男「………………」

男「………………」

男「………………ッ」

男「ハッ…………」ﾊﾞｯ

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

男「ハァ……ハァ……」

男「…………夢……………？」

男「……………」ﾋﾞｯｼｮﾘ

ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝ

男「……あっちぃ…………」

男「………………………」

ｶﾁ…ｶﾁ…ｶﾁ…

男「………」

男「………学校……行くか………」

……………

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

1限目《科学》

「で、あるからして発火能力によって発生する………」

男「…………」

2限目《歴史》

「……魔女教の成り立ちは…………」

男「…………」

3限目《古典》

「……すなわち、異能力こそ人類の誕生に…………」

男「…………」

4《異能》

「………異能力は基本的に6つの属性に分けられ………………」

男「…………」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

――――――――――◆昼休み◆

男「朝から晩まで異能異能異能異能………」

男「………うるさいよ………」

男「……異能………」

男「……異能力……か………」

？？？「よーっす、男！」

男「あ……金髪クン………おはよう……」

金髪「おう！おはようさん！
飯食おうぜ！メシ！」

男「あ……うん…そうだね……」ｺﾞｿｺﾞｿ

男「あ……今日弁当持ってくるの忘れた……ちょっと購買で買ってくるよ」

男「金髪クンは先に食べておいて」

金髪「おう！早く買ってこいよー！」

男「はは……分かってるって」

――――――――――◆屋上◆

男「ごめん……今日はもうこれ以上持ってないんだ……」

不良A「ハァ？テメェ……舐めてんのか？」

不良B「たっはぁ～！悲しいねぇ！
今日の収穫はたったの1000円ぽっちかぁ……！ねぇ、男クン？」

男「ほ、ほんとにごめん……明日はちゃんと持ってくるから………」

不良A「チッ………まぁ、いい」

不良A「分かってるだろうけど……次は忘れんなよ……」

不良A「アァ？」

男「ヒッ……は、ハイ……すいません………」

不良B「まま、いいじゃないのいいじゃないの！男クンも謝ってるんだし！」

不良A「チッ……」ｽﾀｽﾀ

不良B「……ということで男クン？」

男「は、はい………？」

不良B「次忘れたら……ドブネズミの刑だからね？」

男「…………」

不良B「はは、そんな怖がんなって……持ってくりゃー何もしねえって！」

不良B「というわけで、明日からも宜しくな？男クン？」ｽﾀｽﾀ

男「……………はい」

――――――――――◆2-A教室◆

ｶﾞｼｬﾝ

男「………」ｽﾀｽﾀ

金髪「お、男
随分遅かったじゃねーか？」

男「あ…う、うん
ちょっとやることがあって、遅れちゃった」

金髪「そっかー………ってあれ、弁当はどした？」

男「あ、あはは……見てみたら財布の中身空っぽでさ……」

金髪「なーるほどねぇ……しゃーねぇ
ホレ」

男「あ……これ、コロッケパン…………金髪クンの昼ごはんじゃないの？」

金髪「ん、まーそーだけど
さっき1つ食って満足しちまったしそれやるよ」

男「……はは、ありがとう金髪クン」

金髪「いいってことよ！俺とお前の仲じゃねえか！
ただし、これは貸しだかんなー？」

男「………はは、分かってるよ」

――――――――――◇放課後◇

・コミュニティが開放されていません

※コミュニティが開放されている状態でメンバーと放課後、または休日にコミュニティイベントが発生します

訂正

――――――――――◇放課後◇

◇メンバー◇

・コミュニティが開放されていません

※コミュニティが開放されている状態でメンバーと接触すると放課後、または休日にコミュニティイベントが発生します

※また、接触することのできるメンバーは名前の横に○がついています
反対に接触することの不可能なメンバーには☓がつきます

※コミュニティを深めることで親密度が上がり、様々なメリットを得ることができます
親密度は名前横の☆マークで確認することができます
また、親密度以外にも………？

――――――――――◇帰宅◇

男「……ハァ………」

男「どうしよ………もうお金持ってないよ………」

男「でも………持っていかなきゃ酷い目に………」

男「ハァ………どうしよ………どうすれば………」

男「………謝る、しかないよね………」

男「多分…………許してもらえないけど………」

男「………………」

男「…………寝よう………」

――――――――――

男「……な、なんで………こんなこと………」

？？？「さぁ………なんでだろ？
………フフッ、理由なんてどうでもいいでしょ？」

？？？「君は食事をするのに理由を求めるの？違うよね？」

？？？「私は君を殺す、君は私に殺される
それだけだよ？」

男「………お、おかしいよ………そんなの………」

男「なんで………なんで君が………」

？？？「……おしゃべりはもうあきた
それじゃあ今から……君を殺すね？」