男「ヤンデレを真人間にする」 ヤンデレ「!?」(76)

初投稿なので至らぬところもあると思いますが、よろしくお願いいたします。

男「ん・・・。ここは・・・?」ジャラ···
男(うっわ・・・。なにこれ鎖?)
男(胴体と両足が鎖で椅子に縛りつけられてる・・・。どういうことなの)
   ギイイ···パタン···
男(誰か来た・・・!?)

男(暗くて相手の顔が見えないな・・・。というかここは室内か?何かいい匂いがするけど)
   パチッ
男(あ、電気がついーーーー?!)
男「え・・・?ヤンデレさん・・・?」
ヤンデレ「・・・・・・フフッ♪」

男(暗くて相手の顔が見えないな・・・。というかここは室内か?何かいい匂いがするけど)
   パチッ
男(あ、電気がついーーーー?!)
男「え・・・?ヤンデレさん・・・?」
ヤンデレ「・・・・・・フフッ♪」

連投すいません···

ヤンデレ「フフ・・・。おはよう、男君?」

男「おは・・・よう・・・?」

男(うん、間違いない。何故か猟奇的な笑顔を向けているあの女子はヤンデレさんだ。・・・恐っ)

男(でも何故ここに?・・・もしかして助けにきてくれた?・・・という考えはあの笑顔で吹き飛ばされました。ええ、跡形もなく)

男(ヤンデレさん、美人なんだけどなぁ。さすがに今の状況で見惚れるほど呑気じゃない)

ヤンデレ「なに怯えてた顔をしているの?」

男「えっ!?・・・いや、そんなことないよ?」キリッ

ヤンデレ「・・・嘘、ね。何故嘘をつく必要があるのかしら?ねぇどうして?」

男「」

ヤンデレ「まあ、いいわ。・・・今のところ」ボソッ

男(今のところ!?)

ヤンデレ「それよりも大事なことがあるし」 

男(うん、あるよね。あまり話したことない俺を君が縛っちゃう理由とかさ!)

男「大事なことって・・・?というかこれほどいて」 

男(まあ、ぶっちゃけ俺だけでもなんとかなるけれど)

ヤンデレ「嫌よ。ほどいてしまったら男君・・・逃げてしまうもの」

男「逃げないよ?なんでそういう考え方になるの」 

ヤンデレ「いいえ、逃げるに決まっているわ」

ヤンデレ「これを見れば・・・」スラッ

   っ包丁

男「」

男(お嬢さん、それアカンやつやで) 

ヤンデレ「ほら、逃げたくなったでしょう?あぁ、でも必死に逃げる男君も見てみたいわ」ウットリ

男(なぜうっとりポイントそこなの?)

ヤンデレ「男君・・・」ユラリ···

男「何かな、できればその包丁持ったまま近寄るのはご遠慮願いたいんだけど」スス···スッ

ヤンデレ「もう気付いていると思うけれど、男君をこんなにしたのは私なの」

男「うん、君の言動でなんとなく分かってた」カチ···

ヤンデレ「なぜこんなことをしたのか・・・分かる?」 

男「それが分かったら苦労しないよね」カチ···カチ···

ヤンデレ「そう・・・。あなたに告白するためよ」 

男「ナンダッテー!?」

ヤンデレ「なぜこんなことをしたのか・・・分かる?」 

男「それが分かったら苦労しないよね」カチ···カチ···

ヤンデレ「そう・・・。あなたに告白するためよ」 

男「ナンダッテー!?」

男(なん・・・だと・・・。まさかヤンデレさんが俺の事を・・・?思い当たるのが悲しい位なにもないぞ!?)

男「そもそも・・・。なんで告白で俺を拘束する必要があるの!?」

ヤンデレ「そんなことも分からないの?」 

男(分かったほうが恐いよ) 

ヤンデレ「簡単な話しよ」

ヤンデレ「つまり・・・」

  好きな人に告白 → 他人に見られるのは恥ずかしい。私はシャイガール → そうだ、監禁してしまおう!

ヤンデレ「こういうことよ」 

男「君用に常識投与剤の開発を急ぐ必要は十分に分かった」

ヤンデレ「フフ・・・。それで私と付き合ってくれないかしら?無理に、とは言わないわ」 

ヤンデレ「でも、もし断られたら・・・。ショックで私が何をするか分からないわ」ホウチョウキラーン

男(それは俗に言う脅しと呼ばれるものではないでしょうかヤンデレさん)カチ···カチ···

男「っていうか、なんで俺?そこがまず分からないんだけど・・・。」カチ・・・

ヤンデレ「何故って・・・」

ヤンデレ「あなたは私を孤独から救い出してくれたから」

ヤンデレ「色を失った世界にあなたが色をもたらしてくれたから!」ジョウカンタップリー

男(思ったよりポエマーだなこの娘!そして意味が汲み取りずらい!)

