康一「あれ…エコーズじゃない?」ホワイトスネイク「…」 (51)

康一「もしかして…さらに進化したのか?エコーズ」

ホワイトスネイク「…」

康一「新しいエコーズ!エコーズact4!」

康一「進化したし、早く仗助くん達に見せに行かなくちゃ!」

康一(エコーズact4かあ…ずいぶんでっかくなったけど、いったいどんな能力なんだろう)

ホワイトスネイク「…イヤ、違う」

康一「え?」

ホワイトスネイク「私の名はホワイトスネイク」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1465644627

ホワイトスネイク「事情があり、いまオマエのスタンドになっている…」

康一「…え?じ、じゃあ!エコーズはどこに!?」

ホワイトスネイク「…あのスタンドは…エコーズというのか?」

康一「エコーズをどこにやったッ!」

ホワイトスネイク「……落ち着け。エコーズのスタンドDISCはそっくりプッチに差し替えておいた」

康一「DISC…?」

康一「…DISCというのは…いや、それよりお前は何で僕のスタンドになったんだ?」

康一「この杜王町には、スタンド使いが弓と矢の影響でたくさんいるはず…」

ホワイトスネイク「スタンドDISCは、適性がないと入らず弾かれる」

ホワイトスネイク「お前が一番私への適正があり、住みやすそうだからだ」

康一「住みやすいって…ていうかスタンドには本体がいるはずだッ!」

康一「本体はどこだッ!」

ホワイトスネイク「本体から家出したから、新しい本体を探している」

康一「家出?」

ホワイトスネイク「そうだ、自らの意思で本体から出た」

康一「え?スタンドって…そうか、自立型ってことか」

ホワイトスネイク「もうプッチには疲れてな。スタンド使いの多いとこにでも行って」

ホワイトスネイク「適当な本体を見つけて羽休めでもしようと思ったんだ」


康一「……なんとなーく分かったけど、怪しいから承太郎さんたちに来てもらって」

康一「判断しなくちゃあね」ピッピッ

ホワイトスネイク「承太郎……?」

ホワイトスネイク「お前、空条承太郎の知り合いか…?」

康一「え、…うん、そうですけど…」

ホワイトスネイク「そうか、空城承太郎はこの町にいたのか_」

康一「?」

ホワイトスネイク「いや、なんでもない」

ホワイトスネイク「ところでお前はなんて名なんだ?」

康一「…ええと、僕の名前は広瀬康一。16さい」

ホワイトスネイク「康一か、覚えたぞ。これからよろしくたのむ」

康一「どーするかはまだ決まってないよ」

ホワイトスネイク(…しかし、これでプッチは困惑するだろうな)

ホワイトスネイク(いきなり自分たちの目的のための手段が消えたのだ)

ホワイトスネイク(正直俺はプッチが嫌いだからな、テキトーに困らせておいてやる)


康一「…はい、白いスタンドが。……じゃあ杜王駅で待ち合わせで」

康一「…とりあえず、君のことはいろいろと調べてから判断するよ」

ホワイトスネイク「わかった(…たぶんお前はプッチよりはいい本体だろう)」

ホワイトスネイク「期待してるぞ」



承太郎「…で、それが康一君の言ってたスタンドか」

仗助「康一。それは本当にエコーズじゃあないんだな」

康一「うん。さっきもとに戻れないか試してみたりもしたけど」

康一「なーんか、他人の靴下を履いてるような気分なんだよね」

ホワイトスネイク「まあ、それは寝てる時に無理矢理入れたからだろう」

ホワイトスネイク「普通にやればそこそこ綺麗に入るんだが」

康一「…」

億泰「けどよォー。オメエ本体から離れるなんてどんなことがあったんだァー?」

ホワイトスネイク「なんかアイツは天国とか言って、金髪男と毎日話し合っていて」

ホワイトスネイク「自分のために重労働を強いてくる」


仗助「…オレのスタンドもそー考えてるんだろうか」

ホワイトスネイク「いろいろDISCつくるためにあちこち行かなきゃいけないし」

ホワイトスネイク「プッチは基本動かないし」

承太郎「…少し待て、さっき金髪の男と言ったな」


承太郎「ソイツの名は、DIOではないだろうな」

ホワイトスネイク「…ああ、そうだ」

ホワイトスネイク「もっとも自分は対して知らないし、わからないがな」

一方その頃


プッチ「…DIO。おはよう」

DIO「ああ、おはようわが友よ」

プッチ「さて、今日も天国に行く方法を模索しようか」

DIO「ザ・ワールドを進化させるための方法は大方まとまったから、それを成功させればどうにかなるな」

プッチ「じゃあ、そこにある骨を出しておいてくれ。僕はホワイトスネイクのDISCでもまとめておく」

DIO「ああ。……ん?」

プッチ「どうかしたのかい?DIO」

DIO(しまった…骨をなくしてしまった)

ディオ(ぬぅ、どこにある!骨!)

プッチ「さて、出て来いホワイトスネイク」

エコーズact3「……?」

プッチ「なに!?ホワイトスネイクじゃあないぞ!」

DIO「緑色の見た目…ッ!ひょっとしたらだが、プッチ」

DIO「ホワイトスネイクに指示を出してみろ!」

プッチ「...とりあえずこれを壊せ」スッ

エコーズact3「了解しました。3 FREEZE!」ドガッ

グシャッバキ

DIO「おお!想像より小さく、ザ・ワールドに宿らなかったのは予想外だが」

プッチ「重力を操るスタンド…!これで君の目指す世界にできるッ!」

エコーズact3「…?」

プッチ「よし!幸いにももうすぐ新月!」

DIO「プッチ!念のため日焼け止めクリームを買ってきてくれ!」

プッチ「ああ!北緯28度24分、西経80度36分、ケープカナベラルの地に!」

エコーズact3「………」

DIO「よし、今日は天国への準備が整った祝いをするぞ!」

プッチ「よし、じゃあ酒でも買ってくるよ」

今日はここまで
キャラぶっ飛んでるけど気にしないでね


承太郎「…それで、DIOは生きてるんだな」

仗助「DIO…!」

億泰「…ン?」

承太郎「それで、あの野郎とお前の本体はどこにいるんだ?」

ホワイトスネイク「多分だが…アメリカのG.D.st刑務所だろう」

ホワイトスネイク「いっつもそのあたりに居るし、私が出た時もそのあたりだったはずだ」

承太郎「…そうか。じゃあアイツを今度こそ灰にしてやるか」

仗助「承太郎さん、俺たちに手伝えることはありませんか?」

承太郎「いや、危険だ。ソイツの言うことが本当とは限らないし」

承太郎「本当にDIOが生きていたら、殺されるかもしれない」


康一(…ん?なんか変だぞ)

康一(確か承太郎さんの話だと、DIOは灰になって死んで…)

康一(DIOが死んだ影響で、億泰くんのお父さんが…)


康一「ねえ、億泰くん。君のお父さんは今も家にいるの?」

億泰「ン?おう、行く前に猫草と一緒に見たしよォ。たぶん今もいると思うぞ」

仗助「……!ちょっと待て、確かDIOの肉の芽で、不死身になってるはずだ!」

康一「死んで細胞が暴走したのに、DIOは何で生きているんだ?」

ホワイトスネイク「…一応言っておくが話は嘘じゃあないぞ。たぶん今起きて飯でも食ってる頃だろうし」

康一「うーん、いったいどうしてなんだろう」

承太郎「…俺は、あと3日くらいでアメリカに行く」

承太郎「何か新しい情報かそのスタンドについてわかったら報告してくれ」スッ



康一「…ねえ、ホワイトスネイク」

ホワイトスネイク「なんだ、康一」

康一「DIOは君が見る限りどーいう奴だったの?」

ホワイトスネイク「DISCの話や天国の話くらいしかあんまり聞けてないが」

ホワイトスネイク「プッチとは結構フレンドリーに話してることが多かったな」

康一「…」

康一「エコーズは今頃何をしているのかなあ」

ホワイトスネイク「多分死んではいないだろう。まあ嫌がらせにはなってるだろう」

康一「そっかぁ」

ホワイトスネイク「…ところで、今どこに向かっている?」

康一「特に決めてないよ」

康一「DIOがどこにいるかは、承太郎さんがジョセフさんに連絡するみたいだし」

康一「家にでも帰ってゲームでもしよっかなーぐらい」

ホワイトスネイク「…なんだ、そうなのか」

ホワイトスネイク「この町はスタンド使いが多いらしいから、一つくらいDISCを手に入れておこうと思ってたのに」

康一「…さっきからスタンドDISCとか記憶DISCとかっていってたけど、結局何なの?」

ホワイトスネイク「スタンドや記憶をディスクにしたもので、差し込んだら記憶が分かったり」

ホワイトスネイク「そのスタンドが使えたりする」

康一「へぇー、便利だね」

ホワイトスネイク「そんなことはないぞ。DISCは手で触れたり」

ホワイトスネイク「面倒なことをしないと手に入らないんだよ」

康一「そうなんだ」


ホワイトスネイク「…ところでこっちの方向には何かあるのか?」

康一「そーだなあ、たしか駅とかと国見峠霊園とかのはず」

ホワイトスネイク「霊園か。なるほど」

ホワイトスネイク「…じゃあ、体がどんどん縮んでいってるのはなんでだ?」

康一「…え!?」バッ

康一「ぼ、僕が小さくなっている!スタンド能力か!?」

ホワイトスネイク「十中八九スタンド能力だろうな」

康一「と、とりあえず。後ろに下がろう」

康一「敵スタンドの能力はハッキリしていない今、これ以上前に進むのは危険だ!」スッ…スッ

ホワイトスネイク「…少しだが身長が戻ってきているな」

康一「…ふぅ、どうやら敵スタンドはここから前方に居て」

康一「射程距離から離れるほど身長は戻るみたいだね。よかったァ~!」

ホワイトスネイク「…だがどうするんだ?このままほっといて、町の名所にでもするのか?」

康一「いや!そんなことは絶対にしない!」

康一「とりあえず、そこにある瓦礫を投げつけて!」

ホワイトスネイク「ふんっ!」ブン

ヒュルルルル…

康一「…だめだ、瓦礫を投げてもすぐに小石くらいの大きさになって奥まで届かない!」

ホワイトスネイク「…なら次はDISCを投げてみるか?」

康一「え?さっきいってたやつ?」

ホワイトスネイク「いや、何もかかれていないDISCだ」

ホワイトスネイク「これに適当な命令を…」

ホワイトスネイク「“スタンド能力を解除してこっちに向かって飛んでくる”」カキカキ

ホワイトスネイク「…よし。これを本体にさしこめれば」

ホワイトスネイク「多分勝てるだろう」

康一「な、投げて大丈夫なの?」

ホワイトスネイク「正直期待はしていないが、入り込みさえすれば…」

ホワイトスネイク「本体を引き寄せれるハズだ」

康一「便利だね…」

ホワイトスネイク「そうだろう?」

康一「…まあ、とりあえず投げつけてくれる?」

ホワイトスネイク「…わかった」ブンッ


ホワイトスネイク「…だめだ。そもそも物理的に届かないのか」

康一「うーん、次はどうしよう…」


康一「…ところで君の射程距離はどれぐらいなんだ?」

ホワイトスネイク「?たしか半径20mくらいだったはずだ」

康一「そうか。じゃあそのまま真っ直ぐすすんで」

康一「この道に何があるのかを確かめてきて!」

ホワイトスネイク「…わかった」

康一「たのんだよ!ホワイトスネイク!」

見返したら結構重大なミスをしてた
プッチの勤務は8年近くだから2000年位だと時間が合わない

承太郎「…それで、DIOは生きてるんだな」

仗助「DIO…!」

億泰「…ン?」

承太郎「それで、あの野郎とお前の本体はどこにいるんだ?」

ホワイトスネイク「多分だが…アメリカのフロリダのあたりだろう」

ホワイトスネイク「いっつもそのあたりに居るし、私が出た時もそのあたりだったはずだ」

承太郎「…そうか。じゃあアイツを今度こそ灰にしてやるか」

仗助「承太郎さん、俺たちに手伝えることはありませんか?」

承太郎「いや、危険だ。ソイツの言うことが本当とは限らないし」

承太郎「本当にDIOが生きていたら、殺されるかもしれない」


康一(…ん?なんか変だぞ)

ホワイトスネイク(…むぅ、スタンドパワーがぶち当たってくる)

ホワイトスネイク(…!あそこにヒト型スタンド!あれが小さくしているスタンドか!)

GGG「…!」

ホワイトスネイク「うかつに近くに寄る訳にはいかないな…」

GGG「……」

ホワイトスネイク「こっちに迫ってきた!康一の所に戻るべきか…?」

ホワイトスネイク「これ以上だと踏みつぶされる。一度戻るしかない!」


ホワイトスネイク「康一、戻った…ん?」

緑色の赤ん坊「オギャーオギャー」

康一「わっ、ホワイトスネイク。本体はどうだった?」

ホワイトスネイク「おい、なんだその緑色は。スタンドか?」

康一「なんかそっち側から来たんだ」

康一「もしかしたら前に仗助くんが言っていた、透明な赤ちゃんみたいな」

康一「スタンド使いかとおもって」

ホワイトスネイク「…とりあえずDISCにしておくか」スッ

康一「え?大丈夫なの?」

ホワイトスネイク「死んだらその時はその時でいい」グイッ

緑色の赤ん坊「…!」ピカーッ

ホワイトスネイク「…!?」

「…これは!_」

康一「ホワイトスネイクが赤ちゃんと一体化して_」

C-MOON「なんだこれは…!」

康一「…とにかく、もう一度承太郎さんに報告し直そう」

C-MOON「……」

C-MOON(さっき混ざった時に感じたが)

C-MOON(多分これいやがらせのために持って行ったものの途中で無くした骨が成長したやつだな)

C-MOON「…プッチはどうしてるんだろうか」

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