【ガルパンSS】みぽりんとあれやこれや作戦です!【安価超短編】 (202)


 
・安価のキャラがみぽりんに言い寄ったり押し倒したりその逆になったりするとこを書く

・男や雌雄不明なのは除外

・1-5レスぐらいの超短編です

・質より速さがコンセプトなので、展開早かったり説明不足や齟齬についてはご容赦ください

・基本百合だけど西住棒が生えたりすることもある

・地の文あり/会話文オンリー/シリアス/ギャグ/エロなど形式は混合になる予定

・ツイッターで既に書いたやつから投稿します


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トリップつけ間違えた

【逸見エリカの場合】

エリカ「ぜぇ、ぜぇ……これは、どういうこと……?」

みほ「あの、突然飛び込んで来てどうしたの、エリカさん……?」

エリカ「私はぁ、あなたが、お見合いするとか聞いたから、ドラッヘまで飛ばして……」

みほ「確かにそれっぽい和食料亭だけど、華さんのお母さんのお招きで慰労会をしてもらってただけ……だよ?」

エリカ「はぁぁ?」

優花里「いやーすみません勘違いしてしまいまして」

エリカ「秋山ぁ!絶対わざとでしょ!」

沙織「だからって何でそんなに慌てて飛んできちゃったのかなぁ、えりぽんは♪」

エリカ「えりぽん言うな!」

麻子「いい加減に素直に西住さんへの気持ちを認めろ、間に入る我々もいい加減面倒くさいぞ」

エリカ「くっ……」

華「さあエリカさん。そろそろ覚悟を決めるべきときが来たのでは」

エリカ「うぐっ」

みほ「え、あの……一体、何の話?」

エリカ「う、うう……だからその、私はね、みほ……!」

みほ「?」

エリカ「私はその、本当は、あなたのことが……」

みほ「?」

エリカ「ああもう!いい加減に察しなさいよこの鈍感女!いつもいつもどんくさいんだから!」

みほ「ふぇぇ!?」

エリカ「とにかく私はね、あなたを他の人間に渡すなんてまっぴらゴメンなのよっ!さっさと私のモノになりなさいよ!」

みほ「ふぇぇぇーッ!?」

華「期せずして本当のお見合いになりましたね」

麻子「そうか?」

沙織「今度溜まってるゼクシィみぽりんに貸してあげよう」

優花里「西住どのっ…お幸せにっ…!」

【井手川菊代の場合】

「もうやだ……西住流も戦車道も全部大っ嫌い! 黒森峰なんて辞めたい……」

ぐずりながら膝に身体を投げかけた私を、菊代さんは優しく抱きしめてくれた。

昔から続く、戦車道のことで怒られたとき、お姉ちゃんにも、もちろんお母さんにも吐き出せない気持ちを抱えちゃったときの、二人だけの秘密の儀式。

「辞めて、どうされるんですか?」

「……」

 ……どこにも行くあてなんかない私の頭を、優しく撫でる手。小さな頃からよく知っている、柔らかな感触。

「それなら、逃げてしまいましょうか」

 えっ。

「私と一緒に、どこまでも遠くへ」

「そんなことしたら、菊代さんが……」

「ずっと西住家にお仕えしてきた身ですけれど。……みほお嬢様が望むなら、私は構いません」

「……」

 駆け落ち、なんて言葉が頭に浮かんで真っ赤になった私に、

「ふふっ、冗談です。戦車道の履修が無い学校への転校手続き、進めさせていただいても?」

 そう微笑んだ菊代さんの顔が、どこか寂しそう……に見えたのは、私の思い込みかな。

「……うん、お願いします」

 私はぎゅぅっと、いい匂いのする柔らかい胸に顔を押し付けた。

 もうこの家にも黒森峰にも何の未練もないけれど、この人と会えなくなるのだけは寂しかった。

 もちろん大洗の内情は分かっている。これから訪れるであろう試練も。

 みほお嬢様は、私をお恨みになるだろうか。

 一人フェリーを見送りながら、私は呟く。

 でも、戦車道は決してあなたを裏切りません。

 嘘つきで、臆病者の私と違って。

 どうか。どうかお元気で、私の愛するお嬢様──

【冷泉麻子の場合】

「逃げてるけど逃げきれない感じで走ってください」

「わかった」

「一度右へフェイント入れてから左の道へ入ってください」

「おうよ」

◇◇◇

「沙織さんに朝起こしてもらうのはもうやめてください」

「え、それ困るんだが」

「代わりに私が起こしに行きます、毎朝」

「西住さんが?う……うん」

「そど子さんとイチャイチャするのはやめてください」

「別にしてないぞ……」

◇◇◇

「明日は二人っきりでボコミュージアムに行きます。ぼこぼこ作戦です!」

「またか」

◇◇◇

「わ、私にっ、き、キス…してください!」

「こういうのは言い出した方からするもんじゃないのか」

「きょ今日はおっお泊りっあの私の部屋で!でも沙織さんたちは呼んでないから二人っきりなんだけどあの」

「わかった」

◇◇◇

「……私まだ、麻子さんに好きだって言ってもらってない」

「……」

「言ってください」

「……」

◇◇◇


「わ…私と、結婚してください、麻子さん!」

「おうよ、みほ♡」

【五十鈴華の場合】

みほ「華さん、最近調子悪いみたいですけど、大丈夫ですか?」

麻子「何か顔が赤いし息も荒いな」

みほ「もしかして風邪かな?」ピト

華「ひっ!?触らないでくださいみほさん!」ビクーッ!

みほ「……え?」

華「そばに寄るのも駄目です!近寄らないで……///」ザザッ

みほ「そ、そんなぁ…」

みほ「華さんに嫌われちゃった……」グスン

優花里「に、西住殿、泣かないでくださいぃ…」オロオロ

沙織「ちょっと華ぁ……」ジトォ

華「も、申し訳ありません!そうじゃないんです、みほさんを嫌いになったとかじゃなくて、むしろその逆で」

麻子「逆?」

華「ええ、実は……」

カクカクシカジカ

沙織「え? みぽりんの匂いを嗅ぐと胸が苦しくなってお腹の奥が熱くなっちゃうの?」

華「はい…おかげで練習にも集中できなくて」ハァ

麻子「ふむ。嗅神経はせいよ……様々な衝動に関係する大脳旧皮質と繋がっている。そして五十鈴さんは嗅覚が鋭敏だ」

華「私、前々よりみほさんのことをお慕い申し上げていますから……///」

優花里「大好きな西住殿の匂いで抑制が外れてしまうようになったんですね、なるほどであります」

みほ「ふぇ……ふぇぇ!?///」

優花里「しかし困りましたね…これでは戦車道なんてとても無理であります」

みほ「えっあのみんな、その理屈はともかくとしてお、お慕いとか好きとかって私今初めて聞いて///」

沙織「ねー麻子、対処法とかは無いの?」

麻子「幸い嗅覚と言うのは慣れるものだ。始終一緒にくっついていれば何とかなるんじゃないか」

優花里「なるほど、さすが冷泉殿!」

沙織「よーしみぽりん、じゃあ今からできるだけ華にくっついて!後夜は華の部屋にお泊りするようにして、解決するまで!」

みほ「だ、誰も聞いてくれてない……というかこの流れでそれやらないとダメなんですか!?」

華「あの……よろしくお願いします、みほさん///」モジモジ

みほ(うっ……こんな恥ずかし嬉しそうな華さん初めて見た……華さんが困ってるのも確かだし……)

みほ「わ、わかりました……がんばります///」

翌朝

麻子「顔色良いな、五十鈴さん」

華「はいっ、夜の間、みほさんとくっついて匂いを存分に堪能させて頂いたので、今日一日ぐらいなら何とか我慢できそうです♪」ツヤツヤ

沙織「みぽりんは?」

みほ「……わ、私は寝不足……」

みほ(一晩中華さんに抱っこされてすんすん匂い嗅がれて恥ずかしかったし……逆に私も華さんのお花みたいないい匂いとかが気になるようになってきちゃって……)

優花里「何だか本末転倒のような気がするであります」

翌週

麻子「最近はどうなんだ?」

華「はい、少しずつみほさんの匂いにも慣れてきましたけどまだまだ離れてしまうと耐えられなくて……もう少しお時間を頂きたいです」

みほ(ううっ、本当なのかなぁ……でもでも、華さんに限ってウソなんてついたりとか!……まあ、あとちょっとなら、私もそんな嫌じゃないし……///)

