※咲-Saki-×仮面ライダーシリーズの二次創作
※安価スレ
※京太郎成長もの
※麻雀なにそれこれライダー
※安価の連続取得は禁止(次安価から最低一分開けてから)
※sageでお願いします
※平成ライダーメインですが昭和ライダーも出ます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469281817
◆前スレ
【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」【咲-Saki-】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467984318/)
【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」塞「夢は…」【Part2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468515339/)
目的1:次々と起きる事件を仲間たちと共に解決していきましょう
目的2:ヒロインたちと仲を深めましょう
目的3:生き残りましょう
以上テンプレでしたー
今後ともよろしくお願いするっすー
立ておーつ
埋めありがとーでーす
前スレ1000は【量産型戦極ドライバーと変身用のロックシードを二つゲットするイベ】ってことで
これは強制的に鎧武勢も参加することになるんですが、本来のメインルートじゃないんでちょっと特殊な扱いになったり
もうちょっとあとになりますがまぁロックシードはコンマってことで
そんじゃ再開するよー
京太郎「ま、そんな感じで頼むわ、俺は俺で動いてみる」
晴絵「そんな感じってどんな感じだっての」
京太郎「そんな感じだよ、デネブと仲良くして、玄ともな」
晴絵「なんであたしが玄と仲良く」
京太郎「本当はなりたいんだろ、デネブが言ってたぞ。それに優しいって」
晴絵「デネブはどっかずれてんだから別に良いの!」カァッ
京太郎「赤くなるな、ツンデレか」
晴絵「つ、ツンデっ、ああもう! ホントあんたもどっかずれてるよね!」
京太郎「同じ歳……って言って良いのかわかんないけどな、なんか話しやすくてな」ケラケラ
晴絵「たく、とりあえずこっちはこっちで動くから、あんたは絶対死なないように動きなよ」
京太郎「……デレか?」
晴絵「ああもう、そうじゃないから!」ダッ
そのまま走り去る晴絵
京太郎はベンチに座ったまま静かにコーヒーをすする
そうしているとメールが届く音が鳴った
京太郎「ん?」
差出人:晴絵
件 名:コーヒー
本 文:ありがと
京太郎「……」フッ
◆System
・赤土晴絵の好感度が+10されました
・【赤土晴絵:65】
イッチはレジェンド好きだからなww
ただイッチそういうの関係なしに不幸にしたりするからこええ
(>>19-20 はて、なんの話だろうか?(すっとぼけ
―――昼
◆自由行動
1、誰かと話す【>>712】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(竜華・宥)
6、図書館(灼)
0、自由安価
◇安価2↓
2、散歩(コンマ30以上で成功)
◆【誰かと会う?】
※運39補正:+20
01~30 失敗
31~98 成功
ゾロ目 ??
◇安価1↓
【成功】
◆誰と会う?
※運39補正:+20
1、新子憧
2、小走やえ&岡橋初瀬
3、江口セーラ&二条泉
4、花田煌
5、辻垣内智葉&メガンダヴァン
6、雀明華
7、ハオ・ホェイユー
8、獅子原爽
ゾロ目 ??
◇安価2↓
ミスった、ちょっとやりなおすっす
このタイミングじゃセーラと会えても泉セットじゃない
(いやほんと申し訳なし
◆誰と会う?
※運39補正:+20
1、新子憧
2、小走やえ&岡橋初瀬
3、江口セーラ
4、花田煌
5、辻垣内智葉&メガンダヴァン
6、雀明華
7、ハオ・ホェイユー
8、獅子原爽
ゾロ目 ??
◇安価2↓
―――【公園】
京太郎「こんなとこに……」
ドーナツ屋の車が置いてあった
テーブルや椅子なども置いてあり、客もそれなりに入っている
驚きつつもなにか買おうと思っていると、知った顔を見つけた
京太郎「……」
知った顔というには見慣れていないが、数度だけでも十分
綺麗な表情、流れるような髪、そしてあの時響いた―――歌
故に、自分に忘れさせなかった
京太郎「雀明華、さん……」ボソッ
明華「ん?」
京太郎「……っ」
明華「貴方は……」
◆貴方は?
※運39補正:+20
01~50 誰だっけ?
51~98 確か……
ゾロ目 ??????
◇安価1↓
あらやだ100超え
【100~ あっ!】
明華「あっ」
京太郎「あ、直接に話してはいないんですけど覚えててくれました? 長野の」
明華「ですよね! 長野のハンドボールの!」パァッ
京太郎「そっちか」
明華「そっち? ……あ、えっと他にどこかで見た気が……」
京太郎「えっと、去年の夏に」
明華「清澄の麻雀部! 須賀京太郎君だったんですか!」
京太郎「あ、はい」コクリ
明華「ああ~なんであの時に気づかなかったんでしょう」ハァ
京太郎「そもそもこんな美人にハンドボール時代に眼をつけられてたとは思いませんでしたよ」ハッ
明華「美人だなんてお上手ですね」クスッ
京太郎「いやいやいや」
明華「あ、挨拶が遅れました。御存知のようですが雀明華です」ニコッ
京太郎「えっと、須賀京太郎です……そっちも御存知みたいですけど」ハハッ
明華「はい、ドーナツ私の奢りです」フフッ
京太郎(まさかこんなとこで逆ナンされるとはな……)
二人でテーブルを挟んで座る
パラソルが丁度良い具合に影をつくる
京太郎「日本じゃハンドボールそんなに人気ありませんから」モグモグ
明華「残念ですけど、まさかこんなところで須賀京太郎くんに出会えるなんて思いもしませんでした」クスッ
京太郎「そりゃこちらこそですよ」
明華「そうですか?」
京太郎「ま、部長と激戦を繰り広げてた雀さんに覚えられてるなんて思いもしないですって……あとフルネームじゃなくて良いですよ」
明華「では京太郎くんと」ニコッ
京太郎「う、うっす」
京太郎(なんだこれ、運使い果たしたか……?)
明華「おっと、あまり長居していられないことを忘れてました」
京太郎「そうなんっすか?」
明華「はい、残念ながら……あ、これ私の携帯の番号とメアドなんでお気軽に」ニコッ
京太郎「え、良いんですか?」
明華「はい、ハンドボールのことなんかも話したいですし、せっかくの縁ですからね」クスッ
京太郎「……それじゃお言葉に甘えて連絡させてもらいます」フッ
明華「ではまた」フリフリ
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_-~ _ァ 厂^ ,jfメ ソ ^`:,_ )y'´ _,.れィ _^ '~ ¨ /; 」i、 ャ,` ^ッ_
_,ヽ _え’ 人 jfメtッ′ ^tj , '⌒jyツァ^ ,i v′ 、 _j仇 ¨ X:、
_っ'^ yて _^,沁jfメLア ヤ[ ,^ ( i以 _,. jyx_rf'~ え ヤt ^ty,
,ッニ~ -ソ^ ッ犲ぇv二;」; ノ; ィぇ ,ッj^衣¨^ "才 ]八 ^え, ~ふ
そう言うと、いつから持っていたのか日傘を差して行ってしまう明華
不思議なこともあるものだと思いつつも、渡された紙をポケットにいれる
京太郎「さて、戻るかな……お土産にドーナツでも買ってくか」
◆System
・雀明華の初期好感度は【80】になりました
―――夕方【松実館】
テーブルを挟んで向かいに座る京太郎と玄の二人
さらに霞までやってきているが、豊音も塞も出かけてしまっている
会わせてやりたかったが仕方がない
京太郎「つまり、赤ん坊の赤ちゃんは見つかったってことか?」
玄「まぁジークが勝手に思いだしたっていうか」
京太郎「ん?」
玄「あの赤ちゃん、良い所の子らしくて」
霞「本当に誘拐犯に誘拐されてたのよ、そのあとジークが起きて赤ちゃんごと移動してたところを」
京太郎「なるほど、リュウタロスに誘拐されたと」
玄「うん、だけどその誘拐犯とイマジンが組んで赤ん坊じゃなくてお母さんを狙ったんだけど……」
霞「ジークが玄に憑いたまま変身して、過去に跳ばれたけどどうにか勝ったんだよね」
京太郎「ジークの奴も変身したのか」フム
霞「変な黄色いイマジンが出てきてね、晴絵ちゃんがそっちで玄ちゃんは誘拐犯と契約した方のイマジンを倒したってわけ」
京太郎「なるほど……」
玄「思ったより強くて過去に逃がしちゃったばっかりに……」
京太郎「いや、俺が加勢できてれば過去に行く前になんとかなったんでしょうけど……」
玄「ううん、しょうがないよ。私もジークが動くまで気付けなかったし」
京太郎「で、ジークの方は?」
玄「赤ちゃんのお母さんと契約してたんだって」
京太郎「それじゃあ過去に?」
玄「ううん、お母さんは『この子が大きくなる姿が見れますように』だったから……」
京太郎「赤ちゃんが大きくなるまで、契約は未成立?」
玄「あはは、そういうことみたい」
京太郎「……で、今は?」
玄「あっちの家でその……お母さんに認めてもらったみたいで普段はそっちで暮らす感じで」
京太郎「優しい世界だな」ハァ
霞「まったく、よねぇ」
京太郎「たく、どうなるんだか……」
玄「でも良かったよ、ジークは悪いイマジンじゃないし」エヘヘ
京太郎「あんなに長い間、体奪われてたのに?」
玄「まぁその、仕方ないとこあるっていうか」
霞「なんていうか……」
京太郎「お人よしっすね」
玄「ええ~?」
カランカラン
晴絵「よっ、楽しそうな話してんじゃん」
京太郎「なっ」
玄「は、晴絵ちゃん! わ、若いっていってもさすがに赤土先生そっくりだから!」
霞「ちょっと早く出ないと!」
宥「玄ちゃん、お客さん?」
玄「えっ、あ、お、お姉ちゃん!?」
晴絵「ん、そっか……宥か」
宥「あ、はい……」
玄「お姉ちゃんこれはねっ」
晴絵「私は赤土晴絵」フッ
玄「ちょっと晴絵ちゃんっ!」
宥「赤土晴絵ちゃん……」
玄「っ」
宥「玄ちゃんの新しいお友達かな?」ニコッ
玄「……え?」
玄「お、お姉ちゃん?」
宥「ん? あ、それじゃサービスでコーヒー淹れるね、猫舌だったりは?」
晴絵「しないよ」
宥「うん、それじゃあ」
玄「は、晴絵ちゃんだよ! 赤土晴絵っ!」
宥「えっと……あれ、私会ったことあった? 奈良かなっ?」
晴絵「奈良に住んでたんだけど、知らないなら知らないで別に良いよ。それは正常なことだから」フッ
宥「? とりあえずコーヒー淹れてくるね」ニコッ
テクテクテク
そのまま去っていく宥
茫然とする玄、わけがわからないという表情の霞と京太郎
そしてそんな京太郎の隣に座る晴絵
晴絵「どうしたの?」
玄「ちょ、ちょっと待って、どういうこと……なんで、灼ちゃんだけならともかく、なんでお姉ちゃんまでっ」
晴絵「むしろそっちのがおかしいんじゃない? 確か“私”はあの鷺森灼との方が仲が良かったんでしょ?」
玄「そ、それでもお姉ちゃんとも十分仲良しで」
晴絵「まぁそういうの関係ないけどね」
玄「ど、どうなってるのか教えてよっ、大事なことだよ!」
霞「く、玄ちゃん落ちついて?」
玄「っ」
京太郎「……」
宥「えっと、どうしたの?」コトッ
玄「え、あ……」
宥「お友達と喧嘩はダメだよ?」
玄「う、うん……」
宥「はい、お口に合うかわからないけど」スッ
晴絵「ん……おいし」
宥「そっか、いつでも来てね」ニコッ
晴絵「まぁ言う気もないからこの話はおしまいってことで」
京太郎「おい赤土」
晴絵「なに?」
京太郎「……お前、良いのかそれで」
晴絵「……」
京太郎「……そうかよ」ハァ
今回はここまででー
明華で100超えとはイッチの眼をもってしても見抜けなんだ
このまま進行で今回は終わりっす
電王見てた人はわかると思いますが若干流れっていうか展開が変わってたり
ファイズ回ってことでなにかある、かも
次回は夜会話的なもので
そんじゃなにかあるかわからんけどあればお気軽にー
そんじゃ再開してこうと思いますよー
ちなみにロックシードについてはコンマになりますがハズレ入れた方が良い?
ステータスは大体主人公勢は同じような感じにしてます
一部自分に補正が入るライダーが低めにしてあったり
ハルちゃんに関しては一応最初の一回以外は阻止可能となっとります
十数回は変身するかなって感じでメインのプロット組んでるんで多少は許容範囲って感じで
変身させすぎると……
なにはともあれ一応言っておくと……今回は共通ルートっす
(大丈夫かな? 再開してくよー
―――夜
◆会話
1、塞
2、豊音
3、葵
4、良子
5、宥
6、玄
7、灼
8、晴絵
9、洋榎
◇安価1↓から3↓まででコンマが一番高かった者(※二分経ったらそこまで)
8、晴絵
―――夜【公園】
二人で公園まで歩いてくると、止まる
京太郎「お前さ」
晴絵「ん?」
京太郎「辛く、ないのか?」
晴絵「別に辛くはないよ、そりゃ未来の私って言っても別人みたいなもんだし」
京太郎「本当か?」
晴絵「嘘ついてもしょうがないっしょ」ハッ
自嘲するように笑う晴絵
そんな表情を見て大体察したこともり、京太郎は苦笑した
京太郎「……お前、不器用な奴だなぁ」
晴絵「うっさい……てかアレだよね、あんたが強ければ良いの」
京太郎「どういうことだ?」
晴絵「まぁ今回に関してはあんたはそれほど関係ないけど」
京太郎「そうでもないだろ」
晴絵「関係ないっての、過去じゃどうしようもないでしょ」
京太郎「……そうかよ」
自販機の前に立つと、京太郎は小銭をいれて缶コーヒーを二つ買う
軽く投げて片方を晴絵へ、そしてもう片方を自分に
背中を伸ばす京太郎が、ベンチに座る
京太郎「なるべく変身するな、たぶんあれだろお前の変身……人の記憶から現代の赤土晴絵が消えてくんだろ?」
晴絵「なんでそう思うのさ?」
京太郎「実はデネブに聞いた」
晴絵「デネブめ……」
京太郎「嘘だけどな」
晴絵「!?」
京太郎「間抜け」ハハッ
晴絵「う、うっさい!」カァッ
京太郎「とりあえずあれだ、現代のお前の記憶がなくなれば困るのは現代のお前だろ?」
晴絵「知らないよそんなの……」
京太郎「知らないって、お前なぁ」
晴絵「ともかく、あんたは死なない、あたしは変身する必要がある時にする。どぅーゆーあんだすたんと?」
京太郎「バカ丸出しか、てかスタントってなんだ、階段からおちんのか?」
晴絵「うっさい! ともかく、缶コーヒーには礼はするけどそれとこれは別!」
京太郎「お前なぁ、俺はお前のこと心配して」
晴絵「ならさっさと強くなるんだね!」
京太郎「お前、そんなに強いのか?」
晴絵「だから言ってるでしょ、私はかなり強いって!」ビシッ
そう言って指を向ける晴絵の背後に、空から電車が走ってくる
デンライナーのような電車ことゼロライナー
牛のようなデザインをした緑色の電車から、デネブが顔を出す
京太郎「……赤土」
晴絵「なにさ?」
京太郎「無理すんなよ? なにかあったら頼っとけ」
晴絵「……ま、なにかあったらね」
京太郎「変身しないように俺を呼べって意味だかんな」
晴絵「弱い相手だったらね!」
デネブ「晴絵、そう言う言い方良くない! すまん須賀! 晴絵は本当はお前のこと結構好」
晴絵「うるさい!」ガシッ
デネブ「いたたたたっ!」
京太郎「……仲良いな」フッ
◆System
・赤土晴絵の好感度が+10されました
・【赤土晴絵:75】
【第5話<子連れイマジン、危機一髪!>END】
―――朝【松実館】
食卓を囲む中々な大所帯
松実姉妹はもちろん、京太郎、塞、豊音、葵
今日はさらに晴絵までいる
京太郎「え、なんだって?」
塞「だから、行方不明者が最近増えてきたんだって」
京太郎「いつもじゃ?」
玄「確かに……いや、いつもじゃダメだよ!」
塞「良子さんが捜査してるらしいんだけどね」
京太郎「まぁ理由は山ほどだろうなぁ」
宥「怖いね、気をつけなきゃだめだよみんな?」
晴絵「ぽわぽわしてるし私としては宥のが心配だけどね」
宥「ええ、そうかなぁ?」
京太郎「そうっすよ、こっちはこっちで頑張ってるんですけどね」
宥「頑張ってるって、警察のお手伝い?」
塞「……」ゲシッ
テーブルの下で足を蹴られる
隣の晴絵が苦い顔をしていて塞が晴絵を見ながら申し訳なさそうな顔をした
おそらく、晴絵は間違えて足を蹴られたのだろう
京太郎「えっと……まぁなんつーか色々情報提供っていうか」
宥「凄いねっ」エヘヘッ
京太郎(なんか隠してるのは隠してるので申し訳ない感じが……)
◆知り合い
【塞・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【美穂子・菫・淡・もこ・竜華・怜】
【ネリー・由暉子・成香】
【はやり】
―――朝
◆自由行動
1、誰かと話す【>>136】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(宥・玄)
6、図書館(灼)
0、自由安価
◇安価2↓
2、散歩(コンマ30以上で成功)
◆【誰かと会う?】
※運39補正:+20
01~30 失敗
31~98 成功
ゾロ目 ??
◇安価1↓
【成功】
◆誰と会う?
※運39補正:+20
1、新子憧
2、加治木ゆみ
3、小走やえ&岡橋初瀬
4、江口セーラ
5、花田煌
6、辻垣内智葉
7、ハオ・ホェイユー
8、獅子原爽
ゾロ目 ??
◇安価2↓
補正ゾロでもっかい安価になるっす、券、せめて券を……
【ゾロ目 特殊】
◆誰と会う?
1、瑞原はやり
2、赤阪郁乃
3、ハート&チェイサー
4、世×の破××
ゾロ目 ??????
◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった者
うわぁ券だぁ……(ドンビキ)
【EXイベント】(コンマズラシ券:残り0)
◆誰と会う?
1、瑞原はやり+EX
2、赤阪郁乃+EX
3、ハート&チェイサー+EX
4、世界の破壊者+EX
5、竹井久
ゾロ目 ?????
◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった者
(あーんプロットが死んだ!
5、竹井久【ゾロ目 +ボーナス】
◆もう一回選べるドン!
1、瑞原はやり+EX
2、赤阪郁乃+EX
3、ハート&チェイサー+EX
4、世界の破壊者+EX
◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった者
(ゾロ優先無いんで今回は3になるっすーしかしまあ、やってくれたな!
3、ハート&チェイサー+EX
―――街中
京太郎「はぁ……事件ばっかだな」
歩いていると、ふと真っ赤な男に眼がいった
まるでモデルのような整った顔に体に高身長
真っ赤なコートを着ている男を見ていると、眼が合う
京太郎(やべぇ)
???「これは、仮面ライダーじゃないか」
京太郎「ッ!」
周囲に人間はいない
真っ赤な男と自分だけだ
京太郎「お前……」
???「ハートだ」
京太郎「ハート……っ!」
ハート「構えるな、今は良い」
京太郎(なんだ、思ったより穏やか……なのか?)
ハート「それに、ベルトを持っていないお前を倒しても意味がない」フッ
京太郎「……なに、してるんだ?」
ハート「何も、人間で言うなら散歩、になるのか」
京太郎「……」
ハート「……思ったより冷静だな」
京太郎「そりゃこっちの台詞だ」
ハート「そういうものか」フッ
????「ハート……?」
ハート「ん、来たかチェイス」
京太郎「チェイスって……」
そこには、一人の少女がいた
肩にかかるぐらいの白い髪
ふわっとしており、体は女性らしい
京太郎「……小瀬川、白望?」
チェイス「こ、せ、がわ……?」
_ \ー- 、
∠二 _  ̄\ヽ !
-=_,,ニ二_ ヽ )} }
/ _,, -‐ ゝ ノ、
/ / ヽ
/ / }
.ノ / ヽ`ヽ、
/. / / l ! l ヽ
/ / / / / .} l .l }ヽl⌒ )
./ / / /}∠!_ ./l__l__ l l l
/ ./ / { /7____| /´j_∠!_/! リ }
(/{ { / \{/(。::厂`;ノ ´(。厂)トノ\人
乂 .八ハ / l ,,,`¨ ¨,,, ∧ ,ゝ
` )/从 l、 ` / } .l
_,,,../l \{::\ , 、 ./、ノヽ/)ノ
,, -<//////∧ \::::>..._ ,,..イ∧ ヽ
/ \ ヽ/////∧ \ / .}///l }
./ .、.}/////∧ 〉∧ .|///l l
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.〈 , イ/////////∧ノ:ハ:ヽl.//////\
./\ / }////////////∧イ Vl.////////ハ
京太郎「な、なんで……そういやロイミュードは人間をコピーするって、ハートお前なんでこんな残酷なっ!」
ハート「なんの話をしているのかは知らない、チェイスのオリジナルを知っているのかも知らない、ただ一つ」
人差し指を立てるハート
大体にして、須賀京太郎という“人間”はロイミュードが嫌いである
もっと嫌いな人間は探せば山ほどいるだろう。世界中の人間がその驚異にさらされたのは事実だ
だが、嫌いではある。故に場合によってはこの場で……どうあろうともハートとチェイスの二人と戦う覚悟もある
京太郎「……」
ハート「チェイスの人間態は……俺達が出会う前からあったものだ」
京太郎「……は?」
ハート「クリムなら少しは知っているんじゃないか? 彼女のことも」
チェイス「ハート、この人間は?」
ハート「仮面ライダーだ」
チェイス「……」スッ
ハート「だが良い、お前も良いだろう?」
京太郎「……ああ、言いたいことは例の奴に聞けば良いんだろう?」
ハート「そういうわけだ」フッ
京太郎「だけど、俺はともかく葵さんは戦ってんだぞ」
ハート「それに関しては知らない、としか答えられない。俺は人間を支配するために戦っているんだからな」
京太郎「夢は世界征服ってか、昔の悪の組織かっての」
笑う京太郎に、ハートは真面目な表情で詰め寄る
二人の顔が至近距離まで寄った
お互いに一切視線は逸らさない
ハート「……俺達は本気だ。あの地獄を味わい……俺は、そう決意した」
京太郎「地獄……?」
ハート「いや、言う必要もないか」
そう言って先に顔を逸らすハート
京太郎は舌打ちをしながら、横の自販機に小銭を入れてボタンを押す
缶コーヒーが出てくる
ハート「さて、戻るぞチェイス」
チェイス「うん」コクリ
京太郎「待て小瀬川白望」
ハート「こいつはチェイス、俺の友達だ……間違うな」
京太郎「だが小瀬川白望の姿をしているのは確かだろ」
ハート「ロイミュードというのはな、人間のデータをコピーしてその人間に心まで引っ張られる」
京太郎「……」
ハート「人間を支配しようと、憎んでいるのに人間に近づくんだよ。わかるか?」
京太郎「わかるよ。憎い奴に近いことに気づかされるその気分はな」
自嘲するように笑う京太郎
ハート「……」
京太郎「……わかった。今のチェイスは小瀬川白望じゃなくてチェイス、だな」
ハート「ああ」
京太郎「だがプロトドライブだった時のこと、ベルトさんと一緒に戦ってたことを思い出したなら」
ハート「……敵になることを、認めろと言うのだろう?」
京太郎「元の場所に戻るだけだ」
チェイス「勝手に話を進めないで、私が仮面ライダーなんて……ぐっ」ズキッ
頭を押さえるチェイス
京太郎「……ああ、悪い」
ハート「とのことだ」
京太郎「おいハート」ポイッ
ハート「ん?」パシッ
京太郎「コーヒー、美味いぞ」
ハート「……人間の飲み物、か」
京太郎「……こうして話してみると、お前のことは嫌いじゃない」
ハート「……ありがとう」
京太郎「……は?」
ハート「物をもらったらそう言う、ものだろう?」フッ
京太郎「お、おう」
ハート「……行こうチェイス」
チェイス「うん……」チラッ
京太郎「……」
チェイス「……」タッタッタッ
残されているのは京太郎一人
京太郎「……たく、どうしろってんだこれ」チッ
―――公園
京太郎「ありがとう、ね……」フッ
ロイミュードに礼を言われるなんて思いもしなかった
つい最近まで、京太郎自身は倒すべき敵としか考えていなかった
復讐相手、“自分自身”の仇……
だがあの日、仲間を助ける姿を見て、今日は会話までした
京太郎「しかも、裏切れとまで言ったようなもんだもんな……」フゥ
?「あら、どうしたの?」
京太郎「まぁ色々あって」
?「私も裏切りに関しては敏感っていうか、言われたっていうかねぇ……」
京太郎「……?」チラッ
久「こんにちは須賀君♪」
/: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .ヘ
,: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :.
. : . : . : . : /: . : . : . : . : .,イ: . : . : . : . : . : . :.,
. : . : . : . : . : . : . : . : . :/ {: .i\: . :r 、: . : . : .,
{: . : . : ../ : : . : . : . : , ヾ{ \:ヘ ヽ:.V: . : ,
: . : . : . : .7: . : . : . :/ ` `` ヽV: . :.
,: . : /: ..7: . : . : ../ _,,,.. -‐ V: . :.
,: . : . : ..{: . : .7: /--‐ ´ _ }: . :.}
. :〃: . : !: . :7{/ __ ィfチ刈 ヽ !、: . }
/: . : . : . : ., ィて示心` ち.::リ ノ .i }: . ,
7,: . : . : i: . :{〈 ち .:::. } `¨´ レ': . :}
7 ,: . : . : . : .i! ゝ‐'’ , 川: . :
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京太郎「……!!?」
メタルギアでスネークが敵兵に見付かった時みたいなSEが聞こえたような気がした
京太郎「あ、あんたはなにやってんです!」
久「きゃっ、び、びっくりさせないでよ。夏が終わったあと麻雀教えられなかったことは謝るけど」
京太郎「いや、ちょっとの間ですけど地獄のような特訓の日々を……じゃなくて!」
久「私もバーdげふんげふん、色々あったのよ」
京太郎「そんな話じゃなくて」
そう言えば、と久から手に持ったφのマークが入った箱を渡される
それを受け取った京太郎が首をかしげた
京太郎「なんっすかこれ?」
久「さぁ、さっき会った人にあなたに渡してって」
京太郎「どんな人?」
久「さぁ、黒い服だったしおばあさんとしか」
京太郎「……」
久「とりあえず久しぶりね、咲には会った?」
京太郎「え、咲も生きてる?」
久「そりゃそうよ、まぁ色々あって私は会いにくいとこあるんだけどね」クスッ
京太郎「……」
久「こんなところであったのも」
京太郎「運命? 赤い糸で結ばれてる? とか言って俺をからかおうとか考えてんでしょ」
久「あら、ちょっと見ない間に可愛くなくなったわね」
京太郎「あんたは昔からカワイイっすね」
久「……な、生意気な口きくようになななったわね」カァッ
京太郎「なにどもってんですか」
久「べっつに~?」
バー…なんだって?
ヒッサはやっぱやり込められてる方がかわいい
京太郎「あんた、染谷先輩も優希も心配してんぞ」
久「もう、清澄をやめたとはいえ年上よ?」
京太郎「……」
久「しかも私は社会人、会社は物理的に倒産したけど」
京太郎「は?」
久「咲に会っても私のことは内緒でお願いね」
京太郎「なんで!」
久「裏切り者だから、よ……」
京太郎「意味がわかんないって! 和は!」
久「あの子は色々あって、あの後東京に来てるって聞いたけど……てかこっちも大忙しだったのよ」
京太郎「だから説明しろって」
久「これ……連絡先あげる」スッ
一枚の紙が手渡される
静かに受け取ると、それを確認してポケットの中に入れた
思うことしかない。疑惑しかないが、昔からミステリアスっていうか秘密主義なところはあった
京太郎「……どうも」
久「そんな顔しないでよ、これでも結構須賀君のこと好きなんだから、落ち込んじゃうわよ?」
京太郎「どこからどこまでが本当かわからん……」
久「これでも結構真面目だけどね」
京太郎「……」
久「さて……行こうかしら」
京太郎「せめてまこさんや優希に連絡してやってください」
久「……きっと私、死ぬから変わらないわよ」
京太郎「は?」
久「不完全なシステムのせいで、私の体はボロボロ……ってとこかしらね」フリフリ
それだけ言って去っていく久
あまりな言葉に、その場に立ち尽くす京太郎
先ほどからの連続で意味がわからなくなってくる
京太郎「なんなんだよ、一体」
ギャレン…だと!?
久「ミ゛ホ゛ゴォォォォォォ」
久「ワダシノカラダハボドボドダァ!」
そう言えばと、久から受け取った箱を見る
アタッシュケースと同じく『SMART BRAIN』のロゴが入った箱
それを開くとそこには……
京太郎「時計?」
驚きつつも、それをポケットにしまう
なにかの役に立つことは事実なのだろう
時計についていたミッションメモリーも気になる
京太郎「ま、実戦でわかること、だな……」
それよりもわからないことが多すぎる
大きなため息を吐きつつ、京太郎はオートバジンへとまたがる
◆System
・チェイサー【3/3】
・ハート【2】
・【竹井久】の初期好感度は【100】になりました
※現状では【竹井久】の好感度はこれ以上は上がりません
(よもやこんなことになろうとは……
―――昼前
◆自由行動
1、誰かと話す【>>136】
×、散歩(コンマ40以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(宥・玄)
6、図書館(灼)
0、自由安価
◇安価2↓
(この世界の敵についてはまぁ色々と事情があったりなかったり
3、訓練
◆訓練(指定ステータス+2)
1、HP
2、速度
3、攻撃
4、防御
5、SP
ゾロ目 ????
◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった項目
(どうなってるんだ……
【ゾロ目 イベント】
◆誰かと訓練!
1、松実玄
2、宇夫方葵
3、戒能良子
4、愛宕洋榎
◇安価2↓
1、松実玄
―――高架下
京太郎「まさか玄さんから直々に戦闘訓練を頼まれる……とはっ」スッ
生身の京太郎が玄の拳を受け流す
髪をポニーテールにした玄が、動きやすそうな恰好で足を振るうが、あまりに弱々しい
避ける気にもならず受けるが、多少痛みはあるがその程度
京太郎「なんつーか、慣れないことはやるもんじゃないっていうか」
玄「で、でも私の体がもっと、つ、強ければ……」ハァッハァッ
京太郎(エロい……)
玄「ええい!」ブンッ
京太郎「……」
玄が振るった拳が京太郎の胸を打つが、ヘロヘロの拳はまったく痛くもない
敢えて言うならばかゆくもない
気まずそうな表情で後頭部を掻く京太郎
京太郎「まぁやっぱそういうとこはモモタロスたちに任せた方が」
玄「も、問答無用! てぇい!」ペシッ ペシッ
京太郎「ど、どうする……」
そんなことを考えていると、突如玄が揺れた
前髪が白くなり、編んだ髪を後ろで束ねている
スポーティな恰好なのに首には白いファー
京太郎「えっと……」
玄「降臨、満を持して!」
京太郎「なんで出て来てんだ」
玄「気まぐれで見に来ていればな、このプリンスが相手をしよう」
京太郎「落ち着け」
玄「この私と戦えるのだ……光栄に思え?」スチャッ
京太郎「ベルトつけるんじゃねぇよ」スチャッ
玄「変身」
京太郎「ちょっと止めろ誰か!」
お?ピョンピョンしたいんかイッチ
わー、間違えたぞー(白目)
やりなおさないが、うん、このまま葵も
あれイッチ、下2のはずなのにクロチャー?
やったぜ
3pだな(ガッツポーズ
玄W「ふむ、少し疲れた」
そう言って変身を解除する玄ことジーク
ファイズの姿の京太郎がため息をつく
京太郎「だぁ、しんど……とんだ珍客だったな」
玄W「ふむ、今度は見る方に回るのもおもしろいやもしれぬ」
京太郎「お前なに言って」
葵「松実妹さんと戦ってなにをしているのかなぁ?」
京太郎「おい、説明しろ」
玄W「見せていただこう!」
京太郎「俺の訓練になってんじゃね」
ファイズの前に火花が散る
間違いなくカイザブレイガンから放たれた銃撃であり、葵の顔は笑っていない
こりゃある程度落ち着いてジークが飽きるまでは無理だなと頷く
京太郎「ま、なにもかも損ってわけでもないしな……」カチャッ
葵「死ぬしかないなぁ!」
京太郎「仲間じゃないのかよ」
隣に走ってきたオートバジンからファイズエッジを引き抜く
走ってきたカイザが振るうカイザブレイガンのブレードと鍔競り合う
京太郎「っと!」
葵「やだなぁ、比喩表現だよ、仲間を殺すわけにはいかないからね」
京太郎「なんつーか、本当に殺しにきてるとしか……」
葵「殺さない程度に痛めつけて話を聞かせてもらおう……か!」
京太郎「たく……めんどくせぇな」カチャッ
玄W「ふむ、戦い方を見るというのはこの者のためにもなる!」フリフリ
京太郎「お前あとでしめあげるからな!」
普通に京太郎じゃないか?
ぶっちゃけいろんな意味で本気出してないし
葵「遊びならそうと言ってくれないかな?」
京太郎「遊びってことはないけど、ね?」
玄「う、うん!」
葵「で、そのイマジンは?」
玄「えっと、デンライナーの中?」
葵「デンライナー、時の列車ね……」
京太郎「……あーえっと、とりあえずそういうことなんでお互い被害者ってことで」
葵「そっちに関しては私も悪いとこある。悪かったね」
京太郎「……」
玄「おお……」
葵「なにさ?」
京太郎「いや、まさか」
玄「京太郎くんに謝るなんて」
葵「私に非があった場合は謝るよ、人間相手にはね」
京太郎「……そうっすか」
葵「どうしたのさ?」
京太郎「いや……」
葵「……ふん、まあいいや松実妹さん、お姉さんが呼んでるよ」
玄「あ、はい……って玄でも良いのに」
葵「……く、玄?」
玄「はいっ!」ニコッ
京太郎「そりゃ俺も」
葵「呼ぶ意味がないでしょ、須賀」
京太郎「あ、はい」
◆System
・【宇夫方葵】の好感度が+10されました
・【宇夫方葵:55】
・【松実玄】の好感度が+5されました
・【松実玄:95】
※忘れてた
◆System
・全ステータスが【+1】されました
明日は仕事あるし今回はここまでー
次回はメインストーリー進行から
まぁちょっとした間のストーリーなんでその後にまた自由行動
これ以上はゾロ目に殺される、おもにプロットが、もうちょっと死んだけど
色々と事実判明しちゃったよ……
そんじゃなにかあればお気軽にー
乙です
ロックシードのハズレ枠、せめて変身に使用できるモノだといいけど…
ちなみに、当たり枠はスイカやメロンだろうか?
乙
むしろ当り枠にエナジー系を持ってくるかもしれん
乙
乙
>>348
変身ライダーがオリジナルにならない&いきなりアームズチェンジはないんじゃないかと考えると、
鎧武・バロン・龍玄・斬月・ブラーボ(Aランク)
エナジー系(Sランク)
が当たりだと思われ
っていうか公式サイト見るとアームズチェンジ用がすべてAランクだったから、マジで>>350の言う通りかもしれん
公式サイトで確認したが、通常のロックシードにSランクはないみたいだ
チェイスの人間体がいつからシロの姿だったか戒能さんに聞いてみたい
それでグローバルフリーズ前のシロがチェイスだったかどうか判断できそうだし
というか、前スレでのベルトさんのセリフからして、もしかすればプロトゼロはただのロイミュードってわけではないのかもしれない
なんか意味深な発言してたし
>>367の戒能さんへの質問より、むしろベルトさんに聞いたほうがいいかも?
プロトゼロ以外のロイミュードは蛮野博士って人が作って、プロトゼロはベルトさんが作ったロイミュードの試作品。
ベルトさんがハート達に殺された後、プロトゼロに絶対正義をプログラミングして、プロトドライブとして戦わせた。
でも、進化したハート達にやられて、プロトゼロはチェイスに封印される。
そう言う意味じゃ、プロトゼロはただのロイミュードじゃない。
>>370
まあ確かに、「プロトゼロはすべてのロイミュードの大元だった上に元は人間側だった」って意味で特殊だけども…
前スレ>>642で口ごもって「今は話すべきではない」って言われるほどかね?というのが引っかかるんだ
だからこそ、一度原作では製作者だったベルトさんに聞いておくべきだと思うんだよね
闇の力がアンデッドを作ったって事にすればへーきへーき
帰ってくるのが遅くなったけど再開してくよー
ロックシードに関しては最初の入手ロックシードによって素が色々変わる感じで
自由安価については上手く使えばフラグとか成立させるのに役に立つ感じで無理なものは無理だったりもしますが
のよー
(ありがとですーそんじゃ再開ー
―――ドライブピット
良子からの呼び出しによりドライブピットへとやってきた京太郎
そこにいたのは洋榎と良子と裕子と豊音、そしてクリム・スタインベルト
問い詰めたいこともあるが、良子の言葉を待つ
豊音「京ちゃん!」
良子「彼女とはすぐそばで会ったのでそのまま協力をお願いしました。戦闘に関してはお願いしませんが」
豊音「は、はい!」グッ
京太郎「だからお願いしてませんって」
洋榎「それにあんたベルトもないやろ」ケラケラ
豊音「そ、そうだよね!」アタフタ
京太郎「さて、なんで呼びだされたんです?」
良子「特状課で源さんや課長、えっと私の仲間も動いているんですがこちらも動くこうと」
洋榎「そんで京太郎に協力を頼んだ理由は一つ」
京太郎「……なにかしらが絡んでると」
洋榎「灰、がな?」
京太郎「宇夫方さんは?」
良子「一応連絡は入れました、現地で合流することになってます」
京太郎「現地、ね」
良子「被害者の共通点から絞った場所です」
豊音「よし、行こう京ちゃん!」
京太郎「ですね、そっちは?」
良子「私と洋榎も別方面で調べてみます、裕子さん」
裕子「こっちは被害者の情報をまとめるわ」
京太郎「さて、行方不明者、ね……」
豊音「これ以上出さないようにしないと!」
京太郎「ですね」
―――音楽大学
京太郎「で、被害者の共通点がここ、と」
豊音「良子さんが許可はもらったってー」
京太郎「手帳とかないんですけど、まぁ豊音さんがいるし大丈夫だと思いたいんですけど」
二人で入ろうとしたところで、サイドバッシャーがやってくる
誰かなんて考える必要もないだろう
ヘルメットを外せば長い髪がなびく、真ん中分けの髪の少女が下りた
京太郎「どうも」
葵「ここにオルフェノクが、ね」
京太郎「たださっき来た情報によると、学生が行方不明になる。いやあえて言うなら灰になる前からこの手の事件は起きてたようで」
葵「どういうこと?」
京太郎「ここ、ただオルフェノクだけの事件に思えないんっすよね」
葵「……とりあえず、ロイミュードだろうがオルフェノクだろうが、消せばいいんでしょ?」ニッ
豊音「うっ……」
葵「……こわがらせた?」
豊音「う、ううん!」ブンブン
京太郎「とりあえず調べましょう、宇夫方さんはあっちの方お願いします」
葵「二人は?」
京太郎「こっちで」
葵「了解、戒能さんもすぐに合流するって」
京太郎「そりゃ助かる」
音大…オルフェノク…蛇さんかな?
校舎に入ってアタッシュケース片手に歩く京太郎と、豊音
廊下を歩く生徒が度胆を抜かれたように豊音を見る
180を超える身長の京太郎をさらに超える豊音
京太郎「さてと、怪しい生徒はっていうか……見ればわかるもんですか?」
豊音「あはは、私も無理だよー」
京太郎「ですよね、これじゃキャンパスライフ楽しむカップルだ」ケラケラ
豊音「か、カップルに見える、かなぁ?」
京太郎「アベックには見えるかも」
豊音「あべっく?」
京太郎「忘れてください」
良子「京太郎、豊音」
京太郎「合流っすか」
良子「はい、一応色々見ながら誰かしら探していたんですが、葵は?」
豊音「別のとこー」
良子「そちらには洋榎が合流してると思います。では」
~♪
京太郎「ん、音が……」
良子「歌、ですか?」
豊音「良い声だねークラシックギターかな?」
京太郎「そういえば、被害者に他の共通点はどうっすか、こっちも聞き込みはしてみたんですが」
良子「先ほどから私も聞き込みをしました、生徒の共通点は」
二人が同時に、口を開く
京良「未来有望と言われた生徒ばかり」
京太郎「……行ってみる価値はありますね」
良子「はい、そして調べたところ次点で襲われそうな相手の名前も聞けました」
京太郎「さすが本職」
>>1に質問
オートバジンはどうすればバトルモードにできますか?
―――教室
◆BGM:夢のかけら〜Romantico【https://www.youtube.com/watch?v=PCnQcFgN1Dc】
クラシックギターの音と、歌声が止まる
それと同時に拍手の音が響いた
ギターを弾きながら歌を歌っていた青年が良子の方を見る
??「おお、美人」
良子「あなたは、海堂直也ですね?」
海堂「ちゅーか、あんたら誰?」
良子「こういう者です」スッ
海堂「警察……悪いことなんてしてません!」
良子「いえそういう話でなくて……」
??「なんの話ですか?」
海堂「先生……」
良子「あなたが?」
教師「ええ、確か話がありましたがあなたがここに調査に入った?」
良子「はい、一応助手も」
京太郎「ども」ペコ
豊音「こ、こんにちはっ!」
海堂「えっと、なんなわけ?」
京太郎「ここでの事件、知ってるだろ?」
海堂「あー確かいなくなってるのがいるんっしょ?」
京太郎「次の被害者予想は、あんただ」ビシッ
海堂「えっ、マジで?」
京太郎「ああ」
良子「故に、私たちはこれ以上の殺人を止めるために来ました」
教師「彼らは未来有望な生徒たちだった、残念です」
京太郎「ってことで、とりあえず帰るまでと行くまでの護衛はさせてもらう」
海堂「お前みたいなガキンチョに護衛されるほどよわかねーっての」
京太郎「……」
豊音「え、えっとそれじゃ私が!」ビシッ
海堂「でっけぇ、デカすぎ」
豊音「……」シュン
海堂「落ち込んでもデカい」
京太郎「お前ちょっとシャラップ」
>>401
進んでいけば自然とっすね
―――【音楽大学:前】
良子「それではとりあえず今日は私が彼を送って行きます」
海堂「美人なら大歓迎だっちゃ」
良子「行きますよ」
海堂「つめてー、だがそこが良い」
良子「明日朝は京太郎がお願いします」
海堂「えー」
豊音「えっと、ユニークな人だったね!」
京太郎「そうっすか?」
豊音「うん、夢を追ってるって凄いなぁ!」
京太郎「豊音さんにも夢があるでしょ?」
豊音「うんっ、またみんなで麻雀するっ!」
京太郎(みんなで、か……小瀬川白望、どうするかな……)
豊音「京ちゃんの夢は?」
京太郎「俺の、夢……?」
豊音「うんっ!」
京太郎「俺の夢……か」
―――夕方
◆自由行動
1、誰かと話す【>>136】
2、散歩(コンマ40以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(宥・晴絵)
6、図書館(灼)
0、自由安価
◇安価2↓
あ、訓練無理だった……下にずらすっす
0、自由安価【ベルトさんにチェイスのことを聞く】
―――ドライブピット
帰ってきたトライドロン
ピットに京太郎がいることに驚いた表情を浮かべて良子が下りる
クリムは専用の装置へとセッティングされた
良子「待っててくれたんですか? はっ、もしかして心配して?」
京太郎「違います」
良子「あ、はい、ですよね」
京太郎「クリムと話したいことが」
良子「お邪魔ですか?」
京太郎「二人にしてもらえれば」
良子「……わかりました」コクリ
残されるのは京太郎とクリムの二人
静かな中、最初に話を始めるのは京太郎の方だった
ベルトに浮かぶクリムの表情は読めない
京太郎「ハートとチェイサーに会ったよ、人間の体のな」
クリム「そうか、すまない。話すのはもう少し後にしようと思ったのだがね」
京太郎「宮守のみんなに関わり合ってたのは、知ってたのか?」
クリム「なんとなく察したよ、彼女……熊倉トシが持ってきた遺体と彼女たちが探している小瀬川白望が同一人物だということはね」
京太郎「……」
トシさんが言ってたのはやっぱりチェイスがシロに擬態してるって事だったのか…
んで、その遺体はどうしたんよ
>>422
財団X「チラッチラッ」
京太郎「となると、やっぱ小瀬川白望は死んで」
クリム「それは少し違う」
京太郎「ん?」
クリム「彼女は私にこう言った、ロイミュードの技術を使ってなんとかできないかと、そして私は……」
京太郎「小瀬川白望を……チェイサー、いやプロトゼロに?」
クリム「ああ、死体の損傷は少ないながらも時間の問題もある。だからこそプロトゼロに記憶や姿形をコピーさせた」
京太郎「記憶まで?」
クリム「熊倉と私がいてこそだがね、彼女は脳や人体についてかなりの知識を持っている。私はロイミュードを作った張本人、そして」
京太郎「つまりそりゃ、小瀬川白望を蘇生したってことか?」
クリム「そう考えてもらって相違ないね、他のロイミュードとは比べ物にならない、なんたって記憶、感情、全てがそのまま……奇しくも“彼”と似たようなことをしてしまったと言えばそうだが」
京太郎「あれは小瀬川白望なのか?」
クリム「非常に答えにくい質問だね、記憶を無くした彼女を小瀬川白望というのは……現在の彼女は前よりもロイミュードに近づいた存在だ」
京太郎「……」
クリム「君の仲間に伝えるのは渋られるが、どうする?」
京太郎「みんなに、か?」
クリム「ああ、望むなら私が話をしよう……良かれと思って黙っていたがそれが本当に君たちのためになるのかは、疑問に思っていたところもある」
京太郎「……」
クリム「すまなかった京太郎」
京太郎「いや、あんたが謝ることじゃないだろ。そうするしかなかったってのもわかる」
クリム「そう言ってもらえると救われた気分だよ」
京太郎「戦うしかなかったのもまだ妥協する」
クリム「……」
京太郎「俺は文句を言うつもりなんかないしな。問題はこっからだ」
クリム「……君に選択を任せよう。私より彼女たちのことを知っているだろう?」
京太郎「このことを、みんなに、か……」
今伝えたら葵がどう動くか読めんな…
◆【小瀬川白望のことを?】
1、伝える
2、伝えない
◇安価1↓から2分間で集計
2
2、伝えない
京太郎「いや、まだやめとこう」
クリム「うむ」
京太郎「あの人たちは仲間だったしな、正直重すぎるだろ」
クリム「ああ、せめて彼女たちがこの事件にさえ関わらなければ」
京太郎「いや、どちらにしろ悩んでたさ、実際に戒能さんは悩んでる」
クリム「……」
京太郎「洋榎さんの方はそうでもなさそうだけどな」
クリム「彼女はロイミュードの撲滅が目的だからね」
京太郎「……ともかく、話聞かせてくれてありがとうなクリム」
クリム「いや、むしろこちらが謝罪をする立場だよ」
京太郎「素直に話してくれただけで十分ってもんだ」ハッ
クリム「今後とも頼む、私も協力はおしまない」
京太郎「おう、そんじゃ……」
クリム「君も気をつけたまえ……」
京太郎「ああ、なぁクリム」
クリム「ん?」
京太郎「ロイミュードって奴は、人間みたいだな」
クリム「彼らは我々と同じ心を持っているからね、力を持った人間と言っても代わりはないだろう」
京太郎「……なんとか、できないもんかね」
クリム「なんとかしたいが、彼らの野望を砕かねばならないのは事実だ」
京太郎「……」
◆System
・【小瀬川白望の真実】を知ったため一部のストーリーが変化します
・【チェイサー:OVER/3】
・【ハート:3】
―――夜
◆自由行動
1、誰かと話す【>>136】
2、散歩(コンマ40以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(塞・豊音)
6、公園(晴絵)
0、自由安価
◇安価2↓
0、自由安価【海堂の家周辺を見張り、パトロール】
明日の朝から送り迎えを頼まれた
だが今晩から見て回っても問題はないというより、見て回った方が良いだろうと考えて海堂の住むアパートの前に立つ京太郎
静かに、息をつく京太郎だったが海堂が家から顔を覗かせ、降りてくる
京太郎「よう」
海堂「なにしてんだお前、ちゅーか寒くねぇの?」
京太郎「寒くてもやらなきゃなんないことがあんだよ」
海堂「そんなに強いのあんた?」
京太郎「わかんないだろうけどな、敵はいるんだよ敵は」
海堂「……ちゅーか俺、天才だから最初に標的になってもおかしくないんだけどな」
京太郎「恐怖を与えるため、とか?」
海堂「めっちゃびびってますよそりゃ」
京太郎「そりゃそうだ」ハッ
海堂「……これからギター弾きに行くけど」
京太郎「着いてく」
海堂「あ、あんなとこにミニカー落ちてる」
京太郎「触るな、あんたの生命線の一つでもある」
海堂「なに言っちゃってんの?」
京太郎「うっせ、早く行くぞ壁薄いアパートじゃ弾けないんだろ」
海堂「つめてーガキンチョだな」
京太郎「たく、なんで……てかあんた毎日、弾きに行ってんのか?」
海堂「おう、俺様偉いだろ」
京太郎(あぶねぇな、場合によっちゃこいつが一番の被害者になってもおかしくないな……)
海堂「ふふふ~ん♪」
―――早朝
京太郎「ん、そろそろ行くか」
起きた京太郎がジャケットを着こむ
夜遅くまで護衛、そのあとはシフトカーたちに任せて帰宅した
一眠りしたらまた朝、海堂が音楽大学に行くまでの護衛
京太郎「さてと」
豊音「んぅ、あれ、京ちゃん出かけるの?」
京太郎「ああ、まあ」
豊音「そう言えば京ちゃん、玄ちゃんっていうかモモちゃんが」
京太郎「ん?」
豊音「あの大学の近くでイマジンの匂いがするって」
京太郎「……イマジンが関わってる?」
豊音「わからないけど……音楽大学にイマジンの契約者がいて、他にオルフェノクもいるのかな?」
京太郎「ともかくこっちはこっちで調べてみます」
豊音「そう言えば海堂さんは?」
京太郎「なんて言えば良いんだあれ、とりあえず……問題はなさそうっす」
豊音「でも、きっと凄いギタリストになる人ばっかり……」
京太郎「嫉妬かなんかでしょうね、まぁとりあえず行きます。全部なんとかしたいし」
豊音「私もまた調査するねっ!」ビシッ
京太郎「うっす」フッ
―――昼前
◆自由行動
1、誰かと話す【>>136】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(宥・晴絵)
6、図書館(灼)
0、自由安価
◇安価2↓
2、散歩(コンマ30以上で成功)
2、散歩(コンマ30以上で成功)
◆【誰かと会う?】
※運40補正:+20
01~30 失敗
31~98 成功
ゾロ目 ??
◇安価1↓
(奇跡は二度も起こらない!
【成功】
◆誰と会う?
※運40補正:+20
1、新子憧
2、加治木ゆみ
3、小走やえ&岡橋初瀬
4、江口セーラ
5、花田煌
6、辻垣内智葉
7、ハオ・ホェイユー
8、獅子原爽
ゾロ目 ??
◇安価2↓
(さっきから怖い
5、花田煌
―――公園
京太郎「はぁ……」モグモグ
?「ん、須賀君……?」
京太郎「ん……花田さん?」
そこいいたのは、一人の少女
髪を横で二つ結びにして、なぜか前に向かせることが可能な少女
間違うわけもない奇抜な髪形
そして、数少ない京太郎の他県の知り合い
京太郎「あなたもこっちに」
煌「それはこっちの台詞だったりするけど、長野のみんなこっちに来てる?」
京太郎「ん、そりゃどういう意味で……ああ、部長っすか?」
煌「ううん、和のこと」
京太郎「和がこっちに!?」
煌「わっ」
京太郎「あ……す、すんません」
煌「ううん、そっか、和は話してなかったんだ。私も知らなかったけど」
京太郎「ご無事でなによりっす」
煌「それはこっちも、すばら!」
ベンチに座っていた京太郎の隣に腰掛ける煌
彼女は優希と和の先輩であり、去年の夏、インターハイで知り合った福岡代表
新道寺の二年生
京太郎「よもや俺を覚えてるとは」
煌「あのタコスにはちょっとお世話になったから」
京太郎「そういってもらえれば幸いっす。もうしばらく作ってないですけど」
煌「それは勿体ない」
京太郎「そういえば連絡先も交換させてもらいましたよね」
煌「そうだけど……一応一斉送信で送った安否確認も半数帰ってこなかったからその、諦めてたとこもあって」
京太郎「また、交換してもらえますか? 前のケータイ壊れちゃって」
煌「うん」ニコッ
連絡先を交換し終える
京太郎「にしてもやっぱ東京に集まってる人が多いですね」
煌「仮面ライダーもいるからあれからは守ってもらえると思ってるんでしょ」
京太郎「まぁ事実ではありますけど」
煌「だけど同時にトラブルも集まってる」
京太郎「……です、ね」ハッ
煌「おっとそろそろ待ち合わせの時刻ですね」
京太郎「あ、そういや今はなにを?」
煌「んー警察とはまた違うんですが、平和を守る仕事かな」ニッ
京太郎「……そりゃ花田さんに似合った仕事で」フッ
煌「ですからなにかあったら呼んでくださいね!」
京太郎「……はい」
煌「須賀君もまた私の後輩の一人、ですから!」グッ
/........................................\
...............::::::::::∧::::::::::::::ヽ........ヾ¨ニ=-...、
/....../::::::::::::/ ‘,:: _::::::::::< V :::::::::::\
_j 7:::::i:::::ー/ ‘.´::::::i::::::i:::::ヽ|l ⌒ヽ::::::ハ
..=ニ7/:::::::::|:::::从 }ト :/i::::/i::::::..|l У.....
/::::::/ V::::\r'W:{=ミ 斗劣气イ::/リ /::::::::::i
. 〃::::::/ ゝ:、:「斗劣气 に 刈 》イ__/::::::::::::::/
ハ::::/ ヾヘ《 に 刈 `¨ i >:::::::::::::/
. {..::::¨ニ=---=≦ rヘ `¨ ' 〃 | ノ `¨¨¨¨
\::::::::::::::::::::::/乂 〃 r‐ ^ヽ ノ
` ー=≦ ゝ ゝ __ ノ / r‐、 /¨二ヽ_
≧= イ ` V / r―-ヘ
八}__ _八______ ヽ ゝi /¨`7 }
 ̄ ̄ ̄〈 /└i / ヽ 八 ⌒ /
/ }o 入__rへ_/ i r=〉 、__ /
i }/、 {:::_:} / i 川 i =-〈}
/ Ⅵ ヽ}:::|/ /___彡/ .川 i i i/
/ニ=- ,_ }| |:::l| V三三/ {
/ ミ=ミ У |:::l| 〉⌒7 ノ
◆System
・花田煌の初期好感度は【60】になりました
―――昼【音楽大学】
京太郎(一応、イマジンの気配がするって言われてたし見に来たけど……)
京太郎「っ!」
妙な音が聞こえた
そちらへと走って向かうと、そこでは一体のイマジン
海堂が走ってきて京太郎へとぶつかる
京太郎「おわっ!」
海堂「すすす須賀! 命が危ないじゃねぇかよ!」
京太郎「知るか、ってか戒能さん!」
良子「このイマジンを倒します!」
既にドライブへと変身している良子
その姿は力が強いタイプワイルド
そして敵のイマジンはカラスの姿をしたクロウイマジン
京太郎「俺も加勢する!」
良子「二人ならば」
だがその瞬間、どこからか放たれた黒い煙幕
周囲が真っ暗な煙にさらされる
驚愕しつつ、京太郎は周囲に感覚を張り巡らせ、良子はタイヤ交換により外したタイヤで煙幕を薙ぎ払う
京太郎「これは……」
煙幕が払われた瞬間、校舎の方から走ってくる男が一人
教師「海堂!」
海堂「先生……」
京太郎「逃げた?」
変身を解除する良子は苦い顔をする
良子「はい、あんな能力を持っているなんて……」
教師「いやしかし、二人とも昨日から今朝までありがとう」
良子「いえ、これも警察の仕事ですから」
教師「大事な教え子なんだ。将来を有望視された者をこれ以上、奴らに殺されるわけにはいかない」
京太郎「……」
良子「はい!」
教師「海堂……君もしばらくこっちに来ない方が」
海堂「いや、俺様あんなのにビビってねーし? ま、それでほら、天才の腕が鈍るのも、な?」チラッ
京太郎「いや俺に聞くなよ」
海堂「そんなこと言うなって……それにほら、未来の超有名ギタリストとして?」
教師「やる気は良いが、もしも君まで腕がダメになったら」
海堂「へーきへーき! こいつらいるし!」
京太郎「俺ら頼みかよ」フッ
海堂「よっし、昼飯食うか昼飯!」バシバシ
そう言って笑うと、海堂が京太郎の背中を叩く
京太郎「俺もかよ」
海堂「いくぞガキンチョ、俺様のおごりっちゅーことで」
京太郎「……ま、それなら行くか、良子さん」
良子「はい、引き続きイマジンを探します」コクリ
(まぁ実は既にとある条件満たしてたり
―――【ファミレス】
京太郎「お前、なんでそこまでして?」
海堂「ん?」
京太郎「死ぬかもしれないって言ってるだろ」
海堂「別に死ぬぐらいなら別に良い」
京太郎「夢のためなら死んでも良いってことかよ?」
海堂「まーなー」
京太郎「……俺にはわかんない、全然……まるで全然」
海堂「お前にはまだわかんねーか俺の気持ち」
そう言って笑うと、海堂は鞄から楽譜を出す
今更勉強もなにもないだろうとも思うが、なにかしらあるのだろう
京太郎「……それは、なにやってんだよ?」
海堂「少しでも音楽っつーのに触れておきたいっていうか、ほらあれだ……あれ」
京太郎「わかんねえ……」
―――【松実館】
豊音「買い出し終わったよー」
宥「うん、ありがとう」ニコッ
豊音「えへへ」
宥「塞ちゃんは休憩入ってるから」
豊音「そりゃ塞の休憩終わったら私も入って良いっ?」
宥「うん」コクリ
豊音「えへへっ」
宥「……ねえ豊音ちゃん」
豊音「ん?」
宥「前、宮守の麻雀部のみんなでまた麻雀をって……言ってたでしょ?」
豊音「うんっ♪」
宥「……そっか」
豊音「どうしたの?」
宥「……」
豊音「夢が、どうしたのー?」
宥「豊音ちゃんの、気持ちを壊す気はないけど」
豊音「?」
宥「私にとって夢っていうのは―――呪いと同じなんだ」
: : : : : : : : : : : : / : : : : : : /: : : : : : : : :/ : :/ : : : : : : : : : : : : : :',
: : : : : : : : : : : / : : : : : : /: : : : : : : : :/ : :/: : : : : :/: : : : : : : : : :l
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: : : : : : : : : /: : : : : : : ': : : : : : : : : / : /: : : : : : ' l: : : : : : : : : : :}
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: : : : : : : :/^ 、: : : :/: : : : : : : : : /: :/: : : :/^ヽ/ : : : : : : : / : :,
: : : : : : :/^ 、∨:7/ : : : : : : : : :厶斗rャf´ ': : : : : : : : :': : ,
: : : : : :/ } }/ ': : : : : : : : : / 斗==芳ミx、 /: : : : : : :/: /
: : : : : ′ ': : : : : : : : : '′ /::/⌒^': : / : /: /
: : : : :{ l: : : : : : : : :/ /::/ 厶イ : /: /
: : : : :{ |: : : : : : : : ' 少 /: : /}:/
: : : : :{: ア |: : : : : : : :l 厶イ
: : : : 厂 ' |: : : : : : : :| {
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: : : : : : ', 、|: : : : : : : :|=≦: : :/
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豊音「えっ……」
大体、わかる
彼女のことは雑誌で取り上げていたのを読んだ
それに京太郎から彼女たちの実家である松実館が消えたというのも聞いた。父親と共に
宥「呪いを解くには、夢を叶えるしかない……でも、途中で挫折した人間はずっと呪われたままなんだ」
豊音「宥……」
宥「豊音ちゃんには、私と同じ気持ちは味わってほしく、ないな」
そう言って笑う宥は、どこかいつもの笑顔と違った
無理をしているというのは明らかで、同時に豊音に対して思うことがあるのも明らか
唯一、夢をいうものを語った豊音、だからかもしれない
豊音「……私、は」
宥「……ごめんねっ、しんみりした話しちゃって!」
豊音「えっ」
宥「さて、お仕事お仕事っ!」グッ
豊音「……宥」
―――【ファミレス】
楽譜を見る海堂
エアギターで指を動かしている
テーブルを挟んで対面に座っている京太郎が、静かにコーヒーを飲んで、コップを置く
京太郎「お前、なんでそんな一生懸命なんだ?」
海堂「夢を持つとな、時々すっごく切なくて、時々すっごく熱くなるんだよ、だからかな?」
そう言って笑う海堂
昨日と今日の付き合いだが、見たことないタイプの顔だった
いや、その顔は昨日、公園でギターを弾いていた時と似たような感じにも思えた
京太郎「よくわかんないけど……」
海堂「とにかく、今はなにかしてる暇あるんならなにより練習したいってわけよ」
京太郎「……そう、だな」
そう呟く京太郎
ハッとする海堂
海堂「ちゅーかなに言わせんだっての! かぁー! 恥ずかしっ!」
京太郎「ちょっとでもお前を尊敬した俺がバカだったわ」フッ
キリが良いとこまでと思ったらこんな時間に……
とりあえず今回はここまでー
次回はこの続きから、自由行動が待ってるよー
実は分岐点ってかそういうのは自由行動で一回でも海堂に会うことだったり
あんまりシビアな感じにはしてない、たぶん
次回は戦闘も入る、はず
ちなみに共通ルートだか豊音はこの話はどうあっても聞く感じっす
そんじゃなにかありゃお気軽にー
とまりん!事件だ!(再開ー)
―――音大前
京太郎「なんか、手掛かりつかめないな」ハァ
葵「ま、それに関しては同感だね」
京太郎「葵さん」
葵「チッ、オルフェノクが関わってるのは間違いないのに」
京太郎「良子さん側がなにか掴んでればいいんですけど……」
葵「そっちに関しては佐藤さんに賭けるしかないだろうね」
京太郎「ともなれば……俺はちょっと出てきます」
葵「こっちは私が見張っとく、あとで交代」
京太郎「わかってますよ」
―――昼過ぎ
◆自由行動
1、誰かと話す【>>136】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(宥・晴絵)
6、図書館(灼)
0、自由安価
◇安価2↓
1、誰かと話す【松実宥】
―――松実館
京太郎「ただいまーっと」
宥「あ、おかえりなさい!」
常連1(宥さんにお帰りと言ってもらうなんて……)
常連2(うらやましぃ!)
京太郎「豊音さんと塞さんは?」
塞「ここにいるよーってか宥は休憩した方が良いでしょそろそろ」
宥「うん、それじゃ少しだけ上がってるね」
上へと行く宥
京太郎が見送りつつカウンターに座ると、塞がカウンターを挟んで反対に立つ
トレーが置かれて、その上に食事とアイスコーヒーが置かれた
京太郎「ん?」
塞「宥に届けてあげて、なんだか元気ないんだよね」フム
京太郎「うっす、まぁ俺に元気出させれるとは思えないっすけど」
塞「何事もチャレンジ!」グッ
京太郎「努力はしてみますよ」ハハッ
トレーを持って二階へと上がる
基本一階で動いている京太郎が二階で上がることは珍しい
上がると、居間に宥がいた
宥「あれ、京太郎くん」
京太郎「昼飯、塞さんからっす」カチャンッ
宥「うん、ありがと」ニコッ
昼御飯と一緒にアイスコーヒーもテーブルに置く
静かに宥の隣に座ると点いているテレビを見る
宥「……なんだか、私の勝手な考えで豊音ちゃん傷つけちゃったかなぁ」
京太郎「ん?」
宥「夢って、良いものだけじゃないんだよって」
京太郎「また夢っすか」ハハッ
宥「え?」
京太郎「いや、まあ宥さんが豊音さんを傷つけるようなことを言うとは思えないんでいまいち想像できないんですけど」
宥「でも、しちゃったかも」
京太郎「傷ついてないかもしれないですよ案外、落ち込むにはまだ早いですって」
宥「そうかなぁ」ハァ
京太郎「……まぁなにかあったら俺も一緒に謝るっていうか、慰めますから」ハハッ
宥「……京太郎くんって、優しいよね」クスッ
京太郎「え、そうっすか?」
宥「うん」フフッ
京太郎「……言われたこと、あんまないっすね」
宥「うそ」クスッ
京太郎「本当ですよ」ハハッ
宥「……それじゃ私が初めてだねっ」ニコッ
京太郎(言い方がなんとも……)
宥「あははっ、やっぱり京太郎くんといると楽しい」クスッ
京太郎「え、そうっすか?」
宥「うん」
京太郎「そりゃ、ありがとうございます?」
宥「……また、夢を見つけたい」
京太郎「……夢が、ないですか」
宥「うんっ、だから見つけたい」
少しばかり驚いた見つけたいなんて思いもしなかった
夢がない、ないならないでそれで良いと思っている
だがそうして語る宥を見ていると、少し考えも良い方向に揺れた
京太郎「俺にできることなら手伝いますよ、新しい夢を探すの」
宥「……うん、ありがとう」ニコッ
京太郎「俺、好きなんですよ」
宥「……ふぇっ!?」カァッ
京太郎「この店」ニッ
宥「……あ、うん」
京太郎「だから、宥さんと玄さんを支えたいなと」フッ
宥「……うん、私も好きだな」
京太郎「良いですよね、この店の雰囲気……って宥さんのでしょ」
宥「うん……でも、そっちじゃないかも」
京太郎「ん?」
宥「好き、なのかな……きっと」
__
-‐  ̄ -
/ `
/ ヽ 、\
/ /. |λ ! ヘ ハ. ヽ
/ ./ / /! ! .|ハ j k‐-ハ、. キ ヘ
. / ! ! !.ム |. ||_ムハ|ヽ. キ`ヽ. |
i | | |.| ハネ、. || !気込z含 ! l. ’
| | | Nィ,z之、ヽ. ハ | ら `心、| | .|
|. 八ヘ | x作 ! ` `ー` 辷__ツ ! ト |
l ヘヘヽ.辷ツ """ |. ム'
. ヽ、`´"" ' ./ /. ’
. 八. マゝ , -, // / /
込 ` ´ .// ,イ レ ム、
',. 个. ィ// ∠__L__込 _ト、
ヘ >- ‐…ァ' ./ _ -‐ァ´/ . |
. ヽ ソ/ / /_/ / / -‐‐込
>、 { / ./ / _ -‐ / ヽ
{ / 〈 ヽ }_x≦-‐/ {- / -―………―-≧
___}>‐'´.川 ,.{ / i! |x≦-- ___ |
/ ノィj _ - ' 込| ト ゝ__ -―――-≧ュ_____!
