のび太「ドォラえもぉぉぉぉぉん!!](25)

のび太「ドォラえもぉぉぉぉぉん!!どぉぐ出してよぉぉぉぉぉッ!!」

ドラえもん「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!?」

のび太「・・・・ッ!!?ど・・・道具・・・出してよ・・・」

ドラえもん「はああああああああああああ!!?おちょくってんのかテメェ!!?」

のび太「・・・・・・ッ!!!?」

ドラえもん「俺はテメェの召使いじゃねーんだよ!!!そのダセぇ眼鏡カチ割って廃人にすんぞゴルァッ!!!?」

のび太「ど・・どうしたんだよドラえもん!?いつもと様子が違うじゃないか!?」

ドラえもん「あぁ!!?」

のび太「な・・何でそんな口調なのさ・・・?」

ドラえもん「喋んじゃねぇ!!このメガネザルがぁッ!!!」

ドバキャアッ

のび太「ごふぅッ!!?」

ズザザザーッ

のび太「ゲホッ!ゲホッ!い・・痛い・・・・」

ドラえもん「この俺様を変人扱いしやがって!!生かしちゃおかねぇ!!!」

のび太「(ダ・・ダメだ・・・!ドラえもんの奴・・・完全に故障してる・・・ッ!!)」

ドラえもん「フヒィィィィィィィ・・・!!!フッヒィィィィィィィィ・・・・ッ!!!」

のび太「(目が・・目が完全に殺意に満ちてる・・・ッ!!!)」

ドラえもん「フッヒッヒ・・・・この地球破壊爆弾をテメェのケツにねじ込んでやる・・・ッ!!!」

のび太「う・・・うわああああああああああッ!!!」

ドラえもん「ジタバタするんじゃねぇッ!!!ケツを上に向けやがれッ!!!」

のび太「誰かああああああッ!!!助けてええええええッ!!!」

ママ「コラのび太!!何ドタバタやってるの・・・ッ!!!え・・・・・・・ッ!!!!?」

ドラえもん「フヒィィィィィィィ・・・・ッ!!!」

のび太「ママァァァッ!!!助けてええええええッ!!!」

ママ「ド・・・ドラちゃん何して・・・・ッ!!?」

ドラえもん「このクソババアが!!!貴様から片付けてやるぜぇぇぇぇぇッ!!!!」

ドヒュッ

ママ「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!」

ドゴォッ!!

のび太「ママァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!」

ドラえもん「フッヒィィィィィ!!ヒェアアアアアアアアアアッ!!!」

ドギャギャギャーン!!

のび太「壁に穴が・・・・ッ!!!」

ドゴゴゴォォォォンッ!!!

のび太「そ・・・そんな・・・まだ向こうの家を貫通して行ってる・・・ッ!!!」

バキバキィィィ・・・ッ

のび太「い・・・今のうちに逃げないと・・・確実に殺られる・・・ッ!!!」

ドタドタ・・・

のび太「そ・・・そうだッ!!タイムマシンで・・・ッ!!ってああああ・・・・ッ!!」

ガクッ・・・

のび太「僕の机が・・・・さっきの衝撃でバラバラに・・・ッ!!!」

ズゴゴォォォォ・・・ン

のび太「ひッ・・・まだ暴れてる・・・ッ! あっ!そういえばスペアポケットが確か押入れに・・・ッ!!!」

ガサゴソ・・・

のび太「な・・・無い・・・・そんなバカな・・・・ッ!!」

町民A「な・・・なんの音だ・・・ッ!!」

町民B「一体何があったんだ・・・ッ!!」

のび太「・・・ッ!!外にいっぱい人が・・・ッ!!」

町民C「向こうで凄い音がしてるぞ・・・ッ!!」

のび太「パパに・・・パパに電話して早く逃げないと・・・ッ痛でッ!!」

ドテェッ

のび太「あッ!・・・・地球破壊爆弾が転がってる・・・ッ!!ドラえもんは自分の体だけでママに突っ込んで行ったのか・・・ッ!!」

ズゴゴ・・・

のび太「まだ音が・・・・!!な・・なんて恐ろしいロボットなんだ・・・」

ググッ

のび太「ど・・・どうにかしてこの爆弾だけは隠さないと・・・ぐぐぐ・・・・重い・・・」

ガクンッ

のび太「だ・・ダメだ・・・とてもじゃないけど持てない・・・」

ドガァァァァァンッ!!

のび太「ひょおおおッ!!?」

町民A&B&C「ほぎぇああああああああああッ!!!!」

ガシャガシャァァァアアンッ

のび太「ゲホッ・・・!ゴホッ・・・!」

ドラえもん「フヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・・」

のび太「戻ってきたあああああああああああああああああッ!!!!」

ドラえもん「グチャグチャにしてやるぜ!!!」

のび太「イヤだああああああああああッ!!助けてええええええッ!!」

ダダダッ

ドラえもん「待ちやがれエテ公がッ!!!」

ダダッ

町民D「うおおお・・・ッ!!何だこの青ダヌキは・・・ッ!!?」

ドラえもん「このクソがああああああああああああああッ!!!もう一度言ってみやがれええええええええええッ!!!!」

ドブォッ!!

