八幡「小悪魔いろはす」 (103)

俺ガイルssです







注意・大変読みづらくキャラは崩壊しています。書くペースはゆっくりです。

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八幡(あぁイライラする…)

八幡(戸部立てこもり事件で俺が自ら人質になって、隙を突いて後頭部を思いっきりぶん殴って気絶させ幕を閉じた)

八幡(戸部が俺の首に包丁を向けたときは死ぬかと思ったが、結果オーライ)

八幡(しかしこの事件以降、由比ヶ浜、雪ノ下そして両親や小町が口をきいてくれなくなった)



八幡(まあ、いつものぼっちってわけだが、妹の関係が悪くなるのは辛いな…)

八幡(あれ以外に解決方法なんてなかったんだ…それに我ながらいい判断だと思う。遅ければ何人犠牲者が出ていたのやら、、、)

八幡(もうあいつらの関係とかどうでもよくなってきた…面倒くさい。)

八幡(何が本物だよ。ふぁっくふぁっく)

八幡(またイライラしてきた。今日は女の日ってか?)











いろは「ふんふん♪」

八幡(げっ…一色だ。面倒なことになる前に逃げなきゃ)

いろは「あ」

いろは「せーんぱい!」

八幡(気のせい気のせい)

いろは「無視しないでくださいよー」

八幡「よう一色。妹が体調悪いみたいなんでな、帰るわじゃあなー」棒読み

いろは「待ってくださーい」ぐいっ

八幡(っぐ…近い近い近いい匂い近い)









いろは「シスコンですか。キモいですね」

八幡「キモくて悪かったな」

いろは「……小町ちゃんだけは味方だと思ったのにね」ぼそっ

八幡「っぐ………」

いろは「生徒会室で手伝ってほしいことがあるんですよー」

八幡「今はそんな気分じゃない…」



いろは「いいからいいから」ぐいっ





生徒会室

ガラッ

いろは「やっはろー」

いろは「って誰もいませんね」

八幡「あ、あぁ」

カチャ

八幡「おい、なんで鍵を閉めたんだ」

いろは「なんででしょうね?」にこっ

八幡(いつもと雰囲気が違う…)




八幡「そ、それで何をするんだ」

いろは「……戸部立てこもり事件」ぼそっ

八幡「………………」

八幡「何が言いたい…」ぎろり

いろは「あぁ、その顔…」ぞくっ

八幡「は…?」

いろは「由比ヶ浜先輩や雪ノ下先輩はどんな気分だったんでしょうね」

八幡「………」

いろは「私の見る限りじゃ、普段から二人ともあなたのことを信頼してたみたいですね」

いろは「あの行動には小町ちゃんもがっかりしたんでしょうね」ふふふ

八幡「……やめてくれ」



一色は比企谷の耳元に近づき囁く


いろは「先輩はこれで本物のぼっちですね…」ぼそっ

戸部立て籠り事件ってオリジナル?原作にはないよな?







八幡「やめろぉおおおおおお!」ぐっ


比企谷は咄嗟に、両手で一色の髪の毛を掴み一本背負いを決める

ドサッ!!

いろは「うぐっ!」

八幡「はぁ、はぁ」

八幡(や、やばい…やってしまった)

いろは「…………」

八幡「わ、悪い…こんなつもりじゃ」

>>9
オリジナルです
サーセン



いろは「……いい」

八幡「え……?」

いろは「最高ですせんぱーい」とろーん

いろは「もっとやってください」

八幡「悪いっ、帰る!」タッタッタッ



八幡(何なんだよ…狂ってやがる)

八幡(あいつは本当に一色なのか)





比企谷家

八幡「…ただいま」

二階から降りてくる小町と目が合った

八幡(久しぶりに小町を見た気がする)

八幡「た、ただいま小町…」

小町「…………」スタスタ

八幡「はぁ……」

八幡(やはり駄目だ)




そして時間は経ち夜



八幡(母がご飯を作ってくれることが
せめてもの救いだ)