男(よく分からないが、俺がヤンデレさんの為に何かしたってことか?)カチ・・・

ヤンデレ「で、返事はどうなの?男君」

男「・・・ヤンデレさんが俺に好意を抱いてくれているのはわかったよ。そして正直それは嬉しい。」カチ・・・

ヤンデレ「と、とういうことは・・・///」パアア

男「だ、だけど付き合おうとは思えないんだ・・・」カチ・・・カチ・・・

ヤンデレ「ど、どうして・・・!?」

男「こう言うのは生意気かもしれないけど、君からすれば俺は大きな存在なのかもしれない・・・」カチ・・・

男「でも俺のヤンデレさんへのイメージは【クラスメイトの女の子】でしかないんだ」カチ・・・

男「それはお互いがお互いをあまり知らないということだと思う。」カチ・・・

男「中途半端に君と付き合えば君を悲しませることになるかも知れない」

男「それは俺にとっても、ヤンデレさんにとっても、避けた方がいいんじゃないかな・・・?」カチ・・・

男(流れに任せていろいろ言ってしまったけど大丈夫か・・・?不安しかない)

ヤンデレ「・・・あなたの言い分はわかったわ。つまり」

ヤンデレ「あまりよく知らない相手に恋心を抱き告白してしまう女の子は不気味、ということね?」

男(ひいぃ!誤解だけれど半ば本当だから否定しづらいぃ!)

ヤンデレ「ふふ・・・、そう。つまりは私のひとりよがりだったと・・・。」

男「い、いや、そう言ったわけじゃ・・・」

ヤンデレ「ちなみにこれが私の初恋よ」

男(うっわぁ・・・)

ヤンデレ「お母さんは初恋はすてきなものよ、といっていたわ」

男(うっわぁ・・・)

ヤンデレ「・・・悲しいわ。あなたにとって私はどうでもいい存在だったのね」ユラリ

男「いやだからそういう訳じゃ---------うえっ!?」

ヤンデレ「・・・・・・・・フフッ♪」ノシッ

男(ちょっ、何乗ってきて・・・?!あああああああ!胸が当たってるぅぅぅ!?首筋に包丁も当たってるぅぅぅ!)

ヤンデレ「あぁ、湧き上がる気持ちが抑えられない!恋とは違うこの気持ちは・・・殺人願望?」

男「ヤンデレさんそれ絶対持っちゃいけない気持ちだから!お願いだから抑えて!!」

ヤンデレ「ふふ、大丈夫。男君が死体になってしまっても愛し続けるわ」

男(こ・・・こうなったら!!)

     カチ、カチ、カチ、カチ、カチ、カチ、・・・・・・・・・・・

ヤンデレ「?なにかしら、この音?」

  カチ、カチ、カチ、カチ、カチ、カチ、カチ······

男「・・・・・・」

  カチ、カチ、カチ、カチ、カチ··················································································カチリ!

男「・・・・・・!」ジャラッ

ヤンデレ「?!な、なんで鎖がほどけ-----------ひあっ!」ドタッ

ヤンデレ(男君に押し倒された!?あぁ、男君がこんなに近くに・・・!興奮してしまうわ///)

ヤンデレ(いや、それどころじゃない・・・!手首ごと捕まえられて包丁が振れない!)

男「はぁ・・・、焦った。」

ヤンデレ「どうして・・・」

男「ん?あぁ。昔父さんにいろいろ教えてもらってね。取り敢えず鎖の南京錠をハリガネでピッキングしたんだよ」

ヤンデレ(男君のお父さん、息子に一体何を教えているの!?)

男「まさかこんな形で役に立つとは思ってなかったけどね」

ヤンデレ「男君、離して頂戴・・・!」グググ

男「嫌だよ!離したら斬るor刺すでしょ君!?」

ヤンデレ「なら、いいわ・・・」モゴ···

男「!」 

男(まさか、舌を-----------)

男「フッ!」トッ ← ヤンデレの喉を指で突いた音

ヤンデレ「かはっ・・・・・・。」 

男「・・・」カポッ 

ヤンデレ(口の中に男君の指が・・・!?)

