おとこ「はい、ボクは幼馴染みさんの下僕です」(120)




 学校の教室



幼馴染み「コイツ、オレの家の近くに住んでんだけどさー」

幼馴染み「生意気だからボコボコにしてやったら、すっかり下僕だぜ?」


男「おー、幼馴染みさんスゲェ!!」

女「私も言うこと聞いてくれる人欲しいなぁ」



幼馴染み「へっ。けどコイツはオレの下僕だから、勝手に使うんじゃねぇぞ?」

男「分かってますって!!」


女「それじゃあ私たち、塾が有るので先に帰ります。さよなら幼馴染みさん」ペコリ

幼馴染み「おう、またな」



おとこ「……」カキカキ

幼馴染み「なぁ、まだ書き終わんねーの?」チラッ


おとこ「だったら、花の水やりぐらいやっ……やってくださいよ」

おとこ「日直の仕事を代わってあげてるんだし、日誌を書くのもめんどうだし」カキカキ



幼馴染み「はぁ!? オレがやる訳ねぇだろ」

おとこ「だと思ったよ……」


おとこ「日誌、職員室に届けて来るから」タタッ

幼馴染み「はやくしろよー」




 数十分後 



おとこ(『アイツの幼馴染みなんだったら、素行を注意しろ!!』……だって)

おとこ(先生なんだから、自分で注意すればいいのに)


おとこ(長い時間引き留められたから、もう夕方近いよ)

おとこ(もう、先に帰っちゃったかな?)



おとこ「まだ居るー?」ガラッ

おとこ「あれっ、誰もいない……やっぱり帰っちゃった?」キョロキョロ


幼馴染み「どこ探してんだよ。こっちだこっち」

おとこ「んー。夕日が逆光になっちゃってるから、よく見えないよ。どこー?」キョロキョロキョロキョロ



幼馴染み「こっち……」クスッ

おとこ「あ、見付けた。何でカーテンにくるまってるの……るんですか?」


おとこ(ボクの幼馴染みは、窓際のカーテンに顔だけを出してくるまっていた)

おとこ(ミノムシみたい……)



幼馴染み「何でって、今日が何の日か忘れたのか?」

おとこ「忘れる訳ないよっ!!」


おとこ「でも、『切れる』のは夜の9時だけどね」

幼馴染み「はんっ。やっぱ覚えてっか……」



幼馴染み「だからほらっ。ちっとばかし早いが」スルッ

おとこ「おおっ!!?」


おとこ(幼馴染みがカーテンにくるまったまま、赤いブラを外してそれを近くの机に乗せた)

おとこ(見たら制服のシャツも畳んで置いて有るし、今ブラ外したし……)



おとこ「もしかして……」ゴクリ

幼馴染み「ああ、上半身は裸だぜ?」


おとこ「おっぱい見せてくれるんだよねっ!!」

幼馴染み「ふふっ。犬かよ? そんなにガッツクなって」クスッ

他に書いたの
P「ふわとろおまんこ」
P「ふわとろおまんこ」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1452908253/)



幼馴染み「まぁ、そう言う契約だったしな」

おとこ「うぅっ……感動して泣きそうだよ。ついに見れるんだね?」


幼馴染み「はぁ、アホか」

おとこ(アホかって。一緒にぷよぷよしてても、隣のリアルぷよぷよが揺れてるから、ゲームに集中出来ないんだよこっちは!!)グッ



おとこ「じゃあ、見せてっ!!」

幼馴染み「はいはい。そんじゃ……幼馴染みさんのおっぱいを、ありがたーく拝見しやがれ」バサッ


幼馴染み「ほらよっ」ブルンッ

おとこ「わぁっ!!」



おとこ「あぁ……」

幼馴染み「ん?」


おとこ「……」

幼馴染み「なんだよ?」



おとこ「なに、ソレ?」スッ

幼馴染み「おっぱいだろ?」


おとこ「違うよっ!! おっぱいになに貼ってるのっ!!」

幼馴染み「ニプレス」



おとこ「ズルいよそんなのっ!! 剥がしてっ!!」バッ

幼馴染み「わっ、バカ!! こっち来んじゃねぇ!!」グイィィッ


おとこ「ずーるーいー!!」

幼馴染み「ズルくない!! おっぱい見せるって契約だったろうが!!」



幼馴染み「トップまで見せるとは誰も言ってねぇ!!」

おとこ「ぐぎぎっ、ヘリクツだよっ!!!」


幼馴染み「まぁまぁ、これでも満足すんだろ?」プルンッ

おとこ「はぁぁっ……もういい」



幼馴染み「これくらいで怒んなって」

おとこ「怒るよっ!!」プイッ


幼馴染み「……」

おとこ「……」



幼馴染み「んじゃあ、契約の更新と行こうか」ニヤリ

おとこ「は? する訳ないじゃん」


幼馴染み「今度は……好きな場所へ触らせてやるよ。ただし、服の上からな?」

おとこ「ホントっ!?」ズイッ



幼馴染み「ああ……」

幼馴染み「いいぜ?」クスッ


幼馴染み「この幼馴染みさんの体の、好きな場所に……」プルンッ

おとこ「ぐぬぬっ」



おとこ「わかった。また契約するよ。どこを触ってもよいんだよね?」

幼馴染み「どうぞ……」


おとこ「どこで触っても、よいんだよね?」

幼馴染み「どうぞ……」ニコリ




 夜 おとこの家 地下のおとこの部屋



おとこ(と……言う事が今日あったから、寝る前に色々と最初から確認して置こう)

おとこ「……」


おとこ(ボクは、隣の家に住む幼馴染みと『ある約束』をした)

おとこ(それはボクが三ヶ月間、幼馴染みの舎弟になる代わりに、おっぱいを見せると言う約束)



おとこ(だいたい、何故そうなったか……それは、幼馴染みの『高校デビュー』だ)

おとこ(中学までの幼馴染みは物静かで、どちらかと言えば内向的な性格で、友達も少なかったけど)


おとこ(地元から離れた高校へ推薦入学が決まったところ、急に自分を変えたいと言い出したんだ)

おとこ(次の日にはボクの部屋に吊るされたサンドバッグを蹴り始め、高校デビューの準備に取り組んでいた)

名前の表記をひらがなにしたら、読みにくかったね。ゴメンね

最初に出てきた男とおとこは別人?

