なのは「すいませ~ん」 暦「?」(26)

なのは「金髪のツインテールの女の子見ませんでしたか?」

暦「いや、見てないけど何か?」

なのは「いえ、ありがとうございました!」タタタッ

暦「なんだったんだろう?」

忘れてた前スレ 暦「戦場ヶ原と火憐ちゃんが入れ替わった。」
暦「「戦場ヶ原と火憐ちゃんが入れ替わった。」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1333252233/l50)


・・・・・道端

フェイト「う~、どうしよう・・・なのはを探そうにもこの辺は分からないし。」

火憐「どうかした?」

フェイト「!?・・・え~と・・・その・・・・」

月火「お姉ちゃん、ダメだよいきなり大きい声で話かけたりしちゃ。」

フェイト「あのっ・・・肩にフェレット乗せた女の子見ませんでしたか?」

火憐「私は見ないけど、月火ちゃんは?」

月火「私も見てないね。」

フェイト「そうですか・・・すいませんでした。」

火憐「いやいや、いきなり声かけた私も悪いし。」

フェイト「ありがとうございました。」タタタッ

月火「萌え要素の溢れた子だったね。」

火憐「帰ったら兄ちゃんに報告しておくか。」

月火「うん。」

・・・・道中

暦「あ、お前らなんでここにいるんだ?」

火憐「兄ちゃんに報告しようと思ったことがあって。」

暦「?」

月火「今日萌え要素全開の小学生くらいの女の子見つけたの。」

火憐「それでさ、肩にフェレット乗せた女の子探してたらしくて、
   それを聞いてきた時、すごく可愛かったんだ!」

暦「肩にフェレット乗せた女の子なら今日見たぞ。」

火憐「マジかよ。」

暦「肩にフェレットは乗せてたぞ。」

・・・・・・道端

フェイト「やっぱりこのままじゃ・・・・野宿しかないのかな・・・・」シュン

火憐「お~い」トントン

フェイト「はい!」

火憐「その様子じゃ野宿なんだろ?家に泊まってく?」

フェイト「え・・・・でも迷惑なんじゃ・・・」

火憐「ヘーキヘーキ!家はスペースがまだ死ぬほどあるし、家の兄ちゃんが
    肩にフェレットを乗せた子みたらしいし。」

フェイト「本当ですかっ!?」

火憐「(食いついた・・・)うん。で、どうする泊まってく?」

フェイト「えーと・・・その・・・よろしくおねがいします・・・」

・・・・・暦ハウス

暦「で、・・・・連れてきたと?」

火憐「うん。いいだろ?部屋は余りあるんだから。」

暦「そういう問題じゃねぇよ!」

ギル「よいではないか、コヨミよ。」

ひたぎ「いいんじゃない?どうせ阿良々木君はお人好しで
     最終的には泊めてあげるんでしょう?」

暦「僕が美少女をはべらかしてるみたいに言うな!」

フェイト「え~と・・・その・・・ダメ・・でしょうか・・?」ウルウル

暦「!?いや、ダメではないんだけど・・・・その・・・
   泊まってっていいよ。」

フェイト「ありがとうございますっ。」

暦「そこの部屋、空いてるからそこでいいよ。」

フェイト「はいっ。」

月火「お兄ちゃんはお人好しだねぇ。」

暦「泣きそうになられて断れる鬼はいないと思うぞ。」

今日は寝ます
明日の午後か午前そこらからまた書きます

・・・・・夜

ギル「おいコヨミ。」

暦「?」

ギル「貴様も気付いておるだろう?」

暦「ああ、あの子から感じた魔力は僕達のとは全く違った。」

ギル「で、どうする?本人から聞き出すか?」

暦「確証を得るにはそれが一番なんだけどな・・・。」

・・・・・フェイトの部屋

フェイト「あの人達の魔力、なんかおかしくなかった?」

バル「yes。」

フェイト「敵意はないようだし、安全だと思うんだけど・・・・
     明日辺りに聞いてみよう。」

ひたぎ「起きてる?」コンコン

フェイト「起きてます。」

ひたぎ「悪いわね、こんな夜中に。」

フェイト「いえ、大丈夫です。」

ひたぎ「早速だけど貴女、なにか特殊ステータスとかあるでしょう?」

フェイト「・・・・いつから分かってました?」

ひたぎ「最初からよ、貴女がここに来たときから。」

フェイト「じゃあ貴女も魔道士・・・なんでしょうか?」

ひたぎ「ちょっと違うわね。私達は魔術師という者なの。
     私達と貴女達では魔力に対する概念がちがっているようね。」

フェイト「はい、私達はこのデバイスという物で変身するんです。」

ひたぎ「私達は礼装という物で魔術を使うわね。」

ひたぎ「あとは明日にしましょう。私も眠いわ。」

フェイト「はい。」

・・・・・・・

フェイト「やっぱり管理外世界で迷っちゃったんだ私。」ハァ・・・・

なのは「(フェイトちゃん!)」

フェイト「なのは!?」

なのは「(今どこ?)」

フェイト「一般民家・・・だと思う。」

なのは「(?、とりあえず今の状況を説明するね)」

フェイト「うん。」

なのは「(分かりやすくいうと ここは私達のもといた世界をかなり遠く離れた
