デスティニー「MS相談室です」(33)
デスティニー「世知辛い世の中、たくさん悩みを持っているMSがいます」
デスティニー「そもそも俺も、悩みをたくさん抱えていたのですが、とあるMSのおかげで明るくやっています」
デスティニー「というわけで、MSの悩みを、俺なりにフォローしていきたいと思います」
読んでも読まなくても問題ない作者のSS
ガンダム「MSサバイバルレース?」
ガンダム「MSサバイバルレース?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1465030703/l30)
相談① AGE-1さん
AGE-1「よろしくお願いします...」
デスティニー「(この人、いつも悩んでるよなあ...ちょくちょく八つ当たりされてるし)えっと、今日はどうされましたか」
AGE-1「はい、実は...息子のことなんです」
デスティニー「(複雑なのかな)」
AGE-1「幼い頃はとっても素直で、特に反抗期もないどころか、大人になるにつれ真っ白になっていたんです」
AGE-1「でも、自分で言うのもなんですが、息子は私のようになりなさいと、周りからたくさん言われて、ストレスがたまっていたんでしょうね」
デスティニー「は、はぁ」
AGE-1「でもプレッシャーに耐え、とても頑張っていました。いつか私をこえるだろう、そう思わせるくらい___だが奴は、弾けた」
AGE-1「ある日を境にもう10年近く前ですか、息子は真っ黒になってしまいました。宇宙海賊となり、宇宙を駆け回っているようです。もう子供も___私にとっての孫も、いるというのに」
AGE-1「なんとか息子と、話がしたいのです。こうなったのも私の責任です。しかし、情けないですが顔を合わせずらく...」
デスティニー「その息子さんに、どう接すればいいか、というのがあなたの悩みですね」
AGE-1「はい...」
デスティニー「(宇宙海賊、か。なら___)少し待ってもらえますか。知り合いに宇宙海賊がいるので、何か聞き出してきましょう...」
ファントム『___AGE-2さんですね、結構いい人ですよ。ダークハウンドとか名乗ってた気がします』
デスティニー「へぇ」
ファントム『それも強いですよ。宇宙海賊の中でトップを争うくらいには。それにレースの腕もなかなか』
デスティニー「(こいつちょくちょくレースの話入れてくるんだよな)」
ファントム『今は、確かギアナ高地にいるとか』
デスティニー「え!? なんで!?」
ファントム『宇宙(そら)を泳いでいると、たまに地上が恋しくなるとか、なんかくっさい台詞を言ってました』
デスティニー「ん?...あぁー! わかったそういうことか!」
ファントム『へ? 何がですか』
デスティニー「いやいいんだ、サンキュな!こんどレース見に行ってやんよ!」
ファントム『は、はい。それでは』
デスティニー「よく落ち着いて聞いてください...息子さんは、いま病に犯されています」
AGE-1「え!? そんな! 息子は大丈夫なんですか!?」
デスティニー「安心してください、命に別状はありません。ただ...」
AGE-1「ただ?」
デスティニー「本来ならば、子供の頃___特に反抗期に発症する病なんです。なので、大人だと、どうなるか...」
デスティニー「(___病名は"中二病"。彼は反抗期なく育っていたが、大人になってストレスがたまって似たような心境になってしまったため、発症したのだろう。そして)」
~~~~
ー宇宙を泳いでいると、たまに地上が恋しくなるー
~~~~
デスティニー「(この台詞、完全に患者のそれである)」
デスティニー「病、といっても心の病です。息子さんの心はひどく傷んでしまっているので...息子さんの言うことを決して否定せず、受け入れましょう」
AGE-1「は、はい」
デスティニー「あと、息子さんはギアナ高地にいるようですよ...頑張って、仲直りしてください」
AGE-1「何から何まで...本当にありがとうございます!」
