ニア「ジェバン二が10分でやってくれました」(16)

ニア「ノートの外観から魅上の筆跡まで完璧に作ってくれました」

月「くっ.......!」

ジェバン二「本気出せばもっと早くできた」

月「そ、それ以前に何故魅上のノートがフェイクだとわかった!?」

月「お前達は最初偽ノートの右側だけすり替えたんじゃないか!!」

ニア「はい、私は本来あなたの手のひらで踊らされてました」

月(まさか!魅上が裏切って......)

ニア「違います....」



ニア「ジェバン二のおかげです」

月(ジェバン二......ジェバンニだと!?)

ニア「細工したノートが偽物という可能性もある....」

ニア「そう私に助言してくれたのです」

ニア「銀行の貸金庫にある本物のノート....」

   


     5分で見つけてくれました

月「..........そんな」

ニア「そもそも2代目Lがキラだということもジェバンニの勘から始まりました」

月「!!」

ニア「私はLに劣る探偵です。そのLを負かしたキラを捕まえるなんて私じゃ無理なんです」

ジェバンニ「ここからは私が説明しましょう」

ジェバンニ「キラ、あなたは死神を使ってLを屠ったのでしょう...」

ジェバンニ「多分ミサミサに憑りついてた死神!」

ジェバンニ「多分ミサミサの窮地を救う為にLの名前をノートに書いた!」

ジェバンニ「死神の掟では人を助けたら多分砂になって消える!」

ジェバン「その死神の名前は多分レム!」

リューク(すげーなコイツ大当たり)

ジェバンニ「ここまでは全部堪だが当たってるかな?」

月「........」

ニア「その後は私が彼の推理を代弁してただけです」

月「........」

ニア「ジェバン二ならLに並べる、ジェバンニならLを超えry」

月「もうわかった僕がキラだ」

月「僕がキラ.....そして....」

月「新世界の神!」

月「この人権だかなんだかで加害者ばかりを守る腐った司法を変える救世主っ!!」

月「...........」

月「...........なんて思い上がってたんだがな」

一同「?」

月「そこのジェバンニとかいうエスパー」

ジェバンニ「はい...?」

月「新世界の夢をお前に託す」

ジェバンニ「何を!?私は殺人などしない!!」

月「いや違う、お前程の超人ならデスノートを使わずとも新世界を創造できるはずだ」

月「誰もが幸せになれる法律を考えて次のキラ代弁者にTVで喋らせれば良い」

月「お前ならできる」

ジェバンニ「......しかしそれはキラの肩を持つのと同義になるでは?」

ニア「ジェバン二、やってあげて下さい」

ジェバンニ「ニア!?」

ニア「もちろんキラは悪ですしここでキラを逮捕しますが.....」

ニア「また犯罪に塗れた世界に戻ってしまったらそれこそノートの犠牲者は無駄死です」

ニア「お願いします」

ジェバンニ「.........」

ジェバンニ「........私は皆の思うような超人ではないのですが」

ジェバンニ「無理かもしれませんがやってみますよ。今日から私が二代目キラ、不殺のキラだ!」

翌日 全世界犯罪ゼロの新世界ができました。

ジェバンニが一晩でやってくれました。

おわり

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