      管理外世界でここでは魔術という物が普及しているみたい。)」

フィト「そこまでは私も分かった。」

なのは「(問題はこの次なの。 「ここには魔力が異常に散乱している」
     みたいなんだけど、フェイトちゃん分かった?」

フェイト「魔力は屋外では感じなかったけど。」

なのは「(私も分からなかったんだけどユーノ君は分かるみたい。)」

ユーノ「(フェイト、一言で言おう、ここは管理外世界ではない。)」

なのは「(どういうこと?)」


ユーノ「(まず、魔力に対する概念が全くと言って良いほど違うこと、
     そして何よりアースラからの通信が途絶えた事を見ると
     ここは、「管理外」ではなく「平行世界」だ。)」

フェイト「つまり、ここは何かが違っている世界ってこと?」

ユーノ「(そういうことだ。)」

なのは「(とんでもないところに迷い込んじゃったよね、私達。)」

ユーノ「(ただ、帰る方法はある。)」

フェイト・なのは「どうやって!?」


ユーノ「(ここには魔力が異常に散乱していると言ったね。)」

フェイト「うん。」

ユーノ「(その魔力が集中している点から帰れる。)」

なのは「(本当!?)」

ユーノ「(こんなところで嘘を言えるほど余裕はない。
     ただその集中点について全く手掛りがないんだ。)」

フェイト「それってつまり・・・・」

なのは「(手探りで探すしか無いって事?)」

ユーノ「(そういうことだ)」

ユーノ「(まぁしばらくは僕が手がかりを探すから君たちは好きにしていていい)。」

フェイト「じゃあ私はなのはと合流してまた泊まれる場所を探すね」

なのは「(じゃあフェイトちゃん、今から座標を教えるからそこでね。)」

フェイト「うん。」

・・・・朝

フェイト「一晩ありがとうございました。」ペコッ

暦「まぁいいよ(お互い正体には気づいたみたいだな)」

フェイト「(またお世話になっても構いませんか?」

暦「(いいですとも!)」

ひたぎ「(ロリコン)」ボソッ

暦「(念話のなかくらい毒舌はやめろ!)」

フェイト「本当にありがとうございましたっ。」タタタッ

・・・・・公園

なのは「フェイトちゃん!」

フェイト「なのは!」

ユーノ「やっと会えた・・・」

ユーノ「じゃあ昨日言ったとおり暫くは好きにしていてくれ。」

なのは・フェイト「うん!」

ユーノ「(さて、どうしたものか・・・・・・)」

ユーノ「(暫く働き詰めの二人だったから少しでも休めるようにとしたが
      どうやって探すか・・・・)」

カレン「どうかしましたか?」

ユーノ「いえ、なんでもないです。」

カレン「どれにしてはおかしな服装をしていらっしゃいますね。」

カレン「なにかあるのでしょう?」

ユーノ「はい。」

ユーノ「・・・・・・・という訳で。」

カレン「そういう話なら私もそれ、今その状態ですよ。」

ユーノ「帰ろうとは思わないんですか?」

カレン「なぜか教会が同じ状態になってますし、これはこれで楽しいので。」

ユーノ「そうですか。」

カレン「ところで帰る方法ですが。貴方のやり方で問題無いはずです。
     ただ面倒ですが。」

ユーノ「魔力を感知できる物があれば結構楽になるんですけどね。」

カレン「私の元いた場所にそういうの持ってる人がいましたね、そういえば。」

・・・・道端

なのは「好きにしていいって言われたけどどうする?」

フェイト「この辺の地理は分からないもんね。」

ダダダダダダダ・・・・・・

なのは「フェイトちゃん、なんか近づいてきてない?あれ。」

フェイト「うん、て言うかあれ、明らかに常識でだせるスピードじゃないよ。」

なのは「しかも私たちに向かってるみたいだし・・・」

ダダダッ

火憐「誰かと思えばこの間の子じゃん!」

フェイト「えっと・・・・その節はお世話になりました。」

火憐「いいっていいって!」

なのは「フェイトちゃん、知り合い?」

フェイト「うん、実は・・・・・・」

なのは「そうだったんだ。」

火憐「また家来る?暇持て余してたみたいだし。」

なのは「いいんですか?」

火憐「私は構わないけど。どうせ兄ちゃんは今いないし。」

フェイト「それじゃあ、おねがいします。」

火憐「よし!じゃあ兄ちゃんが帰ってこないうちに行こうぜ!」

なのは・フェイト「はい。」

・・・・・道端

火憐「そういえばさ、唐突で悪いけど、君ら魔術もといそれに近いものつかえるよね?」

なのは「何でわかったんですか?」

火憐「なんとなく鎌かけてみただけ」テヘペロ

フェイト「概要だけ説明すると・・・・・・・・」

火憐「そう言う事か。じゃあさ、その魔法少女っての見せてよ!」

なのは「えっと、それは人目のつかないところとかで・・・」

火憐「う~んそうだな・・・じゃあそこの影でお願い!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom