座敷童「暑い夏の日の一日」 (43)

男(あくる日の夏)

男(今年もまた暑い季節が来たものだ)

男(非日常の中の日常……)

男(妖怪たちがいる毎日を過ごす日々にすっかり慣れ切ってしまったある時、変わったおすそ分けがウチに来る事になった)


ガラガラ


座敷童「……♪」

男「ん?お帰り。どうしたんだ、そんな大きい荷物持って」

座敷童「……」ヒョイ

男「ご近所のおばさんから貰ってきたって?どれどれ……お、おお!?これまさか……」

ニョロニョロ

座敷童「……」ウナギ



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男「凄いな、こんなに沢山!近所のおばさんって、近藤さんだろ?前に鰻漁してたって聞いたけど」

座敷童「……」コクン

男「えっと、"ウチに渡すつもりで持ってきた"……マジかー、今度何かお礼しなきゃなぁ」

座敷童「……」ザ・イナカ

男「田舎だからってこんな豪勢なおすそ分けは滅多にありません。しかしどうしような、ウチの住人全員で食べてもおかわり出来るくらいあるぞ」

座敷童「……」ツンツン

男「どした?」

座敷童「……」シュッシュッ!

男「さば……捌くって?鰻捌いたとこあるの?」

座敷童「……」ナイ

男「冷凍保存すっかな。確か手間かかるんだったかな……腐らせるよりマシか、後で料理本でも買ってきて……」

座敷童「……」ゲシッゲシッ

男「痛い痛い痛い、蹴らないで。話聞くから」

男「えっと?"捌いたことはないが私の知識量を甘く見てはいけない"。甘く見たことはないけど、ホントに大丈夫か?最近料理作ってなかっただろ」

座敷童「……」フフン

男「"約十数年姉たちに料理を振る舞ってきた私の腕と現在における人間の英知を舐めるな!"って言われてもだな……」

男「で、結局どうするの?俺は知識ゼロだから手伝いくらいしか出来ないけど」

座敷童「……」テトテト

男「?」

座敷童「……」カチカチッ

座敷童「……」カタカタッ!ターンッ!!

男(人間の英知って……パソコンで捌き方調べるって事かよ。メッチャ心配になってきたぞ)

……

座敷童「……」テテーン☆

男「万能包丁、長いまな板、千枚通し……本格的にやるんだな」

座敷童「……」

男「何事にも全力で……うん、わかったから包丁で手ェ切るなよ」

座敷童「……」フンッ

男(可愛い)

男「えっと、まず30分ほど冷凍した鰻を……用意出来てるな」

座敷童「……」コクッ

男「で、胸鰭を千枚通しでまな板に固定して……」

「ひぃ!!」

座敷童「……」

男「……」

男「今なんか喋った?」

座敷童「……」フルフル

男「誰か帰ってきたのかな?まぁいいや、千枚通しで……」

「いやぁ!!」

男「……」

座敷童「……」

男「せんま……」

「ひぐぅ!!」

男「コイツかオラァ!!」

座敷童「……」ビターン!ビターン!!

ウナギ「やめっ!やめてください!!ウナギを粗末に扱わないでください!!」

男「妖怪がいる中で今更魚類の一匹二匹が喋っても何も驚きはしないけどさ……」

座敷童「……」イライラ

ウナギ「"調理される直前で喋るな"って……そんな酷いこと言わないでくださいよぉ」

男「で、突然の事だけどお前は何?」

ウナギ「あ、ワタクシ見ての通り何の変哲もない鰻です」

男「普通の鰻は喋りません」

ウナギ「そう言われましても……妖怪が多いこの土地で生まれ育ったもので、突然変異したのかも……」

男「ふぅん……それで?」

ウナギ「それで……とは?」

男「死にたくないからワザワザここで声出したんだろ」

ウナギ「いえ、せっかくこうしてまな板の上に乗せられたのも何かのご縁。生きていたかったです……でも覚悟は決めました。どうせ死にゆく命ですので美味しく食べていただこうかと思いまして……」

男「……どうする」

座敷童「……」

男「はいはい、何に言ってもお前の死は絶対だとさ」

ウナギ「そんなぁ!生かして!!殺さないで!!美味しいうな重の作り方教えますから!そこに横たわってる私の仲間たちで実践を!」

男「やっぱ謙虚な態度で命乞いしてただけかよ!?」

座敷童「……」

男「話は聞くだけ聞いてやる、その後でお前の処遇を決める」

ウナギ「あぁありがとうございます!では早速ですが私を水槽に移し替えてくれると嬉しいのですが」

男「30分冷凍されてたのに元気だねお前……」

ウナギ「突然変異ですから」

……


ウナギ「ではまず用意出来ているものは出来ていますね」

座敷童「……」フフン

ウナギ「基礎的な知識はあるようなので、少しだけ走りで説明しますね」

ウナギ「先ほども行ったように、胸鰭から千枚通しでまな板に固定してください。あ、頭は右に、背はこちらに向けるように」

ウナギ「背骨に当たるまで包丁を入れたら刃を左側に入れてください」

ウナギ「包丁はのこぎりを引くように少しずつ動かしてください」

ウナギ「このとき、刃は常に背骨に当たるように。それと、切っ先はお腹ギリギリをイメージして貫通しない様に」

ウナギ「あんまり波形になるとバランスが悪いので気を付けて、それと尾鰭まで無理に行かないようにしてください」

座敷童「~♪」

男(なんで鰻に鰻の捌き方レクチャーされてるんだ……)

ウナギ「おお、綺麗に出来ましたね。お料理作り慣れてるんですね」

座敷童「♪」

男「ハハ、機嫌よくなってきたな」

ウナギ「次は肝と中骨を取り除きます」

男「そのまま剥がし落とせるけどいいの?」

ウナギ「はい、それで正解です。身と繋がっているところは切り落としちゃってください」

男「鰻の肝も確か食べられたよね」

ウナギ「お酒のおつまみやお吸い物で使われますね。食べる方がいらっしゃるのでしたら残しておきましょうか」

座敷童「……」コクコク

男「苦手な人はニガテだけど……まぁお吸い物は皆食べるとして。焼けばオッサン連中が食うだろうな」

ウナギ「それと、骨も食べられたりしますけど」

男「へぇ、じゃあこっちも取ったら残しておくか」

ウナギ「中骨は切り口から持ち上げるようにして、またノコギリを使う様に切っていってください。ああ、ちゃんと動かないように左手で固定して!」

男「ほいほい」

座敷童「……」デキター

ウナギ「では、尾鰭の手前で切り落としちゃいましょう」

男「難しいな……」

ウナギ「あまりお魚料理はしない人なんですね」

男「まぁ……料理始めたのも一年くらい前からの話だし」

座敷童「……」ニンマリ

男「ほら圧倒的アドバンテージを得たような顔をしないの」

ウナギ「後は肝の近くの血合を取り除いて、頭を切り落としてくださ……」

ズターン!!

ウナギ「!?」ビクッ

座敷童「……」

男「"次にこうなるのはお前だ……!!"」

ウナギ「ひぃ!?」

座敷童「……」ホッコリ

男「……冗談だとさ」

ウナギ「」

ウナギ「で、では気を取り直して……大きいものは数本切れ目を入れて腹骨を切るようにしておいてください。そして身を半分に切って終了です」

ウナギ「最後は水道水でよく洗い流しておいてください」

ウナギ「おや、座敷童さん凄く綺麗に捌けましたね。あまり手が汚れていないようで」

座敷童「……♪」エッヘン

ウナギ(最後の頭落としで血が飛び散ったけど)

男「血とかぬめりとかいいのこれ?身に染みたのとかあるけど」

ウナギ「どちらも気にしなくていいです。ゴミなんかが付いてたらよく洗い流してください」

ウナギ「最後は、ワタクシ達鰻は血中に非常に強い毒を持っています。後で大変なことにならないようにしっかり消毒しておきましょう」

男「熱湯とかそんなのか?」

ウナギ「はぁいその通りです。血やぬめりが付着したものには熱湯をかけてよく拭いてください」

ウナギ「60度以上の熱湯で5分ほど熱すれば毒は分解されるようで。大昔から蒲焼きが好まれる理由はここら辺にあるそうですねぇ」

座敷童「……?」

ウナギ「ああ、流石にヒトの手を熱湯につける訳にはいきませんので、新聞紙でよく拭きとって可能な限り水道水で洗い流してください」

男「……」

ウナギ「……なんというか、貴方が捌いたものは」

男「歪だな」

ウナギ「歪ですねぇ」

座敷童「……」ドヤッ

男「はいはい、それじゃあ捌くのはお任せしますよー……っと」

ウナギ「まぁ適材適所ですね。残りは座敷童さんにお任せしましょう」

座敷童「……♪」ザシュッ!ザシュッ!!


ウナギ「凄い勢いで捌いていきますねぇ」

男「次はお前もああなるんだぞ」

ウナギ「」

男「それはともかくとして……さて、俺は何をしようかな」

ウナギ「そ、それじゃあ蒲焼きを作っちゃいましょう!!」

ウナギ「魚焼き機はありますか?」

男「あるけど……串とか使うの?」

ウナギ「いえ、必要ありませんよ。手間ですし……とはいえ、一時間くらいかかりますけど覚悟はよろしいでしょうか?」

男「おう、どうせ暇してたしな。長丁場もどんと来いだ!」

ウナギ「大きめに切ったアルミホイルを二つ折りにして敷いて、その上に先ほどの切り身を乗せるだけですよ。あ、身が上になるように置いてください」

男「換気扇回して電気入れて……よし!」

ウナギ「反りかえる前にひっくり返してくださいね、これを反り返らなくなるまで続けます」

男「……」

ウナギ「……」

男「……」

ウナギ「……」

男「地味な作業だな」

ウナギ「だから時間かかるって言ったでしょう」

座敷童「……」オワッター

男「おお」

ウナギ「では手が空いた座敷童さんは他の料理を作りましょうか」

ウナギ「せっかく蒲焼きが出来上がってるのに肝心のお米が無い……!!なーんて事にはならないようにしてください」

男「こんな事もあろうかと、既に炊き立てのご飯が用意してあるのだ!」

座敷童「……」ナイスッ!!

ウナギ「それではお吸い物いっちゃいましょうか」

ウナギ「血合を洗い流して、胆汁の入っている袋はそのまま切り落としてしまいましょう」

座敷童「……」ツイー

ウナギ「あぁ!胆汁が飛ぶので慎重に……」

ベチャッ

座敷童「……」

ウナギ「あーあ……」

座敷童「……」ジョボジョボジョボジョボ

男「先に言え、だってさ」

ウナギ「熱い!?熱湯!!熱湯掛けないで!!直接消毒しないで!!」

ウナギ「な、鍋に少量のお湯を沸かしてお酒を入れて下茹でしてください……」フキフキ

ウナギ「で、だし汁を作り、白だしと肝を入れてひと煮たちさせたら灰汁をとって完成です」

ウナギ「お椀によそったら三つ葉なんかを散らすといい感じになりますよ」

座敷童「……」パッパ

男「よく出来るもんだなぁ」

ウナギ「肝焼きもご所望のようですのでこっちは串に刺してグリルで焼いちゃいましょう」

ウナギ「頃合いを見てタレを付ければ完成です。お酒のおつまみにどうぞ」

男(自分の身をつまみに進めるウナギがこの世にいるらしい……)