町民D「ふぎゃあああああああああああああ・・・ッ!!!」

のび太「ハッ・・・ハッ・・・もうイヤだ・・・ッ!絶対殺される・・・ッ!!」

町民D「っぎゃああああああああああああああああッ!!!」

町民E「ふわああああああああああああああああああッ!!!?」

ドゴォォォォォォォ・・ッ!!!

のび太「とッ・・・遠くまで・・・逃げないと・・・ッ!!!」

しずか「のび太さん?」

のび太「し・・しずかちゃん・・・ッ!!!?」

しずか「どうしたの?汗だくで・・・それに何かもの凄い音がしたみたいだけど・・・」

のび太「ドラえもんが・・・ッ!!!おかしくなったんだ・・・ッ!!!」

しずか「え・・・?ドラちゃんが?」

のび太「うッ・・うんッ!!いや、おかしくなったなんてもんじゃないよ・・・ッ!!!頭がキレてれるんだ・・・ッ!!!それであちこち壊しまくって・・・ッ!!!」

しずか「ちょ・・ちょっとのび太さん落ち着いて・・・どうしてドラちゃんがそんな」

のび太「落ち着いてる暇なんか無いんだッ!!とにかく早く逃げないとアイツが来る・・・ッ!!!」

グイッ

しずか「い・・・いたっ・・・放してのび太さん・・・ッ!!!」

のび太「今は逃げないとヤバいんだよ!!!アイツは・・・ドラえもんは・・・もう完全にリミッターが外れた殺人ロボなんだ・・・ッ!!!」

ズァゴゴゴ・・・ッ!!

のび太&しずか「・・・・ッ!!?」

しずか「な・・・何・・・?」

のび太「く・・・来る・・・」

ジャイアン「ようのび太、こんなトコで何してんだ?」

スネ夫「コイツしずかちゃんとお手手なんか繋いじゃって・・・ッ!!許さないぞッ!!のび太のクセにッ!!」

ジャイアン「おい、どうしたんだよ?お前ら二人とも固まっちまって」

ドグワァァァァァァッ!!!

スネ夫&ジャイアン「・・・・・・・ッ!!!!?」

ドラえもん「フッヒィィィィィィィィィィィィィッ!!!!!!!!」

ジャイアン「な・・・なんだありゃッ!!!?ドラえもんかッ!!!?」

スネ夫「顔がヤバいいいいいぃぃぃぃぃぃぃッ!!!!」

のび太「逃げろぉぉぉおおおおおおおッ!!!みんなぁぁぁぁああああああああッ!!!」

しずか「きゃあッ!!」

ドテッ

スネ夫&ジャイアン「・・・ッ!!!?」

のび太「ああッ!!しずかちゃんッ!!!」

ドラえもん「フヒャヒャヒャヒャ・・・ッ!!!!」

ドォォォォォォォォォッ!!!

しずか「う・・・あ・・・足が・・・」

のび太「大丈夫!!!僕がかつぐから・・・ッ!!!くッ・・・」

ググ・・・

しずか「の・・・のび太さん・・・無理よ・・・」

のび太「くッ・・・そ・・・・」

ジャイアン「のび太!!!しずかちゃんは俺に任せろッ!!!」

のび太「ジャ・・・ジャイアン・・・ッ!!!」

スネ夫「何してんだよジャイアンッ!!!早く逃げないとッ!!!」

ジャイアン「バカ野郎ッ!!!友達を見捨てられるかッ!!!」

スネ夫「・・・・・ッ!!!」

のび太「ジャ・・・・・ジャイアン・・・・」

ジャイアン「のび太ッ!!!お前は先に行けッ!!!モタモタすんじゃねぇッ!!!」

ドラえもん「フヒャアアアアアアアアッ!!!!貴様ら全員皆殺しだあああああああああッ!!!!」

グオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!

スネ夫「ひいいいいいいいいいいいいいッ!!!!」

ダダダッ

のび太「うわあああああああああッ!!!」

ジャイアン「みんな走れええええええええええええええッ!!!!」

ダダダッ

ドラえもん「逃がすかぁぁぁぁぁああああああああああッ!!!!」

ドズォオオオオオオオオオッ!!!

神成さん「何の音だッ!!!やかましいぞッ!!!」

グァバァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

神成さん「ふぉぉおおおおッ!!!?なッ・・・何だッ!!!!」

ドラえもん「どけぇぇぇぇぇぇええええええええええええええッ!!!!!」

ゴバァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!

神成「はぎゃああああああああああああああああああああああああッ!!!!」

のび太「うわああああああああああッ!!!神成さんがああああああああああああッ!!!」

ジャイアン「振り向くなッ!!!死ぬ気で走れぇえええええええッ!!!!」

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