ウルトラマンガイア「そんな時、ウルトラマンがほしい!」 (83)

~ここは、ウルトラマンガイアのいる宇宙~

ガイア「フォトンエッジ!」バシュン!

XザバーガⅡ「ギャアアアアア!!!」

ドカーン!

ウルトラマンアグル「アグルセイバー!」ズバン!

ΣズイグルⅡ「グアアアアアア!!!」

ドカーン!

ガイア「ふぅ、終わったな、お疲れアグル」

アグル「ああ、お疲れ」

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ガイア「それにしても、破滅招来体の襲撃は終わらないな」

アグル「あのゾグやガグゾムも所詮は尖兵に過ぎないからな」

ガイア「そもそも、黒幕っているのかな…」

アグル「わからん、だが地球に危機が迫っている以上、戦うしかないだろう」

ガイア「うん、そうだね」

ガイア「・・・・・」ハァ

アグル「どうした?何か悩み事か?」

ガイア「うん、ちょっとね」

アグル「話してみろ、俺とお前の仲じゃないか」

ガイア「まぁ何度も殴り合った仲だけどね、わかった、話すよ」

ガイア「この宇宙とは別に他にも沢山の宇宙…世界があるのは知ってるよね?」

アグル「ああ、確かお前も別の世界で戦った事があるんだよな」

ガイア「うん、その世界では、僕達ウルトラマンが架空の存在として扱われていた、平和な世界だ」

ガイア「そんな世界に現れる怪獣…そこの世界の人達にとっては恐怖しかない…」

ガイア「でも僕達は守り抜いた、ティガとダイナ、他の世界から来たウルトラマンの力を借りて…」

ガイア「その他にも、色んな世界があって、色んなウルトラマンがいる」

アグル「ウルトラマンでない俺達がいる世界もあるそうだからな」

ガイア「でね、ここからが重要なんだけど…」

ガイア「僕らって、その色んな世界のウルトラマンがいる中で…」

ガイア「地味な方なんじゃないかって…」

アグル「え…」

ガイア「最早神格化してるティガさん、様々な宇宙を旅するダイナさんにゼロ、彼らとサーガ化したコスモス…」

ガイア「まさかネクサスやマックスに単独ゲストオファーが来るなんて…」

アグル「お前だってウルトラ10勇士には出たじゃないか」

ガイア「でも投げの鬼は発揮できなかった…」

アグル「あれは中の人痛がるらしいぞ、マジで」

ガイア「中の人?」

アグル「そこは気にするな」

ガイア「もしかして僕ら、ガンQに知名度で負けてたりして…」

アグル「まさかアイツで感動話が見られるとはな」

ガイア「今の子供達ってあいつが元々は呪術師の呪いの産物だって知らなんじゃないかな…」

アグル「確かに」

ガイア「そして僕と同じ科学者系主人公のエックス…」

アグル「怪獣を倒さないという点ではコスモスも入ってるがな」

ガイア「スパークドールズ…一回見せてもらいたいなぁ…」

アグル「そんな事しなくても、もう俺達は地球怪獣とは仲間だろ?」

ガイア「ああ、そうだね、後は宇宙怪獣か…」

アグル(その割にはファイブキングの超コッヴ部分ボコりまくってたけどな)

ガイア「君だってそんなウカウカはしてられないよ?」

アグル「どういう意味だ?」

ガイア「結局本編以降マトモに出てないし」

アグル「あっ…」

ガイア「ゼノンさんだって噛ませ扱いとはいえチョロっと出てたのに…」

ガイア「そして新たな青いウルトラマン、ヒカリの存在…」

アグル「そういえば奴も科学者出身だったな」

アグル「それにしてもあいつの中盤での嫌われっぷりは見てて可哀想だったな」

ガイア「一応改心してからもそこそこ戦ってたのに…誰も見てなかったらしいからね」

アグル「市街地戦がなかったかららしいが、あの巨体普通に目立つだろ…」

アグル「そう考えると俺は幸せ物だな…」

ガイア「君の場合、数少ない理解者がTVアナウンサーだったからね」

アグル「あいつには感謝してる、色々とな」

ガイア「あと君意外と子供達に絵も描いてもらってたしね、人形も売られてたみたいだし」

アグル「そうだったのか…」

アグル「話が逸れてしまったな、何故俺達の出番が少ないのか、だったな」

ガイア「うん」

アグル「俺達は他のウルトラマンと違ってハッキリと地球出身となってるからな…」

アグル「いわば地球の守護神、そうそう地球を離れられないのだろう」

ガイア「でも僕一回エタルガーにさらわれたけど?」

アグル「そこは気にするな」

アグル「ま、ウルトラシリーズはまだまだ続いていくんだ」

アグル「いつかこの世界の「その後」が描かれる日を待とうじゃないか」

ガイア「そうだね…ん?」

アグル「どうした?」

ガイア「急に空が暗く…まさか!」

カイザードビシⅡ(複数)「キシャアアアアア!!!」

アグル「な、あいつらは!また攻めてきたのか…」

ガイア「いや…それだけじゃない!」

パスギークⅡ「グオオオオオオ!!!」

ブリッツブロッツⅡ「ピイイイイイイ!!!」

クインメザードⅡ「ウフフフフフ…」

アグル「こ、こいつらまで…」

??「久しぶりだな、ウルトラマン」

アグル「お、お前は…」

破滅魔人ゼブブⅡ「兄の敵はとらせてもらうぞ、行け!」

怪獣達「ガアアアアア!!!」

ガイア「くっ…流石にこの数は…」

??「おっと、大変な事になってるじゃねーか」

ガイア「君は…」

ウルトラマンゼロ「よおガイア、久しぶりだな」

ガイア「ゼロ…どうしてここに…それに僕の事を…」

ゼロ「おいおい、一度一緒に戦った仲じゃねーか」

ゼロ「お前の宇宙で邪悪な気配がしたんでな、来てみたって訳だ」

ガイア「あ、ありがとう…」

アグル「コイツがゼロか…」

ゼロ「お、お前がアグルか!こうして会うのは初めてだな!」

ゼロ「俺はゼロ、ウルトラマンゼロだ!あのウルトラセブンの息子だ!」

アグル「・・・・・」

ゼロ「ま、仲良くしようぜ!」バシバシ

アグル「随分馴れ馴れしい奴だな…」

ゼロ「それに、来たのは俺だけじゃないぜ?」

ガイア「え?」

??「あ、あなたがウルトラマンガイア…高山我夢さんですね!」

ガイア「あ、うんそうだけど…」

??「俺、ウルトラマンエックスと大空大地っていいます!防衛チームで分析を担当しています!」

ガイア「そうなんだ、よろしくね」

エックス「おい大地、あんまりはしゃぐな、恥ずかしいだろ!」

大地「ご、ごめん…」

??「お前がウルトラマンアグル、青き戦士か…」

アグル「お、お前は…」

??「ヒカリだ、たまたまこの宇宙を調査していてな、手を貸そう」

アグル「そうか…それはありがたい」

ヒカリ「地球が生んだウルトラマンの力、見せてもらうぞ」

ゼブブⅡ「な、こんなにウルトラマンが集まるとは…」

ゼロ「あんたらが思ってるより宇宙は広いって事だよ、破滅招来体さん?」

ゼブブⅡ「おのれ…まとめてやっつけろ!」

カイザードビシ軍団「シャアアアアア!!!」

エックス「って流石にあれは多すぎでは…」

ゼロ「虫野郎!かかってきやがれ!」

バシュン!ドカアアアアアアン!!!

エックス「な、何だ!?」

チームライトニング「俺達を忘れちゃ困るぜ!」

チームファルコン「虫達は俺達に任せろ!」

チームクロウ「私達も…この星を守る!」

チームハーキュリーズ「地上の奴は俺達に任せろ!」

チームシーガル「怪我人の救出も進めている!」

ガイア「XIGのみんな…」

エックス「これがこの世界の防衛チーム…人数多いな…」

大地「Xで始まるのはうちと同じだね」












チームマーリン「・・・・・」

ゴゴゴ…

ヒカリ「この地鳴りは…」

アグル「まさか!」

ゾンネル「ゴオオオオオオ…」

ギール「ギャオオオオオオン!」

シャザック「バオオオオオオオン!」

ゴメノス「グルル…」

ティグリス「バルルルル…」

ガイア「地球の怪獣達…力を貸してくれるの?」

ミズノエノリュウ「・・・・・」コク

大地「すごい…この世界では人間と怪獣が共存を…」

エックス「ああ、これは感服だな」














アルゴナ「シャアアアアアア…」

フルータ星人達「頑張れええええええ!!!」

ゼロ「さーて、そんじゃサクッと片付けますか!」

ガイア「ああ!」

アグル「任せておけ」

宇宙怪獣軍団「ガアアアアアアア!!!」

ガイア「行くぞ!」

全員「おおーっ!!!」

パスギークⅡ「ゴオオオオオオ!!!」

大地「エックス!一気に決めるぞ!」

エックス「ああ!」

大地・エックス「エクシード、エーックス!」

ピーッ、ピーッ、ピーッ

大地・エックス「エクシード…スラーッシュ!!!」

ズバン!

パスギークⅡ「」バタッ

エックス「よしっ!」

ブリッツブロッツⅡ「ピイイイイイイ!!!」バッ

ヒカリ「おっと」ヒョイ

ヒカリ「まさかカラータイマーを直接狙うとはな…中々やる、だが」

ブリッツブロッツⅡ「ピッ!」バッ

ヒカリ「アーブよ、俺に力を…」

カッ…ガキィン!

ブリッツブロッツⅡ「!?」

ハンターナイトツルギ「これでカラータイマーは狙えまい」

ツルギ「その発行体、どうやら光線技を吸収できるらしいな、なら」シャキン

ツルギ「ナイトブレード!」

ズバババババ!!!

ブリッツブロッツⅡ「ピギイイイイイイ!!!」

ドカアアアアアアン!!!

ツルギ「よし」

ガイア「えっと…僕の相手は…」

ミーモスⅡ「オオオオオ…」

ガイア「またお前か…」スッ

ムキッ!

ガイア(スプリームバージョン)「一気に行くぞ!」

ミーモス「」ガタガタ

ガイア「おりゃ!」ブン

ミーモスⅡ「ブギャッ!」ドサッ

ガイア「デュア!」ポイ

ミーモス「ドギャッ」バタッ

ガイア「でりゃああああああ!!!」ブンッ!

バキャッ!!!

ミーモス「」ピクピク

ゼロ「スゲェ…アレが投げの鬼スプリーム…」

ゼロ「俺も負けてらんねーな」

クインメザードⅡ「ウフフ…」スッ

モワモワ…

ゼロ「ん?」

幻影ウルトラマンベリアル「ウハハハハハ…」

ゼロ「ったく、お前もダミー生み出す系かよ…」

ベリアル「ウハハ…」

ゼロ「こんなもんはな…全然恐くねーんだよ!ストロングコロナゼロ!」カッ

ゼロ「見せてやるぜ!俺の投げ!ウルトラハリケーン!」ブンッ

ベリアル「ギャアアアアア!!!」

ゼロ「か~ら~の~ガルネイトバスター!!!」ゴオッ

ベリアル「」

ドカアアアアアアン!!!

ゼロ「次はお前だ…ルナミラクルゼロ!」シュン!

ゼロ「ミラクルゼロスラッガー!」ヒュンヒュン…

ズバババババ!!!

クインメザードⅡ「ギャアアアアア!!!」

ゼロ「トドメだ!元に戻って…」

ゼロ「ワイドゼロショット!」バシュン!

