八幡「地獄のような日々だ」 №2 (212)


八幡「地獄のような日々だ」

八幡「地獄のような日々だ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459741082/)

こちらの2スレ目になります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461395265

海老名「結衣もね、多分ヒキタニくんのこと好きだったんじゃないかな~?」

八幡「そうか…あの時は、由比ヶ浜は俺のこと…」

海老名「意外とモテるよね、ヒキタニくんってば」


八幡「モテてないだろ…由比ヶ浜のだって…なんかの間違いだ」

海老名「あのままヒキタニ君と付き合ってたら、色々レッテル貼られてたと思うしね」


八幡「…かもな」


海老名「ヒキタニ君は結衣と付き合ってたら変わってたと思ってるかもしれないけど…」

海老名「結局は変わってなかったんじゃないかな?この状況は」

八幡「それって、俺がいじめにあったことか?それとも葉山たちが退学になったことか?」

海老名「両方かな」


八幡「なんだよそれ…わかんねぇだろ、そんなこと」

せっかくなんで書きます

海老名「とにかくさ、今の結衣見てたらわかるよね?」


三浦「このこの~~っ!」

結衣「あはははっ、くすぐったいってば~~っ!」


八幡「……」

海老名「わかるよね?できればさ…そっとしてあげてほしいかな」

八幡「海老名さん…マジか」

海老名「葉山くん達がしたことは許されることじゃないし、彼らは罰を受けるよそれ相応のね」

海老名「優美子はあんな性格だから、間違いがあっても謝らないと思うんだ…特にヒキタニ君みたいな子には」

八幡「まあ、そうだろうな…思いっきり、葉山が仕組んだことを信じてたからな三浦は」


海老名「でさ、わたしが代わりに謝るよ…その、ごめんなさい」


八幡「いや…海老名さんが謝ることでも…」

三浦「なんかヒキオと海老名が話し込んでるし」

結衣「あ、本当だ。めずらしいね」

三浦「まあ、もうすぐここの生徒じゃなくなるしいいんだけどさ」

三浦「あんまり、ヒキオと話してるのはよくないと思うけどな」

結衣「優美子…ヒッキーのこと嫌い過ぎだよ…」

三浦「結衣を追い込んだ奴なんて好きになれるわけないでしょ」


結衣「それも違うと思うけど…」

三浦「とにかくそうなの」

結衣「そういえば優美子って彼氏いないよね?ヒッキーもいないと思うよ?」

三浦「は?なにが言いたいん、結衣?」

結衣「え、それは…」

三浦「キモイキモイ…!変な想像させんなってマジでっ!うわ~…想像しただけで吐き気しそう…!」

結衣「優美子…言い過ぎだってばっ!」

三浦「あんたがありえないこと言うからでしょ?」

三浦「自分は良い彼氏見つけたからって、ヒキオをあーしに宛がうなんて…なに?余裕?嫌味?」

結衣「ち、違うよ…そんなんじゃなくて…!」

三浦「絶対許さないし~~っ」

結衣「きゃあぁぁ…くすぐったいってば~~っ」



八幡「なんか俺のこと言われてるような…」

海老名「なんかそんな感じね」


八幡「えっと…」

海老名「じゃあ、そういうことで。よろしくね」

八幡「…まだ返事出してないが…」

海老名「あとは君に任せるよ、わたしの考えは言ったし」

陽炎「わらしべ長者してみる」
陽炎「わらしべ長者してみる」 - SSまとめ速報
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56 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 00:06:17.33 ID:2vN2clFz0
メモで書いてるから55までレスきてるとは思ってもみなかったwwwww
はえーよw

提督「ほら、間宮券だ」

陽炎「しーれーいーかーん?」

提督「何だよ、高価なもんだろ?」

陽炎「確かに高価だけどさぁ~……あーもういいや、今日は疲れちゃったから間宮さんのところで甘味食べて寝るよ」

提督「おうそうしろ……ところで陽炎?」

陽炎「なに?」

提督「来週にはたくさん間宮が手に入るかもしれんぞ?」

陽炎「……はぁ?それってどゆこと?」

提督「明日には説明するよ。ほら、今日はお疲れさんってことだ」

陽炎「全く意味わかんないけど……はーい」



提督「……あいつなら、あの3人を止められるかもしれないな」

提督「……人間性を捧げよ……か、あいつらは果たして救えるのか……」

提督「大丈夫だろうな、さてと、執務を終わらせるその前に磯風のところに見舞いに行くかな……」


みなさまお疲れ様でした。


よろしかったらこちらも書いてますのでぜひ参加してください

陽炎「ダークソウル3?」提督「陽炎型は強制参加な」
陽炎「ダークソウル3?」提督「陽炎型は強制参加な」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460706468/)

html出してきます



八幡「……遠ざかっていくな…」

八幡「戸部たちが消えて…平和になったと思ったのに…」

八幡「海老名さんにも拒否されて……」


八幡(これじゃ…由比ヶ浜に会うどころじゃないだろ…どうすんだよ…俺は)


戸塚「八幡?大丈夫?」

八幡「戸塚…?」

戸塚「元気なさそうだね…平気?」


八幡「大丈夫だ…大丈夫」フラフラ

八幡「…俺は本当になにがしたいんだ?」


三浦「結衣さ~、試験が終わったらさ、あーしら卒業じゃん?」

結衣「え、うん。そりゃそうだよね」

三浦「合コン開くからさ、あんたも参加してよ」

三浦「ほら、この前のは結衣人気あったし」

結衣「え?ま、待ってよ…あたし彼氏いるのに…」

三浦「いいじゃん、彼氏持ちですって言えばみんなも納得するって」

結衣「ええ~そんなの…」

三浦「結衣見てたら、あーしも彼氏ほしくなったし」

結衣「だから、ヒッキー…」

三浦「死ねって感じ」

結衣「怖いよ、優美子」

結衣「でも、やっぱり彼氏いるからさ…参加するのは」

三浦「大丈夫だって、彼氏も嫉妬するかもしれないけど」

結衣「ダメじゃない」

三浦「その分、夜は激しくなるでしょ?」

結衣「そ、それは…」

三浦「こうなったら、ホテルのベッドも怖いちゃいなよ」

結衣「それはまずいよ…」



八幡「なんかエロイ話してるな…」チラチラ

八幡(しかし、由比ヶ浜も彼氏とやりまくってんのか…やっぱり)

八幡(あいつが喘ぐ姿…やべ、想像したらおっきした…)


