安価でクトゥルフ神話っぽい物語 (78)
原作:魔犬
クトゥルフ神話と女神転生をごちゃ混ぜにした感じの物語
ルールは簡易的なクトゥルフ神話TRPGみたいな感じです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468490697
▲あなたは、どんな人?
初めにあなたの性別を教えて下さい
安価↓1
なるほど、あなたは男性ですね
次にあなたの【能力値】を決めます
コンマの下一桁+×2の値が数値となります
コンマ0は9扱いとします
【体力】安価↓1
体力の数値=MPとなります
【筋力】安価↓2
筋肉を使う行動、物理攻撃に関係します
【知力】安価↓3
頭を使う行動、魔術に関係します
【精神力】安価↓4
意志の力です、精神力×5が正気度となります
精神力の数値=MPとなります
【敏捷性】安価↓5
手先の器用さや、戦闘時の行動順に関係します
>>4訂正
体力=HPの値となります
能力値は
【体力:8】【筋力:8】【知力:18】【精神力:6】【敏捷性:18】ですね
随分と偏った能力値になりましたね
次に、あなたの【特殊技能】を決めます
あなたはどのような特殊技能を持っていますか?
安価↓1
どうせニャル子とニコニコでしかクトゥルフ知らないニャル豚なんだからTRPGの負の遺産とか全部抱え込んで松来と一緒に死んでればいいのに
>>11
松来さんが亡くなったこと思いださせるなよ悲しいだろ!!
便利な能力をお持ちなのですね
最後にあなたの名前を教えて下さい
安価↓1
【名前】獣狩り
【HP】8【MP】6
【性別】男性
【年齢】18歳
【正気度】30/30
【装甲値】0/0
<能力値>
【体力:8】【筋力:8】【知力:18】【精神力:6】【敏捷性:18】
<特殊技能>
・完全記憶能力
変わった名前になりましたね…それでは本編へと入っていきます
俺、獣狩りは高校を卒業したが、大学にも行かず、就職もしておらず、フリーターをしている。
そんな俺はバイトの帰り道、墓地の前を通りかかった時…変な男を見つけた
「ん?ガサゴソと何かしているようだが……」
現在は真夜中であり、街灯のない墓地は完全に夜闇に包まれている
そのため必要以上に近づかなければ、何をしているのかよくわからなかった
「嫌な感じがするな、確かめてみるか…」
嫌な予感がした俺は、隠れながらゆっくりと男へと近づいた
彼我の距離が5メートル程となったとき、やっと何をしているのかがわかった
なんと…無精髭を生やした汚らしい男が、血走った目で墓を一心不乱に掘り起こしていたのだ
「……様子が明らかに変だ」
どうやら男は、何かに怯えているようだった
地面を掘りながらも周りを熱心に見回して、時折体を震わせているのがわかった
ついに棺桶を掘り出した男は、付けられた鍵に手を付けて――
――その瞬間、おぞましい吠え声が突風と共に墓地に響き渡った
闇の中からなにかが、静かに唸り声を上げながら近づいてくる
男は目を見開きそちらを見ると…ぴくりとも動かなくなってしまった
次の瞬間、闇の中から黒い靄がかかった「なにか」が飛び出してきた
「なにか」は瞬く間に男に近づき、その体をまるで布切れのように切り裂いた
男は短い悲鳴を上げ、地面へと転がる――
倒れた体へ「なにか」の鋭利な舌先が伸び、突き刺したと同時に
地に伏していた男の体は枯れ木のようになり果てた
そんな光景を目にしてしまったあなたは
●正気度チェック
コンマが 30以下で成功
失敗でコンマ下一桁/2 減少(小数点繰り上げ)
安価↓1
※補足
正気度の数値が成功値となる
一度に5ポイント以上失われると一時的狂気に陥る
失敗…!
正気度が30から28へと下がりました
吐き気にこらえながらもなんとか平静を保つことができた 獣狩りは「なにか」を注視する
それは犬のように四足歩行でありながら
その体はまったくの異形であり、獣狩りの記憶にあるどの生物にも当てはまらなかった
暫くすると「なにか」は男の死体から舌を抜き、その体はスーッと霧散していく
「俺は襲われないのか…?」
僅かな間の後
その体はまるで最初からそこになかったかのように、全身が消え失せた
「一体何だったんだよ…あれ」
安堵から地面に腰を降ろした 獣狩りは、恐怖と好奇心の間で次の行動を思案した……
獣狩りの行動を決めてください 行動安価↓1
●行動選択肢
1、目の前の死体を調べる
2、掘り起こされた棺桶を調べる
3、見なかったことにして帰る
棺桶を調べると中にはボロボロの手記があり
中はオレンジ色に焼けて古くなっていた。その一部を獣狩りはなんとか解読に成功する
■■=ニ■ラスの■穣を■■て私は■■この世■生■■ける
その■■に■犬を■い■け贄■■め■のだ………
「なんだこれは?まったく意味がわからないぞ……」
行動安価↓1
●行動選択肢
1、目の前の死体を調べる
2、見なかったことにして帰る
一切の水分が失われた死体をよく見てみるとその右手に何かを握っているようだった
ゆっくりと手を開くと、それはまるで古代エジプトの犬のような形状をしていて
美しい翡翠から精巧に刻みぬかれたものであることがわかった。刻まれた顔は邪悪を孕んでおり
根本にはみたことのない文字がいくつも刻まれていた
「なんでこんなものを握っていたんだ?」
「なんか、気味の悪いネックレスだが……」
貰っておく か 置いておくか 安価↓1
「うーん、綺麗だし貰ってもバレないだろう」
「というか、いつまでもここにいたら怪しまれるよな……」
「これ以上、面倒事に巻き込まれたくないし。もう家に帰ろう」
……………………………………
………………………
……………
……
――――『次の日』――――
―――自宅
目が覚めるとマンションの部屋が何者かに荒らされていた
床を注視すれば犬猫にしては大きすぎる獣の足跡があるのがわかった
「寝てる間に、何が起きたんだよ……」
目が覚めた獣狩りが次に感じた違和感は首元であった
昨晩、机の上に置いておいたはずのネックレスが首に掛かっていたのだ
「……ひっ」
「机の上に置いて寝た…よな」
「それに、この荒らされ方ふつうじゃないぞ……」
「このネックレス、どうにかすべきだろうか……」
獣狩りの行動を決めてください 行動安価↓1
●行動選択肢
1、墓地に返しに行く
2、知り合いに相談する
3、窓から放り投げる
「やっぱり、これが原因だよな……」
「早く墓地に返してこよう」
獣狩りはネックレスを持ち急いで墓地へ向かったが、墓地は警察によって封鎖されており
辺りには野次馬やマスコミが集まっていた
「くそっ、これじゃあとてもじゃないが入れないぞ」
「このままじゃ俺も、あの男のように……」
●行動選択
1、知り合いに相談する
2、放り投げる
1
安価↓
>>47でいきます
すいません
「……そうだ。知り合いにこの手のオカルトに詳しい奴がいたな」
「あいつに相談してみるか」
知り合いの名前安価↓1
プルルルルル
Tさん「はいもしもし?」
獣狩り「Tさんか?相談したいことがあるんだが…」
Tさん「相談?珍しいね。話してみてよ」
獣狩り「―――ということが、あってな」
Tさん「…………」
獣狩り「もしもし?」
Tさん「よし、わかった」
Tさん「俺の知り合いの事務所を紹介するよ」
Tさん「この手の問題は、専門家に任せたほうがいい」
獣狩り「さすが寺生まれ、アドバイスが的確だな」
Tさん「冗談言ってる場合じゃないよ…」
Tさん「場所は今からメールで送るから、獣狩りは急いで向かって」
Tさん「話は俺の方から付けておくから」
獣狩り「なんかすまないな……」
Tさん「いいよ、友達じゃないか」
Tさん「じゃあ……。頑張ってね」プツン
獣狩り「おっ送られてきた。さっそく向かうか」
専門家の名前安価↓1
こちらが先でしたら、元ネタ再現になってましたね
――事務所
獣狩り「ここが、烏羽の狩人さんの事務所か……」
古びたシャッター街の中にその事務所はあった
元は不動産屋だったようで剥がれ落ちた看板から○○不動産と読み取れた
獣狩り「すいません、誰かいませんか?」
???「待ってたよ、そこに座ってくれ」
烏羽の狩人「紹介に預かった、私が専門家の烏羽の狩人だ。よろしく」
獣狩り「どうも、獣狩りです。よろしくお願いします」
烏羽の狩人「ふむ、君のそのネックレスは…」
獣狩り「これは昨日墓地で見つけまして…」
獣狩り「なんとなく綺麗だったので拾って来たんですが」
獣狩り「朝起きるとなぜか首に掛かっていて、元の場所に戻そうにも警察が……」
烏羽の狩人「成る程、わかったよ。君はどうやら件の事件に関わってしまったようだね」
獣狩り「事件…ですか?」
烏羽の狩人「テレビを見ていないのかい?」
烏羽の狩人「有名な資産家の男が墓地で白骨化していたとニュースは持ちきりだよ」
獣狩り「……っ!」
烏羽の狩人「君はそこに居合わせたんだろう?そして、名状しがたき存在を目にしているはずだ」
獣狩り「なんで…それを!」
烏羽の狩人「君も運のない男だ……。長ったらしい説明は苦手なので先に三つの解決法を提示しておく」
烏羽の狩人「その1、君が死ぬ。これが最も簡単な解決方法だ」
烏羽の狩人「命を断てばネックレスの所有権は君じゃないだれかに渡るだろう」
烏羽の狩人「その2、ネックレスを破壊する。これは中々難しい」
烏羽の狩人「少なくとも私の力では不可能なのだからね」
烏羽の狩人「その3、ネックレスを所有者の元へ返す。個人的には一番取りたくない方法だ」
烏羽の狩人「なぜならば、この方法を取ると君だけでなく私もスッとしてしまう可能性があるからだ」
烏羽の狩人「君は、どの方法がお望みかな?」
とりあえず今日はここまでです
お付き合いありがとうございました
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