沙織「みぽりん何百面相してんの?」

翌月

華「結局、どれだけ一緒にいても駄目でした。みほさんと離れて半日経つともう我慢できなくて……///」

沙織「ええーっ!? それまずくない?」

みほ「でも大丈夫、心配しないで」

みほはな「「一生ずーっと一緒にいれば何の問題もありませんから♡」」

解決しました♪

【鶴姫しずかの場合】

「御身に夜戦を申し込む!」

「うにゅ……はぇ……やせん……?」

 いきなり夜中に起こされて、私はしょぼしょぼする目を何度も擦った。

ええと、タンカスロン大会は昼間に終わったはずで……ここは私のベッドのはずで…

なのに何で浴衣姿の鶴姫さんにのしかかられてるんだろう、私。

「みほ殿には責任を取ってもらわねばならぬ故」

「責任…?」
 
 鶴姫さんは私の両肩を押さえつけて組み敷いたまま、刺すような眼光を突き付けてくる。

 よく分からないけど、何だかまずい雰囲気……

「あの日、てれびもにた越しに御身の姿を一目見て以来、如何なる敵と刃を交えても…どれだけの戦を経ても、この胸を焦がす炎は収まらぬのだ」

「きゃっ! い、痛っ!」

 ぐにゅっ!と胸をわしづかみにされて、私は悲鳴を上げた。

「す、済まぬ! その……あまりこういう事には通じておらぬ故……」

 鶴姫さんはひるんだように言って、すぐ手を離してくれた。結構いい人なのかも……

 と思ったけど、すぐにその目にぎらぎらした光が戻ってきた。

 昼間に戦車上で見た殺伐とした光とはちょっと違って、どこか潤んだ、なんていうかそのいやらしい目的をうかがわせる感じというか……

「この情欲の炎を鎮めるには、御身の貞操を頂戴するほかに無し。そう思い詰めて参った次第也……!」
 
 や、やっぱり私、ピンチです!

 ぐいぐいと乱暴にパジャマを脱がそうとしてくる鶴姫さん。

「だ、ダメです! これボコプリント入りのお気に入りのなので! 破けちゃう!」

「す、済まぬ……」
 
 でもまたすぐ手を離してくれる鶴姫さん。気まずい沈黙が降りてきて、でも向こうも今さら引けないという感じで、膠着状態に……

 しかたないです。

「ええと、あの……どうしてもっていうなら、自分で脱ぎますから……」

「忝い」

 何か変な展開になってきちゃったけど、鶴姫さん明らかに慣れてなさそうだし……乱暴にされるよりはいいよね。

 翌朝。鶴姫さんはぐったりとベッドに横になっていた。

「はぁ、はぁ……流石は、西住流。閨でも見敵無双とはな……あまたの夜戦を潜り抜けてきたと御見受けする也……」

「誤解です!私だって初めてだったのに!」

 ただ鶴姫さんよりずっと落ち着いてて人並みに知識があっただけです。

「みほ殿……一つ、頼みがある……」

 いまわの際のような声を上げる鶴姫さん。

「何ですか?」

「これからは……しずかって呼んで……」
 
 リボンの武者に、完全に懐に入られてしまったみたいです……。

【宇津木優季の場合】

「わたしぃ、本当はぁ、彼氏なんかいなかったんですぅ~」

「う、うん、それは知ってた、かな、あはは……」

「わたしぃ、本当はぁ、男の子だったんですぅ~」

「ええっ!?」

「わたしぃ、本当はぁ、西住センパイのことが、大好きなんですぅ♡」

「!?」

「わたしぃ、1個だけウソついちゃったんですけどぉ、どれだかわかりますかぁ?」

「え、ええと……」

 確かめれば正解はすぐわかる気がするんだけど……

 確かめたりしたら、宇津木さんの作戦通りになっちゃうような……

 ああ、悩んでたら目が回ってきた。

「あんまりグルグル考えてるとぉ~、バターになっちゃいますよぉ?」

【丸山紗希の場合】

「……」

「あ、あの…丸山さん?最近よく私にくっついてくるけど、何か言いたいことがあるの?」

 こくこく

「ええと…戦車道のこと?」

ふるふる

「体調が悪いとか?」

ふるふる

「困りました、ウサギさんチームがいないと通訳してくれる人が…あの、丸山さん。何かわかりやすくジェスチャーとか、してもらえないかな?」

「……」

……ちゅっ♡

「!?」

「……すき」

まだツイッター分消化し終わってないですがまた夜にやります

【澤梓の場合】

「はい西住隊長。新入生の子たちから預かったラブレターとプレゼントです」

 私の部屋の床に、封筒やリボンでデコレートされた包みやらが満載された段ボールがどさっと置かれる。

「あ、あの…怒ってるの、梓?」

「別に怒ってないです。後輩たちに囲まれて鼻の下伸ばしたりして、情けない隊長だなとは思いますけど!」

 や、やっぱりめちゃくちゃ怒ってる……!

 というか鼻の下を伸ばしたりなんかしてないです、ひどい。

 あんなにもみくちゃにされてたんだから、せめて助けてくれたっていいのに……

「良かったですね、隊長目当ての不純な動機でいっぱい戦車道希望者が増えて」

「全然良くないよ…多分練習始まったらほとんど辞めちゃうと思うな…」

「私みたいな可愛くない後輩はもう要りませんよね?」

「梓ったら……話聞いてよ」

 そっぽを向いている彼女を抱き寄せる。

「わかってるでしょ。私にとって一番可愛い大事な後輩は、梓だけなんだよ?」

「…じゃあ、ちゃんと証明してください」

 目を閉じて唇を尖らせる梓。

 ああもう、あの真面目で素直な梓がこんなにヤキモチ焼きになっちゃうなんて、考えてもみなかったな…

 私はため息をついて、その可愛い唇にキスをする。

 もう何百回もしてる行為なのにいまだにドキドキしてしまうのは、私に度胸がないからなんだろうか?

「こ、これでわかってくれた……?」

「ん……えへへ。じゃあ特別に、今回は許してあげます♡ でも次にデレデレしてたら怒りますからね? みほさん」

 だから、デレデレなんかしてないって言ってるのに……

 大洗女子学園戦車隊現副隊長にして、次期隊長にして、更には私の恋人であるところの彼女は、もちろんそんな抗議を聞いてくれる様子もなく。

 ただにっこりと、どこか威圧的な笑顔を浮かべるのだった。

【ヤイカの場合】

「お得意のタンカスロンで完敗した感想はどうですか、ヤイカさん?」

「こ、この私が、ポンブルが、まさか、こんなっ……!」

「試合前の約束、覚えてますよね? “勝った方の言う事を一晩何でも聞く”」

「ぐっ……分かっているわよ!」

「良かったぁ。最近は戦っても物足りない相手ばっかりで、西住棒もストレス溜まってたんです」ボロンッ

「ひいっ!?なな何よそれ…!?」

「本物の戦車戦を教えてあげる、でしたっけ?じゃあ今度は私が本物の西住流を教えてあげます」ズイッ…

「で、できるものならやってみなさい……誇り高き有翼重騎兵の末裔は、絶対に西住流なんかに屈したりしないんだから!」

1時間後

「はぁ、はぁ……♡」

「一晩だけって約束でしたけど…もうしばらく滞在してってもらえますよね?」ナデナデ

「は……はいぃ、みほ様がお望みならぁ……」

「良かったぁ。沙織さんたちも毎晩毎晩でさすがにそろそろ限界だったし。チームのみんなの健康を気遣うのも車長の役目だもんね♪」 ニコニコ

(西住棒には勝てなかったわ……)ガクッ

【園みどり子の場合】

「西住隊長!最近あなたの周り、風紀が乱れすぎよ!」

「そ、そうですか?」

「そうよ!サンダースの隊長には巨大輸送機で戦車ごと誘拐されそうになるし、プラウダには最果ての収容所に監禁されそうになるし、聖グロリアーナには紅茶に怪しげな薬を盛られそうになるし、盾無高校の子には夜中に部屋に押し入られそうになるし!」

「うう……全部私一方的な被害者なんですけど……」

「毎回毎回私が風紀的に阻止してなかったらどうなってたと思ってるの?」

「それについては本当に感謝してます……いつもありがとうございます、そど子さん」

「とにかく、この私が風紀委員の腕章を付けてるうちはこの学校でわいせつ事件なんて起こさせないわ!これから卒業まで、隊長に24時間付きっきりで監視させてもらうから!」

「え…ええーっ!24時間って……」

◇◇◇

「そど子さんって、お料理上手なんですね」

「和食は料理の基本よ?あなただって一人暮らししてるんだからこれぐらい覚えなさい」

「でもきゅうりが毎回献立に入ってるのは何で?」

「……」


◇◇◇

「ほらっ、ここ埃残ってる!四角い角を丸く掃くんじゃないの!」

「ふぇぇ……そど子さんお姑さんみたいです……」

「何か言った……?」

「い、いえっ! イエスマム!」

◇◇◇

「ペース落ちてますよ、そど子さん!体力付けないと大学生活乗り切れませんよ!」

「ぜぇ、ぜぇ……誰かさんと違って早起きなのはいいことだけど……毎朝ジョギング10kmに付き合わされる羽目になるなんて…」

◇◇◇

「スクールリングっていうのがあるらしいんですけど……あの、良かったらお互いに交換しませんか?そど子さん」

「……まあいいけど。学校に装飾品付けていくのは禁止だからね?」

「それじゃスクールの意味が無い気が……」

◇◇◇

 無事卒業式の日を迎え、私は風紀委員としての全ての役目を全うした。

 だというのに心が晴れないのは……目の前でぽろぽろと涙をこぼしている、この子のせい。

「泣いちゃだめでしょ、あなたは隊長なんだから」

「そど子さんだって、泣いてる、のにっ……」

「……私はもう、風紀委員じゃないものっ……ぐしゅっ」


「絶対絶対、すぐにまた遊びにきてください」

「……わかったわ」

「明日来てください」

「気が早過ぎよ!」

「来てくれないと……私、全力で大洗の風紀を乱しちゃいますからっ……!」

「わかったわ……」


 学校に付けてくるのは禁止だけど、今日だけは特別。

 春の陽光に煌めくお揃いのリングを触れ合わせ、私たちはお互いの頬に慎ましやかなキスを交わす。

 こっこれは再会を誓うためのキスなんだから!いかがわしい、風紀を乱すような類のじゃないんだから!

 そうちゃんと説明したにも関わらず、何故か周りのみんなからは無言で盛大な拍手が浴びせられたのだった。

・次はしほお母様の予定

・その次の安価>>40 エリカ菊代麻子華しずか優季紗希ヤイカそど子しほ以外でお願いします

まほ

・早くてびっくりした……しほまほ書けたらまた安価取ります

・「以外」の中に梓を忘れてた

【ダージリンの場合】

──聖グロリアーナ 応接室──

みほ「ダージリンさん、絶対に一滴たりとも紅茶をこぼしたりしないって言ってましたけど、あれって本当なんですか?」

ダージリン「ええ、そうよ。まさかお疑いになるの?」

みほ「どんな状況でも?」

ダージリン「ええ。例え被弾しようとも、行進間射撃中であろうとも」

みほ「じゃあ……私と一つ、賭けをしませんか?」

ダージリン「賭け?」

みほ「そのカップの紅茶が冷めるまでにこぼさせたら私の勝ち。こぼさなかったらダージリンさんの勝ち」

ダージリン「興味深いご提案ね。でもチップがないと賭けは成立しないと思うのだけれど」

みほ「ダージリンさんが負けたら、私のことをどう思ってるのか、今日こそはちゃんとお話してもらいます」

ダージリン「あら」

みほ「名言とかことわざとかは無しで、自分の言葉で言ってもらいますから」

ダージリン「今日のみほさんはなかなか挑戦的ね……では私が勝ったら、キスでもしていただこうかしら」クス

みほ「私、負けませんから」ニコ

ダージリン「勝負は時の運と言うけれど……無謀な挑戦を勇気とは呼びませんわよ?」

オレンジペコ(本日のイチャイチャ警報発令です)

アッサム(二次被害を受ける前に退出しましょう)コソコソ…

みほ「じゃあ始めますね。……ふぅーっ」

ダージリン「ひぃっ!?(み、耳元に、みほさんの息が……!)」ゾクッ

みほ「ダージリンさんのうなじ、綺麗ですよね」ペロ

ダージリン「ひゃぁ!?」カチャッ

みほ「あれ?今ちょっとだけこぼれませんでした?」

ダージリン「さ、さぁ……そんなことは、ないと思いますわ///」

みほ「そうかなぁ。じゃあこんなことしたらどうですか?」サワサワ

ダージリン「ちょっ……!みほさん、さすがにそれはエチケット違反というものですわ……!///」

みほ「私、戦争と恋愛には手段を選ばないことにしてるので」モミモミ

ダージリン「きゃんっ!?///」タパパッ

みほ「……今、完全にこぼしましたよね?」

ダージリン「……そ、それは見解の相違というものですわね。私の目にはこぼれたようには見えませんでしたわ……!」

みほ(また二枚舌外交です)

ダージリン「さあ、そろそろ紅茶が冷めてきてましてよ?」

みほ「まだまだです。戦いは最後の5分間で決まるんですから」スッ…

ダージリン(また耳元に息を……?でも今度はその手には乗りませんわよ。運命は浮気者、不利な方が負けるとは限らないのだから)

みほ「ダージリンさん……大好きです♡」

ダージリン「!?///」

カチャカチャッ ドバッ!

みほ「やった、勝ちました♪」

ダージリン「い、今のは流石に卑怯では無くて!?」

ダージリン(私の方が先に言うはずでしたのに……イギリス淑女の面目、丸つぶれですわ……!)

みほ「拗ねないでください。今回は特別に引き分けってことにしてあげますから」

チュッ♡

ダージリン「……くっ。おやりに、なるわね……///」

・エミさんの次のキャラ安価 >>68

・エリカ菊代麻子華しずか優季紗希梓ヤイカそど子しほまほダージリンエミ以外でお願いします

愛里寿

>>68 愛里寿ちゃん了解です

【中須賀エミの場合】

──ベルウォール学園艦 4月──

エミ「みほあなた、何でこんなところに……黒森峰に進学したんじゃなかったの!?」

みほ「あ、ええと、ですね。これにはいろいろと事情が……」

みほ(戦車道のない学校にって転校って話だったのに……しかも何か生徒は不良みたいな怖い人ばっかりだし……菊代さんっこれどうなってるんですか!?)

◇◇◇

しほ「あら、菊代。みほの転校届の書類……大洗ではなくてベルウォールと記載されているようだけれど」

菊代「……間違えちゃいました」テヘ♪

◇◇◇

エミ「まあちょうど良かったわ。今うちの戦車道チーム、人手が足りないのよ。手伝ってくれるわね?」

みほ「えっ?いやその……私もう、戦車道は……」

エミ「……あ?」ギロッ

みほ「ひっ!? な、何でも、ないです……」

みほ(そっか、エミちゃんは去年の試合の事知らないんだ……)

エミ「じゃあとっとと行くわよ!」グイッ

みほ「うぇぇ!?ちょ、ちょっと待って……!」

──数カ月後──

みほ「な、何だかんだで全国大会優勝しちゃいました……」

エミ「バ柏葉ズにティーガーにKV-2にクロムウェルにマウスにセンチュリオンまで予備車両含めて大量に購入させたのが大きかったわね」

瞳「大丈夫かなあ、柏葉さん家のお財布……」
千紘「まあ私は出番が出来たから良かったんだけどね」

エミ「悪かったわね、無理矢理転校頼んだりして」

千紘「大丈夫大丈夫。こっちはサッカー部もあるし。両刀使いで頑張るよ」

瞳「それちょっと意味ちがうんじゃ……///」

みほ「あの……エミちゃん」

エミ「何?」

みほ「ありがとう、あの時私の手を引っ張ってくれて……エミちゃんがいなかったら私、本当に戦車道が嫌いになっちゃってたかも」

エミ「は?何だかわかんないけど……お互いさまでしょ」

みほ「?」

エミ「小学校の時に私の手を引っ張ってくれたのは、みほ達じゃない。いろいろあったけど……戦車道を続けて来て良かった。あなたたちとまた一緒にやれて、今すごく充実してる」

みほ「……見つけられそう?エミちゃんの戦車道」

エミ「なんで疑問形なわけ?“私たちで”これから一緒に見つけていくんでしょ」デコピンッ

みほ「あいたっ!……えへへ。うんっ♪」

エミ「まったく……ちょっとは自覚を持ちなさいっての」

瞳(何かエミちゃん、ずいぶん丸くなったよね。後みほちゃんにすごく甘くなったというか……)

千紘(昔はナイフみたいに尖っては、触れるものみな傷つけてたのにねぇ)

エミ「聞こえてるわよ!後ネタが古い!」クワッ!

エミ「次も大一番が控えてるんだから、みんなしっかりしてよね」

瞳「ええと……短期転校で大洗女子学園?に合流して、エキシビジョンマッチの大学選抜チームに勝てば廃校を阻止できる、んだったっけ」

千紘「簡単に言うけど大学選抜って強いんじゃないの?」

みほ「うん……特に隊長の人がすごくて……日本戦車道期待の天才って言われてるほどの人で……」

エミ「弱気になるな」デコピンッ

みほ「痛ぁ!エミちゃんってばもう、おでこが腫れちゃうよ……」

エミ「バカじゃないの。相手が強かろうとなんだろうと、全力を尽くすだけでしょ」

みほ「そう……だよね」

みほ(私も、もう逃げない)

みほ(ここで再会した大切な仲間たちと……ベルウォールのみんなと、全力で立ち向かうだけ)

みほ(私の見つけた戦車道を、ひたすらに進むだけ……!)

エミ「とにかく、気合入れていくわよ、あんたたち!」

みほ瞳千紘「おーっ!」

みほ「戦車道は……やっぱり最高ですっ。パンツァー・フォー!」

エミ瞳千紘「いえーっ!!」

・愛里寿ちゃんは明日に書く予定

・次のキャラ安価 >>75

・エリカ菊代麻子華しずか優季紗希梓ヤイカそど子しほまほダージリンエミ愛里寿以外でお願いします

カルパッチョ

【島田愛里寿の場合】

みほ「愛里寿ちゃん!?どうしたの、こんな夜中に突然部屋に来たりして」

愛里寿「……お母様とケンカして、家出してきた」

みほ「家出!?なんでケンカなんて……」

愛里寿「私が一緒にお風呂に入るのはもう嫌って言ったら、お母様ったらそんなの許しませんって怒るんだもの」プクッ

みほ「お母さんとお風呂……お母さんと、一緒に……///」

愛里寿「……みほ?どうかしたの?」

みほ「ななな何でもないです、ちょっと思い出しちゃいけない記憶を思い出しそうになって/// それにしても……ここまでどうやって来たの?」

愛里寿「ルミたちにヘリで送ってもらったの……今晩、泊めてもらえる?」

みほ「うん、もちろんいいよ!とりあえず、入って入って」

みほ(もう遅いし、ルミさんたちからも連絡入ってるだろうし……愛里寿ちゃんのお母さんへの連絡は明日でいいかな……)

カポーン

みほ「……あの、愛里寿ちゃん?」

愛里寿「何?」

みほ「お母さんと一緒に入るのは嫌なのに、私とお風呂入るのはいいの……?///」

愛里寿「うん、アズミが好きな人と一緒にお風呂入るのは普通だし楽しいことだって言ってた」

みほ「す、好きな人……///」

みほ(な、何意識してるの私!愛里寿ちゃんはただ友達として好きっていってくれてるだけで……変なこと考えちゃダメだってば)ブンブン

みほ「で、でもね。二人で湯船に入るのはちょっと無理があるっていうか……窮屈じゃないかな?」

みほ(それにこんな体勢で入ってると、お母さんに……されたときのこと、思い出しちゃうよ……///)

愛里寿「……そう?じゃあ、そっち向くね」モゾモゾ

みほ「へ?」

愛里寿「よいしょっ……と」ギュウッ

みほ「ひゃあっ!?///」

愛里寿「えへへ……こうやってくっついたら、狭くても大丈夫……だよね?」ニコ

みほ(そ、そういう意味じゃないんです、愛里寿ちゃん!こんなに真正面から抱き付かれると……抱き付かれると……///)

みほ(お肌、すべすべだ……愛里寿ちゃんの体、華奢に見えるけどすっごく柔らかいんだ……///)ゴクリ…

愛里寿「どうしたの、みほ?顔、真っ赤だよ?」

みほ(ピンクに染まったお肌が、なんか色っぽくてドキドキする……それに、灰色の大きな瞳でじっと見つめられてると、くらくらして吸い込まれちゃいそう……///)グルグル

愛里寿「……みほ?」

みほ「きゅう///」

愛里寿「みほ!大丈夫!?しっかりして、みほっ……!」ユサユサ!

愛里寿「……さっきはすごくびっくりした」ムス

みほ「あはは……ごめんね、心配かけちゃって。疲れたでしょ?もう遅いから寝よっか」

愛里寿「うん」

みほ「私はソファで寝るから、愛里寿ちゃんは私のベッド使ってね」

愛里寿「やだ」

みほ「うんじゃあ予備のお布団出してくるから……へ?やだ?」

愛里寿「みほと、一緒に寝たい……ダメ?」ウルルッ

みほ「ぶふっ!?」

愛里寿「……どうしたの?」

みほ「ううんっ……あの、ちょっと鼻血をこらえてて……///」

愛里寿「……さっきから、変なみほ」クスクスッ♡

──消灯後──

みほ(愛里寿ちゃんの吐息が……体温が……お菓子みたいに甘い香りが……!///)

みほ(こんなんじゃ眠れるわけないよぉ……って、だから私、さっきから何考えてるの! 愛里寿ちゃんは私のことを信頼してきてくれたのに……こんなやましい事、考えてちゃダメ……)ブンブン

愛里寿「みほ……起きてる?」

みほ「ひっひゃいっ!?」

愛里寿「みほは……私のこと、好き?」

みほ「えっ?」

愛里寿「私は……みほのこと、好き……///」

みほ「あ、愛里寿……ちゃん?」

愛里寿「限定品のボコを譲ってくれて、優しいなって思って……初めて戦車道で負けて、強いなって思って……一緒にたくさん遊んでくれて、嬉しいなって思って……」

愛里寿「気づいたら、好きになってたの」

みほ「愛里寿ちゃん……」

みほ「わ……私も、愛里寿ちゃんのこと、好き!」ギュウウッ

愛里寿「みほ……///」

みほ「もうすっごく可愛い!妹にしちゃいたい!」

愛里寿(むっ……妹……?)

グニィッ

みほ「痛っ!?な、なんで今の流れで脇腹つねってきたの、愛里寿ちゃん?」

愛里寿「それより……好きなんだったらなんで、してくれないの?」

みほ「してくれないって……何を?」

愛里寿「好きな人と一緒にベッドに入ったら、すっごく気持ちいいことしてもらえるんだって、アズミが言ってた」

みほ(あ、アズミさんまだ13歳の子に何てこと教えてるんですかっ!?)ガビーン

愛里寿「私、みほにしてもらいたい……気持ちいいこと……」スリスリ

みほ「だ、だめっ、そんな風に脚を私の脚の間に入れてくっついてきちゃダメ、変な気持ちになってきちゃうからっ……/// そ、そういうことは、もうちょっと大人になってから……ね?」

愛里寿「私、大学生だもん。みほより学年上だもん」ムスッ

みほ「確かにそうだけど……そっちの問題じゃないっていうか……」

愛里寿「してくれるまでくっつくから。こうしてると好きな人はオオカミさんになって気持ちいいことしてくれるってアズミが言ってた」ギュウギュウ フニフニ…

みほ(ふわわわわっ!?/// あ、愛里寿ちゃんの……愛里寿ちゃんの、まだ成長途中で控えめな感じだけどちゃんと柔らかく膨らみはじめてる胸が、お、押し付けられて……!)

ぷつんっ!←みほに残された最後の理性の糸が切れる音

みほ「あ……愛里寿ちゃんっ!」ガバッ

愛里寿「みほ……?」

みほ「も、もう……先に戦端を開いたのは、愛里寿ちゃんの方なんだからね?後先考えずに愛里寿ちゃんをいただきます作戦、開始しちゃいますからっ!」

愛里寿「……うんっ、許可する♡」


──翌朝──

千代「愛里寿!迎えに来たわよ、さあ帰りましょう!」

愛里寿「……嫌です」

千代「え?」

愛里寿「お母様。私は、愛里寿は、みほとずっと一緒にいることに決めました」

千代「なぁっ!?」フラッ…

みほ「ちょっ、ちょっと愛里寿ちゃん!?」

愛里寿「だって、アズミも言ってたもん。──大好きな人とずっと一緒にいられるのが、人生で最高の幸せなんだ、って」ンベッ♪

◇◇◇

みほ(こうして何だかんだで愛里寿ちゃんは大洗に転校してくることになって……私たちは同じ部屋に同せルームシェアすることになりました。でも問題は……)

愛里寿「みほ……みほ、好き……♡」スリスリ

みほ(茨城県の条例とか、大丈夫かな……私、捕まったりなんてことないですよね!?)ビクビク!

・次のキャラ安価 >>84

・エリカ菊代麻子華しずか優季紗希梓ヤイカそど子しほまほダージリンエミ愛里寿カルパッチョ以外でお願いします

優花里

なんて最高のスレなんだ…
しほみほの話とみほ愛里寿の話は繋がってるし、全部別々の時系列というわけでもないのか

>>89 時系列については大体別だけどたまに微妙に関連することもあり、要するに適当

【カルパッチョの場合】

<●月▽日 アンツィオ高校 緊急弾劾裁判記録>

裁判長「あー……みんな静粛に。これは本当に緊急の案件なんだからな。早く何とかしないと今日のおやつどころじゃなくなるぞ」

(木槌が机を叩く音に、不安げにざわめいていた傍聴席が静かになる)

裁判長「よし、それでは被告、前へ。名前と所属を言え」

被告「はい、ドゥーチェ。アンツィオ高校戦車隊、セモヴェンテ装填手。カルパッチョです」

裁判長「起訴状を読むぞ。おまえは昨日大洗女子学園に潜入、同学園戦車隊隊長であるところの原告の寮の部屋に真夜中に忍び込んだ。ここまではいいな」

被告「はい、ドゥーチェ。いつも通り鍵を掛け忘れていたようだったので簡単に入れました」

裁判長「裁判長といえ。で、問題はその後なんだが……寝ている原告をソフトロープで痛くないようにしかし厳重に縛り上げ、目隠しとポールギャグを嵌め、合計4時間もの長きに渡って延々とわ、わいせつな行為に及んだ。ま、間違いないなっ!?」

被告「はい、間違いありません、裁判長」

検事「わいせつな行為の内容についてはちょっととても口に出していえるような内容じゃないんでー、みんなの手元の資料に文書としてまとめておいたっす。合計120ページ」

裁判長「どこのえ、え、エロ小説だよ!」

検事「えーでも姐さんこういうの好きっすよね?」

裁判長「私が普段読んでるのはもっとプラトニックな恋愛小説だっ!……と、とにかくみんな、静粛に。裁判を進める」

(再び木槌の音。頬を赤くしながら資料を手に囁き合っていた傍聴席が静かになる)

裁判長「そして、そのまま拉致して当高校まで連れて来てしまったと。被告人っ、なんでこんなことをしたんだ?理由をいえ」

被告「はい、裁判長。……これも忠誠と友情のためです」

裁判長「はぁ?」

被告「私にとって無私の忠誠を捧げるドゥーチェと、永遠の友情を誓ったたかちゃ……カエサルのためです」

裁判長「どういうことだ」

被告「だって二人とも、西住さんのこと好きですよね?ドゥーチェは毎晩のように西住さん宛にラブレター書いては没にするっていう作業繰り返してますし」

裁判長「だーっ!? なんてことカミングアウトしてんだいきなり!?」

(ざわめく傍聴席)

検事「えっそんなことしてたんすか姐さん」

裁判長「黙れ黙れ!全員静粛に!」

原告「あ、アンチョビさん……が?」

裁判長「げ、原告もまだ出てこないでっ」

被告「たかちゃんも、最近は二人でいるときだって西住さんの話題ばかり……だから私」

検事「つまり嫉妬が犯行の動機ってことっすねー」

被告「違うわ!そうじゃなくて……その……」

裁判長「?」

被告「に、西住さんを性的に完全調教して身も心も意のままにしちゃってから引き渡せば、さすがに奥手なドゥーチェやたかちゃんでも想いを遂げられると思ったのっ。だから、私、心を鬼にして……!」

裁判長「カルパッチョ……おまえ……」

弁護人「まってひなちゃんっ!」

被告「たかちゃん……?」

弁護人「私は確かに西住さんに憧れてる!でも、それは恋愛感情じゃない……私が本当に好きなのは、ひなちゃんだけなんだっ!」

被告「た、たかちゃんっ……! 本当、に……?」

(抱き合う被告と弁護人)

裁判長「そんな動機で犯行に及んでいたなんて、知らなかった……許してくれ、カルパッチョ……ぐすっ……」

(Bravo! Bravo! と盛り上がる傍聴席)

原告「いえあのそれでも私にとっては十分ヒドイ理由なんですけど」

裁判長「ま、まあそうだな。わいせつ事件の被害者が出たのは事実。ここでしっかりと処罰をしておかなければ、アンツィオの規範が問われることになる。よって……厳罰を言い渡す。いいな、カルパッチョ」

被告「はい、どんな罰も受ける覚悟です……!」

裁判長「よし。……被告人はこれから1カ月、おやつ抜きだっ!」

(原告を除いたその場の全員に衝撃が走る。「なんて過酷な……!」「ほとんど死刑と同じじゃないっすか……!」などという私語も聞こえる)

裁判長「いいな、被告人」

被告「はい。謹んで罪を償います」

裁判長「原告から意見はあるか?」

原告「ええと……最初は何事かと思ってすごく怖かったですけど、すぐカルパッチョさんってわかりましたし……そんなに痛い事とかはされませんでしたし……途中からはその、き、気持ちよかったですし……正直に言うとまたしてもらいたいなぁって」

裁判長「ん?最後の方、よく聞こえなかったんだが」

原告「な、なんでもありませんっ!そ、それよりですね……とりあえず私早く大洗に帰らないとこのままだと大変なことに」

(原告が最後まで陳述する前に、大音響とともに破壊された議場の壁からⅣ号を先頭にヘッツァー、M3リー、ルノーB1などの戦車団が次々と雪崩れ込んでくる)

(実弾の発砲音と履帯が議場内をあまねく蹂躙する音が響き、傍聴人たちが逃げ惑う阿鼻叫喚。この記録はここで終わって)

・レスさんくす

・次のキャラ安価 >>97

・エリカ菊代麻子華しずか優季紗希梓ヤイカそど子しほまほダージリンエミ愛里寿カルパッチョ優花里以外でお願いします

ケイ

【優花里の場合】

 玄関のカギを回して扉を開ける音が聞こえて、私は普段着にしているニットとデニムの上にエプロンを着けたまま、大急ぎで台所から飛んでいきました。

「西住殿っ、おかえりなさーい!」

「あれっ……優花里さん。今日は早かったんだね?」

 にこにこと笑う西住殿。

「はいっ、今日は取材の後直帰でしたので」

 私は今、雑誌「月刊戦車道」で新人記者をやっております。何かと勤務時間が不定期になりがちなのは悩みですが、こういう時に西住殿をお迎えできるのはいいところですね。

「お荷物お持ちしますね!お腹空いてませんか、ごはんもうすぐできますよ!あっお風呂も掃除してお湯張っておきましたので、よければお先にどうぞ!」

 オフシーズンとはいえプロ戦車道チームのエースである西住殿はいつもご多忙で、今日も数日間に渡る合宿からようやくお帰りになったところ。お疲れの西住殿のためごはんや一番風呂を準備しておくのも今の私の務めであります。

 今日は時間に余裕があったので、ちゃんとお迎えできました! ……なんて自画自賛していた私だったんですが。

「……」

 部屋に上がった西住殿は、何故か難しそうな顔でこちらを見つめてます。あ、あれ?

「あの……西住殿?何か私、粗相をしてしまったでしょうか」

「うん」

 西住殿は、重々しく頷きました。

「今の優花里さんのお出迎えの仕方には5カ所(※)の間違いがありました」

「ご、5カ所もでありますか!?」

 この短いやり取りでそんなに!?



※ 文中から5カ所の間違いを探してみよう!

「答えられなかったら罰ゲームです。制限時間5秒」

「えっ、ちょっちょっと待ってくださええと」

「54321ゼロ♪」

「早い!早すぎであります!」

「まず最初の答えね。おかえりの挨拶はそうじゃなかったよね?」

「う……すみません……」

 目を閉じて待っている西住殿の唇に、かるく触れ合わせるようなちゅーを……しようと思ったら、ぐいっと頭を抱えられて……

「んんっ!?」

「じゅるるっ……ずちゅちゅーっ……♪ぷはっ……」

「ぷぁ……はぁ、はぁ……♡」

「えへへ……ぺろ……♡じゃあ2つ目の答えだけど、私たちの仲で敬語はやめてって言ってるよね?」

「それは申し訳、ご、ごめん。……で、でもこれまで何年間も敬語だったのに急にタメ口なんてハードル高すぎであります!」

「そこを頑張るのが優花里さんの仕事です♪」

「西住殿だってちょくちょく敬語挟まってるのにズルいであります……」

「何か言ったかな……?」

「なななんでも!」

「じゃあ3つ目ね。お出迎えは裸エプロンで。これは基本です♪」

「うぇぇーっ!? この前言ってたの冗談じゃなかったんですかぁ!?」

「私はいつだって本気です」

 た、確かに。西住殿の目には一切の反論を許さない本気の気迫が満ち満ちているであります……

「でもさすがにそれは、恥ずかしくて……」

「じゃあ手伝ってあげる♡」

「きゃぁぁぁー!?」

 しゅるっばさばさ。

 ううううう……あっという間に全部脱がされてしまいました……エプロンだけ器用に残しているところが熟達の技であります……

「4つ目。ごはんとお風呂ときたら、優花里さん自身も選択肢として提示してくれないと困ります」

「あのぉ、それはいくらなんんでもベタ過ぎというか……」

「定石は大事です。それに私、合宿のおかげで何日間も優花里さんと会えなかったんだよ?今一番不足している優花里さん成分から補う必要があります。というわけで♡」

「ひゃああっ!?せ、せめて寝室に行きましょうよぉ西住殿ぉ……!」

「ダメです、待てません♪」

「あっやっ、いきなりそんな、ふわぁぁぁぁっ……♡」

ニットとデニムの上にエプロンを着けた
大急ぎで台所から飛んでいった
荷物を持ってあげた
食事の用意をしてあげた
風呂の用意をしてあげた

 数十分後。

「ぜぇ、ぜぇ……汗だくになってしまったであります……」

 ああ……ごはん、温めなおさないと……

「じゃあ一緒にまずお風呂にしよっか、優花里さん♡」

「あれだけしてぜんぜん息も切らしてないとか、さすがですね、西住殿……」

「ほら、それです!5個目の間違い!」

「へ?」

「優花里さんだってもう西住なんだから、その呼び方はおかしいっていつも言ってるよね?」

「あうう……それはぁ……」

 仕事は旧性で続けておりますけれど、義両親の意向で今の戸籍上は私、西住優花里となっております。幸いうちの両親も特にその辺りこだわりはありませんでしたし。

 とはいえ、「ずっと尊敬して憧れてきた西住殿」から「お嫁さんのみほ殿」にいきなり意識を切り替えるなんて、不器用な私にはなかなかスムーズに行かないものでして……

 でも西住殿はそんな逡巡も許してはくれません。ぷくっと頬を膨らまして、

「もうっ……それならちゃんと呼んでくれるまでしちゃうから!お風呂はそれまでおあずけです!」

「ひゃぁぁぁぁーっ!?」

 また数十分後。

「はふぅ……はひぃ……」

「ほら、優花里さん?」

「はいぃ……大好き、みほぉ……♡」

「よくできました♡……それはそうと、もう1回します」

 息も絶え絶えの私に、無情な宣告がくだされます。

「ふぇぇ……!?罰ゲーム分は全部終わりましたよねぇ……!?」

「うん、間違い探しは終わりだけど……優花里さんが可愛すぎるから、延長戦です!」

「そ、そんなぁぁ……♡」

 プロの戦車道選手になられた西住ど……みほの追撃戦は、学生時代よりもはるかに熾烈で隙のないものだったとだけ、申し上げておくであります……。

>>100 一個だけ正解

・次のキャラ安価 >>105

・エリカ菊代麻子華しずか優季紗希梓ヤイカそど子しほまほダージリンエミ愛里寿カルパッチョ優花里ケイ以外でお願いします

カチューシャ

乙です。だめだこの軍神w

みぽりんはベタなシチュ大好きなイメージがあるよな

みぽりんは受け攻め両方いけるイメージだったけど
ここのみほを見てから攻め攻めなイメージしかないなw

>>106 ”普通”に憧れてる感じあると思う

>>107 誘い受けとか逆転攻勢とか微妙なのもあるけど意外に攻め率高かった

街角

ケイ「ハーイミホ!待たせちゃった?」

みほ「は、はい。45分ほど」

ケイ「ソーリィ!朝起きたら目覚まし時計が時限爆弾に入れ替わってたのよ」

みほ「えええっ!?」

ケイ「アハハ、うそうそ。アメリカンジョークよ!それより今日はテディベアのムーヴィーを観るのよね?早く行きましょ、遅れちゃうよ!」セナカバンバン

みほ「ごほっ!あ、あの、テディベアじゃなくてボコの劇場版です……!」

ケイ「Oh、そうだった?まあ似たようなものよね?」

みほ(に、似たような……もの……?)ムカァッ…

ケイ「あらどうしたのミホ、そんな怖い目して。Cuteな顔が台無しよ?」チュッ♡

みほ「んむっ!? な、な、なななな……!///」

ケイ「What?どうかした?」キョトン

みほ「ひ、人前でいきなりキスとか、やめてくださいっていつも言ってるじゃないですかっ……!」

ケイ「あれ、そうだったかしらー?まあいいじゃない、挨拶みたいなもんだし。それよりハリアップ!」オシリナデナデ

みほ「きゃぁぁぁ!?///」ビクーッ

ケイ「ミホのお尻はいつも触り心地バツグンねー、Excellent♪」アハハ

みほ「けっ……ケイさんの……ケイさんの……」

ケイ「?」

みほ「ばかぁぁーっっ!!///」バチーンッッ!

ケイ「Oooops!?」

翌日 戦車道カフェ

みほ「……ひっく。ケイさんはぁ、いっつもいっつも、デリカシーが無さすぎるんですぅ~っ。聞いてますか沙織さんっ!」バンッ!

沙織「き、聞いてる聞いてる、ちゃんと聞いてるから……それでケンカして帰ってきちゃったんだよね?」

麻子(誰だ西住さんにアルコール飲ませたのは)

華(いえあれはただのオレンジジュースなんですけれど)

みほ「大体すーぐ人の事、好きだとか言ったりスキンシップしたりぃ、あげくのはてには人前でキスしてきたりぃ……全体的に軽いんですーっ!ただセクハラしたいだけにしか見えません。そう思いませんか優花里さんっ!」

優花里「は、はいっ!同感でありますですっ!」ピシッ

みほ「すぅ……すぅ……」Zzz

優花里「あ……寝てしまわれました……」

華「しかし、どうしたものでしょうか……」

沙織「ケイさんってどうみても大雑把な感じだもんねー。みぽりんってば結構繊細なとこあるから大変だよね」

麻子「それより、好意の表現がストレートすぎて西住さんには逆に本気に感じられないところが問題なんじゃないか?」

ゆかはなさお「あー……」

沙織「ふむ……じゃあ、ケイさんが本気でみぽりんのことが好きってことがわかればいいのか」

優花里「そんな都合のいい方法ありますか?」

沙織「うんっ、いいアイデア思い付いちゃった!みんな聞いて!」

コショコショコショ…

麻子「……古典的だな」

華「でもかえってシンプルでいいかもしれません」

沙織「問題はそのための人選なんだけど」

麻子「サンダースの隊長とあまり面識がなくて、いかにも凶悪な外見をしていて、できれば西住さんに全く好意を抱いていない人物が必要になるぞ」

華「そんな方存在しますか?特に最後の条件で非常に限られてしまう気が……」

優花里「……いや、います!」ピコーン!

優花里「たった1名のみ、その条件に合致する……“いやなやつ”が!」

翌週日曜日 街角

みほ「あ、あの、ここで待ってればいいの? ケイさんとの待ち合わせにはまだ時間が……」

沙織「大丈夫大丈夫、それでこの後チンピラが現れてみぽりんに絡んでくると思うんだけど」

みほ「ち、チンピラ!?」

優花里「事前に打ち合わせた仕込みですので、ご心配なく」

華「適当に合わせてあげてください」

麻子「じゃあ私たちは物陰に隠れてるからな」

スタスタ…

みほ「えっあの、私何がなんだか、そもそもなんでこんなことを……って、行っちゃった……」ハァ

「へ、ヘイ彼女。い、一緒にお昼どう?」

みほ「ふぇっ!?……って、あ、あなたは……」ジーッ

みほ「エ……逸見さん?何してるんですか、こんなところで」

エリカ「はぁっそっそれ誰のことよ?私は通りすがりのええと、チンピラなんだけど」

みほ「いえ確かにサングラスに黒いガウンみたいの羽織っちゃってちょっと怖い感じだけど……どうみても逸見さんだよね?」

エリカ(ちょっとぉぉ!いきなりバレたんですけど!あなたたちが絶対バレないって押し付けてくるからこんな恥ずかしい恰好したのに!)←ピンマイク

麻子(演技が棒すぎる)←エリカのイヤホン

沙織(えりぽんならもっとチンピラっぽくやってくれると思ったのに)

優花里(チッ使えない逸見ですねぇ)

エリカ(舌打ちまでマイクに乗ってるわよ!)

華(いいえ、まだ諦めるのは早いです。幸いみほさんに正体を知られても作戦の実行自体には支障ありません)

麻子(そのまま小悪党っぽく絡み続けてくれ)

エリカ(何が小悪党よ!全く、何でこの私がこんなことを……)

みほ「……あの、逸見さん……?」オドオド…

エリカ「……相変わらず覇気のない顔してるわね、元副隊長」

みほ「うっ……そうかな……」

エリカ「最近サンダースの隊長と付き合ってるって噂聞いたけど。何でそんなことになったのよ」

みほ「し、知ってたの!?え、ええと……ケイさんにいきなり告白されて……びっくりしたけどケイさんってばすごく強引で、なんというか、流されるような感じに……あはは///」

エリカ「……へぇぇ。あなた、告白されれば誰とでも付き合うわけ?」イラッ

みほ「えっ、べ、別にそんなわけじゃ」

エリカ「あなた、前から優柔不断で押しに弱かったものね。戦車道をやめるなんて言って黒森峰を出たくせに、結局大洗の子たちと仲良くなってまた始めるし。大体何なのよあの子たち、あなたに馴れ馴れしすぎなんじゃないの?付き合い短いくせに」

みほ「さ、沙織さんたちは、その、特別で、大事な友達で……」

エリカ「じゃあ私は特別じゃないっていうの?長らく戦車道で寝食を共にしてきたこの私は!」ドンッ!

みほ「ひっ!?そ、そんなことは……」ビクッ

エリカ「無いっていうの?なら私が告白してもOKするのね?」クイッ

みほ「え、エリカさん!?///」

沙織(おおっ!壁ドンに顎クイだ!初めて見た!)キラキラ

華(迫真の演技ですね!)ワクワク

麻子(あれ、演技か……?)

優花里(逸見ぃぃ調子に乗ってんじゃねぇですよぉぉ……!)ゴゴゴ


エリカ「……」グッ

みほ(え、エリカさんの唇が迫って……このままじゃもしかして、キスされ……!?)

「Hey, stop it!」グイッ!

エリカ「なっ!?」

みほ「け、ケイさんっ!?」パァッ

ケイ「いやー先週怒られたから今日は早めに来てよかったわ♪」

ケイ「まさか私のミホに手を出そうとする●●●●な▽▽▽が湧いてるなんてね……」ギンッ!

エリカ「ひっ!?」ズザッ

エリカ(こ、この私が……気圧されてる……?)

みほ(ケイさんのこんな真剣な表情……初めて見た……)

ケイ「ちょっとだけ話聞こえちゃったんだけどさ。……確かに私のアプローチは強引だったかもしれないけどね。この気持ちは本物よ」

ケイ「恋も戦車道も、こうと決めたら一直線、フェアプレーが私のポリシーなの。試合でミホと会った時から、私にはこの子しかいないって決めてたんだから」

ケイ「だから絶対にミホは渡さないわ。例え相手がどんな相手だろうとね」

みほ「ケイさん……///」

エリカ「……」

ケイ「わかったらアナタもGo Away! って、あれ?このおジャマ虫さん、どっかで見た顔ね……」ジロジロ

エリカ「ひっ!?」

華(撤退してください)

沙織(目的達成だよ、お疲れさまえりぽん!)

麻子(見事な噛ませ犬ぶりだった)

優花里(もう用済みなんで帰っていいですよ逸見)

エリカ(あ、あなたたちねぇ、後で約束通りハンバーグおごりなさいよ!?)

エリカ「きょ、今日の所は引き下がってあげるけど、覚えておきなさいっ!」ダダッ…

ケイ「ヤレヤレね」sigh

みほ「あ、あの……ケイさんっ……」

ケイ「何、ミホ?」ニコ

みほ「ごめんなさいっ!ケイさんはずっとはっきり伝えてくれてたのに、私……ケイさんの気持ちを信じられなくて……疑ったりして……」

ケイ「あはは、もういいんだって。それより私こそこの前はごめんね。お詫びにホラ」

バサ

みほ「これ……花束?」

ケイ「Yes!急いで走って来たからその……ちょっとぐしゃぐしゃになっちゃったけど」ポリポリ

みほ「ううん、すごく嬉しい!ありがとうケイさん♪」ギュウウッ!

ケイ「Wow!?///」

みほ「ケイさん……私も、私も、いつも優しくてまっすぐなケイさんのことが、大好きですっ。これからもよろしくお願いしますっ♡」チュッ

ケイ「ミホ……///」

みほ「ケイさん……♡」

ケイ「あの、嬉しいんだけどいいの、ミホ?///」

みほ「へ、何がですか?」

ケイ「メチャクチャ目立ちまくって周りの人に見られてるんだけど……」

ザワザワ

キャー♪

オオウ…ゴクリ…

みほ「き、きっ、きゃぁぁぁーっ!?///」

黒森峰 ノンアルコールビアガーデン

エリカ「……ひっく。大体元副隊長はいつもいつも優柔不断なくせに大切なことは一人で勝手に決めて……聞いてますか隊長っ!」バンッ!

まほ「あ、ああ、ちゃんと聞いているぞエリカ」

まほ(誰だエリカにアルコール入りビールを飲ませたのは)

小梅(いえあれは正真正銘ノンアルコールのはずなんですが……)

エリカ「大体あんなサンダースなんかとイチャイチャして、勝手にやってなさいってのよ。そう思うでしょ小梅ぇ!」

小梅「ひぃっ!?は、はいっそう思いますエリカさん……!」

エリカ「ほらぁ!ハンバーグもっと持ってきなさいよぉ!」

まほ小梅(帰りたい……)

・登場キャラ増えると分量も増えるねすまん

・次のキャラ安価 >>117

・エリカ菊代麻子華しずか優季紗希梓ヤイカそど子しほまほダージリンエミ愛里寿カルパッチョ優花里ケイカチューシャ以外でお願いします

桃ちゃん

ハンバーグおごるだけでこんな茶番に付き合ってくれる逸見はなんだかんだでいいやつ

>>118 いいやつだと思う

【カチューシャの場合】

カチューシャ「気に入らない!気に入らない気に入らない気に入らなーいっ!」ジタバタ

ノンナ「どうしたのですか、同志カチューシャ?」

カチューシャ「ミホーシャのことよ!」

ノンナ「ミホさんが何か?」

カチューシャ「ダージリンとかケイとか最近では島田流の子とか!他の子とばっかり仲良くしてこの私を構ってくれないんだもの!」

ノンナ「先週遊びにいらっしゃったばかりではないですか」

カチューシャ「それじゃ足りないの!大体ミホーシャはその……モテ過ぎよ!何なのよ会う子会う子に気に入られて!節操ってものがないの!?」

ノンナ(カチューシャもその一員なのですが)

カチューシャ「……なんか言った?」

ノンナ「いえ、何でも。しかし要するに……カチューシャはミホさんと仲良くなりたいのですね?」

カチューシャ「ま、まあ……そうよ。私と一番仲良くしたら、ゆ、許してあげてもいいわ」

ノンナ「……わかりました。私に考えがあります。任せていただけますか」

カチューシャ「ほ、本当に!?」

ノンナ「はい、近頃流行のやり方があるのです」

カチューシャ「流行なんてあんのね……まあいいわ、任せる!しっかりやんなさいよノンナ!」

ノンナ「Понял(了解)」

ユサユサ

「──きてください!カチューシャさん、起きて」

カチューシャ「むにゅ……なぁに、ミホーシャぁ……?確か私たち、学園艦の応接室でロシアンティー飲んでたはずじゃ……」

みほ「それが……どうも私たち、閉じ込められちゃったみたいなんです」

カチューシャ「へっ!?」キョロキョkロ

カチューシャ(な、何よこの部屋……小さいベッドがあるだけで他には家具も何にもない……窓もなくて壁は分厚いコンクリート……)

みほ「扉の鍵も、外から掛けられてて……携帯も取り上げられちゃってるみたいで……で、取っ手の所にこのメモが掛かってたんですけど」

カチューシャ「ロシア語!?」

みほ「はい、カチューシャさんなら読めると思って」

カチューシャ「もっ!?もももっもちろんよ!このカチューシャにできないことなんてないわ!」

カチューシャ(ノンナの仕業ね!?私まだロシア語の勉強始めたばっかりなのに……あ、でも都合のいいことに日露辞典ポケット版がポケットに入ってたわ)

──翻訳作業中──

カチューシャ(ええと…… “カチューシャとミホさんがものすごく仲良くなるまでこの部屋の扉は開きません。 Хорошо(ハラショー)!”……ね。やっぱりノンナだわ……なんてロシア的な強引な手段)

みほ「カチューシャさん?解読できました?」

カチューシャ(ミホーシャには、いったいどう答えたものかしら……考えるのよカチューシャ、バイカル湖よりも深く!)
1. 内容をそのまま伝える
2. 伝えない

один(1).

カチューシャ「え、ええとね……カチューシャとミホーシャがものすごく仲良くなるまでここからは出られないって書いてあるわ」

みほ「……?どういうことでしょうか……?」キョトン

カチューシャ「そ、そうよね!おかしな事件に巻き込まれたものよね!あは、あはは……」ダラダラ

みほ「いえ、カチューシャさんと私、もうすっごく仲良しだと思ってたんですけど……」

カチューシャ「み……ミホーシャ……///」キュンッ♡

カチューシャ「そ、それだけじゃまだ足りないのよ!ロシア語でいうすっごい仲良しっていうのはね、その……キスするぐらいの仲良しって意味なの!///」

みほ「キ、キス!?///」

カチューシャ「ここから出たければキスするしかないの!……それともミホーシャはぁ、カチューシャにちゅーするのは、嫌なの……?」ウルッ

みほ「そ、そんなことはないです!///」ドキーンッ!

カチューシャ「じゃあ、して……?」ウルルッ

みほ「わ、わかりました。……西住みほ、行きますっ……!///」

みほ(そう、これは外に出るためで結局はカチューシャさんのためで私の欲望がどうとか犯罪行為とかそういうのは関係なくて)グググ…

チュッ♡

みほ「……///」

カチューシャ「……///」

シーン

みほ「開かないですね……///」

カチューシャ「多分、もっとしないとダメってことね……///」

みほ「じゃあ、あの……長くなると疲れそうですから、ベッドでしませんか……?///」

カチューシャ「ま、まぁ……いいわよ?///」

──1時間後──

チュッ…チュッ…チュパッ…ジュルッ…

カチューシャ「はふぅ……ミホーシャぁ、キス上手になったわね、エライわ……♡」ナデナデ

みほ「んちゅぱ……カチューシャこそぉ……やらしいキスの仕方覚えちゃって……やらしいです♡」

カチューシャ「ところでっ……私たち、なんでこんなことしてるんだっけ……んちゅっ♪」

みほ「いいからもっとキスに集中して、カチューシャ♡」

チュッチュッ♡

──隣のモニター室──

ニーナ(ど、どうするだ……もうとっくにドア開いてるのにちびっこ隊長も西住さんも全然気が付かないで盛り上がってるだよ)

アリーナ(ここは大人しく退散してほっとくしかないんでねか……)



終了~!

два(2).


カチューシャ「え、ええとね……とにかく大人しくしてれば助けがくるから待ってなさいって書いてあるわ!」

みほ「えっ、それだけですか?」

カチューシャ「な、何よ、このカチューシャを疑うの!?」

みほ「そ、そんなことはないですけど……わざわざこんなところに閉じ込めた意味って……」

カチューシャ(私が言ったせいでノンナはこんなことしたんでしょうけど……考えたらこんなみみっちい作戦カチューシャの好みじゃないわ。そのうち開けてくれるだろうし、そうしたら今度は堂々と正面からのスチームローラー作戦でミホーシャを私のものにしてやるんだから!)


──2時間後──

みほ「なかなか助け来ないですね……」

カチューシャ「……///」プルプル

みほ「どうしましょうか、何とか外部に連絡する手段とかを……」

カチューシャ「……///」モジモジ

みほ「あの、カチューシャさん?どうかしたんですか?」

カチューシャ「な、何でもっ……ないわよっ……///」

カチューシャ(くぅっ……紅茶の効果が……もうさっきから、限界っ……っ///)

みほ「お腹でも痛いの?大丈夫?」ナデナデ

カチューシャ「ひいっ!?お腹撫でるのやめてぇ!」ゾクゾクーッ!

みほ「か、カチューシャさん!?」

カチューシャ「と……トイレに行きたいのよっ……小さい方よっ……わかりなさいよそれぐらいっ……///」

みほ「す、すみません!なるほど……あ、でもここ、トイレどころかベッド以外は何にもない……」

カチューシャ「そんなぁ……このままじゃ私ここで、お、おもらしを……」ウルルッ

みほ「カチューシャさん、が、頑張ってください!きっともうすぐ助けが……!」

カチューシャ「無理よぉ……もう待てないぃ……」グスッ

みほ「……!」

みほ(このままじゃカチューシャさんが……でも扉を開ける方法はないし……でもなんとかしなきゃかわいそう……)

みほ(はっ、そうだ!)ピコーン

みほ「大丈夫、いい方法を思いつきました。私に任せてください」

カチューシャ「ほ、本当に……?」プルプル

みほ「はい。まずスカートとパンツを脱いで」

カチューシャ「ええっ!?///」

みほ「早く。もう限界なんですよね?」

カチューシャ「わ、わかったわよぉ……」スルスル パサッ

みほ「ベッドの端に座って足を開いて」

カチューシャ「こ……こうでいいのってミホーシャ!?なんで私の脚の間に座って口をそ、そ、そんなとこに……も、もう出ちゃいそうなんだってばっ///」

みほ「おしっこ出ちゃっても、私が全部飲みますから。そうすればおもらしにはなりませんよね」

カチューシャ「なっ……はっ……ふぇぇぇーッ!?///」

みほ「カチューシャさんに恥ずかしい思いなんて、絶対にさせませんから!」

カチューシャ「既にこの段階でこれ以上ないほど恥ずかしいのよっ! シベリア平原よりも広い心を持つ私でも限界よっ!///」

みほ「出すときはその、できるだけゆっくり出すようにしてくださいね、飲み切れないとこぼれちゃいますから///」

カチューシャ「うう、聞きなさいよぉ……///」

みほ「あ、少しだけだけどもう溢れてる……ぺろ♪」

カチューシャ「んひぃ!?」ビクンッ!

みほ「あっちょっと、暴れないでください」グイッ

カチューシャ「む、無理よこんなのやっぱりぃ……///」プルプル

みほ「じゃあ手伝ってあげますね。舌の先で……ええと、ここかな?」グリュッ!

カチューシャ「きゃぁぅっ!? あ、う、ふわぁぁぁ……」

チョロロロローッ!

みほ「んっ……ごくっ……ごくごくんっ……」

カチューシャ(うそぉ……何なのよこれぇ……本当にミホーシャにおしっこ、飲まれちゃってるぅ……///)

◇◇◇

チョロッ…チョロロッ…チョパッ…

みほ「ん……んくっ……ぷは。あれ、もう終わりですか、カチューシャさん?ずちゅるるるーっ……」

カチューシャ「ひぃんっ……そんなに吸ってももう出ないってばぁ……!///」ビクビク!

◇◇◇

カチューシャ「ミホーシャのバカッ!こ、こ、こんな屈辱を味わったのは人生初めてよっ……///」

みほ「す、すみません……カチューシャさんが大変って思ったら頭の中、ぐるぐるになっちゃって……///」

カチューシャ「まあ、結果的には漏らさないで済んで助かったけど……こんなことあなただから特別に許してあげるんだからね?他の人間だったら粛清モノなんだから、感謝しなさいよっ!?」

みほ「はい、すみません……」

カチューシャ「はーでもすっきりしたら喉乾いてきたわ」

みほ「私はその……喉は乾いてない、かな……///」

カチューシャ「そ……そうだったわね……///」

みほ(むしろお腹がたぽんたぽんで……あれ?)ブルルッ

カチューシャ「ミホーシャ?」

みほ「あ……ええと……その……カチューシャさんのをたくさん飲んだせいで、私もその……///」

カチューシャ「……」

カチューシャ「……え、まさ……か?」

みほ「あの……お願いします、カチューシャさん……///」

カチューシャ(うそでしょぉぉーっ!?///)


──隣のモニター室──

クラーラ「……」ピクピク←(鼻血を吹いて倒れている)

ノンナ「……」ピクピク→(床に血文字でХорошоと書き遺している)


終了しません!エンドレス!

・エロに偏りがちなのを健全な方向に修正しようと思っていたのになぜなのか

・次のキャラ安価 >>130

・エリカ菊代麻子華しずか優季紗希梓ヤイカそど子しほまほダージリンエミ愛里寿カルパッチョ優花里ケイカチューシャ桃以外でお願いします

安斎さん

──真夜中 みほ自室──

ペパロニ「西住さん!アンタには恨みはないっすけど、大人しく私に誘拐されるっす!」

みほ「ペ……ペパロニさん!?何でこんなことを……!」

ペパロニ「それはもちろん……(ドゥーチェが)西住さんの事が好きだからに決まってるっす!」

みほ「えっ!?あ、あの……えっとその、嬉しいですけど……できるなら告白はもうちょっと穏便にしてもらえると……///」

ペパロニ「悪いけどもう(多分ドゥーチェが)待てないっす。一刻も早く西住さんをモノにしたい(って多分ドゥーチェは思ってる)っす」キリッ

みほ「あ、あうう……いきなり積極的すぎます、ペパロニさん……///」カァァ

ペパロニ「私は(ドゥーチェへの忠誠的な意味で)本気っすよ。私と一緒に来るのはイヤっすか?」ジッ…

みほ「あの、ええと……その……!///」

ピィーッ!(←呼子の音)

「出会え出会えー!曲者じゃぁー!」

「御用改めであるっ、神妙に致すぜよ!」

【ペパロニの場合】って入れ忘れた

ペパロニ「しまった……!?」

みほ「いけない、有志の警備の人たちです……夜の侵入者はペパロニさんでもう10人目なので、定期巡回が!」

ペパロニ「マジっすか!?ウチらむしろ出遅れてたんすね……」

みほ「とにかく、早く逃げてください! ここはごまかしておきますから!……あと、これを」クシャッ

ペパロニ(メモ?……ってそれより今は脱出が優先っす!)ダッ

みほ「……」

みほ(ここのとこいろんな人に襲われかけたけど……あんなに真っ直ぐな目で告白されたのは初めてです……///)ドキドキ

──脱出後 アンツィオ学園艦──

ペパロニ「あれ、この渡されたメモ……メルアド?」

ペパロニ「試しに送ってみるっす。“今度の日曜日空いてるっすか?(ドゥーチェと)会ってもらいたいんっすけど」ポチポチ

ペパロニ「あ、やっぱり西住さんから返信きた……なになに?」

【はい、私もペパロニさんと会いたいです♡】

ペパロニ「やった!“パスタお持ち帰り作戦”は失敗したっすけど、これでドゥーチェにも喜んでもらえ……あれ?」

◇◇◇

教訓:主語や目的語はちゃんと明示しよう。誤解の元だぞ!

・次のキャラ安価 >>156

・エリカ菊代麻子華しずか優季紗希梓ヤイカそど子しほまほダージリンエミ愛里寿カルパッチョ優花里ケイカチューシャ桃アンチョビペパロニ典子以外でお願いします

ツチヤ

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