リミゼロ「誰一人死なせるもんか」 (15)

清姫「ま・す・た・ぁ・・・」

ぐだお「清姫……良い?」

清姫「勿論です。私はいつでも準備は出来ていますから」

ぐだお「よし……い、いれるよ」

清姫「あっ……///」

ぐだお「くっ……すごい背徳感だ。まるで自分が犯罪に手を染めているんじゃないかと錯覚する――!」

清姫「マスター……わたくしはもう……もう///」

ぐだお「清姫……あぁ……」

ぐだお&清姫「あああああああああああああああああああ」

ドカァアアアアアアアアアアアアアアアア

ぐだお&清姫&リミゼロ「わああああああああああああああ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1446464621

清姫「な、何者ですか!? わたくしとマスターの夜伽に忍び込むなんて……へ、変態ですわ!」

ぐだお「誰なんだお前は! やはり変態か!?」

リミゼロ「わっ! 違っ! ご、ごめん! いや、召喚に応じ参上しただけで……」

ぐだお「……召喚?」

ガチャッ

ハサン「マスター! 御無事ですか?」ササッ

ぐだお「ハサン。見張りは任せるって言ったのに」

ハサン「いえ。この膨大な魔力は紛れもなく室内から。このハサン、部屋には羽虫一匹すら入れておりませぬ。てっきりマスター自身の意思でサーヴァントを呼び出したものと思いましたが……」

ぐだお「そういえば――何となく見覚えがあるな」

リミゼロ「?」

リミゼロ「どうやら不足の事態が起きたらしいな。その結果俺が召喚された。つまり俺はお呼びじゃないって事になる訳だが……」

ぐだお「サーヴァントはマスターの声に応えるものなんだろう? どういう経緯で僕の召喚に応じようと思ったんだよ」

リミゼロ「いや、凄まじい男女の嬌声が聞こえたものだからさ。てっきり未熟なマスターが必死に魔力を供給しながら召喚の儀を取り扱っているのかとばかり……」

清姫「貴方……乙女の心が分からないタイプの人間でしょう? 如何にも甘いだけの朴念仁に有りそうな応え方ですわ」

リミゼロ「うっ」

ぐだお(何故だろう、人事に思えない自分がいる)

ハサン「――では、マスター。こちらのサーヴァントの扱いは如何なされるか? 意図したものでないのなら、魔力提供を断ち切る事で座に還す事は容易です」

ぐだお「ん……折角召喚したんだ。少しでも戦力は多い方が良いし、一応契約は済ませておくよ。……ちなみに何も分からない、って訳ではないんだよね?」

リミゼロ「あぁ。聖杯を介さないイレギュラーな召喚ではあるが、そっちの"召喚サークル"ってのがちゃんと代行してるしな。一応自分の仕事は心得てる」

清姫「マスター……もう少し続きを――」

ぐだお「まぁまぁ、少し待ってよ。とりあえずステータスの確認だけはさせてくれ」

衛宮士郎 SSR(★5)
クラス セイバー

初期ステータス:HP 1524 ATK 1222
最大ステータス:HP 11954 ATK 12541

筋力 E
耐久 D
敏捷 D
魔力 C
幸運 D
宝具 A

コマンドカード Q A A B B

保有スキル
魔術D 自身のNP獲得率を3ターンアップ
心眼(真) 1ターン回避状態を付与 防御力を3ターンアップ
投影開始 自身の攻撃力を1ターンアップ 自身の攻撃力を1ターン超強化 自身の防御力を3ターン超ダウン

クラススキル
対魔力E 自身の弱体耐性を少しアップ
騎乗E 自身のクイックカードの性能を少しアップ

宝具 是・射殺す百頭<ナインライブズ・ブレイドワークス>(敵単体に超強力なクラス無視攻撃&自身の体力を現在値の半分消費)

>>1です。更新遅くなりそうなので一応トリップを

ぐだお「随分と攻撃特化なんだな。危なっかしいというか、違う意味でアーラシュっぽいというか」

リミゼロ「ステータスを見れば一目瞭然だが、俺自身は正直英霊を名乗れる程の器じゃない。一般的な現代の魔術使いに過ぎないんだが、それがどういう訳か英霊の依代にされたらしくてな」

ハサン「それがセイバー殿、と?」

リミゼロ「ああ。誰に憑依されたか分かんないけど、俺に取り付いた剣士は生前に大した武勇も馳せていない無名らしい。
辛うじて英霊と五分の力量に落ち着いてはいるけど、一騎討ちには少し時間が欲しいかな」

ぐだお「なるほど、間違いなくデミ・サーヴァントだな」

リミゼロ「デミ……何だって?」

ぐだお「実は士郎と同じ、英霊の依代にされた人間の事例は他にも数人確認されているんだ。現にウチのチームにも何人かデミ・サーヴァントは配属されててね」

清姫「マスター。その説明は当人に任せませんか?」

ぐだお「む……まぁ確かに。僕が説明するよりはマシュ達に頼った方が効率的かな」

清姫「決まりですわね、ハサンさん」

ハサン「……やれやれ、すっかり私の役割も使いとして定着して来ましたな」

清姫「さぁ、マスター。続きを」

ぐだお「……まだやる?」

清姫「夜はこれからではありませんか」ニコッ

リミゼロ「……随分と個性的な所に召喚されたな」

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