☆注意☆
・このSSは「アイドルマスターシンデレラガールズ」
と「北斗の拳イチゴ味」要素を含みます
・キャラ崩壊
★注意★
※「アイドルマスターシンデレラガールズ」の原作ゲーム及びアニメの設定を一部流用していますが、厳密に沿う物ではありません。
※「北斗の拳」の要素に関しては、「北斗の拳」より、「北斗の拳イチゴ味」の世界観や設定やキャラ付けを重視し採り入れています。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441378816
☆第1回の勧誘結果☆
1.○大和亜季(シュウ)
2.○櫻井桃華(レイ)
3.×前川みく(サウザー)
4.○高垣楓(サウザー)
5.×上田鈴帆(サウザー)
☆第2回の勧誘結果☆
6.×双葉杏(ユダ)
7.○輿水幸子(サウザー)
8.○高森藍子(シン)
9.○姫川友紀(シュウ)
10.○イヴ・サンタクロース(ユダ)
11.○鷺沢文香(サウザー)
☆第3回の勧誘結果
12.○安部菜々(ユダ)
13.×諸星きらり(サウザー)
14.○日野茜(シン)
15.×アナスタシア(レイ)
16.×星輝子(レイ)
17.○岡崎泰葉(レイ)
☆第4回の勧誘結果
18.×藤原肇(サウザー)
19.○向井拓海(シュウ)
20.×佐久間まゆ(シン)
21.○クラリス(ユダ)
22.(挑戦中)前川みく(シン)
23+α.???
過去作①↓
サウザー「シンデレラガールズ 7610プロ」
サウザー「シンデレラガールズ 7610プロ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430637631/)
サウザー「渋谷凛奪還作戦」
サウザー「渋谷凛奪還計画」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430726692/)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて制圧前進あるのみ!」
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて制圧前進あるのみ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430813563/)
サウザー「白菊ほたるの死兆星と拳王ラオウ」
サウザー「白菊ほたるの死兆星と拳王ラオウ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432024586/)
‐‐‐‐‐‐
過去作②↓
サウザー「神谷奈緒、北条加蓮……?」
サウザー「神谷奈緒、北条加蓮……?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432210425/)
サウザー「渋谷凛籠絡計画」
サウザー「渋谷凛籠絡計画」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432292638/)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に圧前進あるのみ!」
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に圧前進あるのみ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432384858/)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に制圧前進あるのみ!」【延長戦】
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて更に制圧前進あるのみ!」【延長戦】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433149601/)
サウザー「愛のエプロンと橘ありすのサークル活動記」
サウザー「愛のエプロンと橘ありすのサークル活動記」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433841706/)
‐‐‐‐‐‐
過去作③↓
サウザー「祝ッ! アニメ化ッ!!」
サウザー「祝ッ! アニメ化ッ!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434780862/)
サウザー「渋谷凛偽装計画」
サウザー「渋谷凛偽装計画」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434969458/)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて果敢に制圧前進あるのみ!」
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて果敢に制圧前進あるのみ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435052601/l50)
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて果敢に制圧前進あるのみ!」【延長戦
【安価】サウザー「モバマスアイドル獲得に向けて果敢に制圧前進あるのみ!」【延長戦 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435921531/)
サウザー「もし、モバマスアニメに北斗勢を各シーンで投入したら…」
サウザー「もし、モバマスアニメに北斗勢を各場面で投入したら…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1438696642/)
‐‐‐‐‐‐
★過去作④↓
サウザー「7610プロダクション内、アイドル事情調査」
【安価】サウザー「7610プロダクション内、アイドル事情調査」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439042623/)
サウザー「渋谷凛人質作戦」
サウザー「渋谷凛人質作戦」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440072183/)
サウザー「モバマスアイドル勧誘に向け華麗に制圧前進あるのみ!」
サウザー「モバマスアイドル獲得に向け華麗に制圧前進あるのみ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440238720/l50)
★現在の成績
●サウザー
スカウト回数…7回
成功率43%
●シン
スカウト回数…3回
成功率66.6%
●レイ
スカウト回数…4回
成功率50%
●シュウ
スカウト回数…3回
成功率100%
●ユダ
スカウト回数…4回
成功率75%
【連取り・連投について】
━━━━━━━━━
【暫定的基準】
★選択肢系の安価
「連投:NG」
「連取り:NG」
★コンマ系の安価
「連投:NG」
「連取り:OK」
★選択ミス、記述ミス
「NG」……ただし、「>1の書き方や説明が悪い」という場合は、熟考した後に判断。「設定無視」の場合は高確率で再安価orズレで対処。
「OK」……補足情報の追加は場合によって受け付けます。
━━━━━━━━━
~~ここでの定義付け~~
●連投:一つの安価範囲内に対し、同一IDの者が、間を置かない連続した複数の書き込みを行う事を指します。同一IDの者が、レス番号が連続している書き込みは勿論、1レス分の間を空けるなど他IDを挟んでも、安価範囲内であれば連投とみなします。
●連取り:異なる安価に対し、同一IDが連続で安価を取得している事を指します。
~~~~~~~~~~~~
【詳細説明】
★選択肢系の安価
「連投:NG」……一つの安価範囲内に、同一のIDの書き込み(内容は問わず)が複数あり、かつ、そのIDが安価対象になった場合は、再安価orズレで対処します。『明らかな自演が発覚した場合』も再安価orズレで対処します。
「連取り:NG」……同一のIDが、連続して、異なる安価を取り続けている場合は、再安価orズレで対処します。『明らかな自演が発覚した場合』も再安価orズレで対処します。
★コンマ系の安価
「連投:NG」……一つの安価範囲内に、同一のIDの書き込み(内容は問わず)が複数あり、かつ、そのIDが安価対象になった場合は、再安価orズレで対処します。
「連取り:OK」……同一のIDが、連続して、異なる安価を取り続けている場合は、一応はOKとします。
★選択ミス、記述ミス
「NG」……安価や選択肢などの、押し間違いや取り間違いなど、それが本当に動作ミスであれ、確認不足の選択であれ、今後は一切変更しません。ただし、その安価に向けた>1の書き方に、明らかなミスや説明不足や不明瞭性が認められれば、再安価or要望を受けます。また、安価の指定内容が本作の設定を無視した物である場合や、>1の都合で変更する場合は、再安価で対応します。
「OK」……自由記述の場合、色々と解釈が異なるので、補足情報の追加は場合により受け付けます。ただし、その内容を全て変更する場合は受け付けません。
【補足】……「連投」は、確実にNGとします。「連取り」の場合は、たまに見逃してしまう場合もありますが、早めに申告などがあれば、再安価orズレで対応し、内容を修正します。
★聖帝サウザーと愉快な六聖拳★
南斗鳳凰拳 将星サウザー
南斗最強にして自らを聖帝と名乗り、大観衆が見守る中「愛などいらぬ!」と叫んだ不器用な人。心臓が左右逆の位置にあり、北斗神拳が通用しなかったけど、ケンにバレて有情拳をお見舞いされた不器用な人
南斗白鷺拳 仁星シュウ
かつてケンの命を救うために両目を失った損する人。サウザー打倒のため、レジスタンスを指揮するもサウザーのやりたい放題で最も被害を被った損する人
南斗水鳥拳 義星レイ
ジャギにさらわれた妹を探す波のある人。最初は悪そうだったし不器用だったけど、ケンと心を通わし好プレーを連発するもラオウに触れる事なくやられた波のある人。そこから頑張ってカッコよかったので結果オーライです
南斗紅鶴拳 妖星ユダ
自分の美しさを自負する南斗随一のサプライズキャラクター。マミヤさんをさらったり、女好きをアピールして周りをホッとさせるも、レイの必殺技をくらい観衆が見守る中、盛大にカミングアウトしたサプライズキャラクター
南斗孤鷲拳 殉星シン
ケンの胸に七つの傷をつけユリアさんをさらった張本人。サウザーに負けず劣らず不器用さを存分に発揮する人。一番周りが見えなくなり空回りする不器用な人
南斗最後の将
五車星にその身と正体をまもられている謎な人。でも多分不器用。彼女の名前が出た場合、即再安価は必定
前作
サウザー「モバマスアイドル勧誘に向け華麗に制圧前進あるのみ!」
サウザー「モバマスアイドル獲得に向け華麗に制圧前進あるのみ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440238720/l50)
からの続きになります。
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(7610プロダクション 女子寮)
友紀「やっぱり、あたしはシュウさんが一番だと思うんだよね~♪」グビッ
楓「いえいえ、社長もなかなか負けていないと思いますよ?」ゴクゴク
シュウ「……ん?」
亜季「? 何のことでありますか?」
友紀「白鷺拳」
シュウ「白鷺拳…?」
レイ「…強さか?」
友紀「いやいや! 誰の拳法の名前が一番『居酒屋』っぽいかなーと思って♪」
ユダ「フン。良かったな、シュウよ。俺も白鷺拳に一票投じよう」グビッ
シュウ「…」
レイ「水鳥拳…、ううん、確かに少し想像は出来んな…」
楓「鳳凰拳は……、居酒屋というより、なんかラーメン屋っぽいですかね?」
亜季「…」
亜季「しかし…」
楓「…?」グビッ
ユダ「どうした?」
亜季「無くなりませんなぁ…、飲んでも飲んでも……うぷっ」
シュウ「…」
レイ「600樽あるからな。どんなうわばみでも、流石にこの量を消費するのは骨だろう」
楓「別に無くならなくてもイイんですけどね~♪」
友紀「右に同じ~♪」ゴクゴク
シュウ「勘弁してくれ…。私がいつまでもサウザーに糾弾されるのだ……」
高垣楓(25)
http://i.imgur.com/tWIhc4I.jpg
姫川友紀(20)
http://i.imgur.com/rYPvOrG.jpg
大和亜季(21)
http://i.imgur.com/RlxAbwj.jpg
楓「でも流石に朝から飲んでいたから、流石に酔いも来ますね…」
ユダ「別に今無理に消費せずとも、毎日1樽を全員で分ければ、2か月ほどで片付くだろう」
友紀「いやぁ♪ こんなに飲んだのは御伽公演の打ち上げ以来かなぁ♪」
シュウ「何だ…、かなり泥酔していたのに、記憶は有るんだな」
友紀「勿論っ!」グビッ
楓「……」
楓「『記憶』と言えば…」
ユダ「シンか…?」
楓「はい。記憶喪失と聞いていますが…」
レイ「…」
亜季「どうなのでありましょう、容体は…」
シュウ「心配はいらん。活動に支障は無いし、それ程深刻な物でも無い」
ユダ「寧ろ記憶が消えて、我らにとって都合が良い事だらけではないか」
楓「やはり、何か少し忘れていらっしゃるんですか?」
シュウ「ああ。これまで関わってきた数名の記憶が消失したらしい」
ユダ「実に愉快だ」ゴクゴク
友紀「数名って、具体的に把握してるの?」
レイ「ああ。判明しているのは、この事務所では『高森藍子』と『日野茜』、あと『鷺沢文香』と『橘ありす』…」
レイ「そして346は『北斗四兄弟』、『渋谷凛』………、あとは帝都の『佐久間まゆ』だ」
楓「『佐久間まゆ』ちゃんですか?」
ユダ「奴が今まで勧誘活動で関わった人物の記憶、そしてケンシロウとその他男3人の記憶も、軒並み追憶より遥か彼方に去ってしまった」
友紀「ふうん、へえ~……」
友紀「シンさんの『勧誘に関わった人物』ねえ…」グビッ
友紀「ひょっとして、まだ何人かいるんじゃないの?」
レイ「いや…、サウザーも割と本気で、五車星を酷使して他事務所に対し綿密に調査していたようだから、これで全てだろう」
ユダ「サウザーのように、勧誘で誰かの手を借りたとかなら、話は別だが…」
シュウ「まあ、その様な人物は居ても会う事は無いだろうからな。問題外だ」
これは執念足りてるシンきたか?
シュウ「まあ…、我らは、シンから高森藍子の記憶、或いは高森藍子からシンの記憶の、どちらか消去しようと画策していたから、手間が省けたと言う物だ」
亜季「じ、人為的に消去出来るものなのですか、記憶とは…?」
レイ「北斗神拳に不可能は無い。ケンシロウも半ば乗り気だと聞いていたのだがな…」
亜季「さ…、流石は世紀末を駆け抜けた暗殺術…、奥が深いであります!」
ユダ「これでようやく我ら南斗聖拳とケンシロウと高森藍子に平穏が訪れた」
ユダ「シンへの慈悲は無い。今までの蛮行を省みるに、当然の報いだ」グビッ
友紀「でも、記憶障害とか記憶喪失って、時が経てば自然に戻るんだよね?」
亜季「人により誤差はありますが、見慣れた物を眺めるうちに、最初は靄が掛かった状態から…」
亜季「次第に明瞭鮮明に蘇ると聞いた事はありますね」グビッ
レイ「…」
ユダ「…」
シュウ「そうなれば、また紐無しバンジーさせれば良いだけの事。それで全てが丸く収まる」ゴクゴク
楓「バンジーだけに、万事解決……ふふっ♪」グビッ
亜季「か、解決というのでありますか? それは…」
ガチャ
サウザー「……」
ユダ「さ、サウザー…!」
楓「お疲れ様です♪」グビッ
亜季「社長殿、お疲れ様であります♪」ゴクゴク
友紀「やあやあ! お疲れ様ですっ♪」トクトク…
サウザー「いや…、陽気に酒飲みながら社長に挨拶って、君達非常識過ぎない?」
レイ「まあ良いじゃないか。堅い事を言うな」
シュウ「う、うむ…」
サウザー「ていうか何? 俺だけ呼んでくれないの?」
レイ「それはまあ…、貴様が何処に居るのか不明だったから…」
サウザー「……」
サウザー「というか、貴様に伝えなかった? 今日撮影に関して話し合いするから、会議室に来いって…」
楓「(…撮影?)」
サウザー「ほら、早く来い。貴様だ…、この…」
●安価
勧誘に向かうプロデューサー
↓1
サウザー「このシスコン野郎」
レイ「あ、俺?」
レイ「そんな話だったか?」グビッ
サウザー「会議室に行ったら誰もいないから、最初は時間を間違えたかと思ったけど…」
サウザー「部下のヒゲに確認して合ってたから、ちょっぴり悲しくなったぞ」
レイ「ああ…、うん、ごめん。今行くから…」
サウザー「シンも高森藍子も、346のゲストも帝都の猫もまだ来ていないし…」
サウザー「何、どういう事? 聖帝を焦らすゲームか何か?」
ユダ「シンは分かるが…、高森藍子もか?」
サウザー「だが、誰も居ないのは寧ろ好都合だ。まだ誰も来ない内に、レイには話しておく極秘事項がある」
レイ「……?」
サウザー「今日は『京都』でロケを行う例のドラマの…」
サウザー「メインキャストの内8名、加えてプロデューサー2人、そして総括の俺を含めての打ち合わせだ」
ユダ「プロデューサーは、ケンシロウとファルコだな」
レイ「本当に良かったな…、記憶が消えて…」
サウザー「さて……」
●安価
7610プロダクション
メインキャスト②
↓1
サウザー「向井拓海の所在は分からんが、それも好都合だ」
サウザー「さあ行くぞ。全員が合流する前に、貴様には話す事があるからな…」
レイ「よし、では行くか…」スタッ
バタン
楓「頑張って下さいね~♪」ヒラヒラ
亜季「残りのビールは、私達が相手取るから問題ないであります!」
友紀「でもレイさんお酒強いから、貴重な戦力だったんだけどねえ…」グビッ
ユダ「さて、奴らが仕事をしているのを尻目に、俺達は飲み直すか」
シュウ「……たまには一日中飲むのも悪く無いかもな」
友紀「おっけー! じゃあまた乾杯しますかっ」
楓「はーい♪ ビールを浴びーるほど飲みましょう、かんぱーいっ♪」
亜季「乾杯っ♪」カキン
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
(会議室)
レイ「『アイドルプロデュース』……?」
サウザー「そうだ。略してアイプロ。先月、あの346の金庫番より聞いた話だ」
サウザー「地方のロケや撮影において、プロデューサーがアイドルとより親密になるべくコミュニケーションを積極的に取る…、という業界用語らしい」
レイ「まあ…、そこまでは理解出来るが…、何故今になって切り出した?」
サウザー「今回、京都におけるドラマ撮影は、あの346の守銭奴の目が届かぬ『遠征』となる」
レイ「…」
サウザー「実はあの346の拝金主義者、並びに金色の臀部には……、ロケ日程を二日遅く、偽って伝えてある」
レイ「お前…、彼女の事悪く言い過ぎじゃない?」
サウザー「黙れ。つまりだ…」
サウザー「ロケ前日、前々日は邪魔も入らぬ完全なフリーとなる。その間に貴様とシンで現地入りし…」
サウザー「346、並びに帝都のアイドルをかどわかし、我が聖帝軍に迎い入れろ」
サウザー「『アイドルプロデュースin京都』だ…!」
レイ「……」
サウザー「これまで岡山、神奈川、そして兵庫……前3回の遠征で培った知識を元に、スカウトを実行しろ!!」
レイ「いや、俺は遠征初めてなんだが…」
レイ「しかし…、アイプロねえ………。コミュニケーションと勧誘は別モノじゃないか?」
サウザー「構わん。今回は撮影の性質上、完全に我らの領域に誘い込む事が出来る」
レイ「ハア……」
レイ「まあ…、俺も勧誘成績はお前に次いで悪いしな…」
レイ「出来る範囲で努力はしよう。しかし、ターゲットは…」
レイ「つまり、俺達南斗DE5MEN、そして高森藍子と向井拓海の2人を除外した…」
レイ「346の2名、帝都の2名……で良いのだな?」
サウザー「そう言う事だ。この話はシンにも後で伝えておく」
サウザー「これはまたとない好機…! 確実に成功するのだ。いいな?」
346と帝都にだれいたっけ…
>>28
指名は新規のキャラでも全然構いません。
ただし、既に346と帝都には何名かアイドルが所属、登場しており、それが誤って交差した場合は、再安価とします。
例)
渋谷凛は346プロダクション所属。
安価「帝都グループのアイドル↓1」
↓
安価先「渋谷凛」
↓
再安価
とします
ガチャ
レイ「!」
ありす「あの…、社長」
サウザー「ん?」
ありす「346プロダクションと帝都プロダクションから、お客様が参りましたが…」
サウザー「さあ、来たぞッ…!」
レイ「…」
サウザー「いいか? ケンシロウの横にいる2人と、ファルコの横にいる1人と1匹が、今回の勧誘対象だ!」
サウザー「気合を入れろ。今回は単なる顔合わせと、ドラマ内容の簡単な打ち合わせだ」
レイ「…?」
レイ「(1人と1匹……?)」
・・・・・
・・・
・
●安価
帝都グループ
メインキャスト③
↓1
>>29
おk把握しますた
本当に別に既出のキャラじゃなくてもええんやで…。
薫ちゃん大人気やな。
・
・・・
・・・・・
======
~~10分後~~
(会議室)
サウザー「さて…」
みく「…お、お久しぶり、です…」
サウザー「……」
サウザー「猫メイド喫茶も辞め、行方をくらましたかと思えば…」
サウザー「まさか帝都の犬…、いや、猫に成り下がっているとは…」
レイ「……?」
シン「……??」
藍子「(彼女は…、確かあの猫喫茶店で働いていた子ですかね…?)」
拓海「何だ、知り合いか?」
みく「ま…、まあ、今回はドラマにメインで出演させて頂けるという話だったから…」
みく「よ、宜しくお願いするにゃ…」
薫「よろしくおねがいしまーす♪」
レイ「(……)」
レイ「(この子は確か…、以前トークイベントに出演していたな…)」
レイ「(もう片方の子は分からんが、とにかくこの龍崎薫とは取っ掛かりが掴めそうで何よりだ…)」
ファルコ「して…、他の面子は?」
サウザー「間もなく到着するだろう。ケンシロウと…」
●安価
346プロダクション
メインキャスト④
↓1
前回兄妹設定なんか?と思ったら全然そんなことなかった愛梨さんじゃないですか
嫌な予感しかしない
ガチャ
ケンシロウ「…遅れて申し訳ない」
愛梨「おはようございます、宜しくお願いしますっ♪」
レイ「!!!」ガタッ
レイ「あ、アイリがメインキャストだと……?!」
サウザー「ケンシロウ、貴様が遅れる事は予測の範疇だ。むしろ5分で済んで上出来じゃないか」
ケンシロウ「……」ジロッ
シン「……何だ」
藍子「(……)」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「いや…、別に…」スタスタ
拓海「(何か、男性陣って筋肉質の野郎ばっかだな…)」
レイ「……」ジロッ
愛梨「な、何でしょう…?」
レイ「いや…、よろしく…」
愛梨「はい、よろしくお願いします!」
レイ「(……)」
レイ「(サウザーよ……)」ヒソヒソ
サウザー「(ああ?)」
レイ「(もう、俺は十時愛梨一人の勧誘に絞って良いんじゃないかな?)」ヒソヒソ
サウザー「(貴様殺すぞ?)」
●安価
346プロダクション
メインキャスト⑤(ラスト)
↓3
ミリアたん
何なのだ、これ(修羅場)は!どうすればいいのだ?!
アナスタシア(346プロダクション所属 勧誘失敗済み)
http://i.imgur.com/3dHuhWO.jpg
前川みく(帝都グループ所属 勧誘失敗済み)
http://i.imgur.com/yescEvO.jpg
ガチャ
アーニャ「ドーブラヤウートラ、おはようご……」
レイ「!」
アーニャ「!!!」
レイ「あ…、アナスタ………」
アーニャ「お…、おはようございます…。宜しく…、お願いしますっ…」チラッ
レイ「……」
アーニャ「……」スタスタ
サウザー「(お前……、今思いっきり目を逸らされたけど…、何したの?)」ヒソヒソ
レイ「(い、いや……、俺はアイリ一筋だから……)」プルプル
サウザー「(はあ?)」
ファルコ「……これで今日は全員か?」
シン「そのようだな。各事務所から二人ずつ」
ケンシロウ「遅れてすまなかった。無礼を詫びよう」
シン「全くだ。大事な会議の日に遅刻とは、情けないにも程がある」
ケンシロウ「……」
サウザー「よし、ではまずは簡単に自己紹介から始めるか…」
サウザー「今回のスペシャルドラマ『聖帝学園の七不思議』、メインキャスト兼現場総括の聖帝サウザーだ」
サウザー「以後、全ては俺の指示に従って貰う。蟻の反抗すらゆるさんから、心得ておけ」
今日はここまで。次回は脇役の三分の一を決めます。それ程数はいません。
★メインキャスト
南斗DE5MEN
向井拓海
高森藍子
アナスタシア←アイプロ勧誘対象
十時愛梨←アイプロ勧誘対象
龍崎薫←アイプロ勧誘対象
前川みく←本命アイプロ勧誘対象
下手な御新規を出すよりスターシステムで肉付けした方が盛り上がりやすいよね
あぁ三村さん貴女は少しお肉を減らしましょう
乙乙!
綺麗(?)なシンの違和感やばすww
というかレイのアイリ周りの関係が謎すぎる…今回ではっきりするのかな?
そしてアーニャとの溝は埋まるのか…
今日もゆっくり書いていきます。
サウザー「奇しくも…」
サウザー「今回のメインキャストは11人は、何らかの形で一度は顔を合わせている。その他の自己紹介など…、適当に済ませろ」
拓海「オイ、アタシはみんなと初対面なんだけど…」
サウザー「では本題に入ろうか」
拓海「……まあいいケド」
サウザー「今回のスペシャルドラマ『聖帝学園の七不思議』は…」
サウザー「聖靴学園から着想を得た、学園(以下略)テイストのドラマだ」
アーニャ「『聖靴学園』……、ということは、ホラー、ですか?」
サウザー「メインの11人は学生として、短期間中に、学園の七つの謎を解明するために行動して貰うと言うのが本筋だな」
愛梨「七つの謎……それって…?」
サウザー「えー、あと…」
サウザー「このドラマ、普通に人が死にますのでご了承ください」
みく「えっ、そうなの!?」
レイ「それは俺達も初耳だぞ…」
シン「というか、誰の質問も拾わないのかお前は…」
藍子「学園モノ…、でしたら、他のキャストも何か学校に因んだ役で登場するんですか?」
サウザー「流れを読んだ良い質問ですね。流石は聖帝軍構成員」
藍子「あ、ありがとうございます」
サウザー「11人はメインの生徒役だが、他にも数名控えさせ、また教師役も配置している」
シン「教師…?」
サウザー「まずは担任だな。この担任だが、メインキャスト並みの出番が一応は用意されているが…」
サウザー「……この役も途中で死亡しフェードアウトする予定です」
みく「何か暗い話だにゃ…」
●安価
『担任教師役』
↓1
ファルコ「確かその役は、我が帝都の佐久間を推しておいた筈だが…、サウザーよ」
サウザー「ああ。当然却下する気だったが…」チラッ
シン「………何だ?」
サウザー「……一身上の都合により、承認しています。勿論彼女にも既に報告済みだが…」
ファルコ「うむ。途中で力尽きる役だとは初耳で些か不服だが……、まあ良しとしよう」
十時「あの…、質問良いですか~?」
サウザー「はいどうぞ」
十時「えっと…、私達は特に他の役との絡みは聞かされてないんですが、他にどんな物があるのか教えて貰っても良いでしょうか??」
レイ「大丈夫だ。君と絡む予定の役は、兄である俺だけだから…」
ケンシロウ「……」
サウザー「まあ…、当日まで極秘のつもりでしたが…、不安を抱かせたままでもモチベーションに影響があると思うので…」
サウザー「良いでしょう。お教えしましょう」
●安価
オリジナル役職(何でも可)
↓1.2.
サウザー「ジェイソンですね」
薫「ねえねえ、ジェイソンって??」
藍子「多分、有名なホラー映画に登場する殺人鬼…、ですよね?」
サウザー「御名答。まあジェイソンに限らず、暴徒を多数登場させる予定ではありますが…」
シン「おい…、これ学園ドラマだろう? 一応は…」
サウザー「一応な。体裁だけは学園だが、学園スタイリッシュアクションホラーファンタジー系ドキュメント風世紀末ドラマと言っただろう?」
サウザー「あとは、学園のアイドル。これは親衛隊を連なる役です」
アーニャ「アイドル…」
サウザー「特に隠さず、配役を公表しちゃいましょうか。この2役を務めるのは確か…」
●安価
1.ジェイソン役
2.学園のアイドル役
↓1,2,
こずえ
>>73
遊佐こずえ
●安価
コンマ00~49:346所属
コンマ50~99:帝都所属
↓1
中断。再開21:00
>>75
●安価
↓1
サウザー「候補は、確か346の遊佐こずえと我が聖帝軍の輿水幸子の名が挙がっていたな」
ケンシロウ「ああ。既に千川から話は聞いている」
サウザー「ジェイソンは遊佐だ。学園のアイドルは輿水幸子にやらせるという結論だが、異論は無いな?」
ケンシロウ「構わん」
サウザー「フフフ…、OKだ」
サウザー「まあ、他の役職については現地で分かるだろう。今は語るべきことでは無い」
ファルコ「ロケは明日からと聞いたが…、随分即興な配役だな」
レイ「(明日…、性格には3日後だが………)」
サウザー「(……)」
サウザー「台本は渡してあるだろう。連携は各々の裁量による」
サウザー「総指揮の一端に関わる俺の決定だ。全ては順調…、この聖帝の采配を信じて貴様らは役をこなせばいいのだ」
ファルコ「……まあ、良かろう」
サウザー「…あっ、あと……」
サウザー「京都までは飛行機で移動するので、酔い止め等の準備は各々でしっかり進めて下さい」
サウザー「俺からは以上だ」
サウザー「京都への出発は明日だ。因みに、この全員ひと固まりで移動しますので…」
みく「えっ? 何で?」
サウザー「同じドラマのメインを張るのだ。仲良し感は大事であろう?」ニヤリ
みく「う…、うん……?」
サウザー「では明日、遅刻しない様に」
ガチャ
バタン
ケンシロウ「…今日は、もう終わりか?」
ファルコ「予想していたより早かったな。まあ脚本は全て奴任せなのだ。我々が口を挟もうとも無駄な事」
ファルコ「長居は無用だ。龍崎、前川。事務所に戻るぞ」
みく「あ、ちょっと…」
ファルコ「ん?」
みく「少しだけ7610の人達と話してもいいかにゃ?」
ファルコ「……分かった。では外で待っていよう」
ケンシロウ「……では、俺達も戻るか」
●安価(重要)
レイと話をさせていく人物
1.十時愛梨
2.アナスタシア
3.龍崎薫
↓1
アーニャ「あの…、私も少し、残っても…?」
ケンシロウ「ああ、構わん。俺と愛梨は近くで時間を潰しているぞ」
アーニャ「はい、ありがとうございます」
・・・・・
・・・
・
=======
~~5分後~~
(会議室)
アーニャ「……」ジー
レイ「………」
レイ「(な、何の用だ………)」
レイ「(十時愛梨とじっくり是非とも話をしたかったが……、しかし…)」
レイ「(この彼女には、前回の事があるしな……)」
アーニャ「あの……」
レイ「あ、ああ…。何か用かな?」
●安価
アナスタシアの発言
↓2
アーニャ「先日は……イズヴィニーチェ…ごめんなさい」
レイ「先日…?」
レイ「! あ、ああ…。俺が交換研修でそちらに赴いた時か」
アーニャ「真面目に指導して下さったのに、その……勝手に取り乱してしまって…」
レイ「いや、こちらこそあの時は配慮が欠けていた。もう少し君のペースを考えてやれば…」
レイ「それと、あんな状況で勧誘の話は持ち出すべきでは無かったな。ただ、何か君とは不思議な縁を感じるのだ」
レイ「短期トレードや、今回のドラマの抜擢など、何かと我らとの関わりも多い。そうしていく内に、どこか惹かれていた部分があったのかもしれない」
レイ「…些か俺も勝手が過ぎた。済まない」
アーニャ「…いいえ、ありがとうございます」
アーニャ「私も、貴方達のお話は、沢山仲間から聞いています。だから…」
アーニャ「今回も、色々と見習える部分は、しっかり見習いたくて…」
アーニャ「……」
レイ「……」
レイ「(気マズイ…。今回はこの子も勧誘しなければならんのか……)」
レイ「……」
●安価
レイの発言
↓2
レイ「少し、引け目を感じているか?」
アーニャ「! い、いえ……別に…」
レイ「……いや、謝り合うのはやめてもっと本音で語り合おう、前回は俺も嫌われるのを恐れて妥協していた」
レイ「今度は遠慮なんかしない強い絆を、 お前とはもっと仲良くなりたい」
アーニャ「……!」
アーニャ「そうですね…。ヴィ…、私も、少しだけ、距離を置いていたのかもしれません」
アーニャ「移籍してから、菜々の楽しそうな姿や…、トークイベントの時の仁奈もそうですが…」
アーニャ「スヴィルカーチ…、貴方達と関わると、皆がいきいきして、星のように輝いているのを、知っています」
アーニャ「…私も、もっと…、お近づき? 仲良しになりたいと…、思っています」
アーニャ「今回は、真面目にやるのは勿論ですが…、是非とも楽しみましょう」
レイ「こちらこそ、よろしくな」
アーニャ「ハイ、よろしくお願いします♪」
レイ「ところで……」
アーニャ「?」
レイ「前に言ってた天体観測に良さそうな場所というのは……、大きなピラミッドじゃないか、 聖帝十字稜頂上付近で大和亜季と綺麗な星が見えそうと話してたらしいな」
アーニャ「あ……、御存知、でしたか?」
レイ「以前天体観測に誘った時、君の表情が曇ったのが気掛かりで夜も眠れず、少し調べてみたのだ」
レイ「今度暇があれば、よかったら今度そこで一緒に天体観測に行こう」
レイ「あそこなら、北斗七星やその脇にある星まで良く見える」
アーニャ「はい、では、今からでも良いですか?」
レイ「今から? 今は昼だが…」
アーニャ「いえ、良いんです。もう一度、是非行ってみたかったと思っていたので…」
レイ「まあ…、いいか…」
『あ、貴方も……、久し振りにゃ』
レイ「(……ん?)」
・・・・・
・・・
・
●安価
『???』
コンマ00~29:NORMAL(★0)
コンマ30~79:GOOD(★1)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
???
アナスタシア 【★★★☆☆】
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(会議室)
みく「あの…」
藍子「あ、どうしました?」
拓海「? 藍子、この子と知り合いなのか?」
藍子「知り合いと言うか、少し面識はあります」
藍子「……アイドルになったんですね?」
みく「あ、はいっ! みくもあれから色々考えて…、今の事務所を選ぶ事にしたにゃ」
みく「今回は共演と言う事で、色々と勉強させて貰うにゃ。宜しくお願いします!」ペコリ
藍子「はい♪ こちらこそ…!」
拓海「アタシは向井拓海だ。ヨロシクな」
みく「前川みくにゃ♪ 猫系アイドル目指して………」
シン「………何だ、どうした?」ズイッ
みく「…!」
みく「あ、貴方も……、久し振りにゃ」
藍子「(……!)」
みく「藍子チャンと貴方は、以前みくがバイトしていたお店以来かにゃ…?」
拓海「へえ……」
みく「……」
シン「……?」
●安価
前川みくの発言
↓2
みく「あ…、あの時録音したテープ、まだ持ってるのかにゃ?」
シン「……あの時?」
藍子「あ…、ほら、私がアプリで録音していた音声データの事ですよ」
シン「いや……、何の事だ?」
みく「し、しらばっくれる気!?」
みく「みくもあの時は少し調子に乗り過ぎた気もするけど、でも、人の弱みを握るような卑劣な事をしておいて、知らないとは言わせないにゃ!」
シン「……」
拓海「なあ、何かあったのかよ?」
シン「さあ…?」キョトン
みく「(こ、このロン毛ッ……! 澄まし顔で白々しいっ……!!)」
シン「というより……、誰だコイツは…?」
みく「……ハ?」
拓海「ああ?」
藍子「(ま…、まさか……!)」
レイ「(………)」
アーニャ「? どうしました?」
~~~~~~
友紀『シンさんの「勧誘に関わった人物」ねえ…』
友紀『ひょっとして、まだ何人かいるんじゃないの?』
レイ『いや…、サウザーも割と本気で、五車星を酷使して346プロダクションと帝都グループに対し綿密に調査していたようだから、これで全てだろう』
ユダ『サウザーのように、勧誘で誰かの手を借りたとかなら、話は別だが…』
シュウ『まあ、その様な人物は居ても会う事は無いだろうから、問題外だ』
~~~~~~~~
レイ「(これは……)」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~翌日~~
(東京→京都)
(飛行機内)
シン「お前は確か…、帝都の前川と言ったな…」
みく「?」
シン「俺はシンだ。以後よろしく頼む」
みく「あ……」
シン「ん?」
みく「あ、いや……」
みく「こちらこそよろしくにゃ。そちらとみく達の事務所は、なにかと付き合いも多いし…」
シン「そうなのか?」
みく「う、うん」
みく「(……)」
~~~~~
~~~
~
~~
~~~~
~~~~~
(前日 7610プロダクション カフェ)
みく『き、記憶喪失…!?』
アーニャ『……!』
藍子『………はい』
レイ『そうだ。奴の記憶は今混濁している』
レイ『こちらが把握している状況は、奴と以前関わった数名の男女の情報が消えているという事だ』
レイ『その時の行動も覚えているかは定かではないし、何よりタチが悪いのが…』
レイ『奴自身、記憶の消失を否定している』
アーニャ『否定……?』
みく『それってつまり簡単に言えば、自分が記憶喪失なんて起こしている筈がない……と、思いこんでいるってこと?』
レイ『まあ…、そうだ』
みく『俄かには信じられない話にゃ……けど…』
レイ『ああ。先程の君と奴の会話から察するに、どうやら君達は面識があったようだが、それを奴自身は忘れているようだ』
藍子『本当に覚えていないようなんです…。あの時、私とみくちゃんと一緒に、あのお店でラジオの予行練習をしていた事も……』
みく『!』
みく『じ、じゃあ、その「数名の男女」に藍子チャンも含まれているの…?』
藍子『……』コクン
みく『……!』
レイ『まあ、俺から言えるのは、き』
みく『な、何か…っ!』
レイ『ん?』
藍子『……?』
みく『何か、みくに手伝える事とか…、あったら言って欲しいにゃ!』
みく『確かに、貴方達と関わってロクな目に合った事は無いけど…、それでも…』
みく『それでも、こんな形で一方的に誰かに忘れられるなんて…、酷過ぎると思うから……』
藍子『みくちゃん……』
レイ『(……)』
レイ『……』
ポン
みく『な、なんにゃ…?』
ギュウウゥ!
みく『(なッ…!? い、異様な圧力が…!!)』
アーニャ『!?』
レイ『前川みく……』ニコッ
みく『!!』
レイ『俺がお前に声を掛けたのは、釘を刺すためだ』
レイ『これは俺達南斗の問題だ。君は何も余計な事はせず、静観していて欲しい』
みく『な、なんでにゃ!?』
レイ『思い出さなくてもいい記憶……、いや、思い出してはならない記憶も、世の中には存在するという事だ』ギュゥゥゥ
みく『……っ??』
レイ『いいか? くれぐれも奴の記憶を呼び起こす様な事はするな。今の状態が我々にとって一番平和なのだ』
みく『えっ、え………え!?』
レイ『時間を取らせたな。俺からは以上だ』
レイ『ではまた明日……。行こうか、アナスタシア』
アーニャ『だ、ダー……』
スタスタ…
みく『』
藍子『……』
みく『な…!』
みく『何あの人っ!! いきなり人の方を鷲掴みにして…』
藍子『…周囲の皆さんも、色々思う所はあるのでしょう』
藍子『事実、記憶を失う前の彼は、一途過ぎて危うい面もありましたから…』
みく『でも、藍子チャンはそれでいいの?』
藍子『勿論、私は彼の記憶が戻るのが一番良いと思っています。でも…』
藍子『あの状態の彼と向き合うには、私には勇気が……』
みく『……』
みく『…分かったにゃ。じゃあみくが何とかして見る!』
藍子『み、みくちゃん…?』
みく『まっかせるにゃ♪ 必ずみくが今回のロケで、藍子チャンの事を思い出させてあげるから…!』
藍子『で、でも…、私達の問題なのに、みくちゃんがわざわざ…』
みく『いいからいいから♪ 色々とあの南斗の人達には舐められっぱなしだったから、この際にみくの事を見返させる良い機会にゃ♪』
みく『安心して、藍子チャン!』
~~~~~~
~~~
~
~
~~~
~~~~~
みく「(とは言ったものの…)」ジロッ
シン「何だ? 人の顔を物珍しげに眺めて…」
みく「……ホントにみくの事、何も覚えて無いの?」
シン「……」
シン「初対面だ。ただ…」
みく「?」
シン「部外者の貴様までそれを言うか…。周囲の反応から察するに、どうやらドッキリでも悪戯でも無く…」
シン「本当に俺は一部の記憶が抜け落ちているのかも知れんな。少し動揺している」
みく「!」
みく「(だ、第一段階クリアにゃ! まずは記憶の喪失を認めさせて…!)」
みく「そうだよ! 久し振りに会ったのに、みくの事を忘れたなんて言い出したから面食らったにゃ!」
シン「……そうか。それは済まない」
シン「記憶、喪失……か」
みく「(う~ん…、何か調子狂うなぁ……)」
シン「……いや、少し……ほんの少しだが…」
シン「かつての自分の事に関して、思い当たることがあるかもしれん」
みく「!!」
シン「だが、それを思い出そうとすると……ッ!」
シン「ず、頭痛が…っ!」ガクッ
みく「そ…、その調子にゃ! もっと悩むといいにゃ!」
シン「ぐっ……!」
シン「お、俺は……!」
●安価
シンの記憶①(なんでも可)
↓2
藍子のスカウト・合同イベント
シン「あの高森という女についてだ…」
みく「…!」
シン「他の六聖拳の奴らが俺の知らぬ間に引き込んだと思っていたが…、アレはもしかすると俺が勧誘した女かも知れん…」
シン「その辺りの記憶が、如何せん曖昧だが…、だが、確かに奴と関わった記憶が…!」
みく「そ、そうにゃ! あの時アンタはみくの喫茶店で号泣してたのに…!」
シン「ご、号泣…?」
シン「!!」
シン「思いだした! そうだ…!」
シン「俺は昔、確か……!」
みく「な、なに??」
●安価
シンの記憶②
↓1
シン「俺は昔…!」
シン「ボランティアが好きで、周囲への気配りがある模範的な人間だった…!!」
みく「そ…、そうなの??」
シン「ああ…! 恐らくそうだ」
シン「その喫茶店で泣いていた理由とやらも、大体想像はつく」
みく「そ、それは確か…、好きな人がどうたらこうたら……」
シン「つまりそれは、万人を隔てなく愛し、他者を思いやる心を持った……」
シン「しかし人間の価値観とやらは千差万別であり、皆を受け入れる広い心を持つにはどうすればいいのか…、そういった強い葛藤の果てに涙したのだろう」
みく「うん…、確かに、色々と性格や価値観と言うか…、嗜好についてかなり悩んでいた気がするにゃ…」
シン「……少しずつ思いだしてきたぞ…」
シン「俺は高森藍子を勧誘し…、その際にお前のいる喫茶店で…、あれは悩みを聞いて貰ったのか?」
シン「その時、自分のボランティア精神の在り方について葛藤し、涙を流していた…」
シン「………そうだったのか…、俺は……!」
みく「ま、まあ…、記憶が少し戻ったのなら良い事にゃ」
みく「その調子で、どんどん思いだして行くと良いと思う。みくも手伝うにゃ♪」
シン「ああ…、ありがとう…」
【シンの記憶】
①高森藍子をスカウトした
②ボランティア精神あふれる優しい人間だった
③???
Etc…
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
(その後ろの席)
愛梨「記憶、喪失……??」
レイ「ああ、そうだ」
愛梨「ううん…、そう言われても、あまりパッとしませんけど…」
レイ「まずは記憶を失う原因だ。これの多くの場合心的外傷やストレス、頭への外傷や衝撃などが主として挙げられるが…」
愛梨「心的外傷……? それって、例えばどういうことですか?」
レイ「そうだな…。少し重い表現だが、大切な人を失ったり、性的虐待、財政的破綻…」
レイ「他にも、対人関係の問題や罪悪感から生じる葛藤など…」
レイ「多くの場合は、そういった情緒的極限状態に追い込まれて引き起こす」
愛梨「……つらい事があったかもしれない…、ということですか…?」
レイ「……そうだ。俺も悲しいのだ…」
レイ「………」
レイ「ようやく再会を果たせたと思えば…」
レイ「まさか……っ!」
レイ「まさか…、お前が記憶を失い、兄である俺の事をまるで覚えていないなんて……!」プルプル
愛梨「う、ううん……」
●安価
十時愛梨の発言
↓2
愛梨「言いにくいんですけどぉ…、多分、人違いではないでしょうか?」
レイ「!!」
愛梨「名前だけで私を妹さんと間違えるなんて…、レイさんもつらいことで追いつめられてるんですか……?」
レイ「あ、愛梨…、それは違う!」
レイ「断じて俺は間違えていない! 俺には生き別れの妹がいて…」
レイ「まさに君がそうなんだ! 見間違える筈も無い、俺が記憶違いなどしている筈も無いッ…!」
レイ「辛い事があったのは寧ろ愛梨の方なんだ! 人攫いに遭い、君はその不幸の境遇を憂い、自ら目を閉ざした過去がある」
レイ「あれからずっと探していた……!」
レイ「この世界には暴力による支配に脅える事は無い。今の君は自由なんだ…」
愛梨「………????」
レイ「好きな者を愛し、好きな服を着る。誰にも強制される事も無く、世から憚られることも、何も無い!」
愛梨「え、えっとぉ…、ううん…」
愛梨「(どうしよう…、記憶喪失なんて言われたけど、そんな覚えは無いし…)」
愛梨「(絶対何か勘違いしていると思うんですけど…、悪意はなさそうですし……)」
●安価
レイの発言
↓2
正直痛いヤツだよな。自分の妹の顔もわからんとか
目が見えないのはお前だよと
レイ「記憶喪失…、それは俺とお前の関係を引き裂く忌々しいくびきだ…」
レイ「現代における医療でも、明確な治療法は確立されていないが…」
レイ「ケアの方法やその効果は既に何件か確認されている」
レイ「一番身近で簡単な方法は、家族による手厚い協力、安全で支持的な環境を作る事だ」
レイ「慣れ親しんだ音楽や写真や物に触れさせ、見当識を回復させる事から始める」
レイ「つまりだ……愛梨…」
愛梨「は、はい」
レイ「可哀想な我が妹よ……、一緒に過ごせば何か思い出すかもしれん。今回の仕事は付っきりだ」
愛梨「え、えっと……」
愛梨「(一緒に居れば、違和感に気付いて誤解が解けるかもしれないし…)」
愛梨「よ、よろしくお願いしますっ!」
レイ「慌てる事は無い。ゆっくりと時間を掛けて、二人の思い出を取り戻していこう…」
愛梨「(良く分からない…、何を言ってるんだろう……?)」
・・・・・
・・・
・
●安価
『???』
コンマ00~29:NORMAL(★0)
コンマ30~79:GOOD(★1)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
今日はここまで。また次回
>>128
ギャグ漫画のSSになにムキになってんだ…
あ、十時軍廃課金兵かコイツ
乙
現段階での登場アイドルの所属リストを作ってみたけど抜けがあったらゴメンナサイ
アイドル所属一覧(27.9.8 00:00現在)
・7610プロ(順不同)
島村卯月 本田未央 神谷奈緒 北条加蓮 大和亜季
櫻井桃華 高垣楓 輿水幸子 高森藍子 姫川友紀
鷺沢文香 安部奈々 日野茜 岡崎泰葉 向井拓海
クラリス イヴ・サンタクロース
(社員枠) 橘ありす 池袋晶葉 Rin(オリジナル)
・346プロ(順不同)
渋谷凜 白菊ほたる 緒方智絵里 諸星きらり ヘレン
多田李衣菜 小日向美穂 及川雫 南条光 脇山珠美
三村かな子 村松さくら 大石泉 土屋亜子 難波笑美
高峰のあ 上条春菜 三船美優 西園寺琴歌 神埼蘭子
喜多見柚 財前時子 アナスタシア 市原仁奈 木場真奈美
十時愛梨 遊佐こずえ
・帝都グループ(順不同)
上田鈴帆 龍崎薫 佐久間まゆ 前川みく
・SNK(修羅の国)局(順不同)
川島瑞樹 和久井留美
・無所属(順不同)
双葉杏 依田芳乃 星輝子 藤原肇
・所属不明(名前のみ登場)
野々村そら 首藤葵
どうせ登場アイドルなんて藍子幸子アーニャのワンパターンだろ
>>137
アーニャ「わ、私…、あまり出番無かったのに…」
菜々「アーニャちゃんと同じ境遇でアーニャちゃん以上に目立ってるのに、どーせナナは空気ですよーだ…」
みく(せ、セーフ! 一番登場回数が多いみくはセーフにゃ!)
ヘレン「ごめんね十時軍の坊や…。実は私、皆勤賞なのよ。オーライ?」
凛「私なんて4回もタイトルになってるけど?出番も多いし」
只今、アイドルプロデュース内学園(?)ドラマ「聖帝学園の七不思議」に関して、
キャストやストーリーなど思案中です(といっても、大抵は安価で内容を決めます)。
何か良いストーリー案、キャスティング案、キャラ出演案等があれば、是非意見をお寄せ下さい。
【↓オマケ】
●相関図サウザー版
http://i.imgur.com/yimJkig.jpg
●相関図シュウ版
http://i.imgur.com/PwB67FV.jpg
●相関図シン版
http://i.imgur.com/7CZwDwH.jpg
●相関図レイ版
http://i.imgur.com/Oisippr.jpg
●相関図ユダ版
http://i.imgur.com/06Amukz.jpg
勢力図を見てみるとサウザーを標準とした場合、レイは妹系ロリ、シュウ様はアダルト、シンはパッション、ウダは外人が
寄り付きやすい傾向にあるな…あくまで安価での結果だけど
ネタにもならん独り言レベルだけど…メインキャストを一括りにするなら普通の学校じゃなくてド田舎村にありがちな分校のクラスメイトという設定で
夏の定番お泊り会でのレバーテストの途中で謎の扉を開けたらそこは世紀末な異次元ワールドだった
主人公(多分サウザー)は(東郷)あい…もとい、愛と(姫川)友紀…結城(晴)…(乙倉)悠貴…じゃなくて勇気と(藤井)朋…トモダチパワーで
別れた仲間を集めながら菜々不思議を解いて出口を探す…お約束程度のラブシーンとガチな死闘もあるよ!
本編の聖靴学園の七不思議は知らんけど脱出系のホラーモノなん?
化物役では「成仏したら部屋中の黒歴史物件見られるのが嫌なんでゾンビになっても自堕落生活をする杏」とか
「生きたままお化けキノコに寄生されたけど意気投合してキノコ人間の勧誘をする輝子」とか見てみたかったけど
どっちも(現時点では)無所属の一般人なんだよなー…残念
簀巻きにされて吊るされてるしぶりんのゴールデンフリーザ…
(七不思議1「真夜中の給食センター」)
小さい子供たちの大好きなお昼の給食♪美味しい美味しいお昼ご飯、今日は何だろう献立表でメニューをチェック、今日はお肉たっぷりのカレーだ!!
・・・ところで皆給食がどこで作られているか知っている?給食センター?
実は真夜中の家庭科室で隠れて作っているんだって、どうして隠れてるんだろう、気になるならコッソリ覗いてみよう。
でも気をつけてね、もし覗いているのを見つかったら・・・そういえば今日食べた給食、ナンダッケ
(七不思議2「テニスコート」)
ラケットとテニスボールを持ってテニスコートに入ると誰も居なかったはずなのに突然たくさんの人影が現れ閉じ込められる。
彼らにテニスで勝てば出ることができる、ただし負ければ仲間にされて一生出れなくなる。
(七不思議3「猫踏んじゃった」)
夜中、ピアノの音色が聞こえる音楽室に入るとピアノを弾く女性がいる。
女性は「猫踏んじゃった」を弾いた後、何の曲を弾いてたか聞いてくる。
間違えると、「教えてやるよ!!」と巨大な猫に踏まれてペチャンコに潰される。
正解すると、「お前が犯人かーー」と女性に全身切り刻まれる。
音符の間違いを指摘すると恥ずかしがって逃げていく。
(七不思議4「指導員」)
今日も一日お仕事熱心な指導員さん、子供たちの素行を厳しく指導します。
真夜中も鎌を片手にベチャベチャ真っ赤な液体を撒き散らしながら校内を見回ります。
素行の悪い不良なんて見つかったらもちろん無理やり連れ去って強制指導です。
・・・ところで貴方は良い子?悪い子? 真夜中の学校に忍び込んでる子なんて決まってるよね。
(七不思議5「屋上の星空」)
夜中に屋上で決して星空を見上げてはいけない。
昔屋上で天体観測をしていた生徒が不注意にも上を向きながら歩いたせいで老朽化したフェンスごと落ちてしまった。
それ以来真夜中に屋上で上を見上げると頭のつぶれた血だらけの生徒に屋上から引きずり落とされるらしい
(七不思議6「幸せの試練」)
誰か気になる異性がいる人は校庭の一番高い木の下にその人と一緒に立つと良いよ。
木からの試練を見事クリアすると2人は幸せになれるらしいよ、ここまでなら怪談じゃなくてただのおまじないだね
・・・失敗した時は木の栄養にされなければね
(七不思議7「7」)
・・・6つの不思議を体験して体育館の中央に立つと「7」が現れる。
「7」の質問に無事に答えれれば無事に帰れる、ただし間違えると遠いお星様に連れてかれる
とりあえずそれっぽい七不思議を考えてみた
明日くらいに続きを執筆予定
【★アイドル紹介★】
7610プロ所属アイドル紹介①
http://i.imgur.com/Hh06Fy7.jpg
7610プロ所属アイドル紹介②
http://i.imgur.com/5wjINeT.jpg
【★勧誘履歴・概要★】
アイドル勧誘履歴・ストーリー概要①
http://i.imgur.com/snl2ziV.jpg
アイドル勧誘履歴・ストーリー概要②
http://i.imgur.com/WC5OJm4.jpg
【★南斗DE5MEN紹介★】
南斗DE5MEN紹介①
http://i.imgur.com/ueCwCw4.jpg
南斗DE5MEN紹介②
http://i.imgur.com/dk6SRhA.jpg
南斗DE5MEN紹介③
http://i.imgur.com/kkXzE8E.jpg
クソのようなオマケ
http://i.imgur.com/Zh44vHz.jpg
======
(その後ろの席)
CA「お飲み物など如何でしょうか?」
サウザー「……へえ…」
サウザー「じゃあオレンジジュースで」
CA「かしこまりました」
サウザー「あと、機内食無いの?」
CA「大変申し訳ありません…、当便で機内食のサービスは行っておりません」
サウザー「チっ…、融通の利かん奴らだな」
CA「(国内線で機内食って、あんまり無いのよねぇ…)」
CA「(事前予約があれば、お弁当は出せるんだけど…)」
CA「……お客様、お飲み物は如何ですか?」
ファルコ「……」
ファルコ「酒はダメなんで、オレンジジュースください」
CA「かしこまりました」
CA「(勧めて無いけどね…)」
CA「お客様は、お飲み物は如何でしょうか?」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「……水」
ケンシロウ「それも1台や2台ではない…」
ケンシロウ「………全部だ」
CA「は、はい。かしこまりました……」
CA「(……全部?)」
CA「(変な人達……)」
・・・・・
・・・
・
CA(????)(京都出身)
http://i.imgur.com/c4qQ8ZS.jpg
http://i.imgur.com/kZGdYOJ.jpg
・
・・・
・・・・・
======
~~2時間後~~
(346プロダクション 事務室)
ピッ
トキ「ケンシロウか?」
ケンシロウ『……今、例のドラマ収録で京都に着いたのだが…』
トキ「何かあったのか?」
ケンシロウ『……詳しい事は俺には分からんが、収録日が違ったようだ』
トキ「……それは、おかしいな」
トキ「スケジュールには確かに今日だと書いてあるぞ」
ケンシロウ『……何かの手違いのようだが……』
トキ「ロケ隊もいないとのか? 場所の都合か? メイン以外のキャストの集合はどうなっている?」
トキ「私は管轄では無いから少し事情を図りかねるぞ?」
ケンシロウ『…………』
トキ「……」
トキ「誰か…、他に話せる人はいるか?」
ケンシロウ『……レイ、電話を代わって欲しい』
レイ『トキ、俺だ』
トキ「レイか。何やら忙しそうではないか」
レイ『なあに、事は簡単だ。収録日が2日ほどズレていた。撮影隊との情報交換に誤りがあったようだ』
レイ『俺達が早とちりし過ぎたのだ。その証拠に、メイン以外の役者は誰も入っていない』
トキ「…ああ。今確認したよ。確かにメインキャストとそれ以外の演者のスケジュールがハッキリ分かれている」
トキ「これは撮影の都合で別撮りだと思っていたが、ただ伝達ミスか……」
レイ『まあ…、俺達が早く着き過ぎたと言う事だ。それだけで片付く問題だ』
トキ「それでとんぼ返りをするという訳か?」
レイ『いや…、俺達で話し合ったのだが…』
トキ「……?」
レイ『そちらのアナスタシア、十時愛梨のスケジュールだ』
レイ『……暇らしいな? 2日後まで』
トキ「ん? そうなのか?」
レイ『本人達から聞いたよ。恐らく間違いないだろう』
トキ「すまん。担当じゃないから分からないのだ」
レイ『……「偶然」にも、帝都の二人、そして我が7610の二人も、運が良い事に条件は同じだ』
トキ「……ふむ」
レイ『わざわざ京都に出向いて、すぐさまとんぼ返りと言うのは少々味気無い』
レイ『予定の都合も付くなら、収録を迎えるまで折角だから羽を伸ばそうという意見が出たのだが…』
トキ「宿泊するのか?」
レイ『費用はこちらで賄おう』
トキ「まあ……、そうだな…」
トキ「まだ子供達は夏休みだ…、仕事以外の予定はあるまい。良いのではないのか?」
トキ「本人達と、ケンシロウの意向に任せよう」
レイ『了解した。ではこの件はこちらで一任しよう』
レイ『何かあればまた連絡する』
トキ「千川ちひろには、密着ドキュメンタリー京都の旅とでも言っておこうか」
レイ『恩に着る』
トキ「色々考えがあっての事だろうが、くれぐれも怪我だけはさせんようにな…」
レイ『ああ』
ブツッ
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(京都 鴨川)
レイ「許可が出たぞ。あとはケン、お前次第だ」
ケンシロウ「……」コクン
レイ「よし…」
サウザー「フフフ…、計画通りだな」ニヤリ
ファルコ「計画?」
シン「こちらの話だ。何でも無い」
ファルコ「京都観光をさせるのには賛成だが、全員で固まっても目立つのではないか?」
ファルコ「一応は名が通っているアイドルもいるのだぞ」
サウザー「まあ、この中で一番名が売れているのは俺達南斗DE5MENですけどね?」
レイ「……なら、こうしよう」
レイ「サウザー、ファルコ、ケンシロウ」
レイ「お前達3人は……」
サウザー「ロケ地視察だ。撮影の場の状況を確認しておこう」
レイ「女性陣6人は俺とシンで面倒を見よう」
ファルコ「……」
ケンシロウ「……」
ファルコ「いや…、人数が偏り過ぎじゃないのか? こちらはアイドルと言ってもサウザー一人…」
レイ「ファルコよ、これをお前にやろう」スッ
ファルコ「……?」カサカサ
ファルコ「!! これは…!」
レイ「金だ」
ファルコ「……!」
レイ「先程の提案で、異論は無いな?」
ファルコ「……」
ファルコ「無い」
レイ「よし」
シン「絶妙な人数配分だな」
ファルコ「そうだな」
ケンシロウ「……そうか?」
サウザー「よし、決まりだッ!」
サウザー「我ら3人は現場を下見してから貴様らに合流しよう!」
サウザー「レイよ。落ち合う場所は分かっているな?」
レイ「ああ。確か旅館だったな?」
ケンシロウ「……『落ち合う』?」
ファルコ「何故、既に宿を取ってあるのだ?」
サウザー「地方ロケなのだ、当然だろう?」
ファルコ「……まあ、それもそうか」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
薫「みくちゃん、どうしたのー?」
みく「……」
みく「おかしいにゃ…、これは絶対何かおかしい……!」
薫「??」
みく「スケジュールの手違いまではまだ分かるけど、メインとそれ以外のキャストでこうも綺麗にバラける事ってあるの…?」
みく「それに、偶然に都合よくメインキャスト全員分の予定が本番まで空いてるなんて……」
みく「あの南斗の人達の事だから、これは絶対何か企んでるに違いないにゃ…!」
みく「みくの動物的勘が告げてるにゃ!」
薫「そーかなぁ?」
みく「薫チャンも、あの7610プロダクションの人達だけには絶対注意して!」
みく「隙を見せたらどこに連れて行かれるか分かったもんじゃないにゃあ…」
薫「でも、京都観光、かおるはいいとおもうけど…?」
みく「う、ううん………」
薫「かおる、京都はじめてだから楽しみだよ♪」
みく「(薫チャンは良い子だにゃぁ…。みくが守ってあげないと…)」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
拓海「京都か…」
藍子「拓海さんは初めてですか?」
拓海「まさか。流石にあるさ」
拓海「けど市内をゆっくり見て回った事はねーかな…」
藍子「ああ、ツーリングですか! 良いですね♪」
拓海「あぁ? 藍子もバイク持ってたか?」
藍子「いいえ、でも四季折々の風景や空気を楽しむのは、何も散歩だけでなく…」
藍子「乗り物で移動しながらでも、違った景色が堪能出来て趣があると思います♪」
拓海「へえ……、そういう考えもあるのな…」
藍子「あれ、違うんですか?」
拓海「ん…。まあ……、なんつーか…」
拓海「気温、風、景色、音。そんな楽しみ方もあるって奴もいるけど…」
拓海「単純にバイクに乗るのが好きなのさ。ツーリングやってる奴はよ」
拓海「景色が観たいから、わざわざ単車買って免許取って……、って奴はいないだろ?」
藍子「言われてみれば…、それもそうですね」
拓海「一番は走る事! んで景色はその次さ」
拓海「けど、『どうせ走るなら眺めがイイとこ選びたいよな』って事だな。要するに。だから色々スポットは知ってるぜ?」
藍子「じゃあ、京都でオススメの場所を教えて下さい♪」
拓海「おう、いいぜ! 前に行ったのは、周山街道から佐々里峠の所をだな…」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
シン「さて、全員集まったな」
愛梨「あの、プロデューサーさんは……?」
みく「何処に行ったの?」
レイ「サウザーとケン、ファルコは収録現場に向かった。下見にな」
みく「そ、そうなの?」
みく「(一番何か仕掛けてきそうな人が………)」
レイ「先程の提案だが、皆は賛成と言う事で異論は無いか?」
薫「はーい♪」
アーニャ「京都散策、楽しみです…♪」
拓海「別にいーんだけどよ、流石にロケ日合わせて3日間同じ服ってのは…」
シン「キツいか?」
藍子「流石に私も、何処かで買って着替えたりとか…。洗濯でも良いですけど…」
レイ「じゃあ後で、着物をレンタルしようか。京都の町なのだ、別に違和感はあるまい」
拓海「そ、そんなこと出来るのか?」
シン「それで持ち合わせの服だけでも間に合うだろう。不満なら金は負担するから、どこか好きな服でも買えば良い」
レイ「まあ時間的に、散策すると言っても今日は一ヶ所位だろう。その後は宿泊先に移動する」
シン「貴様らのプロデューサーが不在だから、俺達が引率しよう」
レイ「異論…、いや、何か質問は有るか?」
アーニャ「いえ、私は構いません」
愛梨「私も大丈夫ですっ」
みく「うー……」
薫「よろしくおねがいしまーす☆」
シン「しかしアイドルの世間体を気にするなら、流石にひと固まりでは人目に付き過ぎる」
シン「よって、俺達を更に二手に分ける事にする。これはケンシロウとファルコの意見だが…」
レイ「ああ。十時愛梨、アナスタシア、龍崎薫は俺と共に行動し…」
シン「他は俺とだ。いいな?」
藍子「はい、よろしくお願いします」
拓海「んじゃ、早いとこメシでも食いにいこーぜ?」
レイ「(……シン、精々しっかりやれよ……)」
シン「(さて、ここからどうするか……)」
・・・・・
・・・
・
●安価
「観光1日目」
1.レイ班が向かう場所
2.シン班が向かう場所
↓1.2.
