ナルト「強くてニューゲームだってばよ」【安価有】 (284)

ナルト「いつのオレがニューゲームするんだってばよ?」

>>2
 
旅から帰還時:大玉螺旋丸・尾獣チャクラ
ペイン戦時:仙人モード
戦争序盤時:九尾チャクラモード
戦争中盤時:尾獣化
戦争終盤時:尾獣化と仙人モードの両立・一尾以外の尾獣チャクラ
サスケとの決戦戦時:尾獣化・六道の力(陽)・全尾獣のチャクラ
火影時:九喇嘛完全体・瞬身の術・平和ボケによる戦闘勘の低下

補足:下の時期のは上時期のを六道の力を除いて全部使える

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463730703


ほかげ

ナルト「七代目火影のオレがニューゲームだってばよ。どの辺りからニューゲームだってばよ?」

漫画一話から
再不斬との再戦前の修行から
中忍試験前から
自来也との旅を終えたあたりから

>>6

ザブザの前から

ナルト「うーん」

カカシ「眼が覚めたかナルト」

ナルト「うん?カカシ先生…」

カカシ「お前木から落ちて気絶してたんだよ」

ナルト「あれ?何かカカシ先生がでかくなってるってばよ。それに何か若返ってるし」

カカシ「何言ってるんだお前」

ナルト「あれ?体がちっせえってばよ!?」

サクラ「アンタが小さいのは前からでしょチビナルト」

ナルト「あれサクラちゃん!?何で子供の頃に変化してるんだってばよ!?まさか老けてきたの気にして」

サクラ「誰が老けてるだしゃーんなろー」

ナルト「ぶげふっ…一体どうなってるんだってばよ」

九喇嘛『ナルト、どうやらお前は昔に飛ばされたらしい。前は体ごとだったが今回は精神だけのようだけどな』

ナルト『何だって、本当なのか九喇嘛』

九喇嘛『ああ、幻覚じゃないらしい』

ナルト「オレだけ飛ばされたのか?」

>>8

1.サスケも
2.サスケとサクラも
3.ナルトだけ

安価下

サスケはいつの時代から飛ばされたか

大蛇丸殺害後:写輪眼・イタチ殺す
イタチ殺害後:万華鏡写輪眼・木の葉潰す
戦争編:永遠の万華鏡写輪眼・どうするか迷い中
ナルトとの決戦時:六道の力(陰)・輪廻眼(使いこなしてはいない)・レボリューション
決戦後:改心・片手失ってた期間が長いための戦闘への影響・輪廻眼のコントロールが完璧

