翠「プロデューサーさんの匂い……ですか」 (30)

ちひろ「プロデューサーさん、いつまで女装してるんですか?」
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ちひろ「プロデューサーさん、女装がバレないようにしっかりしてくださいね?」
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智絵里「プ、プロデューサーさん、女装がバレないように気をつけてくださいっ」
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ちひろ「プロデューサーさん、迂闊なことして女装がバレないようにしてくださいね」
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紗枝「Pはんからええ匂いがするわぁ……みなはんも嗅げばええのになぁ」
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ちひろ「プロデューサーさん、女装がバレるようなことはやっちゃダメですよ!」
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――夜、水野家


翠「……」スゥー、フゥー、スゥー……

翠「……」スゥー、フゥー、スゥー……

翠「……」スゥー、フゥー、スゥー……

翠「……」スゥー……

翠(……プロデューサーさんにお貸ししたこの道着……洗濯しなければならないのに……)

翠(洗濯をしてしまうと……この匂いも……)

翠(でも……もうあれから数日が経って……最初のような匂いもしなくなってしまって……)

翠「……」

翠「……」スゥー、フゥー、スゥー……


……
…………

――翌日、事務所

美嘉「……こう塗って、最後は先っぽをこう塗って……」ヌリヌリ

P「はー……グラデになった」

美嘉「ね、グラデ簡単でしょ? まーPさんにはラメ入りネイルはちょっとハデっぽいけど、パールならいけるでしょ★」

P「まあこれなら……まあ営業行くときはやっぱ凝った塗り方はできないわね」

ちひろ「外回りするときとかはやめてくださいよ?」

P「やりませんって」

ガチャッ

紗枝「おはようさんどす~」

美波「おはようございます」

P「おはよう2人とも」

美嘉「おはよー★」

紗枝「Pはん何してはるんどすか?」

P「美嘉に爪弄られてた」

美嘉「爪弄ってあげた★」

美波「珍しいですね、どうしたんですか?」

P「前に美嘉とネイルの話してね、今日は外に出ないしちょっとやってみてもらおうかなーって」

美嘉「ん、あれ? 美波ちゃんその荷物……部活帰り?」

美波「ええ、ラクロス部に寄ってから事務所に来たから、道具やユニフォームもそのまま持ってきちゃった」ゴソゴソ……

美嘉「今日ボイトレだよね? アタシもボイトレだけどさ、一緒にレッスン場行こうよ」

美波「そうね。もうお昼も過ぎちゃったし……それじゃあPさん、私たちレッスン行ってきますね」

P「頑張ってきなさいね」

ちひろ「荷物、お客さんがいらっしゃる場合もあるのでロッカーに入れておいてくださいね」

美波「わかりました」チラッ……

P「……」ピクッ

美嘉「それじゃPさん、また後でね★」

P「はいはーい」

ガチャッ……バタンッ

紗枝「美嘉はんも美波はんも元気やなぁ」

P「ま、若いからね」

ちひろ「いま私のほう見て言いませんでしたか?」

P「気のせいですよ」

紗枝「せやPはん、うちの打ち合わせはどないしはる?」

P「っと、そうね……紗枝は明後日のラジオ収録の打ち合わせだけだし、さっさと済ませましょうか」

ちひろ「会議室使いますか?」

P「いや、そんなに時間掛かりませんしそこのソファでやりますよ。紗枝、あっち行ってやりましょ」

紗枝「はぁい」


……
…………

――数十分後

ガチャッ

翠「お疲れ様です」

ちひろ「あら翠ちゃん、お疲れ様です。今日は翠ちゃんも打ち合わせでしたね」

翠「はい、プロデューサーさんは……紗枝さんと打ち合わせ中でしたか」


P「台本のここのところでね、スタッフさんが……」

紗枝「それやったらうちは……」


翠「……私は少し待っていたほうがいいですね」

ちひろ「そうですね。ちょっとそこのソファに座って待っていてください」


翠(プロデューサーさんと紗枝さんが隣合って座っていますが……)

翠(あれだけ距離が近ければ……プロデューサーさんの匂いを嗅ぐことができそう……)