ヤンデレ「お、おひょこひゅん!?///」

男「・・・今、ヤンデレさん舌噛みきろうとしてたよね?」スッ

ヤンデレ「ハァ・・・ハァ・・・。ええ、そうよ。あなたに嫌われたなら私は生きている意味が無いもの」

男「・・・それは逃げているだけだよ。俺を殺したって、君が自殺を選んだって、逃げているだけだ」

ヤンデレ「そんなこと、百も承知よ」

ヤンデレ「あなたに嫌われるなら私は・・・」

男「まだ俺ヤンデレさんのこと嫌いになってないけど?」

ヤンデレ「・・・は?」

男「いや、俺言ったよね?ヤンデレさんの好意を断ったのは、お互いがお互いのことを知らないからだって」

ヤンデレ「・・・詭弁よ」 

ヤンデレ「どうせ今は調子の良いことを言って、後から気味が悪いとか罵るつもりでしょう」

男(なんでそんな解釈をしちゃうかなぁ)アキレガオ

男「嘘じゃない。さっきも言ったけどヤンデレさんの告白は嬉しかった」

男「でも、付き合うにはヤンデレさん、ちょっと時間が足りてないと思うよ?」

男(あとちょっと常識も・・・)

ヤンデレ「じゃあ、どうすれば良いの・・・?」

男「普通に仲よくしてみるとか、友達になってみるとか、かな?」

ヤンデレ「・・・」

男「ヤンデレさん?」

ヤンデレ「わからないわ」

男「は?」

ヤンデレ「仲よくするには、どうすれば良いの?友達ってどう接すればいいの・・・?」

男「」

男(ヤンデレさん、さてはぼっちか!気にしてなかったけどそういえばヤンデレさんが他人と話してるの見たことないよ!)

男(これは・・・。人呼んで恋のキューピッドで知られる俺が一肌脱ぐか・・・!)

男「・・・ヤンデレさん」

ヤンデレ「何かしら?」

男「あなたを真人間にします」キリッ

ヤンデレ「!?」

   翌日

男(・・・とは言ったけど、一体どうすれば常識のある人になってくれるんだろう)

男(ヤンデレさんは美人だからあの言動さえなければ人気者だったろうに)

男(まぁ、今日は休日だしゆっくり考えればいいか)

男(というか今日は友が遊びに来るんだったな。掃除しとこうか)

午後1時

    ピンポーン

男「ん?」

(男の)母「男ー、出てちょうだいー」

男「はいはい、っと」テクテク

男(友かな?)

男「はーい、どちら様ですか・・・」ガチャ

ヤンデレ「私よ」

男「」パタン

ヤンデレ「開けて頂戴・・・!」グググ···

男「ちょ、無理矢理開けないで!?ていうかなんで俺の住所知ってんの!?」グググ···

ヤンデレ「1ヶ月前位に男君の下校を尾行した時に・・・」グググ···

男「マジで何やってんの!?」グググ···

ヤンデレ「男君は私を友達にしてくれると言ったわ。だから入れて頂戴?」グググ···

男「それとこれとは話が別!!そもそも、今日は別の友達が来るんだよ」グググ···

ヤンデレ「あら、私以外に友人が居るなんて・・・。男君は意外と週刊誌にスクープされるタイプだったのね」

男「友達ってそういうものじゃないよ!?」

友「ふんふふんふふん~♪」ハナウタナウ

友(ゲーム友達とはいいもんだねぇ。ついでに宿題も見てもらうか)ガサゴソ

ーーー男の家の前

ヤンデレ「私以外に友人なんて・・・。許し難いわ」グググ···

男「ドアの隙間から・・・!ホラーか!」グググ···


友「」

友「あ、あの~・・・」オソルオソル

男「ん?この声・・・、友!?」

友「お、おう」

ヤンデレ「あら、噂をすれば・・・」

友「あり?えーと・・・確か、そう、ヤンデレさんだ。何やってんの。」

男「ちょうどいい、友、ヤンデレさんをドアから引き離して!」

友「いや、お前こそ中に入れてやればいいじゃねぇか。ホレ」ガチャ

男「あ、馬鹿!」

ヤンデレ「ふふ、お招きありがとう。男君?」
男「いや、俺が入れた訳じゃないから。友が原因だから」
友(原因って・・・)
友「男。お前ヤンデレさんと仲よっかたんだな。なんつーか意外だわ」

男「別に仲いい訳じゃ・・・」       ヤンデレ「男君?」

男「そ、そこそこ・・・?」

友(明らかに力関係がおかしい件)

男「というかほら、友も来たことだしヤンデレさんは帰ったほうが・・・」 

ヤンデレ「友君。私もご一緒していいかしら?」

友「ん?ああ、いいんじゃない?」

男(ちくしょう、先手を打たれた)

母「どうしたの男~?玄関で騒いだりして・・・・・・あら」

友「あ、」

ヤンデレ「?」

男「」

母「・・・・・・・・・・・・・・・修羅場?」

男「違うよ!!」

↑すいません。改行の問題で一部行間が空いていませんが、ご了承下さい。

----五分後・in男の部屋

友「・・・で、ヤンデレさんがお前の家に来た、と」

男「うん」

男(俺とヤンデレさんの馴れ初め?を友に話しておいた。親友だしね)

男(さすがに包丁と鎖とかは秘密にしておいたけど)

ヤンデレ(ここが男君の部屋・・・。無臭ね。だけれど、興奮するわ///)

友「まぁいいんじゃねーの?美人な女の子に好かれるなんて幸せじゃん。くっそ、うらやましい」

男「いや、ほら、性格が、さ」

友「黙らっしゃい!!」

男「えぇ!?」

友「この贅沢者がぁ!お前、そもそもヤンデレさんの性格を直すってことで友達になったんだろ?なら、最後まで頑張れよ。なに相談位のってやるさ」

男「と・・・友」ジーン

ヤンデレ(それにしても男君の部屋、割とオシャレね。写真撮っておきましょう)パシャ

友「とりあえず、ゲームしようぜ。そのために来たんだし」

男「あ、あぁ。そうだね。ヤンデレさんもやる?」

ヤンデレ「ええ、邪魔にならないようなら是非」

男「決まりね。友ー、何持ってきた?」

友「ああ、これだよこれ」ガサゴソ、ヒョイッ

男「んーと、なになに・・・?」

     <クール・love~クーデレ彼女とドキドキ生活~>

男「何持ってきてんだお前ぇぇ!!!」ビターン!!

友「あぁ!?俺のゲームがメンコに!?」

↑その手があったか!

友「ったく、なにすんだよー」

男「え、なにお前。俺の家で本当にこれやるつもりだったの?」ドンビキ

友「<恋ゲー好きの友さん>とは俺のことだぜ?」ウインクバチーン

男「その二つ名初めて知ったんだけど!?」

ヤンデレ(男君はなにデレが好きなのかしら。あ、あの隙間小型カメラを隠しておくのに最適ね。持ってきていないんが悔やまれるわ

ヤンデレ「↑の私の心の声に ) をつけ忘れていたのも悔やまれるわ。ごめんなさい」ペコ

友「あー・・・間違えた、間違えた。これだよこれ」

男(さっきみたいのだったらどうしてくれよう)

男「どれどれ・・・」

      <病み彼女♪~狂気的なあの娘から逃げ切れ!!~>

男「」

友「それがまた面白いんだよ~!ちょっと恐いけど一途な彼女との恋愛が楽しめるし・・・」ウンタラ

男(完っ全にヤンデレさんの風刺ゲームだわこれ・・・)

ヤンデレ「男君、そのゲームソフト少し見せてくれないかしら」

男「あっ・・・!」パッ

友「・・・やっぱ非モテ系男子にはこんな風に求められたいもんだよ。そもそもだな・・・」ペラペラ

ヤンデレ「なぜかしら・・・、このパッケージの女の子、すごく親近感が湧くわ」シンミリ

男「そうだよね。いつか(というか昨日)見た誰かさんと同じ表情してるしね」

ヤンデレ「男君・・・」

ヤンデレ「いくらあなたが中性的な顔立ちでも、さすがにこの娘とは似てないと思うわ」

男「ヤンデレさんのことだよ!?」

友「・・・というわけで、やはりリア充は爆発するできだと思います!」キリッ

男「友、ちょっと黙れ」

友「」

友「黙るわけにはいかないよ」ンラ

男(うんこしてぇな・・・)

ヤンデレ「パッケージの子が急に腹たって田坂!」

男「あっ!あっ!あっ!あっ!」パッパッパッ
ヤンデレ「なぜかしらね・・・イラつくのよ」ミリパッパッ

男「それよりもここでウンコをしていいかな?」

ヤンデレ「男君・・・?」

ヤンデレ「あなたそれは許されない事よ?」

男「ヤンデレさんに言われたくないナリよ!?」

友「!」キパッキパッ

男「友よ、スイッチで散れ」パッ

友「」

た····たった今起こったことを話すぜ···!

俺以外の誰かがこのssの続き↑を投稿していた···!

何を言っているのかわからないと思うが、自分でもよくわからねぇ···

これがDIOのスタンド能力だというのか!?

もし、そうじゃないとするならこういうことは是非とも止めて欲しいものだぜ···

これからは、よろしくな!シルバーチャリオッツ!!

                        by,ジャン・ピエール・サクシャレフ

今気づいたのですが、読み返していると途中から1回ごとにIDがかわっています。

なにぶん、初めてなのでこの原因が私にはわかりません。

どなたか親切な人、教えてもらえないでしょうか。申し訳ありません。

あと、 59 以外は私(作者)が投稿した物です。

ヤンデレ「男君、このゲームやってみたいのだけれど・・・」ウズウズ

男「えぇっ!?」

友「おっ、じゃあプレイするか!」ポチッ、ウィーン

男「言っとくけど、そのゲーム機おまえのじゃないからな」

友「うん、わかっててやってるから」カチッ、ウィーン···

   テテッテッテテテテーン♪

男「なんでこのゲームの始まりのBGM、勝利時のファンファーレみたいになってんの」

友「そりゃあ・・・あれだよ・・・。ホラ、その・・・」

男「わからないんだな」

男「あと、なんでこのゲームハードモードとエクストリームモードしかないんだよ」

友「・・・」フイッ

男「目を逸らすんじゃねぇ」

ヤンデレ「・・・」ワクワク

 65 さんありがとうございます!助かりました!

  ピコピコ···デーン、ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!

男「効果音恐っ!」

友「それがこのゲームの魅力の一つだからな」

男「このゲーム捨てないおまえに感服するよ・・・。あーあ、また捕まった」

友「このバーチャル彼女、後半メチャクチャ速くなるからな・・・。実は俺もクリアしたことねぇんだよ」

男「尚更なぜ持ってきた?」

ヤンデレ「・・・」

ヤンデレ「次は私がやるわ」

男「あ、うんハイ」

男(最初、ヤンデレさんですらゲームオーバーだったけど・・・)

友「あれ?俺の番は?」

  アナタガスキー、クルオシイホドニスキヨ-

友「好き好き言いながら追いかけて来るからなぁ、まったく困ったカワイコちゃんだ」

男「ヒッ···」ゾワァ

友「冗談のつもりなんだが・・・。傷つくわー」

男「す・・・スマン。それよりなんで逃げないの?ヤンデレさん?」

ヤンデレ「・・・」

友「おいおい、捕まっちまうぞ・・・!?」

  ヤット···イッショニ···

男「ああ、捕まっ・・・・・・・ん?」

  チャラーン、チャチャチャチャーン

友「なっ・・・クリア・・・だと!?」

男「いったい、なにしたんだよ?ヤンデレさん!」

ヤンデレ「・・・・・・・フフッ」

ヤンデレ「簡単な話よ」

男(うわすっごい既視感)

ヤンデレ「このゲームの彼女はタイトル通り、主人公のことを自身が病んでしまうぐらい好意的に思ってるわ」

ヤンデレ「しかし、主人公を操るプレイヤーはタイトルやゲーム画面の絵的に逃げることを選択してしまう・・・」

ヤンデレ「好きな相手に逃げられた彼女はどう思うでしょうね?」

ヤンデレ「私なら・・・・・・死体にしてでもそばに置いておくことを考えるわ」チラッ

男(俺の方を見ないでヤンデレさん!)

ヤンデレ「だけどもし、主人公が逃げなかったら?」

ヤンデレ「彼女も殺しはしないでしょう」

ヤンデレ「つまり、このゲームのクリア条件は恐らく{ヒロイン出現から一歩も動かず、到着を待ち続ける}ことよ」

男「ごめん、ヤンデレさんの言ってることが八割わからない」

友「はぁ?こんなこともわからないのかよおまえ。社会においていかれるぞ?」

男「!?」

友「いや~ありがとうヤンデレさん!」

ヤンデレ「フフ・・・簡単よ、このくらい」ドヤァ

男「そういえば、これ一応恋愛シュミレーションゲームだよな?今のところそういうのは無かったけど・・・」

友「ん?ああ、それはクリア特典だから」

男「低迷してない?」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom