カスタマー「では、説明書と共にお送りいたします」

カスタマー「そうそう、今回お送りする魔獣は複数でございます事をご承知下さい、陛下。では」ﾌﾟﾂﾝ


デデデ「何か出るかな～♪」


バチバチバチ…シュウン…


？？「「「ケンポー守れ！センソー反対！」」」


デデデ「う、五月蠅いゾイ！エスカルゴン！このクソ共を黙らすゾイ！」

エスカルゴン「はいはい。ったくめんどくせぇ親父だなぁ……。はいはい！黙るでゲスよ～！」


？？「「「……」」」


デデデ「で、何ゾイ？この弱そうでペラペラな盾みたいな魔獣は」

エスカルゴン「えーと、デモ魔獣『シールズ』だそうで。何々……あらゆる手段でデモを行う迷惑魔獣……だそうでゲス」

デデデ「こんなの騒音ならバイクの方がマシだゾイ！」

エスカルゴン「あ、もう一つは……流行語を決めている人たちが送られてくるようでゲス」




バチバチバチ…シュウン…



薬みつる「ここは……？」

俵シティー子「カスタマーが言ってたプププランド？では」

清水均「あなたがデデデ陛下？」


デデデ「そうだゾイ。で、お前らは何だゾイ？」


「「「私たちは流行語選考委員会です」」」

デデデ「選考委員会？」

エスカルゴン「でも、説明書には７人のはずでゲスが」

清水均「その、お金の都合で……」

デデデ「カスタマーはケチンボだゾイ！それで、どうすればいいのだゾイ？」

薬みつる「まずは、流行語を考えましょう。言葉はすぐ広まります。どのような言葉を……流行らせますか？」

デデデ「そうゾイ……『デデデ最高！』どうゾイ？」

エスカルゴン「後、『カービィー倒せ！』でゲス」

俵シティー子「分かりましたわ。カービィーの方はシールズにでも任せておきましょう」


シールズ「「「……」」」


デデデ「それで、こいつはどうするのかゾイ？」

エスカルゴン「こやつらの体は薄い丈夫な金属性の盾型魔獣でゲス。すまーとふぉん？を借りて、流行らせたい言葉を打つらしいでゲス」

デデデ「えーと、『カービィー反対』……打てないゾイ！」ﾎﾟｲ

エスカルゴン「しょうがないでゲスなぁ……『カービィー反対』……っと。ほれ」


シールズ「「「カービィー反対！カービィー反対！」」」

タイトルコール


りゅうこうは「カービィーたおせ」！？

プププランド


カービィ「ぽよー！」

フーム「カービィったら楽しそうねぇ」

ブン「そうだな！デデデも特に悪さしないしよ～」


ぃー……せ……


フーム「何かしら？」


シールズ「「「カービィ倒せ！カービィ反対！カービィ出でけ！」」」


ブン「うわ……いかにも頭の悪そうな連中だぜりゃあ……」ｱｷﾚ

フーム「ちょっと！あなた達！いきなり来て、カービィ出でけなんてひどいじゃない！謝りなさいよ！」


シールズ「「「嫌だ！我々はデールズ！この平和なプププランドを憂い、愛する者！」」」


ブン「でーるず？ぷっ！変な名前だな！」

シールズ「「「平和を脅かすカービィを追い出すべく、こうしているのだ！」」」

フーム「カービィはこのプププランドを守ってきた星の戦士よ！今更出でけなんて……」

シールズ「「「カービィ倒せ！カービィ出でけ！カービィ反対！」」」ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ


フーム「何なのよ、あのデールズっての」

カービィ「ぽよぉ～……」ｷｮｳﾌ

フーム「別に気にしなくてもいいからね、カービィ」

ププビレッジ



レン村長「いやぁ～平和すぎて退屈しますなぁ～、ボルン署長殿」

ボルン「全くですな。しかし、平和で有る事しか取り柄が無いですかなぁ……」


……せ……い……


シールズ「「「カービィ倒せ！カービィ反対！センソーホーアン反対！」」」ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ


レン村長「わ！な、なんですかな、あのヘンテコな集団……」

ボルン「少し聞いてきましょう」


シールズ「「「ケンポー守れ！とりま廃案！」」」ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ

シールズ「「「それな！」」」


ボルン「き、君達……ここで何をしとるんだね？」


シールズ「「「我々はデールズ！プププランドを憂い、愛する者！」」」


ボルン「はぁ……それで、でーるず？さん達は何でこんなことを？」


シールズ「「「プププランドが魔獣がやってくるのはカービィが居るからです！」」」

シールズ「「「カービィが居るから本来戦いたくない魔獣達が仕方なく襲ってくるのです！」」」


レン村長「一斉に答えられると五月蠅いものですな……」

ボルン「なるほどなるほど……」ﾒﾓﾒﾓ

シールズ「「「センソー反対！カービィ出でけ！I　say カービィ反対！」」」ｽﾞﾝﾁｬｽﾞﾝﾁｬ　ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ



ボルン「なんだかよく分からないやかましい連中ですな……」ﾎﾟｶｰﾝ

レン村長「ええ……」ﾎﾟｶｰﾝ

ハナ「それでカービィが……」


シールズ「「「カービィ出でけ！カービィ反対！アベセージを許さない！」」」ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ　ｽﾞﾝﾁｬｽﾞﾝﾁｬ　ｵｰｲｪ!


ハナ「な、何この怖い人達……」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

サト「え、ええ……」


デデデ城


パーム「最近デールズとやらが村を騒がしているって言ってたなぁ」

メーム「主張も行動も滅茶苦茶らしいのよ。しかも五月蠅いとか怖いとか何とかで、どうにかして欲しいんですって」




カービィの家



トッコリ「おい！お前ら！寝っころがってんじゃねぇ！そこは俺の家だぞ！不法侵入で訴えてやるからな！」


シールズ「「「カービィは平和を乱す者！どんな暴力も我々は屈しない！」」」


トッコリ「あのな、ここは俺の家でもあるんだぞ。だからここでやるのは検討違いなんだよ！」


シールズ「「「カービィに！殴られても！我々は！デモをやめない！暴力に屈しない！」」」


トッコリ「……ダメだなこりゃ」ﾊｧ…

近くの草陰


フーム「駄目ね。デールズが囲んでて近づけないわ……」ｺｼｮｺｼｮ

カービィ「ぽよー……」ﾌｱﾝｹﾞ

ブン「うわぁー……寝っころがってるとか……こいつらマジでイカレてるぜ、ねーちゃん」ｺｼｮｺｼｮ



その日の夜



『This　is……　CHANNEL　D！D！D！』


エスカルゴン「えー、ここで陛下からの緊急発表があるでゲス。人民共は心して聞くように！」


デデデ「こほん。諸国では、『流行語』と言うものがあるそうだゾイ」

デデデ「そこで！今年一番流行った言葉を流行語大賞として表彰するゾーイ！」

デデデ「大賞に選ばれたものは賞金１億デデンをあげるゾイ！」

デデデ「勿論、これは公平かつ審査して決めるから、安心するが良いゾイ」

エスカルゴン「審査員は銀河でも著名な先生方と一緒に決めてもらうでゲスから、デデデ陛下の独断はあり得ないでゲース！」

薬みつる・俵シティー子・ 清水均「「「よろしくお願いします」」」

エスカルゴン「以上、夜のニュースゲした」



翌日



イロー「ラッスンゴレライ！これどうかな？」

ハニー「そんなのより私が考えた『暖かいんだから～』が一番だよ！」

ホッヘ「いや、『安心して下さい、履いてますよ』の方が良いよ～」

ブン「いーや！俺が考えた『ネーチャーハン』だろー！」

フーム「もう！無理やり言葉を流行らすだなんておかしいと思わないの！？」

ハニー「だって賞金一億デデンだよ！？やらない方がおかしいよ！」

シールズ「「「カービィ倒せ！センソー反対！ショーガク金を踏み倒せ！」」」ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ　ｽﾞﾝﾁｬｽﾞﾝﾁｬ


イロー「またデールズだ……凄い怖いんだよね……」

ホッヘ「うん、村の大人たちもそう言ってる」

ハニー「昨日なんてカービィの家に寝っころがってデモ？してたってトッコリが言ってた」

イロー「ねぇ、フーム。デモってなぁに？」

フーム「デモはデモンストレーション……つまりある特定の意思や主張をもった人々が集まって、集団でそれら意思や主張を他に示す行為の事よ」

ホッヘ「つまり、怖い事をしてるの？」

フーム「デモ自体は怖い事じゃないの。正当な権利としてどこも持っているわ。さすがにここまで来るとさすがに怖いわね……」

ブン「じゃあ、デールズは何のためにしてるんだ？平和のためとか言ってたけどさ」

フーム「なーんか、引っかかるのよねー……」ｳｰﾝ

ププビレッジ



モブ「今年の流行語は『デールズ怖い』で決まりだな！」

モブ２「そうだね！」


メーベル「流行語大賞は『デールズ怖い』に決まりそうよ」

サモ「だそうだな。う～ん……僕としては『ワイルドだろぉ』を腹痩せたかったんだけどねぇ……」ﾊｧ

メーベル「新しい言葉ってのはね、中々使われないものよ」

サモ「そうなのかなぁ」



デデデ城


デデデ「ブワハハハ！これで愚かな人民共の尊敬と憧れをいただきだゾイ！」

エスカルゴン「だってもう流行語は決まってるんでゲスからなぁ～」ｸﾌﾌ



やがて、数日の時が流れた……



大臣の家


ブン「ねーちゃん！いよいよ、流行語大賞の発表だぜ！」

フーム「そうね。何かまた企んでいいのだけれど」

カービィ「ぽよ！ぽーよ！」


『This　is……　CHANNEL　D！D！D！』


エスカルゴン「いよいよ、流行語大賞の発表でゲス！ですが、まずは候補を見てもらいましょー！」


候補一覧


・デールズ

・カービィ倒せ

・とりま廃案

・安心して下さい、履いてますよ

・トリプルロッド

・カービィ出でけ

・デデデ最高

・デデデ万歳

エスカルゴン「おっと！一つ抜けてたでゲス！」


・デールズ怖い



エスカルゴン「えー、この中から最も流行った言葉を選ぶでゲスよー。複数受賞もあり得るかもでゲス！」

エスカルゴン「では、デデデ陛下の口から、発表してもらいましょう！」


デデデ「おほん……今年の流行語大賞は……『カービィ倒せ』と『デデデ万歳』だゾイ！」

デデデ「では、その言葉を流行らせたデールズの代表に賞金と感想を聞くゾイ！」


シールズ代表オクダン２８「ありがとうございます。我々の平和に対する熱い気持ちが---」



フーム「何よこれ！完全な私物化じゃない！」

ブン「こんなの皆言ってたっけか？」

フーム「こんなのおかしいわ！抗議してくる！」ﾀﾞｯｼｭ

ブン「待ってよ！ねーちゃん！」ﾀﾞｯｼｭ

カービィ「ぽーよ！」ﾀﾞｯｼｭ

フーム「ちょっと！デデデ！あんた、公平に決めるとか言ってなかったの！？」

薬みつる「これは我々が公平に判断し決めた一番使われていると言う基準に」ｳﾝﾀﾗｶﾝﾀﾗ

デデデ「ほら、薬さんもこう言ってるゾイ！もしかして、疑っているのかゾーイ？」

フーム「でも候補も誰も聞いたこと無い様なものばかりじゃない！」

俵シティー子「確かに陛下も参加されましたわ。けど、独断と偏見はなるべく抑えたつもりで公平に、話し合いで決めましたの」

清水均「そうです。もしかして、世情に疎いからそう考えたのでは？」

フーム「失礼ね！」

エスカルゴン「公平に決めたつもりでゲス。なら、フーム。世間じゃどんな言葉が流行ってるんでゲスかぁ～？ん～？」

フーム「そ、それは……」ｵﾛｵﾛ

デデデ「さすがにワシでも『カービィ倒せ』くらい知っておるゾイ！偏差値２８の頭なのかゾイ？」

「「「「ハハハハハ！」」」」

フーム「ッ～！」ﾀﾞｯ　ﾊﾞﾀﾝ!

ププビレッジ



モブ「今年の流行語は『デールズ怖い』で決まりだな！」

モブ２「そうだね！」


メーベル「流行語大賞は『デールズ怖い』に決まりそうよ」

サモ「だそうだな。う～ん……僕としては『ワイルドだろぉ』を流行らせたかったんだけどねぇ……」ﾊｧ

メーベル「新しい言葉ってのはね、中々使われないものよ」

サモ「そうなのかなぁ」



デデデ城


デデデ「ブワハハハ！これで愚かな人民共の尊敬と憧れをいただきだゾイ！」

エスカルゴン「だってもう流行語は決まってるんでゲスからなぁ～」ｸﾌﾌ



やがて、数日の時が流れた……



大臣の家


ブン「ねーちゃん！いよいよ、流行語大賞の発表だぜ！」

フーム「そうね。何かまた企んでいいのだけれど」

カービィ「ぽよ！ぽーよ！」


『This　is……　CHANNEL　D！D！D！』


エスカルゴン「いよいよ、流行語大賞の発表でゲス！ですが、まずは候補を見てもらいましょー！」


候補一覧


・デールズ

・カービィ倒せ

・とりま廃案

・安心して下さい、履いてますよ

・トリプルロッド

・カービィ出でけ

・デデデ最高

・デデデ万歳

資料室


フーム(聞いたことの無い言葉が大賞になるなんてやっぱり変だわ……)ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

フーム(議事録だとかなり公平に決められたようね……２日かけてるみたいだけど……)ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ ｳｰﾝ

ブン「はぁはぁ……ねーちゃん、ここに居たのかよ……」

カービィ「ぽよぽーよ？」ｷﾞﾓﾝ

フーム「ごめんなさい……どうやら公平に決めてたのは事実だったようね……」

フーム（あれ？聞いたことのない名前が入ってるわ。もしかして……）ﾍﾟﾗ…

ブン「ねーちゃん、メタナイト卿には聞いたのか？魔獣ならあいつが一番詳しいぜ」

フーム「そうね、聞いてみるだけ聞いてみましょ。議事録も持ってね！」

カービィ「ぽーよ！」



メタナイト卿の部屋


メタナイト「む、フームではないか。今年の流行語大賞は『カービィ倒せ』と『デデデ万歳』だそうだ」

ソード「そんな言葉聞いたことないですな」

ブレイド「うむ。もしかして我々が世間に疎いだけなのでは……」ｳｰﾝ…

フーム「もう！しっかりしてよね！それになんだかおかしいと思わない？」

メタナイト「何故おかしいと思うのだ？」

フーム「これを見てちょうだい。聞いたことのない人が居るわ」つ議事録

メタナイト「……これは……」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

メタナイト「厄介なことになりそうだぞ、フーム、ブン、カービィ」

ブン「厄介な事？」

メタナイト「この議事録に書かれている『シールズ』だが、これは魔獣だ」

フーム「やっぱり！でも、どんな魔獣なのかしら……？デールズに似ているような……」

メタナイト「魔獣シールズは元々ホーリーナイトメア社が作った情報操作のために作った侵略魔獣だ。どんな人々もたちまち愚衆化させ、国を乗っ取る恐ろしい魔獣……。銃や剣などの暴力行為もしてこないのがほとんどだ……」

メタナイト「星の戦士達もこれには手こずった……しかもその星の住人達と馴染むのがとても速い。……日にちは……まずい！私は村を見てくる！ソード、ブレイド！着いてこい!」ﾀﾞｯ

ソード・ブレイド「「はっ！」」ﾀﾞｯ


フーム「あ！待って！」

ププビレッジ



シールズ「「「センソー反対！カービィ出てけ！カービィ倒せ！」」」ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ

村人「「「カービィ倒せ！センソー反対！」」」ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ


メタナイト「遅かったか……」ｷﾞﾘｯ…

カービィ「ぽーよ……」ｶﾅｼｹﾞ

フーム「皆！どうしてカービィ事を悪く言うの！今まで救ってくれてたじゃない！」

モブ「デールズさん達の意見は的を射てるような気がするので……」

イロー「お母さんに連れられて……」

カワサキ「デールズさん達のおかげで商売繁盛してるヨー。贔屓するから入れって仕方なく」

ブン「カワサキ……」ﾊｧ

フーム「そもそもこのデモに意味が有るか、本当にそう思って入っているの！？」

モブ３「流行語に『カービィ倒せ』があったから……」

モブ４「流行語ってこのデールズさんらが作ったんだろ？なら、トレンディーって奴じゃん」

ガス「よく分からないけど、流行には乗っからないとな！それになんだかお祭りみたいで楽しいしさ」

村人たち「だねー」　「そうだな」　「デモとかどーでもいいし」　「ただ騒げりゃいいや」　

フーム「なら、お祭りでも開きましょう。ね？だからこんな事やめて！お願い！」

レン村長「まぁ、フーム様が言うのなら……」

村人たち「祭りかー」　「出し物何が良いー？」　「たこ焼きなんてどう？」　「添加物たくさん入っているなら何でもいいヨー」

シールズ「「ムムム……」」」

メタナイト「……まずい！皆、逃げろ！」

シールズ「「「センソー反対ぃいいいいいいい！」」」ｶｯ



テロリアン「アベセージをユルサナァーイ！」



ブン「な、なんだよ！これ！」

メタナイト「シールズの本当の姿だ！その名もテロ魔獣テロリアン！意見が通らなかった時に発動する最終手段！」

テロリアン「センソーハンターイ！」ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　

村人たち「きゃー」　「わー！」

カービィ「ぽーよ！」ﾋﾀﾞﾝ

フーム「カービィ！」

テロリアン「ケンポーマモレーーー！チューゴクバンザーーーーイ！カンコクダイスキー！ショーグンサマイダーイ！」ﾐｻｲﾙﾊｯｼｬ

カービィ「ぽーよ！けほこほ……」ｸﾛｺｹﾞ

テロリアン「カービィデテイケー！ショーガクキンフミタオーセ！ザイニチユーグー！」ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ　ﾄﾞｸｶﾞｽｻﾝﾌﾟ

カービィ「ほこかほ……」ﾌﾗﾌﾗ

ブン「カービィ！しっかりしろ！」

フーム「来て！ワープスター！」


カブー「ワープスター」ｷﾗﾘﾝ


テロリアン「カネヨコセー！センソーハンタイ！トリマハイアーン！ソレナーーー！」ﾊﾞｼｭﾝﾊﾞｼｭﾝ　ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

テロリアン「ヘイトスピーチスルナー！チョッパリーシネー！」ﾐｻｲﾙﾊｯｼｬ　ﾊﾞｸｿｳ


カービィ「ぽよ！」ﾜｰﾌﾟｽﾀｰﾆﾄﾋﾞﾉﾘ

テロリアン「カービィタオセェェェェェェ！フルエテネムレーーーー！」ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ　

フーム「あれは……シールズが使ってた拡声器ね！カービィ！吸い込んで！」ｶｸｾｲｷﾅｹﾞﾙ

カービィ「」ｽｲｺﾐ



マイクカービィ「ぽよ！」



テロリアン「センソーハンタイーーーー！ケンポーマモレーーー！」ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ　ﾐｻｲﾙﾊｯｼｬ


マイクカービィ「ぽよーーーーーー！」ﾜｧｧｧｧｧｧ!


テロリアン「ケンポーーーーマモレーーーーーー！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

テロリアン「センソーーーーーホーーーーーーーアーーーーーーーーンーーーーー！」

メタナイト「テロリアンが爆発するぞ！伏せろ！」

テロリアン「ラブアンドピーーーーーーーース！センソーーーーーーホーーーーアン！」

テロリアン「ハンターーーーーーーーーーイ！」ﾁｭﾄﾞｰﾝ


ブン「凄い爆発だったぜ……」

フーム「でも、これで終わった訳じゃないわ。デデデの所に行きましょ」


デデデ城


デデデ「シールズがやられたゾイ！お前らも戦うがいいんだゾイ！」

エスカルゴン「そうでゲス！さっさと戦いやがれでゲスよ！この無能集団！」

薬みつる・俵シティー子・ 清水均「「「む、無理ですよ！陛下！私達は戦闘能力が無いんですから！」」」

フーム「やっぱり、居たわね選考委員会の皆さん……」

薬みつる「な、なんでしょうか……？」

俵シティー子「私たちは陛下に乗せられただけで……」

清水均「一切悪くはないですよ！」

ブン「往生際が悪いぜ！」

フーム「言葉は皆が……どんな人でも使っているんです。それを私物化なんておこがましくないんですか？」

俵シティー子「それはシールズが勝手に暴走を……」ｵﾛｵﾛ

フーム「あなた達はデモをはき違えてる！そんなのはただの見当違いだわ！」

フーム「それに、あの人達の中には本当に心の底から反対している人もいるかもしれない。けど、それを利用しちゃダメ！」

ブン「純粋に反対してる人もいるって事か？ねーちゃん？」

フーム「そこに個人の意思はあまり入れない方が良いと思うの。だから、本当にそうなのか見極めないとね！」

フーム「それに、流行と見せかけてわざとそうするのは最悪な事よ」

フーム「さて、本当に流行ってる言葉を発表してもらいましょうか、デデデ」

薬みつる・俵シティー子・ 清水均「「「では、我々はこれで……」」」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ･･･　ｼｭｳﾝ

デデデ「……え、エスカルゴン！」

エスカルゴン「こればっかりはどうにも出来ないでゲスよ～！しかも選考委員会の人らは勝手に帰ったでゲス！さらば！」ﾀﾞｯ

デデデ「あ！待つゾイ！」ﾀﾞｯ

フーム「もう、まったく……」

カービィ「りゅーこーごー！ぽーよー！」

☆おしまい☆