽい(小さい)
・機銃構えてる
・中破絵がどっかにデコぶつけたような感じで可愛い
って辺り細かくてよかった

こんばんは、>>1です。

今日は、アンケートで書く事に決まった【辞任】の話を書いていきます。

>>137
  葛城の話、書きましょうか?

それでは、投下していきます。

【辞任】

 ―14時過ぎ、総司令部内廊下―

鬼怒「やばーい……遠征の報告書忘れちゃってた…早く出さなきゃ…」タタタタ

鬼怒「急げや急げ、急げや急げ…」タタタ

鬼怒「ふぅ、失礼しま―」


『本当によろしいんですか?』


鬼怒「?」ピタッ


『ええ…。私ももう、限界だと……』


鬼怒(なんだろう…。なんの話かな?)


『では、失礼します…今までありがとうございます』


鬼怒「やばっ!」ササッ

ガチャッ

某提督「………はぁ…」スタスタ

鬼怒「?」

鬼怒「失礼しまーす」ガチャッ

提督「鬼怒さん。昨日の遠征の報告書がまだなのですが…」

鬼怒「ああ、それはここに。遅れてゴメン!」スッ

提督「はい、確かに」

鬼怒「ところでさ、提督……」

提督「?」

鬼怒「さっき執務室から出て行った提督…どうかしたの?」

提督「ああ、彼ですか…。彼はですね……」


提督「辞表を出しに来たんですよ」


鬼怒「……辞表?」

提督「はい」

鬼怒「それって………提督を辞めるって事?」

提督「そういう事です」

鬼怒「ええっ?辞めちゃうの?鎮守府って楽しい事でいっぱいなのに…」

提督「誰もがそう思っているわけではありませんよ」

鬼怒「………」

提督「艦娘の皆さんは今の生活を楽しんでいるのかもしれませんが、私達提督はそうとは限りません。多方面からくる書類を徹夜で片付けたり、出撃の際は艦娘

   の無事を胃に穴が開くほど必死に祈り続け、さらに他の提督との付き合いの為に自分の感情を押し殺す……心身ともに結構きついものですよ。提督とは」

鬼怒「………」

提督「先ほどの提督は、先の大規模作戦で艦娘を1人失い、その責任と後悔の念に押し潰されて辞める事を決めた、とのことです」

鬼怒「……そっか」

提督「あの提督は、鎮守府でも皆さんから慕われていて、辞めると言った時も『辞めないで』と言う声が多かったらしいです。戦果も最近になって上がってきた

   期待の方だっただけに、残念です」

鬼怒「……提督はさ」

提督「はい?」

鬼怒「……『辞めないで』とか言ったりしなかったの?」

提督「………まあ、言いたくなかった、と言う方が正しいですかね。『辞めないで』と言う言葉は、受け取る側からすれば縛り付けられる感じの方が強いです。

   上層部の人間は、こういった事が起きた際はあまり踏み込まない方が相手の為なんですよ。悲しい事に」

鬼怒「………なんだか、上の人間っていい事ばっかりじゃないんだね」

提督「良い事ばっかりの仕事なんてありませんよ」

鬼怒「………辞めちゃう人って、結構いるの?」

提督「たまにいますね。ブラック提督としてクビにすること以外では、まあ2カ月に1人……ぐらいのペースですかね」

鬼怒「そんなにいるんだ…」

提督「理由はいろいろあります。心身ともに疲れる、命がけの戦場が怖い、先ほど言った責任、女性だらけの環境で自我を保てない……」

鬼怒「なんか最後のおかしくなかった…?」

提督「ヒドイものとしては、自分の想い通りに艦娘が動いてくれない、という物ですね。こんな人はもうどこでも働けませんので願い下げです」

鬼怒「そんなー…鬼怒たちだって必死に働いているっていうのに…」

提督「後、これは超稀なものなんですが……」

鬼怒「?」

提督「ある提督とケッコンカッコカリした艦娘が、提督の非軍属の友人が鎮守府を訪れた際にその艦娘と不貞行為に及んでいるところを提督が目撃し、提督が

   自暴自棄になって全ての艦娘を解体、そして辞めたと言うケースです」

鬼怒「うわぁ……」

提督「同情の余地はありますが……」

提督「…まあ、今は深海棲艦との戦いもある程度平定しておりますし辞めたとしてもあまり影響は出ません……が」

鬼怒「?」

提督「……やはり、私達と同じ提督が辞めるというのは、どこか寂しく感じます」

鬼怒「……よかった」

提督「?何がですか?」

鬼怒「えっとね、他の提督が辞めるって聞いて提督が何にも感じていないって思ってたらちょっと怖いなあと思って……」

提督「………」

鬼怒「でもね、寂しいってちゃんと感じてくれて良かったよ」

提督「それじゃ私が冷酷無慈悲な男みたいな言い方じゃないですか」

鬼怒「むふふ~」

提督「……あ、でも」

鬼怒「?」

提督「あの瑞理さんが辞職するのでしたら喜んで送り出しますよ」

鬼怒「やっぱり冷酷無慈悲だ」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪鬼怒≫

長良型軽巡洋艦五番艦。艦娘No.109。鈍い赤色のボブヘアーとコロンビアのあれなポーズが特徴の、活気あふれるお姉さん。名前からして初見の人(艦娘)から

恐れられているが、本人は元気でポジティブな娘。ダジャレを嗜んでおり、季節によってダジャレのレパートリーが変わる。が、一部の駆逐艦からはオヤジ臭い

と言われることも。同型艦の中でも阿武隈、由良と仲が良い。節分になると鬼役を強制的にやらされている。提督に対してはフランクでフレンドリー。

好きな言葉は『鬼面仏心』。

今日はここまでにします。

【辞任】の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

次回の投下では、リクエストにありました【足柄】の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。





ビスマルク狙って大和型レシピの大型建造まわしたらまたも扶桑型。不幸だ。


一度沈めると罪悪感が凄い
立ち直って新たに育て始めてもその子を実戦に出すのが怖い

こんにちは、>>1です。

今日は、昼の部と夜の部に分けて投下いたします。

昼の部では、リクエストにありました【足柄】の話を、夜の部では【望月】の話を投下していきます。


>>148
 その気持ち、分かるってばよ…。

それでは、投下していきます。

【カレーパン】

 ―15時過ぎ、厨房―

足柄「ふんふんふ~ん♪」グッ、グッ

提督「足柄さん?」ガチャッ

足柄「あら提督、どうしたの?」

提督「いえ、ただ厨房を覗いたら熱心に何かを作っているみたいでして…カツカレーですか?」

足柄「いいえ違うわ、これはカレーパンよ!」

提督「カレーパン?」

足柄「そ。この前テレビで、美味しいカレーパンのお店の特集をしててね、それで私もカレーが得意だし、作ってみようかなって!」

提督「しかし、随分本格的に作っているように見えますが…?」

足柄「レシピはネットとかで調べられたんだけど、材料を集めるのに結構手間取っちゃってね……」

提督「…まあ、何かに熱心になっている方は尊敬しますが」

足柄「あらぁ、褒めたってカレーパンしか出せないわよ?」

提督「十分ですよ」

足柄「と言うわけで、足柄特製カツカレー一号!食べて感想聞かせてね!」

提督「……美味しそうですね。では、いただきます」

足柄「ガツッと行ってね!」

