戦場ヶ原ひたぎ「聖杯戦争？」 (7)
戦場ヶ原「何を言っているの、阿良々木君。そんなエロゲー原作のゲーム面白いわけないじゃない」
阿良々木「いや、これが結構面白いんだって。このFate/grand orderってアプリ」
戦場ヶ原「ふーん、まぁ、スマホに遊ばれてる阿良々木君にはお似合いなゲームよね」
阿良々木「いや、僕がいつスマホに遊ばれたか問いただしたいところだけど、そもそも、戦場ヶ原、お前がこのゲームの何を知っているんだ」
戦場ヶ原「あら？貴女よりは知ってるわよ。バカなこと言ってると…バリバリ呪うぞ」
阿良々木「抑揚の無い声で言うな！普通に怖い」
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戦場ヶ原「でも、阿良々木君。真面目な話し、私にはゲームなんてやっている余裕が無いのよ。家にはWi-Fiなんてないし、使用量も少ないし」
阿良々木「ああ、すまん」
戦場ヶ原「だから、どうしてもって言うなら。やってあげても良いわよ？」
阿良々木「いや、無理にとは言わないけど」
戦場ヶ原「そう？ じゃあ、代わりにリアル聖杯戦争を始めるわよ」
阿良々木「はぁ？」
戦場ヶ原「これから、阿良々木はセイバーのサーヴァントと共に残り6組のマスターとサーヴァントに勝たなければならないって臥煙さんからラインが来たわ。何故かIDが知られてた」
阿良々木「いやいや、何でそこで臥煙さんが出てくるんだよ！」
戦場ヶ原「実は今のやりとり臥煙さんから来たラインの通りだったの」
阿良々木「…」
戦場ヶ原「じゃあ、私は用事があるからこれで失礼するわ。」
阿良々木「ちょっと待て！僕のサーヴァントは誰なんだ！」
戦場ヶ原「あら、いるじゃない？無駄に長い日本刀の形をした宝具ふり回す、幼女が」
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