八幡「あの時、雪ノ下を諦めてれば…俺がその役になれたのか…」

八幡(本当に人生はなにが起きるかわかんねぇな…くそ)

八幡(しかし、由比ヶ浜の身体を……雪ノ下よりも興奮するかもな…)

八幡(俺は本当に恵まれた環境にいたんだな…由比ヶ浜と雪ノ下っていう美少女の近くなんて)

八幡(あと、そこに一色と川崎と…少し離れて海老名さん)


八幡「もう…みんな離れて行ったけどな…」

八幡「いや、こんなこと考えてるだけで、今の俺は変か…精神的に落ちついてないな…」


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校門


八幡「小町、待ったか?」

小町「あ、大丈夫だよお兄ちゃん」

八幡「そっか、しばらく一人でも大丈夫にはなったか?」

小町「うん、大志くん達もいるしさ」

八幡「ああ、そうだったな」

小町「んじゃ、帰ろ?」

八幡「おう」


小町「ねえ、お兄ちゃん」

八幡「なんだ?小町」

小町「結衣さんと…仲直りできた?」


八幡「いや…できてないな」

小町「仲直りしなきゃダメだよ」

八幡「別に喧嘩してたわけじゃないけどな」

小町「でも疎遠になってるでしょ?」

八幡「…そうだな」

小町「お兄ちゃんが引きこもってた時は、わざわざ訪ねたりしてくれたんだよ?」

八幡「知ってる…感謝はしてるが、色々あってな」

八幡「ほとんど話す機会ないんだよ」

小町「絶対話す機会つくることっ、いい?」

八幡「お、おう…」

小町「お兄ちゃんたちもうすぐ卒業なんだしさ、このままじゃ後悔しか残らないよ?」

小町「小町は…そんなの嫌だしさ」

八幡「小町…」

小町「お願いね、お兄ちゃん」

八幡「わかったよ、約束だ」

小町「うん、ありがとお兄ちゃん」


八幡(約束してしまったか…本来ならなんてことない約束だけど)

八幡(今の俺には…なにより難しい約束な気がする…)

八幡(でもこの約束だけは守らないとな)

八幡(他でもない、小町との約束なんだから)


八幡「最近は約束守れないことが多かったけど…今回は必ず守るぞ」

小町「うん、期待してるねお兄ちゃん!」



レストラン

三浦「しっかし、ウケるし」

結衣「優美子~」

三浦「え~ウケるじゃん、ねえ海老名?」

海老名「まあ、おもしろくはあったかな?」

三浦「ほらね?結衣もいい子ぶらずに素直に答えな」

結衣「ヒッキー、きっと大変なんだよ、色々」

三浦「いや、あいつなにもしてないし。勉強くらいしかしてないんでしょどうせ」

結衣「それは…そうかもしれないけど」

三浦「いつも以上に、あーしらの方見ててさ~」

三浦「結衣との会話聞こうと必死なん丸わかりだし」

三浦「あれ、絶対結衣のホテルでのことも聞いてるよ」


結衣「優美子が色々言うからでしょ!もう…」

三浦「ごめんごめん、でもさあいつ、まだ結衣のこと気にしてるんなら…」

結衣「な、なに?」

三浦「結衣と彼氏の夜の営みをオープンにして、さらに絶望させてみる~?」

結衣「優美子~~!」

三浦「どんな顔するか楽しみじゃん」

結衣「そんなことないし!」

三浦「でもさ、結衣だっていつまでも気に掛けられて迷惑でしょ?」

結衣「う…そ、そんなことは…ないけど…」

三浦「あっれ~?彼氏に聞かれたらヤバい発言?」

結衣「うう…」

三浦「彼氏って、結構激しいんでしょ?」

結衣「それは…まあ…」

三浦「じゃさ、今度ヒキオのことでも話したら?」

結衣「優美子、それ前にも言ってたし…」

三浦「だから、嫉妬に狂って蝋燭とかロープとか持ち出してくるかもよ?」

三浦「それで、縛った跡とか蝋燭の跡を残してそれを所有印の代わりにするとか」


結衣「な、なななななな…!」

海老名「うっわ、エッチだね、結衣って」

結衣「あたしじゃないよ~!」

三浦「ていうかもうキスマークはつきまくってんでしょ?」

結衣「うう~~そ、それは…」

三浦「背中とかにも跡ついてそうだし、そんなに激しく抱かれてるんなら」

結衣「……」

三浦「すっかり、彼氏の物だね~」

結衣「……は、恥ずかしい…」

三浦「いっそのこと、こっちから言ってみたら?」

結衣「なにを?」

三浦「ヒキオのこと完全に忘れる為に、緊縛プレイしてくださいって」

結衣「ば、ばか…!」

海老名「あ~でも、そういうことしたら、ヒキタニ君のこと完全に忘れられそうだね~」

結衣「や、やめてよ…もう…」


三浦「でもさ結衣、あんたもあいつのことなんて、忘れたいって思ってるんじゃないの?」

結衣「……」

三浦「だんまりだし」

ピロロ


三浦「あれ、着信?結衣の?」


海老名「そうみたいだね」

結衣「誰からだろ…えっと…あ…」

三浦「なになに?彼氏~?」

結衣「あ、あはは…まあね…」

三浦「どしたん?結衣?」

結衣「ごめん、ちょっと外で話してくるね」

三浦「なによ、これから会う約束とか~見せつけるし~」

結衣「あははっ」タタタ


海老名「あれは…ひょっとして」

八幡「……」


結衣「ヒッキー、ごめんね?待った?」スタスタ

八幡「いや…それより悪いな、いきなり電話して」

結衣「別に平気だよ、全然問題なし」

八幡「三浦たちは大丈夫なのか?」


結衣「うん、大丈夫だよ、うまく抜けてきたから」

八幡「そうか…なら、いいや」

結衣「えっと…話だけどさ…」

八幡「おう」

結衣「なんだか久しぶりだよね、こうやって落ち着いて話すの」

八幡「そうだな…葉山と雪ノ下が許嫁ってわかって付き合い始めてからだから…」

結衣「あの時からまともに話してなかったね、あたし達」



八幡「ああ」

結衣「ごめん…避けてたみたいになってて…」

八幡「いいって…お前も色々あっただろうし」

結衣「……ヒッキーも色々あったよね…」


八幡「はは…人生観変わるくらいな…小町も大変な目にあったしな」

結衣「…あたし、なにもできなかったよ…」

八幡「お前は彼氏のこととかあっただろ?それに三浦もいたし」

結衣「そんなの理由になんないよ…本当に…こんなところで言ってもいまさら過ぎるけど」

八幡「…お前のせいじゃねぇって」

結衣「ううん、ヒッキーはそういうよね…じゃあ言い方変えて…」


結衣「あたしも悪かったよ…」

八幡「由比ヶ浜…」

結衣「いまさら許してなんて言えないけどさ…」

結衣「もしも、あたしにできることがあったら…」

八幡「由比ヶ浜…お前、今の俺にそんなこと言ってくれるなんてな」

結衣「あたりまえじゃん…大切な奉仕部の仲間だったんだしさ」

八幡「そうだな…」

結衣「うん」


八幡(小町との約束はこれで果たしたな…案外普通に成功した)

八幡(…ここからは…俺の気持ちだ…)

八幡(由比ヶ浜と久しぶりに話せたことに感動してる自分がいる…)


八幡(やっぱり、俺は由比ヶ浜のことが…)

八幡「なあ、由比ヶ浜、答えてほしいことがあるんだが」

結衣「なに?あたしにできることならなんでも答えるよ?」

八幡「…じゃあ、答えてほしい…」


結衣「なに…?」


八幡「俺が雪ノ下に振られた時…おまえ、元気なくなったときがあっただろ?」

結衣「あ…うん」

八幡「あれは…なんでだ?」

結衣「…それは」

八幡「由比ヶ浜?」

結衣「ヒッキーのこと好きだったからだよ」


八幡「…由比ヶ浜…!マジ…か?」

結衣「うん…付き合いたいって思ってた…」

八幡「由比ヶ浜…!」

八幡(なんだろう…昔のこととはいえ…すげぇ嬉しい…)

八幡(こんなに嬉しいことってあるのか…?今まで散々周りに裏切られて…離れられた反動か?)


結衣「うん…去年とかさ、夏祭りでもそれっぽいことあったじゃん」

八幡「あったな…そういえば…じゃあ、あのころから」

結衣「うん…そうだね」


八幡「なあ、由比ヶ浜」

結衣「なに?」

八幡「なら…さ」

結衣「え?」


八幡(言うのか?言ってしまうのか…?)

八幡(いや、俺の周りの奴らは恋人作って離れていった…それに、もう卒業なんだ…失うものはなにもない…!行け、比企谷八幡っ!)

八幡「お、俺と…その…

八幡「俺と…そのな…えと…!」

結衣「え?どうしたの?ヒッキー…目が血走ってるよ?」

八幡「俺と……付き合ってほしい…!」


結衣「…きゃあっ!」

八幡「…え、きゃあ…て…」

結衣「ご、ごめん…だって…そんな怖い顔で近づいてくるから…」

八幡「…怖い顔…?」

結衣「ご、ごめん…別にヒッキーが怖いっていう意味じゃなくてさ…勢いがね?」

八幡(由比ヶ浜お得意の…フォローか…)

八幡「あ、ああ…わるい…それで…あの」


結衣「ごめん、無理」

八幡(即答…か。まあ、わかってたことだが…)

結衣「ごめんね?あたし、彼氏いるしさ…」

八幡「そうだったな…」


結衣「そうだったなって…ヒッキー、知ってたでしょ?」

八幡「ああ…」

結衣「じゃあさ、あたしを困らせるようなことは…言わないでほしいかな…なんて」

八幡「由比ヶ浜…」

結衣「ヒッキーだって嫌だよね?あたしが恋人がいるのに、他の人と付き合うような女だったら」

結衣「信頼なんかできないでしょ?」

八幡「そ、そうだな…確かに…」

結衣「…あたしがヒッキーを好きだったのは昔の話なんだよ」

八幡(これ…由比ヶ浜か…?こいつに…こんなこと言われる日がくるなんてな…)

結衣「そこのところは理解してほしいかな」

八幡(…こんな距離があったのか…?こんな…)

八幡「だめだったか…ははっ」

結衣「ごめんね?ヒッキー…他に話すことってある?ないなら…そろそろ失礼していいかな?」

結衣「優美子にバレるかもしれないし…」


八幡「そうだな…もういい、それじゃあな…」

結衣「うん…ばいばい」スタスタ




八幡「…失恋…きついな…ははははっ」

八幡「まあ、あの時なら付き合えたっていうのがわかったし良しとするか…」

八幡「由比ヶ浜を…俺のものにできたんだよな…あの身体を…」

八幡「…結衣」


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次の日


八幡(俺は…昨日のあれを引きずりながら…なんとか登校してたが…)

八幡(昨日の出来事は…三浦と海老名には伝わっていた…)


八幡(どうも勘がいい三浦が、由比ヶ浜から無理やり聞き出しただけみたいだけどな)

八幡(でも…そんなことはどうでもいい…)


三浦「しっかしヒキオには参るし…ぷぷぷぷっ!」

海老名「う~ん…これは笑わざるを得ないかな…あははは」

結衣「…なんで、優美子わかったの…?」

三浦「あんた帰り遅いしさ、挙動不審だったし後つけたら案の定ね」

海老名「わたしが指摘したんだけどね」


三浦「でもウケるし…アホすぎでしょ、あのバカ…!キモ過ぎるし…!」

結衣「優美子…!」

三浦「結衣だって思ってんでしょ?キモイって」

結衣「う…昨日のは少し…」

三浦「ほらね?やっぱり」

結衣「でも、意外と優美子怒らなかったね」


三浦「まあ、最初は男友達呼んで制裁しようかとも考えたけど…」


三浦「それじゃさ、戸部たちと変わらないじゃん?」

三浦「あと、ヒキオがあまりに面白かったから、それでチャラにしてやるか~みたいな?」

三浦「面白いっていうか、キモ過ぎなだけなんだけどさ」

結衣「……あたしは、ヒッキーとは付き合えないって言っただけなのに…なんでこんな…」

海老名「まあ、自業自得だと思うな、ヒキタニくんは…今の状態なら余計にさ」

結衣「なんか他の人にも噂になってる気がするし」

三浦「あ、あーしが軽く流しといた」

結衣「優美子…そんなことしたの?」


三浦「結衣に告白したあいつが悪いんだって、気にしない気にしない」

八幡「三浦め…すげぇことしてくれるな…」

八幡(折本の時と似てるが…なんか環境があの時とは違う…)

八幡(周囲が…汚物を見るような目で見てる気が…)


八幡(まあ気のせいもあるだろうけど、事実を知ってる奴は…俺を汚物で見るだろうな…)


八幡「あ…」

川崎「……」フイ

八幡(目を逸らされたか…川崎も知ってんのか?それとも前のこともあるし、無視してんのか?)

八幡(まあ、どうでもいいけどな…)


?「戸塚~彼女が呼んでるよ~」

戸塚「いちいち、言わなくていいよ~」

?「あははははっ」

八幡(もう戸塚とも話さない方がいいか…俺の周りは…敵だらけだ…)


八幡「やっぱり小町だけだな、うん」

八幡(高校だって、もうすぐ卒業だ…失うものなんてこれ以上ないしな)

八幡(高校での人間関係を全て捨てて…俺は大学で輝けばいい)



三浦「ねえねえ、結衣。卒業旅行だけどさ~どこに行く?」

結衣「そうだね~どこにしようか?」

海老名「ちょっと早い気もするけどね」


ワイワイ

三浦「彼氏連れてくんなよ~?」

結衣「連れてくるわけないじゃん~」

三浦「我慢できる?」

結衣「もう~!あたしはそんな性欲の塊じゃないよっ!」

その頃


雪乃「隼人くん、今日はお互い休みでよかったわね」

葉山「そうだね、料理でも教えてくれるかい?」

雪乃「あら、どうしたの?いきなり」

葉山「やっぱり、こういうのは共同作業じゃないか」

雪乃「アメリカでは家事は半分ずつだものね」

葉山「ああ、それに俺たちは境遇的にあれだろ?」

葉山「いつ喧嘩するかもわからないから」


雪乃「そうね…仕事疲れで…言いたくないことを言ってしまうかもしれないものね」

葉山「ああ、だから家事は俺も手伝うよ、常に対等に行動しよう」


雪乃「その方がうまく行きそうね」

葉山「ああ、そういうことだ」

雪乃「私がされるがままになるのは…夜だけかしら?」

葉山「そうだね、今夜も寝かさないよ雪乃ちゃん」


雪乃「ばか…」

八幡「小町、ちゃんと約束は守ったからな?」

小町「わかってるよ、まあ小町の予想とは少し違う結末だったけど…」

八幡「もういいんだよ…さすがに疲れた」


小町「お兄ちゃんってなにか動いたの?」

八幡「それ言われると痛いが…多勢に無勢だっただろ常に…あれはどうしようもない」

小町「そうかもしれないけどさ」


八幡「よし、映画でも見に行くか」

小町「は~い」

八幡(卒業式まであと少し…俺は大学からがんばるさ…)

八幡(それまでは小休止…卒業まで吹聴に耐えれれば…俺の勝ちだ)


八幡(最近では由比ヶ浜も俺を完全に無視するようになった…もういないも同然のような…でも関係ない)

八幡(耐えきれれば、今までの関係をリセットして…歩んでいける)


八幡(地獄の出口は…もうそこまで来ている)


雪ノ下は葉山がアメリカでゲイに掘られ、本人もゲイになってしまい離婚した。
由比ヶ浜は彼氏のDVに耐えられず逃げた。彼氏は逮捕された。
川崎は彼氏の借金返済のために風俗で働いた。彼氏は会社の金を横領して逮捕された。
三浦は付き合った男に騙されて、AV女優に堕とされた。
海老名は入ったサークルがロクでもないところで、ヤリサーの姫と呼ばれ、部員の慰みものになった。

俺はと言うと
雪乃「八幡、今日は私の番よね」
結衣「ゆきのんずるい、ハッチーは今日はあたしとするんだよ」
川崎「3日も我慢したんだから、今日はあたしだよご主人様」
三浦「あーしは、ご主人様の好きでいいし」
海老名「ほらほら、ご主人様を困らせたらダメだよ、ということで今晩は私がいいなー」

なんやかんやで俺は仕事に成功し、大企業の社長になった。
失意の雪乃を拾って結婚し、泣いてた結衣を慰めて愛人にした。
川崎の借金も俺がどうにかして、三浦にはAV会社の連中が二度と手を出せないようにし、海老名のサークルは俺が告発して解散、逮捕させた。3人は感謝に加え、高校時代の償いをしたいと俺の奴隷になりたいと言った。

八幡「みんな愛してる」

雪乃・結衣・川崎・三浦・海老名・「「「「「はい」」」」」」


結衣「数ヶ月後、大学進学後、あたしは彼氏と別れた。」

結衣「原因はあたしの依存がウザくて別の女と火遊びしたからだ。」

結衣「復縁をせまろうとしても元彼にストーカー扱いされ、その噂が学園中に広まった。」

結衣「優美子も姫奈も別の大学……」

結衣「あたしと同じ高校だったのは皮肉にもヒッキーだけだった。」

結衣「大学に入ると立場が完全に逆転し、あたしはぼっちの道に入り、ヒッキーには彼女が出来ていた。」

結衣「言葉を掛けても『何の用ですか?何も取り柄の無い由比ヶ浜さん』と完全に他人行儀。彼女からも『友達じゃないのにその呼び名を使うってマジウケるんですけど』と冷たい目で嘲笑される始末。学校中からも敵意の的にされる始末なんて思いもしなかった。」

かおり「ねえ八幡、人のふりみて我がふり直せ奴ってどう思う?マジ寒いんですけど(笑)」

八幡「どうでも良いよ。高校時代なんてクズみたいな奴しかいねぇんだし。」

かおり「確かに言える。あの学校クズばかりでうちの学校じゃありえないわ。嫌いなら嫌いと面と向かって言えない腰抜けばかりじゃん(笑)」

結衣「ヒッキーの電話番号もアドレスも変えられてしまい小町ちゃんからも着信拒否される始末……」

結衣「奉仕部の頃に戻りたい(涙)……」

姫菜「結衣の話を事実だと知り驚愕する。」

姫菜「あの比企谷君があそこまで変わるとは思いもしなかったのだ。」

姫菜「流石に動揺を隠せないでいた。学生時代と別人過ぎたからだ。」

姫菜「あたしは大学生とはいえアルバイトで生計する身、まさか仕事中に女を引き連れて来店なんて想像もできなかったからだ。」

姫菜「あんな男に可愛い彼女が出来るなんて動揺を隠せないでいた。」

八幡「店員さんよ。早く仕事しろよ。ちんたらと客を待たせるんじゃねぇよ。」

姫菜「は……はい!すいません。」

かおり「接客を舐めてるってマジ受けるですけど、あたしが店長だったらクビにしちゃうんだけどね(笑)」

姫菜「(態度が尊大過ぎる……いつものあたしなら難なく出来る仕事が焦りなのか中々上手くいかないでいる、そして……)」

八幡「あちちちち!」

かおり「ちょっと馬鹿店員!あんた八幡にホットコーヒーを零すなんて非常識にも程があるでしょ。大丈夫八幡?」

八幡「俺の手も火傷になったしプレミア時計が壊れた……」

姫菜「すいません、お客様。」

店長「海老名君なにしたんだ君は!お客様に!すいません!」

八幡「高かったんだぞ。慰謝料ともども弁償しろよ。」

かおり「あたしが八幡の為に買ったんだよ。悪意を持って零したようにしか見えないんですがね(笑)」

店長「海老名君、もう君、バイトに来なくていいから。君個人で全部責任を取りなさい。」

姫菜「店長待ってくださいよ。」

八幡「この時計と衣服と火傷の治療費で慰謝料を200万払ってもらおうか?これでも安くしてるんだぜ。」

かおり「まさか払えないとは言わないよね(笑)」

姫菜「訴訟のせいで学費が払えず自主退学になるまで追い込まれるなんて誰が計算しただろうか。今は車の修理屋で下っ端要因になるなんて(涙)」

優美子「やばい、あーし赤信号なのに前の車を掘っちゃった……」

八幡「ってえな誰だよ!ちゃんと信号観ろ!」

優美子「ヒキオじゃん。ごめ『御免で済んだら警察要らねぇんだよ馬鹿野郎!』……」

かおり「八幡!迎えに待っていたんだけど大きい音したからなんだと思ったけど、あんたなんてことしてたのよ。」

八幡「かおり、とりあえず119と110を頼む!」

かおり「あたし見たんだよ。あんたが携帯弄りながら運転したのを!」

優美子「事故検証された後、信号無視+携帯電話の使用により罰金50万以上と免許を取り消されただけでなくヒキオに怪我の治療代と修理代込みで140万も保険を使ってしまった(涙)」

かおり「聞いた?事故起こしたあいつ鬱になって精神病棟に閉じこもってるよ。」

八幡「あいつも馬鹿だよな。車の点検したら改造しまくったらしくて車検に何年も出してなかったんだろ?」

かおり「愛車が人生だったらしいよ。それを没収された後遺症は凄かったらしい。」

八幡「葉山の替わりに走ったのが車か……にしては笑えない事故だ。」





三浦優美子が総武高校を卒業して3年後・・・

湾岸沿いの倉庫

優美子「うぅーん…此処は?…何であーし縛られてるし!」

???「…うぅ…はっ、此処はどこ?」

???「…何…一体何が起こったのかしら?」

???「痛っ…何だ此処は?」

???「痛い…私どうしたの?」

優美子「!!!隼人!雪ノ下さん!結衣!海老名!」

雪乃「三浦さん!一体これはどういう事?」

隼人「雪乃ちゃん!結衣!優美子!姫菜!何故此処に?」



???「全員そろったな…」

隼人「!!!お前、ヒキタニ!」

雪乃「比企谷くん!」

結衣「ヒッキー!」

優美子「ヒキオ?」

姫菜「ヒキタニ君?」


八幡「ふっ、どいつもこいつも、良いザマだ!」

隼人「ヒキタニ!これは何の真似だ!」

八幡「何の真似?今から教えてやるよ!」ボコッ!

隼人「ぎゃあああああああ!!!!!」

八幡「へぇ、金属バットで殴ると、簡単に足が折れるんだwwwなら、ついでに腕もwww」バキッ!

雪乃「隼人君!何をするの、屑ヶ谷くん!」

八幡「屑はどっちだよ、屑乃下!そこの腐れホストに手籠めにされたクセに!!!」

バキッ!ボコッ!

雪乃「あぁぁぁぁぁ!!!!!!!痛っ!!!!!」

隼人「雪乃ちゃん!!!!!」

優美子「ヒキオ、アンタ相当キモいんだけど!」

八幡「キモいのはお前だ、三浦!」ボコッ!

優美子「いやぁぁぁぁ!!!!痛い!!!」

八幡「はははははっ、雪ノ下、三浦!お前ら、良い顔になったな!メリケンサックで殴ったから、
鼻が潰れて前歯が欠けてwwwおい、その顔を愛しの葉山に見せてやれよ!」

雪乃「比企谷くん!あなた自分が何をしているのか、判っているの?」

八幡「あぁ、判ってるさ!」

八幡「何たって、これは…お前らの『処刑』だからな!」ギロッ!

「「「「「!!!!!!!!!!!!!!」」」」」

八幡「…と、その前に…」

ジタバタ…

八幡「…暴れんなよ!戸部、大岡!××!」ボコッ!

戸部「ヒキタニ君、た・助けて!」

大岡「た・頼む!止めてくれ!」

××「助けて下さい、ヒキタニ先輩!」

バキッ、ボコッ、ガスッ!

八幡「うるせえぞ、お前ら!…お前らのせいで…お前らのせいで…小町は!!!」グサッ!

戸部・大岡・××「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

ドロドロドロドロ…

八幡「さて…お前ら。後ろにある水槽は何だと思う?」

葉山「な…何だ、それは…」

八幡「じゃあ、見せてやるよ!!!」

ウィィィィィン

戸部・大岡・××「ちょ、吊るされてる!」

八幡「戸部、大岡、××、判決を言い渡す!全員死刑!!」ガチャン!

ドボン!……ジュワジュワジュワジュワ…

戸部「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」バシャバシャ

大岡「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!身体が!身体が焼ける!!!!」バシャバシャ

××「うゎぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!助けて!!!!!!!!!」バシャバシャ

八幡「あははははははははは!!!!ザマアみろ!」

雪乃「ま・まさか!!!比企谷くん!あ・あなたは!」

八幡「おっ、流石雪ノ下!気が付いたか?」フフフ

結衣「ゆきのん、戸部っち達、どうなったの?」

雪乃「あの水槽の中には、おそらく塩酸か苛性ソーダが入っているんだわ!その水槽に
生身の身体を浸せば…骨まで溶けて跡形も無くなってしまう!」

八幡「フフフ…正解だ、雪ノ下!」

雪乃「あなた、狂ってるわ!」

八幡「狂ってるか…そうかもな!だがな、俺がここまで狂ったのは、全部お前らのせいだ!!!」

優美子「ヒキオ、逆恨みすんなし!キモい!」

八幡「三浦…お前が俺の悪い噂を流したから、こうなったんだろ!少なくとも、葉山が俺を
嵌めた事が判った時点で、何もしなければ良かったんだ!
それに、お前は俺に謝ってないよな!葉山の策略だった事が判ってもな!」

優美子「何であーしがアンタに!」

ボコッ!ガンガン!ドスッ!

優美子「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」ボロボロ…

八幡「ハァハァ…このアマ!いい加減にしろ!次はお前だ!」

優美子「い・イヤ!!!!やめて!!!」

八幡「どのみちキサマはボコボコにするつもりだったからな!」

ガチャン!ウィィィィン!…ドボン!

優美子「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!身体が!!!溶ける!!イヤァァァァァァァァ!!!」

ジュワジュワジュワジュワ…

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八幡「…さてと…大分スッキリしたが…」ギロッ

姫菜「ひぃぃぃぃ!!!!」

八幡「今度は…雪ノ下!由比ヶ浜!お前らだ!!!」

結衣「ヒッキー!ご・ごめんなさい!」

雪ノ下「比企谷くん!止めなさい!」

隼人「よすんだ、ヒキタニ!」

八幡「あぁ?何言ってるんだ、葉山?」ボコッ!バキッ!グサッ!

隼人「あぁぁぁぁぁ!!!!」

八幡「葉山、この期に及んで、まだ俺をバカにするのか!」バキッ!

隼人「うぅぅぅぅぅ…」ボロボロ…

八幡「お前のそのワザと俺の名前を間違える所…全く…自分の立場がまだ判っていないようだな!」グサッ!

隼人「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」ドバドバドバドバ…

雪乃「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

八幡「雪ノ下…お前もだ!!!!!!!!!!!!」グサッ!グサッ!ザクッ!

雪乃「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!痛い!痛い!」ドバドバドバドバ…





???「ひゃっはろー、八幡!どう、上手くいってる?」

雪乃「!!!!!!姉さん!!!!!」

隼人「陽乃さん!!!お願いです、ヒキタニを捕まえて警察へ!」

陽乃「あぁ?何言ってるの、隼人!アンタここまで腐っていたなんて!元はと言えば、アンタが
雪乃ちゃんを手籠めにして、比企谷くんを陥れたせいでしょ?」

隼人「そ・それは…」

陽乃「それに、雪乃ちゃんもこんな屑にまんまと騙されて、自分が大切にしたかった人を陥れる
事になるなんて…!『何が世界を変える!』よ!笑わさないで!
自分じゃ何も出来なかったクセにwwwホント、今の雪乃ちゃんは…正に『ゴミ』ね!」

雪乃「姉さん…」

八幡「陽乃、そろそろ…」

陽乃「そうね、チャッチャと終わらせようか♪」



雪乃「姉さん、何故そこの犯罪者に手を貸すような真似をするのかしら?」ジタバタ

陽乃「だって…私が依頼したんだもの♪雪乃ちゃんと隼人の、は・い・じょ♪」

雪乃「どうして?」

陽乃「そりゃ、自分のところのゴミは自分達で掃除しないとね♪だから八幡に依頼したの♪」

隼人「どういうことだ?」

陽乃「ふふふっ、貴方達は知らないだろうけど、八幡はその世界では有名人なの。昼間は
ぼっちの冴えない大学生…でも裏では、不当な理由で陥れられ、蔑まれた人たちの代わりに
悪党共を抹[ピーーー]る…闇の死刑執行人…だから、今回はお父さんとお母さんと私が依頼人で、
ターゲットは、貴方達2人と隼人の両親♪」

隼人「そ・そんな!父さんと母さんまで!」

陽乃「隼人、アンタの両親は昨日八幡が始末したわ。自損事故に見せかけて、あの世に行ったわよ♪」

隼人「!!!!!!!!!」ガクッ…

陽乃「それもこれも、ぜーんぶアンタのせい♪」

八幡「この依頼が来たとき、ついでに俺の復讐も果たそうと思って、この依頼を受けた訳だ」ハハハ

結衣「そ・そんな…」サー

八幡「由比ヶ浜、お前だけは彼氏を作っても、普通に接してくれると思ったんだがな…」

結衣「…そ・それは…」

八幡「お前も同罪だ!屑ヶ浜!!!!」ボコッ!グサッ!

結衣「い・痛い!止めて、ヒッキー!」ドロドロ…

八幡「大体その『ヒッキー』って仇名も気に食わなかった!!バカヶ浜!!」グサッ!

結衣「うぅぅぅぅぅ!!!!!!」ドロドロ…

八幡「残念だよ…」バァーーーン!

結衣「ヒッキーーーーーー!!!!!!!!!!…………」ガクッ!




雪乃「由比ヶ浜さん!」

隼人・姫菜「結衣!」

八幡「さてと、こいつも…」

ウィィィィン…ドボン!…ジューーーーーーーーーーーーー…



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隼人「ああああああああああああああああ」ガクガクガクガク

姫菜「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!」ブルブルブルブル

隼人「ヒキタニ!頼む!許してくれ!俺が悪かった!だから、コロさないでくれ!」ジタバタ!

八幡「………」

隼人「今から雪乃ちゃんをお前に返す!だから、俺を許してくれ!」ジタバタ!

雪乃「隼人君!あなたは!」

姫菜「隼人君、あなた最低!」

八幡「ほう…自分が助かりたいが為に、雪ノ下を生贄にするか…ククク!お前、つくづく屑だな!」バァーーーーン

隼人「あぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」ドロドロ…

八幡「海老名さん、アンタも最低だ!」バンバンバンバン!バァーーーーーーーン!

姫菜「ひ・比企谷君……ごめんなさい……」ガクッ…

ウィィィィン…ドボン!…ジューーーーーーーー…


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八幡「…さてと…後は、お前ら二人だな、雪ノ下、葉山…」

雪乃「………」

隼人「た・助けて…」グッタリ…

陽乃「……雪乃ちゃん…最後に何か言う事は無い?」

雪乃「…比企谷くん…本当にごめんなさい…わたしは…うぅぅ…あなたを…裏切ってしまったわ…今、本当に
後悔してるわ…あなたの気が済むのなら…わたしを嬲りコロシなさい…早く!」ツー

八幡「…………」

バキッ!ボコッ!ガスッ!………バンバンバンバン!!!!!

雪乃「ひ…き…が……や…く………」ガクッ…バタッ!

隼人「ヒィィィィィィィィ!!!!!!」ガクガクガクガク

陽乃「……雪乃ちゃん……バカな子…」ツー

八幡「雪ノ下…お前も葉山に人生を狂わされた…バカな奴だった…さようなら」ツー


ガチャン!ウィィィィン!ドボン!

ジュワジュワジュワジュワ…………



八幡「最後に…葉山!お前は…お前だけは…絶対に許さない!!このまま薬品の中で苦しんでシネ!!!!」

ガチャン!ウィーーーーーーーン!

隼人「嫌だ!シニたくない!助けてくれ!お母さーーーーーーーん!!!!」ジタバタ!

八幡「とっとと消えろ、ゴミクズ!!!!!!!!!」ドボン!

隼人「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュワジュワジュワジュワ…

隼人「身体が!身体が焼ける!!!!!!!!!熱い!!!!!熱いよ!!!!!!」

ジュワジュワジュワジュワ…

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八幡「……終わった……」ツー

陽乃「………」

八幡「…終わったんだ…やっと…」

陽乃「八幡…良く頑張ったわ…」ダキッ!

八幡「…陽乃…」ギュウウウウウ…


(…こうして、比企谷八幡を陥れ地獄に落とした者たちは、八幡自らの手によって闇へと葬られた…
そして、警察の捜査にも関わらず対象者の遺体は発見されず、行方不明者として処理された…)

>>1が地獄に落ちて、苦しみますように…

fin


別ルート書きますぞ。

 総武高校から卒業して5年後、行方不明事件が相次いで勃発している。
行方不明者は学校の不祥事を起こした首謀者達だ。戸部以外は全員いなくなっているからだ。
犯人は苛めを行った比企谷に違いないと戸部は思い込む。かつて同じグループだった三浦優美子と遭遇する。

戸部「なあ優美子頼むよ、このままじゃ比企谷に消される。」

優美子「なんであいつが?」

戸部「俺、見たんだよ。大岡を比企谷が連れて行った以降、消息が経たなくなって……」

優美子「……戸部、あんた人を刺したことある?」

戸部「ある訳ないっしょ。そんなこ……ぎゃあああ!」ザクッ

優美子「良く切れるね。このナイフ♪」ペロっと血を舐める。

戸部「まさかお前がは……」ザクッ、ザクッ、ザクッ

優美子「戸部、やっぱりあんた馬鹿だわ。弱い奴は淘汰される、これがこの世界のルールっしょ。ねえ陽さん、ダーリン。」ウフッ

八幡「正解だぜ。ハニー♪」」

陽乃「まあこのゴミは雪ノ下建設が処分しましょ。しかし、優美子ちゃんも結構やり手だね。比企谷君に負けず劣らずゴミ掃除をやってるじゃん♪」
 
優美子「次のターゲットは馬鹿山とクズ乃だっけ?あーしを裏切った罪は重いし……」ニヤリ

八幡「楽しみだぜ。葉山、雪ノ下お前等に残ってるのは地獄しか残ってない事に」ニヤリ





 結衣と姫菜は優美子に連れられてしまい。特別な倉庫内に閉じ込められたことを知る。
そこには柱に括りつけられた葉山と雪乃が縛られてるのを光景にする。
八幡と陽乃がいたので何をしたいのか良く分かった。自分たちもこうなりたいのかの見せしめなのだと。
優美子が結衣と姫菜に悪魔の囁きを掛ける。

優美子「これから楽しいショーの始まりっしょ。」

陽乃「今から貴方達に選択肢を与えます。戸部君達と同じ所に逝くか、彼等をこのサバイバルナイフで刺すか好きに決めてちょうだい。」

葉山「な……戸部達を始末したってのか?き……グボォ」ドゴォ

優美子「黙ってくれないかな?糞山」

雪乃「三浦さん貴方、隼人がす……ぎゃあ」ガシッ

八幡「黙ってろ貧乳。海老名さん由比ヶ浜好きな方を選べ。」

結衣「ヒッキー、優美子。辞めてよ。二人ともそんなことができ『あたしやるよ』姫菜!」

姫菜「あたし死にたくない。だから御免ね。隼人君、雪ノ下さん。今まで楽しかったよ……」ポロポロ

葉山「ぎゃああ。痛い痛い痛い!」ザクッ

雪乃「海老名さん、辞めて、ひぃぃぃぃ!」ザクッ

八幡「おいおい小便と大便漏らしてるのかよ。だらしねぇな♪」クスクス

優美子「戸部でも漏らさなかったのに糞山、あんた根性無さすぎ♪」クスクス

葉山「……」ガクッ

陽乃「あんた、もう死んだのダサッ♪やはり肝っ玉の小ささだけ一流だね。」クスクス

八幡「まあいい。由比ヶ浜、雪ノ下に止めを刺せ。」

結衣「あたし出来ない。友達のゆきのんを刺すなんて……」ポロポロ

雪乃「もう……やめて……比企谷君、恨みは……済んだでしょ……」

八幡「よし俺が手伝ってやるよ。」

結衣「あたしの手を握りながら力を入れないで辞めて!ゆきのん刺したくない!」ザクッ

雪乃「ぎゃあああ……」ガクッ

八幡「これでお前等も共犯者だ。おめでとう♪これで一蓮托生だ♪」

陽乃「逃げられると思わない事ね。雪ノ下グループを舐めない事よ」

姫菜&結衣「はい。ご主人様。」コクリ


 総武高校を辞めて5年後、雪ノ下雪乃は刑務所にいる。

雪乃「まさか私がここまで落ちるとは思わなかったわ。」

雪乃「殺人……愛する娘への虐待させた罪として逮捕された……」

雪乃「隼人も悪いのよ。私の事を見ないで娘の方に行くなんて!」イラッ

雪乃「姉さんが言っていたわ『貴方自体が子供なのに子供なんて育てられるわけが無い』って……」ガックリ

雪乃「まさか逮捕したのが警察官になった由比ヶ浜さんなんて痛い現実を突きつけられるなんて運の尽きね……」フッ

雪乃「隼人は冷たい目で見ていたわ。『何で?』ってあなたそれも分からないの?」

看守「№349.面会が来てるぞ。」

雪乃「(私だわ)……はい今行きます。」

沙希「雪ノ下、元夫だった葉山から絶縁状が届いたから……」

雪乃「(弁護士がよりにもよって川崎さんなんて)……」

沙希「あんたさ。あいつが孤独になったのを今度はあんたがそういう目になるってどういう気分?」

雪乃「最悪な気分だわ……」ボソッ

沙希「つまり、あんたが一番の悪人だったんだ。その選択を選んだあんたが……」

雪乃「そのことに関しては謝りたいわ……」

沙希「惨めだね。あいつ今、幸せに暮らしてるよ。しかもベンチャー企業の社長として……」

雪乃「へ?」

沙希「捨てられたあいつと捨てたあんたが完全に逆転したって事。」

雪乃「何故、貴方がそれを知ってるのかしら?」

沙希「だってあたしの旦那に決まってるじゃん。知らない訳ないでしょ。」ニヤリ

雪乃「貴方、彼氏いたんじゃ……」

沙希「あれは嘘。ちなみにあたしあいつの子を来年に産むんだ。しかも二人目の子を♪」

雪乃「……」

沙希「そういえばあんたの家、由比ヶ浜に大分前からマークされてたの知らなかった?」

雪乃「……」

沙希「哀れだね。何も見ていないから家族からも友人からも旦那からも見放されるなんて本当に惨めな女。」

雪乃「……」

沙希「あんたには何も残ってないって事。お金も名声も友人もいないのだから。」

沙希「孤独死にならないよう祈ってるよ。」


葉山・雪乃・結衣達が処刑されてから数か月後・・・

街の喫茶店…

八幡「何だ、川崎…いきなり呼び出したりして?」

沙希「………」

八幡「…用が無いなら、帰るぞ!」スタッ

沙希「…ねぇ比企谷…アンタ知ってる?」

八幡「何だ?」

沙希「由比ヶ浜や三浦、海老名達が行方不明だって…」

八幡「そうなのか?」

沙希「…アンタ知らないの?数ヶ月前から皆家に帰ってなくて、連絡も取れなくなったって…」

八幡「ほう…それで?」

沙希「それでって…アンタ…心配じゃないの?」

八幡「何でだ?アイツらとはもう、高校卒業してから縁を完全に切ったんだぞ!何で今更…」

沙希「それはそうだけど…」

八幡「今更俺が心配するとでも?」

沙希「………」

八幡「話はそれだけか?」

沙希「…それと…今就職活動中だろ?何か私らの代の総武高出身者、軒並み誰も内定貰えて無いみたい…幸い、
私は希望していた会社に内定貰えたけど…あと戸塚と中二も内定貰えたって言ってた…」

八幡「…そうか…」

沙希「…アンタ…何かした?」

八幡「何故ぞう思う?」

沙希「だって、由比ヶ浜達はアンタを見捨てた形になったし、三浦や海老名はアンタの悪い噂を流していたんだろ?
その連中が同時期に居なくなるなんて、いくらなんでもおかしいだろ?噂では、退学になった葉山や雪ノ下、
戸部達も皆行方不明になったって…どう考えても、アンタが…」

八幡「川崎…滅多な事を言うな!…お前まで巻き込んだのは、済まなかったと思ってる…でも、俺もアイツらをやっと
忘れる事が出来ていたのに、今更過去を蒸し返されても…俺も何とか雪ノ下建設に内定を貰ったんだ!あんな連中の事に
関わっている暇なんて無い!」

沙希「…何で雪ノ下建設に?あそこは雪ノ下の実家じゃ…」

八幡「普通ならそう思うよな…だけど雪ノ下さん…雪ノ下の姉さんが、俺を誘ってくれたんだ。ちゃんと入社試験と面接を受けて
内定を貰ったんだ!別にこだわりは無いし、雪ノ下は既に勘当されて居ないモノとして扱ってるし…」

沙希「そうかい…」

八幡「用はそれだけか?」

沙希「…うん…」

八幡「…川崎…お前まで俺に悪意を向けるのか?…いくらアイツらに酷い事をされたとしても、アイツらの行方不明は無関係だ!じゃあな!」スタスタ…

沙希「………」

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陽乃「八幡、どうだった?川崎さんとは?」

八幡「…別に…ただ、由比ヶ浜達の行方不明と俺の代の総武高の連中の就活の件を疑ってました…」

陽乃「…それで…どうするの?」

八幡「…別に…どうもしませんよ…ただ…」

陽乃「ただ?」

八幡「…川崎までも俺の敵になるのなら…その時は…コロス!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年04月27日 (水) 15:48:19   ID: cRa36OTu

あーしさん、レイプだよな?

2 :  SS好きの774さん   2016年04月27日 (水) 16:52:26   ID: cRa36OTu

あーしさん、レイプだよな?

3 :  SS好きの774さん   2016年04月28日 (木) 00:24:59   ID: gc_-HDTd

八幡が可哀想過ぎる…

4 :  SS好きの774さん   2016年04月28日 (木) 10:15:09   ID: V-MPKSEL

八幡に幸せをあげてーー(>人<;)

5 :  SS好きの774さん   2016年04月29日 (金) 12:07:27   ID: 4ai1qLjK

で、三浦は?お仕置きタイムだろ?

6 :  SS好きの774さん   2016年04月29日 (金) 21:32:43   ID: 4ai1qLjK

これで終わり?あの三人は生ぬるくね?

7 :  SS好きの774さん   2016年05月01日 (日) 17:01:26   ID: RA6De9fK

まだ手緩い!

8 :  SS好きの774さん   2016年05月12日 (木) 19:36:00   ID: gkxE3I9y

これはないは 八幡はもっと物事を考えて行動するから由比ヶ浜への告白はありえなくね

9 :  SS好きの774さん   2016年05月13日 (金) 14:18:39   ID: G6OuQhIj

この作中人物が全てキモいSS続いてのかよ?

10 :  SS好きの774さん   2016年05月15日 (日) 13:51:39   ID: K8PCsTlr

ギャグとして読めばええのよ

11 :  SS好きの774さん   2016年10月08日 (土) 16:41:21   ID: ko2c24db

続きかけやぁ!

12 :  SS好きの774さん   2017年03月17日 (金) 07:07:09   ID: WTbBhcXb

八幡糞キモすぎるwwwww

13 :  SS好きの774さん   2021年10月09日 (土) 03:42:23   ID: S:Z89u6D

5LfzKnu50の作品が1番面白い

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