/ ____ム>‐ ' 入ー-ゝ ―- _ ヽ
/ィ´ ̄.ィチ八`´ノ}| `ー‐'/ \ ― __ |
{ /〈 / /ー' / ヽ__/ `ー -- __ -――- 、 `ヽ
八 У / |  ̄ ̄ 〉`ヽ、\ |
У / / ノ { i i ヘ |
.: i { オ| / | | ! ハ !
. 入 ハ 、. ノ | / / ! ! ! j.|
/ ヽ ヘ 、. / ネ / V . j !|
◆System
・松実宥の好感度が+1されました
・【松実宥:100】
※一部ストーリーの選択肢で【松実宥】が選択可能になりました
―――夕方【ドライブピット】
裕子「戒能さん、資料まとまりましたけど妙な」
ウィン
豊音「あれ、佐藤アナ……」
裕子「確か、姉帯さんよね?」
豊音「は、はい! ちょっと戒能さんに聞きたいことあってきたんですけどっ」
裕子「今回の事件のこと……?」
豊音「あ、はい!」
裕子「戒能さんは今は学校の方にいるんじゃないかしら」
豊音「あ、じゃあそっちに行きます!」
裕子「待った」
豊音「え?」
裕子「これ、被害者の資料を集めたもの……戒能さんに届けて、見ても良いけど」
豊音「これが……あれ、でも最近のだけじゃないような」ピラピラ
裕子「音楽の道が断たれたって意味での被害者は、前からいたのよ……ちなみにイマジンが現れたのはクリムの話ではグローバルフリーズから二ヶ月後」
豊音「……?」
裕子「ともかく、お願い」
豊音「あ、はい!」
―――夕方
◆自由行動
1、誰かと話す【>>136】
2、散歩(コンマ40以上で成功)
×、訓練
×、探索
5、松実館(玄・晴絵)
6、図書館(灼)
0、自由安価
◇安価2↓
6、図書館(灼)
―――図書館
見知った影を見つけて、近づく
小さな背丈を必死に伸ばして、腕を目いっぱい伸ばして本を取ろうとする
だが、届くわけもなく
それをみかねた京太郎が、そっと近寄る
京太郎「その本っすか?」ボソッ
灼「ひゃん!?」ビクッ ガタンッ
京太郎「!?」
突如大声を出した灼に驚きつつ、京太郎が距離を取る
周囲の人間も何事かと京太郎たちの方を見た
この状況はあまりよろしくないだろう
京太郎「大声は厳禁でしょっ」
灼「きょ、京太郎が悪いと思……」
京太郎「と、突然声かけたのは悪いと思いますけど」
灼「う、後ろからあんな風にっ……」マッカ
京太郎「と、とりあえず本取りますんで出ましょう、一刻も早く、さもなければ俺が死にます」
灼「え、なんで?」
京太郎(社会的に)
―――図書館前
ウィーン
灼「お待た……せ」
京太郎「うっす」
バイクに腰掛けている京太郎
正直かなり、ガラが悪い
灼「……こわ」
京太郎「えっ」
灼「乗るけど」
京太郎「そりゃお願いしますよ」
灼「ところで、なんでここに?」
京太郎「いや、色々聞きたいっていうか話したいことがあって……」フッ
灼「……公園、行こっか」
京太郎「ん、それじゃ行きますか」ポイッ
投げたヘルメットを灼が受け取る
それを慣れた様子でかぶると、オートバジンの後ろへと乗った
前の京太郎の腰へと、慣れない様子で手を回す
京太郎「さて、いきますよ」
灼「うん……」ギュ
―――公園
京太郎「ほい」スッ
灼「ありがと」
買ってきたペットボトルの紅茶を受け取る灼
二人してベンチに座る
灼「で、話って……?」
京太郎「あーえっと、夢の話なんですけど」
灼「夢って……」
京太郎「なんか、色々思うとこあって……答えが中々でないんですよ」アハハ
灼「答えなんて出るわけないでしょ」
京太郎「そういうもんっすか?」
灼「私だって最近麻雀部してた時の夢見るよ、ただ一人足りない気が」
京太郎「かなり気になる話ですけど、一つ」
灼「ん?」
京太郎「……夢違いっす、将来の話の方」
灼「……えっ」
京太郎「えっと、すんません?」
灼「他人が見た夢の話とかホントどうでも良い話かと思った」
京太郎「場合にはよるかも」
灼「?」
京太郎「ああいえ、それでそっちの夢なんですけど……あります?」
灼「無いことは、無いかな」
京太郎「へぇーお嫁さんとか?」フッ
灼「およめっ……違うから」カァッ
京太郎「あはは、冗談っすよ」
灼「からかいすぎ」
京太郎「すんません」フッ
灼「夢……麻雀部みんなで集まって麻雀、かな」
京太郎「豊音さんと同じような感じっすね」
灼「そうなんだ。そう、だよね……玄と、宥と、私と、憧と、穏乃でまた麻雀をしてみたいなって」
京太郎「……そうっす、よね」
灼「ん?」
京太郎「ああいや、なんでも」ハハッ
灼「……」
京太郎「かないますよ」
灼「え?」
京太郎「俺も手伝います」ポン
灼「な、なんで京太郎がその……手伝うとかいって……」
京太郎「なんつーか、まぁありがとうございます!」バッ
気恥ずかしそうに笑う京太郎が、立ち上がって背中を伸ばす
缶コーヒーを一気飲みすると軽く缶を投げてゴミ箱へと入れた
拳を握りしめて、頷く
京太郎「よっし、行ってきます!」
灼「えっ、どこに?」
京太郎「なんていうか見えてきたんで……色々と」
灼「?」
京太郎「あ、お嫁さんが夢なら俺で良けりゃかなえますからね!」グッ
灼「……なっ!!?」
京太郎「そんじゃ!」
それだけ言うとヘルメットをかぶってオートバジンを走らせる
なにをするつもりなんて灼は知らない
そもそも玄たちがなにをしているかも知らない
赤くなっている両頬を一度だけ叩いて直そうとする
出会ってからまだ二ヵ月ほどだが、京太郎について一つだけ確信した
彼は相当な―――
灼「ばか……」
/ .:::::::::::::::::::::::::::::...................
, ..: :/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. \ ヽ
,:::::/:::::::::::::|:::::::::::::::::::::: |\::ヽ::::::::::. |
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.:::: ::::::: /|{ テ存芋不r ィ存芋示x:|/:::
.:::::::::::::::| 《 トィ////} ト////} 》 ::::::::
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| | :::|:::::::::人_ i 、、、 、 、、 ;:::::::::: |
| l :: |:::::::::::|::::::.、 u i7:::::::::::.
N::::|:::::::: |ト-──介 ...≦::V:::::::/::/}/
 ̄ | / { ー<ヽ  ̄ /::::::::/イ
イ \ / \  ̄
´ | /^}}_/}l | 、
/ /( \ / 丶
八/\ \ //V \
―――タラシだった
◆System
・鷺森灼の好感度が+10されました
・【鷺森灼:100】
―――夕方【音楽大学】
京太郎「海堂」
海堂「おうガキンチョ……ってなに呼び捨てにしてんだこら!」
良子「今日は私が送ります、車までいきましょう」
海堂「はいぜひ!」ビシッ
京太郎「お前は」フッ
海堂「ちゅーかバイク置きっぱなしで」
良子「明日来る時に送りますから」
海堂「ならオッケーでぃす!」
良子「それで、良いんですか?」
京太郎「お願いします」
そう言うと、良子が海堂と共に歩いていく
駐車場へと歩く二人、そしてそっとついていく京太郎
静かに、振り返るとそこには黒い影
京太郎「……」
そのまま止まっている京太郎、二人はそのまま駐車場へと歩いて行った
京太郎と向き合うのはカラスのようなイマジン
昨日のクロウイマジンだ
京太郎「……」
クロウイマジン「何者だ貴様?」
京太郎「……」スッ
静かに、ベルトを装着する
―――【音楽大学:校舎】
なぜか、ドライバーとスパナを片手に歩く教師
そんな教師の前方に立っているのは黒い少女
190を超える身長を持つ少女を、忘れるわけもない
教師「君は……?」
豊音「海堂さんのバイクに……細工してたんですか?」
教師「な、なにを言って、私は私のバイクを直して」
豊音「バイクに乗るようには見えないですよー」
教師「……」
そっと、手に資料を持つ豊音
豊音「行方不明者や死亡者じゃなくて、もっとさかのぼって音楽の道を断たれた生徒たちが書かれた資料なんだって、これ」
教師「ん……?」
豊音「それを見たら、数年前からあったみたい」
教師「……」
豊音「それでね、繋がったんだー……その数年前からいたの、先生だけだから」
教師「バカな女だ」
瞬間、教師はオルフェノクへと変わる
だが豊音は一切驚くこともなく、逆に教師が戸惑う
変わらない豊音、声音も雰囲気も先ほどから変わらない
豊音「……その姿で、沢山の命を奪ってきたんだね」
/三三三三三三三二二ニニニ二二二三三三三三三\
|ニ三三三三ミ/:::::::::::::::::::::::/_ |::::::::::::::::|、:::::::ヽ三三三三\
∨三三三ミ/::::::::::::::::::::::::λ  ̄|:::::::::::::::| \:::::\三三三三\
\ミ三ミ/:::::::::::::::::::::::/斗ミ |::::::::::::::|-―|:::::::::::\三三三三ヽ
\ミ|:::::::::::::::::::::::::::ハ | U冫 |::::::::::::::| |::::::::::::::|三三三三三)
`|::::::::/|:::::/|:::::::| ー‐ ヽ:::::::::::|アゝ|:::::::::::::|ミ三三三彡/
|::::::::∨::::| ヽ:::::| ヽ:::::::::!- /:::::::/|:|ミ三三彡/
|:::::::::::::::::::|、ヽ::::丶 ゝ::::::::∨:::::::/ |:| ̄ ̄ ̄
/::::::::::::::::::::::::ヽヽ::::::ヽ 、_ ヽ::::::ヽ:::/ |/
/:::::::::::::::::::::::::::::|ヽ|::::ハ:ヽ ヽ::::∨|
/:::::::::::::::::::::::::::::::| ヽ:::| |:::| イ::::::\i:|
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/::::::::::::::::::>イヽ /:://ヽハヽ::::::::::::::::::::::::::ハ::ヽ
//三丁三三ヽミ三ミゝ ∨ヽ、 _ ハヽ:::::::::::::::::::::| ヽ::ヽ
/:::/三三丁三三ヽミ三三ミニY ̄>(_)´ヽゝミヵ、::::::::| ヽ::ヽ
/::::::/三三三丁三三ヽ三三三ミヽ ゝK< |三\三三カ ヽ::ヽ
::::::::::|三三三三|三三三>ー‐‐---ヽ / | ヽヽ|一<三三ミカ ヽ::ヽ
::::::::::|三三三三|三三三ヽ三三三三ニ| |ヽ ゝヽ三ミ/三三カ ヽ::ヽ
豊音「……どうして殺すだけじゃなくて、一部の人たちの場合……わざわざ腕を壊したりだけなの、かな?」
そう聞くと、オルフェノクの姿の教師が鼻で笑う
教師「私より才能のある人間は、もっとも重い罰を与えなければ……わかるかね?」
わかるわけもない
教師「そういう人間は、ただ手にかけるだけではつまらない……才能を潰して、みじめに生きてもらわなければ……」
豊音「……」
豊音は静かに、帽子を取る
_
_____ /ニニ\
/::::::::::::::::::::::\ /二二二}_
. /:::::::::::::::::::::::::::::::: \|=ニニlニ`Y^∨、
. /:::::::/::::::::::::::::::::::::l:::::::|=ニニ|ニニlニ|ニ \
|::::::::l:::::::::/:::::::l:::::::l:::::::|=ニニ|ニリニ|ニニニ}
:::::l^:l::::::/ }:::::::l:::::::l:::::::|=ニニ|ニ/ニニ|ニニニ}
. .::::八|::://::/}::::/:::: /i=ニニ|/ニニニ|ニニ /
. /::::::::∧{ ̄}/, ノイ/:::/ :l=ニニニニニニ:}_彡'
. ___/::::::::ハ 、 ー- .イ::::/ ∨ニニ二:∧
/:i:i:i:i:i ̄}:i:i:i{ \ ┬≦:::|::/ ∨ニニ:/_r'
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}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\:i:i:∨襾:|:i:i〉:i:\ | `¨´ 〉
|:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:/:i:i:i:i∨∨:i:{:i:i:i:i∧ {\{_∧
|:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:\:i:i:i:∨:i:/:i:i:i:/:i:i| {:i:i:i:i:i:i〉
/:i:i:i:i:i∧:i:i:i:i:i:i:i:i:\:i:i{:i/:i:i:i:i:∨:i| /:i:i:i:i:i/
. /:i:i:i:i:i:/:::∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\{:i:i:i:i:i:i:i:}:i:| ./:i:i:i:i:i/
◆ファイズ
◇ステータス
・HP:70
・速度:30
・攻撃:60
・防御:50
◆スキル
◇クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP25
◇スパークルカット:威力40:命中100%:SP15
・選択時のコンマが30以下の場合、そのバトル中攻撃を+10する
◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12
◆アビリティ
◇アクセルフォーム
・SPを【最大値の1/2】消費
・行動に『アクセルフォーム』が追加される
・その後『アクセルフォーム』に変身する
◆ファイズ【アクセルフォーム】
◇ステータス
・HP:70+10
・速度:1000
・攻撃:80
・防御:30
◆スキル
◇強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP【最大値の1/2】
◇スパークルカット:威力50:命中100%:SP20
・攻撃を+10し選択時のコンマが30以下の場合さらに+10
◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12
◆アビリティ
◇TIME OUT
・ターン終了時に【ノーマルフォーム】へと戻る
◇超加速
・1ターンに2度攻撃可能になる
・一部のデメリット効果、アビリティ効果を受けない
※修正
◆ファイズ【アクセルフォーム】
◇ステータス
・HP:70
・速度:1000
・攻撃:80
・防御:30
◆スキル
◇強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP【最大値の1/2】
◇スパークルカット:威力50:命中100%:SP20
・攻撃を+10し選択時のコンマが30以下の場合さらに+10
◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12
◆アビリティ
◇TIME OUT
・ターン終了時に【ノーマルフォーム】へと戻る
◇超加速
・1ターンに2度攻撃可能になる
・一部のデメリット効果、アビリティ効果を受けない
やべまたミスった……跳ぶか(白目)
見事な自爆だ
※今度こそ問題ないはず
◆ファイズ【アクセルフォーム】
◇ステータス
・HP:70
・速度:1000
・攻撃:80
・防御:30
◆スキル
◇強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP【最大値の1/2】
・さらに消費SP分の数値をプラス(最大35)
◇スパークルカット:威力50:命中100%:SP20
・攻撃を+10し選択時のコンマが30以下の場合さらに+10
◇グランインパクト:威力40:命中100%:SP12
◆アビリティ
◇TIME OUT
・ターン終了時に【ノーマルフォーム】へと戻る
◇超加速
・1ターンに2度攻撃可能になる
・一部のデメリット効果、アビリティ効果を受けない
しかしまあ強い(確信)
速度が文字通り桁違いww
◆須賀京太郎【Lv7】
◇ステータス
・HP:61
・速度:61
・攻撃:53
・防御:34
・SP:37
半分消費って、最大値が奇数だと端数どうなるんだ?
―――【音楽大学:外】
クロウイマジンが羽を飛ばして攻撃をする
京太郎は転がって回避しつつ、ファイズフォンをバーストモードにして撃つ
少しは怯むクロウイマジンだが致命傷にもなるわけがない
京太郎「お前の契約者は、あの教師だろ」
クロウイマジン「なに?」
京太郎「海堂を車で帰らせろって豊音さんから来たから何事かと思った」
クロウイマジン「確かにお前の言うことに間違いはない、しかしそれを知ったのは間違いだったな」
京太郎「……豊音さんが言うとおり、イマジンも襲ってきた」
さらにファイズフォンを打って迎撃しつつ、隠れる
木の背後に隠れた京太郎
クロウイマジンが周囲をキョロキョロと見渡していた
京太郎「おい知ってるか? 夢を持つとな……時々すっごい切なくなるが、時々すっごい熱くなる……らしいぜ」
木の背後から出てきた京太郎
言葉を続けながら、キーをプッシュする
京太郎「俺には夢がない。でもな、夢を守ることはできる……」
<Standing by>
京太郎「変身!」
___,-、 _, ---- 、
, ´ / ` < ⌒\
/ | :. `ヽ、
/ / / l| V ` 、
.' / , { { | | | 、 、_ \_
| | | | |∧| { : ハ V 、\  ̄´
| | {/--{ 从 | , |-|、 | 、 \`
' | ,..- | | | ,ィtォ=ミ∧ |,ィtォ、} / |l ハ\_、
/イ{ { r 从 { Vソ ∨' Vソ/イ |∧}
∨乂 \ |/ j' リ
}∧ ー:. ` ムl/
/ 、 八 _ _ 人
}イ/|\ /
「<l| ` .__/_
|////>、 | 「/|
-=≦、[二]//l} |、}l∧_
-=≦///////////\ |/////≧=-
【第6話<夢の守り人>】
【戦闘開始】
キタ━(゚∀゚)━!
かっけええ!
(>>617 最大値奇数の場合は足りるように1少なめに消費されます
①:速度判定
1自【須賀京太郎】:91
2敵【クロウイマジン】:75
②戦闘開始
―――【音楽大学:校舎】
真っ直ぐに立つ豊音
視線の先にはオウルオルフェノク
赤い瞳が交差する
豊音「知ってるかな? 夢っていうのは呪いと同じなんだ……途中で挫折した人はずっと呪われたまま……らしい」グッ
そう言う豊音に変化が現れる
オルフェノク特有の、変身する前にぼんやりと浮かぶ模様
教師はそれを見て動揺した
豊音「あなたの……罪は重い!」
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二>''"::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二>''":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二>''":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二>''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二二二二>'''∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二>''"~ ̄`≪ ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二>''" ⌒丶 `丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二>'"〃 ___ ヾ ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二>''"゚~/ {{ { } }} ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二>''"゚~:::::::::::Χ `~´ / / ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
そして、豊音がホースオルフェノクへと変化する
あ、間違えてsageてた
やっぱこうなるよな…興奮する
今回はここまででー
アクセルここですでに出ちゃうなんて、このイッチの眼をもってしても見抜けなんだ
ファイズ8話の件でした、いやまだ終わってないんだけど
ここは共通ルートだよ!
豊音と会ってなかったらまた別のアプローチで会ってたり、というより原作よりだったり
とりあえず次回は戦闘からってことで、アクセル初出になるかな?
そんじゃなにかあればお気軽にー
乙
昨日に引き続きかなり引き込まれる内容だ
イッチはストーリー構成ホント上手いなあ
まだどの敵がいるか明言されてないからな。淡とかキャップとかが倒してたのってオルフェノクみたいだし
たたたたっくんオルフェノクが!(再開するよー)
戦闘というかコマンド入力からなのよねーさてどうなる
◆アクセルフォーム:SP【最大値の1/2】
◇SP:19
※速度変更
1自【須賀京太郎】:1061
2敵【クロウイマジン】:75
③コマンド入力
◆須賀京太郎
『通常攻撃』
『必殺技:>>607』
『決定』
◇安価1↓
(あと一回
③コマンド入力
◆須賀京太郎
『通常攻撃』
『必殺技:>>607』
『決定』
◇安価1↓
クロウイマジンの羽での攻撃を転がって回避するファイズ
素早く近づいて蹴りを打ちこむとよろめくクロウイマジン
腕をスナップしてさらに近づいて拳を振るうが、クロウイマジンは跳び上がる
京太郎「飛ぶのかよあいつ……」チッ
そのまま浮遊するクロウオルフェノクが羽を降らす
迎撃しようとするが、それに吹き飛ばされるファイズ
京太郎「うおっ!」
クロウイマジン「消去!」
急降下するクロウイマジンがファイズへと体当たりをする
火花を散らして吹き飛ぶファイズ
クロウイマジンは再び上空へと跳び上がった
京太郎「たく……そういや、これがあったな」
腕に付けられた時計
久が渡されてそれから自分の手に渡ったそれを見て、自身のミッションメモリーをポインターに装備して右足につけた
そして時計につけられた灰色のミッションメモリーを引き抜き、ファイズフォンにつけかえた
京太郎「さて……」
ファイズの胸部が輝くと、それと共に胸部装甲が開き肩部へと展開する
そして腰を落とすファイズが、時計―――ファイズアクセルのボタンを押す
<Start up>
_|!_.i|
/:| |! :i| |ヽ
/:::::::{_|! .i|_}:::::.
__ l::::::/ :|__| : :ヽ:}
. / \ |:〃: : : |ニ|: : : :l! _
| ̄ |_{:::{!: : : :|H|: : : :i} / / \
. 」 }八::::、 : :l |: : : 八 ./ / }
/ | / ̄ {| {ヽ:::\:l |: /|\√{ \
{ .}─ ´ ', ∨::ゝニイ::l |! l/ 厂\ }
乂} } __}\\::::::::::{:/ /} / / { ′
/∧ く ∨: \\//:/У \/
//:::::` ー─\_/「工 / /ハ::// ̄ > /
// ::::::::::/廴ノ厂{‐rニ/ ∧rf{厂>─く___/
. // ::::::::::/_{__(f‐く :{八 / /_ノ辷ニ}へ:::::::::::::::::i}
|\{二/::::::::::::` <ノ‐./ /工{V/ ',::::::::::::::i|
{\_厂¨¨¨ ‐=/ ̄}ト.─ 、/} .:::::::::::::i|
 ̄/::::>‐┬┬-{二{、\\}/ニニニfニ|:::::::::::::i|
{´:::::::/::::F}:ヽ亡}ハ\\\:::::::::::::::{ {二二二}
|::::::::{::::::| |::::|:::::::::::}У}::}:ハヽ::::::::::ヽ|:::::::::::::i|_
{! ̄|}─「 ̄}| |:::/|::::::::::::::::{:jj:::::}:|_}:::::::::::|::::::::::::{/||ハ
|!工| }コ_  ̄ ̄ :} ̄ ̄ ̄ 辷ハノ┬─‐ ',:::::::::::f‐||/!
|!三|「「「::::::::| ̄「:::| /::/\:::::::{三三{ {ニ}}
|!三|| l |:::::::::| |::::| {::::::\__ア}:::::::/|「「¨´
. |::::| | l } ::::::| |::::| ト‐┐::::::/ ::::::{ :| | }
|三|.| ̄}コ´ ̄ ̄`} `¨´` ー{:::ハ:::::|_|_|ノ
|三|  ̄ }─「 ̄}‐{ {ノ |::://
/ | ̄| ', |://
| | | } {_}}
「', | | ./{
{∧ |_|/:::|
|!:::::二二::::::|
|!::/::::::冂::`ヽ
弋─‐ヽ }─' }
ー── ′
瞬間、体が加速する
感覚だけをそのままに動きだけが1/1000秒の世界に移り変わった
だが加速する感覚、それを知らない京太郎ではない
速度ならば、多少の“慣れ”はあった
京太郎「っ!」
上空から接近していたクロウイマジンへと跳び上がると、真上から踏むように蹴る
地面へと落ちるクロウイマジンだが、その速度は普通だが体は1000倍の速度
即座に着地すると落下するクロウイマジンの腹部に拳を打ちこむ
京太郎「はぁっ!」
さらに、その体に拳を何度も撃ちこむ
初めてということもあるのか、高速に慣れていても中々コントロールは難しい
追い打ちと言わんばかりに蹴りを撃ちこみ、上空へと打ち上げる
クロウイマジン「ぐおっ!」
今度は京太郎が上空へと跳び上がる
クロウイマジンの視点ではまるでファイズの姿は見えないだろう
かろうじて止まっている時に見える程度だ
クロウイマジン「しょ、消去!」
その瞬間、クロウイマジンを囲むように円錐型のポインターが5つ展開される
京太郎「ハァ!」
クロウイマジン「!?」
一つがクロウイマジンへと突き刺さった
<Three>
さらにクロウイマジンを囲むように存在するポインターも次々とクロウイマジンへと突き刺さっていく
<Two>
そして、最後にファイズが地上へと着地
<One>
京太郎「……」カチャッ
r ,
||i__/L
/|// /`ヽ
〃 ‐i! | ヘニヘ
, -=f′ Hレ' vニ}
/ ̄ {! |0| |ニ| / ̄\
/____y===∧ |ii| }ニ|/ 、_
ァ' ̄ ̄__/i/夊__|ii|___/ニ厶=ミ / >
〃 // ̄ /i∧__》V二∨i/ \_/_/
_ -=≦≧=-fr=ヽニУ /i/((} f7二ニ/´\、 //ニ\
. y‐=ニニミY´{二//二ニニ||ニニ=ヽ二У >‐=≦< / //、ニニニ}
./ノノ`iニニiト、寸{ {二二二||ニニニ=//厂f_///歹下、ヾ彡^ヽニX/二/ ̄二イ
/ノ ̄ ̄ ̄`ー=ニ=‐‐ゞ==≦f'ニ〈γ| |「`Y>イ厂〕// !二二二ニ/ /ニニニ〕
{i仁}{ | || }〔二二〕Ⅳニニ〔 二 УⅣ ̄|{
V〈八_|_||__人>f' ̄ ̄!二ニニニ{二二ニヘ ',
V〉ゞ'| |=彳iУ\_{二二ニニ∧二二二i} |
У ニ ニ=ミ 、 /ェェ/二二ニ/ Vニニニ| |
_{_/二二二i}_V二二二二ニ/ |二二ニ| |
〕_}二二二{___〔二二二f′ ∨ニニ| |
r‐‐i 」i二二二ニ| |二二ニ/___ 〉== ∧゚.
」fヨiェェェェェェェrt┼!r┬┬(ナ==ヽ 」二ニУ} ト、
! iヨ〔ロ(||)ロ | |「 ̄| ! | |O|「了刋〔》==升=== }
L以r==tァ===| |コ ̄「二二i||||込ソ|! ∨二二二||
<Time Out>
その電子音声と共に、上空のクロウイマジンの体がφのマークが浮かび上がると共に爆散した
◆強化クリムゾンスマッシュ:威力95:命中100%:SP【最大値の1/2】
◇威力:226【95+18+113】
・クロウイマジン:命中!
◆クロウイマジン【HP:0/150】
◇226-60=166
―――【音楽大学:校舎】
◆BGM:Dead or Alive【https://www.youtube.com/watch?v=mLpb38zztYI】
豊音ことホースオルフェノクとオウルオルフェノクが戦う
転がるホースオルフェノクへとオウルオルフェノクがクローを振るうが、その腕を掴んで拳を打ちこむ
下がるオウルオルフェノクが再び接近しクローを振るおうとする
教師「死ねぇ!」
頭を下げて脇をくぐり素早く回避したホースオルフェノクがその手に剣を出現させ、背中から斬りつける
火花を散らしてよろめくオウルオルフェノクに、歩いて近づくホースオルフェノク
クロウオルフェノクがよろめきながら、クローの先を向ける
教師「なんだ君は! なぜ邪魔をする!」
___
r、_ ,.r‐/ニ二ア
マ⌒ー{ / x=ミくて{
f⌒Yハ{廴ノノハハ
{i、ノx==ミアノイ二}
/^{/ {!ハ ヽ r、ハノ}
{ { 辷ノ ノ { { {{ |
廴」ゝ‐=彡イ{八.{{ハ
{ |∨厂}⌒´\\ ー─=ミ、_
ノハハ} { \ :{.ヽ}\⌒マ¨⌒ヾ}\
/./イノ|/}∨}\|\|⌒\ノ¨¨¨⌒}/ミ\
/ /// }八} (⌒マ¨¨¨¨¨¨¨⌒}厂/⌒{ヽ \
∠ ///}// \}ハハ /\ || }⌒ヽ\\\
∠イ{/.)/∨ハ/V / ∨ヽ∧ハ/}!/ `¨¨´:、
/⌒ ムイ } \ / / ', }| / ノ、
{(ハノハ}:| .∧./`¨¨´ヽ/ /’, .}| } / ’,
rf⌒{/ .}| { \ ___ // \ /} ./ // }
/⌒}`¨¨¨⌒ { .}| }⌒ア¨¨¨¨¨¨´{ }∨/`ヽ ./ / /⌒´\
/´¨¨¨ア {⌒ー┬‐ヘ. リ | ./ r、_ィ/ 人 / ヽ∧ | / / ./ \
/´¨¨ア⌒ーくヽ \ .} ∨ .} \ `ヽ;Y ハ} `ア⌒}/ ノ\}{ / /⌒\ /´ ̄ ̄`\
{_ イ { ∨} /⌒Y} \_.ノ}`ヽ} {i} /_\{r{アハ / _}ヽ/ / .}/アア}\ ’,
} /}\. }/ /_ノ`ヽ/⌒rf⌒}/厂{ア¨¨´}ハ} //⌒ヽ/ / /}八 } ∠∠∠∠ノ} \⌒\}
∨ / \_ノ }⌒ヽ } /弋{八_} \/ /{∠_ヽ/\_//⌒厂/ rrrrrrr、__`ヽノ}\ ノ
{/ / / }_/ `¨´⌒}/∨⌒ー‐'⌒ \/}\厂/ ./ {/⌒ヽ} `ヽ ノ`\| }
豊音「私は、人を守るために……戦う!」
教師「くだらんことを! 馬鹿な奴めぇ!」
オウルオルフェノクが口から煙幕を吐く
ホースオルフェノクが周囲を見回すが煙幕によりどこに敵がいるのかもわからない
視覚に頼るのはまず無意味
豊音「……」スッ
r= 、
/⌒ l! l } }
{ ノ ヾ Ⅵ /イ、
〃x─{ ̄`ヽ ハ/ヽ
イ.〃 _}⌒/{ /l/ /
{ |´ / // ヽハ
/ {、__/ {ユヽ i / ハ/ ̄/
}イ .|ゝ<_マ | |イ__{_.ノ
ヽ |` ー弋テ} ! !fイ/ 〉
. .── .、 llヽ{ヽ > | | | | {
〃i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\r、_ /\_丿 {ミl {ヽ / } ヽ _ ,ィ ヽ
. \lヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| | `ヽ ∨ ゝヽ\// 〉 / / ./
\ i:ix≦ ̄<ヽ l O \─`゙ <_{、::::::::::::}/_ / / .〈
∨ /弋イ7 { / `ヽ ',`ヽ/≧ュ、::ゝ=イ::::ヽ } `ヽ=ミ、/ ヽ// ,.ィ≦ ̄/
{ニ} ´ 〈ノ / { ヽ О l/、__> 、::::::::イ ヽ / .::::ヽ\ ∨ / / /
/ | / / /} リ |/ `゙ー、r-、ニニ> /ヽ ::::∧ ヽ }/ _./ /
| } ヽ |./:::/、 / l | |`ヽl o.l、 ,〈o`ヽ > :::::} l ./ /_/
| 乂{ノ// \/ О .// ./{ .| O.| | |∧ O マ :::| }/ //
l ヽ \/ `丶 ./ ./ ヽ.∧ マ フ .八 ::l / //
∨ О ゝ‐< . .─‐=ミ / / ∧ О` ー' О/ヽ ./ //
. ∨ /‐ 、 ヽ / ./ \ О /マ .l/ //
\ ./ 二ニ=‐ } / ./ \ ヘ >‐< イ./ // `ヽ
` <_∨ / /⌒ヽ // ./ 〈  ̄ l  ̄ __ ./ // /l
∨ 〃´ .x< ̄ミヽ /∧ 〉─‐|─ / / // / |_
| | / / ̄`ヽ} .∧ ∨ヽ_ /)/ // >"´ /`ヽ∧
∨ !./ イ ,r=─=ミ/ // .ハ< /、 / \ __〃 マ
ヽ { /‐.// \| /) // / l | } _>ヘ.
l { |イ x─=ミ | /./`ヽ/ /l \ >"´ ,.ィ≦ ̄|
\ \ll l r</ ヽ.lイノ ̄//,rイヽ ヽ| / /{
剣を持ち、そっと前に構える
周囲に感覚を張り巡らせると、かつてを思い出す
あの時も、去年の夏も戦っていた
自分たちの“時間”を守るために……
豊音「……」
周囲のものを理解する
豊音「……はぁっ!」
剣を振るい走った
その剣はオウルオルフェノクを斬り裂き、抜けて止まる
お互いが動かないが、先に動いたホースオルフェノクが剣を空に振るう
クロウオルフェノク「ぐおぉっ……」
豊音「……」
青い炎を燃え上がらせながら、クロウオルフェノクが崩れ落ちた
灰へと変わって床を汚す
ホースオルフェノクが元の姿、豊音の姿へと戻る
豊音「……夢が、増えちゃったねっ」クスッ
手に持っていた帽子をかぶりなおすと、豊音が歩き出す
◆戦闘終了
・経験値:600
・レベルアップ【7】→【9】
・【アクセルフォーム】を一度使ったことによりアクセルフォームに能力が追加されます
・【クロウイマジン】or【オウルオルフェノク】を2ターン以内に撃破
※【宮守:1】
追加能力がスキルなのかアビリティなのか
スキルなら劇場版で複数のライオトルーパーを一気に倒したクリムゾンスマッシュだと思うけど
―――夜【公園】
二人がベンチに座っていた
京太郎と豊音の二人
静かにコーヒーを飲む京太郎と、紅茶を飲む豊音
京太郎「……今回は御手柄でしたね」フッ
豊音「そう、かな?」
京太郎「そうですよ。倒したんでしょう?」
豊音「うん……倒した。これからのみんなを守るためにも、倒したいと私が思ったんだっ」
微笑しつつ、はっきりと言葉にした
豊音「私はね、人を守りたいんだ……」
京太郎「はい」
豊音「そのために私は戦うよっ、オルフェノクの力を使っても」
京太郎「……はい」コクリ
二人の視線の先には、海堂直也
彼はギターを弾きながら歌を歌う
そこそこ人も集まるし、ファンもいる
京太郎「……俺達が、守った夢です」
豊音「……うん」コクリ
二人は笑みを浮かべながら海堂の歌に耳を澄ます
豊音「私は、好きなんだー」
京太郎「?」
豊音「夢を追ってる人が、夢を探している人が……」
京太郎「……夢、か」
豊音「夢をみつけたんだー、また新しい夢っ」
京太郎「贅沢っすね」
豊音「うんっ」コクリ
京太郎「……なら、頑張らないとですね」フッ
豊音「うん、頑張るよ! みんなが、笑顔になれるようにっ!」ニコッ
. /二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=-
/二二二二二二二二二二二二二二ニ=-----┬――=ニ二二二二二二二二二ニ)
二二二二二二ニニ=--┬=7´:::::::::::::::::::::::|\:::::::::|::::::::::\:::::::::::∨二二二二二二/
二二二>'"´:::::: : |::|:::|!::|、 :::::::::::::::::::::::::. __':::::::|:::::::::::::::::::::::::::::∨二ニニニ二>'"
二>'´:: |::::::::::::::::: |::|:::| ‘:::| '::::::::::::::::::::::::::::. ':::::|\:::|::::::::::::::::::::::∨ ̄ ̄
'´ ::::::::::: |::::::::::::::::: |::|:::|´‘::|_ '::::::::::::::::::::::::: :. ':: | }ハ:::::::::::|::::::::::::|
::::::::::::::::!::::::::::::::: |::|:::| 八{ '::::::::::::::::::::::::::::. lノ !::::::: |::::::::::::|
!::::::::::::::::‘::::::::::::::::::|::|:人 \人::\:::::::::::::::::::. ___, |:::::::::::::::::::::八
|::::::::::::::::::∨:::::::::::∧{ _ \l\::::::::::::::X㍍ミx, |:::|:::/::::::::::/
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!::::::::::::::::: 八 ∨::::::::::∧、 /\:::::\::::::::::: |
::::::::::::::::::::::::::\∨::::::::::∧\ ┌― つ |::://`丶::\::::: |
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/\::::::::||ノ |\::::::::::::::::::::::::l:::::|:::::::::|:::::|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ∨:::l、|' |_ノ\::::::::::::::::: l:::::|:::::::::|:: 八
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/. |:::::||>‐ 、 /\ \ :::::::::: l:::::|:::::::::|:/
京太郎「豊音さんらしい」フッ
◆BGM:夢のかけら〜Romantico【https://www.youtube.com/watch?v=PCnQcFgN1Dc】
【第6話<夢の守り人>END】
―――朝【松実館:居間】
テーブルを囲んで食事をする面々
松実姉妹、京太郎、塞、豊音、葵、さらに霞
相変わらずの大所帯だがたまにここに晴絵や良子が混ざるのだから凄まじい
京太郎「あ」
宥「はい、お醤油」
京太郎「どうもっす」
塞「……」モヤモヤ
霞「夫婦みたいね」クスッ
京太郎「はははっ、ですって」
宥「あぅ……」カァッ
京太郎「?」
塞「……」ジト
京太郎「なんっすかその目は?」
豊音「京ちゃんのお嫁さんかぁー」
玄「お、お義兄ちゃんが?」
京太郎「いやいやいや」
葵「君はなにをやってるのかなぁ?」ジト
京太郎「いやいや俺のせいじゃないし!?」
霞「えっと、余計なこと言っちゃったかしら?」
宥「う、ううん……む、むしろ」ボソボソ
霞(あらもしかして……)
◆知り合い
【塞・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【久・美穂子・淡・菫・煌・竜華・怜・もこ】
【ネリー・由暉子・成香】
【はやり】
―――朝
◆自由行動
1、誰かと話す【>>734】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(灼・晴絵)
6、ドライブピット(良子・裕子)
0、自由安価
◇安価2↓
1、誰かと話す【姉帯豊音】
―――【松実館】
カウンター席でコーヒーを飲む京太郎
十分においしいのだが、まだ宥は研究を続けるといって頑張っている
それもまた夢なのだろうと、京太郎はほほえましく見守っていた
豊音「お待たせしましたっ」
ウェイトレスをしている豊音がコーヒーを持っていく
常連1「良いな豊音ちゃん」
常連2「私は宥さん一筋、あなたはそこでそうしているといいです!」
常連1「なっ! 僕だって宥さん一筋だ!」
京太郎「うるせぇ……」
豊音「どうしたの?」
京太郎「びっくりした」
豊音「あ、ごめんねっ」
京太郎「いえ、楽しそうっすね」フッ
豊音「うんっ! バイトってしてみたかったからっ」エヘヘ
京太郎「そっすか……バイトねぇ」
豊音「京ちゃんはしたことある?」
京太郎「ああ、一回だけ染谷先輩の家の雀荘で」
豊音「へぇー京ちゃんがウェイトレスなんて女の人が一杯きそうだね!」
京太郎「そうっすか?」
豊音「うん、京ちゃんかっこいいもん♪」
京太郎「……」
豊音「京ちゃん?」
京太郎「う、うっす」フイッ
◆System
・ステータス【SP】が+1されました
う…ウェイトレス?京太郎くんの場合ウェイターでは?
(>>741 あらやだ京ちゃんが女装したことになっちゃう。ウェイターですね
―――昼前
◆自由行動
1、誰かと話す【>>136】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(灼・晴絵)
6、図書館(灼)
0、自由安価
◇安価2↓
(ああ、安価先はミスっす
1、誰かと話す【宇夫方葵】
―――【松実館:裏】
買い出しを頼まれて外に出る京太郎
バイクを取ろうとすると、葵がサイドバッシャーを洗車していた
しょっちゅうしている気もするが、気のせいだろうか
京太郎「……」
葵「ん、なに?」
京太郎「いや、良く洗車してるなって」
葵「まぁ友達みたいなもんだからね」
京太郎「……」
葵「その目は良くないなぁ? 私がサイドバッシャーしか友達がいないと言っているような目は?」
立ち上がる葵
上はシャツ一枚で上着を腰に巻いている
まだ肌寒い時期な気もするが今日は比較的暖かいせいだろうか
京太郎「いや、そういうつもりじゃなかっ」
葵「なにかな?」
京太郎「あーいや、そのっすね」
葵「歯痒いな、早く言ってくれないかな?」
京太郎「えっとですね、さっきからしゃがんでたし問題ないでしょうけど」
葵「ん?」
京太郎「その、水が跳ねたせいで……透けてます」
葵「……っ」バッ カァッ
京太郎(案外かわいいところあるんだなぁ、オルフェノク絶対殺すウーマンだと思ってたけど)
腰に巻いていたジャケットを着る葵
不機嫌そうな顔をして溜息をつく
苦笑する京太郎を前に、サイドバッシャーの洗車へと戻った
京太郎「それじゃあ行くかな」
葵「どこに?」
京太郎「買物っすよ、買い出し」
葵「そっ」
京太郎「聞いた割にそっけないっすね」
葵「まだ、信用してるつもりはないからね」ジト
京太郎「俺相手だと素ですね」
葵「どっちも素のつもりではあるけど」
京太郎「そりゃ手厳しい」ハハッ
オートバジンへとまたがる京太郎がヘルメットをかぶる
背中を伸ばしてから、グリップを握ると京太郎が葵の方を見た
なにやら自分と葵は奇妙な関係に思えた
信用はされていない、だが一緒には戦うし一緒に住んでいる
京太郎「……ま、いいか」
そう言いつつ笑い、オートバジンを走らせる
そしてそんな京太郎の背中を、葵が一目見てからサイドバッシャーの洗車に戻った
◆System
・宇夫方葵の好感度が+5されました
・【宇夫方葵:60】
サイドバッシャーを友として~
ってことで今回はここまでー
次回は自由行動の続きから
今回は誰がってかどの作品がメインでしょーかって感じで
徐々に葵の好感度も上がってきた
アクセル手に入れるの早すぎたせいでこっからの戦闘がちょっと心配
とりあえず話が進んできて、残りの宮守は胡桃とエイスリン
そんじゃ、なんかあればお気軽にー
荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」
↓
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」
↓
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋
↓
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」
↓
>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/)
余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww
9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定
この速さである
相変わらずターキー肉くん=>>1という事を隠す気も無い模様
ウンメイノー(再開!)
敵とかに関してはちょっと特殊なシステムになっとります
こちら側が観測しない限り存在しない扱いとなって、他のライダーとかも少し違う感じに
まぁ全部相手は無茶っすから、多少はね?
(ありがとでーす、再開!
―――昼
◆自由行動
1、誰かと話す【>>734】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(灼・晴絵)
6、公園(玄)
0、自由安価
◇安価2↓
6、公園(玄)
―――【公園】
いつもの自販機で缶コーヒーを買う
そうして小銭を入れると、横から手が伸びてボタンを押した
自販機から吐き出されたジュースを見て苦笑するとコーヒーを押す
京太郎「ほい」スッ
玄R「えへへ、ありがとっ」
京太郎「リュウタ、俺以外にやんなよ?」
玄R「わかってるわかってる♪」
キャップをかぶって髪をアップにしている玄
前髪が紫色なので誰かすぐわかる
妙にピョンピョン跳ねるので、揺れていた
冷静さを装いながらベンチに座る
京太郎「……」
玄R「ねぇねぇイソーロー!」
京太郎「マジ居候やめねぇとな」
玄R「イソーローじゃなくなったら個性死んじゃうじゃん!」
京太郎(個性とか言う言葉知ってたのか)
京太郎「ていうか俺の個性はそれだけじゃねぇ」ズズッ
玄R「ふーん、遊び疲れたし戻ろ!」
京太郎「自由か!」
瞬間、玄が元に戻る
玄「ふぅ……」
京太郎「大丈夫っすか?」
玄「あ、うん……慣れたっていうか」
京太郎「ははっ、まぁなんつーか、良いことなんっすかね?」
玄「うん、みんなと一緒にいて疲れるばっかじゃ寂しいでしょ?」
京太郎「そういうもんっすかね」ハハッ
玄「あ、そういえばお金返さなきゃ」
京太郎「別に良いですよ」ハハッ
玄「京太郎くん、最近お姉ちゃんと仲良いよねー」
京太郎「ん、お姉さんとっちゃってすんません」
玄「ううん、そっちは良いんだけど……いや、良くないかも?」
京太郎「下心は無いんですけどね」
玄「うん、それはわか」
京太郎「5割ぐらいしか」
玄「半分だ!」
京太郎「いや冗談ですけど」
玄「いやでもお姉ちゃんのおもちを相手に下心無しと言う方が難しいんじゃ……」ブツブツ
京太郎「おい妹、ボケをボケで返すな」
玄「い、妹なんて気が早いよ!」
京太郎「そっちじゃねえ……」
玄「え?」
京太郎「ちゃんと一人の女として玄さんのこと……っておいおい、これじゃ口説いてるみたいで」
玄「お、お姉ちゃんが泣くよっ!?」スクッ
京太郎「話きけよ!?」
玄「わわわ、私としても嫌じゃないけっ」ツルッ
突如立ち上がってわたわたし始めた玄が一歩後ろに出る
その瞬間、たまたまそこに落ちていたバナナの皮を踏んで転ぶと、尻もちをつく
さらにどこからか飛んできたボールが玄の頭部に直撃した
京太郎「えぇ……」
玄「きゅぅ~」
京太郎「く、玄さーん?」ユサユサ
肩を揺らすそして、揺れる……
玄「」ユサユサ
京太郎「……」マガオ
玄「……」スクッ
起き上がる玄に、驚く京太郎
先ほどと同じく前髪が紫になっておりキャップをして後ろ髪がアップになっていた
京太郎「リュウタ?」
玄R「お姉ちゃんと仲良くしてるの……むかつく、お前」ギロッ
それだけ言って玄ことリュウタロスが去っていく
京太郎「ええー」
◆System
・松実玄の好感度が+4されました
・【松実玄:99】
※現状では松実玄の好感度はこれ以上は上がりません
―――昼過ぎ
◆自由行動
1、誰かと話す【>>734】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(灼・晴絵)
6、公園(洋榎・絹恵)
0、自由安価
◇安価2↓
1、誰かと話す【弘世菫】
―――【街】
信号待ちの最中、リュウタロスからの威圧を受けた京太郎は、悩んでいた
正直、いまいち理由がわからない
仲は良い気がするが、なぜリュウタロスが怒っているのかがいまいちわからない
京太郎「ううむ……」
菫「須賀か?」
京太郎「ん、ああ弘世さんじゃないっすか」
菫「どうした、なにか考え込んでる顔をして」フッ
京太郎「いやぁ、なぜかわからないけど恨みをかったみたいで」
菫「ははっ、そういうこともあるさ……にしても理由がわからない、か」
京太郎「まぁなにかしたのは確かなんでしょうけど」
菫「なら良いさ、解決策がある」フッ
横の信号が点滅を始める
京太郎「そういうもんっすか……?」
菫「ああ、理由の無い悪意というものに比べれば幾分もマシだ」フッ
京太郎「理由の、ない?」
菫「いや、理由があっても悪意は悪意か」
京太郎「俺の場合、悪意とは違うみたいっすけど」ハハッ
菫「まぁあれだ……ぶつかって友情をはぐくむ、とか?」
京太郎「なんっすかそれ」フッ
菫「照と宮永妹がやっただろう」クスッ
京太郎「ああ、そういや」ハハッ
信号が青へと変わると、二人して歩き出す
渡りきると、お互い別方向に行くようである
京太郎「そんじゃ」
菫「ああまた……っと須賀」
京太郎「はい?」
菫「そのだな、はやりさんが気に入ったようで、これ連絡先だ」
京太郎「お、おお……あのはやりんの連絡先」
菫「まぁなんだ、偶像と現実は違うな」ポン
京太郎「え?」
菫「またな」フリフリ
京太郎「は、はぁ……」フリフリ
◆System
・弘世菫の好感度が+10されました
・【弘世菫:75】
―――夕方
◆自由行動
1、誰かと話す【>>734】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(灼・晴絵)
6、公園(洋榎・絹恵)
0、自由安価
◇安価2↓
3、訓練
◆訓練(指定ステータス+2)
1、HP
2、速度
3、攻撃
4、防御
5、SP
ゾロ目 ????
◇安価1↓から3↓まででコンマが高かった項目
5、SP
◆System
・【訓練】によりステータス【SP】が【+2】されました
・本日戦闘はできません
―――夜
◆自由行動
1、誰かと話す【>>734】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
×、訓練
×、探索
5、松実館(豊音・霞)
6、公園(塞)
0、自由安価
◇安価2↓
5、松実館(豊音・霞)
―――【松実館】
京太郎「ん、霞さん」
霞「あら、お邪魔してるわね」ニコッ
京太郎「晩飯食べてくんですか?」
霞「ええ、そのつもりではあるんだけれど……」
豊音「石戸さんと卓を囲むの久しぶりだねー」
京太郎「卓違いじゃないっすか、残念俺の知り合いにも洋榎さんなんですよね」
豊音「あー、末原さんじゃないんだよねー」
霞「残念ねー愛宕のお姉さんで」
<ヒドスギヤロ!
京太郎「声が聞こえましたね」
霞「気のせいよきっと」
豊音「だねっ」
京太郎「あと咲かぁ、咲ね……東京にいるとは聞いたんだけど」
霞「え、そうなの?」
豊音「ホント!?」
京太郎「みたいっすよ、どこでなにやってんだか」ハハッ
霞「えっと……」
京太郎「ん、咲の奴この東京で迷子にならないか心配だなぁ」
豊音「えっと、京ちゃん……」クイクイ
裾を引っ張られる
そちらを見れば、豊音が袖を引っ張っていた
それでも見上げることになるのだが……
京太郎「ん?」
豊音「えっと、宮永さんと……その、こ、恋人関係だったりぃ~……する?」
霞(ストレートに攻めるわね)
京太郎「俺が? 咲と? ……ハハハッ、ないない!」
豊音「ほ、ほんとっ!?」パァッ
京太郎「ん、はい……って彼女いたことかれこれ」
霞「あるのねやっぱり」クスッ
京太郎「かれこれ……16年」
豊音「やっぱりモテるんだねー」
霞「今いくつ?」
京太郎「16」
霞「いたことないじゃない」
京太郎「まぁ」
豊音「そ、そうなんだっ」エヘヘッ
京太郎「なんで嬉しそうなんっすか、俺のこと好きなの?」
豊音「ふぇっ!?」カァッ
京太郎「いや、寸ません冗談です」
霞「須賀君あなた」
京太郎「え?」
霞「……刺されるわよ?」
京太郎「一応、戦闘訓練はしてるんですよ?」
霞「そっちじゃないわよ」
◆System
・石戸霞の+10されました
・【石戸霞:60】
―――夜【松実館】
京太郎「そういや塞さんどうしたんっすか?」
豊音「お買いものに行ったけど……遅い?」
宥「だね、なにかあったら心配だし」
葵「……私が行く」
京太郎「俺も行きます」
葵「……ん」コクリ
宥「た、確かに心配だけどまず電話でもしてからで」
ガチャッ
京太郎「!」
葵「臼沢さん!」
塞「えっと……ただいま」
豊音「少し遅いから心配したよー」
塞「あはは、ごめん……それと、その……」
京太郎「ん?」
塞「ほ、ほら」
??「お、お邪魔します」
京太郎「……なに?」
葵「は?」
豊音「……く、胡桃!?」
胡桃「ひ、久しぶり……」
/::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::/:::::/::::/ ヽ::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ::::::::∧
/:::::::::/:::::/::::::l V:::::::::ヽ:::ヽ::::ヽ::::::';:::';::::::::::ハ
/:::::::::::{::::::!::::::::! ';:::::::::::!!::::ハ::::iV::::}::::i::::::::::::',
〈 i::::::::::i::::::i:::::::::{ ';::::::::ハ:::} }::ハ:::j:::::i:::::::::::::'
V::::::::::V::::V:::::ハ 川::/ j:ノ__ィ´ V::::::|:::::::::::::}
l::::::::ハハ::::H::ト:L j:j:ノレイ_ノzz、ハ::::::}:::::::::::::}
V::::::ハ ≧三ミゝ ノノ "´ん//ハ` i::::::!::::::::::::j
i:::i::::ヘ〃ト//心 弋 ‐フ |:::::!:::::::::ハ}
ハ::V:::ヘ \ヒフ  ̄ }::::j:::::::://
i V::::::::ハ ' "" ィ:::/:::/
i V::::::::ハ U , /::!://
Vト>> ` イ ̄ レ
V >┬‐ ´ /ヽ
イ 〈} / /〉..、
_...<:.:.:.:/ /ィ∨ハヽ //:.:.:.:.:.:>..、
イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:∧ ∧ヽ //:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/\
/ {:.:.:.:.:.:.:.:.:.レ' 〉/z7/ ヽX/.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ヽ
◆【???】
※運42補正:+21
01~30 ???