八幡(あの事件以来、小町は自分の部屋でご飯を食べるようになった)

八幡(あぁ悲しい夜飯だ………)もぐもぐ

八幡(それにしても今日の一色は、おかしかった)

八幡(手を出してしまったとはいえ、あのうっとりした表情は何だったんだ)
ぞくっ

八幡( )ぞくぞく

八幡(い、今快感に似た何かが…そ、そんなわけない)

八幡(もう…寝よう)


ちゅんちゅん

ジリリリリリリリ

八幡「もう朝か…っるせえな」

カチッ

八幡(今日も小町は起こしに来なかった)

八幡(学校に行くのが怠い)

八幡(サボるとアラサーから愛の鉄拳もらう事になるから行こう…)




学校


「あの人がヒーロー?」

「そうそう、自ら人質になったんだって」

「目が腐りすぎじゃね?」

「それがかっこいいじゃん」

ひそひそ

八幡(生徒たちの間では、俺はヒーローと呼ばれてるらしい)

八幡(やめてくれよ。学校にいづらくなる)



由比ヶ浜「………」

三浦「結衣さぁ、最近調子悪くね?」

由比ヶ浜「い、いやそんなことないよ」あはは

三浦「無理してるように見えるんだけど」

三浦「……ヒキオのこと?」

由比ヶ浜「ち、違うよ…」

三浦「ヒキオの方ばっかり見てんじゃん」

由比ヶ浜「違うってばぁ!」どん

由比ヶ浜「…あ」

三浦「ご、ごめん」

由比ヶ浜「私こそごめんね…」

由比ヶ浜「そういうのじゃないんだ…」

八幡(後ろの方で由比ヶ浜が大きな声をあげてた気がするが、気のせいだろう)

八幡(俺には関係ない)


放課後

八幡(もう奉仕部には戻れないだろう。帰ろう)

前から雪ノ下が歩いてくる

八幡(タイミング悪いな…)

八幡(もう俺には関係ないんだ…)

しかし声をかけてしまう


八幡「ゆ、雪ノ下…」

雪ノ下「……何かしら」

八幡「その……」

八幡(くそっ、何で呼んだのか自分でもわかんね)

「せーんぱい!」だきっ

八幡「い、一色」

いろは「心配だったので背後をつけてました」

八幡(何なのこの子ストーカーなの?怖っ)

いろは「どうしたんですかー?」

一色が雪ノ下を見る。しかし雪ノ下は目を合わさず、目線を下に落としている

いろは「あーそういうことですね」

八幡「どういうことだよ」

いろは「雪ノ下先輩?言いたいことあるんなら言えばいいじゃないですか」

雪ノ下「…………」

八幡(若干だが、雪ノ下がふるふると震えているようにみえる…)

いろは「言いたいことないみたいなんで、先輩行きましょうか」

八幡「行くってどこにだよ」

いろは「生徒会室に決まってるじゃないですかー」ぐいっ




八幡「ちょっ、歩くの速い。そして引っぱるな」

雪ノ下「………あっ」



生徒会室

八幡(そういえば昨日、俺は一色にとんでもないことしたんだよな……)

八幡「い、一色」

いろは「何ですか?」にこっ

八幡「昨日は、その、悪かったな…」

一色「いえいえ、全然気にしてないですよ。悪いのは私なんですから」

八幡(少しは気にしてくれよ)

一色「そ、れ、に、とても気持ちよかったですよ」ぽっ




ガチャリ

八幡「……は?」

八幡(なんてこと言ってるんだこいつは、それに頬を染めてやがる)

八幡「な、なんで鍵を…」

いろは「いいじゃないですかーこれで二人っきりですね」うふふ

八幡「……」

いろは「先輩はストレスがものすごーい溜まってるんですよね」

いろは「私はずーーっと先輩のことを見ているのでわかりますよ」

八幡(こ、怖ぇえ。誰こいつ)



いろは「ストレスをどこにぶつけていいかわからないんですよね?」




いろは「じゃあ、私にぶつけてください」



八幡「……うっ」ぞくっ

いろは「殴ったり、蹴ったり、罵ったり、自由にしてもいいですよ」

八幡「そんなことできるわけ…」

いろは「昨日してたじゃないですか」

八幡「………」

いろは「先輩とても気持ちよさそうな顔してましたよ?」



いろは「それに先輩のあそこ、かちんこちんになってましたよ」

八幡「…そんなわけない」

八幡(突然何を言ってるんだ)

いろは「そうですかねー」

いろは「あ、そういえばこの前、こんな物買ったんですよねー」

一色は鞄から鞭を取り出した

八幡「それは……」ごくり



いろは「それに先輩のあそこ、かちんこちんになってましたよ」

八幡「…そんなわけない」

いろは「そうですかねー」

いろは「あ、そういえばこの前、こんな物買ったんですよねー」

一色は鞄から鞭を取り出した

八幡「それは……」ごくり


いろは「鞭ですよ。amezonで買いました」

八幡(なんて物売ってやがる…)

いろは「ほらっ持ってみてください」

八幡「……なんていうか、ずっしりとしてるな。叩きつけたらいい音しそうだな」

八幡(…あ、俺はなんてこと言ってんだ)

いろは「いい音しますよ。だからそれで私を叩いてください」にやにや

八幡「え?え?なんで」

いろは「軽くでもいいんで。ほらっ」


一色は比企谷にお尻を向ける


八幡「これで叩く意味がわからねえよ…ドMなの?」

いろは「はい!ドMですよ」

八幡(きっぱりと言いやがった)

八幡(まあ、軽くなら……それで帰ろう)

八幡「行くぞ、痛かったら言えよ…」

いろは「はい!」

パシッ!

いろは「あんっ」

八幡「うおっ、、、」ぞくっ

いろは「もっと強くしてください」

八幡「」

八幡(なんだこれ。気持ちいい…」

いろは「声に出てますよ」にやにや

八幡(あっ……)



八幡「う、うるせ、」パシン

いろは「い、良いっ」


それからも比企谷は何度も一色のお尻に鞭を叩きつける

八幡「はぁはぁ」

いろは「はぁはぁ」

いろは「せんぱーいもっと叩いてぇ」

八幡(気持ちよすぎてやばい。いつのまにかヒッキーがボッキーに…」ギンギン

八幡(えっちするよりも気持ちいいかも。童貞だけど)


比企谷はさらに快感を求めるべく、ピッチャーのように構えワインドアップをし、さらに後ろに鞭をもっていき力をためる。銃でいうコッキングみたいなものである。そして思いっきり鞭を振る



バチーーーン!!!


いろは「らめぇええええ♡」

八幡「はぁはぁはぁ…」どくどく

八幡(や、やばい射精してしまった…)

いろは「先輩最高ですぅ…」

八幡「だ、大丈夫か……うっ」

八幡(一色の太ももから透明な液体が垂れてきてる…)






比企谷はふと扉の方に目を向けると
廊下にいた平塚先生と目が合う

平塚「」

八幡(あ……)

八幡(そういえば鍵を閉めても廊下から生徒会室は丸見えなんだよな)

八幡(ま、ま、まずい)

いろは「ん?」

いろは「ああ平塚先生ですね」

ガチャ

いろは「平塚先生どうしました?」

平塚「あ、ああ来週の全校集会でスピーチをしてもらいたいのだが」

いろは「はい!わかりました」




平塚「ひ、比企谷」

八幡「ひゃ、ひゃい!」

平塚「たまには奉仕部にも顔を出せよな」

八幡「は、はい…」

八幡(やべえよ…鞭見られた…)

平塚「それじゃあ…」スタスタ

八幡「え?それだけ…?」ぽかん

いろは「どうしたんですかー?」

八幡(おかしい。さっきまでの行為は絶対に平塚先生に見られてたはずだ…)

八幡「なあ、一色。停学になるかもしれんぞ…」

いろは「もうーせんぱい。大丈夫ですよ」

いろは「だってせんぱいは、この学校のヒーローなんですから。何しても大丈夫ですよ」

八幡「…………」



いろは「続きしましょ」

八幡「悪い…帰る」

いろは「もうー今日だけですよー」ぷくー

いろは「あ、ちょっと待ってください」


一色は比企谷の耳元に近づく


いろは「私は先輩だけの物ですよ…」ぼそっ

八幡「!!」ぞくぞくっ




比企谷家



八幡(一色のあざとさなんて気にならいほど、今日の俺はどうかしてる)

八幡(いや、あいつもどうかしてる)

八幡(それに、あれを思い出すだけで…)
ギンギン

八幡(勃ってくる…。抜くだけじゃおさまらない)

八幡(人を痛めつけたすぎて、うずうずしてる俺がいる……)うずうず

八幡(くそっ……このままじゃいつか一色以外の人をやってしまうかもしれない)



学校に通うこと1週間


八幡(一色が1週間も学校にこない…)

八幡(平塚先生に聞いても知らないとしか言わない)

八幡(あぁ。。うずうずが止まらない)うずうず

戸塚「八幡おはようー」

八幡(殴りたい蹴りたい)

八幡(あの時のように握り潰したい)

八幡(っ…今俺は一体なにを考えて)

戸塚「おーい」ゆさゆさ

八幡「わ、悪い。戸塚じゃあな…」

戸塚「え?は、八幡…」


由比ヶ浜「………ビッキー」


やべえ
変換ミス

由比ヶ浜「………ヒッキー」



そして比企谷は自宅まで本気で走って、気を紛らすことができた



八幡「はぁはぁ…」

八幡「さっきよりは楽になった」


家に入ると、すごい勢いでなにかが飛びついてくる

小町「お兄ちゃぁああん!」だきっ

八幡「こ、小町」

小町「今までごめんなさい」

八幡「ど、どうしたんだ突然」

小町「本当はこんなつもりじゃなかったの……」

八幡「ああ、それは俺が悪いんだ。謝るのは俺のほうなんだ…」



小町「ち、違うの、そうじゃなくて」

小町「………許可が出たの」ぼそっ

八幡「……はい?」

小町「な、なんでもない」

八幡「そうか…って学校は?」

小町「お兄ちゃんに1秒でも早く会いたくて早退しちゃった」てへぺろ

八幡「これなんてエロゲー?」

小町「ごみぃちゃんなに言ってるの」




八幡(それにしても小町は小動物みたいに小さいな。思いっきり抱きしめたら潰れれてしまいそうだ)どくん

八幡(はっ…!俺は一体なにを考えるんだ…)

小町「どうしたの?」

八幡「…ん。なんでもない」

小町「あ、お兄ちゃんに聞きたいことがあって」

八幡「なんだ?」

小町「2日前からカマクラがいないんだよね…また脱走かな」

八幡「そういえばそうだな…」




八幡「前にも脱走したときあったよな…」

小町「うぅ…」涙目

八幡「ほ、ほら、猫は家につくっていうじゃん。だから戻ってくるよ」

小町「うん…そうだよね」

小町「…………」

八幡「こ、小町?」

小町「ちょっとお兄ちゃんいい?」さわさわ

八幡「え、えっ?」

八幡(妹が突然触ってきただと!?これヨスガ?)



八幡「あん、そこっ」

小町「…………」さわさわ

八幡(おかしい。いつものならキモいよごみぃちゃんって言うのに…)

八幡「どうしたんだ…」

小町「うん…多分大丈夫だよね」

小町「お兄ちゃん、耳借りるね」

八幡「あ、ああ」

小町「盗聴器がないか調べてたの。家のどこかにあるかもしれないから、こうやって話すね…」ごにょごにょ





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授業中


八幡(あぁだるっ。早く家に帰ってプリキュアみてえー)

戸部「」キョロキョロ

葉山「どうした戸部。今日は落ち着きがないな」ははは

三浦「多動症じゃね?」


突然の出来事だった。戸部が勢いよく机を蹴っ飛ばし鋭利な刃物を女子3人に向ける。

戸部「ひゃっはーお前ら少しでも動いてみろ!こいつらの首が飛ぶぜい」

「きゃあああああ」

戸部「おらっ」がんっ

戸部は叫んだ生徒に椅子を投げた

「ひっ………」

戸部「っるせえんだよ。叫ぶのも禁止な」

しーーーん



八幡「わかった…それで何で盗聴器なんだよ。誰かに聞かれたらやばいのか?」

小町「……に聞かれたらやばいの」

八幡「えっ…。……に??」

小町「それで、戸部さんだっけ?」

八幡「あいつがどうした」

小町「何で学校に立てこもったのか」

八幡「それは、、、まったく動機がわからないな」

>>63
>>64

投稿が逆になりました

戸部は「ひゃっはー」といったな
陽乃が「ひゃっはろー」といってたから
戸部は陽乃に洗脳されて事件を起こした可能性が……(暴論





八幡(一体何なんだよ…)

戸部「俺っちこれから学校に立て篭もろうと思いまーす」

戸部「無能警察共が来る前に殺していくとしますかー?」

八幡(おいおい、まじかよ)

「に、、、逃げろー」

「うわーーっ」

「おい、早く行けよ。殺されちまう」




次から次へと人質以外の生徒は逃げ出すが、比企谷と葉山は逃げない

八幡「くっ……」

葉山「っ……」


人質の中には由比ヶ浜がいる。彼らにとっては仲間と思える存在。


戸部「あららーみんな逃げちゃった。まあいいや」

戸部「お前たちはどうするー?」

葉山「てめぇ……」

八幡(何か策はないのか…このままでは由比ヶ浜が…)

由比ヶ浜「隼人君…ヒッキー…」




「ぐすっ…怖いよぉお」

「帰りたいよぉ」

戸部「満足するまで泣いてろ」

由比ヶ浜「わ、私のことは気にしないでいいから逃げて!」

八幡(くそっ、くそっ)

葉山「……どうすることもできないのか俺は……」

八幡「」スタスタ

戸部「お?どうしたヒキタニ君。俺とやるってか」


比企谷は戸部に近づき土下座をする


八幡「お、お願いします。俺を人質にとっていいので、彼女たちを解放してあげてくださいっ…!」




葉山「なっ……」

由比ヶ浜「えっ…」

戸部「あっはははは」

戸部「すげえべ。やっぱり言った通りになったわ」

八幡(はい…?)

戸部「おーけおーけ。その条件認めてやるよ」

由比ヶ浜を含む女子生徒3人を解放をし、比企谷を人質にとる。そして比企谷の首もとには刃物が向けられている



由比ヶ浜「そ、そんな…ヒッキーが」

葉山「と、戸部。もう止めにしないか」

戸部「うるせえよ葉山君。さっさとお家に帰りな」

葉山「こ、こんなの間違ってる…」

戸部「聞こえないのかなー」ぐぐぐ

八幡「うっ……」


由比ヶ浜「ひっ…」

葉山「っく……」


由比ヶ浜と葉山はどうすることもできず
教室を出た。そんな無力な姿に戸部は笑う





戸部「あははは最高に楽しいべ」

八幡(最悪だよ…)

八幡「な、なあ」

戸部「なんだよヒキタニ君。おしっこでも漏らしたか」

八幡「なにが目的なんだ…?」

戸部「目的なんかねえよ…」

戸部「まさかガチ土下座を2回もみれるなんて人生であまりないよな」

八幡「……は?」

戸部「とりあえず目的はねえよ」

八幡(こいつの頭飛んでんじゃねえの?戸部だけに)



戸部「暇になっちまったー」

八幡(こいつは頭が悪いはずだ…なら)

八幡「あ…」

戸部「なんだヒキタニ君」

八幡「今、廊下から音が…」

戸部「け、警察か?早いな…」

八幡(よしっ…馬鹿め。これで奴の隙が出るはずだ)

戸部「ちょっと廊下みてくる。ヒキタニ君はベランダ側をみてくれ」

八幡(なんで人質をこんなにも簡単に手放すんですかね…」




戸部「う、うーん。この角度からじゃ見づらいな」

八幡(逃げるにしても、廊下側の鍵は開けづらくて時間かかる…ベランダ側は簡単に開くが)

八幡(ここは今日に限って3階。打ちどころが悪ければ死ぬ)

八幡(いや、そんなこと考えてる余裕はねえ…ベランダに出てから決めよう)

ガララ

戸部「ちょっ、ヒキタニ君危ないよ」

八幡(お前のほうが危ねえわ)

八幡(くそっ…ここから飛び降りのチキってきた…)

八幡(もう、どうにでもなれ)



戸部「ちょっ早まるな」がしっ

八幡「お、おいっ、離せ」



八幡(結局俺は戸部に助けられ再度
人質となった…)

戸部「焦ったわー」

八幡(もうこいつ俺を殺す気ないんじゃね?)

ウゥゥゥゥウウウウ

戸部「きちまったな…」

八幡「そりゃあな…」

「戸部に告ぐ、今すぐ人質を放ち降りてきなさい」

戸部「うーーん」

「今ならまだ遅くない。罪は軽くなるぞ」


戸部は後ろを向き、なにかを考えはじめた




八幡(い、今がチャンスだよな…)

八幡(そういやアニメやドラマでみたことある…後頭部辺りを思いっきり手刀で当てて気絶させてたな…)

八幡(あんなんで気絶すんのか…)

八幡(とりあえず、脳震盪起こせばいいはずだ…多分)


比企谷は強く拳を握りしめ、戸部の後頭部に殴りかかる

八幡「うぉおおおお!」ドゴッ

戸部「!?」

八幡(や、やったか)




戸部「……なんだよヒキタニ君」くるっ

八幡(だ、駄目だったあああ…)

戸部「………」ばたん

八幡「」

戸部が振り向いたと同時に突然倒れる

八幡「お、俺はやったのか…」


警察「全員突撃いいいい」

警察「人質は無事だぞおおお」





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八幡「…ってな感じで」

小町「お兄ちゃん無茶しすぎ」

八幡「仕方ないだろ…」

小町「それでね、」

八幡「お、おう」

八幡(やばい…また手が震えてきた)

小町「立てこもった理由っていうのは、おそらく…」

八幡「あ、あああ」ガクガク

小町「お、お兄ちゃん?」

小町「ちょっとどうしたの!?」

八幡(もう駄目だ…理性が…化け物になっちまう…)

小町「……!」



小町の胴体を思いっきり抱きしめる。抱きしめると言っても潰す感じである。小町は突然の出来事に何が起きたのかわからない。

小町「お、にぃ、、ちゃん、、、」

八幡「あっはははは」

小町「く、るし、いよ」

バキッメキッ


肋骨は簡単にへし折られ、皮膚は開放し骨が飛びだしている。


小町「、、ゃ、、すき、、」


-----お兄ちゃん大好き------


グシャッ







由比ヶ浜(ヒッキーどうしたんだろう。体調悪いのかな…)

由比ヶ浜(ヒッキーと喋りたい。手をつなぎたい。)

由比ヶ浜(多分、ゆきのんも弱みを握られてるんだ…)



------------------------------------


由比ヶ浜「こんなところに呼んでどうしたの?」

「んーそのことなんだけどね」

「お前みたいなビッチが気に入らなくて」

由比ヶ浜「どういうことかなーあはは」

由比ヶ浜(だ、誰…私の知ってる人はこんなんじゃない)


「八幡を無視してもらえないかなー?」

由比ヶ浜「えっ…」

由比ヶ浜「そんなの駄目だよ。無理だよ」


「は?言うこと聞かないと大変なことになるよ」

由比ヶ浜「私、帰るっ…」


ケータイ「あ、あんっ…ヒッキー…ヒッキー」


由比ヶ浜「!?」


「これ由比ヶ浜さんだよね?」

由比ヶ浜「そ、そんな…」ガクガク

「八幡のシャツでオ⚪︎ニーなんてしちゃって
そんなに気持ち良かったんですかー?」

由比ヶ浜「お、お願い。その動画消して」

「八幡にこんな淫らな由比ヶ浜さんをみられたら、どうなるんですかね」

「この変態」





由比ヶ浜「ひいっ」

「このボタン一つで全国に配信されちゃうよー?」

由比ヶ浜「な、なんでも言うことを聞くので、それだけはやめてください…」

「本当に?」

由比ヶ浜「は、はい…」

「それじゃあ、八幡のことを無視することー」

由比ヶ浜(う、ううっ…)





「それと、雪ノ下さんもね。あと周りの人に相談なんてしてみろ、お前の人生消し飛ぶぞ」

由比ヶ浜「なんでぇ…ゆぎのん…までぇぇ…」ぐすん

「それじゃあ、約束はちゃんと守ってねー」

由比ヶ浜「」


---------------------------------



由比ヶ浜(ひどいよ……)ぐすっ



その頃


「さすがに妹ちゃんは可愛そうだから、無視させるのは止めてあげたけど、余計な事まで喋らないといいなー」

「まあ、いいか。妹ちゃんは新しい家族として迎えよう」るんるん


比企谷家

ピンポーン

ピンポーン

「勝手に入っちゃえ」ガチャガチャ

「あれっ?開かない」



「困ったときは合鍵ー♪」

ガチャリ


「うっ……」


比企谷の家に入った途端、鉄のような匂いが鼻につく。


「なんだろうこの匂い…」

(それに…暗くてよく見えないけど、黒いような物が…)

(あれは髪を留めるピン…?)

(スカート………)




「ぉっぇえっつ」びしゃ

その黒い物体が何なのかわかってしまったときには嘔吐をしていた。







「うぐっ……」

「なんで…なんでなの」

「こんなはずじゃなかったのに…」

ささっ

「!!」

「八幡いるの…?」



比企谷に背後から肩を掴まれる


「ひいっ…!」




八幡「ふへへへへ」

「い、いやっ」

八幡「もっと俺に快感をくれよ」



グシャッ


「あ''あ''あ''あ''あ''あ''あ''あ''」






おしり



その頃 収容施設


戸部「早く出してくれないかな…」

戸部「まさか、いろはすに土下座されるとはなあ」



------------------------------------

いろは「捕まってください!お願いします!」どどっ

戸部「えっー!」

戸部「ついにモテ…」

いろは「警察に」

戸部「ちょっちょっー」

いろは「その後はちゃんと説明してすぐに釈放させますから」

戸部「う、うーん…」



いろは「頼れるのは戸部先輩しかいないんです」

戸部「いきなりすぎて何がなんだか…」

いろは「うぅ…」うるうる

戸部(ここで拒んだら男失格だ!)

戸部「俺に任せろい!」

いろは「やったーー!」

いろは「それじゃあ計画について教えるので生徒会室きてくださーい」ぐいっ

戸部(いろはすってこんなキャラだったっけ…?)



---------------------------------------



戸部「いろはす、すげーわ」

戸部「いろはすの言った通り、ヒキタニ君が人質になるなんてなー」

戸部「それにしてもヒキタニ君のパンチ全然痛くなかったな」

戸部「俺の演技最高だったべ」うへへ

戸部「…………………」

戸部「いろはすまだかなー」





これにて、ゴミssはおわりです。
それではまたどこかで

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年03月26日 (土) 01:20:59   ID: ausUIiKJ

作者がゴミっていうような奴を人様に見せるんじゃない

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