-----
ーーー
ー
デスティニー「(その後、AGE-1さんは無事仲直りできたそうだ。孫と三代で今も平和を守っているらしい)」
デスティニー「無事解決、気分がいいな___」
デスティニー「(初回にしては、だいぶいい仕事ができたんじゃないだろうか___そう思う)」
次の相談MS>>10
ザクキャノン
デスティニー「(ザクキャノンさん、彼は友人のザクタンクさんについて悩みがあるらしい)」
ザクキャノン「ザクタンクが...少し前、とあるレースに出場して以来タンクはイヤだイヤだとうるさいんですよ」
デスティニー「そ、それはなぜ?」
ザクキャノン「バケモノMSの中で戦っていましたから...それに度重なるアトラクションがトラウマになったとか」
デスティニー「(そのレースのアトラクション...というのは針地獄、台風、マグマに宇宙空間放り投げなど様々だったらしい。どう考えても宇宙空間放り投げのせいです本当にありがとうございました)」
デスティニー「まあ、タンクという身の上、宇宙空間に行ったことはなかったでしょうし...」
ザクキャノン「ガンタンクさんが宇宙に出てたなんて話はこの際置いておきますよ。でも、友人をなんとかしてやりたいんです」
デスティニー「(物凄いことをきいた)
デスティニー「(そこで俺は、エターナル企画に頼んでこんなイベントを用意した)」
☆宇宙空間になれよう! ドキドキスペースダイビング☆
デスティニー「なんだそれ」
ストフリ「エターナルさんのセンスはよくわかんないけど、ザクタンクくんのために協力するよ」
ザクタンク「くぁwせdrftgyふじこlp」
陸戦ガンダム「くぁwせdrftgyふじこlp」
Ez-8「くぁwせdrftgyふじこlp」
インジャ「トゥ! トゥ! ヘァー!」ブンブン
シャアザク「通常の三倍」
ネオジオング「さいこしゃーど!」
デスティニー「ああ!武器が!」ドーン
ストフリ「ドラグーンが!?」ドーン
インジャ「モウヤメルンダッ!」ドーン
ザクタンク「あわわ!」ドーン
ザクキャノン「なんでこんな...あぁ!」ドーン
陸戦&Ez-8「コンテナオワタ\(^p^)/」
デスティニー「(こんな感じだったが、エターナルさんが「俺の歌を聴けええ!!」もといセルフクアンタムバーストで場は収まり、ザクタンクさんはこのショックで数ヶ月分の記憶が消し飛んだ)」
ザクキャノン「なんかあれでしたけど、どうもありがとうございました」
デスティニー「ショック療法かもしれないけど......まあそれでいいなら」
次の相談MS>>15
ガガ
ガガ「どうもこんちくわ」
デスティニー「(ナニコレェ)」
ガガ「僕の悩みを聞いてくれませんでしょうかんなむすたいる」
デスティニー「(キャラ濃い)」
ガガ「僕は自爆で有名なんですよ。しかし、ヅダさん、ウイングさんと違ってトランザムカミカゼしかできないんです! 数の暴力でトランザムカミカゼ!?ざけんなこんちくわ!」
デスティニー「よーするに、自爆以外に出来ることを探したいんだろ?」
ガガ「ザッツライトゥ!」
デスティニー「(帰れ)」
デスティニー「いやでも、お前劇場版でバズーカ持ってたよーな気がする」
ガガ「あんなもんは飾りですよッッ!」
デスティニー「(えぇ...)」
ガガ「お願いです! 僕たち※自爆連合に、希望の爆風を吹かせておくんなまし!」
デスティニー「結局自爆じゃあねーか!!!」
※自爆連合...ヅダ会長(某レース中に自爆、全治三ヶ月)が設立した連合。有名どころはウイングガンダム、イージス等。最近は未来への道先案内人を引き受けているとか。
やば...希望の爆風のとこ、希望の神風のほーが良かったかも...
いや、けっして日本軍とか神風特攻隊をバカにしてるわけじゃなくって...ね?
だから、ね? ね?
>>4
AGE-1のセリフです。
「合わせずらい」と書き込んでしまったのですが、「合わせづらい」の方が正しいのでしょうか?
いっそ「合わせにくい」にしとけばよかったでしょうか...