紗枝「せや、ここで幸子はんがお喋りしはったときに……」スンスン

P「いいけど、あんまり変に弄って時間使わないでね」

紗枝(Pはん、ええ匂いどすなぁ……)スンスンッ



翠(私も打ち合わせのときに、隣に座ればあるいは……)ジー……

ちひろ「どうかしましたか、翠ちゃん?」

翠「いえ、何でもありません」


……
…………

――更に数十分後

P「……うん、とりあえずこんな感じかしらね」

紗枝「せやなぁ、あとは幸子はんたちとお話せなあきまへんね」

P「ま、台本はこれで確定みたいだし、特に問題なさそうね」

紗枝「それじゃあうちは、今日はこれで帰ります~」

P「ええ、明後日は午後からだから忘れちゃダメよ?」

紗枝「はぁい。ほなPはん、お疲れ様どす」

ちひろ「お疲れ様です紗枝ちゃん」

紗枝「ちひろはんも翠はんも、お疲れ様どす」

翠「はい、お疲れ様でした」

ガチャッ……パタンッ……

P「さてと、それじゃ次は翠の打ち合わせね。こっちのソファでやりましょう」

翠「……はい」

スタスタスタ……

翠「……」ピタッ

P「……どうしたの? そこのソファに座って頂戴」

翠「……いえ」ボフッ

P「それじゃ、打ち合わせしましょうか」

翠(結局、反対側のソファに座ってしまいました……)


……
…………

――夕方

P「あと何か聞きたいことはあるかしら?」

翠「いえ、特に問題ありません」

P「なら大丈夫かしらね。ちょっと時間掛かっちゃったし、これで終わりにしましょう」

翠「はい、ありがとうございました」

ちひろ「お2人とも、お疲れ様です」

P「正月から仕事続きでごめんなさいね」

翠「いえ、私は――」


ガチャッ!


美波「ただいま戻りました」

翠「美波さん……お疲れ様です」

P「あら美波、おかえり。レッスンどうだった?」

美波「はい、今日のレッスンも良い調子でした」

P「よかったよかった……今日は1日何事もなく終わりそうねー」

ちひろ「正月から忙しかったですしね。私もどこかで休みたいですよ……」

美波「……そうだ、Pさん、これからお時間ありますか?」

P「ん、今日もやるの?」

翠「……何かあるのですか?」ピクッ

美波「実は私、近いうちにラクロスの試合があるんだけど、年明けから事務所に寄った日は事務所近くをランニングしてから帰ってるの」

翠「自主練ですか? 美波さんはレッスンの後みたいですけど……」

美波「こっちに来るとラクロス部のほうには少ししかいれないから、その埋め合わせって感じかな?」

美波「それで、Pさんに時間があるときは一緒に走ってもらってるの」

P「まあ、私も少しくらい運動して体動かそうと思ってね」

翠「運動……プロデューサーさんも……」ハッ

翠(運動した後のプロデューサーさんは……)

ちひろ「翠ちゃんもどうですか? プロデューサーさんと美波ちゃんはジャージ持ってますけど、あ、でも弓道部じゃあ……」

翠「いえ、授業で使ったものがありますので……そうですね、私も今日はあまり弓道部のほうに顔を出せませんでしたので、ご一緒してもよろしいですか?」

P「私は構わないけど……」

美波「あ、はい、それじゃあ3人で走りましょうか」

P「それじゃあ2人は先に着替えてきて頂戴。私、ちょっとメール出しておかなきゃならないから」

翠「分かりました」


……
…………

――1時間後、河川敷

P「ふぅ……疲れるつかれる……」ハァ、ハァ

美波「まだまだ運動不足ですよ? もう少し鍛えておきませんと」

P「若い子2人に合わせるほうが辛いのよ……」

翠「まあ、私たちは学生で現役ですから……」

翠(プロデューサーさん、かなり汗を掻いているけれど……)

美波「それじゃあ、少し歩いてから戻りましょうか」

P「そうね。ちひろさん置いたままにしておけないし」

翠(こう……外でプロデューサーさんにくっ付くのは難しいというか……)

P「ん、翠どうしたの? 疲れた?」

翠「いえ、私はまだまだ走れますよ」

P「はぁ……私も学生時代だったらまだ……」

翠(せっかくプロデューサーさんの汗の匂いを嗅げるかと思ったのですが……)

美波「……あ、Pさん、汗凄いですよ。はい、タオルお貸ししますから」スッ

翠「!」ハッ!

P「ああ……ありがとう。いつも悪いわね」フキフキ

美波「いえいえ、部活でよく使うので、タオルならいつも何枚か持ち歩いていますから」

P「私、化粧崩れてない?」

美波「んー……大丈夫ですよ。それにもう日も暮れそうですし、私もPさんのお顔がよく見えませんよ」

P「なら大丈夫ね。はい、タオルありがとう」

美波「いえいえ、気にしないでください」ササッ

翠(そうです……タオルをプロデューサーさんにお貸しすれば……ああ、せっかくの機会でしたのに……)ハァ……

P「それじゃあ、そろそろ事務所まで戻りましょうか。戻る頃にはすっかり夜になってるだろうし、車で送るわよ」

美波「いいんですか? ありがとうございます」

翠「はぁ……」

P(翠この子、溜息吐いたりしてどうしたのかしら……)

……
…………

――2時間後、事務所

P「それじゃちひろさん、2人を送っていきますから」

ちひろ「早く帰ってきてくださいね。私も早く帰りたいんですから」

美波「すみませんちひろさん、もうちょっとだけPさんお借りしちゃいます」

翠「私たちのせいで申し訳ありません……」

ちひろ「あ、いえいえ! 2人は気にしなくていいんですよ? そうだ翠ちゃん、ご両親によろしく言っておいてくださいね」

翠「は、はぁ……」

P「何言ってんだか……ほら2人とも、そろそろ行くわよ」

翠「そうですね。ちひろさん、お疲れ様です」

美波「お疲れ様です」

ちひろ「はい、お疲れ様でーす」


……
…………

――新田家前

美波「それじゃあPさん、今日はありがとうございました」

P「明日もレッスンだったわよね? しっかり休んで、遅刻しないで頂戴ね」

美波「大丈夫ですよっ、寝る前にちゃんとリフレッシュしてますから」

P「まあ、美波なら体調管理もしっかりしてるし大丈夫かしらね。それじゃあお疲れ様」

翠「美波さん、お疲れ様です」

美波「翠ちゃんも今日は一緒に走ってくれてありがとう。それじゃあお疲れ様です」タタタッ


P「それじゃ、次は翠ね」ガチャッ

翠「はい。お願いします」


……
…………

――水野家前

翠「今日はありがとうございました」

P「正月から仕事続きでごめんなさいね。次の仕事が終わったら休ませてあげるから」

翠「いえ、私はそんな……」

ヴヴヴヴヴヴヴ!!

P「あ、携帯が……ちょっと待って頂戴」


智絵里『Pさん、活火山での収録終わりました。今日で全部終わりです!』


P「あら智絵里、収録全部終わったみたいね。大変だったろうけど……」

翠「智絵里さんから連絡ですか?」


P「ええ。メールね、火山での収録終わったみたいよ」

翠「確か3が日頃は小船で川を下る収録もしていたんですよね? 本当に大変そうですね……」

P「最後は持ってきた指輪を火山に捨てるところで終わりだったみたいだけど……メール返しておこうかしらね」

P「お疲れ様、戻ったらお仕事の報告ください、と……あの子もよくこの仕事受ける気になったわね。幸子やみく辺りにやらせようかと思ってたけど」

P「ま、それじゃあ翠も、今日はお疲れ様」

翠「はい、あの……プロデューサーさん」

P「何?」

翠「いえ、あの……次事務所に来たとき、今日みたいに私も自主練をしたいと思うのですが……お付き合いして頂けますか?」

P「翠も熱心ね……まあ、時間があるときならいいわよ」

翠「本当ですか? ありがとうございます……それでは、お疲れ様でした」

翠(次は私も予備のタオルを用意しませんと……)タタタタッ

P「みんな若いわね……って、大人組に聞かれたら私もシメられそうだけど」

P「さてと、私も戻って仕事終わらせないと……」


……
…………

――深夜、新田家

美波「……」スー、ハァー……

美波「……んんぁ……ん……」フゥ、フゥ、スゥー、ハァー!!

美波「ん……」スン、スン、スン、スン

美波「っ……」スーハースーハースーハー……

美波「……!」ビクッ!

美波「……」スゥー……ハァー……スゥー……ハァー……

美波(もう、こんな時間……そろそろ寝ないと……タオルも、片付けて……)

美波(今日は翠ちゃんも一緒だったけど……わざわざPさんにタオルを貸していたこと、変に思われなかったかな……ううん、大丈夫よね)

美波(ああ、またPさんと走りに行きたい……もっとPさんの匂いが欲しい……私、いつの間にこんな変なことするようになったんだろう……)

美波「……」

美波「……」……スン、スン、スン


……
…………

草食的なクンカーはクンカーしたくても出来ないときがたくさんありそう
HTML化依頼出して終了

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