【fate/go】円卓の騎士達「我が王よ!」アルトリアーズ「ん?」 (67)

ベディ「私たちがカルデアに召喚されてから早1週間。」


剣ランス「始めは円卓の騎士たちとの再会に」


トリスタン「喜びを分かち合いましたが」


ガウェイン「肝心の我らが王が・・・」


騎士団「なんかいっぱいいる!?」





思い付きでグダグダゆっくり書いていきます。

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ベディ「私が今確認しているだけでも4人は王がいましたよ。」


トリスタン「一体何がどうなっているのですか?」


剣ランス「王だけではない。我らが王のそっくりさんも多数召喚されているようだ。」


ガウェイン「私は我が王とマスターに忠誠を尽くすまでですが・・・王が多数いるとなると問題は多いですね。」


ベディ「私はまだ混乱が収まらないのでマスターに話を聞きに行こうと思います。」


剣ランス「私はすべての我が王に会ってみるとします。」


ガウェイン「だいぶ前に既にモードレットが召喚されていると聞きました。
      私はモードレットに状況を聞こうと思います。」


トリスタン「私は少し・・・王には会いにくい。
      少し散歩でもしますか・・」

ベディ「マスター!」


ぐだお「やあ、ベディエールじゃないか。カルデアの暮らしには慣れてきたかい?」


ベディ「まあ、居心地はとてもいいのですが少々悩みが。」


ぐだお「一体どんな悩みが?」


ベディ「我が王、アーサー王がどういうわけかここにはたくさんいます。
    どの王が本物なのか、どの王に忠誠を尽くしていいのかわかりません・・・」


ぐだお「んーそっか・・・アルトリアいっぱいいるよね。まだ増えるだろうし。」


ベディ「まだ増える!?」


ぐだお「そうだね。次はアーチャークラスのアルトリアとか来るんじゃないかな?」


ベディ「ますます混乱してきました。」


ぐだお「ここにいるアルトリアはみんな間違いなくアルトリアだよ。
    どれも本物で間違いないだろうし。
    性格とか体形とかクラスとか違うけどね。」


ベディ「ええ・・・」


ぐだお「なにがどうなっていろんなアルトリアがいるのかはよくわからないけど・・・
    まあクー・フーリンとかもたくさんいるしね!
    細かいことは気にしない気にしない!」


ベディ(答えになっていまっせんが・・・マスターはなんとなく現状を理解していていても詳しいところは分からないということでしょうか・・・)

剣ランス「あそこにいるのは・・・・サンタコスの我が王!!!???
     なんということだぁ!!!!!」


サンタ「どうしたトナカイ!!スピードが落ちているぞ!!」


狂ランス(トナカイ)「アアアアアアアアーーーサーーーー!!!」


剣ランス「何なんだ!?あの黒騎士は!?」


サンタ「貴様!そんな走りでは私のトナカイは務まらんぞ!!」


狂ランス「Arrrrrrrrrrrrr!!」


剣ランス「あの鎧に・・・アロンダイト!?
     ま、まさか・・・」


サンタ「ランスロット!!私のトナカイになるならもっと素早く動け!」


狂ランス「Arrrrrrrrr!!!」


剣ランス「私、、、なのか?」

狂ランス「Arrrrrrrrrrr!!アアアアアーーーーサーーー!!!」


サンタ「ふん、少しはマシになったか。さあ部屋まで走れトナカイ!」


狂ランス「Arrrrrrr!!」ダダダダ


剣ランス「」





剣ランス「話しかけるタイミングを失ってしまった。
     しかしサンタコスの我が王とは良いものを見た。
     そして私も複数召喚されていたのか・・・しかもバーサーカーとはな。



     不覚にもあっちの私を羨ましく思ってしまった・・・」


???「ああ、ジャンヌ!!麗しき聖処女よ!!」


???「今日も美しい姿であった・・・」


剣ランス「ん?誰か来たようだ。」


術ジル「おや?あなたは確かランスロット殿?でしたかな?」


剣ランス「いかにも。私は円卓の騎士団が一人、ランスロットだ。」


剣ジル「おや?ランスロット殿のクラスはバーサーカーではありませんでしたか?」


剣ランス「いや、あれとはまた別に召喚されたセイバークラスのランスロットだ。」


剣ジル「なるほど。二人目のランスロット殿でしたか。
    そうなると私たちと同じですね。」


剣ランス「というと?」


術剣ジル「私たちは二人ともジル・ド・レェですから!」


剣ランス「・・・・え?」

剣ランス「あなた方も同一人物なのですか?それにしては見た目が・・・」


術ジル「まあ、時がたてば姿形なんぞすぐに変わってしまいますので。」


剣ジル「私が闇落ちする前のジル。こっちが闇落ちしたジルです。」


剣ランス「よくわからないが・・・私と同じ境遇であることは分かった。
     一つ、私には悩みがあるのだが・・・同じ境遇であれば分かち合えるかもしれない。」


術ジル「なにやら深く悩んでいらっしゃるようですな。わたくしめで良ければ聞きましょう。」


剣ランス「実は我が王がたくさんいて・・・・」

剣ランス「・・・ということなんです。」


術ジル「ああ、、ああ!!なんと嘆かわしい!!」


剣ジル「この苦境、我々が助けてやらねばなりません!!」


術ジル「実のところ、あなたのように私たちが忠誠を誓った人物であるジャンヌもこのカルデアには複数召喚されています。」


剣ランス「なんと!?」


剣ジル「しかしこれを悩みと取るとはなにごとか!?」


術ジル「愛する相手が何人もいる!!これは生前ではかなわぬ最高にクールなパラダイスではありませぬか!!!」


剣ランス「!!」


剣ジル「ああ、我がジャンヌオルタよ!その足でわたくし目をなぶってください!」


術ジル「ああ、我がジャンヌよ!その眩しい笑顔をわたくしめに向けてください!」


剣ジル「いつものジャンヌであっても!」


術ジル「闇に染まったジャンヌであっても!」


剣術ジル「ジャンヌ最高!!!」



剣ランス「な、なんということだ!!あなたたちはすべてのジャンヌに忠誠を誓うというのか!」


剣術ジル「もちろんです!!」  


剣ランス「私は何という間違いを!
     すべての我が王に忠誠を誓えばいいだけではないか!」

剣ランス「我が王よ!」


オルタ「ん?貴様はランスロットではないか。召喚されたのか?」


剣ランス「ええ!私はすべてのあなたに忠誠を誓いましょう!なんならあなたのトナカイとなりましょう!なんなりとご命令を!」


オルタ「おかしなテンションのやつだ。しかしだな、トナカイはいらん・・・・が、正直なところ今は馬がほしい。」


剣ランス「馬と申しますと?」


オルタ「新しく召喚されたランサークラスの私はな、二人とも馬に乗っているのだ。
    決して羨ましいわけではないのだが・・・不平等だと思ってな。」


剣ランス「でしたら私があなたの馬となりましょう!」


オルタ「は?」


剣ランス「ヒヒーン!」

ガウェイン「モードレット。」


モードレット「父上が3人、父上が4人・・・」


ガウェイン「モードレット!」


モードレット「父上が5人・・・ってさっきからうるせーな!わかんなくなっちまったじゃねーか!」


ガウェイン「あなたは我が王がここに何人も召喚されていることは知っていますね?」


モードレット「んなの当たり前だろ!」


ガウェイン「どれが本物の我が王、アーサー王なのか教えてくれませんか?」


モードレット「そんなの全員本物に決まってんだろ!」


ガウェイン「まさか、そんなことが・・・」


モードレット「まったくうるせーな!俺もいろいろあってテンパってんだ!」


ガウェイン「いろいろ・・とは?」


モードレット「もうすぐ俺も二人になるんだよ!!」


ガウェイン「・・・そうでしたか(わけがわからない!)」


モードレット「噂じゃ剣どころが鎧も持ってねえ俺がサーフボードもってくんだよ!!わけわかんねえ!!」


ガウェイン「そ、それは大変ですね(わけがわからない!)」


モードレット「それにまた父上も増えそうだしよ・・・」ブツブツ


ガウェイン(他を当たろう・・・)


???&???「ラララー!!」


トリスタン「なにやら酷い歌声が聞こえてきますね・・・」


エリザベート「私たち二人がユニットを組めば!」


ハロエリ「声量二倍で美しさも二倍!!」


エリザベート「赤&嫁王ユニットにも圧勝よ!!」



トリスタン「我が王の他にも同一サーヴァントがいたのですね。それにしても酷い歌だ・・・」


ハロエリ「あら?見かけない顔の奴がいるわね。」


エリザベート「流行に乗ってないわね~。あいつは新しく召喚された・・・えーと・・」


トリスタン「トリスタンと申します。」


エリザベート「そうそう!トリスタンよ!アルトリアの部下の!」


ハロエリ「じゃああなたも円卓の騎士なの?」


トリスタン「いかにも。その通りです。」


エリザベート「あんたたち尽くす王様がたくさんいて大変よね。同一人物だらけのアルトリアーズも大変そうだけど。」


トリスタン「なるほど。私たちが悩む以前に、我が王たちは私たち以上に悩んでいる可能性は高いですね。
      ちなみに自分がもう一人いるというのはどんな気持ちなのですか?」


エリザベート「んー私はユニットもくめて楽しんでるけど・・・」


ハロエリ「私も楽しんでるけどアルトリアーズはどうかしらね。」


トリスタン「楽しんでいますか。我が王たちもそうだといいのですが・・・」


エリザベート「気になるなら直接聞けばいいのにね。
       私たちはそろそろ歌の練習にいくわ。」


トリスタン「練習の邪魔をして申し訳ない。私も散歩を続けるとしましょう。」

???「ねえ、そこのあなた」


トリスタン「はい。失礼ですがどちら様でしょうか?」


カーミラ「私はカーミラ。あなたさっきエリザベートと話していたわね。」


トリスタン「ええそうです。同一人物がいることについてどう思うか聞いてみたところ、本人は楽しんでると言っていました。」


カーミラ「私はちっとも楽しくないわ。」


トリスタン「?」


カーミラ「私もエリザベート。さっきの二人と同一人物よ。」


トリスタン「な!?」


カーミラ「楽しい?ふざけないで!
     私の黒歴史みたいなのを同じ建物の中で見せびらかされ、挙句の果てにその黒歴史が2人に増えた私の気持ちがわかる!?」


トリスタン「そ、それは・・・」


カーミラ「アルトリアーズがどうかは知らないけど、私は同一人物がいて最悪な気分よ!」





トリスタン「わ、私は・・・・・・王の気持ちが分からない・・・」

今日はここまで。
あしたもグダグダ続きを書いていきます。

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