【安価】昔エタった恋ツクを供養する (832)

世界設定はほとんど現代日本。
時期は2000年前後。(初期カレンダーをそのまま使ってた気が)
ようやく携帯電話が普及してきたかな?という頃です。

能力値は6つ。
・FOR(強さ)体育とか文化祭作業とか。肉体疲労に耐えます。
・DEX(技巧)技術家庭科とか、あと体育も種目によっては。
・SEN(感覚)音楽とか、一般的判断力とか。ときメモで言うところの芸術と容姿。
・INT(賢さ)理系学力。何かを教える指導力にも。
・MEM(暗記)文系学力。雑学等、何か知識を知ってるかどうかも。
・WIL(精神)意思力、根性。精神疲労に耐えます。

1年の終わりで130、2年の終わりで190、3年の終わりで250あれば、クラスでトップに立てるレベル。
どの能力値も1年の元旦を終えてから30未満になると、なんらかの不都合が生じる可能性があります。

コンマ>>2でFOR、コンマ>>3でDEX、コンマ>>4でSENの基本値決め。最大99、最低00。


あなたの性別は? >>2  ※無性や両性でも、戸籍上の性別を入れてください
あなたの誕生日は? >>4

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462545655

ふたなり

おんなぁ

5/31

スケジュールは、1ヶ月4週(4回)の行動選択方式。

週の最初に、行動を選んでコンマ判定。
運動→FOR
家事→DEX
散策→SEN
自習→INT
読書→MEM
修行→WIL
00~29で+3、30~69で+4、70~99で+5。
ゾロ目が出た場合、本来の成長とは別に、鍛えているものの下の段の能力値が+5されます。
(WILを鍛えていた時にゾロ目が出たらFORが+5されます)
長期休暇中も毎週これは行います。

土日祝日は、誰かに会いに行ったり買い物したりといった自由行動安価。
ここで上記の成長行動も取ることができ、その場合は追加で+3の効果があります。

コンマ>>7でINT、コンマ>>8でMEM、コンマ>>9でWILの基本値決め。


あなたの性格は一言で言うと? >>7

あなたの口調は? >>9
1.丁寧
2.素朴
3.乱暴
数字選択は必須ですが、何か付け足したい口調があればそのあとに続けてどうぞ。

臆病

1と2の中間

ザマス

では、>>6を性格に、>>8を口調に。コンマはそのまま>>7>>9を使います。


5/31生まれ 女

FOR(強さ) 17
DEX(技巧) 63
SEN(感覚) 69
INT(賢さ) 87
MEM(暗記) 37
WIL(精神) 88


では最後に……あなたの名前は? >>13

早乙女 乙女

小学校・中学校と、かなり優秀な成績をおさめて来た。

でも、それは「他にやることが無かったから」かも知れない。

同学年の女子は常にグループを作って、トイレまでも一緒に行く……

それに、なんでもかんでもお構いなしに聞き出そうとしてくるのは、私にはなかなかの苦痛で……

結局、馴染むことはできなかった。

クラス15人の女子のうち5人グループがふたつあっただけで、あとの5人(私含む)が自然にまとまっていたから、いじめとかは無かったけれど。


乙女「……ふう」

 桜の下を歩く足取りは、不安7割、期待3割といったところか。

彼方「あ、おはようございます」

乙女「おふっ!?」

 後ろから声をかけられ、変な叫びが出る。

彼方「どうも~」

 乙女と中学で一緒だった、のっぺりした顔の敬語男子。龍ヶ崎彼方。

乙女「おどかさないで下さい……」

彼方「いや、おどかしたつもりは無かったんですが」

 同じクラスで仲良くなったというわけではない。中学1年から同じクラスだったのに、2年になるまで声を交わした事も無かったほどだ。

乙女「春休み中は遊びに行けなかったけど、宵ちゃんは元気ですか?」

彼方「ええ、毎日滝に打たれて木刀を振っています。乙女さんも、いつでもおいでくださいね」

乙女「あはは……まあ、気が向いたら……」

彼方「宵は乙女さんになついてますし、喜びます」

 彼方のひとつ下の妹、龍ヶ崎宵と仲が良かったため、そこから知り合ったのだ。

 兄妹の家は神主をやっており、山の中腹、神社の横に家を構えている。

 安全に滝行ができるということで、乙女も1回だけ利用したことがあるが……さすがに冬にまでやるほどの気概は無かった。


彼方「もし、何かあれば言ってください。連絡先はご存知ですよね?」

乙女「うん。中学の連絡網も、まだ持ってます」


(【龍ヶ崎 宵】【龍ヶ崎 彼方】の電話番号を得た)

(【龍ヶ崎 彼方】に連絡すると、女の子の好感度を確認できます)

乙女(入学式は滞りなく終わった。同じクラスの女子にも、悪い印象は無い)

乙女(中学の子たちが、よっぽど子供っぽかった……んだと思う。高校では楽しくやっていけそう)

乙女(さて、帰ろう……)


4月第一週の行動 >>18
運動→FOR
家事→DEX
散策→SEN
自習→INT
読書→MEM
修行→WIL

読書

乙女(ここが図書室……うわあ、雰囲気ある……)

乙女(中学の図書室は、本当に「窓の少ない教室に本棚を並べただけ」って感じだったから……)

乙女(……ん?)


笙子「……」(ぺらり)

 赤みがかった髪をふたつに分けている、眼鏡少女。

 座っていてもわかる小柄な身長で、両手で本をおさえて読んでいる。

 たれ目も加わって、なんだか守ってあげたくなる感じが――

笙子「え? わ、びっくりした。なに?」

乙女「あ、ご、ごめん。邪魔しちゃったかな? (意外と社交的……)」

笙子「いやいや、別にいいよ。っと……あなたも1年生なんだ。私、鬼怒川 笙子。きぬがわ、は鬼が怒るって書く方ね」

乙女「私は、早乙女 乙女……よ、よろしく……?」

笙子「あはは、なに緊張してるのー。うん、私は図書委員になるつもりだし、なれなくても図書室にはよく来るから。本が好きならぜひ、よろしくね」

・・・

笙子「さて、帰ろうっと。乙女ちゃんはどっち方面?」

乙女「私は北地区です。笙子さんは?」

笙子「お、それなら途中まで同じ。じゃあ一緒に帰ろっか」


乙女(高校の図書室はライトノベルまであるんだ……)

笙子「すみません、貸し出しお願いします」


(笙子と楽しく下校した)

 ~ 朝 ~

乙女(今日はお弁当じゃなくて食堂……何を食べよう)

信也「おはよう!」

乙女「おひゃ!?」

信也「あっはっは、ぼーっとしてるから。ごめんごめん」

乙女「ええっと……?」

信也「oh、まだ覚えてもらってないか。オレは人由 信也。シンヤって書いてノブナリだ」

乙女「は、はあ……」

信也「とある女の子から、乙女ちゃんについて知ってることないかって聞かれちゃってね。知られて困らない程度にでも教えてくれないかな」

乙女「いきなりそんな。……あれ? 女の子? 私について? (笙子さん?)」

信也「うん。タダとは言わない、乙女ちゃんが誰かの好きなものとか嫌いなものとか知りたいなら、オレが間接的に聞いてくるからさ」

乙女「……」


(【人由 信也】の電話番号を得た)

(【人由 信也】に連絡すると、女の子のプロフィールを知ることができます)

4月第一週
 MEM 41にアップ


乙女「宵ちゃんにも久しぶりに会いたい気が……」

乙女「……信也さんに電話したら、笙子さんの好きなものとか、聞けるんでしょうか」


休日行動 >>23
・電話可能:宵、彼方、信也

信也

信也『はいはい人由です』

乙女「あ、早乙女ですが……」

信也『おお! すぐにかけて来てくれるとはありがたい! 彼方から聞いた話じゃ積極的に関わる方じゃないと思ってたから、これは嬉しい誤算』

乙女「え? 彼方さんと知り合いなんですか?」

信也『クラスが一緒なんだ。ああ、彼方の妹の宵ちゃんに関しては、オレは知らないぜ?』

乙女(そりゃそうでしょうね)

信也『もしかしたら来年ここに入学してくるかも知れないけどな』


乙女(……と、いう事は、他に選択肢もないので)

乙女「鬼怒川 笙子さんの好きなものとか……」

信也『鬼怒川笙子、ああ知ってるよ、この子もオレと同じクラス』

乙女「そうなんですか……」

信也『誕生日は11月20日、得意科目は国語と英語。好きなものは人の驚く顔、嫌いなものは束縛、お堅い人』

乙女「」

信也『……うん、絶句する気持ちはわかるけど、オレが信用されてないとかじゃなく、わりとマジで。見た目からは想像できないよな』

信也『食べ物の好みはイチゴやリンゴなんかの果物が好き。場所の好みは特になし。ゲーセンなんかにも行くし静かな所も好き』

乙女「あ、ありがとう……」

信也『あいよ。こっちも乙女ちゃんのプロフもらってるから、遠慮はいらないぜ』



続けて休日行動 >>26

読書

 ~ 市立図書館 ~

乙女「…………。」

つ【ヘル・マザリア様が見てる】

乙女「…………。」

(そっ)

乙女「……お茶の作法の本でも読もう。私は何も見なかった」


MEM 44にアップ
WIL 93にアップ

休日行動でさらに
MEM 47にアップ
WIL 96にアップ


乙女「部活……どうしよう」

乙女「今週は、委員会決めもあるし……」


委員会に入る? >>29
1.放送委員会
2.保健委員会
3.美化委員会
4.図書委員会
5.企画委員会(文化祭実行委員会&選挙管理委員会)
6.入らない

3

≪SEN50以上のため、初期好感度ボーナスがつきます≫


 ~ 小会議室 ~

乙女(美化委員の最初の全員活動はゴミゼロ運動……これがあるから、私は誕生日を忘れたことがないんですよね……)

可奈「……」

乙女「……」

 ふと横を見ると、そちらの少女もちょうど首を回した所だったのか、目が合った。

 猫を思わせるような吊り気味の目は、なぜか神秘的な光をたたえているように見える。

 撫で心地が良さそうな、ふわふわした茶色のセミロングも猫っぽい。

 筆箱を掴んだまま手が止まっている。

 気がつけば他の生徒はみんな会議室を出ており、ふたりだけ残っている状態に。


美化委員長「おーい、カギ閉めるよ」

乙女&可奈「「はい!」」

 ピッタリ揃った返事に、ふたりで顔を見合わせてくすりと笑った。

可奈「や。私は3組の木肋町 可奈(ぼくろくちょう かな)っていうんだ。美化委員同士よろしく」

乙女「こちらこそ。私は4組の早乙女乙女です」

可奈「ずいぶん洒落た名前だね……キミのご両親はノリで名前をつけたのかなんなのか」

乙女「まあ……でも気に入ってるから」

可奈「そう? それなら失礼なこと言ったかな」

 クラスが隣のため、昇降口の靴箱は同じ列にある。

 今日は委員会の顔合わせもあったため、夕焼けの時間帯に帰ることになったのだが。


乙女「あ……」

可奈「ん?」

乙女「あ、ごめんなさい。可奈さんの髪に夕日が映えて、とても綺麗だったから……」

可奈「……ふふ、ありがとう。 そうだね……こういう、世界中の色が変わっていく時間は、私も好きなんだ」

4月第二週の行動 >>33

運動→FOR 17
家事→DEX 63
散策→SEN 69
自習→INT  87
読書→MEM 47
修行→WIL  96

散策

 やや風の強い日の朝、学校に行く前にちょっと寄り道。

 役場わきの遊歩道から、広々とした田んぼの中を通る農道へ歩いてゆく。

 およそ7ヘクタール……幅150メートルほどの水田が山ぞいにずっと続いている景色は、心まで広くなるような気にさせてくれる。

 あたたかな風の中、たまに水の匂い、草の匂いが飛んでくるのが心地よく――


乙女「すみません遅れました……」

担任の教師「……そんなに髪をボサボサにして、どこ歩いてたんだ」


 SEN 74にアップ

乙女(さて、帰ろう……)

乙女(ん? あの後姿は……)


>>36
1.笙子さん?
2.可奈さん?

数字選択後、自由行動安価。

2

 学生服の着方はいたって普通……いや、模範的と呼ぶべきか。

可奈「や、今帰り?」

乙女「うん。可奈さんも?」

可奈「私はこれから花壇の水やり。でも、終わったらすぐに帰れるようにカバン持ってきたんだ」

乙女「それじゃ、手伝います」

可奈「え……悪いね。ありがとう」


(サァァァァ……)

乙女「校門前の花壇だけでも広いですねー」

可奈「ブロック塀じゃなくてフェンスだから、歩行者に水かけないよう気をつけないとだけど。車の通りが少なくて日当たりもいいし、植物には優しいね」

乙女(電話番号は……まだ、聞かなくてもいいかな)

可奈「こんなものかな。それじゃ、帰ろうよ」

可奈「そうそう、キミのこと、なんて呼べばいい? ……私、どうもちゃん付けで呼ぶのが恥ずかしくてね。乙女さん、とか?」

乙女「……くん付け?」

可奈「乙女くん? ……なんだか偉そうじゃない?」

乙女「そんな事もないと思うけど……」


なんて呼んでもらう? >>39

ハニー

可奈「……ハニー」

乙女「……ぽっ」

可奈「いやいや、口で『ぽっ』とか言われても。私は恥が薄い方の人間だと思ってるけど、さすがに無いと思うよ?」

乙女「やっぱり?」

可奈「まあ、せっかくの希望なんだ、応えてあげてもいいよ」

乙女「あれ?」


(心持ち、可奈との距離が近くなった)


休日行動 >>41
・電話可能:宵、彼方、信也、(笙子)※相手によっては直接電話番号を交換した方がよい子も居ます

>>40はうっかりしました。


休日行動 >>42

 rrr……

宵『はい、龍ヶ崎です』

乙女「こんにちは、早乙女です」

宵『あ、先輩! お久しぶりです、待ってたんですよ』

 その喜びように、思わず犬の尻尾を幻視した。

 兄に似ず、丸っこい小さな顔をした宵。

 彼女とは小学校からの付き合いで、正直なところ親しくなったきっかけはもう覚えていないが。

 委員会か、子ども会か……

乙女「そんなに楽しみにしてくれてたの?」

宵『ええ。良ければ今からでもどうです? 修行』

乙女「そ、それは……」

宵『うふ、冗談です。でも、遊びに来るのも歓迎ですよ』

 ひとつ下の学年は男子の数が少なく、体育祭でフォークダンスの数合わせとして後輩女子達と踊ったのが記憶に新しい。

 そこでも『一度、先輩と踊ってみたかったんです』と、ドキリとさせられる事を言われている。

 はて……

 思えば、女の子同士で恋愛は成立するのかと考え始めたのも、その時かも知れない。

宵『それとも、どこか出かけますか? 明日なら空いてますが』

乙女「ええと……」


>>45

1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0.話がしたかっただけ

プール

宵『い、いいですよ。はい、楽しみにしてます』

乙女「? それじゃあ、明日」

 なぜか宵の声が上ずっているような気がした。

 そういえば、宵の胸はかなり平たい方だと記憶している。悪いことをしただろうか?

宵『まさか乙女先輩から水着に……じゃない、プールに誘ってくれるなんて……』


 切る直前に何か聞こえた気もするが、聞き返す前に通話は切れてしまっていた。



明日着ていく水着 数字に続けて内容の自由指定も可 >>47
1.無難に
2.セクシーに
3.清楚に

4.学校指定
5.キワモノ(貝殻とか)

3

 ~ プール前 ~

乙女「おはよう。宵ちゃん早いね、10分前なのに」

宵「いえいえ、先輩への礼儀ですから」

 にこにこと微笑んでの返答は、冗談半分といったところだろう。

宵「それじゃ、さっそく行きましょう」


 周りの女性の着替えには何も感じない。自分でも不思議だが、心が「女」ではあるのだろう。

 周りの女性には、という事は、宵には特別な何かを感じているということになるのだが……

 宵は着替え用のポンチョタオルで着替えている。

 ……むしろ助かった。まだ、彼女の体を直視するほど気持ちの整理はついていない。

 ~ プール ~

乙女「腰まわりにフリフリがついてるのは可愛いですね(子供っぽいと言ったら怒るかな……)」

宵「うふ、乙女先輩のパレオも、そs ステキです」

乙女「?」


(チャプン)

乙女「おおー……本当にあったかい」

宵「先輩はここに来るの、初めてでしたっけ?」

乙女「うん。ゴミ処理の余熱を利用したプールっていうのは聞いてたけど、入るのは初めてです」

宵「流れるプールとか、飛び込み用の深いプールとか、いろいろありますから……案内しますね」

乙女「よろしくお願いします、プールのセンパイっ」

宵「うふふ」

乙女「打たせ湯……って、もはやプールじゃないと思うのは私だけでしょうか?」

宵「滝行に慣れている私にとっては、楽勝ですね」

乙女「いや、これ修行じゃないから」

宵「冗談ですって」


自由安価 >>52
(行動、出来事、こちらからの呼び方を変える、宵からの呼び方を変えてもらう、etc.)

勃起するハプニング

乙女「私、25メートル泳ぐのがやっとで……」

宵「そうなんですか? 乙女先輩の力が弱いのは知ってますけど、泳ぎは腕力がなくてもなんとかなりますよ」

乙女「う、うーん……教えてください宵センセー」

宵「はい♪」

宵「バタ足はけっこう難しいです。長く泳ぐには平泳ぎが一番。兄さんも平泳ぎなら200メートル以上泳げるんですから」

宵「あんまり格好がよくないかも知れませんが、両手で一度に水をかき、両足で一度に水を蹴るため、進んでいる、と実感しやすいのが利点です」

宵「水面より上に完全に口が出ますから、息継ぎも楽ですし……じゃあ、まず泳いでみましょう」

乙女「はーい」

・ ・ ・

宵「おっp 腕は問題なく動いてますね」

乙女「?」

宵「足は、私の説明がよくなかったかもしれません、すみません。蹴るときより、開いた足を閉じる時、足の裏で水をかくように意識して……」

宵「と、見ながらの方がいいですね、私のあとを追いかけて泳いできてください」

乙女「えっ」

乙女(後に続いて泳ぐってことは、宵ちゃんの下半身を見ながら泳ぐってこと)

乙女(私を気づかってゆっくり進んでくれてるから、ふわっと浮く腰のフリフリがスカートのようにも見えて……)

乙女(平泳ぎだから、もちろん、めいっぱい開脚する……)


乙女(あっ、まずい)

乙女(学校の授業では一度たりとも反応した事なんて無かったのに!)


宵「ぷはっ……乙女先輩?」

乙女「あ、うん……ごめんなさい、ちょっと休ませて……?」

宵「はい、いいですよ。何か買ってきましょうか」


乙女(専用サポーター縫っておいて助かった……)



(宵から真面目に?水泳を教わった)
FOR +3 合計20

(宵との距離が近くなった)

4月第三週の行動 >>56

運動→FOR 20
家事→DEX 63
散策→SEN 74
自習→INT  87
読書→MEM 47
修行→WIL  96

散策

 「ふる」と言うより「おりてくる」という表現があてはまるであろう、静かに土を湿らせてくれている小粒な春雨。

 このぶんなら、美化委員の水やり当番はする必要もない。

 学校の渡り廊下で山々を見ながら、雨どいから鎖を伝わり排水溝に注ぐ水のリズムに耳を傾けた。

 そういえば、そろそろカエルの鳴き声も大きくなってきている……

 ただでさえこの高校は田んぼだらけの中にあるのだ、踏みつけないよう注意して帰るとしよう。


乙女(……いや、カエルと帰るをかけたわけじゃなく……誰に言い訳してるんでしょう私)


SEN +3 合計77

休日行動(土曜) >>59

・成長行動なら+3
・電話可能:宵、彼方、信也、(笙子)※相手によっては直接電話番号を交換した方がよい子も居ます
(買い物は5月から)

龍ヶ崎父『はい、龍ヶ崎です』

乙女「もしもし、早乙女ですが、宵さんはご在宅でしょうか」

龍ヶ崎父『乙女ちゃんか、ああ居るよ。おーい!』


宵『おはようございます! お待たせしました』

乙女「宵ちゃんこんにちは。今、大丈夫ですか?」

宵『はい。今日は1日あいてますし……あ、デートのお誘いですか? 明日は自治会で神社まわりを掃除してくれるので、外出できないんですけど……』


>>61
来週どこかに誘う
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0.話すだけにする
*.明日の掃除を手伝いに行く

5

宵『じゃあ、来週の土曜日に。楽しみにしてますね』

乙女「お昼を食べたら商店街の東入り口で。こっちも楽しみです」

(カチャ)



続けて休日行動(日曜) >>63

・成長行動なら+3
・電話可能:宵、彼方、信也、(笙子)※相手によっては直接電話番号を交換した方がよい子も居ます

散策

 よく晴れた朝方。

 ある日、山の中、可奈さんに、出会った。

 舗装されていない旧道でアケビを見つけ、枝づたいに崖を下りて取ろうとした瞬間である。

可奈「……キミは何をしているんだい?」

乙女「あ、あはは……」

可奈「存外おてんばなんだね……土地の人に怒られても知らないよ?」

 しかしそう言う可奈の口元は笑っていた。

 呆れられているのかも知れないが。

乙女「あー……崖下の地主さんとは知り合いですけど、まあ、もう高校生ですもんね」

可奈「昔からだったんだ……」


可奈「そうそう、あいさつを忘れてた。こんにちは、ハニー」

乙女「う……」


SEN +5 休日ボーナス+3 合計85

4月第四週の行動 >>66

運動→FOR 20
家事→DEX 63
散策→SEN 85
自習→INT  87
読書→MEM 47
修行→WIL  96

家事

≪DEX50以上のため、初期好感度ボーナスがつきます≫


 学校が珍しく4時前に終わった日。

 風呂場の掃除を終えた時、朝食のパンと牛乳がもう無いというリクエストを母から受けて、商店街に買い物に来た。

 アーケードの中には、不快にならない程度の音量で流行りの曲が流れている。


???「すみませーん!」

乙女「わ、っと……確かあなたは……」

沙耶香「お久しぶりです、物部 沙耶香(もののべ さやか)です! 冬はお世話になりましたです」

 宵の同級生、沙耶香。

 話したのは夏休みと冬休みの2回、どちらも龍ヶ崎家で一緒に宿題を片付けた時に会っていた。

 とても素直で表情豊かな子。

 バッサリ切った飾り気のないショートヘアも、溌剌とした彼女ならば可愛いと感じられる。

 笑顔を見せるたびに覗く八重歯がチャームポイント。

 宵同様にスタイルは平坦で……まさか、そこから仲良くなったというわけではないだろうけど。

沙耶香「センパイも買い物ですか?」

乙女「ええ、パン屋さんに行くところです。沙耶香ちゃんも?」

沙耶香「私はその先のスーパーに。今日は料理当番なんですよー」

 本当によく笑みを見せてくれる子だ。

 なんとなく『わはー』とか『にぱー』とかいう書き文字を付けたくなる。

乙女「持ってるそれ、もしかして自分の買い物袋? かわいいですね」

沙耶香「えへへ、ありがとうございます。おっと、5時には着かないと。それじゃまたっ!」


乙女(沙耶香ちゃんか……宵ちゃんとは今でも遊んだりしてるのかな)


DEX +3 合計66

 ~ 土曜 商店街入り口 ~

宵「おっと。……うふ、前回10分前にいらっしゃったから、今回は先輩も早く来ると思いましたけど、その通りでした」

乙女「二手先を読まれちゃってましたか。でも、ふたり同じタイミングで来たから結果オーライという事で」

宵「そうですね、これ以上早くするのもなんですし、次からはやめておきます」

乙女「それじゃ、さっそく行きましょ?」


どこへ行く? >>70
1.雑貨屋
2.本屋
3.スポーツショップ
4.その他(「商店」ならなんでも)

3

 ~ スポーツショップ ~

宵「このオイルの香りが、なんとも心惹かれるんですよね……兄さんは共感してくれませんけど」

乙女「あはは。でも、空手用のグローブなんかも売ってるとは初めて知りました」

宵「おっとそれは拳サポーターと呼んでください」

乙女「へえ……そんな名前なんですね」

宵「普段は剣術をやってるとはいえ、格闘技や武術全般、好きですから。なんでも聞いてください(フンス)」


乙女「>>72

1.じゃあ、こっちのバレンみたいのは?
2.武道じゃなくて武術?
3.観戦するのも好き?
4.自由

このダンって商品はどう使うの?

宵「……ええ~と……わ、わかりません……あれ、ここはスポーツ用品の棚ですね」

乙女「えっ? あ、いつの間にか動いてた。ごめんなさい」

宵「普通のスポーツは……ちょっと専門外でして」

【ダン 5 オールプラス】

宵「周りから察するに、たぶん卓球ラケットの張り替えに使うものかと思いますが……」

乙女「おお。それでもちゃんと把握しようとしてくれる宵ちゃん素敵です」

乙女(しょげた顔も可愛い……とは口に出せないかな)



(武術用品に関する色々を教わった)

MEM +1 合計49

宵「今日はアンダーグローブだけ買って帰りましょう」

乙女「それってただの軍手じゃ……」

宵「ものは言いようです、ふふ」


乙女「じゃあ……>>75

1.何かおやつでも食べて帰ろうか
2.そういえばこの前、沙耶香ちゃんに会ったんだけど
3.(呼び方を変えてもらう)
4.自由

1

宵「ぜひドーナツ屋さんでお願いします」

乙女「即答!?」

宵「この前、ロイヤルミルクティーの美味しさに目覚めたんですけど……うちは一家揃って緑茶派ですから。外で食べる機会でもないと」

乙女「なるほど……」


 両手で少しずつドーナツをかじってゆく宵の姿は、ウサギなどの小動物を思い起こさせる。

 眼福であった。

(少し、宵との距離が近くなった)



休日行動(日曜) >>77

・成長行動なら+3
・電話可能:宵、彼方、信也、(笙子)※相手によっては直接電話番号を交換した方がよい子も居ます

宵にデートのお誘い

 rrr……

彼方『はい龍ヶ崎です』

乙女「早乙女です、こんにちは彼方さん」

彼方『おや、乙女さん。宵ですか?』

乙女「うん、お願いできますか?」

彼方『少々お待ちを(チャッ)……今、裏庭の竹やぶで……木刀を振ってると思いますんで……』

乙女(……コードレス受話器を持ちながら歩いてるのかな?)


彼方『そういえばこの前……ふだんお風呂場を洗ってるのは宵なのですが、たまたま父が洗濯を終えた直後、気が向いて私が洗ったんです』

彼方『マキを割ったりお風呂を沸かしてるのは私なので、ついでに洗うのもやろうかと、数日くらい続けてたものの……』

乙女(龍ヶ崎家はまだ焼却炉に燃料入れて沸かす方式だったっけ)

彼方『宵がなんとなくしょんぼりした顔で、最近お風呂洗ってない、と言いますから……』

彼方『洗い場にタオルをしまってた時に宵が通りがかったので、どうぞ、とお風呂場を譲ったら』

彼方『ありがとうございます、って言ったんですよ。いやあ、人の仕事を奪っちゃいけないなと思いました』

乙女「……やっぱり宵ちゃんっていい子ですよね」

宵『もしもし、お電話代わりました』

乙女「こんにちは、早乙女です。来週ひまあります?」

宵『せ、先輩、4月中旬までしばらく会ってなかったわりに、ぐいぐい来ますね。昨日も楽しかったですけど……』


1.私も会いたかったけど予定が取れなかったので(直球で)
2.宵ちゃん成分を補給しておきたくて(茶化す)
3.自由

安価先がありませんでした

>>82

1.私も会いたかったけど予定が取れなかったので(直球で)
2.宵ちゃん成分を補給しておきたくて(茶化す)
3.自由

2

宵『うう……恥ずかしいことを……』

乙女「うふ、ごめんなさい。宵ちゃんはアミノ酸みたいで」

宵『……おいしい、と? 芸人さんじゃないんですから……そ、それで、どこに行くつもりなんですか?』


>>84

1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
(今は市民ホールでは何もやっていません)

4

宵『繁華街と……それでは、29日は家族で予定が入ってますから、5月の連休に』

乙女「3日でいいですか?」

宵『はい。あの、良ければお昼も一緒にいかがです?』

乙女「もちろん。それじゃ当日に……」



休日行動(29日) >>86

・成長行動なら+3
・電話可能:信也、(笙子)

読書

 ~ 古本屋 ~

乙女「……(ぺらり)」

乙女「……」


乙女「(ぼそっ)私とともに死ぬがよい……」

信也「」

乙女「あっ」


MEM +4 休日行動ボーナス+3 合計55

5月第一週の行動 >>89


(今さらですが、平日行動のコンマ値が50以上だと帰宅時に誰かと出会います)

運動

乙女「ぜひゅー……ぜひゅー……」

 走る。走る。これも授業。

 口を開ければ舌が乾く。そう理解していても大量の酸素を求めてしまうのは仕方がない。

乙女(……ああ……これが……『頭はいやがっていても体は正直だな』という……)


 ~ 中学校 ~

宵「……あれ、なぜでしょう。無性にツッコミたい衝動が」



FOR +4 合計24

 ~ 5月3日 繁華街入り口 ~

宵「こんにちは。ふふ、今日も先輩は10分前ですね」

乙女「宵ちゃんも。さて、まずはお昼にしましょ」


どこで何を食べる? または、何か出来事が起きる? >>92

不良バトル

練習用雑魚A「ねえねえ君達、可愛いね。今ヒマ? 良かったら俺達と遊ばない?」

乙女「っ(ビクッ)」

宵「……いえ、今日は久々にふたりで遊ぶために兄さんの誘いも断っているくらいなので。すみませんが」

練習用雑魚B「なんならカラオケ奢っちゃうよ」

宵「聞いてます?」

練習用雑魚C「そんなつれなくしたら傷ついちゃうなぁ。君は来るよね?(ぐい)」

乙女「あっ、や……」

(ガッ)

練習用雑魚C「いてぇっ!?」


宵「逃げますよ乙女さん!」

 ~ 映画館裏の下町通り ~

乙女「はぁ、はぁ……(さすがの宵ちゃん……私、足引っ張っちゃってる……)」

宵「先輩、大丈夫……じゃないですね。しかし、逃げ回っている姿は沢山の人が見てます。時間を稼げば!」

練習用雑魚A「クソ、ただのナンパにそこまで反応しなくてもいいだろ!」

宵「女性の肌に触れるという事がどんなに重いか……わからせてあげます!」


FOR24、強者(宵)が側に居るボーナスで+15

コンマ>>95
39以下なら上手に時間を稼ぐことができる
40以上だと宵に頼りきりになる

おらぁ

宵「我流剣術奥義……」

乙女(バッグから50cmくらいの脇差のような木刀が!?)

宵「六道打突・発破!」

練習用雑魚「ふごっ!」「おがっ!」「げぐっ!?」

乙女「わ……」

宵「先輩、早く離れましょう」


 ~ 映画館前の人混み ~

宵「ふぅ……まさか、あんな前時代的なナンパがまだあるとは」

乙女「あ、あの、宵ちゃん、ごめんなさい……助けてくれてありがとう……」

宵「……い、いえ、乙女先輩が知らない人を苦手にしてるのも知ってますし、守れて良かったというか……」

乙女「本当にごめんなさい……>>97

1.逃げられるくらいには、鍛えます
2.自分の身を守れるくらいには、鍛えます
3.足を引っ張らないように、何かするようにします
4.自由

3

宵「う、う~ん……まあ……はい。先輩の身体能力だと、そうなりますね……いえ、冷静でいいですよ、もし私を守るとか言われてたら怒ってましたし」

乙女「はい……」

宵「こんな状況がそうそう有っても困りますが、もともと私が剣道をやらないのも、流派やら何やらに迷惑かけたくないって理由が大きくて」

宵「ケンカをあらかじめ想定してるって事です」

宵「もしまた同じような事が起きても、何度でも先輩の前に立ちますから(にこっ)」

乙女「宵ちゃん……」


(宵との距離が近くなった)


宵「さて、遊びに行く感じじゃなくなりましたけど……でもすぐに私達の家の方に帰るのは、人通りが少なくなって不安ですね」

乙女「う、うん」

宵「ああいう人達が居そうなゲームセンターはバツとして、カラオケで時間つぶしてから帰るか、それとも映画を見ましょうか」


>>99

1.カラオケボックス
2.恋愛映画を見ていく
3.アクション映画を見ていく
4.子供向けアニメ映画を見ていく
5.映画館・自由

2

乙女ちゃんのヒロイン力高杉

 ~ 映画館 ~

 土足用カーペットというのは、実に不思議な感触がすると常々思う。

 サイズ大のガムシロップをひとつ使い切った甘めのアイスコーヒーを、ストローで舌の上に落としつつ、益体もない事を考えていた。

 なぜなら……

宵「……」

 隣に座っている宵の表情が明らかに不機嫌そうだから。

 もともと細い目がさらに半開きになっているため、捕食する前の獣が狙いを定めているようにしか見えない。

 しかし何が気に触ったのか。

 ストーリーの方は、恋愛対象の男が別の女の子に言い寄られておりヒロインが男の友人に構われているという一種の王道だが……

宵「……あっ……す、すみません」

乙女「あ、うん」

 じっと見ていたら宵自身の表情に気付いたのか、小声で謝ったあと頬を染めて下を向いてしまった。

乙女「……出る?」

宵「いえ大丈夫、最後まで見た方が気分良く出られそうです」

 ~ 帰り道 ~

宵「さっきはすみません。どうも私はやきもちというものが苦手で」

乙女「ああ、それでですか。いえ、私も宵ちゃんに迷惑かけちゃいましたし」

宵「それはいいんですけど……まあ、お互いさまですか」

 苦笑する宵ちゃんを見ていると、もしかして私に気を使っての事なのか……

 最初からおあいこにするつもりで、わざと不機嫌さを出したのかな?と思ってしまう。

宵「そのさっきの事でも思い出しましたけど、流派に入ってないのは、しがらみを防ぐ意味もあるんです」

乙女「なるほど……」

宵「むやみに……誇り?ですとか、そういうのはあまり持ちたくなくて……」

 むやみに執着したくないという事だろうか。


宵「あ、もう乙女先輩の家ですね。では、今日も楽しかったです」

乙女「こちらこそ。帰り、一人で大丈夫……っていうのは聞くまでもないですね」

宵「うふふ。不安でしたら、帰宅後にお電話しますから」


(宵との距離が近くなった)

5月4日の休日行動 >>103

・成長行動なら+3
運動→FOR 24
家事→DEX 66
散策→SEN 85
自習→INT  87
読書→MEM 55
修行→WIL  96

・電話可能:宵、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く:物品をひとつ入手できるほか、コンマ75以上で誰かと会える

買い物

 商店街には昔からの馴染みの店もあるし、最近できた地上・地下の2フロア型ショッピングセンターには色々な店が入っている。

 よほど珍しいものか、あるいは高価なものでもなければ、不便さを感じる事は無い。

乙女「誰かにプレゼントするなら……帰りに公園とかどこか寄った時に、お菓子を出すくらいかな……」

乙女「本なんかも……話題にするには、いいかも……」


何を買う? >>105

1.パワジョイD(状態異常【肉体疲労】を1回、無効化)
2.フロワパフューム(状態異常【精神疲労】を1回、無効化)
3.ヤマカンドリル(第一期中間考査の得点が上がるがINTとMEMが各-6)

4.チョコ包みラングドシャ
5.シュガーラスク
6.ブランデーボンボン
7.ブルーベリータルト(6月第二週の平日行動選択時に腐ります)
8.オレンジマーマレードパイ(6月第二週の平日行動選択時に腐ります)
9.いちご大福(6月第二週の平日行動選択時に腐ります)

A.『身体作りに最適な一日のスケジュール』
B.『追加で一品カンタンごはん』
C.『詩集・剣葉ひとひら』
D.『高校1年生の実用問題集』
E.『コミック・魔樽の拳』
F.『秘書検定2級』

D

乙女(……実用重視で、問題集を)

乙女「と、あそこを歩いてるのは……>>107?」


1.宵ちゃん
2.沙耶香ちゃん
3.可奈さん
4.笙子さん

1

宵「ああ、乙女先輩こんにちは。昨日はありがとうございました」

乙女「こちらこそ。宵ちゃんが本当に頼もしかったです」

宵「そこまで言われると照れますね……」

 一緒に歩いていると、宵のストレートな黒髪がサラサラ揺れる。

 身長149cm。こんな小さな体のどこにあんな力があるのだろうと思うが、やはり日々の鍛錬……

 いや、毎日あの三百段以上の石段あるいは裏の長い山道を往復して学校に通っているのだから、体力があるのも納得できるか。

 プールで見た時も……余分な脂肪の無い二の腕が、小さいのにたくましいと感じたし。

 まあ、胸まで脂肪が皆無なのは少々あわれみを――

宵「ど、どこ見てるんですか先輩」

 恥じらわれた。

 結果オーライ。


>>109
1.談笑して帰宅
2.宵ちゃん、という呼び方を変える(詳細必須)
3.乙女先輩、という呼び方を変えてもらう(詳細必須)
4.沙耶香ちゃんについて聞く
5.その他

手を繋いでみる

乙女「……」

(きゅっ)

宵「え、ええ?」

乙女「……だ、駄目ですか?」

宵「い、いえ、そんなことないです……沙耶香さんとも繋いで帰ったりしてますし」

乙女「良かった」

宵「(ぼそっ)ただ……友達とは違って……」

乙女「?」

 なんだか耳が赤い気がする。

 うぬぼれでなければ……勇気を出して良かった。ということなのだろう。


(勇気を振り絞って、気力が大きく削られた)
WIL -2 合計94


(宵との距離が大幅に近くなった)

(宵に好印象を与えたようだ)

5月5日の休日行動 >>112

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く:物品の購入のほか、コンマ75以上で誰かと会える

こどもの日だから宵ちゃんを愛でよう

 rrr……

彼方『はい龍ヶ崎です』

乙女「もしもし、早乙女です」

彼方『乙女さん。宵ですか?』

乙女「うん」

彼方『うーむぅ……宵は乙女さんほど頭がいいわけではないので、今日は勉強会でもしてもらえませんか? 父の印象も良くすると思って』

乙女「あ、た、確かに……わかりました、中学の教科書持っていきます」

 このところ連続で誘いすぎたかも知れない。

 とはいえ龍ヶ崎家に行けるのだからよしとしよう。

 石段を上り、鳥居の脇を通って、住居のほうへ。

 町の小さな神社にそうそう参拝客が訪れることもなく、今日は龍ヶ崎父は畑に行っているそうだ。

 土間の玄関で靴を脱ぎ、靴箱に入れる。

 神社ゆえに人が集まることも多いため、大きな靴箱が鎮座しているのである。

乙女「お邪魔します」

彼方「いらっしゃいませ。宵はもう大部屋で待ってますからどうぞ……後でおやつでも持っていきますよ」

乙女「ありがとう、彼方さん」


宵「いらっしゃいませ、乙女先輩。すみませんがお願いします」

乙女「ふふっ、任せてください」


何か行動や出来事など >>115

隣に座る

宵「因数分解というのに入ったんですが」

乙女「うん、見ての通り『式を展開する』のと逆のことをするんです。高校でもやってるので、ここで固めておきましょ」

宵「パターンが多くて絞りきれないんじゃないかと……」

乙女(向かいじゃなくて隣に座ってみたけど……これは宵ちゃんにとって普通のことと認識されてる?)

 網戸からのそよ風に吹かれて、宵のシャンプーの香りが鼻をくすぐる。

 自分も女ではあるけれど、やはり女の子とここまで接近すると緊張するものだ。

 今まさに肘と肘がくっついているが……

乙女「……真ん中の、xについてる数よりも、後ろ。xのついてない数が、何と何を掛けたものか……を最初に考えます」

宵「……はい」

 耳が赤くなっているところを見るに、意識してはくれているらしい。

 印象に残る出来事があれば、それだけ勉強した内容も思い出しやすくなるので、これは勉強会としてもいい事なのだ。

 と言い訳してみる。


彼方「麦茶、入りましたよー」

(バッ!)

