キルヒアイスがぶちぎれました (25)

アンスバッハ「ラインハルト・フォン・ローエングラム、覚悟!」

ラインハルト「なっ・・・!!」
オーベルシュタイン「危ない!」

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アンスバッハ「はずしたか・・・ だが次は外さん!」

キルヒアイス「このどくされ貴族が・・・ てめえの母ちゃんと父ちゃんがセックスした際にできたシ―ツのすみにしてやろうか!」

ラインハルト「ま、まずい・・・キルヒアイスがキれた!」
アンスバッハ「邪魔をするな・・・ブハア!」

メックリンガー「あ、あの温厚なキルヒアイス提督が容赦なく顔面に頭突きをくらわし、みぞおちをなぐりつけただと・・・」

キルヒアイス「ラインハルト様に手を出すとは、覚悟できてんだろうなあああ!」
キルヒアイス「小便はすませたか? 神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?」

アンスバッハ「ひぃぃ、ブラウンシュバイク公爵ばんざあい・・・」

キルヒアイス「はん 恐怖で頭がパーになったか・・・ そんなへなちょこブラスター当たるわけないだろうが!」

キルヒアイス「ラインハルト様に手をだしやがった罪、体で償わせてやるよ!」

アンスバッハ「グアア!」

キルヒアイス「鼻へこませてやろうと思ったが、うまくいかないな・・・・ 次はもっと力入れてやるか!」

アンスバッハ「アアエヘエ!」

ロイエンタール「ほうキルヒアイス提督にあのような過激な面があるとは・・・ まるで士官学校の軍曹のような物言いだ」

ロイエンタール「石器時代の勇者オフレッサーのようでもある」

ミッターマイヤー「感心してる場合か! このままでは暗殺者とはいえむごたらしくしぬぞ! ロイエンタール、鎮圧するのを手伝え!」

ラインハルト「待つのだ、ミッターマイヤー、ロイエンタール!」

ラインハルト「あの状態のキルヒアイスは卿らでも勝てぬ! 普段ならばまだしもキレたキルヒアイスの戦闘能力は、ミンチメーカー相当だ!」

ラインハルト「以前社会秩序維持局執行部隊ヘルシングのやり方にキレた際は、百人の旧式の実弾銃とはいえ完全武装したヘルシングの一隊を完全にキルヒアイス一人で半殺しにしたのだ・・・」

ビッテンフェルト「キルヒアイス提督は、キレてしまうとこの俺以上ということか!」

ラインハルト「いやそれ以上だ・・・ キルヒアイスがキレてしまうと普段温厚な分その反動で一切の倫理観が消えてしまう!」

ラインハルト「ヘルシングは半殺しですんだが、おそらく今のキルヒアイスなら女子供赤子すらたやすく殺すだろう・・・ 快楽殺人鬼とかわりない!」

ラインハルト今思い返すだけでも・・・恐ろしい・・・ キルヒアイスがキレてヘルシングを半殺しにした日は・・・ あの日は、バレンタインデーだったからさしずめ今のキルヒアイスは、ジェノサイド・バレンタイン・・・」
メックリンガー「よくそのような人を友人にしましたね・・・・」

ミッターマイヤー「それで! どうすれば落ち着かせられるのですか!」

ラインハルト「心配するな・・・俺と姉上ならば落ち着かせられる それとやつの両親もだ・・・」

ミッターマイヤー「ならば今すぐ落ち着かせてください 暗殺者とはいえあわれすぎます!」

アンスバッハ「へぶし!」

キルヒアイス「このままてめえの全身の骨追ってやらあ~~!」

ラインハルト「心配せずとも数十分たてば戻る・・・・」

ラインハルト「とはいえ正気に戻った際素手で人を殺していると知ったらかなしむから仲裁しよう ただ・・・」

オーベルシュタイン「ただ?」

ラインハルト「キルヒアイスがきれてしまったげんいんは、俺にいくらかあるから火に油を注ぐことになるかもしれん まあやってみよう」

ラインハルト「キルヒアイス、まて!」

キルヒアイス「はいなんでしょうか、ラインハルト様・・・今このぼろ雑巾を片づけている最中なんですが・・・」

ラインハルト「確かに俺の命を狙った卑劣な暗殺者とはいえ、そのものの処遇は裁判にかけて決める」

ラインハルト「だからそのものをむやみにいたぶるのはやめてくれ! 無用な殺生は、姉上にも嫌われるぞ!」

キルヒアイス「わかりましたラインハルト様 いいところだったので、途中で負えるのは残念ですが、ここまでにしておきましょう」

キルヒアイス「ラインハルト様に手を出したごみクズ、命が助かってよかったなこのかすめ・・・・」

ラインハルト「衛生兵、衛生兵をよべ・・・・いくら暗殺者とはいえ哀れすぎる!」

キルヒアイス「ラインハルト様、気分が落ち着くまで自室に戻ります」

ラインハルト一同(ほっ!)

キルヒアイス「ただその前にお前は死にやがれ、この蛆虫野郎!」

オーベルシュタイン「ぶあああ!」

キルヒアイス「ラインハルト様の進退とゴールデンバウム王朝打倒のためとはいえ、罪もない人々に原爆を
落としたクズ野郎が・・・・地面を這いつくばってるのがお似合いだよ!」

キルヒアイス「ああそれと、ラインハルト様」

ラインハルト「」ビクッ

キルヒアイス「今回の決断はせめません ヴェスターラントの虐殺を放置したことについて思うところがあるようですし・・・」

キルヒアイス「ですがまた・・・このようなことがあれば私はあなたを一人の友人として成敗させていただきましょう」

ラインハルト「・・・重々承知しておくよ、キルヒアイス・・・」

キルヒアイス「では・・・」

ミッターマイヤー「まさしくウォルフですな・・・・」

ビッテンフェルト「おい、オーベルシュタイン大丈夫か! 気に入らない奴だが、顔面があまりにも哀れすぎる!」

こうしてキルヒアイスのアンスバッハのラインハルト暗殺未遂によりぶちぎれたキルヒアイスの一連の騒動は終わった・・・

それ以降キルヒアイスが再び暗黒面をさらすことはなかったものの諸提督のキルヒアイスのイメージに強烈な変化を与えるのであった・・・・

またオーベルシュタインは、陰謀を控えるようになったという・・・・

TheEnd

ヘルシングのルークヴァレンタインと声優が同じだったのでつい・・・・

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