クインメザードⅡ「」

ドカアアアアアアン!!!

ゼロ「やったぜ!」

アグル「アグルセイバー!」ザクッ

ゼブブⅡ「ぐわあああああ!!!」ガクッ

アグル「これで終わりだな」

ゼブブⅡ「ま、まだだ…まだ切り札がある…」

アグル「何?」

ゼブブ「フハハ…後は頼むぞ…バタッ」

ゴゴゴ…

アグル「な、何だ!?」

ゾーリム「ガアアアアアアア!!!」

キングオブモンス「グルル…」

ゾグ第2形態「キャアアアアアアア!!!」

ガグゾム「ゴオオオオオオオオオオオ!!!」

エックス「な、あんな馬鹿でかい怪獣が4体…」

ガイア「あいつらが一気にくるなんて…」

ゼロ「何だよビビってんのか?」

アグル「一度倒した奴らだ、何の事もない」

ゼロ「へへっ、そうこなくっちゃな」

ガイア「行くぞ!」

エックス「ああ!」

ヒカリ「任せろ」

ゼロ「シャイニングエメリウムスラッシュ!」

ヒカリ「ナイトシュート!」

エックス「ベータスパークアロー!」

アグル「アグルストリーム!」

ガイア「フォトン…ストリーム!!!」

ビイイイイイム!!!

4大怪獣「ギャアアアアア!!!」

ドカアアアアアアン!!!

~戦い終わって~

ガイア「ありがとう、みんな」

ゼロ「なーに、いいって事よ」

ヒカリ「いつの間にか空も晴れているな…」

アグル「XIGや怪獣達がやってくれたのだろう」

大地「何はともあれ一見落着…我夢さん!」

ガイア「は、はい!」

大地「この世界の事を色々勉強したいんですけど…まずあなたが開発したリパルサーリフトを…」

ガイア「ならスパークドールズを…」

エックス「おいおい大地、戦いが終わったばかりだろうが」

ガイア「ハハハ…」

ゼロ「さて、じゃあ行くか」

アグル「もう帰るのか?」

ゼロ「その根源的破滅なんたらの親玉ってやつ倒しに行こうぜ」

ガイア「そうだね・・・え?」

ガイア「ええーっ!?」

アグル「本気か?」

ゼロ「当たり前だろ」

ガイア「でもどこにいるのか…それにこの宇宙じゃないかも…」

ゼロ「そんなの今更だろ、お前自力で世界越える装置作ったじゃねーか」

ガイア「ま、まぁそうだけど…」

ゼロ「何なら乗り物もあるぜ!ジャンバード!」

シュン!

ジャンバード「何だゼロ、いきなり呼び出して」

ガイア「PAL!?」

ジャンバード「私はジャンバード、又はジャンボットだが」

ガイア「ご、ゴメン、声が似てたから…」

ヒカリ「俺は報告があるので光の国に帰る」

アグル「そうか、またな」

大地「俺達も自分の世界を守らないと…」

エックス「いつかまた会おう」

ガイア「うん、またね」

エックス・ヒカリ「ジュワッ!」

ヒュウウウウウ…

ゼロ「さて、じゃあ行くか」

アグル「どうしても行くのか…仕方ないな」

ガイア「行くの?」

アグル「流石にそろそろケリをつけないとな」

ゼロ「おーい行くぞー!」

ジャンバード「ちゃんと等身大になってから乗ってくれよ?」

ガイア「わかった…じゃあ行こうか!」

ガイア「これからピンチの連続になるかもしれない」

ガイア「ギリギリまで頑張って、ギリギリまで踏ん張って」

ガイア「でもそんな時には…」

ガイア「ウルトラマンがほしい!」

~おわり~

これで終わりです

ガイアは世界観とか色々面白いのに中々客演に恵まれなくて残念です…

是非数年後の我夢達をいつか描写して欲しいですね

そしてXIGの堤チーフが後にハッピーバースディなおじさんになるとは…

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