先生「こら、居眠りするな!」チョークヒュッ 俺&触手「!」(50)

触手「・・・!」ヒュガッ

チョーク「」コロンッ

先生「・・・え?」

俺(あっ、しまった!)

俺「おい触手!授業中は大人しくしてろって
  言っただろ!」ヒソヒソ

触手「シュン…」シュルシュル

友「え、今お前の背中に引っ込んだ、変な奴は
  なんだったんだ?」

俺「は?何のことだ?」

友「えw今あきらk」バキイッ

俺「あw」

友「いいいいってええええええ!!
  今見たぞ!背中から何かが俺を襲っただろ!」

俺「いや、気のせい気のせい」

先生&クラスメート(いやいやいやいや違うだろ)

先生「おほんっ、えー授業再開するぞー」

先生(そこに触れたらヤバい気がする・・・)

俺(ふう、何とか誤魔化せたな)

友(俺の奴、何で安堵顔なんだよ・・・
 こっちは顔面内出血で、大丈夫じゃねーだろ)

バスがでる時間なので、そろそろ家出ます
ではまた

投稿再開します

しばらくして
キーンコーンカーンコーン

友「おー飯だー」

俺(あっまた触手がっ)ヒュンッガシャッ

友「ああああ俺の弁当がああああ
  また何かがおれの弁当を叩き落としたああ!」

俺「www一人で何やってんだよw
  ドジだなwwww」

俺(触手にとっては愛情表現のつもりだろうが・・・)

俺(友には気の毒だな・・・すまん)

俺(やはり触手は学校に持ち込むべきでは
  なかったか・・・)

俺(今日は早めに帰ろう
  言及されると面倒だしな)

俺「ほら、弁当やるよ」

友「おっマジか!センキューな!」

   ヒュガンッベシャ  ウワアアアアア!マタダアアアア

キーンコーンカーンコーン

ー放課後ー

友「おー、一緒に帰ろーぜー」

俺(あんなことがあったのに気味悪がらずに
  話しかけてくるとか凄いな・・・)

俺「軽く引くわー」

友「え、なにいきなり」

俺「悪いけど、今日は一人で帰るわー」

俺「急用があってな」

友「そっか、んじゃまた明日」

俺「おう」

―自宅―

俺「ふう・・・」

俺「今日は危うかったでござる・・・」

俺「まずは背中にへばり付いている
  触手を剥がしてっと」ベリベリー

触手「・・・」ウネウネ

俺「・・・」

俺「空の水槽にべしゃー」ボチョリンヌ

俺「蓋をしてっと」カポ

俺「これでOKだな」

触手「・・・」ウネウネウネ

俺「水槽にギッチギチだ」

俺「ふむ」

俺「・・・なんかエロい」

触手「!」ウネッ

俺「・・・」

触手「・・・」ウネ・・・

続けたまえ

触手「・・・」シュバッ

俺「ぐえっ」バキィッ

触手「・・・」バシンバシン

俺「こいつ水槽突き破っt痛い痛い!」

触手「・・・」バシシシシシ

俺「いたたたた連打止めて」

触手「・・・」ウネ・・・

俺「あー痛・・・」

俺「友の痛さが実感できたわ」サスサス

俺「やっぱり触手はエロやる方だから」

俺「エロいって言われると傷つくのかな」

触手「・・・」バシン

俺「おぼっ」

俺「水槽壊れちゃったし」

俺「とりあえず金魚鉢に入れ替えよ」

俺「再び触手べしゃー」ドポヌッ

触手「・・・」ウネウネ

俺「おお、再びギッチギッチ」

俺「やっぱり・・・いや、殴られるから
  止めとこ」

俺「そろそろ餌でもやるか」

俺「今日はカンパチの刺身でもやろうかな」

触手「・・・」ウネウネ

俺「600円もしたんだ」

俺「味わって食えよ」ヒョイ

触手「!」シュバッ

触手「・・・ッ」モゴモゴウネウネ

俺「何度見ても凄いな」

俺「獲物を体で包み込んで、消化するのか」

俺「イソギンチャクみt 痛っ」ベチン

触手「・・・」うねねね

俺「くそっすぐに蓋をするべきだったかっ・・・」カポン

俺「それにしても」

俺「イソギンチャクと一緒にされて怒るとか、
  イソギンチャク好きの俺にとっちゃショック!」

俺「ま、それだから触手全般大好きなんだけど」

触手(ショクジニマンゾク) テカテカ

俺「聞いてないのかー」

俺「・・・てかお前イソギンチャク知ってんの?」

触手「・・・」ウネウネ

俺「ま、どうでもいいや」

―翌朝―

 チュンチュン

俺「ふあー」

俺「朝だなー」

俺「日光に浄化されたいなっと」 ムクリ

俺「そろそろ小学校の登校時間だな」

俺「JS拝むぞーーー!!」ダダ-

―窓際(二階)―

俺「JS!JS!」

俺(外に出て観察しても良いが、たまに早めに登校する
  同級生に出くわしたり、不審者扱いされることも
  あるからな・・・)

俺(PTAの目は今日も厳しい)

俺(ま、これも宿命・・・甘んじて受け入れよう)

―至福のひと時終了―

俺「ふう・・・」

俺(言っておくが、この「ふう・・・」は、
  達成感からきたものであり、賢者に
  なったわけではない)

俺「登校まで時間があるな」

俺「触手の散歩でもするか」

触手「!」ウネッ

俺「おはよう」カパッ

俺(一応人に会うかもしれないから、
  触手は籠に入れて散歩しよう)

俺(それが触手にとって、散歩って言えるのかは
  知らんけど)

>>11 ありがとう

俺「ふーんふふーん」テクテク

触手in籠「・・・」ウネウネ

俺「お」

彡(゚)(゚)「お」

俺「おはようございます」

彡(゚)(゚)「おはよーさん」

彡(゚)(゚)「ワイがやった、触手の散歩かいな」

俺「あ、はい」

彡(゚)(゚)「んで、調子はどんな感じや?」

俺「まあ、懐いてくれてるみたいです」

彡(゚)(゚)「いやー、ちょうど野球観戦の帰りに
    林で見かけて、捕っといて正解やったな」

彡(゚)(゚)「昔からの隣人のよしみやし、
    俺君に渡そう思てたんや」

俺「ありがとうございます」

俺「でも、ほんとにこれ、何なんでしょうね」

彡(-)(-)「よう分からんけど・・・」

彡(^)(^)「まっ大丈夫やろ!」

触手「・・・」ウネウネ



俺「そろそろ学校に行くか」

触手「ッ」ビタッ

俺「おいおい張り付くなって
  もう連れていけないぞ」

触手「・・・!」ビター

俺「今日もカンパチやるから」

触手「!」パッ

俺「現金なやつめ」


 なんやかんやで学校も終わり帰宅

俺「あー疲れた」

俺「昨日のこと誤魔化すの大変だったな」

俺「友は鼻の骨折れてたし・・・」

俺「それはともかく」

俺「親が不在とはいえ、触手、ちゃんと留守番しているかな」

俺「ただいまー」ガチャ

触手「!」

触手B「!」

触手C「!」

俺「えっ」

俺「うわああああ!!」

俺「増えてるぅぅぅぅぅ!!」

俺「何があった!?何があった!?」

触手「落ち着いて」ウネウネ

俺「しかもシャッベッタアアアアアア!!」

触手B「我が子を」ウネ・・・

触手C「返していただけないでしょうか」ウネネ

俺「もう二匹もシャベッタアアアアアア!!」

俺「しかも我が子って言ったあああああ!!」

俺「衝撃の事実!!」

触手「落ち着けって」ウネウネ

俺「ハァ・・・ハァ・・・」

俺「とりあえず風呂入ってきて良い?」

触手「どうぞ」

 カポーン・・・


俺「なるほど」

俺「触手を返せと」

触手B&C「はい」

触手B&C「私達はなぜ自分たちが生まれてきたのか
       わかりません」

触手B&C「他にも仲間はいるのですが、
       人間並みの知能を有しているのは
       私達だけでした」

触手B&C「他の仲間は普通の、あなた達で言う
       ヒルのような、クラゲのような、ただの動物
       だったんです」

俺「突然変異かぁ」

俺(人間様もおちおちしてられんなこりゃ)

俺「で、そんなあなた達の子が」

俺「うっかり人間に捕まったと」

触手B&C「はい・・・」

触手B&C「目を離したすきにアイツ彡(゚)(゚)に・・・」

俺「マジかー」

触手B「お願いします!」ウネッ

俺「うわ」

触手C「我が子を返してください!」ウネネッ

俺「う、うん」

俺「親がちゃんといるのなら、
  俺も返すよ」

触手「・・・」ウネウネ

触手B「・・・そういうことだ、
    ちゃんとさよならをして、もう帰ろう」ウネ

触手C「さぁ、行きましょう、触手」ウネ

触手「・・・」

触手「・・・やだ」 ウネ・・・

俺「!?」

触手B「な、なぜだ?」ウネネ

触手C「ここは人間の世界」

触手C「恐ろしい世界なのよ?」ウネッ

触手「・・・」

触手「でも」

触手「恐れるだけじゃだめだと思う」ウネ・・・

触手「ようやく人間の言語も理解して、俺と一緒に
   いることで、人間の世界が分かってきたんだよ?」ウネウネ

俺「・・・」

触手「だから、もう少しだけ」

触手「俺と一緒に、居たいかな・・・」ウネ・・・

俺(知らぬ間にめっちゃ懐かれてた)

触手B「・・・分かった」 ウネ・・・

触手B「そこまで人間と一緒に居たいのなら、
     もうしばらく居させてもらいなさい」 ウネウネ

触手C「いつでも帰っておいでね」 ウネン

触手B「俺さん、もうしばらく我が子を預かって
     もらっても良いですか?」         ウネウネ

俺「あっはい大丈夫です」

触手「!」パアアア

触手B&C「ありがとうございます」
       
触手B&C「・・・では、またいつか」 ガチャ 

触手「ばいばい」

     バタン

あとちょっとだけど、明日にします
おやすみなさい

おやすみ
春先はまだ夜冷えるからあったかくして寝ろよ

>>39 ありがとう

 投稿再開します

俺「ふー」

俺「衝撃的すぎてなんも言えん」

俺「でも・・・」

俺「良かったのか?本当に帰らなくて」

触手「うん・・・」 ウネ・・・

触手「もう少し、一緒に居たい」 ウネウネ

俺「そっか」

触手「まぁ」

触手「不安があるとすれば」

触手「やたらエロいエロい言ってくることかな
    あとロリコンってこと」           ウネウネ

俺「たはっ☆」

俺「俺はいつでも変態でいるから、俺が
  変わるなんて、そんな心配ノープロブレム!」

触手「いやそんな心配してねーし」

俺「ま、くれぐれも俺の高貴な趣味の邪魔をしないでくれよ?」

俺「どうしてもっていうなら、夜のお供に加えt あべしっ」ドゴン

触手「・・・」バシシシシシシ

俺「いたたたたた連打止めろってしかも無言」

―一方その頃、彡(゚)(゚)の家では―

彡()()「」 ピクピク…

彡()()「な・・・なんや・・・」

彡()()「いきなり家に触手が入ってきて
    襲われたンゴ・・・」

彡()()「」 ガクリ

―そして翌朝―

俺「ふあー」

俺「日光に浄化されたいなっと」 ムクリ

触手「煩悩丸だしな時点で
    そんなこと思ってないだろ」ウネウネ

俺「お、触手おはよう」

触手「おはよう・・・俺」 ウネウネ

俺「む!」

触手「?」

俺「もう時間が無い!」 ダダ―

―二階の窓際―

俺「JS!JS!」

触手「ああ、それね」 ウネウネ

触手(俺親はどう思っているのか・・・)

俺「あ~至福」

俺「!!」

俺「待てよ・・・ここに喋れる触手がいる・・・」

触手「・・・」ウネウネ

俺「そして、俺がいて」

俺「JSがいる・・・」

俺「つまり」

俺「触手プレイができる!!
  さあやろう!」

触手「やっぱ帰ろ」



   彡(^)(^)「終わりやで!!」


お付き合いいただき、ありがとうございました

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