>>13

決戦後

サスケ「うすらトンカチが…こっちに来い」

ナルト「サスケェ、その姿懐かしいってばよ」

サスケ「やっぱりお前もか…お前はいつの時代のナルトだ」

ナルト「何でお前左目閉じて――って輪廻眼!!まさかお前も――」

サスケ「ああ、どういう術でこうなったかはわからないが、幻術ではないことは確かだ」

ナルト「どうやったら元の時代に戻れるんだってばよ?」

サスケ「オレの輪廻眼を以てしてでも全くわからない。何か心当たりは…ないか。取りあえず暫く様子を見て過ごすしかないらしい」

ナルト「どうにかなんねえのか?有給取ってボルトとヒマワリと遊ぶ約束してたんだぞ」

サスケ「こっちだって久しぶりに里に帰ったからサクラとサラダと買い物に行ってた途中だ」

カカシ「おーいお前ら、サボってないで木登りの修行を続けろ」

ナルト「……どうやら再不斬と戦う前みたいだってばよ」

サスケ「……はあ、これでいいのか」

カカシ「おや、さっきまで全然だったのに天辺まであっさりと…おまけにナルトまで……落ちる前にコツでも掴んだってのか」

カカシ「それじゃあ全員チャクラコントロールは完璧みたいだから後は全員でタズナさんの護衛をしようか」

サクラ「あのー何で破れた写真なんてかざってるんですか?」

ツナミ「夫よ」

タズナ「…かつて街の英雄と呼ばれた男じゃ……」

サスケ「(面倒だな…)写輪眼!!」

バタバタ

ナルト「サスケェ!!何したんだってばよ」

サスケ「同じ話を二度も聞く必要はない。幻術の中で説明させた、それとお前がかつて救った言葉をタズナにな」

ナルト「すっげえ手抜き感がするってばよ」


四日後

ナルト「確か今日が再不斬が来る日だった気がするってばよ。護衛には影分身つけたし…来た、再不斬の手下だ!!」

雑魚「なんだお前――がはっ」

ナルト「ふぅ、サスケ達はどうなってっかな」


白「秘術・魔鏡氷晶!!僕の本当のスピードをお見せしましょう」バッ

サスケ「!!」カッ

再不斬「がはっ」

白「な、何で再不斬さんが――」

カカシ「サスケ!?再不斬と入れ替わったのか!?一体どうやって」

サスケ「後はアイツだけか…天照!!」

白「ががああ…こ、これは――」

カカシ「黒い炎!?万華鏡写輪眼だと――もう開眼していたのか!?」









再不斬「くそ……」

サスケ「死んではいない。ソイツを連れてさっさと失せろ」

ガトー「ちっ一方的とは、役に立たないなあ再不斬」

再不斬「何でお前が…それに後ろの部下共は何だ」

ガトー「初めからこうするつもりだったんだよ、お前達にはここで死んでもらう。お前に金を払う気はないしな」

雑魚「この数でならいくら忍者っていっても余裕だぜ。ぎゃはははは」

再不斬「……カカシ、オレにお前たちと戦う理由はなくなった」

カカシ「ああ、そうだな。ここからは共闘だ」

ガトー「おいおいコイツ気絶してるじゃないか、そいうやこいつには借りがあったな」ゲシッ

白「が…」

再不斬「!!」ダッ

雑魚1「おいおいこの数に一人で突っ込むとか――が」

雑魚2「うわああああ」

ガトー「ひ、怯むなあ!!」

ナルト「多重影分身の術!!」

雑魚「な、なんだあ!?」

ガトー「バカな…」

再不斬「死ね」

ガトー「が――」


再不斬「オレ達はこれから人目につかないように隠れて生活する」

ナルト「ああ、元気でやれってばよ」

カカシ「ナルトとサスケ…急激に強くなっているな。成長したでは済ませられないほどに…何があったんだ」

数日後

ナルト「橋は無事完成してナルト大橋って名付けられたってばよ。里から帰ってきて数日、久しぶりに簡単な任務ばっかだってばよ」

サクラ「サスケくーん、あのねぇこれから一緒にお茶でも――」

サスケ「ああ、行くか」

サクラ「本当に!?」

ナルト「サスケの奴…昔と違ってサクラちゃんに甘いってばよ」

木ノ葉丸「ナルト兄ーちゃん」ドカッ

カンクロウ「いてーじゃんクソガキ」ムナグラツカミ

木ノ葉丸「く、苦しい」

ナルト「木ノ葉丸!!」

カンクロウ「なっ!?消えた!?」

我愛羅「瞬身…この下忍できる」

ナルト「お、我愛羅じゃねえか」

我愛羅「何故オレを知っている…お前、名前は」

ナルト「あ、そっか。うずまきナルトだってばよ。よろしくな我愛羅」

我愛羅「ふん」

カンクロウ「あ、待てよ我愛羅!!」

サクラ「アイツら何者?」

ナルト「そういやもう中忍試験か…下忍のまま火影になったからな……今度こそ中忍になってやるってばよ」

色々あって

リー「ボクの名前はロック・リー。僕と勝負しませんか、うちはサスケ君」

サスケ「嫌だ」

リー「な、何でですか」

ナルト「それじゃあオレが代わりに相手してやるってばよ」

リー「ボクが戦いたいのは君じゃない、うちはです」

ナルト「へへ、つれねえ事言うなってばよ」

リー「木ノ葉烈風!!」

ナルト「遅いってばよ」

リー「な…木ノ葉旋風!!」

ナルト「だから遅いってばよ」バキッ

リー「が……」バタッ

ナルト「あ、あれ?手加減したんだけどな」

リー「ま、まさかこんな強い…下忍がいるなんて」

サクラ「ナルトがこんなに強かったなんて…」

サスケ「今の実力じゃお前が飛びぬけて弱いからな」

サクラ「」ガーン

サスケ「(怪力を覚えたら……いや、今はローンは関係ない)」


一次試験・筆記

サクラ「(難しいけど。解ける)」

サスケ「(写輪眼)」

ナルト「(事前に影分身を虫に変化させておいたってばよ)」







第二の試験・死の森

サクラ「な…なんか緊張してきた」

サスケ「(大蛇丸が確かこのとき…)」

ナルト「(ああ、仙人モードで感知するってばよ)そこだ!」

忍「あーあ、見つかっちゃった。完全に気配は殺したつもりなのだけど」

サクラ「天の書!!」

忍「欲しいでしょ?貴方達は地の書だもの――」

ナルト「螺旋丸!!」

忍「く――この技はミナトの…」

ナルト「大蛇丸ってことはわかってんだ、その変装は無駄だってばよ」

大蛇丸「そうか…自来也ね。口寄せの術」ボフッ

サクラ「大蛇!!」

ナルト「へっこっちも口寄せの術だ!!…あれ?」

サスケ「うすらトンカチ!!お前はまだ契約してないときだろーが!!」

ナルト「忘れてたってばよ…九喇嘛!!」

九喇嘛『鍵あいてねーから尾獣化はできんぞ』

サクラ「ナルトォ!!」

サスケ「ちっ須佐能乎!!」ザシュッ

大蛇丸「そんな…まさかもう万華鏡だなんてますます欲しくなったわ。でもここは一旦撤退ね」

サクラ「い、いなくなった。サスケ君これって――」

サスケ「奴が持っていた巻物は手に入れた」

サクラ「いつの間に…」

サスケ「このままゴールを目指すぞ」

隠れてた忍「アンラッキー、あいつら化物だ」


中忍「開始1時間37分後…砂の忍三人が突破しました」

あんこ「こんなことって…しかも真ん中の子、傷一つどころか汚れ一つない」

中忍「ですがそれよりも…開始52分後です」

あんこ「うん?」

中忍「木ノ葉のカカシ班が…しかも全員無傷です」

あんこ「落ちこぼれが一人いるって話じゃなかった?」


サスケ「須佐能乎は疲れるな」

イルカ「まさか最高記録を更新した上に全員無傷で汚れ一つないなんてな……カカシさんが正しかったのか」

カカシ「(あいつら…どういう事なんだ。しかも大蛇丸が接触したらしいという情報があったのに)」

第三の試練

ナルト「サスケェ、本戦で戦うってばよ」

サスケ「ああ」

サクラ「(二人がいつの間にか遠い存在に…何とかして追い付かないと……でもどうやって)」

ヨロイ「ふふふ、オレにはチャクラの吸引能力がある」

サスケ「それがどうした」

ヨロイ「バカな、オレが逆に吸われて…あ……」

ハヤテ「勝者…うちはサスケ……」

三代目「一体何があったんじゃ…幻術か」

大蛇丸「幻術じゃなさそうね…サスケ君には何か特別な力が」

ナルト「(輪廻眼はずるいってばよ)」


キバ「へっ落ちこぼれのお前が――」

ナルト「うずまきナルト2000連弾!!」

キバ「ぎゃああああ」

サスケ「やりすぎだ」


ネジ「八卦64掌!!」

ヒナタ「きゃあああ」


我愛羅「砂縛柩」

リー「ぐわあああ」

ナルト「本戦の前に何かあったような…あれ、いつの間にか温泉街まで来てたのか。ん、あれは――」

自来也「えへへへ…良いのう、良いのう」

ナルト「エロ…仙人……」

自来也「ぐへへへ」

ナルト「エロ仙人!!」

自来也「ん?な、なんじゃこのガキ!?ええい抱き着くな!!男に抱き着かれても何も嬉しくないわ!!」

ナルト「エ゛ロ゛ぜん゛に゛ん゛――」ドバー

自来也「うおっ汚な!!鼻水がつくじゃろう!!えーい離れい」バキッ

ナルト「あいた――ッ。酷いってばよ」

自来也「酷いのはお前じゃ!!ったく折角の着物が鼻水でべとべとじゃわい」

ナルト「すまねえ…エロ仙人に会えたのが嬉しくてつい……」

自来也「む?おぬしわしのファンか?でもいちぃちゃシリーズは18禁だしのう」

ナルト「ど根性忍伝面白かったってばよ」

自来也「ほう、たいして売れんかったがこんな子供が読んでくれるとはなあ」

ナルト「オレってば、オレってばエロ仙人に聞いて欲しいことがたくさんあるんだってばよ」

自来也「あいにくわしはガキの話に付き合う程暇じゃないんでな」

ナルト「そうだ、蝦蟇の契約もしなきゃいけねえんだったってばよ」

自来也「ん?わしが蝦蟇仙人と知っておるのか」

ナルト「えっと何から話せば……」

1.自分が未来から来た事を話す
2.隠して弟子入りする

>>41

1

ナルト「オレってば実は未来から来たんだってばよ」

自来也「は?」

ナルト「記憶と強さは変わんねえんだけど、体と周りだけは子供の頃に戻ってて」

自来也「要領を得んなお前」

ナルト「オレってばエロ仙人の弟子で、エロ仙人に色々託されて、エロ仙人死んじまって、戦争あって、戦争終わらせて、火影になったんだってばよ」

自来也「色々突っ込みたいんじゃが、お前がわしの弟子ぃ?」

ナルト「最初に口寄せ教えてもらって次に螺旋丸教えてもらったんだってばよ、ほら!!」

自来也「確かにそれは螺旋丸じゃの…四代目とわししか使えるモノはいないし」

ナルト「それに蝦蟇の国にも行って仙人モードだって使えるようになったんだってばよ」

自来也「わしより完璧に仙人モードに…」

ナルト「それに九喇嘛、九尾とも和解して力を貸してもらえるようになったんだってばよ」九尾チャクラモード

自来也「このチャクラ…確かに九尾のモノじゃな…よし、ナルト。おぬしの事を信じよう」

ナルト「エロ仙人…」

自来也「しかし精神を過去に飛ばす術か…聞いたことなどないのう」

ナルト「エロ仙人でも知らねえのか」

自来也「取りあえず蝦蟇との契約を済まして、鍵を渡すとするか」

ナルト「おっす!!」

本戦までの一カ月間

カカシ「えっ、ハヤテがやれれたんですか!?」

三代目「うむ…」


サクラ「サスケ君あーん、どう?」

サスケ「うまい…」モグモグ

サクラ「もう一つどう?」

サスケ「いや、修行に戻る。ナルトは今も修行をしてるはずだ」

サクラ「サスケ君…頑張って!!」

サスケ「ああ」

サクラ「(私も何か…)」


ナルト「でや!!」バッ

自来也「ほれほれどうした未来の七代目。まだまだ甘いのう、仙人モードや九尾の力に頼り過ぎてたんじゃないか?」

ナルト「くっそう、まだまだぁ!!」

自来也「くっ、そうじゃその調子じゃ」


リー「…ボクはまだ…終わっちゃいない」グググ

我愛羅「……」ズズ

シカマル「何する気だ」

我愛羅「殺す」

ガイ「やめろ、本戦は明日だ。そう焦る必要はないだろう」


本戦

ナルト「一回戦目はネジか…」

ネジ「こい」

ナルト「影分身の術!!」

ネジ「ふん!!」

分身「ぐわあああ」ボフ

ナルト「やっぱつええな」

ネジ「八卦六十四掌…二掌!四掌!!八掌!!」ズガガガ

ナルト「く…!!」ボフン

ネジ「分身か…!!」

ナルト「うおおお!!」

ネジ「何体来ようとも回天!!」

ナルト「うぉ!!影分身の術!!」

ネジ「無駄だ――何!?くそ、こいつら体を――」

ガイ「いくらネジでも四肢をそれぞれ掴まれたら回転はできない…勝負あったな」

ナルト「螺旋丸!!」

三代目「何と」

ネジ「ぐわぁあああ!!」

「勝者、うずまきナルト!!」

ネジ「分身の術…お前の得意な術か。まさか回天で受け流されながらも使えるとはな」

ナルト「オレってばアカデミーの卒業試験で三回落ちてる」

ネジ「?」

ナルト「運悪く卒業試験に出る忍術テストが、いつも決まってオレの一番苦手な術だったからだ」

ネジ「……」

ナルト「分身の術はオレが一番苦手な術だったんだ」

ネジ「あ、ああ?」

ナルト「運命がどうとか言ってんじゃねえ。お前はオレと違って、落ちこぼれなんかじゃねーんだから」

ネジ「お前が落ちこぼれ…?(オレを一方的に倒したのに?)」

ナルト「(あれ?オレのこの言葉でネジ改心したんじゃなかったっけ?)」

九喇嘛『そりゃあここまで一方的に日向の小僧を倒して、しかも第二の試練で断トツトップの成績じゃな』

サスケ「(後で幻術をかけておくか)」

サクラ「ところでサスケ君、髪切らないの?」

サスケ「ああ(輪廻眼が隠れるからな)」

我愛羅「下りてこい」

サスケ「ふん」ト

「試合開始」

サスケ「火遁・豪火球!!」

我愛羅「ふん」

サクラ「砂のガード!!」

パッ

我愛羅「!?」

テマリ「我愛羅の瓢箪とうちはが入れ替わった!?」

サスケ「千鳥!!」バチィ

我愛羅「あ…が…?あ…血がああ、オレの血がああああ!!」

テマリ「そんな、我愛羅に傷だって」

ガイ「まさかあの術を…あれがうちはか」

カカシ「あいつどうやって…まだ一度も見せた事も教えた事もないのに」

我愛羅「……」

カンクロウ「あれは…まずいじゃん」

大蛇丸「予定を早めましょうか」

カブト「もうですか…」

ナルト「アレ…なんだってばこれ…目の前が……」

九喇嘛『しっかりしろナルト!!幻術だ!!』

ナルト「さ、さんきゅー九喇嘛」

カカシ「幻術か…解!!」

サクラ「何なのよこれえ…解!!」

サスケ「我愛羅は砂の忍が連れて行ったか」

カカシ「あれは結界忍術!!」

ナルト「中に三代目の爺ちゃんと大蛇丸がいるってばよ」

カカシ「ナルト、サスケ、サクラ。お前らはシカマルと合流して我愛羅を追え。Aランク任務だ」

ナルト「どうするってばよ。ここで三代目の爺ちゃんを放っておいたら死んじまう」

カカシ「三代目様なら大丈夫だ」

ナルト「どうするってばよ」

1.三代目を手伝うってばよ
2.我愛羅を追うってばよ
3.両方やるってばよ

>>53

3

ナルト「そんなの両方やるに決まってるってばよ。影分身の術!!」

ナルト「オレは我愛羅を追うってばよ」

分身ナルト「オレは爺ちゃん助けるってばよ」

三代目「手裏剣影分身の術!!」

大蛇丸「口寄せ・穢土転生」

卑劣「久しぶりよのう猿」

柱間「ほうお前か…歳を取ったな。猿飛」

三代目「覚悟してくだされ初代様、二代目様」

大蛇丸「楽しんでください」

三代目「火遁・火龍炎弾」

卑劣「水遁・水陣壁!!」

暗部「水のないところでこのレベルの水遁を!!」

卑劣「水遁・水龍弾!!」

三代目「土遁・土流壁」

柱間「木遁…」

三代目「まずい…」

柱間「樹海降誕!!」ドドドドド

分身ナルト「大玉螺旋帯連丸!!」バキバキ

三代目「ナルト!?」

大蛇丸「この結界をどこから…」

分身ナルト「三代目のじいちゃんにマーキングをつけさせて貰ったってばよ」

三代目「瞬身か…おぬしいつの間に…!!」

分身ナルト「三代目の爺ちゃんには結界の外にいてもらうってばよ」

三代目「待ておぬし――」ボフン

分身ナルト達「「さあ、やるってばよ」」

大蛇丸「あらあら、貴方みたいなガキ一人で私と歴代火影をどうにかできるつもりなのかしら」

分身ナルト1「当たり前だってばよ。大蛇丸、オレが相手だってばよ」

大蛇丸「それは…仙術ね、ナルト君」

分身ナルト2「オレ達は封印するってばよ」

分身ナルト3「ああ、力を貸してくれってばよ守鶴」

守鶴『封印術か、構わねえぞ。それよりオレ様のチャクラが近くに感じる事が気になる』

分身ナルト3「オレが動きを止めるってばよ。九喇嘛ぁあああ!!」

大蛇丸「尾獣化…!!」

卑劣「五乗起爆札!!」ドドドドドド

大蛇丸「な――」

分身ナルト1「まずい…あれじゃあ結界の中じゃ逃げ場がねえ!!」

分身ナルト3「く…ぉおおおお!!」

柱間「木遁・樹海降誕!!」

分身ナルト2「木遁で爆発の外に…今だ!!仙法・磁遁螺旋丸!!」

柱間「む…すまぬな」

音の四人衆「バカな連続の爆発で結界がゃああああああ!!!」

大蛇丸「バカな…!!」

分身ナルト3「爆発が治まった!!集まって完全に戻る前に――仙法・磁遁螺旋丸!!」

卑劣「……む?世話をかけたようだな。木ノ葉の若い忍よ」

大蛇丸「くっ……!!」

分身ナルト「後はお前だけだってばよ」

大蛇丸「九尾の力と仙術が相手では分が悪いわね。ここは退かせてもらうわ」

分身ナルト「待ちやがれ…!!」

三代目「ナルト!!」

分身ナルト「じいちゃん…あ、穢土転生が解除されたってばよ」

我愛羅「どういう事だ。後ろから感じる」

カンクロウ「後ろ?追ってきてる木ノ葉の忍しかいないじゃん」

我愛羅「これは…狸寝入りの術。うぉおおおお!!」

テマリ「な、完全体になる前に――ぐあ!!」

カンクロウ「あ、やめ――がはっ」

サクラ「な――変化した!?」

ナルト「まだ左腕だけだってばよ」九尾チャクラモード

サクラ「ナルト!?」

守鶴「キャハハハやっと外に出られたって、貴様…!!九尾――!!ウォオオオオオ」

サクラ「何あれ…?」

テマリ「完全体になった…」

ナルト「いくぜ九喇嘛!!」

サスケ「須佐能乎!!」

守鶴「九尾テメエ…鎧まとうとかずるいだろ?それに剣ってテメ――」

ズバッ

ナルト「よしっ、片手を斬りおとした。あとは我愛羅を起こす!!影分身の術!!」

分身ナルト「螺旋丸!!」

我愛羅「がはっ……」

守鶴「あ、オレ様あっさり退…じょ……ぅ」

我愛羅「なぜ…だ……何故お前はこれほど強い」

ナルト「我愛羅」

我愛羅「く、来るな!!」

ナルト「お前の気持ちは…わかるってばよ」

我愛羅「!?」

ナルト「オレもお前と同じ…人柱力だ。里の皆からずっと除者にされてきたんだってばよ」

我愛羅「!!…だったら何故お前は他人のために……」

ナルト「やっとできた繋がりだから…一人ぼっちの地獄から救ってくれた…オレの存在を認めてくれた大切な皆だからだ」

我愛羅「……そうか」

ナルト「お前も大切な友達の一人だってばよ」

我愛羅「!!そうか……すまなかったな」

ナルト「良いってばよ」


三代目「ふう…里もボロボロじゃのう」

自来也「ナルトに助けてもらったらしいのう。もう引退したらどうだ」

三代目「自来也か…お前が火影になってくれるならそうできるんじゃがの」

自来也「わしより適任がおるじゃろ」

三代目「綱手か、確かにアヤツならその器じゃろうが、お前以上にどこに行っとるかわかりもせん」

自来也「わしが見つけてく連れてくる。ついでにナルトの奴も連れて行こうかのう」


自来也「というわけでどうじゃ?」

ナルト「もちろん行くってばよ。前も行ったしな、サスケも連れて行っていいか?」

自来也「何でだ?」

ナルト「サスケもオレと同じだってばよ。それにイタチがもうすぐオレを探しに来るってばよ」

自来也「あのイタチがか…?」

ナルト「心配はいらねえ。イタチは今までのどの火影よりも里を思ってる偉大な忍者だってばよ」

自来也「……どういう事だ?」

ナルト「イタチに口止めされてるから言えねえ。一つ言えるとすればダンゾウが悪いってばよ」

自来也「ダンゾウがそう仕向けたのか…三代目に色々聞く必要があるのぅ」


その頃

カカシ「ぐああっ!!」

イタチ「これから72時間…アナタを刀で刺し続ける」

カカシ「ぐああああああ…!!」

ナルト「この街でイタチが来たはずだってばよ」

サスケ「ああ…」

自来也「むほーあの姉ちゃん脈ありだのう。ナルト、サスケ、先に部屋に行っておけ」

コンコン

ガチャ

ナルト「待ってたってばよイタチ」

鬼鮫「おやおや、イタチさん。気付かれてたみたいですねえ」

サスケ「イタチ」

イタチ「サスケ!?何故ここに――」

サスケ「写輪眼!!」

イタチ「……そういうことか。急にオレのが直巴になったのは――」

サスケ「ああ、イタチの眼を宿してるオレがこの時代に来た影響だろう」

イタチ「この眼はサスケの眼というわけか…」

鬼鮫「どうかしたんですか?」

イタチ「何でもない」

ナルト「何したんだってばよ?」

サスケ「幻術の中でオレ達の状況を説明した」

イタチ「オビトとカブトはオレが引き受けよう…長門はナルト……」

ナルト「任せろってばよ」

鬼鮫「?早く九尾を回収しましょう」

イタチ「ああ…」

自来也「あいや暫く!!忍法・蝦蟇口縛り!!」

イタチ「逃げるぞ鬼鮫、こっちだ」

鬼鮫「何故逃げる必要が?」

イタチ「自来也はオレ達二人がかりでも勝てるかわからない。それにサスケも万華鏡を開眼していた」

鬼鮫「そういう事ですか…あれは貴方そっくりでしたが」

イタチ「弟だ」

鬼鮫「へえ、弟だけは殺さずにいたんですね。ほう、なるほど…いえ、この事は暁の皆さんには黙っておきましょう。一つ貸しですよ」

イタチ「何が望みだ」

鬼鮫「次に寄った茶屋では団子、奢ってくださいね」

イタチ「……わかった」

サスケ「五代目火影の説得はめんどくさいから輪廻眼で幻術かけた」

ナルト「どういう幻術かけたんだってばよ」

サスケ「オレがイタチに見せたのと同じ、オレとお前、あとサクラの記憶を見せた」

綱手「頭痛い…三人分の十数年の記憶を一瞬で見させるな馬鹿者め」

ナルト「大蛇丸にも同じ事すれば良い気がするってばよ」

サスケ「アイツにはもう少し暗躍してもらう必要がある」

ナルト「?その辺りはお前に任せるってばよ」

綱手「取りあえず私は里に戻り、五代目火影になってサクラの師になれば良いんだろう?」

サスケ「ああ」

綱手「だが、サクラという子が自分から来なかった場合は面倒見ないからね」

サスケ「それでいい」


大蛇丸「綱手が木ノ葉の火影になったらしいわ」

カブト「そうなんですか」

大蛇丸「木ノ葉を潰しにくくなるわね…やはりサスケ君の体が必要ね」


リー「手術受けます」

綱手「わかった」

三代目「サスケには里抜けしたふりをして、大蛇丸のアジトへの潜入調査を命ずる。この事はわしとおぬしとナルト、綱手の四人だけの秘密とする」

サスケ「ふ…」

自来也「ナルトと修行の旅に行くかのう」

ナルト「押忍」

サクラ「綱手様、弟子にしてください」

綱手「私は厳しいからな」


一部完
飛ばし過ぎ?エタらないためさ

ナルト「帰って来たってばよ」

カカシ「ナルト…でかくなったな」

ナルト「土産だってばよ」

カカシ「これは…イチャイチャシリーズの新作!!」

カカシ「ルールは前と一緒、オレから鈴を取ればいい。そういやあの時はサスケもいたっけな…」

ナルト「そうだな」

サクラ「……」ズーン

カカシ「(サクラの前ではサスケの話は禁句だな…だがナルトはあまり凹んでいないな)」

ナルト「(サスケしっかり潜入できてっかな)」

カカシ「じゃあ開始」

サクラ「はあっ!!」ズゴオ

カカシ「(なんつうバカ力だ…五代目…サクラに教えたのは医療忍術だけじゃないのね)」

ナルト「風遁・螺旋手裏剣」

カカシ「!?なんて高密度のチャクラだ…写輪眼でもあれは対処しきれない!!ってか死ぬ…仕方ない、神威!!」

サクラ「ナルトの攻撃が消えた!?」

カカシ「く…あれだけのモノを飛ばすのはやはりきついか」

ナルト「隙だらけだってばよ」

カカシ「あ……強くなったなナルト(前から強かった気しかしないけど)」


ナルト「我愛羅がまた攫われたってばよ」

カカシ「また?」

ナルト「いやあ、その、とにかく暁の連中は許せないってばよ」

ナルト「色々あって暁の連中が我愛羅を攫ったとこまで来たってばよ」

サソリ「少し遅かったな…今丁度一尾を抜き終えたところだ」

デイダラ「あの人柱力はおいらがやる、うん」

サソリ「ノルマは一人一匹だろうが、調子に乗るなよデイダラ」

ナルト「我愛羅……九喇嘛ァア!!」ボコボコ

デイダラ「な――尾獣化しやがった!!」

カカシ「いつの間に九尾のコントロールを――」

ナルト「尾獣玉だ!!」

分身ナルト「瞬身で我愛羅は回収したってばよ」

カカシ「待てナルト、ここ洞窟の中――」

カッ

ナルト「倒したってばよ。起きろ我愛羅…まだ抜かれたばっかならオレの中の守鶴を入れれば――」

守鶴『無駄だ、もう死んでる。お前と違って普通の人柱力は抜かれた瞬間死ぬんだ』

ナルト「くそっ」

チヨ婆「わしが生き返らせる」

ナルト「ばあちゃん…」

チヨ婆「」

我愛羅「オレは…」

ナルト「転生忍術で命と引き換えにチヨ婆が助けたんだってばよ」

我愛羅「そうか…」


トビ「そっかー、デイダラさんとサソリさん死んじゃったんですねー。これでボクも暁に入れますかね?二枠空いたんだし」

黒ゼツ「バカヤロー…ソンナニ簡単ニイクカ」

ナルト「しまった。うっかりサソリを一瞬で倒しちまったから大蛇丸の元に行く情報がないってばよ。流石にもう場所覚えてねえ」

サクラ「新メンバー?」

サイ「サイといいます」

ヤマト「ボクはカカシさんの代わりに君たちの隊長を務めるヤマトだ」

サクラ「カカシ先生はどうしたんですか?」

ヤマト「カカシさんは暫く任務で里を離れる。その間の代理というわけだ」

ナルト「(サスケのとこに行くことなくサイの心開けっかな…)」


数日後

サクラ「あだ名?そんなのその人の特徴とか言えばいいのよ。あほナルトとか馬鹿ナルトとか」

サイ「なるほど、コツがわかったよブス」

サクラ「しゃーんなろー!!」



カカシ「へえ、君が新しいチームメンバーの…サイだっけよろしく。何で怪我してるの?」

サイ「あだ名って難しい…」

カカシ「?」

綱手「暁の活動が活発化してこの火の国にもやってきた。元守護忍十二士の地陸がやられた」

アスマ「あの地陸が…バカな」

綱手「奴らの目的も知りたいがかなりの手練れだ、身柄の拘束が不可能な場合は抹殺しろ。火の国から逃がすな、必ず見つけ出せ。行け、散!!」


ナルト「そういや昔アスマ先生がこの時期に殺された気がするってばよ。今任務もないし…里に影分身残して行ってみっかな」

今日はここまで、漫画見ながら書いてるから更新遅くてすまんな
サスケが改心後だとサスケ奪還関係の話がなくなってしまった

ナルト「爆発が見えた…もう戦闘が始まってるってばよ」


コテツ「イズモ、バックアップを要請してから何分経ってる?」

イズモ「まだ十分程度だ。増援が来るのには20分以上かかる」

コテツ「そうか。くそ…どうすりゃいい!?あいつをやればアスマ隊長も」

イズモ「効果が持続するタイプの術を解くには相手を殺すのが定石だ。なのにそれが出来ねえとなると」

シカマル「術には必ず何かしらのルールや用いるためのリスク穴がある……」

ナルト「螺旋丸!!」

飛段「ぐあああああ!!」

アスマ「ぐあああああ!?」

ナルト「皆無事か!?」

シカマル「ナルト!?何でここに――アスマ!!」

ナルト「アスマ先生が既にボロボロに…テメエらぜってェ許せねえ」

飛段「何だこいつ…儀式の邪魔しやがって」

角都「九尾の人柱力か…」

ナルト「影分身の術!!」

イズモ「待てナルト!!」

シカマル「今アイツに攻撃したらアスマも――」

ナルト「風遁・螺旋手裏剣!!」

角都「あれはまずいな…火遁・頭刻苦!!」

ナルト「隙だらけっだってばよ…惑星螺旋丸!!」

角都「瞬身…!!ぐぉおお!?」

飛段「チィ、やられてんじゃねえよ。油断し過ぎなんじゃ――」

分身ナルト「お前もなあ!!お前が不死身なのはわかってるんだってばよ――忍法・蛙変えるの術」

飛段「!?」ボフン

蛙「ゲコッ」

ナルト「これでもう悪さは出来ねえってばよ」

シカマル「敵が蛙に!?アスマは――」

アスマ「生きてる…全身ボロボロだがな……」

角都「チィ…潰された心臓三個はお前達ので補充する」

シカマル「あいつまだ生きて――」

角都「風遁――」

チョウジ「肉弾戦車!!」

角都「ぐ……!?」

イノ「助けに来たわよシカマル」

角都「増援か…だが……!!」

ナルト「?」

角都「一旦退く。だがすぐに戻る…覚悟しておけ」

ナルト「逃がさねえってばよ。仙法・熔遁螺旋手裏剣!!」

角都「ぐおぉ…このオレが……こん…な――」

ナルト「倒したってばよ」

シカマル「急いでアスマ先生を木ノ葉の病院に連れて行くぞ」

コテツ「ナルトの奴、前よりも数段強くなってるな」

イズモ「ああ、二年前三代目を助けて里の英雄になった時よりも…自来也様との旅の成果か」


ペイン「……飛段と角都が呼んだのに来ない」

白ゼツ「やられたみたいだよ」

ペイン「残りはイタチと鬼鮫、トビとゼツだけか…二尾と三尾を封印する。十日以上かかると思え」

鬼鮫「イタチさんは来てませんよ。最近体調悪いみたいなので」

ペイン「……」

黒ゼツ「二週間はかかるな」

カブト「大蛇丸様の死体…脱皮じゃない……これはサスケ君がやったのか?」


サスケ「水月、香燐は前と同じく仲間にしたが――重吾は君麻呂の件がないからな。やはり幻術を使うか」

重吾「オレはお前に着いて行く」

サスケ「オレの目的はただ一つ、うちはイタチを殺す(この二年で元の時代に戻る方法は掴めなかった…兄さんなら)」


自来也「サスケは予定通り大蛇丸を倒したようだのう?」

三代目「あんこの中の呪印を使って大蛇丸を蘇らせ幻術をかける…じゃったか。次はどうするつもりだナルトよ」

ナルト「イタチと落ち合うってばよ。この二年で元の時代に戻る手掛かりは掴めなかったけど、イタチなら何か掴んでるかもしんねえ」

綱手「ふむ、では面目上暁狩の一環としてうちはイタチ捜索の小隊を編成させよう」

ナルト「イタチは病気の筈だってばよ」

綱手「わかっている。既に私とサクラ、カツユ以外が知る事はできない場所に部屋を確保してある。これがその場を書いた巻物だ」

ナルト「ほかに見られた可能性は?」

綱手「今書いたばかりだ。仙人モードのお前が他に感知していないのであれば問題はないはずだ」

ナルト「じゃあ安心だってばよ。これをサスケに渡してサスケの瞳術でイタチを殺したように見せかけて木ノ葉で匿うってばよ」

自来也「おまえの言った場所に暁のリーダーの拠点があるのは確かのようじゃが」

ナルト「エロ仙人はじっとしてろって。二度も死なれるのはごめんだってばよ」

自来也「ペインの能力は聞いたし、わしでも何とかなると思うんじゃがのう?」

ナルト「兄弟子の失敗を正すのは師じゃなく弟弟子の役目だってばよ」

自来也「じゃあお前を信じてわしは酒屋で可愛い子と――」

ナルト「仕事はしろってばよ」


黒ゼツ「うずまきナルト…何か変だよトビ」

トビ「わかっている。ペインに急がせるとしよう…それに保険も用意しておかなければな」

カカシ「取りあえずここを中心ポイントにして近辺を5km四方を探索する。何もなかったら中心ポイントを移動してまた5km四方を探索、それを繰り返す」

カカシ「一人につき忍犬を二匹つける。ナルトは人柱力で暁に狙われてるからヤマトとヒナタを同行させる」

ヒナタ「よ…よろしくねナルト君」

ナルト「おう。何かあったらオレが守ってやるってばよ」

ヒナタ「う…うん、ありがとう」

ヤマト「何言ってんの、君は守られる立場でしょ」

その後カブトとの遭遇(原作通りの流れなのでカット)


カリン「あれ、サスケは?」

水月「ん?何か用事があるってさ」


ダンゾウ「うずまきナルト…あやつの行動はもはや無視できんな。トネリ、フー、ヤマトとカカシに気づかれぬように奴を拘束――誰だ」

サスケ「よう」

ダンゾウ「うちはサスケ…!!」

サスケ「お前は誰よりも木ノ葉を考えてはいるが…裏目に出過ぎだ。木ノ葉のこれからのためにも死んでもらう」

ダンゾウ「どうやってここが――」

サスケ「アンタの行動は三代目と自来也が追っていた」

ダンゾウ「――お前の里抜けは初めからワシへの罠か」卯

サスケ「させん!!」

ダンゾウ「が…須佐能乎…使えるように…ガハッ」

サスケ「イザナギは使わせない。それにこの眼の前では別天神は無駄だ」

ダンゾウ「その眼は――」

サスケ「シスイの眼はこちらで有効的に使わせてもらう」

ダンゾウ「ふん、そうはさせ――何故だ、何故裏四象封印術が発動せぬ……そうか、その眼……輪廻眼ののうりょ――」グチャ

サスケ「念には念を入れるか……天照」ボウッ

トビ「ペイン、木ノ葉を襲え。先に九尾を捕まえて来い。他の人柱力を捕まえようにも奴は厄介になるかもしれん」

ペイン「儀式の途中だ。終わってからにしてくれ」

トビ「……あとどのぐらいかかる?」

ペイン「あと二日で三尾が終わる。その後二尾だ」

トビ「……手伝おう」

ペイン「助かる」

小南「座りっぱなしでお尻痛い」

鬼鮫「奇遇ですねえ…私もですよ。二尾が終わったら三尾の前に一休みさせて欲しいですねえ」

ペイン「甘えるな」

鬼鮫「だって三尾終わったらすぐに四尾狩に行けとか言うんでしょう?」

ペイン「……一休みするか」

トビ「駄目だ。まだ四尾と六尾、八尾も残っているんだぞ」

ペイン「九尾以外にもまだ三体か…」

鬼鮫「封印に全部で三週間ぐらいかかりますソレ?」

白ゼツ「ボク達も手伝った方がいいのかなぁ?」

黒ゼツ「地下ノ奴ラヲ動カストイウ事カ?」

白ゼツ「そう」

トビ「まだその時期ではない」

白ゼツ「そっかぁ」

トビ「イタチは何をしている?」

白ゼツ「サスケと戦う準備してるみたいだよ」

トビ「ではもしイタチがやられればサスケを勧誘して手伝わせるか」

今日はここまで

水影「マダラを倒すのに助けに来たわよ」

ナルト「任せたってばよ」


精々こん位?
まぁ結局全く役に立たなかったわけだが

サイ「待ってナルト」

ナルト「どうしたんだってばよ?」

サイ「ダンゾウ様が亡くなられた」

カカシ「あのダンゾウが…!?里で何かあったのか――皆、一旦里に戻るぞ」

ナルト「何でもないってばよ」

カカシ「いやなんでもない事はないでしょ」

シノ「ナルト、お前何か知っているな。何故ならお前は動揺を一切していない」

ナルト「エロ仙人と三代目のじいちゃんが話してるのを聞いたんだってばよ」

カカシ「三代目様達は何と?」

ナルト「ダンゾウって奴の行動は最近目を瞑ってられないてさ」

カカシ「では三代目様達が?しかしあの穏健な三代目様が…?」

ナルト「早く行くってばよ」

キバ「待て。サスケの匂いが分散してる。それに凄い数で四方に散らばってんぞ」

カカシ「何らかの対策を取られたか。向こうにも感知タイプがいるみたいだな、それも凄腕の――」

ナルト「なら…多重影分身の術!!(分身の一人に巻物を渡して――)」

分身ナルト「(仙人モードでサスケの位置を感知するってばよ)」

ヒナタ「(ナルト君の分身のうち二人だけ何かチャクラの流れが違うような…分身の失敗?まさかナルト君に限ってそれはないか…)」



サスケ「(影分身がダンゾウを倒してきたか…)」

香燐「同じチャクラがあちこちにあるぞ!どうなってんだ!?」

水月「進路を変えるかいサスケ」

サスケ「気にするな。真っ直ぐに突っ切る」

ナルト分身「サスケェ!!」

サスケ「千鳥」バチバチ

ボン

香燐「何!?今の…」

水月「影分身だよ」

サスケ「ナルトか…(巻物…ここに例の場所が)」

香燐「中に誰かいる…あそこにいるのがうちはイタチか?」

サスケ「そうだ。お前達はここで待ってろ」

香燐「そうは行くか。全員で――」

サスケ「写輪眼――さて、行くか」


ペイン「やっと三尾が終わったか。さて次は二尾だ」

白ゼツ「イタチとサスケが戦いを始めるみたいだよ。そこに木ノ葉の忍も向かっている」

トビ「そうか。では戦いの妨害をしないように邪魔をしてくるとしよう。トビ、お前は戦いの記録を取れ」

黒ゼツ「ワカッタ」

トビ「鬼鮫、お前は四尾を狩りに行け、時間がない」

鬼鮫「わかりましたよ(やっと座るのから解放ですか…でも働かないと…座りっぱなしよりはマシ…ですかねぇ)」

ペイン「では二尾の封印まで休憩――」

トビ「せずにさっさと儀式を始めろ」

ペイン「えっ、オレと小南の二人でか?」

トビ「当然だ」

ペイン「それは無理があると――」

小南「お尻痛い…」

トビ「サスケが勝てばサスケを連れてくる」フッ

ペイン「……始めるか」

小南「ちょっと休む」

ペイン「えっ…」

ペイン「……一人で儀式するか」

イタチ「すまないサスケ、この二年ゼツに見張られていた」

サスケ「そのようだな」

イタチ「任せろと言ったが、カブトにもオビトにも接触ができていない」

サスケ「ダンゾウが持っていたシスイの眼はこちらで確保してある」

イタチ「そうか。こちらは地下にいた白ゼツを10体程確保してある」

サスケ「一体にはアンタのチャクラを与えてるんだろうな」

イタチ「ああ、既に姿もオレに変化させてある」

サスケ「そうか…なら後は段取り通り動く」


白ゼツ「二人とも全然動かないね」

黒ゼツ「幻術をヲカケアッテイルダケダ」


イタチ「今から24時間、お前は娘と遊び続ける」

サスケ「く…サラ…ダ……」ガク

白ゼツ「勝負あったね。サスケは月読を食らった」

黒ゼツ「まだだ、サスケハ倒レテイナイ」

白ゼツ「月読を食らったのに何で!?」

黒ゼツ「食ラッタノデハナイ。破ッタンダ」

サスケ・イタチ「「火遁・豪火球!!」」

白ゼツ「サスケが圧してる。サスケが勝つんじゃ――」

黒ゼツ「イヤ――」

イタチ「天照!!」

黒ゼツ「イタチノ勝チダ」

白ゼツ「すげえ炎で炎を食い尽した」

黒ゼツ「燃ヤシタイトコロヲ目視スルダケデソノ視点カラ黒炎ガ発火スル。黒炎ハ捉エタモノヲ燃ヤシ尽クスマデ消エナイ」

カッ

ボオッ

黒ゼツ「ヤハリイタチノ――何ダアレハ」

サスケ「……」

白ゼツ「あれサスケの術だよね?何なんだアレ」

黒ゼツ「ワカラナイ…天照ノ黒炎カラ身ヲ守ッタヨウダガ――」

イタチ「ぐ須佐能乎か……強くなったな……サスケ」

サスケ「天照!!」

イタチ「!?ぐあああ……」

黒ゼツ「サスケガ天照ダト!?」

白ゼツ「見て、サスケの右目――万華鏡だ!!」

黒ゼツ「左目ガ髪デ隠レテイルカラ見逃シテイタ…奴ハ万華鏡ヲ開眼シテイタノカ!!」

サスケ「じゃあなイタチ」

イタチ「……ああ…また今度だ」グチャア

サスケ「アンタに今度はない」

白ゼツ「サスケが…勝っちゃった……」

黒ゼツ「シカモ天照デイタチノ死体ハ燃エテイル……写輪眼ノ回収ハ不可能ダ」

白ゼツ「トビに伝えにいくか…」






トビ「いやあこんなところで木ノ葉の皆さんにバッタリ……しかも八対一とは間の悪い」

ヤマト「その衣…お前も暁のメンバーだな」

カカシ「カブトの残した暁のリストには載ってなかったが…」

トビ「新人なもんでよろしく」

キバ「ふざけやがって!余裕かましてんじゃねー!!」

ナルト「邪魔すんじゃねぇ!!」

トビ「「影分身!?ぐあ――」スカ

トビ「なんて――ガハッ…何だ…と」

カカシ「……まさか」

シノ「ナルトの情報通りか、ならば…蟲玉!!手ごたえあり…、!?」

ヒナタ「消えた!?」

カカシ「あの状況で時空間忍術を!?」


トビ「ふぅ…」

ナルト「螺旋丸!!」

トビ「な――!?」


ドゴオッ


サクラ「木が爆発した!?」

トビ「く……」

ヤマト「いつの間にあんなとこに…」

トビ「何故オレの時空間にナルトが…そうかカカシ……!!」

カカシ「どういう事だ……?消えたはずのアイツが何故かダメージを受けている」

トビ「カカシじゃないだと…?」

黒ゼツ「終ワッタゾ」

白ゼツ「サスケの勝ちだよ。うちはイタチは死亡」

トビ「そうか…思った通りだ」

黒ゼツ「何故ソンナニボロボロナンダ?」

トビ「退くぞ。貴様らの相手はまた今度だ!!」ギロ

カカシ「写輪眼!?」

トビ「イタチの死体がない…だと?」

白ゼツ「だって変な術で握り潰された後天照で燃やされたもん」

トビ「サスケが天照だと?」

黒ゼツ「万華鏡ヲ既二開眼シテイタ」

トビ「何だと?サスケは万華鏡を持ち、ナルトは九尾をコントロール出来ている。そのうえナルトはオレの術のからくりを知っていた」

黒ゼツ「ナルト二ヤラレタカラボロボロダッタノカ」

トビ「ナルトを倒すにはサスケを何としてでも仲間に入れなければ……イタチの真実をサスケに教えて仲間にしよう。サスケはどこだ?」

白ゼツ「どっか行ったよ」

トビ「まさか尾行していないのか?」

白ゼツ「だって追いかけたの見つかってやられたもん」

トビ「イタチと戦ったのにそれだけの余力が?」

黒ゼツ「一方的ダッタカラナ。天照モ月読モ破ラレタイタチ二勝チ目ハナカッタ」

トビ「……ペインに木ノ葉を襲わせる」

白ゼツ「ナルトはまだ木ノ葉に戻ってないよ?」

トビ「だからこそだ。ナルトの仲間を全員片づけた後にナルトを倒させる。ペインには輪廻眼がある…負ける事はないだろう」



トビ「というわけで木ノ葉に今すぐ向かえ」

ペイン「でも今儀式の途中…」

トビ「オレとゼツが代わる。お前は小南と共に木ノ葉を殲滅しろ」

小南「やった。これで儀式から離れられる」

ペイン「お前さっきまで休んでなかった?」

小南「何の事?私はずっと儀式をしていた」

ペイン「……」

小南「……」

ペイン「……そうだな。よし木ノ葉に向かおう」

トビ「ナルトが木ノ葉に戻る前に里を壊滅させろ」

ペイン「ああ……」

トビ「白ゼツは引き続きサスケの探索と、ペインの動きを記録しろ」

白ゼツ「わかった」

ナルト「……影分身の一つが長門の動きを感知したってばよ」

カカシ「何か言ったか?」

ナルト「オレは先に木ノ葉に帰るってばよ」ボフン

キバ「消えやがった!?」

カカシ「今のは逆口寄せか?」

ヒナタ「ナルト君…」

サクラ「とにかく私たちはサスケ君がイタチと戦ってたっていう場所に急ぎましょう」

カカシ「そうだな」


ナルト「里の皆の避難は?」

自来也「とっくに出来ているぞ」

ナルト「それじゃあ…多重影分身の術!!里に散らばって里の皆に変化するってばよ」

自来也「ダンゾウの死体の燃え尽きなかった部分は里のど真ん中に設置したぞ」

ナルト「ん?里の中央の上空…何か飛んでるってばよ」

自来也「あれは…弥彦か?」


小南「いきなりやるの長門?」

長門「ああ…儀式で溜まった鬱憤を晴らす」


ペイン「……神羅天征」ドッ


ドドドドドドド


ナルト「九喇嘛のチャクラがなかったら危なかったってばよ」

自来也「里が…避難させておいて正解じゃったみたいよのう」

ペイン「里の連中は全員死んだか」

ナルト「ペイン!!」

ペイン「何故ナルトが……!?」

自来也「よう…その眼、どうやら長門のようじゃのう?」

ペイン「自来也先生…どうやらオレがここに来るのは想定済みだったらしい」


畜生道「口寄せの術!!」ボボン

自来也「輪廻眼が六人……」

ナルト「この中に本物はいないってばよ。それよりあの男は誰だってばよ」

自来也「お前が知らんのをわしが知ってるはずなかろう」

ナルト「他の五人はオレが戦った奴と同じだけど…どういう事だってばよ」

九喇嘛『自来也がペインと戦わなかったからな。元の時代通りなら自来也に倒される筈だった畜生道の前任者だろ』

ナルト「そういうことか」

自来也「どういう事じゃ」

ナルト「エロ仙人、あの太ってる奴に忍術は効かねえ。んで弥彦に似てる奴は五秒に一回敵も術も吹っ飛ばせるってばよ」

自来也「それと全員の視界は共有している、じゃろう?それだけわかっとれば問題ないわい」バッ

ペイン「……(大蛇丸にしろ自来也にしろ、独特な術を使う。いや…ナルトも自来也と同じ術を……?)」

自来也「光背天蓋仰ぎ見る――!!自来也豪傑――」

ナルト「おおーエロ仙人蛙化が大分マシになってるってばよ!!」

自来也「ええーい師匠の見得切りを邪魔するんじゃないわ!!ワシよりちょっと早く仙術を使いこなせるようになったからって調子に乗りよって」

ナルト「餓鬼道と人間道を先に倒すってばよ」

自来也「餓鬼道とやらがチャクラ吸収の奴じゃったか?人間道はどいつじゃ!?」

ナルト「一番後ろで待機してる奴だってばよ」

自来也「よし来た…まずは蛙組手じゃ!!」ドゴ

ペイン「……人間道を一撃とは……やるな」

畜生道「口寄せの術!!」

ナルト「仙法・大玉螺旋丸!!」ドッ

自来也「仙法・火遁螺旋手裏剣!!」

ナルト「!?」


ナルト「風遁・螺旋手裏剣!!」



ペイン「広範囲に広がった…それに風遁と火遁が合わさって――くっ」

ズドドドドド

自来也「ほう、咄嗟にチャクラ量を合わせて放ったか。やるのう」

ナルト「エロ仙人いつの間に打てるようになったんだってばよ!?」

自来也「お前みたいなひよっこにできてわしに出来ぬ筈がなかろう?」

ペイン「……人間道と地獄道、修羅道がやられたか」

ナルト「あと畜生道と天道だけだってばよ。お前がさっき里を潰す程の攻撃放ったからインターバルが長くなってるのは知ってるんだってばよ」

ペイン「く――」

自来也「口寄せの術!!ブン太ァー油じゃ、ナルトは風遁!!」バッ

ナルト「わかったってばよ」バッ

ブン太「いきなりかいのゥ?」バッ

ナルト・自来也・ブン太「「「仙法・五右衛門!!」」」ゴウ

ズドドドド

パシィ

ペイン「やっと力がもど――」

ナルト「尾獣玉螺旋手裏剣!!」

ペイン「!?」

カッ



ナルト「加減したってばよ」

自来也「嘘つけ。ペインの攻撃で元々吹き飛んでなかったら里が消えておったわい」

ナルト「で、でも弥彦の死体は原型留めてるってばよ」

自来也「やっぱそれ弥彦だったのか」

ナルト「六道の棒から逆探知だ」


長門「ペインが全部やられた…」

小南「おうち帰りたい」

長門「小南さが…既に下がってたか…いや待てオレを盾にするな」

ナルト「長門久しぶりだってばよ」

自来也「それわしの台詞じゃないかのぅ?良い女になったのォ小南」

長門「里の皆を殺したオレが憎いか」

ナルト「里の皆は全員無事だってばよ。里にいたのは全部オレの分身だ」

長門「」

小南「……私たちが来る事を事前に知っていたの」

ナルト「仙人モードで感知してたからな」

小南「そう…」

ナルト「それにオレは一回お前達と戦った事がある」

長門「?」

ナルト「えっと…説明すんのは面倒臭いってばよ。サスケェ」

イタチ「オレの出番か?」

ナルト「!?」

自来也「!?」

小南「!?」

長門「生きていたのか!?」

イタチ「月読」

長門「……なるほど、お前は一度オレと戦ってオレ達を改心させたのか。なら最初から戦わなくて良かったんじゃないのか?」

小南「というより儀式をする前に教えて欲しかった……特にイタチは二年前から知ってたみたいだし」

長門「オレの儀式に費やした一週間は何だったんだ?」

ナルト「儀式?」

イタチ「尾獣を封印する儀式だ」

ナルト「何で一週間もかかるんだ?マダラは一尾から九尾までをオレ達人柱力から抜くとこから封印までを数分でやりきったってばよ」

長門「……知りたくなかった、ホントオレのこの数日何だったんだ。初めからマダラがやれば良かったんじゃないか」

ナルト「お前の気持ちわかるってばよ」

長門「何が?」

ナルト「だってオレが影分身使って千倍の効率でも数カ月かけて会得した術をエロ仙人とか木ノ葉丸とかボルトは数週間とかで出来るようになってるし……」

長門「才能のないモノは辛いな……」

自来也「ボルト?」

ナルト「オレの息子だってばよ」

自来也「えっ」

ナルト「取りあえず長門のその眼は長門のじゃなくてマダラの眼なんだってばよ」

長門「そうか…気絶してる間に他人の眼と入れ替えられてたのか気持ち悪いな」

ナルト「よくある事だってばよ」

自来也「お前どんな人生送ったんじゃ?」

イタチ「ゴホッ…オレはまた暫く安静にしていよう」

ナルト「イタチにはまだやってもらわなきゃいけない事がたくさんあるんだってばよ」

長門「……オレに伝えたという事は、オレにも何かやる事があるのか?」

ナルト「ああ、取りあえずコレに二人ともチャクラを流してくれってばよ」

長門「白ゼツ?」

ナルト「幻術をかけてあるってばよ」

長門「流したぞ…オレに変化した!?」

小南「こっちのは私に?」

ナルト「これで…螺旋丸!!よし、これで長門の死体は完成だってばよ。片目をクナイで潰して…もう片方は長門、眼を」

長門「えっ?」

ナルト「怪しまれないためだってばよ」

長門「えっ」

ナルト「大丈夫、代わりの眼は用意してあるってばよ」

長門「え――」

ナルト「よし、これでオビトに輪廻眼が一個渡るし、長門も輪廻眼があるまま生き残れるってばよ」

長門「」

ナルト「じゃあ小南、長門の死体は頼むぞ」

小南(ゼツ)「ええ」

ナルト「小南と長門はイタチと同じ場所で隔離させてもらうってばよ」



白ゼツ「ペインやられたよ。それに長門は死んだみたい」

トビ「そうか」

白ゼツ「それに輪廻眼片方潰されたみたいだよ」

トビ「なに…?」

白ゼツ「ナルトにクナイでやられたみたい…」

トビ「そうか…丁度良い」

黒ゼツ「丁度いい?」

トビ「こちらの話だ。小南はもう暁に戻って来ないだろうな」

鬼鮫「そうですねえ、あっ、四尾と六尾、八尾、狩ってきましたよ」

白ゼツ「すごーい、お手柄だね」

トビ「わかった。オレは輪廻眼を回収しに行くとしよう」

白ゼツ「いってらっしゃーい」

トビ「その間お前たちは二尾と四尾、六尾の封印の儀式をしていろ」

鬼鮫「え――まだ二尾終わってなかったんですか?」

黒ゼツ「オレ達二人デカ……」

トビ「あと鬼鮫、それ八尾の尻尾だ」

鬼鮫「あ……逃げられたみたいですね」

トビ「ないよりはマシか、一緒に入れておけ。鬼鮫はちゃんと八尾を狩って来い」

白ゼツ「封印の儀式…一人で……?」


サクラ「帰ってきたら里がめちゃくちゃに……」

綱手「ちょうど良いタイミングだサクラ。五影会談の要請が来ている。シズネ、サクラついてこい」

シズネ「はい綱手様」

サクラ「わかりました師匠」


根の忍1「ダンゾウ様が亡くなられたのはわかっているな」

サイ「はい」

根の忍1「どうやら避難勧告を無視して里に残り、ペインの攻撃で吹っ飛んだらしい」

サイ「そうですか…」

根の忍1「まあ妥当だな」

根の忍2「そうだな一部を除いてダンゾウ様を慕ってる奴なんてほとんどいなかったし」

根の忍1「権力あったのも三代目様のおかげだよな」

サイ「……」

サイ「と根の感じはこんなのです」

カカシ「そうか。ナルトは三代目様達が…と言っていたが。まあ暗部の仕業とばれるわけにはいかないからか」

サイ「そうですね……」

カカシ「ナルトは?」

サイ「二度も里を救った英雄として大人気ですからね。今は三代目様と話してるんじゃないでしょうか」

カカシ「そうか」


三代目「おぬしの予想通り戦争は避けられなさそうじゃのう」

ナルト「ああ、黒ゼツがいる限りは無理だってばよ」

三代目「サスケはどうした?」

ナルト「ペインの件で合流するはずだったんだけどよう。イタチもわからねえって」

三代目「そうか…サスケは一体何処に……」


サスケ「(五影会談に火影と共にサクラが行く事になるとはな……)」コソ

サクラ「(何かどこかからか見られてる気がする)」

綱手「どうかしたか?」

サクラ「いえ、何でもないです(綱手様やシズネ先輩が気付いてないんだから、気のせいよねきっと)」

サスケ「(ダンゾウのいない今、オビトがこの会談で何かするとは思えないが……念のためだ)」

ナルト「ヤマト隊長に里の復興は頼むってばよ」

ヤマト「簡単に言ってくれるね…」

ナルト「オレはサスケを追うってばよ」

自来也「サスケの居場所がわかったのか?」

ナルト「ああ。綱手のばあちゃんを追いかけてるみてえだ」

三代目「サスケの奴は何を考えておるんだ」

ナルト「元の時代じゃオビトが会談を襲ったから、それへの対策かもしんねえ」

三代目「オビトじゃと!?」

ナルト「言い忘れてたけど暁のボスはペインだけど、それを利用してたのはオビトだってばよ」

三代目「オビトは生きておったのか…」

ナルト「それでオビトはマダラに利用されてて、マダラは黒ゼツに利用されているんだってばよ」

三代目「つまり…どういう事じゃ」

ナルト「だいたい黒ゼツが悪いってばよ」

三代目「黒ゼツ…何者なのじゃ……」

ナルト「カグヤの子供で六道仙人の弟だってばよ」

三代目「……それでお前もサスケの後を追って五影会談に向かうのか?」

ナルト「サスケがいれば大丈夫だと思うけど、念のためにさ」

三代目「お前さんは暫く休みなしじゃったし、少しは休んだらどうじゃ?」

ナルト「でも――」

自来也「おぬし全然ヒナタに構ってないだろう。そんなんじゃいくら元の世界で結婚したというても、こっちでは嫌われるかもしれんぞォ?」

ナルト「そ、それは困るってばよ」

自来也「だったら休暇ついでにデートにでも誘ってくるんじゃの」

ナルト「わ、わかった。行ってくるってばよ」

自来也「いつまで経っても世話がやけるのォ」

五影会談・暁利用まではほぼ原作通りの流れなのでカット

雷影「一番怪しいのは霧隠れだ!!お前ら霧は外交をしない…暁発生の地との噂もある!!」

メイ「ここまで来たので正直に言います。四代目水影は何者かに操られていたのではないかという疑いがありました…それが暁の可能性もあった。だから事を大げさにしたくなく…」

雷影「どいつもこいつも…」

オオノキ「口を慎め雷影!そもそもこの軍縮の時代にお前らがなりふりかまわず力を求めて忍術を集めよるから、対抗するため暁を雇わざるを得んようになってきたんじゃぜ!!」

雷影「何だと!!」

綱手「オオノキのジジィの言う通りだ。雷影、お前は我々を信用していないと言ったがそれはこちらの台詞だ」

雷影「何?」

綱手「同盟条約の直後に日向の嫡子を攫い、返り討ちにあったのを条約違反とし日向当主の死体を寄こせと言ったのを忘れたわけではあるまいな」

雷影「ふん、影武者を寄こした上に百眼が封印されていたにも関わらず戦争を起こさなかっただけありがたく思え」

綱手「何だと――」

サクラ「綱手様ここは堪えて…」

綱手「わかっている!!……暁のリーダーはおそらくうちはマダラだ」

オオノキ「アヤツはとっくに死んでるはずじゃぜ?」

綱手「アイツはおじい様、初代火影柱間との闘いの後も生きていたらしい。そして後継者に自分の眼を託し、輪廻眼の能力で再びこの世に生を受けようとしている」

オオノキ「その後継者が暁のリーダーというわけか」

ミフネ「どうであろう。暁を処理するまでの間、世界初の五大隠れ里…忍連合軍を作ってみては。指揮系統は統一するのが望ましい、混乱は避けねばならぬ」

オオノキ「問題は連合軍の権限を誰に託すかじゃが」

ミフネ「中立国の拙者の立場を尊重して頂いた上で拙者が提案したい。この五影の中で誰が適任なのかを」

ミフネ「今や人柱力は木ノ葉の九尾だけだ、それをどう導くかがカギになろう。火影に忍連合軍の大権を任せてみてはいかがか」

雷影「何だと」

綱手「ふん。私で良ければその任引き受けよう」

我愛羅「火影なら問題ないな」

メイ「綱手様なら安心です」

オオノキ「綱手姫か…賭け事に弱いのが不安じゃが……まあこのメンツだと妥当じゃぜ」

雷影「何故火影だ!?こんな奴には任せてはおけん!我が里から暁は一人も出しておらん!信用を欠いてはその大役は務まらん!その役はワシが――」

ミフネ「それは承諾しかねる」

雷影「何だと!?」

ミフネ「先ほどの火影の話であなたは同盟国を私利私欲のために騙し討ちするような男だとわかっただろう」

オオノキ「そもそも自里じゃ信用されてるかもしれんが、他里でお前を信用できると思う奴はおらん」

メイ「自分の行動を振り返ってください」

我愛羅「上に同意」

雷影「ぐぬぬ…そもそも我が里の手の内を明かす事になる忍連合軍などワシは認めんぞ!!」

メイ「それでは雲隠れ抜きで連合軍を」

オオノキ「そうじゃな」

我愛羅「では火影、指揮は頼む」

綱手「良いだろう」

雷影「貴様ら……」

ダルイ「雷影様ここは――」

雷影「ええいお前は黙っておれ!!」

ダルイ「す、すいません」

トビ「話中に悪いが…オレの名はうちはマダラ。お前達にある説明をする…それを理解してもらった上で聞きたいことがある」

雷影「ええい、ワシを無視するんじゃない!!」

綱手「騒がしい上に自分勝手な奴だなお前は」

オオノキ「全くじゃぜ」

トビ「オレの話を聞け!!」

トビによる月の眼計画説明

トビ「残りの八尾と九尾を差し出せ。木ノ葉はうちはサスケの居場所を知っているのなら教えろ。そしてオレの計画にもろもろ協力しろ。でなければ戦争になる」

我愛羅「戦争だと…?」

雷影「八尾…?どういう事だ!?ビーはお前達が…」

トビ「八尾の捕獲は失敗し逃げられた。アレこそ人柱力として完璧な忍だ…お前の弟なだけある」

ダルイ「ああやっぱり…そんな気はしてたんスよね」

雷影「あのアホーンめ!!これを機に里の外へ出て遊んどるんかァアア!!許さん!鉄の爪じゃ!!」

綱手「ナルトは渡さん」

我愛羅「当然だ」

メイ「私も同じく」

オオノキ「雷影お前は?」

雷影「もちろん弟は渡さん!!」

トビ「オレには力はないが…今までに集めた尾獣の力がある。お前達に勝ち目はないぞ」

我愛羅「希望は捨てない」

綱手「ふん、ナルトは強い。お前にこそ勝ち目はない」

トビ「いいだろう…第四次忍界大戦…ここに宣戦を布告する」

オオノキ「第四次忍界大戦じゃと…正気か?お前にそこまでの戦力があると?」

トビ「ああ、七体の尾獣とを千を超える軍勢がな」

オオノキ「千じゃと!?」

トビ「今度は戦場で会おう」

オオノキ「さて…どうしたもんかの?」

我愛羅「先ほどの話通り忍連合軍を作るしかない」

メイ「綱手様、忍連合軍の大権は任せます」

綱手「ああ」

我愛羅「雷影、お前はどうする」

雷影「……協力してやる」

オオノキ「あいかわらず上からものを言う奴じゃぜ。お前は土下座してでも協力を頼む立場じゃろう?」

メイ「九尾を守るのは先ほど雲抜きで連合を組むと決めた時点で当然となりましたからね」

我愛羅「お前は八尾を守るのを手伝ってくれと頼む立場だろう」

雷影「ぐぐぐ……」

ダルイ「雷影様ここはこらえてください」

シー「雷影様、すぐにでもキラービーを捜す手配をつけましょう。暁が八尾と九尾を狙っているなら、奴もまだビーを執拗に追っているはずです」

雷影「うむ!シーすぐに捜索隊を編成してビーを捜させるよう里に連絡しておけ!」

シー「はっ」

サスケ「それには及ばん」

雷影「な!?」

オオノキ「いつの間に――」

青「全く感知出来なかった――」

サクラ「サスケ君!?」

我愛羅「うちはサスケ…」

ダルイ「雷影様下がってください!!」

雷影「それには及ばないとはどういう事だ」

サスケ「八尾の人柱力は木ノ葉に入ったとさっき三代目から連絡があった」

雷影「木ノ葉にだと?」

我愛羅「何故抜け忍のお前が三代目火影と……」

綱手「サスケは極秘任務で大蛇丸の元に潜入させるために抜け忍扱いしていた」

我愛羅「それでマダラは木ノ葉にサスケの居場所を教えろと言ったわけか」

サクラ「でも何で私達にも内緒で――」

サスケ「マダラを欺く必要があった。それにお前に余計な心配をかけさせたくなかった」

サクラ「サスケくん…」

サスケ「結果的に違う心配をさせた…すまない」

サクラ「ううん、良いのサスケくん」

サスケ「サクラ…」

メイ「いちゃつくなら何処か別の場所でやってくれない?」イライラ

綱手「しかしサスケ、お前は里に戻りナルトと合流するはずだっただろう。何故こんなところにいる」

サスケ「サクラがお前について行くと聞いたからな。マダラがこの会談に来る可能性があるのは気付いていた」

シズネ「じゃあサクラが心配で?」

サクラ「サスケくん…」

メイ「チッ」

長十郎「み、水影様?」

オオノキ「話を戻すぜ。七体の尾獣が集まった力は想像もできん。ワシら八尾と九尾の尾獣は戦力として計算した方がいいのではないか?」

綱手「無論そのつもりだ」

我愛羅「それはダメだ。これは二人を守る戦争でもある」

綱手「何だと?」

我愛羅「マダラが戦争を仕掛ける理由…おそらく弱っている今のマダラや残りの暁メンバーでは八尾と九尾を捕獲するのが難しいからだ。それに二人を誘き出すためかもしれない」

メイ「私もそれがいいと考えます」

雷影「……ワシも風影の意に同意だ。もしもの事を考えれば敵の前においそれと八尾と九尾を出すわけにはいかん」

綱手「今まで倒れた暁メンバー、その全てをナルト一人で片づけたと聞いてもか?」

オオノキ「何じゃて?」

綱手「ナルトは九尾のコントロールを完璧にしている。九尾の力は七体の尾獣のそれと引けを取らん」

サスケ「ナルトもオレも一人でここにいる五影全員に勝つ実力がある……ナルトを出さないのは愚行にも程がある」

オオノキ「……虚勢やハッタリじゃなさそうじゃな」

雷影「……ビーが何故木ノ葉にいる」

サスケ「探索任務についていたナルトの影分身が八尾の人柱力と接触した。それで意気投合し八尾の人柱力がナルトに会いに里に来た」

雷影「……ふん、今だけはそれを信用してやろう」

サスケ「それにナルトは閉じ込めておいたとこで無理矢理外に出てくるような奴だ。どうせ後から出るなら最初から戦わせるべきだ」

我愛羅「……それもそうか」

雷影「……ビーにもそういうところはあるかもしれん」

オオノキ「決まりじゃな」

鬼鮫「八尾の人柱力は木ノ葉に逃げ込みましたか…」

ガイ「うん?お前は……」

鬼鮫「あの時の蹴りの借りが返せそうですね」

ガイ「誰だっけ?その服はたしか暁の――」

鬼鮫「珍獣は頭の方も獣レベルのようですね。まあすぐに思い出させてあげますよ。水遁・爆水衝波!!」

ガイ「む…!!」

鬼鮫「八尾と九尾のついでに…貴方も狩らせてもらいますよ!!」ガッ

ガイ「ぐ…何て怪力だ……狙いはナルトか…ならばここは通さん!!」

鬼鮫「水遁・千食鮫!!」

ガイ「八門遁甲!第六景門……開!!」ゴウッ

鬼鮫「何ィ!?」

ガイ「朝孔雀!!」

ドドドドドドド

鬼鮫「く…これほど体術が強い忍は珍しい…私は二度目ですが……」

ガイ「チィ…数が多すぎる…なら――第七驚門…開!!!!」ドウ

鬼鮫「碧いチャクラ…必殺技と言ったところですかね?なら――水遁・大鮫弾の術!!」ゴウ

ガイ「昼虎!!」ゴウ

鬼鮫「(この術は術自体がチャクラを吸収し更に強く大きくなる…相手の術が強いほ――何!?)」

ガイ「吠えろ青春!!」

ヴオオオオオ


ゴゴゴゴゴゴゴ

ナルト「な、なんだってばよ!?」

ヒナタ「まさかまた暁が…?」

イルカ「あれは――」

カカシ「ガイの昼虎だ」


ガイ「ふう、木ノ葉に連れて帰って暁の情報を吐かせるか」

鬼鮫「」

トビ、カブトを仲間にした後、小南(白ゼツ分身)を倒し長門(白ゼツ分身)の死体から輪廻眼片目(本物)を手に入れ、勝ち誇る

カブト「コレ(白ゼツ)、どのぐらいあるんだい?」

トビ「ざっと十万だ」

カブト「へえ。それじゃあ僕は土産に九尾を捕まえてくるとしよう」


ヤマト「くっ」

トビ「かなり違う土産のようだが?」

カブト「こいつがあればかなりゼツ達を強くできる」

トビ「なら早くしろ。この左目(輪廻眼)が戦争を欲している」


戦争開始

奇襲部隊の戦闘(サイとサイ兄の戦い等)は原作通り

アンコが捕まり、カブトパワーアップ

トビ、穢土転生の術について知る


カブト「白ゼツは変化させる前にナルトにやられてるみたいだね。なら――そろそろとっておきを使うか。まあ自由にやらせてみるかな」


先代雷影「何だ…ここは?」

幻月(二代目水影)「これはこれは…かつての敵同士が揃って…イヤこいつは知らないな」

羅砂(四代目風影)「……」

無(二代目土影)「これは二代目火影の卑劣な術だ。死者を黄泉から読んで縛る」

扉間「また大蛇丸とやらか……」

柱間「いつの世も争いか…」


雷影「何ィオヤジまで!?暁め…!!」

綱手「おじいさまが…!?」

オオノキ「無様はワシにしか相手できん。」

ヒルゼン「……では柱間様と扉間様はわしが出向くしかないかのう?」

綱手「三代目はまだすっこんでな。オオノキのじじいより若いかもしれんが体力は劣るだろ」


ナルト「このチャクラ…初代と二代目のおっちゃんか!?サスケとイタチは何やってるんだってばよ」


サスケ「……カブトがいない?前はここにいたんだが……」

イタチ「……どうやらお前とナルトは警戒されてるようだな。繋がりがない分探すのに骨が折れそうだ」

金閣銀閣が封印され、トビがそれを回収する

羅砂、我愛羅に封印される


扉間「精度を上げたのが裏目に出たな。ワシが作った術じゃぞ。このような術に縛られるワシじゃないわ」

柱間「はっはっは、若い連中に負けておれんのう。封印させてもらうぞ」

三代目雷影「く…」

幻月「おいおいそれは今の時代の奴らの役目だろ……」

オオノキ「やはり柱間殿は別格じゃぜ」


カブト「この二人は格が違う…!!マダラを使うしかないか」


無「口寄せの術!!」

マダラ「やっとか…長門のガキをうまく成長させたようだな」

無「まさか…次の口寄せが…この穢土転生の術者は戦争をよく理解している」

マダラ「穢土転生だと……!?輪廻天生の術ではないのか!?」

オオノキ「うちはマダラ…!?」

柱間「ま、マダラ!?」

マダラ「柱間…!?柱間ァ!!」

我愛羅「どういうことだ!?奴の眼は穢土転生のだ」

テマリ「何だって!?人柱力と共に向かってるって情報なかったかい!?」

マダラ「観客が多すぎるな…まずは数を減らすか」

柱間「何!?」

オオノキ「い…隕石じゃと?」

柱間「扉間!!」

扉間「わかっておる兄者!!水遁・水衝波!!」

柱間「木遁・樹海降誕!!」

マダラ「邪魔はさせん。木遁・樹海降誕!!」

柱間「!?」

オオノキ「くっ――土遁・超軽重岩の術!!ヌオオ」

マダラ「少しはやるようになったが…さて、二個目はどうする…オオノキ?」

オオノキ「!?」

分身ナルト「ここは一旦離れるってばよ」

マダラ「瞬身でオオノキを救ったか…まだ有望な若い忍が育ってるようだが――二個の隕石はどうする?」

分身ナルト「影分身の術!!超尾獣玉螺旋手裏剣!!」

イタチ「やっと見つけた」

カブト「うちはイタチ!?生きていたのか――」

スパッ

カブト「いきなり斬りつけてくるとはね!!」グザ

カブト「腕が落ちたんじゃ――!?幻術か」

スパッ

カブト「チィ――邪魔をするな!!」ズバッ

スパッ

カブト「何!?くそ――」グザ

スパッ

カブト「バカな――さっき角は斬られたはず――」


イタチ「イザナミだ」

サスケ「やはりこの女を連れてきていたか」

イタチ「穢土転生の解き方を教えろ」

サスケ「解邪法印!!」

大蛇丸「ふふふ、まさか君が私を蘇らせてくれるなんて――」

サスケ「写輪眼!!」

大蛇丸「――」

サスケ「さっさと白ゼツに取りついて四代目火影の屍鬼封尽を解きに行くぞ」

大蛇丸「相変わらず乱暴なのは変わってないみたいねサスケ君。……イタチとは和解できたみたいね」

サスケ「早くしろ」


白ゼツ「カブトやられたみたいだよ。それに穢土転生の柱間とマダラが戦っている」

トビ「……ここにいるナルトと八尾の人柱力は本物だ。出し惜しみはなしだ…全部尾獣化させて八尾と九尾は奪う!!」

トビ「バカな…六体の尾獣が一瞬で……」

ナルト「へっ…」

九喇嘛『何処に六道の棒が刺さっているか知ってる上に、ナルトは既に全尾獣のチャクラを持っているからな』

ナルト「更にチャクラ貰ったから前よりもパワーアップしてるってばよ」

ガイ「ナルトにばっか良い恰好をさせるわけにはいかないな…昼虎!!」

トビ「ふん――」

ガイ「すり抜け――」


カカシ「雷切!!」

トビ「ガハ――」

カカシ「すり抜けのからくりを知ってて…オレの眼と空間が繋がってることがわかっていたら、お前の能力は脅威じゃないよマダラ。いやオビト」

オビト「気付いていたのか――」

黒ゼツ「保険ヲカケテオイテ正解ダッタナ」

オビト「ああ」


魔像「グオオオオオ!!」

ナルト「な――」

九喇嘛『チッ、ガイの攻撃をすり抜ける前に金閣共を魔像の口に放ってやがったか』


オビト「残念だったなカカシ、この世界はもう終わりだ」

カカシ「く――」

黒ゼツ「ソシテオマエモナ」

オビト「何?ぐ――アアアア!!」

カカシ「!?」

オビト「輪廻天生の術!!」

サスケ「ナルト、遅くなった」

ナルト「本当に遅いってばよ。丁度今十尾が復活したとこだってばよ」

十尾「ウォオオオ」

自来也「なら完全に復活する前に倒すしかないのう?」

ミナト「そうですね先生」

大蛇丸「足は引っ張らないでよ?」

自来也「何じゃと!?」

綱手「こんな時に喧嘩するなお前ら!!」

サクラ「えっと…状況がよくわからないんだけど……やっと百豪が溜まった」

ナルト・自来也「「口寄せの術!!」」

サスケ・大蛇丸「「口寄せの術!!」」

サクラ・綱手「「口寄せの術!!」」

ミナト「口寄せ三竦みがもう一度…しかも二世代で見られるなんてね」

ナルト「行くぞ九喇嘛ァア!!」

九喇嘛『オウ!!』

サスケ「須佐能乎!!」

サクラ「えっと私は…」

サスケ「サクラ、お前のチャクラを寄こせ」

サクラ「えっ」

サスケ「餓鬼道!!」

サクラ「く……」

ナルト「須佐能乎が白毫で協力に――よおし!!これが第七班の全力だってばよォ!!」

自来也「それと木ノ葉の三忍の全力じゃァア!!」

訂正 ナルト「須佐能乎が白毫で協力に――よおし!!これが第七班の全力だってばよォ!!」

訂正後 ナルト「須佐能乎が白豪で強力に――よおし!!これが第七班の全力だってばよォ!!」

ナルト「よおし、尾獣達全部のチャクラを繋いだ。引っこ抜くってばよォ!!」

ビー「八尾はオレも手伝うぜ」

ナルト「抜けたァ!!」

四尾「へっ二度もオレ達を助けるとはよ」

ナルト「おっす孫」

七尾「ラッキーだった」

八尾「へへ」

九喇嘛『息ついてる暇はねえぞ』

ナルト「そうだ、十尾の本体…外道魔像とカグヤが復活する前に消し去るってばよ」

サスケ「地爆天星」

イタチ「十拳剣」

ナルト「あ」

イタチ「これで二度とこの世に現れる事はないだろう」

ミナト「……オレ、いる意味あったのかな」

マダラ「オビトを倒して良い気になってるようだな、獣共よ。む?十尾が見当たらんな……」

黒ゼツ「マダラ様、輪廻眼ヲ」

マダラ「もう片方はどうした」

黒ゼツ「ナルトニ破壊サレタ。ダガアソコノうちはサスケハ輪廻眼ヲ開眼シテイル」

マダラ「ならそれを頂こう」

イタチ「そうはさせない」

マダラ「邪魔だ」ズバッ

ナルト「イタチ!!」

カーカー

マダラ「幻術か…なかなか出来るうちはの者のようだな」

黒ゼツ「マダラ様早ク…」

マダラ「わかっている。屍鬼封尽!!」

黒ゼツ「エ…?」

黒ゼツ「マダラ様何ヲ――」

マダラ「何をだと?十尾を復活させ、無限月読を発動させるにはお前が邪魔だろう」

黒ゼツ「邪魔…?」

マダラ「お前がいたら外道魔像を口寄せ出来ないだろう。何を言ってるんだ」

黒ゼツ「まだ…を――」

マダラ「む?屍鬼封尽だとオレも永遠にふうい――」

ナルト「……何が起きたんだってばよ?」

イタチ「カラスの眼に別天神を仕込んでいた…天照」

ナルト「なるほど…何で燃やすんだってばよ?」

イタチ「悪用するものがいないようにだ」

ナルト「なるほど」

サスケ「ついでに屍鬼封尽・解のために必要な面も燃やした。これで二度とマダラと黒ゼツが死神の中から出る事は出来ない」

長門「さて、あとは大蛇丸、お前の仕事だ」

大蛇丸「わかっているわ」

ナルト「何するんだってばよ?」

大蛇丸「残った長門の輪廻眼で輪廻天生をするのよ、そこに倒れている人柱力達をね。私はまた他の白ゼツに移れば良いだけだしノーリスクよ」

ナルト「ずるいってばよ」

カカシ「オビトは…」

ナルト「こっちのオビトは改心してないから別に良いってばよ」

カカシ「そうだな」


こうしてオビトと穢土転生の生贄となった人たちを除いてほとんど犠牲は出ずに戦争は終わったってばよ




オビト「えっ」

数年後

ネジ「……うちのヒマワリちゃんが一番可愛くて優秀だ」

イタチ「ふっ…笑わせるな。サラダと比べれば数段も劣る」

ネジ「何だと?」

アスマ「くだらねえ話はやめとけ。そんなこと言ったらオレの娘のミライが一番可愛くて優秀だ」

イタチ「アスマさん。それは貴方の娘がサラダより年上だからだ。サラダもミライさんと同じぐらいの年になれば上忍、いや火影になっているに違いない」

ネジ「それを言うならヒマワリちゃんが火影になっているに決まっている。ヒナタ様と七代目の娘なんだからな」

イタチ「サラダはサスケとサクラさんの娘で、木ノ葉丸くんの弟子だぞ」

アスマ「ミライはオレの娘で、三代目の孫で、七代目の秘書シカマルの弟子だぞ」

イタチ「サラダはアカデミーを卒業する前に写輪眼を開眼し、五代目やサクラさんと同じチャクラの精密なコントロールができるんだぞ」

ネジ「ヒマワリちゃんはアカデミー入学前で白眼を開眼し、七代目を一撃で沈められる程の実力だぞ」

アスマ「ミライは七代目の護衛を任されているんだ。七代目から信頼されてるってことだ」

イタチ「サラダだって七代目に優秀だと認められているさ」

サラダ「どうでもいいけど他所でやってよ。イタチおじさんも本人の前でやめてよ恥ずかしい」

ボルト「何でわざわざオレの家の前で娘・姪自慢してるんだってばさ」

ネジ「もちろんボルトくんも自慢だ。その年で螺旋丸の性質変化まで取得しているんだからな」

イタチ「七代目も出来るようになったのは16歳の時だからな。流石サスケの弟子なだけある」

ボルト「だから恥ずかしいからやめてくれってばさ!!」

自来也「何じゃ久しぶりに帰ってきたら騒々しいのう」

ボルト「じいちゃん!!おかえり」

自来也「おぉボルト、でっかくなったのぅ?」

ボルト「一週間でそんな変わらないってばさ」

サラダ「自来也様はどこに行ってらしたんですか?」

自来也「ちょっとテレビの収録にのぅ。何と、ワシの書いた『うずまきナルト物語』が3000万冊越えのベストセラーになったんじゃ!!」

ボルト「すっげえ!!流石じいちゃんだってばさ!!」

自来也「そうじゃボルト土産じゃ。ヒナタには内緒だぞ」

ヒナタ「自来也様?」

自来也「ッ!?よしボルト、ナルトのとこに行くぞ」

ボルト「わかったってばさ!!」

カカシ「何で俺六代目になったんだっけ…」

ナルト「あぁ…」

ミライ「火影様大丈夫ですか?」

ナルト「大丈夫だってばよぉ」

シカマル「大丈夫じゃないだろお前。忙しいのはわかるが無理はするな」

ナルト「だったら休みをくれってばよぉ」

シカマル「二日ぐら――」

自来也「ナルト元気にしとるか?」

ナルト「エロ仙人!!」

自来也「人前でエロ仙人はやめろって散々言っとるじゃろうが!!」

ミライ「相変わらず仲が良いんですね」クスクス

自来也「ほら笑われとるじゃろ」

ボルト「じいちゃんはエロの仙人だから仕方ないってばさ」

自来也「エロのじゃなくて、すけべな仙人じゃ!!ったく息子まで真似しとるじゃろうが」

ナルト「悪いってばよ」

自来也「眠そうだのう?よし、わしが出来る範囲で仕事変わってやるから二日ぐらい休め」

ナルト「でも――」

自来也「周りを頼るのも大事じゃぞ?それに家族サービスもな」

シカマル「二日ぐらいなら大丈夫だ」

ナルト「……じゃあ有難く休ませてもらうってばよ。ボルト、明日はいっぱい遊びに連れて行ってやるってばよ!!」

ボルト「やったってばさ!!」

自来也「ったく世話が焼けるのう」


サラダ「ただいま」

サクラ「おかえりー、もうすぐご飯できるわよ」

サスケ「手洗いうがいはちゃんとするんだ」

サラダ「わかってるよパパ」

イタチ「サスケも父親が板についてきたな」

サスケ「からかうな」


ナルト「今日も里は平和だってばよ」


戦争編適当になったけど許せ、これで最後だ
ナルトのニューゲーム系がエタりやすい原因、ペイン戦後からが無駄に長い

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