ウナギ「蒲焼きもそろそろ反らなくなってきたんじゃないですか?」

男「おっとと……あぶね」

ウナギ「身側を多めに焼くようにして、またひっくり返す作業を繰り返します」

男「……」

ウナギ「……」

男「……」

ウナギ「……」

男「ねぇ」

ウナギ「ほら、焦げ付きとかありますから目を離さないで」

男「あ、はい」

座敷童「……」クイクイ

ウナギ「ああ、骨ですか。これはお煎餅にしちゃいましょう」

男「そういやスーパーとかでウナギの骨煎餅なんて売ってるの見たことあるな」

座敷童「……」ウマカッタ

男「食べたことあるのか」

ウナギ「結構手軽に作れますよ。好みの大きさに切っておいて、食塩に30分ほどつけて置きます。その後ザル上げして冷蔵庫へ」

ウナギ「ちなみに、お吸い物を作る前にワタクシがやっておきました」

座敷童「……」キガキク

ウナギ「いやぁ」テレテレ

男(積極的に同胞を料理していくスタイル)

ウナギ「低温の油で30分ほどじっくり揚げたら完成です。お塩を振って熱いうちにお召し上がりください」

座敷童「……」

男「こっちもそれなりに時間かかるのな」

ウナギ「まぁ料理っていうのは手間暇かけてなんぼですから。しっかりと作っていきましょう」

男「鰻に諭されるのも変な感じだな……」

ウナギ「蒲焼きの方、そろそろ身が柔らかくなってきたのではないでしょうか?」

男「ホントだ、崩れそうで迂闊に持ち上げられないな」

ウナギ「なるべく硬い箇所をつまんでください」

ウナギ「そしてお待ちかね、ここでタレの登場です。浸けるように加減して入れてください。目分量で大丈夫ですが濃すぎないように」

男「ほいほい。肝焼きの時に使ったけど、市販のタレでもいいんだよな」

ウナギ「よっぽどな拘りがない限りはそれが一番いいでしょう」

座敷童「……」カワルヨ

男「ん?ああ、いいよ休んでても。俺がやるから」

座敷童「……」コクン

ウナギ「先ほどからスパンを短めにしてひっくり返すのを繰り返してください」

ウナギ「皮側は焦げやすいので特に注意するように」

男「おお!もうコレ完成なんじゃないか!?」

ウナギ「はぁい、お疲れ様です。鰻の蒲焼きの完成です!」

男「長かったー……」

ウナギ「では、座敷童さんが捌いた数だけ後頑張ってください」

男「」

ウナギ「……まぁ、若干作り方変わりますがフライパンでも出来るので、二手に別れて作業しましょうか」

男「慣れない料理は辛いなぁ」

座敷童「でもね」

男「ん?」

ウナギ(キェァァァァァァァアアアシャベッタアアアアアアア!!)

座敷童「こうやって二人で料理するの久しぶりだから……楽しいよ」

男「……」

座敷童「……」

男「……そうだな」

座敷童「……♪」ピトッ


ウナギ(青春ですねぇ)

……

男「全員分完成ー!!」

座敷童「……」テーレッテレー

ウナギ「お疲れ様でしたー!」

男「えっと、11人前プラスある程度のおかわり分だな」

ウナギ「多いですねー。午前中から作ってたのにもう日が傾いてますよ」

男「そろそろみんな帰ってくるだろうし、お皿出しておくか」

座敷童「……」コクン

ウナギ「あのう……」

男「ん?」

ウナギ「それで、ワタクシの処遇はどのようになったのでしょう……こ、ここまでお手伝いしたんだからそれで……」

男「そうだな、二人で話し合った結果なんだが……」

座敷童「……」

ウナギ「……」ゴクリ






男「デッド」

座敷童「……」ジャキンジャキン

ウナギ「ひぃぃ!?」

男「鰻は大人しく人間様に食われろォ!!」

座敷童「妖怪様にも食われろー!」


ウナギ「わ、ワタクシはこの辺で失礼しますーッ!!」バチャッ!!

男「ああ!逃げた!!」





座敷童「……」クスッ

男「ハハッ。まったく、冗談だってのに。臆病なやつだな」

男「ここまで世話になったんだし、そもそも言葉が話せる奴を食べられるワケが無いだろ」

座敷童「……」ウン

男「ま、このまま逃げて近くの河に帰れば、もう誰かに捕まる事も無いだろ」

座敷童「お皿、並べよ」

男「そーだな。みんな喜ぶだろうな」

座敷童「……♪」

ウナギ「ハァ……ハァ……か、河だ……やった!ここまでこれば……!!」

「……」

ウナギ「え?」


シャキーン!!

……

男「さて、こんなもんかな。一応温め直しているし、みんなすぐに来るらしいから温かいうちに食べられそうだ」

座敷童「……」タノシミ

男「だなー……おっと、お吸い物の火止めなきゃな。お椀によそうからちょっと手伝って」

座敷童「……」コクン


ガチャ


トントントン

地獄鳥「……」


男「あれ、地獄鳥さんもう帰って来てたんだ」

地獄鳥「ああ、お前か。丁度いい、少し手伝ってくれ。生きのいいのが手に入ったんだ」

男「?なんだろ」ヒョイッ

ウナギ「いやだ……死に……たくな……助け……」


ズドンッ


ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛


ウナギ「」チーン

地獄鳥「まったく、人の言葉を解する奇妙な鰻も居たもんだ。どうした?二人とも?」



男「」

座敷童「」

――――――
―――



狼娘「よく夏バテには鰻がいいって言いますよね。アレって鰻に含まれる栄養素の高さが注目されてるんですよ」

狼娘「特にビタミンB1が夏には汗をかいて不足しがちになって、血中の乳酸が増えて疲労が起こりやすくなるからなんですよね」

狼娘「昔からの風習で夏に食べるってのが多いですけど、人間って凄いもんですよね。ビタミンだのなんだのって知る前にこういう事やってるんですから」

狼娘「そういう私も、旅商人として鰻を売り歩いてたりするんですけど、これがまた売れて売れて……」

狼娘「いやしかしすみませんねぇ、突然訪問したのに4人前も追加しちゃって!HAHAHA☆私鰻大好き!!」

青髪少女「おかわりは無いのか?」ガツガツ

幽霊(これ4人前で済むかなぁ)モグモグ

子ウサギ「ウキュウ!」モグモグ


天邪鬼(堂々と居座って飯食ってんじゃねぇよ異世界人共……)

貧乏神(こっちの取り分が減ってしまったのじゃ……)

烏天狗(おいひい)モヒモヒ

小鬼「こっちに気にせずみんな食べなヨ」

垢舐め「俺たちゃ酒のつまみに肝があれば十分だからな」

蜘蛛男「ウナギ狩り世界チャンピオン!!」テーテテーテレレ

雪女「実は私鰻始めて食べるんだよねー。美味しいのかな」ツンツン

吸血鬼「お行儀悪いですよ」


妖狐「ま、妾と林檎達は飛び入りで申し訳ないことをしたとは思うが、はて……」

妖狐「何故あの汚いニワトリは飯も与えられず外の庭に吊るされているのやら」




地獄鳥「」ピクッ…ピクッ…

妖狐「お前さんたちは食べないのか?自分たちで作ったのだろう?」

男「……」

座敷童「……」

妖狐「……深くは聞かんが。冷や麦の方がいいというのなら、妾も何も言わんよ」




男「……」ズズッ

座敷童「……」ズズッ

男「……」

座敷童「……」

男「しばらく、鰻は食べられないな」

座敷童「うん」




座敷童「暑い夏の日の一日」

終わり

終わった
うなぎたべたい

もしお付き合いしていただいた方がいましたら、どうもありがとうございました

過去作
http://blog.livedoor.jp/innocentmuseum/

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