>>17
別人

男と女はただのクラスメイト。もう出て来ないよ。
と言うか、モブはもう殆ど出て来ない



おとこ(それが一段落すると、今度は言葉づかいが変わった)

おとこ(乱暴なヤンキーになってしまったのだ……)


おとこ(すると見た目も変わった)

おとこ(長い髪は赤……って言うか朱色っぽく染めて。何のヤンキーアニメに影響されたのか、赤いカラコンを付け出した)



おとこ(タイツ? ストッキング? も赤だし、ブラも赤だったし、この分だとパンツも赤かな?)

おとこ(いや、赤が好きなんだとしてもさ? 目立つよね?)


おとこ(とにかく、内面から外面まで、すっかりと不良になった)

おとこ(先生にも怖がられてるし、クラスメイトも……何て言うか、これはこれで友達が出来ないんじゃないの?)



おとこ「……」

おとこ(まぁ、本人がやりたくてやってるなら良いかな?)


おとこ(それよりもボクは……)

おとこ「ふふっ」ニヤリ



おとこ(三ヶ月後が楽しみだよ)

おとこ(幼馴染みは、どこで触ってもの『どこで』を、部屋とか教室とかの場所だと勘違いしてる……だからあんな余裕綽々だったんだ)


おとこ(けど、こっちの『どこで』は、触れる箇所。そう……ボクは手で幼馴染みに触るんじゃない。チンコで触る!!!)カッ

おとこ「よしっ!! 今日から禁欲するぞー!! おやすみーっ!!」




 翌日 昼 教室



 キーンコーン カーンコーン


幼馴染み「よっしゃメシだな。おい、パン買って来いよ」チャリーン

おとこ「……」


おとこ「いいけどさ」

おとこ「毎日パンばっかりだと、体に悪い……と思いますよ?」



おとこ「あ、料理できないんだっけ?」

幼馴染み「はぁっ!? ちょっと来い!!」グイッ


幼馴染み「中学の頃は、お菓子とか作って喰わせてやったろうがっ。オレの手作りだぞあれ?」ヒソヒソ

おとこ「んー。でも、作ってる所を見た訳じゃないし……」ヒソヒソ



幼馴染み「テメェ……」イラッ

おとこ「最近は料理できない女の子も増えてるって言うし、ボクも気にしないよ」ニコリ


おとこ「じゃあ、パン買って来るねっ!!」タタッ

幼馴染み「ちょっ、待ておい!!」



幼馴染み「……」

幼馴染み「チッ」


幼馴染み(皆こっち見てるじゃねーか)

幼馴染み「オラッ、見せ物じゃねぇ!! こっち見んな!!」ガタンッ




 午後 歴史のテスト



おとこ「……」カキカキ

おとこ(鉛筆転がしたら、すぐに終わっちゃった)


おとこ「……」

おとこ(暇だ……)



おとこ(前の席の幼馴染みも、机に突っ伏してるし。寝てるのかな?)

おとこ(うーん……)


おとこ(そうだっ。幼馴染みの背中に文字を書いて遊ぼう!!)

おとこ(ボクが窓側の一番後ろで、幼馴染みがその前だから、誰に見られる事も無いしね)



おとこ(まずは、長い髪の毛を横にどけて、と)ファサッ

幼馴染み「……」


おとこ(右手の人差し指で、その指先で幼馴染みの背中へなぞるように文字を書く。一文字、一文字、丁寧に)

おとこ(書く言葉は……ひらがな)



おとこ(だ、い)

幼馴染み「……」


おとこ(す、き)

幼馴染み「……」ピクッ



おとこ(ん、何か違う……)

おとこ(次は、カタカナだ)


おとこ(ダ、イ、ス、キ)スゥーッ

幼馴染み「……」ピクピクッ



おとこ(ん? やっぱり漢字かな? 今度は途中で止めずに最後まで書こう)

おとこ(大、好、き)スゥーッ


おとこ(お、こ、の、み、焼、き、が)

幼馴染み「はぁぁぁぁぁっ!!?」ガタッ



おとこ「うわっ、ど、どうしたの?」ビクッ

幼馴染み「テメェ……」ギロッ


幼馴染み「ツラ貸せオラ!! 屋上に来いっ!!」グイッ

おとこ「わわっ!?」ヨロッ



おとこ「先生、ボク達テスト終わってるんで、後で回収してください」

おとこ「あ、皆ゴメンね? 静かにテスト続けてね?」


幼馴染み「早くしろっ!!」グイッ

おとこ「は、はいーっ」タタッ




 屋上



おとこ「今日はあったかいねっ」

幼馴染み「……」チラッ


幼馴染み「あのよ? もうあんな事ヤメろ」

おとこ(ヤメろって、あのイタズラだよね?)



おとこ「うん。ゴメン……」ペコリ

幼馴染み「チッ」


おとこ「……」

おとこ「あ、そう言えば」



幼馴染み「……」

幼馴染み「んだよ?」


おとこ「もの凄い今さらなんだけどさ?」

幼馴染み「だから何だ?」



おとこ「あのさ?」

おとこ「何でそんなに、赤色が好きなの?」


幼馴染み「……」

幼馴染み「は?」



幼馴染み「そんなの、オレの勝手だろ?」

幼馴染み「べ、別にっ……オメェの好きな色だからって、赤にしてる訳じゃないからなっ!?」


幼馴染み「ぜってーに勘違いすんじゃねぇぞ!!」アセアセ

おとこ「へっ?」キョトン



おとこ「うん、知ってるよ」

おとこ「だってボク、赤とか好きじゃないし」


幼馴染み「だよなぁ………………」

幼馴染み「な!?」ビクッ



幼馴染み「フザケんなテメェ!!」ガシッ

幼馴染み「テメェの部屋に赤いもんがいっぱい在っただろあが!!」ユサユサユサユサ


おとこ「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」グワングワン

おとこ「それって子供の頃でしょ? ウルトラマンとか戦隊ヒーローとか見てたし、そりゃ赤いのが増えるよ!!」



幼馴染み「……」パッ

おとこ「っととっ」


おとこ「だから、赤い色が好きなんじゃなくて」

幼馴染み「もういい……」



おとこ「……」

幼馴染み「で? 赤じゃなかったら、好きな色はなんだよ?」


おとこ「黒、かな?」

幼馴染み「……」



幼馴染み「予定思い出したから帰るわ」ダッ

おとこ「予定って、まだ授業あるよ!?」


幼馴染み「オメェから上手く言っといてくれ!!」タタッ

おとこ「無理だってば!! 無理だよーーっ!!」




 夜 おとこの家 キッチン



おとこ「うむむぅ……」

おとこ「冷蔵庫を開けてみても、見事に何も無い」


おとこ(食材が有れば料理も作るけど、買い出しが面倒なんだよねー)

おとこ(はぁっ……仕方無い。夕食はカップラーメンにしよう)



 ピンポーン

おとこ「あれっ? 誰か来た? はーーい、開いてますよーー!!」

幼馴染み「開けろよクソ野郎!!」


おとこ「わっ!? 待って待って」タタッ

おとこ「はい、お待たせっ!!」ガチャッ



幼馴染み「おう、久し振りに夕食はオレが作ってやるよ。料理ができねぇって思われんのも癪だしな」ニヤリ

おとこ(あ、両手でホットプレート抱えてる……それに買い物袋も)


おとこ(じゃなくてっ。じゃなくて、本当は一番に言わきゃいけないセリフが有るけど、まだ言わない)クスッ

おとこ「それで、何を作ってくれるの?」



幼馴染み「ああ、お好み焼き……だよ」

おとこ「やったぁ!! ちょうど食べたかったんだよねぇ!!」


幼馴染み「そ、そうなのか? へっ、偶然だな」

おとこ「さぁ入って入って!! 早く作ってよ!!」




 おとこの家 リビング



おとこ「ねぇ、もう良いんじゃない?」

幼馴染み「まだだって。しっかり掻き混ぜないとな」グルグル


おとこ(ボールに卵を入れて、お好み焼きの粉を入れて、水を入れて、キャベツを入れて)

おとこ(それから何分混ぜてるんだろ?)



幼馴染み「……」チラッチラッ

おとこ「……」


おとこ(こっちが視線を逸らしても、然り気無く視界の中に移動して来るし)

おとこ(さっきから何回も髪を掻き上げたりしてるし。これ絶対に待ってるよね?)



おとこ「……」

おとこ「んーとさ? 黒い髪も、似合ってるよ……凄く綺麗だねっ♪♪」ニコリ


幼馴染み「う、うるせっ、赤に飽きただけだ。ウゼェからジロジロ見んじゃねぇよ」グルグルグルグルッ



 それから

おとこ「ふひー。ごちそうさまでした!!」

おとこ「幼馴染みちゃんてば、お好み焼き作るのも上手いんだ!! きっと素敵なお嫁さんになるよ」


幼馴染み「チッ」プイッ

幼馴染み「なら……しろよ、ばか」ボソッ

ダラダラと続けようと思ったけど、
ちゃちゃっと終わらせます

なんだと!?




 それからそれから



おとこ(ボクが洗い物をしている時に、そう言えばどうやってチャイム押したの? って聞いたら)


幼馴染み『ん? 蹴った』



おとこ(って言われた……)

おとこ(後で直さないと)

>>40
まぁ日常系で、似たようなスレあったからね




 数日後 おとこの部屋



幼馴染み「シュッ、シュッ!!」ドスッ ドスッ

幼馴染み「フッ!!!」ドンッッ


おとこ(ワンツーパンチからの綺麗なハイキック)コロコロ

おとこ(すね当てとか付けてるとは言え、ボクの部屋でサンドバッグを叩く女の子の姿はあまり見たくない)コロコロ



おとこ(でも制服のままでやるから、キックする度にストッキング越しだけどパンツ見えるんだよねー。止めるに止められない……)コロコロ

おとこ(気付いてないフリして、マンガを読みながらパンツをガン見してるからねっ!!)コロコロ


幼馴染み「ふぅっ、今日はこんなもんか」

おとこ「ほへがひひんじゃない(それがいいんじゃない)?」コロコロ



幼馴染み「おっ、なに読んでんだ?」

おとこ「ほふほほへぇんひひごあじ(北斗の拳いちご味)」コロコロ


幼馴染み「へー」ガサゴソ

幼馴染み「……」ガサゴソガサゴソ



幼馴染み「なぁ?」

おとこ「んえ?」チラッ


幼馴染み「オレさ、チュッパチャップス好きでさ?」

幼馴染み「買いだめしてさ、ここの引き出しに締まってててさ?」



幼馴染み「それがさ、ねぇのさ?」

おとこ「……」


おとこ「へ、へぇー。ふひひだね(不思議だね)」コロコロ

おとこ「で、でもほら、まらいっぱいあふよ(まだいっぱい有るよ)?」



幼馴染み「俺はな? 舐める味を曜日毎に決めてんだよ?」

幼馴染み「んで今日はチョコミント味なんだが……それが無い。昨日は在ったのにだぜ?」


おとこ「……」

幼馴染み「サンドバッグをブッ叩いた後の日課だってのに、盗んだ犯人は許せねぇよなぁ?」ギロッ



おとこ「……」コロコロ

幼馴染み「知らねぇか?」


おとこ「……」フルフル

幼馴染み「そっか……」



幼馴染み「ところでよ?」

幼馴染み「ずっとオメェが口の中でコロコロ転がしてるモノ……オレに見せてみな」


おとこ「……」

幼馴染み「そいつがチョコミントだろ?」



おとこ「……」

幼馴染み「……」


おとこ「ふぬっ!!」ガリィッ

幼馴染み「あっ、テメェ!?」



おとこ「アメなんふぁ、ひらないよっ!!」ガリガリガリッ

幼馴染み「目の前で証拠隠滅してんじゃねぇよ……」


幼馴染み「チッ」

幼馴染み「買い物に行くから、テメェも付いて来い!!」グイッ




 近所のスーパー



幼馴染み「こんくらい買い溜めしときゃいいか?」ドサッ

おとこ「ボクも買い物しなきゃ」


幼馴染み「……」

幼馴染み「っと、待て」ガシッ



おとこ「どうしたの?」

幼馴染み「……」


幼馴染み「さっきから、見られてんな……」チラッ

おとこ「ああ、やっぱり?」



幼馴染み「振り向かずにそのまま聞け。右後ろの野菜を売ってる所だ」

おとこ「うん……」


幼馴染み「高校の近くによ? 女子高もあんだろ?」

おとこ「じゃあ、そこの生徒にホレられたとか?」



幼馴染み「ちげーよバカ」

幼馴染み「ソイツが不良みたいでな、以前オレに喧嘩をふっかけて来やがったんだ」


幼馴染み「もちろん、軽くあしらって終わりだったんだが……ケガもさせて無いぜ?」

幼馴染み「でまぁ、そしたらこんな離れたオレの地元まで、こっそり着いて来てたみたいだな」



おとこ「ふーん。怖いね?」

幼馴染み「理由がハッキリしねぇからな」


幼馴染み「リベンジしたいのか何なのか……」

幼馴染み「まっ、明日になっても付きまとう様だったら、オレから声を掛けるさ」



おとこ「気をつけてよ?」

幼馴染み「はん、そりゃオレのセリフだ。テメェこそ……気を付けろよ?」


おとこ「そうだね。何も起きないのが一番だけど」

幼馴染み「ああ。何も起きなきゃ、それでいい」コクリ




 三ヶ月後 おとこの部屋



幼馴染み「シュッ、シュッ!!」ドスッ ドスッ

幼馴染み「フッ!!!」ドンッッ


おとこ(なんて事が有ったけど、結局は何もなかった)

おとこ(そして今日は、それよりもずっと大切な日!!)



おとこ(約束の日だよっ!!)

おとこ(約束の日だよっ!!!!)カッ


おとこ(ぐへへへへ……)

おとこ(触る場所はもう決めてる。そこをじっくりと堪能させて貰おう)ニタリ

今日か明日に終わる予定



幼馴染み「ふぅっ、今日はこんなもんか」

おとこ「そ、それがいいんじゃない?」ソワソワ


幼馴染み「……」

おとこ「……」ソワソワソワソワッ



幼馴染み「んじゃ、帰っ……」

おとこ「待って!!」ガシッ


幼馴染み「っ!?」ビクッ

おとこ「触らせて、くれるんだよね?」ニコリ



幼馴染み「そっ、そう言えば、そうだったな」

幼馴染み「ははっ、すっかり……忘れてたぜ」


おとこ「やっくそく!! やっくそく!!」ワクワク

幼馴染み「まぁ落ち着けよ。まずはシャワー浴びて来っから、それからゆっくり」



おとこ「……」

おとこ「なに言ってるの? シャワーなんか浴びさせないよ?」


幼馴染み「はい?」

幼馴染み「だってオメェ……今は、汗臭いじゃん」ボソッ



幼馴染み「……」モジモジ

おとこ「あのね?」


おとこ「それでいいんだよっ!!」

幼馴染み「っっ!!?」



おとこ「むしろ、それがいいんだよっ!!!」

幼馴染み「シネっ!!!」


おとこ「えっ? なに? 約束の時間は過ぎてるんだけど? もしかして嘘付いちゃう感じ?」ニヤリ

幼馴染み「チッ。テメェ……」ギロッ



幼馴染み「……」

幼馴染み(けど、触らせるのは服の上からだしな。それにどうせ、胸だろうし)


おとこ「……」ワクワク

幼馴染み「はいはい。んで? この幼馴染みさんの体の、どこに触りてぇんだ?」



おとこ「おっぱい!!」

幼馴染み(やっぱか……男って単純)クスッ


おとこ「じゃ、ないよ?」

幼馴染み「あん?」ピクッ



おとこ「取り敢えず、ボクのベッドに腰掛けて?」

幼馴染み「お、おう……こうか?」ボフンッ


おとこ「そうしたら、えーーっと……うん、右にしよう!!」

幼馴染み「右?」



おとこ「右足だけ体育座りみたいにさ? 膝を立ててベッドへ乗っけてくれない?」

幼馴染み(それ、パンツ丸見えになるじゃんよ!!)ピクッ


幼馴染み(ああそうか? そう言う事なんだな? つまり、じっくりパンツ見せろって事だろ?)

幼馴染み(バァカ。やっぱり、やっぱり男って単純だ……)



幼馴染み「ほれっ、これでいいんだろ? 膝立ててベッドに乗っけたぜ?」ボフッ

幼馴染み(サービスだ。気付かないフリしてやっから、好きなだけ見やがれド変態)プイッ


おとこ「うわぁ♪ ボクね前から気になってたんだけど、女の子のね? 膝の裏がエロいなって」

幼馴染み「はぁ?」



おとこ「体育座りみたいにさ? そうやって膝を立てて座るじゃない?」

おとこ「するとね? 膝裏と、太ももと、ふくらはぎで、エロトライアングルが出来上がるんだよ!!」グッ


幼馴染み「……」

幼馴染み「バカじゃねぇの?」



おとこ「ロマンだよっ!!」

幼馴染み「……」


幼馴染み「で? 触んのは膝裏って事でいいのかよ?」

おとこ「そうだよっ」





おとこ「ただし……」

おとこ「チンコでね?」ニタリ


幼馴染み「はあぁぁぁっ!!?」ビクッ

幼馴染み「な、なっ、なんでそうなんだよっ!?」アセアセ



おとこ「どこで触ってもいいって言ったじゃん!!」

幼馴染み「どこでってのは、部屋とか、風呂とか、プールとか、教室とかの事だっつの!!」


おとこ「またヘリクツで逃げるの!?」

幼馴染み「ヘリクツじゃねーよ!!」



おとこ「がるるるるるっ!!」ギリッ

幼馴染み「ぐるるるるるるるるるっ!!」ギリッ


おとこ(悪いけど、今回は引けないよ?)

おとこ(こっちは三ヶ月も禁欲生活してるから、もう限界なんだっ!!)



おとこ「だったら言わせて貰うけど!!」

幼馴染み「おう、なんだバカ野郎!!」


おとこ「中学の頃から、週に一回か二回、寝る前に電話して来るでしょ?」

幼馴染み「それがどうした?」



おとこ「今まで、ずぅーーーっと気付かないフリしてたけどさ」

幼馴染み「っ!?」ギクッ


おとこ「電話してる時、いっつもオナニーしてたでしょ?」

幼馴染み「ああああああああ!! うるせぇうるせぇうるせぇ!!!」



幼馴染み「ああそうだよっ!!」

幼馴染み「それがなんだっつんだよっ!!」


おとこ「ボクだって性欲あるんだから、発散させてよっ!!」

幼馴染み「一人でしろよっ!!」



おとこ「逆ギレしないでよっ!!」

幼馴染み「これは逆ギレとは言わねぇだろ!!?」


おとこ「んぐぐぐぐっ……」

おとこ(こうなったら!! 使いたくなかったけど、あの奥の手しかない)



おとこ「もういいよっ!! エロトライアングルの中心にチンコ突っ込ませてくれないなら……」

幼馴染み「いやまずは、そのクソみてぇなオリジナル名称ヤメろ」


おとこ「幼馴染みちゃんと絶交するっ!!」

幼馴染み「あん?」



おとこ「……」

幼馴染み「……」


おとこ「チンコか絶交か、どっちにするの!? 選んでっ!!」

幼馴染み「あのなぁ……」



幼馴染み「そんなの、オレが許すと思うか?」

おとこ「なら良いじゃん!? 足だよ足? 五分ぐらい目をつむっててくれれば終わるんだよっ!?」


幼馴染み「くっ……」

おとこ「どうするの!?」



幼馴染み「一週間後なら……」ボソッ

おとこ「えっ? なんで?」


幼馴染み「気持ちの整理とか色々あんだよっ!! それに……シャワー浴びさせてくれなきゃ、ぜってーヤだ」プイッ

おとこ「ストッキングの上からなのに、シャワー関係ないじゃん!!」




おとこ(早く堪能したいのにぃぃっ!!!)

おとこ(ここは……)



※安価

1、なんとか説得する(しょうもないエロ)

2、諦める(エロ無し)


どっちを選んでもラストは変わりません。
18:00まで安価が取られなかったら、適当にどっちか書きます。


下1

1オッケー



おとこ(警戒されてるけど、とにかくホメまくって、なんやかんやで説得するしかない!!)

幼馴染み「……」ジトーッ


おとこ「あのね? こうなっちゃうのは、仕方ないってボクは思うんだ」

幼馴染み「仕方なくねーし……」



おとこ「だってさ、考えてもみてよ? こんな可愛い女の子が毎日、自分の部屋に来るんだよ?」

幼馴染み「はっ!? か、かわっ……な、何言ってんだオメェ!!」アセアセ


おとこ(よし、ホメられ慣れてないから効いてるぞ!!)ニヤリ

おとこ(このパターンで攻めまくろう!!)



おとこ「しかも、こんな短いスカート穿いてさ?」

幼馴染み「これは制服っ……」


おとこ「おっぱい大きいし?」

幼馴染み「好きでデカくなったんじゃねぇよ……」



おとこ「サンドバッグ蹴る時、パンツも見せてくれてたよね?」

幼馴染み「べっ、別にパンツを見せてた訳じゃねぇから!! テメェがチラチラ覗いてたんだろっ!!」


おとこ「あのね、普通はさ? こんな格好でパンツ見せたりしたら、相手がその気になっちゃうとか思わない?」

幼馴染み「思わない!!」キッ



おとこ「なるのっ、普通は」

幼馴染み「でもよ……」チラッ


おとこ「ボクだって、エッロイ気分になってるよ? ただそれを、ずっと我慢してただけ」

幼馴染み「……」



おとこ「けど、もう限界なんだ。苦しいんだよっ!!」

幼馴染み「へっ? 苦しい……のか? オレのせい?」


おとこ「うんっ!! そんなにエロいのに我慢しろなんて、堪えられないよっ!!」コクリ

幼馴染み「っ……」



おとこ「だから……ねっ? 少しでいいんだ」ニコリ

おとこ「見たくないなら、目をつむってれば良いし」


幼馴染み「……」

おとこ「ちょっとだけっ、ちょっとだけ足を貸して欲しいんだ!!」



幼馴染み「……」

おとこ「お願いっ!!」ペコリ


幼馴染み「最低だなテメェ? これまでの信頼関係、全部ブッ壊れちまうぜ?」

おとこ「知ってるし、覚悟してる……」



幼馴染み「……」

おとこ「……」


幼馴染み「はぁぁっ、分かった……」

おとこ「ホントっ!?」



幼馴染み「ただし、足以外は触んじゃねぇぞ?」ギロッ

おとこ「うんうん」コクコク


幼馴染み「それと、時間は五分な?」

おとこ「大丈夫、ボク早いからっ!!」



おとこ「そうと決まればさっそく!!」タタッ

幼馴染み「ん?」


おとこ「ふんふふんふふーーん♪」ガサゴソ

幼馴染み「クローゼット開けて、何してんだ?」



おとこ「この日の為に、通販で買ってた物が有るんだけどー」

おとこ「あっ、有った有ったぁ♪」ガシッ


おとこ「キャップをはずしてー、注ぎ口も外してー、外したキャップはゴミ箱へポイー♪」カチャカチャ

幼馴染み「なんだそりゃ?」



おとこ「ぺぺだよぺぺ!! ぺぺの500mlボトル!!」

幼馴染み「ぺ、ぺぺ?」


おとこ「んとね、ローション」クスッ

幼馴染み「……」




おとこ「このボトルを逆さにして一気に搾って、幼馴染みちゃんの右足へ、ドパーーーッ!!」ギュウゥッ

幼馴染み「ひっ!? ちょっ、ヤメ……」ビクッ



幼馴染み「うあああああああああっ!!?」ビチャビチャビチャッ

幼馴染み「っ、くっ……なんだよこれぇ!? 冷てぇし、ヌルヌルしてるしよぉっ……」グチョグチョッ

おやすみなさい



幼馴染み「うえーっ。つか、勢い良く掛け過ぎだっつの!!」

おとこ(右足だけじゃなくて、左足も……下半身がぜーんぶ濡れちゃったもんね?)ニヤリ


幼馴染み「おい!! 聞いてんのかよっ!!」ギロッ

おとこ(ストッキングも肌に張り付いて、パンツの形もくっきり!! ヤバい……興奮してきた)ムクムクッ



おとこ「と、言う訳で」

幼馴染み「ハァ? 何がだよ?」


おとこ「我慢できないから、ズボン脱ぐ」スルスルッ

幼馴染み「っ!?」ビクッ



幼馴染み「きゅ、急にんなもん見せんなバカァ!!」サッ

おとこ「目を閉じればいいじゃん」


幼馴染み「うぅっ……」チラッ

おとこ(ん、両手で顔を覆ってるけど、指の隙間から見えてないそれ?)



おとこ「まっ、いいや……そのまま足は動かさないでよー? エロトライアングルは崩さないでねー?」

幼馴染み「だから、その名称をヤメろっつってんだろ!!」


おとこ「だって……足マンコとか言ったら怒るでしょ?」

幼馴染み「マッ……ザケんなテメェ!!」キッ



おとこ「はいはーい、おしまいおしまい!!」ガシッ

おとこ「おちんちん突っ込むからね? イヤなら本当に目をつむっててね?」ピトッ


幼馴染み「ひうっ!?」

幼馴染み(あぁっ、少しくっ付けただけなのに、熱が伝わって……)ドキドキッ



おとこ(ローションまみれのストッキングも、肌触り凄いなぁ)スリスリ

おとこ(幼馴染みも観念したようだし、そろそろ良いよね?)


おとこ「じゃ、行くよ?」

幼馴染み「好きに、しろよ……」ドキドキドキドキッ



おとこ(せっかくだし、ゆっくり挿れて感触を味わおっと)

おとこ「一ミリ、二ミリ、三ミリ……ふぎぎぎぎぎぎっ!!」ズニュニュッ


幼馴染み「んっ、硬いのがっ、当てって……くっ、キモいんだよっ」

おとこ「フンッ!!」ズンッッ




 ズブズブズブッ!!!


幼馴染み「きゃあっ!!?」ビクッ

おとこ「ふぅっ。やっぱり我慢できなくて、一気に挿れちゃったよう」


幼馴染み「チッ、テメェ……」

おとこ「ストッキングのザラザラ感と、肌のムッチリ感と、ローションのヌルヌル感が一度に楽しめるとかさ、ボクはなんて贅沢なんだぁっ!!!」ブルルッ



おとこ「しかも、ふくらはぎと太ももに圧迫されて……ううん!! 締め付けられて、すっごく気持ちいいよ!!」

おとこ「幼馴染みちゃんの足は、やっぱりマンコだったんだよっ!! トリプルテイスティマンコだよっ!!」


幼馴染み「オレの足をっ、勝手にマン……ぐっ、性器にすんじゃねぇ!!」ドキドキドキドキッ

幼馴染み「いいからっ、さっさと終わらせろよ!!」



おとこ「うっわー!! ヤバいって、ヤバいってコレぇ!!」グチュッ グチュッ グチュッ

幼馴染み(んぐっ……コイツのちんこの形なんか、まだ知りたくないのにっ)ウルウル


おとこ「ふぅっ、ふぅっ、すぐにイクよ!? ザーメンも思いっ切りブッけるからねっ!?」グチュグチュグチュッ

幼馴染み「ひっ!? だ、ダメダメダメダメッ!! ダメだったらダメだっ!! マジでヤメろテメェっ!!」ビクッ



おとこ「じゃあどうするのっ!! もう湧き上がって来てるよっ!!」ヌチュヌチュヌチュヌチュッ

幼馴染み「ぁっ、あっ、ああっ……ティッシュに」


おとこ「なに言ってるのっ!!?」グチュグチュッ

幼馴染み「んんっ!!?」ビクンッ



おとこ「このままザーメンまみれになるか、口を開けて受け止めるかの二つしか無いよ!!」

幼馴染み「やっ、ヤだぁ!! どっちもヤだっ!!」フルフル


おとこ「じゃあ、いっそのことセックスしちゃう?」

幼馴染み「それもイヤぁっ!!」フルフルフルフルッ



幼馴染み「ぐすっ。シャワー浴びさせろバカァッ!!!」ポロポロッ

おとこ(えっ!? なんで泣いちゃうの!?)ビクッ


おとこ「でもボクは変態だから、そんな姿でも興奮しちゃうのでしたぁぁぁっ!!!」パンパンパンパンッ

幼馴染み「うわああああああああああああん!!!」ポロポロポロポロッ



おとこ「中学生の頃に戻ったみたいだよっ!!」

幼馴染み「シねバカっ!! シャワー浴びさせろぉっ!!」ギロッ


おとこ「睨まれたって怖くないもんねっ!! もう出すよっ!? ザーメンぶっかけるよっ!!?」ブルブルッ

幼馴染み「くっ、クチに出せっ!! ほらっ、クチ開けるからっ!!」



幼馴染み「あーん!! ほらっ、あーーって、クチ広げてるぞっ? ほらっ、ほらっ!!」

おとこ「駄目っ、ぶっかけ!!!」パンパンパンパンッ


幼馴染み「ざ、ザケんなテメェ!!」

おとこ「出るっ!!!」ビクビクッ




 ビュルビュルビュルッ!!!


幼馴染み「ふんん!!?」ビクンッ

おとこ「ふひー」


幼馴染み「うあぁっ、そんなぁっ」ネチョネチョッ

幼馴染み「オレの髪までヌルヌルしてんじゃんかぁ……」グチャァッ

アホ過ぎて自分で書いてて笑ってしまった



おとこ「ぬんっ!!」ビリビリィィッ

幼馴染み「なっ、なにしてんだよっ!?」


おとこ「え? ストッキング破いてる」

おとこ「やっぱりセックスしたいよ。このまま挿れちゃうからね? 妊娠したらゴメンね?」ビンビンッ



幼馴染み「っ……」

幼馴染み「ふえっ……」


幼馴染み「うわああああああああああああん!! シャワー浴びさせろよぉぉぉっ!!!」ポロポロポロポロッ

おとこ「あれっ? ガチ泣きっ!?」ビクッ




 その後 風呂場



おとこ「ごめんなさい」ゴシゴシ

幼馴染み「ダメ、もう一回……」


おとこ「ごめんなさい」ゴシゴシ

おとこ(許す条件として、ボクは幼馴染みの体と髪を、謝りながら洗わされていた)



おとこ「シャワーで流すね?」シャァァッ

幼馴染み「おうっ♪」


おとこ(ほっ。何とか機嫌が良くなったかな?)

幼馴染み「……」



幼馴染み「おとこ、聞いて?」

おとこ(あ、昔の喋り方だ)


おとこ「どうしたの?」

幼馴染み「私の好きな少女漫画、知ってるでしょ?」



おとこ「うん。知ってる」

幼馴染み「私、初めてはその少女漫画みたいにしたい」


幼馴染み「お互いに緊張しながらシャワー浴びて、体を綺麗にして……」

幼馴染み「ベッドでたくさんキスして、優しい言葉で女の子を安心させて……」



おとこ「うん」コクリ

おとこ(初めてはムードを大切にして、優しくしろって事だよね?)


幼馴染み「初めての時だけ……」

幼馴染み「初めての時だけ、私のワガママに付き合って?」



おとこ「出来るだけ、がんばるよっ!!」

幼馴染み「はん、どーだか……期待できねぇな」クスッ


おとこ(戻った?)

おとこ「そーだね。ゴメンねっ」クスッ




おとこ(それからも特に関係は変わる事は無く)

おとこ(学校じゃ相変わらず舎弟を演じ続けた……)


おとこ(スーパーで幼馴染みに注意された事なんかすっかり忘れて、普段通りの生活を送って)

おとこ(ちょうど一年が経った頃……)



おとこ(ボクと幼馴染みの学校生活をぶち壊すソレが)

おとこ(前触れ無く、唐突に、やって来た……)

今日中に終わらせたい




 休日 コンビニ前



不良娘「コイツだよコイツ!! やっと一人になった!!」タタッ

ヤンキー「へー、その気弱そうな奴か?」


おとこ「……」チラッ

おとこ「誰ですか?」



不良娘「幼馴染みの事で話が有るんだ。着いて来な!!」ギロッ

ヤンキー「嫌だっても連れてくぜ?」ニヤリ


おとこ「っ……」

おとこ「わかり、ました……」




 数十分後 廃墟ビルの一室



幼馴染み「ここかっ!?」ダッ

おとこ「あっ……」


不良娘「ほぉ、よく来たねぇ幼馴染み?」ニヤリ

幼馴染み「チッ。ご丁寧に、ソイツの携帯からメール送りやがって」



ヤンキー「くくっ……」ニヤリ

チャラ男「へへっ」ニヤリ


幼馴染み「……」チラッ

幼馴染み「で、何の用だよ? 喧嘩のリベンジか?」



不良娘「そう……けど、あたしじゃ勝てないからねぇ」

不良娘「二人に協力して貰う事にしたのさ」


幼馴染み「あん? テメェの腕を磨いとけばいいものを……男二人たらし込むのに、一年も掛けたってか?」

不良娘「くっ、黙れ!! アンタはボコボコにやられりゃいいんだよ!!」



不良娘「そして証拠の写真でも撮れば、あたしの地位に箔が付くってもんさね」

幼馴染み「はぁ、くっだんねぇ……」


幼馴染み「御託はいいから、掛かって来いよ? 悪りぃけど今度は、手加減しねぇぜ?」クイックイッ

不良娘「ふふっ……」クスッ



ヤンキー「おおっと、動くなよっ!?」ニヤニヤ

チャラ男「君の彼氏に、ケガさせたくないだろ?」ニヤニヤ


おとこ「うわー」

おとこ「幼馴染みちゃん助けてー」



幼馴染み「……」

不良娘「って訳さね?」ニヤリ


幼馴染み「はぁっ」

幼馴染み「分かった。好きにしろよ……」



不良娘「彼氏は大切?」

幼馴染み「彼氏じゃねぇよバァカ」


チャラ男「うひょーっ!! ヤンキーさん、後で俺らも楽しみましょうよ!?」

ヤンキー「そうだな。不良娘の奴が満足したら、あの体を楽しませて貰うとするか」



不良娘「それじゃ」

幼馴染み「……」


不良娘「行くよっ!! ハァッ!!」バッ

幼馴染み「っ……」



不良娘「喰らえぇっ!!」ブォン

幼馴染み「遅いんだよタコ!!」ガシッ


不良娘「ウソ!? なんで動っ……」ビクッ

幼馴染み「フッ!!」バチーンッ



不良娘「きゃあっ!?」ドサァァッ

幼馴染み「勘違いすんなよ?」


幼馴染み「好きにしろって言ったのは、オレをじゃ無い」

幼馴染み「お前らが連れて来た、ソイツを好きにしろって言ったんだ」ニヤリ



おとこ「えー」

幼馴染み「一年ちょい……騙し騙しやって来たが、そろそろ限界だって」


幼馴染み「中学の頃の話が、学校まで伝わり始めたしな」

おとこ「そんなー」ガクッ




不良娘「へっ? へっ?」キョロキョロ

幼馴染み「住みかを割るまでストーカーすんなら、もうちょい調べとくべきだったな?」


ヤンキー「……」

幼馴染み「『高校デビュー』したのは、オレだけじゃないんだぜ?」クスッ



おとこ「……」

おとこ「チッ。周りにビビられまくるのも疲れたから変わったってのに」


おとこ「それと幼馴染み、オレみたいな喋り方をヤメろ」

幼馴染み「身近な不良の手本なんて、テメェしか居なかったつの」ニタリ



幼馴染み「言っとくぜ? オレはソイツに喧嘩を習った……」

幼馴染み「つまりソイツは、オレより強えぇ。それでもまだ、やるかい?」


ヤンキー「ひっ!? 不良娘、俺はそんな事聞いてねぇぞ!? 帰らせて貰うからなっ!!」ダダッ

チャラ男「あっ、待ってくださいよヤンキーさーん!!」ダダッ



おとこ「……」ジロッ

幼馴染み「……」ジロッ


不良娘「あっ、あっ、あっ」ガクガクッ

不良娘「助けっ、て……」



幼馴染み「もう付きまとわねぇってんなら、見逃してやるぜ?」

不良娘「っ……」コクコク


幼馴染み「なら帰んな!! 二度とツラを見せるな!!」キッ

不良娘「ごめんなさああああい!!」ダダッ



おとこ「……」

幼馴染み「……」


おとこ「ああ怖かったーーっ!!」ヘナヘナ

おとこ「心臓が口から飛び出るかと思ったよう」ペタンッ



幼馴染み「ははっ。けど、上手い演技だったぜ?」クスッ

おとこ「そう?」


おとこ「それにしても、前以て対策を考えててよかったね」

幼馴染み「まったくだ」コクリ



幼馴染み「不良なんてのは基本バカだから、あんなしょーもない嘘でも騙せんだよ」ニヤリ

おとこ「あはっ、そうだね」


幼馴染み「……」

幼馴染み「おっ、オレは騙されないからなっ!?」アセアセ



おとこ「わかってるってば」クスッ

おとこ「念の為に、不良娘ちゃんが『助けて』って言った所はスマホでムービー撮ったし、これで解決かな?」


幼馴染み「そうだな……」

幼馴染み「後は、今まで通りの学校生活さ」



おとこ「……」

おとこ「うーん……」


幼馴染み「あん? どうした?」

おとこ「あのさ幼馴染みちゃん?」



おとこ「幼馴染みちゃんは、暗い自分を変えたくて高校デビューしたんだよね?」

幼馴染み「まぁ、そうだな……」


おとこ「それでさ? わざわざ不良になる必要あったの? これじゃ、友達増えないよ?」

幼馴染み「……」



おとこ「ボク以外、怖がってる子ばっかじゃん」

おとこ「このままだと誰も寄って来ないから、もう少し学校でも優しくした方が……」


幼馴染み「いいんだよコレで!!」

おとこ「そうなの?」



幼馴染み(怖い怖いオレが近くに居れば、おとこにも女の子が寄って来ないじゃん)

幼馴染み(おとこは、オレのものなんだ……)クスッ


おとこ「あっ、でもでもっ」

幼馴染み「しつけーな、まだ何かあんのか?」



おとこ「高校卒業したらどうするの? そしたらいつも一緒に居られる訳じゃないし、やっぱり友達を作ってた方が良くない?」

幼馴染み「大丈夫だって、上手くやるよ。卒業したら中学の頃みたいな大人しい女に戻っさ」


幼馴染み「それに、オレの予定だと」

幼馴染み「高三でテメェの子供を妊娠して、卒業したら結婚するつもりだから」



おとこ「えーーっ!! 妊娠させる行為はしたいけど、結婚は早いよっ!!」

幼馴染み「外で女遊びなんかさせっかバカ」ニヤリ


おとこ「ま、色々しちゃったしね? 責任は取るよ……」ガクッ

幼馴染み(その為に、『契約』とか言って、胸を見せたり体を触らせたりしたんだし)



おとこ「コホン。それじゃあ改めて!!」

幼馴染み「んっ?」


おとこ「……」ゴクリ

おとこ「幼馴染みさんっ!!」



おとこ「ボクと、付き合ってください!!!」ペコリ

幼馴染み「っっっっっ!!?」ビクンッ



幼馴染み「あ、い、う、え……おっ、おう」

幼馴染み「この幼馴染みさんが、テメェの彼女になってやるぜっ!!」ニコリ

おわり



途中勢いで書いてたから、矛盾するとこあったらスマン

おやすみなさい

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