トール「え？オティちゃん上条ちゃんと結婚すんの？」

オティ「オティちゃん言うな」

マリアン「なら私もベルシと寿退社する！」

ベルシ「もう死んでるから無理だ」

ミョルニル『』ｶﾞﾀｺﾞﾄｶﾞﾀｺﾞﾄ

オティ「何言ってんのかわかんねぇよ」

ウート「おいおいアンタが抜けちまったら俺達の夢はどうなるってんだよ」

マリアン「あっ、そうだそうだ！それそれ！」

オティ「うるさいだまれ！私はパン屋さんかお花屋さんかお嫁さんで第二の人生を歩むことに決めたんだ！」

マリアン「そんな理由で納得出来るか！」

オティ「お前もさっきまでベルシと結婚して寿退社するとか言ってただろうが！」

トール「でも実際もう魔神の力も殆ど無くなったんだろ？」

オティ「その通りだ。だから今更そんなこと言われても困る」

マリアン「そんな無責任な…」

オティ「まぁまぁ、ベルシと幸せにやれや」

マリアン「ベルシなら雲川鞠亜に寝取られたよ」

シギン「じゃあ何でここにベルシがいるの」

ベルシ「成り行きで」

ウート「50%の確率でポロりがあったオティヌスはもういないのか…」

オティ「[ﾋﾟｰｰｰ]。バレーボールにするぞ」

シギン「シンプルに考えて50%でポロりって凄い確率だよねー」

オティ「シンプルに考えるな。そんなんだからお前はカラー絵がありながら一切登場せずに退場するんだよ」

ミョルニル『』ｶﾞﾀｶﾞﾀｺﾞﾄｺﾞﾄ

オティ「だから分かんねぇよ」

フレイヤ「どーもグレムリンの構成員で唯一完璧に救われちゃったフレイヤちゃんの登場だぜ！」

マリアン「帰れ帰れ！」

フレイヤ「今度親子で遊園地に行くよ！」

ウート「うわ凄い幸せ自慢してんなぁ」

オティ「ふん、私達だってもう新婚旅行は済ませた」

トール「新婚旅行にしては血なまぐさ過ぎたけどな」

オティ「他人事のように言ってるけどお前多分聖人2人組の次くらいにマイダーリンを殴ってたからな？」

フレイヤ「マイダーリンて何よ」

ミョルニル『この前幻想殺しに電話番号渡された。これは浮気』

オティ「唇出すな気持ち悪い」

ミョルニル『じゃあどうやって話せば』

トール「そういや今日のグレムリン同窓会にあいつら来てねぇな」

マリアン「同窓会だったのこれ！？」

ウート「あいつらって？」

トール「ロキとかヨルムンガントとか…あぁ俺がボコッたんだった」

フレイヤ「あたしたちの中で1番好きにやってたのって何だかんだでトールじゃない？」

シギン「ふん、イラストにもなってない奴らのことなんて知らないよ」

ミョルニル『』ｶﾞﾀｺﾞﾄｶﾞｯﾀﾝ

マリアン「えーと…寧ろイラストに『しか』なってないお前に言われたくないって言ってるね」

シギン「シンプルに[ﾋﾟｰｰｰ]！」

オティ「マリアンそれ翻訳出来るのか凄いな…」

saga入れ忘れてました「ﾋﾟｰ」の部分は全部「死ね」です

トール「なぁあれやってよウート」

ウート「あれって」

トール「五感で得た情報を別の五感に感じさせる魔術」

マリアン「それって具体的にどんなのだっけ？」

ベルシ「木原乱数と幻覚ごっこして遊んでた記憶しかないな」

フレイヤ「あたしも覚えてない教えて『助言』マスター」

シギン「例えば火の映像(視覚)を見させて火の痛み(触覚)を与えるとか。あぁもう全然シンプルじゃない。もっとシンプルになればいいのに」

オティ「お前らウートのこと嫌い過ぎだろ」

ウート「そういうこった。じゃあトール見せてやるよ」

トール「おう楽しみにしてるぜ」

ウート「ここに１枚のう○この絵があるだろ？」

トール「…は？」

ウート「魔術発動」

シギン「うわ何これくっさ！」

ウート「視覚（う○この絵）から得た情報を嗅覚（う○この臭い）に置き換えたんだ」

オティ「下ネタは死ね」

フレイヤ「ニーズヘッグこの変態を殺しちゃって！」

ウート「待て！ニーズヘッグはまずい！ぎゃあああああああ」

ミョルニル『私は鼻がないから臭くない』

マリアン「何そのクリリン理論」

ウート「だって同窓会っつーからさ…何か余興とかやった方がいいのかなって…」ﾎﾞﾛｯ

トール「うん俺もそのつもりだったんだけどそのネタはねぇよ。ここ女子何人いると思ってんだ」

オティ「ウートの馬鹿は放っておいて」

ウート「いや待てまだあるんだ…」

シギン「シンプルな変態は死ね」

マリアン「シンプルな変態ってもういいとこないじゃん」

ウート「50%を引き当てたオティヌスのポロり(おっぱい)写真がここにある。これを…」

フレイヤ「すごい！オティヌスのおっぱいの感触！」

オティ「お前やっぱ死ねよ！放って置くなんて甘かった！バレーボール何て甘かった！今すぐ死ね！」

ウートはニーズヘッグのエサになりました。

オティ「さて、私とダーリンの結婚式の日取りだが」

マリアン「えっ、式挙げるんだ」

トール「ウートの葬式の日取りはどうすんの？」

シギン「えっ式挙げるんだ」

ベルシ（…生きてたら復讐手伝ってやろう）

オティ「挙式の日付と場所はもう決めてある」

フレイヤ「へぇ」

オティ「日付は○○、場所はデンマークのイーエスコウ城でやろうと思う」

トール「おっ、やったぜ。そこならヨルムンガントやフェンリル達の葬式も出来るな」

シギン「葬式開きた過ぎでしょトール」

フレイヤ「死地で葬式挙げるって凄い嫌がらせ」

マリアン「っていうかあいつら死んでんの？」

トール「知らね」

オティ「あそこは私がダーリンにプロポーズを受けた思い出の場所だからな…」

トール「えっ、俺間近で見てたけど上条ちゃんプロポーズしてないよね」

オティ「したんだ！！」

トール「あぁそう…」

シギン「愛しの上条ちゃんを取られて嫉妬しちゃうトール…ｺﾞｸﾘ」

フレイヤ「シギンって腐女子だったの？」

シギン「いや今適当かつシンプルにキャラ作った」

マリアン「出番少なかったからってやりたい放題だねー」

トール「いや俺ホモじゃないから」

ミョルニル『…！？』ｶﾞﾀｯ

オティ「お前が反応するのかよ」

オティ「みんな来てくれるよな？」

マリアン「えー」

トール「葬式のついでなら」

ベルシ「行かない」

フレイヤ「その日親子でデートだしなぁ」

シギン「シンプルに面倒臭い」

オティ「…思ってた以上に人望なかったー」

マリアン「当たり前だよ」

ウート「俺がスピーチも読んでやるよ」

オティ「お前は来なくていい！というか何で生きてるんだ大人しく死んでろよ！」

ウート「…カっっ、じィ、KO、まっ、ィり、まぁあ、SHI、ィだっっっ……ッ!!!???」

オティ「それバレーボールのセリフだろうが」

トール「ウートってこんなに面白い奴だったの？」

オティ「そうだ！バレーボールで思い出した」

フレイヤ「何を？」

オティ「久しぶりにグレムリンみんなでバレーボールをやろう」

トール「そのままだな」

マリアン「久しぶりも何もグレムリンでバレーボールした記憶なんてないよ」

オティ「ボールはここにある」

バレーボール(垣根だったもの)「」

シギン「うわぁ…」

ベルシ(復讐のオーラがすごい出てるな…)

オティ「じゃあチーム分けするぞ。7人か…どうしような」

ウート「俺今人数に入ってなかった！？俺入れたら8人だぞ！割り切れるぞ！」

ミョルニル『』ｶﾞﾀｺﾞﾄ

マリアン「ミョルニルが抜けるってさ。ドラム缶だし」

オティ「そうか、じゃあ丁度3:3で出来るな」

ウート「忘れないで！」

マリアン「はい！私ベルシと同じチームがいい！」

オティ「そうか、まぁ何でもいいが」

シギン「じゃあ私もマリアンのチーム行くよ」

トール「意外にすんなり決まったな」

オティ「じゃあ始めるか」

フレイヤ「あ、ねぇねぇ審判」

ウート「俺審判じゃねぇよ！」

フレイヤ「ムスペルは人数に入る？」

ウート「いやムスペルをバレーで使おうとすんなよ！」

オティ「うーん、取り敢えずはムスペルは禁止」

フレイヤ「えー」

シギン「当たり前だよ死んじゃうよ」

トール「はいじゃあサーブ俺達からな」

マリアン「あいあーい」

トール「そぉい！！！」

ﾄﾞｺﾞｫ！！

トール「よっしゃ一点先制」

オティ「よくやった。流石学園都市第2位のバレーボールは強度が高いな。トールが全力でサーブしても壊れない」

マリアン「いやあんなん取れるか！どんな力でサーブしてんの！」

トール「別にルールは破ってないぜ」

マリアン「そうだけど…そうだ！シギンの『助言』を発動！」

シギン「遊戯王みたいに言わないで。そうだね、取り敢えずベルシをレシーバーとして配置しよう」

ベルシ「了解」

オティ「作戦会議は終わったか」

マリアン「バッチリだよ」

トール「んじゃ、もういっちょ行くぜ。おらァ！！」ﾄﾞｺﾞｫ

ベルシ「っ！！」ﾊﾞｼｯ

フレイヤ「上がった！」

マリアン「きゃー！ベルシ格好いい！結婚しよう！」

トール「へぇ、面白くなりそうだぜ！」

シギン「マリアン！」ﾄｽ

マリアン「ナイストス！オティヌスぶっ潰す！テメェ裏切りやがって！死ねェ！」ﾊﾞﾝ!!

オティ「へぶしっ！」ｶﾞｽｯ

ﾃｰﾝﾃｰﾝ…(ボールが跳ねる音)

オティ「」ﾁｰﾝ

フレイヤ「…し、死んでる…」

！？

オティ「いや死んでないわ」

マリアン「あぁ良かった生きてた。鼻血出てるけど」

オティ「お前さっき死ねとか叫んでたよな？」

フレイヤ「うーん…これじゃあ試合は無理かな？鼻血出てるし」

トール「ちぇっ、せっかく面白くなりそうだったのに。鼻血じゃ仕方ないな」

オティ「鼻血に言及しすぎだろ」

マリアン「シギン、鼻血を止めるための『助言』ぷりーず」

シギン「いや鼻血如きで私の『助言』を頼らないでよ」

ベルシ「ティッシュあるぞ」

トール「ベルシさん女子力たけー」

オティ「今まで魔神の力TUEEEEだったからそれを失った今普通にバレーが出来なかったんだ」

トール「それでよくやろうと提案したな」

マリアン「オティヌスが鼻にティッシュ詰めてる様はすごくシュール」

シギン「ゲームは1対1のドローだね」

フレイヤ「いい戦いだった！」

ミョルニル『……』ｶﾞﾀｯ

オティ「悪かったな…これからって時に…」

マリアン「うわ、オティヌスが謝ってるところ初めて見た」

オティ「お前達とこうして遊べるのもこれで最後だからな…これからラブラブ新婚生活が始まるから…」

トール「真面目な顔でそんなこと言われても反応に困るんだけど」

ウート「オティヌスも鼻血出したことだし、この同窓会もそろそろお開きか？」

オティ「だから鼻血はもういいだろ地獄へ落ちろ。出来ればバージョンαに行ってくれると嬉しい」

フレイヤ「まだいたの」

マリアン「死んでなかったんだ」

シギン「シンプルに死ね」

ウート「女子陣からの扱いが酷い！」

オティ「ん、じゃあみんな結婚式来るんだぞ」

トール「じゃあな」

マリアン「それじゃ」

ミョルニル『』ｶﾞﾀｺﾞﾄ

ベルシ「…」

シギン「ここはシンプルに。さよなら」

フレイヤ「ばいばーい☆」

……………………

オティ「…さて、私も帰るかあの男の元へ」

ウート「まだ俺の魔術のネタは残ってるんだけど、やってく？」

オティ「死ね！！！！！」