KBTIT「まあいいや、高速道路ってことは早く着くってことかな？」

ホリ・トオル「時間には余裕があるほうがいいな、ナイスゥ」

TNOK「……」

KBTIT「どうしたのTNOKくん？」

TNOK「二人とも……このカーナビを見てくれ……」

トオル・KBTIT「ん？」

『8』

TNOK「この高速道路、8の字で出口がない」

KBTIT「ウッソだろお前www」

ホリ・トオル「馬鹿野郎お前俺達どうやって入って来たんだよお前」

TNOK「緑のでかいトンネルに入ってからなんか変な道に来たんだよな……」

TNOK「とりあえず道に沿っていけば出られるかな」

KBTIT「カーナビが壊れてるかもしれないしね」

ホリ・トオル「おう、TNOKあくしろよ」

TNOK「おいゴルァ！ 俺の台詞パクる権利もってんのかオラ！！」

ホリ・トオル「多分持ってると思うんですけど」

TNOK「は？」

KBTIT「お前ら！ 喧嘩は許せるぞオイ！！」

ドン！！

KBTIT「何の音かな？」

ホリ・トオル「多分俺らの車にぶつかった音だと思うんですけど」

TNOK「……チッ」

KBTIT「TNOKくん、ここ高速道路だよ？ 外に出たら轢かれちゃうよ？」

TNOK「関係ねえよ」

バタン！！

TNOK「おいgマリオ「おいゴルァ！ 免許持ってんのかオラァ！！」

TNOK「！！？」

マリオ「お前のクルルァにぶつかった所為で順位落としたじゃねえかよ！！」

TNOK「やつあたりじゃねえかよ！！」

マリオ「お前がちんたら走ってるからいけねえんだろうが！！」

ホリ・トオル「高速道路だからちんたら走ってはいないと思うんですけど（名推理）」

KBTIT「このひげオヤジうるせえな……縛らなきゃ」

TNOK「ちょっとボコしていいかおめえ？」

マリオ「いいよ！ 来いよ！」

ホリ・トオル「三人に勝てるわけないだろ！！」

マリオ「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前」

TNOK「やってみろよオラァ！！」

マリオ「ファイアボール！！」ボッ

三人「アツゥイ！！！」

マリオ「お前ら、俺に負けた罰として服脱げ」

TNOK「は？」

マリオ「あくしろよ！ 燃やされててえかおめえ！！」

TNOK「……ちっ」






マリオ「よーし……裸になったなお前ら」

TNOK「高速道路のど真ん中でこんなことやらせるなんて正気じゃねえよお前……」

ホリ・トオル「こんなことやってる暇があったらさっさと挽回した方がいいと思うんですけど」

マリオ「もうみんなゴールしたんだよ！！！」

ホリ・トオル「あとこんなことやってる間に轢かれると思うんですけど」

マリオ「その喋り方しかできねえのかこの猿ぅ！！」

DK「ウホ？」

マリオ「お前じゃねえ！！」

ホリ・トオル「馬鹿野郎お前俺はちゃんとした喋り方もできるぞお前」

マリオ「うるせえ！！……おい運転手！！」

TNOK「んだよ」

マリオ「とりあえずポチの物真似してみろ」

TNOK「は？」

マリオ「犬のことだよ！ ヨツンヴァインになんだよこの野郎、あくしろよ」

TNOK「……」

マリオ「お前ワンワン鳴いてみろこの野郎、おう」

TNOK「ワン！ ワン！」

マリオ「馬鹿じゃねーのwww」

KBTIT「笑っちゃうぜwww」

ホリ・トオル「お前ら犬の物真似みて喜んでんじゃねーよ（歓喜）」

TNOK「ワン！ ワン！ ワン！///」

TNOK（くそ……俺はこんな辛いことをTDNにやらせてたのか……）

TNOK（TDN……今まで悪かった）

ブオオオオオオ……

