幸子「キュート・タチバナにパッション・タチバナ…?」 (22)

今さらだけど、思いついたから。
もうネタ被りしていそうだけど、気にしない。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460969293

Co橘「はい。そして私がクール・タチバナです」

Cu橘「キャハッ!」

Pa橘「ボンバー!!!!」

幸子「……」

幸子「…えぇ?」

幸子「なんですかこれ!? なんでありすさんが三人もいるんですか!?」

Co橘「ありすではありません。クール・タチバナです」

幸子「だからなんですか、それ!?」

Cu橘「そしてわだすがキュート・タチバナです…」

幸子「『わだす』!?』

Pa橘「私はパッション・タチバナです!!!!!」

幸子「とりあえず一人だけ嫌にうるさいですよ!?」

幸子「あ、わかりました。晶葉さんの作ったロボとかですね!」

Pa橘「現実を直視して下さい!!!!」

Co橘「全員生身の人間です」

Cu橘「まあ、カワイイタチバナのカワイさは最早人類の枠すら超えてしまいましたからね! フフーン!」

幸子「最後のありすさん、ちょっとボクにキャラ被せてきてませんかね!?」

Co橘「ともかく、現に目の前に存在するんですから、これは紛れも無い現実です。はい、論破です」

Pa橘「論破パンチ!! 論破パンチ!!」バシッバシッ

幸子「ちょ、痛っ!? なんですかこのPa属性への風評被害の擬人化みたいなありすさんは!?」

Cu橘「フゴフゴ。ゴックン。今日もパンは美味しいですね!」

幸子「あと、こっちのありすさんはさっきからキャラ振れすぎですよ!?」

幸子「てか、ありすさん…たち? は良いんですか、これ? なんで平然としていられるんですか?」

Cu橘「来るべき時が来た、という感じですわ、幸子ちゃま」

幸子「余計なお世話ですけど、桃華さんはボクの事を普通に『幸子さん』って呼びますからね?」

Co橘「まあ、こういうのもロックかな、と」

幸子「ありすさんってそんなキャラでしたっけ!?」

Co橘「おっと、すいません。つい属性に引っ張られてしまいました」

幸子「なんですか、その設定!?」

Cu橘「すみません…。私が不幸なばっかりに…」

幸子「てか、こっちのありすさんは引っ張られすぎてもう原型ないですよ!?」

Pa橘「パッションキック!! パッションキック!!」ゲシッゲシッ

幸子「だ、だから痛いです! 誰かこっちのありすさんを止めて下さい!!」

幸子「…で。これ、どうやって収集つけるつもりなんですか?」

Co橘「こうなった以上、誰が真のタチバナなのか、決着をつけるしかないですね」

Cu橘「えー…。そういうのいいじゃん…。それより、もう帰って寝よ? タチバナもう疲れたよ…」

Pa橘「なんだか暑くなってきました! とりあえず全裸で走ってきます!!」

幸子「他の二名は乗り気じゃないみたいですけど!?」

Co橘「問題ありませんよ。タチバナとして存在し、こうして出会ってしまった以上、こちらの二人も内心では私と同じ気持ちのはずです」

幸子「そ、そうなんですか…?」

Cu橘「タチバナ・キュート・ありす、頑張ります! ブイッ!」

幸子「属性名はミドルネームかなんかなんですか!?」

Pa橘「まあまあ。とりあえず、お茶でも飲んで、ゆっくりしましょう? あ、ケーキも焼いて来たんですよ」

幸子「Paのありすさんは落差ひどすぎですからね!?」

Co橘「さて、ここはタチバナらしく、論破で勝負を決めましょうか。勿論、異論は無いですよね?」

幸子「ほ、本当に決着をつけるんですか…?」

Cu橘「論破チョップ、です…。えいっ…!」ブンッブンッ

幸子「本当に論破で決着つける気ありますか!?」

Pa橘「論破キック!! 論破キック!!」ゲシッゲシッ

幸子「い、痛っ!? だからなんでボクにキックするんですか!?」

幸子「ちょ、ちょっと、Coの方のありすさん…?」

Co橘「クール・タチバナです」

幸子「か、勝てるんですか、これ? こんなのと同僚なんて、ボク嫌ですからね…?」

Co橘「問題ありません。今までこの事務所で過ごして来たのはこの私です。知名度補正も含めれば、このフィールドではまず負けません」

幸子「なんですか、その追加設定!?」

Co橘「さあ、とりあえず表に出ましょうか、キュート・タチバナさんとパッション・タチバナさん」

幸子「こっちのありすさんも論破で戦う気あるんですか!?」

Pa橘「弁護士の気持ちになるでごぜーます!」

幸子「割と乗り気!?」

Cu橘「だ、ダメですよ! 世界はラブ&ピースです! そんな事より、みんなで歌を歌いましょう!」ブンッブンッ

幸子「それはチョップの素振りをしながら言うことじゃあ無いですからね!?」

Co橘「では、決着をつけてきます、幸子さん」

ガチャッ

幸子「い、行ってらっしゃい…」

幸子「……」

幸子「な、なんだったんでしょう? 世の中には不思議な事もあるんですね…」

ガチャッ

幸子「え? ま、まさか、もう決着が!?」

Co輿水「フふーん、あんたがキュート・コシミズ? まあ、悪くないかな?」

Pa輿水「こんにちは!!! 今日も元気なボクが来ましたよ!!!! フフーン!!!!」

幸子「……」

幸子(ああ…。ありすさんの言っていた事の意味、何故だか一瞬で理解できましたよ…)

Cu輿水「いいでしょう! 誰が真のコシミズなのか決着をつけましょう! まあ、一番カワイイボクが真のコシミズに決まっていますけどね! フフーン!」


終わり。
なんか思いついて、勢いで書いた。反省している。

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