八幡「俺が変われば、世界も変わる その3」 (1000)


八幡「俺はモテてはいなかった…」

八幡「俺はモテてはいなかった…」 - SSまとめ速報
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八幡「俺が変われば、世界も変わる?」

八幡「俺が変われば、世界も変わる?」 - SSまとめ速報
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八幡「俺が変われば、世界も変わる? その2」

八幡「俺が変われば、世界も変わる? その2」 - SSまとめ速報
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上記の作品群の続きとなります。よろしくお願いします



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1446865301

八幡(由比ヶ浜は実際、なかなかのいじめにあってた)

八幡(黒板の落書きや机の落書き…陰口とかもね)

八幡(そういうのは、被害届と大学生の彼氏作りでねじ伏せた)


三浦「結衣、孤立するかと思ったけど、A子達と仲いいみたいだし」

八幡「新しいコミュニティ作ったのか」

三浦「まあ、そうなんじゃない?大学生の彼氏達いるから、夜遊び系かな?」

八幡「それでもS君よりはマシだろう」

三浦「そりゃね、さすがに犯罪者じゃないし」


八幡「それから、雪ノ下…」

三浦「雪ノ下さんのいじめ、まだ続いてるみたいだし」

教室

「葉山くんいなくなったの、あなたのせいよね?」

雪乃「なんのことかしら?証拠でもあるの?」

「ないけど、あなた付き合ってて捨てたって…」

雪乃「そんな噂を信じてるの?自分の耳で聞いたことや、目で見たことを信じた方がいいわよ?」

雪乃「あなたの今後の為ね」


「…最低…停学女…!成績いいからって…」タタタタ


雪乃「…はあ、毎日毎日、嫌になってくるわね…」

雪乃「落書きも微妙に増えて行ってる気がするし…カメラでも設置しようかしら?」

雪乃「比企谷くん…これは、私の罪かしら?結果的にあなたをあそこから追い出してしまった…」

雪乃「比企谷くん…本当にごめんなさい…私は、葉山君みたいに逃げたりしないわ」

雪乃「今のこの状況を受け入れて…いつか、あなたとまた会えるように努力していくわ」

雪乃「……」


雪乃「でも、私を虐めてる人には容赦する必要はないんじゃないかしら?」

雪乃「外野から、勝手に攻撃しているだけだものね」

雪乃「まずは、カメラ設置ね、とりあえず携帯でいいかしら」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


A子「結衣~~っ」

結衣「あ、なに~?」

A子「今度さ、ダブルデートしないかって、あたしの彼がさ」

結衣「え、先輩呼んでデートするの?」

A子「いいじゃん、今度の日曜日だけどさ」

結衣「うん、別にいいけど」

A子「よかった~、じゃあそう伝えとくね」

A子「あと、クリスマスはM先輩と過ごすの?」

結衣「まあ、そうなるかな?」

A子「え~、うまくいきそうなんじゃん」


結衣「ど、どうかな…ははは」

A子「結衣も元気になったよね、ホントよかったよ~」

結衣「あはは、ありがとうね」

A子「うんうん、じゃあ楽しい年末にしましょ~!」

結衣「うんっ」

結衣「う~ん…A子いい子なんだけどな…」

結衣「紹介された、M先輩も悪い人じゃないと思うけど…どうだろ?」


結衣「S君への被害届だして…M先輩と付き合って…」

結衣「虐めはほとんどなくなったけど…」


結衣「ヒッキーだけじゃなく…優美子やゆきのんとの距離も離れちゃったかな…」

結衣「あたしとS君が…部室をあんなことに使ったから…」

結衣「それだけじゃないけどさ…」


結衣「ヒッキー…あたし、今はヒッキーに合わす顔がないし謝ることもできないよ…」

結衣「だから…このまま進んで行きます…」

結衣「またいつか…ゆきのんと3人で奉仕部メンバーとして再会できるようにさ…」

三浦「ヒキオさ…」

八幡「なんだ?」

三浦「クリスマスだけど…予定とかないでしょ?」


八幡「ないな」

三浦「よし、じゃあ仕方ないから、あーしが付き合ってやるし」

八幡「あーしさん、素直じゃないっすね…」

三浦「なんか言った?」

八幡「なにも…でも、バイト代はもうないぞ」

三浦「大丈夫、割り勘でいいし。ていうかあーしが出してもいいし」


八幡「さすがにそれは沽券に関わるんで…割り勘で」

三浦「じゃ、あんたが楽しませなよ。色々プランとか考えててよねっ」

八幡「すげぇハードル高いな…おい」

三浦「別にへたくそでもいいよ、あんたに最初からは期待してないし」

三浦「ただ、あーしの為にがんばってよ」

八幡「……わかった、出来るだけやってみる」

三浦「うん」

八幡(三浦との付き合いは…まだまだ慣れないな…)

八幡(でも、不思議と居心地がよかったりする)

八幡(さすがはおかーさん気質ですね、あーしさん)


いろは「せんぱ~いっ」

戸塚「八幡、こっちだよ」


三浦「待たせてたし、4人でまた映画にでもする?」

八幡「ん~まあ、なんでもいいかな」

三浦「うわ、適当…」


八幡(新しくできたコミュニティもあるし…俺はこのレールを進んで行くんだろうな)

八幡(奉仕部のレールは途絶えてしまったけど…新しいレールは現れたと…)

八幡(以上)


とりあえずここまで
このあと、エピローグ?で大学生の彼ら書いて終わります
この前の再会にできるだけ近づけます

ーーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー

雪乃「…」プルプル

結衣「…」プルプル

八幡「…」プルプル

材木座「ケプコンケプコン、今作は身近な人物を描いたドロドロな恋愛物を執筆したのだ。どうであろうか」

的なオチはよ

エピローグ

川崎「ねえ、あんたさ」

八幡「はい?」


川崎「どうなの?最近さ」

八幡「どうなのと言われても困るんですが…」

川崎「こうやって久し振りにあったわけだし、近況報告とか」


八幡「川崎に言うようなことあったかな?」

川崎「…」イラっ


戸塚「ま、まあまあ」

いろは「先輩、冷たいです~」

八幡「しかし、近況報告って言ってもな…」

八幡「大学行って講義受けて…バイトも少々」

八幡「そんだけだし」

いろは「それだけじゃないですよね?」

八幡「ん~?」

戸塚「奉仕部のメンバーで会うんだよね?」

八幡「ま、まあ…」

川崎「……あたしには、言う必要ないってことね」


八幡「い、いや、違うっての…そうじゃなくてね…」

八幡「言いにくかっただけだよ…」

川崎「わかるけど…あたし、あの騒動途中から全然知らないし」

八幡「………」

川崎「…何?」

八幡「いや、なんでも、材木座の阿呆も同じこと言ってた」

川崎「はあ…」


いろは「でも、まさかあれから1年経たずに会うなんて…」

いろは「平気なんですか~?

戸塚「そうだよ、八幡。ちょっと早くない?」

八幡「かもな…俺もそれは思ってた」

戸塚「そんなに急ぐことなの?」


いろは「そうですよね、もう先輩達卒業してますし」

いろは「普通の仲良い友達でも、卒業したら会わなくなるとかあるのに」

いろは「ましてや、縁切りした相手ですし…」


八幡「……」

八幡「それは、わかってるんだけどな」

いろは「わかってるんなら…もういいんじゃないですか?」

八幡「これは…ケジメみたいなもんだろ」

いろは「ケジメ…なにカッコつけてるんですかー」

八幡「………」


川崎「どうなの?あの二人って」

八幡「そうだな…」


八幡(俺達は卒業して、大学生になってた)

八幡(戸塚や川崎はそれぞれ普通に大学に通っている)

八幡(一色は…当然3年生、つまり受験生だ)

八幡(彼氏の戸塚に勉強教えてもらいながら…がんばってるらしい)

いろは「なんか結衣先輩はあんまりだって…」

八幡「優美子……三浦情報だよな」

戸塚「八幡、言い直さなくてもさ」

いろは「ラブラブなの知ってますから」

八幡「うぐ…」


川崎「名前呼び…」

八幡「とにかく、三浦の情報だろ」

いろは「そうですね」

八幡(由比ヶ浜は…M先輩なる人物と付き合っていて)

八幡(A子っていう子とも仲良くなって…)

八幡(あんまり素行の良くない連中と付き合ってるようだ)

八幡「素行が悪い連中と交流あるんだろ」

戸塚「そっか…」

川崎「なにしてるんだか…」

八幡「葉山のグループもあれだったが、今回のもな」

八幡「このままなら、出来ちゃった婚になりそうだ」

いろは「ああ~~想像できますね」

八幡(卒業間近でも、少し夜遊びがキツく補導されかけたこともある…)