KBTIT「あ、車が来た」

ドカーーーン！！

マリオ「ぐはっ！！」

ホリ・トオル「（轢かれるのは）当たり前だよなぁ？」

TNOK「……！！」

KBTIT「……TNOKくん？」

TNOK「お、おい……あの車に乗ってるのって……」

ホリ・トオル「……あっ！！」









野獣「仲間があんなことされてるのを見たら頭にきますよ」

TNOK「田所！！！」

KBTIT「田所くん、今までどこに行ってたの？」

ホリ・トオル「お前が行方不明になったって聞いて俺達ゃ心配で心配で……」

TNOK「世間じゃてめえが女の子だとかメタモンだとかウルヴァリンだとかぬ〜べ〜だとか色々言われてたんだぞ！！」

野獣「いや〜、ある日車でドライブしてたらここに来ちゃって……まあ走ってたら出られるかなって思って長い間この高速道路を走り続けてたんですよ」

TNOK「10年もかよ……すげえなお前」

野獣「三人はどういう集まりなんだっけ？」

KBTIT「YTRのライブ見に行く途中でここに迷い込んだんだよ」

ホリ・トオル「どうすれば……」

マリオ「……この世界から出たいか？」

野獣「ファッ！！？」

ホリ・トオル「なんで生きてんだお前！？」

マリオ「1UPキノコがあるし、多少はね？」

TNOK「そんで……この世界から出られる方法を知ってんのか？」

マリオ「俺にバトルゲームで勝ったら教えてやるよ」

KBTIT「バトル……調教かな？」

マリオ「ちげえよ馬鹿、自分のカートについてる風船割られたら負けっていうゲームだ」

ホリ・トオル「1VS4で勝てるわけないだろ！！」

マリオ「馬鹿野郎お前1VS1だよお前。 そんで一人でも勝ちゃあいいんだよ」

TNOK「勝てば教えてくれるのか？」

マリオ「おう、考えてやるよ」

KBTIT「ありがとナス！」

マリオ「最初は誰がやる？」

野獣「じゃけん最初はKBさんがやりましょうね〜」

KBTIT「かしこまりっ！」

試合開始

KBTIT「さてと、俺のアイテムは……バナナか」

マリオ「俺は甲羅だ！ ヘーヒーwww」ビュン！！

野獣「じゃけんKBさん、甲羅が来るからバナナでガードしましょうね〜」

KBTIT「バナナなんか必要ねえんだよ！！」ヒョイ

TNOK「避けやがった……」

ホリ・トオル「ナイスゥ」

ドカーーーン！！

野獣「ファッ！？」

KBTIT「おい！ いってえおい！……ちょおま当てやがったな！！」

マリオ「赤甲羅はホーミング、はっきり分かんだね」

KBTIT「よし、こっちも仕返しだ。 10-10になるまでやるからな〜」

TNOK「やっちまえKB」

KBTIT「お前を芸術品に仕立てや……仕立てあげてやんだよ〜」

マリオ「悪い、もう一回言ってくれ」

KBTIT「お前を芸術し、ひぃんにしてやっんだよ！！」

マリオ「？？」

KBTIT「お前をげいぶ……お前を芸術品にしやん……いや違う、おmマリオ「ちょっと眠ってろ」

ドカーン！！

KBTIT「俺、堕ちたな」

TNOK「おいゴルァ！ KBが一生懸命台詞言ってんだから最後まで聞いてやれよオラァ！！」

マリオ「ホモはせっかち」

野獣「KBさんはダメみたいですね」

TNOK「田所、次は？」

野獣「じゃけんホリさんが行きましょうね〜」

ホリ・トオル「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前」

試合開始

マリオ「ヘーヒーwww」ビュン！

TNOK「バナナを投げてきたぞ！！」

野獣「ホリさんの目の前にバナナが！！」

ホリ・トオル「やめろぉ」

ヒョイ

