男「亜人だらけの学園で、俺は恋を始める」ゴブ「その2だ」 (950)

このSSは人外だらけの学園で生活をする安価SSです。

このSSではSS中の平日・日曜日ごとに行動を安価していきます。

とれる行動は
国語・科学・魔術・魔導・芸術・運動・容姿・雑学のスコアを上げる
部活をする
何か行動を行う(具体的に安価をして頂けると助かります)

の三つとなっております。

【詳しい情報】

男がいる学園都市でのデート先になりそうな場所は遊園地、水族館、海、山、図書館、音楽ホール、映画館、美術館、商店街、競技場、ゲームセンター、カラオケ、ボーリング場などが存在します。

スコアと呼ばれる能力を数値化したもので対決や、テストの結果が決まります。

部活は運動部と文化部に分かれており、運動部は一つしか所属できず、運動は2回部活をサボると強制退部させられます。

この世界は人間が衰退し、希少な種族となった世界で、人間はほとんどいません。人間が遺伝子改造して産まれた亜人と呼ばれる様々な種族が栄えています。

魔導とは魔術を専門的な知識を必要とせず誰でも使えるように工学化したものです。

精霊職とは精霊の名から取った重要な役職で天気などに関わるニュンペー・水に関わるウィンディーネ・空に関わるシルフ・陸に関わるノーム・炎、工業に関わるサラマンダーが精霊職と呼ばれます。

主人公が通っている学園は小学校から大学までを内包する巨大な学校で、生徒数は1万を超え、高校だけでも3000人を超える生徒がいます。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455709275

【男の能力】

国語【56】

科学【23】

魔術【91】

魔導【52】

芸術【55】

【好感度】

ゴブリン【61】

ドッペルゲンガー【61】

人魚【45】

ゴースト【28】

ワークラブ【26】

玄妹【21】

マリモ【20】

フェニックス【17】

【前スレ】

【人外】男「亜人だらけの学園生活2年目」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448543366/)


【キャラクター紹介】

【男】「最近寒気を感じることがある」

種族人間の2年生、男、特別保護種であるため、割と裕福な生活を送っている。

【ゴブリン】「あん? ちげぇよ! ガキどもがお前に会いたいって言ってるからだよっ。うるせぇっ、さっさと家に来い!」

種族ゴブリンの2年生、女。男と同じクラス。大家族で10人姉妹の長女で力持ち。バイトに明け暮れる苦学生。

【ドッペルゲンガー】「こんなとこで男さんに会うなんて偶然っすね。なんだか最近良く偶然会うっすけどもしかして運命、なんて、えへへ」

種族ドッペルゲンガーの2年生、女。男と同じくクラス。第二種危険種族であるドッペルゲンガーの女の子で人に化けれる能力を持つがまだ不完全で胸だけは化けれない。なぜか男以外の人から顔を覚えてもらえず認識されない。割と巨乳。

【人魚】「可愛い私を愛でる権利を上げましょう! ほら思う存分愛でてもいいんですよ? まったくあなたは幸せもので、私は可愛くて優しくて女神ですね」ドヤァ

種族人魚の2年生、女。事あるごとに自分の事を可愛いと言いどや顔をする女の子。尾びれを足に変えることはできるが半日ぐらいしかもたない。特殊な歌を歌い人を卒倒させることが出来る。水中種族なので雨に日は大好き。

【ゴースト】「気分はどうかでございますか? 良い天気で天にも昇る気分でございますよ。いえ、成仏するわけではございませんよ?」

種族幽霊の2年生、女。死んだ理由は覚えていないが、高校生だったようなので学校に通っている。服飾研部長をしているが、部員は現在一人。相手の魂が見えたり吸い出したりできる。

【ワークラブ】「ん、今ボクが何をしているかって? 想像をしているのさ。魔法には発想と想像が重要なんだよ」

種族ワークラブの2年生。女。学校唯一の魔法使い。魔術は得意だがそれ以外は興味がないため魔導を除いて中の下の成績。下半身が蟹のため早くは動けない。

【マリモ】「ふわぁ、眠いから僕を教室まで運んでおくれー」

種族アルラウネ(マリモ)の2年生。女。身長が非常に小さいため、移動するときは誰かに連れて行ってもらう。体がふわふわで緑の藻に覆われているためある程度の高さなら落ちても無傷。

【フェニックス】「ヤハー。実験体、間違えた、男がついに実験に協力してくれる気になったのかヨー」

種族フェニックスの2年生。女。科学部にある自分の部屋に入り浸る天才であり変人。暴走した際には科学部部長によって生命活動ごと止められるが大抵の事なら不死鳥なのですぐに蘇る。男を事あるごとに実験に使おうとする。

【玄妹】「なんだ、この玄妹様に何か用なのか? まったくアポも取らずにこの玄妹様に会えるとは認識が甘いのだ! 玄妹様は人気アトラクションの如く皆に求められていて大忙しなのだ。貴様ごときがこの玄妹様に、にゃぁっ!? お、お兄様!?」

種族玄武の1年生。女。玄武の妹であり大金持ち。性格は尊大不遜で傍若無人。いわゆるブラコンではあるが怖いものも兄である。いつも執事と一緒におり、執事に上手い様に扱われているが気付かない。

【ムカデ】「女の子の情報なら俺に任せてくれー」

種族ムカデの2年生。男。ゴブリンとは腐れ縁であり、男と玄武とは親友。男だが女の制服を着ている。しかし女好き。余計な事を言って良くゴブリンに殴られたりしている。

【玄武】「妹が迷惑をかける。すまない」

種族玄武の2年生。男。実家が大金持ち。本人は真面目で家の力を使ったりはしない。妹の行動によく悩まされており、説教をよくするため玄妹に恐れられている。

8月第1週 日曜日

男「あー、早く秋にならねぇかなー」

男「さて、今日は何をしよう」

>> 7

男「もしもし、男だけど」

人魚『男さんですか? どうしたんです?』

男「遊びに行かないか?」

人魚『なるほど、可愛い私にそんなに会いたいと、気持ちはわかりますが――』

男「遊びに行かないか?」

人魚『仕方ないですねぇ、それでどこに行くんですか?』

男「えっと」

>> 9

人魚『水族館ですか』

男「だめか?」

人魚『いえ、いいですよ。それでは駅前で待ち合わせで』

男「おう」

ツーツー

男「よし、支度するか」

~駅前~

男「よう」

人魚「遅いですよ! と言いたいところですが、私も今来たところです」

男「もうすぐバスがくるな」

人魚「たまには地上で見る魚たちもいいものかもしれませんね。それに世界中の魚は流石に見たことありませんし」

男「足は大丈夫か?」

人魚「今日は万全ですよ」

~水族館~

男「おぉ、この水槽大きいなぁ」

人魚「見たことがない魚がいっぱいですね」

人魚「まぁ、それでもかしこい私は知識としては知っているんですけどね」ドヤァ

男「お、イルカショーやってるってさ」

人魚「ぜひ見に行きましょう」

男「おぅ」

人魚「あの程度なら私にもできますけどね」ドヤァ

男「なぜイルカと張り合うんだよ」

人魚「なぜって。水中種族としての誇りですよ」ドヤァァ

男「イルカ嫌いなのか?」

人魚「好きですよ。見てる分には可愛いですし」

男「辛辣だな」

人魚「今度男さんは海の怖さを教えてあげますよ。そしたら私の事を尊敬するようになるかもしれませんよ?」

男「ノーセンキュー」

人魚「さて、じゃあペンギン見て帰りましょうか!」

男「ペンギンは好きなのなって、袖を引っ張るな」

人魚「ペンギンが嫌いな女の子は多分いませんよ!」

人魚の好感度【45】→【49】

男「限界なら送っていこうか?」

人魚「いえ、結構です」プイッ

男「人魚?」

人魚「すいません。それでは」スタスタ

男「………怒らせてしまったのか?」

今日はここまでで。

ヤンデレですが、条件達成でヤンデレ解消にしようと思います。

とりあえずどpp









ヤンデレって可愛いですよね

8月第2週

男「さぁて、今週はなーにをするかな」

>> 22

男「科学の勉強をするかな」

―――

――



【普通】

男「まぁ、こんなもんかな」

科学【23】→【24】

8月第2週

男「今日はそういえば祭りか」

男「どうしよう」

>> 25

男「もしもし?」

人魚『………あ、男さん』

男「なぁ、もしよかったら一緒に祭りにいかないか?」

人魚『………ごめんなさい。嫌です』

男「そっか、じゃあまた今度な」

人魚『………』

ツーツー

男「くそー、他の誰か誘うかな」

>> 27

プルル ガチャ

ドッぺ『あ、男さん。お電話待ってたんすよ』

男「今日祭りだけど、良かったら一緒にいかないか?」

ドッぺ『えへへ、その言葉を待ってたっスよ。もちろん行くっす」

男「それじゃあ神社で待ち合わせな」

ドッぺ『待ってるっすからね。男さんが来るまでずっと』

ツーツーツー

男「さて、準備するか」

男「あ、待ったか?」

ドッぺ「そんなに待ってないっすよー」

男「そうか、それじゃ行くか」

ドッぺ「その前に何か言う事あるんじゃないっすか?」

男「えーっと、浴衣似合ってるよ」

ドッぺ「えへへ、正解っす」

ドッぺ「んー、屋台がいっぱいっすねぇ。どこに行くっスか?」

男「えっと」

>> 31

ドッぺ「んー、香ばしくて美味しいっす!」

男「だな、祭り以外で食べないなぁ、こういうの」

ドッぺ「よかったら作るっすよ?」

男「おぉー。すげぇ」

ドッぺ「男さんが食べたいものなんでも作るっすよー」

男「じゃあ今度食べたいもの頼むかな。さぁて次は>> 33いくか」

男「かき氷対決だぁ!!」

ドッぺ「望むところっす! あ、でもそれだけじゃつまらないっすから罰ゲームありでどうっす?」

男「良いだろう、敗者は勝者のいう事を聞くでどうだ?」

ドッぺ「んー、どっちに転んでもご褒美っすねぇ」ジュルり

男「ん、どうした?」

ドッぺ「望むところっすよーっ!」

男「それじゃあ俺は、みぞれで」

ドッぺ「宇治金時っす」

男「それじゃあ準備はいいな? よーい、どんっ」

男の運動【57】 ドッペルゲンガーの運動【72】

【コンマ30以下で勝利】

>> 36

男「ぐぉぉぉお、頭がぁああ」

ドッぺ「勝利っす! ぶいっ」

ドッぺ「約束通りお願いを聞いてもらうっすよー」

男「あ、あんまりひどいのは勘弁な」

ドッぺ「そんな難しいことじゃないっすよー。あそこに屋台があるっすよね」

男「ん? 手作りのアクセサリーか」

ドッぺ「あそこで指輪を買ってくださいっす」

男「それくらいなら。よかった、もっと無茶を言われるものかと」

ドッぺ「私はそこまでひどい女じゃないっすよー」

男「どれがいいんだ?」

ドッぺ「男さんが選んだ奴がいいっす」

男「えぇっと、文句は言わないでくれよ?」

ドッぺ「言わないっすよー。ほら、ハリー、ハリーっす」

男「えぇっと、それじゃあコレください」

ドッぺ「えへへ、それじゃあ私に指輪を付けてくださいっす」

男「えぇっと」

男(どの指につければいいんだ? そういえば指ごとに意味あったっけ、左手の場合は………忘れてしまったな)

男(>> 38指にするか)

ドッぺ「!」

男「どした?」

ドッぺ「えへ、えへ、えへへへへへ」

ドッぺ「大好きっすよ、もう男さん!」

男「そこまで喜んでくれるなら買ったかいがあったよ」

男「あ、もうそろそろ花火始まるみたいだ」

ドッぺ「えへへへへへへ」ニヘラ

男「ドッペル?」

ドッぺ「あっ、花火っすよね。見やすい場所に移動するっすよ」

ヒュー パァンッ

男「おぉ、綺麗」

ドッぺ「綺麗っすねぇ」

男「やっぱり夏の風物詩だな」

ドッぺ「冬の花火も綺麗っすよ?」

男「冬の花火は見たことないなぁ」

ドッぺ「冬、一緒に見に行くっす」

男「おう」

ドッぺ「約束っすよ?」

ドッぺ「絶対に、約束っす」

ドッペルゲンガーの好感度【61】→【67】

8月第3週

男「ふわぁ、昨日はけっこう夜遅くまで起きてたから眠いな」

男「今日はなにをしよう」

>> 43

ピンポーン

ドッぺ「えへへ、待ってたっスよぉ」

男「! 良く俺って分かったな」

ドッぺ「インターホンにカメラあるっすから」

男「あ、そっか」

ドッぺ「遊びに来たんすか?」

男「こないだなんでも作ってくれるって言ったから甘えに」

ドッぺ「じゃあ一緒に一緒に買い物行くっすよぉ」

男「おう。あ、金は俺が出すから」

ドッぺ「そんな、構わなくてもいいんすよ?」

男「女の子に御飯たかるって、嫌だよ」

ドッぺ「優しいっすね、男さんは」

男「んなこたない」

ドッぺ「えっへへー。こうやって歩くと新婚さんに見えるっすかね?」

男「さぁ、どうだろうな。にしてもドッペル最近ガード緩いな。変な男に騙されるんじゃないぞ?」

ドッぺ「変な男には騙されないっすよー」

ドッぺ「あ、ところで男さん何食べたいんすか?」

男「そうだなぁ」

>> 46

男「カレーかな。男の子といえばカレーだ」

ドッぺ「くすっ。可愛いっすね」

男「男はいくつになってもカレーが大好きなんだよ」

ドッぺ「カレーは隠し味が大事っすね」

男「ドッペル家では何を入れるんだ?」

ドッぺ「秘密っす。一子相伝っすから」

男「なにそれ凄い」

ドッぺ「じゃあジャガイモー、ニンジンー、玉ねぎ―。あ、お肉ややっぱりビーフっすか?」

男「もちろん」

ドッぺ「カレーできたっすよー」

男「おぉ、美味しそう。ん? 指切ったのか?」

ドッぺ「ピーラーで切っちゃったんすよー。痛かったっす」

男「考えただけで背筋がぞっとする」

ドッぺ「それじゃあ頂くっすよー」

男「お、福神漬けもあるのか」

ドッぺ「流石に買ったものっすけどね」

男「いただきます」モグモグ

男「うまい!」

ドッぺ「えへ、えへへ。嬉しいっす。そんなに美味しいっすか?」

男「凄い美味い。流石女の子だな」

ドッぺ「えへへへへ、美味しいって、美味しいって」ゾクゾクッ

男(やっぱり作った料理褒められるとだれでも嬉しいもんなんだな)

ドッぺ「おかわりもあるからどんどん食べてくださいっすね」

男「おかわりっ」

ドッぺ「分かったっすよー」ビクンッ

ドッペルゲンガーの好感度【67】→【70】

今日はここまでで

ヤンデレ一直線。

8月第3週 日曜日

男「んー、なんか腹の調子がおかしいな。なんか変なもの食べたかな?」

男「まぁいいや。今日はなにをしようかね」

>> 56

男「あー、もしもし?」

ゴブ『遊びの誘いか?』

男「そうだけど、大丈夫か?」

ゴブ『今日はバイトないから大丈夫だ。どこに行くんだ?』

男「えっと」

>> 58

ゴブ『プールかぁ。別にいいけど』

男「なんかあるのか?」

ゴブ『笑ったらぶっ[ピーーー]』

男「え、えぇ………」

ゴブ『んじゃ、プールで待ち合わせな』

男「おう」

ツーツーツー

男「何を笑ったら俺は殺されるんだ?」

ゴブ「おっす」

男「よぉ」

ゴブ「暑いからさっさと着替えて入ろうぜ」

男「おー」

―――

――



男「………」

ゴブ「あん?」

男(ゴブリンはスクール水着だった。貧乏ってのは分かってたが… いや、でもゴブリンには似合っているな。身長低いし)

男「よく似合ってるよ」キランッ

ゴブ「おらぁっ!」

男「ぐぼっ。な、なんで!?」

ゴブ「スクール水着が似合ってたまるか!」

男(似合ってるんだけどなぁ)

ゴブ「市民プールだと派手なもんないけど涼むぶんにはいいよなぁ」

男「一応ウォータースライダーあるけど並んでるな」

ゴブ「この暑さの中で並びたくねぇよ。あたしはずっと流れるプールで流れてるんだよ」

男「にしてもゴブリンって肌緑だよなぁ」

ゴブ「喧嘩売ってんのかぁ?」

男「いや、見てて落ち着く」

ゴブ「あたしはこれ、怒るべきなのか?」

男「目に優しい少女、ゴブリン」

ゴブ「あ、怒るべきだな、これ」

男「いってぇ!」

ゴブ「あー、泳いだ泳いだ。っていうか流された」

男「泳いだ後のこのけだるさなんだ」

ゴブ「背負って帰ってやろうか?」

男「恥ずかしいからやめて」

ゴブ「じゃあお姫様だっこで」

男「まじやめて」

ゴブ「今日はあたしんちで飯食べてくか?」

男「そうする。じゃあ帰りにスーパー寄るか」

ゴブ「たけぇもん買おう」

男「やめてくれ。財布に効く」

ゴブリンの好感度【61】→【65】

8月第4週

男「今週で夏休み終わりか。夏休みが終わったらすぐ体育祭と文化祭か」

男「スケジュール詰まってるなぁ」

男「さて今日はなにしよう」

>> 65

男「というわけで集まってもらったんだが」

ドッぺ「もう、仕方ないっすねぇ、男さんは」

ゴブ「というかあたしも宿題できてねぇよ」

ムカ「あ、俺も俺もー」

玄武「………はぁ。俺たちが頑張らないといけないみたいだな」

ドッぺ「じゃあ私は男さんの宿題を見るんで、玄武さんはゴブリンさんとムカデさんの宿題をお願いするっす」

ムカ「えー。いいなー男ー。専属で女の子に教えてもらえるとかずるいー」

ドッぺ「見た感じ男さんは半分以上終わってるっすけど、ゴブリンさんとムカデさんは半分も終わってないっすよね。だからここは私が男さんの宿題を手伝ってそののちに私がゴブリンさん、男さんと玄武さんがムカデさんの宿題を手伝うのが一番効率的かなって考えたんすけど、なにかおかしいっすかね。多分これが一番効率的なんすけど。じゃあ私が男さんの宿題を見るってことでいいっすよね、玄武さん?」

玄武「………あぁ」

こわい(かわいい)

ドッぺ「よくできたっすね。偉い偉いっす」ナデナデ

男「撫でるな。恥ずかしい」

ゴブ「男ちゃんはドッペルママに宿題見てもらっていいですねーっ」

男「おい、やめろ」

ドッぺ「えへへ。もっとナデナデしてほしいんすかー?」

男「ノーセンキュー」

ムカ「はい! はいはい! 俺もナデナデしてほしい!」

ドッぺ「ムカデさんは嫌っす」

ムカ「えー!? なんで!?」

ドッぺ「ムカデさんは女装してるのに女好きっすからなにか良く分からないから嫌っす」

ムカ「がーんっ」

ゴブ「残念だけどそれが当たり前だな」

ドッぺ「なでなでー」

男「やめてくれ」

男「ってわけだ」

ムカ「おー、わかり易いわかり易い」

男「魔術は得意だからな」

玄武「これでほとんど終わったか?」

ムカ「あとは細かいのだけだな。よっしゃーくつろごー。ごろごろー」

男「でかいから邪魔」

ムカ「ひ、ひでぇよう」

男「そっちはどうだ?」

ゴブ「順調だよ。ドッペルゲンガーのおかげだな」

ドッぺ「えへへー。そんなことないっすよー」

男「あ、そことそことそこ間違ってるぞ?」

ゴブ「え?」

ドッぺ「………あ、間違えちゃったっすー。ごめんなさいっす。ゴブリンさん」

男「ここの公式はこっちだよ」

ゴブ「なるほどな。っていってもわかんねぇけど」

男「仕方ないなぁ。ほら、ここの公式は前の章のこの公式を―――――」

ゴブ「あぁ、なるほどな」

ドッぺ「………」ギリッ

ゴブ「んじゃあ後はまたドッペルゲンガーに教えてもらうから」

男「おう、あとは任せたよ。ドッペル」

ドッぺ「あっ。分かったっすよー」ニコニコ

玄武「………」

ゴブ「終わったーっ!」

男「次のテストまで覚えてるといいな」

ゴブ「そうなったらまた誰かに教えてもらう」

ドッぺ「私でいいなら教えるっすよ?」

ゴブ「頼んだ」

ムカ「俺もー」

ドッぺ「嫌っす」

ムカ「がーんっ」

男「あはは」

玄武「………なぁ、男」

男「ん?」

ドッペル「………」ジーッ

玄武「いや、何でもない。また学校で会おう。失礼する」

ゴブリンの好感度【65】→【68】

ドッペルの好感度【70】→【73】

男、刺されるまでもう少し

8月第4週 日曜日

男「あー、今日は雨かぁ。せっかくの夏休み最終日だってのに」

男「なにしよ」

>> 73

プルルガチャッ

ドッぺ『あ、男さん。お電話待ってたんすよぉ』

男「ドッペル、今日暇か?」

ドッぺ『暇っすよー、もしかしてデートのお誘いっすか?』

男「デートってわけじゃないけど。一緒に遊びに行かないか?」

ドッぺ『行くっス! それで、どこにいくっすか?』

男「えっと」

>> 75

ゴブリンに服買ったとこ

男「商店街の服屋にいくか」

ドッぺ『男さんの服買うんすか?』

男「えぇっと」

男(ドッペルの服を買うべきか、俺の服を買うべきか)

>> 78

男「ドッペルの服を買いに」

ドッぺ『え、えぇーっ!? い、いいんすか!?』

男「別にいいよ。あ、そんな高いのだめだけど」

ドッぺ『えへ、えへへへへへへへ。もう、大好きっすよ男さん!』

男「それじゃあ商店街で」

ドッぺ『はーいっす!』

ドッぺ「待ってたっすよー」

男「お待たせ」

ドッぺ「どこで服を買うっスか?」

男「えっと、あぁ、あったあった、あそこの店」

ドッぺ「へぇ、こんなお店があったんすか」

男「学生向けの値段で財布に優しいんだ。そのかわりブランドものとかじゃないけど」

ドッぺ「そんなの気にしないっすよー」

男「じゃあ入るか」

ドッぺ「男さんはここでいつも服買ってるんすか?」

男「いや、こないだゴブリンの服を買うときに調べた」

ドッぺ「………………そう、っすか」

男「さて、ドッペルに似合う服はっと、ん、どうした?」

ドッぺ「………男さんは………いや、何でもないっす」

ドッぺ「ねぇ、男さん、貴方が私に一番似合うって思う服を買ってくださいっす」

ドッぺ「私、男さんが選んだのならどんな服でも着るっすよ」

ドッぺ「だから選んでくださいっす、どんな、わたしが、いいか」

男「………」ゾクッ

男(なんか今寒気がしたな)

男(にしても、ドッペルに似合う服か)

>> 82

男(大人しめでふんわりした服にしよう)

―――

――



ドッぺ「えへへ、どうっすか?」

男「おう、似合ってる。いいとこの令嬢みたいだ」

ドッぺ「そっすか?」

ドッぺ「男さんはこんなのがタイプなんすか?」

男「いや、そういうわけじゃないけど」

ドッぺ「なにを、何を着れば男さんのタイプになれるんすか?」

男「え?」

ドッペルの好感度【73】→【75】

ドッぺ「私は男さんと一緒にいたいんす」

ドッぺ「男さんだけが、私を見つけてくれる。私の世界は男さんなんす」

ドッぺ「だから、だからずっと一緒にいてくださいっす、お願いっす、私なんでもするっすから」

ドッぺ「男さんが望むことならなんでもするっすから」

ドッぺ「男さん、ねぇ、男さんどうしたんすか?」

ドッぺ「他にどんな服を着ればいいんすか? どんな顔をすればいいんすか?」

ドッぺ「どんな顔になればいいんですか どんな体になればいいんすか 誰になれば男さんは私を好きになってくれますか」

ドッぺ「ねぇ、教えてください、男さん」

ドッぺ「どうすれば男さんは私だけを見てくれるんすか?」

男「えっと、お、俺は」

男「>> 86」

この安価でルート分岐です

ギュッ

ドッぺ「!」

男「すまん。まだ良く分からないけどさ」

男「ドッペルの事は嫌いじゃないし、嫌いにならない」

男「誰になれば好きになるじゃない」

男「誰にもならなくていい。ドッペルはドッペルだ」

男「あー、えっと、つまりだな」

男「………」

男「今まで通りだ」

男「今まで通りなんだ」

ドッぺ「………いつも通りなんかじゃいやなんす」

男「………それは、ちょっと待ってくれ」

ドッぺ「………………」コクッ

男「ありがとう」

ドッぺ「でも、あまり他の女の子といるところ見たくないッす。もしかしたら私」

ドッぺ「―――――えへへ」ニコッ

男「!」ゾクッ

9月第1週

ドッぺ「おはようっす、男さん」

男「おはよう、ドッぺ」

ドッぺ「朝ごはん作ったっすよ」

男「あぁ………」

ドッぺ「それじゃあ私はリビングいるっすから」

男「うん、わかった」

男(………どうやって入った)

男「あー、うん。どうやって入ったんだ、ドッペル」

ドッぺ「え、あぁ。それはっすね」

ドッぺ「ドアの隙間からっす」

男「………え、えぇ………」

ドッぺ「えへ、えへへへ」

男「えっと、こんど鍵渡すから、それで入ってきてくれ」

ドッぺ「! 男さんちのカギ」ジュルリ

男(あ、まずったかも)

男「よう」

玄武「おはよう、男。ドッペルさんもいたのか」

ドッぺ「えへへへへ。おはようっす、玄武さん」

玄武「その様子だと」

ドッぺ「あぁ、玄武さんは気付いていたっすよねぇ」

玄武「………頼むから事件だけは起こさないでくれないか」

ドッぺ「起こさないっすよ、ねぇ、男さん」

男「あぁ、分かった」

玄武「ちょっと、ドッペルゲンガー、来てくれないか?」

ドッぺ「? なにっすかー?」

玄武「ゴブリンに手を出さないでくれ」コソコソ

ドッぺ「あはは、何のことっすか?」コソコソ

玄武「………………」

ドッぺ「平和が一番っすよね」

玄武「あぁ、平和が一番だよな」

男「どうした?」

ドッぺ「そういえば男さんは今週の予定はあるっスか?」

男「今週の予定は」

>> 92

ゴブリン家に妹弟達の面倒見にいく

男「科学の勉強をしよう」

―――

――



【普通】

男「まぁ、こんなもんかな」

科学【24】→【25】

9月第1週 日曜日

男「………えぇっと」

男「朝ごはんが作ってあることは疑問に思わないでおこう」

男「さて、今日はなにをするかな」

>> 96

プルガチャ

男「ドッペル?」

ドッぺ「『なにっすかー?』」

男「今日暇だったら、家まで来てくれないか?」

ドッぺ「『いいっすよー』」

男「それじゃ」

ドッぺ「『すぐ行くっスからね』」

ピッ

男「さて、待つか」

電話のはずだけど「『喋り』」って今までなかったよね…

ピンポーン

男「早いな」

ドッぺ「話って、何っすかー?」

男「まぁ、座ってくれ」

ドッぺ「はいっす」

男「………聞きたいことがあるんだけど」

ドッぺ「なんすか? はっ、エッチなことはだめっすからね」

男「違う」

男「なんでドッペルはそこまで俺を慕ってくれるんだ?」

ドッぺ「なんでかっすか?」

ドッぺ「唯一私を見てくれるからっす」

男「唯一って。流石に親は」

ドッぺ「あはは、親っすかぁ」

ドッぺ「ドッペルゲンガーらしいっすよ。すぐ顔変わるっすし。ちゃんとした顔ってどれなんすかね。本当あれ私の親なんすかね」

ドッぺ「あ、私の顔はこれっすよ。物心ついたころからこれっす。でもおかしいっすよね。顔変えてないのにだーれも私を覚えてくれないんす」

ドッぺ「でも男さんは違う。男さんだけは私を見てくれる。私には男さんしかいないんすよ」

男「そうか………」

男「他の奴がお前を見てくれればいいんだな?」

ドッぺ「お友達が出来てくれると嬉しいっすね」

男「そうか」

ドッぺ「でも勘違いしないでくださいっすよ? 男さんは普通に好きっす」

男「………ちょっとそこまでまっすぐに言われると照れる」

ドッぺ「お、脈ありっすか?」

男「それについてはちょっと時間をくれ」

ドッぺ「はーいっす」

男「さて、話はここまでにして遊ぶか」

ドッぺ「わーいっす」

男「御飯食べてく?」

ドッぺ「男さんは不思議っすよね」

男「何がだ?」

ドッぺ「こんなことしてる私を受け入れてくれるんすか。いうなれば私ヤンデレっすよ?」

男「だから言っただろ。。何も変わらないって」

ドッぺ「えへへ」ニヘラ

ドッペルゲンガーの好感度【75】→【77】

今日はここまで。

ドッペル覚醒。

おつおつ

取り合えず刺されるのは回避できたかな?

ゴブリンもヤンデレにしたら面白いですかね?

9月第2週

ドッぺ「おはようっす」

男「おはよう」

ドッぺ「朝ごはん出来てるっすよー」

男(まだ鍵作ってないんだけどなぁ)

―――

――



男「あ、よう人魚」

人魚「………………」スタスタ

男「俺なんかしたかな」

ドッぺ「むー」

男(あ、やべ)

ドッぺ「なんて嘘っすよ。半分」

男「半分!?」

ドッぺ「乙女心は複雑なんす」

ドッぺ「そんな事より、私男さんの今週の予定が知りたいっす」

男「今週は」

>> 123

ドッぺ「いいっすね! でも平日だから遠いところはいけないっすけど」

男「それじゃあ」

>>125

カラオケ

~カラオケ~

男「さぁ、歌いに行くか」

ドッぺ「えへへ、二人きりっすね」

男「思いっきり歌うぞー」

ドッぺ「何歌うんすか?」

男「もちろんまずは」

>> 127

男「流行りの曲だな」

ドッぺ「あっ。この曲私も知ってるっス」

男「一緒に歌うか?」

ドッぺ「デュエットするっす!」

ドッぺ「~♪」

男(結構盛り上がった)

ドッペルの好感度【77】→【80】

9月第2週 日曜日

男「流石に日曜日はドッペル来ないのか」

男「さて、今日はなにをするかな」

>> 131

男「いつもなぜかいたけど、いないといないで少し寂しいな」

プルルルル

男「ん?」

ドッぺ「『おはようっす、男さん!』」

男「あぁ、どうしたドッペル」

ドッぺ「『あの、私今日暇で一緒に遊びにいきたいなーって思うんすけど。どっか遊びに連れてってくれないすかなーなんて』」

男「いいぞ。それじゃあ」

>> 133

男「うちに来るか?」

ドッぺ「『いいんすか?』」

男「いいぞ」

ドッぺ「『えへ、えへ、えへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ』」

ツーツー

男「………お茶とお菓子だしとくか」

3分後

ドッぺ「来たっすよ! 男さん」

男「せめてインターホンは鳴らしてくれ」

ドッぺ「えへへ、男さんに早く会いたくて」

ドッぺ「それで何するっすか? エッチな事以外ならなんでもするっすよ」

ドッぺ「で、でも男さんが私を望むのならエッチなことでも」

男「えぇっと」

>> 136

男「本当に?」

ドッぺ「!」

ドッぺ「求めてくれた、男さんが私を求めてくれた」

ドッぺ「えへ、えへ、えへへへへへへへへへへへへへへへへ」

ドッぺ「私も欲しいっス、男さんが欲しいっす」

ドッぺ「どうしたんすか男さん、触ってもいいんすよ? 自慢じゃないっすけど結構大きいほうだと思うんす」

ドッぺ「いいんすよ。男さんしか許さないっすけど」

ドッぺ「私の全部男さんの好きにして」

ドッぺ「でもそうしたら男さんは私のもの」

ドッぺ「他の子を見ちゃいけないんす」

ドッぺ「そうしたら、えへへ。分かるっすよね?」

ドッぺ「やったぁ、男さんと恋人になれた」

ドッぺ「結婚するっすよ。死ぬまで一緒っすよ」

ドッぺ「ねぇ、男さん」

ドッぺ「死ぬときも一緒っすよ?」

男(あ、えっと、どうするべきか)

>> 141

ドッペル完全覚醒

ドッペルルート確定

男「自分を安売りしないでくれ。そういうことはしないでいいんだ。冗談だから」

ドッぺ「なんで………なんでなんでなんでなんでなんでなんで!!」ガシッ

男「うぐっ」

ドッぺ「やだ、やだ、やだっすよ、嫌わないで、拒否しないで、拒絶しないで、なんでもするっすから」

ドッぺ「あ、ほら、こんなことだって」

男「やめ、ろっ!」

ドッぺ「!」

ドッぺ「う、うぇえ、いやぁ、いやだっすよぉ」ポロポロ

男「違うんだ」ギュッ

ドッぺ「!」

男「初めてがこんなのじゃ嫌なんだよ」

男「ドッペルが俺の事を好きで、俺のいう事をなんでも聞いてくれるのはわかってる」

男「だから俺はそれを利用する最低のクズだ」

男「いいかドッペル」

男「これからずっと俺の言う事を聞け」

男「いいな?」

ドッぺ「!」

ドッぺ「えへ、えへへ。やった、私は、男さんのものに、男さんのものになれたぁ」

男(なんとか、なったのか)

男(いや、もう手遅れか)

ドッペルの好感度【80】→【90】

9月第3週

ギュッ

男「………ん?」

ドッぺ「おはようっす、男さん」

男(朝目を覚ますと目の前にドッペルの顔があった。というか俺の布団の中にドッペルがいて、俺の右手に抱き付いている)

男「おはよう」

ドッぺ「朝ごはん作ったから、起きるっすよー」

男「ん」

男「とりあえず着替えるから」

ドッぺ「はいっす。見てればいいんすね」

男「出てって」

ドッぺ「はいっす…」

男「ん、美味い」

ドッぺ「男さんはご飯派っすよね。私もなんすよー」

男「にしても朝から焼き鮭か。贅沢な気分だ」

ドッぺ「頑張ったっす!」

ドッぺ「ところで男さん、今週は何するんすか?」

男「今週は」

>> 146

男「公園の大掃除。ボランティアだよ」

ドッぺ「流石男さんっす」

ドッぺ「私もいっていいっすか?」

男「別にいいけど」

ドッぺ「うへへ。一緒にゴミを拾うっすよー」

男「一緒の所を掃除しても意味ないだろ」

ドッぺ「そうっすね…」ショボーン

男「それじゃあまた後で」

―――

――



男「ふぅ、結構集まったな」

「お疲れ様」

男「あ、お疲れ様です」

ドッぺ「男さーん。私も終わったっすよー」ダキッ

「彼女さん?」

男「え、あぁ」

ドッぺ「そうっす!」

「若いっていいねぇ。はいこれお茶」

男「ありがとうございます」

ドッぺ「ありがとうございますっす」

「また参加してくださいねぇ」

男「はい」

ドッペルの好感度【90】→【91】

9月第3週 日曜日

男「朝ごはんが用意されている………」

男「………うめぇ」パクパク

男「さて、今日はなにをしようかね」

>> 151

男「ドッペルを認識できる奴かぁ」

男「俺以外いないけど、練習すればなんとかなるのか?」

男「その場合は俺の友達ってことになるか」

男「それとも探しに行くべきか」

>> 153

男「まぁ、新しい人を探すのはなんだしな」

男「ドッペルと仲良くなれそうな人って誰だ」

>> 156

男「ワークラブか………まぁ、魔法使いだからな、なんとかしてくれるだろ」

―――

――



男「というわけなんだ」

ワ―「なるほど。それがボクをいきなり呼び出した理由なんだね。しかしドッペルゲンガー君と友達に、か」

男「いきなり友達になれなんていうのはおかしいってわかってる。だけど頼れる奴があんまりいないんだ」

ワ―「仕方ない。なにか事情があるようだし。ボクで良ければひと肌脱ぐよ」

男「ありがてぇ………っ」

ワ―「といってもドッペルゲンガー君か。なぜ君が彼女を認識できるかはおいといて、彼女は魔法と対極の位置にいるんだよね」

男「?」

ワ―「魔法で一番大事なのは確固たるイメージ。彼女の顔は誰もが想像できるけれど、誰もちゃんとしたイメージとしては固定できない。彼女の顔は固定できるほどの特徴がないんだ。確かに美人だけれど、ただそれだけなんだよ」

