蛍「小鞠先輩をすっぽんぽんにしたい」 (20)

夏海「一緒に風呂行けば?」

蛍「はぁ…」

夏海「なに?その呆れた顔とため息は、すごく癇に障るんだけど」

蛍「夏美先輩はなにもわかっていませんね」

蛍「わたしは先輩を…あの未発達でそれでいて洗練されたあのボディーを大勢の前で晒し者にして」

蛍「その顔を羞恥で歪ませ辱めたいのです!」

夏美「なるほどほたるんがサイコなのはわかったがなぜそれをうちに言う?」

蛍「ええ。私にはこの欲望を叶えたいという野心も情熱もあります。しかし所詮はただの小学生…」

夏美(先輩を晒し者にしたいと願いそれをその実の妹であるわたしに相談するのをただの小学生とな…)

蛍「そこで目的を果たす執念とそれを叶える狡猾さ…あなたを雇いたいのですよ」

夏美「報酬は?」

蛍「卓先輩の使用済みコンドームです」

夏美「のった!」

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~作戦1~

夏美「川は全裸で泳ぐんだぜ作戦!」

蛍「内容の説明を要求する」

夏美「説明もなにもそのままの内容さ」

夏美「うちらが裸で川で水浴びをしてそれが一般常識だと錯覚させる」

蛍「日○ダンディじゃあるまいしそんな簡単にいきますかね」

夏美「いかすんだよ!この作戦はいかに裸であることの正常性をみせることにある」

夏美「そのためには私たちが恥じらっていては意味がない…」

蛍「なるほど…どうりで秘密基地についたとたん服を脱がされたわけですね」スッポンポン

夏美「ああ…」スッポンポン

蛍「…」

夏美「…」

蛍「…」

夏美「……ほたるんって毛まだ生えてないんだな」

蛍「……夏美先輩は少し生えてますね」

夏美「…うん」

蛍「…」

夏美「…」

蛍「…あの」

夏美「…なんだ」

蛍「…なんで靴と靴下だけ履いているんですか?」

夏美「そんなのこだわりに決まってるだろ!」

数日後

蛍(あの地獄のような特訓から数日…とうとう作戦の決行の日が来た)

夏美「…いよいよだな」

蛍「ええ…この日の為に家では靴下とスリッパだけで過ごしました」

夏美「…そこまでしたんだ。必死すぎて流石にきもいわ」

蛍「…」

夏美「…ごめん言い過ぎた」


小鞠「おおーい!二人ともーはやくー!」


蛍「行きましょう夏海先輩。小鞠先輩が私たちをよんでいます」

れんげ「なっつん、ほたるんおそいのん!」

小鞠「二人で何話していたの?」

ひかげ「内緒でこそこそと…あやしいなー」

夏美「そんなことないってー」

蛍(今日は東京から帰ってきたひかげさんもいるがまあ予定狂いはない…場合によっては利用させてもらう)

小鞠「そんなことはいいからさ、早く泳ごう!」

れんげ「およぐーん」

ひかげ「飛び込みいっちゃおっかなー」

夏美「よーしいこういこう!」ヌギヌギ

蛍「飛び込みは怖いですね…」ヌギヌギ

一同「!?」

小鞠「え!?ちょ…なんで二人とも脱いでんのさ…」

夏美「え?なんでって泳ぐからに決まってんじゃん」オッパイブルブル

蛍「着たままじゃ泳げませんよ?」オッパイブルンブルン

ひかげ「!?!!?」

れんげ「ろしゅつびよりなん」

夏美「田舎だし川で脱ぐのなんて普通じゃんみんなやってるよ」

小鞠「絶対うそだ!」

夏美「えーうそじゃないってー」

小鞠「だって脱いでいるの二人しかいないじゃん!」

夏美「!」

夏美(しまった!今日はひかねえがいるんだった…予定だとこの場には四人だった。れんちょんは子どもだから上手く丸め込んで裸にひん剥く)

夏美(そうしたら四分の三は裸でいることになるそしたらねえちゃんは空気に流されて裸になる…はずだったが)

夏美(しかしひかねえの加入によりバランスは崩れ着衣三人全裸二人…今のわたしたちは四面楚歌状態…)

夏美(この状態でれんちょんを剥くのは至難の業…万事休すか…)

蛍「あれ?知らないんですか東京じゃこれが流行ってるんですよ?」

夏美「!?」(なに!?)

ひかげ「!?」

小鞠「流行ってる…?」

蛍「そうですよ。東京じゃ川で泳ぐ時に何も着ないのが今のトレンドなんですよ」

小鞠「東京…トレンド…」

ひかげ「東京…トレンド…」

夏美「ゴクリ」(ほたるん…恐ろしい子…最初の手がダメと知るやすぐに作戦を切り替えさも当然のように嘘を…)

蛍「開放感と服を濡らさずに済み結構いいんですよ」

小鞠「ゴクリ」

夏美(冷静に考えれば東京で川遊びの時点でおかしいのに自信まんまんに言い嘘をにおわせない…)

小鞠「で…でのひかねえ服着てるよ!」

ひかげ「!!」

夏美「!!」(しまった!またも邪魔をするか…ひかねえ!ほたるんどうする)

蛍「フッ」(心配いりません)

ひかげ「あ…あははは…そういえばそうだったな!////////ぬ…脱ぐの忘れていたよ!///////」ヌギヌギ

夏美「!?」(ま…まさかほたるんはひかねえがそれらしいこと言えば勝手に乗っかるということ把握していた…?)

れんげ「ひかねえすっぽんぽんなん!」

ひかげ「///////れ…れんげもどうだ!気持ちいいぞ」

れんげ「うちはいいん」

夏美(ねえちゃんはどうするんだ…)

小鞠「…わ…わたしは」

小鞠「い…いくら流行っててもさ…さすがにはずかしいからいいかな」

ひかげ「なんだよー遅れてるなー」

蛍(作戦失敗か…)

夏美(まあちょっと無理があったか…)

蛍「そうですよね。わたしも久しぶりに服を着て遊ぼうかな」キルキル

夏美「うちもそうしよっと」キルキル

ひかげ「え、ちょ…」

蛍「それっじゃあ気を取り直して遊びましょうか」

夏美「おー!」

ひかげ「…」スッポンポン

れんげ「高校生が小中学生のなか一人だけすっぽんぽんなん」

ひかげ「いうな…れんげ…」スッポンポン

~作戦2~

夏海「アウト?セーフ?ヨヨイノヨイ作戦!」

蛍「普通に野球拳作戦でいいんじゃないですか?」

夏海「まあいいじゃん」

夏海「前回の失敗で失ったものは多い次は成功させよう!」

蛍「失ったものは主にひかげさんの羞恥心ですけどね」

夏海「あれ以来露出癖ができて家じゃ靴下だけで過ごしているらしいし」

蛍「なぜ靴下だけ」

夏海「さあ?こだわりじゃね」

蛍「どちらにせよドン引きですね」

夏海「…今のうちらの格好でそれはいえないな」

越谷家

小鞠「あれ?このお菓子一個余ってる?」

夏海「ジャンケンでどっちが食べるか決めようよ」

小鞠「別にいいよ夏海か蛍が食べてよ」

蛍「そんな悪いですよ…」

小鞠「フフンお姉さんだから譲るわ!」

夏海「そんなこと言ってどうせジャンケンで勝てないから諦めてるんでしょ」

小鞠「」ピクッ

夏海「ねえちゃんジャンケン弱そうだしねー」

夏海「ほたるーん二人でジャンケンしt…」

小鞠「待った!やっぱりわたしも欲しい!ジャンケンで決めよう」

夏海「いい度胸だね。安心しろつまらない小細工はしない、サシでやろう」

小鞠「望むところよ!」

蛍(さすがに扱いに慣れてますね)

夏海「んじゃいくよ最初はグー」

小鞠「じゃーんけーん…」

夏海「ポン!」グー

小鞠「ポン!」パー

蛍『でもどうやって野球拳をするんですか』

夏海『まずは最初に普通のジャンケンをする』

夏海『最初の勝負はわざと負ける』

夏海『そして…』




夏海「あー負けたかー」

小鞠「どうだ!思い知ったか」

小鞠「次は蛍よ!」

夏海「…まって勝負はこれからだよ!」ヌギヌギ

小鞠「!ちょなんで脱いでんのさ」

夏海「わたしは勝つためには手段を選ばないのさ!」

夏海「さあ!いくぞ!」

夏海「ほたるーん仇をとってくれー」スッポンポン

蛍(雑魚すぎだよ使えねえな)

蛍「先輩!次は私が相手です!」

小鞠「え?蛍もやるの!?」

蛍「だめ…ですか?」

小鞠「いやダメじゃないけど…というか普通にお菓子くらいあげるって…」

蛍「いえジャンケンで決めましょう。夏海先輩をこんな格好にしていてそんな中途半端はダメです」

小鞠「それは向こうが勝手に…」

蛍「…じゃーんけーん」

小鞠「え…ちょ」

蛍「ポン!」

小鞠「ぽ…ぽん!」

蛍「」スッポンポン

小鞠「あの…なんかごめんね…」

夏海(なんで負けてんのさ!)

蛍(ひ…一つも削れないなんて…)

小鞠「お菓子はあげるからさ」

蛍(まずいですよこのままじゃ作戦失敗ですよ)

夏海(いやもうすぐ救世主がもうすぐ…)



ガララ


このみ「こんにちはー」

夏海(キタ!)

小鞠「あこのみちゃんいらっしゃい」

このみ「遊びにきた…ってなんで二人とも裸なの!?」

夏海「実はさカクカクジカジカ」

このみ「…もう!何してんのさ小鞠ちゃんはおねえちゃんなんだからお菓子くらい譲ってあげなよ!」

小鞠「いや…わたしはいいって…」

夏海「このみちゃんこのままじゃうちら脱がされそんだよ仇をとってよ!」

このみ「まかせてよ二人の仇を取ってあげるから」

小鞠「ちょなんでそんなことになってんのよ…やめようって」

このみ「問答無用!じゃーんけん」

このみ「ポン!」

小鞠「ぽ…ぽん!」

このみ「」スッポンポン

蛍(ざっこ)

夏海「全滅だと…」

小鞠「みんな弱すぎない?」

このみ「まさかこんなにあっさり負けちゃうなんて」

夏海(コールド負けするとはさすがに読めなかったな)

蛍(まあしょうがないですね。こんな結果だれも予想できないですよ)



卓「…」ガララ


このみ、夏海「!?」

卓「!!?!?」

このみ、夏海「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

蛍(このオチはなんとなく予想できたな)

ウィッチ〇ポ生やしちゃう人?

>>16
きんもざとのんのんとわかば以外は投稿したことないから違うな

~作戦3~

夏海「…」

蛍「大丈夫ですか?」

夏海「…もうたくさんだ」

蛍「?」

夏海「もうたくさんだよ!にいちゃんに裸見られた!」

蛍「裸を見られたくらいなんですか!兄妹だしそれくらい普通じゃないですか」

夏海「でも…でも!」

蛍「それに私たちは越えてきたはずです!羞恥心という壁を!手に入れはずです!この平穏な日常を失うことを恐れない勇気を!」

蛍「覚悟ならとうの昔に済ませたはずです。後悔ならとうの昔に捨ててきたはずです」

蛍「ここで諦めたら犠牲になった人たちが浮かばれません」

夏海「ほたるん…」

蛍「次の作戦に行きましょう」

夏海(…というか元をたどればほたるんがねえちゃんを脱がしたいっていうのが原因だし)

駄菓子屋

ほたる「あの…なんで駄菓子屋にいるのでしょうか」

夏海「あるものを入荷してもらおうと思ってね。困ったら駄菓子屋が入荷したって言えばいいんだよ」

楓「おおきたか。入荷しといたぞ」

蛍「なんですかこれは…」

楓「憑依銃とか時間停止ストップウォッチ、服が透けて見えるメガネ…」

蛍「AVの妄想道具みたいですね」

夏海「どれにする?」

蛍「んーストップウォッチもメガネも裸にするだけで羞恥の顔を見るにはちょっと…」

楓「注文が多いな」

夏海「…これは何?」ヒョイ

楓「それは即全裸銃だ。撃たれたら裸になる」

夏海「ほんとになるの~?」

楓「ちゃんとしたとこから発注したんだ信頼は確かだ」

蛍(ちゃんとしたとこってどこだろう)

蛍「でもすごいですねー」ヒョイ

楓「おいおい危ないから気をつけろよ」

蛍「大丈夫ですよ…ここが引き金なんですね……あ!」カチッ

夏海「あ」

楓「うわっ」バシュン

蛍「あの…すみません」

夏海「うわー」

楓「み…みるなよ…///////」

夏海「駄菓子屋ってあそこは金髪じゃないんだな」

楓「う…うるさい//////あんまり…みるなって/////」

蛍「駄菓子屋さん何をそんなに恥ずかしがっているんですか?生娘じゃあるまいし」

夏海「ええ!?なになに?駄菓子屋恥ずかしいの?」

楓「は…恥ずかしい訳無いだろ!こんなの平気だし!」ブルンブルン




れんげ「駄菓子屋なにしてるん?」

楓「あ…あのだなこれにはわけが…」

れんげ「大の大人が女子小中学生の前で…」

楓「れ…れんげ…」

れんげ「今日はかえるのん」

楓「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

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