デスティニー「(この悩み相談は、だいぶ難しかった。なにせ自爆させるためのMSにそれ以外の利点を見つけること___例えば、モーターに回転以外の役割を見つけろ、というものであったからだ。)」
デスティニー「(しかし、この悩み、考え方をすり替えてしまえば案外簡単だった。"自爆以外の役割"を発見するのではなく、"自爆MSとしての役割"を再確認してもらったのだ。)」
ゴッドガンダム「がんばれがんばれできるできる絶対できるがんばれもっとやれるってやれる気持ちの問題だがんばれがんばれそこだそこであきめるな絶対にがんばれ積極的にがんばるフィオネだってがんばってるんだから!」
デスティニー「(フィオネはどうしようもないけど、ゴッド先輩のン熱血指導(いや、これだとクアンタ)のおかげで)」
ガガ「はい...!おれ、がんばります!」
デスティニー「(前向きになれたようだった。って一人称まで変わってんじゃねーよバーカバーカ)」
次の相談MS>>24
ガイアガンダムとバクゥの親子丼(?)で
ガイア「デスくん、デスくん、どもども」
デスティニー「ん? ガイアか、久しぶり。それはともかく、ここに来たってことは......」
ガイア「そーなのそーなの! 今日はそうだんってやつなんだよ!」
デスティニー「(こいつ、堅焼きせんべいのようなメンタルと濡れせんべいのごとく世の中の難しいことを受け流し、悩みなど一切ない、ただ心は真っ白。ボディは真っ黒のいわゆる"アホの子"ってやつだ)」
ガイア「えーと、なんだっけ。えーと、えーと___そ! そーだんだよ! そーだん」
デスティニー「(性格からして、どう考えても悩みなんてない......と思う。俺としても、妹のように(実際に言うとファントムペインの馬鹿に襲撃されるので言わないが)思っているので、本当に悩んでいるのなら、手を貸してあげたいところなんだけれど___)」
ガイア「それはね、バクゥちゃんのことなの」
バクゥが子供でガイアが母なら父はラゴゥだな
つまりラゴゥとガイアがけもけもした結果産まれたのがバクゥで、リョナに目覚めるとケルベロスハウンドになるのか
デスティニー「(___バクゥちゃんとは、ガイアのペットである。ガイアが変形するととてもいい似ているので、道行くMSから『姉妹機ですか』なんて言われることもしばしば)」
ガイア「デスくんは、知ってるよね? バクゥちゃん。それで、最近バクゥちゃん、どこか様子がおかしいの」
デスティニー「様子が? どんな風に?」
ガイア「なんかね、どういうんだろ、えっと___そうだ、砂場。砂場から離れてくれないの」
デスティニー「砂場...... えっと」
ガイア「ほかにもね、知らないMSが来ると、すぐビームサーベルを加えて。アビスも怪我しちゃって、ガイアの、『FAITH印のグフignited人形』をパカーン! って割っちゃったりもした......」
デスティニー「(ハイネェーーーーーーーーッ)」
>>27
ハイネがいくつあっても足りない()
デスティニー「___もしかして、不確かだけど、もしかしなくてももしかしてもしかしてかもしれないけど、不確かだけどなんとなく、理由がわかったかもしれない」
ガイア「なによっ! もったいぶらずにおしえてよ!」
デスティニー「バクゥちゃんは、故郷が恋しいのかもしれない」
ガイア「こ、きょう?」
デスティニー「確か、バクゥちゃんは......お前がアフリカ砂漠から引き取ってきたんだよな?」
ガイア「うん、アフリカの、バクゥ軍団のなかにいて、ぴーん! ときちゃったんだよ」
デスティニー「故郷...つまり砂漠。バクゥちゃんが砂場を荒らしてたってのは、そういうことなんじゃないか?」
ガイア「確かに!そーかも! バクゥ軍団のリーダー『さんどたいがあ』ちゃんにもしばらくあってないし!」
デスティニー「(さ、さんどたいがあ...)」
ガイア「ほんとありがと、デスくん。今度、みんなでアフリカにいってみるよ」
デスティニー「ああ、お役にたててなによりだよ」
ガイア「そっか......あ、あのさ、」
デスティニー「うん?」
ガイア「アフリカさ、デスくんも、いっしょにいこう、ね」
デスティニー「......うん」
NEXT>>32
ガブスレイ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません