あ、すんません
２でよかったかも

【宗教と疫病が跋扈する暗黒時代 】
多くの人々が疫病で倒れた、暗黒の時代。
混乱は頂点に達し、救いを求める人々の爆発的なエネルギーは宗教へと向かった。
宗教の違いによる国家の戦争が相次ぎ発生し、そこに救いを求める農民反乱も加わるようになっていく。
…まさに世界は、乱世の極みであった。
(>>4のレスから。大体中世のつもりでやります)

主人公が生まれたのはそんな時代である。
さて、主人公の父の職業は？安価＋２
1,地方の貴族
2,下級の軍人
3,世界を旅する旅商人
4,街の鍛冶職人
5,盗賊の棟梁
6,自由安価

【出自:大商人】
多くのギルドと関係を持つ大商人の子供として生まれた主人公。
同時代の人間としてはそれなりに恵まれた出自と言えるだろう。
安定した子供時代の中で、商売に関する知識をはじめとした、いくつかの教育を受けて育っていった。


さて、主人公の性別、および名前は？安価＋2
(1レスで両方書いてください)

主人公の名前はフィオ。
この時代に流行する病の影響だろうか。あるいは何らかの神罰か。両性具有という身体的特徴を持って生まれてきた少年(少女)である。
…ちなみに、肉体面においては両性具有だが、精神面、および社会に対する表向きの性はどうなのだろうか。

自分の自覚している性別、および社会に対する表向きの性(勿論、ふたなりということを明かしていてもよい)は？安価＋2

フィオの自分自身の性に対する認識は、男とも女とも言えない独特なものであった。
とはいえ、そのような未分化な状態を社会が許容してくれるわけが無い。表向き、フィオは大商人の跡継ぎ息子として育てられたのだった。

さて、成年期を迎えるころ、フィオはある職業についていた。その職業とは？安価＋2

1,商人
2,学生
3,軍人
4,盗賊
5,自由安価

裕福な商人の息子であるフィオはこのような時代では珍しい、まだ機能していた大学に入学し学生として知識を深めていた。
哲学や論理学、歴史学、(教師たちからは推奨されなかったが大学の書庫で漁った本で学んだ)軍事学などを学ぶ傍ら、
同世代の悪友たちと共に時折街に繰り出し、酒場の喧噪やから社会についての知識も学んでいったのであった。

しかし、そのような日々もある理由から突如終わりを迎え、フィオは乱世に身一つで投げ出されることになった。
その理由は？安価＋2

1,軍隊による街の破壊
2,実家からの放逐
3,犯罪に巻き込まれた
4,富と名声を求めた自主的な出奔
5,自由安価

ある日突然、大学のあった街は軍隊によって包囲された。
激しい戦闘の末、城壁を超え街へと侵入した彼らは、美しい街並みを破壊し、大学に火を放った。
なんとか混乱から抜け出し、家へと逃げ還ったフィオが目の当たりにしたのは無残に殺された家族や使用人の姿だった。
こうして、フィオは乱世に身一つで放り出されたのであった…。


さて、次はキャラクターの能力値を決定します。
能力は体力、知力、魅力からなる3種の『基本能力』と、いくつかの『固有スキル』によって決定されます。
ちなみに、これまでの出自はこの能力値にも関係してきます。

ではまず、基本能力をコンマ一桁で決定します。
体力、安価＋1、出自ボーナスで出目に－2
知力、安価＋2、出自ボーナスで出目に＋6
魅力、安価＋3、出自ボーナスで出目に＋2

体力:2
知力:8
魅力:3
ちなみに、基準としては一般人が3程度。軍人の体力や学者の知力、為政者の魅力などは10ほどあるので、全体的に低いと言えるだろう。特に体力はかなり低い。
とはいえ、レベルアップの機会もあるのでそこまで深刻になることもないかもしれない。一応知力はボーナスのおかげでまあまああるし。

次に、固有スキル。これは、上記の基本能力がある程度広いステータスであるのに対し、より狭い限定されたもので、そのスキルを持つことで特殊な行動が取れるようになるものである。
例えば、崖登りのスキルがあれば、そりたつ崖を前にした際に崖を乗り越えるという行動も可能ないなってくるだろう。
…とは言え、スキルにもレベルがあり、低ければ判定次第で失敗の確率もある。それほど万能なものでもないのである。

ちなみにスキルは初期では5つまで持っており、レベルアップのたびに既存の能力を上げるか新たに一つ追加するかを選べる。
そして、スキルはタイプによって体力系、知力系、魅力系の3種に分類され、それぞれ基本能力が上限となる。
フィオで言えば、崖登りスキルは今のところ２が限界になるのである。

初期スキル５つのうち、１つは出自ボーナスの『学問:8』になっている。行動の際、学問の知識を参考とした行動が取れる。
まあつまるところヒントスキルのようなものだ。有効に使えば結構便利だろうが、緊急事態では1ターン消費してまで使う意義が薄いかもしれない。

さて、残りのスキル４つを決めて欲しい。スキルの名前を書き込んでくれれば、あとはコンマ一桁がスキルの値になる。上限以上の場合は最大値に収まってしまうが…
では、安価1～4。

超直感6:知力スキル。理屈ではなく直観を働かせ、物事を把握する能力。
交渉術3:知力スキル。弁舌によって交渉を有利に進める能力。
透視1:知力スキル。構造を把握することによる3次元的な空間把握と、直観力を働かせることにより見えない部分を見る能力。
自爆2:体力スキル。自暴自棄になることで戦闘力を大幅アップ。しかし、眼前の敵に攻撃することしかできなくなる。どれぐらいアップするかは判定次第。

自爆と透視に関しては判断に迷いましたが、魔法などは無い世界のようなのでこのようにしました。

さて、最後は破壊された街から逃れ、安全な場所を求めて旅立ったフィオの向かった場所、物語のスタート地点を決めます。安価＋2

1、西方の騎士王国の首都
2、南方開拓地の街
3、東方の自由都市国家群の一つ
4、北方の海洋国家の港町
5、自由安価

自由都市国家群。東方の巨大な河川を中心とした商人の交易によって発達したこの地域には、いくつかの都市がそれぞれ同盟を結び、大国に負けない戦力を備えていた。
名目上は西方の騎士王国の領地ではあるものの、ここを支配しているのは派遣されてやってくる領主の代理人ではなく各都市の市長やギルドマスターたちであり、彼らの合議によって物事は決定されているのだ。

さて、フィオがこの地域にやってきたところから物語はスタートする…が、今日はもうここまで。
この後ステータスなどをまとめて書き込んだりはするけど、もう安価は無いです。おつきあいありがとうございました。
今後も時間が空いたら夜を中心に書いて進めていきたいと思います。あと、もし質問とかがあったら後でまとめて答えたりするつもりです。では。

:ステータス:
名前:フィオ
性別:ふたなり(表向きには男性)
出自:大商人の子として育ち、十分な教育を受けるが住んでいた街を軍隊に破壊され、乱世に旅立つ


【能力、及びスキル】
(体力:2)
自爆2:自暴自棄になることで戦闘力を大幅アップ。しかし、眼前の敵に攻撃することしかできなくなる。どれぐらいアップするかは判定次第。

(知力:8)
学問8:行動の際、学問の知識を参考とした行動が取れる。
超直感6:理屈ではなく直観を働かせ、物事を把握する能力。
交渉術3:弁舌によって交渉を有利に進める能力。
透視1:構造を把握することによる3次元的な空間把握と、直観力を働かせることにより見えない部分を見る能力。

(魅力:3)
関連スキルなし


【所持品】
200ディナール(金銭)
護身用の短剣×1

自由都市ネザル。東方の自由都市国家群の一つで、他の多くの自由都市がそうであるように大河交易の恵みによって繁栄している街である。
フィオが乗っていた客船がたどり着いたのは、そのネザルの中心部、交易港だった。
西方の王国からの交易船や南方から送られてくる奴隷を積んだガレー船、北方の軍船など、様々なの地域からやってきた多種多様な船が停泊する交易港は
それまで生まれた町からほとんど外出したことがないフィオにとっては、どれも物珍しい存在だった。

さて、港に降り立ったが、現地の土地勘も無ければゆく当てもない。
まだ日は高いが、あまり時間を無駄にしていると夜になってしまうだろう。
そうなる前に、とりあえず宿を見つけたいところだが、手持ちの金もそこまであるわけでもない。
取りあえず周囲を見渡すが、どこにどんな施設があるかはよく分からなかった。

…さて、まずはどうしようか？安価＋2

とりあえず、早めに宿を確保しておいた方がいいだろう。
そう考え、宿を探すことにした。手持ちの金を考えると、出来れば安い方がいい。
とはいえ、土地勘のない場所で上手く行くかは運次第なところもあるが…

さて、行動判定について説明。
まず基本的には行動には難易度があり、難しいほど「必要判定値」が増えます。
そして、判定安価＋関連する能力が判定値を上回れば、行動は成功となります。
また数値が必要値を、大きく下回ったり上回ることで、悪いことがおこったり.より良い結果になることもあります。
では、判定してみましょう。

【安い宿を探す:使用能力＝知力8】
15:親切な民家を発見、そこに格安で宿泊できる
12:安い宿を見つける
10:宿を見つける
6:スリに遭う(無条件クリア)
4:強盗に遭う(無条件クリア)

安価＋1

【成功:宿を見つける】
宿ならば訪れたばかりの人間にも分かり易い場所にあるはずだ。
そう考えたフィオは、とりあえず街の大きな通りを選んで宿を探すことにし、そう時間もかからずに宿を発見した。

『旅の宿ネザル』
街の名前を冠したその宿は大きく、それなりに宿代もしそうだがこれで少なくとも一つは宿の場所を知ることができた。
さて、目の前にある宿に入るか。またはさらに安い宿を探すか。はたまた、まったく別の行動をとるか。
まだ日は高いが、あと3回ほど行動をすれば夕方になるだろう。さて、どうする？安価＋2

まだ時間はある。さらに安い宿を探すことにした。

【安い宿を探す:使用能力＝知力8】
15:親切な民家を発見、そこに格安で宿泊できる
12:安い宿を見つける
6:スリに遭う(無条件クリア)
4:強盗に遭う(無条件クリア)

安価＋1

【成功:安い宿を見つける】
さらに街の奥へと進むと、見るからに安普請な宿を発見した。
どうやらあまり金を持っていない人間のための宿のようで、そこに入って行く人間も見るからに貧しい恰好だ。
ひょっとすると、何かトラブルに巻き込まれる可能性もあるが…それでも先ほどの宿に比べれば、かなり宿代は安いだろう。

さて、これからどうする？宿に入るか、それとも何か別の行動を取るか？安価＋2

なにか売れないか考えてみる。
しかし、そもそも手持ちは安物の短剣が一本だけだ。
それでも考えれば何かいいアイデアが浮かぶかもしれないが、この条件ではかなり厳しいだろう…。

【何か売れないか考える:使用能力=知力8】
20:ナイフから大きな金を作る方法を思いつく
14:ナイフから金を作る方法を思いつく
3:ナイフを売ることを思いつく(無条件クリア)
安価＋1

【6:ダメージを与えるが、相手をさらに逆上させる】
「ああ！？おい、聞いてんのか…うぎゃっ！？」
酔っ払いの顔面を殴りつけると、相手は流石に驚いたようだ。…しかし、一撃で戦闘力を奪うのは無理だった。
鼻から血を流しながら剣を抜き放った酔っ払いは、ぎゃあぎゃあと喚き散らしながら突進してきた！

さて、個人戦闘について。
戦闘は基本的にはターン制で、交互に行動を行う。
攻撃時には攻撃行動を、防御時には防御行動を指定し、その後判定を取る。

行動内容によって、与えられるダメージ量や成功に必要な数値が変わってくる
例:例えば慎重に狙う、なら必要な成功率は下がるがダメージも少ない。急所を狙う、なら成功に必要な数値は上がるが、成功すれば大ダメージだろう。
これは防御も同様で、パリィをとる、突きだした腕を掴んで投げる、といった行動を成功させればダメージを与えることすら可能だが、勿論成功判定は厳しい。

また、これは自由な安価スレなので、攻撃と防御以外にも行動はいくらでもある。
助けを呼んだり、相手に落ち着くよう説得したり、あるいは逃げ出したり。様々な行動を取ることで、とにかく生き延びよう。

【現在のＨＰ】
フィオ:10
酔っ払い:８(最大値は９。先ほどダメージを与える必要値6を1超えた7が出たので、１のダメージが入った。)

酔っ払いは、喚き散らしながら剣を突き出してきた。
相手も素人のようだが、何せ刃物だ。下手にくらえば一撃で致命傷を貰いかねない…

さて、どうする？安価＋1

いつのまにかの人刀沙汰に、周囲には客が集まってきている。
そこに逃げ込めば、なんとか戦いは避けられるだろう。…とはいえ、逃げる前に剣に背中を貫かれるかもしれないが。

酔っ払いに背を向け、人の多い方に駆け込む！

【逃亡：使用能力=体力2】
10:無傷で逃げ込める
6:攻撃を喰らいつつも逃げ切る
5:逃げ切る前に捕まってしまう
0:背中に剣を受け即死(無条件クリア)
安価＋1

【5:逃げ切る前に捕まってしまう 】
走り出した直後に、背中に灼熱の感触が走った。
どうやら背中を斬りつけられたらしい…(ダメージ7:残りＨＰ３)

激痛に動きが鈍ったところを、さらに酔っ払いに追いつかれてしまった。
一応、今度はこちらの攻撃ターンだが…ナイフで切り付けたところで、相手を止めるのは難しいだろう。
さてどうする？安価＋１

いやそもそも絡みに行くのが自殺行為やろ、死んじゃったけど

>>90で踏んでるけど明らかに行動安価ではないのでノーカンです。当然ですが、一応。
安価下

背中に刀傷を負って相手に背を向けたこの状態で、勝てるとも思えない。
むしろ、なんとかもう一度人ごみに逃げ込む方がいいだろう。
とはいえ、相手はすぐ近くにいる。もう一度切り付けられてもおかしくない…

【逃亡：使用能力=体力2】
9:無傷で逃げ込める
7:攻撃を喰らいつつも逃げ切る
5:背中に剣を受け倒れる
4:背中に剣を受け死亡
安価＋１

おお１０か、やるなぁ生き延びた！
それはそれとして今日は遅いのでここまで

やはり背中の傷が気になる。教会に行けば傷の治療をして貰えるだろう。
とはいえ、病院を開いている医者ならばもっと安心だろう。幸い、街の構造は把握しているので見つけるのは難しくはないはずだ。

【いい病院を探す:使用能力＝知力8】
14:流れの名医に巡り合う
12いい病院を見つける
8:診療所を見つける(無条件クリア)
安価＋1

【14:流れの名医に巡り合う 】
病院を探して港の付近を歩いてた時、妙な男に話しかけられた。
見れば、旅人用のマントとフードを着こんだ男だ。服装の汚れ具合からして、かなり遠いところから来たらしい。

？？？「そこの君、ひょっとして怪我をしているのかね？」
？？？「何、隠さなくてもいい。歩き方を見れば一目瞭然だ。」

その男は、フィオの怪我を治してやってもいいと持ち掛けてきた。しかも、金銭はいらない、という。

？？？「その代わり、私の頼みを聞いて貰いたいんだが…頼めるかね？」

奇妙な医者に取引を持ち掛けられた。さて、どうしようか…？
すぐに返答を決定せず、色々と会話することも可能だ。時間は経過しない。
どう答える？安価＋１

フィオ「自分の身の安全が保証されるなら、聞いてもいい」

？？？「それは保障できない。…だが、もし頼みを聞いてくれたら、その後はあんたのため働いてもいい。」

とのことだ。ちなみに、頼みの内容はこちらが引き受けない限りは教えてくれないらしい。
医者(ということは本当らしい)が仲間になるのは大きいが、しかし頼みとはなんなのかが分からない…。

さて、引き受けるか？それともさらに会話するか？安価＋１

フィオ「いいだろう、引き受ける」

？？？「ありがたい。では、まずは傷を治して差し上げよう。…ああ、その前に自己紹介がまだだったな」

謎の医者の名前
安価＋１

ドックル「私はドックル。西方の大学で医術を学んでいたものだ。」　　

ドックルと名乗る男は、近く宿の部屋に入ると手術を始めた。
その腕前は確かで、あっという間に傷を消毒し、縫い止めてしまった。
HP＋5。現在のHPは9。

ドックル「後は一晩寝れば完全に回復するだろう。…さて、では次は私の頼みというのを話そう。」


彼は元々西方の大学で医術を学んでいた。しかし、伝統的な医術方式に限界を感じて、
墓から盗んだ遺体の解剖や患者を使った実験を通じて自分なりの医術理論を組み上げて行った。
しかし、そのような行為が大学の目に留まり、追い出されてしまった。

ドックル「まったく！連中の言い分を思い出すだけで腸が煮えくり返る！私が悪魔の手先だと？
　　　　　旧態依然とした喀血や怪我をした部位の切断を繰り返すだけの医術を、医術と呼べるのか！？
　　　　　そもそも、古代帝国の時代にはすでに喀血は誤った医療として批判されていたのだ！それに…」

フィオ「…君が怒りを感じたのはよく分かったが、話を戻してくれるかな？」

　　　　　
その後、各地で流れの医師として仕事を続けていたドックルだが、このネザリの街で手術をした婦人が術後に高熱を出して死んでしまったことを理由に
指名手配されてしまったのだという。熱の原因はドックルの指示を婦人が無視し、患部を清潔にしなかったことが原因らしいが、それは考慮されなかったらしい。
逮捕されて収監された際に隠し持っていた金貨で看守を買収して逃げだしたものの、現在は一文無し。
兵士から追われる身になり、にっちもさっちもいかなくなっているらしい。

ドックル「それで、頼みというのは簡単だ。私がこの街から脱出するのを手伝って欲しい。それと、何かあった際には護衛役を頼む」


これがドックルの依頼らしい。
勿論、治療をして貰ったものの裏切って逃げたり、領主に密告したりすることも(判定に成功すれば)できるだろう。
とはいえ、ドックルの医療の腕前は本物だ。彼を仲間とすることが出来るのも大きいだろう。
…さて、どうしようか？安価＋１

本文の最中に誤字を発見。喀血ではなく瀉血です。安価なら下

それとなく事情を聞いてみる。

…と言っても、もう話は大体聞いてしまったが…。
何を聞こうか？安価＋１