八幡「よく退学にならなかったな…」

いろは「平塚先生も愛想が尽きたような感じでしたよ、最後は」

八幡「ははは」

川崎「卒業直前だし、学校側も退学にして学校の経歴傷つけたくなかったんじゃない?」

八幡「そうかもな…」


いろは「そんな人と会うんですね、先輩…」

いろは「大丈夫なんですか?」

八幡「変わっても由比ヶ浜だからね?」

八幡「それに…一回だけだ」

戸塚「…え?」

八幡「それでもう終わりにする。奉仕部の縁もそれで完全に終了だよ」

いろは「先輩…」

川崎「比企谷…」

八幡「雪ノ下は卒業後…陽乃さんと同居して大学に行ってたけど…」


戸塚「うん、彼女はどうしたの?」

八幡「彼氏も見つけたってさ」

いろは「はあ…普通ですね…」

八幡「ただ…陽乃さんとの同居も能面みたいらしいな…」

八幡「いじめの問題もあったし、精神的にやられてるみたいだ」

いろは「雪ノ下先輩、卒業まで耐えてましたけど、反撃したり…」

いろは「最後は疲れきってたような…」

八幡「その後、陽乃さんと同居だしな…」

いろは「随分変わったんですね、お二人共…」

八幡「ああ…」

八幡「ここで、完全に絶つよ」

川崎「…」

戸塚「…」

~~~~~~~~~~

三浦「八幡、遅いし。3秒ルール」

八幡「いや…それもうやめません?」

三浦「駄目、あといい加減名前で呼んで」

八幡「は、恥ずかしいだろ?」

三浦「そんなことないって、八幡」

八幡「~~~~…!」

三浦「今日、行くんでしょ?」

八幡「ああ、凄い緊張するけどな」

三浦「浮気したら許さないし」

八幡「いや、あいつらもまだ関係続いてるんでしょ、彼氏と」

三浦「わかってるけど…色々心配だし」

八幡「大丈夫だっての…行ってくるな、優美子」

三浦「…!!……いきなり名前呼ぶとか反則だし…」

八幡(そういや、どんな顔で会えばいいのかな…?)

八幡(緊張してきた…これで最後とはいえ…)


八幡(いや、最後だからこそか…しっかりと…)


八幡「…………」


由比ヶ浜「あ、ヒッキー❗やっはろ~~❗久し振りだよねー」


雪ノ下「あら、比企谷くん、ご機嫌よう」

八幡(緊張した俺がバカだったか…)

八幡(しかし、変わらない屈託のない表情に少し恐怖も覚えるな)

八幡(もう、奉仕部なんか存在しない…)

八幡(これは、完全に別れたら道を進んだ者達の…)

八幡(気まぐれの交わりみたいなもの…何の価値もない)

八幡(奉仕部は完全に消滅している)

八幡(早く終わらせて、帰るかな)


八幡「おう久し振り、雪ノ下、由比ヶ浜」


end

ありがとうございました

番外編とかって需要ありますかね
オマケとか補足説明話とか
いくつかの話書こうかなと…

考えてる話は

1 S君と結衣のバーでのお話(時期は大体わかるかと思います)*R18ってわけではないですけど、それっぽいかも?

2 大学生になった、結衣と雪乃視点での近況

3 絶縁のお話

4 葉山君のその後

辺りですかね 全部短編集です

5 八幡とあーしさんのお話

これも追加で

ご意見ありがとうございます。好きに書いていきますね

番外編 1話  S君と結衣のお話


結衣「S君さ、ほら今度ハロウィンがあるでしょ」

S君「うん、そういえばあるね」

結衣「なんだか楽しそうだよねっ、みんなで普段着ない衣装とか着てさ」

S君「そうだね…」

結衣「…なに?どうしたの?」


S君「いや、なんでも」

結衣「そう?」

S君「結衣ってさ、可愛いよね」

結衣「えっ?な、なに急に…そ、そんなことないよ…」

S君「謙遜なんてしなくていいって、今まで出会った子の中でも一番かわいいかも」


結衣「ほ、ほんと…ありがと…」

S君(胸もかなり大きいし、感度だっていいし…)

S君(処女奪った時は興奮したな~)

S君「今度さ、衣装買いにいくんだろ?」

結衣「うん…そのつもりだけど」

S君「比企谷も誘ったら?」

結衣「えっ?ヒッキーを…?」


S君「うん、あと雪ノ下さんと奉仕部のメンバーで行くとかさ」

結衣「あ、それいいかも。最近揃わなくなってきてるし」

S君「どういう衣装選んでくれるか楽しみにしてるよ」

結衣「え?う、うん…楽しみにしててね」

S君「じゃあ、ギリギリまで見せないでね」

結衣「うん、わかった」

S君「エッチなやつがいいかな、なんて」

結衣「え、ええ~~~っ」


S君(まだ結衣は、比企谷に未練あるっぽいかな…?)

S君(でも、ハロウィンの衣装を比企谷と買いに行くか…)

S君(これは…なんかいいね)

バー

S君「へえ…ミニスカポリスか…」

結衣「ど、どうかな…?」


S君「いいね、凄く可愛い。さすが結衣だね」

結衣「浦東に?あ、ありがと…」


S君「比企谷と一緒に行って買った…」

結衣「どしたの?」

S君「なんでもないよ、それじゃ結衣さ…」

結衣「何?」

S君「今日は、それ着替えなくていいよ。ずっとその格好でお願いね」

結衣「そ、それって…」

ハロウィン

S君「…」ジー

戸部「うわ、すげぇ衣装じゃん…!」

海老名「結衣…がんばってるねっ」

結衣「あははは…ま、まあね~」


三浦「エロい」

結衣「優美子だって…赤ずきんちゃんだっけ…?」

三浦「いや、あーしのは可愛い系だし、結衣のは…」

結衣「な、なに…?」

三浦「目的がよくわかる衣装っていうか…」

結衣「も、目的って…」


S君「やっぱり目をひくみたいだね、さすが僕の結衣」

S君「でも男たちの視線ひきつけ過ぎかな?」


S君(この優越感と嫉妬感がなんとも言えないな)


葉山「S君」

S君「やあ、なんだい?」

葉山「結衣にずいぶんと大胆な衣装を着せてるんだな」

S君「まあ、後でバーで盛り上がる為にね」

葉山「やれやれ、この場所でするのか…?」

S君「君だって雪ノ下さんにメイドの衣装なんて」

葉山「いや、肌の露出してないだろ?俺にそんな趣味はないさ」

S君「そうか、まあどうでもいいことだけど」

S君「今日は比企谷だっけ、彼が来るんだろ」

葉山「親睦会の時も呼んだはずだけど…あんまり面識はないか」


S君(彼に見せつけてやりたいね、僕と彼の差を)

S君「彼ならできないけど、僕なら結衣をここまでできるってことを」

葉山「…?」


S君「まあ、買い物の時に既に実感はしてるとおもうけどね」


葉山「どういうことだい?なにを考えてる?」

S君「なんでも…比企谷が怖いんだよ、やっぱり不安じゃないか」

葉山「結衣が未練が残ってるから?」

S君「そう」

葉山「本当にそんなことなのか?」

S君「まあね」

カラン

いろは「トリックオアトリート」

八幡「……!」



S君(比企谷か…来たな)

結衣「S君?どうしたの?」

S君「いや、なんでも…ところで、卒業旅行とか楽しそうじゃないかい?」

結衣「卒業旅行か~。まだ早いけど、受験終わったら行ってみたいかな~」


葉山「みんなで行くのもいいかな」

雪乃「大学に行ってからでも問題ないものね」

結衣「大学に行ったら、暇な時間増えるもんねっ!」

八幡「由比ヶ浜…」

結衣「え?あ、ヒッキーっ!やっと来たんだ…」


S君「…」

S君(全く…空気くらい呼んでほしいもんだよ、彼のことはよく知らないが)


結衣「ごめんね、S君!すぐ済むからっ!」

S君「あ、うん」

S君(結衣と雪ノ下さんつれて向こうに行ったか…人の彼女を…)

S君(結衣もだよ…比企谷を優先するなんて…)


葉山「ちょっと心配かい?」

S君「さあ、どうだろうか」

葉山「比企谷は結衣の衣装に見惚れてるね」


S君「…確かに、視線が釘付けになってるな」

S君(はは、比企谷は何を思ってるのかな?)

S君(そんな風に見惚れてても、君の願望は敵わないんだけどね、結衣は僕にやられるんだから)

S君(せいぜい、今の内に眼に焼き付けておくといい)

すいません、休憩

ネ弁に相談だ♪ ネ弁に相談だ♪

S君「縁切り…か、それは大変だったね」

結衣「…うん」

S君(僕としては安心なんだけど…なんていうか)

S君(もっと結衣と絆を持っててくれてた方が色々楽しかったかな?)

S君(いや、それは逆にあぶないかな)

結衣「ヒッキー…辛そうにしてたし…しょうがないのかな」

S君「そうだね」

結衣「あ、なんか雰囲気悪くしたかな?」

S君「いや、大丈夫だよ、それより…」

結衣「え、なに?」

S君「それ、着替えなくていいからね」

結衣「え……は、はい」



葉山「結衣が…」

雪乃「どうかしたの、葉山くん?」

葉山「彼女だけ衣装のままだね」

雪乃「あら、ほんとね」


葉山「S君…やれやれ、本気かな。結衣も大変だ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


結衣「あ、あの…S君…みんな帰ったけど…」

S君「そうかい?じゃあ、僕らのハロウィンパーティを始めようか」

結衣「え~なにそれ…」

S君「そこの机に寝転がるんだ」

結衣「え、えと…うんと…その」

S君「親睦会のよるも盛り上がっただろ?」

結衣「そうだけど…こんな格好で…は、恥ずかしいよ…」

S君「ほら、早くしてよ。色々我慢できないんだ」

S君(前の彼女にもこういうことさせてたけど、結衣の方がさらに可愛いしね、スタイルもいい)

S君(ミニスカポリスか…今すぐ襲いたくなるけど…焦っちゃ駄目だな、じっくり行かないとね)


結衣「はい…」

S君「結衣は婦警の格好だけど、逮捕するのは僕だね」

結衣「うう…S君…」

S君(こういうはにかむ表情がたまらないな…さすが結衣)


S君「ところで…」

結衣「え?」

S君「やっぱり、比企谷に未練があるのか?」

結衣「なに、急に…どうしたの?ヒッキーの名前出して…」

S君「ほら嬉しそうな顔をした、縁切りされたって言うのに」

結衣「嬉しそうだなんて、そんなこと…」

S君「そういえば、君は時々、比企谷の話題をだしてたよね?嬉しそうに」

結衣「え…そ、それは…そうかもしれないけれど…」

S君「彼のこと考えてただろ?」

結衣「それは…同じ部活だった人に縁切りされたから…」


S君「縁切りされたのにずっと彼のことを考えてるのかい?今も…」

結衣「そんなことないよ…あたしはS君のことを…」

S君「もういいや、比企谷のこと考えててもいいよ」

結衣「S君…?」

S君「後は君の身体に聞くし」

結衣「ええっ?」

S君「じゃあ結衣。脚を広げてこっちに見せるんだ」

結衣「え…脚って…そんなことしたら…見えちゃうよ…」

S君「下着くらいでなに言ってるのかな?どうせ全部見せるんだし」

結衣「うう~~っ!」

S君(あ、大胆に開いた…白か、いいね)

S君「いい子だ、結衣」

ギシ ギシ

S君「…」

結衣「…S君…」


S君「なに?」

結衣「は、恥ずかしすぎるよ、こんなの…」

S君「そんなこと言いながら…身体は正直じゃないか」

S君「そんなに脚を広げて、パンツ丸見えで、体位を変えて向きを変えて悩殺してくる」

S君「AVの女優みたいだよ」

結衣「S君がしろって言うから…」

S君「嫌なら辞めたっていいさ」

結衣「……」


S君(お店のテーブルの上に寝転がって、脚広げて悩殺する結衣…)

S君(マニアックなAVとかで本当にありそうだな…)

S君「さっき比企谷が、君に見惚れてたよ」

結衣「え?ヒッキーが…?」

S君「そう、今のこの状態の結衣見たらどう思うのかな?」

結衣「……」

S君「いやらしい結衣の姿に興奮しちゃうのかな?」

結衣「や、やめてよ…」

S君(残念だったね比企谷、結衣のこんな姿、君じゃ一生見れない)

S君(せいぜい想像するくらいが限界なんだ)

S君「そろそろ、エロい結衣に我慢できなくなってきた…」

結衣「S君……ああ…!」

S君「そのまま、比企谷のこと考えてるんだ…いいね」グイ

結衣「あ、ああ…!だ、だめぇ…S君…!」


S君「今夜は寝かさないからな、結衣。君は僕の物だ」

結衣「あ、…はあぁぁ…!はあ……はあ…あん…S君…!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

S君「おきに流されるって、後鳥羽上皇かよwww」

結衣「マジ受けるんだけど、超承久の乱~」

翌日

S君「う…あさ…かな…」

S君「ホントに朝までしちゃったか…コスチュームプレイ…」


S君「しかも、結衣みたいな美人に、あはは」

結衣「…すや」

S君「さすがに悪かったかな…さて、今何時…ん?」

S君「やばい…遅刻するっ!結衣っ!」


結衣「んん…S君?おはよ…」

S君「いや、そんなことはいいけど、早く支度しないと遅刻するぞっ!」

結衣「え…ええ~~!まずいよっ!早く用意しなきゃ…!」


結衣「もう…まだ、この格好なんだった…!」

S君「あ…」ムラ

S君「結衣っ!」ガバッ


結衣「きゃあ…S君…だ、ダメだよ…今は…!…遅れちゃうし…!」

S君「ごめん…結衣…君のその格好見たら…我慢できなくなった…一発しないと無理だ」


結衣「で、でも…遅刻しちゃうよ…」

S君「大丈夫、一瞬で終わらせるから」

結衣「じゃ、じゃあ…早くしてよ…間に合わなくなるし…」

S君「わかった、いくよ」

結衣「は、はい…あっ!…あ、はあああ…!」

S君「まだ、ゴムが残ってて良かったよ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

S君「あれから、結衣たちは奉仕部か…」


葉山「そうだな、彼女らも少し反省してるのかな?」

葉山「比企谷の存在を今更ながら気づいてるのかもしれない」


S君「でも、意味ないよ」

葉山「どういうことだい?」


S君「結局、人間は目の前のことしか考えない」

S君「今僕らがすべきこと、人間関係を保ちつつ勉学に励むことだ」

葉山「それが目の前のことかい?」

S君「君だって以前はサッカーが目の前のことだっただろ」

葉山「そうだね」

S君「人間は目の前のやることさえやれば、多少のハメは外せる」

葉山「…」

S君(そう…だから、僕は勉学を怠ることはしない、雪ノ下さん、葉山にはまだ及んでないみたいだけど)

S君(結衣の成績も随分と向上したしね)

S君(アホな連中はそういう日々の努力をせずに、教師や親に反感を買うやり方でハメを外すから、バカを見る)

S君(勉学なんて一番確実な見せ方なのに…さらに将来にも役に立つし一石二鳥だ)

S君(時は金なり…なかなか良い言葉だ)

S君(人生、やることが多いように見えるけどスケジュールにすると意外と単純だ)

S君(朝ご飯を食べつつ、経済新聞を読んで髪型を整える)

S君(スマホのニュースで最近の話題をチェックして、話題性を増やす)

S君(学校への行きかえりで、単語や時事の本を読んだりする)

S君(授業はある程度、予習しているから余裕があるなら違う科目をやる)

S君(こういう風に考えれば、案外単純化できて効率よくハメ外す時間を作れる)

S君(やることやっておいた方が、自信持ってハメ外せるしね)


葉山「君は…臆病なところもあるけど…」

S君「えっ?」

葉山「こういう方面は強気なんだな」

S君「そうかな?」

S君(前の彼女の騒動で…婦女暴行未遂のレッテル貼られたしね)

S君(ちょっとハメ外しすぎて…彼女に嫌がられて…)

S君(危うく、警察沙汰になるところだった)

S君(なんとか話し合いで解決?はしたが…親父の仕事で噂になって)

S君(事実上、地方の千葉に左遷されたってわけで…)

S君(こっちに転校できたのはよかった、警察の厄介になってなかったからだろうけど…)

S君(噂レベルで向こうでは出てて、居心地悪かったしね)

沙希「国公立文系にしなよ」



沙希「ねえ <●> <●>」

八幡「」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

奉仕部 部室

S君「うわ…全部見えてるよ、結衣」

結衣「や、やだ…!…S君…ゆ、許して…」


S君「四つん這いになって、こんなにお尻突き出して何言ってるんだか…前と後ろどっちを責めてほしい?」


結衣「や、やだ…そんなの…言えない…!」


S君「部室でやるのが恥ずかしい?もうそんなの無意味だよ…じゃあ、とりあえず前からかな?そのあと後ろ…」

結衣「や、やだ…!…そ、そんなの…汚いよ…!」


S君(これで完全に結衣は僕のものかな?思い出の部室で抱いてるしね)

S君(ちょっとハメ外し過ぎてるかな?まあ、大丈夫か)

そして トイレ

結衣「た、たすけてっ!」

S君「えっ?」

S君(結衣はなに言ってるんだ…!?え、助けて…?…これじゃまるで…)

S君「え…あ…」

ドカッ

S君「…ぐはっ…」ドサ

S君(この先生…強すぎ…しまった、身体もう少し鍛えとくべきだった…)

静「この強姦魔がっ」

S君「強姦…?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

他先生「つまり、君は合意の下だったと?」

S君「…はい…」ブルブル

他先生「しかし、君のその脅え方は…」

S君(強姦…違うんだ…結衣のあれは…それに昔のも違う…)

S君(考えろ…どうすればいいんだ…?親に迷惑はかけられない…でも…わからない…)

S君(僕は…こういう状況下では…もしかして無力か…?)ブルブル


S君「違う…強姦じゃない…違う…」

他先生「…?やはり、前の学校などからも詳しく調査が必要ですかね」

S君「!!」

S君(時が流れた……)

S君「まさか、結衣から被害届出されるなんてね…」

S君「なんだろうな…この虚しさは…」


S君「堅実に生きてきたつもりなのに…僕は…ハメ外し過ぎたのかな…」

S君「頭もよかった、顔だって悪くない…」

S君「でも…結衣のことは本当に好きだったわけじゃなさそうだな…」

S君「彼女もあの後は大変だろう、色々と…いい気味だけど…」

S君「実質は無罪…対して僕は…少年院送致が決定した…」

S君「前科にはならないのかな…?でも、なんかもういいや…疲れた」

S君「前の事件は立証されないとか、合意に近いこととかあったけど…最終は少年院…」

S君「刑事事件にならなかっただけ、マシといえるかもね…本当に疲れた…」

S君「親には実質勘当されて…、出てきてもしばらく戻ってくるなとか…え?それ無理でしょ?」

S君「とにかく、大学へ行って順風満帆の人生を歩むというのは難しくなった…」


S君「10年後くらいにはコンビニエンスストアでバイトとして働いてるかもな…」

S君「いや、僕のスペックなら、まだまだ一流企業への道もあるかな?パソコンの技術を高めれば…」

S君「そう考えると、まだ行けそうな気もする…でもしばらくは少年院生活…」

S君「細かいことは出所してから考えることにします…」

S君「もう卒業の季節…結衣、君の現状はどうなってるのかな?」


おしまい

次回は 結衣やゆきのんの近況になります

2話 結衣と雪乃の近況とかのお話

陽乃「雪乃ちゃ~ん、わたし先に出かけるからね~」


雪乃「…好きにして」

陽乃「内緒で彼氏とか連れ込んじゃダメだぞ~」

雪乃「…そんなことできるわけないでしょ…」


陽乃「それじゃ、行ってきます」

ガチャ

雪乃「慣れて来てる、私が怖いわ…ふう」


雪乃(大学に入ってすぐの同居は辛いだったけれど…)

雪乃「人間慣れてくるものなのね…それが嫌だわ…」

雪乃「最初は本当に辛かった、姉さんのプレッシャーが」

雪乃「姉さんと同じ部屋で過ごし、同じ大学に通う…」

雪乃「慣れてはきても、表情がなくなってきたわね…色々すり減らしてる証拠」

雪乃「本当にひどい顔…」


雪乃「比企谷くん…いま、どうしてるのかしら?」


雪乃「そういえば葉山くんは…確か、東京へ行ったらしいわね…」

雪乃「高校中退だから、大検をとって大学へ行くつもりなんでしょうけど…」

雪乃「家族とは絶縁状態…雪ノ下家はもうないもの扱いをしてるわね…」

雪乃「まあ、彼のことだから、一人でもやっていけそうだけれど…」

雪乃(大学の資金はどうするのかしら?バイト?奨学金…?)

雪乃「監視中と言ったところね…」

雪乃「くすぶっていても仕方ないわ、出掛けましょう」

~~~~~~~~

結衣「M先輩、どこかな?」

M「結衣ちゃん、こっちやこっち」

結衣「あ、ここにいたんですか、探しましたよ」

M「いや、悪い悪い。阿呆どもに引っ掛かってもうてな」

結衣「え~またですか?」

M「あいつら騒ぐことで必死やからなー、まあわかるんやけど」

結衣「この前、大変でしたよー」

M「路上で意識失ったな、二人して」

結衣「風邪引きかけました」

M「なんにしても、節度持たんとあかんな」

結衣「そうですね」

結衣(この生活にもすっかりなれちゃったかな)

結衣(M先輩と付き合って、結構たつかな?半年くらいかな)

結衣(A子の知り合いで、関西の出身らしく言葉が完全にそうだし)


結衣(なんに対しても明るいから、直ぐに意気投合した)

結衣(S君と比較すると…どうなんだろう?常識的?)

M「んじゃ、行こか」

結衣「はい」

結衣(常識的だけど、バカ騒ぎはするタイプなのかな…)

結衣(高校卒業前に補導されかけたり…あはは)

結衣(なんだか色々放り回されてるよ)

結衣「えっと、今日って泊まって行ってもいいんですか?」

M「ん~まあ、ええけど…」

結衣「…」

結衣(エッチを数ある遊びの1つと捉えてるみたいで…)

結衣(そっち方面は普通…うーん。S君とはここが対極)

結衣(この前は「ラーメン食ってからエッチしよか」って言われたし)

結衣(ラーメン食べることと同等?食後の運動?)

M「でも、今日あの阿呆どもも来るから…」

結衣「え~~~?」

M「いやいや、別に結衣ちゃんに手は出さんけど」

M「そんなんしたら犯罪やん、人生終わってまう」

結衣「じゃあ…あ、そういうことですか…」

M「うん、まあセックスはできへんなってこと」

結衣「先輩って、あんまり好きじゃないんですか?そういうの」

M「いや、嫌いじゃないけど…えらい盛っとるな」

結衣「え…そんなことは…」

M「前の彼氏は変態やったなー?」

結衣「……」

結衣(よくも悪くもフラットな人…かな…)

結衣(嫉妬深くもないし…)

結衣(なんだろ…A子やその彼氏、M先輩の友人と楽しくやってる)


結衣(大学生らしい生活って言えるのかな…?)

結衣(多少飲み過ぎたりはあるけど…)

結衣(あんなことがあって、いじめにもあったけど…)

結衣(今、あたしは地面に立って大学生活を送ってる…)

結衣(泊まり込みが多いから、お母さんとの仲は悪くなったけど…)

結衣(ヒッキーは今どうしてるのかな?)

結衣(あたしはヒッキーのことが好きなのかな…やっぱり)

結衣(M先輩とは…仲はいいけど…ちょっと違うような…)

結衣(向こうも大学生活の彼女の一人として見てるだろうし)


結衣(また、3人で会える日が来ると願ってたけど…)

結衣(最近は会いたい気持ちが強くなってきた…)

結衣(まだ、あれから1年たってないけど…)

結衣(ヒッキーは認めてくれないかな?これでも半年色々学んだし)


結衣(ヒッキーは優美子とまだ付き合ってるのかな…)

結衣(今度、優美子に聞いてみよっかな)

M「結衣ちゃん、行くでー」

結衣「はい、今行きますっ」

~~~~~~~~~~~~~~~

アパート

「結衣ちゃん、久し振りー」

「おおーー超可愛いなっ」

結衣「こんにちはっ」

結衣(さすがに、やっはろーはできないよ…)

M「おい…結衣ちゃん見にきたんじゃないんやろ?」

結衣(今日も仲のいい友人で集まってる)

結衣(あとはA子とその彼氏くらいかな)

「無自覚の化物か?(キリッ」

ごめん、君ちょっと面白すぎるよね
どんな顔してこのレスしたのか見てみたいよ

「無自覚の化物か?」(うまいこと言ったわー)

「無自覚の化物か?」(空を見上げながら)

「無自覚の化物か?」(何故か悔しそうに)

ねぇねぇ、どんな顔してこのレスしたのー????
教えてよー

結衣(今の状態と昔の状態どっちが大切なんだろう?)

結衣(S君と出会って、随分とあたしの人生曲がった気がするけど…)

結衣(でもこの状態を間違いとするのは、M先輩にも失礼かな)

結衣(大人になるってそういうことかな)


結衣(でも、ヒッキーにはまた会いたいな…恋人とかじゃなくても、友達同士で付き合っていければ…)

結衣(自分勝手過ぎるかなあたし…ヒッキー傷つけておいて…)

結衣(とにかく、一度会ってからだよねっ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

雪乃「…」パクパク

陽乃「ねえ、雪乃ちゃん」

雪乃「なに?」

陽乃「なにか話したら?」

雪乃「夕食中よ、姉さん」

陽乃「たいくつ~~っ」

陽乃「ていうか、監視役にされた、わたしの身にもなってほしいな」

雪乃「姉さんは楽しんでるだけでしょう?」

陽乃「最初死にそうな顔になってたから、楽しめてたけど…」

陽乃「最近ではそうでもなくなったよね」


雪乃「…そうでもないわ」

陽乃「さすが、雪乃ちゃんといったところかな?」

雪乃「そうでもないと言っているでしょう…」

陽乃「比企谷くんにもそうやって報告しちゃってるしね~」


雪乃「…会っているの?」

陽乃「うん、まあね~知りたい?」

雪乃「…」

陽乃「ダメだぞ、雪乃ちゃん、今の彼氏に怒られちゃうぞ~」

雪乃「姉さんのおかげで、全然彼氏らしいことしてないけれど」

陽乃「隼人としてたみたいなこと?」

雪乃「え、ええ…」

陽乃「雪乃ちゃん、したいのあの彼と」

雪乃「特別したいとは思わないわね…」

陽乃「あれ、付き合ってるんじゃないの?」

雪乃「付き合ってるわけでは…」

雪乃(正直、葉山くんのことで懲りた部分もあるし…)

雪乃「告白されたから…断っていないだけよ」

陽乃「雪乃ちゃんたら、魔性の女ね」

雪乃「絶対に姉さんだけには言われたくないわ」

雪乃「姉さんのせいで、彼には会えないし」

陽乃「隼人とあのマンションでにゃんにゃんしてたのに何をいってるんだか」

雪乃「にゃんにゃん…」

陽乃「猫のことじゃないよ」

雪乃「わかってるわよ」

雪乃(あれが見つかって…私達の両親の逆鱗に触れた…)

雪乃(私は事の重大さをその時知った…)

雪乃「葉山くんのご両親が謝りに来てたような…」

陽乃「それはねー、妊娠とかしてたら大変だったよー」

雪乃「ちゃ、ちゃんと対策はしてたわ…」

陽乃「本当に?二人共初心者みたいなものだし」

雪乃「………」

陽乃「やっぱり、最初の方は生だったんだー」

雪乃「気味が悪いわ、姉さん…」

雪乃(後釜としては、姉さんになるんでしょうね…おそらく)

雪乃(確か就職先は決まってるはず)

雪乃(私もおそらく、コネでの就職になるはず…)

雪乃(もしかしたら、鍛えるという意味で一般企業を数年行かされるかもしれないけど)

陽乃「そうそう比企谷くんだけど…」

雪乃「……ええ」

陽乃「まだ彼女さんと仲良くやってるってさ、ああジェラシー」

雪乃「三浦さんね…そう」

陽乃「う~ん、比企谷くんもいい男になったね」

陽乃「今時の好青年って感じかな?」

雪乃「そう…三浦さんの影響が強いみたいね」

陽乃「あ~彼女も美人だしね~」

雪乃「楽しくやってるみたいね」

陽乃「ま、そうかな」

雪乃「私達はが、してしまったことを引きづらないでいてくれて良かったわ」


陽乃「うんうん、いいぞー雪乃ちゃん」

陽乃「反省するのは大事、わたしは鼻が高いね、いい妹を持って」

雪乃「私の精神を追い込んでおいてよく言うわ…」

雪乃「飴と鞭の使い方がうまいわね…」


陽乃「あららわかってたか、成長してるね、雪乃ちゃん」

休憩っす

陽乃「でも…、雪乃ちゃんがあの時もっと素直になっていたら、比企谷君の隣にいたのは誰だったんだろうね」

雪乃「……それはあくまでも仮定の話よ…姉さん」

雪乃(そう…これはあくまでも仮定の話……)

雪乃(あの時の私は恐らく彼のことが、本当の意味で好きだったのではなかったのだろうし…)

雪乃(だからその時に私の側にいてくれた葉山君を選んだ)

雪乃(でも…許されるのなら………)

葉山との行為はまんざらでもないところ
あーもうこいつダメだなと思った

由比ケ浜「ヒッキーに会いたいな。」
由比ケ浜「また、あの頃の奉仕部に戻りたい。でもヒッキーに合わす顔ないし」
比企谷「ん?あれは由比ケ浜か...あんなとこで何やってんだ」
比企谷「おい、由比ケ浜」
由比ケ浜「あっ、ヒッキー..久しぶり」
比企谷「おう」
由比ケ浜「ヒッキーごめんね。私、ヒッキーに言われるまで奉仕部の大切さを忘れてたよ」グスッ
由比ケ浜「自分勝手なのはわかってるけど、またゆきのんとヒッキーと3人でまた会いたいよ」
「話したいよヒッキー」
比企谷「悪い、俺はあの頃には戻れない」
由比ケ浜「やだ!!やだ!!ヒッキー何でもするからだからお願い」
由比ケ浜「もちろんエッチな事でも私頑張るから。ねっヒッキー、私にチャンスを下さい」
比企谷「何でも聞くんだな?」
由比ケ浜「うん」
比企谷「なら、由比ケ浜。俺の目の前に二度現れないでくれ」
由比ケ浜「そんなのありえないし」
そこまでだよごみいちゃん
小町「おめでとう」
雪乃「おめでとう」
由比ケ浜「おめでとう」
平塚「おめでとう」
戸塚「おめでとう」
三浦「おめでとう」
葉山「おめでとう」
海老名「おめでとう」
戸部「ありがとう」
いろは「おめでとう」
川崎「おめでとう」
相模「おめでとう」
陽乃「おめでとう」
めぐり「おめでとう」

比企谷「皆ありがとう」
比企谷「やはり俺の青春ラブコメは間違ってる」

以上で当、演目は概ね終了となります。
またのご来店お待ちしております。

バカヤロー

早く書けよゴミ屑

早く書けよ

早く書けよ

屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑屑

ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑ゴミ屑

[ピーーー]ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ[ピーーー]え[ピーーー]え[ピーーー]え[ピーーー]え[ピーーー]え[ピーーー]え[ピーーー]え[ピーーー]ばいい加減

雪乃(まだまだ、この試練は続きそうだわ…)


陽乃「雪乃ちゃんって、比企谷くんと付き合いたいと思ってるのかな?」

雪乃「思ってるかも…しれないわね」

陽乃「彼氏が知ったらどう思うかな?」

雪乃「別に構わないわ…」


陽乃「飾りものの彼氏だしね」

雪乃(理屈じゃないわね、こういうのは)

陽乃「なら、会えば?」

雪乃「えっ?」

陽乃「比企谷くんに、3人で会えばいいじゃない」

雪乃「それとなく伝えてあげようか?」

雪乃「……本当に?」

陽乃「うんっ❗雪乃ちゃんのためだし?」

雪乃「凄く怖いのだけど…」

陽乃「うふふ、それじゃあ伝えておくねー」

雪乃「会える、会っていいのかしら…?」


雪乃「でも、それを目標にしていたし…」

今日はここまでです

電話中

雪乃「由比ヶ浜さん?久しぶりね」

結衣『ゆきのん?ひさしぶり~、どうしたの?』


雪乃「ええ、実は…近々、奉仕部のメンバーで集まろうと思うのだけれど…」

結衣『ええっ?』

雪乃「ダメかしら?」

結衣『ううん、そんなのことないよっ!ヒッキーも来てくれるのかな?』

雪乃「まだ、わからないけれど」

結衣『そうなんだ…』

雪乃「最近どう?大学のほうは」

結衣「えへへ、結構楽しいんだ」

雪乃「そう、楽しそうで何よりね」


結衣「ゆきのんは…楽しくないの?」

雪乃「そういうわけではないけれど…親に迷惑をかけてしまったから…」

結衣「あたしも、お母さんに迷惑かけてるよ…」

雪乃「あら、ダメじゃない。夜はちゃんと帰らないと駄目よ」

結衣「あはは…今も先輩の家なんだ~」

雪乃「彼氏は先輩だったのね、そういえば」

結衣「うんっ」

結衣『えっと、ゆきのん…ヒッキーと会えるの楽しみにしておくねっ』

雪乃「ええ、そうね。楽しみにしておいてねっ」


結衣『先輩も帰ってきたみたいだから、これで切るね、バイバイ』

雪乃「ええ、さようなら」


ピッ



雪乃「相変わらず、盛っているわね…S君の罪は本当に重いわ」


雪乃「彼にさえ会わなければ、由比ヶ浜山は…」

雪乃「かなり流されてしまうところがあるのもね…私が言えたことではないけれど」


雪乃「どうなるのかしら…」


雪乃「また、以前のような関係に戻れるの…?」


雪乃「比企谷くん…由比ヶ浜さん…」

次から第3話です

3話 絶縁のお話し

八幡「んじゃ、行って来るな優美子」スタスタ

三浦「…いきなり名前呼びとか反則だし…」


三浦「大丈夫かな…」


少し前

結衣「優美子、久し振りだね…」

三浦「久し振り…」

結衣「あはは…」

三浦(別に結衣とは普通に話しても問題ないか)

三浦(ヒキオの件があるから、色々あれだけど)

三浦(でもヒキオもあーしが結衣と仲悪くなるのは嫌だろうし)


三浦「どう最近は?大学の方は」

結衣「うん、それがさ…たのしいんだ」

三浦「それがさって…いいじゃん楽しんだら」

結衣「うん…ありがとう…」

三浦(もうあれから半年にはなるし)

三浦(そもそも、部室あんなことに使うの全力で止めなかったあーしは批判なんかできないし)

三浦「新しい彼氏できてるんでしょ?どうなん?」

結衣「うん、関西弁がキツイけど…いい人だよ~」

三浦「へえ~いい男?A子の紹介でしょ?」

結衣「うん…まあ…2枚目かな?S君の方がイケメンだったような」

三浦「Sの奴、顔つき良かったしね。劣化隼人だし」

結衣「わかる、それ、あははは」

三浦(なんだか…)

結衣「でもさー、M先輩あんまり家に入れてくれなくてさ」

三浦「……」

結衣「しょうがないから、他の先輩達呼んでカラオケとか」

三浦「へえ~いいじゃんっ」

結衣「A子と一緒に讃岐うどん巡りしないかって話もあるんだー」

結衣「M先輩はあんまり束縛がきつくないって言うか…」

結衣「男子と盛り上がる方が好きなんじゃないかなー」

三浦「あんた、飲み過ぎたんでしょ」

結衣「うん、危うく路上で夜明かすところだったよー」

三浦(あんまり、その先輩と付き合ってる感じがしない…)

三浦「結衣さ」

結衣「えっ、なに?」

三浦「やっぱり変わったよね」

結衣「そ、そうかな?」

三浦「前から可愛いかったけど、なんかさらに可愛いくなってるし」

結衣「ええ…そうかな…優美子に言われたら自信になるかも」

三浦「M先輩に見せつけてんの?」

結衣「えっと…そうじゃないんだけど…」

三浦「?」

結衣「実はさ…」

三浦「うん…?」

結衣「奉仕部の3人で会おうって話になって…」

三浦「あ……そ、そうなの…へえ」

三浦(じゃあ…こいつがオシャレしてるのって…)

結衣「…優美子さ」

三浦「なに?」

結衣「ヒッキーとはまだ付き合ってるの?」

三浦「…!!!」

三浦「当たり前だしっ」

三浦(えっ?なに今の?そんな露骨に聞く?)

結衣「そっか…そうだよね」

三浦「結衣さ…M先輩と付き合ってんのよね?」

結衣「うん、付き合ってるけど…」

三浦(なんか男を物色してるような…)

結衣「ごめん、変なこと聞いて」

三浦「結衣、あんたやっぱり変わったね」

結衣「……かもね、あんなことあったもん」

三浦「あんなことって…何言ってんだか」

結衣「ヒッキーを傷つけたのは本当にごめんなさい…」

結衣「でもS君のことは…最後は無理矢理だったし」

三浦「いや、それまで思いっきり合意だったじゃん」

結衣「それは…その…」

三浦「最後の方はあーし、関わってないけど…」

三浦「あーしがそのこと言ってたりしたら、一緒に退学だったかもよ」

結衣「優美子…」


三浦「結衣は今、どんな気持ちなん?」

結衣「そだね…」

結衣「また3人で会えるように、頑張ってみてるんだけど…」

三浦「頑張ってるか…ホントに?」

結衣「………」

三浦「結衣、善悪の区別つかなくなってない?」

三浦「八幡に対しても、何が悪いのかわかってる?」

結衣「八幡……優美子…」

三浦「今の結衣、凄く危ういし」

結衣「危ういかな…あたし…」

三浦「うん、危うい」

三浦「結衣みたいな大学生、あーしも知ってるし」

三浦「それが普通ってこともあるかもだけど…」

三浦「もっとひどい、犯罪に手を染める人もいるしさ」

結衣「う、うん…」

三浦「でもさ、あーしは結衣には、もう少し自分を大切にしてほしいかな」

結衣「………」

三浦「お母さんとかさ、家族に迷惑かけるのは程々にしないと」

結衣「………っ」

三浦「結衣はもう、その貯金使いきってると思うよ?」

結衣「…」

三浦「結衣、ヒキオに会うの?」

結衣「うん…会うよ…その為に…今まで」

三浦「ま、いいけど…」

三浦「なんかこの会話、昔ヒキオとした気がする」


結衣「ヒッキーと…?」

三浦「確か、親睦会出ても後悔するかもだったかな、今度は結衣に言うことになるなんてね」

結衣「……?」

三浦「あーしは止めないけどさ、覚悟していきなよ、結衣」


結衣「優美子……わかった」

そして…再開の時…


八幡「…ひさしぶりだな」

結衣「うんっ!」

雪乃「久しぶりね…」


八幡(最後の再会…どうするか)

結衣「えっと…どうしようか?」

雪乃「そうね…駅前のこんな所で立っていてもあれだし…」


八幡「喫茶店でも行くか」

結衣「うん、そうしよっ」


八幡「じゃあ、あの角のところにある店でも」

雪乃「あら、洒落てるわね」

八幡「あ、まあな」

結衣「……」

休憩

ナウい喫茶店

雪乃「あら、いいところね」

結衣「ほ、ホント…初めて入るけど」

八幡「優美子が好きって言ってた」

雪乃「三浦さんの趣味ね、成る程」


結衣「優美子…か」

八幡「……?」

八幡「どうした、由比ヶ浜?」

結衣「ううん、なんでもないよ」

雪乃「それにしても…本当に久し振りね…こうして揃うのは」

八幡「ああ…もうすげぇ前な気がする」

八幡「…環境が変わったからか」

結衣「そうだね…環境…変わったもんね…」

八幡「変わったよ、本当に…お前らも」


雪乃「…そうね」

結衣「…うん」

八幡「最近はどうだ?新しい彼氏ともうまくいってるか?」

結衣「それは…」

雪乃「そもそも彼氏ではないわ」

雪乃「関係は続いてるけど、何もしていないし…」

雪乃「姉さんを恐れて、最近は会っていないし」

八幡「その彼氏、かわいそうだな…」

雪乃「悪いことをしたと思うわ、彼には…」

雪乃「でも、私にも優先順位ができたのよ…」

八幡「優先順位?」

雪乃「この奉仕部メンバーの仲を戻したいと考えてるわ」

結衣「ゆきのん…!!」

八幡「……………」

結衣「それがいいよっ❗随分回り道しちゃったけどさっ」

雪乃「こう言えば、あなたは頷いてくれるかしら?」

八幡(さっき挨拶した時は、あまりにも普通で驚いたけど)

八幡(こうして見ると…二人共どこか余裕がない…)

八幡(でも…)

八幡「今度はお前らが奉仕部にこだわりだしたか」

結衣「ヒッキー?いいじゃん、こだわってもさ…」

八幡「由比ヶ浜は自分のしたこわかってて言ってるか?」

結衣「あ…そうだよね…」

八幡「自分で壊しただろ」

八幡「いまさら、遅いだろ…」

結衣「ご、ごめんなさい……」

八幡「雪ノ下は?本気なのか?」

雪乃「私も葉山くんと一緒にあなたに酷いことをしてしまったわね…」

雪乃「姉さんとのこの生活で…少しはわかってきたこともあるわ」


雪乃「あなたにこんなこと言うのは間違ってるけど…」

雪乃「それでも…私は以前の関係に戻りたいわ」

八幡「……」

結衣「そうだよ、3人で旅行行ったりとかさっ」

八幡「何言ってるんだ?」

結衣「お酒飲んだりとかっ、あはは」

八幡「由比ヶ浜…」

結衣「ちょっと、いけない方向に行きかけるとか、大学生っぽいじゃん?」

八幡「……」

結衣「それに……ヒッキーにしてしまったこと償いたいし…」

八幡「お前は…」

八幡(由比ヶ浜が…変だ…なんだ?)

八幡(それに…これじゃ依存の関係になる…)

八幡(罪の呵責からこの二人は俺を叱責することはもうない…)

八幡(下手したら、専業主夫として生きて行けるかも?)

八幡(おいおい、俺が憧れてたことが現実に叶いそうだよ…)

八幡(でも…違う…全然違う…)


八幡「俺ができることは一つだ」

結衣「なに?ヒッキー?」

雪乃「………」


八幡「お前らとはもう会わない」

結衣「………!!」

雪乃「比企谷くん…そんな…」

八幡「もう終わりにしようぜ、その方がお互いの為だ」


結衣「…ヒッキー…ウソだよねっ?もう会わないとか…」

八幡「………」

結衣「あたし、頑張ってきたんだよ?次ヒッキーに会っても、恥ずかしくないように…」

結衣「ヒッキーもオシャレになってきてるし、負けないように…」

結衣「そう思ってたんだよ…?」

八幡「確かに、前より綺麗になったよな」

結衣「うん…ありがとう」

八幡「お前の頑張った方向はそっちかよ…」

結衣「えっ?」

八幡「お前、彼氏いるし他にもグループあるんだろ?」

結衣「そ、そうだけど…」

八幡「彼氏に失礼だろ、前みたいに俺を蔑ろにしろよ」

結衣「そんな…!」

八幡「今はそっちが正しいんだよ」

八幡「もう、他人になってそれぞれの道を歩んで行こうぜ」


雪乃「本気…なのね…」

八幡「ああ、俺にも大切なものがあるから…」

雪乃「そう…残念だわ…凄く…」

結衣「やだ……やだよ…そんなの…ヒッキー…!」

八幡「……俺が言えるのはそれだけだな」

雪乃「これがあなたの叱責の方法かしら?」

八幡「別にそんなつもりもないっての」

八幡「由比ヶ浜も、今を大切にな」

結衣「待って…待ってよ、ヒッキー…」

八幡「俺もう行くな、払って行くから」

スタスタ

結衣「うあぁぁぁ………!!」

雪乃「…くっ…比企谷くん……っ!」ポロポロ

結衣「うぐっ……!うぐ……っ!」ポロポロ


八幡(振り返るな…振り返るなよ…比企谷八幡…!)

スタスタ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

別の場所

三浦「…ここで待ち合わせだけど…あいつ大丈夫かな…」


スタスタ

三浦「あ、来たし…あれ、意外と普通だ」

八幡「……」スタスタ

三浦「やっほ」

八幡「おう…」

三浦「決着はついたん?」

八幡「……」コク

三浦「なら、よかった。平気?色々と…」

八幡「全然…平気じゃねぇ…帰って寝たい…疲れた…」

三浦「泣くのはさ、あーしの前だけにねっ」

八幡「う、おう…わかってる…」


三浦「…お疲れ様、八幡っ」

ナウい喫茶店


雪乃「…とても虚しいわね…」

結衣「こんなの……酷すぎるよ…ヒッキーがあんなこと言うなんて…」

雪乃「私たちも同じことを、彼にしていたのよ」

結衣「……」


雪乃「私は、受け入れるつもりよ…あなたは…?」

結衣「…優美子が…絶縁持ち出したのかな…別の人かな…?」

雪乃「病んでるわね…少し怖いわ…」

結衣「ごめん…嘘、冗談だよ…」

雪乃「あなたは、今のコミュニティをしばらく絶って、ご家族との仲を戻した方がいいわね」

結衣「優美子も同じこと言ってた…」

雪乃「そう…それが本当の意味で反省できる最初の一歩よ、きっと」


結衣「……」

今日は終わります あーしさんの話とかありますけどそろそろ終わりも近いかな?

遅れました 再開

雪乃「ふう…」


陽乃「あれれ、雪乃ちゃん?どうしたの、ため息なんかついて」

雪乃「姉さん…やめて…今は」

陽乃「大分へこんだようね、比企谷くんも罪な子だな~」


雪乃「絶縁されたわ……完全に」

陽乃「そう」

雪乃「姉さんの目論見通りかしら?」


陽乃「そんなことないよ」

雪乃「……」

陽乃「それで、どうするのかな?雪乃ちゃんは」

陽乃「我を忘れて、比企谷くんを奪い返すとか?」

雪乃「そんなことするわけないでしょう…全く」


雪乃「今まで通りよ…今まで通り…」

陽乃「なるほどね~」

雪乃(いままで通り進む…それだけ…)


陽乃「そういえば、隼人だけどさ」

雪乃「えっ?」

陽乃「今、大学の費用集める為に、ホストしてるって」


雪乃「ホスト…まあ、わからなくはないけれど」

陽乃「でも、やっぱりキツイみたいだよ~やっていけないんじゃないかな」

雪乃「どうでもいいわ…もう、彼とはなんでもないんだし」


陽乃「あら、冷たい。比企谷くん捨てるくらい好きになった相手なのに」

雪乃「……ち、違うわ…」

陽乃「またまた、あと隼人だけど…」

雪乃「どうでもいいと言ってるでしょう…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


M先輩「…」

結衣「…」

M「なあ、結衣ちゃん」

結衣「はい?」

M「…別れよか」

結衣「!……そうですね…そうしましょうか」

M「他に好きな奴でもおるんちゃう?」

結衣「……」

M「やっぱりか…まあ、前からそんな気はしてたけどな」

結衣「伝わりませんでした…」

M「そうか…残念やったな」

結衣「先輩はいいんですか?」


M「ん~?結衣ちゃんみたいな子と別れるんは辛いな」

M「ただ、あんまり付き合ってるって感じでもなかったしな」

結衣「先輩…」

M「ま、ここまでにしとこか。元気でな、結衣ちゃん」

結衣「……はい、ありがとうございました…」

友人「マジで?別れたの?」

M「まあな」

友人「もったいね~、あんなかわいい子あんまりいないだろ?」

友人B「おっぱいデケェしな」


M「いや、付き合うとそういうもんだけではなくなるやろ…」

M「心が通じ合ってるとかのが重要やん、そうじゃないと興奮せぇへんしな、セックスしても」


友人「今なら、フリーなんだよな?アタックしてみるかっ!」

友人B「セフレでいいから、頼めないかな~っ、うわ~やりて~~!」


M「阿呆やろ、お前ら…まあ好きにしてくれ…」

結衣「あ~あ、A子とも微妙になるかな…これは…」

結衣「別れるつもりではあったけど…まさか先輩の方から言うなんて」


結衣「やっぱり、雰囲気に出てたかな…」

結衣「…」

結衣「つ、次は…お母さんと仲直りか…」

結衣「ううう~ハードルが高いよ…でも…が、がんばれっ結衣っ!」

タタタタ


結衣「もう会わないなんて認めないよ…絶対…いつか、必ず…」

タタタタ


3話 おしまい

ナウい喫茶店にて
三人「……」しばらく沈黙。
三人「あの……」
八幡「…。お前らからいけよ」
結衣「ううん、ヒッキーからで…いいよ」
雪乃「そうね…。比企谷君からお願い」
八幡「…わかったよ…。思えばさ、あれからもう2年も経つんだな…。早いものか、遅いものか…」
結衣「?」
雪乃「何を言って…あっ…」
八幡「俺さ、あの時からずっとあの場所で、この三人できっと手に入れられるかもって…何かがわかるかもって思ってたんだよな。」
八幡「…でも…、結局俺がもたついて、壊れるのが、失うのが怖くて、逃げて、…そうしてるうちに何も、誰もいなくなってさ…、後悔してた…。」
結衣「ヒッキー…」雪乃「比企谷君…」
八幡「全部俺の責任だ。何も…かも…。」
雪乃「そんなことないわ」
結衣「そうだよ!ヒッキーは…、悪くないよ」
八幡「……。そうだよな。本当、そうだよな。」(悪いような笑み)
雪・結「?」
八幡「どんな形でも、たとえそれが恋人でもなくても、本物になれたかもしれないのに、それすらも許さないでお前らはぶち壊したんだもんな。」
雪・結「!?」
八幡「何が今更になって仲を戻したいだ。何がこだわってもいいじゃんだ。もう遅いんだよ、何もかも」
八幡「言われるがままお前らと繋がりを保とうとしてた俺を見て楽しかったか。優越感にでも浸れたか。そんなの俺が知るか。お前らとはもう何もない。これで終わりだよ…」

結衣「ま、待って!!…そんなの…そんなのないよね…?確かにあのときはあたしたちが悪かったけど…今はそんなこと…!」
雪乃「そうよ、何もこれで全て終わらせようとしなくても…また1から…0からでも始められるわ」
八幡(……ああ、やっぱりあの人の言う通りだ)
先日、同じ場所で
 陽乃(「比企谷君、突然ごめんね…。久しぶり。今はどう?」)
 八幡(「別に。学校が変わったくらいで何も変わらないっすよ。あいつらともうまくやれです。」)
 陽乃(「そっか。よかった。…それで、話なんだけど…」)
 八幡(「雪ノ下たちのことですか。」)
 陽乃「(…そう…。ここ最近になって更に奉仕部のことに固執しようとしてるみたいでね。君ならどうしたい?」)
 八幡(「どうも何も、俺はあいつらとはもう何もないですよ。それは、俺だけが思っていても…。」)
 陽乃(「…わかった。じゃあせめてもの最後のお願いなんだけど…………」)

八幡(これでいいんだ。これでもう…)
結衣「こんなの…こんなのヤダよぉ…。ヒッキー…」グスッ
雪乃「比企谷君…」ポロポロ
八幡「……俺は、お前らとは何にもなれなかったけど、俺には俺の大切な本物が…もう失くしたくない本物があるから。それだけだ。じゃあな」ガタッ
結衣「あっ、まっ…」雪乃「あ、あっ…」
ガラン(八幡、店を出る。)
結衣「…あ、あははは。あたし、もうヒッキーに見てもらえないや…。キレイに、もう一度振り向いてもらえるように頑張ってきたのにな…あはは」
雪乃「比企谷君…比企谷君…比企谷君…ねえ、戻ってきて…。それとも私たちがまだあなたのもとに近づけてないの?もう…わからないわ…うふっ、うふふふふ」
その後、二人の少女を見たものは誰もいない
同日の午後2:57京葉線稲毛海岸駅付近で貨物列車に轢かれ損傷の激しい女性の遺体が2体発見されたらしい…。

的な感じを俺は求めてた

二次創作の二次創作くらいどうってことないだろ
広い心をもてない君らはもう少し想像力を広げたら?

わざわざ行間あけてたてても間違えられるからわざとそうした
ま、いずれたてようとしてるスレの予行だよ

4話 葉山君の日常


先輩「おい、新人。トイレ掃除やっとけよ」

葉山「はい」

先輩「あと皿洗いもなっ」

葉山「はい」


葉山「……ホストというより、雑用係だねこれじゃ」


スタスタ

葉山「なんとか今年中に大学資格をとって、来年には大学進学しないとな…」

葉山「高校のみんなからどんどん乗り遅れるよ…」

コンビニエンスストア

葉山「ありがとうございましたっ」

葉山「…」


葉山「コンビニとの両立か…これは大変だ…本当に…」

葉山「親の援助がないというのが、こんなにも厳しいなんてね…」

葉山「まあ、援助がないわけではないか…」

葉山「家だけは用意してくれたしね…家賃は俺持ちだけど…」

葉山「築30年のワンルーム…まあ、しょうがないか」


アパート

葉山「ただいま…って、誰もいないけどね…」


葉山「今日も疲れたな…カップラーメンを食べて寝るとしようか…」

葉山「ホストは思ったよりも稼げないな…コンビニも同じくだし…」

葉山「なにより精神的な疲労が大きいよ…まったく…」


葉山「雪乃ちゃんがいてくれたら、まだ頑張れただろうに…」


葉山「もう夏だね、そういえば…みんなはどうしてるかな?」

葉山「優美子…」


ピッ プープー

葉山「着信拒否…かな?」

葉山「雪乃ちゃんとは離されて、優美子たちとも会えず、親とも絶縁状態」

葉山「なんだろうな、この状態は…」


葉山「今まで、サッカーや勉学、人間関係と頑張ってきたつもりだったが」

葉山「雪乃ちゃんとの恋にテンションが上がり過ぎた結果、これか…」

葉山「人生一寸先は闇だね本当に」

葉山「まあ、俺自身の行動の結果…自業自得とはいえ…」


葉山「あまりにも…ね」


葉山「比企谷とは随分立場が変わってしまったかな…」

葉山「今頃比企谷は…優美子との交際を続けているかな?」

葉山「彼なら、普通に大学に通って…いろは達とも仲良くやっているのかな」


葉山「結衣や雪乃ちゃんとはどうしてるのか…」

葉山「そもそもあの二人もずいぶん変わった生活になってるだろうけどね…」

葉山「Sについては…もういいかあいつは」


葉山「…」

葉山「こんなにもやり直したいと思ったのは初めてだよ……」

葉山「1年前からやり直したいね……ははは」

葉山「……なんで…」


葉山「なんでなんだ…」

葉山「なんでなんだっ!!」

葉山「こんな生活にっ!…こんな仕打ちなんてあるのかっ!?」

葉山「ちょっとした悪ふざけでっ!こんな……こんな…」

葉山「先が見えない…本当に見えない…こんな…生活に…!」

葉山「高校すら自主退学に追い込まれて……雪乃ちゃんもいない…!」


葉山「優美子だっていない……!本当に…孤独だ…!」


葉山「近づいてくるのは……身体目当ての女ばかり…!」

葉山「違う…俺がいま望んでるのは…そんなことじゃない…」


葉山「平穏だ……!」

ピンポーン

葉山「ん?」

ガチャ

C子「やっほ~、来ちゃった」

葉山「ああ、こんばんは…構いませんよ別に」

C子「ホント~?彼女に妬かれるんじゃない?」


葉山「いませんよ、そんなのは」

C子「じゃあ、泊まって行っちゃおうかな」

葉山「お好きにどうぞ」


葉山(ルックスが仇になってるかな…向こうから近づいてくる…)

葉山(よって、女には困らない…)

葉山(これが…俺の現状だ…)

葉山(ヒキタニ…お前は、今の俺を見てなんて思うかな?)


葉山(雪乃ちゃんにも愛想尽かされてざまあみろとでも思うかい?)


葉山(しかし、彼女のマンションで夜を過ごしたのは俺だけだ)


葉山(彼女の普段の凛とした姿から想像できない声を聴いたのも俺だけだ…)

葉山(君は彼女がどういう風に求めてくるのか想像もつかないだろう…はは)

葉山(今の生活を耐え抜ければ…俺は必ず一皮剥けるはずだ…)

葉山(その時にはもう一度戻って、彼女に告白する)


葉山(ヒキタニ…俺はこんなところで終わらない…絶対に平穏を取り戻して、雪乃ちゃんともやり直すさ)

葉山(家族にも認められないと駄目だが…俺ならできるはずだ……必ず)


葉山「そう…必ず…」

C子「隼人?どうしたの?」

葉山「いえ、なんでも…始めましょうか」

C子「で、電気を…あんっ!」

葉山(でも今は…目の前の女に集中しよう…)


4話 おしまい

海老名「巧妙なハヤ×ハチSSだったのか!」キマシタワー

海老名「一方通行な思いもまたヨシ!」サケウマー

5話 八幡とあーしさんのお話


三浦「八幡、こんなもんでいいんじゃない?」


八幡「そうかな、あんまり荷物多くてもな」

三浦「ま、全部あんたが持つんだからあーしはいいんだけど」


八幡「え~」

三浦「嘘だっての、トイレットペーパーくらい持つって」

八幡「あとは、害虫スプレーでも買うか」

三浦「あんた、アパート汚くしてんの?」

八幡「蚊とかがいるくらいだぞ…G様は見かけてない」

三浦「蜘蛛は?いんの?」

八幡「偶に見かけるな」



三浦「じゃあ、いるかもじゃん。バルサンも買うし」

八幡「バルサン高いし…出費が…」

三浦「害虫出るよりマシでしょ」


八幡「それはそうだが…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

三浦「でも、八幡が一人暮らしとかちょっと驚いたし」

八幡「そうか?社会人になったら、どのみち追い出されるだろ」


三浦「そうだけど、シスコンのあんたが言え出るとか…」

八幡「シスコン言うな」

三浦「しかも、あーしらまだ1年だし…まだまだ先だし」

八幡「でも、優美子って仕事決めてるんだろ?」

三浦「決めてるっていうか…化粧品のメーカーに就職できたらって思ってるだけ」

八幡「企画とか?」

三浦「そういうこと、自分のアイデアが商品化されたら嬉しいし」


八幡「なんか似合ってる気がする」

三浦「あんたは?もう決めてんの?」

八幡「俺は…非常に悩んだが…」

三浦「うん」

八幡「公務員がいいという結論になりました」

三浦「うわ…お役所仕事だし…」

八幡「なんだよ、立派な仕事だぞ」

三浦「あーしがこの前、役所に行ったときはすんごい適当な態度だった」

八幡「場所に寄るんだろ」

三浦「でもあれで、給料けっこうもらえるとか…いいよね~ホント」


八幡「ですよね~いいっすよね~」

三浦「はあ…バカじゃん」

八幡「まあ、そこまで適当に働く気はないけどな」

三浦「ふ~ん」

八幡「んじゃ、帰るか」

三浦「あーしもあんたの家行くの確定なわけ?」

八幡「さっきまで、ノリノリだったじゃないですか…」

三浦「の、ノリノリじゃないし…!」

八幡の賃貸マンション

八幡「ただいま~」

三浦「お邪魔しますって…よく考えたら物あんまないんだったね」


八幡「まだ引っ越して間もないし、基本いらんからな」

三浦「実家近いもんね」

八幡「まあな、一人暮らし慣れる為にやってるみたいなもんだし」

三浦「ま、いいや。飲み物あーしが出すね」

八幡「いや、俺がやるってか…ま、いいか」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

三浦「でさ、海行く約束だけど」

八幡「海ね…おう、どうしようか?」

三浦「やっぱ泊まりの方がいいっしょ」

八幡「泊まりか…」

三浦「ホテルか旅館にでも泊まってさ…浴衣着て懐石料理とかいいじゃん」

八幡「おばさんかよ…」


三浦「は?なんか言った?」

八幡「いえなんでも…」

三浦「今はそんくらいが限度だけど…社会人になったらさ、海外旅行とか」

八幡「まあ、そのくらいは行きたいな。最低北海道か沖縄かな」

三浦「そうそう」


八幡「社会人か…」

三浦「どしたん?」

八幡「あいつらってどうすんのかなって思ってな…」

三浦「あ~…雪ノ下さんらね…なんかまともに働けるのかな…?」

八幡「雪ノ下はまあ、陽乃さんがいるし、なんとかなるだろうけど…」

三浦「でも、最悪束縛生活でしょ?政略結婚に利用されるとか?」

八幡「まあ、元々あの家は特殊だからな…」


三浦「結衣は…大丈夫でしょ」

八幡「そうか?」

三浦「あの子次第だけど…最悪なにしたって生活はできるって。可愛いし」

八幡「なんかいやらしい想像してしまうじゃねぇか…」

三浦「そっち方面ならすごい稼ぎそう」

八幡「30歳までに3000万円とかか?」

三浦「身も心もボロボロになるだろうけど、結衣クラスならできそう」

八幡「問題は…葉山たちか」

三浦「どうなんだろ?隼人たち…どうしてるかわかんないけど」

八幡「Sの奴は少年院だろ…まあ未成年だし記録には残らないだろうけど」


三浦「あれ、結衣の策略っていうか…とっさの機転っていうか」

八幡「Sもまさかあんなことになるなんて思わなかっただろうな」

三浦「でも、どのみち大変だしこれから…」

八幡「葉山は…陽乃さんが言ってたけど」


三浦「八幡、あんた最近よく会ってるよね?」

八幡「陽乃さんと?そんなことは」

三浦「絶対多いし…」

八幡「と、とにかく、葉山はホストの仕事してるって」

三浦「へえ…隼人がね。でも合ってるかもね」

三浦「稼ぎまくって、事業でも起こす気かな」

八幡「大学資金貯めてるらしいぞ、親の援助切られてるから」

三浦「うわ…それはキツイ…」


八幡「今考えるとわかるよな…親のありがたさが」

三浦「ここまで育ててくれたことには感謝しないとね」

八幡「めっちゃ金掛かっただろうしな…」


三浦「まあ、社会人になって少しでも稼ぐことが恩返し…なんて」

八幡「俺の親は小町至上主義なんですけどね…あはははは」

三浦「似てないしねっ、妹めっちゃ可愛いし。あれは区別されるでしょ」

八幡「もう差別級ですよ、ホント」

ちょい休憩 今日中には再会できるかと

スミマセン今日更新はできなさそうです

陽乃「そうそう雪乃ちゃん、隼人だけどね」

雪乃「もうやめて!もう葉山君のことなんて、関係ないんだから!」

陽乃「ふ~ん、あんなに愛し合ったのに?」

雪乃「もう過去のことよ…あんなことは…」

陽乃「じゃあ、比企谷君のこともそうなんだ!」

雪乃「……」

陽乃「なぜ黙るの?比企谷君に絶縁されたんでしょう?」

雪乃「そうね…もう…」

陽乃「雪乃ちゃん、隼人のことは過去の事にしたいのに、なぜ比企谷君のことは忘れないの?」

雪乃「……」

陽乃「雪乃ちゃん、いい加減にしたら?そうやって、自分の心を誤魔化して、無かったことに出来るの?」

雪乃「…じゃあ、どうすれば良いの?比企谷くんには絶縁されて、今でも三浦さんと付き合っているのに?
   わたしが今更彼に近付こうとしても、それは叶わないのに?きっと拒絶されるだけなのに…」

陽乃「でも、諦めきれないんじゃないの?」

雪乃「そうよ!諦めきれないの!今でも、何であの時、比企谷くんとちゃんと向き合わなかったかって、後悔してるのに…」

陽乃「でも、今更遅いか!比企谷くん、三浦さんと凄く仲が良さそうだし!比企谷くんって処女に拘るタイプじゃなさそう
   だけど、隼人の精液まみれになった雪乃ちゃんじゃあ、気持ち悪くて抱けないか!アハハハハ!」

雪乃「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

数年後、千葉市内…

雪乃「…小町さん?」

結衣「小町ちゃん、やっはろー!」

小町「…あぁ、雪ノ下さんと由比ヶ浜さん、こんにちは…」

結衣(あれっ?)

雪乃「…」

小町「久しぶりですね…どうかされましたか?」

雪乃「(もう、名前で呼んでくれないのね…)今、由比ヶ浜さんとお茶しに行くところなの。よかったら、いっしょにどう?」

結衣「そうだよ!いっしょに行こうよ!」

小町「いえ、私用があるので」

雪乃「…そう……あの、比企谷くんは元気にしてるかしら?」

小町「えぇ、お兄ちゃん、多分元気にしてるんじゃないですか?」

結衣「多分?」

小町「この前の日曜日結婚式挙げて、今新婚旅行でニュージーランドに行ってますから」

雪乃・結衣「「!!!!!!!」」

結衣「えっ、そんなの聞いてないよ!」

雪乃「………」

小町「えぇ、だってお二人とも招待してませんから!」

雪乃・結衣「………」

小町「それにしても、綺麗だったな~、優美子お姉ちゃん!戸塚さんやいろはさん、海老名さんや戸部さんが
   お祝いしてくれたんですよ!お兄ちゃんも幸せそうたったし♪」

小町「もう、いいですか?小町も急いでるんで!」

雪乃「…えぇ…」

小町「それでは…」

雪乃・結衣「………」

結衣「…そんな…酷いよ…ヒッキー!結婚しちゃうなんて!」

雪乃「…由比ヶ浜さん、もう諦めたら?…もうわたし達が比企谷くんに関わることは、許されないんだから…」

結衣「でも、ゆきのんはそれでいいの?ゆきのん、お見合いで結婚したのに、たった半年で離婚したんでしょ?」

雪乃「違うわ…相手の家から追い出されたの…結局わたしが心を開かなかったから、愛想つかされたの…」

結衣「…どこで間違えたんだろう…私たち…」

雪乃(比企谷くん…あなたはもうわたしの手の届かないところにいってしまったのね…どうして、あの時…)


物陰…
葉山「…雪乃ちゃん…やっと見つけた!今迎えに行くからね!」

別の物陰…
S「結衣…見つけたぞ!あの野郎、俺をこんな目に合わせやがって!」

………

三浦「で、彼女どうしてんの?」

八幡「どうって…高校生活を満喫してますよ」

三浦「彼氏とかは?」


八幡「さあ、どうだろうな?告白はされてるらしいが」

三浦「ふ~ん、なんかみんな前に進んでる感じだし」

八幡「戸塚と一色の奴もうまくいってるみたいだしな」

三浦「それは何より」

八幡「海老名さんらは?」

三浦「一応まだ付き合ってるってさ、なんとかうまくいってんじゃない?」

八幡「そっか…」


三浦「ねえ…」

八幡「なに?」

三浦「今度みんなで会って、親睦会としゃれ込もうよ」

八幡「おい、優美子……それって…」

三浦「なに?不満でもあんの?」


八幡「そうじゃなくて…絶対狙ってるだろ…」

三浦「そう?あーしは別に結衣とか雪ノ下さんと絶縁したわけじゃないし~」

三浦「呼んだって普通じゃん?」

三浦「呼ばないと、不義理な奴って思われるかもでしょ?」


八幡「…優美子」

三浦「冗談だって…言ってみただけ」

八幡「それ、本音か?」

三浦「別にそんなことないよ」

八幡「俺たちだけでいいだろ?あいつらと同じことしたら、同類だしな」

三浦「言えてる、じゃあ誰呼ぶ?」

八幡「戸塚といろはすと…」

三浦「ふんふん」

八幡「よくわからんけど、陽乃さんとか…?」


三浦「……呼ぶの?」

八幡「嫌か?」

三浦「そんなことないけど…」

八幡「お世話になったしな…」

三浦「そういうことなら、まあいいけど」


八幡「あとは…戸部と海老名さんとか?」

三浦「あーしから誘っとく」

八幡「頼むなっ」

三浦「でも、けっこう楽しくなりそうじゃんっ」

三浦「どこで、飲み会する?」

八幡「そうだな…ここは、居酒屋…かな」


三浦「あ、やっぱり?」

八幡「なにがやっぱりなのかは、全くわからないけどなっ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


居酒屋

戸塚「本当に集まったんだよね…」

いろは「そ、そうですね…」


陽乃「わたしも呼ぶとは、さすが比企谷くん。偉いぞっ」ピトッ

八幡「くっつきすぎですって…」

三浦「ヒキオ…あんたさ、何赤くなってんの?」

八幡「いや…なんでもない…」

三浦「ふん…」

陽乃「あらあら、妬けちゃうな~~」

八幡「陽乃さん…いい加減からかわないでくださいよ…」

海老名「言っても…わたし達未成年…大丈夫かな?」

戸部「う~ん、平気じゃね?バレてる様子ないしさっ」


いろは「一応、タイトスカートで大学生っぽく見えるようにはしてきたんですけど」


戸塚「全然意味ないよ…それ…多分」

いろは「そうですかね~?」


八幡「一色は童顔だしな」


いろは「あ~!ひどいですっ先輩っ!」

戸塚「まあまあ、いろはも落ち着いて。ね?」

いろは「う~~~、戸塚先輩がそういうなら…」

陽乃「比企谷くん」


八幡「はい?」


陽乃「雪乃ちゃん達は呼ばなかったんだ?」

八幡「そりゃ、まあ…もちろん」

陽乃「んふふふふふ~~」

八幡「なんですか?その含みのある笑いは…」

陽乃「え~?べっつに~~?」

八幡「?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

同じ居酒屋

雪乃「由比ヶ浜さん」

結衣「えっ、なに?」

雪乃「ご家族とは…あれからどうなの?」

結衣「まだわかんないけど…M先輩達とは別れたし」

雪乃「そう、ならいいけれど」

結衣「少しずつ…話し合って行こうかなって…」


雪乃「セックスフレンドとも別れないと駄目よ」

結衣「えっ?そ、それは…」

雪乃「あなたね…変えたいんなら、完全に絶たないと駄目よ」

結衣「あはは…だよね…わかってる…」


雪乃「由比ヶ浜さん…身体が既に…」

雪乃「S君の影響ね…どういうプレイをしてたのかしら…私の知らない事実もありそうね」

結衣「や、やだな…ゆきのん……」

結衣「と、ところでさ…なんでこの居酒屋で飲もうってなったの?」

雪乃「姉さんが連れてきたのよ、あなたも呼びなさいって」

結衣「へえ~」

雪乃「まあいいわ、飲みましょうか」

結衣「うんっ」

陽乃「出会ったらどんな顔するかな?あははは」

八幡「陽乃さん…?なんか考えてませんか?」


陽乃「えっ?そんなことないよ~」

八幡「棒読み…」


三浦「とりあえず、乾杯しとく?」

海老名「いいじゃん」

戸部「よしよしっ」

戸塚「乾杯だねっ」

いろは「よ~し、行きましょうっ!」

「せ~~~のっ」


「かんぱ~~~~~いっ!^^」


おしまい?

5話も終了で~す、かなり長かったですけど、この辺りで締めたいと思います
ありがとうございましたっ

また、数年後の千葉市内のとあるマンション…

八幡「ただいま~!」

優美子「おかえりなさい、八幡!」

…………

八幡「御馳走様でした。美味かったよ、優美子」

優美子「お粗末様、どう、あーしも少しは腕上げたかな?」

八幡「そうだな、普通に美味いんだが…」

…………

優美子「…八幡…その、話があるんだけど…」

八幡「ん、どうした?」

優美子「この前、姫菜と会った時聞いたんだけど…戸部が会社の同僚に強引に誘われて、新宿のキャバクラに行ったんだって!」

八幡「…はぁ、戸部にも付き合いってものがあるんだろ?その位で責められるのは、戸部も可哀想に…」

優美子「あぁぁぁん?八幡、あんたまさか…」

八幡「いやっ、俺はそんな面倒な所には行かないし!」

優美子「冗談だって!あんたそんな所に行かないのは解ってるし!…話がそれたけど、そのキャバクラで結衣が働いていたんだって!」

八幡「へぇ、由比ヶ浜がキャバクラでね~、ある意味、天職か?」

優美子「それが、戸部の話だと何か雰囲気が変わっていて、可愛いんだけど何だか薄気味悪かったって言ってた。」

八幡「ふうん、由比ヶ浜がね~」

優美子「それだけじゃなくて、今結衣、隼人と同棲してるんだって!」

八幡「はぁ?何だそりゃ!」

優美子「何でも隼人の奴、大学の費用を貯める為にホスト始めたけど、先輩ホストのお客を怒らせるような事してしまって、
    お店に損害を与えたらしいの。それで、それまで貯めていた大学の資金を全部取り上げられたらしくて、そこで
    大学進学は諦めたらしいって。結局ホストとして働いてるみたいだけど、顔だけじゃダメな世界らしくて、苦労
    してるみたいよ。そんな時に結衣と再会して、同棲を始めたってさ」

八幡「ふぅん、葉山の奴、雪ノ下はどうするんだ?雪ノ下の事諦めてなかったと思ったんだけど…」

優美子「それが、結衣の奴もそれを知ってるらしくて、隼人の応援をしてるらしいの。戸部の話だと、結衣のキャバクラに
    隼人がやって来たらしいけど、隼人や結衣の目付きが変だったって言ってたらしいよ。絶対何かクスリやってるって…」

八幡「…何か、言葉が出ないな…」

優美子「そういえば、雪ノ下さんだって、今結構酷い状態なんでしょ?」

八幡「まあな。陽乃さんの話だと、離婚して戻って来てから、ずっと部屋に閉じ籠ったままらしい。いつも奉仕部の写真を
   見ながら泣いてるって…時々、自分の身体を掻き毟って『汚れが落ちない!』って叫んでるらしい…」

優美子「あんた…まさか雪ノ下さんに逢うつもり?」

八幡「馬鹿言うなよ…今更逢うつもりも無いし…優美子が居るのに…」

優美子「…バカ…」

さらに2年後、千葉市内

…斎場…

優美子「…八幡、大丈夫?本当に行くとは思わなかったんだけど…あーし一人でも良かったのに…」

八幡「…ああ、色々あって縁を切ったけど、最期位はな……」

優美子「…結衣…何でこんな事に…」

八幡「…………」

優美子(私達は、とある斎場に来ている。それは高校時代のクラスメート、由比ヶ浜結衣の葬儀に出席する為だ…)


優美子(結衣は八幡に絶縁されてから、大学に通っていたもののセフレ達と縁を切れず、少しずつ転落して行き、
    何故か隼人と同棲を始めた。そんなある日、二人の前に転落する原因を作ったSが現れたそうだ…)

優美子(そして、後はお決まりの修羅場…隼人とSが責任の擦り付け合いの殴り合い。結衣はSに『お前のせいでヒッキーに
    嫌われたんだ!責任とれ!』と言って包丁で腹を刺した。Sもまた、近くにあった灰皿で結衣の頭を殴り、
    『貴様のせいで!俺の人生を返せ!』と叫んだ後、絶命したらしい…そして、結衣もそれが原因で…)

優美子(隼人はSと殴り合いの最中、Sに突き飛ばされ、運悪くコンクリートの壁に後頭部を強く叩き付けられ、
    それが原因で亡くなったらしい…)

優美子(…つまり、八幡を奉仕部から追い出し苦しめた4人の内、3人がこの世を去ったことになる…)

八幡「…由比ヶ浜の人生って、一体何だったんだろうか…」

優美子「…八幡…もう結衣のこと、許してやんなよ…」

八幡「……」

???「…比企谷くん…久しぶり…」

八幡「…雪ノ下…」

優美子「…雪ノ下さん、何だか凄くやつれたね…高校時代と雰囲気が全然違う…」

雪乃「…比企谷くん、ごめんなさい…本当はわたしの顔なんか見たくなかったでしょう…
   でも…由比ヶ浜さんにお別れを言いに来たかったから…」

八幡「…雪ノ下…お前まだ…過去に囚われてるのか…」

雪乃「…わたしにはもう何も残ってないの…親友も…仕事も…そして、あなたも…」

優美子「……」

雪乃「比企谷君…優美子さん…お願いがあります…」

優美子「何?」

雪乃「比企谷くんを…一晩だけ、私に…私の夫にさせて下さい!」

八幡・優美子「「!!!!!!!!!!!!」」

雪乃「…決してあなた達に迷惑は掛けないから…子供が出来ても、わたし一人で育てるから!」

雪乃「お願いします!お願いします!お願い…します…」

八幡・優美子「………」

八幡「優美子、帰ろう!」

雪乃「比企谷くん!待って!話を聞いて!」

八幡「雪ノ下…お前、狂ってる!病院に行った方が良いぞ!お前、こんな人間じゃなかっただろう…」

雪乃「比企谷くん…」

優美子「雪ノ下さん…あんた…もう…過去に囚われるのはやめな!あんたが八幡にしたことは確かに酷かった…
    でも、いつまでも引き摺るのは良くないよ…だから、もう前を向いて生きていきな!じゃあね…」

雪乃「……そんなことわかってるわ…でも、あなたを忘れられないから…だから…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

誰か救済ssかけよ

──居酒屋──
雪乃「ごめんなさい、由比ヶ浜さん。少しお手洗に行ってくるわ。」
結衣「え、うん。いってらっしゃーい。」

ガヤガヤワイワイ ッベーワーソリャナイワーwww

雪乃「…あそこの席、騒がしいわね…。ちょっと静かにしてもらえないかしら。」
───トイレ───

雪乃「まだ騒がしい…。いい加減にして欲しいわ。」

─────

結衣「ゆきのん遅いなー…。何かあったのかな…」スクッ

─────

ヤメロヨトツカ ソウデスヨーオコリマスヨー? ワハハ

雪乃「……あなたたち、いい加減に…し…て…、……比企谷君…姉さんも……。なぜここに…?」
いろは「それはこっちの台詞じゃないですかー?雪ノ下先輩。」
雪乃「私は…べつ……」
陽乃「雪乃ちゃんはねー、私について来たんだよねー?何ガハマちゃんと一緒にお酒を飲みに。」
雪乃「それは…姉さんが……!」
陽乃「雪乃ちゃん。ガハマちゃんが待ってるんじゃないの?」

雪乃「……」

雪乃(…比企谷君、こっちを振り向いてもくれないのね………)

雪乃「ええ……。じゃあ…戻るわ。お邪魔してごめんなさい……。」

結衣「ゆきのーん!遅いから何かあったかと思って、探しちゃ……あっ………。」

結衣「ヒッキー…優美子……それに陽乃さんも……ここにいたんだ…。いろはちゃんたちも…。」

戸部「………あー!ヒキタニ君~、もう空じゃーん。もう一杯イっちゃう系?」トクトク

八幡「おお、…悪いな…。」

優美子「……。結衣、そこ人通るから邪魔。」

結衣「え?あ、うん。……ゴメンね…。ゆきのん、戻ろっか…。」

いろは「なーんか、静かになっちゃいましたねー。ねっ!先輩!」

八幡「…俺に振るなよ…。俺は静かに飲みたいから別にいいんだよ。」

姫菜「そうかなー。さっきまで戸塚君に酔ったフリして甘えようとしてたのにー。」ジュルリ

戸塚「本当だよ。八幡、僕、恥ずかしかったんだからね?いろはちゃんならいいけど…。」

いろは「じゃあ私が先輩の分も甘えますねー!」

陽乃「…まだ行かないの?」

結衣(……ヒッキー…楽しそうだな……。何でここにアタシはいないんだろ…。)

結衣「…お、お邪魔しました…。」ペコッ

「…ホント、ソウダヨ」ボソ

雪乃・結衣「!?」テクテク

ヒキガヤクーン ヤメテクダサイホントニマジデ ハーチーマーン!
エッオレワルクナクネ……ワイワイ

───────

結衣「……なんか楽しそうだったね…」

雪乃「…そうね……。」

結衣「もう…あんな風になれないん…だよね……。」

雪乃「………。」

結衣「…何か……言ってよ…。」

結衣「何か言ってよ!……そんなことないとかさ…。」

雪乃「……本当にそう…思ってるの?」
結衣「……。わからないよ…」グスッ
雪乃「……飲みましょう…。」
雪乃・結衣(…………おいしくない……)

>>945

八幡「っは....」

八幡「なんだ夢か」

END

例の喫茶店…

・・・・・

陽乃「ゴメンね、急に呼び出したりして…」

優美子「…いえ…で、今日はどうしたんですか?」

陽乃「…実は…あなたに知らせるべきかどうか迷ったんだけど…」

優美子「…八幡には、内緒ってこと?」

陽乃「…えぇ…」

優美子「………」

陽乃「…ちょっと付き合ってくれるかな?」

優美子「…良いですけど…」

陽乃「…じゃあ、行きましょう!」


…車中…

優美子「あの…どこに行くんですか?こんな山奥の中…」

陽乃「…着けばわかるよ…」

・・・・・・

優美子「!!!!ここは…病院?」

陽乃「…そう…精神科のね…」

・・・・・

陽乃「着いたわ!この病室よ!」

優美子「!!!!」

優美子「…檻の付いた…病室…雪ノ下さん!」

陽乃「…えぇ…あれが今の雪乃ちゃん…」

優美子「…どうして…こんな…あんなにガリガリに痩せて…」

陽乃「…まぁ…全部雪乃ちゃんの自業自得なんだけどね…比企谷君に絶縁されてから、雪乃ちゃん少しずつ壊れて…それで、
心の許容限界が来て、一気にこうなっちゃった…」

・・・・・・・

雪乃「……ふふふふふふふふふふっ…ヒキガヤクン…ヒキガヤクン…」

雪乃「………ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ…」

雪乃「ハヤマ!ハヤマ!ハヤマ!…アナタノセイデ…アナタノセイデ…ワタシノカラダガヨゴレテシマッタノヨ!
ドウシテクレルノ!フザケナイデ!…シネ!ハヤマ!シネ!ハヤマ!」

・・・・・

優美子「………」

陽乃「…もう…雪乃ちゃんは…心が…壊れちゃった…治療の方法は、比企谷君に会わせてカウンセリングをすれば、
可能性はあるらしいんだけど…」

優美子「…あーしに、八幡を説得しろと?」

陽乃「…ううん…違うわ…一応あなたには、知っておいて欲しかったの…今更比企谷君に助けを求めるなんて…
虫が良すぎるもの…」

優美子「………」

陽乃「…でも…あんなんだけど…私にとっては…可愛い妹だから…(泣)」

優美子「…陽乃さん…」



ちょっと時間を巻き戻し・・・

千葉市内…

隼人「ゆ、雪乃ちゃん!会いたかったよ!」

雪乃「…葉山くん…」

隼人「雪乃ちゃん!」ダッシュ!

バキッ!ドスッ!バチン!

隼人「うぅぅ!…雪乃ちゃん?何故…」

雪乃「…今更何しに来たの…」

隼人「何を言ってるんだい?僕は君を迎えに…」

雪乃「ふざけないで!…あなたのせいで…あなたのせいで…わたしが今どんなに惨めな思いをしてるかわかる?」

隼人「どうしたんだい?」

雪乃「あなたのせいで…比企谷くんに絶縁されて…比企谷くんは三浦さんと結婚して…
全部…全部あなたが…あなたのせいで、わたしの人生返してよ!」

隼人「そ、そんな!」

雪乃「ふざけるな!あなたがわたしに近づかなければ、比企谷くんと結婚したのはわたしのはずだったのに!
あなたのせいで、わたしの身体は汚れてしまったのよ!どうしてくれるの!」

隼人「何で…何でそんなことを言うんだ?」

雪乃「シニナサイ!今すぐシンデ詫びなさい!」バキッ!ゴブッ!

隼人「おふっ!ぎゃあー!……」

陽乃「雪乃ちゃん、そこまでだよ!」

雪乃「姉さん…」

陽乃「隼人、私言ったよね?雪乃ちゃんに会うなって!あれ、雪乃ちゃんに会わせたくないんじゃなくて、
雪乃ちゃんがアンタをコロシかねないから言ったんだよ!」

隼人「…どうして…僕はそんなに雪乃ちゃんに恨まれなきゃならないんだ!」

陽乃「決まってるじゃない!比企谷くんとの縁が完全に切れて、比企谷くんが由美子ちゃんと結婚したからだよ!」

隼人「そんな…」

陽乃「あーあ、前歯殆ど折れてるね…両手も骨折してるし!顔も酷い(笑)」

隼人「………」

陽乃「治療費はここに置いておくから、とっとと消えたほうが良いよ!本当にコロされるかも(笑)」

隼人「…何で…何でこうなった…ふざけるな!俺が何をしたっていうんだ!」

雪乃「まだわからないの?じゃあ教えてあげる…あなたがわたしと比企谷くんの仲を引き裂いたの!」ボコッ!

隼人「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

陽乃「雪乃ちゃんえげつない!隼人の鼻を潰すなんて!…でも…もうその辺にしておきなさい!」

雪乃「はぁはぁ…消えて!」

隼人「うぅぅぅぅぅぅぅ!」

葉山のボロアパート・・・

・・・・

結衣「おかえり…って、隼人くん?どうしたの、その怪我?」

隼人「………」

結衣「ねぇ、何があったの?」

バチン!

隼人「うるさい!全部お前のせいだ、結衣!」

結衣「隼人君、何すんのさ!」キッ!

隼人「結衣が…結衣とSがあんな所でしなければ…俺は雪乃ちゃんと一緒にいられた筈なのに!」

結衣「…何があったの?」

隼人「…雪乃ちゃんに会いに行った…そしたら、雪乃ちゃんに殴られた…俺を恨んでるって言われた…」

結衣「ゆきのんが?そんな…」

隼人「…雪乃ちゃんは…比企谷の事が忘れられないって…俺のせいで比企谷との縁が切れて、比企谷と優美子が結婚したって…」

結衣「………」

隼人「…俺が雪乃ちゃんと比企谷の仲を引き裂いたって…あの目…本気で俺をコロそうとしていた…」

結衣「…ゆきのん…」

隼人「結衣、お前…お前が雪乃ちゃんに会いに行けば、喜ぶって言ったよな?…嘘だったじゃないか!」

結衣「そんな…ゆきのんが…何で?隼人君がゆきのんと一緒になれば、私がヒッキーと一緒になる筈だったのに!」

隼人「何言ってるんだ?比企谷は優美子と結婚してるんだろ?お前…バカか?やっぱり結衣は男遊びが過ぎて、頭がおかしくなったか!」

結衣「何言ってるのさ!隼人君だって、ゆきのんを迎えに行くとか言って、他の女と寝てるじゃん!」

隼人「あれは仕事だ!義務でやってるだけだ!」

結衣「ゆきのんはそうは思わないよ!隼人君、ヒッキーが隼人君の事嫌っていたの、今ならよくわかるよ!隼人君、結局自分じゃ何も出来ないじゃん!」

隼人「っっっ!!!!」

結衣「もういい!私がゆきのんと話をする!ちゃんと隼人君と一緒になれって!」

隼人「結衣、お前本当にバカだ!何も考えてないの、お前じゃないか!お前だって、自分じゃ何も出来ないくせに、人に文句しか言わない、最低の女だ!」

結衣「!!!!!!」





S「…やっと…やっと見つけた…結衣…葉山…お前らのせいで…お前らのせいで…」

隼人・結衣「!!!!!!!!」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ニュースキャスター「昨夜11時頃、新宿区○○のアパートで、男女3人が口論となり3人とも死亡しました。亡くなったのは…」

この作品の続きて需要あります?

では書き溜めして一挙投下しますね

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年11月07日 (土) 13:43:55   ID: RGEwO7Cd

W糞ヒロインへのペナルティー甘さ控えめだな。
特にガハマ!

2 :  SS好きの774さん   2015年11月07日 (土) 14:03:59   ID: L0GJYDTb

由比ヶ浜も雪ノ下も比企谷に何したか自覚がないのかな?
この話凄いな、引き込まれる

3 :  SS好きの774さん   2015年11月07日 (土) 17:07:00   ID: JJkkJEiM

女共二人のペナルティ甘すぎね(;゜∀゜)

4 :  SS好きの774さん   2015年11月07日 (土) 22:42:04   ID: RGEwO7Cd

きっちり、お仕置きしないと馬鹿は分からないよ。

5 :  SS好きの774さん   2015年11月08日 (日) 01:54:53   ID: 6RpbmR-x

スキッリしない終わりかたダネ…

6 :  SS好きの774さん   2015年11月09日 (月) 01:58:56   ID: g5iMKuY7

また突然打ち切りendみたいにすんのか
どうして最後だけ雑なんだ・・・

って思ったら一応(なぜ番外編なのか知らんが)最後に2人に会う→絶縁の話?するのな
そこに期待

7 :  SS好きの774さん   2015年11月09日 (月) 21:08:32   ID: RDKynUwc

由比ヶ浜は比企谷を性的な引き立て役にして
雪ノ下はなぶる対象にして他ってことなのかな?

8 :  SS好きの774さん   2015年11月09日 (月) 22:00:49   ID: Ij_VR_8Q

絶望した!
甘過ぎるお仕置きに絶望した!

9 :  SS好きの774さん   2015年11月10日 (火) 00:25:26   ID: 8H29y7EA

この話の比企谷は由比ヶ浜が好で、選ばれなくて嫉妬した雪ノ下がわざとSとの中を見せ付けたり、あおってたのかな?

10 :  SS好きの774さん   2015年11月11日 (水) 01:02:42   ID: IhaWFOi1

結局糞共二人は、自分の事ばっかで、
反省していない、何なのこれ…

11 :  SS好きの774さん   2015年11月12日 (木) 04:25:37   ID: HXn0qcKV

続きはよ

12 :  SS好きの774さん   2015年11月12日 (木) 17:04:33   ID: _5m-GQ4C

はっ?おめでとうって何が?

13 :  SS好きの774さん   2015年11月13日 (金) 00:45:30   ID: led6hMoJ

因果応報だね。因果応報ってその人にとって一番酷い形で返ってくるみたいだからそれが絶縁なら納得いくね。

14 :  SS好きの774さん   2015年11月14日 (土) 16:32:10   ID: 5VXfep_P

結局、全然反省していなじゃん、

15 :  SS好きの774さん   2015年11月14日 (土) 18:39:31   ID: pbDPiNl3

ぜってー完結させろよ!ぜってーだかんなっ!

16 :  SS好きの774さん   2015年11月15日 (日) 01:55:58   ID: s27aWysE

てか書き溜めてから書けよ…
一々投稿しては読者の反応を伺う魂胆が丸分かり

17 :  SS好きの774さん   2015年11月16日 (月) 16:36:36   ID: uxXnLvNP

いいか?完結させろよ?それはわかってるよな?ん?

18 :  SS好きの774さん   2015年11月16日 (月) 23:52:20   ID: N8vbH0bO

続きはよ

19 :  SS好きの774さん   2015年11月18日 (水) 00:47:15   ID: _hBqG_sm

よしいいぞ…そのままだ…
そのまま書き続けろ…
落ちんなよ

20 :  SS好きの774さん   2015年11月20日 (金) 22:33:45   ID: z0DqhFTP

由比ヶ浜はSに捕まって監禁、最後は殺される。
雪の下は、ノイローゼで引きこもり。

それが相応しい。

21 :  SS好きの774さん   2015年11月22日 (日) 00:58:49   ID: TYWZqdeb

由比ヶ浜はアレとして
なんで雪ノ下と葉山が悪いのかが分からない
多少ヒキガヤに配慮が足らんかったが、そんな義理は無いだろ

22 :  SS好きの774さん   2015年11月24日 (火) 01:38:43   ID: uTYbtMyL

逆に今雪の下と葉山に気を使う義理もないだろ

23 :  SS好きの774さん   2015年11月25日 (水) 17:43:28   ID: SKvIlCTa

葉山の「雪乃ちゃんの乱れた姿を見たのは僕だけ~」とか言ってたのに鳥肌たった
このssの雪ノ下でさえ聞いたら引くんじゃね?

24 :  SS好きの774さん   2015年11月25日 (水) 19:27:05   ID: dDcx8qdh

何で、ちゃんと終わりにして、
閉めないの?

25 :  SS好きの774さん   2015年11月26日 (木) 18:48:15   ID: ZDRuP3w6

リアルタイムで追ってたけど最後の>>849,857,931は乗っ取りだな
ゆきの×葉山はヒッキーよりもはるのんの逆鱗に触れたのが痛かったんじゃね?
このssのはるのんは相当葉山のこと嫌ってたみたいだし

26 :  SS好きの774さん   2015年11月26日 (木) 20:07:50   ID: tjiPXiHh

yukinoSHITa

27 :  SS好きの774さん   2015年11月26日 (木) 21:16:49   ID: chLFtSNk

奉仕部の二人は葉山とSと別れた後、雪ノ下は好きでもない奴と交際し始めてるし、由比ヶ浜に至っては八幡への好意を自覚したのに取り合えずで付き合ってるしで、異性への付き合い方が悪化してない?
まぁ八幡が幸せならどうでもいいけど

28 :  SS好きの774さん   2015年11月26日 (木) 22:07:15   ID: I5HWgD8L

もっと痛めつけとけ

29 :  SS好きの774さん   2015年11月27日 (金) 17:04:48   ID: BwAFDz3G

まさか夢落ちとか言わないよね、
ま・さ・か・ね…(;゜∀゜)

30 :  SS好きの774さん   2015年11月27日 (金) 17:10:38   ID: 8Mie8HhU

なにが原因かってハイエナ行為をした葉山とSも大概だけど、一番の原因は八幡と奉仕部二人の想いの重さの違いだと思う
なんか奉仕部二人はチャラい

31 :  SS好きの774さん   2015年11月27日 (金) 22:17:38   ID: Cwthfxkd

やっぱ俺ガイルはメインヒロイン糞だわ

32 :  SS好きの774さん   2015年11月27日 (金) 22:18:48   ID: Cwthfxkd

ああ、これ最後の方書いてるの>>1じゃないよ

33 :  SS好きの774さん   2015年11月28日 (土) 18:15:27   ID: QNI8B2bp

これの本編は糞SSじゃなく、本スレであーだこーだ議論してる気持ちの悪い外野だと思うw

34 :  SS好きの774さん   2015年12月07日 (月) 03:08:17   ID: GsDd4PJ-

個人的にはあーしさんじゃなくて川なんとかさんとくっついてほしかったわ

35 :  SS好きの774さん   2015年12月08日 (火) 01:56:53   ID: 2y-7SIIE

続きがとても気になります!
頑張って下さい^_^

36 :  SS好きの774さん   2015年12月08日 (火) 12:10:18   ID: zqsqISS-

これで良かったんだな。この話なら

37 :  SS好きの774さん   2015年12月14日 (月) 02:05:18   ID: hUe0zI_N

由比ヶ浜は一応分かるけど、
雪ノ下と葉山はポンコツ具合を考慮したとしてもそこまで罰せられる理由は無いだろうとは思った
まあヘイト系ssだと考えればそんなものか

38 :  SS好きの774さん   2015年12月17日 (木) 23:06:58   ID: 8Uktj5EF

すっげーおもしれぇよこれ

39 :  SS好きの774さん   2015年12月22日 (火) 01:41:59   ID: hBN4yphu

嵐ひどいけどガンバ

40 :  SS好きの774さん   2016年01月12日 (火) 02:54:57   ID: yJVADwvU

陽乃さんはかわいそうだな

41 :  SS好きの774さん   2016年01月14日 (木) 19:09:45   ID: wrXljLEX

一作目か精々二目くらいで終わってたら俺ガイルへのアンチテーゼにもなる良い作品だったのに、需要を重視して読者に媚びる中身のない作品に成り下がってる気がする
しかも恐らく作者もそれに気づいてそう
一作目で散々な非難にあったから仕方ないのかもしれんけどさ……

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