ワ―「だからだろうね。彼女の顔を覚えることができないのは。だから解決策は一つ」

男「解決策があるのか?」

ワ―「一卵性の双子ですら親しき人なら見わけがつくように、彼女ととても親密な関係になるしかないね。顔が駄目なら仕草、声、片っ端から彼女の特徴を記憶に刻み込んでいくんだ。海馬に刻みつけられた記憶は彼女を経験として認識する。そうして脳の中で彼女が特別な存在として認識できたとき。その問題は解決する」

男「なるほど」

ワ―「まぁ、つまりだね。彼女と誰かを遊びに誘い続けろってことだね」

男「なるほど」

男「ということでドッペルを呼んだ」

ドッぺ「へ?」

ワ―「やぁ」

ドッぺ「あ、どうもっす」

男「なぁドッペル。お前はこないだ自分を見てくれる友達が欲しいっていったよな」

ドッぺ「えぇ、そうっすけど」

男「ということで俺は卒業までにお前を認識できる友達を作る」

ドッぺ「そんな、そんなことできるわけが」

ワ―「できないって答えがでてるわけではないんだよ。成功するかも分からないけどね。ただ前提条件として一つ」

ドッぺ「なんすか?」

ワ―「君がその人の前で姿を変えないこと。声も、なにもかも」

男「ってわけだ。できるか?」

ドッぺ「私はドッペルゲンガーの中でも能力は使わないほうなんで困らないっすけど。でも本当にいいんすか? みんなに迷惑かかっちゃうっすけど」

ワ―「少なくともボクは迷惑とは思ってないよ。なぜならボクは友達がとても少ないんだ」

ドッぺ「わっ、一緒っす!」

男「………」

男(涙が止まらない)

男(この日はとりあえずドッペルとワークラブはひたすら世間話をしていた)

男(少し寂しかったのは秘密だ)

ドッペルゲンガー→ワ―クラブの好感度【15】

ワ―クラブ→ドッペルゲンガーの好感度【20】

9月第4週

男「もうすぐ体育祭だな」

ドッぺ「頑張るっすよー。男さんの活躍も期待してるっすからね」

男「いや、俺運動スコア低いから」

ドッぺ「頑張る姿が大事なんすよ!」

男「じゃあ頑張りますか」

ドッぺ「それで今週のご予定は?」

男「えっと」

>> 162

男「今更だけど筋トレするか」

男「よしっ」フンッ フンッ

―――

――



【普通】

男「ふぅ、いい汗かいた」

運動【57】→【58】

9月第4週 日曜日

男「うん、朝ごはん美味い」

男「まだ、鍵できないのかな」

男「そんな事より今日はなにをするかな」

>> 164

ゴブ『はぁ、あたしに体育祭に向けて運動の特訓をしてほしい?』

男「駄目か?」

ゴブ『いや、別にダメってわけじゃねぇけど』

男「あと、ドッペルもいるけどいいか?」

ゴブ『別に一人教えるも二人教えるもそう大して変わんねぇからいいよ』

男「やりぃっ!」

男「じゃあ、また後で」

ゴブ『おう』

ツーツーツー

男「ってことだ」

ドッぺ「うぉー。頑張るっすよーっ」

ドッぺ「よろしくっす、ゴブリンコーチ!」

ゴブ「いや、コーチじゃねぇから」

男「よろしく、ゴブリンコーチ」

ゴブ「コーチじゃねぇって」

ドッぺ「まずは何をするんすかゴブリンコーチ」

ゴブ「もうコーチでいいよ…。まずは準備運動からだ。さすがに準備運動できないほどスコアは低くねぇだろ」

男「大丈夫だ」【58】

ドッぺ「大丈夫っすよー」【78】

ゴブ「ん、それじゃ、準備運動が終わったら走り込みからだ。まずは何事も体力だ」

男ドッぺ「おーっ」

―――

――



【大成功】

ゴブ「ここまで。って聞いちゃいねぇか」

男「も、もう無理」

ドッぺ「き、きつかったっすぅ」

ゴブ「だってあたしに合わせてんだからな」

男「お、おにぃ」

ドッぺ「スパルタ、っすぅ」

男の運動【58】→【70】

ドッペル→ゴブリンの好感度【0】→【3】

ゴブリン→ドッペルの好感度【15】→【18】

10月第1週

男「いたた」

ドッぺ「筋肉痛ひどいみたいっすねぇ」

男「まさか一日でここまで筋肉痛になるとは」

男「ドッペルはならないのか?」

ドッぺ「んー。ドッペルゲンガーっすからねぇ。半分スライムみたいなもんすし」

男「うらやましい」

ドッぺ「大丈夫っすか? 立てるっすか?」

男「な、なんとか」

ドッぺ「この様子じゃあんまり無理できないっすね。今週どうする予定っすか?」

男「今週は」

>> 169

男「すまん、今週いっぱい家事手伝って」

ドッぺ「いいっすよ」ニヘラ

ドッぺ「夕飯掃除洗濯、なんでもおまかせっす」

男「すまん、ありがとう」

ドッぺ「えへ、えへへ」

男(あ、またドッペルの目が濁ってる)

ドッペルゲンガーの好感度【91】→【93】

10月第1週日曜日

男「明日から体育祭か」

男「さて、今日は何をするか」

>> 169

安価ミス

>> 173

ゴブ『ん、またか』

男「まぁ、追い込みはかけておきたいし」

ゴブ『よし、それじゃあ学校で待ち合わせな』

男「おう」

男「よろしくお願いします、コーチ」

ゴブ「よし、じゃあ今日は気合いいれていくぞ!」

―――

――



【大失敗】

男「………」

ゴブ「やっべ、やり過ぎたか」

運動【70】→【70】

ゴブリンの好感度【68】→【70】

今日はここまで。

ドッペルさん。超覚醒。

ゴブリン危うし。

10月第2週

ドッぺ「えっへへー。今日は体育祭っすよ! 頑張るっすよーっ」

ゴブ「面倒見てやったんだから活躍しろよな」

ムカ「あー、障害物は得意だけど、他のは苦手だよ」

玄武「今年ことは優勝できるといいな」

男「今年の鉢巻きは緑か。とりあえず何の競技にでるかだけでも決めとかないとな」

男「たしか午前でれる競技は」

騎馬戦・クラス対抗リレー・棒倒し・100メートル走自由形・二人三脚

>> 185

男「お前らもか」

ムカ「だって目立つから」

ゴブ「活躍できるから」

玄武「………こいつらのためだ」

ドッぺ「男さん! 活躍してくださいっすよ!」

男「おう、任せろって言っても上はゴブリンなんだけどな」

ゴブ「お前らが情けないからな」【運動156】

ムカ「いや、身長、いたいいたいいたい!」【運動64】

玄武「しかし一番運動のスコアはいいからな」【運動102】

男「悲しい事にな」【運動70】

ゴブ「お前ら行くぞーっ」

「「「おーっ」」」

【運動の合計392】

【82以下で勝利】

>> 188

ゴブ「おらおらおらーっ」

玄武「3時方向だ」

男「やべっ、回れ回れっ」

ムカ「いくら動いても態勢が崩れないのが俺の強みだーっ」ワシャワシャ

―――

――



【大勝利】

ドッぺ「一騎当千の働きだったすね!」

男「ふぅ、玄武とゴブリンがいなかったらやばかったな」

ドッぺ「男さんも格好良かったすよ」

ゴブリンの好感度【70】→【71】

ドッペルゲンガーの好感度【93】→【94】

男「昼飯の時間だな」

ドッぺ「男さん」

男「そういえば昼飯作ってるって言ってたな」

ドッぺ「真心と愛情たっぷりっすよ!」

男「味も信用できるってのは知ってるけど」

ドッぺ「召し上がれ」ドンッ

男「多くない?」

ドッぺ「もしかして、ご迷惑だったっすか?」ウルウル

男「………」ゴクリ

男「迷惑じゃないって」

ドッぺ「わーいっ。よかったっすー」

男「………午後に響かないぐらいにしていいか?」

ドッぺ「やっぱり」ウルウル

男「夕飯で食べるから」

ドッぺ「じゃあ今日の夕ご飯はこれとなんか作るっすよー」

男(来る事は確定か)

ドッぺ「男さん、午後の競技っすよ!午後の競技!!」

ドッぺ「午後の種目はコスプレリレー・協力障害物競争・借り物競争・模擬戦っすね!」

ドッぺ「模擬戦は男さんの運動スコアだと間違いなく怪我するっすからやめといたほうがいいっす」

ドッぺ「おススメは障害物競争っすね、だって男さんとわt」

男(なににするかな)

>> 192

男(協力障害物………大事なのは相方だな。さて、誰にするか)

>> 194

男「お、いたいた」

人魚「………なんです」

男「今障害物競争の相方探しててさ、一緒にやろうぜ」

人魚「………別に、いいですけど」

男「おっし、それじゃあ頑張りますか」

人魚「………………」

男「よし、それじゃあ頑張るぞ」

人魚「………あ、でも」

男「でも?」

人魚「………近寄らないで、ください」

男「!?」

「よーい、どんっ」

【運動の合計145】

【35以下で勝利】

>> 199

【敗北】

男「わわ、わわわっ」ドテンッ

人魚「………」テッテッテ

男「ま、まってくれよっ」

人魚「………」ハァ

男「てて、ごめん」

人魚「………」テッテッテ

男(怒ってるのか?)

人魚の好感度【49】→【49】

男「………成績は、普通か」

こうして俺の体育祭は終わった。

10月第2週 日曜日

男「いてて、ちょっと頑張り過ぎたか」

男「今日は雨か、何するかなぁ」

>> 203

ドッぺ「クッキー焼いたっすよー」

ゴブ「おぉ、いっぱい焼いたな」

人魚「………」

ゴー「あの、本当にいいのでございますか?」

男「あぁ、いいよいいよ。ドッペルの友達増やしたいんだ。あ、他の奴には内緒な」

ゴー「はい、わたくしでよろしければいくらでも」

人魚「んー、このクッキー美味しいですね!」

ドッぺ「!? あれ、人魚さん?」

人魚「なんです?」

ドッぺ「えっと、さっきまでずっと静かというかなんというか」

ゴブ「えっと、もしかして男嫌い?」

人魚「嫌いですよ?」

ドッぺ「嫌いなんすか」ムッ

ゴブ「なんかされたのか?」

人魚「だって………男の人じゃないですか」

ゴブ「は?」

人魚「私は男の人が嫌いです。そんな事よりもっと別の話しましょうよ。せっかくの女子会なんですから。あ、私の可愛さについての話でもいいですよ」

ドッぺ「あの、男さんの―――」

ゴー「まぁまぁ、紅茶が冷めないうちに飲んでくださいませんか?」

ドッぺ「………わかったっす」

人魚「んー、この紅茶凄い美味しいっす!」

ゴブ「これちょっと持って帰っていいか?」

ドッぺ「いいっすけど」

ゴブ「ありがとう。本当美味しいから、ガキどもに食わせてやりたくて」

ドッぺ「そんな」テレテレ

男「ただいま」

ドッぺ「あ、おかえりなさいっす」

男「どうだった?」

ドッぺ「楽しかったっすよー」

ゴー「男さんの紅茶も今入れているでございますよ」

ゴブ「あ、やべ、タイムセールスの時間だ!」

ドッぺ「タイムセールスっすか? 私も行くっス!」

男「ん、仲良くなったようで何より。ところで人魚は?」

ドッぺ「男さんが帰ってくる少し前に帰ったっすよ」

男「えぇー。嫌われてるのかな、俺」

ゴブ「用事があるってさ。嫌ってるわけじゃねぇだろ」

ドッぺ「え」

ゴブ「ほら、タイムセールスは待ってくれねぇんだから早く行くぞ」ギュッ

ドッぺ「わわわっ、引っ張らないでくださいっす!」

ドッペルゲンガー→ゴブリン【3】→【8】

ドッペルゲンガー→ゴースト【16】→【19】

ドッペルゲンガー→人魚【14】→【0】

ゴブリン→ドッペルゲンガー【18】→【23】

ゴースト→ドッペルゲンガー【18】→【21】

人魚→ドッペルゲンガー【15】→【18】

10月第3週

ゴブ「久しぶりに来たけど」

ドッぺ「あ、ゴブリンさん。どうやって入ったんすか?」

ゴブ「鍵持ってるんだよ」

ドッぺ「へぇ。あ、そういえばそうだったすね」

男「せめてチャイムを鳴らせ二人とも」

ドッぺ「ごめんなさいっす」

ゴブ「すまん」

ゴブ「まぁ、深くは追及しないけど、朝飯あるか?」

ドッぺ「よかったら作るっすよ」

ゴブ「まじか、サンキュー」

男「俺の家なんだけど」

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【21】→【25】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【8】→【10】

男「まぁ、いっか」

ムカ「両手に花だなー、いいなー、うらやましいなー」クネクネ

ゴブ「消えうせろ」

ムカ「へ? ひどっ」

ドッぺ「ムカデさん、気持ち悪いっす」

ムカ「うわーんっ、俺のハートが砕けちったーっ」ワシャワシャワシャ

男「お前等、容赦ないな」

ゴブ「きめぇから」

ドッぺ「生理的にちょっと」

男(ムカデがなにをしたんだ)

ドッぺ「男さん男さん、今週はなにするんすか?」

>> 209

ゴブ「平日だから遠くはいけねぇし、大したこともできねぇけどどこいくんだ?」

ドッぺ「私は男さんがいくならどこでもいいっすよ」

男「えっと」

>> 212

男「ドッペル先生のー」

ゴブ「お料理教室ー」

男ゴブ『どんどんぱふぱふー』

ドッぺ「えへへ、照れるっすよ」

男「にしてもゴブリン。お前が料理をしたがるとは」

ゴブ「いつもゴブ妹1にまかせっきりだからな。たまには代わりに美味しい料理を食わしてやりてぇ」

ドッぺ「ほへぇ。良いお姉ちゃんなんすねぇ」

男「ゴブリン家は凄いぞ」

ゴブ「おい、まぁ、いいか。今更だ」

ゴブ「あたしは10人姉弟の長女なんだよ」

ドッぺ「姉妹がいるって羨ましいっす」

ゴブ「あー。こんどくるか?」

ドッぺ「いいんすか?」

ゴブ「うるさくていいんならな」

ドッぺ「わーいっす」

ドッぺ「あ、面倒っすけど大根は先に下茹でしたほうが柔らかくて美味しいっすよ」

ゴブ「この面取りってなんの意味あるんだ?」

ドッぺ「煮崩れしにくくなるんすよ。面倒っすけど大事っす」

男「ほうほう」

ドッぺ「男さんも手伝ってくれるっすか?」

ゴブ「鍋どこだ」

ドッぺ「あ、下茹での時、少しお米いれるっすよ」

男「鍋に水張っとくな」

ゴブ「しかしコレって子供でも喜ぶのか?」

ドッぺ「ふろふき大根は肉みそにすれば子供でも喜ぶ料理になるんすよ」

ゴブ「日本酒のつまみかと思ってた」

ゴブ「かんせーい」

ドッぺ「うん、良い色っす」

男「はらへった」

ドッぺ「結局男さんは役に立たなかったすね」

男「ごめんなさい」

ドッぺ「なんて冗談っすよー。ふろふき大根ぐらい、二人で十分っすし」

ゴブ「それじゃああたしはもうそろそろ帰るわ。電話してるけど早く帰らねぇとな」

ドッぺ「今日は楽しかったっすよ」

ゴブ「あたしもだ。それじゃあな」

ドッぺ「また明日っす」

ドッぺ「さて、私達も御飯っすね」

男「そうするか」

ドッペル→ゴブリンの好感度【10】→【15】

ゴブリン→ドッペルの好感度【25】→【30】

今日はここまで。

美少女ゴブリンの絵ってあんまり見ませんよね

10月第3週 日曜日

男「そういえばもうすぐ文化祭か」

男「今日はなにをするかな」

>> 225

男「こんにちはー」

フェニ「ん?」

男「あれ部長は?」

フェニ「風邪ひいてやすみだヨー」

男「部長が? 珍しいな」

フェニ「だからやりたい放題ーだと思ったけどなんだかやる気がでないヨー」ショボン

男「いつもあの人いるからな」

フェニ「んー、暇だヨー」

男「そうか、なら」

>> 227

男「適当に話でもするか」

フェニ「別にいいヨー」

男「そういえばフェニックスって何歳なんだ? 不死なんだろ?」

フェニ「普通に17ヨー」

男「一緒なのか」

フェニ「歳はとるヨー。そのあと子供に戻るけど私はまだ生まれて17年ヨー」

男「へぇ、戻るのか」

フェニ「若返りヨー。でもそのかわり子供がすごくできにくいヨー」

男「不死鳥も色々あるんだな。あ、まだ聞きたいことあった」

男「フェニックスって苦手な科目とかあるのか?」

フェニ「科学が得意で、魔導がまぁまぁヨー。それ以外駄目ヨー」

男「ワークラブにしろ天才は他の教科が苦手なのか」

フェニ「というより興味がないヨー」

男「それでも許されてるんだから羨ましいよ」

フェニ「ヨホホー」

男「っと、もうこんな時間か」

フェニ「良い暇つぶしになったヨー。感謝するヨー」

フェニ「それじゃあ私はもう帰るヨー」バッサバッサ

男「んじゃーな」

男(………スカートの中丸見えなんだけど)

フェニックスの好感度【17】→【20】

10月第4週

ドッぺ「うーん、むにゃーっすー」zzz

男「なんで寝てるんだ」

男「………朝飯作っとくか」

―――

――



ドッぺ「えへへ、申し訳ないっす」

男「疲れてるのか?」

ドッぺ「えっと、最近機械について勉強してるんすよ」

男「機械? なんでまた」

ドッぺ「ちょっと使いたいかm、機械がありまして」

男「ほー。なら無理して俺ん家まで来なくていいのに」

ドッぺ「来たいから来てるんスよ」

男「ならいいんだけど」

ドッぺ「男さんは今週なにをするんすか?」

男「今週は」

>> 231

男「機械の使い方なら多分分かるから教えるよ」

ドッぺ「あわっ、あわわそんなお手数かけるほどのことでもないっすから」

男「遠慮しなくてもいいぞ。もうそう遠慮するほどの仲じゃないだろ?」

ドッぺ「うっ、眩しいっすっ」

男「じゃあ今日ぐらいにドッペルの家に」

ドッぺ「駄目っ、ぜったい駄目なんすからーっ」ダダダッ

男「………え?」

ドッペルの好感度【94】→【96】

10月第4週 日曜日

男「ふわぁ………朝風呂に入ろ」

―――

――



男「ふぅ、いい気持ちだ」

「たまんねぇっす!」

男「? 今声が聞こえた気が。気のせいか?」

男「さぁて、今日は何をするかな」

>> 234

男「フェニーックスー、いるかー?」

科部長「今日はいないよ」

男「あ、部長風邪治ったんですね」

科部長「フェニックスの作った薬のお陰でね。流石魔女の谷出身だ」

男「よく飲めましたね」

科部長「飲んだわけじゃないよ、飲まされたんだ」

男「おぉ………」

男「仕方ない、普通に実験するか」

―――

――



科部長「これは、フェニックスが好みそうな惨状だ」

男「すいません」

科学【25】→【22】

11月第1週

ドッぺ「来週から文化祭準備っすよ!」

男「みたいだな」

ドッぺ「何になるかワクワクっすね!」

男「変なのにならなきゃいいけど」

ドッぺ「たしか去年の男さんは」

男「劇」

ドッぺ「あー、ゴブリンさん羨ましかったっすねぇ」

男「もう二度とやらない」

ドッぺ「ところで男さん今週のご予定?」

>> 238

男「なんか最近人魚に嫌われてるみたいだからせめてなんで嫌ってるのかを知りたい」

ドッぺ「あー、それは止めといたほうがいいっすよ」

男「え?」

ドッぺ「男さんは私だけ見てればいいんすよ………ね?」

男「その目はやめてくれ、怖い」

男「その様子だと理由しってるみたいだな」

ドッぺ「理由は知らないっすよ。でも男さんは悪くないっす」

男「むぅ。しかし前の関係に戻れるなら戻りたい。というわけで行ってくる」

ドッぺ「あっ」

ドッぺ「………………後悔したら、私の所に戻ってきてくださいね。慰めてあげますよ。ふへへ」

男「あ、いたいた」

人魚「………なんです」

男「いや、最近俺のこと避けてるみたいっておい、行くな!」

人魚「…………話しかけないでほしいのですけど。それでは」スタスタ

男「待てって!」ギュッ

人魚「あっ」

男「ちょっとくらい話をきいて、くれ、ても?」

人魚「いや、あぁ、いや、やめて、やめてください、あぁあ」ガクガク

人魚「いやぁあああぁああああっ!!」

ビリビリッ

男(空気が、震え、頭、いt)

バタンッ

人魚「あ、や」カヒュー カヒュー

男「ここ、は」

ドッぺ「男さんの家っすよ。ゴブリンさんが運んでくれましたっす」

男「なにが、あったんだ。いてて」

ドッぺ「んー、私は現場見てないからなんとも言えないっすけど、男さんが人魚さんに乱暴したって聞いたっす」

男「はっ、俺がそんなこと―――んっ」

ドッぺ「知ってるっすよ。とにかく今は何も考えず寝てくださいっす。ずっと私がそばにいるっすから」

ドッぺ「おやすみなさい、男さん」

男「………」zzz

11月第1週 日曜日

男「………帰ったのか、ドッペルは」

男「どうすればいいんだ。というかなんでなんだよ」

男「今日は、なにするかな」

>> 243

男「こんにちはー」

科部長「やぁ」

男「科学部って今年は何かするんですか?」

科部長「前の年と同じで展示と、簡単な実験だよ」

男「準備を手伝いますよ」

科部長「ありがとう。私一人ではどうも時間がかかってしまってね」

男「他の部員はどうしたんですか?」

科部長「皆自由だからね」

男「部長も苦労人ですね」

科部長「今年で私はいなくなるから、なんとかしたいとは思うのだけれどね」

―――

――



科部長「ありがとう男君。これであらかた終わったよ」

男「お疲れ様でした」

科部長「男君。相談があるのだけれどいいかな」

男「なんですか?」

科部長「私は君に部長になってほしいと思っている」

男「俺がですか!? 科学のスコアめちゃくちゃ低いですよ!?」

科部長「ははは、部長が科学得意ではなくてもいいじゃないか。君に頼む理由はあるんだよ」

男「なんですか?」

科部長「フェニックスを制御できるのが他にいないんだよ」

男「俺のできてないんですけど」

科部長「他の人よりはましさ。フェニックスとコミュニケーションすらしないからね」

男「えっと、俺は」

>> 246

男「分かりました」

科部長「ありがとう。フェニックスの事が心配だったんだよ」

男「でもなんで部長はこんなにフェニックスの事を気に掛けるんですか?」

科部長「あぁ、それはだね。彼女と私は親戚なんだよ」

男「部長外人だったんですか?」

科部長「いや、私は純日本人だよ。私の母親の姉がフェニックスの母なんだ」

男「なるほど。そういえば部長の種族ってなんですか? 見た目ではわからないんですけど」

科部長「あれ、言ってなかったかな」

科部長「私は怪物、簡単にいうとフランケンシュタインだよ」

男「え、フランケンシュタインって種族だったんですか!?」

科部長「そうだよ? まぁ、化物フランケンシュタインの末裔だよ」

男(フランケンシュタインに不死鳥。どんな家系なのかが気になる。というかフェニックスってフランケンシュタインの血も混じってるのか?)

男(亜人ってどうなってるんだろう)

科部長「というわけだよ、フェニックス」

フェニ「おー、わかったヨー」ダキッ

男「うおっ」

科部長「私は1月の発表会を最後にやめるけど、そこから先は男君に面倒見てもらうんだよ?」

フェニ「わかったヨー!」

男(なんかいきなりフェニックスに懐かれた、なんでだ)

フェニックスの好感度【20】→【30】

11月 第2週

男(また今年もこの日がやってきた)

男「ムカデは相変わらずコスプレ喫茶押しか」

ドッぺ「男さんはどんなコスプレが好きなんすか?」

男「考えたことない」

ドッぺ「男さんが望むなら私はどんな恰好でもするっすよ?」

男「はいはい。考えておきますよー」

「他に、何か意見は?」

ドッぺ「男さん何かあるっすか?」

男「文化祭の出し物ねぇ」

男「>> 249とかいいんじゃないか?」

「ということで今年の文化祭は、焼き鳥屋をすることに決まりました」

ムカ「なぁーっ。なぜ俺のコスプレ喫茶が負けるんだーっ」

玄武「スモックとか言い出してクラスの女子を敵に回したからだ」

ゴブ「キモイ」

ドッぺ「気持ち悪いです」

ムカ「ぐっふっ」

男「焼き鳥屋か、楽で良さそうだ」

ゴブ「じゃんじゃん売り上げるぞ」

ドッぺ「私宣伝するっす」

11月第2週 文化祭1日目

男「よしっ、準備はいいか!?」

ムカ「接客班準備よし!」

男「調理班の準備よし」

玄武「宣伝班も準備よしだ」

ゴブ「それじゃあ全員配置につけ!」

ドッぺ「開店っすよーっ!」

―――

――



男「はーっ。思ってたより来たな」

男「まぁ、この学校ならこんなもんか」

男「さて、休憩だけど誰か誘ってどっかいくかな」

>> 252

ゴブ「ん、お前も休憩か」

男「一緒にお化け屋敷いかないか?」

ゴブ「お化け屋敷ぃ? まぁいいけど」

―――

――



男「流石学園。教室三個使ったお化け屋敷か」

ゴブ「こんなのたかが知れてるだろ」

男「まぁまぁ、入ってみようぜ」

「二名様はいりまーす」

ゴブ「暗いな、もうちょっと明るくしないと事故が起きそうだ」

男「雰囲気はでてるから」

「ぎゃーっ!」

男「うわぁっ」

ゴブ「………はぁ」

「あ、えっと、すいません」

ゴブ「ほら、さっさといくぞ」

男「やだ、ゴブリンイケメン」

男「結構怖かったな」

ゴブ「はぁ…、幽霊も妖怪も実際にいるこの世の中、お化け屋敷が怖いわけないだろ」

男「本当イケメンだな」

ゴブ「なんだ、可愛い方がよかったか? きゃーってな感じで」

男「いや、ゴブリンはそのままのほうが良い」

ゴブ「てかお前途中あたしの手を握ってただろ」

男「だって予想外に怖かったんだから!」

ゴブ「お前の方が可愛いな、おい」

ゴブリンの好感度【71】→【74】

文化祭 2日目

男「あぁー、忙しいっ!」

「休憩いっていーよー」

男「ん、あぁ、了解」

男「さて、今日は誰を誘ってどこいこう」

>> 256

ドッぺ「あれ」

ゴブ「お前等も休憩か」

男「じゃあ食べ歩きしようぜ」

ドッぺ「よろこんでっす!」

ゴブ「奢って」

―――

――



男「んー、たこ焼き、焼きそば、箸巻き、これぞ文化祭って感じだな」

ドッぺ「んークレープ美味しいっす!」

ゴブ「ん、クレープもいいな」ボソッ

ドッぺ「どうぞっす」

ゴブ「え、聞こえてたのか?」

ドッぺ「耳、いいんすよ」

ゴブ「じゃあ、ちょっともらうぞ」パクッ

ゴブ「んーっ、甘い!」

ドッぺ「甘いものは乙女の燃料っすよね」

ゴブ「おはぎとかな」

男「チョイスが渋い」

ドッぺ「男さんも食べるっすか?」

男「食べる」パクッ

ドッぺ「男さんと私とゴブリンさんの間接キスっすね」

男「ごはぁっ」

ゴブ「けほっけほっ」

ドッぺ「えへっ」

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【30】→【35】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【15】→【20】

男「ふぅ、やっと終わったー!」

「残りの片付けは後日にして、みんな後夜祭にいくぞーっ」

「おーっ」

男「俺も後夜祭に行くかな。確か後夜祭で踊ったら幸せになれるんだっけ?」

男「誰かと踊るかなぁ」

>> 259

男「ドッペル、踊るか」

ドッぺ「待ってたっすよ」ニコッ

ドッぺ「去年も男さんは私を誘ってくれたっすよね」

男「そういえばそうだったな」

ドッぺ「うれしかったっすよ。私を見つけ出して私と踊りたいって言ってくれて」

ドッぺ「わざわざ私を探してまで、私と踊りたいって」

ドッぺ「だから男さんは私の王子さまなんす」

男「じゃあ今夜だけはドッペルはお姫様なんだな」

ドッぺ「………!」ボンッ

ドッぺ「もうっ、恥ずかしい台詞は禁止っすよーっ」

男「ははは、じゃあ踊るか」

ドッぺ「はいっす!」

―――

――



ドッぺ「一生の思い出がまた増えたっす。これからも一緒に作っていこうっすよ?」

ドッペルゲンガーの好感度【96】→【100】

今日はここまで。

もうこの好感度になるとドッペルが男襲って18禁展開になりそうっすよね。

それもありっすよね。

11月第2週 日曜日

男「………んあー。頭いてぇ」

男「昨日は騒ぎ過ぎたか」

男「あー、今日はなにしよ」

>> 270

男「ん、あれ、あれ!?」ピッピッ

男「嘘だろ、エアコン壊れた………」

男「エアコン壊れたって思うとなんだかさらに寒く感じてくるな」

男「仕方ない、どこか暖を取れる………フェニックスの所に行くか」

~科学部部室~

男「こんにちはー」

科部長「やぁ、どうしたんだい今日は」

男「ちょっと家のエアコンが壊れまして」

科部長「それは災難だったね、温かいコーヒーでもいれようか?」

男「いや、フェニックスで暖を取るんで」

科部長「………えっと、それは」

男「フェニックスって温かいんで抱き付いてきます」

科部長「待ちたまえ、それはセクハラだよ?」

男「自分でもそう思っています」

科部長「ならなぜするんです」

男「でもフェニックスならセーフって思いません?」

科部長「君は女性の敵だね」パキポキ

男「部長!? 目が怖いですよ!?」

科部長「大丈夫、死にはしない。殺すのは慣れてるから加減ができるんだ」

男「やめ、やめ―――――」

科部長「捻挫くらいは覚悟をしてくれ」

男「………ん」パチッ

フェニ「あ、おはようだヨー」

男「………あれ」

フェニ「死んだかと思ったヨー」

科部長「手加減はしているよ」

科部長「お望み、とまではいかないけどフェニックスの膝枕だ。満足してくれるだろうね?」

男「はい」

男(フェニックスは足もあったかいなぁ)

フェニックスの好感度【30】→【33】

11月第3週

男「もう息が白くなるんだな」

ドッぺ「そっすねぇ。来月はテストが終わったらクリスマスパーティーあるっすよ」

男「そういえばそうだったな」

ドッぺ「でも男さんはもうちょっと 外見に気を付けないと多分入れないっすよ」

男「………ファッション誌でも読んだ方がいいのかな」

ドッぺ「ところで男さん、今週はなにするっすか?」

男「今週は」

>> 275

ゴブ「………あ?」

男「えへっ、来ちゃった」

ゴブ「きめぇ」

ドッぺ「えと、お邪魔してもいいっすか?」

ゴブ「ドッペルは入っていいけど男は帰れ」

ゴブ「というか平日に連絡なしで来るなよな」

男「そう言いながらもてなしてくれるゴブリンが好きです」

ゴブ「なっ、いやちげぇしっ。ガキどもが喜ぶからだって!」

ドッぺ「………」ジーッ

男「それじゃお邪魔しまーす」

ゴブ「お土産は?」

男「ケーキ2ホール」

ゴブ「よっし」グッ

ドッぺ「えっと、お邪魔するっすー」

ゴブ「お前等集まれー」

ゴブ弟1「あ、男にぃ」

ゴブ妹3「ケーキの匂い」ジュルり

ゴブ妹1「あれ、お姉ちゃんその人は?」

ゴブ妹2「………男の………彼女?」

ゴブ弟5「美人だな」

ゴブ「今いるのはこれだけか」

ドッぺ「うわ、多いっすねぇ」

男「あと5人いるからな」

ドッぺ「話に聞いてるのと実際見たのじゃやっぱり違うっす」

ゴブ「あたしの友達のドッペルゲンガーだ。お前等挨拶!」

ゴブ弟1「ゴブ弟1 長男です」

ゴブ妹1「えっと、ゴブ妹1です。よ、よろしくお願いします」

ゴブ妹2「………ゴブ………妹2」

ゴブ妹3「ゴブ妹3だよー。ねぇねぇ、もしかしてクッキーのお姉ちゃん?」

ゴブ弟5「ゴブ弟5だ………よろしく」

ドッぺ「うわー、小っちゃくて可愛いっすね」

ゴブ「うがっ」

男「やめてやれ、その言葉はゴブリンに効く」

ゴブ妹2「………膝」

男「ん、来てもいいぞ」

ゴブ妹2「………やった」ポンッ

ドッぺ「………」ジーッ

男「お、おいドッペル?」

ドッぺ「あ、別に嫉妬とかじゃないっすよ? ただ羨ましいなぁって」

ゴブ妹2「男の………彼女?」

ドッぺ「よーし、良い子っすねー。お姉ちゃんがケーキ食べさせてあげるっすよー」

ゴブ妹2「………わぁい」

ゴブ妹3「いいなーっ」

ゴブ弟1「お前は大人しくしなさい。俺の少しやるから」

ゴブ妹3「ありがとー!」

ゴブ弟1「って、半分も持ってくなよ………」

ゴブ妹1「あの、紅茶入ったんですけど」オドオド

ドッぺ「ありがとうっす。んー、良い匂いっすね」

男「ゴブ妹1は家事が得意だからな」エッヘン

ゴブ妹1「そ、そんなことないよぉ」テレッ

ドッぺ「これが姉弟っすかぁ。いいっすねぇ」

ゴブ「そうか?」

ドッぺ「一人っ子っすから」

ゴブ「ならいつでも来ていいぞ。なぁ」

ゴブ妹2「………うん」

ゴブ弟5「別に、いいけどさ」

ゴブ妹1「あの、料理を、一緒に………あうぅ」

ゴブ妹3「お土産楽しみー」

ゴブ弟1「お前は黙れ。いつでも歓迎するよ。こんなところでいいなら」

ゴブ「こんなところってなんだよ」

ゴブ弟1「げっ」

ゴブ「ってわけだから」

ドッぺ「嬉しいっす、嬉しいっすねぇ」ホロリ

ドッぺ「あ、その時は男さんお願いするっすよ」

男「? ………あぁ、そうだな」

ゴブ「あ、ちょっと待ってろ確かカメラあったから」

ゴブ弟1「?」

ドッぺ「私は人から顔覚えてもらえない体質っすから、次来たらみんな私の事わかんないんすよ」

ゴブ妹1「わ、忘れませんよ?」

ドッぺ「君は良い子っすねぇ」ナデナデ

ゴブ妹1「あうぅ」

ゴブ「あったあった。ドッペル写真撮るからポーズ」

ドッぺ「え、えぇっ、ポーズっすか? えっと、ピースッ」

男(かわいい)

ゴブ「コレ玄関に張っとけば分かるだろ」

ドッぺ「あの、ありがとうっす、ゴブリンさん」

ゴブ「いいって。だってあたしたち友達だろ」

男(やだ、ゴブリンさんイケメン)

ドッぺ「! ………えへへ」ニヘラ

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【35】→【38】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【20】→【30】

11月第3週 日曜日

男(最近なぜかドッペルの視線が怖いです。いや理由はわかってるんだけどね? ゴブリンとかゴブリンとかゴブリンとか)

男「さて、今日は何をするか」

>> 281

ドッぺ「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーんっす」

男「うん、呼んで3分しかたってないんだけどな。カップラーメンしか作れねぇよ」

ドッぺ「男さんに呼ばれたらいてもたってもいられなくなったんすよー」

ドッぺ「恋する乙女のなせる業っすね!」

男「まぁ、それはいいや」

ドッぺ「ところで、男さん。今日はどうしたんすか?」

男「今日はドッペルと一日ゆっくり過ごしたいなって思ってさ」

ドッぺ「えへ、えへへ、えへへへへへへへへ」

男「だからその目は止めろ」

ドッぺ「じゅるり、おっと」

男「さて、映画でも見るか」

ドッぺ「エッチなことはしないんすか!?」

男「今ゆっくり過ごすって言ったばかりだろ! というかお前はもう隠さなくなってきたな」

ドッぺ「恋するヤンデレっすから」

男「認めてるのな」

ドッぺ「認めてるっす。だって男さんは受け入れてくれんすもーん」ダキッ

男「首しまってる」

男「ホラー、恋愛、感動、コメディー、サスペンス、各種取り揃えております」

ドッぺ「恋愛で!」

男「即答か」

ドッぺ「だって、二人で恋愛映画見るって恋人同士っぽくて素敵じゃないっすか」

男「そうか?」

ドッぺ「でも、男さんが早く私を恋人にしてくれないと。えへへ」

男「おい、怖い」

ドッぺ「あ、いけねっす」

男「さてと、見るか」

ドッぺ「そうっすね」

ドッぺ「んー、、面白かったっすけど、私こんな甘酸っぱい恋愛してないっす」

男「したいのか?」

ドッぺ「もう手遅れっすよー」エヘッ

ドッぺ「どちらかと大人の………ウへへ」

男「お前ヤンデレというか、なんかもう色々あれだな」

ドッぺ「失礼な! 思春期なだけっすよ!」

男「おっさんもかくやというほどのあれだな」

ドッぺ「思春期とヤンデレが合わさるとこんな感じになるんすよ」

男「分からんわ」

ドッぺ「でも男の人ってこういう方が嬉しいんすよね」

男「まぁ、って言わせんな」

ドッぺ「えへへ、それじゃあ」

男「ホラーみまーす」

ドッぺ「ひぃっ!」

ドッぺ「ホラーのせいでそういう気も失せたっす」ガクブル

男「もう良い時間だから飯でも作るか」

ドッぺ「あ、何食べたいっすか?」

男「今日は俺が作るからソファーで大人しくホラーを見直してなさい」

ドッぺ「コメディー見るっす!」

男「やれやれ、簡単に中華でいいか」

ドッぺ「今日は楽しかったっす」

男「そりゃよかった。たまにはこんな一日もいいな」

ドッぺ「ラブラブっすね、わかるっす」

ドッぺ「あの、クリスマスまでには恋人同士になりたいな、って、えへへ」

男「まずはお前に親友を作ることからが今の優先だな」

ドッぺ「優しいっすね、男さんは」

ドッぺ「優しくて………辛いっす」

男「ごめん」

ドッぺ「いいんすよ。最近は学校も楽しくなってきたっすし。感謝してます」

ドッぺ「でも、せめて、キス、してほしいっす」

ドッぺ「今はそれだけでいいっすから」

男「ドッペル………」

>> 287

チュッ

男「これで、いいか?」

ドッぺ「………分かってたっすよね」

男「ごめん」

ドッぺ「えへ、えへへ、拒否しないって男さんは優しいっす」

ドッぺ「でも………本当に」

ドッぺ「残酷っす………」ポタッ ポタッ

ドッぺ「あの、わたし、帰るっす」

ドッぺ「また、あした、っすよ、えへ、へ」

バタンッ

男(ごめん、ドッペル)

今日はここまで

男がゲスになったり

ゴブリンがイケメンになったり

ドッペルのキャラがおかしくなったり

なんでこうなったんでしょうね

11月第4週

男「………誰もいない朝は久しぶりだな」

男「支度して出るか。朝飯は………いいや」

―――

――



男「あ」

人魚「っ!」

タタタタッ

男「………行ってしまった」

男「今週どうしようか」

>> 297

男「おーい、ムカデ」

ムカ「ん、なんだー?」

男「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

ムカ「なんだ? 女の子の連絡先からスリーサイズまでなんでもおまかせムカデさんだぜ?」

男「すげぇきめぇ」

ムカ「なっ。だって一応俺だって女の子から受けいいんだからな!」

男「まぁ、そんなことより」

ムカ「なんだ?」

男「この学園っておススメの告白場所ってあるのか?」

ムカ「あるよ」

男「あるのかよ」

ムカ「まだ俺たち亜人が生まれてなくて、この学園もずっと小さかった時からある木なんだけどさ」

ムカ「そこの木の下で告白したカップルは幸せになれるって噂だぜ」

男「場所はどこだ?」

ムカ「ま、まさか俺に…!?」

男「殺虫剤まくぞ」

ムカ「死なないけど気分は悪い! それ健康に絶対悪いじゃん!」

ムカ「えーっとこの学園のパンフの地図持ってるから印つけといてやるよ」

男「なんで持ってんだ、パンフレット」

ムカ「部外者とか新入生案内するときに便利だからなー」

男「ありがとう。今度なんか奢るわ」

ムカ「パフェ!」

男「男二人でパフェとか嫌だわ」

ムカ「えぇ………」

11月第4週 日曜日

男「ドッペルが外見に気を使えっていってたな」

男「さて、今日はなにをしよう」

>> 301

~服屋~

男「………何もすることなくてここに来たけど」

男「そういえばドッペルやゴブリンに服を買ったんだっけ」

男「服でも選ぶかな」

>> 303

男「えーっと、これとこれとこれ!」

―――

――



【失敗】

男「………うん、ないな」

容姿【49】→【48】

12月第1週

男「あ、そういえば来週はテストか」

ドッぺ「そっすね」

男「ドッペル?」

ドッぺ「えへへ、復活っす」

男「一緒に学校行くか?」

ドッぺ「あの、手、繋いでいいっすか?」

男「帰りならな」

ドッぺ「―――!」

ドッぺ「えへへ」ニヘラ

男「さて、今週は何をするかな」

>> 307

男(告白か)

男(この3年間甘酸っぱい思い出に期待していた)

男(だけど、頭の中でいくら考えても体が動かない)

男(ドッペルが俺の事を好きなのはわかっている)

男(1%以下のもしもが頭の中をよぎるんだ)

男(このメッセージを送れば、この指に力が入れば)

男(―――)

【コンマ50以下でメッセージ送信】

>> 310

男(!)

簡素な送信音の後に表示された送信の文字。

内容はドッペルをあの場所に呼び出すだけの簡単なもの。

ただ、送ったからには行かないといけない。

行かないのは一番選んではいけない選択肢だ。

もしそれを選んでしまえばドッペルは壊れる。

それだけはいけない。

汗で携帯が滑り、床に落ちそうになる。床にぶつかる寸前で掴み。学生服の胸ポケットの中に仕舞う。

いつもと違うリズムを刻む心音を左手で握りつぶすように抑え込み、俺が告白する場所。

永遠の幸せを与える木の元へ向かった。

グラウンドのその更に奥。森の入口手前に一本の大樹がある。

5人でやっと周りを囲むことのできるほどの大樹。しかしその木肌はまだまだ生命を感じさせる。

千年以上の時を生きたこの木はこの地に人間が溢れていた時を知っているのだろう。

そしてあまたの恋人たちのその顛末を。

その結果がどうなったのかは知らない。

だけれど、信じさせてくれ。幸せを。

少し強い風と木陰が体温を奪うから俺はマフラーを強く締めた。

男「………はぁ」

ため息は白い形をもって空へと昇っていく。

もし、来なかったら。そんな考えが頭をよぎったときだった。

ドッぺ「………待った、すか?」

ドッペルがやってきた。

そこらへんにいそうと言えばそれまでなその顔。美人だが印象に残りにくいドッペルは何かを期待したような、何かに怯えたような顔をしていた。

ただ、その顔は俺にとってなにものにも代えられないもので。

いや、顔だけじゃない。ドッペルという存在は俺にとって特別で。

ドッぺ「あの、話があるって」

男「あぁ、うん」

入学試験の時の面接よりも緊張をしている。乾いた舌下が滑舌を鈍らせていた。

男「あの、えっと、なんというか、そのだな」

ドッぺ「………もしかして」

男「まって、それは、言わせてくれ」

ドッぺ「はいっす」

男「これは告白だ」

それを口に出してしまい、しまったと思った。

宣言をするなんてなんて無様な告白。顔から火が出るほど恥ずかしくて、俺は少し顔を背けた。

ドッぺ「えへへ、嬉しいっす」

男「待ってもらった答えだけれど、あれはなかった事にしてくれ」

ドッぺ「………え」

男「いや、違う。そういう事じゃない」

男「俺から、告白したいんだ」

ドッぺ「………っ」

飾った台詞。一日考えた告白の言葉はどこかへ消えていた。あの日見た恋愛映画のような綺麗な告白は出来そうにない。

男「好きだ、ドッペル」

ドッぺ「―――!」

告白の返事は帰ってこなかった。

その代わり乾いた唇を湿らせる柔らかいドッペルの唇が返事の代わりをする。

ドッペル「嬉しい、っす。ずっと一緒っすからね?」

唇を数センチ離し、吐息がかかる距離でそういったドッペルの言葉に返そうと思った言葉は二度目の口づけで言葉としての形を成さずドッペルの口の中へ消えて行った。

この日、俺はドッペルゲンガーと正式に恋人同士になった。

12月第1週 日曜日

男「今日は雨か…」

男「今日は何をするかな」

>> 315

ザァァアアアアアア

男(雨が強いな、でもこんな日は)

人魚「~♪」

男「やっぱりいた」

男(この雨の中で気絶したら確実に風邪ひくな。運が悪かったら肺炎になりそうだ)

男(でも、やらないといけないんだよな。人魚が俺を嫌う理由が俺にあるのなら)

男「よぅ」

人魚「~♪」

男(雨の音と人魚の歌声で声が聞こえていないみたいだ)

男「人魚!」

人魚「あ」

男「待ってくれ。近づかないから」

人魚「や、やめ」

男「もし俺が何かしようとすれば水の中に飛び込めばいい。俺は追いつけない、だろ? あれだけ速いんだ」

人魚「―――あ、あぁ」

男(俺を、見てない?)

男「誰を、誰を見てるんだ、人魚」

人魚「また、また私を裏切るつもり、なんですね?」

男「また………?」

人魚「やだ、もういやだ、近寄らないでくださいよ、やめ」スゥ

男「またか―――!」

人魚「いやぁぁああああっ!!」

男「―――!!」

バタンッ

男(また、意識が………)

バシャンッ

男(水の、音。逃げられた、か)

ザァアアアアアアアアアア

12月第2週

男「けほっけほっ」

男「39℃か………」

男「テスト、無理だな………」

12月第2週 日曜日

男「治ったけど、来週いっぱいは補習か」

男「はぁ………」

男「今日は何をするかな」

>> 320

今日はここまで

選ばれたのはドッペルでした。

ピンポーン

男「ちわーっす、男でーす」

ガラガラ

ゴブ妹1「あれ、男おにいさん」

男「ゴブリンから頼まれてみんなの面倒を見ることになった」

ゴブ妹1「え、、でもおにいさんに迷惑が」

ゴブ弟1「ぐわーっ、お前らなんで大人しくできねぇんだよぉっ!」

ゴブ妹3「おなかがすいたー」

ゴブ弟2「おとなしくなんかできねーっ!」

ゴブ弟3「勉強の邪魔はしないでくださいっ!」

ゴブ弟5「………あほらしい」

男「大変みたいだな」

ゴブ妹1「あ、あの、すいません」

男「いいって」ワシャワシャ

ゴブ妹1「あうぅ」

男「おらぁっ、お前たちーっ」バンッ

ゴブ弟1「あっ、にいちゃんっ!」

ゴブ妹3「お土産の人!」

男「お土産の人というなっ。買ってきてるけどさぁっ」

ゴブ妹3「ぐるるるるる」

ゴブ弟1「落ち着けお前は!」

男「他は?」

ゴブ弟1「クラブだよ、あ、ゴブ妹2は縁側で日向ぼっこしてる」

ゴブ妹2「………ふわぁ」

男「あ、起こしちまったか?」

ゴブ妹2「………男の………声がした……から」

男「愛い奴め」ワシャワシャ

ゴブ妹2「………えへ」

ゴブ妹1「あの、おにいちゃん。ご飯出来るけど、食べる?」

男「食べるーっ!」

ゴブ弟1「なんか今日、兄ちゃん変だな」

ゴブ弟2「パッションに溢れてるぜ!」

ゴブ弟5「元からあんなだろ」

ゴブ妹3「がつがつがつがつ!」

男「あいつはいったいどうしたんだ」

ゴブ弟1「最近節約で料理が少ないから」

男「あー、食べ放題でも連れてくか」

ゴブ妹3「食べ放題!?」ギランッ

男「ひっ」

ゴブ妹2「………わたしも………いく」

男「全員で12人分………3万ぐらいか」

ゴブ妹1「さ、三万円!?」

男「おう、あ、でも親合わせて14人か」

ゴブ妹1「そ、そんなの駄目だよぉ!」

ゴブ弟1「流石にそんな大金は…」

ゴブ妹3「食べ放題ぃ………」

男「………男に二言はない!」

ゴブ弟5「………まじか」

ゴブ妹1「え、えっと、あのそれなら」

男「ん?」

ゴブ妹1「家でパーティーしたほうが安上がり、です」

ゴブ妹1「あの、私が、頑張る、ので」

男「………!」ピコーン

男「なら今度パーティー開くか」

ゴブ妹1「いいん、ですか?」

男「それなら、クリスマス近くでパーティー開こうか」

ゴブ妹2「………たのしみ………約束」

ゴブ弟1「ほら、お前等ありがとう言わなくちゃ」

「「「「「「ありがとう!」」」」」」

男「どういたしまして」

ゴブ「ただいまー」

男「お疲れ、ゴブリン」

ゴブ「ん、助かった」

男「そしてクリスマスらへんでパーティー開くことにしたから」

ゴブ「は?」

ゴブ妹3「食べ放題なの!」

ゴブ「どういうことだ」

ゴブ弟1「かくがくしかじか」

ゴブ「いや、流石に悪いだろ」

男「男に二言はない!」

ゴブ「バカかお前は」

男「なんでだ」

ゴブ「ゴブ妹1に負担がかかる」

男「じゃあ俺が作る」

ゴブ「………本当にやるのか?」

男「やるけど」

ゴブ「じゃあ条件が一つ、いや二つか」

ゴブ「まず第一にゴブ妹1に負担がかかり過ぎる。せめてあと一人料理が出来るやつ連れてこい」

ゴブ「そして第二だけど」

ゴブ「半分はあたしがだす。はい決定!」

男「いや、俺が」

ゴブ「うるせぇ!」バシンッ

男「いたいっ」

ゴブリンの好感度【74】→【78】

12月第3週

男「今日は………補習かぁ」

>> 330

【コンマで補習の結果判定】

【成功】

男「よしっ、補修終了!」

男「これで来週も補習―――なんてことはなくなったな」

男「流石にパーティー直前まで補習とかは嫌だしな」


12月第3週 日曜日

男「来週はクリスマスパーティーか」

男「さて、今日はなにをしようかな」

>> 333

男「もしもし、ドッペル?」

ドッぺ「『どうしたんすか?』」

男「今日暇か?」

ドッぺ「『暇っすよー、どうしたんすか?』」

男「いや、暇なら一緒に過ごさないかなと思って」

ドッぺ「『すぐ行くっす』」

ピンポーン

男「ん、誰か来たみたいだから、ちょっと待っててくれ」

ガチャ

ドッぺ「こんにちはっす」

男「カップラーメンも作れない速さだな。というかどこにいたんだ」

ドッぺ「えへへ」

男「………ちょっと怖い」

ドッぺ「えー、彼女に向かって怖いとか言うっすか?」

男「まぁ、いいや。寒いから家に入りなよ」

ドッぺ「気にしない男さん、好きっす」

ドッぺ「えへへ、二人きりっすね」

男「そりゃあな。一人暮らしだし」

ドッぺ「むぅ、そういうことじゃないっすよー」

ドッぺ「もっとロマンティックな雰囲気に」

男「さてなにするかな」

ドッぺ「って、聞いてくださいっすよー」

>> 337

男「料理を教えてくれないか?」

ドッぺ「料理っすか? 自分で良ければいいっすよー」

ドッぺ「でもいきなりどうしたんすか?」

男「ゴブリン家でパーティー開くんだけど、その時料理を手伝うから」

ドッぺ「へぇ、ゴブリンさんところでパーティーっすか、いいっすねぇ」

男「目が怖い」

ドッぺ「別に嫉妬とかじゃないっすよー。ただ彼女である私と過ごすクリスマスはあるんすかねー」ジトー

ドッぺ「ま、ゴブリンさん達だからまだいいっすけど」

男「だから目が怖い」

ドッぺ「………えへ」

男「料理! 料理をさっさとしよう!」

ドッぺ「冗談っすよ。2割ぐらいは」

男「あのドッペルさん。一応聞いとくけど、もしゴブリン達以外とクリスマスを過ごした場合は?」

ドッぺ「(ピー)すっす」

男「そんな直球な」

ドッぺ「そして男さんを………えへへ」

男「………料理しよう」

ドッぺ「ちゃんと料理は教えるっすよ」

男「お願いします」

ドッぺ「それで、何作る予定なんすか?」

男「クリスマスっぽいものを」

ドッぺ「そんなアバウトな」

ドッぺ「えーっと、それじゃあエッグノッグと、うーん、鶏肉料理でも作るっすか」

男「七面鳥?」

ドッぺ「却下っす」

男「なんで?」

ドッぺ「お金かかるわりにそんな美味しくないっす」

男「………辛辣だな」

ドッぺ「普通にから揚げとか作るっすよ」

男「お願いします。先生」

男「かんせーい」

ドッぺ「うん、上手く作れたっすね」

男「どうですか先生」

ドッぺ「合格っす」

男「よっしゃ。じゃあ食べるか」

ドッぺ「泊まってっていいっすか?」

男「まぁ、冬休みだしいっか」

ドッぺ「よっしゃっす」グッ

今日はここまで。

ドッペルゲンガーちゃんの眠らせない夜

以下少し18禁になります

草木も眠る丑三つ時。そんな事が言われていたのはいつの時代だっただろうか。

私はそんな時間に一人天井を見上げていた。

ドッぺ「………眠れる訳………ないっすよ」

好きな人と同じ屋根の下。

念願の彼女という特別な関係になったのに今だに男さんからは何もアプローチがない。

今まで仕掛けた盗聴器とカメラの映像を見て自分を慰めていたけれどそれももう限界に近い。

目の前にあるのに食べれない料理はとても残酷だ。目の前にない時の空腹よりもずっと辛い。

ドッぺ「まるで、思春期の男子っすね。私は」

男さんの布団に顔を埋め自嘲気味に吐き出した声は布団に吸収され、響くことはない。

凝縮された男さんの匂いは劣情を加速させる。

今ここで劣情に耐えかねオナニーをしたとしても声はリビングで寝ている男さんに届くことはないだろう。

ドッぺ「でも」

愛液で濡れた布団をどう男さんに説明すればいい。

色情狂いのはしたない女だと思われたくない。

ドッぺ「うぅ…」

太ももを擦り合わせるとねちゃっとした感触。このまま寝てしまえば布団に私の匂いがこびりつくことは確実だろう。

せめてなんとかしないと。そうだ、これを流す次いでにそのままシャワーでオナニーをしよう。それなら臭いも気にしなくていい。

おそらくその先にあるのは嫌悪感。多分いつもよりずっと酷い。

でもその根底にあるのは愛。性欲によって裏返っただけで両方愛。

この切なさこそ、私が男さんを愛していることの証明。

そう思えば、この気持ちも愛おしいものになる。

ドッぺ「でも辛いものは、辛いっすよねぇ」

呼吸は自然と荒くなる。今すぐにでもあそこに手を伸ばして気持ちよくなりたい。

布団から出ると身を切るような冷気が少し私を落ち着かせてくれる。

今の内にシャワーを浴びよう。男さんを起こさないようにそーっと。

一人で暮らすには十分すぎるほどの家の大きさ。そこに男さんとの幸せな夫婦生活を思い描きながら廊下を進む。

リビングから聞こえるのは男さんの寝息。

せめて、男さんの寝顔を見るぐらいは許されるだろう。

それをオナニーに利用することは流石に許されないと思うけれど。

なんてプラトニックな男さん。

だから好きでもある。

私を、私の体ではなく、私自身を好きでいてくれるから。

そっと忍び込んだリビングでは男さんがソファーで寝ている。布団は床に落ちていて、今は毛布だけ。

寝顔を見たら布団をかけてシャワーを浴びよう。

私は男さんに近づいて月の光に照らされた寝顔を見る。

気持ちよさそうに寝ている。

時折吐き出される深い寝息が鼻をくすぐる。

このまま顔を近づけてキスをしてもばれないんじゃないだろうか。

月しか見てない。

月しか私達を見てないんだから。

ドッぺ「ん―――っ」

唇と唇が触れ合うだけの軽いキス。

それだけで十分だった。

いや十分すぎた。

口の中から入ってくる男さんの吐息はあまりにも強すぎる刺激で。

脳髄に電気が走ったように。私の体はびくんと震えた。

ドッぺ「やばい………これ、やばいっすよぉ………」

頭を揺さぶり犯す幸福感。それとふともも付近の不快感。

いくら性欲のピークだからといってもなんて早い絶頂。

もし、舌を入れたら私はどうなってしまうんだろう。

ドッぺ「はぁ、はぁっ」

寝顔を見るだけだったはず。

キスをするだけだったはず。

でもそれは抑えられそうにない。

キスのその先へ行きたい。

気持ちいいことがしたい。

でも嫌われたくないからそーっと。

とっても気持ちいい事をしよう。

理性は脳内に浸透した甘露によって消えた。

毛布の中にそっと右手を入れる。

男さんは都合よく仰向け。私はパジャマのズボン、いやパンツの中に手を忍び込ませた。

男さんの体は少し震えたがまだ寝息は深い。

多分起きないだろう。

漫画で見たように男さんのちんこを触る。

ふにゃふにゃとしていて面白い。そうやって遊んでいくと徐々に堅くなっていく。

初めの柔らかさとは信じられないほどに堅く。

漫画を見ただけの耳年増な私はいくら知っていても、その堅さに驚いた。

思ったよりも堅く。そして大きい。

ドッぺ「はぁ……ふぅ………せぇの」

ずぶり。

私を掻き分け、男さんが入ってくる。

痛い、とても痛い。ドッペルゲンガーの変身を応用し手のひらに作った性器に痛みが走る。

でも止められない。手を上下させるたびに広がる快楽。

冬の寒さで冷えた手が男さんのちんこによって温まる。

ドッぺ「んっ、ふぐっ。んんっ」

声が出そうになったのをソファーに顔を押し付け止める。

左手で下半身のほうの性器をいじると頭がおかしくなりそうだ。

怖い、このままどこまで気持ちよくなれるか分からなくて怖い。

いや、もうおかしくなっているんだ。

人の寝込みを襲って、気持ちよくなる事を選択した時点で私はとっくにおかしくなっている。

ぴちゃぴちゃと水音が響くのを意にも介さず私は左手のスピードを上げる。

ドッぺ「んっ、んんっ、んぅんっ」

息が荒くなる。ソファーは唾液でべとべと。床とズボンは愛液でびちゃびちゃ。右手は男さんのちんこを出し入れ。

言い訳なんかできそうにない。

でももし男さんが起きたらそのときはを考えるとその背徳感すら性欲の火を燃やす薪となる。

ドッぺ「んんぅっ!!」

右手に作った性器の中に男さんのちんこよりも熱い物が吐き出された。

男さんの精子。

子供を作るための遺伝子。

それが吐き出された衝撃は、私をもう一度絶頂に導くには十分だった。

ガクガクと震え、床を濡らす愛液はさらに酷くなる。

体に力が入らなくなり私はぐったりとソファから床に倒れ込んだ。

全身がビクビクと震える。そのたびに訪れる快楽の波。

無様な自分の姿が気にならないほどの快楽。

ドッぺ「はぁ、はぁ、ふぅ………」

抜いた右手からは精子が垂れていた。生臭いそれに私は口を付けた。

しょっぱい。だけれど嫌じゃない。飲み込むと訪れる満足感はこれが男さんのだからだろう。

ドッぺ「でも、残念っすねぇ」

いくら右手に作った性器に吐き出されても子供は出来ない。

こんな行為で子供ができても男さんが悲しむだけだからそれでいいんだけれど。

でも確かなものが欲しいと下腹部が訴えている。

ドッぺ「………はぁ」

この状況を放っておくわけにはいかないので机の上にあったティッシュ箱からティッシュを何枚か抜き取り床とソファーを拭く。

体と服は、まぁいいか。

それよりこの臭いはどうしよう。

やっぱり訪れる罪悪感。消臭剤を吹きながら私はむなしさにため息をついた。

18禁終わり!

基本男さんは襲われます。

12月第4週

男「………なんか今日寝起きがだるいな」

ドッぺ「おはようございますっす」

男「おはよう」

ドッぺ「えっへへー」

男「可愛い」

男「確か今週は学園のパーティーとゴブリン家でパーティーか」

ドッぺ「あ、男さん男さん」

男「なんだ?」

ドッぺ「多分男さんクリスマスパーティー入れないっすよ?」

男「え?」

ドッぺ「もうちょっと外見に気を遣うっすよ。私は気にしないっすけど」

男「………まじか」

男「えーっと、今週何しようかなぁ」

>> 359

男「服でも見に行くか」

ドッぺ「クリスマスセールとかやってるっすからね」

男「商店街ももうクリスマス一色だからなぁ」

ドッぺ「もう一年が終わるんすね」

男「早いもんだな」

ドッぺ「さーて、それじゃ行くっすよー」

男「商店街とうちゃーく」

ドッぺ「んー、新しいコート欲しいっすねぇ」

男「俺も新しいコート欲しいなぁ」

ドッぺ「あ、このマフラーも―――」

男(ん、ペアリングか………値段はそこそこ)

男(どうしよう、買うか?)

>> 362

ドッぺ「これとこれ、どっちが良いと思うっすか男さん、ってあれ?」

ドッぺ「男さん?」

男「あ、すまん、ちょっと他の所行ってた」

ドッぺ「もーっ。彼女を置いていったらいやっすよーっ!」プンプン

男「お詫びにポテトを奢るから」

ドッぺ「シェイクも希望っす」

男「了解です」

男(ゴブリン家でパーティーはいつにしようか)

男(クリスマスパーティーより先か後か)

>> 366

男(クリスマスパーティ―が終わってからにするか)

男「………え、無理ですか?」

受付「はい、ちょっとその恰好では」

男「………なんとか」

受付「無理ですね」

男「………はい」

トボトボ

男「………はぁ、今年のクリスマスは寂しいなぁ」

ドッぺ「二人っきりじゃ寂しいっすか?」ヒョコッ

男「ドッペル!?」

ドッぺ「男さんがいないなら、私もパーティーでないっす」

男「いいのか?」

ドッぺ「さぁ、家に帰ってパーティーっすよー! あ、その前にケーキ買わないと」

男「ありがとう、ドッペル」

ドッぺ「えへへ、私は男さんの彼女っすからね!」

今日はここまで。

これからちょくちょく18禁描写いれましょうかね。

稚拙な描写でよければ。












目指せハーレムエンド

………マリモの場合、どうなるんですかね。

男「クリスマスケーキにろうそくを刺したのはいいんだが、誕生日と違ってなんて言って吹き消せばいいんだろうな」

ドッぺ「もろびとこぞりてじゃないっすか?」

男「いや、きよしこの夜じゃないか?」

ドッぺ「まぁ、どうでもいいっすよ」フーッ

男「あ、消した」

ドッぺ「駄目だったすか?」

男「いや、別にいいけど。それじゃあ食べますか」

ドッぺ「はいっす!」

男(そういえばペアリング買ったんだよな。渡すべきか?)

>> 378

男「これ、クリスマスプレゼント」

ドッぺ「なんすかこの箱」ガサガサ

ドッぺ「わっ、可愛い指輪っすね! いいんすか、こんなの貰って」

男「ペアリングだからな、俺のもある」キラッ

ドッぺ「えいっ」パシッ

男「なぜとる」

ドッぺ「男さん、男さん。左手出してくださいっす」

男「左手? いいけど」

ドッぺ「薬指にどーんっす!」

男「痛いッ」

ドッぺ「そして私の薬指にも」

ドッぺ「えへへ」

男「結婚指輪にしては安いな」

ドッぺ「結婚指輪(仮)っすよ」

ドッぺ「そしてこっちが私からのプレゼントっす」

男「ん、なんだなんだ」ガサガサ

【首輪を手に入れた】

男「………」

ドッぺ「冗談っすよ!」

男「なんだじょうだ――」

ドッぺ「男さんが私につけるんす」フンス

男「悪い冗談だ」

ドッぺ「こっちが本命っす」

男「本当だろうな」

【マフラー(赤黒)を手に入れた】

男「なんかすごい色だな」

ドッぺ「えっへっへー」

男(まさか、な)

~ゴブリン家パーティー当日~

男「なんか最近朝がすっきりするな」

男「さて、プレゼントとかも持ったし、いくか」

―――

――



男「ちわーっす」

ゴブ弟1「あっ、にーちゃん」

男「ゴブリンは?」」

ゴブ弟1「ゴブ妹1と材料買いに行ったよ」

男「そうか、それじゃあパーティーの準備をするか」

ゴブ弟1「それも終わったよ」

男「じゃあやることなんかあるか?」

ゴブ弟1「ケーキを食べようとするゴブ妹3を止めといてください…」

男「切実だな」

ゴブ妹2「………そこ、わたしの」グイッ

ゴブ妹3「はーなーしーてーくーだーさーいー」

ゴブ「………何やってんだお前等」

男「あ、おかえりゴブリン。見てのとおりゴブ妹3を膝の上に固定してる」

ゴブ「変態か?」

男「そう見える?」

ゴブ「見える」

男「そうか………」

ゴブ「とりあえず手伝え。ゴブ妹3はゴブ弟1に任せるから」

ゴブ弟1「いや、無理だって!」

ゴブ「頑張れよ、長男」

ゴブ弟1「姉ちゃん長女じゃん!」

ゴブ「だから命令できるんだよ」

ゴブ弟1「暴君だ!」

ゴブ妹1「お、男お兄さん、手伝ってくれるんですか?」

ゴブ「馬車馬のように扱っていいぞ」

ゴブ妹1「そ、そんなことできないよぅ」

男「なんで姉妹でここまで差がついちまったんだ」

ゴブ「あぁん? あたしだって十分優しいだろうが」

男「優しかったら馬車馬なんて言葉でねぇよ」

ゴブ「きゃーっ、働く男ってかっこいいー」

男「ゴブ妹1ちゃんに言われたならともかくゴブリンに言われても」

ゴブ「ゴブ妹1、言ってやれ」

ゴブ妹1「え? え!?」

ゴブ妹1「えーっと、働く男の人って、かっこいいですっ」ピョンッ

男「働きます」

ゴブ「そいっ」ゲシッ

男「いてぇ!」

ゴブ「ムカついた」

ゴブ「はいはい、どいたどいた! 机の上なんで片付けてねぇんだ!」

ゴブ弟5「ゴブ弟2のせい」

ゴブ弟2「拳骨は勘弁!」

ゴブ「じゃあコークスクリューだ」ブンッ

ゴブ弟2「家庭内暴力ーっ!」

男「………賑やかだな、向こうは」

ゴブ妹1「え、えへへ」

男「ゴブ妹1ちゃんやっぱり料理上手だな。近くで見てて改めて思ったよ」

ゴブ「人の妹口説いてんな、バカ」

ゴブ妹1「え、えぇ!?」

男「口説いてねぇよ」

ゴブ妹1「よ、よかったぁ」ホッ

男「そのリアクションは傷つく」

ゴブ妹1「あ、ごめんなさいっ。ち、違うんです」

ゴブ「次の料理運んでくるけど、手を出したら、手を切断するから」

男「こえぇよ」

ゴブ妹1「あ、あのお兄さん」

男「なんだ?」

ゴブ妹1「お兄さんが、本当のお兄さんになってくれたら、いいなって」

男「………」

ゴブ妹1「あっ、ごめんなさい。いきなり言われても困りますよね」

男「つまりゴブリンと?」

ゴブ妹1「………はい………」

男「それは、考えたことがないな」

ゴブ妹1「ご、ごめんなさい」シュン

男「でも、いくらでも頼ってくれよ。戸籍上の繋がりなんかなくても、兄にはなれると思うから」

ゴブ妹1「そういう、ことじゃ、ないです」ボソッ

ゴブ「おらぁっ、ガキどもが待ってるから早くしろ!」ゲシッ

男「なんで俺だけ!?」

ゴブ妹1「は、はい、お姉ちゃん!」

ゴブ「片付けは後でいいから、早く料理終わらせろよー」

ゴブ妹1「う、うん。お兄ちゃんも、もういいよ?」

男「まぁ、あとはこれを皿にのせるだけだからな。さっきからよだれを垂らして料理を凝視してるゴブ妹3をどうにかしてこよう。というか女の子なのにあれでいいのか?」

ゴブ妹1「え、えへへ」

ゴブ「お前等準備はいいか?」

「「「「「「「「「「いえーい!」」」」」」」」」」

ゴブ「クリスマス! 万歳!!」パンッ

「「「「「「「「「「ばんざーい!」」」」」」」」」パンッ

ゴブ「よし、食べるぞ」

ゴブ妹3「ばくばくばくばく」

ゴブ妹2「………男………あーん」

ゴブ妹4「この料理、大大大好きです!」

ゴブ弟5「………」モグモグ

ゴブ弟3「美味しいですね」

ゴブ弟4「実に美味であるな」

ゴブ弟2「美味い!!!」

ゴブ弟1「はぁ、これは後片付けが大変そうだなぁ」

ゴブ「………今日はありがとう。感謝してるよ」

男「どうした、今日はやけに素直だな」

ゴブ「うるせぇ」

ゴブ「弟たちも男が来てから楽しそうなんだ」

ゴブ「だから………」

ゴブ「いや、これからも来てくれるか?」

男「もちろん」

ゴブ「ははっ。まったく、良いやつだなお前。嫌いじゃないよ」

男「俺もゴブリン達は好きだぞ」

ゴブ「!」

男「それじゃ」

ゴブ「あっ、ちょっと待て!」

男「ん?」

ゴブ「これ」ポイッ

男「なんだこれ」

ゴブ「過ぎたけど、メリークリスマス。それじゃ!」タタタッ

男「中身は………」

【薔薇のシルバーネックレスを手に入れた】

ゴブリンの好感度【74】→【79】

ミス

ゴブリンの好感度【78】→【83】

正月

男「うーん、新年の朝日は気持ちいいなぁ」

男「今年も朝日の出は拝めなかったな」

男「そういえば初詣か、誰か誘うかなー」

>> 391

男「んで、集まったのは」

ドッぺ「もちろん男さんが呼ぶならばたとえ火の中水の中」

ゴブ「別にてめぇが呼んだからきたわけじゃねぇからな、丁度暇だったからだ」

男「二人か」

ゴブ「寂しいのな」

男「うるせいやい」

~神社~

ドッぺ「そういえば来月は修学旅行っすね」

男「そういえば、そうだな」

ゴブ「楽しみだな」

男「あ、そうそう」

ゴブ「なんだ?」

男「振袖似合ってるぞ、二人とも」

ゴブ「う、うるせぇ!」

ドッぺ「えへへ」ニヘラ

ドッぺ「次は私達の番っすね」

男(さて、何を祈るか)

>> 396

男(幸せな学園生活を送れますように)

『その願い、かなえてしんぜよう』

男(なにか頭の中に声が)

『一つだけ、未来に関わることで答えてしんぜよう』

男(何か質問………?)

>> 398

男(人魚について教えてくれ)

男(嫌われっぱなしじゃ嫌だ)

『人魚、彼女は男性恐怖症』

『彼女を救うには彼女を傷つけても、彼女を救う覚悟が必要である』

男(………)

男(………具体的には)

『以上じゃ』

男(………はい)

ゴブ「あー、甘酒あったまるー」

ドッぺ「あー、いいっすねぇ。私も欲しいっす」

ゴブ「飲みかけでよけりゃ、飲むか?」

ドッぺ「飲むっす!」

男「よきかなよきかな」

ゴブリンの好感度【83】→【85】

ドッぺ「………ふーん」

1月第1週

男「新年初め、さて何をするか」

>> 403

男「あけおめー」

フェニ「おー、あけおめヨーっ!」

部長「やぁ」

男「部長、あけましておめでとうございます。受験大丈夫なんですか?」

部長「心配いらないよ、成績はいいからこのままここの大学さ」

男「あ、じゃあまた会えるんですね」

部長「どうしたんだい? 寂しかったのかい?」

男「えぇ、まぁ」

部長「はっはっは、これは照れるね」

フェニ「おとこー、おとこー」バタバタ

男「珍しく名前を呼ばれた」

部長「どうやら仲良くなったようでうれしいよ」

フェニ「この薬飲むヨー」

男「絶対断る!」

部長「そういえば再来週は大会だね」

男「あ、そうですね」

フェニ「頑張るヨー」

男「応援してるよ、フェニックス」

部長「君も出るんだ」

男「はい」

フェニックスの好感度【33】→【36】

1月第1週 日曜日

男「明日から学校か」

男「さぁて、何するか」

>> 406

男「もしもしドッペル?」

ドッぺ「なんすか?」

男「うおっ!?」

男「い、いたのか」

ドッぺ「えへへっ」

男「怖いよ、ドッペル」

ドッぺ「愛ゆえっす」

男「お願いだから今度から無言で家に入るのは止めてくれ」

ドッぺ「むー」

男「ほっぺ膨らませてもだめ」

ドッぺ「えへ、えへへ、えへへへへへへへ」

男「そんな暗い目してもだめ」

ドッぺ「ドッキリっす」

男「ドッキリもだめ」

ドッぺ「ケチっす!」

男(俺、なんか責められるとこあったか?)

ドッぺ「はい、御飯できたっすよー」

男「豪華だな」

ドッぺ「正月の売れ残りが安くなってるっすからね」

男「ドッペルは良いお嫁さんになるよ」

ドッぺ「良いお嫁さんにしてほしいっす」

ドッぺ「ところで男さん」

男「ん?」

ドッぺ「男さんが一番好きなのは、私、っすよね?」

男「え、えぇっと」

>> 410

男「当たり前だろ」

ドッぺ「だって不安になるんすもん」

ドッぺ「男さん他の女の子にも優しいっすし」

ドッぺ「ゴブリンさんにだって………」

ドッぺ「こんな私より可愛い子が男さんの周りに一杯いて、不安になるんすもん」

ドッぺ「心って証明できないから嫌いっす」

男「大好きだよ、ドッペルって言えばいいか?」

ドッぺ「嬉しいっすけど、それは違うんす」

ドッぺ「もっと、もっと、もっと、言葉だけじゃない繋がりが、欲しいんす」

ドッぺ「そう、例えば」

ドッぺ「男さん、私に首輪を付けてくださいっす」

ドッぺ「私を男さんのものだって教えてほしいんす」

男「………」

>> 412

男「俺はドッペルの事をものだなんて思いたくない」

男「だって、ドッペルはものじゃなくて俺の彼女だろ?」

男「だから、合鍵で我慢してくれ。不安になるのは分かった」

男「その不安はいつでも会いに来てくれればいいからさ」

ドッぺ「………えへ」

ドッぺ「えへへへへへへへへへへへへへへへ」

ドッぺ「それじゃあもう、遅いんスよぉ」

男「ドッペル?」

ドッぺ「愛して、ねぇ、愛してほしいんす」

ドッぺ「愛がほしいんす、男さんの愛がほしいんす」

ドッぺ「甘い、痛い、辛い、嬉しい、そんな愛がほしいんす」

ドッぺ「くださいっす、男さんの」

ドッぺ「愛」

男「………!」

ドッぺ「なーんて、ねっす」

ドッぺ「冗談すよぉ、えへへへへへへへへっ」

ドッぺ「じょ、う、だ、ん、っす。よっ!」ガシャンッ

ドッぺ「甘い言葉なんていらないっす。痛みでもいい。男さんがくれるものならなんでも愛! そう、愛!」

ドッぺ「甘い言葉なんて冗談っすよ!! 殴って、噛んで、蹴って、キスして、むちゃくちゃにして」

ドッぺ「不確定な言葉なんかより、そっちの方がよっぽど『愛』なんすよぉ」バンッ

ドッぺ「えへへ、楽しみにしてるっすよ、お、と、こ、さん♪」

ドッぺ「それじゃあ今日は帰るっすけど。今度のデートでは」

ドッぺ「いっぱい愛してくださいっすよ」

ガチャンッ

男「………なんだったんだ」

【ドッペルは病んだ】

今日はここまで。

ドッペルさんがやばい事に。










こういうヤンデレもいいと思うんです

1月第2週

ドッぺ「起きてくださいっすよぉ」ギュゥ

男「うおっ」ビクッ

ドッぺ「おはようっす、男さん」

男「ドッペルか、ビックリした」

ドッぺ「あぁ、男さん、良い匂いっすねぇ」スンスン

男「やめてくれ、恥ずかしい」

ドッぺ「それは命令っすか?」

男「いや、命令じゃないけど」

ドッぺ「じゃあ、嫌っす」クンクン

男「………やめろ」

ドッぺ「はーいっす」ニヤニヤ

男「………着替えるから、向こう行ってくれ」

ドッぺ「気にしないっすよぉ」

男「出てけ」

ドッぺ「はーいっす」ニッコニッコ

ドッぺ「あ、おはようっす」

ゴブ「あぁ、おはよう。なんでお前ら手を繋いでるんだ?」

ドッぺ「私は男さんの奴隷なんすよ………」

男「え、ちが」

ドッぺ「男さん、私に酷い事ばっかりするんすよ………」

ドッぺ「拒否したら、………うぅ」

ゴブ「………最低だな、お前。こっちこいよ、ドッペル」

ドッぺ「でも」

ゴブ「ほらっ」グイッ

ドッぺ「ありがとうっす、ゴブリンさん」

ゴブ「………」タッタッタ

男「待てって!」

ゴブリンの好感度【85】→【70】

ドッぺ「男さん♪」

男「ドッペル………っ!」

ドッぺ「そんな目で、もっと見てくださいっすよぉ」ゾクゾクッ

男「なんで、あんな嘘を」

ドッぺ「だって、男さんが皆から嫌われたら」

ドッぺ「男さん私のもの、っすよねぇ」

男「お前―――」

ドッぺ「殴るんすか? 私を殴るんすか? いいっすねぇ、遠慮なんかいらないっすよ。私怪我しませんっすし」

ドッぺ「どうしたんすか? 殴らないんすか? お願いだから殴ってくださいっすよ。土下座すれば踏んでくれるっすか?」

男「もういい」

ドッぺ「あ、待ってくださいっすよ。今週なにするんすか? 用事がなかったら私と」

男「今週は>> 424するんだよ」

ドッぺ「あぁ、拘束プレイもいいっすねぇ。わたしにこんなの意味ないんすけど、でも男さんがせっかく縛ってくれたんだから解くのはもったいないっすねぇ」

ドッぺ「で、このまま暴力っすか? 動けない私にエッチなことするんすか?」

ドッぺ「いいっ、それってとっても素敵っす!」

男「ドッペル、お前はちょっと変なんだよ」

ドッぺ「変っすか?」

男「前のドッペルに戻ってくれよ。前のドッペルの方が好きだ」

ドッぺ「嫌っすよ。だって男さん愛してくれないっすし」

男「愛してるよ。だけどドッペルの愛してるとは違っただけだ」

男「だからな。今からお前の価値観を変える」

ドッぺ「調教っすか?」

男「………調教だ」

ドッぺ「あ、あ、あぁっ!」ビクンッ

ドッぺ「いいっすよぉ、もっと、もっと幸せにしてくださいっすよぉ」

男「今から>> 426をする」

男「なぁ、ドッペル」スッ

ドッぺ「そんなに顔近づけて、キスっすか?」

男「おやすみ」

バチバチッ

ドッぺ「ぎっ!」

男「………じゃあな、ドッペル」

男「あと………ごめん」

1月第2週 日曜日

男(ドッペルのためとはいえ、流石にずっと遠くにいる金があるわけでもないし、どうするかなぁ)

男(っと、今のドッペルの様子は)

ドッぺ『あ、あぁ、男さん、男さん、どこっすか、どこにいるんすかぁ』

ドッぺ『やめて、一人にしないで、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい』

ドッぺ『やだぁ、一人は嫌っすよぉ』

ドッぺ『痛いよぉ、たすけてっすよぉ』

男(………これはまだ想定内だ)

男(無いと信じたいけど、自殺しそうだったら止めに行かないといけないから、あまり遠くに行けないな)

男「………はぁ、新しい家が借りれないって、特別保護種も不便だよな」

男「それは危険種も一緒か。さて今日はどうすればいいのやら」

>> 429

男(とはいえ心配だから家の近くで見とくかな)

男「………、まだ家の中にいるみたいだけど、あいつ学校行くかな」

男「行きそうにないよな」

男「………あー、割と俺もあいつに依存してるのか?」

男「この近くに家を借りれればいいんだけど、申請すればまずドッペルにばれるだろうし」

男「しばらくはドッペルを近くで見張っとくか」

男「流石に匂いで気付かれるとかはないだろう」

2月第3週

男「まだ金はあるとはいえ、流石に節約は始めたほうがいいよな」

男「宿泊費が馬鹿にならないからな」

男「テントでも買うか?」

男「はぁ、今週はどうするべきか」

>> 434

ゴブ「ただいまー」

男「おかえり」

ゴブ「っ!」

ゴブ「なんのようだ」キッ

男「話がある」

ゴブ「あたしはねぇな」

男「頼む」

ゴブ「………外に出ろ」

男「あぁ、ここで話す事じゃないからな。ちょっと人気のないところでいいか?」

ゴブ「まぁ、あたしならお前ぐらい一ひねりだからな」

男「嫌われてんな」

ゴブ「当たり前だろ」

男「オレンジジュースでよかったか?」

ゴブ「なんか変なもの入ってないよな」

男「缶のフタは開いてないだろ」

ゴブ「注射器とかで」

男「流石にそこまで疑われると傷つくんだけど」

ゴブ「よくんなこと言えるな。ドッペルにあんなことしておいて」

男「そう、その事についての話だ」

ゴブ「自慢か? 悪いがあたしをお前の性癖に付き合わせないでくれ」

男「違う、誤解なんだよ」

ゴブ「あん?」

男「誤解、じゃないか。あれはドッペルの嘘なんだよ」

ゴブ「………」

男「信じてくれよ」

ゴブ「じゃあ信じさせてくれよ」

ゴブ「人ってやつはどうも被害者の方に感情移入しやすくてさ。証拠ってやつがないとな」

男「証拠か」

男(証拠か、証拠なんてあるか?)

>> 438

男「ちょっとこれ聞いてくれ」

ゴブ「なんだよ、これ」

男「俺の家に仕掛けてある盗聴器」

ゴブ「は? なんで自分んちに」

男「ドッペルが俺の家に住んでる」

ゴブ「まぁいい、聞いてから考える」

ドッぺ『許して、許して、帰ってきてよぉ、男さん…』

ドッぺ『ごめんなさい、ごめんなさい、やだ、男さんいないと、いやだっすよぉ』

ゴブ「!」

男「今、ドッペルは不安定な状況なんだ」

ゴブ「証拠には少し弱いがまぁ、ただならぬ状況ってのは分かった」

ゴブ「ドッペルの声を聞いた感じだと男がドッペルを脅して、って風には聞こえなかったし」

ゴブ「ごめんなさい」

男「分かってくれたならいいよ。ゴブリンに嫌われるとか嫌だったし」

ゴブ「あたしも少し考えるべきだった。あの時は頭に血が上ってさ」

男「ドッペルは俺が嫌われるようにしたかったらしいんだよ」

ゴブ「なんでまた」

男「そしたらドッペルしか友達いなくなるからな」

ゴブ「なるほどな。んで、どうする気なんだよ」

男「俺がいるとドッペルはずっとこのままだから少し距離を置く。ドッペルが元のドッペルに戻るまでゴブリンがドッペルの面倒を見てくれないか」

ゴブ「………分かった。ドッペルはあたしの友達だしな」

男「ありがとう。それじゃ、頼んだ」

ゴブ「ちょっと待った」

男「なんだ?」

ゴブ「男の家にドッペルがいるんだろ? ならお前は今どこに住んでるんだ?」

男「あぁ、駅近くのビジネスホテルだ」

ゴブ「金は」

男「まぁ、無くなったらテントでも買うさ」

ゴブ「………はぁ」ガシガシ

ゴブ「バカかお前は」

男「そんなこと言われましてもしかたねぇし」

ゴブ「あたしんちにいろ。もちろん生活費はとるが、ビジネスホテルに泊まるよりはずっと安いだろ」

男「そんな迷惑を」

ゴブ「男と出会ってもうすぐ二年だけど、毎日ずっといてさ。えっと………親友みたいにさ、思ってるんだよ」

ゴブ「今まで男には助けてもらった。だからさ、たまにはあたしに甘えてくれよ」

男「ゴブリン…」

男(どうする。ゴブリンの家に面倒はかけたくない。でも………)

>> 440

男「まだ頑張ってみるよ。それでやばくなったら世話になっていいか?」

ゴブ「分かった。のたれ死ぬ前に来いよ」

男「ありがとう、それじゃ」スタスタ

ゴブ「………バカ」

ゴブリンの好感度【70】→【80】

今日はここまで。

ドッペルはどの方向にいくのか

2月第3週

男「………コンビニのおにぎりも飽きてきたな」

男「さて、今週はなにするかな」

>> 450

玄武『男か。学校に来ていないが、どうした』

男「えっと、かくがくしかじかってことがあって」

玄武『だから先週、ドッペルがお前の悪い噂を流していたのか』

男「玄武にもか、言っとくがあれは」

玄武『安心しろ。元から信じていない。男はそういう事をする奴じゃないからな』

男(やだ、玄武イケメン)

玄武『それが解決するまで学校には来ないのか?』

男「そのつもりだけど」

玄武『いくら保護種だと言ってもずっと外に泊まり続けるだけの金はないだろう。どうするんだ?』

男「それ、、ゴブリンにも言われたよ」

玄武『ゴブリンも事情を知っているのか。とりあえず今のところは考えはないんだな』

男「その通りでございます…」

玄武『なら後でメールで送る住所の所に行くといい。ビジネスホテルよりはよっぽど安く泊まれるだろう』

男「ん? 分かった」

玄武『俺の方でも動いて見る。それではな』

ツーツー

男「やっぱり頼りになるな」

ピロリロリンッ

男「玄武からだ。えっとこの住所は………玄武ん所系列のホテルか」

男(助かるな)

2月第3週 日曜日

男「高級ホテル。まさかこういうときに泊まるとはな」

男「しかもビジネスホテルよりもずっと安く」

男「玄武には足を向けて寝られないな」

男「今日、どうするかな」

>> 453

男「ドッペルの安否を確認するか」

―――

――



男「というわけなんだ」

ゴブ「バイト先までくんな」

男「いつ終わる?」

ゴブ「2時間待ってろ」

男「了解でーす」

ゴブ「まったく、お前はあたしがいなくちゃダメなんだな」ニヤニヤ

男「う、否定できぬ」

ゴブ「で、ドッペルはどこいるんだ?」

男「多分家にいると思うけど」

ゴブ「了解。それじゃあ見つからないようにホテルで待ってろ」

プルルルル

男「はいもしもし」

ゴブ『家にいないぞ?』

男「まじか。なら家に戻ったのかな」

ゴブ『だと良いんだが。ドッペルの家に行ってまた連絡する』

男「ありがと」

―――

――



プルルル

ゴブ『いねぇ』

男「まじか………」

ゴブ『探してみるから、見つけたら連絡する』

男「感謝する」

―――

――



男「………まだか」

プルルル

ゴブ『見つけた。とりあえず家には返したけど、もう限界なんじゃないか。お前の名前を呼びながら街中をうろついてたみたいだ』

男「………まだだ、まだ駄目だ」

ゴブ『これからはあたしが出来るだけ見てるようにするけど、流石にずっとは無理だ。最悪な事になる前に戻ってきたほうがいいんじゃないか?」

男「………>> 457」

男「そう…だな。ついてきてくれるか?」

ゴブ『分かった。あたしんちまで来てくれ』

男「ありがとう、ゴブリン」

ゴブ「それじゃ」

ゴブ「大丈夫かな」

男「………まだ早い気もする。だけど心配なんだ」

男「今はまだ徘徊してるだけだけど、次はもっと酷い事になるかもしれない。やっぱり俺の行動は軽率だったんじゃないかって不安なんだ」

ゴブ「ドッペルなら男の方の家にいる。多分今は寝てると思う。最近ちゃんと寝てなかったみたいだから」

男「………」

男「鍵は…開いてるな」

ガチャッ

ドッぺ「男さんっすか!」ダダダダッ

男「うおっ」

ドッぺ「あぁっ、夢じゃない、夢じゃないっすよね、男さんっすよね。どこ行ってたんスか男さん、探したんスよ、突然いなくなって私心配で心配で、今までどこ、に」

ドッぺ「なんでゴブリンさんいるんすか? ゴブリンさん男さんの事知らないって言ってたっすよね? あれ、嘘だったんすか?」

男「あの、それはだな」

ドッぺ「はっ、ゴブリンさんが男さんを誘拐したんすか? 私の男さんをとったんすね!?」

ドッぺ「友達だと信じてたっすのに!」

男「それはちが」

ゴブ「ちょっと黙っててくれよ、男」

ドッぺ「そっすかぁ、ゴブリンさんが男さんをたぶらかしたんすね?」

ドッぺ「えひゃひゃひゃひゃひゃっ! 男さんがきらわれるよりもこっちの方がずっと早いっすよねぇ」チャキッ

ゴブ「なぁ、ドッペル。一つ言っておくことがある」

ドッぺ「命乞いっすかぁ? んなもん私の男さんを奪った時点で死刑確定っすよ! 反論減刑情状酌量一切なしっすよ!」

ゴブ「あたしは男が好きだ」

男「!?」

ドッぺ「ほらぁっ! やっぱり奪ったんすねぇ!!」グイッ

ゴブ「―――っ。ちょっと、離せ!」バンッ

ドッぺ「うぐっ。効かないっすよ、ドッペルゲンガーはそれくらいじゃ」

ゴブ「あたしが男を好きで何が悪いんだよ!!」ガシッ

ゴブ「あぁ、男と恋人になりたいって思ったさ! でもあたしは奪ってない!!」

ゴブ「なんでか分かるか!?」

ドッぺ「わかるわけ、ない、っすよ」

ゴブ「男が大好きだからだよ!」

ゴブ「あたしを、あたしをバカにするなよっ!」

ゴブ「男をバカにするなよぉおおおっ!!」

ドッぺ「信じられないっすよ」

ドッぺ「だって言葉なんて意味ないって知ってるっすもん」

ドッぺ「言葉はただの音! 言葉で本物の愛は、伝わらない!」

ドッぺ「愛っていうのは、甘いもんじゃないんすよぉ」

ドッぺ「男さんが私を愛しているっていうなら、男さんは私を殺してくれる!」

ドッぺ「死体になった私を抱きしめてくれる!」

ドッぺ「たった一つしかないものを相手に捧げる! これが一番の愛じゃないッスかねぇ!?」

ゴブ「バカだ、バカだよお前は!」

ゴブ「愛ってのは―――」

ゴブ「男、あたしはお前を愛してる」

ゴブ「お前はどっちを愛してる?」

男「………俺は」

男「>> 467を愛している」

男「ドッペルを愛している」

ゴブ「………っ」

ドッぺ「そんな演技にもうだまされないッス」

ゴブ「わかんねぇのかよ。これが愛なんだよ」

ゴブ「数ある選択肢の中から選んだ理由。それが愛だ」

ゴブ「お願いだから目を覚ましてくれよ、なぁ、ドッペル」

ドッぺ「いやっす、いやっすよぉっ。間違ってない! 私は間違ってない!! だって痛みが愛じゃないっていうなら」

ドッぺ「私はいらない子だったってことになるじゃないっすかぁあああっ!!」

ドッぺ「パパとママは本当に私の事嫌いだったってことになるじゃないっすかぁっ!」

ゴブ「なら今から愛を知ればいいだろ。過去なんてもういいんだよ。過去に何があったか。ドッペルの事を私は理解してないよ。でもさ」

ゴブ「あたしはドッペルが大好きだよ」

ゴブ「ドッペルもあたしのこと好きでいてくれると嬉しい」

ドッぺ「………好きっす」

ドッぺ「ゴブリンさん、好きっす」

ドッぺ「男さん、愛してるっす」

ドッぺ「でも不安なんす。愛を知らない私が、本当に愛を知ったとき、今まで愛だと思ってたものが偽物だったら」

ゴブ「だから男をバカにするなって」

ドッぺ「………ん」コクッ

ゴブ「なぁ、ドッペル」

ドッぺ「なんすか?」

ゴブ「あたしんとこ来ないか?」

ドッぺ「え?」

男「それはいいと思うけど、どうするんだ?」

ドッぺ「私、危険っすから、国に管理されないと」

ゴブ「それなら大丈夫だよ」

ドッぺ「?」

ゴブ「玄武がなんとかする!」

男「ははっ、あいつも大変だな」

ドッぺ「え、え?」

男「でもそれなら俺んち住んだほうが」

ゴブ「学生のうちに男女だけで住むのはねぇよ。男の事だからすぐドッペルに変な事をしようとするだろうし」

ドッぺ「!」ギクッ

男「しねぇよ」

ドッぺ「でも、ほんとに、いいんすか?」

ゴブ「駄目な理由がない」

ドッぺ「こんな私を」

ゴブ「うるせぇ! 大好きだばかっ」

ドッぺ「えへへ、私も大好きっす」

ゴブ「よし、なら決定だな」

男「ありがとう、ゴブリン」

ゴブ「ん、何がだ?」

男「お前がいなかったらどうにもならなかった」

ゴブ「あぁ、別にいいって。だって………親友だろ?」

男「でも」

ドッぺ「あーっ、向こうが大変なことに!」

男「え!? ………なにもないじゃないかって、あれドッペル? ゴブリン?」

ゴブ「さん、きゅー、ドッペル」

ドッぺ「あの、ゴブリンさん」

ゴブ「………見ないで」

ドッぺ「わかったっす、ちょっと向こうにいってるっすから。誰も来ないようにするっすからね」

ゴブ「………うん」

ゴブ「サンキュー、おちついた」

ドッぺ「ゴブリンさん」

ゴブ「さぁ、行くか、我が家に」

ドッぺ「あの、ゴブリンさん」

ゴブ「あ、荷物を運ぶのは」

ドッぺ「ゴブリンさん!」

ゴブ「………言いたい事は分かってる。でも断る」

ドッぺ「嫌っす。男さんなら分かってくれるっす」

ゴブ「たとえ男が許しても倫理や世間が許してくれないさ」

ドッぺ「ってことはゴブリンさんはまんざらでもないんすよね?」

ゴブ「バカ。今あたしが盛大に失恋したんだぞ? どの面さげてんなこと言えばいいんだよ」

ドッぺ「愛には倫理とか世間とかが関係あるんすか?」

ゴブ「………今はやめて。そこまで強くない」

ドッぺ「待ってるっすよ」

ゴブ「………うん」

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【30】→【70】

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【38】→【58】

【ドッペルゲンガーは男とゴブリンに依存気味になった】

2月第4週

男「休んでた分のノート誰かにもらわなきゃいけないな」

ピンポーン

男「ん、ドッペルかな」

ガチャッ

ドッぺ「おはようっす! 美少女二人がお迎えに来たっすよー」

ゴブ「あっ、あたしは美少女じゃねぇよ!」

男「仲が良いようで何よりだ」

ドッぺ「仲いいんすもんねー」スリスリ

ゴブ「近い」

男(少しジェラシーを感じる)

玄武「おはよう。どうやら解決したみたいだな」

男「色々ありがとう。玄武」

玄武「大したことない、と言いたいが今回はちょっと色々困ったな」

男「本当にすまん。何か俺にできることがあれば」

玄武「そうだな、なら一つお願いがある」

男「なんだ?」

玄武「昼飯を奢ってくれないか」

男「玄武はいつも昼は弁当じゃ」

玄武「玄妹!」

玄妹「ふにゃぁっ!? お、お兄様! いたのでございますか!?」

玄武「俺の弁当だ。食べてくれ」

玄妹「え、でも玄妹にもお弁当が」

玄武「友達と分け合えばいいだろう?」

玄妹「と、友達。そ、その通りだけ、ど。にゃぁあああぁっ」ダダダッ

玄武「これでよし」

男「玄妹、泣いてたけど」

玄武「そうか?」

ドッぺ「お話しはすんだんすか?」

男「終わったよ」

ドッぺ「あ、私も玄武さんにお礼を言っとかないといけないっすね。本当に玄武さん凄いんすね。。私危険種なのに」

ゴブ「元から危険種の存在に異を唱える奴も多いからな。声の大きい玄武のとこの財閥と事を起こすよりは一人に特例出す方が国としては楽だろ」

どっぺ「ほへぇ。そんな事になってたんすね」

男「玄武様々だ」

ゴブ「玄武は義に厚いから親友のあたしのいう事なら大抵聞いてくれるんだよなぁ。本当良いやつだよ」

ドッぺ「素敵っすね」

男「玄武、ノート貸してくれるかなぁ」

ドッぺ「私のために、本当申し訳ないっす」

ゴブ「2週間ちょっとぐらいすぐ取り戻せるだろ」

男「元から大したことないからな」

男ゴブ「はっはっは」

ドッぺ「え、えっと、じゃあ今週は」

男「>> 477の予定だ」

ドッぺ「私のパパとママっすか?」

男「探して話を聞きたい」

ドッぺ「無理だと思うっすよ。私でも向こうからこないと分からないっすし」

ドッぺ「国しか知らないっすよ」

男「なら国に聞けば」

ドッぺ「守秘義務っす」

男「玄武なら」

ドッぺ「流石の玄武さんでも無理っすよ」

ドッぺ「そんな事より私と遊ぼうっすよ」

男「………ごめん」

ドッぺ「止めないっすけど、時間の無駄っすよ」

男「それでもやってみる」

ドッぺ「それじゃあお夕飯作っとくっすね」

男「とりあえず、足で探すしかないな」

【コンマ05以下で発見】

>> 481

男「手がかりすら手に入らない、か」

男「帰るか。ドッペルがご飯作ってるし」

2月第4週 日曜日

男「あー。一週間歩きっぱなしで足が痛い」

男「今日はなにをするかな」

>> 484

ドッぺ『はい! ゴブリンっす!』

男「もしもし、男だけど」

ドッぺ『あっ、男さんっ。どうしたんすか?』

男「えっと、ゴブリンとドッペルで遊びに行かないか?」

ドッぺ『少々お待ちくださいっす』

タッタッタ ゴブリンサーン

ゴブ『もしもし、遊びに行くって?』

男「あぁ、ゴブリン達がよければ」

ゴブ『そうだな。どこにいくんだ?』

男「えっと」

>> 486

今日はここまで。

ドッペル解決?










ドッペルゲンガーって男にも変身できるんだから、ゴブリンと安価下

ドッぺ「あ、男さん! 男さーん!」ブンブン

男「目立つからやめて」

ゴブ「誘った側が遅刻ってどういうことだ?」

男「すいません。お詫びに奢らせていただきます」

ゴブ「シェイクな」

ドッぺ「私もシェイクっす」

男「何するか、ファストフードでも食いながら決めるか」

ドッぺ「って、決めてないのかよ」

男「すまぬ」

ドッぺ「んー、冷たくて美味しいっすー」

ゴブ「ポテトくれよ」

男「食っていいぞ」

ドッぺ「私も頂くっす」

ドッぺ「あー、甘くてしょっぱくて美味しいっす」

ゴブ「ポテトをシェイクにつけるのか…」

ドッぺ「美味しいっすよ?」

男「さーて、どこ行く?」

ゴブ「あたしは特になし」

ドッぺ「男さんが行きたいところっす」

男「えーっと、じゃあ>> 494に行こうか」

男「服を見に行くか」

ドッぺ「もうすぐ修学旅行っすし、賛成っす!」

ゴブ「んじゃ、もぐもぐ、行くか」

男「ポテトがもうない…」

ゴブ「どんな服買うんだドッペル」

ドッぺ「買うのはゴブリンさんの服っすよ」

ゴブ「………え?」

ドッぺ「わーっ、可愛いっす!」

ゴブ「こ、こんなフリフリ、似合わない、だろ?」ピクッ ピクッ

男「ゴスロリか。初めてみた」

ゴブ「てめぇはみんな!」

ドッぺ「甘ロリもあるっすよ?」

ゴブ「こんなの着て修学旅行いけるか!」

ドッぺ「じゃあこれは普通に着るようとして買うとして」

ゴブ「え?」

ドッぺ「男さんは何がいいと思うっすか?」

男「セーラー服」

ゴブ「私服で着れるかぁ!」

男「うーん、やっぱり身長低いし、シャツとかよりは可愛い系だよな」

ゴブ「ズボンとTシャツでいいだろ!」

ドッぺ「えへ、えへへへへ。これとこれ、どっちがいいっすかぁ?」

ゴブ「おい、近づくな、近づくなぁっ!」

男「ちょっとそこらへんうろついてくるからごゆっくり」

ドッぺ「はーいっす」

ゴブ「脱がせるな触るな揉むなぁっ!」

ドッぺ「満足っす」ツヤツヤ

ゴブ「絶対着ねぇ………」

男「結構買ったな」

ドッぺ「ご安心を! 私のポケットマネーっすから」

男「半分だすよ」

ゴブ「不本意だけどあたしが出すよ」

ドッぺ「むっ、親友にプレゼントするのを邪魔するんすか?」

男「そういうことなら」

ゴブ「でも」

ドッぺ「あとは私の趣味っす」

ゴブ「やっぱ趣味じゃねぇか!」

ドッぺ「えへ」

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【58】→【61】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【70】→【75】

2月第1週

男「最近は寝れているみたいだな」

ゴブ「まぁ、ドッペルのおかげでな」

ドッぺ「補助金結構もらってるっすからね」

男「また体壊されてもたまらんからな」

ドッぺ「毎日ハッピーっすよ。皆可愛いっすし」

ゴブ「な、なぁ。一応聞くけど、あっち系の趣味はないよな?」

ドッぺ「?」

ゴブ「あたしやゴブ妹1にちょっと近いっていうかなんというか」

ドッぺ「えへ♪」

ゴブ「否定しろよっ!?」

男「っ!」ゴクリッ

ゴブ「てめぇも反応すんな!」

ドッぺ「なーんて冗談っすよ。ただゴブリンさんやゴブ妹1ちゃんが可愛くて可愛くて」ジュルリ

ゴブ「冗談じゃねぇじゃねぇかぁああっ」ダダダッ

ドッぺ「ドッペルゲンガーの体は自由自在っすから」ウネウネ

ドッぺ「あ、男さん今週のご予定は」

男「今週は」

>> 499

ドッぺ「私、入っていいんすか?」

男「いいよいいよ。もう俺が部長だし」

ガラッ

フェニ「おとこーっ」ドンッ

男「ぐえっ」

フェニ「なんで最近こないヨー! 大会一人で出ることになったヨー!」

男「ちょっと、それどころじゃ、なかったから、って重いっ」

フェニ「一人は寂しかったヨー!」ギュッ

ドッぺ「………」イラッ

ドッぺ「なーに、やってんすかぁー?」

フェニ「?」

男「ち、違うんだよ、これは」

ドッぺ「女の子に抱き付かれて喜んでるようにしか見えないっすけどねぇ」

フェニ「喜んでるのかヨー?」

ドッぺ「なんすか? のろけっすか? 私はもうお払い箱っすか?」

男「違う! 違うから!」

ドッぺ「へぇ、それはよかった、すねっ!」バンッ

男「いてぇ!」

ドッぺ「女の敵女の敵女の敵!」ゲシッゲシッ

フェニ「おー、男が死にそうヨー」

男「ドッペルが元気でよかいってぇっ!」

ドッぺ「ふぅ、落ち着いたっす」

男「あれ、左足の感覚がないんだけど、ねぇ、これ大丈夫?」

ドッぺ「あのですねフェニックスさん、でしたっけ」

フェニ「なんだヨー」

ドッぺ「男さんは私のものなので抱き付いたりしてほしくないんすけど」

フェニ「? なんでだヨー やだヨー」

ドッぺ「そう、っすか」

男「ストップ! ストップドッペル!!」

ドッぺ「男さんどいてくださいっす。そいつ殺せないっす」グググッ

フェニ「おー、科部長みたいな気迫ヨー」

男「逃げろフェニックス!!」

フェニ「?」

ドッぺ「男さんを取る泥棒猫はー」

男「お願いだから落ち着いて! そういう関係じゃないから! フェニックスが無邪気なだけだから!」

ドッぺ「じゃあ男さん殺して私も死ぬっす!」

男「なーんでそうなる!」

ゴブ「ドッペルの声が聞こえた」

科部長「科学部で騒ぎの声が聞こえた」

男「やべぇ」

ドッぺ「うーわーきーもーのー!」グググッ

フェニ「男に乱暴はだめヨー!」バッサバッサ

科部長「なるほど理解した」

ゴブ「てめぇはまったく」

男「あの、違うんです。皆さん俺の話きい」

男「怪我一つないけど、めっちゃ痛い」

ゴブ「勘違いさせるようなことしたてめぇが悪い」

科部長「女の子の気持ちを考えるのは大切だよ」

ドッぺ「うぅ、早とちりしてごめんなさいっす」

男「俺はただ、ドッペルの友達が増えればいいなって思って」

フェニ「ドッペルゲンガー、ワタシの友達になるのヨー?」

ドッぺ「えーっと、まぁ、はい、よろしければっすけど」

フェニ「よろしくヨー」

ドッぺ「よろしくお願いしますっす」

フェニックス→ドッペルゲンガーの好感度【0】→【1】

ドッペルゲンガー→フェニックスの好感度【0】→【1】

2月第1週 日曜日

男「やっと痛みが引いたな」

男「今日はちょっと寒いな。一雨くるかな」

男「なにするか」

>> 505

男「来たぞ」

フェニ「おー、おとこー」

男「実験するか」

フェニ「手伝うヨー」

―――

――



【大失敗】

フェニ「んー、なんでこうなるヨー」

男「おかしいな。実験書通りにやったのに」

科学【22】→【22】

科学部【88】→【88】

2月第2週

ドッぺ「来週は修学旅行っすね。超楽しみっす!」

男「楽しみだな」

ゴブ「そういえば聞いてるか?」

男「なにが?」

ゴブ「来週の修学旅行、人魚は来ないらしい」

男「なんでだ?」

ゴブ「さぁ? なんか最近暗いしな。なんかあったんじゃないのか?」

男「………」

ドッぺ「そんな事より今週はどうするっすか?」

男「今週は>> 509

ドッぺ「あ、いたっすよ」

人魚「………」

男「えっと、人魚?」

人魚「!」ビクンッ

男「久しぶり、だな」

人魚「や、いやぁ」

ドッぺ「何したんすか」

男「それが分かったら苦労はしてないんだけど」

ドッぺ「落ち着いて、落ち着いてっす。人魚さん」

人魚「いや、もうやめ」スゥッ

ドッぺ「はい、止めるっすよ」ググッ

人魚「もごっ!?」

男「あの、ドッペル? それは流石に」

ドッぺ「? 男さんは耳無くせないっすから歌聞くとやばいっすよ?」

男「そういう事じゃなくて絵面的に」

ドッぺ「あぁ、なるほど。じゃあさっさと連れてくっすよ」グイッ

人魚「んーっ! んーっ!」ジタバタ

男(………怖い)

ドッぺ「ここなら人は来ないっすね」ドサッ

人魚「きゃっ!」

男「落ち着いてくれ人魚、っていってもこれじゃあ説得力ないよな」

人魚「な、なんなんですか。やっぱり男さんは」

ドッぺ「男さんの話も聞いたらどうっすか?」

人魚「嫌っ。絶対裏切るつもりでしょう!? 騙すために近寄ってきたんでしょう!?」

ドッぺ「なんだかこないだまでの私を見るようで辛いっす」

ドッぺ「私はゴブリンさんと男さんがいたから良かったっすけど。どうすればいいんすかね」

男「とりあえず話をしてみるしかないだろう。いくら嫌がられても話をしなくちゃしょうがない」

男(といっても何を話したものか)

男「>> 512」

今日はここまで

ドッペルはまだ病んでるっぽいですね。










人魚を体育館倉庫に連れ込んで安価下

男「―――ってことなんだが」

人魚「そ、それが私に関係あるんですか!?」

ドッぺ「分かんないっすかねぇ」ガシッ

人魚「ひぃっ!」

ドッぺ「正直男さん大好きな私にとって男さんがゴブリンさん以外の他の女子に親身になって何かをするってのは喉を掻きむしりたいぐらい嫌っすけど、それでも私は男さんに協力するんす。だって私は男さんに助けてもらったから。だから男さんが誰かを助けるのに協力しなくちゃいけないんす。だからあなたは笑って笑顔で頷けばいいんっす、ほら笑って? 笑ってくださいっすよ? 笑えっていってるじゃないっすかっ!」

男「ストップストップストップ! やりすぎ、やりすぎだからっ!」

人魚「や、やめて」

ドッぺ「だって、男さんを怖がるとかありえないっすし」

男「だからって話にならないだろ!?」

ドッぺ「………はいっす」

ドッぺ「驚かしてしまってごめんなさいっす。でも信じてくださいっす。男さんは貴方を助けようとしてるっす」

ドッぺ「だから差し伸べられた手から逃げないでくださいっす」

ドッぺ「あなたのそれ、男さんは悪くないんでしょう?」

男「だからドッペル、どんどん目が濁っていってるから」

ドッぺ「むぅ、仕方ないんすよ、これは」

人魚「わ、わたしは―――」

人魚「もう、おとこの人が信じられない………っ」

人魚「だから、許して」

ドッぺ「だからそれには男さん関係ねぇっって言ってるじゃねぇっすか!」ドンッ

人魚「ひっ」

男「ごめん、ちょっと出ててくれないか、ドッペル」

ドッぺ「………分かったっす」

男「ありがとうな。ドッペル」

ドッぺ「じゃあ私は見張っておくっすから、なんかあったら呼んでくださいっす」

ドッぺ「あ、そうそう。人魚さん」

人魚「ひゃ、ひゃい!?」

ドッぺ「男さんに危害加えたら分かるっすよね。私に歌は効かないっすよ?」

男「ドッペル」

ドッぺ「それではごゆっくりっす」

男「さて、と」

人魚「ち、近寄らないでください」

男「これぐらいの距離ならいいか?」

人魚「き、消えてください」

男「それは無理だな」

人魚「私を、どうするつもりですか」

男「それはさっきから言ってるでしょうが。元の人魚に戻ってほしいんだって」

人魚「私は、これが本当です、から」

男「今までの人魚は偽物だと?」

人魚「そう、です」

男「………はぁ。で、男が怖いんだって?」

人魚「男の人が嫌いです」

男「そうきっぱり言われるとどうもね。何があったかは知らない。だけど俺は人魚に手を出すつもりはないし、害を加える気もない」

人魚「捕まえて、こんなところに閉じ込めて、そ、それでも、私の味方、だと?」

男「それは、ぐうの音もでないな」

人魚「それに、言葉ではどうとでも言えますし」

男(また言葉ではどうとでも言える、か。ドッペルもだけど、なんでこうも言葉が意味を持たないんだろうな)

男(さて、どうしたものか)

>> 519

男「俺が怖いんだよな」

人魚「…」コクリ

男「仕方ない、な」スクッ

人魚「!」ビクッ

男「ごめん、ドッペル戻ってきて」

人魚「ひゃっ」

男「あぁ、違うから」

ドッぺ「はいはーい♪ なんっすか?」

男「ちょっと俺の両手両足縛ってくれよ?」

ドッぺ「?」

男「………縛れ」

ドッぺ「はいっす!」

ドッぺ「男さんが何考えてるのかは分からないっすけど、信じてるっすからね。はい、できたっすよ」

男「…なんでこんなに縛るの上手いんだよ」

ドッぺ「えへっ、МはSに通ずるんすよ」

男「………そうか」

ドッぺ「それじゃ外でまた待機しておくっすから」

男「助かるよ」

男「これでいいか?」

人魚「ど、どういうことですか?」

男「これでもまだ怖いようなら、俺を好きなようにしろ」

男「過去に何があったかは分からない。お前が男が怖い理由を知らないけどさ、今が復讐のチャンスだぞ?」

男「あ、殺さないでくれよ。頼むから。俺が死んだら止められないから」

人魚「………っ!」グッ

男「は、はは。やれよ、さぁ、やれよ」

人魚「あぁあああぁああっ!」

男「んぐっ!」

人魚「死んで、死んで、死んで、死んでくださいっ!」

男「がっ、ぐ、げっ」

人魚「あんなことして、私を裏切って!!」ガシッ

男(お、おいおい。それは)

人魚「死んでよぉおおおおぉおおっ!!」ブンッ

男「あっ」

男「………あ」

人魚「あ、あぁ、よかった、しんで、なかった」

男「にん、ぎぃっ!?」

人魚「分かってたんです。皆があいつと同じなわけがないって」

人魚「でも一度経験してしまえば、もう一度起きてしまうかもしれないって、思ってしまうんです」

人魚「ごめんなさい、ごめんなさい、男さん」

男(あ、今回やばいかも)

人魚「私のために、こんなに体をはってくれた男さんなのに、傷を、こんなに」ペロペロ

人魚「ありがとうございます、男さん。あぁ、血が止まらない」ペロペロ

人魚「どうしよう、どうしよう」

ドッぺ「男、さーん」

人魚「!」

ドッぺ「………は?」

ドッぺ「なにやってんすかねぇ」

人魚「わ、わたしが、男さん、を」

ドッぺ「んなこと知ってるっすよ! 見れば分かるじゃないっすか! ここには男さんとお前だけ! なんすか、男さんが両手両足を縛られたまま全身がずたぼろになるまで暴れまわったとでも!? んなわけないじゃないっすか、つまり犯人はお前! ガキでもこの結論にいたるっすよ、クソみたいな推理小説の探偵のモノマネをしてるぐらいならお前を今、この場で男さんより酷い目に合わせてやろうっすか? ドッペルゲンガーでもスライムでもないのに手と足が曲がっちゃいけない方向に曲がって、頭から血を流している男さんより酷い事って、こりゃあもう死ぬしかないっすよね。もちろん飛び降りなんて楽な方法じゃないっすよ? その薄汚い尾びれから1センチ刻みで生きたまま輪切りにするか、それとも全身に細い針を死ぬまで刺し続けていくか好きな方を選ぶといいっすよ。え、そんな事したら犯罪者になるって、そんなことは気にしなくてもいいんすよ、第二種危険種族っすよ? そうそう警察に捕まるわけないじゃないっすか、指紋も声紋も自由自在複雑怪奇な私を誰が止めれるっていうんですか。さてここまで謝罪のしゃの字も聞こえてこないっすけど、つまりあんたは死にたいわけっすよね。どうやら強情な大馬鹿みたいっすけど、それならお望みどおりに」

男「ど、っぺ」

ドッぺ「あぁっ。ごめんなさいっす! すぐ救急車呼ぶっすよ、死なないで、死なないでください、男さん!」

男「にんぎょ、わるく、ない」

ドッぺ「っ! お、男さんが言うなら、手はださないっすけど」

ドッぺ「私はぜったい許さないっすから」ギロッ

人魚「ご、ごめんなs」

ドッぺ「男さん待っててくださいね、すぐ人を呼ぶッスから」タッタッタ

人魚「ごめんなさい、ごめんなさい」ポロポロ

男「ちが、う」

人魚「え」

男「わらって、くれよ」

人魚「笑えない、ですよ」

人魚「こんなことしてしまって」

人魚「わたし、どうすればいいか」

男「わらってくれ、よ」

男「俺のため、に」

男「にんぎょの、ために」

人魚「………っ!」

人魚「あの、男さん」

人魚「ありがとうございます」ニコッ

2月第2週 日曜日

ドッペ「医学の進歩ってすごいっすね。来週の修学旅行までには間に合うそうっすよ。車椅子になるっすけど」

男「ごめんな。毎日病室まで来て貰って。世話をしてもらって」

ドッぺ「そんな、いいんすよ。私男さんの彼女ですし」

ドッぺ「でーすーけーど」

ドッぺ「なんで人魚がいるんすか?」

人魚「ご、ごめんなさい」

男「俺が呼んだんだよ」

ドッぺ「ふーん」ジロッ

男「ドッペルが考えてるようなことはないから安心して」

ドッぺ「………わかったっす」

男「あと、本当申し訳ないんだけど、人魚と話があるから席をはずしてくれないか」

ドッぺ「あとで頭撫でてくださいっすよ」

男「あぁ、好きなだけ撫でてやるよ」

ドッぺ「じゃあ許すっす」

男「それで、話があるって言ってたけど」

人魚「あの、私の過去を、聞いてもらいたくて」

男「いいのか?」

人魚「はい。男さんなら」

男「そうか。ありがとう」

人魚「いえ。えっと、私には中学生の時に、とても仲の良い男の人のお友達がいました」

人魚「その人は友達もいなくて、暗い私に声をかけてくれたんです」

人魚「中学生のときは、私、凄い暗くて、その人のおかげで中学校が楽しくなって、いきました」

人魚「でも、その人は、2年の初め、私を」

人魚「おぇっ」ゲボッ

男「人魚っ」

人魚「あぁ、汚してしまって、あぁあ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

男「良いから、続き、話せるか?」

人魚「は、はい。私を………レイプ、しようと」

人魚「はじめから、わたしの体が目的、で。暗いからちょうどいいって」

人魚「こんなのだから、うぅ…」

人魚「運よく、通りすがりの人が、助けてくれましたけど」

人魚「それ以降、男の人と仲良くなるたびに、その人も、体が目的なんじゃないか、って」

人魚「だから、明るくて、でも近づきにくいように、あのキャラクター、で」

人魚「いままで、でも。男さんと、仲良くなって」

人魚「男さんが、あの人に見えるようになって」

人魚「怖くて」

男「………そうか」

人魚「本当に、ごめんなさい」

男「人魚は俺の事好きでいてくれたんだな。良かった。何かして嫌われたと思ってた」

人魚「は、はい。男さんのこと、好きです。大好きです」

男「はは、照れる、な。なんだか」

人魚「男さん。知ってますか?」

男「?」

人魚「人魚は失恋の象徴なんですよ」

男「それって」

人魚「すいません、今日はもう、帰りますね」

男「人魚」

人魚「分かってます、でも、二番でも、三番でもいいんです。そばにいさせてください」

人魚「修学旅行、一緒に行きましょうね」

人魚の好感度【49】→【80】

【人魚は男に依存した】

今日はここまで。

ドッペル狂信者のようになっていってますね。

次は修学旅行です。










人魚と依存ックス

2月第3週

ドッぺ「待ちに待った修学旅行っすね!」

ゴブ「だな」

ドッぺ「で、なんでこいつがいるんすか?」

人魚「この私のせいで男さんが車椅子になったんですから、私が男さんの世話をさせていただくのは当たり前のことでしょう?」

人魚「この可愛い私にお世話をされて、男さんも嬉しいですよね!?」

男「え、えーっと」

ドッぺ「殺されたいんすか? 小魚」

人魚「ひぃっ、ま、負けないんですからね!?」

ゴブ「おちつけ、ドッペル。せっかくの楽しい修学旅行なんだから」

ドッぺ「むぅ」

男「そういえば修学旅行先ってどこだっけ」

ゴブ「おいおい、行先は>> 536だよ」

男「沖縄か」

人魚「沖縄! 行ってみたかったんですよね。青い空、青い海! 南国の空気!」

ドッぺ「え、あれもくるんすか?」

人魚「行きますよ!」

ドッぺ「けっ」

人魚「むむむむ」

ゴブ「………なんでこうなったんだ?」

男「あはは」

男「飛行機に乗るの久しぶりだなぁ」

ゴブ「これ、本当に飛ぶのか?」

人魚「うぅ、高いところは、嫌ですねぇ」

ドッぺ「こいつとなりのクラスっすよね!?」

人魚「男さんのお世話係としての特例ですよ」ドヤァ

ドッぺ「私がやるっすから帰れっす!」シャーッ

男「周りに迷惑かかるからもっと静かにな」

人魚「ごめんなさい」

ドッぺ「ごめんなさいっす」

ムカ「なぁなぁ、なんで男あんなに女の子に囲まれてるんだ?」

玄武「お前の知るところではないよ」

ドッぺ「おぉ、青空綺麗っす」

人魚「こ、怖い、空、怖い」ガクブル

男「大丈夫か? 人魚」

人魚「だ、大丈夫ですよ、お。かわいいのでぇ」

ドッぺ「むっ」

ドッぺ「私も怖いっすーっ」ギュッ

男「あれ、さっきまで」

ドッぺ「現実を見たら、怖かったんす」

ゴブ「すいません。コーヒー一つください」

ゴブ「結構飛行機って快適だったな」

ムカ「男の周りが怖いよ」

ゴブ「ほっとけ」

玄武「下手に手を出すと、持ってかれるぞ」

ムカ「え、何を?」

玄武「命」

ムカ「え、えぇ!?」

男「沖縄は水中種族と精霊族が多いんだって」

人魚「良い海ですからね」

男「水着もってきてねぇや」

人魚「ふふんっ。私はかわいい私にあうとっても可愛い水着を持ってきてますよ」

人魚「男さんさえ良ければ、あの日の続きを」

ドッぺ「はいはい、どいたどいたっ。次は私の番っすよっ」

人魚「え、そんな約束」

ドッぺ「あ?」

人魚「ひぃっ」

男「あの、ゴブリンさんどうにかしてくれません?」

ゴブ「お前等、喧嘩するなら、あたしが男の面倒みるぞ」

ゴブ「男の面倒を見るのは慣れてるからな」

人魚「私が見たい…」

ドッぺ「ゴブリンさんなら、でも…」

男(解決しない)

ゴブ「あー、今日は楽しかったな」

ドッぺ「楽しかったっすね!」

人魚「明日自由行動ですね。だから」

ドッぺ「………男さん?」

ゴブ「べ、別にあたしはムカデたちと遊ぶし…」

修学旅行 2日目

男「そういえば、個人行動か」

男「誰か誘うか?」

>> 544

玄武「………俺とか」

男「いや、だって、なぁ」

玄武「まぁ、そうだな」

ムカ「俺も行くー」

男「いいぞ」

ムカ「んで、なんで男だけなんだ? 女の子いたほうが」

玄武「やめろ、血を見るぞ」

男「怖い、女の子怖い」

ムカ「何があったんだよ」

玄武「水着がレンタル出来て良かったな」

ムカ「泳ぐぞー」

男「ん、ビーチが騒がしいな」

玄武「む、あれは」

ムカ「さ、さめぇ!?」

男「ど、どうする」

1 一人で逃げる
2 皆で逃げる
3 戦う

>> 549

男「逃げるぞ!」

ムカ「早く逃げるぞっ」

玄武「あぁ」

―――

――



ムカ「被害はなかったって」

男「良かったな」

ムカ「なんか通りすがりの漁師が退治したって」

男「通りすがりの漁師すげぇ」

男「明日はもう帰るのか」」

男「最後に何か思い出作ろうかな」

男「誰か誘って散歩に行こう」

>> 552

男「ドッペルも抜け出してこれたか」

ドッぺ「抜け出すのはお手の物っす」

男「じゃあ、いくか」

ドッぺ「男さん、手を繋いでも、いいっすか?」

男「いいよ。ほら」

ドッぺ「えへへ」ギュッ

ドッぺ「あの、男さん」

男「なんだ?」

ドッぺ「最近、寂しいっす。ゴブリンさんも好きっすけど、男さんも好きなんす」

ドッぺ「男さんの一番は、私っすか?」

男「そうだけど」

ドッぺ「じゃあ、えっと………」

ドッぺ「キス、してくださいっす」

男「キス?」

ドッぺ「ほっぺじゃないっす。おでこでもないっす」

ドッぺ「ここに、っす」

男「………」

>> 554

ドッぺ「んっ」

男「これで、いいか?」

ドッぺ「もっと、もっと」

男「うん」

ドッぺ「えへへ。一番の、思い出っす」

ドッペルの好感度【100】→【102】

男「帰ってきたぜ、我が街!」

人魚「飛行機、怖い…」

ドッぺ「ゴブリンさん。お土産、喜ぶっすかね」

ゴブ「あいつらなら何やっても喜ぶさ」

ドッぺ「あ、ゴブリンさん」

ゴブ「なんだ?」

ドッぺ「このネックレス、お土産っす」

ゴブ「はは、ありがとうな、ドッペル」

ムカ「百合………っ、尊い百合………っ」

男「お前は黙ってろ」

2月第3週 日曜日

男「すぐテストか」

男「さて、今日はなにをするか」

>> 558

男「いるか?」

フェニ「おー、おとこー。これお土産ヨー」

男「お土産って、俺も修学旅行行ったんだけど。まぁいいや、ありがとう」

フェニ「ところでなんの用だヨー」

男「なぁ、科学を教えてくれないか?」

フェニ「お安い御用だヨー。その代わり、実験体に」

男「断ります」

フェニ「冗談だヨー」

―――

――



【大失敗】

フェニ「おー、お手上げだヨー」

男「くっ、自分が不甲斐ない」

科学【22】→【22】

2月第4週

男「車椅子生活はやっぱり不便だな」

ドッぺ「ゴブリンさんの所にくればいいっすのに」

男「流石にそこまで迷惑かけられないよ」

ドッぺ「多分ゴブリンさんも気にしないと思うんすけどね」

男「まぁ、な」

ドッぺ「よし、準備オッケーっすか?」

男「そういえばゴブリンは?」

ドッぺ「用事があるって先に行ったっすよ」

男「そうか」

ピンポーン

男「あれ、誰だろ」

人魚『可愛い私が迎えに来ましたよ!』

ドッぺ「へぇ」スッ

男「ストップ、まずは包丁を置こうか」

ドッぺ「だってっ! だって!」ブンブン

男「うおっ、あぶねぇっ」

人魚「あ、あのぉ」

男「どうした?」

人魚「ドッペルゲンガーさんがすっごい目で私を見てるんですけど」

ドッぺ「泥棒猫泥棒猫泥棒猫」ボソボソ

男「できるだけ俺から離れない方がいいぞ」

人魚「え、それって」キュンッ

ドッぺ「えへへ」

男「いや、そういう事じゃなくてだな」

ドッぺ「ねぇ、男さん今週のご予定はなんすか?」

ドッぺ「もちろん、私と、っすよね?」

男「えっと、今週は」

>> 562

今日はここまで。












さよなら人魚?

男「迎えに来てもらって悪いな」

人魚「いえ、私に責任がありますからね。あぁ、なんて僕は真面目で可愛くて優しくて健気で可愛いんでしょうか」

人魚「ところで男さん。今日はどこに連れて行ってくれるんですか?」

男「そうだな。今日は」

>>569

オサレなカフェで会話

男「カフェに行くか」

人魚「分かりました! 行きましょう」

人魚「男さんもこの可愛い私とデートできる幸せを噛み締めなければいけませんよ?」

人魚「わ、私も噛み締めてますから」

男「はいはい、噛み締めてる噛み締めてる」

人魚「おしゃれなカフェですね。私にお似合いですよ」

男「すいません、カフェオレ一つ」

人魚「あ、私はカプチーノで。アートの絵柄は人魚でお願いします」

「かしこまりましたっす」

人魚「ふふんっ。気分が良い私は今ならなんでも答えてあげますよ。さぁ、何が聞きたいんですか?」

男「あー。>>572についてかな」

狙ってる結婚相手

人魚「ふぇ!? ね、狙ってる人ですか!?」

男「うん」

人魚「い、嫌がらせですかセクハラですか!?」

男「いや、そういうわけじゃないけど」

人魚「絶対、ぜったいに笑わないでくださいよ」

男「笑わないけどさ、で、誰なんだ?」

人魚「ま、まだ、男さんです………」

男「あ、あぁ、うん」

人魚「ほら、絶対こんな雰囲気になりますよ、うわーんっ」

男「ほら、カプチーノでも飲んで」

人魚「ぐすん。美味しい…」

男(ん、何だこの紙)

『1回目』

男(なんだろう、これ)

人魚「今日は楽しかったです。また今度誘ってくださいね」

男「家まで押してもらって、すまなかったな」

人魚「いえいえ。それでは魔術がもうそろそろ切れるのでまた学校で会いましょうね」

男「あいよ、それじゃあな」

人魚の好感度【80】→【82】

2月第4週 日曜日

男「一人暮らしで車椅子生活はやっぱり不便だな」

男「さて、今日は何をするかな」

>>576

フェニと実験

男「フェニフェニー?」

フェニ「その呼び方やめろヨー」

フェニ「人体実験がご所望かヨー」

男「いいえ、普通の実験をご所望です」

フェニ「手伝ってやるヨー」

―――

――



【失敗】

男「なんか、ごめんな」

フェニ「私の力が及ばないほどって、これいったいなんだヨー」

科学【22】→【23】

3月第1週

ドッペ「おはようございます、男さん」

男「………起きたらドッペルは久しぶりだな」

ドッペ「えへ、えへへへ」

男「すまないが、起きるの手伝ってくれないか?」

ドッペ「いいっすよぉ。着替えでもなんでも、くすくす」

男「助かる」

ドッペ「おとこさぁん」ベタベタ

ゴブ「今日のドッペルはやけに男にべったりだな」

ドッペ「威嚇のポーズっす」

ゴブ「?」

ゴブ「来週はテストだな。男は大丈夫なのか?」

男「心配だよ。ゴブリンはどうなんだ?」

ゴブ「あたしはドッペルに教えてもらってるからな」

ドッペ「ぶいっ」

男「まじか。今週はどうしようかなぁ」

ゴブ「勉強しろよ」

男「今週は>>580をするか」

ゴブ家におじゃま
今日二回目にとるから無理だったら下

男「お邪魔しまーす」

ドッペ「いらっしゃいっす」

ゴブ妹1「あ、お兄さん。お久しぶりです」

男「おー。元気にしてたか?」

ゴブ妹2「………男」ヒシッ

男「どうした? いきなり抱きついてきて」

ゴブ妹2「最近………こなかったから」

男「あー、それはすまない。見ての通り、怪我人でな」

ゴブ妹2「どう…したの……?」

男「まぁ、色々とな」

ドッペ「はいはい、皆向こうにいくっすよー。男さんのお世話をしなくちゃいけないっすからね」

ゴブ「んあ。来たのか」

男「さすがに勉強がやばいからな」

ゴブ「メシは食ってくんだろ?」

男「食っていけるならありがたい」

ゴブ「分かった、作っとく」

ゴブ「先生お願いします」

男「お願いします」

ドッペ「任せてほしいっす。といっても私もそれほどできるわけじゃないんすけどね」

男「まぁ、俺らに比べれば、天と地だよ」

ゴブ「悲しくなるな」

ドッペ「あはは。それでは始めるっすよー」

―――

――



【普通】

国語【56】→【57】

科学【23】→【24】

魔術【91】→【92】

魔導【52】→【53】

芸術【55】→【56】

3月第1週 日曜日

男「今月中には治るかな」

男「さて、今週は何をするか」

>>585

ドッペルにまとわりつかれる

男「まぁ、特にすること無いから一日中」

ドッペ「私と一緒にいようっすねぇ」

男「うわっ」

男「いたのか」

ドッペ「うっふっふー。愛があればどこにでも私はいけるんですよ」

男「冗談にならないから怖い」

ドッペ「冗談じゃないっすよ?」

男「そっかー」

ドッペ「さぁ、今日は私とずっと一緒に、えへ、えへへへへ」

男「怖いぞー、ドッペルー」

ドッペ「私たち以外誰もいない、誰も私たちを見ていない」

男「どうしたー、ドッペルー」

ドッペ「あ、男さん。怪我してるっすから、その、溜まってるっすよねぇ?」

男「溜まってるな。しなくちゃいけない勉強が」

ドッペ「むぅ。まぁ、私は男さんから求められなければ手を出さないっすけど」

男「あまりストレートな発言をされると困るぞ」

ドッペ「じーっ」

男「そこを見るな。大丈夫だから。まだ大丈夫だから」

ドッペ「あ、そこ間違えてるっすよぉ」

男「頼むから肩から顔をどけてくれ。耳に息とかかかってこそばゆい」

ドッペ「いやっすー」

男「はぁ…」

ドッペ「んちゅ、れろぉ」

男「うひゃぁっ!?」

ドッペ「ふふっ、可愛い声っすね、男さん」

男「み、みみみ、耳の穴に舌を入れるな!」

ドッペ「これはまだセーフっすよ」

男「アウトだよっ!」

ドッペ「はい、男さん、あーん」

男「利き手は無事だから一人で食べれるんだけど」

ドッペ「そんな、口移しをご所望っすかぁ?」

男「言ってないから、一言も言ってないから」

ドッペ「いいっすよ、んぅ、ぐちゅ、あぐ、んばぁ」

男「汚いから、見せないの」

ドッペ「食べないんすか?」

男「食べません」

ドッペ「残念っす」ゴクンッ

男「なんで今日のドッペルは暴走気味なんだ?」

ドッペ「そんな、分かってないんすかぁ?」

男「えーっと………なんででしょう」

ドッペ「不正解の男さんには罰ゲーム!

男「は!?」

ドッペ「キス」

男「えっと」

ドッペ「キスしなくちゃ許さないっす」

男「キスでいいんだな?」

ドッペ「おでこじゃないっす、ほっぺでもないっす、唇にっす」

男「………分かった」

ドッペ「舌もいれてください」

男「えぇ!?」

ドッペ「じゃあ私がいれるっす」

男「えぇ!?」

ドッペ「つべこべいーわーずー、んっ」

男「!?」

ドッペ「んちゅぁ、れろぉ、んぅ、ぐじゅ、じゅるる」

ドッペ「ん、ごちそうさまっす」

男「」

ドッペ「はー、今日は良い日だったっすー」

ドッペ「あ、またやったら今度はもっと長くするっすから」

ドッペ「もしくはもっと激しいことを」

ドッペ「えへへ」

男「」

ドッペルゲンガーの好感度【102】→【104】

3月第2週

男「この日が来てしまった」

ゴブ「補習、頑張るんだな」

男「まだ決まったわけじゃないやい!」

ゴブ「ふふんっ」

男「お前、自分が勉強したからって………」

ゴブ「そりゃあ頑張ったからな」

男「ぐぅ」

男「よし、頑張るぞ」

【国語のテスト】

男「………やばいな」

【科学のテスト】

男「………もうだめだぁ」

【魔術のテスト】

男「………まぁ、こんなもんだろ」

【魔導のテスト】

男「………やばいな」

【芸術のテスト】

男「………やばいな」

ドッペ「テストの結果どうだったっすか」

男「ぐぅ」

ドッペ「あらら、駄目だったみたいっすね」

男「くぅ、情けなくなってくる」

ドッペ「大丈夫っす、いくら他の女の子の好感度が下がろうとも私は下がらないっすから」

男「えっと」

国語【47】

科学【14】

魔術【82】

魔導【43】

芸術【46】

総合点【232】

学年順位【713位】

男「補習頑張ってきまーす」

ドッペ「お弁当作ってあげるっすよ」

3月第2週 日曜日

男「はぁ、明日からしばらくは補習かぁ。はやく終わるといいけど」

男「今日はなにするかな」

>>595

寮の風呂に変装してやってきたドッペルが入浴を手伝ってくれる

ピンポーン

男「ん? 誰だろ」キコキコ

ムカ?「ようっす、じゃないや、よう!」

男「どうしたんだよ」

ムカ?「いや、怪我してるから風呂入るの手伝ってやろうって思ってな!」

男「なんだよ、いきなり。うれしいけど」

ムカ?「なんだ? むかd、俺のこと好きなのかぁ?」

男「きめぇ、帰れ」

ムカ?「冗談だよ」

男「すまんな、手伝ってもらって。着替えるのが難しいんだよ」

ムカ?「いいんだよ、ほら、シャツ脱げた、ぞ」

男「どうした?」

ムカ?「おとこ、さんの」

男「おいムカデ?」

ムカ?「はっ、いやちょっとぼーっとしてな」

男「風邪か?」

ムカ?「いや、大丈夫だ」

男「さて、脱ぎ終わったけど、どうしたムカデ。脱がないのか?」

ムカ?「いきなり脱げとか」

男「………」ジトーッ

ムカ?「いや、嘘嘘嘘!!」

男「まぁいいや。はいるぞ」ボロンッ

ムカ?「うひょーっ」

男「? 変だなお前」

ムカ?「な、なんでもない」

ムカ?「どうだ?」

男「あー、そこそこ」

ムカ?「なぁ、聞きたいことあるんだけどさぁ」

男「なんだ?」

ムカ?「わた………ドッペルゲンガーのこと好きなんだよな」

男「いきなりなんだよ。そうだけどさ」

ムカ?「でも結構他の女の子といるよな」

男「………まぁ」

男「でも、ドッペルのことが好きなのは本当だよ。でも………他の女の子を切り捨てる勇気はないんだよ」

男「うぬぼれかも知れないけどさ、自分に好意をもってくれてる相手はうれしいんだよ」

ムカ?「浮気、っすか?」

男「違うんだ、愛してる。それは確かだ」

ムカ?「それなら他の女の子を切り捨てれるんじゃないっすか?」

男「………俺は卑怯ものだよ」

男「ごめんな、ドッペル」クルッ

ムカ?「………分かってたんすか?」

男「様子がおかしすぎだし、途中から口調が戻ってた」

ムカ?「むぅ」

男「とりあえず変身解くなよ?」

ムカ?「なんでっすか?」

男「今、服着てないだろ」

ムカ?「そんなの気にしないっすのに」

男「俺が気にするんだよ」

ムカ?「でも男さん」

男「なんだ?」

ムカ?「他の人を愛してしまったときは」

男「人殺しはするなよ。そんなになったときにいえることじゃないけど。手を汚してほしくない」

ムカ?「私は捕まらないっすよ」

男「そうじゃない」

ムカ?「じゃあこうしましょうっす」

ムカ?「一緒に死のうっす」

男「………」

>>600

お前、死ぬなら身投げがいいか?

男「死ぬなら、身投げがいいか?」

ムカ?「男さん」

ドッペ「一緒に死んでくれるんすね!」パァッ

男「そのときはな」

男「好きな人、傷つけたんだから、一緒に[ピーーー]るだけ幸せって、なんで戻ってるんだよ!?」

ドッペ「もう、男さん大好きっす!」

ドッペ「一緒に死のうっす! 約束っすよ!?」

3月第3週

男「あー、今日から追試かぁ」

男「よし、頑張ろう」

【コンマ43以下で成功】

>>603

ふっ

男「うおぉ、点数とれないぃ」

男「はぁ、来週頑張るか」

3月第3週 日曜日

男「はぁ、今週は散々だったなぁ」

男「さて、今日はなにするかな」

>>606

ゴブリンと試験勉強

ゴブ『却下』

男「なぜだ!?」

ゴブ『あたし、補習じゃないからだよ』

男「くぅ…」

ゴブ『勉強以外なら付き合ってやるけど、どうする?』

男「じゃあ」

>>608

耳掃除して

ゴブ『は、はぁあああぁ!?』

男「あれ、勉強以外ならなんでもやってくれるんだろ?」

ゴブ『ぐ、ぐぅ』

ゴブ『あ、でもあたしんちくるなよ!? あたしがそっちいくから』

男「お待ちしてまーす」

ゴブ『この野郎っ』

ツーツー

男「あー、たのしみだなぁ」

ガチャッ

ゴブ「み、耳かきしにきてやったぞ」

男(顔真っ赤)

ゴブ「耳掃除だけなんだよな」

男「うん」

ゴブ「耳掃除したら帰っていいんだな!?」

男「そんなこと言われるとなんか変なこと要求してるみたいじゃないか」

ゴブ「してるんだよ!」

ゴブ「ぐぅ、ほら、クッションに頭を」

男「いや、違うだろ」

ゴブ「なにがだよ」

男「ほら、太もも貸せ」

ゴブ「や、なっ、やめろこの、変態ーっ!」

男「痛い、痛いから」

ゴブ「大人しくクッションで」

男「俺はゴブリンの太ももがいいんだよっ」

ゴブ「なっ。あたしの太ももなんか、固くて気持ちよくないぞ?」

男「気持ちいいかどうかは俺が決める。というかゴブリンに膝枕をしてもらうこと自体が目的だからいいんだよっ!」クワッ

ゴブ「やだよ、なんだよこいつ、なんであたしこいつを…」

ゴブ「あーもう! 膝枕でもなんでもしてやるからさっさと」

男「膝枕でもなんでも?」

ゴブ「訂正! 膝枕してやるからさっさとしろ!「

男「んじゃ、お邪魔して」

男「うむ、良い気持ちだ」

ゴブ「んなことねぇよ」

男「気持ちいいんだよ!」

ゴブ「うわっ。いきなり大声だすなよ」

男「膝枕最高」

ゴブ「熱でもあるのか?」ピタッ

ゴブ「ないな」

男「ほら、はやく、耳掃除してくれよ」

ゴブ「ん、わかったよ」

ゴブ「ふぅー」

男「んっ」ゾクゾク

ゴブ「ん、なんだ、結構溜まってるな」カリカリ

ゴブ「まぁ、その様子じゃしかたないよな」ツツー

ゴブ「お、大物だ」カリカリ

ゴブ「ん、よいしょっ、んぅ。取れた取れた」

ゴブ「まだ、あるな、ちょっと、痛いかもだけど我慢しろよ」

ゴブ「ん、お、あったあった。これは取りがいがあるな」

ゴブ「さて、仕上げは梵天で」シュル ヒュポッ

男「!」ゾクッ

ゴブ「ほら、かたっぽの耳を」

男「分かったよおかあさん」

ゴブ「誰がお母さんだ」

ゴブ「こっちも終わりっと」シュポッ

ゴブ「ほら、終わったぞ?」

ゴブ「男?」

男「すやすや」

ゴブ「寝ちまったのか。あぁもう」

ゴブ「起きるまでだからな」

ゴブ「おやすみ、男」ボソッ

男「あ、寝てしまったのか」

ゴブ「起きたか」

男「すまん。気持ちよくて。重くなかったか?」

ゴブ「あたしを誰だと思ってるんだよ」

ゴブ「それより、今日はあたしがご飯作ってやるよ」

男「いいのか?」

ゴブ「あぁ、いいんだよ」

男「なんか上機嫌?」

ゴブ「まぁな♪」

ゴブリンの好感度【80】→【84】

3月第4週

男「うぉぉ、俺の春休みがぁ」

男「せ、せめて今週で終わらせなければ」

【コンマ54以下で成功】

>>617

どうだ

男「よっしゃぁっ!」グッ

男「これで春休み補習漬けは回避したな」

3月第4週 日曜日

男「よし、これで気兼ねなく遊べるぞ」

男「って、来年は卒業かぁ」

男「さて、今日は何するかな」

>>620

科学部

男「フェーニー」

フェニ「春休みなのによくくるヨー」

男「お前もな」

フェニ「私はここが家みたいなものヨー」

男「さて、実験しましょ」

フェニ「そうしまショー」

―――

――



【失敗】

フェニ「お前向いてないヨー」

男「ぐさぁっ!」

科学【24】→【25】

4月第1週

男「もうすぐ春休みが終わるな」

男「誰がクラスメイトになるんだろうな」

男「さて今週はなにをするかな」

>>623

ゴブ家で進級パーティー

男「進級パーティーだー」

ゴブドッペ「「いえーっ!」」

ゴブ「まぁ、高校で進級できないほうがおかしいんだけどな」

男「はっは、魔術がなかったらありえるからな」

ドッペ「大丈夫っす、そうなっても進級できるっすよ」

男「お菓子とかジュースとかいっぱい買ってきたけど」

ドッペ「大変っす」

男「どうした?」

ドッペ「三分の一程度、ゴブ妹3ちゃんにもっていかれましたっす」

男「三分の一ならまだオッケーだ」

ゴブ「すまん」

男「いや、想定内だ」

男「まだお酒が飲める歳ではないので、大人しくジュースです」

ドッペ「私は飲めるっすけどね」

ゴブ「あたしもだ」

男「人間は体が弱いんだよっ」

男「というか保護種はお酒基本飲んだらいけないんだよ」

ゴブ「面倒だな」

ドッペ「危険種よりもあるいみ面倒っすね」

男「うぅ、病気のリスクがあがることや、ギャンブルも禁止だよ………」

ドッペ「あぁ、そういえば男さん」

男「なんだ?」

ドッペ「ゴブリンさんの膝枕、気持ちよかったっすか?」

男「な、なんでそれを!」

ドッペ「―――しいっす」

男「お、落ち着け!」

ドッペ「うらやましいっす! 私も耳掃除してもらいたいっす! 膝枕してほしいっす!」

男(あぁ、こいつゴブリン大好きだったな)

ゴブ「あー、ドッペルなら普通にしてやるよ?」

ドッペ「いいんすか!?」

ドッペ「あー、楽しみっすよぉ」

男「さすがゴブリンお母さん」

ゴブ「お母さん言うな」

ドッペ「ゴブリンお母さん!」

ゴブ「お母さんって言うなって」

ドッペ「というかゴブリンさんと男さんともっとイチャイチャしたいっす!」

男「酔ってるのか?」

ゴブ「いや、アルコールは入ってないけど」

男「ドッペルゲンガーは炭酸で酔う?」

ゴブ「んな馬鹿な」

ドッペ「素面っす!」

ゴブ「性質が悪いわ」

男「おい、弟達に聞こえて」

ドッペ「もうそういう性癖はばれてるっす」

男「なにやってんだ」

ドッペ「ゴブ妹1ちゃんがお気に入りっす」

ゴブ「お願いだから普通になってくれ」

ドッペ「んー、むにゃむにゃー」

男「本当に酔ってなかったのか?」

ゴブ「さぁ、ドッペルゲンガーのことはよく知らないからな」

男「不思議な種族だよな。ドッペルゲンガー」

ゴブ「だな。別にいいけどさ」

男「ドッペルはドッペルだからな」

ゴブ「もうちょっと落ち着いてくれれば文句ねぇよ」

ドッペ「えへへ~」ムニャ

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【61】→【65】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【75】→【80】

ゴブリンの好感度【84】→【87】

ドッペルゲンガーの好感度【104】→【106】

4月第1週 日曜日

男「今日が春休み最終日か」

男「何をするかな」

>>630

人魚の家とか行ってみたい

男「ってなわけなんだけど、駄目かな」

人魚『私の家、ですか?』

男「だめならいいんだけど」

人魚『い、いえ、いいですよ! まぁ、可愛い私の家に行きたいと思ってしまうのは自然の摂理といいますか』

男「それで、どこにいけばいいんだ?」

人魚『あの、私がいた港分かりますよね? あそこに来て下さい』

男「分かった」

人魚『あ、濡れてもいい、服装でお願いしますよ』

男「ってことで来たけど」キコキコ

人魚「やっと来ましたね、男さん」ペタンペタン

男「今日は下が元のまんまか」

人魚「あまりじっと境界を見ないでください。恥ずかしいですから」

男「そうなのか? すまない」

人魚「あの、ちょっとこっちに来てもらえますか?」

男「うん? 分かった」キコキコ

人魚「それでは失礼して」

チュッ

男「!?」

フッ

男「!!」

人魚「これで、数十分は酸素が必要になりませんから」

男「び、びっくりした」

人魚「それでは、行きますよ」バシャンッ

人魚「ほら、男さんも早く」

男「えぇいっ」バシャン

人魚「ちょっと遠いですからちゃんと私の手を握っておいてくださいね」

男「ん、ごぼぼぼb」

人魚「体に水が入っても大丈夫ですから落ち着いてください。最初は苦しいかもしれませんが、じきに慣れます」

男「んぁ!」

人魚「会話もそのうちなれますよ。とりあえず、しっかり握っておいてくださいね!」

人魚「はい、到着です」

男「これが、人魚の家か………!」

人魚「不思議な形でしょう?」

男「だな。こんな球体の建物は始めてみたよ」

人魚「水中ですからね。安心してください。鎖で固定されてるので、そうそう流されたりはしませんよ」

男「これ、どうやって入るんだ?」

人魚「下が玄関です。中に入れば酸素があるので安心してくださいね」

男「水中種族なのに空気が必要なのか?」

人魚「水中で呼吸するよりかは楽ですからね」

男「陸上種とは生活に違いがあって面白いな」

人魚「そうでしょうね。はい、この真下が玄関ですから入りますよ」

ザバッ

人魚「はい、到着です。水中種族仕様なので濡れてても大丈夫ですけど、風邪ひくのでタオルどうぞ」

男「ん、ありがと」

男「うおぉ、陸上に上がるとやっぱり体が重いな。怪我してても水中なら」

人魚「あ、ごめんなさい」

男「別にいいんだよ。この傷のおかげで人魚と仲直りできたからな」

人魚「ふふっ、優しくて素敵ですね男さん。この私の次に」

男「はいはい」

人魚「あ、お母さん。今友達が来てるから来ないでね」

「友達?」

人魚「うん。おかしとかも私が持っていくから」

「分かったよ。それでその友達は」

人魚「いいからっ。もうっ」

男「………なんか、家だと違うんだな」

人魚「はっ。見てしまいましたか」

男「これはこれで」

人魚「実はこれを見られてしまうと相手を帰す事ができない人魚族の掟が」

男「ないだろ」

人魚「絶対、ぜったいに秘密ですからねっ」

男「あんな人魚も可愛いと思うけど」

人魚「もうっ、男さん、意地悪ですよ」ウルッ

男(気弱な大人しい人魚もいいなぁ)

男「まさか水中なのに暖かいスープが飲めるとは」

人魚「水中種族だって暖かいものは食べますよ」

男「カルチャーショックだ」

人魚「また来てもいいんですからね」

男「あぁ、水中は楽しいからな」

人魚「素敵なところですよ。日差しが光の帯のように煌いているのが見えますし」

男「それは綺麗だろうな」

人魚「えぇ、とっても綺麗ですよ」

男「さて、もうそろそろ帰るか」

人魚「もう帰っちゃうんですか?

男「もう夕方だからな。暗いと車椅子じゃ怖い」

人魚「まだ治らないんですか?」

男「来週にギプスを外すよ」

人魚「あの、連れて帰る前にまた、その、あれをしなくちゃいけないんですけど」

男「あれ?」

人魚「チューですけど、深い意味はないんですからね! 地上に行くのにいるだけで」

男「そ、そうだよな。深い意味はないんだよな」

人魚「はいっ、そうですよっ」

男「あぁ!」

人魚「………」

男「………」

人魚「んっ」

男「ん」

人魚「はいっ、これでおしまいです!」

男「お、おう」

人魚「それでは」

男「またな」キコキコ

人魚「同じクラスに、なれたら」ボソッ

人魚の好感度【82】→【87】

男「あれ、手紙?」

男「消印も何も無いけど」

『二回目 あと一回』

男「なんなんだ、これ」

今日はここまで。

男は卒業するまで生きているのか!










ゴブリンに甘えたいのは僕だけでしょうか

ドッペルに殺される夢を見ました。

ドッペル怖い。

4月第2週

ムカ「おっす!」

玄武「今年が高校最後の1年か」

男「悔いのない様にしなくちゃな」

男「さて、クラス分け見に行かなくちゃな」

ムカ「まぁ、俺たちは一緒だろ」

―――

――



ゴブ「よぉ、まぁ、あたしは一緒だよな」

ドッぺ「やっぱり運命っすね。同じクラスだなんて」

人魚「いや、仲が良い人が同じクラスになるほうし―――ひぃ!」

男「お、ゴブリン、ドッペル、人魚も同じクラスなのか。一年間よろしくな」

男「さて、3年になったことだし、今週は>> 654をするか」

男「さて、部員募集のポスターは貼ってきたけど、どうなるかな」

フェニ「おとこー」

男「お、フェニックス。今年もよろしくな」

フェニ「よろしくヨー」

男「さて、3年になって初めての科学部、活動しますか」

フェニ「オー!」

―――

――



【普通】

フェニ「こんなもんよー」

男「おし」

科学【25】→【28】

科学部【88】→【94】

4月第2週 日曜日

男「桜が咲き出したな」

男「さて、今日はなにをするかな」

>> 658

男「いらっしゃい、ど―――んん!?」

ドッぺ「じゅるるるるっ ぷはぁ」

男「い、いきなりだな」

ドッぺ「むぅ」

男「どうしたんだよ、ドッペル」

ドッぺ「知らないっすもーん。自分の胸に聞いてくださいっす」

男「えーっと、ごめんな」

ドッぺ「………じゃあエッチしてくださいっす」

男「えっと、流石にいきなりは」

ドッぺ「男さんのED野郎!」

男「違うからな!?」

男「確かにドッペルの事は好きだよ。だけどだからエッチするってのはなんか違う気がするんだ」

ドッぺ「私の体に興味ないんすか?」

男「あるよ。でも性欲と愛情を勘違いしたくないんだ」

ドッぺ「男さん、乙女っすね」

男「ドッペルが押してくることが衝撃だったよ」

ドッぺ「じゃあ精子くださいっす」

男「俺の話聞いてた?」

ドッぺ「うぅ、もう!」

男「一応、一緒に見るかなって映画借りてきたんだけど、見る?」

ドッぺ「見るっす! 男さん大好き!」プンプン

男(怒ってるのか、怒ってないのかどっちだ)

ドッぺ「ラブストーリー見るとキスしたくならないっすか?」

男「ならないっす」

ドッぺ「男さん、性欲どこに消えたんすか? 聖人なんすか?」

男「あるよ、ばっちりあるよ」

ドッぺ「! ちょっと男さんの部屋借りるっすよー」

男「おい待て、何するつもりだ。言っとくがエロ本の類はないからな?」

ドッぺ「いやちょっとゴミ箱の中身を」

男「………何をするかは詳しく聞かないけど、やめてくれ」

ドッぺ「男さん、妄想派なんすね」

男「下ネタ禁止!」

ドッぺ「男さんの手料理、美味しいっす」

男「そうか? ドッペルに言われると嬉しいな」

ドッぺ「男さんが作ったものなら、生ごみの盛り合わせでも美味しいっす」

男「あの、料理の自信無くなるんだけど」

ドッぺ「冗談っす、半分。でも本当に美味しいっすよ」

男「まぁな、ギプスも取れたし、久しぶりに料理したな」

ドッぺ「男さんの味噌汁が飲みたいっす」

男「それ俺の台詞じゃない?」

ドッぺ「男さんの告白も頂いたっすし、今日は気持ちよく帰れるっす」

男「告白って、あぁ、味噌汁か」

ドッぺ「あ、そうそう、男さん」

男「なんだ?」

ドッぺ「例の約束、お願いしますね?」

男「? ん、あぁ」

男(約束って、なんだ?)

ドッペルゲンガーの好感度【106】→【108】

4月第3週

男「完治!」

ムカ「おー、おめでとう」

玄武「後遺症はないのか?」

男「ん、後遺症もなし。医学の発展に感謝だな」

玄武「ならよかった」

男「これで気兼ねなくなんでもできるぞ」

男「今週は>> 666をしてやる!」

男「今年もお願いしますパーティーをしたい」

ゴブ「日曜日にしろ」

男「だよなぁ」

男「じゃあ今週は>> 668をするか」

男「今日、科学部に行くんだけど、ドッペルも来るか?」

ドッぺ「もちのろんっす」

―――

――



フェニ「おとこーっ!」ドンッ

ドッぺ「ぐふぅ!」

男「だ、大丈夫かドッペルー!」

フェニ「あれ、間違えたヨー」

ドッぺ「お、男さん、いつも、これを?」プルプル

男「綺麗にみぞおちに入ったみたいだな。ドッペルそこそこ大きいからなぁ」

フェニ「大丈夫かヨー?」

ドッぺ「痛みで、変身、できない…」プルプル

男「そういえばみぞおちあるのかな」

ドッぺ「油断してたら、あるっす」

ドッぺ「もう、危ないじゃないっすか!」

フェニ「反省してるヨー」

男「さて、俺は実験するから。そうだな、ドッペル、フェニックスの面倒を見といてくれないか?」

ドッぺ「え!?」

フェニ「ん?」ジーッ

ドッぺ「うっ、目が透き通ってるっ!」

ドッぺ「………」ジーッ

フェニ「?」

ドッぺ「あの、男さんとはどんな関係で?」

フェニ「面倒見てもらってるヨー」

ドッぺ「むっ」

フェニ「おとこ優しいヨー」

ドッぺ「ふふんっ、そりゃあ男さんっすからねっ」

フェニ「わたし、おとこ、好きヨー」

ドッぺ「!?」

ドッぺ「な、ななな」

フェニ「科部長も好きヨー」

ドッぺ(二股!?)

ドッぺ「わ、私が男さんの彼女であり正妻なんすからね? 私はゴブリンさん以外認めないっすよ?」

フェニ「おー、彼女なのかヨー」

ドッぺ「はい、だからあなたには」

フェニ「よろしくヨー」

ドッぺ「!?」

ドッぺ「絶対あなたには男さんを渡さないんすからね!」

フェニ「困るヨー」

ドッぺ「だって私の男さんなんすもん!」

フェニ「でも、おとこは部長なんだヨー」

ドッぺ「むっ、部長だから男さんが好きなんすか?」

フェニ「違うヨー。面倒見てくれるから好きヨー」

ドッぺ(悪女!?)

ドッぺ「男さんダメっす! この子、悪女っすよー!」ダダダっ

男「うおっ、いきなりなんだ。試薬がこぼれたじゃないか」

ドッぺ「あの子とんだ悪女っす!」

男「ははは、フェニックスに限ってそんなまさか」

ドッぺ「くぅっ、洗脳されてるっす!」

フェニ「どうしたヨー?」

ドッぺ「きましたっすね! 悪の根源! この子二人もたぶらかしてるんすよ!?」

男「? 誰と誰」

ドッぺ「男さんと科部長さんって人っす!」

男「何言ってるんだ」

ドッぺ「聞きましたっすもん。男さんと科部長さんが好きって」

男「おー、俺のこと好きか―」ナデナデ

フェニ「くすぐったいヨー」

ドッぺ「がーん!」

男「あの、勘違いしてるけど、フェニックスの言う好きはラブじゃなくてライクだぞ? 科部長も男じゃなくて女だし」

ドッぺ「へ?」

男「そもそもフェニックスに恋愛感情は多分ない」

ドッぺ「そ、そんな人がいるわけが」

フェニ「?」ペカーッ

ドッぺ「うっ、眩しいっ」

男「科学が恋人みたいなもんだからな」

フェニ「科学大好きヨー。ヨホホー!」グルグル

男「ほら、この通り科学バカだ」

フェニ「スコア低い男に言われたくないヨー」

男「魔術のスコア、俺の科学並だろ」

フェニ「なんの事だヨー」

ドッぺ「えっと、つまり、フェニックスさんは男さんのこと好きだけど、恋愛という意味では」

フェニ「わたし、あんまり、恋愛わかんないヨー。でも男は好き!」ペカーッ

ドッぺ「け、けがれた私をみないでっすーっ!」ダダダッ

フェニ「あいつ面白いヨー」

男「はっはっは」

フェニックス→ドッペルゲンガー【1】→【5】

ドッペルゲンガー→フェニックス→【1】→【5】

4月第3週 日曜日

男「ふむ、曇りか」

男「さて、今日はなにをするかな」

>> 978

アンカミスです

>> 679

ドッぺ「わーいっ、みんなでデートっす!」

ゴブ「引っ付くな」

男「さて、どこに行くかな」

人魚「私はカラオケがいいと思いますね」

ドッぺ「あ、通りすがりじゃなかったんすか」

人魚「ひどい…」

男「ほら、そこ、喧嘩するなよ」

ドッぺ「ぐるるるるる」

人魚「ひぃっ」

ゴブ「はいはい、こっちおいで、ドッペル」

ドッぺ「ぐっ、珍しくゴブリンさんから誘ってきてるっ。悔しいっ、ここは譲るしかっ」

人魚「こ、怖いんですけど…。なんで可愛い私が」

ドッぺ「地味顔の私に対する嫌味っすか?」

人魚「ひぃっ」

ゴブ「さっさと移動するぞ」

男「じゃあ>> 681いくか」

人魚「無理ですよ!? 私以外死んじゃいますよ!?」

男「それもそうか」

>> 683

男「そういえばここで二人とも服買ってたな」

ドッぺ「そうっすね」フフーン

ゴブ「あぁ、そういえば。た、たまに着てる」

人魚「可愛い服がいっぱいですね」

男「ふむ。なら買ってやろう」

ドッぺ「!」

ゴブ「はぁ…」

人魚「いいんですか?」

男「そんな高くないし」

人魚「この可愛い私に似合う服を選ぶ権利を差し上げましょう」ドヤァ

ドッぺ「これとかいいんじゃないすか?」

人魚「流石にボロボロのパンク系の服は嫌です」

ドッぺ「けっ」

人魚「どうですか、男さん」ジャーン

男「似合ってると思うぞ」

ドッぺ「むぅ」

ゴブ「おい、バカ」

男「否定できないけどなんでいきなり罵倒されたの俺」

ゴブ「ドッペルの服も選んでやれよ。春用の服欲しいんだってさ」

ドッぺ「ふぇっ?」

男「そうだな、じゃあ二人のも選ぶか」

ゴブ「いや、あたしは」

ドッぺ「いいんすか?」

男「金はある! 嫌味っぽいけど、使う時があんまりないからな」

ゴブ「………じゃ、じゃあ安いの」

ドッぺ「うっふふー、着せ替えタイムっすよー」

ゴブ「なっ、離せぇっ!」

男「おー、いってらー

ゴブ「ぐぅっ、こ、こんな格好」

人魚「こっちもお願いします」

ゴブ「ちょっとまて! お前等自分の服選べよ!」

ドッぺ「それ、あとでいいっす」

人魚「あ、園児服ありましたよ」

ドッぺ「そんなのよりチャイナ服っす」

ゴブ「誰がスモック着るか!」

ドッぺ「チャイナ服は着てくれるんすね!」

ゴブ「そっちも着ねぇよっ!」

ゴブ「男、こいつら止めてくれよ」

男「え、割烹着」

ゴブ「お前等全員纏めて死ね!」

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【80】→【85】

ドッペルゲンガー→人魚の好感度【-5】

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【65】→【68】

ゴブリン→人魚の好感度【15】

人魚→ドッペルゲンガーの好感度【5】

人魚→ゴブリンの好感度【18】

4月第4週

男「来週はゴールデンウィークか」

ドッぺ「そうっすね。何しようっすか」

ゴブ「どこ行ってもどうせ渋滞だろ」

ドッぺ「あ、男さんの実家に!」

男「田舎だから、しかも山奥」

ドッぺ「むぅ」

男「さて今週は>> 689をするかな」

男「新入生は来るけど、あまりぱっとしたのが来ないな」

男「まぁ、科学のスコアが低い部長なんて前代未聞だもんな」

男「さてと、実験しますか」

フェニ「オー」

男「いたのか」

―――

――



【成功】

男「よし、最近調子がいいな」

科学【28】→【34】

科学部【94】→【106】

4月第4週 日曜日

男「ゴールデンウィークか」

男「さて、今日は何をするかな」

>> 692

今日はここまで。















夢にゴブリンでないかな

ドッぺ「第二回、女子会っすけどー」

ゴブ「なんであたしも?」

ドッぺ「ゴブリンさんは必要っす、でも」

人魚「な、なんですか?」

ドッぺ「こいつ、なんでいるんすか?」

ゴブ「しらねぇよ。集めたの男だし」

ドッぺ「むすっ。なんでっすかね」

人魚「あの、ドッペルゲンガーさん。私の事嫌い過ぎじゃないですか?」

ドッぺ「そっすけど? 蛇蝎の如く嫌ってるっすけど?」

人魚「わ、分かってはいましたけど、面と向かって言われると、あれですね」

ゴブ「男もわかってるはずなんだけどな」ハァ

ドッぺ「だって私の男さん、取ろうとするんすもん」ムスッ

人魚「取ろうとはしてませんよ」

ドッぺ「嘘っす、嘘つきっす」

人魚「本当ですよ。でも」

人魚「好きな人が、他の人と一緒にいるのは辛いんですよ」

人魚「叶わない恋だって知ってるけど、意味はないって知ってるけど」

人魚「好きな人が他の人といる姿、見たくないんですよぉ」ポロポロ

ゴブ「人魚………」

ドッぺ「ふーん」

人魚「ど、ドッペルさんは、いいですよね。男さんに、愛してもらえて」

ドッぺ「当たり前っすよ。だって私の世界に、男の人って男さんしかいないんすもん。世界で好きな人が男さんだけなんすから、男さんも私を愛してくれるっすよ」

ドッぺ「男さんのためなら死ねる、男さんが裏切ったら殺す。そんな愛持ってるの、世界中で私だけですもん。世界を男さんで満たせないうちは男さんに愛される資格はないんじゃないっすかね」

ドッぺ「………ドッペル」ハァ

人魚「人魚は………恋に生きる種族です。純粋に、相手の事を思い、愛焦がれ、嫉妬する」

人魚「でも私は、男さんの人生を汚すぐらいなら、泡となって消えます」

ドッぺ「じゃあ消えるっすよ。だって男さんが愛してるの私だけなんすから」

ゴブ「ドッペル」

ドッぺ「?」

ゴブ「ドッペルは、私は愛してくれないのか?」

人魚「!?」

ドッぺ「愛してるっすよ。大好きっすよ、それがどうかしたんすか?」

ゴブ「じゃあ、あたしと男。どちらか選ぶとしたら?」

ドッぺ「死ぬっす」

ゴブ「………はぁ。やっぱりドッペルは歪に純粋だな」

人魚「あの、ゴブリンさん?」

ゴブ「ちょっと、黙っててくれ」

ゴブ「ドッペルが死んだ後の世界で男はどうするんだろうな。あたしはどうするんだろうな」

ドッぺ「死んでくれると嬉しいっす」

ゴブ「お断りだ。あたしはな、ドッペル。男がもしドッペルを裏切ったとしても、あたしは絶対お前を死なせない、男も死なせない」

ゴブ「お前とずっと一緒にいてやる。それがあたしの愛だ」

ドッぺ「うれしい、嬉しいっすねぇ」ニヘラ

ドッぺ「でも、男さんが裏切ったら一緒に死ぬっす」

ゴブ「じゃああたしは男が裏切ったら、ドッペルを監禁してでも止める」

ドッぺ「うへ、えへへ、にへへへへ」

ゴブ「お前らがどう誰を愛そうと勝手だけど、あたしはあたしの愛を貫かせてもらうからな」

ドッぺ「愛は強引」

人魚「あ、愛は誠実」

ゴブ「愛は信念」

ゴブ「こりゃあ、誰も交わらねぇな」

ゴブ「ま、でもこんなもんで良いだろ。漫画や歌の歌詞に書かれた恋愛に感化されるぐらいの恋なら愛なんてねぇ」

ゴブ「はい、解決女子会終わり!」

ゴブ「あたし、ケーキ食べたい」

ドッぺ「じゃあ作るっすね」

人魚「………………え?」

ゴブリン→ドッペルゲンガー【68】→【75】

ゴブリン→人魚【15】→【18】

ドッペルゲンガー→人魚の好感度【-5】→【-3】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【85】→【100】

人魚→ドッペルゲンガーの好感度【5】→【8】

人魚→ゴブリンの好感度【18】→【22】

5月第1週

男「愛が重い」

男「さて、ゴールデンウィークだが、なにをするかな」

>> 706

まだ猫耳はいないですね

安価下

ゴブ「出かけるっていってもよぉ、ゴールデンウィークだぜ? どこも混雑してるって」

ドッぺ「と、言いながらおめかししてるゴブリンさんは大好きっす」

ゴブ「なっ、おめかしとかしてねぇよっ」

男「ふむ」

男「じゃあ>> 711ならどうかな」

ゴブ「山、か。確かに人は少ないな」

ドッぺ「それじゃあお弁当を作るっすよ」

―――

――



ドッぺ「到着っす」

ゴブ「そういえば前、ここで」

男「おい、思い出させるんじゃない」

ゴブ「今日もだっこしてやろうか?」ニヤニヤ

男「おい」

ドッぺ「んーっ、葉が青々としていて気持ちがいいっすね」

男「二人ともよくひょいひょい進んでいけるな」

ゴブ「お前と違って運動してるからな」

ドッぺ「私もゴブリンさんんほどじゃないですけど、運動スコアは低くないっすよ」

男「運動したほうがいいのかね」

ドッぺ「一緒にランニングとかするっすか?」

ゴブ「じゃあ今から走って先に頂上ついた奴が勝ちな」

男「そんなことしたらせっかくお弁当が」

ドッぺ「私のお腹の中にいれておくっすよ」ズブブ

男「oh グロい」

ゴブ「よーい、どんっ」

男「まだ賛成してねぇぞ!?」

ゴブ「多数決では決定してんだよっ」

男「む、むり、はく」ゼハーゼハー

ゴブ「運動不足め」

ドッぺ「敗者には罰ゲームっすよ!」

男「ど、ドッぺ。お前、なんかしてるだろ」

ドッぺ「体の構造組み替えただけっす」

男「ち、チートだろ」

ドッぺ「負けたことには変わりないっす。さて勝者のゴブリンさん。何するっすか?」

ゴブ「下山の間、お姫様だっこして下山してやる」

男「心に深い傷を負うんですけど」

ドッぺ「じゃあ男さんがゴブリンさんをお姫様抱っこっすか?」

ゴブ「あたしが心に傷を負うわ」

ゴブ「とにかく決定だからな」

男「えぇ………」

男「むり、もう家かえる」

ゴブ「笑われてたな」

男「くすくすわらわれるほうがつらい」

ドッぺ「大丈夫っす、お似合いでしたっすよ」

ゴブ「なっ」

男「もうそとでれない、へや、こもる」

ゴブ「はいはい。旅の恥はかき捨てかき捨て」

男「旅っていっても結構近いよここ。絶対ネットにさらされてるよ」

ゴブ「さて、帰るか」

男「ねぇ」

ゴブ「うるせぇ女々しい!」

男「じゃあゴブリンをお姫様抱っこして帰ってやる!」

ゴブ「なっ、はなせっ、はーなーせー」ジタバタ

男「うぐっ、ぐがっ、は、はなさんぞっ」

ドッぺ(結局そっちも目立つと思うんすけどねぇ)

ドッぺ「うらやましいっす」

ゴブリンの好感度【87】→【92】

ドッペルゲンガーの好感度【108】→【110】

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【75】→【78】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【100】→【102】

5月第1週

男「心におった傷は深い」

男「まだゴールデンウィークだ。さてなにをするかな」

>> 717

男「あ、もしもし、ゴブリンいる?」

ゴブ妹1『は、はい。呼んできますね』

オネエチャン エ、チガウヨ ドッペルオネエチャンジャナクテ ヤ、ヤメテ ウヘヘ

男(何が起きてるんだ)

ゴブ『あー、なんだ?』

男「なんか後ろから変な音が聞こえてたんだけど」

ゴブ『ドッペルが暴走してるだけだから気にするな。で、何の用だ?』

男「遊びに行かないか?」

ゴブ『は?』

男「デートしないか?」

ゴブ『な、なんで言い直したんだよ。しかも悪い方に』

男「>> 719いくぞ」

ゴブ『サイクリング?』

男「これなら金もかからないし、混雑もしてないだろ」

ゴブ『いいけど、どこ走るんだよ』

男「それはまぁ、適当に」

ゴブ『じゃあ水の都まで行くか』

男「遠くない?」

ゴブ『遠くない』

ゴブ「久しぶりだな。二人でどこかにでかけるの」

男「そういえばそうだな」

ゴブ「海風が気持ちいいな」

男「あとどれくらいだ?」

ゴブ「30分ってところじゃないか?」

男「片道一時間ちょっとか。割と遠いな」

ゴブ「運動不足だからだよ」

男「うあー、帰りもこれかぁ」

ゴブ「ここが水の都か」

男「来た事なかったのか?」

ゴブ「観光都市に用はなかったからな。テレビで見てたぐらいだ」

男「それじゃあ、今日は楽しみましょうか。お嬢様」

ゴブ「おう、てめぇのおごりでな」

男「おごりかぁ………ま、いっか」

ウィンディーネ「こちらが水の都の中心の水の都ターミナルでございます。毎日多くの船や空船が行きかっており、日本でも有数の大規模なターミナルとなっておりますね」

ゴブ「ふーん」

ウィン「それではここから水の都のご案内をさせていただきます」

ゴブ「あれはなんなんだ?」

ウィン「あれは我が都の守り神、獅子でございます。また、隠れ獅子と呼ばれる彫刻や彫像もあるので探してみるのも面白いですよ」

ゴブ「日本とは思えないな、まるで大昔の外国だ」

ウィン「はい、大昔のベネツィアという街がモデルとなっておりますし、都自体も古いものですからね」

男「家が石でできてるしな」

ウィン「しかし都は外と比べ非常に時間がゆったりと流れております。水の動きに合わせ進むこのゴンドラのように」

ゴブ「嫌いじゃねぇな」

男「てっきりゴブリンはこういったのは苦手かと思ってた」

ゴブ「なわけねぇだろ。ウィンディーネは女の夢だよ」

ウィン「うふふ。その通りでございますね」

ウィン「黒い尾っぽに白いリボンの猫、というものがこの街にはおります」

ウィン「噂では100年以上生きているとか」

ゴブ「それがどうしたんだ?」

ウィン「この猫を見つけたカップルは幸せになれるそうでございますよ」

ゴブ「………カップルじゃねぇんだけど」

ウィン「あら、それは申し訳ございません」

男「黒い尾っぽに白いリボンの猫ね。探してみるか?」

ゴブ「くだらねぇ。噂は噂だよ」

ウィン「この都には猫がたくさんおりますもの。もしかしたら本当かもしれませんよ?」

男「ケットシ―ってやつか」

ウィン「あら、ご存じでしたか」

男「魔術の教科書で見た。ケットシ―なら猫というよりは妖精だな」

ウィン「猫を束ねる猫の王。それがケットシ―でございます。獅子が都の守り神というならば、ケットシ―は裏の守り神ですね」

ゴブ「妖精、ね」

ウィン「噂は乙女のカンフル剤。いくつになっても噂は乙女を呼び起こすのですよ」

ゴブ「へぇ………噂、ねぇ」

男「確かめてみるか?」

ゴブ「は?」

男「どうせ暇なんだ。この街でしかできないことをしてみるか」

ウィン「うふふ、ではケットシ―に出会えるよう、お祈りさせていただきます」

男「さぁ、行くぞ、ケットシ―探し」

ウィン「お降りの際は足元にお気を付けくださいね」

ゴブ「な、なんでこんなことを」

ゴブ「ゴールデンウィークで人も多いのに、見つかるわけねぇだろ、猫一匹」

男「見つからなくていいんだよ。記念なんだから」

男「猫探しでこの街を堪能しようぜ」

ゴブ「帰り、疲れ切っても知らねぇからな!」ニカッ 

男「うめぇ、じゃがバター」

ゴブ「ミックスジュースもうめぇよ」

男「おい、なんかあっち凄いのあるぞ」

ゴブ「ん、路地裏?」

男「どこだここ」

ゴブ「迷った?」

男「あれ、もう夜?」

ゴブ「どこいった、男。おい、どこいった!?」

男(路地裏に迷い込んだら、夜だった)

男「なにが起きたんだ?」

男「携帯も………圏外。まさか何かの魔法か?」

男「こんな魔法が使える魔法使いなんて………まさか本当にいたのか、ケットシ―」

男「やばいな。魔術は得意だけど、精霊と戦うには」

「なぁ、男」

男「どうしたゴブリン」

「あの建物、入ってみようぜ」

男「いや、あぶな」

「先行ってるから」タッタッタ

男「嘘、だろぉ?」

男「薄暗い。だけどこの灯りはどこから届いてるんだ?」

男「魔法の中だ。なんでもありか」

男「とにかくゴブリンを探さないと」

男「この建物やけに古いな。多分1000年ぐらい昔の建物か」

男「壊れそうにはないからいいか」

ポッ ポッ ポッ ポッ ポッ

男「! ろうそくの火か?」

キィー

男「扉が、来いってことなのか?」

男「いくしかない、のか」

その部屋に入ったとき、空気が異質だということが分かった。

ねっとりとした重さの空気。

そして甘い。

香でも炊いているのだろうか。匂いも凄い。

この匂いはなんだ。どこかで嗅いだ事があるような………そうだ、焼香の香りが近い。

あれよりももっと良い匂いがするけれど。

「待ってたぜ」

男「なっ!? ゴブリンお前」

部屋の奥にある天蓋付きのベッド。白いベールがかかったその向こうにゴブリンがいた。

裸で。

「なぁ、男。堪らないんだよ。もう限界だ。見てくれよ」

そういって開脚して足の付け根、その先を見せつけてくる。

緑色の肌の先には、薄いピンク色の性器があった。

男「操られてるんだよ、ゴブリン」

「違うよ、これが本心だ。だって言ったじゃないか」

「お前のことが大好きだって」

魔法のせいだってのは分かっていた。

だけどこの部屋に入った時点で手遅れだった。

感情が高ぶらない。ただひたすらに落ち着いていて、頭がすっきりしている。

だから体が動かない。体を動かす感情が足らない。

ただからっぽに、この光景を眺めていた。

「なぁ、お願いだよ。疼いてしかたないんだ」

白いベールの向こうからゴブリンが出てくる。

乳首の色は薄い緑なんだなとかどうでも良い事を考えてしまう。

ゴブリンは濡れた太ももを擦り合わせながら俺の元まで歩いてくる。

動けない俺にゴブリンはすがり寄り、俺の手を引いた。

ベッドの方へ。

俺はなすすべもなく、連れてかれる。

そしてベッドに押し倒された。

とても柔らかい布団だった。沈んでいきそうなほどに柔らかい。

天蓋には猫の彫刻が施されている。青い目が俺を見ていた。





「んっ」

ゴブリンが俺にかぶさる。ゴブリンの緑色の髪の向こうに小さな角が見えた。

「案外、胸板大きいんだな」

「もうちょっと細いと思ってたよ」

そう言いながらゴブリンが俺の胸に口をつける。

ざらざらとした舌が俺の乳首を弄んだ。

じゅるるるとゴブリンが勢いよくすする。その未体験の快感に背筋がぞくりと震える。

「どうだ?」

顔をあげたゴブリンの口周りは唾液にまみれ、ひどく淫靡だった。小学生とも間違われるほどの体躯のはずなのに、とても興奮する。

決して幼児趣向なわけではない。ただひたすらにゴブリンの姿が―――

「こっちも、中々じゃねぇか」

小さな手が俺の股間をまさぐる。血液が巡り、すでに準備は万全となっているそれをゴブリンは撫でるようにして手のひらの中でいじる。

ゴブリンの少し低い体温に収まるどころか、さらにいきり立った。

「前戯はいらねぇよな。早く出したいだろ? 中にさ」

そういってゴブリンは自分の性器を人差し指と中指で広げ、見せつけてきた。

たらりとねっとりとした糸が一筋したたり落ちる。

「どうした、挿れたくないのか?」

ゴブリンが性器で亀頭を擦る。ぺっとりとした感触に全身が震える。

まるで自分の体が性器になってしまったかのように、感覚がそこに集中していた。

精子が移動しているのが分かる。くすぐったいような気持ちいいような感覚に襲われた俺は体を弓なりにそらせた。

「んあっ、きたぁっ」ゾクゾク

ゴブリンが両手で顔を覆い、体をそらせた。手のひらの間から見える舌はだらしなく、垂れ下がっている。

ゴブリンの性器は俺を容易く奥まで受け入れた。しかし緩いというわけでなく、搾り取ろうと膣内の筋肉が俺を置くへ誘う。

こつんとした感触がしたが俺の性器はまだ全て受け入れられていない。俺はゴブリンの両足を取り、そこをこじ開けた」

「おっお゛っ きたぁっ、凄いのきたぁ゛。出して、なかに出してぇっ」

ゴブリンが腰をうねうねと振る。根本を刺激する感触に俺はゴブリンの子宮内に精子を吐き出してしまった。

「あ、あぁきてるきてるでてるっ。妊娠しちゃうっ。子供できちゃうっ」

ゴブリンの体が震えがくりと体を折る。首元にゴブリンの頭が来て、さらさらの髪が鼻をくすぐった。

「もっと、もっとだ。まだ足りない」

顔をあげたゴブリンの瞳が酷く暗い。ゴブリンは舌を伸ばして俺の唇を舐めた。

「まだできるだろ?」

唇が口内へ侵入する。ゴブリンの舌が俺の舌先をちろちろと舐めると、俺の性器が再び堅くなった。

「ほら、まだ出せるじゃないか」

ゴブリンが腰をあげ、おろす。あげ、おろす、あげ、おろす。両足で力強く根本まで刺激する。

「お゛っ あ゛っ にゃ゛っ あ゛ぁー お゛ぁあ゛」

獣のような喘ぎ声をあげながらゴブリンが顔を舐めまわす。ざりざりと、ざりざりと俺の皮膚を削るように。

「お゛ぁあ゛ぁ゛ ヴぉうっ おっお゛ぉっ」

力強く、速くゴブリンの腰が上下する。尻のラインがとても魅力的で俺は尻を両手で掴んだ。

「お゛あ゛ぁあっ!?」

両手てぱしんと叩くゴブリンの目に涙が浮かんだが、目はとろりと気持ちよさそうにしている。

ぱしんぱしんと叩きながら腰を突き上げる。ゴブリンの体が大きく跳ね上がると緑色の肌が、真っ赤になっていた。

「いぃい゛もっと、も゛っと! やって、もっとやってぇっ!」

「お、おおぅ、おうっ ほっ、お゛ぉっ ん、ふっ、ぅおぅ まぁお゛うっ」

ゴブリンが必死になって俺の顔を舐める。もう俺の顔はゴブリンの涎でべたべたになっていた。

速いペースでやっているため、もう我慢の限界で二度目の射精を行う準備は万端だった。

両手で今よりも強くゴブリンの尻を叩き、ゴブリンの子宮内に性器を押し付ける。

どくどくと子宮内へ精子を吐き出すと、ゴブリンはひときわ高い喘ぎ声を上げ、俺の首にかみついた。

首を噛む痛みと、精子を吐き出す快感に意識はぼんやりと薄れた。

俺の疲れた体を布団が受け止める。そのまま沈みこみ、沈みこみ―――

男「あれ?」

あれは白昼夢だったのだろうか。俺はあの部屋ではなく路地裏に立っていた。

もし白昼夢だとしたならば、なんて嫌な白昼夢。

男「あ、そうだゴブリン」

はぐれたゴブリンを探さないと。そう思い路地の奥に目を向けると、そこにゴブリンがいた。

裸じゃない。ちゃんと服を着ている。

ゴブ「男っ!」

ゴブリンがかけよってくる。その顔は少し赤かった。

さっきまでの光景がフラッシュバックして、ゴブリンから顔をそらしてしまった。

男「探してたんだぞ」

ゴブ「あたしもだよ」

男「なぁ、体がどっと疲れてさ。もしよかったら」

ゴブ「あたしも、うん、疲れてる」

男「一泊して、明日帰るか」

ゴブ「おう」

結局ケットシ―はいたんだろう。だけれど噂は嘘だった。

幸せを願うなんて、嘘じゃないか。

ゴブリンの好感度【92】→【98】

5月第1週

男「ゴールデンウィークが終わってしまう」

男「さて、なにをするかな」

>> 737

男「科学部に顔だしとくか。フェニックスいるだろうし」

―――

――



男「こんちゃー」

フェニ「おーっ。おとこー」

男「ゴールデンウィークなのにやっぱりいるんだな」

フェニ「でも科部長が来てくれるし楽しいヨー」

男「科部長さん、やっぱり来てるのか」

フェニ「実験かヨー?」

男「まぁな。実験を始めるぞ」

【大失敗】

男「さて、片付けをするか」

フェニ「ヨホホー、バーンっていったヨー」クルクル

科学【34】→【34】

科学部【106】→【106】

5月第1週 日曜日

男「ゴールデンウィークが終わってしまった。明日から学校かぁ」

男「今日はなにをするかな」

>> 741

ドッぺ「ぐるるるるる」

人魚「ひぃ」ガクブル

ゴブ「あたしんちを戦場にするな」

男「すまぬ」

人魚「あ、あの、これお土産のケーキと、うちで取った魚の干物と海苔の佃煮なんですけど」

ゴブ「そんな、気を使わなくてもよかったのに。助かるよ」

人魚「い、いえ。あの助けてくれませんか?」

ゴブ「あたしが助けたらさらに火に油を注ぐことになると思うぞ」

人魚「あうぅ」

人魚「話には聞いてましたけど、姉弟が多いんですね」

ゴブ「まぁな。人魚のところは?」

人魚「人魚は卵生なので調整できるんですよ」

ゴブ「なるほどな。ゴブリンは一回で3~4人生まれるのは当たり前だからな」

男「ドッペルは?」

ドッペ「セクハラっすか?」ポッ

男「違う。ただの好奇心だ」

ドッぺ「基本一人っすよ。ぬるっと産まれるっす」

男「ぬるっと、ね」

ドッぺ「実演、しちゃいます?」

男「断ります」

人魚「あの、ちょっと足をのばしてもいいですか?」

ゴブ「別にいいぞ」

人魚「失礼しまして」ボンッ

人魚「こっちだと結構スペースとっちゃうので」

ゴブ「あぁ、足をのばすってそういう」

ドッぺ「邪魔っすね」

男「膝の上に来なさい」

ドッぺ「わーいっす」

男「前が見えないからちょっと小さくなって」

ドッぺ「はいっす」ウニュニュ

ゴブ「飯は食ってくのか人魚?」

人魚「そんな、ご迷惑が」

ゴブ「別にいいよ12人作るも、13人作るも一緒だ」

男「あれ、今日はゴブリンが作るのか?」

ゴブ「まぁな」

人魚「あ、あの、やっぱり私大きいですから、帰ります」

ゴブ「あー、確かに全員は入れなくなるな。もう一回魔術をかけることはできないのか?」

人魚「すいません、あれ結構魔力使っちゃうんで」

ゴブ「魔力か。男ならかけれるんじゃないか?」

男「分からん。術式もなんも分からないからな」

人魚「あの術式なら、えっと紙と書くものを」

ドッぺ「それならなんとかなるっすけど」

ドッぺ「あ、人魚のためじゃないっす。邪魔なだけっすから」

男「ドッペル、できるのか?」

ドッぺ「この術式、私に似てるっすからね」

人魚「ほ、本当にできた」

ドッぺ「ドッペルゲンガーなめるんじゃねーっす」

人魚「あの、ありがとうございます。ドッペルゲンガーさん」

ドッぺ「さっきも言ったけど、お前のためじゃないっす。邪魔だっただけっすから。勘違いしないでほしいっすよ」プイッ

人魚「それでも、ありがとうございます。お陰で一緒に御飯を食べられますから」

ゴブリン→ドッペルゲンガーの好感度【78】→【80】

ゴブリン→人魚の好感度【18】→【21】

ドッペルゲンガー→ゴブリンの好感度【102】→【104】

ドッペルゲンガー→人魚の好感度【-3】→【-1】

人魚→ドッペルゲンガーの好感度【8】→【11】

人魚→ゴブリンの好感度【25】→【28】

5月第2週

男「ゴールデンウィーク終わっちゃったな」

ドッぺ「終わっちゃったっすねぇ」

ゴブ「気を引き締めていかないとな」

男「帰りてぇ」

ゴブ「おい」

ドッぺ「まぁまぁ、それより男さんは今週は何をするご予定っすか?」

男「今週は」

>> 748

男「人魚と一緒に帰って、家にでもお邪魔しようかな」

ゾクッ

男「ん、いま寒気がしたな。風邪か?」

男「さて、どうするかな。素直に家に帰るか。人魚のところへ行くか」

>> 750

男(悪化したら大変だ。今日は帰ってはやめに寝よう)

「………えへ」

5月第2週 日曜日

男「一晩寝たら治った」

男「さて、今日はなにをするかなぁ」

>> 753

男「最近のドッペルはどうだ?」

ゴブ「どうだ、といわれても。いきなり呼び出されたかと思えばそういう話か」

男「まぁな。心配ではあるんだよ」

ゴブ「前よりは明るくなったよ。お前に執着してるのは変わらないけど」

男「だよなぁ」

ゴブ「わかってやってるのか?」

男「なにを?」

ゴブ「彼女いるのに他の女に手をだしてるの」

男「別に手をだしてるって感じじゃないんだけどな」

ゴブ「相手が好意をもてば手をだしてるってことになるんだよ」

男「そうか。それが原因でドッペルが不安定になってるのは分かるけどさ」

ゴブ「じゃあ治せ」

男「相手が好意を持つのをとめるってどうするんだよ。無視はだめだろ」

ゴブ「そうなんだけどさ。このままじゃ大変なことになるぞ」

男「分かってる」

ゴブ「じゃああたしはお前に言うことがある」

男「なんだ?」

ゴブ「あたしもお前が好きだ」

男「………知ってる」

ゴブ「だから死なないでくれよ」

男「………善処する」

ゴブ「あたしがドッペルとすんでるのはドッペルのためもだけど、お前のためでもあるんだよ。ドッペルの様子がおかしくなれば、あたしは迷わずドッペルを監禁する。死んでほしくないからな」

男「………ありがとうな、ゴブリン」

ゴブ「………うるせー」

5月第3週

男「そういえば最近あまり会ってない奴がいるな」

ドッペ「………女の子、っすか?」ジーッ

男「ま、まぁな」

ドッペ「一緒にs」

男「浮気じゃないから。ただの知り合いだから」

ドッペ「………」ジーッ

男「わ、分かった、今週は>>756をする」

人魚の家に遊びに行く

男「にんg」

ドッペ「………」ギラッ

男(ドッペルの視線が怖い)

男(どうする、どうするよ俺)

>>760

いかない

男「人形を部屋に飾るから、探しに行こうとおもって、な」

ドッペ「なーんだ。それなら私もついていくっすよ」ギュッ

男「あ、あは、あはは、あはははは」

5月第3週 日曜日

男「………最近、寝つきが悪いな」

男「さて、今日はなにをしようか」

>>765

ドッペとデート

男「もしもし?」

ドッペ『あ、どうしたんすか、男さん』

男「ドッペルか。えっとさぁ、今日暇だったらデートしないか?」

ドッペ『暇っす!』

男「そうか。それはよかった。えっとそれじゃあ>>767に行こう」

遊園地で話題のミラーハウス

男「遊園地に行こう」

ドッペ「行く行く! 絶対行くっすよ!」

男「じゃあ駅前で待ち合わせで」

ドッペ「了解っす!」

男「待たせたみたいだな」

ドッペ「男さんのためなら待つ時間すら私にとっては甘いものっすよ」

男「さて、遊園地行きのバスに乗りますか」

ドッペ「はいっす」

―――

――



ドッペ「とうちゃーくっす!」

男「ドッペル、俺行きたいところあるんだけどいいかな」

ドッペ「どこっすか?」

男「最近雑誌で見た、ミラーハウス。人気なんだってさ」

ドッペ「ミラーハウスっすか。これは手をつながないといけないっすね」フンス

ドッペ「ほわー。一面の男さん畑!」

男「あ、そうそう。ちなみにさぁ」

ドッペ「なんす、いたっ」ゴンッ

男「気をつけろよ」

ドッペ「うぅ、おでこ痛いっす。それでなんすか?」

男「この迷宮。迷うとおばけでるってさ」

ドッペ「えぇ。なんでそれ入ってからいうんすか」

男「ドッペル怖いの平気だろ?」

ドッペ「そのお化けが何をするかによるっす」

男「鏡の中に吸い込まれる」

ドッペ「そりゃあ当たり前に怖いっすよ!?」

男「大丈夫だ。うわさだって。今のところ一人しか行方不明になってないし」

ドッペ「出てる時点で取り壊せっすよこんなアトラクション!」

男「迷わなかったら平気。ミラーハウスなんて子供だましだと」

ドッペ「思ってたっすけど」

男「迷ったな」

ドッペ「見事にっすね」

ドッペ「吸い込まれても一緒っすよ?」

男「諦めるんじゃない、所詮うわさはうわさだ」

トントン

男「なんだ、ドッペル」

ドッペ「へ?」

「いっしょに、いこう、よ」

男「」

ドッペ「」

男「吸い込まれてない?」

ドッペ「だだだ、大丈夫っす」

男「ほ、本当に幽霊いた」

ドッペ「いや、幽霊は本当にいるっすけど、噂の幽霊あわわわわ」

男「むちゃくちゃに走りすぎて体がいてぇ」

ドッペ「もう二度と入らないっす………」

男「気を取り直して次は>>773に行くか」

ドッペ「お化け屋敷は余裕っすね。お化けいないっすし」

男「いるよ」

ドッペ「へ?」

男「従業員にお化けがいる本物のお化け屋敷だ」

ドッペ「それなら害はないっすし」

男「あるよ」

ドッペ「え?」

男「死にはしないけど、体の一部に呪いの印が出たり、取り付かれて我を失ったりするらしい」

ドッペ「そんなお化け屋敷にはいるのドMだけっすよ!」

男「あれ、ドッペルってドMって前」

ドッペ「男さん専用Mっす!」

ドッペ「まじで誓約書を書くことになるとは思わなかったっす」

男「スリルがあるな」

ドッペ「安全が保障されないスリルなんてクソくらえっす」

男「まぁ、安全ってことは分かってるし」

「おいて、かないで」

男「」

ドッペ「」

男「帰ったらお払い行くか」gkbr

ドッペ「はいっす」ガクブル

男「さ、最後に>>778に乗ろう」

観覧車
ベタだけど

ドッペ「観覧車いいっすね」

男「ここなら何も怖いものはないからな」

ドッペ「一周するのに20分もかかるんすね」

男「20分も二人きりでいれるんだな」

ドッペ「えへへへへ、もう、男さんったら」

―――

――



「てんごく、ちかいね」

男「分かってた」

ドッペ「」

男「………帰ろう」

ドッペ「………」コク

「うん」

男「もういやだぁああああっ」

ドッペ「うわぁああああんっすっ」

ドッペルゲンガーの好感度【110】→【112】

5月第4週

ゴブ「どうした、やけに疲れてるな」

男「なーんか、肩が重くてな」

ドッペ「あはは、確かに憑かれてるっすねぇ」

ゴブ「疲れてるんなら休んだほうがいいぞ」

男「背筋も寒いし」

ドッペ「悪夢も見るし」

ゴブ「大丈夫か?」

男「だいじょーぶだ」フラフラ

ドッペ「だいじょーぶっすよ」フラフラ

ゴブ「本当今週は安静にしとけよ」

男「あー、今週は」

>>782

ゴーストの所へ

男「助けてゴースト」

ゴー「あ、お久しぶりでございますね、男様………と、そちらの方は」

男「やっぱり憑いてる?」

ゴー「あ、幽霊でございますか。これはしっかりと憑いています。今も男様の背中に」

男「あーあーあー聞きたくないー」

ゴー「男様は本当に人から好かれるのでございますね」

「いごこち、いい」

男「うわぁっ、耳元で声がしたっ、うわぁああっ」

ゴー「それで本日はどのような御用でございますか?」

男「これ、どうにかできない?」

ゴー「どうにか、といいますと」

男「最近肩が重くて寒気がして、悪夢を見るんだよ」

ゴー「あぁ、憑かれてますからそのような症状もでるでございましょうね」

男「剥がせる?」

「いや」

ゴー「だそうでございますよ?」

男「ひぃいいいっ」

男「本当お願いします、どうにかしてください」

ゴー「しかし悪夢を見るとは結構深くまで憑いているので、無理に引き剥がしますと男様の魂もずるっと」

男「どうにかならないの?」

ゴー「そちらの幽霊様が自分の意思で離れない限りは」

男「………どうすれば離れてくれる?」

「やだ」

ゴー「交渉決裂でございますね」

ゴー「その子の願いを叶えてあげてはいかがでございましょうか。そうすればきっと」

男「ね、願いは?」

「いっしょに、いること」

男「」

ゴー「あの幽霊様。もしよかったらこの部屋に住まれてはいかがでしょうか。わたくしも幽霊ですので」

「やだ」

ゴー「困りましたでござますね」

男「俺まだ死にたくねぇよ」

ゴー「死にはしませんよ」

男「ほっ」

ゴー「まだ」

男「まだ!?」

ゴー「その幽霊様が悪霊にならない限りは男様の魂の影響はそれほどありません。といいましても男様が山のように幽霊を憑けてしまえば話は別でございますが」

男「悪霊になったら、死ぬのか?」

ゴー「魂が汚染されますゆえ」

男「」

ゴー「今日は男様よく白目になられますね」

「だいじょー、ぶ」

男「幽霊の言うことが信用できるか」

ゴー「それはわたくしも」

男「あっ、違う違う」

「かな、しい」ゴゴゴ

ゴー「あ。悪霊になりそうでございますね」

男「冗談冗談冗談! いてくれて構わないよ!」

「やっ、た」

ゴー「男様。今それを言ってしまったため、魂にもっと根深く張り付きますよ」

男「うおおぉ、何か吸いとられてるぅううう」

ゴー「嘘でも受け入れてしまえば、幽霊は深くもぐりこめるのでございます」

男「お願いだから悪霊にならないでくれよ?」

「がん、ばる」

男「いや、頑張るじゃなくて」

「どりょく、する」

男「努力じゃなくて、絶対にな」

「ぜんしょ、する」

男「もう、好きにして」

男「うごごごごごご、また吸い取られえええええ」

ゴー「男様。がんばでございます」

男の運動【70】→【50】

5月第4週 日曜日

男「最近悪夢のせいで二度寝がなくなりました」

男「遅刻知らずだぜ」

男「………」

男「さて今日はなにをするか」

>>790

男「俺の背中にいる幽霊よ」

「な、に」

男「とりあえず話そうじゃないか。相互理解から全ては始まるんだ」

「う、ん」

男「まずは自己紹介からだ。俺の名前は男。人間だ」

「わた、しは」

「だぁ、れ?」

男「いや、そんな問題だされても―――もしかして自分の名前が」

「わから、ない」

男「うーむ。コミュニケーションいきなり挫折か………いや、まだだ」

男「なんで背中に張り付いているんだ?」

「くっつき、やすい」

男「そうか、俺の背中はくっつきやすいのか」

「う、ん」

男「ちなみに離れることは」

「や、だ」ゾゾゾゾ

男「うおおおおちがちが、違うから、ずっと背中にいるのもなんだから他のところに」

「はずか、しい」

男「うぅむ。どうしたものか」

男(一回引き離せればそのまま逃げれるというのに)

「かんがえて、ること、わかる、よ」ゴゴゴ

男「あわわわわわわ」

男「許してください」

「もう、いじわる、しな、い?」

男「しません。好きなだけ私の背中にいてください、んおおおおおおおっ」

男「またやってしまったぁああああ」

「ずぶずぶ」

男「あぁ、なんか胸に違和感っ」

男「と、とりあえず離れるつもりはないんだな?」

「う、ん」

男「じゃあ次の質問だ」

>>793

遊園地にいた理由

男「なんで遊園地にいたんだ?」

「しら、ない」

男「………」

男(会話終了か。記憶はほとんどないみたいだし、どうしたものか)

ぐぅ

男「ん、なんかいきなりお腹が」

「おなか、すいた」

男「うおぉ、お腹がすいた、猛烈にお腹がすいた!」

男(憑かれてる影響か。これは俺が食べれば収まるのか?)

男「はらへったーっ」

―――

――



男「まさかご飯を一升も食べる、とは。はちきれそう、うぇ」

「おいし、かった」

男(………あぁ、もう今日は何も出来ない。ゆっくり横になろう)

6月第1週

ゴブ「まだ調子悪いのか」

男「まぁ、な」

ドッペ「私はすっきりしたんすけど」

男「え?」

ドッペ「声ももう聞こえないっすし」

男「まさか俺に全部?」

ドッペ「お、お払い行ったほうがいいっすよ」

ゴブ「お前等なんの話してるんだ?」

男「ちょっと」

男(お払い………)

「い、や」ゴゴゴ

男(嘘です)

男「さーっ、今週も楽しく>>796をするぞー」

科学部

男「おいーっす」

フェニ「おー、男ー」

男「今日も楽しく科学部活動開始だ」

フェニ「了解ヨー」

―――

――



【失敗】

男「あっはっは、失敗は成功の元だ!」

フェニ「失敗しすぎるのも考えものヨー」

科学【34】→【35】

科学部【106】→【108】

6月第1週 日曜日

男「うあー。頭いてぇ」

男「今日はなにするかな」

>>799

ドッペルが人魚をこより責めしているのを見つける

今日はここまで。

新しくSSを書き始めましたのでそちらもよろしければご覧ください。

禁断の果実はなんの味? - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458355809/)









こより責めって、何?


ドッペ「うふ、うふふふふ、えへへへへ」

人魚「な、なにをす、んぅんんっ!」

ドッペ「泥棒猫には、罰を加えないとだめみたいっすねぇ」

男(あ、あれはドッペルと人魚! ドッペルが人魚の手足を縛って猿轡をしている。まさか!)

ドッペ「覚悟してくださいっすよぉ」スッ

人魚「んうーっ!」

男(あ、あれは! ………こより?)

ドッペ「ちょっと後悔してもらうっすよ」ズブッ

人魚「~~~~~~っ!!」

ドッペ「もっと、もっと奥にー」

人魚「んんっ!」ビクン

ドッペ「えへっ、いい顔っすねぇー」

人魚「ん、んぐぅっ」ウルッ

ドッペ「苦しめ苦しめっす」

人魚「んっ~~~~んぅっ!」ビクンビクン

男(………とめるべきなのか?)

男(いや、人魚の顔が涙と鼻水でベタベタだからとめなくちゃな)

男「ドッペル」

ドッペ「ひゃあっ!?」

人魚「んうぅっ!」

男「大丈夫か、人魚」

人魚「ぷはぁっ。助けてください男さん!」

ドッペ「こ、これは誤解なんすよっ」

男「はじめから見てたわ!」

人魚「じゃあはじめから助けてくださいよっ」

男「申し訳ない」

男「とにかく今後こういうことは禁止な。でもなんでこんなことやったんだ?」

ドッペ「こいつが男さんに色目を使うからっす!」

人魚「使ってませんよ!」

ドッペ「濡れた制服で男さんに近づく時点で色目を使ってるっていうんすよ!」

人魚「違いますよねぇ!?」

男「あー」

ドッペ「ほらっす!」

人魚「男さん!?」

男「正直エロい」

ドッペ「くっ、この淫乱半魚人女!」

男「それでもこういったことは禁止な」

ドッペ「………でも男さんにはお話があるっすよ」ゴゴゴゴゴ

男「あっ」

人魚「それでは!」

男「おいっ、おいてくな人魚! 人魚ーーーーーー!!」

6月第2週

男「死にはしなかったけど辛い」

ドッペ「自業自得っす」プンプン

ゴブ「どうした、ボロボロだけど」

男「ちょっとな」

ドッペ「で、もちろん今週は私と何かしてくれるんすよね?」

男「え、えーっと」

>>805

ゴブリン!お前も巻き添えじゃー

すいません。体調崩したみたいなので、今日は短いですが、ここまでとさせていただきます。

男「俺とドッペルとゴブリンで遊びに行こう!」

ゴブ「は!?」

ドッペ「それはいいっすね! ところで何をするんすか?」

ゴブ「おいまて、なんであたしまで」

男「頼むよ」ズイッ

ゴブ「うっ」

ゴブ「し、しかたねぇな。今回だけだからな!」

ドッペ「ところでどこに遊びにいくんすか? 平日だから遠くは行けないっすけど」

男「それなら>>811にいこう」

放課後の学校探検

男「放課後の学校探索ツアー!」

ゴブ「は?」

男「この学園広いだろ? 卒業する前に全部見回っておきたいじゃん?」

ゴブ「今日一日で回れるはずないだろ」

ドッペ「それじゃあ何か目的を決めないといけないっすね。んー、何かあるっすかね」

ゴブ「逢魔時の校舎にいると、いつの間にか一人ぼっちになって、戻れなくなる」

男「なんだそれ」

ゴブ「ただの噂だよ。学園七不思議のひとつだ」

男「そういえばうちの学園に七不思議なんてものあったな」

男「誰も知らない塔。学校を徘徊する白い少女。飛び降り自殺をし続ける男子生徒。恨み辛みの赤文字部屋。しか知らないな」

ゴブ「あたしが知ってるの加えると7を越えるんだけど」

男「まぁ、大きいし、古いしな」

ドッペ「じゃあ七不思議ツアーっすか?」

男「ツアーって言っても出るわけないだろ」

ドッペ「うーん、男さんの知ってる七不思議の中で場所まで分かるのは」

男「飛び降り自殺をし続ける男子生徒だけだな」

男「たしかこの校舎の屋上だった、よな?」

シーン

男「あれ、ドッペル? ゴブリン?」

男「悪戯はやめてくれよ。ほら、隠れてないで」

シーン

男(変だ)

男(ゴブリン、ドッペルがいないことじゃない)

男「――――――なんでグラウンドにだれもいないんだ?」

男「………また結界か? 幽霊、いる?」

「いる、よ」

男「これ、お前の仕業」

「ちが、う」

「ほかの、ひと」

男(何かが起きてることは確定か)

男「とにかく、どうやれば抜け出せるんだ?」

「しら、ない」

男「そうだよな。そう都合よく事が―――」

ギュッ

男「!?」

男「だ、だれd」

男(白い髪の少女。体は細くやせ細っていて、服もボロボロ。これが七不思議の)

「………また、抱きしめて」

男「!」ゾクッ

男(なぜかは分からない。体格で圧倒的に俺に劣る少女に俺は恐怖を覚えた)

男「あ、あぁ、わあああぁああっ!!」

バンッ

男「はぁ、はぁ、はぁ、ここの、ここの部屋なら」

オナカスイタサムイネムイツライタスケテココカラダシテナンデヤメテウソツカナイデタスケテコロサナイデキエナイデワスレナイデシナナイデアツイイタイダシテコロサナイデステナイデウメナイデ

男「なんだ、これ。教室に、落書き………? あか、で?」

ジワッ

男「赤が、どんどん黒く、なって」

ワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシヲココカラダシテワタシココカラダシテワタシヲココカラダシテ

男「な、なんなんだよ、これ」

男「なんなんだよぉ!」ダッダッダ

男「わけがわからねぇよ、なんだ、これ」ダッダッダ

男「はぁ、はぁ、校舎からでれば」

ヒュウ―

男「あ?」

「君は彼女を離さないで」

グシャッ

男「――――――あ」

男「あぁああぁあああぁああっ!!」

ゴブ「うおっ!」

ドッペ「どうしたんすか!? 男さん!!」

男「あぁああぁああ―――あ」

ドッペ「男さん?」

男「戻って、きたのか?」

ゴブ「どうした、おい、大丈夫か?」

男「やめよう。探索は、やめよう」

ゴブ「………なんかあったんだな」

ドッペ「大丈夫っすか。汗も凄いっすけど」

男「あぁ、大丈夫、だ」フラッ

バタッ

ドッペ「男さん? 男さん!?」

ゴブ「おい男!? 男!? 誰か、誰か来てくれ!!」

6月第2週 日曜日

男「………頭いてぇ」

男「今日、なにするかな」

>>825

男「………」ズーン

ドッペ「すってきな彼女が来ましたよー、って暗いっすね!?」

男「まぁ………な」

ドッペ「わ、私に何か出来ることは何かあるっすか?」

男「癒して」

ドッペ「癒し、っすか」

男「白昼夢だと、思いたいんだけどなぁ」

ドッペ「やっぱりあの日が原因なんすね。びっくりしたっすよ。いきなりバターンって」

男「病院だと極度の疲労だったらしい」

ドッペ「疲労っすかぁ。よしよし」ナデナデ

男「あー、癒される」

ドッペ「じゃあ」ムギュッ

ドッペ「これでどうすか?」ナデナデ

男「すごい癒される」

男「ふぅ、癒された」

ドッペ「癒されたなら何よりっす」

男「にしてもドッペル、おっぱい大きいな」

ドッペ「自慢っすからね! といってもドッペルゲンガーはある程度ならプロポーション自由自在っすけど。もしかして男さんは小さいほうがすきっすか?」

男「おっぱいなら大きさ関係ないな」

ドッペ「うへへ、変態な男さん好きっす」ムギュ

ドッペルゲンガーの好感度【112】→【114】

6月第3週

男「もうすぐテストかぁ」

男「幽霊使ってカンニングとか出来ないか?」

男「いやいや、さすがにそんなことは」

人魚「おはようございます。可愛い私が登場ですよ。って朝からぶつぶつなにかつぶやいてどうしたのですか?」

男「なに、ちょっとテストのことを考えてた」

人魚「テストですか。ふふん、可愛くて頭の良い私が特別に男さんに勉強を教えて差し上げてもいいですよ。あぁ、なんて慈悲深い私!」

男「あ、ドッペル」

人魚「ひゃぁっ!」

男「嘘だけど。っていうか変な悲鳴を上げるのな」

人魚「意地悪ですね!」

男「はっはっは」

人魚「ところで男さん今週のご予定は?」

>>829

科学

男「科学の勉強をしておくかな」

―――

――



【大失敗】

男「………あれ、これ今まで間違えて覚えてた」

科学【35】→【32】

6月第3週 日曜日

男「ふわぁ、ねみぃ」

男「あれ、雪?」

男「あ、ニュンペーの天気制御装置に異常が起きたのか」

男「大変だな」

男「さて、今日は何をしよう」

>>832

どっか凍ってるだろうからスケート
メンバーは友達みんなで

男「学園の湖が凍ってるってさ、スケートしに行こうぜ」

ゴブ『………朝っぱらから元気な』

男「休日の雪はテンション上がるだろ」

ゴブ『あがんねぇよ………ふわぁ』

男「とにかく学校で集合な。他の奴も呼ぶからさ」

ゴブ『はいはい、了解了解、んじゃ、あたしはもうちょっと寝るから』

男「約束だぞ」

ムカ「どうよ俺のこれ! 全ての足にスケート靴はいてるから絶対こけないぜ!」

男「進みにくそう」

玄武「俺は、甲羅が重いからスケートは苦手だな。体重移動がしにくい」

玄妹「わ、わわ、玄妹さ、さまは絶対に、こ、こ、転ぶことはないのだぞ!」プルプル

執事「ご安心ください。いかに妹様が無様にお転びになられようと、この執事めがおりますので」

ゴブ「兄妹そろって苦手みたいだな」

ゴー「わたくしは、スケートはできませんので、みなさまが羨ましゅうござますねぇ」フワフワ

人魚「わわわ、私寒いの嫌いなんですけど!?」ガクブル

ワー「ボク達水中種族は寒いのは駄目だね」ガクブル

マリ「………」スヤァ

人魚「ね、寝たら死にますよ!?」

フェニ「うぅ、一回凍死したら楽になれるかヨー?」

男「そんな簡単に命を投げ捨てるんじゃない」

ドッペ「寒いから、ダウンジャケットの中に入れてくださいっす」ズボッ

男「ひやっ、っていうかなんでそんな隙間に入れるんだよ!?」

ドッペ「寒いっすからフュージョンしようっすよ。全部冬のせいにして暖めあおうっすよ」

男「やめろ、薄っぺらくなるな、そして俺の服の中に進入してくるな、あと首元から顔を出すな苦しい」

ドッペ「あぁ、男さんがこんなにも近くに」

男「ふあー。遊んだ遊んだ」

玄妹「うぅ、玄妹様のプリティーなヒップと尻尾が痛いのだ。これは人類の損失なのだ! この玄妹様のお尻が赤くなってしまったらどーするというのだ!」

執事「お似合いでございます」

玄武「玄妹。もうそろそろ帰るぞ。風邪をひく前にな」

玄妹「そ、そうすることに賛成でございますわ」

マリ「………」スヤァ

ワー「マリモくん、マリモくん!?」

フェニ「………」スヤァ

人魚「ふぇ、フェニックスさん!?」

ゴー「マリモさんは亡くなってございませんよ。冬眠のようでございますね」

人魚「フェニックスさんは!?」

ゴブ「なんか大惨事になってるんだが」

男「大丈夫。問題ないから」

ドッペ「えへへぇ」

男「あと離れて」

6月第4週

男「まだ雪が残ってるな」

ゴブ「今日はグラウンドが使えないだろうな」

男「まぁ、部活やってない俺らには関係ないことだけど」

ドッペ「でも道がべちょべちょでいやッス。お姫様抱っこして欲しいっす」

男「いや、人の目が」

ドッペ「ゴブリンさんに」

ゴブ「あたし!?」

ドッペ「力持ちさんっすから」

男「おう、やってもらえよ」

ゴブ「やらねぇよ」

男「にしても今週は運動する場所なさそうだな。さてなにするか」

>>838

ドッペルと家でゲーム
あざとくパンチラしたり誘惑される

ドッペ「むー、やっぱり運転するゲームでカーブすると体も動くっす」

男(そのたび、胸チラしてますが。というかなんで今日ドッペルさんの胸しぼんでるんです?)

ドッペ「んにゃーっ! やっぱり私これ苦手っすよー」バタバタ

男(スカートも捲れてますよドッペルさん)

ドッペ「もうアナログなゲームしましょうっすよ、男さん」

男「アナログなゲームって?」

ドッペ「ツイスターゲームっす」フンス

男「ねぇよ」

ドッペ「ないんすか!?」

男「一般家庭にツイスターゲームは置いてません」

ドッペ「そうなんすか………」

ドッペ「でも男さん?」

男「なんだ?」

ドッペ「さっきゲームするとき、私のほうチラチラ見てたっすよ、ね?」

男「な、なんのことだ?」ドキリ

ドッペ「うふふ、隠さなくてもいいんすよ。これ、見てたんすよね」グイッ

ドッペ「一番胸チラしやすい大きさっすからね。それに、こっち」ススス

ドッペ「太もも、その先も」ススッ

ドッペ「見てたんすよね」フフッ

男「見せてたのか?」

ドッペ「そうとは言ってないっすけど。でも男さんが私の見たいって言うなら」

ドッペ「いくらでもどうぞっす」パサッ

男「見ません」

ドッペ「えー。せっかく乙女がここまでしてるんすよ?」

男「乙女は人んちで下着姿になったりしないわっ」

ドッペ「でも男さんさっきまで」

男「ちらっと見えるからエロいんだろうが! 相手に気づかれてないときに盗み見るのがいいんだよっ」

ドッペ「………ちょっと引くっす」

男「なんでだよ!」

ドッペ「男さん、私と違うベクトルで変態っすから」

男「いいじゃんか」

ドッペ「それじゃあ私とエッチ」

男「………さすがに我慢の限界くるから勘弁して」

ドッペ「ふふ、あともう一押しっすね」

6月第4週 日曜日

男「なんとか死守した」

男「さて、今日はなにをするかな」

>>844

うえ

男「科学を教えてくださいフェニックス先生」

フェニ「いいともヨー」

―――

――



【大失敗】

フェニ「確率的にこんなはずはありえないヨー!!」

男「二回に一回は大失敗してるよな」

科学【32】→【32】

7月第1週

男「またやってきましたよテスト」

男「なんということでしょう、スコアが驚きの低さ」

ドッペ「おぉ。今回も補習っすかね」

男「弁当よろしく」

ドッペ「張り切って作るっすよ!」

ゴブ「いや、諦めんなよ」

男「うす」

ドッペ「夏休み最後っすねぇ。男さんは進学なんすか?」

男「進学かぁ。どうだろうなぁ。気合入れれば魔術一点突破は目指せそうだけど」

ドッペ「一緒の大学を目指すっすよ」

ゴブ「お暑いこった。で、しばらくは勉強するのか?」

男「とりあえず今週は>>848かな」

そら教えてくれる人全員にご教授願って学力底上げよ

男「ということで勉強会です」

人魚「しかたないですねぇ。可愛くて頭も普通に良い私を」

ドッペ「小魚がうるさいっすねぇ」

人魚「ひいっ」

ゴブ「あたしは………教えれることがないな」

フェニ「科学ならOKヨー」

男「いつものメンバーにフェニックスか」

ゴブ「あたしは教わる側かな」

男「さて、それじゃあ始めましょう」

人魚「私が芸術を」

ドッペ「私が国語を」

フェニ「ワタシが科学を担当するヨー」

男「そういえば人魚って勉強するときはメガネなんだな」

人魚「え? あぁ、はいそうですよ。少し遠視ぎみなもので」

ドッペ「変身できない種族は不便っすねぇ」

男「それはドッペルゲンガーとかくらいなもんだろ。にしてもメガネかけてるとなんか新鮮」

人魚「そ、そうですか?」テレテレ

人魚「まぁ可愛い私+知的で可愛いメガネですからね。最強といっても過言ではないでしょう」ドヤァァァ

ドッペ「むぅ。男さんはメガネのほうがいいっすか?」

男「いや、そういうわけではないけど」

ドッペ「あ、ゴブリンさんにメガネをかけさせたい」

ゴブ「唐突だな。おい、お、お前等真面目に勉強しろよ」

ドッペ「ゴブリンさんはスコア最近伸びてきてますっすからね。メガネデビューしてもいいかと」

ゴブ「スコアが高かったらめがねをかけることになるのか。初耳だな」

ドッペ「ということでかけさせてみたっす。伊達っすけど」

ゴブ「お前等もっと真面目になぁ」

ドッペ「かわいい!」

人魚「可愛い! 私の次に可愛いから世界2位ですね!」

ゴブ「お、おいお前ら、やめろ」

ドッペ「男さんはどう思うっすか?」

男「似合ってると思うぞ。いつもより知的に見える」

ゴブ「いつもが知的じゃないとでも?」

ドッペ「いつも可愛い+メガネの可愛さ=マジラブリー増量100%アップってところっすね。つまり男さんはこういいたいわけっすよ」

ドッペ「似合ってる。可愛いよ、ゴブリン(男ボイス)」

ゴブ「は、はぁ、はぁっ!?」

男「間違いではない」

ゴブ「はぁ!?」

フェニ「勉強しろヨー」

男「すいません」

ドッペ「すいません」

人魚「すいません」

ゴブ「ほら怒られた」

人魚「あ、フェニックスさんもメガネ似合いそうですよね。小柄ですし」

フェニ「目、悪くないからノーセンキューヨー」

男「もしかして人魚はロリコン?」

人魚「違いますよ!」

男「終わったー!」

ゴブ「お疲れ」

人魚「私がいたから勉強もはかどったことでしょう」

ドッペ「いや、私のおかげっすよね」ドンッ

男「お、おぉ」

【成功】

芸術【56】→【62】

国語【57】→【63】

科学【32】→【38】

7月第1週 日曜日

男「明日からテストかぁ」

男「今日はなにをしよう」

>>855

もう一度同じメンツで勉強会

男「もう一度お願いします、師匠」

フェニ「仕方ないナー」

ドッペ「よろこんでー」

人魚「三回回って人魚さん可愛いといってください!」

男「人魚、かえっていいぞ」

人魚「嘘です! 嘘ですから!?」

ゴブ「教えてもらう側なのに、ひでぇな」

男「冗談だよ」

人魚「わ、わかってましたよ!」

男「さて、始めましょう」

―――

――



【普通】

男「ありがとうございました」フカブカー

人魚「完璧な私は教えるのも上手ですからね」

ドッペ「調子のるのやめるっすよ。小魚」

人魚「ひぃっ」

芸術【62】→【65】

国語【63】→【66】

科学【38】→【41】

7月第2週

男「………さて、頑張るか」ドヨン

ゴブ「ずいぶん暗いな」

男「だってさぁ」

ゴブ「まぁ、なるようになるさ。うまくいくって考えとけ」

男「おぉ」

ドッペ「くぅ。ゴブリンさんイケメンっすね!」

ゴブ「一応あたし女子だからイケメンはちょっと」

男「さて、なんとかなるかどうか」

【国語のテスト】

男「………やばいな」

【科学のテスト】

男「………もうだめだぁ」

【魔術のテスト】

男「………まぁ、こんなものか」

【魔導のテスト】

男「………やばい」

【芸術のテスト】

男「………やばい」

男「はぁ、どうなるかなぁ」

男「どれどれ」チラッ

国語【56】

科学【31】

魔術【82】

魔導【43】

芸術【55】

総合点【267】

学年順位【645】

男「………セーフッ」

ドッペ「おー、ギリギリっすね」

ゴブ「よかったな」

男「でも魔術が得意とかいってられなくなってきたな」

7月第2週 日曜日

男「うむ、無事夏休みを迎えることができたな」

男「さて、夏休み一発目はなにをするかな」

>>865

みんなで海に二泊三日

皆ってムカデたち含めた全キャラですかね

科部長もいります?

男「ということで玄武のコネを使って海辺のホテルへ2泊3日です」

科部長「わたしも誘ってもらったが、いいのかい?」

男「いいんですよ。フェニックスが喜びますし」

フェニ「久しぶりよー。かぶちょー」ギュッ

科部長「なんだかすまないね」

ドッペ「また女の人が一人………」ドンヨリ

ゴブ「あいつは女に囲まれるな」

ドッペ「ぐすん」

ムカ「うおーっ。青い海! 空!」

人魚「うわぁ。本当に良い海ですね」ニコニコ

ムカ「人魚ちゃん。俺と一緒にひと夏のアバンチュールを」

人魚「お断りします」

ムカ「じゃ、じゃあゴーストちゃん!」

ゴー「申し訳ございません」

ムカ「玄妹―――」

玄武「………」ジッ

ムカ「じゃなくて、マリモちゃん!」

マリ「こんな僕とひと夏のアバンチュール? 君は変態かい?」

ムカ「うわぁああん、科部長さん!」

科部長「今、見境なく女性に声をかけている君を肯定できると思うかい?」

男「正論だな」

ムカ「くっそーっ。なんで俺に春はこないんだーっ」

ワー「この潮風。少し興奮してしまうね」

マリ「僕は植物系だから塩水は苦手」

フェニ「塩水は羽がベターってなるよー」

玄妹「にゃーっはっはっはー。玄妹様はこの海をまたにかけるスーパーワンダフル淑女になるのだぞ! 海が玄妹様を呼んでいる、いや玄妹様が海を読んでいるのだーっ」←スキューバーダイビングフル装備

執事「スキューバー初体験かつ無免許でもさすがでございますお嬢様」

男「あれ、止めなくていいの?」

玄武「まぁ…執事がいるから死にはしないだろう」

ドッペ「本当に良い思い出になりそうっすね。ゴブリンさん」

ゴブ「あぁ。そうだな」←海女装備+銛

ドッペ「ゴブリンさん!?」

ゴブ「ほら、妹達にお土産を」

ドッペ「アグレッシブすぎるっすよ。ホテルで買えばいいじゃないっすか」

ムカ「海といえばやっぱりビーチバレーだよな」

男「なんでお前スク水なの?」

ムカ「どやぁ」

男「モザイクどこ?」

玄武「ほら」

男「サンキュー」

□□「おい、やめろよっ」

男「あ、あとあれがいる」

玄武「これだろ」

男「サンキュー」

□□「ピーッ ピーピーピーッ」

男「これでよしと」

ゴブ「よいしょぉ」ザバァッ

男「うおっ」

ゴブ「サンキュー助かった人魚」

人魚「いえいえ。でも凄かったですね」

人魚「サメ退治」

男「サメ退治!?」

ゴブ「これでフカヒレが作れるな」ヨイショッ

男「………フカヒレってまず干すんだぞ? 数ヶ月」

ゴブ「じゃあお土産にならないじゃないか」

玄武「それはこちらで引き取ろう。知り合いにフカヒレスープにして送ってもらう」

ゴブ「そいつはありがたいな」

マリ「はぁ…」

ワー「君は真水じゃないと駄目だったんだね」

マリ「一応植物だからねー」

ワー「じゃあ水を真水に変える魔法を使おう。プールはうーん」

マリ「数メートルあれば十分だよー」

ゴブ「じゃあ岩で作るか」ヨイショッ

マリ「わぁ、力持ちだねぇ」

フェニ「ワタシも真水がいいヨー」

ゴブ「じゃあいっそのことでかいプールでも作るか」

科部長「そういうことなら私も手伝うよ。岩は砕いたほうがいいかな」ゴッ ゴッ

マリ「わぁ、まるで削岩機だねぇ」

フェニ「ワーイ」

ワイワイ ワイワイ

男「あっちすげぇ」

ゴー「男様、男様」

男「なんだ?」

ゴー「大変なことに」

玄妹「おぉ、ついに玄妹様は重力まで超越してしまったのか!」フワフワ

男「透き通ってる!!」

ゴー「深いところまでもぐってしまったそうで」

執事「実に、悲しいことです」

男「お、おい。大丈夫なのか!?」

執事「えぇ、お嬢様の亡骸は回収しております」

男「亡骸っていうな! 回収って言うな!」

玄妹「ふにゃーっはっは。実に良い気分なのだ。これぞ天にも昇る気持ちといったところなのだ。玄妹様、天国を制覇する日も近いのだーっ」

男「お、おいまて、行くなっ」

「………ダメ」

玄妹「う、うぐぅ、いきなり苦しく」

ゴー「貴方の居場所はこっちでございますよー」

玄妹「な、なぁっ。玄妹様が二人も!? これでは宇宙の因果率やなんやらがうんたらかんたらしてしまうのだ!」

ゴー「はーい。お眠りくださいませ」

男「ゴーストってすごい」

短いですが今日はここまで

男「はぁ、今日は遊んだ遊んだー」

ドッペ「バーベキューの材料持ってきたっすよー」

ムカ「お、待ってましたー!」

人魚「すっごい豪華ですね。えびも大きいし」

玄妹「これくらいの材料、超一流のセレブである玄妹様の手にかかればちょちょいのちょいなのだ! 食べるときは頭の中にありがたい玄妹様の顔を思い浮かべて」

玄武「それ以上俺に恥をかかせるな」

玄妹「ぴぃっ」

ワー「炭に火が移ったよ」

ゴブ「火加減は任せろ」

男「さすが頼れる」

男「皆に飲み物はいったか? それじゃあ」

「「「「「「「「「「かんぱーい」」」」」」」」」」

ムカ「うぉおおっ うまーい!」

男「食材がいいとこんなに美味しいのか」

ドッペ「むぅ。それは私に失礼じゃないっすかね、男さん」

男「あ、すまん」

ドッペ「罰として男さんにはキスをしてもらうっす。んー」

科部長「ふむ。若いっていいね」

フェニ「かぶちょーもワタシとキスするかヨー?」

ムカ「百合キタコレ」

玄妹「にゃにゃにゃにゃぁっ!?」

マリ「積極的だねぇ」

ゴブ「家でやってくれ」

人魚「だだだ、駄目ですよーっ」ドンッ

男「うおっ」

ドッペ「ちっ」

玄武「今年が、最後の夏休みだな」

男「だな」

ムカ「なーなー。これ飲もうぜこれ」

男「なんだこれ、って酒じゃねぇか」

ムカ「今日一日くらいいいだろ?」

玄武「………一日くらいならいいか」

男「玄武まで」

男「仕方ないな。俺たちだけでな」

ムカ「よし、それじゃ」

「「「乾杯」」」

~次の日~

男「うおぉ、太陽がまぶしい」

ムカ「昨日遅くまで起きてたからなぁ………」

玄武「今日はそれぞれで行動するか。大人数で動くような場所は海しかないからな」

ムカ「ひゃっほーっ。女の子と行動できるぜー」

玄武「自重はしろ」

男「それじゃあ俺は」

>>885

男「まさかこんなところがあるとはな」

人魚「あ、あぶないですよ。帰りましょうよ!」

ゴブ「まぁ、確かに危ないかもしれないけどな」

ドッペ「でもこんな体験今しかできないっすしねぇ」

男「ゲームみたいで面白いじゃないか」

人魚「うぅ」

「………あ」

男「今誰かなんか言ったか?」

人魚「お、脅かさないでくださいよぉ」

ドッペ「言ってないっすけど」

ゴブ「同じく」

男「気のせいか?」

男「分かれ道か」

人魚「お、男さん。ここやっぱり洞窟じゃないですよぉ」ビクビク

男「なんでだ?」

ゴブ「洞窟にしては綺麗過ぎるんだよ。自然に出来たものってよりは、これ。作ったやつだ」

男「洞窟を作る奴っているんだな」

「……防、空………壕」

男「防空壕、ってなんだ?」

ドッペ「どうしたんすか?」

ゴブ「防空壕ってのは、要するにシェルターみたいなもんだな」

人魚「シェルターって、ことは………も、もしかして」

「いる…よ」

人魚「ひぃいいぃいいぃぃっ!!」

ダダダダダダッ

男「お、おい人魚!!」

男「まぁ、出口のほうだからいい、のか?」

「くる、よ」

ドッペ「………男さん、あの」

男「なんだ?」

ドッペ「何か、いやな予感が」

オォォオオォオオ

ゴブ「風の音? ………いや」

オォォォォオオオォオオオ

ゴブ「近づいて来てるな」

「ほら、すぐ、そこに」

男「な、なんだあれ」

「オオオオオオオオオオオオオオ」

男「に、人間の塊!?」

ドッペ「ほ、ホラーっすよ!?」

ゴブ「に、逃げれるか?」

男「………どうする」

1戦う
2二人をおいて逃げる
3皆で逃げる

>>889

1

男「逃げれ、ないな。速すぎる」

ゴブ「ちっ。やるしかないか」

ドッペ「あ、あれグロいっすよ」

男「どうにかするしかないだろ」

「オオオオオオオ」

男「くるぞ!!」

男(HP250 運動50 魔術82) コマンド 戦う 魔術 防御 

ドッペルゲンガー(HP420 運動84 魔術74)コマンド 戦う 魔術 防御

ゴブリン(HP1170 運動234 魔術47)コマンド 戦う 防御

>>901

男「逃げれ、ないな。速すぎる」

ゴブ「ちっ。やるしかないか」

ドッペ「あ、あれグロいっすよ」

男「どうにかするしかないだろ」

「オオオオオオオ」

男「くるぞ!!」

男(HP250 運動50 魔術82) コマンド 戦う 魔術 防御 

ドッペルゲンガー(HP420 運動84 魔術74)コマンド 戦う 魔術 防御

ゴブリン(HP1170 運動234 魔術47)コマンド 戦う 防御

>>892

男ドッペルで魔術
ゴブリンさんは防御しててもらおう

男「触れるとやばそうだから俺たちで何とかするぞ!」

ドッペ「はいっす!」

男の魔術 成功! 

61ダメージ!

ドッペルゲンガーの魔術 成功!

53ダメージ!

男「げっ。上手くできなかった!」

ドッペ「くるっすよ!」

ゴブ「任せろ!」

ゴブリンは二人をかばった!

塊の攻撃! 

ゴブリンに60のダメージ!

ゴブ「うおっ!?」

ゴブリンは塊に組み付かれた。

塊の運動【100】VSゴブリンの運動【234】

自動成功

ゴブ「気持ち悪いっ」ブチッ

ドッペ「きゃーっ! ゴブリンさん素敵ーっ」

男(HP250 運動50 魔術82) コマンド 戦う 魔術 防御 

ドッペルゲンガー(HP420 運動84 魔術74)コマンド 戦う 魔術 防御

ゴブリン(HP1110 運動234 魔術47)コマンド 戦う 防御

塊(HP???/114ダメージ 運動100 魔術???)

>>894

もう一度同じように

男「おっしゃ行くぞ!」

ドッペ「はいっす!」

男の魔術 成功!

「てつ、だう」

男の魔術 大成功

164ダメージ!

ドッペルゲンガーの魔術 成功

75ダメージ!

「オオオオオオオオオ」

塊の攻撃!

ゴブ「させるか!」

ゴブリンは二人をかばった!

ゴブリンに49のダメージ!

ゴブ「いてっ」

ゴブリンは塊に組み付かれた。

塊の運動【100】VSゴブリンの運動【234】

自動成功

ゴブ「だからやめろっ」ブチッ

男(腕が引きちぎられるの見るのは少しあれだな)

男(HP250 運動50 魔術82) コマンド 戦う 魔術 防御 

ドッペルゲンガー(HP420 運動84 魔術74)コマンド 戦う 魔術 防御

ゴブリン(HP1061 運動234 魔術47)コマンド 戦う 防御

塊(HP???/353ダメージ 運動100 魔術???)

>>897

男 魔術
ドッペル 戦う
ゴブ 防御

男「消えろっ!」

男の魔術 成功

塊の???

人魚「や、やめてくださいよぉ」

男「!?」

男の魔術 失敗!

ドッペル「食らえっす!」

塊の???

人魚「わ、私です! 助けてください!」

ドッペルゲンガーの攻撃 クリティカル!

ドッペ「ひゃっはーっ!」

塊に168のダメージ!

塊の攻撃!

ゴブ「あぶねぇ!」

ゴブリンはドッペルゲンガーをかばった。

ゴブリンに61のダメージ!

ゴブリンは塊に組み付かれた。

塊の運動【100】VSゴブリンの運動【234】

自動成功

ドッペ「うひゃぁ。これ私が組み付かれたらやばそうっすねぇ」

男「ゴブリンが体勢崩したらやばそうだな」

男(HP250 運動50 魔術82) コマンド 戦う 魔術 防御 

ドッペ「準備OKっすよ!」

ドッペルゲンガー(HP420 運動84 魔術74)コマンド 戦う 奥義 魔術 防御

ゴブ「よしっ。準備万端だ!」

ゴブリン(HP1000 運動234 魔術47)コマンド 戦う 奥義 防御

塊(HP???/521ダメージ 運動100 魔術???)

>>899

男防御
残りは奥義

男「あとは任せた!!」

ゴブ「よしっ、行くぞ!」

ゴブリンの奥義発動! 鬼哭連拳!

塊に702のダメージ!

ドッペ「いくっすよー!」

ドッペルゲンガーの奥義発動! 恋する乙女の七変化!

ドッペルゲンガーの奥義発動! 鬼哭連拳!

塊に252のダメージ!

塊の攻撃 大成功

ドッペ「うわぁっ、こ、こっちきたっす!」

ドッペルゲンガーに200のダメージ!

ドッペ「いたっ」

男「ドッペルゲンガー!」

ドッペルゲンガーは塊に組み付かれた。

塊の運動【100】VSゴブリンの運動【84】

コンマ【05】

自動失敗

ドッペルゲンガーに100のダメージ!

男(HP250 運動50 魔術82) コマンド 戦う 引き剥がす 魔術 防御 

ドッペルゲンガー(HP120 運動84 魔術74)コマンド 行動不能

ゴブリン(HP1000 運動234 魔術47)コマンド 戦う  引き剥がす 防御

塊(HP???/1475ダメージ 運動100 魔術???)

男(やばい………、が相手の動きも鈍ってきたか? とにかくドッペルゲンガーをどうにかしなくては)

>>901

男 魔術 ゴブリン 引き剥がす

ゴブリン「大丈夫か、ドッペル!」

塊の運動【100】VSゴブリン+ドッペルゲンガーの運動【318】

自動成功!

ブチブチッ

ドッペ「ひゃぁつっ。まだビチビチいってるっすよ!?」

男「よくやった! 燃えてなくなれ!」

男の魔術 成功

塊に76のダメージ

「お、おオオオオオオオオオ」ズズズズ

男「引いていった、か?」

男「よし、今のうちに逃げるぞ!」

ゴブ「捕まれドッペル!」

ドッペ「はいっす!」

男「はぁ、はぁ、はぁ」

ゴブ「くそっ、なんだってんだ」

人魚「あっ、皆さん!」

ドッペ「またでたっすね!」バシンッ

人魚「いたいっ」

人魚「な、なにするんですか!?」

男「本物か」

人魚「もう、びっくりしましたよ。ところで皆さんなんでそんなに汚れてるんですか?」

男「まぁ、色々あってな」

人魚「色々って?」

ゴブ「色々は色々だよ」

男「あれ、なんだこれ」

人魚「ひっ。み、ミイラ!?」

ゴブ「さっきの奴の一部、か?」

男「………一応持っといてみるか」

人魚「正気ですか!?」

男は【猿の手】を手に入れた

男「ふぅ。最悪な日だったな」

コンコン

男「ん?」

>>905「こんばんは」

フェニ

男「あれ、フェニックス? どうしたんだ?」

フェニ「ワタシの部屋に来て欲しいヨー」

ムカ「あー、いーけないんだいけないんだー、せーんせーにいっちゃおー」

男「先生って誰だよ」

男「実験しないんならいいけど」

フェニ「しないヨー」

男「それじゃあ行く」

フェニ「よーこそだヨー」

科部長「あれ、やぁ男くん」

男「あぁ、そういえば科部長さんも同じ部屋でしたね」

科部長「ところでなぜ君が?」

男「フェニックスに呼ばれたんですけど」

科部長「フェニックス?」

フェニ「おとこと、かぶちょーで、ワタシと一緒に寝るヨー」ペカー

男「う、まぶしい」

科部長「やれやれ。フェニックスはまだ甘えん坊だね」

男「マッドなところ除けば良い子なんですけどね」

科部長「私はいいけど、君はどうするんだい?」

男「俺は、まぁ、いいですけど。でも本当にいいんですか?」

科部長「君は私の強さを知ってるだろう?」

男「そっすね。手を出したらミンチになれますね」

科部長「それに君にそんな甲斐性はないはずさ」

男「うっ。ご名答です」

フェニ「ほら、はやくくるヨー」

科部長「はいはい。それじゃあ私はフェニックスの右で寝るとしよう」

男「えーっと。お邪魔しまーす」

フェニ「ぬくぬくだヨー」

男「少し暑いな」

フェニ「みんな、一緒だヨー」ペカー

この後むちゃくちゃすやすやした

男「この二日間、楽しかったな」

玄武「またこれるといいな」

ムカ「はぁ。これから受験に向けて頑張らないとな」

玄武「そうだな。気を引き締めていかなければ」

男「でもまたいつか来ような、ここへ」

玄武「あぁ」

ムカ「おう!」

7月第3週 日曜日

男「旅行疲れがまだ残っているが、さて今日は何をしようか」

>>911

ゴブリンとショッピング街へ繰り出そう

男「ゴブリンさんゴブリンさん」

ゴブ『なんだよ。こっちは今洗濯ものしてるんだけど』

男「商店街行きません?」

ゴブ『あ?』

ゴブ『お、お前なぁ。彼女と行けよ。あたしだって一応女なんだからな』

ワタシハバッチオーケーッスヨー

男「………だそうだが」

ゴブ『はぁ。お前等まったくなんなんだよ』

男「それじゃあ商店街でな」

男「あれ、待たせたみたいだな」

ゴブ「そんな待ってないから気にするな」

ゴブ「それで、どこ行くんだ?」

男「えっと」

>>914

骨董屋
猿の手の鑑定をしてもらおう

男「いや、こないだの手あるだろ?」

ゴブ「ん、あぁ」

男「あれを鑑定しにいこうかと」

ゴブ「………なんであたしまで?」

男「いいじゃん。ハンバーガーおごるから」

ゴブ「セットでな」

男「よしきた」

ゴブ「骨董屋もあるとは、本当ここには何でもあるんだな」

男「あのすいませーん」

「はいアルよー」

男(アル?)

男「すいません、これがなんだか知りたいんですけど」

「………! アイヤー、これは宝物ヨ!」

男「そんなに凄いんですか?」

「これは【猿の手】ヨ。三回だけ判定を大成功に変えることが出来るヨ」

男「使うときに使えば便利そうだな」

「その代わり、使うたびスコアがランダムで一つ10下がるヨ」

男「………いいもの、か?」

男「まぁ、ありがとうございました」

「また来るヨー」

男「さて、約束通りに、ハンバーガーを食べにいきますか」

ゴブ「デザートもな」

男「約束が増えてるんだけど」

ゴブ「女を誘ってあんなところに行くからだ!」

男「お気に召しませんでしたか」

ゴブ「当たり前だろ!」

男「それじゃあ、後はゴブリンがしたいことをしよう。もちろん費用は俺もちで」

ゴブ「! じゃあ好き放題させてもらうからな!!」

男「お手柔らかに」

ゴブ「よっしゃ! 最高スコア!!」

男「なんで時速200キロに目がついていくんだ?」



ゴブ「運動の後は甘いものだな!」

男「………そのパンケーキ何枚あるんだ?」



ゴブ「このパンチングマシン壊れてるぞ」

男「違うよ。お前の腕力が壊れてるんだよ」



ゴブ「ぷ、プリクラなんていらねぇって!」

男「はいチーズ」



ゴブ「♪」

男「どうした? あ、それさっきとった」

ゴブ「なっ、見るな見るな見るな!!」ブンブン

男「あぶなっ」

ゴブ「はぁ~ 今日は楽しかったぁ♪」

男「それは良かった。財布を薄くした価値はあったよ」

ゴブ「それじゃあまた今度な」

男「おう」

ゴブリンの好感度【98】→【100】

ゴブ「あ、ちょっと」

男「なんだ?」

ゴブ「愛してる」ピョンッ

チュッ

ゴブ「じゃ、じゃあな! ドッペルには内緒だからな!! あ、これっきりだからな!」

タッタッタ

男「………」サスサス

男「………」

ピロリロリン

男「あれ、メールきた」

ドッペ『グッジョブ』

男「どこで見てるんだ!?」

7月第4週

男「最近ドッペルの調子がいいらしい」

男「そして良くゴブリンを襲うらしい」

男「うん、よくわかんねぇな」

男「さて今日は何をするかな」

>>921

体育倉庫にゴブリンと閉じ込められる

男「たまにはスポーツもいいもんだな」

ゴブ「だな。良い汗かいた」

男「んじゃあ道具をしまいにいきますか」

ゴブ「あたしポール運ぶからネットとボールよろしく」

男「ネット割りと重いんだよなぁ………いや、ポール二本のほうがよっぽどか」

ゴブ「あたしに近づくなよ。危ないから」

男「わぉ、イケメン」

ゴブ「ふざけろ。っと、ポール立て、むちゃくちゃにした奴誰だよ」

男「こっちもボールが散乱してる。悪戯か?」

ギィ

男「ん?」

ガチャン

「えへへ」

男「うおっ、閉じ込められた!? 鍵もかけられてる!!」

ゴブ「ちっ、たちの悪い悪戯だな」

男「下手したらこんなところに一晩、いや夏休みだからどうかな」

ゴブ「明日はバレー部が使ってるからな。明日には必ず出られる」

男「にしても………」

ゴブ「あ? なんだよあたしをジロジロみて」

男「なんかベタなマンガみてぇなことに」

ゴブ「………! てめぇ変態か!?」

男「そ、そんなつもりはない!!」

ゴブ「あぁもう………、近寄るなよ」

男「いやだから誤解だって」

ゴブ「ちげぇよ………」

男「?」

ゴブ「い、いま汗臭いから、近寄るなよ」

男「………あぁ、なるほど。まぁでも俺は気にしないし」

ゴブ「あたしが気にするんだよバカ!!」

男「いやでも、この狭い空間だと否が応にも近くにいることになる(バキッ ガラガラッ) バキ?」

ゴブ「あいたぞ」

男「え、でも鍵」

ゴブ「あいたぞ」

男「………はい」

ゴブ「にしても誰だこんな悪戯した奴。見つけたら取っちめてやる」

男「手がかりもなさそうだからもう探せないだろ」

ゴブ「ちっ」

男(………扉どうすればいいんだろう)

ゴブリンの好感度【100】→【102】

7月第4週 日曜日

男「最近ドッペルからのメールが多いです」

男「覚悟を決めろとかなんとか」

男「………なんのことかわからないね!」

男「さて今日はなにをするか」

>>925

フェニと実験して遊ぶ

男「待ちに待った実験ですよー」

フェニ「楽しいヨー!」

男「今日は何をするんです?」

フェニ「男を改造するヨー」

男「駄目です」

フェニ「えー、でも強くなれるヨー?」

男「失敗すると?」

フェニ「最悪死ぬヨー」

男「却下で」

フェニ「おー、残念ヨー」

フェニ「じゃあじゃあ、これ作るヨー」

男「なにこれ」

フェニ「自白剤ヨー」

男「却下で」

フェニ「意地悪ヨー」

男「普通の実験しよう」

フェニ「仕方ないから分かったヨー」

―――

――



【普通】

フェニ「こんなもんヨー」

男「おぉ、やっぱりフェニックスがいると違うな」

フェニ「えっへんヨー」

科学【41】→【44】

8月第1週

男「………あっつ………」

>>928

ゴブ先生に運動上げてもらう

男「ゴブ先生。夏バテしないように運動鍛えてください」

ゴブ「ん? あぁ、別にいいけど」

ゴブ「ただ厳しく行くからな」

男「了解です」

―――

――



【成功】

男「足が…足がもう上がらない」

ゴブ「今日はここまで!」

ゴブ「にしても前に比べて運動落ちてないか?」

男「ちょっと憑かれてて」

ゴブ「休息は大切だぞ」

運動【50】→【53】

8月第1週 日曜日

男「もうすぐ祭りだな」

男「さて今日はなにするかな」

>>931

科学部で科学学力集中教科だ

ところで猿の手って安価の時に使うっていえばいいの?

>>931 そうですね

男「アイスと引き換えに私に科学を教えてくださいませ。フェニックス様」

フェニ「仕方ないねー」

―――

――



【失敗】

フェニ「ということヨー」

男「なるほど」

男「分からん」

フェニ「おまえバカヨー」

科学【44】→【45】

8月第2週

男「そういえば今日は祭りか」

男「どうするかなー」

>>934

ドッペルと祭りに

ドッペ「祭りっすね」

男「祭りだなぁ」

ドッペ「高校生活今年が最後っすね」

男「今年が最後だな」

ドッペ「なんか切なくなるっすね」

男「でも、来年もきっと楽しいさ」

ドッペ「ずっといてくれるっすか?」

男「もちろん」

ドッペ「大好きっすよ。男さん」

ドッペ「それじゃあいきましょうっす」

ドッペ「ところでどうっすか」

男「あぁ、似合ってるよ。浴衣」

ドッペ「えへへ。男さんも甚平が似合ってるっすよ」

男「あ、あの屋台」

ドッペ「あの屋台に行くんすか?」

男「俺は>>937に行くって決めてるからな」

金魚すくい

ドッペ「男さん金魚すくい得意だったんすか?」

男「得意っていうよりは好き、かな」

ドッペ「それじゃあ、頑張る男さんの素敵な姿見てるっすからね!」

男「それじゃあおっちゃん! ポイ一つ!」

「あいよっ」

男「よしっ」

【コンマ判定】

>>938

男「今だ! 秘技!! 大鯨掬い!!」バシャァンッ

ドッペ「おぉっ。浮き上がった金魚を次々を椀の中にいれていくっす!!」

男「椀から溢れてしまった。まぁ、こんなもんかな」

男「キャッチアンドリリース」

ドッペ「いいんすか?」

男「掬うことが目的だからな」

男「3匹もらえた」

ドッペ「可愛いっすねぇ。これ出目金っすか? ちょっと間抜けで可愛いっす」

男「やるよ」

ドッペ「いいんすか?」

男「ゴブリンたちに見せてあげてくれ」

ドッペ「やったっす。この出目金。男さんって名づけて大切にするっすね」

男「やめて。出目金はやめて」

ドッペ「ふふっ。ならもう少しファッションに気を使うっすよー」

男「ぐさぁっ」

ドッペ「あ、でも男さんがダサくなったほうが私としては好都合っすかね」

男「ダサくなりたくはないわ」

ドッペ「えへへ。私もかっこいい男さんのほうが好きっす」

男「もうすぐ花火だな」

ドッペ「あ、始まるみたいっすよ」

男「………おぉ」

ドン

パァーン

男「今年も綺麗だな」

ドッペ「そうっすね」

男「ドッペルの方が綺麗だよ」

ドッペ「え、ななな、なんすかいきなり」

男「ちょうどいいタイミングかなって」

男「こんなこと言うタイミングないし」

ドッペ「………えへへ。でも私そんな綺麗じゃないっすよ。顔も地味っすし」

男「派手ではないけど、美人だよ」

ドッペ「結局なんで男さんは私を最初から認識できたんすかね」

男「………なんでなんだろうな」

ドッペ「愛、っすかね」

男「だといいけど」

ドッペ「えっへへー。運命っすよ運命」

ドッペ「きっと運命っすよ!!」

ドッペルゲンガーの好感度【114】→【120】

ドッペ(でも、もうそろそろ我慢できなくなりそうっす)

男「どうしたドッペル?」

ドッペ「えへっ。なんでもないっす」

次スレに続く。

マリモとかワークラブ好きっていないんですかね

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