31~89 なにもないぜ!
90~ ???
ゾロ目 ?????
◇安価1↓
―――【松実館】
席に移動した面々、宥と霞はお茶を汲みに行った
テーブルを囲むのは京太郎、胡桃、塞、豊音、葵
なぜ京太郎も混じるのか、胡桃の要望故だ
豊音「えっと、なんで胡桃が?」
塞「突然電話が来たんだけどなにがなんだか」
胡桃「私も起きたのが最近だからね」
葵「え?」
胡桃「半年前の“グローバルフリーズ”で意識不明だったんだって」
京太郎「グローバルフリーズ……」
胡桃「先生に教えてもらったから」
塞「トシさんに会ったの!?」
胡桃「う、うん」コクリ
塞「い、いつ!?」
胡桃「二月前、起きた時に先生がいて、それで色々教えてもらった」
塞「先生、どこに?」
胡桃「二ヵ月前は……っていうかベルトもらったんじゃないの?」
塞「え、ああ……ベルトのこと、知ってるの?」
胡桃「私も持ってるよ」スッ
葵「もう一本のベルト……!?」
胡桃「これがデルタギア」
【デルタ】
京太郎「そのベルトは……」
胡桃「スマートブレイン社製のベルト、三本の内もっとも強力なベルト」
葵「鹿倉さん、それは熊倉さんから?」
胡桃「うん、スマートブレイン、調べてみたら東京にあるし行けばいそうだけど」
葵「スマートブレイン……」
塞「え、なにそれ」
玄「有名な企業だよね!」
京太郎「それを早く言え!」
玄「えっ、い、言った方が良かった?」
京太郎「結構」
玄「あちゃ~」
京太郎「で、そのベルトですけど」
胡桃「あげないよ?」
京太郎「そ、そうっすか」
塞「もらうなんてことは考えてないけど……スマートブレイン、か」
京太郎「行ってみますか?」
塞「そうだね、明日さぐりを入れてみようか」
葵「それじゃあ私は別方向から、かな」
胡桃「それじゃあ私は」
京太郎「ところでこっちにはどうやって?」
胡桃「先生からもらったバイクで、デルタの」
京太郎「とりあえず……」
宥「泊まるところがないなら泊まっていく?」
そう言って現れた宥が飲み物を置く
京太郎「大丈夫なんっすか?」
宥「うん、お部屋は塞ちゃんたちと一緒になるけど」
胡桃「……とりあえず一日だけ、借りる」コクリ
宥「それじゃあお布団出さなきゃ」
胡桃「ありがと」
宥「ううん、宮守のみんなが集まり始めてて良かったぁ」
塞「ありがとねホント」
宥「うんっ!」
―――深夜【松実館】
晩御飯を食べ終えて全員が上にいる
下のソファでいつも寝ている京太郎
座りながら、端末でスマートブレインについて調べる
京太郎「……」
一人の女性が、プロモーションをしている
家電から食品に至るまでを担っている大企業
言われるまで気付かなかったが本拠地はバイクで行けばそれほど遠い距離ではない
京太郎「さて、どうなるか……」
ファイズギア、カイザギア、デルタギアの三本を手掛けた会社
京太郎「……なんか怪しい匂いがすんだよなぁ」
―――朝【松実館】
朝食を食べ終えてから、京太郎はコーヒーを飲む
そうしていると塞がやってきた
電話できる時間だったのだろう
塞「京太郎」
京太郎「ああ、塞さん」
塞「アポ取れたよ」
京太郎「スマートブレイン社ですか」
塞「うん、昼過ぎに行くからね」
京太郎「俺と塞さんの二人ですよね?」
塞「うん」
胡桃「須賀くん、だっけ」
京太郎「ああ、はい」
胡桃「ファイズの変身者なんだ、なんで塞はダメだったんだろ」
京太郎「さぁ……」
胡桃「男だから、とか?」
塞「そんな単純じゃないでしょ」ハハッ
胡桃「だよね」
京太郎「……」
◆知り合い
【塞・胡桃・豊音・葵】
【良子・裕子・洋榎・絹恵】
【宥・玄・灼・晴絵・霞】
【久・美穂子・淡・菫・煌・竜華・怜・もこ】
【明華・ネリー・由暉子・成香】
【はやり】
―――昼前
◆自由行動
1、誰かと話す【>>734】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(宥)
6、図書館(灼)
0、自由安価
◇安価2↓
1、誰かと話す【鹿倉胡桃】
―――【松実館】
カウンターでコーヒーを飲む京太郎
そして隣には紅茶を飲む胡桃
二人でそうしていると、背後では豊音と塞が働いている
京太郎「なんか、あれっすね」
胡桃「二人がウェイトレスしてるんだ」
京太郎「そうなんっすよ。俺はたまに買い出し行くぐらいで」
胡桃「私も」
京太郎「労勤法に」
胡桃「年上だからね?」
京太郎「わかってますよ」
胡桃「……まぁ、言われるかもしれないけどほれ身内って言えば」
京太郎「雇うわけでもないんでワンチャンありますかね」
胡桃「……」
京太郎「それにほら、需要もあるんで客層が増える」
胡桃「そんなお客さんやだよ」
京太郎「まぁ確かに」
胡桃「にしても、君がファイズ」
京太郎「なんっすか、鹿倉さんはデルタでしょ?」
胡桃「正確には違うけどね」
京太郎「変身してないんですか?」
胡桃「いざとなったらしようかとは思ってるけど」
京太郎「なるほど、まぁ戦いなんてするもんじゃないっすよ」ハハッ
胡桃「これは強力なベルトだから誰かに渡すんじゃないって言われたし」
京太郎「仲間にも?」
胡桃「仲間なら、渡すかも」
京太郎「……」
胡桃「先生に聞いたから」
京太郎「ん?」
胡桃「デルタギアは所有者を狂わせるって、普通なら」
京太郎「……普通なら?」
胡桃「例外は聞いて無いけど、そう言ってた」
京太郎「なるほどね、今日会えれば良いんですけど……熊倉トシさんと」
京太郎(そしてデルタギア、それから……小瀬川さんのことも聞かないと、だしな)
胡桃「なんだか、あまり良い感じがしないんだよねスマートブレイン」
京太郎「ん?」
胡桃「一応、警戒はした方が良い」
京太郎「……ま、そりゃそうですね」
胡桃「敵は、オルフェノクだけじゃないんだし」
京太郎「ロイミュード、イマジン……」
胡桃「他にもいるかもしれないし」
京太郎「ですね、たくいつからこんな世紀末に」
胡桃「ずっと前からでしょ、先生に聞いたけど……ロイミュードが反乱したのだって15年前だって」
京太郎「そう聞きました」
胡桃「友達が死ぬところも見たらしいし」
京太郎「……死ぬところ、ね」
京太郎(クリムあたりか? いやでもその場にいて生きてるか普通)
胡桃「ま、とりあえず話してみたけどそれほど悪い人間じゃなさそうだね、直感だけど」
京太郎「そりゃありがとうございます」
胡桃「でも男は狼だからね、豊音たちに手を出したらめっ、だからね!」ビシッ
京太郎「手を出すなんてしませんよ」ハハッ
京太郎(狼ねぇ)
◆System
・鹿倉胡桃の初期好感度は50になりました
―――昼
◆自由行動
1、誰かと話す【>>915】
2、散歩(コンマ30以上で成功)
3、訓練
×、探索
5、松実館(宥)
6、図書館(灼)
0、自由安価
◇安価2↓
0、自由安価【戒能さんにスマートブレインについて聞く】
―――ドライブピット
クリム「おや京太郎、どうしたんだい?」
京太郎「聞きたいことがあってな、良子さんに」
良子「ん? 私ですか?」
裕子「出てましょうか?」
京太郎「いや、いてくれると助かります」
良子「なんですか?」
京太郎「スマートブレインについて、です」
クリム「ふむ、スマートブレインか」
京太郎「クリムも知ってるか、そりゃそうだよな……ファイズギアのアタッシュケースに書いてあるぐらいだし」
そう言いながら椅子に座る
テーブルを挟んで対面に座っている良子と裕子の二人
静かに、京太郎は視線を素早く動かす
京太郎(眼福)
裕子「スマートブレイン、黒い噂は絶えないけどそれをものともしないぐらいの大企業なのよね」
良子「食品、家電、様々なことをしていますからね、孤児院や病院、学校までやっていますし」
京太郎「そんなにっすか……」
クリム「それが表向きだね」
良子「えっ、そうなんですか?」
裕子「というよりスマートブレインについて知識が豊富ねクリム」
クリム「もちろんさ、スマートブレイン前社長とは友人だったからね」
京太郎「なに?」
クリム「君も知っている……熊倉トシさ」
京太郎「なん、だと……?」
クリム「トップシークレットだったようだがね、彼女は15年前に確かにスマートブレインを立ち上げたよ」
京太郎「……あんたの秘密主義にはうんざりだよ」ハァ
良子「私にもそういう時期がありました」
クリム「考えてもみてくれ、話す機会があったかね……君は熊倉トシがスマートブレインの前社長だったと知ってもどうしようもなかったし」
京太郎「そうだな、あの人たちにそれを伝えるかどうか、俺にもストレートにはできない」
裕子「なんだか大変っていうか、須賀君って優しいのね」クスッ
京太郎「え、なんでそういうことに?」
裕子「だって宮守の子たち、まだ出会って2ヶ月ぐらいしか経ってない子たちのためにそこまでするんでしょ? 優しいじゃない」
京太郎「……」
良子「照れてます?」
京太郎「で、続き……裏のスマートブレインについてだ」
クリム「私が知っているのは熊倉がベルトを作っていたということだけだ、スマートブレインでね」
京太郎「それがファイズ、カイザ、デルタか」
クリム「三本のベルトとしか聞いていないね。まさか三本目も?」
京太郎「手元、ではないが近くにある」
クリム「そうか、しかし現在のスマートブレインについては私も知らない、裏で違法な人体実験を行っているという噂なんかはあるが」
京太郎「いや、良い」
クリム「すまない、あまり力にはなれなかったかもしれないね」
京太郎「クリムも良子さんも佐藤さんもありがとう、とりあえず警戒はしとくことにする」
良子「はい」
裕子「にしてもどうしてわざわざ?」
京太郎「ああ、今日行くんですよ。アポ取ったんで」
良子「いざとなればすぐに電話してください」
京太郎「わかってます。いざとならないことを願いますよ」フッ
◆System
・【佐藤裕子】の初期好感度は【70】になりました
・【戒能良子】【クリム】の好感度が+10されました
・【戒能良子:95】
・【クリム:80】
そんじゃ今回はここまでー
胡桃合流ってことで、デルタギア所持状態とは上手いこといった感じで良くあの数値を
次回はスマートブレイン潜入、原作とは徐々に乖離してきますが、所々やったり
そしてどうなるデルタギアとその他もろもろ
そんじゃなにかあればお気軽にー
まだ余裕あるし平気かね
>>1000なら葵さんとラッキースケベください!
今のうちに残しといた方が安価飛ばせるから楽でな
昨日は再開できなかった、だが私は謝らない(再開するよー)
スマートブレイン潜入っていうか正体!
ちなみに>>1000については京ちゃん以外キャラをライダーにってのは無理っす
烏丸ぁ!(いるぞ!)
(再開してくよー
―――昼過ぎ【スマートブレイン本社】
巨大なビルの下に立つ京太郎と塞の二人
難しい表情を浮かべる京太郎
その横の塞は不思議そうに京太郎を見た
塞「どうしたの京太郎?」
京太郎「いや、なんかきな臭いなぁって」
塞「なんでまた?」
京太郎「ファイズギアもってこいとか言ったり」
塞「カイザギアとデルタギアのことも言った方が良かったかな?」
京太郎「ああ、それはあとで良いでしょ」
塞「うん……もしかしたらパワーアップしてくれるかもしれないよ?」
京太郎「ないない」
塞「ほら、家電に定評あるならファイズって武器とか全部家電みたいな感じだし」
京太郎「そういうもんっすかね」
塞「わかんないけど……あ、時間だし行くよ!」グイッ
京太郎「わかってるから腕引っ張んないでくださいよ!」
腕を引かれてビルへと入っていく京太郎
そしてそんな二人を、物陰から見る者がいた
ロビーに入ると、受付へと近づく二人
女性が笑顔を浮かべて二人を見る
塞が少し緊張したようで軽くおじぎした
塞「あの、臼沢塞と須賀京太郎で、黒崎社長に呼ばれて来たんですが……」
受付嬢「今確認しますのでお待ちください」ニコッ
そう答えると、受付嬢は電話をかける
京太郎が後頭部をかきながら、塞の後ろで待つ
塞「はぁ、緊張する……」
京太郎「そうっすか?」
塞「むしろなんで緊張しないのさ」
京太郎「いや、なんか……」
京太郎(むしろ警戒、してるんだっての……)
塞「……?」
受付嬢「お待たせしました、そちらのエレベーターで30階へ向かっていただければあとはこちらのスタッフが誘導いたします」ペコリ
塞「あ、ありがとうございます!」
京太郎(胸デカいなこの受付の人)
塞「ほら行くよ!」
京太郎「ちょ」
塞「胸みない!」ボソッ
京太郎「なぜばれたんだ……」ボソッ
塞「見てればわかるからっ」ボソッ
―――応接室
質の良さそうなソファに座らせられる二人
京太郎と塞の後ろにはスーツ姿の女性が一人
居心地が悪そうに座る姿勢を変える京太郎
塞「そわそわしない」ビシッ
京太郎「いてっ、つねることないでしょ」ボソッ
塞「つねるよ」ボソッ
京太郎「こういうとこなんか、慣れないんっすよ」モゾモゾ
塞「わ、私も同じだけど」ボソッ
ガチャッ
??「お待たせしました」フッ
京太郎(きたか……)チラッ
塞「!」ビクッ
??「私が、黒崎一誠、このスマートブレインの社長です」フッ
京太郎「……」
塞「……」
京塞(凄い筋肉だ!)
一誠「臼沢塞さんに須賀京太郎さん、よろしくお願いします」フッ
そう言い、スーツ姿で胸にバラを刺した男
スマートブレイン社長、黒崎一誠が二人の対面に座る
薔薇(ローズ)繋がりとは予想してなかったわ
筋肉質であろうと社長は社長
油断を見せるわけにはいかないと、京太郎は警戒の色を残す
良子やクリムからの話は信用に値する
塞「え、えっと」
黒崎「前社長、熊倉トシについてでしたね?」
塞「あ、はい!」
黒崎「彼女は現在行方不明となっています」
塞「え?」
黒崎「私に社長という地位を残し、行方不明になりました。わが社としても全力で行方を捜しているのですが……」
塞「と、トシさんが……」
黒崎「それだかなら口頭で結構だったのですが、今回あなたたちを呼んだのは他でもない」
塞「え?」
黒崎「ファイズのベルト……ファイズギアを我々に返して欲しいんです」
塞「……ファイズ、ギアを?」
京太郎(そうきたか……)
このスレはここまでで続きは次スレでやるっすー
ってことで埋めてくださーい
ちなみに次スレ↓
【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】
【安価】京太郎「仮面ライダー?」豊音「ジレンマは終わらない」【Part4】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469880895/)
そして>>1000に関して無理なものに細かく言っちゃうとネタバレになる可能性もあるのであまり言えないんですが
もしも無理な場合は下にズラしてとかで対処する感じでー
>>1000ならG3-X登場
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