KBTIT「ギリギリで躱した！！」

ホリ・トオル「俺ナイスゥ」

ドカーン！！

TNOK「壁が勝手に壊れた！？」

野獣「誰か出てきましたよ」

DK「……」

ホリ・トオル「なんだお前！？」

キノピオ「警察だ！！」

ガシッ！！

ホリ・トオル「流行らせコラ！ 流行らせコラ！！」

マリオ「ヘーヒーwww」ビュン！

ホリ・トオル「ぐほぉ！！」

マリオ「イエーーハッハッハーーーーwww」

TNOK「おいゴルァ！ 卑怯じゃねえかよ！！」

マリオ「DKとキノピオはこのステージのギミックなんだよなぁ……」

野獣「（聞いて）ないです」

マリオ「知らねえお前らが悪い。 そんで次は誰だ？」

TNOK「おう、俺がやってやるよ」

野獣「おっすTNOKさんお願いしま〜す」

試合開始

マリオ「甲羅でクラッシュさせてやるよ、3回な3回」

TNOK「やってみろよ」

マリオ「おらよ、トリプルMDR甲羅喰らわせてやるよ」

野獣「MDR甲羅？ MUR甲羅じゃなくてですか？」

マリオ「そうだよ」ビュン！！

ガン！！

TNOK「おいゴルァ！！」

マリオ「イエーーハッハッハーwww」ビュン！！

ガン！！

TNOK「おいゴルァ！！」

KBTIT「あいつ、TNOKくんが甲羅で吹き飛んだ着地点に甲羅を投げてやがる！！」

野獣「あのヒゲオヤジやりますねえ！！」

ホリ・トオル「なんで敵を褒めてるんでい！！」

マリオ「おら最後の一発決めてやるよオラ」

TNOK「一 転 攻 勢」

ピカッ！！

マリオ「ファッ！？」

野獣「スターとはやりますねえ！！」

TNOK「お前らもこいつの死に様、よーく見とけよ」

KBTIT「かしこまりっ！」

ドカーン！！

マリオ「怨！」

TNOK「着地点にもういっちょ！！」

ドカーン！！

マリオ「怨！！」

TNOK「最後に一発！！」

ピタッ

TNOK「！？」

マリオ「スターの効果が切れたか……それじゃあ一発……」

ガシッ！！

マリオ「！！！」

キノピオ「警察だ！」

DK「シュバルゴ！！」

マリオ「流行らせコラ！ 流行らせコラ！」

ホリ・トオル「あれはこのステージのギミック！！」

野獣「暴れんなよマリオ……暴れんなよ……」

TNOK「よーし、力抜けよ」

パァン！！

マリオ「ンアッーーーーーー！！！」

KBTIT「堕ちたな」

TNOK「それじゃあ約束通り、元の世界に帰る方法を教えてもらおうか」

マリオ「まずうちさぁ……土管あんだけど……入っていかない？」

TNOK「は？」

ホリ・トオル「多分この土管に入れば帰れるって意味だと思うんですけど」

TNOK「んだよ、それをあく言えよ」

KBTIT「さあ元の世界に帰ろう田所くん、君にとっては10年ぶりだね」

野獣「俺はここに残りますよ」

TNOK「は？」

野獣「……ヒゲのおじさん」

マリオ「……？」

野獣「お前のことが好きだったんだよ！！」

チュッ

マリオ「///」

野獣「///」

TNOK「！？」

KBTIT「気持ちいいか？」

野獣「俺はこの人と一緒にいたいんでここに残ります」

TNOK「お、おう……」

野獣「みんなにもう会えないと思うと涙がで、出ますよ」

ホリ・トオル「……あっ！！」

KBTIT「どうしたトオルくん？」

ホリ・トオル「ライブがもう始まってる！！」

TNOK「おいゴルァ！！ 早く帰るぞオラァ！！」

三人「イクゾオオオオオオオ！！！」

ビヨビヨビヨ……

野獣「帰ったか……やっと二人っきりになりましたね」

マリオ「二人で何やる？」

野獣「やはりここは……王道を征く……スーパーマリオブラザーズですか」