アリサ「それで、なんでこんなもの作ったんですか？」

ケイ「え？」

アリサ「え？」

ケイ「オッドポールと言えば？」

アリサ「スパイですか？あ、元ネタだと不良軍人って感じですが」

ケイ「そう！大洗のスパイガールの方よ。戦略大作戦のオッドポールも素敵だけど」

アリサ「そうですか」

ケイ「このオッドポールロボは他校へ赴き様々な情報を集めてくるのよ！」

アリサ「そうですか」

アリサ「それで、どこに潜入させるんですか？」

ロボ「オマカセクダサイ！」

ケイ「え？」

アリサ「え？」

ロボ「エ？」

ケイ「こんなキュートな子に危険なことなんてさせられないわよ！」

アリサ「はぁ？」

ロボ「ソンナ！キイテナイデアリマス！！」

ケイ「この子にはサンダースのマスコットとして働いてもらうわ！」

ケイ「それじゃ、この子の世話はアリサに任せるわ」

アリサ「え？わたしがですか？」

ケイ「サンダースの諜報担当はあなたでしょ？期待してるからね！」

アリサ「い、Yes,Mam！！」

アリサ「......はぁ」

ロボ「潜入調査ガデキナイナンテ、西住殿二会エナイナンテ.....」

ロボ「西住殿ぉお！！」ガガガガガ(会いたくて震える音)

アリサ「一応聞くけど中に本人が入ってるわけじゃないわよね」

ロボ「中ノ人ナドイマセン！」ピガーッ！

アリサ「とりあえず、昨日確認でもしようかしら。アンタ、何ができるの？」

ロボ「情報分析ガ得意デアリマス！」

アリサ「ふぅん、じゃ、ためにしにアタシの情報分析をやってもらおうかしら」

ロボ「了解デアリマス！」ガガガガガ

ジー

アリサ「わ、口からレシートみたいなの出てきた」

ロボ「解析結果デアリマス！」

アリサ「どれどれ......」

アリサ
ちから 5
ぼうぎょ 3
すばやさ 6
かしこさ 8
しつこさ 10
タカシへの想い Priceless

アリサ「なんの能力値よ！！？」

ロボ「ピガーッ」

それからオッドポールロボとアリサの奇妙な交流が始まった

アリサ「ふぅん、食事は戦車の燃料と同じものなのね」

ロボ「サンダースノオイルハ最高デアリマス！」

アリサ「お風呂？水にかけても大丈夫なの？」

ロボ「防水仕様デアリマスカラ！」

アリサ「ん？何してんのアンタ」

ロボ「ケイ殿トメールデアリマス！」

アリサ「内蔵しときなさいよ！そういう機能！」

ロボ「エ？モチロン装備シテイマスヨ？」

アリサ「じゃあ何で携帯電話持ってんのよ？！」

ロボ「アリサ殿ォ！諜報ノ結果、タカシ殿ハ次ノ寄港デ映画二イクヨウデス」

アリサ「良くやったわ！オッドポールロボ！これでタカシとのデートが実現するわ！」

ケイ「アリサもすっかりオッドポールと仲良くなったわね」

ナオミ「えぇ、まるで本当の家族みたいさ」クッチャクッチャ

アリサ「オッドポールロボ！次はタカシのプライベート写真をゲットよ！」

ロボ「了解デアリマス！」

ケイ「オッドポールもすっかりアリサに懐いているわね」

ナオミ「あぁ、本当に.....待って、止めた方が良くないか？」

ケイ「ウーン！Heartfull！！」

ナオミ「まぁいいか」

ダージリン「また面白いものを作ったそうね」

ケイ「Hi,ダージリン。ウチのマスコットよ！今の所は、ね？」

ダージリン「あら、恐ろしいわね。スカイネットでも開発するおつもりかしら」

ケイ「HAHAHA,そうなったら未来の救世主でも育てようかしら。ラブロマンスと一緒にね」

ダージリン「それで、プロトタイプの様子はいかがですの？」

ケイ「順調よ。データから量産機を作成して各校に送り込めば」

ダージリン「愛される偵察機の出来上がり。メンテナンスも相手がやってくれて情報は勝手にこちらへ流れてくる」

ケイ「あら？わたしはマスコットを作っただけよ？それを貴女達がどう使うのかなんて想像できないわ？」

ダージリン「そうね。ただのマスコットですものね」

アリサ「あははは」

ロボ「ピーガガガ」

アリサ「あれ？聖グロの隊長の.....何でサンダースに？」

ケイ「オッドポールを見に来たのよ」

ダージリン「サンダースがマスコットを作ったと聞いてウチでもオレンジペコ型のマスコットロボでも作ろうかと思ったのよ」

アリサ「へぇ」

ロボ「ジー」

ダージリン「何ですの？このレシートみたいなのは」

ダージリン
ちから 8
ぼうぎょ 10
すばやさ 4
かしこさ 12
はらぐろさ 18
英国面 Danger

アリサ「アハハ、腹黒さってwww」

ダージリン「......」イラッ

ケイ「まぁまぁ、アメリカンジョークよ」プフッ

ケイ「今はおちゃらけた機能だけどロールアウト機は」ヒソヒソ

ダージリン「......期待していますわよ」

ローズヒップ「ダージリン様ぁ！！！」ダダダダダッ

ダージリン「ローズヒップ、落ち着きなさい。はしたいない」

ローズヒップ「分かりましたわぁぁぁあああっっとととと」

アリサ「ちょ、ちょっとすごい勢いでこっちに！」

ローズヒップ「止まれませんわぁああああ」

ロボ「アリサ殿！アブナイ！！！」

ガシャーン

ローズヒップ「いたたたた......」

アリサ「ちょ、ちょっとアンタ大丈夫？」

ローズヒップ「大丈夫ですわ.....いたたた、あら？このネジなんですの？」

ロボ「」チーン

アリサ「オ、オッドポールロボォォォオ！！！！」

ローズヒップ「大変！バラバラですわ！」

オッドボールじゃなかったっけ？

ロボ「ガガガガガ、アリサ......殿......」

アリサ「オ、オッドポールロボ！無事だったのね！」

ロボ「オ、オ怪我...ハアリマセ......デシタカ？」

アリサ「アタシは大丈夫よ！それよりアンタ.....」

ロボ「ソレ......ハ、ヨカ...タ..............」プシュー

アリサ「オッドポールロボ？オッドポールロボォォォォオ！！！！！！」

ローズヒップ「こ、壊してしまいましたわ.....」ガクブル

アリサ「......よくも」

アリサ「よくもオッドポールロボをぉぉお！！」

アリサ「ダァァアジリン！！！！」

ダージリン「え？私のせいですの？！」

ケイ「アリサ......」

アリサ「う、うぅ、オッドポールロボがぁ、隊長！オッドポールロボがぁぁ！うぇーん」

ケイ「N,No Probrem！！大丈夫よアリサ、修理すればきっと.....」

メカニック「あー、これヤバイですね。元に戻せるかどうか」

アリサ「びえぇぇぇん」

ダージリン「......か、帰りますわよ」

ローズヒップ「え、あの、よろしいのですか？」アセアセ

ダージリン「それでは、ご機嫌よう」スタコラスタタタ

ローズヒップ「だ、ダージリン様ぁ」ダダダダダッ

ケイ「悲しい事件だったわね......」

ナオミ「それで、まだアリサは落ち込んでるの？」

ケイ「えぇ、アリサには悪いことをしたわね」

ケイ「スパイガールロボの計画も頓挫。ま、イギリスの悪事の片棒を担がずに済んだのはラッキーだったかしら」

ナオミ「あら？あの面白機能そのままつけて送るつもりだったでしょう？」

ケイ「気づいてた？卑怯な真似は嫌いなのよ」

サンダース生「隊長！準備できました」

ケイ「OK,それじゃ、子供に夢を与えに行きましょうか」

コンコン

アリサ「グスッ、はい、どちら様ですか？」

ケイ「わたしよ。アリサ、いつまで落ち込んでるの？」

アリサ「隊長......いえ、もう大丈夫です」

ロボ「元気ヲ出シテ欲シイデアリマス！」

アリサ「オッドポールロボもありがとう.....,って、オッドポールロボ！！」

ロボ「不肖、オッドポールロボ！恥ズカシナガラ帰ッテマイリマシタ！」

アリサ「オ、オッドポールロボォォォォォオ！！！！」

ケイ「ウフフ、幸いハードは無事だったみたいで、ロールアウト機にする予定だったボディに積み替えたのよ」

ロボ「性能モ上ガリマシタ！」

ケイ「それじゃ、これからもマスコットとして頑張ってね、オッドポール！」

ロボ「了解デアリマス！」

アリサ「うぅ、オッドポールロボォ」

ロボ「コレカラモ一緒デアリマスヨ、アリサ殿！」

アリサ「うん！」

ロボ「......」ピーガガガ

ガー

アリサ
ちから 5
ぼうぎょ 3
すばやさ 6
かしこさ 8
しつこさ 10

やさしさ Priceless

FIN

終わりです。HTML依頼出してきます。

オッドポールロボと言う響きだけ思いついたのですが、こんな話になるとは......あと最近ダー様を悪役にする癖がついてるので綺麗なダー様を書きたいです。泉に落とさなきゃ......