提督「………」サクッ


 ―数分後―

提督「げほっ、げほっ!」

司令長官「ちょっと黎明君、大丈夫?君がそんな激しい咳するなんて珍しいねぇ」

提督「いえ、ちょっと…ごほっ!ごほっ……み、水を…」

足柄「うーん……ちょっとスパイスが利きすぎていたかしら?」

司令長官「咽るぐらいスパイス入れて何が‶ちょっと‶なのかな…」


【終わり】

>>150
  ごめんなさい、『足柄「と言うわけで、足柄特製カツカレー一号!食べて感想聞かせてね!」』

  →『足柄「と言うわけで、足柄特製カレーパン一号!食べて感想聞かせてね!』

  作ってる料理が変わってました。ごめんなさい。

【キャラクター紹介】

≪足柄≫

妙高型重巡洋艦三番艦。艦娘No.57(改二はNo.193)。ウェーブのかかった栗色の髪と八重歯が特徴の、好戦的なお姉さん。典型的なバトルジャンキーで、常に

勝利を追い求めている。そのテンションは妙高型の姉妹から諫められることがしばしば。カツカレーが得意料理だが、最近はカレーパンにも手を出している模様。

礼号作戦のゆかりから霞、大淀、清霜と仲が良い。雲龍とケッコンカッコカリした際に提督を茶化したりせずフォローするなど大人な対応もできる。

好きな言葉は『少壮気鋭』。

一旦ここで切ります。

>>80
  足柄の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


夜の部では、リクエストにありました【望月】の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。

一旦乙です
ところでローソンのカレーパンだけど>>1は購入出来たのかな?(ちなみに俺は食べた後の袋は記念にとってあるけど)

こんばんは、>>1です。

夜の部では、リクエストにありました【望月】の話を書いていきます。

>>155
  残念ながら、>>1はローソンで見る事ができませんでした…。というより取っておいてあるのはすごいですね。

それでは、投下していきます。

【休日】

 ―14時過ぎ、執務室―

提督「………そろそろ、第一艦隊がカレー洋に出撃する時間のはずなんですが…」

コンコン

提督「どうぞ」

三日月「失礼します、司令官……」

提督「何か問題が?」

三日月「望月が……」

提督「………やっぱりですか」


 ―数分後、駆逐艦寮・望月の部屋―

望月「あー、だりぃ………」

三日月「…この有様です」

提督「いい加減動きなさい望月さん」

望月「いいじゃん別にあたしじゃなくってさー…。長月とか菊月とかでも出してやりなよー。あいつら戦いたくってうずうずしてるんだからさ~…」

提督「あの2人は今日オフです」

望月「んじゃさ、次のあたしのオフの日を今日に回してよ~」

提督「………少し話が変わりますが…」

望月「んぁ?」

カサッ

提督「ここに、来月のシフト表があります」

望月「それが何~?」

提督「もし貴女がこれ以上だらけるようでしたら、来月のオフの日を1日減らします」

望月「………え」

提督「それでもまだ貴女がだらけるのでしたら、さらに1日減らします」

望月「」

提督「そして貴女がだらける度に来月のオフの日を1日ずつ減らしていきます」

望月「」

提督「それでも貴女がぐうたらしているようでしたら、休憩時間も減らしていきます。それを繰り返し最終的に貴女は毎日休む暇もなく出撃を繰り返していく

   ことに……」


 ―15時過ぎ、カレー洋・Dマス(東方主力艦隊)―

望月「うらああああっ!!」

ズドス

戦艦ル級Flagship「オアアアア……」

望月「っしゃァらぁ!あたしの本気見たか!!」ガッツポーズ

長門「ほう……望月があそこまでやる気になるとは珍しいな…」

大鳳「何かあったのかしら…」


三日月「司令官の言葉が怖くなったの?」ヒソヒソ

望月「いやさ………。あの司令官はそんな事しないとは思うんだけど、マジでやりかねない感じもしたから…」ヒソヒソ

三日月「……分かる気がするわ…」ヒソヒソ


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪望月≫

睦月型駆逐艦十一番艦。艦娘No.38。明るめの茶髪なロングヘアーと赤のアンダーリムメガネが特徴の、超マイペースな女の子。いつも気だるげな雰囲気を醸し

出しており、何に対しても面倒くさがっている。彼女の意見は良くも悪くも正直すぎで、他人を傷つける事もあれば悟らせることも。第三十駆逐隊のゆかりから

睦月、如月、弥生と仲が良い。初雪はおなじだらけ仲間。本気を出すと戦艦も倒せるくらいになる。

好きな言葉は『平穏無事』。

今日はここまでにします。

>>81
望月の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次回の投下では、リクエストにありました【武蔵】の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。





気が付けば駆逐艦が秘書艦になっている…?

>>138
可能であればお願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました【武蔵】の話+αを書いていきます。

>>163,>165
 葛城、大淀(任務娘)、了解しました。


それでは、投下していきます。

【サルベージ】

 ―8時過ぎ、食堂―

武蔵「ふむ………」カサッ

提督「………武蔵さん、食事しながら新聞を読むのは止めなさい。おっさん臭いですよ」

武蔵「別に気にしなければよかろうに。ところで提督よ」

提督「はい?」

武蔵「去年、海底に沈んでいた戦艦・武蔵の船体が見つかったのは覚えているよな?」

提督「もちろん」

武蔵「その船体のサルベージにかかる費用なんだが、兆越えという話だ」

提督「それはまた……破格ですね」

武蔵「まあ、当然と言えば当然かもしれないが…私みたいな女に金をかける物好きもいるのだろうか?」フフッ

提督「いや、沈んでいるのは女では……ああ、いえ。これは論じると面倒そうです」

武蔵「…それより目を見張るのはこれだ。このサルベージにかかる費用、発見者の純資産の半分ほどらしい」

提督「資産の半分って……。どんだけ金持ちなんでしょうかね」

武蔵「………ところで提督よ。この船体、ウチで引き揚げれば……」

提督「どこにそんな金があると思ってるんですか」

武蔵「だよな」


【終わり】

【夏の思い出】

 ―約1カ月半前、深海棲艦本拠地・会議室―

深海提督「そろそろ、夏の大規模作戦を実行する時期だ…。というわけで皆!今回も一致団結して………」

シーン

深海提督「………あれ」

空母棲姫「ほとんどの娘は、バカンスに行っちゃってるわよ。この暑さのせいでね」

深海提督「畜生!俺だってバカンス、夏休み欲しいのに!」

泊地水鬼「それにしても、どうしましょう…。これだけじゃ圧倒的に戦力が足りません…」

深海提督「だよなぁ……ところで、集積地棲姫は?」

泊地水鬼「あの子でしたら、今頃部屋でゲームでも―」

深海提督「引っぱり出せ」

空母棲姫「了解っと」ガタッ

泊地水鬼(ごめんなさい、集積地棲姫ちゃん…)

深海提督「後は泊地水鬼と空母棲姫を出すか………」

ガチャッ

潜水棲姫「ふぅ~…やっぱりワイハはいいものね…」←リゾートセット持ち

深海提督「おっし潜水棲姫いいところに!お前そのまま大規模作戦参加しろ!」

潜水棲姫「えっ、えっ?」

ガチャッ

戦艦棲姫「ごめんなさいね~。ちょっと帰りに寄り道しちゃって~」←水着

重巡棲姫「バカンスって最高ね~」←水着

深海提督「お前らも参加!」

戦艦棲姫「え?」

重巡棲姫「なんの話?」

深海提督「しかし、これだけじゃまだ戦力不足だな……。かといって、春は戦力を投入しすぎたからあまり皆を起用できないし…」

??「ふふふ、お困りのようねぇ」

深海提督「?誰だ、お前は」

??「知らないなら教えてあげるわ。私は、このたび新たに生まれた深海棲艦―」


港湾夏姫「港湾夏姫よ!」バーン


全員「………………」

港湾夏姫「何よ?どうかしたの?」←水着&リゾートセット

集積地棲姫「離せ!離せ!!こんな暑い日はクーラーの部屋でゲームを―!」

空母棲姫「引きニートまっしぐらじゃない。提督がお呼びよ。夏の大規模作戦参加命令」

深海提督「さて、他の娘は誰にするか……」」

泊地水鬼「レ級ちゃんを連れ戻しては?」

戦艦棲姫「だめよ。あの子、絶対後で夏休みの倍の分の休みを要求してくるから」

重巡棲姫「じゃあほっぽちゃんを…」

泊地水鬼「ほっぽちゃんにこの暑さはきついかと…」

深海棲艦勢「うーん……他に誰がいるのか…」

港湾夏姫「スルーしないで!!」


【終わり】

今日はここまでにします。

>>103
  武蔵の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次回の投下では、大本営の話を書いていこうと思います。

また、この大本営の話から、これまで未登場だったドイツの艦娘二人を登場させようかと思います。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。





イベントドロップ限定艦がランダムに1隻報酬でもらえるイベントがあってもいいと思ったり思わなかったり。

乙です、ちょうど深海側の夏グラネタをリクしたくて覗いたら既に投稿されていた、何を言ってるかわからねぇだろうが(ry
とりあえず那珂ちゃんのファン辞めます

こんばんは、>>1です。

今日は、【大本営】の話を書いていきます。

>>172
 また那珂ちゃんのファンがいなくなっていく…


それでは投下していきます。

【大本営】

 ―9時過ぎ、執務室―

提督「では、司令長官、長門さん。行ってきます」

司令長官「うん、くれぐれも粗相のないようにね」

提督「分かっています」

長門「鎮守府の事は私に任せておけ」

提督「お願いします。では」

パタン


睦月「およ?司令官?」

提督「睦月さん、如月さんも」

如月「どこかへお出かけかしら?」

睦月「そう言えば、朝礼で司令官、午後までいないって言ってたっけ?」

提督「ちょっと、大本営の方へ」

睦月「大本営?」

如月「それって、陸海軍で一番偉い人たちのいる場所だったかしら?」

提督「ええ、それです」

睦月「何しに行く?」

提督「書類の提出と、挨拶回りです」

睦月「ふぅ~ん……」

如月「それって、如月達が行っても大丈夫なのかしら?」

提督「はい?」

睦月「えっ?」

如月「ほらぁ、今日睦月ちゃんと如月ってオフで暇だったでしょう?だから、よければついていこうかなーって」

睦月「………司令官、大丈夫にゃし?」

提督「……まあ、海軍の方は大丈夫でしょう」

睦月&如月(海軍の‶方‶?)

提督「それに、あの方たちはあまり気にしないでしょうし。行くのでしたら、準備をして来てください。10分後に正門前です」

睦月&如月「は、はい!」


 ―10分後、正門前―

提督「準備はできましたか?」

睦月&如月「はい!」

提督「………と言っても、制服と貴重品だけ持って行けば大丈夫ですが」

睦月「大本営って、どこにあるのかにゃ?」

提督「移動に少し時間がかかります」

如月「どこにあるんですか?」

提督「奥多摩です」

睦月&如月「奥多摩?」

 ―11時過ぎ、奥多摩湖畔・陸海軍大本営正門―

提督「少し、遅れてしまいましたね」

睦月「こんなところにあったなんて……」

如月「どうしてこんなところに?」

提督「それは追々説明していきます」


守衛「何か御用でしょうか?」

提督「日本海軍司令長官補佐官の斑です。上半期の報告に伺いました」

守衛「お待ちください」

ピ、ピ、ピ

守衛「正門守衛です……はい。海軍司令長官補佐官の斑さんが……分かりました」ガチャ

守衛「こちらが入構証です。そちらのお2人にも?」

提督「お願いします」

守衛「分かりました。どうぞ」スッ

提督「ありがとうございます。睦月さん、如月さん。これを首に提げてください」

睦月「りょ、了解にゃし…」

如月「分かったわ」

睦月(なんだか総司令部と違って、厳重な雰囲気がするにゃ……)

如月(それだけここが重要って意味よ…多分)

守衛「そこの角を右に進んでください」

提督「分かりました」

睦月「あの~、司令官……」

提督「なぜ入場がウチより厳重なのか、ですか?」

睦月「う、うん…」

提督「まあ、ウチは青葉さんによる荷物チェックしかないぐらいですし…。大本営は軍の機密が全て保管されている場所です。海軍で言えば、各鎮守府の決済、

   経費…盗まれたりしたら国が傾きかねないほど重要なものまで」

睦月「!」

提督「それに大本営には陸海軍両方の要人がいる場所です。警護の意味もあり、入場には厳重な注意が必要です」

如月「………そう言えば、外の塀も結構高かったわぁ…」

??「黎明殿」

提督「!お待たせいたしました。予定より少し遅れてしまい、申し訳ございません」

??「構わんよ。このくらい」

睦月「?」

如月「あの、この方は………?」

??「?黎明殿、この2人は?」

提督「ああ、申し訳ございません。大本営に行き、今後の参考にしたいと言っていたので……ご迷惑でしたら帰しますが」

??「いやいや、責めてはいないさ。むしろ、大本営を自分から見てみたいという艦娘など初めてだからねぇ」


海軍令部総長(以下鏡)「私は海軍の軍令部総長、鏡 祝人(かがみ のりと)だ」


睦月&如月(海軍令部総長!?)

睦月「む、睦月型駆逐艦一番艦・睦月です!」ビシィ

如月「み、右に同じく睦月型駆逐艦二番艦・如月です!!」ビシィ

鏡「いや、そこまで気を遣わなくても大丈夫だよ。黎明殿、中々良い艦娘をお持ちだねぇ」

提督「いえ、まだまだ二人はひよっこで」

鏡「ふふっ、私の艦娘にも爪の垢を煎じて飲ませてやりたいよ」

睦月(私の…)

如月(艦娘?)

鏡「それで、今日は上半期の報告だったかな?」

提督「あ、はい。こちらに」スッ

鏡「では、中で確認しよう。2人に大本営を案内するのはその後でよろしいかな?」

提督「ええ。大丈夫です」

鏡「それでは、ご案内しよう。中へどうぞ」ギィ

提督「失礼します」

睦月&如月「失礼します!」


 ―廊下―

鏡「――――――――――――?」

提督「―――――――。――――――?」

睦月(部屋はいっぱいあるのに……)ヒソヒソ

如月(とても静かねぇ……)ヒソヒソ

鏡「それはだね」

睦月「ふぉあぅ!?」ビクゥ

如月「申し訳ございませんでした!!」

鏡「いや、そんなにかしこまらなくてもねぇ…」

提督「貴方の場合、地位がウチの司令長官よりも上なんですからかしこまるのも当然です」

鏡「あはは。ええと、部屋が多いのに静かな理由だったかな?ここは全室防音なんだよ。作業に集中できるようにね」

睦月「作業?それって―」

ドンッ

睦月「ご、ごめんなさい!」



??「Verzeihung(フェアツァイウング:ごめんなさい)……じゃない。こちらこそすまなかった」スタスタ


睦月「?」

如月「今の人って……」

提督「こら」

睦月「あ、すいません!」

鏡「作業っていうのは、まあ書類仕事が多いね。ここは総司令部と違って皆パソコンを使って作業をするんだ。事務仕事とかをね」

睦月「へぇ~……」

鏡「じゃあ悪いけど、確認が終わるまでこの応接室で待っていてくれるかな」

提督「はい」

鏡「外に人を置いておくから、何かあったらその人に声をかけてね」

提督「失礼します」ガチャ

睦月&如月「失礼します!」ガチャ


 ―10分後、応接室―

コンコン

鏡「待たせてしまったね」

提督「いえ、まだ10分ほどしかたっていないですよ。しかし、確認が随分と速かったですね」

鏡「君のことだからね。そうそうミスはしないだろうと思って軽く見ただけさ。ま、後でもう一度チェックするけどね」

提督「……お褒めの言葉、ありがとうございます」

鏡「さてと、それじゃあ二人に大本営の中を少し見せてあげるとしようか」

睦月&如月「お願いします!」

 ―数分後―

鏡「先に一つ、ここで働いている人のうち半分は軍属、もう半分は艦娘だ」

睦月「へ?艦娘も働いているの?」

提督「前に言ったかもしれませんが、改二を実装する艦娘は妖精さんの気分で決める、と。しかし、それは軍としてどうかということになります。そこで、妖精

   さんの提案を一度大本営に提出し、その性能と艤装を会議で検討した上で改二を正式に実装します。そして、その改二を実装した艦娘を試験的に運用して

   最終チェックを行い、各鎮守府にその改二実装案を伝えます」

如月「試験的に運用?」

提督「ここは奥多摩湖に隣接しています。そこで実際にテスト航行を行うんですよ」

鏡「具体的には、君たちが自分の鎮守府でやっているような的当ての砲撃訓練、デコイ艦載機への対空攻撃、奥多摩湖の外縁を何周もして遠距離航行訓練など、

  およそ艦娘の海上における基本動作をテストするんだ」

提督「これが、奥多摩湖に隣接している理由です」

鏡「海軍の総司令部に近くてなおかつ艦娘が自由に航行できるような水源がある場所なら、どこでもよかったんだけどね」

如月「じゃあ、大規模作戦とかで新しく実装される艦娘とかも…?」

鏡「我々大本営が検討して、試験運用をし正式に実装する」

睦月「ほぉぅ…」

鏡「だから、大本営にはこんな施設もある」ギィ

睦月&如月「ここは?」

鏡「君たちの鎮守府にある工廠と同じ、建造ドックと装備の開発装置だ」

睦月「ホ、ホントだ!ウチの鎮守府にあるのと同じにゃし!」

如月「ここで新しい艦娘を建造しているってわけね…」

提督「ただ、ここの工廠はウチとは少し違います」

睦月&如月「違うって?」



鏡「この工廠では、建造したい艦娘を自由に決める事ができ、作りたい装備を自由に選べる」


睦月&如月「…………………!?」

鏡「まあ、資源を消費するのは変わりませんがね」

鏡「だから、例えば…」カチ、カチ、カチ

鏡「資源は燃料4000、弾薬と鋼材を6000ずつ、ボーキサイトを2000。開発資材は20。建造する艦は大和」ピッ


[第一建造ドック:残り08:00:00]


睦月「えええええええ!?」

鏡「と、このように。さらに開発装置では…」カチカチ

鏡「燃料は10、弾薬は251、鋼材は250、ボーキサイトは10、開発資材は1、開発する装備は46cm三連装砲」ピッ

ヴーン!ヴーン!

アナウンス『46cm三連装砲の開発に成功しました』

如月「」

提督「いつ見てもうらやましいものです」

鏡「ははは。私からすれば、君たちみたいな普通の建造ドックの方がハラハラして面白いと思うが」

提督「その面白さのせいで私の鎮守府の資源は大体建造に消えていくんですよね……」

鏡「ああ、悪いが少し席を外してくれないかな。2人も」

提督「?分かりました」

睦月&如月「はい!」

パタン

睦月「司令官」

提督「はい?」

睦月「あの扉は何ですかぁ?」クイッ

提督「……………あれは、陸軍の方とつながっているんです」

如月「じゃああの扉の向こうは、陸軍の大本営って事?」

提督「そうです」

睦月「同じ大本営でも、区切ってるんだ……」

提督「同じ大本営でも、陸軍は海軍に対してやや反抗心があります。海軍側は仕切りは無いようにしようと提案したのですが、陸軍が反対して…」

如月「……………」

ガチャ

鏡「待たせてしまったね。では、次に向かおうか」

提督「あ、はい」


 ―12時過ぎ、大本営玄関―

提督「今日はお邪魔しました」

睦月&如月「ありがとうございます!」

鏡「いやいや、中々新鮮だったよ。よそ様の艦娘を招くのは初めてだったからね」

提督「おそらく次は、秋季大規模作戦後に伺うことになるかと思います」

鏡「うん、その時はいい情報を待っているよ。ところで黎明殿」

提督「?」

鏡「君は最近、よく頑張っているね。総司令部に来てから約3年、たくさん理不尽な目に遭いながらも、君は成長しているよ」

提督「………急にどうしたんですか」

鏡「何、私から少し、君が総司令部の補佐官になってから3年のプレゼントを渡そうと思ってね」

提督「プレゼント?」

鏡「それは………2人とも、来なさい」

ガチャッ



Graf Zeppelin(以下グラーフ)「Guten Tag!私が、航空母艦・Graf Zeppelinだ」

Prinz Eugen(以下プリンツ)「Guten Tag!私は重巡洋艦・Prinz Eugen!よろしくね」


提督&睦月&如月「!?」

鏡「この2人を、君の鎮守府に配属しよう。確か君の所に、この2人はいなかったよね?君ならこの2人を上手く扱える」

提督「いいえ、これは流石に…!」

睦月「い、いいつ造ったにゃし!?」

鏡「先ほど工廠で、君たちを外しただろう?あの時、高速建造材を使ってこの2人を造ったのさ」

提督「しかし、これは………」

鏡「もう造ってしまったんだ。遠慮せずに、持って行きなさい」

提督「……………」チラッ

グラーフ「……」フッ

プリンツ「……」ニコッ

提督「……………この2人に何を言ったんですか」

鏡「さあ、なんだろうね?」

提督「…………連れて行くことにしましょう」

睦月「………まあ、そうなるにゃ…」

如月「……はふぅ…」

提督「では、総司令部に帰りましょう。グラーフさん、プリンツさん、よろしくお願いいたします」

グラーフ「了解だ」ビシィ

プリンツ「はーい!」ビシィ


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪鏡 祝人(かがみ のりと)≫

大本営にいる海軍軍令部総長。性別は男性で、年齢は53歳。少しやせ形の体型をしている。身分は司令長官よりも上だが、司令長官同様年功序列を気にしない

タイプ。自分の立場がどれだけ上かあまり理解していない節がある。しかし、海軍の上層部としての自覚と責任はある。改二実装艦、新規実装艦、新装備の

検討、設計、試験運用を行う。陸軍の大本営との関係はあまり良くは無いが、友好関係を築こうと日々努力している。秘書に赤城を置いている。

好きな言葉は『徹頭徹尾』。

今日はここまでにします。

長ったらしくなってしまいましたが、【大本営】の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

これ以降、グラーフ・ツェッペリン、プリンツ・オイゲンをリクエストする事が可能です。

次回の投下では、【深海提督&空母棲姫のカウンセリング】、【祥鳳】の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。

乙ー
作者はグラ―フとプリンツ出たのかい?

乙です
じゃあ早速グラーフ&プリンツの二人お願いします

こんにちは、>>1です。

今日は、昼の部と夜の部に分けて投下していきます。昼の部では【深海提督&空母棲姫のカウンセリング】を、

夜の部では【祥鳳】の話を書いていきます。

>>187
  まだです(ニッコリ)


>>188
  グラーフ&プリンツ、了解しました。


それでは、投下していきます。

【カウンセラー】

 ―14時過ぎ、深海棲艦本拠地・執務室―

深海提督「空母棲姫、これもお願い」スッ

空母棲姫「了解っと」ポン、ポン

深海提督「…………」カリカリカリカリ


リコリス棲姫(以下リコリス)「ねえレ級……」

戦艦レ級「ん?」

リコリス「あの提督って、個々の皆から慕われてるって話だったわよね?」

戦艦レ級「そうだけど、それが?」

リコリス「着任してまだ日が浅い私から見れば、あの提督って仕事ができるだけで、別段なんか秀でているところがあるって感じがしないんだけど…。

     あの人のどこに慕われる要素があるの?」

戦艦レ級「……それ、俺以外の誰かの前で言うなよ?下手すりゃ殺されるから」

リコリス「……?」

戦艦レ級「まあ確かに、今のアイツを見てるとただ仕事ができる奴にしか見えないけどなぁ……」

リコリス「けど?」

戦艦レ級「あいつは根はすごい優しいんだよ。過去が過去なだけにね」

リコリス「どういうことよ?」

戦艦レ級「それはだな……」

 ―16時過ぎ―

南方棲戦鬼「ああああ……」グッタリ

深海提督「どうかしたのか?」

南方棲戦鬼「どうしたもこうしたもないのよ…。私のいる珊瑚諸島って、大鯨とか言う艦娘がいるって言われてるじゃない?」

深海提督「ああ、確か唯一の潜水母艦とかいう奴だったか」

南方棲戦鬼「その大鯨目当てにウチの海域に来る奴らが絶えなくてねぇ……一応、装甲空母姫とヲ級と交代交代で相手してやってるけど、やっぱり疲れる…。

      それに艦娘達もガチガチの装備でこっちを蹂躙して来て勝つ事なんてほとんどないし……ああ……もう嫌……」

深海提督「……でも、お前は全力を尽くして戦ったんだろ?」

南方棲戦鬼「そりゃそうよ!戦場で手を抜くなんてことは決して無い!」

深海提督「なら、いいんじゃないか?」

南方棲戦鬼「……え?」

深海提督「手を抜いて戦って負けたならまだしも、全力を尽くして戦って、そして負けたんだろう?だったら、そこで己の限界や欠点気付く事ができたはず。

     そうじゃないか?」

南方棲戦鬼「………それは、まあ…。戦闘後のブリーフィングとかで改善点とかいくつかあったけど…」

深海提督「それが分かっただけでも十分だと俺は思う。戦いで大事なのは勝ち負けより、その結果から自分がどれだけ成長できるのかが大事だ」

南方棲戦鬼「………そう、かもね。うん」

深海提督「だからお前は、今日の戦いで学んだことを次に生かし、そのために訓練をしたりするといいぞ」

南方棲戦鬼「……分かったわ。変な愚痴聞かせて、悪かったわね」

深海提督「いや、気にするな」


戦艦レ級「………ああやって、皆の悩みを聞いてあげて、そんでアドバイスとかしてあげてるんだ」

リコリス「へぇ………」

戦艦レ級「あれが、皆から慕われている所以だな。空母棲姫も同じ感じだぞ」

リコリス「へ?」

 ―18時過ぎ、台所―

泊地水鬼「………はぁ…」

空母棲姫「泊地水鬼?どうかしたの?」

泊地水鬼「あ、いえ………ちょっと………」

空母棲姫「何か悩みがあるんなら、遠慮なく言ってみなさいな」

泊地水鬼「………聞いてもらっても、いいですか?」

空母棲姫「モチのロンよ」

泊地水鬼「私……ここ最近はここで家事全般をしていて、大規模作戦に参加する事もないし……。深海棲艦としての役割を全うしているかどうかが疑問で…」

空母棲姫「ふ~ん……なるほどねぇ……」

泊地水鬼「………」

空母棲姫「でも、私が思うに貴女は十分みんなの役に立っていると思うわよ」

泊地水鬼「………え?」

空母棲姫「貴女が作ってくれるご飯はいつも美味しいし、洗濯物とかを洗ってくれるのも貴女。侍女みたいな感じになっちゃってるけど、貴女は今の私達に

     とって、とても大切な存在よ。貴女のほかに、前線に出ない深海棲艦は何人もいる。でも、そんな子たちもいろいろな形でみんなの為になる事を

     しているわ。貴女もその一人。だから、貴女は悩むことはない」

泊地水鬼「…………でも、少しは戦いを…と思ってまして……」

空母棲姫「そうなら、提督に直訴してみればいいじゃない。演習には出してくれると思うわ」

泊地水鬼「…………ですよね。ごめんなさい」

空母棲姫「謝る事なんてないわよ」フフッ

 ―19時過ぎ、食堂―

戦艦レ級「空母棲姫も、前まではそんな進んで皆の悩み事を聞くような奴じゃなかったんだよなぁ」ムシャムシャ

リコリス「そうなの?」モグモグ

戦艦レ級「おぉ。変わったのは提督が来てからだな。なんか、アイツの過去に感化されたらしい」モグモグ

リコリス「へぇ~…」パクパク

戦艦レ級「まあ、あいつらが相談に乗ってあげてるから、皆も明るくなっている感じがしているし、俺はいいと思うけどね」

リコリス「…………んー…そうね」


北方棲姫「…………はぁ」

深海提督「ほっぽちゃん、どうかしたのか?溜息なんてついて」

北方棲姫「提督…」

空母棲姫「何か悩み事でもあるのかしら?あるんなら、言ってみて?」

北方棲姫「提督とケッコンしたかったのに、空母棲姫がケッコンしたのがショックなの!ほっぽも空母棲姫みたいに提督とラブラブしたい!」

深海提督&空母棲姫「」


戦艦レ級「まあ、ああやって地雷を踏むこともあるがな」

リコリス(盛大に自爆したわね……)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪空母棲姫≫

深海棲艦の一種。艦種は空母。白く長い髪と、左のサイドテールが特徴の女性。深海棲艦の中でも高い火力と装甲を有している、深海棲艦勢のエースのような

存在。深海棲艦の中でも艦載機の扱いに長けており、その艦載機運用能力によっていかなる艦娘も一撃で大破にできる。その破格の能力はもちろん、民間船を

幾度となく襲撃した事もあるため、海軍関係者や艦娘からは忌み嫌われている。しかし、その素顔は優しく気遣いのできる女性。深海提督とケッコンし、性格

は割かし丸くなったように見る。料理も得意で、後輩の世話も嫌いじゃない。皆の見ていないところで深海提督とイチャイチャしている。

好きな言葉は『能ある鷹は爪を隠す』。

一旦ここで切ります。

>>113
  【深海提督&空母棲姫のカウンセリング】の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


夜の部では、【祥鳳】の話を書いていきます。

また、本日の投下後にはキリ番安価を取ろうと思いますので、よろしければ挑戦してみてください。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。

こんばんは、>>1です。

夜の部では、リクエストにありました【祥鳳】の話を書いていきます。

それでは、再開します。

【秋の気候】

 ―15時過ぎ、波止場―

祥鳳「もうすっかり涼しくなってきて、秋の感じがしますね…」

提督「そうですねぇ……」

祥鳳「この前まで暑かったのに、もうずいぶん昔のことに思えますね…」

提督「まったくですよ」

ヒュゥゥゥゥゥゥ

祥鳳「っ……寒い……」ギュッ

提督「あの、唐突に抱き付かないでください」

祥鳳「だって、寒いんですもの…。この格好じゃ……」

提督「やはり袴だけでは寒いですか…。そろそろ、外套を出さなくてはなりませんね」

祥鳳「あら、あの倉庫の中からですか?」

提督「ええ」

祥鳳「よろしければ、お手伝いしますよ」

提督「それはありがたいです。では、明日にでも取り掛かりましょうか…」

祥鳳「そうですね。何事も、早め早めが一番です」


 ―翌日10時過ぎ、執務室―

提督「……と言った会話を昨日しましたよね」

祥鳳「そうですね……」

【現在温度:29度】

提督「何で今日になってまた暑くなるんでしょうか……」

祥鳳「秋の気候は、不安定ですね……」

提督「体調管理に気を付けないと……」


【終わり】

【オマケ】

 ―15時過ぎ、空母寮―

葛城「~♪」スタスタ

葛城「?」


提督『―――――。―――――』

祥鳳『―――?――――――』


葛城「提督さんと、祥鳳さん……?」


 ―19時過ぎ、食堂―

葛城「思ったけど、雲龍姉ってあんまり嫉妬深くないよね」

雲龍「そうかしら?」

葛城「提督が他の娘たちと引っ付いたりしていてもあんまりぐぬぬーってならないじゃない?」

雲龍「それはまあ、あの人は皆から慕われているし、好意も寄せられているから仕方ないって割り切ってるわよ」

葛城「はー…雲龍姉って意外と色々考えてるんだねぇ」

雲龍「それに……」

葛城「?」

雲龍「あの人が他の娘と引っ付いた分だけ、私もあの人に甘えればいいんだし」

葛城「………雲龍姉って、独占欲が強いのかもね」

雲龍「へ?」


【終わり】

うーむ 雲龍とケコンしてから他に何も話も進まないしマンネリしてだいぶつまらなくなって来たのは否めないねぇ
恋愛系の話が全部なくなっちゃったし ジュウコンする気がないならこれからも変わらんし
ケコン設定なくしてやり直したら?

【キャラクター紹介】

≪祥鳳≫

祥鳳型軽空母一番艦。艦娘No.94。黒いロングヘアーと着崩した弓道着が特徴の、奥ゆかしいお姉さん。普段は落ち着きがある穏やかな雰囲気だが、戦闘中に

戦意が高揚するとテンションが上がり、MVPを取ると子供のようにはしゃぐ。鎮守府最古参の空母なので、艦載機の扱いは正規空母に負けず劣らずの腕前。

提督に対し好意を抱いていたが、雲龍とケッコンカッコカリして以来は少し身を引いている。自称‶小柄‶だが、一部分は全然小柄じゃない。

好きな言葉は『立つ鳥跡を濁さず』。

今日はここまでにします。

>>116
 祥鳳の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


>>200
  それに関しては>>1としてもなんとなーく感じていたので、否定できません。

  総司令部編もそろそろ潮時かと感じてきましたので、今現在リクエストされている【葛城】【大淀】【グラーフ&プリンツ】の話を書いた後で、

  総司令部編を終了しようかと思います。意志薄弱ですみません。



キリ番安価も取りやめとさせていただきます。勝手なことを申し上げてしまい申し訳ございません。


今後建てる予定のスレは、【続・海軍の艦娘ジョーク集】【吹雪と奇妙な司令官】【艦これ×遊戯王】を予定しております。これらのスレは、

総司令部編とは全く違う世界線で書いていきます。よろしければ、こちらも応援していただければと思います。

感想等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。




戦艦・空母に貫通ダメージ与える補給艦ってもう補給艦じゃないね。

まだまだ内容とかで差別化できるし行ける行ける。
雲龍とケンカしてしまった提督、同じく空母棲姫とケンカしてしてしまった深海提督編とかどう?

乙です
最後は提督と深海提督の夫妻同士で締めるのは確かに良さそう
最終話やし

こんばんは、>>1です。

今日は、投下の順番を変更し、【葛城】【グラーフ&プリンツ】の話を書いていきます。

>>203-204,>>206
  今後のこのスレの流れについては、本日の投下終了後にお伝えします。

それでは、投下していきます。

【茶々入れ】

 ―16時過ぎ、空母寮・葛城の部屋―

葛城「なんかさぁ、見る限り雲龍姉と提督って、関係がケッコン前と比べて全然変わってない気がするんだけど?」

雲龍「そうかしら?」

葛城「絶対そうよ!なんか一緒にいる時は大体仕事中だし、オフの日もあんまりいちゃついていない感じだし!」

雲龍「でも一応、一緒に布団ではよく寝たりするけど……」

葛城「そういうのじゃなくてねぇ……」


 ―19時過ぎ、食堂―

天城「なんだか葛城って、雲龍姉様と提督のお付き合いに口を出す事が多いわね…」

葛城「そう?」

天城「絶対そうよ…。週に2、3回のペースで言っている気がする」

葛城「でもさぁ、天城姉も思わない?雲龍姉と提督の関係、変わっていないような…」

天城「そうかしら…。私は雲龍姉様、提督と一緒にいる時いつもより嬉しそうに見えるけど…」

葛城「そんな一部の方面にしかわからないような変化じゃなくてね、目に見えるような変化が見てみたいの。こう、恋人つなぎとかー、人前で抱き付くとか、

   はたまた面前の前でキスするとか」

天城「葛城の知識、どこか間違っている気がするけど……」

葛城「それにさぁ……、雲龍姉も提督も、ケッコンしたんだからもう少しゆっくりしてもいい気がするんだけど」

天城「?」

葛城「提督はさ、司令長官の補佐官って立場もあるから忙しいじゃない…。雲龍姉とケッコンするのを機に、ぐうたらとまでは言わないけどもう少しゆったり

   してほしいのよね」

天城「………驚いた…。葛城、そんなこと考えていたなんて…」

葛城「………その言い方だと私がいつも考え無しって言い方に聞こえるんだけど…」


【終わり】

【ビスマルク専属艦娘】

 ―>>184と同日17時過ぎ、執務室―

提督「……というわけで、プリンツ・オイゲンさんと、グラーフ・ツェッペリンさんが着任しました」

ビスマルク「あら、プリンツ!久しぶりねぇ」

プリンツ「お久しぶりです、ビスマルク姉さま!こちらには先に着任していたんですね!」

ビスマルク「ええそうよ。ちょっと到着に手間取っちゃったけど、随分前に来たわ」


レーベ「……‶ちょっと‶…ね」

マックス「……大型建造連敗…資源10万消費……連日東京急行………うっ頭が………」


プリンツ「日本での生活にはもう慣れたのですか?」

ビスマルク「そりゃもう、ばっちり慣れたわ!レーベとマックスが色々助けてくれたから、何不自由なく暮らせてるわよ」


マックス「……‶色々”…か」

レーベ「……毎朝起こして…朝食を取ってきて……着替えとかを代わりに洗濯して……報告書を代筆して………ああ、胃が痛い……」

提督「今何か聞き捨てならないことを聞いた気がしたのですが?」


プリンツ「そうか…レーベとマックスがもうビスマルク姉さまの世話をしていたの…」

提督「もう世話って言いきっちゃいましたか」

プリンツ「でも残念だったわね!ビスマルク姉さまのお世話は、これから私が全部やるから、あなた達の出る幕はもう無いわよ!」


レーベ「ようこそ、プリンツ・オイゲン。僕たちは君を心から歓迎するよ」ガシッ

マックス「貴女は私達ドイツ艦の誇りよ。よろしくお願いね」ガシッ


プリンツ「え、う、うん!」

ビスマルク「仲良くなれたようで何よりだわ」

提督「ところで、先ほどの報告書代筆の件、詳しく話をお聞きしたいのですが」


【終わり】

【未竣工】

グラーフ「私はグラーフ・ツェッペリン。グラーフで構わない。よろしく」

ビスマルク「……グラーフ・ツェッペリン?そんな名前の空母なんて、いたかしら…?」

レーベ「ううん、僕も知らないよ」

マックス「レーベと同じよ。私も聞き覚えが無いわ」

プリンツ「ビスマルク姉さまが知らないものは私も知りません!」

グラーフ「………………」

提督「……あー、なんか私から謝っておきます。すみません」

グラーフ「いや、謝らなくていいさ。それは、私が竣工すらしていないのが原因だからな」

グラーフ「それよりも、私は今とても嬉しい」

グラーフ以外「?」

グラーフ「私は船体を持たないまま一生を終えてしまった…。だから、海での戦いはおろか、海とはどんなものかすらも分からない…」

グラーフ「だけど、私は今こうして、他人の体を持ち、ドイツの盟友と共に地上にいる…」

グラーフ「身体すら完成しなかった私からすれば、今この時はとても素晴らしい」

グラーフ以外「……………」

グラーフ「なんだ?」

提督「グラーフさんって、意外とロマンチストなんですね」

グラーフ「今の私の言葉を聞いた感想がそれか!」


【終わり】

今日はここまでにします。


このスレの今後の流れは以下の通りです。


・次回の投下で、リクエストにあった【任務娘(大淀)】の話を書く。

・その次の投下で、最後の話になる提督夫婦&深海提督夫婦のちょっとした話を書く。

・このスレは終了、次スレ【続・海軍の艦娘ジョーク集】を建て、報告する。


身勝手な形で終わらせる形になってしまいましたが、申し訳ございません。

>>1的にはカップルが結ばれた後を書くより、結ばれるまでの過程を書く方が好きです。



感想等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。




レア駆逐艦レシピで香取が出ると聞いてから早一カ月、全然出て来ません。



いや過程も何も呼ばれて渡した以外に雲龍ほぼでてきてない気がするけど… まぁなんでもいいや今更

>>212
  本当にごめんなさい……雲龍の件は、意外感を出すためだったんです。

  過程で言うなれば、禊&明石の件ですかね…。

こんばんは、>>1です。

今日は少し予定を変更し、任務娘・大淀の話と、最後の話になる提督夫婦&深海提督夫婦の話を書いていきます。

それでは、投下していきます。

【任務娘】

 ―14時過ぎ、廊下―

雲龍「~♪」スタスタ

雲龍「…?あの2人は……」


吹雪『大淀さん!こんにちは!』

大淀『あら吹雪さん、こんにちは。今日はオフですか?』

吹雪『はい!大淀さんは、今日も大変そうですね……その書類…』

大淀『そうね…最初の頃に比べたら倍以上になりましたね…』

吹雪『何か手伝えることは、ありませんか?』

大淀『いいんですよ別に。吹雪さんはせっかくのオフの日をゆっくりしてください』


雲龍「………あの二人って、そんなに仲が良かったかしら……」


 ―19時過ぎ、食堂―

大淀「はむっ。うん、美味しい…♪」

雲龍「大淀」

大淀「あ、雲龍さん。こんばんは」

雲龍「お隣、いいかしら?」

大淀「あ、はい。いいですよ、どうぞ」

雲龍「ごめんなさいね」ガタッ

雲龍「そう言えば昼に見たのだけれど…」

大淀「はい?」

雲龍「吹雪と大淀って、意外と仲が良かったのね」

大淀「ああ、昼のあれですか……。まあ、私は吹雪さんの次に古参ですから」

雲龍「…?吹雪が言ってたけど、最初に建造されたのは五月雨って話じゃ…?」

大淀「ええと……吹雪さんが鎮守府で提督を待ち、提督が着任した少し後で私と明石が先に来たんです。工廠は明石さんがいなければ開きませんし」

雲龍「え?それじゃ、大淀はもうそのころから戦線に?」

大淀「あ、いえ…。着任したての頃は艤装を持っていない状態でしたので、ただ提督の補佐をしていただけです。任務の更新を確認したり、提督に電文を

   伝えたり………」

大淀「その時私の名前は大淀ではなく、任務娘でしたから」

雲龍「任務娘………また安直な…。そう言えば、その時の提督ってどうだった?」

大淀「どうと言われましても……」


 ―5年前、浦賀第弐鎮守府・執務室―

任務娘(現大淀)「はじめまして、任務娘着任いたしました」

提督「……よろしくお願いします」ヌーン

任務娘「……こちらこそ」


大淀「今と比べてかなりやつれていたような気がしましたね……」

雲龍「やっぱり…?」

大淀「最初は思いました。『この提督は大丈夫なのかな…』って。色々な意味で」

雲龍「まあ、そうかもね……」

 ―5年前13時過ぎ、第弐鎮守府・作業室―

任務娘「……あれ?書類の量が減ってる……」

コンコン

任務娘「あ、はい!」

提督「失礼します、この書類のチェックをお願いしたいのですが…」

任務娘「分かりました。ところで、ここにあった書類、量が減っているような気がするのですが…」

提督「ああ、私が少しだけ片付けておきました」

任務娘「え?」

提督「貴女の負担が少しでも減ればと思いましてね」

任務娘「……あ、ありがとうございます」


大淀「でも、提督は私の分の仕事を片付けてくださった…。自分の分の仕事もあると言うのに、です」

大淀「そして、提督は前の職場で色々あってあんな風にやつれてしまって、印象が悪い感じがしたけれど、本当は優しくて、気遣いのできる男性なのだと、

   気づきました」

雲龍「……それは、私も同じ。私も最初、あの人のことはぶっきらぼうな人だと思った…。けど、次第にあの人は優しくて、それを表現するのが苦手な、

   不器用な人なんだってわかってきたの」

大淀「あ、分かります。私の艤装が見つかった時も……」


 ―4年前18時過ぎ、第弐鎮守府・執務室―

任務娘「お呼びでしょうか、提督」

提督「先ほど、北方AL海域を攻略した第一艦隊が戻ってきましてね。その第一艦隊が、面白いものを持って帰ってきてくれたんです」

任務娘「面白いもの?」

提督「艤装です。ある艦娘の」

任務娘「艤装……どなたのでしょうか?」

提督「貴女のです」

任務娘「…………へ?」

提督「艤装には、『軽巡洋艦・大淀』と書いてありました。そして、総司令部からの情報によれば、これまで任務娘として仕事をしていた貴女にのみ装備可能

   な艤装で、他の艦娘と共に海域へ出撃して深海棲艦を討伐できるようになるものです」

任務娘「…………そ、んな事が…」

提督「これで貴女も艦娘として本領を発揮できますね」

任務娘「…………はい」

提督「これからも、頑張ってください」

大淀「…………はい!軽巡大淀、これからも頑張ります!」

大淀「あの時、おめでとうって素直に言えばいいのに、と思ったのですが…」

雲龍「あの人はそういう人なのよ。お礼やお祝いの言葉が素直に言えない、恥ずかしがり屋なのよね」

大淀「ああ、それは私も思います!この前だって―」


 ―少し離れた場所―

提督「…………………」

摩耶「どうした提督?箸が止まってるぞ?」

提督「…………公開処刑を受けていて……」

摩耶「あ?」


【終わり】

【Side of Justice】

 ―22時過ぎ、執務室―

提督「……………ふぅ、そろそろ上がりましょうか」

雲龍「そうね…。もうこんな時間……あっ」

提督「?」

雲龍「…ねえ、提督」

提督「はい?」

雲龍「寝る前に少し、外に出ない?」

提督「……………別に構いませんけど…」


 ―数分後、波止場―

雲龍「……………」

提督「こんな時間に、なぜ外に……」

雲龍「あれ」スッ

提督「…………ああ、綺麗な月ですねぇ」

雲龍「満月じゃないけど、晴れていると三日月でも映えるものね」

提督「もしかして、このために?」

雲龍「ええ、こういう綺麗な月は、部屋の中から見るより外で見た方が風情があるでしょ?」

提督「違いありません」

雲龍「…………提督」

提督「はい?」

雲龍「………今、幸せ?」

提督「…………質問の意味がよくわからないのですが…」

雲龍「そのままの意味よ。貴方は提督としての仕事と補佐官としての仕事に忙殺されていて、心が休まる暇なんて無い風に見えるけど…」

提督「…………そういう事ですか」

雲龍「どう?」

提督「…その答えは、イエスですね」

雲龍「………」

提督「少し前の自分でしたら、ノーと答えていたかもしれませんが、今ならイエスと胸を張って言えます」

雲龍「………どうして?」

提督「…理由は、簡単ですよ」スッ

雲龍「?」

提督「貴女とケッコンカッコカリしたことで、貴女という心の支えが生まれたからです。貴女がいなければ、私はどこかで折れていたかもしれませんから」

雲龍「……そう」ギュッ

雲龍「私も、貴女に出会えてよかった…」

雲龍「ケッコンカッコカリするまでは接点も少なかったし、貴方の下に来たのはここにいる皆の中では新しい方かもしれないけど……」

雲龍「それでも、ケッコンカッコカリできて幸せ…」

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ

雲龍「っ…………」

提督「少し、寒くなってきましたね。戻りましょう」

雲龍「…そうね。一緒に寝れば、暖かくなれるかも」

提督「………」フッ

雲龍「?どうかした?」

提督「いえ、別に………」

雲龍「………じゃあ、戻って早く寝ましょう」

提督「……ええ。明日もまた、忙しいですから」


【終わり】

【Side of Vice】

 ―>>221と同時刻、深海棲艦本拠地・執務室―

深海提督「ん………もうこんな時間か……」

深海提督「そろそろ、寝るか~」ノビー

ガチャッ

深海提督「?」

空母棲姫「あ、まだ起きてた」

深海提督「ん、今から寝るところだよ」

空母棲姫「ならちょうどよかったわ。ね、ちょっと外に出てみない?」

深海提督「外って………地上に出るって事か?」

空母棲姫「そうそう」

深海提督「なんでまたこんな遅くに……」

空母棲姫「いいからいいから、準備して!」

深海提督「なんなんだ一体……」


 ―1時間後、砂浜―

深海提督「別に街に出るわけじゃないのか」

空母棲姫「そんなんじゃないわよ。目的の物は、あれよ」スッ

深海提督「?」

深海提督「ああ………月か」

空母棲姫「ね?綺麗でしょ?」

深海提督「そうだな………三日月っていうのが少し惜しいが、それでも綺麗だ」

空母棲姫「ねえ、立ちっぱなしっていうのもなんだし、座らない?」

深海提督「おぉ、そうだな…」ストン

空母棲姫「ふふっ」ストッ

トン

深海提督「座るなり肩に寄り掛かるか」

空母棲姫「イヤ?」

深海提督「まさか」

空母棲姫「ならいいじゃない」

深海提督「やれやれ…」

空母棲姫「……ねえ、提督」

深海提督「なんだ?」

空母棲姫「後悔、してない?」

深海提督「……何に対してだ?」

空母棲姫「…色々あるわね。深海棲艦になって、本当に良かったのか、とか。私達と一緒に過ごさずに地上で1人の人間として過ごしていればよかった……

     とか。後は……私とケッコンしてよかったのか、とか」

深海提督「なぜ今聞くんだ……夜月を楽しんでいたというのに…」

空母棲姫「こういう時しか聞けないと思ったからよ」

深海提督「そうだなぁ……深海棲艦になったことに関しては、良かったと思ってる」

空母棲姫「?」

深海提督「深海棲艦が現れたって聞いたとき、俺にとってははた迷惑な話だなって思ってた。けど、深海提督としてお前たちと接していると、深海棲艦も

     ちゃんと感情を持っていて、それぞれの思想を持って行動しているっていうのが分かった。俺みたいな奴のことも、俺の身の上話を聞いた上で

     受け入れてくれたから、後悔なんてしていないさ。同じ理由で、まだ地上世界で1人の人間として過ごしていればよかったなんて未練もないね」

空母棲姫「そっか……」

深海提督「後は……お前とケッコンカッコカリしたことについてだけど……」

空母棲姫「…………」

深海提督「お前は民間船を何度も襲って、大規模作戦のたびに猛威を振るって艦娘達からも、地上の人間たちからも恨まれていた」

空母棲姫「…………」

深海提督「でも、本拠地のお前は世話焼きで、料理が得意で、時々おちょくってくることもあるが、優しい奴だよ」

空母棲姫「………何?プロポーズ?」

深海提督「……結果そう聞こえてしまうが……まあ、後悔はしてないってことだ」

空母棲姫「………口下手ね」

深海提督「自覚はある」

空母棲姫「まあ、後悔していないって聞けただけでも十分よ。さ、戻りましょう」

深海提督「気まぐれな奴め…まあ、もうそろそろ寝ないと明日が辛いな……」

空母棲姫「そうそう」

深海提督「……明日からも、よろしくな」

空母棲姫「何よいきなり…」

深海提督「いや、今言っておいた方がいいかなって……」

空母棲姫「ふふっ、変なの…。こちらこそ、よろしくね」


【終わり】

これにて、総司令部編は完結です。

何だか、しっくりこないような終わり方になってしまいましたが、申し訳ございません。


次スレでは、前にも述べたように【続・海軍の艦娘ジョーク集】のスレを書いていきます。

このスレでは、新規のジョークに加えて、前スレで書いたジョークに加筆・修正を加えたものを書いたりします。


急ぎ足な形で終わる結果になりましたが、ここまで読んでくださった方々、>>1の駄文に付き合ってくださった方々、本当にありがとうございました。

次スレでも応援してくださればと思います。


感想等があればお気軽にどうぞ。

それではまた次のスレで。

こんばんは、>>1です。

新スレを建てましたので、ご報告いたします。

【艦これ】海軍の艦娘ジョーク集・改
【艦これ】海軍の艦娘ジョーク集・改 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475928211/)


こちらの方もよろしくお願いいたします。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年08月17日 (木) 18:10:51   ID: B4I9EKKA

憲兵長官とのその後のやりとりが知りたかった。
あと、イギリスに女王謁見する行動も見たかった。

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