乙女「ど、どうも……」

宵「ありがとう……」

彼方「?」

(いい学習をした)

INT +3 合計90


(少し、宵との距離が近くなった)

(少し、宵に好印象を与えたようだ)



5月5日の休日行動 >>118

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く:物品の購入のほか、コンマ75以上で誰かと会える

電話 彼方

 rrr……

彼方『はい龍ヶ崎です』

乙女「早乙女です、こんにちは。今日は彼方さんに聞きたいことがあって……」

彼方『おや、どうしました?』

乙女「あの……私の評判って、悪くないですか……?」

彼方『ははは、臆病なとこはそのままですね。大丈夫です、少なくとも私の耳の届く範囲では悪くありませんし……』

 彼方はとても女性的な趣味嗜好を持っており、女子内でも男とみなされる事が少ない。

 加えて非常に親しみやすい人柄から、けっこうな噂話が流れてくるそうだ。


彼方『可奈さんは、まだ親しいとは思っていません。友人未満です。しかし、けして悪くも思われていません』

彼方『笙子さんは、まだ親しいとは思っていません。友人未満です。しかし、けして悪くも思われていません』

彼方『宵は、親友と言えるくらい親しいと思ってます。そして、楽しそうにしてますよ。ご自宅に誘っても断られないでしょう』

彼方『沙耶香さんは、乙女さんに友人のような親しみやすさを感じてます。そして、けして悪くも思われていません』


(宵のデート先に「早乙女家」を選べるようになった)

5月第二週の行動 >>121

運動→FOR 24
家事→DEX 66
散策→SEN 85
自習→INT  90
読書→MEM 55
修行→WIL  94

読書

 静かな図書室に、ページをめくる音だけがこだまする。

 新入生が正式に入った部活動が活発になり、今はあまり図書室の本にまで目が向かないのだろう。

 放課後にここに入った時も人っ子ひとり居なかったし……


MEM +5 合計60


乙女「さて、美化委員の水やりも終わったし、帰ろう……」

>>123「やっほ」

乙女「ひゃう!?」


1.笙子
2.可奈

可奈「ふっ……なかなかの驚きっぷりだね、ハニー」

乙女「か、可奈さん……はぁ~、びっくりしました」

可奈「キミが水かけをしてたのを見て降りてきたんだけど、一足遅かったかな。良ければ一緒に帰らない?」

乙女「うん。わざわざありがとう」

可奈「なぁに、この前はキミから手伝ってくれたじゃないか」


>>125
1.談笑して帰宅
2.可奈さん、という呼び方を変える(詳細必須)
3.ハニー、という呼び方を変えてもらう(詳細必須)

1

可奈「私は、早朝の散歩が好きで……よくこのへんを歩いてるんだ」

乙女「わかります、あの紫色の空とか、朝もやの濃い中を歩いてると、胸が高鳴るような」

可奈「田んぼの水に空が映ったりね。嬉しいな、こういう話をできる人が近くに居て」

 笑って目が細くなると、ますます猫のように感じる。

 今日はふわふわの髪を脇で縛っており、髪型も気まぐれに変えているのだろう。

 気ままに散歩しているという趣味もあるし、笙子とは違う意味で、つかみどころのない子だ。

乙女「私も朝の散歩はしてるんですけど、まだ会ったことは無いですね?」

可奈「そうなの? 最近ではいつごろ?」

乙女「あの風の強い日とか」

可奈「……キミ、あの日にまで外を歩いてたのか……私より散歩に情熱を注ぐ人を初めて見たかもしれないよ」

乙女「えっ」


(少し、可奈との距離が近くなった)

土曜の休日行動 >>128

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く:物品の購入のほか、コンマ75以上で誰かと会える

買い物

 昼過ぎの商店街は、人影がまばらだ。

 塗装の剥げかけた宣伝用プラスチックベンチに座って一息。

 アーケードに流れるポップスは一昔前のもので……明るいけれど、どこか物悲しい気がする。


何を買う? >>130

1.パワジョイD(状態異常【肉体疲労】を1回、無効化)
2.フロワパフューム(状態異常【精神疲労】を1回、無効化)
3.ヤマカンドリル(第一期中間考査の得点が上がるがINTとMEMが各-6)

4.チョコ包みラングドシャ
5.シュガーラスク
6.ブランデーボンボン
7.ブルーベリータルト(6月第三週の平日行動選択時に腐ります)
8.オレンジマーマレードパイ(6月第三週の平日行動選択時に腐ります)
9.いちご大福(6月第三週の平日行動選択時に腐ります)

A.『身体作りに最適な一日のスケジュール』
B.『追加で一品カンタンごはん』
C.『詩集・剣葉ひとひら』
E.『コミック・魔樽の拳』
F.『秘書検定2級』

乙女(礼儀作法……あまり使わないようなものが多いけれど)

乙女(むしろ、「変に礼儀を求めるような人」から無用な喧嘩を買わないように……というのが大きいかな)

乙女(心に、ゆとりを。)

乙女「あっ……こんにちは、>>132

1.宵ちゃん
2.沙耶香ちゃん
3.可奈さん
4.笙子さん

2

沙耶香「こんにちは、センパイ!」

乙女「買い物?……じゃないみたいですね」

 動きやすそうなジャージ姿がとても似合う、白すぎず焼けすぎてもいない健康的な肌だ。

 宵よりわずかに高い身長だが、平均よりは低い……

沙耶香「いえ、今日は役場前で苗や種の特売があるので、買い物といえば買い物かもしれないです」

乙女「ああ、JAの……それでその格好を。似合ってますね」

沙耶香「えへへ、そうですか? ありがとうございますっ」

乙女「私も一緒に見に行っていいですか?」

沙耶香「え、はい! もちろんですよ~」


>>134
1.普通に話す
2.電話番号を交換する
3.沙耶香ちゃん、という呼び方を変える(詳細必須)
4.センパイ、という呼び方を変えてもらう(詳細必須)
5.その他

乙女「イチゴの苗か……」

沙耶香「あ、イチゴでしたら一株わけましょうか? うちの玄関前にたくさんあって」

乙女「玄関前!?」

沙耶香「はい、排水溝の冷たさと湿度がちょうどよく作用してるのか、毎年ずらっと並ぶんです」

乙女「それはどうなのか……でも、そこに集中して咲いてるって事はそうなんでしょうね……」


乙女「……あの、沙耶香ちゃん。良ければ、電話番号……交換しませんか?」

沙耶香「え、本当ですか!? わーい、ありがとうございます!」

乙女「(現実でわーいって喜ぶ子、初めて見た……)そ、そこまで喜んでくれると、こっちも嬉しい……です」

沙耶香「良ければ今度、遊びに誘ってください」


(少し、沙耶香との距離が近くなった)

日曜の休日行動 >>137

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く:物品の購入のほか、コンマ75以上で誰かと会える

乙女「もしもし、早乙女ですが……」

宵『乙女先輩。お元気そうで良かったです、本日はどんなご用で?』

乙女「ええと……」


>>139
A.龍ヶ崎家
B.早乙女家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

3

宵『公園いいですね。私も一度行ってみたいと思ってたんです、乙女先輩の高校も近いですし……』

乙女「ランニングしてる人もけっこう見かけます」

宵『あれ、それじゃ一緒に運動するんですか?』

乙女(えっ……ど、どうしよう……)


>>141
1.走りましょうか
2.体操くらいで
3.さ、散歩に……
4.美術館を見ようかと……
5.その他

2

宵『わ、もちろんいいですよ、すごく嬉しいです』

乙女「土曜でいいですか?」

宵『はい。いつもお誘いありがとうございます』

(カチャ)

乙女(そんなに私と一緒に運動したかったんだ……)



乙女「さて、第一期定期考査まであと2週間。楽勝とは思うけど……」

※今月末はテストがあります、平日行動や休日行動が潰れたりはしません


5月第三週の行動 >>143

運動→FOR 24
家事→DEX 66
散策→SEN 85
自習→INT  90
読書→MEM 60
修行→WIL  94

家事

 祖母が昔使っていた部屋を整理するというので、その手伝いをしていた。

 障子越しとはいえ、長年日光を受け続けてきたビニール袋は、触っただけでパリパリと崩れてゆく。

 パッケージの中で風化したお菓子、引っ張っただけで千切れる服など、段ボールにまとめて車に積む作業。

乙女(もともと胃を切除してて寿命は長くない人だったようで……私が物心つく前に亡くなったから、よくは知らないけれど)

 見たところ趣味のような品も無い。

 なんだか……人となりが見えてこない部屋だった。

 自分の欲は考えず、夫を支えることだけに専念したのだろうか……?


 母の車でプール横を過ぎ、このあいだ宵と来た時のことを思い出しつつ、焼却処理場へ。

 筋肉の無い自分にはきつい作業だが、なんとかすべて捨て終えた。


DEX +3 合計69

 ~ 5月第三土曜 自然公園 ~

宵「お待たせしました、先輩。出がけに郵便を受け取っていて遅くなっちゃいました」

乙女「なんの、それでもまだ5分前です」

宵「ふたりで同時に着くのがベストなんですけどね……じゃ、屈伸から始めましょう」

乙女「わあ、宵ちゃんすっごくやる気」


自由安価 >>146
(行動、出来事、こちらからの呼び方を変える、宵からの呼び方を変えてもらう、etc.)

お姉ちゃんとか呼んでみて欲しいな

宵「……」

乙女「……」

宵「……」

乙女「……その、無理なら」

宵「……はっ! す、すみません、ちょっと意識が飛んでました。いえ、大丈夫です。では……」


宵「おねえちゃん……」

乙女「……うん」

宵「ほ、本当にこれでいいんですか? ……じゃあ、軽く川ぞいを歩きましょうか……お姉ちゃん」

 もうあたたかいとあって、半袖の体操服を着ている宵。

 柔らかいコットンの合成生地が、しなやかな宵の肩に合わせて伸び縮みする。

宵「すっかりあったかくなりましたね。向こう岸のツツジも、じきに満開になりそう」

乙女「本当に。虫も出てきちゃうけど……」

宵「あはは……それはまあ、網戸をしっかり直しておくくらいしか」

 一度つないだのだし断られることは無いと思うけれど、やはり手をつなぐのは勇気がいる。……汗もかいている事だし。

 宵の方を見る。

 低い身長でこちらを見てくるので、自然と上目遣いになりがちだ。

宵「えっと……お姉ちゃん?」

乙女「……うん。……宵ちゃんと一緒に歩けて、平和だなって」

宵「うふ、そうですね」

(宵との距離が近くなった)

(適度な運動をした)

FOR +1 合計25



乙女「ふぅ、楽しかった……」

乙女「来週は定期考査前……宵ちゃん真面目だし、遊びには行けないかも……?」


日曜の休日行動 >>150

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く:物品の購入のほか、コンマ75以上で誰かと会える

買い物に行こう

乙女(テスト明けにゴミゼロ運動もあるから……)


何を買う? >>152

1.パワジョイD(状態異常【肉体疲労】を1回、無効化)
2.フロワパフューム(状態異常【精神疲労】を1回、無効化)
3.ヤマカンドリル(第一期中間考査の得点が上がるがINTとMEMが各-6)

4.チョコ包みラングドシャ
5.シュガーラスク
6.ブランデーボンボン
7.ブルーベリータルト(6月第四週の平日行動選択時に腐ります)
8.オレンジマーマレードパイ(6月第四週の平日行動選択時に腐ります)
9.いちご大福(6月第四週の平日行動選択時に腐ります)

A.『身体作りに最適な一日のスケジュール』
B.『追加で一品カンタンごはん』
C.『詩集・剣葉ひとひら』
E.『コミック・魔樽の拳』

*.物拾い用の鉄ばさみ

A

乙女(21時以降の食物摂取は厳禁……朝や昼は満腹になってもよし、むしろ食べなければいけない……)

乙女(朝の体操は効果的……)

乙女「この本は良いかも」



5月第四週の行動 >>154

運動→FOR 25
家事→DEX 69
散策→SEN 85
自習→INT  90
読書→MEM 60
修行→WIL  94

散策

 ふと、草木も眠る丑三つ時に目を覚ました。

 目覚めた脳みそは、どういうわけか明晰。とても眠れそうにない。


 玄関のドアを開けた瞬間の冷たい空気が、とても心地よく感じる。

 春とはいえ半袖ではまだまだ肌寒い日があるものの、今の自分にはそのくらいでちょうどいい。

乙女「んしょ」

 車庫の屋根に上り、白く塗装された鉄骨の上に体を横たえた。

 火照った体に夜の冷たさが染みこんでゆく。

 星空を見上げながら、そのまま夜風を味わい続け……

 気付くと、空はだんだん紫色に変わり、日が目覚めようとしていた。


SEN +4 合計89

乙女「さ、来週はテスト、そのあと美化委員会の活動」


土曜の休日行動 >>157

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く:物品の購入のほか、コンマ75以上で誰かと会える

自習

乙女(化学反応式ばかりは、全部暗記するしかないけれど)

乙女(ある程度、理屈をわかっていれば推理できる問題もある)

乙女(こうして調べていくと、本当に中学の理科は「なぜ?」「どうして?」に答えていない内容だったんだなぁ……)


INT +4 +3 合計97


(テスト期待値が上がった)


日曜の休日行動 >>159

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く:物品の購入のほか、コンマ75以上で誰かと会える

自習

 市立図書館は、普段と変わりない。

 ドアの隙間からうっすら遠くの子供達の声もするし、窓の外では強風に煽られた木々が激しく自己主張する音も聞こえてくる。

 ただ、そんな『いつも通り』は嫌いではなかった。

 基礎の基礎を固めるため同じような問題だろうとどんどん解いてゆく。

 パターンに落とし込むにも、おおよその傾向を感覚で掴む事は無駄にならないのだから……


INT +5 +3 合計105


(テスト期待値が上がった)

※補正はだんだん下がっていきます。
例:3年の国語はMEM×0.5+SEN×0.3+コンマ×0.3。
簡単すぎる? 乙女ちゃんの初期値が高すぎたのだよ……


国語 MEM×0.8(48) + SEN×0.6(53) + コンマ×0.5
(基準が99オーバーしました。このレスのコンマ末尾0で98点、末尾1で99点、その他は満点になります)

数学 INT×1.1(116) + WIL×0.5(47) + コンマ×0.5
(テスト前の自習2回により、INT×0.9が1.1に増加)
(基準が110オーバーしました。満点になります)

理科 INT×0.8(63) + MEM×0.8(48) + コンマ×0.5
(テスト前の自習2回により、INT×0.6が0.8に増加)
(基準が110オーバーしました。満点になります)

社会 MEM×0.9(54) + WIL×0.5(47) + コンマ×0.5
(基準が99オーバーしました。>>162のコンマ末尾0で98点、末尾1で99点、その他は満点になります)

英語 INT×0.4(39) + MEM×0.4(24) + SEN×0.4(34)= 97


美化委員会の活動で可奈と一緒になるけれど……帰りがけに何か聞いてみる? >>162

1.好きなもの嫌いなものを聞いてみる
2.電話番号を聞いてみる
3.可奈さん、という呼び方を変える(詳細必須)
4.ハニー、という呼び方を変えてもらう(詳細必須)
5.自由会話

ダーリンって呼んでみていい?

 ~ 役場から続く遊歩道 ~

可奈「テストも終わったし、しばらくはのんびりさせてもらおう。気を張ってばかりじゃ疲れるしね」

乙女「可奈さんも緊張するんですか?」

可奈「ははは、そりゃあまがりなりにも『試されてる』わけだから。あまり期待されるのは好きじゃないけど……キミはどう、自信は?」

乙女「……ほぼ満点だと」

可奈「おお……それは凄い。自信があるなら、私には遠慮しなくていいんだよ? ねたむような狭い心は持っていないさ」

乙女「あ、ありがとうございます……」


(心持ち、可奈との距離が近くなった)

 しばし沈黙の時が続く。

 今日は可奈の髪はポニーテールのように高い位置でしばられており、歩くたびに揺れていた。

 しかし見入っていては分かれ道に着いてしまう。

乙女「……あ、あの」

可奈「ん? なんだい」

乙女「ダーリンって呼んでみていい?」

可奈「……」


可奈「なるほど、恥じらいのチキンレースか。なかなか大胆に攻めてくるね……いいよ、呼んでみて」

乙女「ダーリン……」

可奈「ハニー」

乙女「あ、あう……」

可奈「フッ……」


(心持ち、可奈との距離が遠ざかった気がした)

 ~ 5月31日 自宅前 ~

(ピンポーン)

乙女「はいはい……(ガチャ)」

宵「こんにちは、乙女先輩……いえ、お姉ちゃん、でしたっけ」

乙女「宵ちゃん。こんにちは~」

宵「今日はお姉ちゃんの誕生日ですから……はい、プレゼントです」

乙女「わわ、ありがとう。上がっていきます?」

宵「そうしたいところですけど、今日はお使いが残ってて。またこちらからも電話します」

乙女「そっか、わざわざ本当にありがとう。またデートしましょ」

宵「はい……うふふ」


乙女「チョコレートだ……嬉しいな」

早乙女・乙女 5月31日生まれ 16歳 女(戸籍上)

FOR 25
DEX 69
SEN 89
INT  105
MEM 60
WIL  94

龍ヶ崎 宵(親友)
物部 沙耶香(友人)
木肋町 可奈(知人)
?? ??
鬼怒川 笙子(知人)
?? ??

所持品:
『身体作りに最適な一日のスケジュール』
『高校1年生の実用問題集』
『秘書検定2級』

 ~ 成績発表 ~

女子A「スッゲー……4科目で満点取ってる。早乙女乙女……隣のクラスか」

女子B「社会も98点で二位……早乙女さん、すごく頭良かったんだねぇ。今度は一緒に勉強しようよ」

乙女「う、うん……」

笙子「も~、かわいいっ(ぎゅっ)」

乙女「ほみゅ」


男子A「……頭脳明晰な守ってあげたくなる系、破壊力がヤバいな」

男子B「小動物見てるみたいだ。これが萌えか」


6月第一週の行動 >>168
運動→FOR 25
家事→DEX 69
散策→SEN 89
自習→INT  105
読書→MEM 60
修行→WIL  94

散策

 朝の日差しがチリッと首筋を焼く。

 ほんのりと汗が出てくることがわかる程度の暑さだが、もう春も終わりなのだという事を実感させてくれる。

 これから雨が多くなるが……その雨も、けして悪いものではないと思えるようになってきた。


SEN +4 合計93


乙女(あっ、あの後ろ姿は……)

>>170
1.宵ちゃん?
2.沙耶香ちゃん?
3.ダーリン(可奈さん)?
4.笙子さん?

5.す、すみません人違いでした

1

乙女「宵ちゃん、今帰りですか?」

宵「あ、こんにちは先輩」

乙女「……お姉ちゃんじゃないの?」

宵「ええー……高校生の姿もちらほら見えますし、私がお姉ちゃんって言ったら、兄さんの方と乙女先輩との仲を邪推されませんか?」

乙女「ああ、なるほど」

宵「二人の時は……はい」

乙女「うん……」


乙女「そ、そうそう、こんな本を買いました、『身体作りに最適な一日のスケジュール』」

宵「見てもいいんですか? ……へえ……これは結構いいですね。理にかなってますし、私もやってみたいです」

乙女「良ければ貸しましょ」

宵「え、いいんですか? ありがとうございます!」


(少し、宵との距離が近くなった)

(一緒に同じ事をし、報告し合える仲間を得て、体力づくりの効果が上がった)

FOR +1 合計26

土曜の休日行動 >>173

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く

 rrr……

彼方『はい龍ヶ崎です』

乙女「もしもし、早乙女です」

彼方『はい、少々お待ちください』

乙女「え? ……あ、うん、確かに宵ちゃんへの用件ですけど」

彼方『でしょう? そうそう、このあいだ宵の勉強を見てもらったじゃないですか。あれで乙女さんに作っていただいた例題がひとつそのまま出たみたいで』

乙女「あら偶然」

彼方『全体の点数も良かったですし、父の乙女さんへの印象が元々高かったところさらに良くなってます。いつでも遊びにおいでください』

宵『もしもし、お電話代わりました』

乙女「こんにちは、宵ちゃん。さっそく電話しちゃいました」

宵『うふ、嬉しいです。どこに行きますか、お姉ちゃん』

 ガタン! と電話口の宵の後ろで何かがつまづく音がした。

 まあ気にしなくとも良いだろう。


>>176
A.龍ヶ崎家
B.早乙女家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

繁華街

宵『わかりました、それじゃ明日お昼前に』

乙女「うん、一緒に食べましょ」

宵『あ! この前、一緒に勉強したときの問題、テストであのまんまのが出まして』

乙女「ああそれ、彼方さんにも聞きました。良かったです」

宵『本当にありがとうございました。ところでお借りした本の内容を実践したんですけど――』


(心持ち、宵に好印象を与えたようだ)

(お互い報告して、スケジュールの緊張感を維持した)

FOR +1 合計27

 ~ 6月第一日曜 繁華街入り口 ~

乙女「待った?」

宵「いえ、ちょうど今来たところです」

乙女「……ふふ、わかってますね宵ちゃん」

宵「お姉ちゃんこそ。こういうの一度は言ってみたかったんですよ」


どこで食べる? または、何か出来事が起きる? >>179
1.そこのハンバーガー屋
2.そのへんのファミレス
3.駅ビルのお好み焼き屋
4.デパ地下のピザ屋
5.下町側の軽食喫茶
6.その他

2 あーんとかしてみたいな

 ~ ファミリーレストラン「イセノヤ」 ~

宵「んー……」

乙女(あーん、をするなら、まずはメニューを違うものに……どきどきどきどき……)

宵「……お姉ちゃん?」

乙女「は、はい!」

宵「そんなに緊張しなくても。一緒におやつとか食べてたのと同じです(くすくす)」

乙女「あうっ、うん」

宵「今日はスパイシーな気分ですし、手羽先のピリ辛揚げと、カルボナーラを」

乙女(迷わない! 男らしい! ……迷ってくれたらもう片方に決められたけど、宵ちゃんの食べそうなものは……わからないなぁ)


>>181
1.エビグラタン
2.ミートドリア
3.オニオングラタンスープ
4.白身魚のムニエル
5.ハンバーグステーキ
6.食事は自分の好きなものを頼んで、デザートまで待つ
7.その他(ファミレスにありそうなもの)

1 しっかりふーふーしてあげよう

宵「沙耶香さんは私よりテスト良かったです――」

乙女「そうですか? 宵ちゃんも理解力はあると――」

店員「お待たせしました」


乙女「あれ、私の方が先に来ちゃいました」

宵「グラタンが先にって珍しいですね。あ、私はおかまいなく、あたたかいうちにどうぞ」

乙女「(あれ……チャンス?)じゃあ……いただきます」

乙女(熱い!)

(ふー……ふー……ふー……ふー……)

乙女「あ、あの……良ければ……食べます?」

宵「えっ」

乙女「あ……あーん……」

宵「…………」

乙女「…………」

宵「(ぱく)」

乙女「!」

宵「わ……私、海産物って、好きなんです」

乙女「そ、そうですか、良かった」

乙女(宵ちゃん、また顔を耳まで赤くして、目線をさまよわせてる……たぶん、私も赤くなってるけど……)


(勇気を振り絞って、気力が大きく削られた)
WIL -2 合計92


(宵との距離が大幅に近くなった)

(宵に好印象を与えたようだ)

乙女(すでにやりきった充足感があっても、これからが本番)

宵「……」

乙女(……宵ちゃんもまだ照れてるけど)


どこへ行く? >>185
1.映画館でアクション映画を
2.映画館で子供向けアニメ映画を
3.ゲームセンター
4.カラオケボックス
5.映画館・自由

4

宵「い、いいですね! 思いっきり声を出せますし」

乙女「それじゃ……2時間くらいで」


宵「そういえばこういう所に来るってことは、お姉ちゃん歌は得意ですか?」

乙女「うん、リズム取るのとか得意です」

≪SEN 89≫


乙女(最初はちょっと古いけどよく知られてる、熱くてノリのいい曲を)

宵「おお……」

乙女(良かった、反応はいいみたい)

乙女(さて宵ちゃんの選曲は?)

宵「♪~」

乙女(こ、これは! 熱いラブソングなのに、ギャグアニメの主題歌になってしまった事で一躍ネタ曲に躍り出た伝説の!)

乙女(しかもモニタの映像がまさにそのアニメ!? 歌ってる内容はラブソングだけど!? しかもうまいけど! これはどう受け取ればいいの!?)


>>188
1.上手だと褒める
2.熱いねとサムズアップする
3.……告白? と上目遣いで問いかける
4.音を立てて息を吐き、ゆっくり腕を下ろし、スカートのジッパーから何かを取り出す(要追記・取り出すブツ)
5.その他

こっちもラブソングでお返ししよう

乙女「……えと」

宵「……」

乙女「じゃあ、これで(ピッピッ)」

宵「?」

乙女(なんだか最近、精神力がどんどん削られてるような気もするけど……全力で歌う)

乙女「♪~」

乙女「あなたがそこに居るだけでこの胸は 軽く弾むのです」


宵「……(あわわ)」

乙女(なんか泡くった顔してる! 選択肢間違えたかな……あ、でもすごく照れてる)

宵「ええっと……お上手、でした、よ?」

乙女「う、うん。宵ちゃんも、熱くて良かったと思います」


(勇気を出して、気力が削られた)
WIL -1 合計91

(宵に好印象を与えたようだ)

乙女(けっきょく2人とも照れっぱなしだった……)

宵「今日はありがとうございました。ぜひまた誘ってください……」

乙女「うん。また一緒にどこか行きましょう」


6月第二週の行動 >>191
運動→FOR 27
家事→DEX 69
散策→SEN 93
自習→INT  105
読書→MEM 60
修行→WIL  91

修行

 ~ 龍ヶ崎家裏 ~

乙女(久しぶりだけど、滝の様子はと)

乙女「……ん、夏になって草が伸びたから、金網も見えなくなった」

乙女(安全面に配慮して、木の枝とかをせき止める金網を付けてあるらしいけど……冬の間はそれが丸見えで情緒が無いんだよね)


(ドドドドドドドド)

乙女(社会で生きてゆく上で、理不尽と感じる事はたびたび起こる)

乙女(それらすべてに腹を立てていては、安寧は逆に遠ざかる)

乙女(痛みに逆らわず、同化するように……)


乙女(……でも、キラークイーンとか持ってたら証拠を残さず殺人もできるわけで……吉良の異常性はスタンドを持つ前からあったとしても)

乙女(もしかしたらスタンドがさらに嗜好を後押しする結果になったのかも、と予想することもできそう……)


WIL +3 合計94 (すごく雑念が入った)

≪WIL50以上のため、初期好感度ボーナスがつきます≫


 禊用の白装束を脱いで体を拭いている時、音もなく襖が開いた。

??「あっ……」

乙女「あ……」


乙女(良かった! 下半身は隠しておいて本当に良かった!)

??「ごめん。人が居るとは思わなかった……あまりに静かだったから」

乙女「いえ、大丈夫です、女同士ですし」

??「……あなたが冷静で、心の広い人で助かった。今の言い訳も、聞き苦しかったことと思う。ぜひお詫びをしたい」

乙女「へっ?」

深雪「私は骨原 深雪(こつはら みゆき)。この神社の石段を降りて、まっすぐ行った突き当りの郵便局の隣の三叉路商店の娘」

乙女「ああ、はい知ってます」

深雪「何かおやつでも御馳走したい」

乙女(ど、どうしよう……)

乙女「>>194

1.それじゃあ、お言葉に甘えて
2.また今度ということで
3.自由

1

 深雪の表情は、あまり動かない。

 もしかしたら何か怒っているのだろうか?とも思ったけれど、ペコペコと頑張って謝ろうとしているのは伝わってきたし……

 そういう子なのだろう、たぶんそれで苦労しているんじゃないか、と思うと、何か可愛く見えてきてしまうのだから私にも困ったものだ。

 先を歩く深雪の、長くて量感のある黒髪をひとつにまとめた尻尾が揺れるところを見ながら追いかけた。


 ~ 三叉路商店 ~

深雪「座って。お茶を淹れる」

乙女「うん」

 灯油の小缶だろうか、座るのにちょうどよいサイズの鉄の缶の上に座布団を乗せてあるので、遠慮なく座らせてもらう。

 照明を最小限にしているのだろう店内は薄暗く、神秘的だ。

 入り口近くに敷き詰められた駄菓子のボックスは懐かしく、手が伸びようとするのを抑えるのも大変である。

深雪「お待たせした。……あ、椅子の方に座ってくれて良かったのだけど」

乙女「えっ、あ。よく見れば椅子ありましたか、すみません」

 店の障子を開けてすぐの畳部屋で、深雪がポットからお湯を注いでいるのが見えた。

 そういえば、ここで御老人達が集まって話をしていた光景をよく見た気がする。

 しかし……今ほとんど御老人達の姿を見なくなったという事は、あまり、そこを尋ねてはいけないのだろう。


 柿の木の皿に乗せられた麩菓子をつまみながら濃い緑茶を味わう。

深雪「改めてありがとう。怒らずにいてくれて」

乙女「えっ、そんな、と言うかお礼って」

深雪「あの場面では、普通パニックになる。神主さんが飛び出してきたかも知れない。あなたは冷静に応えてくれた。それは敬意を表するにふさわしいこと」

乙女「お、おふ……恥ずかしいです」


深雪「ところで、見覚えがあると思った。あなたはもしかして、私と同じ高校に通っている?」


(商店を知ったため、自動的に【骨原 深雪】の電話番号を得た)

土曜の休日行動 >>198

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、深雪、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く

沙耶香

 rrr……

沙耶香『はい、物部です』

乙女「もしもし、早乙女と申しますが」

沙耶香『わわ、乙女センパイ!? 本当に電話してくれたんですね、ありがとうございますー!』

乙女「あはは、そんなに喜んでくれると、こちらこそありがとうって言いたいです」

乙女(どこかに誘おうかな……?)


>>200
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

沙耶香『プールですか? はい、いいですよー。あれ、あそこはタオルレンタルしてましたっけ』

乙女「うん、この前は百円で借りられたはず」

沙耶香『なんだか懐かしいです、小学校の時に行ったのが最後ですから……楽しみにしてますね!』

乙女「それじゃ、明日の午後2時に」


明日着ていく水着 数字に続けて内容の自由指定も可 >>202
1.無難に
2.セクシーに
3.清楚に

4.学校指定
5.キワモノ(貝殻とか)

2

 今さらながら、自分でも危ない橋を渡っているとは思う。

 医学的に言えば機能は無きに等しいとはいえ、血が集まることがある以上、バレてしまえば周囲の女性に身の危険を感じさせることはあるだろう。

 さいわい今回も特に事件は無く、着替え終えた。

沙耶香「お、おおー……背中が全開ですねー。胸側も靴紐みたいに繋ぐタイプの。センパイの普段とのギャップが、いえ、ステキですよ?」

乙女「そう言う沙耶香ちゃんは、白のワンピースですか。シンプルだけど可愛いです」

沙耶香「透けないような二重構造なんで、よく見るとちょっと厚みがありますけど。もともと泳ぐのは速くないですから、抵抗とかは考えてないです」

乙女「なら、浮き輪でも借りて、流れるプールをぷかぷか周りましょうか」

沙耶香「いいですね! レッツゴーです!」


自由安価 >>204
(行動、出来事、こちらからの呼び方を変える、宵からの呼び方を変えてもらう、etc.)

いつの間にか水着(下)が脱げてる

乙女「……(ぷるぷるぷる)」

沙耶香「センパイ!? どうしました、顔が真っ青ですよ!?」

乙女「み、水着……ほどけちゃって……」

沙耶香「!? わ、わかりました! センパイはそこで浮き輪を持っててください!」

乙女「うぅ~……」


沙耶香「センパイ! これですよね!?」

乙女「さ、沙耶香ちゃぁん……(ぐすぐす)」

沙耶香「はい、どうぞ。誰も見てませんですから」

乙女「ありがとう、ほんっとに、ありがとう(ひしっ)……もうダメかと思った……!」

沙耶香「センパイ……大丈夫です、もう大丈夫ですからね……プール、上がりましょう」

 ~ シャワー室 ~

沙耶香「(ぽんぽん)怖かったですよね……もう、大丈夫……心配いらないですよ」

乙女「沙耶香ちゃん……ぐすっ……ありがとう、落ち着きました」

沙耶香「怖さで血の巡りも悪くなっちゃったんですね、すっかり体も冷えちゃってます。はい、お湯出しますから背中むけてー」

乙女「え、じ、自分でできます」

沙耶香「無理しないでください、まだ誰かと一緒にいたほうがいいです。ほらシャンプーつけますですよー」

乙女「あう……」


乙女(年下の、身長も低い子に、思いっきり慰めてもらって何から何までお世話してもらっちゃった……)

沙耶香「忘れ物はありませんかー?」

乙女「うん……すみません沙耶香ちゃん、せっかく来てもらったのにこんな事させちゃって」

沙耶香「いいんですよ、むしろ私はセンパイのために何かする事ができて嬉しかったですから!」

乙女「沙耶香ちゃん……ありがとう」

沙耶香「えへへ……もし良ければ、またどこかに誘ってください!」


(とても強い恐怖により、しばらく周囲の視線を無意識に避けるようになり、注意力が削られた)
SEN -3 合計90


(沙耶香との距離が 超 近くなった)

6月第三週の行動 >>208

運動→FOR 27
家事→DEX 69
散策→SEN 90
自習→INT  105
読書→MEM 60
修行→WIL  94

修行

 龍ヶ崎家の父、兄、妹とともに火を見つめている。

 祓いの祝詞の中で炊き上げされる人形達。

 余分な事は考えず、ただ送り出すつもりで見ていればよいとの事で、なるべく哀れみも悲しみも持たないようつとめている。

乙女(何も考えないって、逆につらくないかな)


WIL +5 合計99



乙女(美化委員の水まき完了、さあ帰ろう)

乙女(あ、あれは)

>>210
1.宵ちゃん
2.沙耶香ちゃん
3.ダーリン(可奈さん)
4.笙子さん
5.深雪さん

1

宵「そろそろ学校でもプール授業が始まるけど大丈夫ですか?」

乙女「ああ、沙耶香ちゃんから聞きました? もう大丈夫ですって。……それに、高校ではそもそもプール授業ないですし」

宵「え、そうなんですか」

乙女「もしかしたら、やってる所もあるかも知れないですが」

 乙女の通う高校にはプール自体が存在していない。

宵「それはそれで、なんだか残念なような」

乙女「やっぱり運動好きな宵ちゃんは、水泳の授業も好きだったり?」

宵「はい。それに学校のプールってどことなく特別な感じがして――」


(体力づくりをお互い報告して、スケジュールの緊張感を維持した)
FOR +1 合計28


何を話そう? >>212
1.好きなもの嫌いなものを聞いてみる
2.誕生日を聞く
3.宵ちゃん、という呼び方を変える(詳細必須)
4.お姉ちゃん、という呼び方を変えてもらう(詳細必須)
5.自由会話

授業ないのに学校指定の水着はあるのか

5 もっと泳ぎたいのに下手だからと話を広げる

乙女「授業はともかく、ただ泳ぐのは好きなんです。宵ちゃんに教えてもらった平泳ぎで、100メートル楽に泳げたこともあって好きに」

宵「……好き……好き……(ぶつぶつ)」

乙女「……宵ちゃん?」

宵「は、はい! ああ、はい。お役に立てたなら嬉しいです」

乙女「もっと泳ぎたいとは思うんですけど、まだあまり練習も重ねてないですから」

宵「それじゃ、本格的に夏になったら海に行きませんか? 波はありますが、浮きやすいですよ」

乙女「あっ、確かにそうですね。塩水だから……宵ちゃん、勉強してるじゃないですか」

宵「えっ」

乙女「えっ? ……浮きやすいって、比重とか考えてじゃなく、もしかして経験則?」

宵「……はい(ずーん)」


(少し、宵との距離が近くなった)

(心持ち、宵に好印象を与えたようだ)

土曜の休日行動 >>215

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、深雪、彼方、信也、(笙子) ※(追記でデート先の指定も可)

・買い物に行く

 rrr……

宵『はい、龍ヶ崎です』

乙女「もしもし、乙女です、こんにちは」

宵『あっお姉ちゃん。いいタイミングでした、ちょうど休憩に入ったとこです』


>>217
A.龍ヶ崎家
B.早乙女家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール) ※(水着選択はできません、無難一択になります)
8.遊園地

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

8

宵『ううっ……楽しみです』

乙女「な、なんだか色々な感情が混ざった声がしたけど、大丈夫ですか?」

宵『いえ、お姉ちゃんは気にする必要はないですよ。ほんと、楽しみですから』

乙女「そう? ……じゃあ、明日は10時に神社前のバス停で」


 明日のための支度を整えていて、ふと財布の中身に気付いた。

 いかに小さい遊園地とはいえ入場料だけでも千五百円、往復のバス代もかかる。

 今月はただでさえカラオケボックスとプールに行っていたのに。

乙女(これか……宵ちゃんがうめいてたのは!)


(状態異常【金欠】になりました)
(月が替わるまで買い物ができず、デート先も限定されます)

 ~ 6月第三土曜 遊園地ゲート ~

宵「遊園地も久しぶりです。あ、私は絶叫マシンも平気ですよ。何から乗りましょう」

 小さな体がよく跳ねる。

 普段は落ち着きのある宵ちゃんだが、今日はテンションが上がっているらしい。

 言葉通りジェットコースターを予想してきたのか、服は半袖ブラウスの上にサスペンダーつきのデニムスカート、髪も後ろで三つ編みにしてきている。

乙女「ええっと……じゃあ」


>>220
1.メリーゴーラウンド
2.コーヒーカップ
3.遊覧ライド(スモールワールド的なもの)
4.観覧車
5.ホラーハウス
6.スピード型コースター
7.落下型コースター
8.ボート
9.ゴーカート
0.その他

3

宵「ここは……なんでしたっけ。小学校の頃に来たっきりで、記憶が曖昧ですね」

乙女「水上をボートのように渡っていくアトラクションです。水の下にレール見えちゃってますが」

宵「そのへんは仕方ないかと……」


アナウンス「もし遊覧区域を外れてこちらのルートに行ってしまった場合、救命隊に見えるように両手を上げて振ってください!」

宵「……」

乙女「(ぼそり)口にしちゃダメです宵ちゃん、子供も居ますし」

宵「(ぼそり)前半ルートで滝の見える所を通るのも……フラグですね」


 ~ 満喫中 ~

宵「滝から落ちて戻ってくるんだろうってわかってても面白かったです」

乙女「あそこの角度は30度にも満たないそうですが……45度以上あるように感じますよね」

宵「うーん、これが演出の妙ですか」

宵「クラブサンドも美味しかったです、次はどこに行きましょう?」

乙女(掴みはオッケー……宵ちゃんのお財布的にも、そろそろメインでいいはず)


>>223
1.メリーゴーラウンド
2.コーヒーカップ
4.観覧車
5.ホラーハウス
6.スピード型コースター
7.落下型コースター
8.ボート
9.ゴーカート
0.その他

宵「こ、これは……!」

乙女「並んでる間も、声で迫力を感じますね……!」

宵「楽しそうな声より悲鳴の方が多いとなると、スッゴク期待できます!」

乙女(気絶しませんように……)


(ガッタンガッタンガッタンガッタン)

宵「これですこれ……この徐々に頂点に近付いてゆくメリハリ、ゆっくりからの急転直下……」

乙女(来る……来る……来る……)

(グアッ!)

宵「わーぉーーーーー!!」

乙女「……!!! !!!(声にならない)」


≪FOR 28≫


乙女「……(くたっ)」

宵「歩けますかお姉ちゃん?」

乙女「な、なんとか……ごめんなさい宵ちゃん……」

宵「いえいえ。あ、そこにベンチがありますよ」


さて、何が起きたか >>226
1.宵の肩に寄りかかって休む
2.宵の肩を枕にしたら寝てしまう
3.肩に乗せるつもりが行き過ぎて膝枕
4.その他

3

宵「!?」

乙女「あ……ごめんなさい、今どきま」

(ぐっ)

宵「い、いえ、そのままで。無理しないでください、しばらくこのまま休んでましょう」

乙女「いいの……? ごめんね、ありがとう……」

宵「はふん……」


乙女「今日はごめんなさい、なんだか、恥ずかしいことも」

宵「いえ滅相も無い、むしろご褒ゲフンゲフン、とっても楽しかったですから」


(宵との距離が大幅に近くなった)

(宵にかなりの好印象を与えたようだ)

今さらで申し訳ありませんが、文中で「通ってる高校」「乙女先輩の高校」等の記述をするのも冗長に感じてきたので
高校の正式名称を決定します
>>229
「○○高校」または「○○学園」、特に記述が無ければ後ろに「高校」が付きます


6月第三週の行動 >>230
運動→FOR 28
家事→DEX 69
散策→SEN 90
自習→INT  105
読書→MEM 60
修行→WIL  99

花丸

修行

乙女「うわっ……本物の藁人形?」

龍ヶ崎父「この山も広いからねぇ……なかなか見回ることもできないし、全域を囲う監視カメラなんていくらかかるかわからない」

乙女「滝ができてしまうような山ですもんね」

龍ヶ崎父「これもお炊き上げだ」

宵「ゴミ掃除のような事を、すみません」

乙女「いやいや、学校では美化委員もやってるくらいです、気にしないで」


WIL +4 合計103



6月第四土曜の休日行動 >>232

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、深雪、彼方、信也、(笙子) ※(追記でデート先の指定も可…お金のかからない所に限る)

沙耶香

 rrr……

沙耶香『はい、物部です』

乙女「こんにちは、早乙女です」

沙耶香『センパイ! お待ちしてました、具合はどうですか?』

乙女「おかげさまで、もうすっかり良く。この前は本当に助かりました」

沙耶香『良かったです、宵ちゃんには話したんですけど――』

乙女「うん、宵ちゃんからも気遣われて――」


>>234
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由、好きなもの嫌いなものを聞く・誕生日を聞く等も)

3

沙耶香『あの公園ですか、いいですよー』

乙女「それじゃ明日の……」

沙耶香『あ、センパイ。もしイヤじゃなければ、お弁当を作っていってもいいですか?』

乙女(なん……ですと……)


>>236
1.自分の腕に自信が無いのでお言葉に甘える
2.私も作っていって、おかず交換する
3.そこまでの自信は無いので一品だけ作っていく(作る品の詳細必須)

2

乙女「なら、私も作っていくから交換しましょ」

沙耶香『わ、ホントですか!? 楽しみです、明日の11時くらいに東側駐車場入り口で!』

乙女「うん、がんばっちゃいます」


乙女「さあ……」

乙女「いざ尋常に、勝負……!」


明日の天気は? >>238

ついでにお弁当の出来をコンマ>>238
DEX69、ひとりぶん一式作る難易度として-10、59以下で成功、ゾロ目で何かしらの革命が……

急雨

 ~ 6月第四日曜 自然公園入り口 ~

乙女(味見した限りでは……大丈夫のはず)

沙耶香「こんにちは、センパイ!」

乙女「こんにちは沙耶香ちゃん。いい天気で良かったです」

沙耶香「地図だと北側の山道の先がすぐ展望スポットみたいですし、そこでお昼にしましょうか?」

乙女「賛成です。うーん、森の空気がおいしい」

沙耶香「北川に小さな山、南側に川ぞいの遊歩道。まんなかに大きな池もあって、木々の茂る中に草地の運動広場も。いたれりつくせりですもんね」

乙女「この前、亀も見ました。……一体どこから来てるんでしょう」

沙耶香「う、うーん? がんばって道路わたったりしてるとか。でもリスとかもそうですよね。どこかから来てるんだ」


自由安価 >>240
(行動、出来事、こちらからの呼び方を変える、沙耶香からの呼び方を変えてもらう、誕生日など聞く、etc.)

お姉ちゃんって呼んでみませんか?

沙耶香「は、うえっ!? おねえちゃんですかっ!」

乙女「う、うん……ダメなら、いいですけど……」

沙耶香「うーんと……」

乙女「……」

沙耶香「……お姉ちゃん。えへ、ちょっと恥ずかしいですねー」

乙女(天国……)


沙耶香「これ、あずまや、というのとも違いますね。丸太の骨組み? 屋根があるだけで御の字ですが」

乙女「突然降り出すとは」

沙耶香「向こうは晴れてますし、そのうちやみますよ! ゛しゃ、ちょうどいいですし食べちゃいましょう」

沙耶香「じゃん、定番中の定番、玉子焼きです! もしかしたらセンパイはマヨネーズ苦手かもと思って、ポテトサラダは塩だけにしました」

乙女「沙耶香ちゃん……(じーっ)」

沙耶香「? ……(はっ)お姉ちゃん」

乙女「うん、ありがとう」

沙耶香「うあー……」


乙女「こちらはそぼろご飯と、イカリングフライ、お豆腐にもみじおろしなんて持ってきましたけど、沙耶香ちゃんは辛いの食べられます?」

沙耶香「はいです、私はなんでも食べますから~」

乙女「おお、沙耶香ちゃんの二段目はきんぴらに煮物……肉じゃが風。さすが家庭科クラブ、お上手です」

沙耶香「えへへ、どうぞつまんでください! ……センパイのも、すっごくおいしいですよ!」

乙女「……(じーっ)」

沙耶香「お姉ちゃんのも。……えへ」


(沙耶香との距離が大幅に近くなった)

(人に食べてもらうものを作ることで程よい緊張になり、正確さが鍛えられた)
DEX +1 合計70


(月が替わり、状態異常【金欠】が治った)

乙女「さ、夏休み前には定期考査。油断はしないようにしよう」
※第三週の平日行動後にテストがあります


7月第一週の行動 >>245

運動→FOR 28
家事→DEX 70
散策→SEN 90
自習→INT  105
読書→MEM 60
修行→WIL  103

運動

乙女(宵ちゃんに貸した本の通り、お風呂上りのストレッチをやってるからかな、少し軽くなったような)

乙女「(バシン!)……バレーボールが……私のサーブで、奥のラインまで届いた……!」


女子A「喜んでるけど、あれより強くなったらフォルトってことだよね?」

女子B「ま、まあ、そうなったら手加減を覚えるんじゃない?」


FOR +4 合計32

乙女(お金で困るような事は少なくしたい……けど……今の私の体力だと、アルバイトをするには体がもたないかな……)

 ※アルバイトを始めるにはFORが50以上必要です


土曜の休日行動 >>248

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、深雪、彼方、信也、(笙子) ※(追記でデート先の指定も可)

・買い物に行く

宵 海

 rrr……

宵『はい、龍ヶ崎です』

乙女「こんにちは、宵ちゃん」

宵『お姉ちゃん、待ってました。どこかお誘いですか?』

乙女「うん。そのつもりですが」

宵『それなら、海に行きません? 来週から海水浴場も開きますから』

乙女「ああこの前言ってたのですね。せっかくの宵ちゃんの希望、ぜひ行きましょう」

宵『ありがとうございます、では来週の土曜、午後1時に神社前のバス停で』



日曜の休日行動 >>250

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、深雪、彼方、信也、(笙子) ※(追記でデート先の指定も可)

・買い物に行く

買い物

乙女(あ、店舗募集してた所が内装工事してる……見た感じでは、食べ物屋さんかな?)


何を買う? >>252

1.パワジョイD(状態異常【肉体疲労】を1回、無効化)
2.フロワパフューム(状態異常【精神疲労】を1回、無効化)
3.ヤマカンドリル(第一期期末考査の得点が上がるがINTとMEMが各-6)

4.チョコ包みラングドシャ
5.シュガーラスク
6.ブランデーボンボン
7.ブルーベリータルト(8月第二週の平日行動選択時に腐ります)
8.オレンジマーマレードパイ(8月第二週の平日行動選択時に腐ります)
9.いちご大福(8月第二週の平日行動選択時に腐ります)

B.『追加で一品カンタンごはん』
C.『詩集・剣葉ひとひら』
E.『コミック・魔樽の拳』

B

乙女「お。これは沙耶香ちゃんと話ができるかも」

乙女「安く作れそうだし……」


7月第二週の行動 >>254

運動→FOR 32
家事→DEX 70
散策→SEN 90
自習→INT  105
読書→MEM 60
修行→WIL  103

運動

可奈「合同だね」

笙子「お手柔らかに、乙女ちゃん」

乙女「うん」

 体育の時間ではなく、朝礼後のロングホームルームの時間に体育館に集まる。

 隣のクラスとの合同授業で、柔道を教わることになった。

 先日の宵と出かけた時の事件もあり、真剣である。

(ズダン!)

信也「おお、乙女ちゃん腰入ってる」

彼方「力はありませんが、技術(DEX)はありますからね、彼女」


FOR +5 合計37


乙女(まだ平均にも達してないけど、体を動かすのが楽しくなってきた……今日は、途中から走って帰ってみようかな……)

>>257「どうも」

乙女「ぴ!?」

1.宵
2.沙耶香
3.可奈
4.笙子
5.深雪

1

乙女「よ、宵ちゃんだったの」

 花丸高校はブレザーだが、乙女が通っていた(そして宵が今通っている)中学はセーラー服。

 自分で着ていた時は実感がわかなかったものの、この夏服は実に趣があってよろしい。

宵「こんにちは、体づくりは順調ですか?」

乙女「うん。ちょっと楽しくなってきたところです」


(体力づくりをお互い報告して、スケジュールの緊張感を維持した)
FOR +1 合計38

 ~ 水田を突っ切る農道 ~

宵「そういえばお姉ちゃん、沙耶香さんも『お姉ちゃん』って呼んでるって聞きましたけど」

乙女「う、うん」

宵「妹が何人も欲しかったんですか?」

乙女「まあ、その、そうです」

宵「ふーん…… ……今度沙耶香さんと3人でデートしましょうか?」

乙女「えっ!?」



乙女(何か話そうかな)

>>260
(話題、行動、出来事、呼び方を変える、誕生日を聞く、好きなもの嫌いなものを聞く、etc.)

手を繋ぐ

乙女「……」

(きゅっ)

宵「あっ、お姉ちゃん?」

乙女「……ダメですか?」

宵「う、その、人目が……」

乙女「この前は、沙耶香ちゃんと手つないで帰ることもあるって言ってた……」

宵「そ……そうですね、女の子同士、普通ですよね」


乙女(恥ずかしいけど……手をつなぐのは、宵ちゃんは喜んでくれてる、と思う。2回目だし)

乙女(この反応、宵ちゃんの方も、もしかして意識してくれてる……?)

乙女(……ううん、まだわからない)

乙女(彼方さんに電話してみようかな)


(勇気を出して、気力が削られた)
WIL -1 合計102

(宵との距離が近くなった)

 ~ バス ~

宵「今日も暑くなりましたねぇ……」

乙女「宵ちゃんは暑いの苦手でしたっけ?」

宵「はい。寒いのは大好きで、よっぽど寒くならなければ秋でも滝に打たれてます」

乙女(この流れは……自然に誕生日を聞けるかも)


どんな水着を持ってきた? >>263
1.無難に
2.セクシーに
3.清楚に

ついでにコンマ>>263が50以上なら自然に誕生日を聞きだせる

3

乙女(なぜ私は『宵ちゃん冬生まれでしたっけ?』の一言が出せないのか……)

乙女(そりゃ宵ちゃんが私の誕生日にわざわざ自宅まで来てくれたのに、こちらは知らないなんてショックじゃないかと思うからに決まってる)

乙女(……セルフツッコミ乙)


 ~ 海水浴場 ~

宵「あ、プールでも着てた水着ですね。やっぱり内気なお姉ちゃんにはこういうのが似合います」

乙女「ありがとう。そう言う宵ちゃんは、今日はセパレートですか」

宵「うふ、ほんのちょっと冒険してみちゃいました。どうです?」

乙女「引き締まったおなかがセクシーだと思います」

宵「……あ、ありがとうございます」


(少し、宵に好印象を与えたようだ)

 サンダルを脱いで砂浜に降り立つと、ジリジリと熱された砂粒をじかに味わい、しばし二人で跳ねてみる。

 実際にはそこまで熱くはないのだろうが……まあ子供の様式美というやつだ。

 ビニールのリストバンドにロッカーの鍵とビニールの小銭入れだけ結びつけて、ビニールシートの上にはタオルだけ。

 これで二人して泳ぎに出る準備はよし。

乙女「宵ちゃんは日焼け止めとかサンオイルとかは塗らないんですか?」

宵「ええ、たくさん泳ぎたいですし……あ、でもお姉ちゃんの白い肌は守りたいかもしれません」

乙女「いやいや、泳ぎを教わりに来たんですから、私も持ってきてないですよ」

宵「ちいっ……それじゃさっそく準備運動を」

乙女「口で『ちいっ』って……」

宵「私、舌打ちできないんです」

乙女「女の子はそんなことできない方がいいです(宵ちゃん、たまに残念になるような)」


何か行動や出来事など、あるいは食べるものとか >>266

体密着したレッスンでついに射精してしまう大ピンチ

乙女(私に『ついている』ブツは、厳密に言えば生殖器官ではなく)

乙女(そもそも生物学的に女としての成長が優先されていて、精巣は存在しないため、コレは排尿器官でしかないと思っていた)

乙女(しかし……充血する事もあるということは、なんらかの機能が生きている可能性は高い)

乙女(以上の推測から)


宵「私の体の上に浮かぶようにしてみてください」

乙女(これはヤバいってレベルじゃありません)

宵「大丈夫、私は運動しながらでも1分くらい息を止めてられますから」

乙女(そっちの方面より、私の一部分が危険)

宵「さ、おっ……じゃなかった、体を乗せて」


(ざぶざぶ)

乙女(宵ちゃんの体が……左右にぃ~!)

宵「ぷはっ。腰が引け気味ですが、腕の動きはなかなかいいですね、もう一度……」

乙女「う、うん」

 ――

乙女(あっ)

 ――

(ビクン!)



乙女「……ふぅ」

(越えてはならない一線に踏み出して、周囲を気にする感性が削り取られた)
SEN -3 合計87

(防衛本能による思考の麻痺で、思考回路がかなり混線した)
INT -3 合計102

(あまりに強烈な印象に残る出来事により、色々な事を関連づけて覚えようとする脳機能が阻害された)
MEM -3 合計57

(気力がごっそり減った)
WIL -3 合計99



宵「大丈夫ですか? 帰れます?」

乙女「うん……ちょっと、疲れただけ……」

宵「ちょっと……?」

乙女「うん、またね、宵ちゃん……」

(水泳が上手になった)
FOR +2 合計40

日曜の休日行動 >>272

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、深雪、彼方、信也、(笙子) ※(追記でデート先の指定も可)

・買い物に行く

なかなかふたなりバレしないな

 rrr……

乙女「もしもし、早乙女と申します」

宵『あ、お姉ちゃん。昨日、あの後はご無事でした?』

乙女「うん、心配かけてすみません。宵ちゃんも来週はテスト前でしたっけ?」

宵『そうなんです。再来週は縁日もあって、お神輿の出入りを見てなきゃいけなくて……そのぶん夏休みに入ったらいっぱい遊びましょう』


>>274
1.宵の好きなもの嫌いなものを聞く
2.宵の誕生日を聞く
3.沙耶香の誕生日を聞く
4.縁日の手伝いをしたいと申し出る
5.8月にデートの約束をとりつける
6.その他、話すこと

4

宵『えっ、いいんですか? 無理はなさらないでください、人数が増えても拘束時間は変わりませんし……』

乙女「いえ……宵ちゃんのそばでお手伝いできれば、と」

宵『あ……ありがとうございます!』

乙女「では第四土曜、朝から行きますね」

宵『はい、ゆっくりでも全然かまいませんから』


(少し、宵に好印象を与えたようだ)


乙女(さて、夏休み前は定期考査。中間を考えると余裕はありそうだけど……)

7月第三週の行動 >>276
運動→FOR 40
家事→DEX 70
散策→SEN 87
自習→INT  102
読書→MEM 57
修行→WIL  99

読書

乙女(小学校時代から、物語を読むのは好きで)

乙女(道徳の教科書なんかも、配られた翌日には読み終わってたな……)

乙女(とりあえず今は、国語の現代文の範囲を読み込んでおかないと)


MEM +4 合計61

(テスト期待値が上がった)

国語 MEM×0.9(55) + SEN×0.6(52) + コンマ×0.5
(テスト前の読書により、MEM×0.8が0.9に増加)
(基準が99オーバーしました。このレスのコンマ末尾0で98点、末尾1で99点、その他は満点になります)

数学 INT×0.9(92) + WIL×0.5(50) + コンマ×0.5
(基準が110オーバーしました。満点になります)

理科 INT×0.6(61) + MEM×0.9(55) + コンマ×0.5
(テスト前の読書により、MEM×0.8が0.9に増加)
(基準が110オーバーしました。満点になります)

社会 MEM×1.0(61) + WIL×0.5(50) + コンマ×0.5
(テスト前の読書により、MEM×0.9が1.0に増加)
(基準が110オーバーしました。満点になります)

英語 INT×0.4(40) + MEM×0.4(24) + SEN×0.4(34)= 98


7月第三土曜の行動 >>279

・成長行動なら+3 ※(長期休暇中は、コンマ50以上で誰かと会います)

・電話可能:沙耶香、深雪、信也、(笙子) ※(追記でデート先の指定も可)

・買い物に行く

運動しよう

乙女「ほっ……ほっ……ほっ……」

 走っていると息が切れてくるのは変わりないが、だいぶ同年代の平均に近付いてきたと思う。

 ずば抜けた身体能力を持つ、宵という子が近くに居るのも良かった。

 もし、なまじ多少の能力が有ったならば、目標のあまりの高さに諦めていたかも知れないが……

 どのくらい凄いかを理解できないような低いレベルから始めたため、「凄い子と一緒に鍛えているんだ」というプラスの感情だけが作用したのだ。


FOR +3 +3 合計46


7月第三日曜の行動 >>281

運動

 来週の縁日に向けて、自治会からも色々な人が設営に来ている。

 さすがにやぐらのような重要なものは本職の大人にしか任せられないが、幕をかける支柱などは子供も協力して立てているのだ。

 ただ一言に支柱と言っても、鯉のぼりを泳がせるような太い柱ゆえに、総重量80キロはあるが……

乙女「ふんっ……ぬぐぐぐぐ……!」

 10人がかりでようやくといったところだ。


出会った子は? >>283
1.宵
2.沙耶香
3.可奈
4.笙子
5.深雪

可奈「あれ、キミも来てたのか」

乙女「可奈さ……ダ、ダーリン」

可奈「……恥ずかしいなら無理して言わなくてもいいんじゃないかい? ハニー」

 今日の可奈は、下は高校のジャージ、上は白のポロシャツ。なかなか似合う。

 左側に短い尻尾を垂らしたようなヘアスタイルで、手ぬぐいを首にかけているけれど、きっと健康的なうなじが見えることだろう。

可奈「うちは父親が議員なんてやってるせいでね、地域とはいい関係をって言われて育って……まあ、この町の御老人達の相手はキライじゃないけど」

乙女「あれ、こっちの自治会と付き合いありましたっけ? すみません記憶が……」

可奈「私が行ってたのは町の文化祭の会議とか商工会の集まりとかだから、キミとは会ってないと思うよ。安心して」

乙女「そ、そうですか」

 可奈の表情は明るく、特に気にしてはいないように見える。

 恨みがましいセリフになってしまうのは……親に言われてじゃなく、自分の意志で付き合ってるんだという自己主張だろうか。

 なんともかわいい。

可奈「さて、運んじゃおう。キミもそっち持って」

乙女「はいっ」


(可奈との距離が近くなった)

FOR +5 +3 合計54


可奈と何か話をする? >>286
1.好きなもの嫌いなものを聞く
2.誕生日を聞く
3.電話番号を聞く
4.その他

3

中年女性A「おつかれさん、若い子が助けてくれてありがたいよ。ジュースとお茶とどっちがいい?」

可奈「お茶がいいです」

乙女「オレンジジュースください……」


((プシュッ))

可奈「フフッ、同時か」

乙女「ふふ」

可奈「そういえば美化委員会でキミと最初に会った時もこんな感じだったね」

乙女「うん……良ければ、今度どこか遊びに行きませんか?」

可奈「ん? そうだね、キミとはもう友達と言ってもいいし。行こうか。私の携帯番号は知ってたっけ?」

乙女「あ、私は持ってないんです」

可奈「じゃあ電話番号だけでいいか……(カキカキ)はいこれ」

乙女「おお……メモ帖を持ち歩いてるんですね。良ければ1枚ください、私の家のも教えます」

可奈「ん」


(【木肋町 可奈】の電話番号を得た)

 ~ 学校 成績発表 ~

乙女(総合498点……よし)

女子A「相変わらずワンツートップは不動かぁ」

女子B「乙女ちゃんも真澄ちゃんもすごい。どーゆー頭してんだろ」

乙女(総合2位の、えーと、けもの……獣威で「ししおどし」かな? 獣威真澄。前回も2位だったけど、どこだろう。顔はわからないや)

可奈「今回も凄いじゃない、ハニー」

(ざわっ)

乙女「あ……ありがとうございます……ダーリン」

(ざわわっ)



彼方「……うちの妹を泣かせないでくださいよ?」

7月第四週の行動 >>290

運動→FOR 54
家事→DEX 70
散策→SEN 87
自習→INT  102
読書→MEM 61
修行→WIL  99

運動

(バシン!)

女子A「おー、だいぶボールコントロールできてんじゃん。4月はあんなにへにょへにょだったのに」

乙女「は、恥ずかしいです……」

女子B「褒めてるんだよ、よくここまでって私も思うよ?」

乙女「あ……ありがとう!」


FOR +3 合計57
DEX +5 合計75


7月20日の休日行動 >>292

・成長行動なら+3 ※(長期休暇中は、コンマ50以上で誰かと会います)

・電話可能:沙耶香、可奈、深雪、信也、(笙子) ※(追記でデート先の指定も可)

・買い物に行く

沙耶香
プール

 rrr……

乙女「もしもし、早乙女と申しますが……」

沙耶香『あ、センパイ! じゃなかった、お姉ちゃん』

乙女「こんにちは沙耶香ちゃん。暑くなってきましたね」

沙耶香『本当に。でも蒸し蒸しするよりはいいです』

乙女「そんな暑い日々、プールに行きません?」

沙耶香『えっ、大丈夫なんですか!?』

乙女「うん。心配してくれてありがとう、もう平気です。(もっと凄い事がありましたなんて言えない……)」

沙耶香『わかりましたっ。お姉ちゃんは私が守ります!』

乙女「あ、ありがとう……それじゃ来週の日曜に(ここまで張り切られると、今度の水着はお色気路線やめた方がいいのかな?)」

 ~ 7月第四土曜 縁日 ~

乙女(深雪さんちの商店からまっすぐ、神社に向かって長い一本道の両脇が露店で埋め尽くされる……毎年、壮観だね)

宵「来てくれてありがとうございますお姉ちゃん」

乙女「おやすいご用です、電話でも言ったけれど、宵ちゃんと一緒に働きたかったですし」

宵「は、はい。……嬉しいです」


(エイヤー エイヤー)

宵「まずは見送り、と……お神輿が戻ってくるまでは少し暇なので、ひとつくらい露店は見られますよ?」

乙女「宵ちゃんは?」

宵「さすがに神社関係者が堂々と持ち場を離れるのは……」

乙女「それなら>>295


1.一緒に居ます
2.カキ氷でも買ってきましょうか
3.リンゴ飴でも買ってきましょうか
4.焼きもろこしでも買ってきましょうか
5.チョコバナナでも買ってきましょうか
6.その他

3

 境内脇でお守りを売っている彼方の姿を見つつ、急いで露店から買って戻って来た。

 ガリッと良い音を立てて飴だけ半分かじり取る宵。

 余分な飴は袋の上に。

 口の中に飴を保持したままリンゴをかじるとは……

 膨らんだほっぺをつつきたくなるが、巫女服が悲惨なことになったら目もあてられないのでぐっとこらえる。

宵「う~、このすっぱさがたまりません」

乙女「もともと小さめのリンゴを使ってるから甘さひかえめですし……飴まで口に含んでるんじゃ、すっぱさもひとしおでしょう」

宵「すごく効きますね。お姉ちゃんもいかがです?」

乙女「え」

乙女「……>>297

1.飴だけなら
2.リ、リンゴだけなら
3.試してみようかな……
4.その他

3
間接キスですね

宵「え、あ? ああ!」

乙女「(しょりっ)」

宵「……そんな事を言ったのに、止める間もなく……ずるいです」

乙女「すっぱい……(うるうる)」

宵「知りませんっ」


宵「……もう、お姉ちゃんったら」


(宵との距離が大幅に近くなった)

(宵に好印象を与えたようだ)

 ~ 7月第四日曜 バス停 ~

 家の外に出た瞬間、白っぽいコンクリートに反射した日光で目がくらんだ。

 一応、風通しのよい麦わら帽子をかぶって来てはいるが……

 日射病には注意しておかなければ。

沙耶香「お姉ちゃーん! こんにちはです」

乙女「こんにちは、沙耶香ちゃん。毎日暑い日が続きますね」

沙耶香「ホントにつらいですよー。お米とか秋の作物のためには暑さも豪雨も必要だとわかっちゃいるんですけど」

乙女(この流れは……宵ちゃんの時と同じ。自然に誕生日を聞けるかも)


どんな水着を持ってきた? >>300
1.無難に
2.セクシーに
3.清楚に

ついでにコンマ>>300が50以上なら自然に誕生日を聞きだせる

 ~ プール ~

乙女(うう、私のヘタレ……)


沙耶香「お姉ちゃんの水着、前と同じのですね。本当にだいじょぶですか?」

乙女「それはもう。今回はきちんとほどけないよう、蝶結びを1回し多く使って頑丈にしてありますし」

沙耶香「あ、この前テレビでやってたやつですね?」

乙女「そう。なんだ沙耶香ちゃんも見てたんですか」

沙耶香「えへへー」

乙女(沙耶香ちゃんの水着もこの前と同じ白のワンピース。やっぱり泳ぐ速さは考えてないみたい?)


>>302
1.遊泳用プールで泳ぎ方を学ぶ
2.流れるプールでぷかぷか
3.飛び込み用プールで素もぐり
4.打たせ湯で肩マッサージ
5.ビニールチェアで日なたぼっこ

数字に続けて、話題・行動・出来事指定も可

2
そして流される水着

沙耶香「今日はビニールボートが余ってて良かったです!」

乙女「人気ですから、前回はひとつもありませんでしたもんね」

沙耶香「……へへー、えいっ!」

乙女「わ!?」

(ざぶん)

乙女「や、やりましたねー……引きずりこんであげますっ」

沙耶香「きゃー♪」

(ざぶん)

乙女「周りに人もいないし、容赦しません」

沙耶香「えへへ、こっちこそ」

乙女(沙耶香ちゃんの腕……やわらかいな)

(つるっ)

乙女「え」

沙耶香「あ!?」

(しゅるり)

乙女「ひ……」

沙耶香「ごごごごめんなさい! すぐ取ってきますから!」


乙女「今度は……上が……胸が……ぐすん」

沙耶香「すみませんすみません! あ、上がりましょう! ジュースおごりますよ!?」

乙女「……カキ氷で」

沙耶香「あ、はい」

乙女「……下じゃなかっただけ、前回ほどでは……でも恥ずかしかったです(本当は、前回は秘密がバレそうになったからだけど……)」

沙耶香「はい……すみませんでした」


(羞恥心により、周囲の視線を無意識に避けるようになり、注意力が削られた)
SEN -2 合計85

(沙耶香との距離が近くなった)

 少し作業をしただけでダラダラと汗が流れてくる。

 真夏が来た。

 輝く太陽の下、畑の片隅に植えられた向日葵が、片隅のはずなのにこれでもかとばかりに主役級の存在感を発揮している。


8月第一週の行動 >>306

運動→FOR 57
家事→DEX 75
散策→SEN 85
自習→INT  102
読書→MEM 61
修行→WIL  99

修行

 夏になると滝行が人気なため、今日は川下で水の流れを見ながらの座禅。

 ……と言っても監督係は居ないけれど。

 川の水も岩に当たろうが枝が落ちようが、大きな流れ自体はそうそう変わるものではない。

 しかし、澄んだ水の流れは美しく飽きず、気付けば1時間ほども経って昼を示すチャイムが鳴り響いていた。

 石の上に座っていた足が痛い。


WIL +5 合計104
FOR +5 合計62


乙女(白装束も借りていないし、このまま帰宅するだけ……ん、あの後ろ姿は)

>>308
1.宵ちゃん
2.沙耶香ちゃん
3.ダーリン(可奈さん)
4.笙子さん
5.深雪さん

2

乙女「沙耶香ちゃん」

沙耶香「あ、お姉ちゃん! お散歩ですか?」

乙女「う、うん……散歩より足は痛くなったかな……」

沙耶香「あ、お疲れでしたらどこか座りましょー」

乙女「ありがとう沙耶香ちゃん」

沙耶香「ああと……この前のプールでは本当に申し訳なく」

乙女「そ、それはもういいですから……」


何か話そうか >>310
1.好きなもの嫌いなものを聞く
2.誕生日を聞く
3.宵の誕生日を聞く
4.その他自由

3

乙女「その……こんな事を聞くのは恥ずかしいんですが」

沙耶香「ふえ? な、なんですか?」

乙女「(あれ、沙耶香ちゃんの方が緊張してるような)宵ちゃんに、私の誕生日プレゼントをもらってしまって」

沙耶香「えっ、お姉ちゃんの誕生日ってもう終わっちゃったんですかっ! ああ~……」

乙女「そ、そんなに残念がらなくても……それで、宵ちゃんにもお返ししたいんですけど、実は誕生日を聞いた事がないんです」

沙耶香「なるほど。宵ちゃんの誕生日が知りたいんですね」

乙女「うん。もし知ってたら……」

沙耶香「はいです、12月11日ですよ!」

乙女「ありがとう……」


乙女(あれ? 残念がるって事は、私に誕生日プレゼントを送ってくれようとした……んだよね?)

乙女(でも、ここで自分から言うのはねだってるみたいで遠慮すべき、なんて思ってるのかな)

乙女(よし……)

 このレスのコンマが25以上で聞く

乙女「沙耶香ちゃんの誕生日はいつですか?」

沙耶香「えっ、あの、私はお姉ちゃんに送ってないのに」

乙女「そんな遠慮しないでください。仲良くなれたんですから、何か送りたいって思うのは自然です」

沙耶香「……じゅ、10月5日です……来年は、私も送りますからっ!」

乙女「ふふ、ありがとうございます。楽しみにしててください」

沙耶香「はい……!」


(沙耶香との距離が少し近くなった)

8月第一土曜の行動 >>314

・成長行動なら+3 ※(長期休暇中は、コンマ50以上で誰かと会います)

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、深雪、彼方、信也、(笙子) ※(8月中は、コンマ50以上で休日を消費せずデートできます)

・買い物に行く

・バイトを始める
(けして【金欠】にならなくなり、またFORが下がらなくなりますが、平日行動選択のコンマが99で【肉体疲労】、00で【精神疲労】になります)
(【肉体疲労】は能力値の上3つが半減、【精神疲労】は下3つが半減)

 rrr……

宵『はい、龍ヶ崎です』

乙女「こんにちは宵ちゃん、乙女です」

宵『お姉ちゃん、こんにちは。運動は続けてます?』

乙女「うん。ただ、最近はあんまり効果が実感できなくなってきて……」

宵『本格的に鍛えるなら次のステップに入る時期なんでしょうか? お姉ちゃんも木刀振ってみます?』

乙女「わりと良い手段かも知れませんね」


どこへ行く? >>316

A.龍ヶ崎家
B.早乙女家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.海

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

1

乙女「隣町方面の、牧場に行ってみません?」

宵『いいですね、草の中で運動するのも。良ければさっき言ってた木刀持って行きましょうか』

乙女「大丈夫ですか? 重く……ないですよね、宵ちゃんなら」

宵『うふ、その通りです。それじゃ、月曜に』

乙女「うん、わかりました」


8月第一日曜の行動 >>318

自習

 冷房の効いた市立図書館で、夏休みの宿題をやっつけてゆく。

 いい席がなく、冷房の風が直接当たる所なので、最近鍛えられてきたとはいえ早めに終わらせたいところだ……

 とはいえ中学までに比べれば、自由度の高い図画工作や作文が出ないぶん楽とも言えるだろう。

 時間に余裕もできそうだし、また後輩ふたりの勉強を見てあげるのもいいかも知れない。

INT +3 +3 合計108

(沙耶香を龍ヶ崎家に誘えるようになった)


月曜の前に、8月第二週の行動 >>320

運動→FOR 62
家事→DEX 75
散策→SEN 85
自習→INT  108
読書→MEM 61
修行→WIL  104

散策

乙女「あ゛……あづい……」

 まだ午前9時前だというのに、コンクリートの輻射熱が厳しすぎる。

 半袖で露わになっている腕を焼く太陽がうらめしい。

 早く学校側の水田エリアに辿り着かねば。

 いや、風も無いのに水場に行っても焼け石に水だろうか。

 と言うより、なぜ私はこんな日に外を歩こうなどと思ってしまったのだろう。

 腰に着けた万歩計のためにも多少は歩き回って帰るという使命感? があるのかも知れないが……

 この暑さから無意識に気を反らそうと、無意味な思索を幾度も繰り返した。

SEN +4 合計89
INT +5 合計113

 ~ 龍ヶ崎家の石段前 ~

宵「おはようございます、お姉ちゃん」

乙女「おはよ、宵ちゃん。今日はわりと過ごしやすくてラッキーでしたね」

宵「きっとお姉ちゃんの日頃の行いがいいからでしょう」

乙女「……どう反応しろと……」

宵「うふふ、その反応で充分です。さ、行きましょう」


乙女「宵ちゃんはジャージにTシャツですか……透けないので?」

宵「下にもう一枚肌着を重ねてますから大丈夫。お姉ちゃんと会うんですし、そのあたりはきっちり」

乙女「え、私と……?」

宵「あ!? いえ、一緒に歩いててお姉ちゃんに恥をかかせるわけにはいかないと!」


会話、行動、出来事など >>323

多量の汗で結局透けてしまう
その宵の姿に乙女ガン見

 ~ 舗装された山道 ~

乙女「この前、ここでアケビを取ってたら同級生に見つかって、恥ずかしかったです」

宵「お姉ちゃん、またそんな事を。……そういえばこの下はお稲荷様でしたね」

乙女「縁日は毎年忙しい宵ちゃんですから、初午に一緒に行くのはどうでしょ」

宵「わ、ありがとうございます。ここ数年行ってなかったんですけど、今も露店は多いんですか?」

乙女「少なくとも去年は、この前の縁日と同じくらい出てました」

宵「それは今から冬が楽しみです、うふふ」

 ~ 山の上の牧場 ~

宵「ふっ!(フォン)」

乙女(まさに「風を切る」ような……木刀なのに空気を殴りつけるような音じゃない、綺麗な音)

宵「……200!(フォン)」

乙女「御疲れ様です、宵ちゃん。はいタオル……あ」

宵「?」

乙女「……(じー)」

宵「ど、どこ見てるんですか……わわ!?」

乙女「ご、ごめんなさい! まさか赤なんてって意外で、いや緋袴を考えれば似合って」

宵「どうでもいいですお姉ちゃんのばかぁー!」

乙女「とっ、とりあえずそのタオルをシャツの下にでも」

宵「わかってます! ありがとうございます! もう!」


(コンマゾロ目により、なぜか、少し、宵に好印象を与えたようだ)

宵「……取り乱しました、すみません」

乙女「こ、こちらこそすみません……」

宵「ふー……もう大丈夫です、落ち着きましたから。せっかく牧場に来たんですし、牛乳……いや、アイスでも食べましょうか?」

乙女「う、うん」


何を食べよう? >>327
1.バニラ
2.チョコ
3.ストロベリー
4.やっぱり牛乳を飲む
5.その他

2

乙女「私はチョコを」

宵「私はストロベリーで」

売り子「がってん」


宵「お姉ちゃんは、やっぱり甘いもの好きですか」

乙女「うん。と言うより、なんでも食べるんですけど。宵ちゃんは?」

宵「私もこれといって嫌いなものはありませんよ? 果物の中ではあまずっぱい……すっぱいものの方が好きですが。食べ物なら魚介類……」

乙女(前にファミレスで言ってた覚えが……宵ちゃんも『あーん』のこと思い出してるのかな、顔が赤いような)

乙女「……ちょっとアイス交換します?」

宵「は、はい。どっちの味もみたいです」


(宵との距離が近くなった)

(宵に好印象を与えたようだ)

8月第二土曜の行動 >>330

・成長行動なら+3 ※(長期休暇中は、コンマ50以上で誰かと会います)

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、深雪、彼方、信也、(笙子) ※(8月中は、コンマ50以上で休日を消費せずデートできます)

・買い物に行く

・バイトを始める
(けして【金欠】にならなくなり、またFORが下がらなくなりますが、平日行動選択のコンマが99で【肉体疲労】、00で【精神疲労】になります)

沙耶香

 rrr……

沙耶香『はい、物部です』

乙女「もしもし、沙耶香ちゃんですか? 早乙女です」

沙耶香『お姉ちゃん! おはようございます、毎日暑いですがお元気ですかっ?』

乙女「うん、心配ありがとう。来週はお暇ですか?」

沙耶香『あーっと……できれば明日の方が都合がいいです』


どこに誘う?(1~9でも追記で宵を誘うことができる) >>332
A.龍ヶ崎家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.海

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

 ~ 8月第二日曜 海 ~

沙耶香「こんにちはー……これからが一番暑い時間帯ですね。ずっと水の中に居たいくらいです」

乙女「お昼は食べたいものあります?」

沙耶香「あ、焼きもろこしがいいです!」

乙女「それじゃ着替える前に海の家で腹ごしらえしちゃいましょ」


(度重なる水着トラブルによる恐怖心から、乙女の水着選択は『清楚』になりました)


売り子「まいど」

乙女「醤油と砂糖のにおいはまさに夏って感じです。形が不ぞろいなのが、またいいですね」

沙耶香「ほんとに。お醤油は人間の生み出した偉大な発明のひとつですよね~」


会話・行動・出来事など >>335

溺れて人工呼吸されてみよう

 ~ 遊泳可能区域を示すブイの近く ~

沙耶香「ここまで遠ざかると、さすがに波を感じますねー」

乙女「潮の流れが強いのかな」

沙耶香「そろそろ戻ります?」

乙女「うん、……あ!?」

(ざぶっ)


 ≪WIL 104≫

乙女「あぶっ、右足がひきつって……ごぼっ」

沙耶香「わたたっ、じゃ、う、後ろから失礼しますっ!」

乙女(水中救助の鉄則、無意識に全力を出す相手に締め付けられる危険を冒さないため、後ろから抱える……よくわかってる。これなら大丈……夫)

沙耶香「お姉ちゃん!? >>337


ついでにどのくらい危険かコンマ>>337
00~62(FORの値):ちょっと意識が遠のいただけ
63~84:しっかり気絶した
85~99:脈拍が弱くなってて沙耶香ちゃんガチ泣き

はい

 ~ 砂浜 ~

沙耶香「お姉ちゃん! 起きて! 起きてください! 目を開けてぇ!」


乙女(揺さぶられてる……)

乙女(誰かの体温を感じる……)

乙女(声……私が、呼ばれてる?)

乙女(あ……)


乙女「……>>340


1.宵ちゃん
2.沙耶香ちゃん
3.ダーリン
4.その他なんでも

2

乙女「ん……」

沙耶香「お、お姉ちゃん……! ぐすっ、(ぎゅっ)お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃん!」

乙女「沙耶香ちゃ……」


 ~ 病院 ~

医者「特に脳に異常は見られませんな。ま、しばらく肺を酷使するような運動は控えて、2週間くらい経ったらまた来なさい」

乙女「はい……すみません」

沙耶香「ありがとうございました!」


沙耶香「こっちの心臓が止まっちゃうかと思いました」

乙女「心配かけてごめんなさい。それに、病院まで付き合わせちゃって……」

沙耶香「それは当然ですっ! お姉ちゃんは私に好かれてることを自覚してください!」

乙女「え……」


乙女(恋愛的な意味じゃ……ないよね……?)


(沙耶香との距離が 超 近くなった)

(血流が弱くなっていたために脳のはたらきが少し落ちた)
INT -2 合計111

(その後しばらく安静にして筋肉が落ちた)
FOR -2 合計60


8月第三週の行動 >>343
運動→FOR 60
家事→DEX 75
散策→SEN 89
自習→INT  111
読書→MEM 61
修行→WIL  104

読書

乙女(あまり激しい運動をしない方がいいという事で、毎日図書館通い)

乙女(『DAIZOじいさんとGUN』……伝説的ヒットマンの商売道具を任されるガンスミスの、ラストワークまでを描いた一本)

乙女(己の手を離れて独り立ちする後進への葛藤、友人と思っていたヒットマンはこれからも血塗られた道を進み続けるという避けえぬ別離)

乙女(……まさか教科書のストーリーをなぞった上でここまで馬鹿馬鹿しく、かつ感動的な漫画に仕立てるとは)

乙女(しかも表現が『伝統的日本語』を多用していて、印象に残るから勉強にもなるという……この漫画家はまさに天才に違いない)


MEM +5 合計66


乙女(そういえば、溺れたこと、宵ちゃんにも話しておかないとすねるかな?)

乙女「あ……」


沙耶香「――だから、宵ちゃんに悪かったかなって……」

宵「――そこは、緊急ということで。お姉ちゃんを救ってくれたんです、文句なんて出ようはずもありません」


>>345
1.ふたりに声をかける
2.ふたりの後をつける(SEN89 コンマ90以上を出すとバレる)
3.声をかけずに去る
4.その他の行動

1

乙女「こんにちは」

宵「あ、お姉ちゃん」

沙耶香「こんにちはです!」

宵「溺れたそうですが……大丈夫ですか?」

乙女「うん。こうして動き回ってるくらいですし、沙耶香ちゃんからも聞いてるんじゃ?」

沙耶香「いやいやお姉ちゃん、わかってないです! 本人の口から聞きたいんですよ」

宵「(うんうん)また泳ぎに行くなら、お姉ちゃんには今まで以上に徹底した準備運動をさせなきゃいけませんね」

乙女「あ、はは……心配をかけました」

 ふたりとも身長は低いけれど、宵ちゃんはとても強く、沙耶香ちゃんは世話焼きで母性がある。

 頼りがいがあってとても後輩とは思えない。

 こんなに素敵なふたりに慕われているのだから、私もさらに自分を磨かないと……

宵「(こそっ)……ところで、沙耶香さんに人工呼吸されたみたいですが、その時のこと覚えてたりします?」

乙女「え」

沙耶香「宵ちゃん? なにを話してるですか?」

宵「いえ何も」


乙女「……まじですか」


8月第三土曜の行動 >>348

・成長行動なら+3 ※(長期休暇中は、コンマ50以上で誰かと会います)

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、深雪、彼方、信也、(笙子) ※(8月中は、コンマ50以上で休日を消費せずデートできます)

・買い物に行く

・バイトを始める
(けして【金欠】にならなくなり、またFORが下がらなくなりますが、平日行動選択のコンマが99で【肉体疲労】、00で【精神疲労】になります)

電話 可奈

乙女「この電話番号のケタの多さは、携帯電話ならではですね」

 rrr……

可奈『やあ、おはよう』

乙女「おっと……ああ、電話番号がそちらに表示されるんでしたっけ」

可奈『フフ、やっぱりこういう反応は楽しいものだね。私もまだまだ子供だと思うよ』

乙女「課題のほうは進んでます?」

可奈『もちろん。提出するつもりの無いものを除けば、もう終わってるとも』

乙女「提出するつもりが無いって……」

可奈『リーディングの先生が出した、手紙の宿題。話によれば本当に返事をくれる人らしいし、いたずら半分で出すのはひどい迷惑になるだろう?』

乙女「有名人への手紙ですか、でもそれなら普段からたくさんの手紙が来てるんじゃ?」

可奈『そうかも知れない。でも、さすがにまったく知らない人にファンレターを出すのは失礼だと思ってね』


どこに誘う? >>350

1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.海

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

可奈『プールか、オーケイ。明日でいい?』

乙女「うん。よかった、断られるかなと思ってたんですが」

可奈『ん、なんで?』

乙女「一緒に帰ったり美化委員で活動してたりする時、よく森とか日差しとか自然の話をするから、無機質なところは苦手じゃないかって」

可奈『フフ、そんな事は無いよ。人ごみは苦手だけど……人工物にも人工物の良さがあるから。じゃあ明日の午後1時くらい?』

乙女「それで大丈夫です。じゃ、待ってますね」

可奈『楽しみにしてる』

(ピッ)

 ~ 8月第三日曜 プール前 ~

乙女(今年のプールには苦手意識しか無いけど……せっかく来たんだから)

可奈「や」

乙女「へわ!?」

可奈「くふっ……な、なかなかインパクトのある驚き方をするね、ハニー」

乙女「ダ、ダーリン……おどかさないでください」

可奈「ごめんごめん。じゃ、焼却処理場の余熱の力を存分に味わわせてもらおう」

乙女「うん」


どんな水着を持ってきた? >>353
1.無難に
2.セクシーに
3.清楚に
4.その他

4

 ~ プールサイド ~

可奈「キミも中学の水着か」

乙女「あれ、反応が薄い……」

可奈「ん? もしかして私の意表を突くために、それを選んできたの?」

乙女「そうなんです……あれ、ダーリンは」

可奈「水着を買ってなかっただけさ。去年は海にも行ってなかったしね、おしゃれにも頓着しない方なんだ」

乙女「可奈さん綺麗なのに……」

可奈「フフ、ありがとう」

 ~ 飛び込み用プール ~

(ザブン)

可奈「ふー、久しぶりだけど……やっぱりいいものだね」

乙女「だいぶ深く潜ってましたけど、潜水好きなんですか?」

可奈「うん、水と一体になってるような感じがして。本当は力を抜いてゆっくりと浮かびたいところだけど……監視員さんに心配かけてもいけないし」

乙女「水中から、光る水面を見るのも綺麗ですよね」

可奈「そうそう! それもある、キミやっぱり素敵な感性してるよ」

乙女「あ、ありがとうございます……」

可奈「でも8回も繰り返してたら喉が渇いてきたな。ハニー、何か飲みたいものあるかい?」


>>357
1.トロピカルアイスティー
2.トロピカルジュース
3.スポーツドリンク
4.麦茶
5.その他

熱いお茶
ダーリンにふーふーしてもらおう

可奈「はい、ホットティー。……ところでそれって健康志向?」

乙女「え?」

可奈「温水プールとはいえ水は水だし、冷えた体を温めるのかなと思ってね」

乙女「あー……そういうわけでもないんです、ただホットティーの気分だっただけで」

可奈「そっか。私は冷えたのをいただくよ」

乙女「……あつっ」

可奈「おっと気をつけて。持っても熱いくらいだから」

乙女「は、はい……うう、ちょっと舌が」

可奈「フフッ」


(まだ親密度が足りないようだ)


(飛び込み用プールで水中の美しさを改めて感じた)
SEN +1 合計90

(可奈との距離が近くなった)

 たくさん息継ぎをして喉と肺を使った。

 バスタオルにくるまれていると、夏の暑さにも関わらずどうしてかついウトウトとしてしまう。

 プールの帰り道は……いつも、けだるい、しかし不思議と満足感のある、心地よい疲れが身を包んでいる。


8月第四週の行動 >>360
運動→FOR 60
家事→DEX 75
散策→SEN 90
自習→INT  111
読書→MEM 66
修行→WIL  104

散策

 午前5時前。

 紫色をした空の下、既に農機を動かしている方々の姿もちらほら。


 山の麓を歩いていると、龍ヶ崎家の管理する神社の鳥居が横目に見えた。

 そして石段も……宵ちゃんが以前「氏子さん達のおかげで綺麗にできてるんです」と言っていたが、確かにうっそうと茂った木々の中に目立つ白い道。

 龍ヶ崎家の皆も枝落としや掃除をしているのを見たことがあるし、縁日や正月にならずとも神社がここの地区にしっかり根付いているのを感じる。


SEN +4 合計94


8月第四土曜の行動 >>362

・成長行動なら+3 ※(長期休暇中は、コンマ50以上で誰かと会います)

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、深雪、彼方、信也、(笙子) ※(8月中は、コンマ50以上で休日を消費せずデートできます)

・買い物に行く

・バイトを始める
(けして【金欠】にならなくなり、またFORが下がらなくなりますが、平日行動選択のコンマが99で【肉体疲労】、00で【精神疲労】になります)

宵ちゃんと沙耶香ちゃん
一人のみであれば宵ちゃん

 rrr……

宵『はい、龍ヶ崎です』

乙女「こんにちは、宵ちゃん。乙女です」

宵『ああ、お姉ちゃん。お電話ありがとうございます。今日はどんなご用で?』

乙女「沙耶香ちゃんと3人で遊びに行きませんか?」

宵『いいですとも!』

乙女「…………」

宵『夏休みの残りの期間、私の予定は空いてます。沙耶香ちゃんにはお姉ちゃんから電話します?』

乙女「あ、うん……」


どこへ誘う? >>364
A.龍ヶ崎家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.海

水族館

 ~ 8月第四日曜 バス内 ~

沙耶香「私の都合で、急な予定になっちゃってすみませんです」

乙女「いやいやそんな。みんな今日が空いてたんですから気にしないでください」

宵「そうです、楽しんでいきましょう」


乙女「しかしバスの強めの冷房が気持ちいいくらいに感じますね」

宵「本当に。暦ではもうすぐ夏の終わりですけど、実際9月が終わるくらいまで暑さは続きますもん」

沙耶香「洗濯物はよく乾きますけど、ひとたび雨が降ると乾きが悪くなって、湿度は高いんだなーって感じます」


どこを見る? >>368
1.大水槽
2.熱帯魚コーナー
3.深海魚コーナー
4.屋外ふれあいコーナー(ヒトデ&カニ)
5.舞台ショー(イルカ)
6.その他、食事や、出来事など

>>366

 ~ 2階・屋外フロア ~

沙耶香「ここは生き物に直接さわれるんですね!」

乙女「危なくないカニやヒトデを集めてるみたいです」

宵「ここに注意事項が……あまりあたためないであげてね、との事」

乙女「じゃあ、水の吹き出し口で少し手を冷やしてから」

(ぱしゃぱしゃ)

(うぞうぞ)

沙耶香「くっ、ふふっ、くすぐったいです!」

宵「ヒトデ、ちゃんと動くんですね……水槽の中のヒトデはみんなぴくりともしないのに」

(ぴゃっ)

乙女「わ!? カ、カニが水をふきかけてきました」

沙耶香「はいお姉ちゃん、ハンカチどうぞです」

宵「あまり長く居るとカニ達も不機嫌になるでしょうし、少し休みましょうか」

乙女「ショーが行われてない時間帯も、観客席は開放されてるんですね……」

宵「透明でまっさらな水槽は少し寂しい感じもしますけど、ちょうどいいかと」

沙耶香「あそこの売店でフレッシュジュースを売ってましたね、お姉ちゃん、宵ちゃん、何がいいですかー?」

乙女「ああ、一緒に行きましょ沙耶香ちゃん」

宵「そうですね、席はガラガラで、誰にも取られはしないでしょうから」


宵「私はキウイフレッシュを」

沙耶香「私はミックスキャロットで」

乙女「(2人とも悩まない! 男らしい!)どうしようかな……>>371

1.ストロベリーフレッシュ
2.オレンジフレッシュ
3.キウイフレッシュ
4.ミックスキャロット
5.バナナオレ
6.その他

5

宵「甘いもので攻めてきましたか」

沙耶香「あー、ちょっと迷いはしたんですよね。……身長的な意味で」

宵「身長を言うなら私も……ただ、甘すぎるかもとは思いまして」

乙女「良ければ飲みますか? 沙耶香ちゃん」

沙耶香「う、うー……ミックスキャロットが爽やかな感じなので、惜しいですけど遠慮しますです」

宵「じゃあキウイは飲んでみます?」

沙耶香「あ、いいよ。ちょっと交換しましょー」

乙女(味の問題か……でも、ふたりとも居る時に、下手に恋愛方面で意識させることがなくて良かったのかな?)


(どちらかに偏ることなく話す気遣いで精神力が磨かれた)
WIL +1 合計105

(宵との距離が近くなった)

(沙耶香との距離が近くなった)

乙女(さ、また学校が始まる)

乙女(9月末には体育祭もあるし、10月末からは文化祭準備もあるし、体力を使う秋。気を引き締めていこう)


9月第一週の行動 >>374
運動→FOR 60
家事→DEX 75
散策→SEN 94
自習→INT  111
読書→MEM 66
修行→WIL  105

読書

 セミの鳴き声がしなくなったのはいつ頃だっただろう。

 今年は8月下旬まで鳴いていただろうか?

 それを考えると季節は確実に秋に向かっていると感じられたが、窓の外の陽炎を見ると、どうにも外を歩くという行為にめげそうになる。

 このまま冷房の効いた図書室で、夕方まで時間をつぶそう……

乙女「……ウィザードリィのアンソロジー小説まであるとは、高校の図書室あなどりがたし」


MEM +4 合計70


帰りに会ったのは? >>376
1.可奈
2.笙子
3.深雪

3

深雪「あ。乙女さん」

乙女「こんにちは深雪さん」

深雪「こんにちは。今帰り?」

乙女「うん。図書室の居心地がよくて、つい」

深雪「気持ちはわかる」


(てくてく)

深雪「図書室に居たという事は、もしや本が好き?」

乙女「それなりには。読書好きってほどじゃありませんけど」

深雪「私も。そのくらいだと言える」

乙女「今日、借りてきたのは外国の子ども向け推理小説を訳したやつで――」

深雪「ところで、さっき本を取り出した時、鞄の中に見えた秘書検定というのは」

乙女「あ、これですか? あまり慣習や作法にとらわれるのは好きじゃないんですが、上座とか下座とかは少し興味があって」

深雪「なるほど……」

乙女「……もしかして深雪さんも興味あります?」

深雪「(こくん)」

乙女「私は何回も読んでますし、良ければ貸しましょうか」

深雪「本当に? それはありがたいけれど……ものを貸すまで私のことを信用してくれている?」

乙女「うん」

深雪「……ありがとう。しっかり読んで必ず返す」


何か話す? >>379
1.好きなもの嫌いなものを聞く
2.誕生日を聞く
3.電話番号を聞く
4.その他

乙女「ところで、深雪さんの電話番号を教えてもらってもいいでしょうか?」

深雪「? うちは商店だから、タウンページに載っていると思う」

乙女「いやあ、正式に友達ってことで聞きたくて」

深雪「……ありがとう。嬉しい。うん、本の催促にも使って」


(深雪との距離が近くなった)

(少し、深雪に好印象を与えたようだ)

9月第一土曜の行動 >>382

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、深雪、彼方、信也、(笙子)

・買い物に行く

・バイトを始める

バイト

乙女「面接……受かるかな」

 飲料の配達業務。

 午前6時に事務所へ顔を出し、飲料を三輪自転車に積んで町を回る。

 冬になると厳しそうだが、後顧の憂いなくみんなと遊ぶためにも、稼いでおきたい。


(今月から【金欠】にならなくなり、クビになるまでFORが下がらなくなります)

(第二週から、平日行動選択のコンマが99で【肉体疲労】、00で【精神疲労】になります)

(半年以上を普通の金使いで過ごすとグッドステータス【裕福】が付与され、バイトをやめても節約術によりお金に困らなくなります)


 rrr……

乙女「(チャッ)はい早乙女です」

>>384「もしもし、>>384と申しますが」

1.龍ヶ崎 宵
2.物部 沙耶香
3.木肋町 可奈
4.鬼怒川 笙子
5.骨原 深雪

笙子『やっほー、お久しぶり』

乙女「え、笙子さん……こ、こんにちは」

笙子『あはは、驚いた? 乙女ちゃん、一学期に人由くんから私の電話番号聞いたそうじゃない。いつかけてきてくれるのか楽しみにしてたのに』

乙女「んん? そうすると、やっぱり私のこと聞いたのって笙子さんだったり……?」

笙子『そうだよー。龍ヶ崎くんからも話は聞いてるんだ、グループ作らないで少人数で遊びに行くことが多いとか、私と気が合いそうだなって』

乙女「それはお待たせしてすみません、本人に聞いたほうがいいかと思ってしまい」

笙子『私はむしろ他所から情報仕入れて、驚かせてくれる方が好きだなぁ。それで、明日は空いてる? 一緒にごはんでもどう?』

乙女「ご飯なら繁華街ですよね……えーっと、>>386

1.いいですよ
2.喜んで
3.残念ですが懐が寂しくて
4.誕生日を教えてくれるなら
5.その他

ご飯だけじゃ満足出来ません
デートしましょうデート!

笙子『おっ、いいノリ。オッケー、カラオケの割引券持ってるから歌いに行こっか』

乙女「ありがとう、楽しみです」

笙子『明日12時にアーケード南広場、二口女の前で待ってるね』

乙女「祈る少女って正式名称で呼んであげましょうよ……」

笙子『だって何か髪の中にあるようにしか見えないしさー』

乙女「そこは作った人の腕前が……」

 ~ 9月第一日曜 繁華街 ~

笙子「おおっ!? 早いね乙女ちゃん」

乙女「楽しみで早く来すぎちゃいました」

笙子「なになに、なんなのその嬉しいセリフはー。私が男なら今ので落ちてるね、間違っても男子との初デートでそんなこと言っちゃダメよ」

乙女「は、はい……」

笙子「さて、そんじゃお昼にしようっか。どこか希望ある?」

どこで食べる? または、何か出来事が起きる? >>389
1.そこのハンバーガー屋
2.そのへんのファミレス
3.駅ビルのお好み焼き屋
4.デパ地下のピザ屋
5.下町側の軽食喫茶
6.その他

おしゃれなカフェ

 ~ カフェ「フローライト」 ~

笙子「えっ、ここ?」

乙女「い、いけませんでした?」

笙子「ううん問題ないって、なんか普段のイメージ通りでちょっと意外だったけど」

乙女「イメージ通りなのに意外!? どういう事!?」

笙子「あはは、気にしない気にしない。おとなしくて人見知りと来れば深窓の令嬢を思い浮かべちゃうのは仕方ないと思わない?」

乙女「私のことですか……?」

笙子「美化委員でゴミ拾いとか土いじりとかしてるし、あと縁日の準備にも参加してたっていうから、乙女ちゃんがただのお嬢様じゃないのは知ってるけど」

乙女「どこからそういう情報を!? あ、彼方さんか」


笙子「どうしようかな、辛いものの気分だけど、ミートパイも気になる……ふだん食べる機会なんて無いもんねぇ」

乙女(これは……)

何を食べよう >>391
1.チーズハムサンド
2.タコス
3.サラダクレープ
4.ミートパイ
5.ホットケーキ
6.フローライトスペシャルパフェ(2名様以上でお召し上がりください)

2

乙女「なら、私はタコスを」

笙子「お? もしかして分けてくれる気だったり?」

乙女「うん……駄目?」

笙子「大歓迎! よし、そんじゃふたりで半分こしよっか。すみませーん」


乙女「さっきの話ですけど、私、別にお嬢様ってわけじゃ――」

笙子「ま、そうそう本物のお嬢なんて居ないよね――」

(カチャカチャ)

乙女(う……!? トルティーヤがうまく切れない……想像以上に柔軟で丈夫だったみたい。どうしよう……)

笙子「……そこまで来たら手でちぎった方がいいんじゃない? 私、そういうの気にしないから」


どうする or どうなる >>393
1.改めて慎重に切る(ちょっと切りそこなった部分が出る)
2.ちょうどよい大きさになるよう手で少しずつ千切る
3.まず半分を食べて残りを笙子が食べる形はどうかと聞く
4.その他

4 2+笙子にあーんしてあげる

(せっせっ)

笙子「ん、いい感じ。やっぱ無理は禁物だね~」

 笙子は不思議な微笑みを見せる子だ。

 にっこりという爛漫な笑いではなく、あえて表現するならニマニマといったところだが……悪辣なのかというと、そこまででもない。

 小中学校での子供達の表情から考えれば『からかい』なんてものは嫌悪の対象のはずなのにそんな気持ちが一切わいてこないのだ。

 テーブルに片肘をついて、眼鏡の向こうから語りかけてくるような静かな瞳は、しかし静かながら悪戯心に溢れている。

笙子「ん? どうしたの?」

乙女「……あーん」

笙子「…………あーん。(ぱく)ふふっ、おいし」

乙女「よ、良かったです……」


(笙子との距離が近くなった)

(少し、笙子に好印象を与えたようだ)

笙子「いや~、タコスもミートパイもおいしかったね。ポットパイみたいに中にビーフシチューが入ってると考えれば違和感も無いか」

乙女「うん……満足です」

笙子「おなかいっぱい胸いっぱいって?」

乙女「も、もう……」

笙子「あはは、あーんした側がなんで照れてるのー」


 ~ カラオケボックス ~

笙子「(カリカリ)あー、あー」

乙女「音量ですか?」

笙子「うん、やっぱり全力で歌いたいもん。でもデフォルトの音量がけっこう大きくなってる事があるからさ」

乙女「確かに……普通に歌っててもうるさいくらいの事があります」

笙子「そうそう。ところで乙女ちゃんはアニソンとか歌う? 聞くのでもいいけど」

乙女「>>396

1.任せてください
2.あまり知りませんが、有名どころなら
3.熱い曲なら
4.少女漫画系統なら
5.その他

2+人が歌うのを聞くのは好きです

笙子「そいつは重畳。いっちょ聞かせてあげますか」

乙女「よっ(ぱちぱち)」


乙女(い、いきなり知らない曲。テンポが早い上に音の高低差が激しい、そして歌詞がよくわからない!……でも、笙子さんの歌が上手だってことはわかる)

笙子「ネジの途切れた夢は何処に向かぁってゆくー♪」

乙女「おお……お上手です」

笙子「ご清聴感謝。なかなか曲が耳に残るんだよね、これ」

乙女「作曲者がアルファベットでしたけど……?」

笙子「んー、まあ、グループみたいなものと思ってくれればいいかな。ここの曲はどれもこれも一癖あって耳に残る名曲ばっかだよ!」


(心に響く曲を聴いて感性が鋭くなった)
SEN +1 合計95

(少し、笙子との距離が近くなった)

乙女(今日からアルバイト。ようやく人並みになれた程度の体力では、少々きついかも知れないけど……)

乙女(町を回る作業そのものは楽しみだったりする)


9月第二週の行動 >>399
運動→FOR 60
家事→DEX 75
散策→SEN 95
自習→INT  111
読書→MEM 70
修行→WIL  105

散策

 夕日とはいえないまでも、真横を見れば西日が眩しい。

 頭上を見上げると、下から陽に照らされる雲が美しい陰影を見せてくれている。

 もうちょっと広がれば鰯雲と呼ばれるのであろう途切れ途切れの雲。

 季節が秋になろうとしている。

 夏に見られた「雲の塔」や「雲の山」は、また来年までおあずけだ。

SEN +3 合計98
INT +5 合計116


9月第二土曜の行動 >>401

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

妹たちとデート

宵『明日なら空いてます、行き先は沙耶香さんと決めてくれれば』

乙女「いいんですか?」

宵『お姉ちゃん達となら、どこに行ってもきっと楽しいです』

乙女「あ、ありがとう……じゃあ、後でかけ直しますね」

(カチャ)

 rrr……

沙耶香『はい、物部ですっ!』

乙女「こんにちは沙耶香ちゃん。あの、宵ちゃんと明日――」

どこに行く? >>403
A.龍ヶ崎家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

自宅は可だっけ?
不可なら安価下

乙女「あ、あの……私の家に、来ませんか?」

沙耶香『お姉ちゃんの家ですか? いいですよー』

乙女「良かった……」

沙耶香『なんならお昼を作ってもいいですし。あ、でもおうちの人が居ますか?』

乙女「えっ!? いえ、昼間は居ませんけど……じゃ、じゃあ、お願いしようかな……」

沙耶香『わっかりました! 鶏肉とキャベツと、お豆腐を持っていきます。ではっ、11時頃に』

乙女「うん、楽しみにしてます」

(カチャ)

乙女「き、緊張したぁ……」


(勇気を出して気力が削られた)
WIL -2 合計103

(沙耶香のデート先に「早乙女家」を選べるようになった)

 ~ 9月第二日曜 自宅 ~

宵「ごめんください」

沙耶香「お邪魔しまーす」

乙女「どうぞどうぞ。あれ、宵ちゃんそれは?」

宵「うちで取れたお米とトマトです」

乙女「気を使ってもらって……すみません。うわ、真っ赤でおいしそう」


沙耶香「小麦粉を頂いていいですかー?」

乙女「うん、下の戸を開けたとこにあります」

宵「となると、ムニエルのような?」

沙耶香「はいです、給食から離れて半年も経つと、お姉ちゃんも懐かしく思うんじゃありませんか? じゃーん!」

乙女「鶏のササミ……!」

宵「給食のアイドル、鶏の甘辛炒めですね!」

乙女「我が家ですから、食器はお任せあれ。豆腐はこの透明な器でどうでしょ」

沙耶香「いいですね! 宵ちゃん、キャベツ千切りにしてもらっていいですか?」

宵「おやすい御用です」


≪DEX 75≫

宵「小麦粉が無かったら、普通にフライパンで?」

沙耶香「はいです、ちょっとお醤油と水を多めで、ひたひたにして半分煮るくらいにしてました」

乙女「材料が無くても立派な料理が作れるって、凄いことですよね」

宵「本当に。そこはかないません」

沙耶香「えへへ、褒めすぎですよー」

(てきぱきてきぱき)


沙耶香「完成! さあ、食べちゃいましょう」

宵「フライパンとかは後で?」

沙耶香「急に冷やすと金属がいたむみたいですから、うちの道具ならともかくお姉ちゃんちのは……」

宵「なるほど……」

 調理中から、砂糖醤油の匂いがたまらなく腹を刺激していた。

 脂身の少ない部位で、悪い肉だと繊維状の筋肉を噛み切るのにギシギシと擦り切らなければいけない事もあるが……

 沙耶香が仕込みをしてきてくれたのだろう、よく漬かったササミは実にやわらかくほぐれる。

 白米とよく合うことは言うまでもないが、キャベツと同時に口に含んでもまた旨し。

乙女「うひー……」

沙耶香「そ、そんなに変な声を出すほど感動してくれました?」

宵「お姉ちゃんは、懐かしさもあるでしょうし」

 切っただけの豆腐。切っただけのトマト。

 しかし冷蔵庫で十数分冷やした品は、まだまだ暑い日々の中の昼食としてとても心地よい。

 幸せとはこういう事なのだろう。

乙女「>>410

1.ずっとこうして居たいですね……
2.沙耶香ちゃん、お嫁に来てください
3.その他

2

宵「(ぷーっ)」

乙女「宵ちゃんがナチュラルに水吹いた!?」

沙耶香「だっ、大丈夫ですか!?」

宵「す、すみません。すぐ拭きますので」

沙耶香「お姉ちゃんも冗談が過ぎます……」

乙女「ごめんなさい」

宵「いや、私もかなうなら沙耶香さんをお嫁に欲しいくらいですから、お姉ちゃんの気持ちはよくわかりますよ?」

沙耶香「へう!?」


乙女(ふたりの反応を見るに……冗談ですよ女同士じゃないですか、なんてことは言わない方がいい気がする……)


(宵との距離が大幅に近くなった)
(沙耶香との距離が大幅に近くなった)

(少し、宵に好印象を与えたようだ)
(沙耶香に好印象を与えたようだ)

沙耶香「♪~(かちゃかちゃ、きゅっきゅっ)」

宵「後片付けまで楽しそうですね、沙耶香さん」

沙耶香「何かを磨くのって好きなんですよー、私の前世がアライグマだったんですかね」


乙女(さて……何をしよう?)

>>413
1.トランプ(ページワン)
2.トランプ(ポーカー)
3.スーファミ(ぷよぷよ)
4.スーファミ(ボンバーマン)
5.人生ゲーム
6,その他

ツイスターゲーム

今までは(時間帯もあり)人がいないようでしたので連取り有りになっておりましたが、
人もいるようですし連取りは「15分以上経過してから」にさせて頂きます

乙女「これをやりません?」

宵「うわ、人生ゲーム。懐かしいものを」

沙耶香「やった事はないですけど……スゴロクですかー?」

乙女「だいたいそんなものです。チップが何種類かあるくらいで、基本はルーレットの数進みます」

宵「子供とか株券とか、土地の権利書とかですね」

沙耶香「……なんだか怖いゲームみたいですが」


「ヴぁー!? 海外マップに飛ばされました!」

「ひぃ!? 結婚詐欺、また戻されるですかー!?」

「保険に入ってて良かった……と言うか不幸マス多すぎです」


「お姉ちゃん、誕生祝いのご祝儀くださいな」

「お姉ちゃんに勝負を挑みますです、いざルーレット!」

「宝クジで当たったぶんが消えてゆく……」

宵「最後の大勝負……決めます!(カラカラ)ダメでした……」

沙耶香「みんな所持金マイナスですから、絶対に大勝負に出ないといけないですね……(カラカラ)うう、出ません」

乙女「4なら振りなおせて、10なら勝ち……ていっ(カラカラ)…………」

宵「マイナス三百万で私のトップです……が、まったく嬉しくない結果に」

沙耶香「まだ2時過ぎですし、もう1回やりましょうっ!」

乙女「うん、せめて誰かひとりでもハッピーエンドは迎えたいです」


おやつは何を食べよう >>420
1.チョコ包みラングドシャ
2.シュガーラスク
3.ブランデーボンボン
4.ブルーベリータルト
5.オレンジマーマレードパイ
6.いちご大福
7.その他

3
まさかお菓子のアルコールでは酔わないだろう(フラグ)

(カラカラ)

宵「……! やった、ようやく……」

沙耶香「おめでとー宵ちゃん!」

乙女「長かったですね、結局私と沙耶香ちゃんはまたマイナスで……」

宵「人生って厳しいんですね……」

乙女「そうそう、昨日おやつを買っておいたんです、いい時間ですし食べましょう」

沙耶香「わ、ありがとうございます、いただきます」


乙女「少しブランデーの入った大人のチョコ、大丈夫ですか?」

沙耶香「お菓子を作る時にブランデーはよく使いますから問題ありませんですよ(ぱく)おいしーです♪」

宵「あ、ロイヤルミルクティー。以前のこと覚えててくれたんですね、お姉ちゃん……はい、私も祭事のお神酒に慣れてますので」

乙女「沙耶香ちゃん、紅茶で良かったでしょうか」

沙耶香「はいです、どっちかというと紅茶派で……やっぱりアレンジするなら洋菓子の方がいろいろできますし」

乙女「なるほど、それに合うようにですか」

沙耶香「だからコーヒーも好きだったりするんですよー」


(宵に好印象を与えたようだ)
(少し、沙耶香に好印象を与えたようだ)

乙女(再来週は体育祭……ちょっとは体を動かしておいた方がいいのかな)

乙女(敬老の日と秋分の日があって、まとまった時間は取れそうだけど……?)


9月第三週の行動 >>423

運動→FOR 60
家事→DEX 75
散策→SEN 98
自習→INT  116
読書→MEM 70
修行→WIL  103

家事

 前開きのシャツを空中でたたむという行動は、コツが必要だ。

 教科書に載っているはずもなく、母から子へ受け継がれていくものなんだろうか。

乙女「……やっぱり、まだ上手には畳めないか」

 バイトから帰ってこれから学校に行かねばならないため、練習している時間も無い。

 練習はまた次の機会にと思うものの、つい忘れてしまうのである。

DEX +4 合計79


乙女(あ、知り合い発見……)

>>425 数字に続けて行動安価可
1.宵ちゃん
2.沙耶香ちゃん
3.ダーリン(可奈さん)
4.笙子さん
5.深雪さん

1
あすなろ抱き

乙女(ここは、こっそり忍び寄って……)

宵「……はっ!(ガシッ)」

乙女「あだっ!」

宵「お姉ちゃん!?(パッ) す、すみません乱暴に掴んでしまって」

乙女「いやこちらこそ……気付かれないように抱きつこうと思ったのが間違いでした」

宵「う、うあぁ……お姉ちゃんのおっp……もったいない事を」

乙女「もったいない?」

宵「その、お姉ちゃんから積極的にスキンシップに来てくれるとは思ってませんでしたので……」

乙女「……じゃあ……改めて(スッ)」

宵「わ……」

(ぎゅっ)

乙女「……」

宵「…………(ぽーっ)」

乙女「宵ちゃん?」

宵「は! す、すみません、ありがとうございます」

乙女「それじゃ、一緒に帰りましょう」

宵「はい……」

(勇気を出して気力が削られた)
WIL -1 合計102

(宵に好印象を与えたようだ)


敬老の日の行動 >>428

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

宵ちゃん

 rrr……

乙女「もしもし、早乙女と申しますが……」

宵『お姉ちゃん。お待ちしてました、今日はどんなご用ですか?』

乙女(宵ちゃんの声がすごく嬉しそうなのは……私の気のせいじゃない、と思う)

>>430
A.龍ヶ崎家
B.早乙女家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

自宅でお泊まり

乙女「あの……今度の土日、うちに泊まりに来ません……か?」

宵『お泊り……?』

乙女「だ、ダメでしたら」

宵『いえ行きます。ぜひ。よっぽどの事が無い限り行きますので』

乙女「あ、はい」

(勇気を出して気力が削られた)
WIL -2 合計101


宵『ところで、沙耶香さんは誘いますか?』

乙女「んー……>>432

1.じゃあ、誘いましょうか
2.今回は2人で
3.その他

2

宵『わかりました……では土曜の午後3時くらいに』

乙女「待ってますね」

(カチャ)


乙女「……片付けなきゃ」


ところで早乙女家の両親って何してる人? >>434
1.会社勤め
2.自営業・店舗は自宅と別
3.自営業・店舗の裏がそのまま自宅
4.農家
5.その他

共働きの会社勤め

 ~ 9月第三土曜 自宅 ~

宵「お、お邪魔します」

乙女「どうぞ遠慮なく……」

宵「これフルーツ系のゴーフレットです、おみやげに。ご家族で召し上がってください」

乙女「ああ、わざわざすみません。お茶いれますんで、開けて食べましょう」


宵「広告で麦芽ゼリーを見つけまして、つい持ってきちゃいました――」

乙女「うわ、これまた懐かしい。買いにいきたいですね――」

宵「最近は骨原先輩もよく姿を見せるように――」

乙女「深雪さんですか、今度一緒に駄菓子屋に挨拶にでも――」


乙女(さて……ミルクティーのお代わりでも、と)

乙女(話も切りがいいし、何かで遊ぼうかな)

何をしよう >>437
1.将棋
2.チェス
3.トランプ
4.スーファミ
5.その他

4

宵「懐かしい。兄さんが作ったやつを遊んだ記憶が蘇ります」

乙女「彼方さんエンディングまで通してツクったんですか!?」

宵「ええ、1と2とでふたつ完結させてました。あとサウンドノベルツクールも買ってはみたものの諦めたようですけど」

乙女「まあそれは……あれは文字入力システムがちょっと」


宵「ちょっと強すぎません!?」

乙女「クワンガーはまともに戦うとなかなか当たらないですしね……」

宵「まともに……? あ、なるほど。ショットガンアイスですね。壁にはりつきながら反射させれば」

乙女「(まだオクトパルド倒してないからなぁ……)でも反射神経だけでここまで初めてのゲームを攻略できるとは。宵ちゃんさすがです」

宵「お褒めの言葉、恐悦至極……yes! クリアです!」

乙女「ぐっじょぶです。では次のステージは私が」

 ~ 数時間後 ~

乙女「そろそろ父さん母さんも帰ってきますし、夕飯の前にお風呂を済ませちゃいましょう(ピッ)宵ちゃん、先と後とどっちがいいですか?」

宵「え、お……い、一緒に入るのはダメでしょうか……」

乙女「それはちょっと。(龍ヶ崎兄妹がいかにいいひとかっていうのはもう充分理解してるし、話をしておいてもいいかも知れないとは思うけれど)」

宵「そうですか……では先に入らせていただきます(しょぼん)」


 あらかじめ話はしてあったので夕食は4人ぶん。

 父さん母さんとも顔見知りの宵ちゃんとあって緊張もなく、我が家の家族もなんら気負うことなく、世話を焼かれることもなく。

 自室の床に2組の布団をひいて、しばらくおしゃべり。


話す内容、または出来事など >>440
1.恋バナ
2.将来のこと
3.学校のこと
4.寝てしまうが、寝相が……
5.その他

2

 ~ IN 布団 ~

宵「将来……ですか。やっぱり宮司の資格だけは取っておきたいので、四年制の大学はどこかしら出ておかないといけませんが……」

乙女「宮司ってそういうものなの?」

宵「はい。あとは、親類に神道関係者が居ることが必須条件になります。血縁に関係者が居ない場合、関係者と結婚するか、養子になるしかありません」

宵「ここは私も納得の行かないところですが……いかな心の広い日本の宗教とはいえ、宗教に理屈は通じませんからね……」

宵「血のつながりになんて、何の意味もありはしないのに……」


宵「私は、父にはもちろん、しばらく会っていませんがカリフォルニアに居る母にも、感謝を欠かした事はありません」

宵「でもそれは、私が父や母からの愛情を感じられたからです」

宵「敬意を表するに値しない親も、いくらでも居ます……」

宵「たとえ殺さずに育ててくれたという事に感謝をしても……命より大事だと感じるものを踏みにじられようとしたならば……そんな親は……」


宵「……すみません、寝る前に重苦しい話をして。でも、聞いてくれてありがとうございます」

宵「できるなら……お姉ちゃんと同じ大学に進みたいですね……」

宵「がんばって、勉強しますから……」


(宵との距離が 超 近くなった)

(宵の心に触れた気がした)

 ~ 朝 ~

宵「ベーグル、ごちそうさまでした。とても美味しかったです」

乙女「また泊まりに来てください」

宵「はい。あの……」

乙女「?」

宵「お姉ちゃんの寝顔、かわいかったです」

乙女「へう!?」

宵「うふ、それじゃ失礼しますね」


9月第四週の行動 >>443
運動→FOR 60
家事→DEX 79
散策→SEN 98
自習→INT  116
読書→MEM 70
修行→WIL  101

読書

乙女「な、に、ぬ、ぬる、ぬれ、ね」

乙女「ら、り、り、る、れ、れ」

乙女「ラ行変格活用……なぜ四段活用ではいけなかったのか……あるいは現代のように、発音しやすいことを優先して言葉が乱れた結果なのか」

乙女「後世でもし日本語の基本が消失してしまっていたら、またそれを解読するのに時間がかかる……」

乙女「そう考えると、言葉が乱れるのはよいことではない……か」


MEM +4 合計74

 ~ 体育祭 ~

彼方「よろしくお願いします」

乙女「同じ青組ですね、こちらこそ」

深雪「短距離走は任せて」

笙子「頼もしいね、深雪ちゃん。赤、白、黒、青かぁ……やっぱり応援歌とかの関係で、色の名前2文字しばりなのかな?」

可奈「隣の工業高校では黄色組と緑組だそうだけど?」

深雪「……謎」


乙女が出る最初の種目、借り物競争で指定されたものは >>446
1.ショートヘアの女子(可奈)
2.成績上位20位内に入ってる生徒(??)
3.メガネかけてる生徒(笙子)
4.企画委員会所属の生徒(深雪)

乙女(成績で20位内に入ってる人!? こんなの、大声で聞くしか……)

乙女「せ、成績で20番以内に入ってる人! いませんかー!」

??「よっし、私だ!」

乙女「すぐ見つかった!? えと、お願……わわわ」

??「ほら早く行かなきゃあ! 飛ばすぞー!」

乙女「は、はい!」


??「2位か、ま、勝敗は時の運ってやつだね」

乙女「ありがとうございました」

??「ははっ、こんなんでお礼はいらないって。しかしあんた意外と運動できるんだ、ガリ勉かと思ってた」

乙女「え?」

??「いやー、中学ではいつも単独トップだったからさ。私を抜いてテストで1位になった子ってことで、こっそり注目してたんだよ。乙女ちゃん」

乙女「あ……あなたが獣威 真澄(ししおどし ますみ)さんでしたか」

真澄「お? あんたも私の名前は知っててくれたんだ、嬉しいな。……おっと競技は終わりか、じゃ、また後で」

≪INT50以上のため、初期好感度ボーナスがつきます≫

 吊り眉の鋭い眼光に、不敵な笑顔。

 伸びたい放題に伸ばした長髪を適当にひとつにくくっており、留めてあるものは百円ショップで買ったと思われるシンプルな黒のヘアゴム。

 普段から化粧っ気が無いのだと一目でわかるほど健康的な肌……

 高めの身長に、ぴしっと背筋の伸びた歩き方は美しいが、女らしさとは対極にある言動が彼女のすべてを塗りつぶしている。

可奈「や。お帰り」

真澄「おす」

乙女「あれ? 可奈さんと知り合いだったんですか」

可奈「うん。同じ中学なんだ」

真澄「よく遊びに行ったりしてるよ。むしろそっちは仲いいの?……って、よく考えたら聞くまでもないか」

乙女「?」

可奈「一期の定期考査のとき、私達、ダーリン・ハニーって呼び合ってただろう?」

乙女「うあ……」

真澄「カカカ、恥ずかしいならやらなきゃいいのに。まあ、仲良くしてよ。可奈の感性でピピッと来る子なら、私とも波長が合いそうだ」

 ~ 午後 ~

乙女(さあ、私が出る競技では最後。障害物競走……がんばろう)


深雪「がんば」

笙子「応援してるよっ!」

可奈「緊張は無いみたいだね、頑張って、ハニー」


どう突破する? >>450
1.ダイナミックに(FOR+コンマ>>450、100以上で2位、130以上で1位、真澄と笙子に受けがよい)
2.スマートに(DEX+コンマ>>450、100以上で2位、130以上で1位、可奈と深雪に受けがよい)

2

真澄「ノータイムで網をくぐり抜けた!?」

可奈「歩くスピードとほとんど変わらないんじゃないかな。的確に網を持って、かきわけてる」


深雪「みんなスピードが落ちる中、平均台も普通に走ってる……」

彼方「乙女さんバランス感覚は優れていますからね、それに人間関係こそ臆病ですが、こういう精神力は特筆すべきものがあります」

深雪「なんとなくわかる」


笙子「あ、乙女ちゃんが乗ったからシーソーが向こう側に」

真澄「タイミングも味方したな! 後続を離してぶっちぎりだ!」

可奈「フフッ、自然に綺麗に走ったね」


(パーン!)

乙女(や、やった……! 小中学校では一度も取ったことない、一位! やった、やった)


深雪「すごく嬉しそう」

彼方「あー、中学の時の運動神経では一位なんて夢のまた夢でしたから……皆さんも乙女さんのこと褒めてあげてください」

可奈「ハニー、お疲れ。はい冷やしタオル」

乙女「ありがとうござ……え? 冷やしタオル?」

可奈「水道の水をかけて絞ってきただけだよ」

乙女「わ、気持ちいい。ありがとうダーリン。んー、水道の香りも今はステキです」


深雪「……あのふたりは、そういう関係?」

彼方「たぶん違うんじゃないでしょうか……むしろ乙女さんに対して、うちの妹の方が……」

笙子「でも乙女ちゃん私にも『デートしましょう』って言ってたし、そういうお年頃なんじゃないかな」


乙女(さて……あとは締めのフォークダンスだけだね)

乙女(疲れたけど、楽しかった……)

秋分の日の行動 >>454

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

電話 深雪

 rrr……

深雪『はい、骨原です』

乙女「もしもし、早乙女と申しますが……」

深雪『乙女さん?』

乙女「あ、深雪さん。乙女です、こんにちは」

深雪『こんにちは。どうしたの?』

 電話口からでもわかるキョトンとした表情……いや、無表情なのだろうが……

深雪『食品の配達は二千円からだけど』


>>456
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)
+.もち米を注文する

+餅つき

深雪『ん。わかった。おこわでも作るの?』

乙女「ううん、お餅に」

深雪『……もしやお月見?』

乙女「うん」

深雪『……ご一緒させてもらっていい?』

乙女「え、いいですけど」

深雪『ありがとう。すぐ行く』

(カチャ)

乙女「……お月見に思い入れでもあるのかな?」

(ぴんぽーん)

深雪「来た」

乙女「ようこそ。もちつき機はもういつでも動かせるよう洗ってありますから、あとはお米を洗うだけ……はい代金です」

深雪「確かに。自転車はどこに置いておけばいい?」

乙女「邪魔にならないから、そこで平気じゃないかと。じゃあ、まだ暑いですし縁側にでもどうぞ」

深雪「お邪魔します」


深雪「手伝うこと無い?」

乙女「うん、しばらく大丈夫です……入れてスイッチを押すだけ」

(ヴィーン)

乙女「ところで、なんで突然うちに?」

深雪「め、迷惑だった?」

乙女「いやいやそんな事はないですよ、むしろ深雪さんが来てくれるなんて嬉しいです」

深雪「……小学校の頃、ばーちゃんと一緒に見てた」

乙女「……」

深雪「お父さんお母さんもばーちゃんとはすごく仲がよくて、たぶん、思い出すのがつらいから、お月見やらなくなったんだと思う」

乙女「そうでしたか……」

深雪「私が、お月見したかったのと。それと、私と同じ年なのに、こんな古風なことする子が居るって知って、お近づきになりたかったのが理由」


乙女(こんな時になんだけど……)

乙女(すごく個性的な敬語のあてはめ方をする子だなぁ)

深雪「?」

乙女「あ、いや、なんでもないです」


行動・出来事など >>460
1.餅になる前におこわをつまみ食い
2.手水を用意してふたりでちぎって団子作り
3.深雪の頭を撫でる
4.その他

2

乙女「きなことあんこ、どっちがお好みで?(こねこね)」

深雪「きなこ……(ぷちっ)」

乙女「……(ちゃぷ)」

深雪「……(こねこね)」

乙女「もしかして辛いほうが好きですか?」

深雪「う、うん」

乙女「お醤油に、大根おろしとか?」

深雪「その、醤油だけの方が好き……」

乙女「うふ、わかりました」

深雪「……ありがとう」

 9月も末になってくると、肌寒い空気が縁側に流れ込んでくる。

 さすがに2人とも長袖に手を通していた。

 やわらかな薄手のカーディガンに包まれた深雪の体の線が、彼女の身じろぎのたびに浮かぶようで……

 しかし目線を上げれば、より魅了されそうな、深雪の神秘的な横顔が目を奪う。


 明日も休日。

 彼女に心ゆくまで、この時間を味わってもらおう。


深雪「重ねて、ありがとう。すごく落ち着く時間を過ごせた」

乙女「そんな、どういたしまして」

深雪「乙女さんの時間のある時に、また誘って。それじゃ……」

(キーコ、キーコ……)

9月第四土曜の行動 >>464

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

沙耶香ちゃん

 rrr……

沙耶香『はい、物部です』

乙女「もしもし、早乙女ですが、沙耶香ちゃん?」

沙耶香『お姉ちゃん! こんにちは、涼しくなってきましたけど体調崩してませんか? 夜に屋根にのぼったりしちゃダメですよ』

乙女(ギクッ)


どこに誘う? >>466
A.龍ヶ崎家
B.早乙女家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

2

乙女「団地横の公園で、お話しませんか?」

沙耶香『はい、いいですよ。ということは、あそこのパンを?』

乙女「うん」

沙耶香『わっかりました! ではでは、明日の午後3時前くらいでいいですかー?』

乙女「それで行きましょう。楽しみにしてます」


乙女「……鉄棒とかするなら、キュロットの方がいいかな? しまったな、沙耶香ちゃんには何も言ってない……」

 ~ 9月第四日曜 児童公園 ~

沙耶香「こんにちはお姉ちゃん!」

乙女「こんにちは沙耶香ちゃん。やっぱり、子供の姿がありませんね……」

沙耶香「公園デビューとかも今は無いそうですしね~……親同士のいさかいが生まれる余地が少ないから、平和っちゃ平和ですけど」

乙女「小学生同士が遊んでる声なんかは聞きますが」

沙耶香「そうなんですか? じゃあ、根本的に子供の数が少なくなってるんでしょーか」

乙女(沙耶香ちゃんはポロシャツにサファリパンツ、運動もできる格好か……)


何をしよう? >>470
1.そのへんの草で草相撲とか
2.鉄棒や雲梯で運動
3.ブランコに座って話(話す内容の追記可)
4.その他

左から、宵、沙耶香、可奈、真澄、笙子、深雪。恋ツク2での立ち絵。

ttp://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org357339.jpg.html

3 恋バナ

 子供に合わせて作られたブランコゆえに、高校生となった今では少々低く感じる。

 特に何を言うでもなく腰かけると、沙耶香もすぐ横のブランコに座ってくれた。

 申し訳程度に刈られた雑草が、足に触る。

 ブランコの周囲の鉄の手すりに沿って刈られていたはずだが……夏だけでなく秋もまた草の伸びが早いという事なんだろう。

(キー……コ……キー……コ)

 ペンキの剥がれてきたブランコが立てる音は物悲しい。

 ほんの少し錆びた金属の感触は、わずかにあたたかく感じるが。

乙女「うーん、こんな話をした事はありませんでしたが、沙耶香ちゃんは……好きな男の子とか居ます?」

沙耶香「はえ!? い、いやいや、居ませんですよー。なんですか、もしかして誰かに、私に好きな人が居るか聞くように頼まれたですか?」

乙女「いやあ……」

沙耶香「それを言うなら……その、お姉ちゃんは、どうですか?」

乙女「>>472

1.居ません
2.気になる人は居ます
3.男の子じゃないけど居ます
4.その他

3

沙耶香「そっ……う……ですか」

乙女「……うん」

乙女(あれ……会話が途切れた)

乙女(沙耶香ちゃんの表情は、苦笑、あるいは悲しそうな微笑にも見える。嫌悪感ではなさそう)

乙女(でも、今の私は何か薄氷の上を歩んでいる気がする。ひとつ間違えたら取り返しがつかなくなるような)


乙女「……>>474

1.お願いですから嫌わないでください
2.やっぱり、変でしょうか?
3.わかっちゃいますか、宵ちゃんのことだって
4.沙耶香ちゃんの事ですよ

沙耶香「あ、いえっ!? わた……真剣っな、真剣に好きなら! それは、どうしようもない感情だと思いますし!」

(がっちゃんがっちゃん)

乙女「あ、ありがとう……そんな鎖を鳴らさなくても」

売り子「(スピーカー)おいしい、おいしい、焼きたてのパンだよぉ」

乙女&沙耶香「「わあ!?」」

乙女(近付いてたのに気付かなかった……)

沙耶香「せっかくですから、買いましょー」

乙女「そうですね。あ、団地の子供達も出てきてる」

乙女「おお……かりっと揚がったカレーパンが」

沙耶香「じゃあ明日の朝のためにメロンパンでも」

売り子「おっとお嬢ちゃん、ここのメロンパンはすぐに食べないと魅力が9割減ってもんだ」

沙耶香「はへ?」


沙耶香「(サクッ)……な、な、なんですかこれ!? 中がまるっきり空気の層みたいで、あまりにもやわらかいパンが、ぺしょっと素直につぶれます!」

乙女「これが本物の焼きたてのメロンパン……ここまで中がふんわりしてるのは初めてですね」

沙耶香「なるほど確かに、冷めて普通のパンになってしまっては、おいしさは1割しかないかもです」


乙女(多少わざとかなと思わないでもなかったけど、あの感動は本物だったみたい……沙耶香ちゃんは満足して帰っていった)

乙女(憂いを残すことなく、またどこかに誘っても普通に楽しんでくれそう)


(沙耶香との距離が近くなった)
(沙耶香に好印象を与えたようだ)

10月第一週の行動 >>478

運動→FOR 60
家事→DEX 79
散策→SEN 98
自習→INT  116
読書→MEM 74
修行→WIL  101

運動

乙女(今週は沙耶香ちゃんの誕生日。バイトのおかげで資金にはかなりの余裕がある……)


信也「バッチ来ーい!」

可奈「……超絶フォーク、行くよ」

(ズバン!)

体育教師「学校のソフトボールで本気の変化球投げんな……打たせてなるべく外野も動かしてやれ」


乙女「これなら……打てる!」

(カキーン!)

女子A「回れ回れーい!」

女子B「乙女ちゃんがんばってー!」


FOR +5 合計65


乙女(あ、あの後姿は……>>480
1.宵ちゃん
2.沙耶香ちゃん
3.ダーリン(可奈さん)
4.真澄さん
5.笙子さん
6.深雪さん

1

宵「こんにちは。お姉ちゃん今日は早いですね」

乙女「美化委員の仕事も無いですし、涼しくなってきて家で過ごすのも悪くないと思って……」


乙女「そういえば、沙耶香ちゃんの誕生日は何かする予定ありますか?」

宵「毎年お家で食事はするそうなので、帰宅後にプレゼントを渡しに行きます」

乙女「うーん……>>482

1.じゃあ一緒に渡しに行きません?
2.土曜日あたりに誕生会でもしません?
3.私もプレゼントをあげようかな
4.その他

宵「いいですね、私も沙耶香さんには色々とお返しをしなくちゃと思ってまして」

乙女「お返し? もしかして宵ちゃんもどこかにお出かけする時、沙耶香ちゃんにお弁当作ってもらってたり?」

宵「あ、やはりお姉ちゃんもでしたか」

乙女「じゃあ気合を入れてお昼を振る舞いましょう。うちでいいですか?」

宵「はい! 沙耶香さんには、帰ったらこちらから電話してみます。もし駄目でしたらお姉ちゃんにも連絡しますので」

乙女「ありがと、宵ちゃん」


(少し、宵に好印象を与えたようだ)

 ~ 10月第一土曜 早乙女家 ~

沙耶香「おまねき頂いて、ありがとうございますっ!」

乙女「そんな、今日の主役は沙耶香ちゃんなんですから遠慮しないで」

宵「さあどうぞ、真ん中に」

沙耶香「わ……あの、この箱はもしかして」

乙女「うん、バースデーケーキ。スポンジはお店のを買ってきたから、飾りつけだけだけど……」

宵「頑張りました」

沙耶香「う~~、ありがとうございますっ! すごく嬉しいです!」


何が主役のケーキ? >>485
1.ベリー系
2.柑橘系
3.チョコレート
4.餡子(シベリア風)
5.その他

さらにDEX+コンマ>>485でできばえ。100以上で美しく、130以上で市販のものと遜色ない出来

2

沙耶香「わ、みかんのケーキですね!」

宵「お口に合うかどうか」

沙耶香「果物はなんでも好きですよー。それにしても綺麗ですね、6等分どころか8等分してもぜんぶ同じだけのみかんが乗るなんて」

乙女「均等にするのは特に気を使ったので、そう言ってもらえると苦労も報われます」

宵「では、ローソクに火をつけまして……」


乙女&宵「ハッピバースデートゥーユー♪」

沙耶香「(ふーーーっ)」

乙女「誕生日おめでとう、沙耶香ちゃん」

宵「おめでとうございました、沙耶香さん」

沙耶香「過去形!?」

宵「いやあ、1日おくれですし、ふふ」


沙耶香へのプレゼントは何を用意してある? >>487
1.ヘチマ水
2.馬の油のハンドクリーム
3.映画館の自由視聴チケット
4.その他

1

沙耶香「綺麗なビンですね、これは?」

乙女「私の育てたヘチマの蔓を切って、ヘチマ水を溜めてみたんです」

沙耶香「お姉ちゃんが育てたんですか! こんなに溜めるには時間もかかったでしょ……ありがとうございます!」

乙女(言えない、もとは中学校時代の自由研究の賜物だなんて)


宵「私からはパン切り包丁を」

沙耶香「おおっ、買ったばかりのギザギザがすごい」

宵「あんまり研ぐ人もいませんし、沙耶香ちゃんちのご家庭でも買い換えるかなと思いまして」

沙耶香「ありがとー! 喜んで使わせてもらうね」


乙女「それじゃあみんなでいただきましょう」

宵「いただきます」

沙耶香「いただきまーす! ……やや!? スポンジが甘いのに合わせて、スポンジそのものに果肉を埋め込んだですかっ!」

乙女「あ、やっぱり沙耶香ちゃんには気付かれましたか」

乙女「買ったスポンジをそのまま使うと分厚いかなと思って、さらに両断してその間にはさんでみました」

沙耶香「切ったのは宵ちゃん? こんなに正確に、お見事ですよー」

宵「はい。まだ家事の手際はあまりよくありませんが……料理の、特に刃物の扱いは習熟してきたと思います」

沙耶香「みかんが主役! って感じで、とってもおいしーです!」


(沙耶香に大きく好印象を与えたようだ)
(少し、宵に好印象を与えたようだ)


10月第一日曜の行動 >>490

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

ダーリンに電話

 rrr……

可奈『やあ、おはようハニー』

乙女「おはようございます、午前中にかけちゃいましたが、大丈夫ですか?」

可奈『私の方はまったく問題ないさ。だいたい毎日午前6時から活動してるし、もっと早い時間帯でも構わないよ。携帯だから家族の迷惑にもならない』

乙女「そ、そうなんですか。ところで――」


>>492
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

7

可奈『また? 私もプールは嫌いじゃないけど……新しく水着買いに……いや、もうクリアランスも終わっちゃってるか』

乙女「そ、そんなに考えてくれなくても。うぬぼれでなければ、私を楽しませようとしてくれてるんですよね。気持ちだけありがたくもらっときます」

可奈『わかった。それじゃ当日、楽しませてもらう事にするよ』

乙女「来週土曜の午後2時でいいですか?」

可奈『オッケー、楽しみにしてる』


10月第二週の行動 >>494
運動→FOR 65
家事→DEX 79
散策→SEN 98
自習→INT  116
読書→MEM 74
修行→WIL  101

散策

 小高い山からの吹き下ろし。

 日が沈めば、はっきりと冷たい風を感じるようになってきた。

 すでに学校行事としての衣替えは終わっており、昼は長袖だと暑い時もあるため、風が心地よいのだが……

 そろそろ寝間着を変えるべきだろうか。

 アルバイトのためにも早起きする必要はあり、快適な睡眠のために努力が欠かせない。


SEN +4 合計102

 ~ 10月第二土曜 プール ~

可奈「室内とはいえ、日差しの眩しさがやわらいだだけで夏よりはるかに涼しく感じるね」

乙女「空調も余熱利用みたいですから、エアカーテンなんかが無い以上、開け閉めするたびに外の空気が混ざるし……気のせいじゃないと思います」

可奈「ふむ。それじゃ、夏みたいな長居はしない方がいいか」

乙女「うん」

可奈「……ところで、ストールなんてオシャレなもの羽織ってるじゃない。大人っぽくて素敵だよ」

乙女「えっ! あ、あ、ありがとうございます」

可奈「フフッ」


会話、行動、出来事など >>497
1.可奈の誕生日を聞いてみる
2.真澄について話す
3.一緒に飛び込みを楽しむ
4.飲み物を買ってビニールチェアでのんびり
5.その他

1

 ~ プールサイド ~

乙女「ときに……ダーリンの誕生日っていつですか?」(ぐっ、ぐっ)

可奈「ん? 6月7日だよ。風の星座、双子座」(みょいーん)

乙女「風の星座?」(ぺたん)

可奈「12星座を火・水・風・土に分ける分類法があって……ハニー意外と体柔らかいね。定期的に柔軟でもしてる?」

乙女「うん、身体づくりの本を買ってから」(ぐいーん)

可奈「へえ、見てみたいな。で、礼儀として聞いておこうか、キミの誕生日は?」

乙女「5月31日でして」

可奈「近いね! 来年は同じ日に誕生日祝いってことでどこか行く?」

乙女「ぜひ。ふふ、嬉しいです」

(ぱしゃぱしゃ)

乙女「さすがに秋も深まってきたせいか、人はまばらですね」

可奈「さっき空調の話もしたけど、冬もやってるんだっけ?」

乙女「と、思います。むしろ完全に冬の方が人は居るかも……」

可奈「ふむ。温水を求めて来るのか、季節に合わない事をすることで贅沢感を味わいたいのか、不思議なものだね」

乙女「スキー場でアイスを食べる人が多いようなものじゃ」

可奈「ああいや、あれは運動をして体が火照るから冷たいものが欲しくなるのさ。熱を逃がさない服を着ているし」

乙女「そうでしたか。言われてみると納得」

可奈「さて、また潜水に行きたいな。付き合ってくれる?」

乙女「もちろん」


何か飲む? >>500
1.トロピカルアイスティー
2.トロピカルジュース
3.スポーツドリンク
4.麦茶
5.その他

アベックストローでダーリンと一緒にトロピカルジュースを飲もう

乙女(こっ、これは……!)

可奈「どうしたんだい?」

乙女「ダーリン……これ……」

可奈「……へえ。ふたつ合わせてハート型のストロー。いいよ、買ってみよう」

乙女「う、うん」


可奈「(ちゅー)」

乙女(近い! 可奈さんの顔が想像以上に近い! あ、鼻息当たらないかな。呼吸を控えめに)

可奈「……フッ」

乙女(笑ってる……私の顔、赤い? それとも、何か察された?)


可奈「……なるほど。……こういうのも、悪くない」


(可奈との距離が大幅に近くなった)
(可奈に好印象を与えたようだ)

10月第二日曜の行動 >>503

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

笙子に電話

 rrr……

笙子『はーい』

乙女「もしもし、早乙女と申しますが」

笙子『わわ、乙女ちゃん!? ごめん、今日は不動産屋の電話が2件も来てて、すっごい適当になってた』

乙女「いやいや気にしないで。それにしても不動産屋?」

笙子『あー……うちの父親、資産運用とかでマンションの部屋持っててね? うまく行ってはいるみたいなんだけど』

乙女「うまく行ってるがために、価値に目をつけた業者から電話が来るってわけですか」

笙子『そうなのよー。肝心の本人は休日も気ままに出かけて居ないしさー』

乙女「あ、あはは……」


(少し、笙子との距離が近くなった)


笙子『ごめんかなりグチ聞かせちゃった。またどこか遊びに行く?』

乙女「うん、それもいいかな」

どうする? >>505
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(大きく、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス)
5.商店街(雑貨屋・本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

6

乙女「動物園か水族館に行きません?」

笙子『おお珍しいとこ突いてくるね。うん、私はどっちでもいいよ』

乙女「じゃあ体育の日に、午後1時」

笙子『わかった。じゃあねー』


 ~ 夕方 スーパー ~

乙女「こんにちは。今日は彼方さんが買い物に?」

彼方「ええ、コンマ神がゾロ目を連発なされたので奉納物を買い足しに」

乙女「……?」


彼方「ときに、うちの宵と……やばいくらい最高に盛り上がってますね。何かあって悲しむのは仕方ないとしても、もてあそばないでくださいよ?」

乙女「は、はあ」

彼方「沙耶香さんは、乙女さんに家族と同等以上の親愛を抱き、また、強く意識してます。あまり放っておかれませぬよう」

乙女「い、意識?」

彼方「可奈さんはまだその域には達していませんが危ないところです。どなたかを選ぶなら早い方がよいかと存じます」

乙女「う……」

 ~ 体育の日 動物園正門前 ~

笙子「早いね乙女ちゃん、今日は私も10分前に来たのに」

乙女「そう来ると思って私も同じくらいの時間に合わせました」

笙子「むー、私の思考を読むとは只者ではないと見た」

乙女「うふふ」

笙子「あはっ」


どこに行こう >>508
1.動物園・屋外広場(ゾウやライオンやダチョウ等)
2.動物園・外壁ぞいの檻巡り(サルやアナグマやハリネズミ等)
3.動物園・屋内(トカゲやヘビや熱帯の鳥など)
4.水族館・大水槽
5.水族館・熱帯魚コーナー
6.水族館・深海魚コーナー
7.水族館・屋外ふれあいコーナー(ナマコ&ヒトデ)
8.その他、動物園や水族館で有りそうな場所

6

笙子「おー、海グモだ……これ、物凄い水圧の中でも生きてけるんだよね?」

乙女「生息域を見る限り、そうみたいです」

笙子「……身はどうなってるのかな」

乙女「……外骨格ですし、もしかしたらカニのような」

笙子「深海魚の代表格アンコウも美味しいしね」

乙女「わりといけるかも」

海グモ(イワシやカレイじゃなく俺を見て、そんな話題を出す連中は初めてだ)

笙子「リュウグウノツカイ……は、さすがに居ないかぁ」

乙女「イラストならあそこのパネル群にでかでかとありますけど」

笙子「やっぱり現物を見たいよね。でもいないものはしょうがない、ウツボで我慢してやろー」


乙女「……」

笙子「……うーん。やっぱりウツボもおいしそう」

乙女「ですよね」


何かしようか >>512
1.目を離した隙に、暗いコーナーにひそんでおどかしてみる
2.シーフードレストランに誘う
3.みやげもの屋でタコのぬいぐるみをプレゼント
4.その他

3

乙女「ちょっとおみやげを見てっていいですか?」

笙子「うん、私も行こうと思ってたんだ」


乙女(なんともリアルなタコを発見……足が長くて、身体を持つとでろんと垂れ下がる)

乙女「でも、ふわふわで、ぬいぐるみなんですよね」

笙子「おおお!? なんともヘンなもの見つけたね乙女ちゃん。へー、ほんとにぬいぐるみだ。面白い」

乙女「……これください」

笙子「いいねいいね、ヘンテコなのは好きだよ」

乙女「いえ、プレゼントに」

笙子「へっ!? ちょ、ちょっと待って、乙女ちゃん。そんな軽々しく人に千円超えのプレゼントなんてしちゃダメだって、悪い男にたかられるよ!?」

乙女「心配しなくても、あげる人は選んでますから」

笙子「うー、うー、でもまだ遊びに行くのも2回目じゃん」

乙女「友達になるのに時間は関係ないです。笙子さんと電話とか、お出かけとか、いろいろ話をして好きだなと思って、プレゼントしたくなりました」

笙子「ううー、ずるいなぁ。気が引けるよ……うん、でもありがと」


(心持ち、笙子との距離が近くなった)
(笙子に好印象を与えたようだ)


笙子「ところで乙女ちゃん、可奈ちゃんとはいいあだ名で呼び合ってるよね。私にはなんか無い?(くすっ)」

乙女「えーっと……」

>>515
1.笙子への呼び方を変える(追記必須)
2.笙子からの呼び方を変えてもらう(追記必須)
3.どっちも変えない

1
お姉ちゃん

乙女「お……お姉ちゃん」

笙子「」

乙女「笙子お姉ちゃん……?」

笙子「抱きしめていい? 抱きしめるね(ぎゅっ)」

乙女「はみゅ」

笙子「うわあああ乙女ちゃん可愛い超可愛い!(ぴょんぴょん)」


(笙子との距離が近くなった)


笙子「ところでお姉ちゃんって言うけど、乙女ちゃんの誕生日はいつなの?」

乙女「5月31日です」

笙子「えー、私11月20日だから、乙女ちゃんの方が半年くらい年上じゃん。でも可愛いから許す!」

乙女(意図せずして誕生日ゲット!?)

10月第三週の行動 >>518

運動→FOR 65
家事→DEX 79
散策→SEN 102
自習→INT  116
読書→MEM 74
修行→WIL  101

家事
キャラ設定がしっかりあるから楽しいな

 11月の文化祭にてクラスでは焼き鳥を出すことになったものの、レンタルした焼き桶があまりにも汚い。

 と言っても油汚れではなくコゲやへこみといったものだ。

 そうそう直せるものでもないため、安いからしょうがないかと皆あきらめていたが……

男子A「うおお、重曹スゲー」

女子B「乙女ちゃんの根性もすごいね……ずっと磨きっぱなしでしょ」

乙女「お客さんに……見えるところだけでも……綺麗にしなきゃって……(がしがしがしがし)」


女子A「しかしいくらなんでも凹みは直せないんじゃね」

男子B「そこはカッコつけさせてもらおう。図工室の万力で形を整える。もしレンタル業者から何か言われたら弁償するさ」


 沙耶香から教わった掃除術を遺憾なく発揮していた。

DEX +4 合計83

10月第三土曜の行動 >>521

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

信也

 rrr……

信也『はい、人由です』

乙女「もしもし、早乙女と申しますが」

信也『おーこんちは。可奈さんとか真澄さんとか深雪ちゃんとかのプロフ入ってるぜ。あと、笙子ちゃんの新しい情報ももらった』

乙女「……なんで可奈さんと真澄さんはさん付けなんですか?」

信也『なんとなく落ち着いてる感じするじゃん?』


信也『そうそう、商店街に新しくデカい本屋がオープンしたのは知ってるかい? なんと隣の喫茶店と直通だ。本屋なのにえらく思い切ったよな』

乙女「巨大本屋……」

信也『それと、もうだいぶ過ぎてるけど、夏休み前に繁華街にスポーツジムができた。運動が好きな子と行ってみたらどうだい』

乙女(宵ちゃんにピッタリの施設。スポーツショップは商店街で、スポーツジムは繁華街。間違えないようにしないと)

信也『さて、誰について聞く?』

乙女「>>523

1.可奈さん
2.真澄さん
3.笙子さん
4.深雪さん

1

信也『彼女か。本人からの提供以外だと真澄さんからしか情報源が無いから、かなりミステリアスな子だな』

信也『木肋町 可奈(ぼくろくちょう かな)、6月7日生まれ。得意科目は国語と数学。好きなものは森と水辺、嫌いなものは人ごみと社会構造』

乙女(社会? ……ああ、前に縁日の準備で言ってたような感じかな。でもご老人の相手は好きだって言ってたし、別に態度は反社会的じゃないよね)

信也『食べ物の好みは、手軽に食べられるものならなんでも。場所の好みは自然の多い所だってさ』

信也『行動そのものは合理的で無駄を省いてるかと思いきや、散歩や昼寝も好きだっていうし、いまいちつかみどころが無いなぁ』

信也『美化委員会でゴミ拾いに精を出してるけど、自然保護活動にはまったく興味ないみたいで、正直オレには性格を把握すんのはお手上げだ』

乙女(人の手が入るということ自体を好ましく思ってない……のかな?)

信也『あと、その言葉遣いと余裕ある態度から、女子の人気が高い』

乙女「そ、そうですか……ありがとう、参考になりました」


10月第三日曜の行動 >>525

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

読書

 秋が深まった時期の図書館ほど風情があるものも、なかなか無いだろう。

 窓の外に紅葉から落葉への移り変わりを見つつ、手元の書物に目を落とす。

 軽めの推理小説だが……

 登場キャラクターの個性が強くて覚えやすい。特にこの中二は何かを思い起こさせる……

乙女「……」

乙女「宙の戒め解き放たれし凍れる黒き虚ろの刃よ……」

笙子「我が力、我が身となりて、ともに滅びの道を歩まん……」

乙女「!?」

笙子「……(すっ)」

乙女「……(はっし)」

笙子「同志(ぐっぐっ)」


(笙子との距離が大幅に近くなった)

MEM +5 +3 合計82

10月第四週の行動 >>528

運動→FOR 65
家事→DEX 83
散策→SEN 102
自習→INT  116
読書→MEM 82
修行→WIL  101

散策

 下校途中。

 台風の直前の空気もまた味わい深い。

 秋の深まりの静寂を粉砕しながら吹きすさぶ、不自然になまあたたかく湿った強い風。

 暗い空を見ればとんでもない勢いで分厚い雲が流れてゆく。

 行雲流水という言葉があるが、まさに行く雲は尽きせず絶えることなし。

 ……雨戸を閉めなければ。


SEN +3 合計105


(ピンポーン ピンポーン)

乙女「こ、こんな台風の日に……宅配便?」

乙女「はーい(カチャ)」


そこに居たのは、ずぶ濡れの >>530
1.宵ちゃん
2.沙耶香ちゃん
3.ダーリン(可奈さん)
4.お姉ちゃん(笙子さん)

乙女「可奈さん!? ちょ、ちょっとタオル持ってきます、ひとまず玄関に入っててください!」

可奈「悪いね。靴下まで濡れてるから、ここで待たせてもらうよ。……ダーリンを忘れるくらい慌てさせちゃったか」


乙女「はい、まず髪を……あ、ハンガーもどうぞ。制服はここに、上の棚の取っ手にかけて」

可奈「ありがとう。濡れたもの入れてもいいカゴとかがあると助かるけど……図々しくてすまない」

乙女「いやいやそのへんは当然の需要ですから!」

可奈「需要って、フフッ」


乙女「(ブラウスが張り付い……)可奈さん!?」

可奈「なんだい?」

乙女「スカートまで脱……あ、いえ、全身びしょ濡れですし、そりゃ脱がないとまずいですね……バスタオル用意しますから、玄関のカギかけてください」

可奈「ああ」


何を着てもらう? >>532
1.もう1枚バスタオル
2.自分の予備の制服
3.自分の体操用ジャージ
4.自分の私服
5.その他(指定の私服が有ればそれもここに)

5 乙女が持ってる中で出来るだけ可愛らしいタイプの私服

可奈「……こんなフリフリの着せてもらっていいの?」

乙女「う、うん」

可奈「こんな落ち着いた赤って、実物は初めて見たよ。ベルベットみたい」

可奈「首周りから肩まで露出したシャツ見てどういうのかと思ったけど、上からさらに羽織るのか……うわ、肩がふくらんだ服も実物は初めてだ」

可奈「なるほど……これでワンピースのように見えつつ、鎖骨周辺を大胆に出したスタイルになる」

可奈「ウエストを結ぶベルト部分は、後ろが大きなリボンのようになってるって。めちゃくちゃ徹底してるね」


可奈「さて、どうかな?」

乙女「いい……すごくかわいいです」

可奈「フフ、ありがとう。次はキミがこれを着たところも見てみたいね……ハニー」

乙女「はう」

乙女「ティーバッグですが、どうぞ」

可奈「わざわざありがとう。迷惑をかけてごめんよ」

乙女「そんなことありません、頼ってくれて嬉しいです。ところでダーリンは私の家、知ってましたっけ」

可奈「ああ、キミの部屋なのか勉強部屋かはわからないけど東側の窓。散歩してると時たまキミが本読んだり、何か書いたりしてるのが見えるんだ」

乙女「そうでしたか……私の部屋で合ってます。こ、声をかけてくれても、良かったんですよ?」

可奈「フッ……それじゃ、気が向いたらそうさせてもらおうかな」


可奈「私の傘も折れちゃったし、傘を借りても折っちゃいそうだな……もしカッパがあれば貸してくれると嬉しい」

乙女「>>535

1.災害時用のすごい合羽があります
2.父が帰ってきたら車で送ってくれると思うんで、まだ居てください
3.明日は休日ですし泊まっていきませんか
4.その他

3

可奈「え、それはさすがに悪いよ」

乙女「えっと……こんな豪雨の中を帰すのも、罪悪感がすごいので。私のために、ぜひお願いします」

可奈「はは……そう言われちゃ断れないな。ありがとう、喜んで泊まらせてもらえるかい」


(可奈との距離が大幅に近くなった)
(可奈に好印象を与えたようだ)


 ざあざあ……ざあざあ……

可奈「お先にありがと。いい御手前で(ホカホカ)」

乙女「そんなお風呂を茶道みたいに。あ、ダーリンはソースどっちにしますか?」

可奈「ハニーと同じもので。夕食はいつもキミが作ってるのかい?」

乙女「いえ、今夜はこの天気で母も遅くなるそうだから作っちゃいましたけど、普段はお米を炊くくらいです。……お茶碗はこれで? どんぶりで?」

可奈「そんなに食べきれないって……フフッ」


寝床で何か話そうか、あるいは出来事など >>537
1.恋バナ
2.将来のこと
3.学校のこと
4.寝てしまうが、寝相が……
5.その他

 ~ IN 布団 ~

可奈「ゲーム機を持ってるなんて意外だね。わりとやるの?」

乙女「最近のはあんまり。そこにある通り、スーパーファミコンソフトは中古をかなり買ってもらいましたが……可奈さんは?」

可奈「私は縁が無かったな……女子のグループとかには興味なかったけど、だからって男子と仲良くなる事も無かったし」

乙女(男子のものって印象なんだ)

可奈「ああ、だからって悪い印象は無いよ? むしろキミがそんなに遊んでたものとなると興味が沸くくらいだ」

乙女「そ、そうですか……ところで男子と仲良くならなかったって……好きなタイプとか居なかったんですか?」

可奈「ふーむ」

可奈「好みというとたぶん小学校の頃から変わってないかな」

可奈「雲が影を作っていたり、夕日に下から照らされていろんな赤に染まったり、そういうのを見ていても……みんなすぐ他所に行っちゃうし」

可奈「もしも隣で私と同じように眺めていてくれる人が現れたら、好意を抱いただろうね」

可奈「それは女友達でも同じ。だから美化委員会の帰り、キミが……なんて言ったんだっけ? とにかく夕日に関して言ってくれた時は嬉しかったよ」

乙女「そうだったんですか……確かにあの時、可奈さんの後ろから夕日が髪を透かして……幻想的だったの覚えてます」

可奈「でも、確かにそろそろ適当な人を見つけ始めておかないと、まずいかもね……」

乙女「え!?」

可奈「可能性は低いと思うけど、まかり間違ってうちの父が市長なんかになった日には、どういう人間がお見合いを申し込んでくるやら」

乙女「そ、そんな」

可奈「フフッ。9割は冗談さ。政党無所属のたかが市長に利用価値を見出される事も無いだろうし、『子供を作らない』っていう世間体の悪さしか無い」

可奈「それに私もアルバイトはしてる、万が一があっても大学卒業まで結婚しない意思を押し通せる猶予はあるはず」

可奈「2、3年生活していけるだけのお金は稼いでおいて、北の果てか南の果てででも働いてやるって」

可奈「……そもそも、うちの両親はそこまで外道でもないよ。たぶん」

可奈「……そう……だね」

可奈「もしも、そんな理屈抜きで好きになってしまうなら……」

可奈「私が、そんなにも好きになってしまうなら……」

可奈「能力や立場はもちろん……年の差も……性別さえも……気にしないかも……ね」


可奈「……zzz」



10月第四土曜の行動 >>542

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

・可奈を引き止めて自宅デート

自宅デート

 ~ 6:40 ~

乙女「ただいまー……あ、起きてましたか」

可奈「おはよう。この綺麗な空を堪能してきたのかい? 誘ってほしかったな」

乙女「い、いえ、アルバイトで配達を」

可奈「そっか、朝のなんだ」

乙女「でも、そうですね……朝ごはん買いにいくついでにちょっと一緒にお散歩してきましょうか」

 可奈は昨日の制服に。

 着替える時、体育の時など平気でぽいぽい脱いでいくはずの可奈がこちらに後ろを向けて着替えていた。

 何か意識することが増えた、のか。

可奈「……ハニー。パジャマありがと」

乙女「あ、うん。洗濯かごの方に入れてください」

 今もハニーと呼ぶのに少し照れが入ったような気がする。

 台風一過、抜けるような青空が広がっており、風に乗ってくる空気がとても爽やかだ。

 配達の最中も感じたけれど、今朝は屋外で食べたい気分。

可奈「もしキミさえ良ければ、山の方に歩いてみない?」

乙女「いいですね、私もちょうど同じこと考えてました」

可奈「フフッ、つくづく気が合うらしい」


何を買おうかな >>545
1.あんパンと牛乳
2.ホットドッグとコーラ
3.たまごサンドとオレンジジュース
4.その他

 ~ 舗装された山道 ~

乙女「あんまり車も通りませんし、空気がおいしいですね」

可奈「うん。……そういえばハニー、前にこのへんでアケビ取ってなかった?」

乙女「お、覚えてたんですか」

可奈「アハハッ、まだよくキミのことを知らなかったし、インパクトが強くて。それに、まだやってるんじゃない?」

乙女「……栗とか拾ってます」

可奈「アッハッハ! す、素直だね!」

乙女「むぅ」


可奈「はぁー、笑った笑った。あの休憩所で朝食にしようよ」

乙女「うん……笑いすぎです、ダーリン」

可奈「ごめんごめん」

可奈「……こうして山の上から見ると、私達の町もずいぶんいい眺めだね」

乙女「うん……」

可奈「あ、もちろんあの中で過ごしてても、ステキな町だと思うよ? ちょっと自治体とか評議会とか消防団とかいろいろあるのは鬱陶しいけど」

乙女「ふふ。でも参加してるじゃないですか」

可奈「まあ、ね」


乙女「牛乳、200ミリの買ってきたけど、飲みきれるかな……?」

可奈「飲みきれなかったら飲み終わるまでゆっくり休憩しようよ。もう、今日は用事ないんでしょ?」

乙女「うん」

可奈「私が飲んでもいいし」

乙女「う、うん」

(もぐもぐ)

乙女「2色パンってあるじゃないですか」

可奈「あるね」

乙女「今、私が食べてるのが、あんパン」

可奈「私が食べてるのがクリームパン」

乙女「その、少しください」

可奈「そう来ると思った。好きなだけいいよ、キミのもくれるなら」

乙女(可奈さんが食べたとこをそのままに差し出してくれてる……)

可奈「(ぱく……もぐもぐ)」


乙女(……ほんの少し、顔が赤いような?)

 ~ 自宅 ~

乙女「ただいまー……もう二人とも仕事に行っちゃったか、鍵かかってる(ガチャ)」


可奈「よっと……これ、クッション? 借りていいかい?」

乙女「うん。(って、抱くんですか!? ああ、いつも私が敷いてるのに……うわ、抱えたままごろっと布団に。まんま猫です)」

可奈「んぅ……昨夜、私が使った布団、もう干したほうがいい?」

乙女「え? ああ、そうですね」

可奈「どう干せばいいかな」

乙女「持ってくれるなら、縁側に置いて干すだけで」

可奈「了解」

乙女(横になるかと思いきや働いてくれるとは……)


何をしよう >>550
1.本を読みながらごろごろ
2.トランプでも
3.テレビゲームを体験してもらう
4.その他

抱きついたりしてじゃれあう

可奈「……」

乙女「……」

可奈「あの、ハニー?」

乙女「な、なんでしょう」

可奈「抱きついたっきり動きが無いけど、大丈夫?」

乙女「いやその、猫っぽい姿を見て、つい。可奈さん側からも何か動きがあるかと思って」

可奈「これでもびっくりしてる」

乙女「そ、そうですか……じゃあ、こういうのとか」(ほっぺふにふに)

可奈「……これは?」

乙女「ね、猫ぱんち……」

可奈「……(ふにふに)」

乙女「……にゃあ」

可奈「フフ、楽しい時間をありがとう」

乙女「あ、ありがとうございます……こちらこそ」

可奈「それじゃまた誘ってほしいな。もちろん私からも誘わせてもらうし……うちに来てもらっても」

乙女「うん」


(可奈との距離が大幅に近くなった)
(可奈にかなりの好印象を与えたようだ)
(可奈のデート先に「早乙女家」を選べるようになった)
(可奈のデート先に「木肋町家」を選べるようになった)


10月第四日曜の行動 >>553

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

ダーリン

 rrr……

可奈『やあ、昨日はありがとう。余計に洗濯させちゃってすまないね』

乙女「いえ洗濯機ですし……それに、私も楽しかったです」


どこに誘おう >>555

A.早乙女家
B.木肋町家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(川あり、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス・スポーツジム)
5.商店街(雑貨屋・巨大本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

妹たちと顔合わせしてみよう

乙女「後輩達とよく遊ぶんですが、一緒に来ませんか?」

可奈『うーん、まあ、キミが言うなら、私と合わないような子は連れてこないだろうし。いいよ』


宵『お姉ちゃんのご友人ですか、はい、構いません』


沙耶香『ちょ、ちょっと不安ですよー……』

乙女「まあまあ、私もフォローはしますから」

沙耶香『じゃあ……行きます』


改めて、どこ行く? >>557

近くの山

 ~ 舗装された山道 ~

宵「まさかスポーツジムにいらしてた方が、お姉ちゃんと友人だったとは。確かに花丸高校のカバンでしたけど」

可奈「こっちも驚いたよ。ハニーの後輩なんだね、よろしく」

沙耶香「ハニー……って、お姉ちゃんのことですか?」

可奈「ああ、そう呼んでみてって言われて以来ずっとさ」

沙耶香「そーですかー」


可奈「キミ達の言う『お姉ちゃん』も、乙女さんのことだよね」

宵「ええ」

沙耶香「ですよー」

可奈「……フッ」


(少し、沙耶香との距離が遠ざかった気がした)
(少し、可奈との距離が遠ざかった気がした)

乙女「とっ、ところで、宵ちゃんと可奈さんはスポーツジムで知り合ったんですよね」

宵「知り合ったというほどでもありませんが、よく見る顔でしたから。それでそのうち挨拶くらいは交わすようになりまして」

可奈「私もそんな感じだね。ところでハニー、私のことは?」

乙女「え? 紹介はしてませんが……」

可奈「そうじゃなくて。フッ、いつも私のことはなんて呼んでた? 呼びかたがあるだろう?」

乙女「うえっ……ダ……ダーリン」

沙耶香「」


宵「お姉ちゃんって実は天然なのか、お馬鹿なんでしょうか……いや、私達みんなに対してさして意識してない可能性も?」


可奈「そういえば、この道路の下に続く階段があるよね。降りてみない?」

宵「この下は稲荷神社がありますね」

沙耶香「そうだったんですか!?」


何か願い事とかしようか >>560
1.お米がよく収穫できますように
2.作物がよく収穫できますように
3.川魚がよく獲れますように

3

(がささ)

可奈「うわ……落ち葉だらけ」

宵「ここの稲荷神社を管理してた宮司さんが亡くなられて以来、初午の時くらいしか使わなくなってしまいましたから」

沙耶香「ちょっと、さびしいですね……ところで初午ってなんですか?」

宵「稲荷神社の祭事です。農作業が始まる時期、ということで一年の最初の午の日付近に祭事をします……まあ私もそこまで知ってるわけでは」

可奈「いやいや、すごいよ。詳しいんだね」


乙女「お魚がよく獲れますように……」

宵「……ここのお狐さまに供えるのはイワシじゃありませんでしたっけ」

乙女「え? 川魚の恵みをくれるから海の魚を供えるんじゃないんですか」

宵「その発想はありませんでした。稲荷様は農業の神だった気がしますが、お姉ちゃんの発想を大切にしたいですし黙っておきましょう」

沙耶香「黙れてないです宵ちゃん……」

可奈「フフッ」

 刈られた後の畑に、黄金色の草が舞う。

 乾いた穂が足元を転がってゆく。

 稲荷神社から見下ろす景色は明治時代から変わらぬ、水田と畑で埋め尽くされた山間の「むら」そのものだ。

 もっとも、ここから見える家のうち果たして何軒に人が住んでいるか……


乙女「……この上の道が舗装されて、広くなって、バスも通れるような道になったけど……人が離れるのは止められませんでしたね……」

宵「ええ……結局、バスもこの上の道は通らないどころか、本数がどんどん減っていってますし」

乙女「>>563

1.稲荷神社……管理できないでしょうか
2.私達も……離れていくんでしょうか
3.欲しいなあ……この畑
4.その他

2

可奈「たとえそうなっても……仕方ないさ」

乙女「え?」

可奈「故郷と呼んでみたところで、そこから心が離れてしまったなら、もう本人にもどうしようもできないだろう?」

可奈「義務感だけで留まるなんて、不幸にしかならないよ。……ま、その義務感を満たすことで幸福感を味わえるなら、ありだとも思うけど」

可奈「最終的に『選ぶ』ために必要なのは欲とか感情だもの」

可奈「正しいことを行うんだ、って言ってる人だって、その『正しいことに従いたい』って欲や感情があるからこそ行動しようとする」

宵「……その通りですね」

可奈「昔ならともかく、今の平和な日本、いくらでも逃げ道はあるんだから……離れたところで、何が変わるわけでもないと、思うよ」

乙女「……うん」


沙耶香「……じゃあ、育ててくれた人達を、このまま置いていくですか?」

可奈「そうだね。恩を感じてるなら、残りたいとか、その人達のために何かしたいとか思うだろうけど」

沙耶香「それは……その、正しいこと、するべきことじゃないんですかー?」

可奈「正しいことをしたい、っていう心だね。ちょっと言葉遊びに付き合ってくれる?」

可奈「乙女さんが不安を口にしたように、心が離れていく……それは確かに自分勝手な欲求だろう」

可奈「でも、残りたいと思う心……離れたいという欲を抑えることも、すなわち『欲求を抑えたい』っていう欲じゃないかな」

沙耶香「それは違うです、欲だとしても、家族や商店街のみんな、町の人達に何かしたいっていう欲です」

可奈「うん。それはそうだね」

沙耶香「……? ……えっと?」

可奈「沙耶香さんがそう感じてるなら、その欲に従うのがいいと思うよ」

沙耶香「? 可奈さんは、一般的な『正しいこと』を否定したいわけじゃないんですか?」

可奈「そうだね……『正しいこと』だと断定する理論は否定したいけど、その人自身が決めて納得したことなら肯定する、ってところかな」


宵「(ぷすぷすぷす)」

乙女「あの、可奈さん、沙耶香ちゃん。宵ちゃんが頭から煙を吹き始めたのでそのへんで」

可奈「例えるなら、『私はこんなに我慢してるのに、なんでみんな我慢しようとしないの』なんて言い出すおばさんみたいにはなっちゃダメ、って事かな」

宵「ああ、やっとわかりました。自分が選んだ道に他人を巻き込もうとしないって事ですね」

乙女「居ますねPTAの会なんか盗み聞きしてると」

沙耶香「あー……そっちに向かうトゲがあったから、私が反応しちゃったんですね。すみません」

可奈「こちらこそごめん。トゲと認識させてしまったのは私の話の内容が悪かったからだ。やっぱりまだ私も子供か、感情のコントロールがうまくない」

沙耶香「でも有意義でした、納得するって事も、個々人の欲のお話も」

宵「みんなのためだから従え、なんて意見もまた自分勝手ですもんね」

乙女(宵ちゃんは頭がいいのか悪いのか時々わからなくなる)


沙耶香「あの、ぜひまたお話しましょう。良ければ私のことも誘ってくださいです」

可奈「そう? それじゃ私の携帯電話の番号を教えておくよ」

宵「あ、それなら私も……」

乙女「ありがとう、沙耶香ちゃん、可奈さん」

沙耶香「ほえ?」

可奈「ん?」

乙女「中学時代、女子に馴染めなかったの……」

乙女「ちょっとした事でも拒むと、それだけで全否定された気になってなかなか許してもらえない、って女子だらけだったのも大きくて」


乙女「こんな風に意見が食い違ってもお互い認められるような、すてきな人達と知り合えて、すごく嬉しいです……」

可奈「そうだね、その通りだ。私も沙耶香さんは凄いと思うよ」

沙耶香「そ、そんなぁ……私そこまで言われるような子じゃないですよー。可奈センパイのがよっぽど」

宵「うふ、ここは素直に受け取っておきましょう」


(沙耶香との距離が近くなった)
(可奈との距離が近くなった)
(少し、宵に好印象を与えたようだ)
(少し、沙耶香に好印象を与えたようだ)
(少し、可奈に好印象を与えたようだ)

乙女(さて、12月の第一週がテスト。あと1ヶ月……だけど、ひとまず今は目前の文化祭を考えよう)


11月第一週の行動 >>569

運動→FOR 65
家事→DEX 83
散策→SEN 105
自習→INT  116
読書→MEM 82
修行→WIL  101

家事

 いよいよ文化祭が迫ってきた。

 鶏肉は小さいこまぎれを注文してあるので、当日の朝、串に刺しておくだけでよい。

 あとはレンタル器具を入れて返却するための段ボールや、肉の保冷用の発泡スチロール箱を客の目に見えない場所にしまっておくこと。

 休憩室も兼ねているので、あんまり適当に置けば狭くなる。

乙女(みんな動き回ってるから、ホコリも出やすい……この荷物を置いたまま掃除できるようにしておかないと)


DEX +4 合計87


乙女(あっ、あの後ろ姿は)

>>571
1.ダーリン(可奈さん)
2.真澄さん
3.お姉ちゃん(笙子さん)
4.深雪さん

1

可奈「やあハニー。花壇が寂しくなって、美化委員の仕事が少なくなっちゃったね」

乙女「基本は1年草ですから……」

可奈「ところで、キミが紹介してくれたおかげでジムで宵さんと顔合わせた時、お互いの数値とか気にしはじめて負担を増やすようになったよ。ありがと」

乙女「ダーリンも意外と肉体派なんですね」

可奈「1人で散歩することが多いし、自衛の術は多いにこしたことは無いもの」


何を話そう >>573
1.文化祭でお互い訪ねることを約束
2.散歩で歩き回った所の情報交換
3.どこか寄って、パンでも食べながら帰る
4.その他(呼び方を変えてもらうなら追記必須)

1

乙女「うちのクラスは焼き鳥屋なんですが、家庭科の腕をかわれて……私、午前中ずっと焼く係になっちゃいました」

可奈「へえ、それじゃ行ってみようかな。この前泊めてもらった時もハニーのエプロン姿は見たけど、また違った趣がありそうだ」

乙女「うう……お手柔らかに」

可奈「こっちは占いの展示。笙子さんは自分でお客さんを占いたかったみたいなんだけど担任から、1人が責任を負うスタイルは好ましくないとかでね」

乙女「そうなんですか? それは笙子さんも残念だったでしょう」

可奈「まあクラスの出し物っていうのは確かだし、それに彼女自身イタズラっ子の気があることは自覚してるから、止められて良かったかもとは言ってた」

乙女「そ……それはどう反応すればいいやら」

可奈「あざ笑ってあげればいいんじゃないかな」

乙女「……ともあれ、私もそっちのクラスには行きますね。ダーリンはいつスタッフとして入ってるんですか?」

可奈「私は――」


(少し、可奈との距離が近くなった)

 ~ 文化祭 ~

 焦げる醤油の匂いと、甘ったるい匂い。

 縁日とも少し違う、学校という空間における特別な空気。

 初めての文化祭だ。


乙女「いらっしゃいませ……あ、ダーリン」

可奈「やあ。マスクに三角巾に大きなエプロン、野暮ったさの中に確かな芯という働く女性の魅力が詰まってるね」

乙女「ど、どうも」

可奈「2本買わせてもらうよ。そうそう、宵さんと沙耶香さんも誘ったの?」

乙女「うん」

可奈「探してみようかな……」


お昼の出来事 >>576
1.普通に宵と沙耶香と
2.可奈を誘ったら真澄もついてきた
3.笙子と深雪がお茶してる所に遭遇してそのまま一緒に
4.その他(3人以上も可)

3

笙子「あ、乙女ちゃんだ。やっほー」

深雪「ん」

乙女「お姉ちゃん、休憩ですか?」

笙子「そだよ。乙女ちゃんは今終わったとこ?」

深雪「おねえちゃん……?(こてん)」

笙子「あ、いや別にホントの姉妹ってわけじゃないから。んで、一緒に回らない?」

乙女「(深雪さんの首をかしげる仕草、かわいいなあ)うん、喜んで」


会話、行動、出来事など自由 >>578
1.オバケ屋敷でどっきり
2.ゲームストリートで射的
3.物理実験でパチンコ玉が頭に当たり……
4.その他

2

笙子「あちゃー、ダメか」

乙女(B賞チケットの台を執拗に狙ってる……何か欲しいのかな?)

深雪「それなら任せて(フンス)」

乙女「え、ま、負けませんよ」

深雪「む。いくら乙女さんといえど、負けられない戦いがある」

乙女「では、順番に……」

深雪「じゃーんけーん」


笙子「カブトムシ型チョコ……」

深雪「えっ」

乙女「>>580


ついでにDEX+コンマ>>580が130以上なら(43以上)深雪より先にゲット、100以上(13以上)で深雪より後だがゲット

えっ

深雪「えっ」

乙女「えっ」

笙子「えー。おもしろそうじゃない」


深雪「(ぱこん)……よし」

乙女「負けたー。(ぱこん)あっ、こっちも取れました」

深雪「笙子、あげる」

笙子「深雪ちゃんは欲しいの無いの?」

深雪「うちが商店だし……B賞は全部おかしだから」

笙子「ありがとう! 半分こして食べよっ」

深雪「それは全力で遠慮したい」

笙子「えー(にまにま)」

乙女(これは……今ここで申し出れば、間違いなく半分こできる……けど、虫型のチョコ……)


どうしよう >>582
1.黙ってスナック菓子の小袋と交換し、深雪とトレード
2.我慢して食べる
3.よくよく考えてみたら別にどうという事もない

2

笙子「はい乙女ちゃん、あーん」

乙女「!? あ、あーん……」

深雪「乙女さん。無理はしなくていいと思う」

乙女「いえ……乗り越えなければならない試練と認識しました……しょ、笙子さん、早く……(ぷるぷる)」

笙子「ケフゥ」


笙子「ちょっと待ってね(トントントン)」

深雪「急にどうしたの」

笙子「震えながら目を閉じて口開いて『早くぅ』なんて言われたらそりゃ鼻血も出るってもんよ」

深雪「捏造いくない」

乙女「……」


(笙子との距離が近くなった)
(深雪との距離が近くなった)
(笙子に好印象を与えたようだ)

乙女「……笙子さんに対して悪印象を持ったようだ(ぼそっ)」

 ~ 15:00 ~

沙耶香「お姉ちゃーん!」

乙女「わっと……いらっしゃい沙耶香ちゃん、宵ちゃん」

宵「こんにちは、先輩」


笙子「あれ? あのストレートロングの子は彼方くんの妹だよね、見た感じ」

深雪「そう」

笙子「ショートの子は乙女ちゃんの妹?」

彼方「いえ、後輩です」

笙子「……お姉ちゃん?」

彼方「気にしないであげてください」

笙子「となると、私の妹的存在にもあたるのかぁ」

彼方「えっ」

笙子「それじゃ名残惜しいけど私達はこれで」

乙女「ぷん。お姉ちゃんなんて嫌いです」

笙子「あはは、ごめんって。またお詫びするからさ」

乙女「……うん」


沙耶香「乙女お姉ちゃんのお姉ちゃん?」

彼方「ああ、私の友人関係がどんどんややこしくなってゆく」


 その後、みんなでコンテストを見たり、可奈と信也が受付のときに遊びに行ったり、文化祭をとことん満喫した。


(いいストレス発散になった)
WIL +2 合計103


11月第一土曜の行動 >>586

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

可奈

 rrr……

可奈『はいはい、お待たせ』

乙女「こんにちは。今、お時間ありますか?」

可奈『大丈夫だよ、今はこの前の山道を歩いてるところさ』

乙女「どうりで風の音がすると……」


どこに誘おう >>588

A.早乙女家
B.木肋町家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(川あり、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス・スポーツジム)
5.商店街(雑貨屋・巨大本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

A

 ~ 11月第一日曜 自宅 ~

 ピンポーン……

乙女「いらっしゃいダーリン」

可奈「やあ、お招きありがとう。ご家族は?」

乙女「(『ご』家族、って言うあたり、やっぱり可奈さんは反社会的なんじゃなく、慣習を盲信するのが嫌なだけっぽい)今日は両親そろってコンサートに」

可奈「キミは行かなくて良かったの?」

乙女「>>590


1.高いチケットを買ってもらうほど行きたいわけではないので……
2.座席に座ってしっかり聞くと、実は眠気が……
3.たまにはふたりで出かけさせてあげたいと
4.その他

3

可奈「そう? でもあまり遠慮しても家族の……いや、これは私が言うことじゃなかったね、ごめん」

乙女「えっと……?」

可奈「気にしないで。お菓子買ってきたから、キミの部屋でおしゃべりしよう」


可奈「これ借りてもいい?」

乙女「うん。そのクッション気に入りました?(ふだん私は敷いてるのに)」

可奈「なんだか抱きやすくて……あ、いい香り。ストロベリーティーかな?」

乙女「大正解です。寒くなってくるとお茶が欲しくなって……ただ、こんなに(ぱかっ)」

可奈「す、すごいティーバッグの量だね」

乙女「うちの母、安いものを大量に買い込む性質で……」


乙女(何かしようかな)

行動や出来事など >>592
1.神経衰弱とか
2.10円ずつくらいなら賭けてもいいかな?ポーカーとか
3.ふたりでごろごろしてたら寝ていた
4.背中合わせで漫画を読む
5.その他

3
抱きしめられながら

 ~ 30分後 ~

乙女「……んうー…………?」

可奈「……zzz」

乙女「!?」

乙女(あれ!? 可奈さんに抱きしめられてる!? ああ、クッションも抱くタイプでしたもんね、そりゃ一緒に寝てたら……って違う!)

乙女(うわ、寝顔かわいい。気ままな猫がおとなしく寝てる時みたいな愛しさがこみ上げてくる)

乙女(しかし可奈さんってブラウスとかじゃなく普通にぴったりした長袖シャツなんて着てるもんだから色々と密着して)

乙女(私を抱きしめてる二の腕も、筋肉あるのにしなやか)

乙女(うちに来る前に少し歩き回ってきたのか、石鹸の香りにほんのり草の匂いが混じった、可奈さん自身のいい香りが……)

可奈「(すー……ふー……)」

乙女「(あれ、呼吸が深くなった)……ダーリン?」

可奈「…………ん」

 ~ 玄関 ~

 どこともなしに視線を彷徨わせる可奈。かなり恥ずかしがっている。

可奈「それじゃ、また」

乙女「うん……また、一緒に寝ましょ」

可奈「え……あ、ああ。私も、ずいぶん安らいだよ。ありがとう」

乙女「こちらこそ……」

可奈「じゃ、じゃあね」


(可奈との距離が大幅に近くなった)
(可奈にかなりの好印象を与えたようだ)


11月第二週の行動 >>595
運動→FOR 65
家事→DEX 87
散策→SEN 105
自習→INT  116
読書→MEM 82
修行→WIL  103

自習

真澄「父親と息子が隣り合うように、って条件はいつも通り、まとめてひとつとして考える。後でパターンを2倍すりゃいいからな」

乙女「そうしたら後はただの円順列ですから、5!で、出たものを2倍して……『あてはまらないパターン』を出すため、あてはまる方を全体から引けば」

女子A「うあー……こんなんテスト中に思いつかねーよー」

真澄「同じタイプの問題をガンガン解いて練習するっきゃない。問題作ってみたから、ほい、これと同じようにして解いてみ」

女子B「え、今作ったの?」

乙女「私も」

女子A「おめーら2人、頭のつくりおかしいよ……」


INT +5 合計121


乙女「文化祭の跡の掃除も終わったし、美化委員の活動はしばらく無いっと……」

帰り道で、誰に声をかけられた? >>597
1.宵
2.沙耶香
3.可奈
4.真澄
5.笙子
6.深雪

1

宵「お姉ちゃん」

乙女「こんにちは、宵ちゃんも今帰りですか。だいぶ涼しくなりましたね」

宵「本当に。でも私はこのくらいが一番過ごしやすいです」

乙女「ああ……そういえば暑いの苦手って言ってましたもんね」

宵「運動すればすぐ体は温かくなりますし」


何を話そう >>599
1.運動に関して
2.勉強に関して
3.友達、沙耶香や可奈に関して
4.その他(呼び方を変えるor変えてもらうなら追記必須)

1

宵「聞いたのは兄さんからの話だけですけど、最近はお姉ちゃんも体育で活躍できるようになってきたとか」

乙女「活躍とまでは……まだ、やっと平均といったとこです」

宵「うふ、それでも中学時代と比べてとっても凄いですよ。継続が実を結んでるって事でしょう」

乙女「そ、そうかな」

宵「私と一緒に身体作りしたり、公園や牧場に行った時だって私に付き合ってくれたり。お姉ちゃんの頑張りはちゃんと見えてます」

乙女「あ……ありがとう!」

宵「……(ぼー)」

乙女「? どうかしました?」

宵「いえ、その、お姉ちゃんの笑顔が。なんだかとっても素敵で……見惚れちゃいました」

乙女「え……も、もう、宵ちゃんったら」


(宵に好印象を与えたようだ)

(充分な効果を確認し、身体づくりの本を返してもらった)

FOR +3 合計68

乙女(11月20日は、笙子さんの誕生日。忘れないようにカレンダーに書いてあるけれど)


11月第二土曜の行動 >>602

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

プレゼント買いに行こう

乙女(笙子さんはもちろん本好きだけど……どの本を持っているかはわからない、もしかしたら既に持ってるかも知れないし)

乙女(だから『驚かせる』方向でプレゼントを考えてみると……)


何を買う? >>604

1.仕掛け木細工の小物入れ(笙子にのみ渡せます)
2.黄水晶のペンダント(笙子にのみ渡せます)
3.日本語訳された新進気鋭の海外産ボードゲーム(笙子にのみ渡せます)

2

乙女(うん、これくらいがちょうどいいはず。仲はいい方だと思うけど、まだそんな高いものを贈って喜ばれるような関係じゃないもんね)

乙女(細い鎖で、ペンデュラムのようにダウジングにも使える……オモチャみたいに使えるのがいい)

乙女(ずいぶん悩んだけど、喜んでくれるかな)


(物品売り場全体をよく見て回ることで一般的な感性が磨かれた)

SEN +1 合計106


11月第二土曜の行動 >>606

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

散策

 役場の前を通って、細い道路にかかる横断歩道を渡り。小学校と公民館の間のこれまた狭い路地をゆく。

 なぜ狭いのかというと小学校の敷地に小山が――2階の屋上とほぼ同じ高さの――あるからだ。

 切り崩そうとした時に事故が相次いだため、そのまま残されているのだという。

 もともとの頂上面積もプールと同程度にはあり、うっそうと茂った木々を眺めて小学校時代は不気味に感じたものである……

乙女「でも、十数年なにごとも起きていないんですし」

 新たに祀られた何者かは、たぶん子供達を見守ってくれているのではないか。

 側面の地層に走る跡、ショベルカーで崩そうとしたのであろう痕跡から新たな木が横に何本か生えてきており、なんだかラピュタの一部のようだ。


SEN +3 +3 合計112


11月第三週の行動 >>608
運動→FOR 68
家事→DEX 87
散策→SEN 112
自習→INT  116
読書→MEM 82
修行→WIL  103

運動

 今日は小学校時代のマラソンコースを走ると決めた。

 ……看板は見えづらいとはいえ、よくもまあラブホから500メートルも離れてない場所を通らせたものだと思う。


 アスファルトの道路だが県道から外れており、車なんて滅多に通らない道。(そうでなければマラソンコースなんかにならないだろうが)

 時にはわざと道を外れ、空き地に横倒しに置かれたブロック塀やら割れた土管やらの上をポンポンと跳んでみる。

 昔は男子と一緒になって遊んだな、と思い出していたら、畑からの視線と目が合った。

 知り合いのおばあさんに見られ気まずい思いをしつつ……


FOR +3 合計71


乙女(12月の一週目は定期考査、それに12月11日は宵ちゃんの誕生日。何か考えておこうかな)

11月第三土曜の行動 >>610

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

買い物

乙女(えっ……何、この薬)

乙女(飲み薬? うわあ、怪しすぎる……)


何を買おう >>612

1.パワジョイD(状態異常【肉体疲労】を1回、無効化)
2.フロワパフューム(状態異常【精神疲労】を1回、無効化)
3.ヤマカンドリル(第二期定期考査の得点が上がるがINTとMEMが各-6)

4.チョコ包みラングドシャ
5.シュガーラスク
6.ブランデーボンボン
7.ブルーベリータルト(12月第四週の平日行動選択時に腐ります)
8.オレンジマーマレードパイ(12月第四週の平日行動選択時に腐ります)
9.いちご大福(12月第四週の平日行動選択時に腐ります)

B.『追加で一品カンタンごはん』
C.『詩集・剣葉ひとひら』
E.『コミック・魔樽の拳』

*.彫れ薬(彫りの深い顔立ち目指して、と書かれているが……?)

C

乙女(人間の心情を綴ったものも多い中で、ただひたすら情景を、感じた五感だけを示した詩集。いいかも)

乙女(可奈さんも読んでくれるかな?)


11月第三日曜の行動 >>614

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也

・買い物に行く

読書

乙女(漆黒、は書けるようにしておかないと……中二病に足を踏み入れた経験者としての誇りが)

乙女(太鼓、も書けないとなぁ。宵ちゃんと付き合うなら。あれって神社の備品だったはず)

乙女(……漢字検定2級、受けてみようかな)


(テスト前勉強によりMEMボーナス)

MEM +5 +3 合計90


勤労感謝の日の行動 >>616

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也(複数誘ったりデートスポット指定したりも可)

・買い物に行く(購入物の指定も可)

笙子の誕生日が…
安価なら可奈に電話

 シャラランランランシャララララン

乙女(なんか電話局の音楽が半端なくお洒落になってる!?)

可奈『おはよう、ハニー。爽やかな朝だね』

乙女「おはようございます、今平気ですか?」

可奈『大丈夫。あ……話すなら、今日会わない? 美術館の割引券があるんだけど』

乙女(どうしよう?)


>>618
0.誘いを受ける

誘いを断って来週に
A.早乙女家
B.木肋町家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(川あり、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス・スポーツジム)
5.商店街(雑貨屋・巨大本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0
連取だめなら安価下で

 ~ 正午過ぎ 美術館 ~

可奈「やあ」

乙女「(あ、本読んでる)こんにちは、お待たせしました?」

可奈「いいや、つい今さっき来たところだよ。さあ行こう」

乙女「うん」


乙女「ダーリンは厚着になっても比較的ぴったりしたシャツですね」

可奈「動きやすさ優先でトレーナーが好きなんだ。コートも持ってはいるけど、それはもっと寒くなってからかな」

乙女「落ち着いた雰囲気で素敵ですよ。黒のスラックスも似合ってますし」

可奈「フフ、ありがとう。キミのスカートもシックで素敵じゃない。学生靴にそんな合わせ方があるなんてね」

乙女「あ、ありがとうございます。がんばって考えたんです」

可奈「……キミは可愛いなぁ」

乙女「へあ!?」

乙女「美術館にはよく来るんですか?」

可奈「ん……頻繁でもないけど、風景画や、木々を模したオブジェなんかは好きだよ」

乙女「ああ、あそこの……」

可奈「銀色の森。金属の質感をそのままに作り上げられた、不気味でありながら美しい部屋だと思う」


会話・行動・出来事など >>622
1.穴のあいたオブジェを挟んで向かい合い、見つめ合う
2.雪景色の絵の前で冬について語り、流れで手をつなぐ
3.男性像の前で下ネタトーク
4.その他

2

可奈「日本海側だとよく降るらしいけど、このあたりは積もらないよね」

乙女「大きくなると、あまり積もっても不便の方が目につくようになってしまって……ロマンが少なくなっちゃいますが」

可奈「フッ、まあね……雪に閉じ込められるのはごめんだけど、雪の中、ずっと家で過ごす日っていうのは有ってもいいかな」

乙女「これからどんどん寒くなりますし、今年はそんな日があるかも」

可奈「今日も空気が乾いて寒いくらい」

乙女「ここの美術館は公営ですから、エアコンなんかは時期で完全に動かす日が決まってるでしょうね」

可奈「……せめて、手を繋ごうか」

乙女「え、あっ……うん」

(きゅっ)


(可奈との距離が近くなった)
(少し、可奈に好印象を与えたようだ)

 ~ 帰り道 ~

乙女「そういえばダーリン、こんな本、読みます?」

可奈「詩集? どんなのだい……(ぱらぱら)へえ……なるほど」

乙女「どうでしょ」

可奈「さすがハニー、私のことよくわかってる。借りていいんだよね?」

乙女「うん。帰りながらでも……前は私が注意してますし」

可奈「ははは、それはありがたい」


笙子へのプレゼントの渡し方はどうしよう >>625
1.帰りを待って昇降口で
2.図書室で
3.笙子の教室で
4.電話して公園にでも
5.その他

1

 ~ 11月20日 ~

乙女(時間が巻き戻った気がする)


乙女(さて、今日は笙子さんは当番じゃなかったはず。そろそろ来ると思うけど……)

笙子「~♪」

乙女「お姉ちゃん」

笙子「わ、びっくりした、乙女ちゃんかぁ」

乙女「あの、誕生日プレゼントを……」

笙子「おお! そんなに好感度上がってたんだ、ありがとー♪ あ、だから昇降口で待っててくれたの?」

乙女「うん」

笙子「そっかそっか、たまには王道もいいね。一周回って懐かしい」

乙女「どこ喜んでるんですか」

笙子「ちょっとベンチ座ろっか、これ開けていい?」

乙女「う、うん……」

笙子「も~、恥ずかしがってる乙女ちゃんかわいい! (ぺりぺり)」

乙女(あ、シール綺麗にはがすタイプなんだ)

笙子「シトリン? 8面体……錘みたいだね」

乙女「ぶ、ぶつけたら割れますよ!?」

笙子「あはは、わかってるって。ありがと! (チャラリ)どうかな?」

乙女「うん、お姉ちゃんの赤みがかった髪に黄水晶はよく合います。綺麗」

笙子「へへ、よし、それじゃ一緒に帰ろっか」


(少し、笙子との距離が近くなった)
(笙子に好印象を与えたようだ)


11月第四週の行動 >>628
運動→FOR 71
家事→DEX 87
散策→SEN 112
自習→INT  116
読書→MEM 90
修行→WIL  103

読書

乙女「この問題は……『なぜ』と理由を聞いているからwhyを使いたくなりますが」

女子B「うん、3番でも使わなきゃいけないんだよね」

乙女「whyを使わなければいけない欄はこちらだとすると……1番はwhatを使って『何が彼女を怒らせたのか』という形にして……」

女子B「なるほど、確かに!」


MEM +4 合計94

(MEMのテスト期待値が上がった)


11月第四土曜の行動 >>630

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也(複数誘ったりデートスポット指定したりも可)

・買い物に行く(購入物の指定も可)

自習

 ~ 市立図書館 ~

女子A「グルコースの分子1モルの中に、それぞれの原子は何モル含まれるか……新しい単位を出すな!」

乙女「そ、それを言っちゃあ……」

女子A「だいたい使う時はやっぱり直すんだろコレ、実用単位って書いてあるし」

乙女「いえ……化学計算は原則モル数のまま計算するそうです」

女子A「そんな目に見えないようなとこなんて学者に任しとけよクソー!」

乙女「お、落ち着いて……みなさん見てますから……」


INT +3 +3 合計122

(INTのテスト期待値が上がった)


11月第四日曜の行動 >>632

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也(複数誘ったりデートスポット指定したりも可)

・買い物に行く(購入物の指定も可)

笙子

 rrr……

鬼怒川母『はい鬼怒川です』

乙女「もしもし、早乙女と申します、鬼怒川笙子さんはいらっしゃいますか?」

鬼怒川母『はいはい、ここに居ますよー。笙子ー』


笙子『もしもし乙女ちゃん?』

乙女「こんにちは。今、大丈夫ですか?」

笙子『うん、お母さんも別に何かしてるわけじゃないし、しばらくお喋りしてて大丈夫だよ』


どこに誘おう >>634
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(川あり、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス・スポーツジム)
5.商店街(雑貨屋・巨大本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

0.話がしたかっただけ ※(話す内容は追加自由)

笙子『え……市民ホール? 何かあるの?』

乙女「9月から12月まで楽団がコンサートをやってるんですが……」

笙子『へえ! 知らなかったなぁ、大通りはあんまり通らないから。いいよ、行こっ』

乙女「じゃテスト終わったあとの土曜日に」

笙子『オッケーオッケー、乙女ちゃんとデートね。カレンダーにちゃんとしるし付けたよ』

乙女「も、もう、お姉ちゃんはすぐ口に出すんですから」

笙子『あはは、それじゃまた学校で』


12月第一週の行動 >>636
運動→FOR 71
家事→DEX 87
散策→SEN 112
自習→INT  122
読書→MEM 94
修行→WIL  103

自習

真澄「うーし、次はこれやんぞ。イチゴミルク飲んでないで見れ見れ」

女子A「(ずぞぞぞぞ)……わかんねえ……」

乙女「ひ、ひとつずつ見ていけば大丈夫です、まずここまでだけ」

女子A「……B-AQ、ってとこに、AとBとQの式を代入して?」

乙女「うん」

女子A「AとQを掛けて……あー、乗算の法則で真ん中が消えるのか……」

乙女「うん! もうひといきです!」


女子B「あの状態から復帰させて解かせちゃう乙女ちゃんも凄いけど、こんなスケジュール立てる真澄さんはドSだよね」

真澄「いや、めっちゃくちゃ疲れた状態から喜びを味わった時こそ記憶に残るんじゃね?」

女子B「知らないよ……それに思いついても実行しないよ」


INT +5 合計127
(INTのテスト期待値が上がった)

国語 MEM×1.0(94) + SEN×0.5(56) + コンマ×0.5
(テスト前の読書により、MEM×0.8が1.0に増加)
(基準が110オーバーしました。満点になります)

数学 INT×1.1(139) + WIL×0.4(41) + コンマ×0.5
(テスト前の自習により、INT×0.9が1.1に増加)
(基準が110オーバーしました。満点になります)

理科 INT×0.8(101) + MEM×0.9(84) + コンマ×0.5
(テスト前の自習と読書により、INT×0.6が0.8に増加、MEM×0.7が0.9に増加)
(基準が110オーバーしました。満点になります)

社会 MEM×1.1(103) + WIL×0.4(41) + コンマ×0.5
(テスト前の読書により、MEM×0.9が1.1に増加)
(基準が110オーバーしました。満点になります)

英語 INT×0.4(50) + MEM×0.4(37) + SEN×0.3(33)= 100オーバー(満点になります)


 ~ 帰り道 ~

乙女(まさに完璧。国語の書き出し問題と英語の訳が正解なら、全教科満点を取れた自信がある)

乙女(あ、>>639

1.宵ちゃん
2.沙耶香ちゃん
3.ダーリン(可奈さん)
4.真澄さん
5.お姉ちゃん(笙子さん)
6.深雪さん

ダーリン

可奈「やあハニー。テストはどうだった? ……と、その顔を見るに心配はいらなそうだね」

乙女「うん。今まででも一番よく書けたと思います」

可奈「フッ、第一期でトップだったにも関わらず、それ以上か。全教科満点が見られるかもしれないなら、楽しみにしておこう」

乙女「獣威真澄さんはどんな様子でした?」

可奈「彼女も自信ありげだったよ。またキミとワンツートップになりそうだ」


>>641
1.ダーリンはどのくらいの順位です?
2.全教科満点だったら、ご褒美くれますか?(どんな、という追記も可)
3.その他(呼び方を変えるなら追記必須)

2 ハグ

乙女「あの……ダーリン」

可奈「なんだい?」

乙女「もし本当に全教科満点だったら……ご褒美、くれますか?」

可奈「キミから申し出てくるなんて珍しいね。もちろんいいとも、何をすればいいかな」


乙女「抱きしめて……ください」

可奈「…………ごめん、今、抱きしめてって言った?」

乙女「……うん」

可奈「い……いいよ。うん。問題ないさ」

乙女(『そういう趣味があるのか』とか聞かれなかったって事は……可奈さんもそっちの方向に抵抗が少ないと見ていいのかな……)


(可奈に好印象を与えたようだ)

 ~ 12月第一土曜 市民ホール ~

笙子「おー、寒いのに今日も早いね乙女ちゃん」

乙女「お姉ちゃんこそ。あ、脱ぐならマフラー持ってますよ」

笙子「ありがと。……これでよし。始まるまで30分くらいあるから、何か飲もうか。おごったげるよ?」

乙女「え?」

笙子「私だって本屋でアルバイトしてるしさ、『お姉ちゃん』としては、かっこつけさせてほしいんだなぁ」

乙女「ふふ、それじゃごちそうになります」


どうしよう >>644
1.ホットコーヒー、クリーム多めで
2.ホットコーヒー、ブラックで
3.アップルティー
4.メロンソーダ
5.その他

2

笙子「えっ、ブラックなの」

乙女「うん。ゆっくり飲むから……香りそのままの方がいいんです。おなかには悪いって聞きますけど」

笙子「じゃあ、私のイチゴミルクも一口どうぞ? ……いや、あれ、これって本物の牛乳なのかな? 胃を守る効果あるのかはわかんない」

乙女「あ、ありがとう……」


 ~ 演奏中 ~

乙女(前奏からアップテンポで、妖精の遊ぶような楽しいオーケストラ……そしてだんだん落ち着いて、心が洗われる……水の世界のような……)

乙女(笙子さんは……?)

笙子「zzz」

乙女「」


10分後、演奏終了。どうする? >>646
1.揺り起こす
2.ほっぺを引っ張る
3.パンフレットを束にしてひっぱたく
4.その他

右手で頭撫でながら普通に左手で肩たたいて起こす

乙女「お姉ちゃん、お姉ちゃん(なでなで)」

笙子「ん……ああごめん、ふぁ~」

乙女(笙子さんも比較的ストレートな髪質だから、心地良いな)

笙子「いやあ、よく眠れるいい演奏だったね」

乙女「寝ること前提で来たんですか!?」

笙子「あはは、いい音楽聴きながら眠りに落ちるのがすっごく気持ちいいんだよね~」

乙女(さすが笙子さん、価値観が違う……チケットは千円弱とはいえ、寝るためのそういう娯楽だと開き直ってるなんて)


(笙子との距離が近くなった)
(心持ち、笙子に好印象を与えたようだ)

乙女(さあ、12月。11日は宵ちゃんの誕生日だから覚えておかないと……)

乙女(年末大掃除で、3週目に美化委員会の活動もあったっけ)


12月第一日曜の行動 >>649

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也(複数誘ったりデートスポット指定したりも可)

・買い物に行く(購入物の指定も可)

沙耶香

 rrr……

沙耶香『はい、物部ですー』

乙女「こんにちは沙耶香ちゃん、乙女です」

沙耶香『わあ、お姉ちゃん! 待ってたですよ、宵ちゃんの誕生日ですね?』

乙女(あ……沙耶香ちゃんの誕生会をやったからか、心の準備は万端みたい)


>>651
0.宵ちゃんの誕生会の話だけ

それもあるけど、別口で
A.早乙女家
B.物部家
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(川あり、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス・スポーツジム)
5.商店街(雑貨屋・巨大本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.市民ホール(楽団によるコンサート開催中)

6

乙女「宵ちゃんの誕生会は来週やるとして、動物園の割引チケットをもらえたんですが再来週に行きませんか?」

沙耶香『えっ……う、うーん……うーんうーん』

乙女「……予定が合わないなら第四週あたりにでも」

沙耶香『いえ、そのー……あーうー』


>>653のコンマが40以上で、宵への遠慮を振り切りOKをもらえる

どうせなので12月第二週の行動 >>653
運動→FOR 71
家事→DEX 87
散策→SEN 112
自習→INT  127
読書→MEM 94
修行→WIL  103

運動

沙耶香『す、すみませんですっ、また今度に!』

乙女「あ……いえ、こちらこそ」

沙耶香『来週の日曜に、今度はうちでやりましょう!』

乙女「うん、了解です」

沙耶香『ではでは!』

(カチャ)


乙女「宵ちゃんにも連絡を……」

乙女(……別に付き合っているわけじゃないけど、直前に別の女の子と遊ぶ約束をしてたとなると謎の罪悪感が)

乙女(ああ、なるほど、沙耶香ちゃんもこういう気持ちだったのかも)


乙女「もしもし宵ちゃん? 来週の日曜に宵ちゃんの誕生会を――」

 ~ 学校 成績発表 ~

乙女「あ!」

1位 早乙女乙女 500点
1位 獣威真澄 500点

真澄「カカカ、よっしゃ! ダブルでトップ!」

乙女「おそろいですね」

真澄「ああ、頑張ったよ。しかし一度はあんたに勝ってみたいもんだな」

乙女「ふふ、油断しないでおきます」

可奈「ハニー(ぎゅっ)」

乙女「ふみゅ」

真澄「およ、どーしたのさ可奈。やきもち?」

可奈「いいや? 先週ハニーから頼まれててね、全科目満点だったらご褒美に抱きしめてほしいって」

乙女「あう……恥ずかしいです……」

(ざわざわ)

笙子「……ふーん?(にやり)」

乙女(あ、これ絶対悪いこと考えてる顔だ)

笙子「乙女ちゃーん(ぎゅっ)」

乙女(笙子さんが逆側から抱きついてきた!)

可奈「……おや、なにかな?」

笙子「べつにー?(ニコニコ)春だって私は乙女ちゃんに抱きついてたもん」


男子A「『お嬢』が『王子』と『小悪魔』に挟まれてる……」

男子B「理想郷はここにあった」

 息まで凍りつくような朝の空気の中、配達を終えた整理運動代わりにラジオ体操をする。

 じわじわと紫色に染まってゆく雲が、日の出を背後に控えて黒々とそびえる山に映え、不気味に美しい。

 ……今日は浴室で乾布摩擦もやってみようか。

 熱を帯びるまで肌をこすれば、少しはやせる役にも立つかもしれない……気はこころ、と言うことだし。


FOR +3 合計74


12月第二土曜の行動 >>659

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也(複数誘ったりデートスポット指定したりも可、沙耶香と可奈は宵の誕生会に関する特殊選択も可)

・買い物に行く(購入物の指定も可)

買い物

乙女(なんだろう、あのヒゲグラサンが描かれたサンドバッグ……)


何を買おう >>661

1.パワジョイD(状態異常【肉体疲労】を1回、無効化)
2.フロワパフューム(状態異常【精神疲労】を1回、無効化)
3.まじかるMDOパンチ(INT&MEMを-6、FOR&DEX&WILを+5)

4.折りたたみ将棋盤(宵にのみ渡せます)
5.プチケーキ詰め合わせ(宵にのみ渡せます)
6.新しい木刀(宵にのみ渡せます)

B.『追加で一品カンタンごはん』
E.『コミック・魔樽の拳』

*.彫れ薬(彫りの深い顔立ち目指して、と書かれているが……?)



MDOってマダオか

 ~ 12月第二日曜 物部家 ~

 昭和中期によくある和風2階建て、外壁には木目調の塗装をしたトタンが貼られ、屋根は瓦。

 1階の屋根にあたる瓦の上に広いベランダが張り出しており、そこに洗濯物がはためいていた。

 イチゴが生えると言っていた玄関は北向きで、なるほどシダ類も生えている。

 しかし掃除は行き届いており陰鬱に感じることは無い。

 隣家同士は近くとも50メートルほど離れているという状態の田舎町、休日の子供達の声も聞こえてはこないが。


沙耶香「いらっしゃいませ!」

宵「お招きありがとうございます」

乙女「こんにちは」

沙耶香「ささ、本日の主役はこっちだよー」

宵「oh……まさにお誕生日席」

乙女「ところで、お家の方は?」

沙耶香「今日は叔母を東京に送っていってまして、母と弟も連れてランチだそーです」

沙耶香「私と乙女センパイで作ったお昼……まずはアサリのジェノベーゼパスタ、名付けてボンゴレ・ヴェルデ!」

乙女「それにお魚好きの宵ちゃんのために、カレイの唐揚げ。お好みでトマトソースを付けてみてください」

宵「とても美味しそうですね、それに私の好みも……とっても嬉しいです、沙耶香ちゃん、お姉ちゃん」

沙耶香「飲み物はもちろんノンアルコールですが、シードル風のリンゴジュースを用意してありますですよー」

乙女「最後にケーキを……」


何が主役のケーキ? >>664
1.ベリー系
2.柑橘系
3.チョコレート
4.餡子(シベリア風)
5.その他

さらにDEX+コンマ>>664でできばえ。100以上で美しく、130以上で市販のものと遜色ない出来。超器用な人(沙耶香)と一緒に作って+10ボーナス

3

宵「チョコレート!」

乙女「宵ちゃんドーナツにコーヒーとか、洋風のお菓子が好きでしたもんね」

宵「はい、ありがとうございます」

沙耶香「まずはあったかい方からめしあがれ。どのくらい取り分けたらいい?」

宵「あ、そのお皿に半分くらいでお願いします」

「「「いただきます」」」


(宵に大きく好印象を与えたようだ)
(少し、沙耶香に好印象を与えたようだ)


乙女(あとはプレゼントを渡して……何かしようかな)

>>666
1.トランプ(パーティー系)
2.トランプ(ギャンブル系)
3.ビデオで何か見ようか
4.三人でごろごろまったり
5.その他

ツイスターゲーム

沙耶香「こんなものがあるんですが(ニコニコ)」

乙女「シート……? 大きいですね」

宵「それとカード?」

沙耶香「ツイスターゲームといいまして、右手・右足・左手・左足を、赤・黄・青・緑のそれぞれのマスに置くゲームですよー」

乙女「なるほど、カードに、パーツと色がセットで書かれてる」

沙耶香「手足以外が地面についたら負けですよー。まずはやってみましょう! (ぺらっ)宵ちゃん、右手、青」

宵「いきなりですか!? ……はい」


沙耶香「お姉ちゃん、左足、青……あ、同一人物が同じマスに着くのはダメですが、お互いの手足がある所に着くのは問題ないです」

乙女「ちょ、ちょっと失礼」

宵「いえ、ごほうb 鍛えてますから平気です」

沙耶香「そこでキリッとした顔してもお姉ちゃんには見えてないですよー……宵ちゃん、右足、青。ほぼ一列になっちゃいましたね」

宵「ちょっ……上にお姉ちゃんが居るのに足を組み替えるなんて」

沙耶香「はいそこまで、足を曲げたときヒザがついちゃいましたから宵ちゃんの負け! こんなゲームです」

宵「ふう……じゃあ、次はお姉ちゃんと沙耶香さんで。負けた人にバツゲームをつけましょうか。>>668

勝者のほっぺにちゅー

沙耶香「……(ほぅ)」

乙女(ため息? それにしては短)

宵「……勝ったらお姉ちゃんから御奉仕してもらえるんですよ?」

沙耶香「はっ! そ、そうでした! 負けません!」


宵「沙耶香さん、左手黄色。……今回はなかなか沙耶香さんの右手のカードが出ませんね」

乙女「これは……厳しいですか、ね」

宵「お姉ちゃん、右手緑」

(べしゃっ)

乙女「ご、ごめんなさい、沙耶香ちゃん。すぐどきます」

沙耶香「お、おかまいなくぅ……」

乙女「……では、その、失礼して」

沙耶香「はい、です」

(スッ)

沙耶香「あれ!? 今、触りました?」

乙女「え、その」

宵「お姉ちゃん、それはダメダメです。もうちょっと長く。そして強く」

乙女「つ、強くって……」

宵「せめて少しくらい吸ってください」

乙女「ええー……」

(ちゅっ)

沙耶香「はわっ! ふ、不意打ち……っ」

乙女「これでどうです!? そ、それじゃ次は宵ちゃんと沙耶香ちゃんで……」

宵「うふ。お姉ちゃん顔まっかです」


(宵に大きく好印象を与えたようだ)
(沙耶香に大きく好印象を与えたようだ)

宵「夢のような誕生日でした」

沙耶香「はわぁ……今日はありがとうございました、お姉ちゃん」

乙女「い、いえ、こちらこそ……」

宵「では、また今度(ぎゅっ)」

沙耶香「それじゃ、また(ぎゅっ)」

乙女(ごく自然に抱きつかれた)


乙女(さ、今週行って、美化委員の活動して、冬休み。宿題は国語・数学・英語から問題集が出るくらいだから、もらったその日に終わらせちゃおっと)


12月第三週の行動 >>672
運動→FOR 74
家事→DEX 87
散策→SEN 112
自習→INT  127
読書→MEM 94
修行→WIL  103

運動

 背筋をまっすぐ伸ばしての腹筋。

 中級者以上に向けた基本運動と宵から教わったが、なるほど辛い。

 5回も行うと腹に手を当てただけで熱を感じる。

 これは、かなり効果が見込めそうだ……

FOR +5 合計79


可奈「やあ、委員会活動お疲れ」

乙女「班は違いますけどお互い頑張りましょう、ダーリン」

可奈「明日は終業式だものね、最後の一仕事といこう」


出来事 >>674
1.可奈と一緒に帰る
2.帰り道で宵に会う
3.帰り道で沙耶香に会う
4.買い食いしてる真澄を見つける
5.買い食いしてる笙子を見つける
6.帰り道で深雪に会う
7.その他

1

可奈「そうそう、言おうと思ってすっかり忘れてた。貸してもらった詩集、すごく良かったよ」

乙女「やっぱり?」

可奈「うん。枝払いする人とか祭りの人々とか、人物自体は描かれてても、人間の内心をつづった詩はひとつも無かっただろう?」

乙女「私もそこが気に入って。ありのままの情景から、何を思い浮かべるかは読者に委ねてくれるのが」

可奈「本当にそう、……あ、今返しておこう」

乙女「まだ持っててもいいですけど」

可奈「なに、こんなに共感してくれるんだしキミもたまには見たくなるだろうと思ってね。私は私で買うさ、これは充分それだけの価値がある」

乙女「そこまで気に入ってくれると嬉しいです」

可奈「お礼を言うのは私の方だって」

(本の内容を語り合って、感覚が磨かれた)
SEN +2 合計114

(可奈との距離が近くなった)
(少し、可奈に好印象を与えたようだ)


何か話そうか >>676
1.恋バナ
2.将来のこと
3.学校のこと
4.その他(呼び方を変更するなら追記必須)

1

乙女「やっぱり、ピンと来る人はまだ現れませんか?」

可奈「……そうだね。前に言った通り。ただ、近い感覚だと……キミとは、おばあちゃんになっても良き友人でありたいと思っているよ」

乙女「光栄です」

可奈「宵さんともよく話すようになったから言えるけど、私の価値観はこと恋愛に関する箇所で彼女と同じところが多い」

可奈「命や貞操以外に執着するという気持ち自体を避けてるのはいなめないな……」

可奈「前に4人で散歩した時の『欲』の話、あれだってそうだよ。誇りは一歩間違えれば醜い偏執になる」

可奈「たぶん私にとってそういう醜さを避けたい欲求の方が、恋愛感情よりはるかに重いんだ」

可奈「だから……私はこれからもずっと、普通の恋はできないんじゃないかと思う。願わくば、恋という段階を飛び越えて愛情を抱きたいものだね」

乙女(今の言い方だと……比べるための『恋愛感情』自体は、わずかに芽生えてるってことじゃ……その対象は……)

可奈「むしろ、愛人ポジションの方が気楽かも……フフッ」

乙女「!?」


(可奈との距離が大幅に近くなった)
(可奈の心に触れた気がした)


12月第三土曜の行動 >>678

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也(複数誘ったりデートスポット指定したりも可)

・買い物に行く(購入物の指定も可)

可奈

 シャラランランランシャララララン

乙女(可奈さんに電話するたびこの音楽が流れるのかな……)

可奈「Hi,It’s 可奈。」

乙女「……いきなりどうしました?」

可奈「いや……たまには変わった事でもしてみようかと。で、なんだい?」


乙女(……複数人で遊びに行くのはさすがにこの時期、宵ちゃんと沙耶香ちゃんは受験勉強で忙しいはず。沙耶香ちゃんの学力ならほぼ問題ないとはいえ)


どこに誘う? >>680

A.早乙女家
B.木肋町家

1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(川あり、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス・スポーツジム)
5.商店街(雑貨屋・巨大本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地

7

可奈『キミ本当にプール好きだね。明日の正午くらいでいい?』

乙女「うん、早めに帰らないと寒いですし」

可奈『お昼は食べていくか、それとも向こうで焼きそばでも食べようか』

乙女「えっと……>>682

1.食べてから集合で
2.向こうで買いましょう
3.お弁当、作っていきましょうか
4.その他

お弁当はサプライズで持っていこう

乙女「では向こうで買うということに」

可奈『了解。それじゃあ明日ね』

(カチャ)

乙女「よし、がんばろ」

乙女「手軽に食べられるものが好き、っていうなら、ピザとかタコスとか……スーパーで生地を売ってる方を作るとして」


乙女「ピザ用の生地はさすがに無かったから、タコス……チーズにトマトソースを絡めたソーセージ、と、牛薄切りプラスキャベツ千切りを巻いたもの」

乙女「牛肉の方は辛めのタレで、運動してもお腹の調子を整えやすいようにパセリの細切れを散らしておいてと」



 ~ 12月第三日曜 プール前 ~

可奈「やあハニー、今日は珍しいポカポカ陽気だね」

乙女「ダーリンの日頃の行いがいいからですよ、ふふ」


会話、行動、出来事など >>684
1.水中から見上げた水面について話しながら食事
2.トマトソースが可奈のほっぺに
3.お茶をふーふーしてもらう
4.可奈「アトランティスドライバーをかけてみたいんだけど」
5.その他

ついでにコンマ>>684+DEXが100以上でおいしく仕上がり、130以上でさらに美しく仕上がる

これは4しかないな

乙女「ええっ!? ……犯人は笙子さんですか?」

可奈「ご名答。昔の少年漫画もいいものだよ。ここの流れるプールなら多少の勢いもつけられるし、キミもだんだんたくましくなってきたことだ」

乙女「あ、あんまり嬉しくないですが……じゃあ、どうぞ」


可奈「(ガッ)(ガッ)」

乙女(私の両足を掴んで、私の内ももに膝を割り入れ、水流のままに背中からたたきつける――)

可奈「ゴボボ……!」


(ザバッ)

乙女「……」

可奈「……ごめん」

乙女「……あんまり面白くなくてごめんなさい」

可奈「冷静に考えれば上半身まったくキメてなくて受け身も取り放題、そもそも背中という広いスペースを使う時点で水の抵抗受けまくりだしね……」

乙女(……可奈さんの脚の感触は役得でしたけど)

可奈「それよりお昼にしよう。実はずっとワクワクしてるんだけど、その大きな包みは?」

乙女「うん、お弁当を作ってきました」

可奈「家事スキルも完備なんて……キミは本当にいいお嫁さんになれるね」

乙女「そ、そんなに褒めないでください……」


可奈「なんて見事な切り口。やわらかい生地にサクサクしたキャベツを包んだものを、ここまで綺麗に切れるのか」

乙女「少しだけ蒸気を当ててもろくした所に、よく研いだ刃をスーッと。余分な水気を含んだぶんは、キッチンペーパーに包んでくることで乾かしました」

可奈「そんなに手間をかけてくれなくても、と、こんな事を言っちゃ失礼か。ありがとう、とても美味しいよ」

乙女「どういたしまして……」

可奈「それに、言うとやるとじゃ大違いだろう? まっすぐ切るっていうことがいかに難しいかは私にもわかるくらいだ、心から賞賛させてほしいな」


(可奈に大きく好印象を与えたようだ)

可奈「ふぅ、そろそろ出ようか……楽しかった。……良ければ髪、洗ってあげようか?」

乙女「ええ!? いやいやいや! 大丈夫です、嬉しいですが」

可奈「フフッ、遠慮はいらないのに。それじゃまた後で、分かれ道まで一緒に帰ろう」


(また違う人のために作って、程よい緊張になり、正確さが鍛えられた)
DEX +1 合計88


12月第四週の行動 >>688
運動→FOR 79
家事→DEX 88
散策→SEN 114
自習→INT  127
読書→MEM 94
修行→WIL  103

散策

 寒さで顔がピシピシと鳴るような錯覚を覚える。

 アルバイトから帰宅し二度寝という至福を味わい、3時間ほど寝てから覚醒した……のだが。

 あいにくと本日の空はうっすらと全体に雲がかかって、午前9時でも早朝のような寒さだ。

 水田のあちこちの水溜りはいまだ解ける様子がなく凍りついている。

 人々の営みの気配は遠くからうっすらと感じるものの……周囲の自然だけが早朝のまま、時間が凍っているようでおもしろい。


SEN +4 合計118
INT +5 合計132


天皇誕生日の行動 >>690

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也(複数誘ったりデートスポット指定したりも可)

・買い物に行く(購入物の指定も可)

可奈
乙女宅

 シャラランランランシャララララン

可奈『や、ハニー』

乙女「こんにちは、今大丈夫ですか?」

可奈『今は自宅だから大丈夫。なんだったら今からでもどこか行くかい?』

乙女「え? えーっと……じゃあ、うちに来ませんか?」

可奈『ふむ。それじゃすぐ行くよ』

(カチャ)

乙女「……着替えなきゃ」


会話・行動・出来事など >>692
1.可奈の友人関係について
2.子供は好きかどうか
3.漫画を読みながらごろごろ
4.スイッチを入れていたコーヒーメーカーからコゲくさい臭いが
5.その他

4

 ~ 自宅 ~

乙女「料理漫画を読んでいたんですが、『子の結婚は親が決めるものだ』というキャラクターが味方側につくのはすっきりしません」

可奈「まったく同感だね。現代日本でも少なくないようだけど」

乙女「特にこの人。根回しして別れさせたことに対する謝罪も何も無いですし、なんで主人公の親御さんと普通に話してるのか」

可奈「ああ、控えめに言っても、そんな親は市ねばいいと思うよ。子を想ってのことだからなんて理由は通用しない、現代日本人の風上にも置けない」

乙女「そ、そこまでですか……(このあたりは強硬なんだ)」

可奈「ところで、何か香ばしいニオイがしない?」

乙女「え。……ああっ、忘れてた!」


乙女「すみません」

可奈「なぁに、少しくらい蒸発した方が濃くなるさ……ブラックのキミにはきついかも知れないけど(くすくす)」

乙女「うう……ここまでだとさすがにミルクを入れます」

可奈「ところで。宵さんから聞いた話では、キミが作ったゲームがあるんだって? ……遊ばせてもらっても?」

乙女「>>694

1.い、いいですよ
2.データが消えてしまって……?
3.ダーリンの卒業文集とか、書いた作文とか読ませてくれるなら
4.その他(※断っても結局中身は見られてしまいます)

(INT130越えによりゲームバランスは非常に適切なものになりました)

1

可奈「(ピッピッ)……うん、スムーズに進むのはいいね」

乙女「……」

可奈「(ピッ)私はあまりゲームを知らないけど、このくらいが普通なのかな」

乙女「や、かなりぬるめにツクってあります」

可奈「そうなのか。でもストーリーを追うならテンポよく進む方が嬉しいよ」

乙女(なにこの羞恥プレイ……)

可奈「……」

乙女「……」

可奈「『おまえ、わたしのあにうえだろう!』」

乙女「音読はやめてください!!!」

可奈「アッハッハッハ!」


(可奈に大きく好印象を与えたようだ)

(気力が大きく削られた)
WIL -2 合計102

 ~ 12月第四土曜 クリスマスイブ ~

乙女(今夜は家族でケーキを……)

 rrr……

乙女「あれ、電話」


どこから? >>697
1.宵から、勉強会のお誘い
2.沙耶香から、勉強会のお誘い
3.可奈から、プレゼント交換のお誘い
4.笙子から……?
5.その他(人物違いでも、上記の人物の目的違いでも可)

乙女「はい、早乙女です」

沙耶香『物部と申しますが……乙女センパイですか?』

乙女「うん、こんにちは沙耶香ちゃん」

沙耶香『わわ、こ、こんにちは。あの、その、お時間ありましたら、お勉強を見てもらえませんかっ? お料理用意しますよ!』

乙女「いいですよ、宵ちゃんも一緒に?」

沙耶香『はいです! じゃあ来週の……えと、今日は空いてますですか?』

乙女「うん大丈夫です、すぐ向かってもいいですし」

沙耶香『良かった! ではでは!』

(カチャ)

乙女「なんだか、緊張してたな……何かあっ……」

乙女(そういえば宵ちゃんの誕生会で、3人でほっぺにキスしまくってた! うわぁぁぁ、私も今さら恥ずかしく!)


何か持っていこうか >>699
1.チョコレート菓子
2.杏仁豆腐
3.みかんの缶詰
4.その他(ただし何かを自作している時間はありません)

2

 ~ 物部家 ~

(ピンポーン)

(とたとたとた……)

 木の床をスリッパで小走りに近付いてくる音は心地よい。

 長年の時を経て頑丈になった、龍ヶ崎家の古い床の響きも味があるが……築20年くらいのこういう音も同じくらい趣があるものだ。

 少し間があって、おそらく玄関扉の覗き窓で見ているのだろう。

 一枚板の扉は後で付け替えられたものらしく一面に今風の模様が彫られている。

沙耶香「いらっしゃいませ! お待ちしてました、お姉ちゃん!」

乙女「(やっぱりまだちょっと恥ずかしいけど……きちんと勉強見てあげないと)こんにちは、宵ちゃんはもう来てます?」

沙耶香「はいです! さあどうぞ上がってください」

乙女「お邪魔します」

沙耶香「お昼ごはんは私が作るね」

物部母「あいよー。いらっしゃい先輩さん」

乙女「お邪魔します……」


宵「――ここが等しくなるんでしょうか」

乙女「そうです! ……でもなんだか納得いってないみたいですね」

宵「消去法なんですが……」

乙女「これは中点連結定理で平行であるという事がはっきりしてますから、左を頂点とした三角形でも右を頂点とした三角形でも面積が等しくなり」

宵「えーと……なにゆえ?」

乙女「2年生の図形でやった、底辺を同じくする三角形は――」

宵「思い出しました! 底辺も等しく、頂点への『高さ』も等しいからですね。平行であるがゆえに」

乙女「その通り。受験生を0から100まで可能な限り幅広く振り分けるためでしょう、入試ではこういった組み合わせる問題もじゃんじゃん出ます」

沙耶香「お昼できましたよー」


お昼休憩のときの話題、行動、出来事など >>703
1.花丸高校を受けるのかどうか聞く
2.髪をかきあげてふーふーして、2人の反応を見る
3.醤油を取る時に○○と手が触れあって
4.その他

2
もしこちらを見ていたら「ふーふーしましょうか?」的なのも追加出来ます?

沙耶香「はふ、はふっ!」

宵「あつっ」

乙女「こ、これはずいぶん熱い……」

沙耶香「シャオロンポウっていうんです、凍らせたスープを皮に包んで蒸すことで、中にスープを閉じ込めた点心ですよー」

宵「なるほど、蒸し器は水滴しか付かないから洗うのも楽ですね」

沙耶香「それに肉も野菜も穀物も摂れますから、他のおかずとか主食が無しでもお昼は間に合っちゃいますし……で、でも、さすがに熱すぎましたかね」

乙女「髪をまとめないと……(スッ)ふー、ふー」

宵「……」

沙耶香「……」

宵「(ゴクリ)」

沙耶香「宵ちゃん?」

宵「(ぼそぼそ)いえ、これは料理に対するものであってお姉ちゃんの首筋は関係なく」

乙女「……ふたりのぶんも、ふーふーしましょうか?」

沙耶香「はえ!?」

宵「そ、そういう意味では、いえ是非ともお願いします」

沙耶香「じゃ、じゃあ私も……」


沙耶香「おみやげの杏仁豆腐もありがとうございました! 小龍包にも合いましたし甘さも補給できてバッチリですよー」

宵「気力充填完了、これで入試本番まで戦い続けられそうです」

乙女「ふふ、そこまで喜んでもらえると私も嬉しいです」

沙耶香「いやー、どちらかというとお姉ちゃんの存在が」

宵「お姉ちゃんが色々してくれるという事が一番の燃料になっているんじゃないかと」

乙女「そ、そうですか……? ありがとうございます?」


(宵に好印象を与えたようだ)
(沙耶香に好印象を与えたようだ)

物部母「夕方まで見てもらってすまないねぇ。またいつでも来な、今度は私がごはん作ってやっから」

乙女「ありがとうございます……では失礼します」

宵「失礼します」


乙女(話によれば、宵ちゃんの学力も平均より上になってるみたい……このままなら充分花丸高校にも入れそう)

乙女(入学したら……)

乙女(私は……誰のことが好きなんだろう)



12月第四日曜の行動 >>707

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也(複数誘ったりデートスポット指定したりも可)

・買い物に行く(購入物の指定も可)

 rrr……

宵『はい、龍ヶ崎です』

乙女「もしもし、早乙女で」

宵『お姉ちゃん。こんにちは、御用ですか? 息抜きには喜んでお付き合いしますよ』

乙女(あ、駄目だこれ、ここで折れたら何かまずい気がする)


どこに誘おう >>709
A.心を鬼にして龍ヶ崎家で勉強
B.せめてもの癒しになりたい、早乙女家で勉強
C.元旦に神社の売り子を手伝って宵の負担を減らす、日和見作戦

B

乙女「……気が休まらないなら、うちで勉強しますか?」

宵『……泊めて頂いてもいいでしょうか』

乙女「う、うん。うちは宗教関連の行事も無いですし」

宵『ありがとうございます、すぐ行きますね』

(カチャ)

乙女「今から!? ちょっと、宵ちゃん!? ……だいぶ疲れてる」


勉強の合間に >>711
1.宵ちゃんに膝枕
2.化粧水やクリーム塗り指導
3.庭でミットを持ってパンチを受け止める
4.その他

1

宵「お、終わりました……マルつけお願いします」

乙女「うん。1時間やったし休憩しましょ」

宵「だうー(ぽふん)」

乙女(私のクッションに頭から……あ、可奈さんがうちに来たとき抱いてたやつ)

宵「……どうかしましたか?」

乙女「いや、それよく椅子に座る時に腰に当ててるクッションですけど、いいんで――」

宵「(バッ)しし失礼しました!」

乙女「?」


乙女「寝っころがるなら、私の膝にどうぞ(ぽんぽん)。このテーブルも高めですし狭くはないですよ」

宵「え……は、はい……失礼します……」

乙女「(サラサラ)」

宵「あー……平和ですね……」

乙女(……ちょっと身じろぎ多くてくすぐったい……)

宵「>>713


ついでにコンマ>>713で宵の成長の手助け、を判定しようとしたがINT130以上のため絶対成功

……Zzz

乙女(……少しくらい寝かせておいてあげよう)

乙女(あ、この図形の範囲は勘違いしてるみたい。証明の文章は書けてるけど、理由がひとつ足りないし)

乙女(社会科はOK。国語も古文含めてOK。文系は問題なしと)

乙女(……そりゃあ古事記とか読むもんね、神道関係者だし)


宵「……Zzz」

乙女「よしよし……(なでなで)」

宵「……♪」

乙女(ちょっと安らいだ顔してる)


 少し名残惜しいが宵の頭から脚を外し、日が暮れる前に、家の外から雨戸を閉めに回る。

 今はそこかしこに陽光を受けた暖かさが残っているが、日が暮れた後の雨戸なんて、閉めるためにすべて触れただけでも手がかじかむだろう。

 枝が揺れ、ほんの少しの風だというのに確かに体温を奪われるのを感じ、急ぎ足で玄関に駆け込んだ。


会話、行動、出来事など >>715
1.冷たくなった手を宵の首元に
2.味噌汁を作ってその香りで目覚ましを
3.クリスマスなら七面鳥でしょ(DEX+コンマ>>715が100以上でないと……?)
4.その他

寝ぼけて甘えん坊モードの宵ちゃん出現

乙女(手は洗ったし、さて夕飯の支度に……)

宵「うゆう……?」

乙女「あ、宵ちゃん起きちゃいました?」

宵「起きる……?」

乙女(あ、寝ボケてる)

(ふらふら)

乙女「わっと(ぽふん)」

宵「おねえちゃ~ん……えへへ、ぎゅってしてください」

乙女「うん」

宵「なでなでしてください」

乙女「うん」

宵「ちゅーしてください」

乙女「うん……うん!? ストップ! 今のなし!」

宵「えー……おねえちゃんなのに、ちゅーしてくれないんですか」

乙女「理屈がさっぱりわからないです!」

 ~ 夕食 ~

宵「先ほどは失礼しました……(もくもく)」

乙女「いえ……気にしないでください……(ひょい、ぱく)」

宵「……でも。甘えさせてくれて、嬉しかったです」

乙女「そう、ですか? このくらいのことなら、いつでも」

宵「……はい」

乙女「じゃ、英文作成の豆テスト作ってありますから、お風呂前に解いてみましょ」

宵「(ゴンッ)……はい……」


寝床で話すことなど >>718
1.恋バナ(※エンディングが宵中心になる事が確定します。また、真澄と深雪の好感度が固定されます)
2.学校のこと
3.寝てしまうが、寝相が……
4.その他

1

宵「お風呂、ありがとうございました。ヒノキの香りの入浴剤、気持ちよかったです」

乙女「それじゃ歯を磨いたら寝ましょ」

宵「はい」


 ~ IN 布団 ~

宵「歯磨きセット、筆箱、お財布……忘れ物はありません」

乙女「電気消しまーす」

(カチッ、カチッ)


乙女「ところで……宵ちゃんは今、気になってる男子とか居ないですか?」

宵「……居ませんね。お姉ちゃんと比べてしまうと、どうしても」

乙女「え。そ、そうですか。それは褒め言葉?」

宵「ええもちろん」

宵「きっかけみたいなものがあったのかどうか……よく覚えてません」

宵「子ども会とか、縦割り清掃とか、委員会とか。一緒になった事も多くて、その時間が楽しくて」

宵「遠足で手をつないでくれた時も嬉しかったですし」

宵「気付いたら、かけがえのない人になってました」

乙女(気付いたら……か。宵ちゃんも同じだったんだ)


宵「……前は、守ってあげたいって気持ちも……あ、いえ、今でもその気持ちは変わってませんよ?」

宵「ただ、お姉ちゃんが運動もできるようになって、嬉しいのとさみしいのと複雑なんです」

乙女(下級生から『守る対象』だと思われてた私の側も複雑な気持ち)


宵「叶うなら……たとえお姉ちゃんが……乙女さんが……」

宵「……」

宵「……、仲良く……」

乙女(? おばさんになっても、とか、おばあさんになっても、とかだと思うけど。そんなにためらうのかな)

宵「……っ……」

乙女(え?)


乙女(宵ちゃん、泣いてる……? それに、今、聞こえたのは)


乙女(もし私が『お嫁さん』に、なっても)


乙女(その言葉で、そんなに悲しむって……つまり――)

乙女「……よく眠れなかった……」

乙女「寒空の下バイトも終わったし、宵ちゃんも見送ったけども……うん、大掃除の前に、少し寝よう」



元旦、誰を誘って初詣に行こう、複数誘うのも可 >>725

・沙耶香
・可奈
・笙子
(当たり前ですが龍ヶ崎家は総出で神社にて働いています)

可奈

 ~ 元旦 ~

(ピンポーン)

乙女「はーい(がちゃ)」

可奈「明けまして、おめでとうございます」

乙女「あ、う、うん。明けましておめでとうございます」

可奈「フフッ。着物はさすがに着ないけど、新年最初の挨拶くらいは、ね」

乙女「今年もよろしくお願いします」

可奈「こちらこそ。じゃあ行こう」


彼方「おや、お二方。おみくじですか?」

可奈「まだお参りしてないんだ、後で引かせてもらうよ。ハニーは?」

乙女「それなら私も……」


願い事は? >>727
1.宵ちゃんと沙耶香ちゃんが合格できますように
2.みんなで仲良くいられますように
3.みんなで宵ちゃんを愛でられますように
4.その他

ついでにコンマ>>727
00~09 凶
10~24 末吉
25~44 吉
45~59 小吉
60~79 中吉
80~99 大吉

2

可奈「みんなで……か」

乙女「え(びくっ)」

可奈「ごめんごめん、私、耳は良いんだ。うん……仲良くできたら、いいと思う」

乙女「……」

可奈「……どんな意味でもね」


乙女「(ぺらっ)中吉。両の手で掴める幸せを噛み締めること。欲張ればこぼれ落ちる」

可奈「ふむ。ひとりで無理なら、私も協力しようか」

乙女「へ?」

可奈「それとも、ハニーが掴んだ宵さんの、もう片方の手を私が掴むべきなのかな」

乙女「?」

乙女「……!」

乙女「い、いえいえ! そんな感情は……ふたりになんて……」

可奈「別に構いやしないさ、それに、友情なんだろう? フフ」

乙女「あ……うう」

彼方「もしお二人が良ければ、宵を手伝ってあげてくれませんか? 石段の下で、自治会の皆さんと甘酒を売ってますんで」

乙女「私はもちろんいいですよ、ダーリンは?」

可奈「私も協力させてもらおう」

彼方「では、関係者用のこのタスキをかけて」


宵「お姉ちゃん、可奈さん! 明けましておめでとうございます」

乙女「おめでとうございます。ここで汲んで渡せばいいですか?」

宵「はい、タルの裏に覗き窓がありますから、なくなりそうになったら裏で継ぎ足してください」

可奈「裏事情を見せていいのかい?」

宵「おみくじを元旦だけ大吉多めにしてるとかを知られるよりはましかと」

可奈「……言っちゃってるよ宵さん」


会話、行動、出来事など >>730
1.「縁日に負けず劣らず出店が多いですね」
2.「人の波というほど多くはないですが、参拝客は途絶える気配がありませんね」
3.一息ついた所で宵に冷たいお茶を差し出す
4.酔っ払いに絡まれる
5.その他

宵「この近辺のてき屋の方々は、運動会ですら出店を出しに来てくれますからね……ありがたいです」

乙女「可奈さんは人ごみ苦手では……」

可奈「このくらいなら平気。都会の雑踏は嫌いだけど、賑やかなのはいい事だと思うよ」

宵「いらっしゃいませ、あけましておめでとうございます」

可奈「……どちらのサイズにしますか? ……二百円です。ありがとうございました」

乙女(普段の様子からは意外だけど、可奈さんの低めの声は耳触りがいい。きちんとすると接客向けかも……)


龍ヶ崎父「アルバイト代がわりに、好きなもの好きなだけ持ってっていいよ。あ、お酒がいいかな?」

乙女「飲めませんて」

可奈「……じゃあリュックだし遠慮なく、味ごのみと柿の種と、カルパスと鱈チーズと」


(可奈に好印象を与えたようだ)

乙女「ちなみに、可奈さんのおみくじはどんなのでした?」

可奈「……フッ(ぺらり)」

乙女「あ、中吉……あれっ、内容も私とまったく同じ!?」


1月第一週の行動 >>733
運動→FOR 79
家事→DEX 88
散策→SEN 118
自習→INT  132
読書→MEM 94
修行→WIL  102

運動

 ギシギシと身体が悲鳴を上げているのが聞こえるような気がする。

 革手袋の内側にあっても指の感覚がなくなりかけ、三輪自転車のハンドルから片手ずつ手を放してぐっぱーぐっぱーと繰り返す。

 無理せずカイロを持ってくれば良かったと思っても最早手遅れ。

 氷雨の中、配達を地道に終えるだけだ。

 凍てついた田んぼ道、ペダルをこぐ音だけがこだまし、あと5軒が果てしなく遠く感じられた。


FOR +5 合計84


乙女(うう、寒すぎる……)

乙女(え? こんな氷雨の日に誰か歩いて……)

>>735
1.宵ちゃん?
2.沙耶香ちゃん?
3.ダーリン?
4.お姉ちゃん?

ついでにコンマ>>735+FORが100未満で風邪をひき【肉体疲労】に

笙子「うひー……え、乙女ちゃん? こんな寒空の下で何してんの」

乙女「こっちのセリフですよ……私はバイトで配達をしてきたところで。お姉ちゃんは?」

笙子「正月でおもちばっかだし、そろそろ肉まん食べたいなぁって」

乙女「……」

笙子「何よその顔はー(ぷくー)。そんな乙女ちゃんには……こうだっ!」

乙女「(ひやっ)ひぃうん! つ、つめたっ! やめてください」

笙子「食べ物への執念は誰だってスゴいんだからね。わかったら一緒にコンビニ行こう」

乙女「わかりました、わかりましたから手を抜いてください、首元も寒く……」

笙子「えー、あったかいもん、このまま歩いて」

乙女「私は冷たいですよ!?」


何か食べようかな? >>737
1.あんパン
2.ホットドック
3.たまごサンド
4.緑茶
5.その他

ファミチキ

 ここのコンビニは元々違う業者が使っていた店舗を再利用していて、建てられた当時から屋根が広く張り出していた。

 軒下にベンチも設置されており、こんな雨の日は助かるのだが。

 さすがに極寒の早朝ではベンチを利用する人間どころかコンビニそのものに来店する人影すら見えない。

笙子「朝から重いもの行くねぇ」

乙女「お姉ちゃんこそ肉まんじゃないですか……」

笙子「いやあ、肉汁と揚げ物は別でしょ」

乙女「うーん……うんまあなんとなくはわかりますけど」

笙子「では、いただきます(あむ)」

乙女「いただきます(ザクッ)」

笙子「さすが朝一番、できたては美味しいわ」

乙女「中華まんは容器が悪いとべちゃべちゃになりますもんね」

笙子「そうそう。ああ、歩きながら食べない? 座った方がいい?」

乙女「いいですよ、帰りながら食べましょ」

笙子「ところで乙女ちゃん、深雪ちゃんちって向こうの神社のふもとの駄菓子屋だよね」

乙女「うん。遊びに行ったんですか?」

笙子「そうそう。それで、乙女ちゃんも北地区って言ってたけど、同じ中学じゃないの?」

乙女「あー……深雪さんのお宅は、ちょうど学区が分かれるあたりなんです(宵ちゃん彼方さん兄妹も)」


笙子「数学で冬休みの宿題が出てるけど、そっちも? 難しくはないけど面倒だよね」


笙子「買い物に男子を誘うのはどうなんだろ? 興味ない事に付き合わせちゃ男が可哀相だと思う」


笙子「あの吹奏楽部の顧問。落ち着きのない子だからって入部断ったらしいよ。それ教師としてどうなのって」


乙女(笙子さん……よく話題が出てくるなぁ……イタズラ好きってことを除けば本当に女の子してる)

笙子「じゃあ、また学校で。電話くれてもいいよっ」

乙女「うん、それじゃまた」


(笙子との距離が少し近くなった)

乙女(今夜はやけに冷えるなぁ……)


 ~ 翌朝 ~

乙女「……37度8分……風邪ひいたみたい……」


出来事 >>741
1.買い物に行った母から情報を得た宵がお見舞いに来る
2.買い物に行った母から情報を得た沙耶香がお見舞いに来る
3.可奈から電話が来て、声の調子から察した可奈がお見舞いに来る
4.笙子から電話が来て、声の調子から察した笙子がお見舞いに来る
5.誰にもバレなかった
6.その他

1

 玄関の扉が開く音のあと「ただいまー」という母の声。

 浅い眠りから覚めて、ぼんやりと薄目を開け部屋の天井を見た直後……

宵「お邪魔します」

 玄関からの声に意識が覚醒した。

乙女(なぜにホワイ? 宵ちゃんの声が聞こえるの)

 頭の中では慌てているものの、てしてしと廊下のフローリングを歩く音は、落ち着く暇も与えないとばかりに近付いてくる。


宵「(トントン)失礼します、宵です」

乙女「ど、どうぞ、開いてます……」

(ガチャ)

宵「こんにちは……思ったより元気そうで良かったです」

乙女「37度台なので、重病というほどでは……」

宵「お母様からは『風邪で寝込んでる』と聞きましたので心配で」

乙女「oh……言葉足らずな母ですみません……」


宵の行動 >>743
1.手を額に当てて熱を診る
2.リンゴを食べさせる
3.身体を拭きますと提案
4.その他

2

宵「(しょりしょり)」

乙女「……きれい」

宵「え!? あ、リンゴ、はい、皮むきは得意なんです。梨ならもっと皮を細くして、綺麗にむけますよ。手を冷やしておく必要はありますが」

乙女「……?」

宵「沙耶香さんの受け売りになりますけど、温度を伝わらせちゃいけないのが一番大事ってことです……はい、あーん」

乙女「え、自分で」

宵「病人は言う事を聞くものですよ……うふ」

乙女「あ、あーん」

乙女(恥ずかしいけど……幸せ……あ、宵ちゃん私の口に合わせて切ってくれてあるんだ……すごく食べやすい)


宵「お姉ちゃんの作ってくれた問題のおかげで印象に残る所も多いですし、受験にも自信が出てます」

乙女「それは良かったです……」

宵「父も、家庭教師を頼んだようなものだからって、お米を持たせてくれまして」

乙女「それはむしろ米袋を持ってくる宵ちゃんが大変でしょ!?」

宵「5kgくらい大した重さじゃありませんよ♪」

宵「では、そろそろおいとましますね……あ、お姉ちゃんはそのままで」

乙女「ありがとう……宵ちゃん、ちょっとこっちに」

宵「なんですか?」

(ぽふ)

(なでなで)

宵「……(ぼー)」

乙女「……今日は本当に、ありがとうございました。なんだか心細かったので……嬉しかったです」

宵「ど……どういたしまして」


(土日を休んで【肉体疲労】が回復した)


1月第二週の行動 >>746
運動→FOR 84 (※病み上がりなので、運動した時に限りコンマ746+FORが100未満でまた風邪をひいて【肉体疲労】に)
家事→DEX 88
散策→SEN 118
自習→INT  132
読書→MEM 94
修行→WIL  102

家事

 冬とはいえ落ち葉はどこからか集まってくる。かと言ってこれをそのまま道路に掃き捨てるわけにもいかない。

 面倒な時はドブに落としているが、どうせそのドブを掃除するのも自分なのだ。

 ちりとりで集めた葉や小枝を、庭に掘った穴へ。

 以前はそのまま燃やすことができて楽だったのに……今は消防署に申請しなければ燃やすことができなくなってしまった。

 ガスコンロもどんどん消えていっているそうだし、火加減を覚えて練習する機会は減ってゆくのだろう……

 なんとも言えない寂しさを感じる。

DEX+5 合計93


乙女(買う物はあと、ケチャップに……あれ? 向こうから来るの)

>>748
1.宵ちゃん
2.沙耶香ちゃん
3.ダーリン
4.お姉ちゃん
5.と思ったらよく似た他人だった……

ダーリン

可奈「元日ぶりだね、ハニー。宵さんから聞いたけど、風邪ひいてたんだって? 大したことはなかったみたいだけど出歩いて平気?」

乙女「うん。もうすっかり元気です」

可奈「無理はしないでね。体を鍛えても心肺機能が鍛えられるのは一番最後、去年まで体が弱かったならまだ油断できないと思うから」

乙女「ふふ、ありがとうございます。宵ちゃんとはスポーツジムで? いつも通りでしたか?」

可奈「いや……受験勉強のうっぷんを晴らそうとしてか、サンドバッグが宙に浮くボディーブローを放ってた」

乙女「……ええー」


会話、行動、出来事など >>750
1.宵について会話
2.沙耶香について会話
3.ポケットに入れてる可奈の腕を取り、腕を組んだような体勢で家までエスコートされる
4.急な北風で乙女のスカートがめくれそうに
5.その他

3

乙女「……(すすす)」

可奈「?」

乙女「(そっ)」

可奈「……腕を組むのにそんな遠慮しなくても。いやそれとも、宵さんに対する遠慮?」

乙女「え、いや、その」

可奈「フッ……なんとも嘘がつけない子だね、キミは」

乙女「……すみません」

可奈「キミの家で言ったことは嘘じゃないよ。私は縛られるくらいなら気軽に付き合える方がいい。気遣いは宵さんにしてあげて」


可奈「宵さんは、自分自身の『執着を嫌う思い』と『キミを手に入れたい思い』の間で苦しむだろうから……」


1月第二土曜の行動 >>752

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也
(複数誘ったりデートスポット指定したりも可だが、宵および沙耶香とは自動的に勉強会になる)

 rrr……

宵『はい、龍ヶ崎です』

乙女「もしもし、早乙
宵『気晴ら
乙女「勉強会のお誘いをしに電話しました」

宵『……ありがとうございます。さすがお姉ちゃん……もうすぐ入試とあって予定はまったく入ってませんから、すぐにでも』

乙女(とはいえ、模擬テストを見る限り、だいぶ余裕はありそうだし……何かごほうびとか用意するのがいいかも)

乙女「>>754

1.スポーツジムで汗を流してから勉強しましょう、グラブを持って来てください
2.沙耶香ちゃんと一緒に料理しましょう、お昼は食べないで来てください
3.牧場のできたてアイスクリームを買ってあるので、おみやげとかはいりませんよ
4.その他

1

 ~ 繁華街 スポーツジム ~

(ガシャーン!)

(ぶらん……ぶらん……)

成人男性A「おお……」

乙女(サンドバッグをつるしてある鎖が思いっきり上に跳ねて……)

宵「シッ!(ズドム!)」

乙女(打ち下ろすような激しい右! このサンドバッグ大丈夫?)

宵「(パパパパパン)」

乙女(今度はコンビネーション……うーん、周りから注目されちゃってるけど、いやらしい目が無いのは、宵ちゃんが子供体型だからかなぁ)

乙女(……)

乙女(その宵ちゃんを変な目で見てる私って一体……)


宵「ふー……どうしましたお姉ちゃん?」

乙女「あ、いえ、なんでも」


会話、行動、出来事など >>756
1.宵の身体能力を賞賛する
2.勉強疲れを気遣う
3.合格発表のあと一緒に初午に行こうと約束
4.その他

3

宵「んしょ……(ぐっ、ぐっ)まだ動き足りないとこですけど、疲れ果てる前にお姉ちゃんちに行きましょうか」

乙女「うん。あとちょっとです、そうだ、合格発表が終わったら一緒に初午に行きましょ」

宵「あ、そういえば夏休みにも話してました。覚えててくれたんですね……うふふ」

乙女「はい、ストップウォッチ」

宵「ありがとうございます。上だけ着替えてきますから少し待っててください」

乙女「うん」


 ~ 早乙女家 ~

宵「できました、お姉ちゃん」

乙女「おー、宵ちゃんもだいぶ早くなって」

宵「お姉ちゃんの作ってくれた問題がきいてるんでしょう。定期的に121、144、169って二乗を出してきますから、すっかり覚えましたもの」

乙女「それは良かったです。……うん、『くふうして計算せよ』の所もできてる」

宵「二乗マイナス二乗も、さんざんやりましたし」

乙女「オッケーです、全問正解。文章問題に行きましょう」

宵「うう、時間の問題とか割合の問題とかは、わかってても、覚えててもたまにこんがらがるんですよね……」

乙女「これが終わったらおやつにしますから頑張って」

宵「飴と鞭が効いてます……初午もぶらさげられた餌のように思えてきました。それで頑張れるのは確かだからいいですけどー(べしゃ)」

乙女「はい潰れてないで解きましょう」

宵「お姉ちゃんのおにー」

 ~ 神社への道 ~

宵「うう、寒いですね。雪でも降るんじゃないでしょうか」

乙女「本当に。……あ、単語帳」

宵「はい、確かにお姉ちゃんの言う通りでした、自分で書くことで覚えるっていうのは実感できてます」

乙女「宵ちゃんなら、お米に書くのもやってみたらどうでしょ」

宵「いや、それはどちらかというとお寺……」



1月第二日曜の行動 >>759

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子、深雪、彼方、信也
(複数誘ったりデートスポット指定したりも可だが、宵および沙耶香とは自動的に勉強会になる)

加奈

 シャラランランランシャララララン

可奈『お待たせ、どうしたのハニー?』

乙女「最近忙しかったですから、普通にどこかうろつかないかと思って」

可奈『ん、いいね。キミのお誘いなら都会でも楽しそう』

乙女「それじゃ……」


どこに誘う? >>761

A.早乙女家
B.木肋町家

1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(川あり、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス・スポーツジム)
5.商店街(雑貨屋・巨大本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.海岸

9

可奈『それは楽しそうだね!』

乙女(すごく声が弾んでる)

可奈『それじゃ、来週の土曜でいいかい?』

乙女「うん。お昼は……」

可奈『あ、ちょっと待って。私も少しは料理作れるようになったんだ、お互い作っていって交換してくれないかな』

乙女「ダーリンも? わかりました、それじゃそうしましょう」

可奈『お昼前に迎えに行くよ。10時55分のバスで行こう』

乙女「了解です。それじゃまた学校で」


1月第三週の行動 >>763

運動→FOR 84
家事→DEX 93
散策→SEN 118
自習→INT  132
読書→MEM 94
修行→WIL  102

うんどう

 児童公園にも子供用の鉄棒はあるが、自然公園にある鉄棒は大人用で頑丈な逸品だ。

 山の上にワンセット設置されている遊具、そのどれもが大人の使用に耐えるもので、鍛錬用と言ってもいいかも知れない。

 ほっ、と勢いをつけて跳び上がり鉄棒を掴む。

 最近ようやく自分の体重を持ち上げることができるようになった。

 まさか懸垂できる日が来ようとは……

FOR +4 合計88


乙女(雪でも降りそうな天気……雪かきは美化委員の仕事だから、降ったら早く学校に来ないと……降りませんように)

乙女(あ、帰宅途中の知り合い発見)

>>765
1.宵
2.沙耶香
3.可奈
4.笙子

3

乙女「ダーリン」

可奈「やあ、ハニー。今日は何も無いのかい?」

乙女「うん」

 何も言わずとも一緒になって歩き出す。

 思えば仲良くなったものだ。

 最初から好感触ではあったけども。

可奈「雪でも降りそうな空だね。どんよりとした暗い空も味はあるし、嫌いじゃないけどさ」

乙女「ふふ、私も同じこと考えてました」

可奈「やっぱり? もう子供じゃないとも思うのに、昼間っから夕暮れのような暗さだとワクワクしちゃう。それでまだ子供だなって我に返るんだ」


話題、行動、出来事など >>767
1.雪の日の昔話
2.何かに足を取られて転ぶ
3.下級生コンビと遭遇
4.その他

1

乙女「昔、小学生の時にかまくらを作れるくらい降ったことが……」

可奈「ああ、あったね。うちでも雪かきした雪を庭の端に集めてて、そこに穴を掘って作ったなぁ」

乙女「ダーリンも昔から力持ちで……?」

可奈「もちろん小学生がひとりで作れるようなものじゃない。両親と一緒になって作ったのさ」

可奈「一緒に喜び、一緒に悲しんでくれた思い出はたくさんある。たとえ普段は一緒にいられなくても……」

可奈「……そういえば、宵さんにもそんな事を言ったら、すごく共感されたよ。宵さんのお母さんはアメリカだって?」

乙女「うん。お父さんのほうも『なかなか男じゃ気の届かないこともあって』って負い目がある様子でした」

可奈「ふむ、弱みがあるなら多少のムチャは効くかもね。同性カップルとか」

乙女「えええ!?」


可奈「かまくらの話をしてたら、また入りたくなってきたな。お金をためて、来年は長野にでも行かない?」

乙女「そうですね、楽しそう……」

可奈「おっと、もうここか。それじゃ土曜のデートも楽しみにしてる」


(可奈に好印象を与えたようだ)

 ~ 1月第三土曜 バス内 ~

可奈「ふぅ……何度も扉が開くことを考慮してなんだろうけど、公共の乗り物は相変わらず暑いな……」

乙女「ダーリンの見た目はあまりもこもこしてないですが……」

可奈「毛糸は苦手でね、セーターは着ないんだ。マフラーも普段はつけないし肌触り優先で選んでる。トレーナーにコートが一番私に合うよ」

乙女「確かに、かっこいいスタイルが似合います」

可奈「フッ、褒めても何も出ないよ? いや、逆にキミへの褒め言葉なら出るか」

乙女「ど、どんな?」

可奈「秋にも見たストールだけど、冬物だよね。同じブラウンだけど重量感があって、秋は舞う落ち葉ってイメージだったのに対して包み込む土って感じ」

乙女「あ、うん……」

可奈「落ち着いたキミにはピッタリだよ。年上の女性をイメージさせるなんて、そうは無い魅力だと思う」

乙女「ありがとうございます……」


同乗している老人「…………早く着かんかのう。この空気、年寄りには少々つらいわ」

 ~ 海 ~

可奈「……風が気持ちいい」

乙女「今日は穏やかで、お日様も優しいですね……」

可奈「波の音を聞いてると、不思議と心が落ち着くんだ」

乙女「私もです……」

可奈「しばらく、座っていようか。海の家のだろうけど、放置されてるベンチがあるから」

乙女「うん……」


出来事など >>771
1.お弁当交換までずっと穏やかな時間が過ぎる
2.何かのビンが流れ着いているのを見つける
3.可奈が頭を肩に乗せてくる
4.ベンチの足が折れる
5.その他

3

(ぽさっ)

乙女「……ダーリン?」

可奈「少し、肩を借りるよ」

乙女「うん……」

乙女(可奈さんの鼓動が聞こえる……私の鼓動も……きっと聞こえてる……)

乙女(こんなにドキドキしてるのに……落ち着いてる)

乙女(なんで……かな)


可奈「……ありがとう」

乙女「いえ、いつでもどうぞ」

可奈「うん……キミと過ごす時間は、とても楽しいんだ。少なくとも今までの人生で出会った誰よりも」

可奈「私が嫌だと思うことはしないし、距離もちょうどいい所をさぐってくれてる。いやさぐるって言い方はおかしいか、気遣ってくれてる?」

可奈「違うな……本当に気遣ってるなら私もそれを申し訳ないと思うんだけど、キミはあくまでもそれが自然なんだ」

可奈「だからすごく側に居て居心地がいい」

乙女「私も……すごく居心地がいいです」

可奈「フフ、それじゃあお互い様か」


可奈「それじゃお弁当を食べよう。楽しみにしてたんだ」

乙女「そうしましょ。今日は白身魚のフライとタルタルソースをパンではさんだ自作フィレオフィッシュに、トマトを合わせてみました」

可奈「これはまた嬉しいチョイスじゃないか。こちらからはミミ落とし野菜ピザトーストと、そのミミを揚げたシナモンシュガースティックだよ」

乙女(う、太りそう……可奈さん自身は毎日歩き回ってるから、カロリーとか気にしてないんだろうなぁ)


可奈「……ブロッコリーがいまいち固いところがあるね。ごめんよ」

乙女「いやいやそんな、ちゃんと細かく切ってくれてあるからほとんど気になりません。玉ネギは柔らかいですし元々のブロッコリーの問題だと」


(可奈に好印象を与えたようだ)


可奈「……水をかけ合うっていうのもやってみたい事ではあるけど」

乙女「この季節は勘弁してください」

1月第三日曜の行動 >>775

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子
(宵および沙耶香とは自動的に勉強会になる)

笙子

 rrr……

笙子『はい鬼怒川です』

乙女「こんにちは笙子さん、乙女です」

笙子『おっ、こんにちは。遊びのお誘い? 喜んで行くよっ』

乙女「それでは――」


>>777
1.近くの山(牧場あり)
2.児童公園(遊具のある小さな公園、夕方には移動販売のパン屋が訪れる)
3.自然公園(川あり、道は舗装されている、園内に美術館あり)
4.繁華街(映画館・ゲームセンター・カラオケボックス・スポーツジム)
5.商店街(雑貨屋・巨大本屋・スポーツショップ)
6.動物園(水族館も併設)
7.プール(温水のレジャープール)
8.遊園地
9.海岸

4

笙子『ほうほう。私、ゲームセンターに行きたいな』

乙女「お姉ちゃんの希望には応えますよ」

笙子『それじゃ来週の土曜はそれでいいとして……乙女ちゃん、今日ヒマ? 深雪ちゃんの誕生日なんだけど、何か渡しに行く?』

乙女「うーんと(どうしよう。深雪さんとは秋のお月見の時に友達になれたとは思うけど)」


笙子『……んー。乙女ちゃんの本命って、そんなに嫉妬深い子だったりするの?』

乙女「ヴぁ!? ごっほごほっ」

笙子『あはは、いい反応』

乙女「……私ってそんなにわかりやすいでしょか」

笙子『私がスゴイって言ってほしいなぁ。まあ、プレゼントは気が引けるっていうなら、ケーキ選ぶのに付き合ってよ。それくらいならいいでしょ?』

乙女「うん」

 ~ 三叉路商店 ~

笙子「やー、ここに来るとやっぱり落ち着くわー」

乙女「円筒の缶のイスに、一斗缶のイス……石油ストーブも懐かしいです」

深雪「ん。私もここは好き」

笙子「ではではさっそくケーキをお披露目しよう~」

深雪「わー(ぱちぱち)」

乙女「わ、わー?」

笙子「気が抜ける……はい、モンブラン。乙女ちゃんと選んだんだよ」

深雪「ありがとう。嬉しい。畳に上がる?」

笙子「いや、ここのほうが落ち着くからいいや。はいスプーン」


話題、行動、出来事など >>780
1.髪について話してたら髪形をいじられる
2.笙子のトラップカードオープン『茶柱てんこもり』
3.猫参上
4.その他

3

猫「にゃー」

笙子「わ、猫だ」

深雪「おいで」

猫「にゃー(ひらり)」

乙女「深雪さんちの猫なんですか?」

深雪「そう。今年10歳。それなりのおばあちゃん」


笙子「……何かあげてもいい?」

深雪「お菓子類はダメ。テレビの横の棚に鰹フレークがあるから、それなら大丈夫」

乙女「これですか(ひょい)どうぞ、お姉ちゃん」

笙子「ありがと。へえ、完全に乾燥してるわけじゃない、不思議な感触だね。ほーらおいでおいで」

≪WIL 100以上≫

乙女「わっと……うふふ、ぬくぬくです」

笙子「エサ持ってる私より乙女ちゃんの方に……くっ、悔しい」

猫「(もぐもぐ)」

笙子「ぬおお、乙女ちゃんの膝に乗りつつ私からのエサも食べるとは贅沢ものめ。ああでもかわいい、こんにゃろー」

 ストーブの上から、すんすんと湯気を立てるヤカンを取る深雪。

 急須にお湯が注がれると笙子がそれを取り、少しくゆらせて……こぽこぽと3人ぶんの湯のみにお茶が注がれる音。

 モンブランを食べ終わった後の口の中に、さわやかな苦味が広がってゆく。

 ストーブの熱に、膝上の生き物の熱。

 目の前には2人の美少女。

 五感すべてで幸せというものを噛み締めた休日だった。


(笙子との距離が近くなった)


1月第四週の行動 >>783

運動→FOR 88
家事→DEX 93
散策→SEN 118
自習→INT  132
読書→MEM 94
修行→WIL  102

運動

 校庭の掃除をしていると、昨日の大風で飛ばされてきたのか少し大きめの枝……棒?を見つけた。

 美化委員の活動が終わったあと、こっそり拾いに行き、宵から教わった通り両手で木の棒を振る。

 力を込めて「相手をぶっ叩く」イメージではない。振り下ろし、止める、その動作で体を鍛えるのだ。

 変にイメージをすると、楽になるように全身が動こうとしてしまう。

 本格的に拳闘を始めるならそれ(体を最適化する)でいいのかも知れないが、そんなに長時間トレーニングをするのはもたないと自分でわかっているし……

 体に適度な負担をかけるのが一番、合っている。


FOR +4 合計92


帰りに会った人物:宵、沙耶香、可奈、笙子、組み合わせ自由 >>785

よい

 曇っていると言うのか空が澱んでいるというのか、白っぽい水色の空。

 とても明るい気分にはならない天気のもと、しかし小さな少女は髪を揺らしながら軽い足取りで帰宅しているようだ。

 声をかければパッと振り返り、満面の笑顔でこちらに駆け寄って来る。

宵「あっ! お姉ちゃん、合格しました!」

乙女「おおーっ! おめでとう宵ちゃん、春から花丸高校に来るんですね」

宵「はい、とっても嬉しいです。……なんでしたらたまには朝、お姉ちゃんを迎えに行くこともできますし」

乙女(これは……控えめだけど、やっぱり私と一緒に居たいって言ってくれてるんだよね)


会話、行動、出来事など >>787
1.なでなでする
2.抱き寄せる
3.私も嬉しいです、と言う
4.上記全部やるに決まってる
5.その他

4で213の順

(きゅっ)

宵「ふわ? お、お姉ちゃん」

乙女「本当に頑張った宵ちゃんに、ご褒美です(……とはいえ、私も恥ずかしい……宵ちゃんの香りが、宵ちゃんの身動きがっ)」

宵「ありがとう、ございます」

乙女「ずっと苦手な勉強も続けてきましたもん(……そもそも宵ちゃんの色々を私が感じてるということは、宵ちゃんも私の諸々を感じてるわけで……)」


宵「頭……」

乙女「ん?」

宵「このままで、頭、なでてください」

(なでなで)

宵「んぅ……しあわせ……」

乙女(ほんとに幸せそうな声だなぁ)

乙女「私も」

宵「?」

乙女「私も、宵ちゃんと一緒に学校に行けて……嬉しいです」

宵「は、はい……何があっても、きっと楽しいって思います」

乙女「うん」


 宵に送ってもらい、家の前で別れた。

 振り向いた時にふわっと浮かぶ髪が夕日に照らされ、オレンジ色がさす。

宵「お姉ちゃん」

 普段の静かな物腰から離れ、笑顔で大きく手を振る宵。

宵「バレンタイン、楽しみにしててくださーい!」

 ~ 1月第四土曜 ゲームセンター前 ~

乙女「……そして、あんなに甘えさせてあげたのに、他の女の子とデートする私……なんだか罪悪感が」

(パラランシャンシャンピロリロピロリロ)

乙女「や、やっぱりすごい音ですね……」

笙子「およ? 乙女ちゃんてゲームは好きな方じゃなかったっけ?」

乙女「家でするのは好きなんですが、ちょっとこの音は尻込みしちゃいます」

笙子「そっかそっか、くふふ、よーしおねえちゃんがリードしてあげよう」


何をしよう >>792
1.格闘ゲーム
2.クイズゲーム
3.UFOキャッチャー
4.エアホッケー
5.18禁クイックス
6.その他

4

乙女「それじゃこれを」

笙子「ほぉーう、私のこと文学少女と思って油断してるな~?(ニヤリ)」

乙女「得意なんですかお姉ちゃん?」

笙子「家族でお風呂屋さんに行った時は必ずやってるんだ」

乙女「お風呂屋さん……ああ、山向こうにあるなんとかの里っていう? 大きな宴会場つきの。そういえばゲームセンターもありましたっけ」

笙子「そそ。乙女ちゃんもどんどん体力つけてきてるみたいだけど、反射神経はどうなのか見てあげる」

乙女「ふふ、受けて立ちましょう」


乙女(とはいえ相手は笙子さん。勝負ごとに全力でぶつかる性質じゃないみたいだし、何か面白いことをしでかした方がいいのかな)


どう勝負する? >>794
1.技術で打ち破りに行く(DEX+コンマ>>794が120以上で勝利、150以上で……?)
2.言われた通り反射神経で笙子の隙に打ち返すことだけ考える(SEN+コンマ>>794が100以上{無条件}でカウンター成功、130以上でさらに勝利)
3.可能な限り長時間楽しむ(WIL+コンマ>>794が130以上で……?)

1

(カコン、コン、カコン!)

乙女(1回だけ側壁に当てて……パックの中心から少しずれた所を叩けば回転がかかる……打ち損なえば自爆しかねないけれど、そろそろ賭けに)

笙子「えい(ちらっ)」

乙女「ぶっ!?(肩のブラ紐を見せてきた!?)」

(ガコン)

笙子「ありゃ、動揺させたのにきちんとゴールされちゃった、残念。まあ乙女ちゃんのそんな顔が見られただけでもいっか」

乙女「お姉ちゃん……人目のある所でそんな事しちゃダメです」

笙子「乙女ちゃんの後ろには誰も居ないからだいじょーぶ。そぉい!(ガッ)」

乙女「わ!(ガキン)い、いきなり」

笙子「勝負ごとに油断は禁物よ。勝てばいいの、勝てば。と言っても負けちゃったけど……さ、もう一回いくよ! まだまだ楽しい時間は終わらない!」


(笙子との距離が近くなった)


1月第四日曜の行動 >>796

・成長行動なら+3

・電話可能:宵、沙耶香、可奈、笙子

 rrr……

宵『はい龍ヶ崎です』

乙女「もしもし早乙女です、宵ちゃんですか?」

宵『はい。ようやく自由の身です、何の懸念も無くお姉ちゃんと遊べます』

乙女「うふふ、宵ちゃんが嬉しそうで私も嬉しいです。まずは約束してた初午に行きましょう、他の神社関係の行事もきっと楽しいですよ」

宵『そういえばそうでした……他にもどなたか誘いますか?』


誘うか誘わないか、何人でも選択可 >>798

2人で

宵『は、はい。それじゃ……距離的に、私がお姉ちゃんのうちに行きます』

乙女「うん、来週の土曜、お昼食べたら行きましょ。それでちょうどいいはずです」

宵『いつもお誘いありがとうございます。楽しみにしてますね』

乙女「うふふ、こちらこそ」


2月第一週の行動 >>800

運動→FOR 92
家事→DEX 93
散策→SEN 118
自習→INT  132
読書→MEM 94
修行→WIL  102

運動

乙女「76、77、78……」

 山の道路を散歩している途中、稲荷神社への道をもう一度確認しておこうと、土と丸太の階段を降りていった、の、だが。

 なぜか急に段数が気になり、一度降りたのにもう一度数えはじめてしまった。

 そうなると稲荷神社の石段の数も気になってくる。

乙女「ふぅ……」

 私は何をしているんだろう。

 数え終わって少しむなしくなった。


FOR +3 合計95

 ~ 2月第一土曜 近くの山 稲荷神社 ~

乙女「――良かった、沙耶香ちゃんも合格してたんですね」

宵「はい、一緒に通えます……と」

 トントントン トッカラカッ トッカラカッ

宵「これは……何の音頭でしたか」

乙女「保育園や小学校時代は踊らされた記憶がありますけど……忘れちゃいましたね」

宵「でも、音楽だけで楽しくなってきます」

乙女「何か買います? ザラメのかかった飴とか」

宵「ちょ、ちょっとそれは私の口には大きいですよ」


会話、行動、出来事など >>803
1.厚揚げすくいをやる(コンマ>>803が50以上で2つすくえ、80以上で3つすくえる)
2.チョコバナナを買う(コンマ>>803が67以上で2本もらえる)
3.白狐のお面を買う
4.豆腐屋の自転車が通り過ぎ、宵にかばわれる
5.その他

沙耶香と可奈と出会う

沙耶香「あ、お姉ちゃん! やっぱり来てたですか」

可奈「やあ」

乙女「沙耶香ちゃん、ダーリンも……やっぱりって?」

宵「前にこの4人で集まったとき、初午の話をしたじゃないですか。だからでは?」

乙女「あ……なるほど」


沙耶香「せっかく会えたことですし、一緒に見て回らないですかー?」

乙女「えっと……(ちらっ)」

宵「ふふ、私は構いませんよ。ふたりで行こうって誘ってくれただけで充分嬉しいですから」


可奈「フッ……なんだ、ちゃんと宵さんのこと考えてるじゃないか」


会話、行動、出来事など >>805
1.可奈の話術で、宵と腕を組まされる
2.沙耶香と、宵について語る
3.宵と沙耶香の仲良し会話を、その後ろから見守る
4.その他

1

可奈「……でも、2人で歩いてたの? そのわりにはくっついてないようだけど」

宵「へ?」

乙女「可奈さん!? じゃなくてダーリン!?」

可奈「この前、私と歩いた時は腕を取ってたけど……そうか、むしろ宵さんに腕を取ってもらいたモゴモゴ」

乙女「あわっ、ちょっ」

宵「……そうなんですか?」

乙女「う……」


沙耶香「おお、どきどき」

可奈「静かに見守ろう」


宵「じゃあ……よろしくお願いします」

乙女「う、うん……(遠慮がちに私の腕に絡めて、半歩後ろからついてくる宵ちゃん……奥ゆかしさに悶えそう……)」

可奈「法か自由かっていうのは、昔からある命題だからね――」

沙耶香「自由な人みんなが可奈センパイみたいな人だったら、私も話したいと思えますです――」


乙女(後ろの二人は二人で何か話してるし……)

乙女(うん、そう、受け身になってばかりじゃいけない。宵ちゃんはたくさん心の中を見せてくれてるんだから、私も何かしなくちゃ)

乙女(宵ちゃんの腕をしっかり引き寄せて)

宵「きゃ、お、お姉ちゃん?」

乙女「>>808


1.こうしたいと思って……
2.離さないでください
3.ずっと一緒です
4.その他

3

乙女「年末に、勉強したあとのお泊りで……寝る直前の言葉、聞こえてたんです」

宵「え」

乙女「私も宵ちゃんと同じ気持ち。……宵ちゃんが結婚しても側に居たいけど、でもそれを思い浮かべると悲しくなるっていう」

宵「そ、それは……はい、私も。同じです」

乙女「良かった」


沙耶香「この場で堂々と……乙女お姉ちゃんってけっこう図太いところがありますよね。私もかなりドキドキさせられてたですよ?」

可奈「こちらも同じく、あれは間違いなくくどかれてたって事が数回。まあ私は問題ないんだけど」


宵「……お姉ちゃん、後ろから不穏な言葉が聞こえてくるんですが(ぎゅー)」

乙女「いたたた、ごめんなさい宵ちゃんが全力出すと折れそうなので勘弁してください」



バレンタインまでに何をするか >>810
1.宵ちゃんに好きだと伝える覚悟を決める
2.どんな事を言われても動じない覚悟を決める
3.シリアスになってやるものかという覚悟を決める

1

 そして、バレンタインデーまで……


沙耶香『カボチャはそんなに大きくないなら、レンジで少しあっためると切りやすくなりますよー』

乙女「ああ、た、確かに。考えてみれば当然なのに思いつきませんでした、ありがとうございます」

沙耶香『いえいえ』


 いつも通りの日常を経て……


可奈『遠出してたら、キミの声が聞きたくなってね』

乙女「そういえば波の音がかすかに聞こえます」

可奈『沿岸遊覧用のフェリーだよ。決着がついたら一緒に来るといい、たとえどんな結果になっても』


 時に応援を受けつつも……


乙女「……よしっ。綺麗に固まった。宵ちゃんの好きな、イチゴのフリーズドライも入れたチョコ」


 あっという間に1週間が過ぎた。

 ~ 2月14日 龍ヶ崎家 社務所前 ~

宵「すみません、午前中からご足労いただいちゃって」

乙女「そ、それはいいんですけど……こんな境内の見えるような所で?」

宵「周りに何も無いほうが、誰か来たときすぐわかりますし。父も畑に行ってるとはいえ忘れ物して戻ってくる可能性も捨てきれません」

乙女(徹底してる……)


宵「それで……これ、チョコレートを」

乙女「うん。私も、作ってきたんです。……先に私のほうから聞いてもらえますか?」

宵「は、はい」


乙女「私は小中学校時代、クラスメイトとあまり関わらず過ごしてきました」

宵「……はい。ひとつ上の先輩達は、正直言って私達の間でもあまりいい噂はありませんでしたし」

乙女「だからなのか、何事にも自信が無くて。人の輪にも踏み込めず、受け身で過ごしてた自覚はあります。すごく、臆病でした」

宵「……過去形……なんですよね?」

乙女「クラスに慣れてきた頃、小中学校での日々のほうが異質だったんだって気付きました。明るい人を中心に、でも輪に加わらない人も楽な表情で居て」

乙女「中学ではグループ内で見せ合うことしかしてなかったテストも、上位者が張り出されるようになって、私も有名になっちゃって」

乙女「弱い体も個性として見てもらえて……体育の時間もなんら気負うことなく、失敗を恐れることなくのびのびできたから、体を動かすのも楽しくなり」

乙女「『大勢』に受け入れられるってことがとっても嬉しいことなんだって気付きました」

宵「お姉ちゃん……」

乙女「だから自分を受け入れられた……慕われてることも、自分が好かれてることも、受け入れられるようになりました」

宵「……(こくん)」

乙女「今日は、その先に進もうと思います。臆病な自分でなく、勇気をもって」


乙女「宵ちゃん」

乙女「私は、宵ちゃんのことが好きです。女同士だけど……恋人になりたいと、思ってます」

乙女「宵ちゃんは……>>814


1.私に価値があるってことを感じさせてくれた、気付かないうちに私を守ってくれた人……だから今度は支えあいたい
2.妹みたいな子……でも、妹じゃなく、隣に立ってほしいと思いました。どうか一緒に生きてほしい

1

宵「お姉ちゃん……ありがとう、ありがとうございます」

乙女「うん……涙、これでふいて」

宵「私もお姉ちゃんのことが好きです。恋愛感情で好きです。気付いてもらえないかと、いっしょうけんめい頑張りました」

乙女「うん、私も頑張って気付きました」


宵「うふ……優しいお姉ちゃんが大好きです。甘えさせてくれて、でもしっかり前を向かせてくれる、そこだけは臆病じゃなかった……そんなお姉ちゃんが」

乙女「じゅ、受験勉強のことですか?」

宵「『自分が嫌われたくない』ってだけなら、どこまでも甘やかしてくれたでしょう。それが無かったんだから、お姉ちゃんには元から芯があったんです」

乙女「あう。そう言われると恥ずかしいですね」

宵「ふふふ、照れてるお姉ちゃんも最高に可愛いですよ」

乙女「うー、支えあうって言ったそばから……」

宵「そこは諦めてください。私にとって」


宵「お姉ちゃんはいつまでも守りたい人なんですから」

宵「乙女さん」


宵「私……今まで生きてきて、いちばん幸せです」

宵「乙女さんが初恋の人で良かった」

宵「しかも、それが叶うなんて」

宵「幸せすぎて、どうにかなっちゃいそうなくらいですよ」


 その微笑みを見た瞬間こそ……私にとっても、今までで一番幸せなときだと、確信できた。

 ~ 花丸高校入学式 校門前 ~

沙耶香「えへへー、この制服は前から着てみたかったんですよね。こう、いかにも高校! って感じのブレザーですからー」

乙女「入学おめでとうございます、宵ちゃん、沙耶香ちゃん」

可奈「おめでとう。今年度もまた楽しくなりそうだね」

宵「ありがとうございます、可奈先輩にも迎えてもらえるなんて」

可奈「なぁに、キミ達とは関わりも深いしお安いご用さ」


笙子「あれ乙女ちゃん? こんなとこで……およ、もしかして文化祭のときの?」

乙女「あ、お姉ちゃん」

沙耶香「ここに入学する物部沙耶香ですっ! よろしくお願いします!」

宵「……こんにちは、今年入学する龍ヶ崎宵です。兄ともども宜しくお願いします」

笙子「……?」

笙子「……!(キュピーン)」

乙女(あっ、嫌な予感)

笙子「そうかそうか、よーし、愛しの乙女ちゃんの後輩なら私の後輩も同然、よろしくしたげようっ(きゅっ)」

乙女「ちょっ、お姉ちゃん離し」

宵「! ……(きゅ)」

乙女「宵ちゃん!? 逆の手を取ったらここで大岡裁きが」


可奈「……ま、楽しそうで何よりだよ」

沙耶香「乙女お姉ちゃんは少しくらい困ったほうがいいと思いますです」

可奈「でもこちらとしても少しは心動かされるところがあるからね……ちょっと行ってくる」

沙耶香「えっ」


可奈「乙女さんにほっとかれたら……なんなら私が付き合おうか? 宵さん」

宵「え? こ、こちらに? 可奈先輩がですか?」

乙女「う、あう……よ、宵ちゃん……」

宵「だ、大丈夫です、お姉ちゃんは私が守るって言ったじゃないですか」

宵「私のいちばん、大事な人」


END

……半年もお付き合いいただき、大変ありがとうございました。
>>1では3年間を見込んで書いていたのに、1年で終わらせてしまって大変申し訳ありません。
皆様に限りない感謝を。


>>813の選択は、1が宵上位、2が乙女上位になるものでした。

では一年間の最終ステータス。


早乙女 乙女
FOR 95(平均より間違いなく強い)
DEX 93(急いでお弁当を作ってもほぼ失敗なし)
SEN 118(子供なみに感受性豊か、かつ気遣いも万全な注意力)
INT  132(文句なしにクラスで一番)
MEM 94(クイズ番組の予選突破できるかも)
WIL  92(超常現象が起きて驚いていても内心では冷静に行動できる余裕:なお告白したために精神力が超削られた)

 ~ >>813で2を選んでいた場合の花丸高校入学式 ~

笙子「そうかそうか、愛しの乙女ちゃんの後輩なら、よろしくしたげようっ(ぎゅっ)……あれ(ぐぐっ)」

乙女「お、お姉ちゃん、すみません。私は宵ちゃんに、隣に立っててほしいって言った身なんです……」

笙子「ぐぬぬ……まさか乙女ちゃんが自ら離れようとする日が来るとは(ぐぐぐぐぐ)」

乙女「なんで余計強く!?」

笙子「ふははは、この花丸高校随一のあまのじゃくが、そうそう大人しく言うこと聞くわけないじゃーん、って、あれ」

(ぐいっ)

宵「お……乙女お姉ちゃんの恋人の、龍ヶ崎宵です。よろしくお願いします……」


沙耶香「宵ちゃん、顔まっか。……でも幸せそうですね」

可奈「落ち着くところに落ち着いたって感じかな。校門前で堂々と妹さんにカミングアウトされた兄の気持ちはどうか知らないけれど」

沙耶香「あ、彼方さん」

彼方「……いいんです、宵が幸せなら、それで……性別という障害はありますが、心ない噂も食い止めてみせますとも、ええ」

 ~ ?年後 ~

(キィー……)

可奈「いらっしゃいませ」

沙耶香「いらっしゃいませ。あやっ、お揃いですね」

笙子「やっほー」

真澄「ういーっす」

深雪「ども」


真澄「何度も言うけど、可奈がバーテンやってる姿は違和感だよなぁ」

可奈「フッ、あまり人と関わるイメージが無かったのは認めるよ。でも、こういう静かな店に来るようなお客様は好ましい人が多いしね」

沙耶香「マスターの低音ボイスには女性ファンも多いんですよー」

笙子「沙耶香ちゃんの料理もおいしくて、肩肘張らずに注文できるし私も愛用してるんだ、この店。まずはピニャコラーダちょうだい」

可奈「かしこまりました。キミ達は?」

深雪「ミントリキュールを。緑茶で10倍に割ってほしい」

真澄「ゆうべ食いすぎたから、アンゴスチュラビターズをダブルのグラスに3滴ほど垂らして水そそいでくれ」

沙耶香「……そちらのお二人はお酒が強くないんでしたっけ」

笙子「しっかしお酒に弱い人が酒屋の店長だもんねえ」

真澄「いいの、酒の味はちゃんと可奈が見てくれてんだ。むしろ自分があんまり飲まないから四六時中自分で配達できるって利点もあんだよ」

可奈「参謀代として、そのぶん安く譲ってくれて助かってる。ありがと」

深雪「(こくこく)……ふぅ。みんな今日も一日、おつかれさまでした」


沙耶香「はい真澄センパイ、牛そぼろの贅沢リゾット・ミニ。深雪センパイが、お餅入りお好み焼きの醤油味ですね」

真澄「おっ、来た来た。味の大本になるモンを中心にのっけたのがあるけど、わたしゃこうやって一緒に煮てもらった方がおいしいと思う」

深雪「ありがとう。今日はおなかが空いてたところ」


笙子「マスター、次はモヒート作ってー」

可奈「かしこまりました。軽食はクラッカーだけでいいの?」

笙子「どうしよっかな、次も甘いの頼むつもりだから」

沙耶香「深雪センパイ、お疲れみたいですがお仕事で?」

深雪「ん。忘年会シーズンというのもあって。注文も多く。冷凍してある在庫も切れかかってたので、2頭、解体した」

笙子「そういえばこのお店も、深雪ちゃんの働いてる牧場から直送?」

沙耶香「そこらへんは県で規定があって、間を通す業者はいるんですがー……まあほとんど直送みたいなものです」

真澄「深雪、仔牛産まれるのも手伝ったって言ってなかったか?」

深雪「出産から屠殺まで。完全に一生を見るであろう牛もいるけど。いちいち気にしてたらやってけない」

真澄「メンタルつえーよな(牛肉もぐもぐ)」

可奈「真澄さんも人のこと言えないと思うよ」


笙子「キューバリバーお願い、キャプテンモルガンでね♪」

可奈「今日はラムの日か」

深雪「笙子さんは。フリーライター続けてる?」

笙子「そだよー。大学で学芸員資格取ってきたはいいけど、近くの美術館はもう人員いっぱいでさ」

沙耶香「どこも就職難ですね……」

真澄「ああそれで聞こうと思ってたことがあったんだ、もしかしてこの前の公民館だよりの論説、笙子か?」

笙子「おりょ、よくわかったね」

真澄「あんだけ斜に構えたひねくれ文を堂々と町の広報にのっけるなんて、あんたくらいしか居ねーだろ……許可出した役場もスゲーと思ったが」


笙子「ところで宵ちゃんは元気?」

沙耶香「ええ、それはもう。このあいだもうちにトラックで来て、私が米袋ふたつ運んでる間に残り8袋全部運んでもらっちゃいました」

深雪「私も神社へは、滝に打たれに行くけど。兼業農家を頑張ってるみたい。兄妹どちらも」

可奈「野菜もお米も売ってくれてる、順調みたいだよ」

真澄「乙女ちゃんも?」

沙耶香「はい、大学卒業したのだって、巫女さんになるためって言ってましたし……いろいろと資格も取ってはいますけど」

深雪「秘書検定は。乙女さんと一緒に受けに行った。礼儀作法として」

笙子「高校時代からバイトがんばってたもんね、神社に一生を捧げるにしてもお金稼ぐ手段は必要かぁ」

沙耶香「……」

可奈「……」

真澄「……」

深雪「……」

笙子「おろ? どったの?(ニヤニヤ)」

沙耶香「ここには事情を知ってる人しかいないから言いますけど、一生を捧げるの『神社に』じゃなくて『宵ちゃんに』ですよね」

可奈「あの二人は本当に絆が深いね。さすがに手をつなぐような事はなくなったけど、今でも一緒に遊びに行くとラブコメの波動が」

真澄「関係は大学卒業くらいまでだと思ってたんだがなぁ。外見年齢が変わらなさすぎて、今でも美しいと思えるのがスゲー」

深雪「あ。宵ちゃん身長を気にしてるから。それは言わないであげて」

可奈「あー……おかわり、いるかい?」

真澄「シャルトリューズヴェールを5倍くらいに薄めてもらおうかね。あ、彼方の話が出たけど、あいつは結婚は?」

深雪「もうしてる」

笙子「えっ! なになに、初耳なんだけど!」

深雪「表ざたにできないから」

沙耶香「え……まさかお兄さんも同性愛ですか?」

深雪「ううん。なんか。妖怪なんだって。ざしきわらしとか。完全に透明になれるみたいだから平気だって」

真澄「ここにきてオカルト方面!? むしろ異次元!?」

沙耶香「……なんにしても」


全員(あの兄妹、神社を継ぐことカケラも考えてないな……)



今度こそ本当にEND

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