【ポケモン】出没!ポケモンバトルおにいさん (37)

※元ネタ→ https://www.youtube.com/watch?v=8uw6YJkP6GM


第1話「おにいさん、あらわる」


~昼下がりの公園~


さんちゃん「あぁーっ! また負けた!」

さんちゃん「……強いなぁつっきーは」

つっきー「俺のミュウツーに勝てる奴なんていないね(笑)」

さんちゃん「何回やってもつっきーには勝てないよ……」

つっきー「あ~あ、だれか強い奴いないかな~(笑)」


「ちょっと待ったぁー!!」


さんちゃん・つっきー「!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466340009

お兄さん「キミ達!! ポケモンは好きかい!?」キィー......キィー...... ←ブランコを漕ぐ音


さんちゃん「だ…… 誰?」

つっきー「しらねぇよ俺だって……」


お兄さん「ねぇキミ達! 僕とポケモンバトル、やらないかい!?」キィー......キィー......


つっきー「いや結構です。行こうぜ」ソソクサ

さんちゃん「うん」ソソクサ


お兄さん「ちょ、ちょっと待って! ちょっ…… ねぇ!!」タタタタ

お兄さん「ごめんごめん! いきなり過ぎた!」

お兄さん「ごめん一旦聞いて! 話だけでも聞いて!」グイッ

さんちゃん「はい事案」

お兄さん「ごめんホント! 怪しい者じゃないから! ね!」ストン

さんちゃん「……お兄さん、誰ですか?」

お兄さん「よく聞いてくれた。僕は――」

お兄さん「――バトルおにいさん、だ」キリッ

カラス「アー、アー、アオゥッッ」

つっきー「…………」ソソクサ

お兄さん「ちょ……ちょっゴメンまじで」グイッ

お兄さん「ちゃんと話すちゃんと話す。ね?」ストン

お兄さん「ん゙っんん…… ポケモンの魅力はストーリーや図鑑埋めだけではない」

お兄さん「そう…… バトルだ」

お兄さん「これこそがポケモンの魅力なんだ!!」グッ

つっきー「(この人絶対友達いないよな……)」ヒソヒソ

さんちゃん「(ちょっと付き合ってあげようよ?)」ヒソヒソ

つっきー「(うん……)」ヒソヒソ

お兄さん「じゃぁ早速僕とポケモンバトルしてみないか?」チャキ

お兄さん「僕はレベル10のポケモン1匹」

お兄さん「キミ達はレベルの高いどんなポケモンでも良いから1匹選んで……」

お兄さん「僕と1vs1のバトルをしてみないか?」ニヤリ

つっきー「レベル10のポケモンでホントに良いの!?」

お兄さん「いいですとも!」

つっきー「レベル100のミュウツーで俺の勝ちに決まりっしょ(笑)」パカッ

お兄さん「よぉ~し、じゃあ手加減しないからなぁ~?」パカッ


【Bおにいさん VS つっきー】


お兄さん「バトルスタート!」

お兄さん「行けっ! ホルビー!」

【Bおにいさんは ホルビー(Lv.10)を 繰り出した!】

つっきー「ホルビーだよ(笑)」

つっきー「行けっ! ミュウツー!」

【ゆけっ! ミュウツー!(Lv.100)】

つっきー「勝ったね(笑)」ピロン

おにいさん「ふふふ……」ピロン

【ミュウツーは まもるを つかった!】

お兄さん「?」

【ホルビーの がむしゃら 攻撃!】

【ミュウツーは 攻撃から 身を守った!】

お兄さん「ほほう、まずは様子見ってとこかな?」

つっきー「まぁね(笑)」

お兄さん「(『まもる』は2ターン連続で使うと失敗する可能性がある)」

お兄さん「(つまり次のターン、ミュウツーは攻撃せざるを得ない)」

お兄さん「(あとは計画通り、タスがむ石火で勝てる!)」


※タスがむ石火……持ち物『気合のタスキ』、技『がむしゃら』『電光石火』のコンボ。

※気合のタスキ……HPが満タンの状態からならオーバーキルされたとしてもHP1で耐えるアイテム。逆にHPが少しでも削れていると発動しない。

※がむしゃら……相手のHPが自分の現在のHPと同じになるようにダメージを与える技。こちらのHPが1なら相手のHPも1になる。ノーマルタイプ。

※電光石火……素早さに関係なく先制して出せる攻撃技。トドメの一撃などに有用。ノーマルタイプ。

お兄さん「(さぁもう1回がむしゃらだ!)」ピロン

【ミュウツーの かなしばり!】

お兄さん「ゑっ」

【ホルビーは がむしゃらを 封じ込められた!】

【ホルビーは かなしばりで がむしゃらが 出せない!】

お兄さん「」

つっきー「なぁんだ…… 自信満々に構えてるから何をするのかと思ったら」

つっきー「結局ただのタスがむ石火だなんてね。ガッカリだよ(笑)」

お兄さん「」ピロン

【降参が選ばれました】

さんちゃん「えっ? もう勝ったの?」

つっきー「楽勝だね(笑)」

さんちゃん「おにいさん弱いんだね…… 僕でも勝てるんじゃないかな」

お兄さん「なっ、なにをー!! なら次はキミと勝負だ!!」スチャ

お兄さん「行けっ ホルビー!!」

さんちゃん「行けっ ゲンガー!」

お兄さん「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!


第1話 完


※ゲンガーはゴーストタイプなのでがむしゃら(ノーマル技)が効かない

お兄さん「さぁ続いてはポケモン紹介のコーナー!」

お兄さん「今日はみんながよく知っているポケモン、ピカチュウ!」

お兄さん「今日のポケモン、スタート!!」


さんちゃん「今日紹介するポケモンはみんなが大好きなピカチュウ」

さんちゃん「種族値は素早さが90あって、進化前ポケモンとしてはかなり高い方だよ」

さんちゃん「加えて電気玉を持たせることで攻撃・特攻は種族値でいうと150以上にまで跳ね上がるんだって!」

さんちゃん「種族値150っていうのはグラードンやカイオーガと同じ強さらしい!」

さんちゃん「電気技の他に地面対策の草結びも覚えるし、めざめるパワー炎を覚えさせればブルンナットの並びを一体で見れるってサトシが言ってた」

さんちゃん「それなりに搦め手も使えるし、自分より遅いポケモンに対しては概ね強く出られると思うよ」

さんちゃん「でも耐久力は進化前らしくとっても低いし、素早さももっと高いポケモンはいっぱいいるから、出しどころを選ばないと何も出来ずにやられちゃうね」

さんちゃん「耐久力を持ち物でカバーしたい所だけど、そしたら電気玉が持てなくなるよ」

さんちゃん「自慢の火力も持ち物ありきでの数値だから、実は一線級ポケモンが強化アイテムを持った時の火力とあんまり変わらないんだ」

さんちゃん「だからガチ環境、特にシングルバトルで使う人はほぼいないよ」


第2話へ続く……

第2話「タイプを知らなきゃ はじまらない!」


~さんちゃんの家~


さんちゃん「ねぇつっきー」

つっきー「ん?」

さんちゃん「つっきーの好きなタイプって何?」

つっきー「えっ……」

つっきー「やっぱ、かっ顔って言うより…… 優しい子かな」

さんちゃん「違うよ~ポケモンのタイプ!」

さんちゃん「『ポケモンを極めん者は恋愛するべからず』!」

つっきー「何その言葉?」

さんちゃん「このまえ脱糞おにいさんから言われた」

つっきー「ところでさんちゃんの好きなポケモンのタイプは?」

さんちゃん「ん~水タイプかなぁ」

さんちゃん「弱点が少ないし、複合タイプ次第で耐性も優秀になるし」

さんちゃん「ギャラドスとか水ロトムとか、強いポケモンも多いイメージ!」

さんちゃん「つっきーは?」

つっきー「そりゃ もちろんドラゴンでしょ(笑)」

つっきー「ラティオス、サザンドラ、ボーマンダ」

つっきー「耐性優秀で技も威力込みで一貫性が高いし」

つっきー「種族値が高くてしかも格好いい」

つっきー「ドラゴンタイプが正義だね(笑)」


「それは違うぞぉキミ達!!」


さんちゃん「だ……誰!?」

お兄さん「やぁ! 二人とも!」バーン

二人「脱糞おにいさん!!」

お兄さん「何だその呼び名!?」

つっきー「だって事実じゃん(笑)」

さんちゃん「ところで何でおにいさんが僕の家にいるの?」

お兄さん「ハハッ 簡単なことだよ。家のチャイムを押したんだ」

お兄さん「そしたらキミのお母さんに、このどら焼きとお茶を部屋に持ってってくれって頼まれたわけ」パクー

つっきー「えぇ…… 防犯意識低すぎでしょ」パクー

さんちゃん「あっ 丁度よかった!」ピコーン

さんちゃん「ねぇねぇ、おにいさんの好きなタイプって何?」

お兄さん「――――えっ?」

お兄さん「あっ、あのっその……///」

お兄さん「タイプっていうか……その……///」

お兄さん「いきなり付き合うっていうのは無理だから、まずはポケモン交換から……ね?///」

つっきー「ちっがうよ! ポケモンの話!」

お兄さん「あっ! そっち!?」

お兄さん「なんだよ~早く言ってよ!」

つっきー「しかも話が飛躍してるし(笑)」

さんちゃん「これはホモですね…… 間違いない」

お兄さん「ん゙んっ…… いいかい?」

お兄さん「ポケモンバトルにおいてタイプ相性は基礎中の基礎!」

お兄さん「好きなポケモンで戦いたい気持ちもよ~くわかるけど、それじゃあいつまで経っても強くはなれないよぉ?」

つっきー「好きなポケモンをPT(パーティ)から外した時にそのPTが完成だっていうのは有名だね(笑)」

さんちゃん「じゃぁおにいさん、どうすれば強くなれるのか教えてよ!」

お兄さん「よし分かった! 今日のテーマは『タイプを知らなきゃ始まらない』だ」

お兄さん「じゃ早速、ポケモンのタイプについて教えていこう!」

お兄さん「ポケモンバトルの基本は『タイプを理解すること』」

さんちゃん「タイプを理解?」

お兄さん「ポケモンや技にはそれぞれタイプがあって」

お兄さん「その数なんと18種類!」

つっきー「18かぁ」

お兄さん「そして炎は草に強い、草は水に強い、など」

お兄さん「ジャンケンのように相性が決まっているんだ」

さんちゃん「だから基本に忠実に戦うとサイクル戦になりやすいんだよね」

お兄さん「そ、その通り!」

お兄さん「例えばドラゴンタイプの技はフェアリータイプに対して効果がないんだ。ねぇつっきー?」

つっきー「ラティオスの竜星群ぶっぱ戦法が廃れた原因の1つだね」

お兄さん「という訳で」

お兄さん「とにかく色んなタイプのポケモンを使って欲しい!」

お兄さん「例えばこちらが水タイプのポケモンばかりだと、電気タイプのポケモンには中々敵わない」

お兄さん「だから水タイプのポケモンだけじゃなく、電気タイプに強い地面タイプのポケモンを入れること!」

つっきー「よーし、じゃあ早速バトルしてみようよ! 今PT組むから!」

お兄さん「おにいさんのタイプバランスの良いPTに勝てるかな?」

つっきー「ルールはシングルフラットでいいよね」スチャ

お兄さん「レベル50以上のポケモンはレベル50になって、6体の手持ちから3体のポケモンを選んで出すルールだね!」スチャ

【つっきーのPT ガブリアス / ボーマンダ / カイリュー / ギルガルド / 水ロトム / マリルリ 】

【お兄さんのPT ペロリーム / ランターン / ドリュウズ / エンブオー / ドラミドロ / オーロット 】

さんちゃん「ドラゴンが3体いるの?」

お兄さん「……つっきー、僕の話をちゃんと聞いてたかい?」

つっきー「いいじゃん、早くバトルに出すポケモンを決めなよ(笑)」

お兄さん「よ~し、見てろよ!」

お兄さん「(ドラゴンに強いフェアリーと鋼、つまりペロリームとドリュウズは確定でいいだろう)」

お兄さん「(あとはペロリームに強い鋼タイプのギルガルドの対策として……)」

お兄さん「(炎タイプのエンブオーだ! これで決まり!)」

お兄さん「よし! この3体に決めた!」ピロン

つっきー「俺も決まったよ(笑)」ピロン


【Bおにいさん VS つっきー】


お兄さん「バトルスタート!」

【つっきーは ボーマンダを くりだした!】

【いけっ! ペロリーム!】

【~ボーマンダの いかく~ ペロリームの 攻撃力が 下がった!】

お兄さん「ふふ、ドラゴンじゃフェアリーには不利だよ!」ピロン

つっきー「(笑)」ピロン

【ボーマンダは メガボーマンダに メガシンカした!】

お兄さん「おいおい。タイプ相性が悪いのに何で交代しないんだい?」

【ボーマンダの すてみタックル!】

【ペロリーム HP ■■■■■■■■■■ 】

【ペロリームは 倒れた!】

お兄さん「ゑっ」

【ボーマンダは 攻撃の反動を受けた!】

【ボーマンダ HP □□□□□□□■■■ 】

つっきー「どうしたのおにいさん? フェアリーでドラゴンを倒すんじゃなかったの?(笑)」

お兄さん「は、鋼タイプのドリュウズなら……」ピロン

【いけっ ドリュウズ!】

【ボーマンダの じしん 攻撃! 効果は抜群だ!】

【ドリュウズ HP ■■■■■■■■■■ 】

【ドリュウズは 倒れた!】

お兄さん「」

つっきー「フェアリーも鋼もドラゴンにやられちゃったね(笑)」

お兄さん「」ピロン

【降参が選ばれました】

さんちゃん「あっ また負けてるし」

つっきー「おにいさん。なんで負けたか分かる?」

お兄さん「…………」

つっきー「おにいさんは『ドラゴンタイプ』の対策はしても『ドラゴンポケモン』の対策をしてなかったからだよ」

お兄さん「ど、どういう事?」

つっきー「確かにタイプ相性上はフェアリーと鋼はドラゴンに強いよ」

つっきー「でも多くのドラゴンポケモンは地震とか炎技とかを覚えるから鋼で受けられるとは限らないし」

つっきー「メガボーマンダは強力な飛行技を使えるからフェアリーでも止まらない」

つっきー「一口にドラゴンって言っても、ボーマンダ、サザンドラ、ラティオス、対策は一体一体違うんだよ」

つっきー「タイプだけ考えてPTを組んでるうちは俺には勝てないね(笑)」

お兄さん「ぐぬぬ……」

さんちゃん「なーんだ、タイプだけ考えてるおにいさんは弱いって事なんだね」

お兄さん「なにをー!! なら次はさんちゃんと勝負だ!!」スチャ

お兄さん「行けランターン!! タイプ相性の大切さを教えてやるんだ!!」

さんちゃん「行けビビヨン! 眠り粉!」

お兄さん「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!


第2話 完


※ビビヨンは眠り粉でタイプ相性を無視したハメ技を使う。おにいさんのPTではほぼ詰み

お兄さん「さぁ続いてはポケモン紹介のコーナー」

お兄さん「今日は、速くて格好いいドラゴンタイプのガブリアス!」

お兄さん「今日のポケモン! スタートォ!!」


つっきー「今日紹介するポケモンはドラゴンタイプのポケモン、ガブリアス」

つっきー「ガブリアスは見た目から想像しにくいけど、素早さ種族値は102もあるんだ」

つっきー「種族値100のメガガルーラとかリザードンとか、強力なポケモンを抜かせるから強いんだよ!」

つっきー「そこから繰り出される地震と逆鱗、この両方を半減以下にできるポケモンはかなり限られるから受けるのが難しいんだ」

つっきー「地面タイプだから電磁波で素早さを奪われないっていうのもポイントかな」

つっきー「高速で攻撃性能が高いぶん耐久力は低いってイメージの人も多いみたいだけど」

つっきー「種族値はHP108、防御95、特防85。重戦車系アタッカーにも見劣りしない耐久力だね」

つっきー「物理アタッカーの宿命で鬼火には弱いけど、身代わりやラムの実で逆にアドバンテージを取ることもできるし」

つっきー「氷技が4倍弱点だけど、ヤチェの実で耐えて返しの攻撃で相手を倒せるだけの耐久と火力もある」

つっきー「こんな風にカスタマイズ次第で色んな『対策の対策』を取れる対応力の高さも持ってるよ」

つっきー「能力のバランスの良さも相まって、まるで主人公みたいなキャラだね」


第3話へ続く……

とりあえずここまで

眠り粉を最初に食らっちゃったらどうすればいいの?
子供の頃友達にそれでハメられた

>>27
催眠+身代わり+回復でハメられた場合は連続技で身代わりを壊しつつ本体にも攻撃したり、寝言で攻撃したり、挑発で催眠自体を封じたり
実用的な命中率でハメ技が使えるポケモンは素早さと耐久がそんなに高くないので、眠らされる前に殴り倒せるポケモンを並べるのも手
今は音系の技で身代わりを無視して攻撃できるからそれもアリかも

第3話「その技、しっかり効いてるかい?」


~自然公園~


さんちゃん「いくよー!」ポイ

つっきー「…………」パシッ

つっきー「ねぇ、さんちゃんのボールってナックラーみたいだね」

さんちゃん「ナックルボーラーって事?」

つっきー「ナックラーみたいに遅いって事!」シュッ

さんちゃん「そうかなぁ?」パシッ


チリン チリーン

お兄さん「っと……ぅおっと!」フラフラ

お兄さん「おぉ……とっ、ぅふぅ……」フラフラ


さんちゃん「あっ、あれ絶叫脱糞ホモさん?」

つっきー「自転車の練習? ……もしかして乗れないの?」


お兄さん「ふぅ、ふぅ……あっ」ガシャーン


二人「あ、こけた」


お兄さん「…………」ズーン

カラス「アー、アー、アオゥッッ」

さんちゃん「おにいさん、大丈夫?」タタタタ

お兄さん「あぁキミ達……」

つっきー「まだ自転車乗れなかったの?」

お兄さん「……あぁ。そうさ」

お兄さん「ポケモンではあんなに自転車を乗り回していた僕が、現実では乗れない」

お兄さん「へっ…… とんだ笑い種だろ」

さんちゃん「そ、そんなに落ち込まないでよ」

つっきー「かなり心に大ダメージ喰らってるよね……」

お兄さん「――――だ、大ダメージ!?」ガバッ

つっきー「どうしたの急に(笑)」

お兄さん「僕は今、転んで大ダメージを受けてヘロヘロだ!」

お兄さん「それはポケモンバトルも同じこと」

お兄さん「上手く技を使って、大ダメージを与えることが大事なんだ!!」パチン

つっきー「急にポケモンの話?(笑)」

さんちゃん「おにいさん、その技のダメージの話、気になる!」

お兄さん「おし分かった!! じゃぁ今日のテーマは」

お兄さん「『上手く技を使って大ダメージを与える』! これに決まりだぁ゙っ!!!」ガッツポ

つっきー「もう心のダメージ忘れてる(笑)」

カラス「アー、アー、アオゥッッ」

お兄さん「はい じゃぁ早速、大ダメージの与えかたを教えます!」

お兄さん「まずはポケモンバトルでは、『効果は抜群だ』を狙って技を繰り出そう!」

さんちゃん「ポケモンのタイプ相性で技のダメージが変わってくるんだよね」

つっきー「相手のタイプの弱点を突いて『効果は抜群だ』のメッセージが出たら与えるダメージが大きくなるんだよね(笑)」

お兄さん「そ、なるべくこれを狙ってバトルすることが勝利への近道なんだ」

お兄さん「あとは自分のタイプと同じタイプの技を使えば威力が1.5倍になるし」

お兄さん「技自体の威力も高いものを選んだりするといいね!」

さんちゃん「いろいろ考えて技を覚えさせなきゃね」

お兄さん「『効果は抜群だ!』って出てくると気持ちいいだろ?」ニッ

つっきー「よーし、じゃあ早速バトルしてみようよ! 今PT組むから!」

お兄さん「色んなタイプの技を使いこなすおにいさんのポケモンに勝てるかな?」

つっきー「ルールはシングルフラットでいいよね」スチャ

お兄さん「前回と同じルールだね!」スチャ

とりあえずここまで

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom