文学少女「え、えっと、じ、実は…」
オタク「?」
文学少女「あ、あなたの、いや、なんでもないですーー!!」ピュー
オタク「あ、あの、え!?(行っちゃった…)」
※作者はss初心者です。更新は遅く、文章も稚拙です。それでもいい方は是非見てください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463811973
文学少女「(どうしよう、耐えられなくてつい逃げてしまった…)」ハァ
文学少女「(こんなんじや、明日から目を合わせられないかも…)」トボトボ
~同じ頃~
オタク「(さっきのは何だったんだ!?いつも図書室で静かにしてる文学少女さんが突然「あ、あの、話があるんですけど…」って言うから聞いたんだけど…)」
オタク「(あ、もしかして「あなたのことが嫌いです」と言うのが、緊張しすぎて逃げちゃったのかな?)」
オタク「(いつも図書室であの子と会うけど、嫌だったんだな…)」ハァ
オタク「(まあ、オタクだし一緒にいるのは不愉快なんだろうけど、僕がくつろげるのはあそこだけだしな…)」トボトボ
文学少女「ただいま…」
少女兄「お、少女じゃん!おかえり。」
文学少女「お兄ちゃん、お母さんたちは?」
少女兄「二人とも、同窓会なんだって。ごはん出来てるから、着替えたら一緒に食べようね。」
文学少女「うん、わかった…」
少女兄「ん!?少女元気無いけど、何かあったの?お兄ちゃんでよければ相談にのるけど…」
文学少女「ありがとうお兄ちゃん。実はね…」カクカクシカジカ
少女兄「なるほどね…」
文学少女「やっぱり、私じゃダメなのかな?」
少女兄「そんなことないと思うよ。その子だって内心嬉しいと思ってると思うけど。」
文学少女「でも、黙ってたし…」
少女兄「だって、少女逃げたじゃん!こういうのは最後まで待つものだと思うけど…」
文学少女「やっぱり私じゃ無理なんだ…」
少女兄「誰もそんなこと言って…」
文学少女「お兄ちゃんもそう思ってるんでしょ?無理しなくてもいいよ。」
少女兄「ち、違う…」
文学少女「…おやすみ。」バタン
少女兄「(少女って、見た目とかはいいんだけど、性格が内向的というか卑屈なところがアレなんだよな…)」
オタク「ただいま…」
幼馴染「あ、男じゃん!おかえり。」
オタク「え、なんで幼馴染さんがここに?というか、母さんたちは?」
幼馴染「おばさんたち、同窓会だからって、よろしくって言われて。後、幼馴染同士だしさん付けじゃなくていいのに…」
オタク「だって、最近はほとんど話してないし、女の子に向かってタメ口ができる身分じゃないし…」
幼馴染「何言ってるの!?もっと自信持ちなよ!」
オタク「そうですね…」ハア
幼馴染「オタク、なんか疲れてる?というより何かあったでしょ。」
オタク「なんで、わかるんですか?」
幼馴染「だって、私とあんたの仲じゃない!私に話してみない?」
オタク「実は…」カクカクシカジカ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません