提督「提督殺しが広まっている!?」大淀「そうなんですよ」 (10)

俺の名前は提督、本名は……三垣竜二だ、おい、この時代に竜二wwとか言うなよ

俺の勤めている鎮守府は訳ありだ、「ブラック鎮守府から逃げ出した者」「中々成績が上げられない者」

「前の鎮守府で艦娘同士の交流が上手くできなかった者」

俺のように提督になる前にとある事をやらかしてしまったやつ…

大本営はそのような提督、艦娘、憲兵、妖精さんたちを一か所に集めて生活させている

その中で提督たちを集めた訳あり集団を作った、別名12将とも呼ばれるうちの1人が俺だ

干支で決めているらしく俺は5番隊隊長として活躍をしている、以外に信頼は厚い

本題に戻るがここ最近「提督殺し」があるらしい、正体不明の人物が提督を次々に切りつけるという残虐な物

それが全ての鎮守府に伝えられたとき俺は漏らしてしまった、これは関係ないな


何でも次は12将をランダムに狙うというので俺もターゲットのうちに入るという




…まずくなってきたぜ!

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大淀「何でも大本営に最初は犬を狙うと」

提督「俺じゃなかったんだな」

大淀「そんな事言ってる場合じゃありません!洒落にならない事になってるんですよ!」

提督「わ、悪い……」

大淀「…それにこの話は元帥さん、各鎮守府の大将さんと私にしか伝えられていません!」

提督「いや俺若いけど大将なんですけど…」

大淀「そこはどうでもいいです」

提督「どうでもよくないだろ!」

大淀「とりあえず明日、作戦会議があるようなので参加してくださいね、開始時刻はマルマルロクマルからです」

提督「…了解」

別室

大淀『この事を話したら鎮守府全体が混乱してしまいますので……うっかり口を滑らさないように…』

提督『あぁ…分かった』

大淀『これで私は失礼します、提督……』

提督『覚悟は決めておくさ』

大淀『…!失礼…しますね』キィ

青葉「」←隠しカメラ等仕掛けた本人

青葉「あ、青葉聞いちゃいました…」ガクガクブルブル

青葉「どどどどどどうしましょう、大淀さんが部屋に入っていくのを見かけてスクープかと思って入ったら…」ガクガクブルブル

青葉「とととととんでもない事を話しています…!」

青葉「これをみんなに話したら…」

─妄想その1─

青葉「カクカクシカジカ」

「イヤアアアアアア!」テイトクゥゥゥ」

「シレェェェェイヤダヨォォォォォ!」

「テイトクハワタシガマモリマス!」


青葉「でも仮に話さなかったら…」

─妄想その2─

提督「」

「テイトクゥゥゥゥ」

「イカナイデェェェェェェ!」

「ケッコンシテナイノニィィィィ」


青葉「」

青葉「話したら私が仕掛けたカメラがばれますし…」

青葉「話さずもしも提督が………ダメだったら…」

提督「何してんだテメー」

青葉「」

青葉「え!?えぇぇぇぇぇ!?なんで分かったんですかこの場所!」

提督「分かるも何もこの部屋指令室の隣じゃねーか!お前の声が全部聞こえてたよ!」

提督「…聞いちまったのか、この話を…」

青葉「えっと…あの……はい」

提督「…フー…俺は…長くないかもしれない」

青葉「そ、そんな…そんな事言わないでくださいよ…」

更に別室

提督『次のターゲットは俺かも知れないんだ』

青葉『だったらみんなで解決策を…』

提督「みんなを危険な目にあわせたくはない!』


大淀「提督いい演技です」

大淀「まさかこれが大本営すべてを巻き込んだケッコンサプライズだと知らずに青葉さんは…」

この話のちょっと前

大淀「提督、私に悩み事を相談されて…どうしたんですか?」

提督「お前、ケッコンカッコカリは知っているな?」

大淀「えぇ、金剛さんがその話を聞いたとき提督を追いかけてましたよね」

金剛『ていとくぅー!ケッコンしまショー!』ダダダダ

提督『まずは話を聞けえええええええ!』ダダダダ

提督「うむ、話を聞かず誓いのキスとか言っていたから思わず逃げてしまったよ」

提督「俺はさらにその上のケッコンをしようと思う」

大淀「帰りますね」

提督「あぁぁぁぁ!待って!大淀ちゃん待って!」ガシ

提督「俺さ、真面目に青葉が好きなのよ」

大淀「はぁ」

提督「でさ、青葉って性格が性格じゃん?まともに話したら」

青葉『ケッコンするんですか!誰とですか!』

提督「真っ先に自分以外の人とケッコンすると思っちゃうと思うんだよね~記事のネタにするために」

大淀「否定できないですね」

提督「でさ、ここの鎮守府って訳ありじゃん?俺もだけど」

大淀「えぇ」

提督「それと俺の12将のメンツをかけてサプライズしようと思う」

大淀「どうするんですか?」

提督「まず俺の階級は大将だ」

大淀「謎ですよね~」

提督「大本営に理由を話したらさ」

元帥『うむ、わしも青葉ちゃんきゃわいいと思っているからな、貴様の好きにしろ』

提督「って言われた」

大淀「ちょっと元帥とあろうお方が何を言っているんですか」

提督「まぁ聞け、作戦はこうだ」

俺を含め提督さんたちが狙われている!



12将が次の標的だ!



俺はもうだめです;;



青葉が泣く



じゃじゃーん、生きていたんです



青葉喜ぶ



俺がプロポーズ、青葉感激



そのままゴールイン

提督「天才だろ俺」

大淀「もう勢いでするしかありませんよこの作戦」

大淀「そもそもこの話12将とかくさいですよ」

提督「待てよ、そんな事言ったら>>1が泣いてしまうぞ」

大淀「誰ですかその人!」

提督「それは今関係ない!最後は青葉と夜戦(意味深)までがゴールだ!」

大淀「もうだめですねこの人」

提督「照れちゃうなぁ~」テレテレ

大淀「褒めてないです!」


提督「…青葉、この話は絶対にダメだぞ」

青葉「な、何でですか!?命が狙われているのに!」

提督「…他の娘が狙われるのだけは防ぎたいんだ…頼む…これが最後の命令になるかもしれないんだぞ…青葉…!」

青葉「……」

提督「…そろそろ海域から帰ってくるころだ…俺は出迎えに行くから、青葉、頼んだぞ」ガチャン

提督「……」

提督「……」

提督「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

提督「んふふwwwwwwwwwwww第一段階成功wwwwwwww」

大淀「もう人間の屑ですよ提督」

提督「青葉が上目使いで話してくるから理性が持たん」

大淀「憲兵さぁーん」

提督「止めろ大淀!」

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