(アイドルプロデュース全編における補正値)
【絆レベルについて】★☆☆☆☆
・安価で随時上昇
・1人のケージ数は2、3本
・1ケージにつき、☆5個
・(例)ケージ数が3ならば、☆15個がノルマとなる
・MAXになれば、親愛度判定へと移行
・ロケ開始までにMAXに出来れば、EXコミュイベントに突入
・前川みくはケージ数は3で固定
・絆レベルのまま勧誘に至った場合、判定数値は『20』となる
↓↓↓↓↓↓↓
【親愛度について】
・絆レベルがMAXにならないと、親愛度判定は開始しない
・安価で随時加減
・最大値300、最低値300
・親愛度の数値次第で、勧誘が有利、または不利に
●安価
【絆レベル決定】
コンマ00~34:絆レベル2ケージ
コンマ35~99:絆レベル3ケージ
1.アナスタシア(現在★3)
2.龍崎薫
3.十時愛梨
↓1.2.3.
全員ケージ3、ノルマ★15で決定
中断。再開、23時
今日もゆっくり更新します。よければお付き合いをお願いします
・
・・・
・・・・・
======
(金閣寺(鹿苑寺))
愛梨「着きましたよ! ここがあの金閣で有名な鹿苑寺、通称『金閣寺』です♪」
アーニャ「わぁ……!」
薫「すごーい! おっきぃ~!」
レイ「愛梨、詳しいな」
愛梨「えへへ…、実は修学旅行で少し前に来たことがあるんですよ~」
愛梨「でもその時は金閣は工事中で、今みたいに見れなかったんですけどね」
レイ「……!」
レイ「(修学旅行…。そうか、確か十時愛梨は大学一年生か)」
レイ「(俄然興味があるな。しかし今は……、他二人にも注意を割かんといかんな…)」
レイ「(金の塔か…。何か似たような響きに聞き覚えがあるような…)」
レイ「(……まあいいか)」
●安価
1.話す相手
2.内容
↓1.2
レイ「アナスタシアよ。そう言えばお前は京都は初めてか?」
アーニャ「はい、実は地方のお仕事は、今回が初めてで…」
アーニャ「ナプリガーッツァ、少し緊張していたのですが…、余裕が出来て丁度良かったです♪」
レイ「成る程…、それなら観光を提案した甲斐はあったな」
アーニャ「ダー、本当に感謝しています」
アーニャ「貴方は、どうなのですか?」
レイ「ある程度調べていたが、実は俺も遠征……、いや、京都は初めてでな」
レイ「刀剣を抜き身で下げた浮浪者が跋扈する街と聞いていたが…」
愛梨「それって侍のことですか?」
アーニャ「愛梨、私はニンジャや、マイコの子孫が、大勢、住んでいると聞き及んでいますが…」
愛梨「(ううん…、お二人とも、海外特有のジャパニーズ観というやつですかね?)」
愛梨「街中に行けば、そういう衣装を着た人に会えるかもしれませんよ?」
レイ「そうだな…、時間に余裕があれば是非とも見てみたいものだ」
アーニャ「はい♪ せっかく来たのですし、ゆっくり見て回りましょう♪」
●安価
『アナスタシアの絆レベル』
コンマ00~29:NORMAL(★0)
コンマ30~79:GOOD(★1)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
●アナスタシアとの絆レベル
【★★★☆☆】0/3
コミュニケーション結果:NORMAL
愛梨「今日は天気も素晴らしいので、池にも金閣の姿がはっきり見て取れますね」
レイ「ああ、確か『逆さ金閣』とかいったな」
愛梨「鏡湖池に反射している金閣ですね♪ 穏やかな水面に現れるもう一つの金閣です」
アーニャ「荘厳ですね…」
薫「ねえねえ、でもなんで金閣って金なの?」
レイ「ん?」
愛梨「ううん…、確かに、何ででしょう?」
愛梨「金閣は確か、昭和時代に一度火事でほとんど焼けてしまったことがあるんですが、それ以前も今のような金色だったのでしょうかね…」
レイ「金の塗装は2階と3階だけで、1階は普通の造りだな。それも何か理由があるのか?」
アーニャ「金色だと…、立派で凄そうだから…、とかではないでしょうか?」
レイ「そんな安直な…」
薫「そっか! だからせんせぇも金色なんだね♪」
愛梨&アーニャ「……?」
レイ「………」
●安価
1.話す人物
2.内容
↓1.2.
レイ「金色の先生ってファルコの事か? あいつ教員免許なんていつ取ったんだ…」
薫「きょういんめんきょ?」
レイ「? 違うのか…?」
薫「せんせぇはプロデューサーの事だけど、せんせぇは先生じゃないよ?」
レイ「(よく分からん…)」
レイ「ああ…、じゃあお前が奴の事をそう呼んでいるだけか」
薫「うん♪ 変かなぁ…」
レイ「いや、変じゃないぞ。先生か…」
レイ「ならば、他の者はどう呼んでいるんだ?」
薫「ほかのプロデューサーのひとたちは、名前で呼んでるよー?」
レイ「(……)」
レイ「(つまり担当の間柄、あるいは親しい大人ならその呼称になるわけか…)」
レイ「じゃあ、俺の事も好きに呼んでいいぞ」
薫「ほんと! じゃあ…」
●安価
『薫→レイの呼称』
↓2
薫「じゃあ、せんせぇはせんせぇだけだから…」
薫「レイおにいちゃんでもいいかな?」
レイ「!!」
レイ「ああ! 勿論だともッ!!」ガシッ!
レイ「よし、歩くのも疲れるだろう。お兄ちゃんが肩車してやろう!」ヒョイ
薫「わぁ! いいの?」
レイ「なに、体力はあるからな。何時でも頼ってくれ」
薫「よーし、じゃあしゅっぱーつ♪」
レイ「さて、じゃあこのまま外周を一回りするか」
薫「ねえねえ! あっちにお土産やさんがあるよ!」
アーニャ「微笑ましいですね…♪」
愛梨「そ、そうですか?」
・・・・・
・・・
・
●安価
『龍崎薫との絆レベル』
コンマ00~29:NORMAL(★0)
コンマ30~79:GOOD(★1)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
●龍崎薫との絆レベル
【★★★☆☆】0/3
コミュニケーション結果:PERFECT
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(龍安寺)
シン「(……寺の癖に拝観料をせしめるとは…)」
拓海「(シケてんな)」
みく「わぁ…、ここが龍安寺……!」
藍子「龍安寺は世界遺産のリストにも登録されている、由緒正しいお寺ですね」
藍子「春の紅枝垂桜や侘助椿、秋の紅葉など、四季折々の風景が特徴で…」
藍子「木組みと白壁の寺院に映える木々や花の数々…、それは色彩鮮やかで幻想的とまで謳われています♪」
みく「確か…、枯山水の庭園で有名だって聞いたことがあるけど…」
藍子「はい! あの石庭には、実は数多くの秘密があるんですよ?」
みく「そうなの? それはちょっと気になるにゃ…!」
藍子「早く見てみたい気持ちもありますが、まずはゆっくりと風景を楽しみましょうか…♪」
シン「……」
拓海「なあ、腹へらねーか?」
シン「…景色じゃ腹は膨れんしな」
拓海「(アタシ達、ちょっと捻くれてんのかな…)」
●安価
1.話す人物
2.内容
↓1.2.
シン「しかし、時にはこういう風情を楽しむ余裕も必要だろう」
拓海「ま、そーかもな…」
みく「やっぱり京都のお寺は趣があっていいにゃ…」
みく「昔の名残をきちんと大切にしたまま、観光用に手入れが行き届いているし…」
みく「貴方ももう少し、そういう所に関心を向けると、人として豊かな心が育めると思うんだけど…」
シン「別に豊かである必要はないだろう」
みく「あ、あるにゃ! 心に余裕がない生き方なんて真っ平ごめんにゃ」
みく「…それより、何か思うところはあった?」
シン「ん?」
みく「記憶喪失には、こういった風景を眺めていると想起される記憶もあると聞くにゃあ」
みく「美しい草花、清浄な空気…。こうしてこの場にいるだけでも不浄が洗われるように…」
シン「フン……。不浄なのは貴様の精神だけだろう」
シン「こんな草木なんぞ見ていても、残念ながら思い出すことは無いな。自然とは無縁な生き方をして………」
シン「……」
みく「……?」
●安価
「シンの記憶③」
①高森藍子をスカウトした
②ボランティア精神あふれる優しい人間だった
③???
↓2(内容自由)
1
すみません、こちらの書き方が悪かったです。
>>208-209
少し前を読んでくださっている方なら分かるのですが、
①、②はリストで、それは既に安価で取っていたものです。
申し訳ありませんでした
●再安価
シンの記憶③
↓1(内容自由)
シン「………気のせいかもしれんが…」
みく「なに?」
シン「以前、貴様とこうして……、どこか自然豊かな公園を歩いていた事があるような…」
みく「……みくと?」
シン「ああ。恐らくそうだ…!」
みく「い、いや…、それは多分勘違いです……」
シン「それだけではない。貴様と何処か、喫茶店のような場所で話していた記憶がある…」
みく「…あ!」
みく「それは合ってるにゃ! 前にみくがバイトしていた喫茶店で、貴方と藍子チャンが来て、一緒にお喋りしたことがあるにゃ!」
シン「やはりそうか…、そこで確か、ラジオのパーソナリティの練習として、貴様と………」
シン「……詳しくは思い出せんが、面識は確かにあったようだな」
みく「良かったにゃ♪ 少しずつ記憶を紐解いてるカンジで…!」
みく「でも、具体的には、思い出せないの?」
シン「具体、的……?」
みく「(……アッ!!!)」
みく「や、やっぱり今はそこで留めて置くべきだと思うにゃ! 無理に思い出そうとして、また頭が痛くなっても辛そうだし…」
シン「……」
シン「…まあ、特に思い当たる出来事も無いな」
みく「(せ、セーフ…!)」
みく「(みくの例の発言に関して…、余計なことを思い出されても困るし…)」
みく「(藍子チャン、ごめんにゃ…)」
【シンの記憶】
①高森藍子をスカウトした
②ボランティア精神あふれる優しい人間だった
③前川みくと自然公園で散歩したり、喫茶店で会話した
④???
●安価
『前川みくとの絆レベル』
コンマ00~29:NORMAL(★0)
コンマ30~79:GOOD(★1)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
●前川みくとの絆レベル
【★☆☆☆☆】0/3
コミュニケーション結果:GOOD
======
(龍安寺・西源院)
拓海「んじゃ、頂きます」
藍子「七草湯豆腐、美味しそうですね♪ いただきます♪」
みく「いいの? 奢って貰って…」
シン「ん? ああ…」
シン「何故か知らんが金はあるし、元を辿ればこちらの手違いだからな。この観光は」
シン「せめて飯代位は負担しよう」
みく「じ、じゃあ…、遠慮なく頂きます…」
みく「……」チラッ
みく「……裏は無いよね?」
シン「知らんな」
みく「(まあいいか…、いちいち気を揉んでも仕方ないにゃ)」
みく「(折角だし、楽しまないと)」モグモグ
●安価
1.話す人物
2.内容
↓1.2.
みく「ふーっ、ふーっ…!」
拓海「何だ、猫舌か?」
みく「熱い物はよく冷ましてからじゃないとヤケドするにゃぁ…」
みく「コーヒーとかおでんとか、こうしてからじゃないと口に入れられないのにゃ、みくは…」
拓海「おでん…?」
シン「(コーヒーか…)」
シン「そう言えば高森藍子よ…、以前病院の帰りに言っていたな?」
藍子「ふ、ふぁぃ…?」モグモグ
シン「喫茶店によく一緒に訪れたといってたが、どんな風にすごしていたんだ?」
藍子「い、以前のことでふふぁ?」
藍子「……んぐ…」ゴクン
藍子「そうですね…、仕事終わりとか、レッスンの後によく私が誘って…」
藍子「最近はユニットの担当になってからは、頻繁に付き合って頂いてました」
シン「ユニット…、本田未央と日野茜と貴様か?」
シン「ふむ……」
拓海「…どうしたんだ?」
みく「(あっつ…!)」
━━━━
シンの記憶①高森藍子をスカウトした
シンの記憶②ボランティア精神あふれる優しい人間だった
シンの記憶③前川みくと公園で散歩したり、喫茶店で会話した
シンの記憶④???
●安価
「シンの記憶④」
↓2(内容自由)
シン「俺はスカウトを見事に成功させていき、更にはポジパの担当Pとして、アイドル3人とお互い熱い信頼を結ぶ優秀なPであった…」
シン「だが、それを妬んだ他の六聖拳に些細なミスを口実にその記憶を奪われた、否、今も北斗や帝都と結託してまでもやつらはこの俺を陥れようと狙っている…」
藍子「!?」
みく「ぶほッ!」ダバー!
拓海「おま…っ!? 吐くなよテメェ!」 ガタッ
シン「……というのは、流石に都合が良すぎか」
藍子「ど、どうしたんですかイキナリ…!?」
シン「喫茶店の通いを頼りに憶測を立てたが、如何せん穴だらけか」
シン「第一、周囲の人間が俺を陥れる理由が無い。記憶を奪うというのも謎だ」
シン「だが…、この仮説はあながちそう遠くは無い気もするのだがな…」
藍子「そ、それは…、まあ……」
藍子「(ほぼ合ってる…)」
みく「げほ! ごぼぁっ…!」
みく「ハァ、はーっ………、き、気官が焼けるッ…!」
拓海「落ち着けよ。ホラ、水だ」
みく「さ、サンキューにゃ……」
シン「フフフ…、前川みくと合ってから、少しずつだが記憶の片鱗が蘇って来たぞ…!」
みく「っそ、それは何よりにゃあ……けほっ…」
・・・・・
・・・
・
【シンの記憶】
①高森藍子をスカウトした
②ボランティア精神あふれる優しい人間だった
③前川みくと公園で散歩したり、喫茶店で会話した
④自分はスカウトを見事に成功させていき、更にはポジパの担当Pとして、アイドル3人とお互い熱い信頼を結ぶ優秀なPであった。だが、それを妬んだ他の六聖拳に些細なミスを口実にその記憶を奪われた、否、今も北斗や帝都と結託してまでもやつらはこの俺を陥れようと狙っている(疑惑的)
⑤???
●安価
『前川みくとの絆レベル』
コンマ00~29:NORMAL(★0)
コンマ30~79:GOOD(★1)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
●前川みくとの絆レベル
【★★★★☆】0/3
コミュニケーション結果:PERFECT
・
・・・
・・・・・
======
~~5時間後~~
(旅館・女子部屋)
愛梨「拓海さん達は、あの後何処を見に行ったんですか?」
拓海「龍安寺だよ。けっこー良かったぜ? 飯も美味かったし」
藍子「素朴ですが、味わいある庭園でした。カメラ、持って来れば良かったなぁ…」
みく「薫チャン達は?」
薫「金閣寺! すっごいきんぴかで綺麗だったよー☆」
アーニャ「近くの売店で、八橋と御香も買いました。これです」スッ
藍子「へえ…、いい香りがしますね」
みく「ふんふん…、いいにゃあ♪ みくも明日何か買おうっと」
薫「明日は何処に行くんだろうねぇ?」
愛梨「何処か行きたい所とかあります?」
●安価
「明日の行動、観光場所①」
1.レイ班
2.シン班
↓1.2.
薫「京都といえば、やっぱりお寺かなぁ?」
愛梨「でしたら、明日は清水寺あたりを見て回りたいとレイさんに進言しましょうか」
アーニャ「ダー、確か明日は、着物で移動……でしたね?」
愛梨「レンタルショップなら一旦街の中心に寄りますから、朝は早起きですかね…?」
みく「みく達はどうするにゃ?」
拓海「藍子、どこか見たい名所とかあるか?」
藍子「そうですね…、一先ず呉服屋で着物をレンタルしてから、そこで移動しやすい場所をシンさんと相談しましょうか」
拓海「よっし。じゃあ決まりだな」
拓海「んじゃ…、飯までまだ時間あるし、温泉でも入りに行くか」
藍子「あ、いいですね♪ 行きましょうか」
アーニャ「愛梨、私達も行きますか?」
愛梨「そうですね、明日も色々回りますし、存分に疲れを癒しましょう♪」
みく「えっと…、この時間帯だと…」
みく「浴槽交換の時間だから、女湯は男湯との入れ替わりで『松の湯』……かな…?」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(旅館・松の湯前)
シン「ん…」
レイ「!」
ケンシロウ「…!」
ファルコ「何だ、貴様らも湯浴みか?」
シン「今からな。しかし遅かったな。視察にそれほど掛かったのか?」
ファルコ「その後、3人で存分に観光を楽しんだよ」
レイ「何だ、ちゃっかり満喫していたのか…」
シン「サウザーの奴は何処だ?」
ケンシロウ「まだ部屋だ。鍵は渡してある」
レイ「まあいい。明日は今日の倍動くからな。達も流石に街中歩くのは疲れたぞ」
シン「丁度いい…、南斗、北斗、元斗の3人に聞きたいことがあったのだ」
ケンシロウ「……何だ」
シン「話はゆっくりと湯に浸かりながらでも良いだろう。先に行くぞ」スッ
レイ「……ケン、良かったな」
ケンシロウ「…」
レイ「奴の記憶が消えていて…」
ケンシロウ「……全くだ」スッ
ファルコ「しかし温泉とは久しぶりだな。最近は公園の水呑み場で洗っていたからな…」スッ
レイ「お前…、俺と同じ浴槽に入るのだけはやめろよ」スッ
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~10分後~~
(旅館・松の湯前)
サウザー「…あれ?」
みく「あ…」
藍子「お疲れ様です」
拓海「おい、そこ女湯だぜ?」
サウザー「俺達3人がチェックインした時は男湯だったぞ?」
藍子「浴槽の交換ですね。清掃した後、男湯と女湯が入れ替わるんですよ」
サウザー「そうなの?」
愛梨「男湯は今、西館の『紅葉湯』です」
サウザー「何だ…、じゃあ他の2人もそっちか」
アーニャ「プロデューサー達も、戻ってきてるのですか?」
サウザー「二人は俺より湯に先に向かったな。待っていろと言ったのに…」
サウザー「聖帝を無視するとか、ちょっとオカシイからね? 軍法会議も通さず処刑モノだよ?」
薫「ねえねえ、それなに?? アヒルさん??」
サウザー「風呂といったら、アヒルの玩具は必須であろう?」ニヤリ
みく「多分持ち込み付加だと思うケド…」
サウザー「構わん。では早速、俺も向かうとするか」
藍子「お疲れ様でした。ごゆっくりどうぞ」
愛梨「じゃあ私達も入りましょうか♪」
拓海「そーだな。早いとこ上がって、飯に間に合わせないとな」
みく「えー? ゆっくり入らないの?」
拓海「長湯は嫌いなんだよ、アタシ…」
・・・・・
・・・
・
今日はここまで。パソコン不調で執筆が遅れます。
次回もお付き合いいただければ幸いです。
今日もゆっくり書いていきます。お付き合いいただければ幸いです
・
・・・
・・・・・
======
(松の湯)
ファルコ「湯に浸かるのは本当に久しぶりだな…」
ファルコ「露天とは実に趣があるじゃあないか。公園の噴水に浸かるとはまた別物だな」
レイ「…お前、よく担当アイドルからそれで嫌われんな」
ファルコ「それは貴様らとて同じだろう…、あのような苛酷な環境で酷使し、よく懐くものだ」
ケンシロウ「……」
シン「ところで、先ほどの話だが…」
レイ「……何だ?」
シン「俺が気に掛かっていた事だ」
ファルコ「ああ。俺達がどうとか言っていたが…、何のことだ?」
シン「俺の記憶に関してだ」
ケンシロウ「!!」
レイ「!……どうした?」
シン「以前までは失ったと露程も考えていなかったが…、何人かの話に耳を傾けるうちにに、本当に俺は一部の記憶が抜け落ちたと思えてきた」
シン「前川某との関わりでそれが確信に変わった。しかし…」
シン「貴様らは何も違和感はないのか? 何故そのことについて触れようともしないのだ?」
ケンシロウ「……」
ファルコ「………」
レイ「………」
シン「何故黙る…」
シン「俺の微かな記憶が正しければ、俺は…」
シン「高森藍子をスカウトし」
シン「ボランティア精神あふれる優しい人間であり」
シン「前川みくと、実は日常的に親しい関係で…」
シン「自分はアイドルのスカウトを見事に成功させていき、更にはポジパの担当Pとして、アイドル3人とお互い熱い信頼を結ぶ優秀なPであった。だが、それを妬んだ他の六聖拳に些細なミスを口実にその記憶を奪われた、否、今も北斗や帝都と結託してまでもやつらはこの俺を陥れようと狙っている……」
シン「このような人間、または行動をしていたのではないのか?」
ケンシロウ「………」
ケンシロウ「…?」
ファルコ「?」
レイ「………?」
シン「な、何故黙る…」
レイ「まあ…、そうだな…」
レイ「(最後の記憶は厄介だが、それとなく濁しておくか…)」
レイ「……」
レイ「4つ目は知らんが、3つ目までは概ね事実だと言っておこうか」
シン「やはり…、やはりそうか!」
シン「だとするならば、何故黙っていた?」
レイ「別に黙っていたわけではない。興味がなかっただけだ」
レイ「さしてや日常に支障が出る物でもあるまい?」
レイ「現にそれ以外は、お前の行動は正常そのものだったではないか」
レイ「第一……、記憶を失い、そしてそれを取り戻したからといって劇的に性格が変容するなど、それこそおかしな話だ」
シン「…まあ、そうかもしれんが…」
ケンシロウ「……」
『ねえ、はやく入ろー?』
『浴槽交換でまだ間もないから、私達しかいないですね♪』
ケンシロウ「………」
ケンシロウ「おい…」
レイ「何だ?」
ケンシロウ「何故、脱衣室から女の声がするのだ…?」
ファルコ「この旅館は混浴か?」
レイ「馬鹿な…。無名とはいえ、こんな街中の宿だぞ?」
シン「隣から聞こえたのではないのか?」
ケンシロウ「隣に風呂は無い。しかし確かに聞こえたぞ」
『あーにゃんは温泉初めてかにゃ?』
『いいえ…、チェームニ、メーニィエ…、しかし、京都ではどんな物なのでしょうか…?』
『露天風呂しかないってのも、結構変わってんな…。京都だからか?』
レイ「!!!」
シン「……本当だ」
ファルコ「確かに、聞こえたな」
レイ「(よ、浴槽交換…!?)」バシャッ
レイ「(しまった…! じゃあここは女湯か!?)」
ケンシロウ「……」
レイ「え!? お前達! 何でそ微動だにしないの!?」
シン「え?」
ファルコ「何でって…」
レイ「いいから早く非難しろッ! 見つかったらただじゃ済まんぞ!!」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(西館 紅葉湯)
ガラッ
サウザー「…ん?」
サウザー「何だ……ケンシロウも金色も…、誰もいないじゃあないか」
サウザー「フフフ…、安い旅館だったが、風呂を独占出来るとはツイてるな」
バシャーン!
サウザー「さて、何をして遊ぼうか…」
サウザー「とりあえず、無難に端から端までバタフライで往復してみるか…!」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
=====
(松の湯)
ガラッ
拓海「……ん?」
藍子「どうしました?」
拓海「いや…、気のせいかも知れねえ」
拓海「野郎の声がしたような…」
みく「まさかぁ! 流石にそれはないでしょ」
薫「かおるいっちばーん♪」
愛梨「綺麗ですね、松の木がいっぱい…!」
アーニャ「薫、まずは、掛け湯をして体の汚れを落としましょう?」
薫「はーい♪」
=====
(岩の裏)
レイ「(迂闊だった…、浴槽交換か…)」
レイ「(しかもよりによって、あいつらとは……)」
ケンシロウ「……」
シン「……レイ、何故隠れなければならんのだ?」
レイ「え……、まずそこから諭さなきゃイカンのか?」
●安価
ケンシロウの発言
↓1
ケンシロウ「レイ…」
ケンシロウ「裸の付き合いで語り合うのが親睦を深める…と、聞いた事がある」
レイ「っ!?」
レイ「け、ケン…!?」
シン「一理ある」
レイ「欠片も無いから。お前それ公に言ってみろ? どうなっても知らんぞ?」
ファルコ「さて……」
ファルコ「誰の臀部が一番発達してるかな?」チラッ
レイ「オイ殺すぞ」
レイ「少なくとも愛梨だけは見るな。他はどうでもいいが」
レイ「というか、無神経と変態は紙一重だからな? お前ら…」
シン「ハァ…」
●安価
シンの発言
↓1
シン「バカ言ってるな、とっとと逃げるぞ」
レイ「しかし、俺達が無事にこの状況を打破する策はあるのか?」
ファルコ「策を飛び越えるか?」
レイ「それ多分逮捕されるフラグだから、絶対やめよう」
ケンシロウ「タオルも無いからな…」
レイ「今ならまだ遅くは無い。素直に謝れば…」
シン「というか…」
シン「何を真面目気取っているのだ、レイ……、お前だって…」
シン「お前だって、マミヤの服を真顔でひん剥いてた事があるじゃないか」
シン「いまさらどの口で羞恥を語るのだ?」
レイ「そ、それは別だッ! 彼女らは年端も無い子供だぞ!?」
ケンシロウ「……」ジロッ
レイ「な、なんだ…、ケン…、その訝しげな眼差しは…?」
ケンシロウ「……」
レイ「……」←【マミヤの服を真顔で剥ぎ取った男】
シン「……」←【侍女に体を拭かせていた男】
ファルコ「……?」←【臀部を撫でろという爆弾発言で著しくキャラ崩壊した男】
ケンシロウ「………」
ケンシロウ「…いや、何でもない」
レイ「兎に角だ……」
レイ「ここで担当達との信頼を失うわけにはイカン。撮影も控えているのに、余計なトラブルは御免だ」
ケンシロウ「……分かった」
ケンシロウ「信頼上、このまま顔を出す事はダメなのだな?」
レイ「ケン…、お前はマトモで助かった…!」
レイ「先ほどの発言は聴かなかった事にしておこう」
ケンシロウ「…待とう」
レイ「は?」
シン「あ?」
ファルコ「夏と言えど、流石にこのままでは俺達も湯冷めして風邪を引いてしまうぞ」
レイ「いや…、そうか…!」
レイ「露天と洗い場が一緒なのは不安材料だが、あの6人が洗い場で背を向ける時が脱出する好機だ」
シン「よし…、では少し様子を伺うか」
======
みく「はぁ~…、極楽だにゃ…♪」
愛梨「それにしても…」
愛梨「拓海ちゃんって、胸おっきいですね♪」
愛梨「雫ちゃんくらいあるかもしれないですよ~」
拓海「は、ハァ!? あ、あんまり見んなよ!」バシャン
拓海「けど……、そういう愛梨こそなかなか……」
愛梨「そうですかぁ? あんまり気にしたこと無いですけど…」
藍子「(……)」
薫「うっ…!」
薫「いったぁ…、石鹸がめにはいった~…」ゴシゴシ
アーニャ「だ、大丈夫ですか?」
======
(岩の裏)
レイ「…」
ケンシロウ「……」
ファルコ「…オイ」
シン「なんか分かれて、思い思いで満喫しだしてるぞ…」
ファルコ「隙が一部も無いんだが…」
レイ「というかもう…、会話の内容的に…」
シン「余計出難いというか…、もう素直に謝っても許してくれそうではないな」
●安価
ファルコの発言
↓1
ファルコ「…俺たちがここにいるのは故意では無い。素直に出て謝るべきではないか」
ケンシロウ「……」
レイ「……ハ?」
シン「先ほど、誰の臀部が良いかとほざいて舐めるような目で観察していた奴が、一体どの口でほざくのだか…」
ファルコ「ぐ、ぐぬっ…!」
レイ「もう素直に謝っても遅いだろう」
ケンシロウ「……ならば、俺が道を切り開こう」スッ
シン「…?」
ケンシロウ「シュウの技を借りよう」
レイ「シュウだと…?」
ケンシロウ「誘幻掌だ」
シン「ああ…、あの気配を消す技か?」
レイ「こんな場でまともに出来るのか?」
ケンシロウ「俺には北斗神拳奥義、水影心がある。これで奴等の目を欺ける筈だ…」
シン「……」
レイ「(いや、無理だろう…)」
ファルコ「シュウがまるで覗きの常習犯のような言い草だな…」
●安価
「ケンシロウの無茶な誘幻掌」
コンマ00~79:ケンシロウ脱出
コンマ80~99:ケンシロウ脱出失敗
※ケンシロウ脱出失敗で、他3人脱出
※同時に、脱出失敗でケンシロウの評価が下がり、相対的にアイドル全員の絆レベルが3上昇
↓1
パソコン不調のため、今日はここまでにします。
次回もお付き合いいただければ幸いです
今日もゆっくり続きを書いていきます。よろしければ、お付き合いをよろしくお願いします。
ケンシロウ「……」スタッ
ケンシロウ「フゥゥ………!」
スタスタスタ…
ケンシロウ「………」
みく「何だか…、ロケに来たとは思えないくらい満喫しちゃってるけど、いいのかなぁ…?」
拓海「けど、何だかんだでお前が一番楽しんでたんじゃねーか?」
ケンシロウ「……」スタスタ…
みく「そ、そんなこと無いにゃあ! そりゃあ、楽しいケド…」
みく「でも、あの人達と一緒だから気が抜けないにゃ!」
藍子「大丈夫ですよ、そんなに悪い人じゃないですから♪」
ケンシロウ「………」スタスタ…
愛梨「どう思います? あの人は私を妹だって言ってるんですが…」
アーニャ「もう一度、話を聞いてみてはいかがですか?」
アーニャ「流石に、見ず知らずの他人に、そこまで詰め寄るのは、何か、複雑な理由があると思いますが……」
愛梨「ううん……、私もどうしていいか……」
ケンシロウ「………」スタスタ…
シン「……ッ!?」
レイ「お、おい……、冗談だろう…!?」
ファルコ「全裸の男が女湯を平然と闊歩している、凄まじい光景だな…」
シン「い、いや…、何で誰も異常にも気がつかないんだ? 普通におかしいだろう…」
ケンシロウ「……」
ガラガラッ
ピシャッ
レイ「…行ったな。無事に」
シン「……」
ファルコ「………」
シン「…で?」
シン「俺達はどうするのだ?」
シン「誘幻掌なんざ使えんぞ。水影心はもっての他だ」
ファルコ「…根本的な解決には何一つなっていないな」
レイ「た、確かに……」
レイ「……いや…、ケンを信じよう」
シン「どういう事だ?」
レイ「恐らく、外部から俺達を救う行動を起こしてくれる筈だ。誰か、助けを呼んでくるとか…」
ファルコ「本当か…?」
シン「奴にそんな頭があればいいのだがな……」
レイ「し、信じるしかない……」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~10分後~~
(男湯 紅葉湯)
ガラッ
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「(男湯はここだったのか…)」
サウザー「むうん…?」
サウザー「ケンシロウ……貴様、俺より早く風呂に向かったにも関わらず、随分と遅かったな」
ケンシロウ「…サウザー」
ケンシロウ「…色々あったのだ」
サウザー「フフフ…、しかし一番風呂はこの聖帝が頂いたッ!」
サウザー「貴様は戦闘でも策略でも、何をとってもこの俺の後手に回る宿命という事だな…」
バシャン
ケンシロウ「ふう………」
サウザー「……」
ケンシロウ「………」
サウザー「………」
ケンシロウ「…………いい湯だ」
サウザー「そう?」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~10分後~~
(女湯 松の湯)
シン「……」
ファルコ「………」
レイ「…………」
薫「はぁ…、いい湯加減ですな~♪」
みく「薫チャン、なんか年寄りみたいだにゃ」
薫「えへへ~、そうかなぁ?」
アーニャ「藍子達のプロダクションには、確か、温泉のような施設もあると、聞いた事がありますが…」
藍子「ええ。プールやエステも完備で、至れり尽くせりですよ♪」
愛梨「すごいですね! でも、維持費とかどうしてるんでしょうか…?」
拓海「あー、それな」
拓海「アタシも不思議に思って、社長に聞いてみたんだけどよ…」
愛梨「?」
レイ「………」
シン「……オイ」
シン「ケンシロウが脱出して、もうかなり時間が経つぞ」
ファルコ「あの6人以外にも、どんどん客が増えてきたぞ……」
レイ「ケン…………」
ファルコ「お、おい……、泣くなよ…」
レイ「………」
ファルコ「やはり所詮、ケンシロウはケンシロウだったか」
シン「基本はアホの子だからな。奴は…」
レイ「この状況において、情けない姿を晒している俺達が偉そうに言える言葉ではないがな…」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~2時間後~~
(大広間)
薫「えいっ! こっちだぁ!」スッ
サウザー「ぬぅっ!?」
薫「いえーい♪ かおるの勝ちぃ~♪」
拓海「ははは! 社長、ババ抜き弱いな…!」
サウザー「な…、何故だッ…!?」
サウザー「部下とやったときは、全戦全勝だったこの不敗の俺が……?!」
拓海「(接待プレイか…)」
みく「だって、表情で手がバレバレにゃ」
拓海「9歳の薫にすら読まれて、恥ずかしいな? オイオイ…」
サウザー「……」
サウザー「まあ、ガキはゲームが達者と言うからな」
みく「あれあれ、負け惜しみかにゃ~??」
サウザー「フン…、手加減して場を盛り上げようとする、聖帝の大人な配慮がわからんのか? んー?」
拓海「ああ? んじゃ、次は全力でやれよ」
サウザー「フフフ…、良かろう…!」
サウザー「今しがた、必勝の策が浮かんだところだ」
薫「ホントに!? よーし…、負けないよー!」
藍子「あの……、社長?」
サウザー「おおん?」ギュウゥゥゥゥ
みく「………っ?!」ググッ
藍子「他の方は、どちらに…?」
サウザー「知らんな」ギュウゥゥゥゥ
みく「(こ、この……!?)」ググググ
サウザー「先ほどケンシロウに尋ねたら、血相を変えて女湯に向かって飛び出して行ったぞ」ギュウゥゥゥ
藍子「ど、どうしたんでしょう……」
拓海「(女湯…?)」
みく「ちょ、ちょっと……!?」グイグイ
サウザー「ん~…?」ギュゥゥゥ
みく「カード…ッ! 大人しく…、ひ、引かせるにゃあっ!!」
薫「お~……!」
サウザー「その右のヤツなら、引かせてやっても構わんぞ?」
みく「ひ、卑怯者っ…!」
サウザー「フハハハ! ババ抜き如きでそこまで熱くなるとは、やはり貴様もガキだな。 ええ?」
みく「(く、くっそ~~~っ!!)」
薫「二人ともがんばれがんばれ~っ♪」
拓海「(何やってんだ、あの二人…)」
拓海「(ジョーカーはアタシが持ってんのに……)」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~翌日~~
愛梨「あ!」
愛梨「おはようござい……」
愛梨「?」
レイ「ああ、おはよう…」
アーニャ「あの…、一つ、伺っても、よろしい……ですか?」
レイ「……何かな?」
アーニャ「貴方に限らず…、プロデューサー達は4人とも、体中、痣だらけでした…、どうしたのですか??」
愛梨「お、お風呂で転んだとか………、だ、大丈夫ですか…?」
レイ「……」
レイ「まあ…、風呂に関わることは事実だが…、特に問題はない。大丈夫だ」
レイ「さて、薫が来たら出発するか。清水寺だったな」
愛梨「はい! 今日もよろしくお願いしますっ!」
レイ「まずは着物からレンタルするか」
レイ「流石に連日同じ服で動くのは、お前達は嫌だろう?」
愛梨「あ! 確か、向こうの班は先に呉服屋に行くといっていましたよ?」
レイ「シン達が…?」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
(清水坂 呉服店)
シン「(くそ…、ケンシロウの馬鹿が…)」
シン「(何故あの状況でわざわざ女湯に飛び込んでくるのだ…。意味が分からん)」
シン「(おまけに、俺達の存在をバラしおって……。おかげで袋叩きに遭ったではないか)」
シン「(せめてもの救いは、あの6人が既に湯から上がった後だったという事だが…、それでも解せん)」
シン「(あんな馬鹿なんざ、二度と関わりたくはないな)」
藍子「お待たせしましたっ」
シン「ん? おお、着替えたか」
藍子「すみません…、着物の着付けがこんなに時間が掛かるとは思いませんでした…」
藍子「あまり和服は着慣れてないので少し似合わないかもしれませんが…」
藍子「ど、どうですか? 似合ってますか…?」
シン「そうだな…」
シン「着物姿も存外、華やかで可愛らしいじゃあないか」
藍子「そ、そうですか?」
藍子「ふふっ、良かった…♪」
拓海「なあ、アンタは着替えないのか?」
シン「んん?」
シン「拓海も着替えたか。俺にはそんなダサイ服は必要ない」
シン「しかし……」チラッ
拓海「な…、なんだよ? あんまりジロジロ見んじゃねーって…」
シン「フン…、普段はやかましい貴様も、服装一つで印象が大きく変わるものだな」
拓海「アァ!? 余計なお世話だッ!」
シン「だが、貴様の黒髪は和衣装に一番映えるな。大和撫子さながらの気品があると言うか、艶やかと言うか…」
拓海「あ、艶やかっ…!?」
拓海「は、ハズい事言うなっ! この馬鹿っ…!」
シン「……(あと一人か)」
みく「お待たせにゃ~♪」
シン「……」
みく「遅くなってゴメンにゃ! どう? みくの着物姿は?」
●安価
シンのコメント
↓1
うん、とってもかわいい!
このままテイクアウトしようか
シン「うん、とってもかわいい!」
みく「えへへ…、そ、そうかにゃぁ…」
シン「このままテイクアウトしようか」
みく「うんうん…」
藍子「……」
みく「…………ッ!?」
藍子「て、テイクアウト!?」
シン「え? 悪い?」
みく「な…、何言ってるの!? そ、そんなこと……///」
シン「それだけ可愛く似合ってるという事だ。前川」
シン「金なら出そう」
みく「そ、そういう問題じゃないにゃあ!!」
藍子「し、シンさん! 流石に直球すぎると思いますっ!!」
拓海「へえ……」
拓海「それ、いいな」
みく「なッ!?」
藍子「た、拓海さんッ!!?」
拓海「なあ、自分で出すから、アタシもいいか?」
シン「いや…、そういう事は、俺が出すのが筋だろう」
拓海「ホントか? 悪ィな、サンキュー」
藍子「……!」
みく「」
拓海「? 何赤くなってんだ? 二人とも…」
みく「や…!」
みく「やっぱり貴方達はちょっとオカシイにゃあ! ふ、フシダ……」
拓海「けど…、着物の買取って、結構いい値段するんじゃねーかな…」
みく「ら……?」
シン「構わん。金ならあると、昨日龍安寺で言ったであろう」
藍子「……え?」
みく「ん?」
拓海「何だよ…、着物のお持ち帰りだろ?」
シン「京都土産としては、まあ…、かなり上等だろう」
藍子「…」
みく「あ、そ、そ、ソッスネ……」
藍子「で、ですよねっ!! よ、良かったあ……!」
シン「何が?」
拓海「さあ……」
・・・・・
・・・
・
●安価
『前川みくとの絆レベル』
コンマ00~29:NORMAL(★0)
コンマ30~79:GOOD(★1)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
ボケに対していい返しだ…掛け値なしに
●前川みくとの絆レベル
【★★☆☆☆】1/3
コミュニケーション結果:PERFECT
・
・・・
・・・・・
======
~~20分後~~
みく「(ハー…、さっきは焦った…)」
拓海「肌襦袢、足袋、草履、かばん、帯、その他諸々……。着物一式で幾らしたんだ?」
シン「……」
シン「お前達3人分購入したぞ。そのまま着て帰って良いそうだ…」
シン「領収書は社名で取ったから、大丈夫だ」
シン「(……所詮はレンタル品だから購入価格も安いだろうと高を括ったが……)」
シン「(贅沢しなければ、これで1年は余裕で暮らせる値段だ……)」
藍子「私の分も、本当に良かったんですか?」
シン「構わん……。その分は働きで返せ」
みく「みくの分まで、ありがとにゃ♪」
シン「このくらい余裕だ。俺は優しい男だからな…。記憶が正しければ…」
シン「恐らく、この様な振る舞いは、普段から欠かさなかったに違いない……。多分…」
みく「いやあ…、流石は7610プロ、太っ腹にゃ♪ 羽振りだけは一番にゃあ」
拓海「さて、と……」
拓海「着物に着替えたはいいケド、どーすんだ? これから」
シン「何だ…、特に決めてなかったのか?」
藍子「はい、行き先は『呉服屋』までとしか、私達では話し合いませんでした」
拓海「あんまり着慣れてねーからな。動きやすければ遠出しても良かったんだけどよ」
みく「まあ、大丈夫そうじゃない? どこでも行けると思うけど……」
●安価
シン達の行動・行き先
↓1
拓海「なら、まずは近くをぶらっと歩いてみようぜ」
拓海「少しこの姿で慣らしてみるのも良いと思うからよ。で、何か目ぼしい場所があったら、そこに向かおう」
シン「…分かった。それいいだろう」
藍子「はい、賛成です。何処か『甘味処』とかで落ち着けたら良いですね」
みく「じゃあ、早速出発にゃあ!」
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(撮影予定地 校舎)
ファルコ「……」
ケンシロウ「…ファルコ」
ケンシロウ「昨日は、すまない」
ケンシロウ「俺の配慮が足りなかった」
ファルコ「気にすることはない。遅かれ早かれ、ああなっていたのだ」
ファルコ「女性は怒ると怖いな…。俺達に物怖じせず、容赦なくこぶしを振るうとは…」
ケンシロウ「ああ…」
サウザー「何? 何の話?」
ファルコ「こちらの話だ」
サウザー「……」
サウザー「フン……、また俺一人だけ徐け者にして…」
サウザー「南斗、北斗、そして元斗の相容れん宿命の者達が共に行動してるのに…」
サウザー「南斗の帝王だけハブられるとか……、いいの?」
サウザー「起こしちゃうよ? 全面戦争。以前、北斗が完膚なきまでにボッコボコになった戦争だよ?」
ケンシロウ「……」
サウザー「というか…」
ファルコ「……何だ?」
サウザー「あれ…。あそこにいるあの子…、何で今日、ここにいるの?」スッ
サウザー「確か、お前の事務所の下郎であろう?」
まゆ「皆さん、おはようございまぁす♪」ニコニコ
ファルコ「……」
サウザー「撮影は明日だぞ?」
ファルコ「…俺にも分からん。彼女の行動はたまに全く掴めん時があるのだ」
サウザー「俺…、メインキャスト以外の日程は確かにズラした筈だが……」
ケンシロウ「……日程をズラした?」
ファルコ「何の事だ?」
サウザー「いや…、何でもないんだけど…」
●安価
佐久間まゆの発言・行動
↓1
(ケンシロウに目を向けながら)シンさんは…今どちらですかぁ(ニッコリ
佐久間まゆ(帝都グループ所属 ※前作参照)
http://i.imgur.com/UJkk3Jb.jpg
ファルコ「佐久間…」
まゆ「おはようございます♪」
ファルコ「何故お前が、今日ここにいる?」
まゆ「撮影の事に関してお話がありまして…」
ファルコ「いや…、撮影は明日だが…」
まゆ「でも、薫ちゃんを含めたメインキャストだけは、昨日から出向いてると伺いましたよ?」
まゆ「ですから、メインキャストの方々の別撮りが始まっているものと思い、それを見学して勉強しようと思ったんですが…」
まゆ「まだ、ロケは始まっていないようですね?」
ファルコ「う、うむ…」
まゆ「…プロデューサーさぁん…?」
まゆ「他の皆さんは……」
まゆ「一体………、何処にいるんですかぁ…?」
ファルコ「と、トイレに……」
まゆ「全員一緒にですかぁ?」
ファルコ「な…、仲良し故にっ……」
ケンシロウ「………」
まゆ「ひょっとして、皆さんで遊んでいるとか……」
サウザー「おい貴様」ズイッ
まゆ「!」
サウザー「撮影に関しては総指揮を取る俺に聞け。その金色に詳しい話は通っていないからな」
まゆ「はい♪ はじめまして、佐久間まゆと申します」
まゆ「一時期、そちらの事務所の方にお世話になりました。明日の撮影、至らぬ点があると思いますが、精一杯やらせて頂きますので…」
まゆ「よろしくお願いします」ペコリ
サウザー「フフフ…、殊勝なヤツじゃあないか」
サウザー「して、何が聞きたい? 貴様の役割の詳細か?」
●安価
「撮影ドラマについておしゃべり」
質問内容
↓1
先生役って聞いてますけど
担当課目とか決まってますか?
まゆ「まゆは確か、『担任教師』…、先生役って聞いてますけど…」
まゆ「担当課目とか決まってますか?」
サウザー「担当課目?」
サウザー「当然、全部だ」
ケンシロウ「全部…?」
ファルコ「臀部?」
まゆ「ぜ、全部ですか……?」
サウザー「フフフ…、心配無用」
サウザー「授業シーンのカットなんざ僅かしか尺を用意していない」
サウザー「『聖帝学園の七不思議』では、学園の謎を解き明かすシーンが主体だ」
サウザー「無論、説明した通り貴様はメインではないが、担当教師はメイン並みの活躍場面はあるものの…」
サウザー「途中で死にます」
まゆ「あら……」
ファルコ「このドラマ、346アイドルの主演映画、『聖靴学園』を模したホラーの様相を取ると言った筈だ」
サウザー「まあ、大丈夫だ。ホラーあり、アクションあり、アクションあり、アクションありの喜劇的な内容も孕むから」
サウザー「『御伽公演』にインスピレーションを受け、アドリブに次ぐアドリブで演者の個性を全面に押し出す」
サウザー「カイオウの奴もそれでGOサインを出したからな」
サウザー「近年稀に見ない傑作になることは受けあいだろう」
まゆ「うふふっ、それは楽しみ…♪」
ファルコ「まだ無名の佐久間も、これで新たな方面での軸を築けるだろう」
まゆ「はい、頑張りますね」
●安価
その他
佐久間まゆの発言
↓1
まゆ「それで……、結局他の皆さんはどちらに?」
サウザー「うん?」
ファルコ「と、トイレに…」
まゆ「それは先ほど聞きましたよ?」
まゆ「それとシンさんも来ていると聞いてますが…」ニコッ
ケンシロウ「シン…?」
まゆ「はい。彼もメインキャストでしたよね?」
まゆ「GPSでは、清水坂辺りに彼の反応があるんですが…」
サウザー「!?」
ケンシロウ「じーぴーえす……?」
サウザー「……!」
サウザー「(お、おいファルコ…!)」ヒソヒソ
サウザー「(あの子、下卑た顔で、さらっととんでもない事を口走ったが…)」ヒソヒソ
ファルコ「(あんな顔は初めて拝んだが、背中に悪寒が走ったわ………)」ヒソヒソ
サウザー「(アイツ…、先程は撮影の見学とか言ってたが、あれ嘘じゃないのか?)」ヒソヒソ
ファルコ「(お、大人しく答えたほうが良いんじゃないのか?)」ヒソヒソ
サウザー「……」
●安価
サウザーの発言
↓1
展開次第ではレイと輝子みたいな裏でベッタリな関係に持ち越せそうだけど
藍子(とここで勧誘成功した場合にはみく)がいるから昼ドラ級のドロドロな関係になりそう
サウザー「GPS? どれ?」グイッ
まゆ「! ちょ、ちょっと……っ!?」
サウザー「あれ、これ壊れてね?」パキン
まゆ「…!」
サウザー「シンは確かにメインキャストだが、シュウ様とユダと同様に、本番まで現地入りはしておらん」
まゆ「あら、そうなんですか?」
サウザー「フフフ…、残念ながらその玩具は故障しているようだな!」
まゆ「……」
まゆ「うふふっ…、乱暴な方……」
サウザー「さあ、今日は俺達は舞台に仕掛けを施す作業に徹さねばならん」
サウザー「貴様に構うのもこれまでだ。見学なら自由にするが良い」
スタスタ
まゆ「……」
ファルコ「佐久間よ。俺達と共に現場についてくるか?」
まゆ「そうですね……、じゃあ折角なので…」
ケンシロウ「……」
ファルコ「(サウザーよ……。今の行動は手荒過ぎたのではないか?)」ヒソヒソ
サウザー「(はぁん?)」
サウザー「(GPSでストーカー紛いをしている女だぞ? そんな軟弱なメンタルの筈があるまい)」
サウザー「(奴は貴様らの事務所で、一時期あのホモと関わっていたことがある。接触して余計な記憶を呼び起こされても厄介であろう?)」
サウザー「(何故この女が、今日ここにいるかは見当がつかんが……、不安の芽は早めに摘むに限るのだ)」
ファルコ「(う、ううむ…)」
ケンシロウ「……」スタスタ
まゆ「(……)」
まゆ「(実は、予備の方もあるのだけれど…)」
まゆ「(南斗の社長が……、あんな荒っぽい大胆な行動を起こす人だなんで、夢にも思わなかった……)」
まゆ「(近くにいる限り、あまり目立った動きはしないほうが良いですかねぇ…)」
まゆ「(残念……。でも、明日は必ず………ふふっ…)」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~1時間後~~
(清水坂 呉服屋)
レイ「(……記念撮影か、これは…?)」
レイ「(向井拓海・高森藍子・前川みくの着物姿の写真が、店の壁の一角に張られてある。大勢の客の写真に混じって…)」
レイ「(シン達とは行き違いだったのか……。まあ良い)」
レイ「……」
レイ「(ここから俺達の目的地まで近い。うってつけの場所にレンタルショップがあって助かったぞ)」
レイ「(3人レンタルで1万で済むとは、破格だな…)」
レイ「(着物なんざ買えば20万、30万は下らんだろう。まさか買うバカは流石にいないだろうが…)」
レイ「さて…、彼女達が着替え初めて、そろそろ1時間か」
レイ「(長いな…)」
ガラッ
薫「おっまたせー♪」
レイ「!」
薫「どう? かおる、着物なんて初めて着るけど、どーかなぁ?」
●安価
レイの発言
↓1
レイ「…!」
薫「どうかな、お兄ちゃん? 可愛いでしょ~♪」
レイ「わ……ッ!」
レイ『我が生涯に……、一遍の悔い無し……!!』バッ!
薫「…?」
薫「どうしたの?」
レイ「……」
薫「お兄ちゃん~…??」ツンツン
薫「……??」
レイ「……ウッ!」
薫「だいじょーぶ?」
レイ「あ、ああ…。とても可愛らしいぞ…!」
レイ「あまりの可愛さに、思わず目が眩むどころか昇天してしまいそうになった程だ!」
薫「えへへ…、ありがとう♪」
薫「よく分からないけど、あんまり大きな声出したら、おみせのひとがビックリしちゃうよ?」
レイ「あ、うん……」
ガラッ
アーニャ「カク、イデォト…、ううん……?」
アーニャ「ど、どうですか? この国の伝統の服…、私でも、ちゃんと着れているでしょうか……?」
薫「わあっ、アーニャお姉ちゃんだ!」
●安価
レイの発言
↓1
ハラショー…おぉハラショー!!(ポルナレフのブラボー!おぉブラボー!!のアレで)
ズレのほうがいいですか?
別にどちらでも構いませんが、一応安価で決めます
●安価
そのままかズレかのどちらか
↓1
薫「アーニャお姉ちゃん、すっごくきれい!」
アーニャ「そ、そうですか?」
レイ「うむ、綺麗だ…。着物から伸びる白い肌が素晴らしい」
アーニャ「真顔でそう言われると、少し照れますね…♪」
レイ「絵から出てきたような可愛さ…、美しさだな。華奢で色白だと、まさしく大和撫子を体現したような様相だ」
アーニャ「ロシアとのハーフの私が、大和撫子とは、流石に少し褒め過ぎですよ」
アーニャ「でも…、お世辞でも嬉しいです。貴方にそう言って貰えて、本当に…」
レイ「流石はアイドルだ。モデルでも食っていけそうな位だぞ?」
レイ「346プロダクションも本当に粒が揃っている。南斗のアイドル達が劣るとは言わんが、お前のような逸材がいるのは本当に羨ましい限りだ…」
アーニャ「ふふふっ…、ありがとうございますっ♪」
ガラッ
愛梨「お…、お待たせしました~…!」バタバタ
愛梨「着物の着付けって、着る側も本当に大変で……」
愛梨「ちょ、ちょっと胸の辺りがきついですぅ…」
●安価
レイの発言
↓1.2.3.
レイ「!!!」ガタッ
レイ「愛梨ッ!! おおおお前を待っていたぞーーッ!!!」ダッ!
愛梨「わっ! れ、レイさん!?」ビクッ
レイ「胸が苦しいんだな!? 兄さんが今すぐ直してやろう!」ガバッ!
愛梨「ちょ、ちょっと待って下さい! さ、流石にそれは…!」バタバタ
レイ「恥ずかしがる必要は無いッ! どこの馬とも分からん人間に愛梨の着付けを任せることなんざ、不本意千万だったのだ!! 俺がこの1時間、どれだけ苦しんだものか…!」グイグイ
愛梨「あ、あうぅ…」
レイ「大丈夫か!? 舐めるような視線で見られたり、不必要にベタベタと触られたりしなかったか!?」
愛梨「は、ハイ…、だ、だいじょうぶですぅ……ううっ…///」
レイ「給料の全てをお前の載っている雑誌や写真集に費やし、生活が困窮しキノコの生えた洞窟で暮らし、下卑た眼差しで見る男共を締め上げ……!」
レイ「ああ…! しかし本当に…」
レイ「カワイイ……いや、美しいなアイリ、世界の誰もがお前の美貌を羨むだろう!」
レイ「絶世の美女、眩いほどの面貌、風光明媚……。筆舌に尽くしがたい、お前の美しさはもはや言葉で形容することが出来ん……!!」
レイ「俺はお前のような妹を持つことが出来て本当に幸せだ………」
レイ「ああっ… 、な、涙で前が見えない……。も、網膜に焼き付けておかねば……」
レイ「あとはこのケープで完成だ…」スッ
愛梨「……?」
レイ「ようやく俺の悲願が叶う……。このケープをお前に着せるために、どれだけの人間を血に染め上げてきたことか…」
レイ「もう思い残すことは何も無い。今ならもう、ラオウに新血愁を突かれて死んでもいい……」
愛梨「ううん…、嬉しいんですが…」
愛梨「この赤いケープ…、着物に合いますかね?」
レイ「似合うッ! とても似合うぞアイリ!!」
レイ「もう俺は絶対にお前を離さないぞ…! 本当に綺麗だ…!!」
愛梨「(…変な人だけど……)」
愛梨「(悪気はないみたいだし…、こんなに褒められると、流石にちょっと嬉しいかも……)」
愛梨「あ、ありがとうございます……ふふっ…♪」
薫「愛梨お姉ちゃん、かわいいね~♪」
アーニャ「仲がいいですね…??」
・・・・・
・・・
・
●安価
1.2
『龍崎薫、アナスタシアとの絆レベル』
コンマ00~09:NORMAL(★0)
コンマ10~69:GOOD(★3)
コンマ70~99:PERFECT(★5)
3
『十時愛梨との絆レベル』
コンマ00~25:NORMAL(★-1)
コンマ26~49:GOOD(★3)
コンマ50~99:PERFECT(★7)
↓1,2,3
ちょっとコンマ低すぎませんかね‥‥
・
・・・
・・・・・
======
~~10分後~~
(音羽山 清水寺)
愛梨「清水寺って、あの呉服店からすごい近所なんですね!」
レイ「そうだな。シン達もここへ向かうと思ったのだが、奴らはどこに行ったんだろうか…」
愛梨「多分、彼女達も他の名所を回っていると思いますよ?」
アーニャ「クラスィーヴィ! おおきな社ですね…!」
薫「ひゃあ~! 人がいっぱいだねぇ!」
レイ「流石は京都随一の名所だな。観光客の群れが川のようだ」
レイ「……しかし…」
愛梨「?」
レイ「はぐれても大変だ。薫よ、手でも繋ごうか」
薫「うん!」ギュッ
薫「お兄ちゃんが迷子にならないように、しっかりかおるが掴んでてあげるね?」
レイ「ああ、それは頼もしい限りだ。よろしく頼むぞ?」
アーニャ「ふふっ…♪ インチリェースヌゥィ、じゃあ……薫?」
アーニャ「私も一緒に、よろしくお願いします♪」ギュッ
薫「いいよ! かおるに任せといてっ!」
愛梨「わあっ、なんだか家族連れみたいになってますね♪」
レイ「!!!」
レイ「愛梨ッ!! お前も俺と手を繋ごう!!」バッ!
愛梨「あっ!」
愛梨「向こうに有名な恋占いの石がありますよっ!」タタタ…
レイ「あ、愛梨!?」
レイ「はぐれたら大変だ! 美しいお前がはぐれると、き、きっと誰かに連れ去られてしまう!! あ、愛梨っ……!」
●安価
1.話す人物
2.会話内容
↓1.2.
恋占いか、アーニャも好きなのかこういった占いは、?星座占いとか詳しそうだが
現在の絆レベル一覧
●龍崎薫との絆レベル
【★☆☆☆☆】1/3
コミュニケーション結果:GOOD
●アナスタシアとの絆レベル
【★★★☆☆】1/3
コミュニケーション結果:PERFECT
●十時愛梨との絆レベル
【☆☆☆☆☆】0/3
コミュニケーション結果:NORMAL
すみません、今日はここまでにします。
またお付き合いいただければ幸いです
愛梨「これが恋占いの石ですかぁ…!」
アーニャ「確か、これは…」
アーニャ「目を閉じて願い事を想いながら、一方の石から反対側の石まで辿り着く事が出来たら…」
愛梨「恋が成就する! って言い伝えですよねっ♪」
レイ「二人とも詳しいな」
愛梨「ロマンチックで、ちょっと憧れますっ」
アーニャ「ダー、実際にやるのは、流石に、恥ずかしいですが…」
レイ「…恋占いか」
レイ「アーニャも好きなのか、こういった占いは? 星座占いとか詳しそうだが…」
アーニャ「そうですね…?」
アーニャ「『星座占い』も、少しですが、調べたことがあります」
アーニャ「私は、ジェーヴァ…、乙女座なのですが…、恋愛運で言うと、『一途な恋を望み、相手に尽くす。しかし反対に、相手への配慮が欠けるときがある』とか…」
アーニャ「仕事で言えば『気配りが上手いが、せっかち』とか、です」
レイ「へえ…。星座ごとに性格が異なるのか…」
アーニャ「星と星が結ぶ運命も……、幻想的で、とても素敵です。盲信はしていませんが…」
アーニャ「でも、悩んでいる時や励みにする時は、そういった不思議な伝承や…」
アーニャ「星という大きな存在に、全てを委ねたくなる気分も……、たまに感じます」
レイ「意外だな。お前は気丈に見えるが」
アーニャ「ニェット…、まだまだ私も、アイドルとして、未熟ですから…」
レイ「……」
レイ「星…、宿星か……」
アーニャ「何か、ありましたか?」
レイ「いいや。占いという代物は不確かな商売と認識していたが、聞けばなかなか面白い」
レイ「ただ、俺達もまさにその通りだと思ってな」
アーニャ「プロデューサー達…?」
レイ「……まあ、こちらも色々あるのだ」
レイ「お前に何気なく振った話だったが、少し興味が沸いた。また今度機会があれば、星座について聞かせてくれ」
アーニャ「はい。良ければ、貴方達と星に関するその事についても、是非…」
レイ「ああ。覚えておこう」
●安価
『アナスタシアとの絆レベル』
コンマ00~19:NORMAL(★0)
コンマ20~79:GOOD(★1)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
●アナスタシアとの絆レベル
【★★★★☆】1/3
コミュニケーション結果:GOOD
======
(清水寺 地主神社)
レイ「(……!?)」
薫「愛梨お姉ちゃん、それなあに??」
アーニャ「おまもり…、ですか?」
愛梨「えへへ…♪」ジャラッ
愛梨「清水寺といえば縁結びの地主神社や恋占いの石など、恋愛スポットは有名ですし…」
愛梨「折角なので、縁結びのお守りをたくさん買っちゃいましたっ!」
アーニャ「プレクラスニィ♪ それは良いですね♪」
レイ「(え、縁結び……だとッ!?)」
愛梨「多めに買って、事務所の皆にも少しお土産として渡そうかなって」
レイ「あ、ああ…、それは素晴らしい配慮だ…。て、手元に残さず全部渡したら良いんじゃないかな?」
アーニャ「私は昨日、御香とヤツハシを買いましたが…、そういうアクセサリーも……少し惹かれるものがあります」
薫「かおるも鈴帆お姉ちゃんやまゆお姉ちゃんに、なにか買っていこうかな?」
レイ「………」
レイ「(縁結び……、恋愛…!?)」
レイ「(まさかな…。いやまさか……)」
●安価
1.話す相手
2.レイの発言・会話内容
↓1.2.
レイ「予算は大丈夫か?」
薫「うん、だいじょうぶ! お土産くらいなら、たぶんなんとかなるよ!」
レイ「他人に買うのも良いが、薫の分が買えなくなるのではないか?」
レイ「俺が負担してやろう。遠慮することはないぞ」
薫「でも…、いいの? お兄ちゃん、お金ないんじゃないの?」
レイ「(っ!?)」
レイ「(さ、さっきの呉服屋の愛梨への発言……、覚えていたのか…)」
レイ「こ…、子供がお金の事なんて気にするな」
レイ「好きなものをねだって良いんだぞ? 俺は薫の兄だからな…」
薫「うん、ありがと♪」
薫「じゃあ……」
愛梨「レイさん、薫ちゃんに何を買ってあげたんですか?」
レイ「……」
レイ「佐久間まゆという女には縁結びのお守りを30個、上田鈴帆には奇妙なご当地キャラのぬいぐるみとそれをモチーフにしたお菓子」
レイ「薫自身は、可愛らしい花を象った指輪だ。まあ…、それほど高くはなかったが」
愛梨「30個……」
レイ「俺にもお揃いの指輪を差し出してくれて、何でも許す気分になったからオッケーさ」
愛梨「純真ですね…」
・・・・・
・・・
・
●安価
1
『龍崎薫との絆レベル』
コンマ00~19:NORMAL(★0)
コンマ20~79:GOOD(★1)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
2.レイ班の最後の目的地、観光場所
↓1,2,
伏見稲荷大社
本当にすみません。細かいことですが、連取りにより再安価
>>356
伏見稲荷大社
●再安価
↓1
●龍崎薫との絆レベル
【★☆☆☆☆】1/3
コミュニケーション結果:NORMAL
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(シン班 甘味処)
拓海「お、全員分来たな」
みく「じゃあ、早速頂くにゃあ♪」
シン「……」
藍子「シンさん、本当に全部奢りでも良いんですか…?」
藍子「みんなの分の着物も全部購入して頂いたのに…」
シン「女が金の配慮なんぞするな。女々しいな」
シン「本気を出せば街ひとつ買える程の余力はあるのだ。常時貧寒のレイや悪銭持ちのサウザー、浪費癖のユダと一緒にするな」
藍子「けど、シンさんは着物もレンタルしてませんし、ここでも何も注文していませんけど…」
シン「き…、気にするな。俺はボランティア精神溢れる男だからな……恐らくは…」
藍子「(……)」
●安価
1.話す相手
2.シンの発言・会話内容
↓1.2
シン「向井拓海よ。貴様のそれは何だ?」
拓海「んあ……? 何だって…?」
拓海「知らねーのか? わらび餅と抹茶だよ」
シン「知らんが…、美味いのか?」
拓海「そりゃあな。奢って貰って、しかもその相手に面と向かってマズイって言えるワケねーだろ?」
シン「フン…、尤もな話だな」
藍子「た、拓海さん…!」
拓海「冗談冗談。すげーウマイぜ? 勿論感謝もしてるよ」
シン「感謝は別にいらんが、まあお前が満足しているなら、それでいいさ」
拓海「けど、京都の甘味処に来て何も食わないってのも味気なくねーか?」
拓海「ホラよ。一個分けてやるから」スッ
シン「そうだな、折角だから食っとくか…」
シン「………」ジロッ
拓海「ん? どうした?」
シン「いや……、何か……」
シン「この餅を見ていたら、何かを思い出しそうだ…」
藍子「(!?)」
みく「(も、餅が記憶のトリガーに…!?)」
拓海「ハァ?」
●安価
シンの記憶①高森藍子をスカウトした
シンの記憶②ボランティア精神あふれる優しい人間だった
シンの記憶③前川みくと公園で散歩したり、喫茶店で会話した
シンの記憶④自分はスカウトを見事に成功させていき、更にはポジパの担当Pとして、アイドル3人とお互い熱い信頼を結ぶ優秀なPであった。だが、それを妬んだ他の六聖拳に些細なミスを口実にその記憶を奪われた、否、今も北斗や帝都と結託してまでもやつらはこの俺を陥れようと狙っている(疑惑的)
シンの記憶⑤???
シンの記憶⑤
↓1
シン「以前は確か…」
シン「餅のように粘り強い不屈の精神を持って生きてきた…。そんな男だったのかもしれない」
みく「ぐふっ!?」ガタッ
藍子「み、みくちゃん!?」
拓海「ぷっ…! あはははは!!」
拓海「餅なのに不撓不屈って…、ちょ、ちょっとギャップがひどくて笑えるわ…!」
シン「うむ…、確かに美味いな…」モグモグ
みく「げほっ……、ぷ、プリンが喉に詰まって死ぬかと思った…」
みく「いきなり変な事を言い出さないでほしいにゃ! もう…」
━━━━
シンの記憶①高森藍子をスカウトした
シンの記憶②ボランティア精神あふれる優しい人間だった
シンの記憶③前川みくと公園で散歩したり、喫茶店で会話した
シンの記憶④自分はスカウトを見事に成功させていき、更にはポジパの担当Pとして、アイドル3人とお互い熱い信頼を結ぶ優秀なPであった。だが、それを妬んだ他の六聖拳に些細なミスを口実にその記憶を奪われた、否、今も北斗や帝都と結託してまでもやつらはこの俺を陥れようと狙っている(疑惑的)
シンの記憶⑤餅のように粘り強い不屈の精神を持って生きてきた
シンの記憶⑥???
シン「……」
シン「俺は……ううむ……」
シン「他の六星拳の卑劣な策で記憶を失い、今も奴らに謀られている気もするが、かつての俺は優秀で……、ボランティア精神に富み……」
シン「粘り強い心で……、高森藍子を外部からスカウトし……」
藍子「……!」
シン「そして…」
藍子「(一部歪曲した部分や謎の記憶はあるけれど…、で、でも…!)」
藍子「シンさん! 以前の事を大分思い出してい………」
シン「………前川みくと公園で散歩したり、喫茶店で会話したりと、親密な間柄だった」
藍子「……え?」
みく「ッ!?」
シン「大分、失われてきたパーツがはまって来たな。本調子に戻るまで、あと僅かかもしれん」
シン「拓海よ。抹茶とやらも少しよこせ」
拓海「おう。ホラよ」スッ
藍子「み……」
藍子「みくちゃん…ッ!?」
みく「さ、最後の記憶は間違ってるって、昨日言ったはずだよ!!」
みく「ちょ、ちょっとッ!! 呑気に抹茶なんて飲んでいないで、訂正するにゃ!?」
シン「……」ズズズ
●安価
『前川みくとの絆レベル』
コンマ00~19:NORMAL(★0)
コンマ20~79:GOOD(★1)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
拓海「しっかし…」
みく「?」
拓海「みくの抹茶プリンといい、藍子の宇治金時といい…」
拓海「京都の飯ってのは、どうしてこうも抹茶だらけなんだろうな」
藍子「ああ、それですか」
拓海「何か知ってんのか?」
藍子「実はですね? 地元の方は『京都=抹茶』という認識はあまりないらしいですよ?」
みく「えっ! そうなの…?」
藍子「どちらかといえば、抹茶に関しては静岡県の方が色々と盛んなのかもしれません」
藍子「茶そばや佃煮、てんぷらやジャム、パスタやうどん等…、色々な料理に使ったりもしていますね」
拓海「へえ……」
みく「うえ…、あんまり想像出来ないにゃ…」
藍子「京都はあくまで観光用として広く浅く扱われていますから、外部のイメージとして定着してしまっているのかも…」
藍子「ただ、昔は京都の宇治で抹茶を栽培していて茶道も盛んだったので、あながち無関係とも言いがたいですが」
シン「詳しいな」
藍子「お散歩と同じくらい、お茶も好きですから♪」
シン「まあ…、俺はどこが発祥でも、美味ければ文句はない」
みく「(ふ、風情もクソもあったもんじゃないにゃ…)」
拓海「元も子もねーな…。ま、一理あるかも知れねーけどさ」
●安価
1.話す相手
2.シンの発言・会話内容
↓1.2.
シン「この前サウザーのアホが焼き物の器を持って帰ってきたが、お茶に合いそうなのがあればまだもらえるかも知れんな」
藍子「そうなんですか?」
シン「鷺沢文香も、湾曲したオブジェを5、6個押し付けられて、不思議な顔をしていたな」
藍子「余しているのであれば、帰ったら尋ねて見ましょうか」
シン「それがいい。奴も喜ぶだろう」
藍子「何処かに作りに行ったのですか?」
シン「詳しくは知らんが…、俺がケンシロウに足を砕かれて入院していた時、岡山に観光に行ったらしい」
拓海「岡山? また遠くに出向いたな」
シン「奴の行動は本当に突発的だからな。無計画で無謀で無配慮の3Mだ」
シン「俺達も以前に、馬が欲しいとの理由で北海道まで連れ回されたが…」
みく「本当に無茶な人達だにゃあ…」
藍子「でも、そういうムードメーカーも必要だと思いますよ?」
シン「む、ムードメーカー…? 奴がか?」
シン「奴の奇怪な行動でムードメーカか……、なら俺は……確か…」
●安価
【シンの今までの記憶一覧】
①高森藍子をスカウトした
②ボランティア精神あふれる優しい人間だった
③前川みくと公園で散歩したり、喫茶店で会話した
④自分はスカウトを見事に成功させていき、更にはポジパの担当Pとして、アイドル3人とお互い熱い信頼を結ぶ優秀なPであった。だが、それを妬んだ他の六聖拳に些細なミスを口実にその記憶を奪われた、否、今も北斗や帝都と結託してまでもやつらはこの俺を陥れようと狙っている(疑惑的)
⑤餅のように粘り強い不屈の精神を持って生きてきた
⑥???
シンの記憶⑥
↓1
シン「京見物に行ってきた」
みく「………?」
藍子「き、京都は初めてじゃなかったでしたっけ?」
拓海「前にもここに来たことあるのか?」
みく「なーんか、みくの事といい、思い出す事がどんどんテキトーになってきてないかにゃ……?」
藍子「シンさん! 自暴自棄になってはいけませんよ! 必ず元に戻して差し上げますからっ!」
拓海「(何でコイツら、こんなに必死なんだ…?)」
シン「いや……」
シン「確かに以前、ここに足を運んだ記憶がある……」
藍子「ほ、本当ですか…?」
シン「古都に思いを馳せに赴いたか、傷心旅行に興じたか、サウザーの馬鹿に無理矢理付き合わされたか…」
シン「はたまた……、スカウトに赴いたか…」
みく「す、スカウト……っ!?」
シン「ああ。本田未央、日野茜、そして藍子よ」
シン「貴様ら三人の話を信じるならば、俺は以前にお前と茜の二人をスカウトしたらしい」
藍子「はい、それは事実です」
みく「(………)」
シン「しかしどうも、あと一人程、俺がスカウトを実行した記憶があるのだが…」
シン「その人物が思い出せんのだ…」
藍子「(そ、そんな人居るのかな…)」
みく「(……ん?)」
みく「(それって……)」
拓海「成る程な。ソイツが京都にいて、アンタが前にここでスカウトしたかもしれないって事か?」
シン「いや、待て…!」
拓海「あ?」
シン「どんな性格が捻じ曲がった女だろうが、仮に意中の男が既に存在しようが…」
シン「自身の絶対的な力に訴え、奪い、成功を手中に収める男だ! 俺は…ッ!」
藍子「けど……、私達のプロダクションに京都の出身者は一人も居なかった筈ですよ?」
シン「い、いや! 確かに京都…?? で、あと一人をスカウトした記憶があるのだ!!」
シン「有能な俺は、失敗するなど有り得ん! ならば……」
みく「ならば?」
シン「……この『京見物に行ってきた』、そして『もう一人スカウトした』という記憶は、完全に間違いだったという事か…?」
拓海「いや……」
拓海「悪ぃけどソレ…、単にアンタが失敗しただけじゃねえのか?」
シン「俺が失敗することは有り得ないッ!」バン!
藍子「あるいは、普通に観光しただけかもしれませんし…」
シン「そ、そうなれば…、もう一人のスカウトの記憶はどうなる!?」
藍子「それは……その記憶がやっぱり少し思い違いでしたとか…」
みく「(……)」
シン「記憶が混乱してきたッ…!! な、何が真実なのだッ!?」
シン「お、俺は…!」
シン「『高森藍子をスカウト』し、『ボランティア精神あふれる優しい人間』で…!」
シン「『前川みくと公園で散歩したり喫茶店で会話したりし、日常的に親しい間柄』であり…!」
シン「『自分はスカウトを見事に成功させていき、更にはポジパの担当Pとして、アイドル3人とお互い熱い信頼を結ぶ優秀なPであった。だが、それを妬んだ他の六聖拳に些細なミスを口実にその記憶を奪われた、否、今も北斗や帝都と結託してまでもやつらはこの俺を陥れようと狙っている』…!?」
シン「更には『餅のように粘り強い不屈の精神を持って生きてきた!!』 そして…ッ!」
シン「『京見物』に行って、『一人の人間をスカウトした』筈だ…!!」
シン「…!?」
シン「じ…、自分の記憶に惑わされ苦しむとは、き、奇妙な……ッ…」
みく「(なんか…、普通に可哀相になってきたにゃぁ……)」
シン「ぬぐっ……!」プルプル
「シンさん…、まゆの事………忘れちゃったんですかぁ?」
シン「!?」
「おい。このテーブルにこの店の全メニューを運んでくれ。金はこの金髪のロンゲが払う」スッ
藍子「あ、あれ…? 貴方は…」
「フハハハハ! だーれだッ??」ガシッ!
みく「うっ、うにゃッ!?」ガタッ
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(ロケ地 校舎内)
ケンシロウ「……」スッ
ケンシロウ「……?」
ケンシロウ「………」
晶葉「ああ、その槍の束は後で私が教室にセッティングするから、とりあえず運んでくれるだけでいい」
ケンシロウ「……」コクン
晶葉「それと、この漫画一式も運んでおいてくれ」ドサッ
ケンシロウ「……」コクン
晶葉「あと、この機械もな。扱いには注意してくれ。じゃあ頼んだよ」タタタタ…
ケンシロウ「……?」カチャカチャ
ありす「あの……お疲れ様です」
ケンシロウ「………」
ケンシロウ「……」ジロッ
ありす「に、睨まないでください! あの、これ差し入れです」
ありす「良ければど、どうぞ…?」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「何だ、これは………」
●安価
1.橘ありすの差し入れ食料
2.ケンシロウの感想
↓1.2.
池袋晶葉(科学研究部兼、軍事攻略部所属)
http://i.imgur.com/XzTI2BY.jpg
橘ありす(商品企画課兼、宣伝広報課兼、調理課兼、北斗の拳イチゴ味販売促進課)
http://i.imgur.com/BJZ9Ess.jpg
ありす「それは私謹製『イチゴスパゲッティパン』ですっ!」
ありす「焼きそばパンからヒントを得ました!」
ありす「パンの間に挟むことで、イチゴジャムのような爽やかな甘みと、イチゴを練りこんだスパゲッティが絡み合って…!」
ありす「と、とにかく絶対に美味しいですから、是非ご賞味ください……!」
ケンシロウ「……」パクッ
ありす「……」
ケンシロウ「……」モグモグ…
ありす「ど、どうですか? その表情だと美味しいんですね??」ドキドキ
ケンシロウ「……」ゴクン
ケンシロウ「………」
ケンシロウ「…………」
ケンシロウ「…抹茶?」
ありす「えっ?」
ケンシロウ「抹茶………」
ありす「ま、抹茶と言いました? 抹茶ではなくイチゴです!」
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「………」
ケンシロウ「……………抹茶」
ありす「…っ!?」
ありす「あ…、貴方の味覚はおかしいんですか!? シュウさんと親しいと聞いていたので、評価には期待していましたが……」
ケンシロウ「…シュウだと?」
ありす「も、もういいですっ…!」ダッ!
タタタタ…
ケンシロウ「…………」
「あ、あの……すみません…」
ケンシロウ「…!」グルッ
文香「あっ……」
ケンシロウ「…………」
●安価
ケンシロウの発語
↓1
ケンシロウ「……抹茶!」
文香「は、はい?」
ケンシロウ「……………抹茶」
文香「あの、その漫画は私が預かりますので…」
文香「あ…、決して少し興味があるとか暇な時に読みたいとか、そんな魂胆は無いので…」
ケンシロウ「………抹茶?」クルッ
文香「!! きゃっ……!」ドタッ
ケンシロウ「!!」
文香「や、槍…?」
タタタタタタ…
晶葉「おおい、ケンシロウ!」
晶葉「その槍、一応本物だから気をつけてくれ! 文香、大丈夫か?」
文香「は、はい…。かなり驚きましたが…」
ケンシロウ「………」
晶葉「とりあえず君は、その槍の束と機械を教室に運んでくれ」
晶葉「漫画は文香に任せて…、あと、心配だから案内も宜しく頼む。文香」
文香「分かりました…」グイッ
文香「………」
文香「(この漫画………)」
ケンシロウ「………」ジロッ
晶葉「うん? どうした?」
ケンシロウ「……」
●安価
ケンシロウの発語
↓1
ケンシロウ「…抹茶はどこだ?」
晶葉「何だって?」
ケンシロウ「………抹茶は、どこ、だ?」
晶葉「(ま、抹茶?)」
晶葉「まっちゃ? 誰かの名前か?」
ケンシロウ「抹茶だ。それも一つや二つではない……」
ケンシロウ「全部だ」
晶葉「………お、おう…」
晶葉「(何か悪いものでも食ったのか、彼…)」
晶葉「(元から口数が少なくて、少し変なところはあったのだが……)」
晶葉「抹茶ならこの街に嫌と言うほどあるだろう。買うなら作業が終わってからにしてくれ」
ケンシロウ「……」
晶葉「兎に角、夜までに作業を終わらせて、ギミックの試運転まで済ませなければな」
晶葉「社長は作業に飽きて何処か観光に行ってしまうしな…。駄賃ははずんで貰わないと…」
晶葉「まあ、作業スタッフは筋骨隆々の猛者ばかりだから、割とすぐ完了するだろうが、それでもまじめに働かないとな!」
晶葉「じゃあ二人とも、よろしく頼んだぞ!」
文香「はい。任せてください」
ケンシロウ「………」
・・・・・
・・・
・
●安価
「アイドルプロデュース、観光編ラスト」
どちらの班からいきますか?
↓1
【現在の絆レベル一覧】
●龍崎薫との絆レベル
【★☆☆☆☆】1/3
●十時愛梨との絆レベル
【☆☆☆☆☆】0/3
●アナスタシアとの絆レベル
【★★★★☆】1/3
●前川みくとの絆レベル
【★★★☆☆】1/3
・
・・・
・・・・・
======
~~2時間後~~
(レイ班 単伝庵)
レイ「……」キュッ
レイ「(単伝庵、通称『らくがき寺』…)」
レイ「(寺自体が観光客の落書きだらけで、しかもそれが容認…、公認の寺だとは…)」
レイ「(世の中でも珍しい名所だな…。奇妙と言うか珍妙というか…、個性的と言うべきか…)」キュッキュッ
~~~~~~
愛梨『ここの単伝庵の御堂って、落書き自由らしいですね?』
レイ『落書き?』
愛梨『ふふっ、とってもユニークなお寺で、ちょっと楽しそうですっ♪ 小さい子とか好きそうな場所ですね♪』
レイ『へえ…。100円で一箇所に書けるのか…』
薫『ねえねえ、絵も描いていいのかなぁ?』
レイ『良いんじゃないか? ハートマークやら…、何か下品なものまで書いてあるから…』
アーニャ『恋愛成就、商売繁盛、合格祈願、健康祈願など、色んなお願いが書いてありますね?』
愛梨『江戸時代初期に創建された臨済宗妙心寺派の寺院で、この大黒堂を建立する際、様々な援助を受けたことから…』
愛梨『大黒様に願い事がよく見えるように、大黒様が納められている大黒堂の内側の白壁に願いを書き込むようにしたのが発端らしいです!』
レイ『金閣寺や清水寺、そしてこの単伝庵といい、お前は本当に詳しいな』
愛梨『えへへ…、少し前にちゃんと勉強しましたから♪』
レイ『よしよし、流石は俺の妹…、偉いぞ』ポンポン
レイ『だが落書きと言うのも、人々が圧政を敷く公的な監視から隠れて、こっそりと自分達の欲や願いを書き連ねるのは、どの時代でも変わらんという事か…』
薫『あっせい…?』
愛梨『まあ、一応は由緒あるお寺ですから……、大黒様もしっかり見ていますし、ためになるような事を書いた方がいいかもしれませんね?』
薫『なに描こうかなぁ…♪』
アーニャ『ジラーチ…、大願成就…、ですか…』
愛梨『じゃあ、みんなで書きましょうかっ♪』
~~~~~~
レイ「………」キュッ
レイ「よし…」
●安価
1.レイの落書きを覗きに来た人
2.レイの落書き
↓1.2.
アーニャ「プロデューサー? 何の願いを書きました?」
レイ「うん? 俺か?」スッ
アーニャ「…?」チラッ
【 アーニャ 】
byレイ
アーニャ「(……!?)」ビクッ
レイ「………どうした?」
アーニャ「……!」
アーニャ「えっ!? あ、そ、その……、えっ?」
レイ「何かな?」
アーニャ「ペ、ペオチェーム…、アー、ヤァ…ム…、あ、アーニャ…?」
レイ「ん?」
アーニャ「な…、ど、どういう事です? 何故…、私の名を、書いたのですか?」
●安価
書いた理由
↓1
レイ「お前の名を書いた理由か?」
アーニャ「……」
レイ「大切な友人との思い出にと言わせて欲しいけど、それではダメかな?」
アーニャ「友達…、お、思い出に…??」
レイ「ああ」
レイ「今回の観光はトラブルが発端とはいえ、思いのほか俺も楽しむ事が出来た」
レイ「あくまで仕事前の一時ではあるが、これほど普段の喧騒や重荷を忘れてゆっくりしたのは、本当に久しぶりかも知れん」
レイ「しかも…、正直に言えば…」
レイ「わだかまりを残したまま、少し関わることに引け目を感じていたアナスタシアともこうして無事に……」
アーニャ「………プロデューサー…」
アーニャ「それで…、この壁に私の名前を?」
レイ「観光も楽しかったが、何より一番の喜ぶべきものは……、お前とこうして遊べた事だな」
レイ「かつて3人で一緒に、湖に天体観測に行っただろう? あの時のように共に笑い合う事が出来て、俺は本当に嬉しかった」
レイ「お前の泣き顔ではなく笑顔がまた見れて、安堵したよ」
アーニャ「…………」
レイ「何を書こうか迷ったが……、一番印象にあった人物を書いたんだ。少し変だったか?」
アーニャ「………」
アーニャ「流石に、少し、おかしいとは思いますが…、それでも…」
アーニャ「そこまで、私のことを、ちゃんと想っていてくれていたのですね」
アーニャ「ありがとうございます……。ただ…」
レイ「?」
アーニャ「少し、不器用だとか、言われたりしませんか?」
レイ「!?」
レイ「ぶ、不器用…?」
アーニャ「そういう大切な事は、口に出して言わなければ、伝わりません」
アーニャ「ですので…、嬉しい時は嬉しい、辛い時は辛いと、これからは私に、直接言ってくださいね? パニマーィチェ?」
アーニャ「他人行儀、良くないと思いますよ? 私とプロデューサーの仲ですから……」
レイ「あ、ああ。努力しよう…」
アーニャ「ふふっ…♪」
●安価
1
『アナスタシアとの絆レベル』
コンマ00~14:NORMAL(★0)
コンマ15~49:GOOD(★3)
コンマ50~99:PERFECT(★5)
2.アナスタシアの落書き
↓1,2
ケンシロウの発語とレイの落書きはアレでしたが、これはズレます。
●再安価
アナスタシアの落書き
↓1
●アナスタシアとの絆レベル
【★★☆☆☆】2/3
コミュニケーション結果:GOOD
=======
レイ「アナスタシアは何を書いたんだ?」
アーニャ「ダー、私は、コチラです」
レイ「どれどれ…」スッ
【日本語の発音がうまくなりますように】
Анастасия
アーニャ「ス、スティェスニャーユスィ……、恥ずかしいですが……///」
レイ「そうか?」
アーニャ「やはり、日本語の歌詞でうたう時は、まだ少し慣れなくて…」
アーニャ「発音や、間が空いたりつかかったりして、注意されることが、たくさんあります。それに、皆と話す時も、たまにロシア語が混ざるのは……アレは…」
レイ「ああ…、確かにあるな」
レイ「言葉が分からないワケではないんだろう? 外国人は一旦間を置いて口に出す言葉を探る時に、母国語が癖で出ると聞いた事がある」
アーニャ「はい…」
レイ「それも一つの個性だ。それに…」
レイ「ヒドい場合…、流暢な英語でもなく日本語でもなく、ただ意味不明な単語・造語を羅列するアメリカンもいるくらいだ」
レイ「別に恥ずかしがる事はない。それを変に思う奴もいないだろう」
レイ「ただ、その向上の姿勢は大切だな。頑張れよ」
アーニャ「は、はいっ…! ブラガダリューヴァス…!」
レイ「う、うん。オーケーだ…」
●安価
1(観光編、ラスト)
『アナスタシアとの絆レベル』
コンマ00~19:NORMAL(★0)
コンマ20~69:GOOD(★1)
コンマ70~99:PERFECT(★3)
2.龍崎薫の落書き
↓1,2
●アナスタシアとの絆レベル
【★★★☆☆】2/3(STOP!)
コミュニケーション結果:GOOD
『EX条件・ノルマ未達成…!』
=======
薫「出来たっ!」
薫「書けたよっ! ねえねえ、みてみて~♪」
レイ「よしよし、何を書いたんだ?」スッ
アーニャ「……?」チラッ
【ていとプロが世界一のアイドルじむしょになりますように】
byかおる
薫「かおるね? これからもっともーっと活躍して、じむしょのみんなを喜ばせて…!」
薫「それで、かおるもじむしょも、世界で一番になれるといいな~って…♪」
レイ「ほう…!」
アーニャ「薫、これは、とてもいいことだと思いますっ♪」
レイ「幼い子供ながら健気で他人想いで、そして純粋な夢を表した、素晴らしい願いだな!」
レイ「薫は本当に可愛いな。よしよし…!」ナデナデ
薫「えへへっ…♪」
薫「だって、じむしょのみんなね? すっごくつらそうな顔で働いてるんだよ?」
レイ「……」
アーニャ「………」
薫「世界一のじむしょになったら、そしたらたくさんお金が入って、みんなとっても喜ぶと思うっ!」
薫「そしたらせんせぇ達に、ボロボロじゃなくてきれいなふくとかきてほしいし、芝生じゃなくておいしいものとかたくさん食べてほしいし、あと、それに…!」
レイ「………」
アーニャ「(………ウっ…!)」
薫「さいむちょうか? 会社こうせい??」
香る「かおる、むずかしいことは良く分からないけど……、そういう事に悩まなくてすむんだよね?」
レイ「……っ!」
レイ「かっ…、薫ッ!」ガバッ!
アーニャ「薫……」ダキッ
薫「??」
レイ「薫…、ウチも偉そうな事を言える立場ではないが、7610プロに来なさい! 放ってはおけん……」
レイ「こんな年端も無い子供にまで気を遣わせて……、リアルを突きつけて悪影響を及ぼす事務所なんて……!」
レイ「ゆ、夢も希望もあったもんじゃないッ……」
アーニャ「薫は……、薫は本当に可愛くて、良い子です……!」ナデナデ
薫「ふふんっ♪ かおる、これからも頑張るからねっ!」
●安価
1(観光編、ラスト)
『龍崎薫との絆レベル』
コンマ00~09:NORMAL(★0)
コンマ10~59:GOOD(★3)
コンマ60~89:PERFECT(★5)
コンマ90~99:MAX(★9)
2.十時愛梨の落書き
↓1,2
今日はここまで。また次回もお付き合いいただければ幸いです
今日もゆっくり更新していきます。お付き合い頂ければ幸いです。
●龍崎薫との絆レベル
【★★★★★】3/3(STOP!)
コミュニケーション結果:MAX
『EX条件・ノルマ達成!』
========
レイ「愛梨はそろそろ書けたか?」
愛梨「!!」
愛梨「あ! そ、そうですねっ…!」
愛梨「一応書けましたけど、別に人に見せるようなことでは…」
レイ「何だ、水臭いじゃないか。どれ、見せてみろ…?」グイッ
愛梨「あっ…!」
【レイさんの本物の妹さんとの勘違いが直りますように】
by愛梨
レイ「……」
愛梨「これはですねぇ…、えっとぉ……」
レイ「あ、アイリ…?」
●安価
十時愛梨の発言
↓1
愛梨「……」
愛梨「色々と考えました。最初は貴方に少し困惑していましたが…」
愛梨「この2日間関わってきて、純粋に、全然悪気は無いんだと感じました」
レイ「……」
愛梨「今まで接してきて、貴方はとても良い人だと思いますっ!」
愛梨「レイさんの妹さんへの深い愛情はよく伝わりました。だからこそ本物の妹さんに申し訳なくて…」
レイ「……」
愛梨「複雑な事情があって妹さんと会えないか、それとも……」
愛梨「……」
愛梨「(……もしかして妹さんが、既に亡くなっていて…、そのショックでとかも考えたけど……、それは今は言い難いです…)」
愛梨「………」
レイ「…………」
愛梨「ひとつ確かに言えるのは…、私は貴方の『妹の代わり』には……、なれません」
愛梨「か、勘違いが直るようにと書きましたが…」
愛梨「私に何か出来る事があれば、何でも言ってください。是非力になりたいと思います」
レイ「……」
●安価
レイの発言
↓1.2.
レイ「そこまで頑なに……、俺の拒むのか…」
愛梨「い、いえ…、決して貴方のことが嫌いなわけではないです。ただ本当に、その、罪悪感というか…、申し訳なくて…」
レイ「ならば、君を第二の妹にする」
愛梨「……」
愛梨「………あ、あの…?」
レイ「というのは、冗談だ…」
愛梨「!」
レイ「…流石に今の真摯な訴えを聞けば、こんなふざけた真似も、これ以上は許されんな」
レイ「俺も、少し反省しよう」
レイ「目が覚めたよ。確か、愛梨と俺がしっかりと顔を合わせたのは、……以前のトークイベントか」
愛梨「えっと、確か…、はい、そうですね?」
レイ「そうだ…。その少し前に、俺は仕事の不調が重なり、自暴自棄になっていた」
レイ「そのショックから謎の発言や奇行を繰り返し、他人を混乱させていた」
レイ「勿論、ちゃんと俺の妹はいるし、当然生きている。少々複雑な状況だが…」
レイ「……愛梨には迷惑をかけた。本当に済まない」
愛梨「いえ、大丈夫ですよ。そういった事情なら」
レイ「ただ……、我侭かもしれんが、一つだけ俺の頼みを聞いて欲しい」
愛梨「はい、何でしょう?」
レイ「今までの迷惑を水に流してくれとは言わない。ただ、これからはアイドル仲間として共に歩みたい」
レイ「君に強引に接したのは仕事の失敗のショックもあるが、それ以上に、単純にただ仲良くしたかっただけなのだ…」
愛梨「別にいいですよ?」
レイ「…!?」
レイ「ほ、本当か?」
愛梨「はいっ! 貴方はそういう不器用な面もありますが、良い人だと思いますから…!」
愛梨「でも、今度また妹さんの事を省みずに私に変なことを言ったら、直接妹さんに言っちゃいますからね?」
レイ「わ、分かった…! 善処しよう……!」
愛梨「じゃあ問題ありませんねっ♪ 絶対ですよ?」
レイ「う、うん……」
・・・・・
・・・
・
●安価(観光編、ラスト)
『十時愛梨との絆レベル』
コンマ00~29:NORMAL(★0)
コンマ30~59:GOOD(★1)
コンマ60~95:PERFECT(★3)
コンマ96~99:MAX(★15)
↓1
●十時愛梨との絆レベル
【★☆☆☆☆】0/3(STOP!)
コミュニケーション結果:GOOD
『EX条件・ノルマ未達成…!』
========
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(シン班 甘味処)
みく「そ、その悪役っぽい低い声は、一人しかいないにゃあ!」バシッ!
サウザー「フフフ…、よく分かったな……!」
みく「いきなり女の子の顔を鷲掴みにするとか信じられんにゃ、ホント…!」
ファルコ「この抹茶フォンデュって何? とりあえず頼むか…」
まゆ「シンさん、お久しぶりです♪」
シン「……あ?」
藍子「あの…、社長達は現場で撮影に向けたセッティングをしていると伺いましたが…」
拓海「もう終わったのか?」
サウザー「いや?」
藍子「えっ?」
シン「ならば、何故ここに出向いたのだ…」
サウザー「当然、休憩しかないだろう?」
サウザー「現場作業は我が社の奴隷3人と修羅の脳筋共、そしてケンシロウに任せておる」
サウザー「疲れたから甘い物を摂りたくなってな?」
まゆ「あらかじめ、まゆが目星をつけておいたお店を案内してあげたんですよ?」
まゆ「そうしたら……、偶然にも貴方た達が…」
シン「ふうん…」
みく「でも…、まゆチャンはどうして今日来たの?」
まゆ「予定を見れば、メインキャストと現地入りの日が違っていたから………、もしかしたらメインキャストの別撮りだと思って、少し見学しようと思ったの♪」
まゆ「どうせ撮影は明日だし、一日早く来ても問題はないでしょう?」
みく「まあ、それはそうにゃ。ただ、みく達と予定が違ったのは普通に調整ミスらしいケド…」
まゆ「うふっ…、知ってましたよ♪」
みく「えっ?」
サウザー「!」
シン「な、なにぃ…?」
まゆ「あ…、いいえ……別に何でもないですよ?」
サウザー「……おい」
サウザー「貴様ら4人はもう食い終わって暇を持て余しているだろう?」
サウザー「ならば、この聖帝一行にさっさと場所を空けろ」
シン「偉そうに…」
サウザー「ほう?」
サウザー「本来ならばアイドルだろうが舞台設営に従事して現場との協調を図るのが殊勝な姿勢というものであろう……」
サウザー「しかし、貴様らがこうして悠長に観光に興じていられるのも、全てこの聖帝の優しい気配りということを忘れるなよ? ええ?」
シン「フン…、元はといえば貴様の計画であろう?」
藍子「け、計画…?」
サウザー「それ以上口を開けば、また紐無しバンジーの地獄を見せてやるぞ?」
藍子「そ…、それだけはやめて下さい! 危ないじゃないですか!」
●安価
シンの発言・行動、またはシン班の行動等
↓1.2.
シン「では、俺達は貴様の計画通り引き続き京都での余暇を満喫しよう」
シン「撮影に向けて英気を養うのも仕事の内だから遠慮はせんぞ」ガタッ
まゆ「…えっ?」
まゆ「あ、あの…、も、もう行っちゃうんですか…?」
サウザー「フフフフ…、残念だったな? ええ?」
サウザー「奴は貴様なんざ、毛ほども興味は無いそうだ」
サウザー「下郎の小細工なんざ、所詮は報われんのだ。哀れだな…」
まゆ「……」
藍子「失礼します」ペコリ
拓海「んじゃ、また旅館でな」
みく「まゆチャン、明日は一緒にがんばろうにゃ♪」
まゆ「え、ええ……、また明日…」
サウザー「フフフ…!」ニヤニヤ
まゆ「………」
ファルコ「サウザーよ…」
サウザー「ん?」
ファルコ「奴がいなくなった以上…、ここの料金は誰が持つのだ?」
サウザー「そうだな……」
サウザー「俺と佐久間まゆはまだ何も注文してはいないが…、この店で食う気は失せた」
サウザー「俺達二人は違う場所に移動するから、貴様はここでゆっくり甘味を堪能すれば良い」
まゆ「あ、はい…。じゃあ…」
ファルコ「ま、待てッ! 俺は財布は持ってきてないから…、少し考え直せッ!」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~1時間後~~
(左京区 貴船神社)
シン「……」
シン「不気味な所だな」
拓海「あ…、アンタもそう思うか…?」
藍子「? 素敵な神社じゃないですか♪ 青青とした木々と、本宮参道に連なる社の美しい構図…」
藍子「はぁ…、本当にカメラ持ってくれば良かったなぁ…。うう…」
みく「あと、貴船神社は様々なパワースポットで有名なんだっけかにゃ?」
拓海「し、知ってらぁ! だから尚更じゃねえかっ!」
みく「…?」
藍子「七夕の笹飾りももう無いですし、奥座敷の紅葉のライトアップも、まだされていないですね…」
みく「でも、貴船神社といえば、やっぱりアレ?」
藍子「ああ、アレですね?」
拓海「……………」
シン「?」
藍子「磐長姫命の縁結びですね♪」
みく「御神水の水占いにゃ♪」
拓海「う…、牛の刻参りだろ?」
藍子「え?」
みく「うん?」
拓海「あ?」
シン「何だ?」
●安価
1.話す人物
2.シンの発言
↓1.2.
記憶の混乱について悩み相談
>>436
●シンの発言
出来れば、具体的な発言があれば、是非よろしくお願いします
10分以内に>436からのレスがなければ再安価で
>>436
いませんか? あと少しだけ待ちます。
●再安価
シンの発言
↓1
シン「水占いとはどんな占いだ?」
みく「どんな占い…、そうだね…?」
みく「おみくじの一種なんだけど、最初は何も書いていない真っ白な紙を、境内の御神水に浸すと…!」
みく「なんと、色々な運勢が浮かび上がるという一風変わったおみくじにゃ♪」
藍子「貴船神社は、水を司る神である高おかみの神を祭る場所で…」
藍子「境内の神聖な清らかな水は、心の中の汚れまでも清めてくれ、心身に元気が蘇ると伝えられています」
藍子「貴船は古くは『気生根』とも書き、『気』は生きるためのエネルギーを与えてくれます。水の神の鎮まるところ貴船、そこは運気発祥、開運の地です」
藍子「まさに心願成就のパワースポットですねっ♪」
拓海「じ、神社なんてどこも似たようなもんだろ? 丑の刻参りといい水占いといい、気味悪ィ…」
みく「ふっふっふ…! 水の神様は何でもお見通しなのにゃ! その占いも、きっと神様からのメッセージかも♪」
みく「ねえ、折角だからやっていかない?」
シン「…まあ、いいだろう」
みく「やったにゃあ♪ ちょっと興味があったから、どんなものなのか一度実践したかったにゃ♪」
拓海「あ、アタシは遠慮するかな…。気味悪いし、占いなんて所詮は気休めだろ?」
藍子「明日の撮影のモチベーションアップに繋がるかもしれませんよ? 皆でやりましょう♪」
●安価
『おみくじの運勢・結果・書かれていたこと』
1.向井拓海の内容
2.高森藍子の内容
3.シンの内容
↓1.2.3
======
拓海「よっと……。冷たっ…」チャプッ
シン「…何か出たか?」
拓海「あーあ…、アタシこういうの好きじゃないんだよ…」ジャブジャブ…
藍子「何でですか?」
拓海「気味悪いモンは全部嫌いだ。夢見が悪くなりそうじゃねえか…」
藍子「良いことが書いてあるかもしれないですよ?」
拓海「どーせ当たり障りの無いことだろ? はぁ…」ジャブジャブ…
シン「高森藍子よ。貴様は既に浮き出ているではないか?」
藍子「!」
藍子「私は、そ、その………」
シン「……」バッ!
藍子「あっ!」
シン「……」
シン「…『恋愛面にて厄介な恋敵現る、思い人への積極的な行動で良い方へ進展します』」
シン「……ほう? なかなか面白そうだな」
シン「アクティブな行動というのは実に好ましい、そして最速な手段だ」
シン「かつて俺もこの文面のように実行したことがある。まあ、良い方へ進展したとは断言出来んが…」
藍子「そうですか? じ、じゃあ早速……」
シン「だが…」ビリッ
藍子「!? な、何するんですかっ?!」
藍子「む、結び付けないと効果が…!」
シン「アイドルに恋愛など御法度だ。こんなものは貴様が気にする必要は無い」パラッ
藍子「…!」
藍子「(ま、まあ……これなら恋敵とか関係ないのかな? ど、どうなんでしょう…)」
シン「因みに、俺の占いはこれだ」スッ
藍子「?」
『すべてを捨てて高所から飛び降りると吉也 』
藍子「す、全てを捨てて、飛び降りる…!?」
シン「どうやらこの社は曰く付きで、呪われているらしいな。まさか自殺を勧める占いとは…」
藍子「な、何かの比喩かもしれないですよ?」
シン「例えば何だ?」
藍子「例えば………………」
シン「『高所から飛び降りる』という、狭義で具体的な指示だぞ?」
藍子「そうですね……。何に置き換えても悪い意味でしかなさそうです」
シン「しかし奇しくも、最近似たような事案で災いが降りかかった身としては…」
シン「試してみるのも面白いかもしれん。どうせこの程度では死なんからな」
藍子「そ…、それはダメですッ!! こ、これは私が後で処分しておきます!!」バッ!
シン「お、おい…。結ばないと意味が無いではないか…」
藍子「だ、だから良いんじゃないですか!」
拓海「……」バシャッ
シン「ん?」
藍子「拓海さん、文字が出ましたか?」
拓海「………」
シン「何が出た? 言葉遣いを御淑やかにしろとでも出たか?」チラッ
藍子「明日の撮影で役立てそうな心構えとか書かれていましたか?」チラッ
拓海「…………」
『ハズレ(笑)』
藍子「」
シン「な、何コレ…?」
拓海「コッチが聞きてえよ! な、何だよコレッ!!」バシャン!
シン「お、おい…。クジに見下されてるぞお前……」
拓海「ふざけんな!! な、舐めやがってオラァ!!」バリッ!
藍子「む、結ばないと…、こ、効果が無いですよ…?」プルプル
拓海「く、くっそ…! だからアタシは嫌だったんだ!!」
拓海「金運とか恋愛運とか、少し期待したアタシが馬鹿だった…!」
拓海「もうゼッテーやんねえからな!! ちくしょうッ!!」
シン「ハズレなのはお前のクジ運か、それともお前自身なのか、一体どちらなのだろうな?」
拓海「うるせえ! どっちでもあって堪るか、しばくぞテメェ!!」バキッ!
●安価
前川みくの内容
↓1.2.
シン「して…」
シン「先ほどから固まっているそこの人は、何が書かれていたのだ?」
みく「……」
『南六つ星の元に下ると吉』
『ねずみに襲われる 魚を食べると吉』
みく「い、意味が分からない…。どっちも……」ガクガク
シン「ほう?」バッ!
みく「!!!」
シン「やはりこの貴船神社は曰くつきらしい。ここまで個人の行く末を当てるとは…!」
みく「ちょ、ちょっと!! 何するにゃあ!?」
シン「よし、折角だから本宮に奉納しようではないか。そうすれば効力は発揮するらしいな?」
みく「ど、どっちも絶対嫌にゃあ! か、返して……!!」
シン「南斗に下れとは、実に粋な予兆を示すではないか」
シン「どうかな? この運勢に記されているように、帝都ではなく我が7610の元で従事してみるというのは…?」
みく「絶対嫌っ!! 魚を食べるのも嫌だし、何度請われてももう遅いにゃ!!」
シン「フハハハハ…、まさに神の導きだな。諦めろ」
みく「(だ、だからこの人達は苦手なのにぃ…!)」
・・・・・
・・・
・
●安価(観光編、ラスト)
『前川みくとの絆レベル』
コンマ00~39:NORMAL(★0)
コンマ40~79:GOOD(★1)
コンマ80~94:PERFECT(★3)
コンマ95~99:MAX(★7)
↓1
【アイドルプロデュース・観光編】
×アナスタシアとの絆レベル
【★★★☆☆】2/3
『EX条件・ノルマ未達成』
○龍崎薫との絆レベル
【★★★★★】3/3
『EX条件・ノルマ達成!』
×十時愛梨との絆レベル
【★☆☆☆☆】0/3
『EX条件・ノルマ未達成』
×前川みくとの絆レベル
【★★★★☆】1/3
『EX条件・ノルマ未達成』
・
・・・
・・・・・
======
~~夜~~
(旅館 大広間)
ガラッ
レイ「ハァ…」
シン「ん…、何だ。既に揃い踏みか…」
ユダ「遅い。時間も守れんのか貴様らは…」
シュウ「二人とも、今回の勧誘は順調か?」
レイ「…当然だ。寧ろ3人同時くらいで丁度良い」
シン「虚勢だな。死にそうな顔つきだぞ、貴様」
レイ「フン…」
レイ「お前こそ。聞けば、今日は道中で記憶がどうとか苦しんでいたらしいな」
シン「ん?」
レイ「それに関しては、昨日風呂の中で話しただろうが…。それが全てだ」
シン「…どうだかな」
シン「信用は出来ん。貴様らの考える事だ…、何か貴様らに都合が言い様に改竄を目論んだのではあるまいな?」
レイ「勝手に疑心暗鬼に陥っていろ…。そうなれば、貴様を見ているだけで暇の一つでも潰せるな」
サウザー「あ、台本配るよ? シュウ様はあとでふみふみに読み聞かせて貰ってね?」
シュウ「だ、台本…?」
サウザー「ドラマの簡単な流れを記してある」
シン「完全アドリブじゃなかったのか?」
サウザー「それは他のメインキャストだけだ」
サウザー「しかしこの台本も、完全に網羅したわけじゃないから」
サウザー「先行きが分からんから面白い事もあるだろう?」
ユダ「いや…、普通にプロットくらいあったほうが、演じるこちらとしては有り難いのだが…」
サウザー「細かいことは気にするな!」
サウザー「とりあえず序章…、いや開幕で一人は死ぬ予定だから」
レイ「な…、なんでそんなにキャストを退場させたがるのだ、このドラマは…」
サウザー「ハァン? 死別こそが最も感動を呼ぶファクターだろう?」
シン「人の死でしか物語の起伏を生めない脚本家は、ド三流もいいところだな」
サウザー「……」
サウザー「貴様なんざ、究極版一巻で死ぬくせに…」
シン「な、何ぃ!? それなら貴様だって……ッ!」
シン「…!!」
シュウ「……」
ユダ「……」
レイ「……」
サウザー「……」
シン「あっ…、ご、ごめん…」
サウザー「登場人物の死は、物語に深い感動を呼ぶんだからね?」
シン「そうだな…。俺が間違っていた……」
サウザー「明日までに全て頭に叩き込め。分かったな?」
●安価
『生徒役A、B』
人物名
↓1.2.
●再安価
輝子
星輝子は無所属設定です。良ければ、前作なども読んで頂けたら嬉しいです。
↓1
キャラは>>135の各プロダクション所属から選べばいいのかな?
それ以外の制限ってあったっけ
>>462
以前も書いたことがありますが、こちらに気を遣わずに、新規の人をどんどん出しても構いません。
だだし、その場合は安価で、346・帝都のいずれかの所属になります。
また、>>55の人が言っているように、色々な考えをお持ちだと思いますので、そこは各個人の判断にお任せします。
サウザー「そういうことで、俺達以外の脇役キャストには、とことん死の制裁が待っていますから」
シュウ「せ、制裁はないだろう…」
レイ「酷いドラマだ……」
ユダ「人命を何だと思っている…」
シン「それ、俺達が言っちゃうの?」
サウザー「一応は『聖靴学園』よろしくホラーの体裁だからな」
サウザー「聖帝は優しいから、多少の見せ場は考えてあるのだ。多少な」
シュウ「他の生徒なんざ、台詞も無しに退場しそうな予感がするぞ…」
サウザー「フン…、サブキャストは所詮メインの引き立て役だ。華々しく散って舞台に花を添えろ」
ユダ「ならば、俺達メインは最後まで生き残るのだな?」
サウザー「……」
サウザー「……いや?」
ユダ「マジか……。捨て役のメインだけは御免だな」
シン「……」パラッ
シン「キャストは御伽公演の時の人数程か…」
レイ「場面がかなり分かれているな。入れ替わりが大変そうだが…」
サウザー「フフフ…、そこは総指揮である聖帝の腕の見せ所だから?」ニヤリ
シン「不安しかよぎらんな」
シュウ「全くだ…」
●安価
『飼い犬・番犬役』
人物
↓1
シュウ「しかし、『七不思議』か…」
サウザー「うん?」
シュウ「確かに七不思議といえばホラーの色が強いが、今回の話もそれに纏わるものなのか?」
サウザー「じゃあ、ホラー以外で…、例えば?」
シュウ「例えば………」
シン「例えば…、伝説の木の下での告白とか、鳴らない鐘が鳴ると結ばれるとか……」
レイ「……」ペラッ
ユダ「………」パラッ
サウザー「えっ…、なにそれ…。気持ち悪っ…」
シュウ「悪寒がしたぞっ……!」
シン「な、何ッ…!」
サウザー「まあ…、七不思議も当然用意してあるぞ?」
シュウ「……何故、それが台本に書いていないのだ? 肝心な要素だろう」
サウザー「フフフ…、サプライズというやつだ、聖帝サプライズ」
シン「お前、サプライズの意味分かってるのか……?」
ユダ「絶対嬉しくないサプライズに違いない」
シュウ「扉を開けると破顔したサウザーが出てくるとか?」
レイ「それは正直ホラーだな」
サウザー「お前らさ、俺を化け物か何かと思ってる? ちょっと悲しいよ?」
●安価
聖帝学園七不思議
(人名等は非記載でお願いします)
↓1、2
ユダ「……おい、サウザー……」
サウザー「なにかな?」
ユダ「この…、『エキストラ』って?」
サウザー「ああ…、それは修羅の猛者と聖帝軍で埋め合わせるつもりだ」
シュウ「……」
レイ「普通の役だよな? 通行人とか、その他生徒とか……」
サウザー「……」
サウザー「…いいや?」
ユダ「……」
シン「………」
シュウ「おい…、生きて帰れる希望が台本を読み進めるごとに薄れていくぞ…」
サウザー「フフフ…、その杞憂は貴様らだけだ。この俺は不死身だから、一切気に留める必要も無いしな…」
レイ「お前は退場しないのか?」
サウザー「………?」キョトン
サウザー「……えっ、何で?」
レイ「は?」
ユダ「おい。皆で結託して、まずはコイツから地獄に落とさないか?」
シュウ「や、やめろ! 物騒なことを言わず、全員で生還を目指そうじゃないか!」
●安価
『用務員・給仕役A』
↓1
サウザー「さて、大体頭に入れたかな? んー?」
レイ「いや…、全く…」
サウザー「はあん? 貴様ら今何読んでたの? お前ら4人とも後でふみふみの朝まで読み聞かせコースだよ?」
シュウ「お前…、私に朝まで起きていさせるつもりだったのか?」
シン「もう正直、読むのが怖いというか…」
ユダ「それ以外の心配で何も頭に入ってこない」
シュウ「……」
サウザー「まあいい…。明日の朝にもう一度確認するから」
ユダ「ところで…」
ユダ「余裕をかましているお前は、既にこれを網羅したのか?」
サウザー「フフフ…! この俺に台本など必要ない、あるのはアドリブ前進あるのみだッ!」
シン「!?」
レイ「お、お前が自由に動くなら、俺達も台本を読む意味が無いだろう!?」
サウザー「何故?」
ユダ「お前の馬鹿な暴走の対応に追わされるからに決まっているからだッ!!」バサッ!
サウザー「……」
サウザー「一理あるな…」
シュウ「(も、もうダメだ……)」
・・・・・
・・・
・
●安価
『親衛隊役』
人物
↓1.2.
鷹富士茄子の所属は、帝都グループが極貧設定のため、346所属ということにさせて頂きます。
ご了承ください。
所属するだけで貧乏脱出が確立されるのか…
・
・・・
・・・・・
=======
【龍崎薫】
【EXコミュイベント:『選択の時間』】
~~夜~~
(旅館 男部屋1)
レイ「おい、ファルコよ…」
ファルコ「?」
ファルコ「何の用だ? 麻雀の誘いか?」
レイ「……俺達は台本の把握で、そんな悠長なことを言っておれん…」
レイ「これから4人で、鷺沢文香のもとでチャートを叩き込まれる予定だ」
ファルコ「…まあ、俺には関係ない話だ」
レイ「……」
レイ「それと、今回俺がしたいのは、至って真面目な話だ」
ファルコ「………また怪しい相談か?」
レイ「別に怪しくはないが、貴様に問わねばならん」
レイ「貴様の事務所の経営状況だ」
ちひろ「当然の結果です!(ドヤァ」
>>478
本当に申し訳ありませんでした。
>1の裁量不足で設定の齟齬や矛盾があまり生じないように努めていますが、それでも扱いきれない場合もあるので、
今回は勝手に決めさせて頂きました。
申し訳ありません
ファルコ「……」
ファルコ「藪から棒に、不躾な話だな」
レイ「逆だな。寧ろ貴様らの品性を疑ったぞ、俺は…」
レイ「龍崎薫から、少しだけだが事情を聞いた」
ファルコ「龍崎から…?」
レイ「ユダの日常や、前回のイベントでも…、貴様と帝都の困窮をちらほらと伺っていたが…」
レイ「まさか…、あんな年端もない娘が、貴様らの懐事情を憂いていようとは…」
ファルコ「………そうなのか?」
レイ「我が耳を疑ったぞ。情けなくはないのか?」
ファルコ「説教か。軟弱な南斗の人間に懐事情でとやかく言われるとは…」
レイ「金銭面の問題ではない。彼女自身との付き合いに関してだ」
ファルコ「…全ては……」
ファルコ「天帝の御為。元斗皇拳と我が身はいくらでも泥に塗れよう」
ファルコ「…天帝の弱みを握る総督の命には逆らえんのだ…」
レイ「……」
レイ「お互い、無能な上司を持つと苦労するな」
ファルコ「まったくだ」
レイ「……一人だけ特別扱いをしたくはないのだが…」
レイ「それでも、関わった以上は放っておけん」
ファルコ「彼女のことか?」
レイ「ああ。彼女…、まだ9歳だろう?」
レイ「世紀末の世でもないこの世界において、他者のためにと幼い子供が身を削ろうとしている」
レイ「自分の幸せを考えず、貴様らを思う一身で仕事をする姿勢には胸はうたれるが…」
レイ「あの年にしてそれでは、あまりにも先行きが辛過ぎるだろう?」
ファルコ「……」
ファルコ「『献身』と『自己犠牲』は似て非なる物…」
ファルコ「彼女が幸せな道を歩めるならば、それが最良の選択だ」
ファルコ「貧乏な帝都グループであったとしても、お前達の南斗だとしても…」
レイ「…!」
ファルコ「……龍崎の意向に従おう。お前が話をつけるがいい」
レイ「…いいのだな?」
ファルコ「構わんが…」
ファルコ「もし龍崎が首を縦に振ったときは……」
レイ「俺達が彼女を引き受けよう」
ファルコ「移籍金はしっかり貰うからな」
レイ「…………ハイハイ…」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~20分後~~
(女子部屋前)
レイ「(……)」
レイ「(当初の予定は、胸を張れんような浅ましいヘッドハンティングのつもりだったが…)」
レイ「(彼女の事を思えば、身を案じずにはいられない)」
レイ「(龍崎薫には、本当の意味で幸せを掴んで欲しい)」
レイ「(他者へのためなどという理由ではなく、純粋な自分の夢を追って欲しい)」
レイ「(しかし…)」
レイ「(幼い彼女に言っても通じるだろうか…。薫は良くも悪くも純真で…)」
レイ「(いや、だからこそだ…!)」
レイ「(純真な子供だからこそ、ここでしっかりとした道を歩まなければ、自分を見失ってしまう可能性だって有り得るのだ)」
レイ「(無欲な尊奉など、子供の本来の有るべき姿ではない…!)」
レイ「(………)」
レイ「上手く言えるかは分からんが、彼女に伝えなければ…)」
レイ「よし……」
コンコン…
●安価
【龍崎薫との契約①】
コンマ奇数:引き抜き成功
コンマ偶数:引き抜き失敗。明日の収録へ
↓2
まだだ!まだ収録後の勧誘が…ある…よね?
ガチャ
レイ「…!」
アーニャ「あっ、プロデューサー…!」
レイ「アナスタシア、休んでいたところ申し訳ない…」
アーニャ「いいえ、どうしました?」
レイ「薫を呼んで来てくれ」
アーニャ「薫…、ですか?」
レイ「ああ」
アーニャ「薫なら…、スパーチ…」
アーニャ「今、眠ったところです」
レイ「……」
レイ「………」
レイ「…………」
レイ「ね、寝ちゃった…?」
アーニャ「はい」
レイ「ほ、本当に!?」
アーニャ「……?」
アーニャ「急用なら、起こしてきましょうか…?」
レイ「」
アーニャ「?」
レイ「い、いやいいッ! 大丈夫だ!」
レイ「よ…、夜も遅いしな…、今日は街中移動して疲れたんだろう。うん…」
レイ「用件はまた明日にしよう。明日は早いからお前も早く休め」
アーニャ「ううん…、それが…」
レイ「?」
アーニャ「私…、緊張しているのか、あまり、眠く無いのです」
アーニャ「良ければ……、少し付き合ってくれませんか?」
レイ「な、何が?」
アーニャ「ダー、少し体を動かせば、疲れて眠れると思うんです♪」
アーニャ「卓球、私、一度やってみたいです♪」
レイ「(た、卓球!? 今からッ?)」
レイ「……」
レイ「………」
レイ「よおしッ!! もう分かった!! もう何でも良いッ!!!」
レイ「朝まででも付き合ってやるぞ!! 南斗水鳥拳の真髄をお前に魅せてやる…!」
アーニャ「ヴィスョールィ♪ それは、楽しみです♪」ワクワク
レイ「………」
レイ「(台本の暗記が………)」
レイ「(………もういいか。あんな収録なんて……)」
【ノーマルコミュニケーション】
・・・・・
・・・
・
今日はここまで。また次回にお付き合いいただければ幸いです。
次回から収録開始です。よろしくお願いします。
乙
所属リストの更新しとくわー…先回菜々さんと蘭子の名前間違ってたわー
チョイ役(無所属)に出た子で名前付いてなかったのはそのままだけど>>1の回答次第で次回に反映させます
アイドル所属一覧(27.9.21 00:00現在)
・7610プロ (アイドル17名+社員2名+オリキャラ1機)
島村卯月 本田未央 神谷奈緒 北条加蓮 大和亜季
櫻井桃華 高垣楓 輿水幸子 高森藍子 姫川友紀
鷺沢文香 安部菜々 日野茜 岡崎泰葉 向井拓海
クラリス イヴ・サンタクロース
(社員枠) 橘ありす 池袋晶葉 Rin
・346プロ (アイドル28名+アシスタント1名)
渋谷凜 白菊ほたる 緒方智絵里 諸星きらり ヘレン
多田李衣菜 小日向美穂 及川雫 南条光 脇山珠美
三村かな子 村松さくら 大石泉 土屋亜子 難波笑美
高峰のあ 上条春菜 三船美優 西園寺琴歌 神崎蘭子
喜多見柚 財前時子 アナスタシア 市原仁奈 木場真奈美
十時愛梨 遊佐こずえ 鷹富士茄子
(社員枠) 千川ちひろ
・帝都グループ (アイドル4名)
上田鈴帆 龍崎薫 佐久間まゆ 前川みく
・SNK(修羅の国)局 (アイドル2名)
川島瑞樹 和久井留美
・無所属 (一般人7名)
双葉杏 依田芳乃 星輝子 藤原肇 吉岡沙紀
藤本里奈 CA(????)
・所属不明 (名前のみ登場2名)
野々村そら 首藤葵
>>499
一覧まとめ、お疲れ様です。感謝します。
大変見易く纏まっていて非常に素晴らしいのですが、細かい設定の指摘を幾つかさせて頂くと、
・吉岡沙紀は346プロダクション所属(上田鈴帆編で名前だけ、向井拓海編で普通に登場)
・SNK局の川島瑞樹と和久井留美は、彼女達の自己紹介(岡崎泰葉編、佐久間まゆ編)から察するに、アイドルでは無く社員の可能性が高い
・346プロダクション所属、服部瞳子の存在(高森藍子編で名前だけ登場)
・CAは相馬夏美(名前を隠した理由は特に有りません。申し訳ありません)
細部まで調査し、一覧を作って頂いて本当に有り難うございます。これからもお付き合いを宜しく御願いします。
【アイドルプロデュース 『聖帝学園の七不思議』】
※注意①※
『前置き』
(これは皆様に不快を与える恐れがある設定かもしれません。御了承願います)
・メインキャストは同学年設定につき、非敬語、敬称略で会話を繰り広げます
・六聖拳以外のキャラの性格や設定を安価で変更します。口調や趣向などが変わり、著しいキャラ崩壊を招く恐れがあります
・アイドルマスターシンデレラガールズのイベント『アイドルプロデュース 聖靴学園の七不思議』(このイベントでも退場(○亡)者が数名出ていた設定)を参考にした、ホラーの皮を被ったシリアスコミカルな話です
・キャラの退場にあたって、極力酷い描写が無いよう心掛けます。意見や指摘があれば参考、修正したいと思います
※注意②※
『撮影編の勧誘について』
・ドラマ収録ですので、退場したアイドルとも休憩カット中にて自由にコミュニケーションが可能です
・七不思議を一つ発見する毎に、休憩カットが入ります
・観光編から絆レベルと親愛度を引き継ぎます(判定数値に関しては>>178参照)
※注意③※
『キャラの所属について』
・このシリーズでは、
南斗「7610プロダクション」
北斗「346プロダクション」
元斗「帝都グループ」
修羅「SNK局(非芸能事務所?)」
の派閥に分かれており、皆さんの安価と>>1の都合で、多くのキャラが既に各所に所属しています
・また、「無所属(一般人)」のキャラも数名存在しています
・今回のイベントは、この内、「7610プロダクション」「346プロダクション」「帝都グループ」の三事務所からのキャスティングです
なので、「SNK局」「無所属(一般人)」のキャラが安価で選ばれた場合、申し訳ありませんが再安価としています
・また、>>1の設定に気を遣わず、新規のキャラ(SNK局所属、無所属一般人除く)を出して頂いても全然歓迎します。その場合は安価で所属を決めます
・しかし
「下手に新規のキャラを増やすとゴチャゴチャする」
「既存のキャラで肉付けした方が良い」
という皆さんの意見等も寄せられ、そういった意見も一理あり、>>1も理解しています
・ですので、キャラ追加に関しては皆さんの自由でお任せしたいと思います。宜しく御願い致します
・キャラの所属に関しては、>>499にまとめて頂いた一覧がありますので、参考にして貰うと有り難いです
※注意④※
『選択肢の正否』
・以前皆さんから、
「選択肢に正解が一つしかなく、選ばされている感じが否めない」
「選択肢が窮屈、つまらない」
という意見が寄せられ、>>1もまさにその通りだと反省し、以降は正否の垣根が極力無い様な選択肢作成を心掛けています
(たまに、正解と不正確が複数存在する選択肢(例:岡崎泰葉編終盤)や、明らかなダミーを1つだけ混ぜている選択肢を用意する時はありますが)
・基本、自由に選んで頂いて構いません。宜しく御願いします
※注意⑤※
『今回の勧誘』
・今回の勧誘はあくまで「前川みく」がメインなので、他3人の成功率は低い設定です(何故か他3の方が比較的順調ですが…)
・観光編が終わったので、以降は絆レベルをMAXにしてもEXコミュイベントは有りません
・親愛度をMAXにしても、数値は固定(STOP)しません。また、上限下限を越える事もありません
以上の、
>>503>>504>>505>>506
を踏まえた上で、次回は安価でのキャスト選考を致します。お付き合い頂ければ幸いです。
パソコンを買い換えるので、早ければ今週土曜、来週日曜に更新をします
・
・・・
・・・・・
======
(深夜 男部屋)
シン「……おい」
ユダ「ん?」
シン「結局レイは何処へ行ったのだ?」
ユダ「知らんな。あんな馬鹿が何処で油を売っていようが、この俺の知った所ではない」
シュウ「レイには申し訳ないが…、今は自分の事で手一杯だ」
シン「……」
文香「…それでは…」
文香「台本の復習を再開しても構わないですか?」
シン「あ、ハイ…」
シュウ「すまんな…、遅くまで付き合って貰って…」
文香「い、いえ。大丈夫です。私は超夜型なので…」
シュウ「……超夜型?」
ユダ「なんか…」
ユダ「良いな、超夜方って」
シン「そこはかとなくアダルトな響きが堪らん」
シュウ「同感だ」
文香「(……!?)」
文香「み、皆さん……?」
シン「ああ、スマンな…」
シン「役柄が男子高校生だから、ませると下品を大きく取り違えた会話に興じてみたのだ」
ユダ「あの年代の男子はこういった下らん会話で夜通し盛り上がる…、と高垣楓と姫川友紀から聞いたが?」
シュウ「我が息子もこういった日が来たのだろうか…」
文香「さ、さあ……」
シュウ「それにしても文香よ…、前々から聞きたかったことがあるのだが…」
文香「はい、何でしょう?」
シュウ「何故お前のあだ名はフミフミーなのだ?」
ユダ「界隈ではふみふみで通っているようだが、サウザーは何を思ってカタカナに変換したのだ?」
文香「言われれば…、何故でしょうね?」
シン「カタカナだと我等とシンパシーを感じるとか、ふみふみだと何か踏んでいる印象が強いからではないか?」
ユダ「どういう意味だそれは…」
シュウ「いや、ふみふみだと字を起こした時に見にくいからとか…」
文香「渾名は特に気にしませんが…、呼びやすいように呼んでいただければ幸いです」
ユダ「では、今後は我々だけでも文香かふみふみと呼ぼう」
シュウ「ふみふみ……、文香を踏んだらそんな音がするのか?」
シン「よし、少しやってみようか?」
文香「やめて下さい」
シン「冗談だ。はははは」
ユダ「成る程…、踏まれるのを拒否すると言う事は、ふみふみはSか」
文香「!?」
シュウ「そ、そうだったのか…」
シン「穏やかな見た目とは正反対だな…」
文香「み、皆さん……、その変な高校生のノリはもう切り上げましょう…」
ユダ「露骨に話題を変えたな」
シン「図星か」
文香「そ、そんなことはありません。ど…、どちらかといえば………」
シン「……」
ユダ「……」
文香「…………」
文香「……………」サッ
スゥゥ……
ユダ「!!!」ガタッ!
シン「ふ、文香が消えたぞッ!! おい、扉をふさげッ!」バッ!
======
(1分後)
文香「悪ノリしすぎです」
シン「面目ない」
ユダ「スマン」
文香「これ以上その下世話な話や詮索をするならば、私は部屋に戻ります」
シュウ「ほ、本当にすまない…。明日までに覚えなければいけないのだ…」
シン「しかし、これもあくまで男子高校生という役柄の模索でだな…」
文香「……」
シン「…………よし、台本の読み進めに戻ろうか」
文香「そうしましょう。初めにこのドラマの舞台ですが…」
ユダ「文香よ。ポッキー食べるか?」スッ
文香「あ、どうも…」カサッ
文香「今回の舞台は平凡な学校です。夏季休業明けの後期始業が幕開けで…」スッ
文香「そこに訪れぁア゛うッ…!?」ガリッ!
ユダ「……」
文香「……っ!」チラッ
ユダ「ぷっ…」
シン「ふみふみ、それはポッキーではない。悪戯用の鉛筆だ」
ユダ「相変わらず注意力が散漫だな。そのようではまたいつ転ぶか分からんぞ?」
シュウ「…」
文香「…………」
文香「……………」
スゥッ
ユダ「!?」
シン「ま、また消えたぞ! しかも今度は目にも留まらぬ速さで…!」
ユダ「近くにいる筈だ! おいシュウ、貴様が探せッ!」
シュウ「(何故私が……)」
ユダ「あの鉛筆を噛んだ後、口を開けっぱなしで信じられないといった面持ちでこちらを呆然と見ていたな」
シン「少しやり過ぎたか…」
======
(1分後)
文香「………」プクー
シュウ「す、スマン…。そうむくれないでくれ…」
シン「もう何もしないから、台本の読み進めに付き合って下さい」
ユダ「本当に申し訳ない」
文香「……次は無いですから」
シン「ああ…」
文香「ふぅ……」
文香「……今回の舞台は平凡な学校です。後期始業から幕開けで、そこに6人の転校生訪れる所から物語は動き始めます」
シュウ「6人…」
ユダ「とすると…、俺達5人以外のキャストが転校生役か」
文香「そうなりますね」
シン「転校生の女子か。本来ならば頗るテンションが上がる一幕だろうな」
もうPC買い換えたのかい?こっちは嬉しいから更新乙ですとしか言えんが
文香「しかし、その6人の女子転校生達は、とある秘密を隠しており……、計11名の生徒は学校に蔓延る怪奇現象…」
文香「もとい『聖帝学園の七不思議』を探索し、次々に命を散らしていくというお話です」
シン「……い、命を散らすのは、もう確定事項なんだ…」
文香「『運』が悪ければ、という事でしたが…」
ユダ「俺達の運なんて有って無い前提だからな…」
シュウ「致し方ない。精々安らかに昇天出来るように祈ろうか」
文香「(……)」
~~~~~~
文香『!! きゃっ……!』ドタッ
ケンシロウ『!!』
文香『や、槍…?』
晶葉『おおい、ケンシロウ!』
晶葉『その槍、一応本物だから気をつけてくれ! 文香、大丈夫か?』
文香『は、はい…。かなり驚きましたが…』
~~~~~~~
文香「……」
文香「(皆さん…、健闘を祈ります…)」
>>517
手っ取り早くオークションで落としました
シュウ「して、キャストの状況はどうなのだ?」
文香「あ、はい…」
文香「今のところ…」
━━━━━━━━━━
『★アイドルプロデュース・聖帝学園の七不思議★』
・メイン生徒:11名
・担当教師:佐久間まゆ
・サブ生徒C:岡崎泰葉
・サブ生徒D:ヘレン
・謎の犬:北条加蓮
・用務員:及川雫
・学園のアイドル(親衛隊付):輿水幸子
・親衛隊A:鷹富士茄子
・親衛隊B:白菊ほたる
・ジェイソン:遊佐こずえ
・エキストラ:聖帝軍及び修羅の皆様の協力
━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━
『★七不思議★』
・深夜の校庭にあらわれるジェイソン戦隊。視認した人間を狩り尽くすまで追いかけ続ける
・丑三つ時に12段の階段が13段に。そしてその13段目を踏みしめた瞬間足に大怪我をする呪い
・???
・???
・???
・???
・???
━━━━━━━━━━
シン「『ヘレン』って女…、地味に毎度毎度名が挙がってるな…」
文香「346プロダクションの筆頭戦力なのでしょうか…?」
シン「御伽公演ではナリを潜めていたが、その後のトークイベントでは奴の独壇場だったな。まあ、最終的に勝ったのは我がチームだったが…」
ユダ「フン…」
シュウ「お、おい…、学園のアイドルの親衛隊に『白菊ほたる』がいるぞ…」
ユダ「…俺達六聖拳でさえ奴のおかげで全員が重傷を負ったのに……、幸子の奴、下手を打つと死ぬんじゃないのか?」
シン「いや……、寧ろ『死に芸』ってやつで、美味しい見せ場が出来るのではないか?」
シュウ「ああ…、それなら問題は無いか」
文香「(可哀想に……)」
シュウ「……[『北条加蓮』が犬役か…」
シン「役はどうあれ…」
ユダ「名前が挙げられて本当に良かったな。奴も歓喜している事だろう」
シン「高垣楓や神谷奈緒と並び、『7610プロダクション内、安価で名前が挙がるキャラランキング』ぶっちぎりのワーストだったからな」
文香「そ、そんな不名誉なランキングがあったんですか……」
ユダ「その点でお前はかなり上位だぞ、喜べ。藍子と幸子のツートップには遥かに劣るが…」
シン「お前のような鈍臭い奴でもアイドルが務まるのだから、不思議なものだな」
文香「あ、ありがとうございます………」
文香「(名前が挙げられるのは喜ぶべき事なのか……、複雑な心境…)」
文香「(……というか…)」
文香「(まだ私の記憶もまだ思い出してないんですね……)」
シン「一番ネックというべきか…、気掛かりなのは…」
シュウ「エキストラだな…」
ユダ「も、もう少しまともに一般人公募とか実施しなかったのか?」
文香「あくまでキャスト全般は、三プロダクション内から募ったようですが…」
シン「サウザーの変なプライドか…」
ユダ「…」
シュウ「満足なギャラを払えるほど予算も無いのに、この豪快な自信は何処から来るのだか…」
文香「今回のエキストラ役ですが、実は一辺倒な物でなく、その活躍は幅広いと聞き及んでいますが…」
文香「(確か、他にも数名名前が挙がっていたような…)」
文香「(……果たして、誰でしたか…)」
●安価
『エキストラ』
人物名
※>>505参照
(無所属・一般人&ある一部のキャラのみ再安価)
↓1.2.3.
シン「ともあれ舞台が学園なら、もう少し生徒や教師の頭数を揃えても良いと思ったのだがな」
文香「メインで場面をまわす以上、あまり数が多すぎても難しいと思います」
文香「なにより…、それ以外の…」
ユダ「…『それ以外』?」
文香「……]
文香「まあ……、色々ありまして…」
文香「口止めがされている以上、私の独断で打ち明けるには……」
ユダ「……」
シュウ「頼む…。その色々を私達に教えてはくれないだろうか?」
ユダ「この台本は重要な部分が何も書かれていない。欠陥過ぎるのだ」
文香「た、確かに…」
シン「読むごとにストーリーが見えなくなる台本というのも珍しい」
ユダ「後生だ。今度、沢山本買ってあげるから」
文香「!! ほ、本当……、ですか…?」キラキラ
ユダ「お、おう……」
●安価
『養護教諭役』
人物名
※>>505参照
(既存以外でも可)
(無所属・一般人の場合&一部のキャラのみ再安価)
↓1.
文香「まずは養護教諭役…、平たく表現すれば医務室や保健室の先生といったところでしょうか?」
文香「その役には346プロダクションより、財前時子さんが配役されています」
シュウ「!!」
ユダ「財前…、あのサディストか……」
シン「あの性格で養護教諭が勤まるのか?」
シュウ「ううむ…」
ユダ「お前はあの女に散々甚振られていたからな。尻穴の傷が疼くか?」
シュウ「思い出させんでくれ……」
文香「他にはですね…」
●安価
『寮監役』
人物名
※>>505参照
(既存以外でも可)
(無所属・一般人の場合&一部のキャラのみ再安価)
↓1.
文香「寮監役には、こちらも346プロダクションの木場真奈美さんの名前が挙がっています」
シュウ「キバ……?」
シン「ああ…、トークイベントで創作料理に関して熱く語っていた女か」
ユダ「おお、人名か…。てっきり別のほうかと勘繰ったぞ」
文香「べ、別のほう……?」
シン「346に顕在する数少ない常識人の女だ。割とサウザーも好印象で話していたな」
シュウ「?!」
ユダ「あ、あの大人の女が苦手なサウザーが…!?」
シュウ「し、信じられん…! 何かの間違いじゃあないのか?」
●安価
『家庭科教師A役』
人物名
※>>505参照
(既存以外でも可)
(無所属・一般人の場合&一部のキャラのみ再安価)
↓1.
文香「あと、楓さんも何か役を賜っているそうで、明日こちらに出向くらしいですよ」
ユダ「おお…、高垣楓もようやく日の目を浴びたか…」
シン「人気と謳われる割に出番が最も少なく、長らく倦んでいた所だったろう」
シュウ「しかし…」
文香「?」
シュウ「彼女、来れるのか? あれだけビールを煽っていたのに…」
ユダ「確かに…、寮で飲んでいた時、ドラマ撮影に関しては知らない素振りを見せていたな」
シン「どうする? 痛風で来れないとかほざいたら…」
ユダ「当分は禁酒だな」
文香「か、彼女もプロですし…、体調管理の面はシビアなのでは…」
シン「あの事務所で一番無縁だろう」
文香「………」
●安価
『生徒役(?)』
人物名
※>>505参照
(既存以外でも可)
(無所属・一般人の場合&一部のキャラのみ再安価)
↓1.
ユダ「しかし、これだけ名前が挙げられても、大半は捨石なのであろう?」
シュウ「サウザーもキャストを退場させる気満々だったからな」
シン「『聖靴学園』よろしくホラーと銘打っていたが…」
シン「ホラーっぽい役職が『ジェイソン』しか名前が挙がっていないのはどういう事だ?」
文香「それは……」
文香「……」
シン「……なんだ…、何か核心を突くような事か?」
文香「いえ、そういう理由ではないのですが…」
文香「えっと……」
文香「ホラー系のキャスティングもされているハズですが、それは当日まで私も知らされていないのです」
シュウ「……」
ユダ「……」
シン「不安だな…」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~翌日~~
(本番当日 学校)
サウザー「諸君、おはよう」
サウザー「なかなか学ラン姿もサマになっているじゃあないか、んん?」
シン「新鮮というか…、少し着心地が悪いな」
ユダ「こんな品が無い服装で収録するのか…」
レイ「……」
シュウ「……」
サウザー「……うん?」
サウザー「何だ、二人はその格好はお気に召さなかったかな?」
シュウ「いや…、気に入らないというか、まず…」
レイ「何故俺達二人だけ、短ランにドカンなのだ……?」
レイ「しかも俺はそれは瓶底眼鏡って…、明らかにミスマッチだろう…」
シン「存外、似合っているぞ? 特にシュウはな」
サウザー「シュウ様はヤバイな…。殺しが日常生活に染み付いている出で立ちだぞ…」
ユダ「顔の傷も相まって、凄まじいヤンキーオーラだ。レイはもうダサすぎて帰ったほうが良いんじゃないかな?」
サウザー「ああ…、レイは肥溜めレベルだな。正直軽蔑する」
レイ「き、貴様ら……!」
シュウ「……」
サウザー「万事OKッ! さあ教室へ向かおうか!」
レイ「……お前達は先に行っていろ」
ユダ「ん?」
シン「俺達二人は、少し他の者の様子を伺ってから合流しよう」
サウザー「フフフ…、成る程?」
サウザー「勧誘のほうもそろそろ大詰めか。しっかりと全員引き込んでこなければ…」
サウザー「貴様らの椅子はきっちり処分するからな、無能共。いいな?」
レイ「任せておけ。全員から色よい返事を貰い受けるさ」
シン「今のうちに精々有能気分に浸っていろ。真の有能は誰か、貴様らに思い知らせてやる…」
●安価
1.レイが話しかける人物
2.発言・会話内容
↓1.2.
昨日は寝落ちしました。今日もゆっくり更新していきます
お付き合い頂ければ幸いです。よろしくお願いします
・
・・・
・・・・・
======
(校舎 玄関)
薫「おはようございまーすっ!」
レイ「おはよう。薫」
レイ「昨日は……、よく眠れたようだな。結構早めに寝たんだろう?」
薫「もちろん! ちょっと疲れてたから、ぐっすり寝れたよ!」
薫「お兄ちゃんは?」
レイ「俺は………」
レイ「(……夜遅くまでアナスタシアと遊んでいたとは言えんな…。真面目な姿勢の子に…)」
レイ「まあ、それなりだ。今日は頑張ろうか」
薫「うん♪ 今日はかおる、いっしょうけんめい頑張りまー♪」
レイ「……」
レイ「良い心掛けだ。今日から撮影とはいえ同じクラスメイトだけど…」
レイ「正直言うと学生役の経験が全然無いから色々教えを請うかも知れない」
薫「そうなの?」
レイ「その時はよろしくお願いしますね……薫センセイ」
薫「うん……?」
●安価
【コミュニケーション判定】
コンマ00~14:バッド
コンマ15~50:ノーマル
コンマ51~85:グッド
コンマ86~99:パーフェクト
↓1
【判定:バッド】
薫「センセイ…、せんせぇ…?」
レイ「?」
薫「かおるがせんせぇって、ううん…、どういうこと?」
レイ「ああ、それはつまりだな…、経験が乏しい俺は、薫を先生のように捉えて撮影に励むという事だ」
レイ「逆に、薫も勉強の一環として他の人を先生として参考に…、相互作用というか…」
薫「う~…???」
薫「よく分からないけど、かおるが『先生役』としてみんなに見られているってこと?」
薫「かおるもまだあまりドラマとかお芝居の経験ないし…、ううん…??」
レイ「あ…、いいや…、そういう意味ではなくてだな…」
薫「ま、いいや! もうそろそろ時間だから、かおる行くね?」
薫「今日は頑張ろうねっ! よろしくね~っ♪」ヒラヒラ
レイ「…ああ、よろしく」
タタタタタ…
レイ「……」
レイ「(イカンな…。昨日よく眠らなかったからか、頭が上手く働かん…)」
レイ「(もう少し噛み砕いて説明してやれば良かった物を…。余計に彼女を混乱させてしまったようだ)」
レイ「(撮影に悪い影響を与えてしまっても駄目だ。これ以上は変な事を言わないでおくか)」
レイ「(……)」
レイ「(本当にイカンぞ…、既に奴らに見得を切ってしまった以上、昨日からの流れは本当に良くない兆候だ…)」
・・・・・
・・・
・
●安価
【バッドコミュニケーション】
親愛度-(-30)
↓1
★龍崎薫:親愛度 -117/300
======
~~同時刻~~
(教室前)
みく「はー…」
みく「(き、緊張してきたっ………、が、ガラにも無い…!!)」
みく「(アイドルになって、初のドラマ撮影…)」
みく「(ここで良い演技を披露して、関係者にもみんなにも、とにかく注目されないと…)」
みく「(まだ新人なのに、折り良く恵まれた絶好の機会…)」
みく「(アイドルとしての第一歩…、絶対成功させるにゃ!)」
みく「(……ふぅぅ…)」
みく「(………)」
みく「(だ、駄目だ……あ、足が震える…)」
シン「前川みくよ」
みく「っ?!」ビクッ
シン「な、何だ…。話しかけただけでその驚きようは…」
みく「い…、いきなり後ろから話しかけないで欲しいにゃあ! 貴方達南斗の人はみんなそうだけど…!」
シン「……」
●安価
シンの発言
↓1
シン「そうか…。配慮足りなかったな。ボランティア精神あふれる心優しき男なのに、情けない…」
みく「あ、いや…」
みく「(ていうか、まだ間違った記憶の事言ってるんだ…)」
シン「気を悪くさせた事については詫びよう。だが緊張しているのか表情が硬い気がするのは俺の錯覚か?」
みく「あ、貴方でも分かるくらい表情が張付いちゃってるのかにゃ…、今のみくは…」
みく「なにぶん、抜擢されたのは嬉しかったけど、如何せん経験不足は否定できないし…」
みく「少し、自信が無いかも…」
シン「それは仕方ない事だ。自分を責める必要は無い。いつもの貴様らしく素のまま振る舞えばいいんだ」
みく「素のまま…?」
シン「今回の設定は御伽公演と同様、演者の個性を重視したアドリブ形式だ。無論、あの劇を成立させるには熟練した役者の高度な連携が不可欠だったが…」
シン「しかしあの公演と違う点は、これが収録という事だ。何度でもやり直しが聞く」
シン「貴様は新人なのだ。新人は新人らしく振舞え」
シン「思う存分にやるがいい。若い者は、それくらいの無茶と失敗は付き物だろう」
シン「貴様が下手を打ったら、フォローはボランティア精神あふれる俺が受け持とう」
みく「……うん」
みく「貴方がボランティア精神あふれているかどうかは置いておいて、素のまま演じるっていうのは少し納得したかも」
シン「そうか…、それなら良いのだ」
みく「肩肘張らず、みくはみくらしくやってみるにゃ! ありがとう♪」
シン「……というか…」
シン「何故、貴様はいつも一言多いのだ…」
みく「貴方も乱暴じゃなくて、今の記憶のまま他人に健気な姿勢だったら、みくも少しは見直すかもしれないけどにゃ~?」
シン「ハア? 今のままだと……?」
・・・・・
・・・
・
●安価
『前川みくとの絆レベル』
コンマ00~29:NORMAL(★1)
コンマ30~79:GOOD(★2)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
【現在一覧】
●前川みく
絆レベル【★★☆☆☆】2/3
●龍崎薫
親愛度 -117/300
●アナスタシア
絆レベル【★★★☆☆】2/3
●十時愛梨
絆レベル【★☆☆☆☆】0/3
━━━━━━━━━━
『★アイドルプロデュース・聖帝学園の七不思議★』
・メイン生徒:11名
・担当教師:佐久間まゆ
・家庭科教員:高垣楓
・養護教諭:財前時子
・寮監:木場真奈美
・サブ生徒:岡崎泰葉、ヘレン
・サブ生徒(?):櫻井桃華
・謎の犬:北条加蓮
・用務員:及川雫
・学園のアイドル(親衛隊付):輿水幸子
・親衛隊A:鷹富士茄子
・親衛隊B:白菊ほたる
・ジェイソン:遊佐こずえ
・他:多数登場予定
・エキストラ:クラリス、安部菜々、難波笑美、及び聖帝軍及び修羅の皆様の協力
━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━
『★七不思議★』
・深夜の校庭にあらわれるジェイソン戦隊。視認した人間を狩り尽くすまで追いかけ続ける
・丑三つ時に12段の階段が13段に。そしてその13段目を踏みしめた瞬間足に大怪我をする呪い
・???
・???
・???
・???
・???
━━━━━━━━━━
【アイドルプロデュース『聖帝学園の七不思議』】
●>>503-506参照
●>>503-506参照(重要)
●劇中でも絆レベル、または親愛度が上がる可能性があります
●親愛度の加減等に関して、選択肢等に正解・不正解はあまりありません
●しかし、今回のドラマの性質上、展開は安価にかなり左右されます
●ですので、大きく展開が左右される場面においては、こちらも予告します
★重要★(あまり使う場面は無いと思いますが、一応の救済措置設定)
↓↓↓↓↓
●ドラマですので撮り直しが可能です。展開をやり直したい場合は安価で『先程の場面を撮り直し』等、明記して下さい
●その場合、多数決で是非を決めます
●可決された場合、一つ前の安価の場面から安価を取り直します
●しかし撮り直しの人物によっては、絆レベルや親愛度が下がる場合があります
・
・・・
・・・・・
『郊外の一角、やや殺風景な町並みのなか、そこに一つの高校がありました』
『帝立聖帝学園。文武両道を謳いながら、全国区に体育会系部活強豪校としてその名を轟かせる男女共学校であり……』
『しかし奇妙な事に、女子生徒の比率が圧倒的に少なく、勉学に励む男子生徒は参考書の代わりに、少年誌のラブコメ漫画を読み漁り悶々としていた日々を送っていました』
『その中の3-3組……』
『女子に飢えていた男子生徒5名の元に、6名の女子生徒が転向してくる一幕から物語は始まります』
『学校に潜む七つの謎と、それに関係する6名の女子生徒が抱える秘密…』
『そして健全な男子高校生達が織り成す、生き残りを賭けた青春ストーリーが今、幕を開けるのでした』
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
(3-3教室)
ガラッ
サウザー「おはよう」
レイ「……」
サウザー「何だ貴様ら…、人が挨拶しているのに…」
サウザー「凝りもせず、またそんな不埒な本を読んでいるのか?」
レイ「ああ? 何を言う、『いちご100%』は男子高校生のバイブルだ」
シン「感性が古いな。今、最も勢いがあるラブコメは『ニセコイ』だろう?」
サウザー「…そんな女々しい漫画は目が腐る。気が狂っているとしか言いようが無い」
ユダ「語るに落ちるとはこの事だな、ええ?」
ユダ「貴様が鞄に潜ませている、その何とかイチゴ味というのもカバーで巧妙に繕ったエロ本の類なのだろう?」
サウザー「ち、違うし…。これは自伝みたいなもんだし……」
サウザー「というか貴様も大っぴらに『監獄学園』なんて読んで、恥ずかしとは思わんのか?」
ユダ「フン…、この教室に男子しかおらんのに、何の体裁を取り繕う事がある?」
ユダ「それに…」チラッ
ユダ「奴に比べれば、俺の『監獄学園』なんざ子供騙しのような物だろう…?」
サウザー「…!」
レイ「あ、ああ……」
シュウ「……」
シュウ「………」パラッ
シン「あの所業は俺でも恐ろしくて真似出来ん…。奴は俺達より遥か高みにいる猛者だ」
サウザー「み、見るのも恥ずかしいというか…、猥褻過ぎて目に入れたくも無いというか…」
ユダ「教室の真ん中で、人目も憚らずあんなに大仰に、『ふた」
ガラッ
まゆ「おはようございます♪」
レイ「……」
シン「………」ペラッ
まゆ「皆さん……、思春期なのは分かりますが、そんな青少年に悪影響を与える本はせめて先生がいる間だけでも仕舞って下さいねぇ」
サウザー「あ、悪影響…!?」
まゆ「では、HRを始めましょうか。今日は皆さんに嬉しいお知らせがありますよ?」
南斗DE5MEN(メイン生徒A)
http://i.imgur.com/taP4DUV.png
佐久間まゆ(担任教師)
http://i.imgur.com/UJkk3Jb.jpg
まゆ「なんと、このクラスに今日付けで転校生が来ます♪」
シュウ「……」バサッ
シュウ「転校生?」
レイ「シュウ…、シメるのはやめておけよ」
サウザー「貴様のその…、エロ本を恥じらいもせず晒す態度のせいで、転校初日に人間不信に陥ったら可哀相であろう?」
まゆ「ふふっ…、その転校生というのは、実は…」
まゆ「全員………女の子ですよ?」
バサバサッ! ドサッ!
ドカッ!
サウザー「ぬうっ!?」
レイ「せ、先生! サウザーの馬鹿が凝りもせずまた破廉恥な漫画をダースで持ち込んでますッ!」
ユダ「品性を疑うな」
シュウ「あんな大っぴらに机に広げて…。同じ男子と思われたくないな」
シン「正直軽蔑する。というか、もう出て行って欲しいなーってシン思うの」
サウザー「き、貴様ら…っ!」プルプル
サウザー「転校生が女子と聞いた途端、一斉に持っていたエロ漫画を俺にパスするとか、性根が腐ってるぞッ!!」
サウザー「そこまでして女子に媚を売りたいのか、貴様らは…!」
まゆ「じゃあ、早速入ってきて貰いましょうか♪ まずは…」
サウザー「ちょっと待て貴様ッ!! せ、せめて隠す時間を……!」ゴソゴソ
●安価
『メイン生徒Bの性格・気性等』
(そのままでも可。その場合はその旨を記載して下さい)
1.アナスタシア
2.向井拓海
3.高森藍子
↓1.2.3.
高森藍子(メイン生徒)
http://i.imgur.com/ooGFN7C.jpg
アナスタシア(メイン生徒)
http://i.imgur.com/i003HTt.jpg
向井拓海(メイン生徒)
http://i.imgur.com/vguQH9U.jpg
ガラッ
アーニャ「…」
拓海「………」ビクビク
藍子「……」
まゆ「一人目はアナスタシアちゃんです。両親の都合で海外から日本に引っ越してきました」
アーニャ「ええと…、ミニャ、ザブートゥ、『アナスタシア』…」
アーニャ「ラートゥ、スヴァーミィ、パズナコーミッツァ」
シュウ「外国人…!」
ユダ「白い肌と紺碧の瞳の色がとても美しい……、し、しかしロシア語しか話せんのか?」
アーニャ「あ…、よろしく、お願いします」
ユダ「(普通に話せるのか…)」
まゆ「二人目は向井拓海ちゃんです。彼女は女子高からの転校で、少し男子に馴染みが無いので、優しく接してあげて下さいね?」
拓海「む、向井です……。そ、その、どうぞ、よろしく…、おねがいシマス……」モジモジ
シン「問題無いです! 俺達全員、人情深くて心優しいジェントルマンなんで」
レイ「よろしくお願いします! まずはお友達から始めましょう…!」
拓海「は、はい……」
まゆ「三人目は……、あれっ?」
藍子「あ、自己紹介とか別にいいっす。こんな醤油顔共と馴れ合う気ィないんで」ドサッ
サウザー「……」
まゆ「あ、あの…、藍子ちゃん? 机から足を降ろしましょうね?」
藍子「………」クチャクチャ
サウザー「な、なんだこの時代錯誤のロングスカート女は……」
藍子「アァン?」
サウザー「おい、コイツだけタイムトンネルでも通ってきたのか?」
藍子「そりゃあそこの青ロンゲ二人も同じだろ。なんだそのクソだっせードカンズボンは…」
藍子「忍者かよ…。タイムマシンでも使ったのか? アハハハ!」
レイ「……」
シュウ「だ、ダサイ……?」
●安価
『メイン生徒Bの性格等』
(そのままでも可。その場合はその旨を記載して下さい)
1.十時愛梨
2.前川みく
↓1.2.
細かいことですが、ご了承ください
●連投により再安価
>570
『そのまま』
『メイン生徒Bの性格等』
(そのままでも可。その場合はその旨を記載して下さい)
1.十時愛梨
↓1
腐属性
連投でなく、連取りでした。
細かいことですが、ご了承ください
●連取りにより再安価
>570
『そのまま』
『メイン生徒Bの性格等』
(そのままでも可。その場合はその旨を記載して下さい)
1.十時愛梨
↓1
前川みく(メイン生徒)
http://i.imgur.com/BWAWkoL.jpg
十時愛梨(メイン生徒)
http://i.imgur.com/zCs74ME.jpg
まゆ「四人目は十時愛梨ちゃん。彼女も女子高からの転入です、よろしくお願いします♪」
愛梨「始めまして、十時愛梨ですっ! 憧れの男女共学校…、ふ、ふふふ…!」
愛梨「み…、皆さんとは、是非とも仲の良い所を見せて頂きたいです、よろしくお願いしますっ!」
レイ「よろしくお願いしま………す…?」
シン「な、仲の良い所を見せて頂く…?」
愛梨「私のことはお構いなく♪ 居ないものと思って、存分に殿方達で青春を謳歌して下さいっ」
サウザー「な、何を言っているんだ、この女は……?」
みく「(……みんな、凄いにゃあ。打ち合わせも無く、多様な役作りにチャレンジするなんて…)」
みく「(み、みくも見習わなきゃ…!)」
まゆ「五人目は前川みくちゃんです、これから一緒に勉強に励みましょう♪」
みく「!!」
みく「あ…!」
みく「ま、前川みくですぅ、よ、よろしくお願いします~っ☆」
サウザー「……」
シン「………」
みく「(あ、アレ……、誰もツっこんでくれない…)」
みく「う…、ううんとぉ…」
みく「こ、この部屋あ、暑くないですかぁ? ぬ、脱ぎたくなってきました~…」
愛梨「(…?)」
レイ「」
シュウ「……」
シュウ「…クーラー付けましょうか?」
みく「あ、はい。お願いしますぅ………」
ユダ「よし、六人目行こう!」
●安価
『メイン生徒Bの性格・気性等』
(そのままでも可。その場合はその旨を記載して下さい)
龍崎薫
↓1
まゆ「六人目の龍崎薫ちゃんは……」
まゆ「ちょっと遅れて来るそうで、今はまだ来ていないので、先にHRから…」
ガッシャーン!
まゆ「!!」
サウザー「ッ!?」
シン「ま、窓が…!?」
薫「っはー! ちこくだぜぇーーーっ!!」バサッ
まゆ「か…、薫ちゃん…!?」
レイ「な、何だこの女は!?」
ユダ「窓を蹴破って来るとは、一体…?」
薫「まゆせんせぇ、遅刻してごめんなさいっ!」
薫「今日からこのクラスでべんきょうさせていただく、龍崎薫です!!!」
薫「どうぞよろしくッ!」ビシッ!
シン「……」
サウザー「う、うむ……よろしく……」
シュウ「や、野生児か何かか…?」
まゆ「」
まゆ「……ハッ!」
まゆ「は、はい、じゃあ今日からこの11人で平穏無事に過ごして下さいね…?」
まゆ「転校生の皆さんの席ですが……」
藍子「……」ジャラジャラ
まゆ「あ、藍子ちゃん? 鎖はしまって下さいねぇ?」
まゆ「ええっとぉ…、藍子ちゃんはもう勝手に座っちゃっているので…」
龍崎薫(メイン生徒)
http://i.imgur.com/RSRav3A.jpg
レイ「(せ、席決め…ッ!)」
シン「(これは重要だ…、兎に角誰かとお近付きに…!)」
サウザー「フフフ…、聖帝のここ、空いてますよ?」ポンポン
みく「……?」
みく「その…、鞄からはみ出している漫画はなんですかぁ?」
シュウ「!!」
ユダ「!!」
サウザー「ああ、これ…?」スッ
ドサドサッ
みく「!?」
みく「(ひ、卑猥な漫画にゃ……!)」
拓海「ウ゛っ…!」
アーニャ「……///」
薫「?」
愛梨「あれえ、駄目ですよっ! 女の人の本なんて読んだら…!」
愛梨「もっとこう…、男同士のあられもない姿が所狭しと載っている漫画とか…」
まゆ「」
みく「」
サウザー「フフフ…、聖帝の隣、空いてますから?」ニヤリ
みく「じ、じゃあ……」
サウザー「……」ニヤニヤ
みく「………」
みく「みくはシン君の隣でぇ…」
シン「お目が高い…。どうぞよろしく」
アーニャ「オーチン、プリャートナ…、ユダ?」
ユダ「ふふふ…、何言っているか全然分からん」
拓海「あ、あの……と、隣、い、良いですか……?」
シュウ「ああ。構わないが…」
愛梨「じゃあ私はここでっ♪」
レイ「ようこそ、男の花園へ。君の望むものなら何でも応えよう」
愛梨「本当ですかっ? じゃあ…」
サウザー「……」
サウザー「………」
薫「せいてぇ君っ! かおると仲良くしてね?」ビシビシ!
サウザー「フフフ…、まあいい」
藍子「(………)」
まゆ「席も決まった事ですし、新しい時間割を配りますね?」
月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓
1限┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃
━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
2限┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃
━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
3限┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃
━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
4限┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃
━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
5限┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃
━━╋━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
6限┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃道徳┃
━━┻━━┻━━┻━━┻━━┻━━┛
レイ「……」
シン「せ、せんせぇ……??」
まゆ「はぁい?」
ユダ「ど、道徳しか無いのは…、印刷ミスかな?」
シュウ「刑務所か、ここは…」
まゆ「今学期はじっくりと貴方達に道徳心を教え込まなければならないと、責任を感じたので…」
サウザー「俺は健全なので、不健全の他4人だけにして下さいッ!」
まゆ「うふふっ…、貴方もですよ?」
サウザー「フハハハハ、ご冗談を……」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
【休憩中】
レイ「……ひとまず、自己紹介シーンは全員済んだな」
シン「次はいよいよ探索に入るのだろう?」
レイ「らしいな。だが…」
シン「何か気掛かりか?」
レイ「……いや、開幕犠牲者が居なかっただけでも幸いだ…」
シン「………せめて俺達は生き残りたいな。死ぬのは痛そうだ」
レイ「(紐無しバンジーでも死ななかった奴が何を言う…)」
シン「しかし休憩といっても、慎重なものだな」
レイ「?」
シン「ミスが無ければぶっ通しで撮影でも良い位なのに、少し慎重すぎるのではないか?」
シン「他のキャストも大勢居るのだろう?」
レイ「…それは…、他のキャストの準備もあるのではないか?」
レイ「それにだ…。体力だけが取り柄の俺達が大丈夫でも、他の女性の体力や新人達の精神も持たんだろう」
レイ「適度な休憩はやはり必要だ」
シン「そういうものか…」
レイ「まあ、暇なのには変わりは無いがな」
シン「この時間は本来何をすればいいのだ?」
レイ「体力の温存と回復以外に、一体何がある?」
シン「ふむ……」
シン「他の役者の様子見とか…」
レイ「……」
レイ「成る程……、それは良い考えだな」
・・・・・
・・・
・
●安価
『レイの行動』
1.会話する人物
2.発言
↓1.2.
昨日は寝落ちしました。今日もゆっくり更新していきます
お付き合い頂ければ幸いです。よろしくお願いします
・
・・・
・・・・・
======
【休憩中】
レイ「さっき男同士の漫画とか言っていたが、ヤンキー漫画が好きなのか?」
愛梨「……?」
愛梨「…………あっ?」
愛梨「あ、ああっ…! いえ、男同士の漫画だからヤンキー物とは限らないとは思いますケドぉ…」
レイ「まあ、そうだな。では一体…」
愛梨「そうですね……、私の役柄が『腐属性』となったからには、察してくれるとありがたいですっ」
愛梨「私もあまり造詣は深くないですし、浅い知識でやっているのですが…」
愛梨「もしかして………、お、怒って……、ますかぁ…?」
レイ「ん?!」
レイ「い、いや…、何故そうなる? とりわけ糾弾しているわけでも知識に疑いを持っている訳でもないが…」
レイ「ただ単純に興味本位でだな…。フゾクセイ…?」
愛梨「こういうジャンルの言葉って偏見を持たれやすいし、私自身、あまり得意じゃないんですっ……う、ううぅ~…///」
レイ「そうか…、お前にも苦手な事があるのか……」
レイ「……」
レイ「(腐属性……。それにまつわる漫画とは一体……?)」
レイ「(ひょっとして…、以前ユダとサウザーが○内Pの話をしていた時の……アレか…?)」
・・・・・
・・・
・
●安価
『十時愛梨との絆レベル』
コンマ00~29:NORMAL(★1)
コンマ30~79:GOOD(★2)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
●十時愛梨との絆レベル
【★★★★☆】0/3
コミュニケーション結果:PERFECT
======
【休憩中】
みく「ちょ、ちょっと…!!」
シン「うん?」
みく「何であの時、みんな一斉に無反応になったの!?」
みく「何が『フォローしてやる』にゃあ!? み、みく、顔から火が出るくらい恥ずかしかったよっ!!」
シン「ああ…、先程の自己紹介か」
シン「アレ…、何? 何を狙ったのだ?」
みく「て、『天然系おっとり』………」
シン「ああ…、そう」
みく「(む、無関心…!?)」
シン「てっきり猫キャラ推しで望むかと思ってたのでな…。全員、普段とのギャップに呆気にとられたのだろう」
みく「………」
みく「で、でもNG出なかったから、このまま行っても良いって事……かにゃぁ?」
●安価
シンの発言
↓1
シン「ならいっそ、転校デビューを目論んでキャラ作りしたものの失敗したキャラでいったらどうだ?」
みく「!」
みく「まあ…、そういう手も確かに有るかもしれないけど…」
みく「でも、このドラマにそんな暇とかあるのかにゃあ…?」
シン「知らんな。俺達も詳細までは知らされていない」
シン「ただ、お前のあの『天然系おっとり』キャラもなかなか良かったと思うぞ。後半は誰かと被っていた印象を拭えなかったが…」
シン「とても可愛らしかったのではないか?」
みく「ホントに?」
みく「で、でも何故疑問系なの?」
シン「さあな」
みく「な、何ソレっ! 腑に落ちないというか、煮え切らない発言ばっかり…!」
・・・・・
・・・
・
●安価
『前川みくとの絆レベル』
コンマ00~29:NORMAL(★1)
コンマ30~79:GOOD(★2)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
↓1
ミクニャンハカワイイデスヨ?
●前川みくとの絆レベル
【★★★★☆】2/3
コミュニケーション結果:GOOD
・
・・・
・・・・・
=======
【撮影再開】
(昼休み 教室)
ガラッ
まゆ「あら……?」
まゆ「皆さん、何をしているんですかぁ? 仲がヨロシイのは良い事ですが…」
レイ「ああ、これスか?」
まゆ「机を男女で向かい合わせて…、これはまるで『フィーリングカップル5vs5』みたいですねぇ♪」
ユダ「(……以前、確か安部菜々から聞いた事があるな、ソレ……)」
シン「合コンみたいで素敵じゃないですかッ! 実践する前に世界が核の炎に包まれたから、平和な世界で一度やりたかったんですよッ!」バン!
サウザー「もちろん、センターは俺ね?」
まゆ「…じゃあ、先生は教卓から観察していようかな…?」
======
(5分後)
アーニャ「シュトー、エタズナァチツ…、これは……?」
拓海「あ、あの……、何ですか、これ……?」
サウザー「フハハハハ! さあ、好きな場所に座れ!」
レイ「全員分の机と席を合わせ、仲睦まじく昼を過ごし、親睦を深めようじゃないか……!」
みく「あ、はぁい…。じゃあお言葉に甘えて…」スッ
愛梨「お邪魔しますっ♪」ガタッ
シン「………」
シン「薫と藍子は何処だ?」
みく「薫ちゃんならぁ、先程学食を見学に行ってましたよぉ?」
拓海「あ、藍子さんは……、鎖を振り回して周囲を威嚇しながら……、一人で歩いている所を廊下で、み、見ました…」
サウザー「ふうん…。薫はともかく…」
ユダ「あ、藍子の方は何だ、一体…。結局誰とも席を合わさんし…」
シュウ「孤独を美徳とでも履き違えているのだろう。昭和のスケバンチックな格好で、何を考えているのか分かったものではないが…」
レイ「それ…、昭和のヤンキーファッションのお前が言うんだ…。いや、俺も同じ格好だからあまり偉そうに言えないけど…」
●安価
1.発言・質問者と、それに答える人物
2.内容
↓1.2
シュウ様がたくみんに対して
申し訳ありません。細かい事ですが、ご了承下さい
ルールに関しては、>>6をご覧下さい。
以前に連取り・連投に関して少し荒れた事があるので、以降極力気を払っています
●連取りにより再安価
>601
1.発言・質問者と、それに答える人物
2.内容
↓1.2
シン「では…、前川さん?」
みく「はぁい♪ 何ですか~?」
シン「君の好きなものは何ですか?」
みく「そうですねぇ、私は…」
シン「俺の一番好きなのはキレイな女のk……じゃなくて! …ぬこ! いや! 猫! 猫が好きなんですヨ!」
シン「この中で一番麗しい容姿を持つ前川さん…、それに近しい物を貴方から感じました!! 俺達、とても上手く良くと思うんです!」
シン「もうぶっちゃけ言うと、お友達から始めましょう!」
みく「え、あ……えっ??」
みく「そ、そうですねぇ…? わ、私も動物の中では猫は好きですけど……」
ユダ「……」
シュウ「……」
サウザー「………」
レイ「あれぇ、シンお前……?」
レイ「お前の鞄から…、何かはみ出してるけど…、それ何? 何の漫画?」チラッ
シン「!!!!」
シン「こ、これは……!」
サウザー「おお? 何かなソレは…? ちょっと女子全員に見せてみろ…」ガサガサ
シン「ばっ…! やめろッ!!」ガタガタ
●安価
1.発言・質問者と、それに答える人物
2.内容
↓1.2
連取りですが、人が居ないのでこれで進めます。
アーニャ「それでは…、レイ……君…?」
レイ「ああ、呼び捨てで全く構わないです」
アーニャ「ヴィ……、アー…、ヴァズリューブリェンナァ、リュボービ……ヤーハチュー、イエースチェ……?」
レイ「ああ成る程…、ずばり『貴方はとても素晴らしい男性です』ですね?」
アーニャ「恋人と一緒に、食べたい料理など…、ありますか?」
ユダ「全く違うぞ、このエセ通訳……」
レイ「恋人……まずそれは全男子生徒の憧れですね…」
レイ「食べたい料理……、仮に恋人が居て、一緒に食事を共に出来るなら、それだけで僕は心が満たされますっ!」
レイ「何を食べても、好きな人と一緒なら幸せの味がすると思います!」
ユダ「(き、キモっ……!)」
アーニャ「なるほど…、それはいい事を聞きました、素敵な考えだと、私は思います」
レイ「ま、マジですか…!?」ガタッ
サウザー「あーキモ……全身に鳥肌が立ったわ…」ボリボリ
シュウ「鞄にいちご100%を忍ばせてる奴の台詞じゃあないな」
レイ「!!」
アーニャ「イチゴ100%……?」
レイ「あ、ああ! レシピですッ! 後輩から貰った料理の本ですッ!!」
●安価
①『アナスタシアとの絆レベル』
コンマ00~29:NORMAL(★1)
コンマ30~79:GOOD(★2)
コンマ80~99:PERFECT(★3)
②『発言者』(注意)
1.アナスタシア
2.向井拓海
3.前川みく
4.十時愛梨
↓1.2.
4
●アナスタシアとの絆レベル
【★★★★★】3/3(MAX→親愛度へ移行)
コミュニケーション結果:GOOD
愛梨「じゃあ、答えるのは誰でも良いんですけど…、次は私が質問しても良いですか~?」
サウザー「どうぞ?」
シン「恋人の有無かな?」
シュウ「好きなフェチポイントかな?」
レイ「二の腕」
愛梨「えへへ、じゃあですね~…?」
愛梨「他校生の私でも知っていた、この学校の噂なんですけどぉ…」
愛梨「この学校に『七不思議』があるって………本当ですか??」
『転校生の一人、十時愛梨がその物騒な単語を口に出した瞬間、一見和やかに感じられた空気が、一瞬で凍りつく』
『その反応は極端に分かれた。男子生徒は聞き覚えが無いような表情でお互いの顔を見合わせ…』
『転校してきた女子生徒は、男子の反応をそれぞれ伺い、品定めしている仕草にも感じられる』
『一方、その会話の一部始終に耳を傾けていた担任もまた、その言葉を聞いて動揺の色を隠せないようだった』
レイ「七不思議…?」
シュウ「初耳だな。なんだそれは…」
ユダ「オカルトの類であろう? どうせ暇な生徒が適当に作った噂に過ぎん」
シン「して、何故そんな事を俺達に聞くのだ?」
愛梨「いいえ、ただなんとなくですよ~?」
レイ「この学園の七不思議か…。在校している俺達が知らんのに、他校ではある程度知られているのか?」
愛梨「私も友達から聞いたんですけど、この時期になるとその七不思議の怪異を目の当たりにする生徒が増えて…」
愛梨「ある人が言うには『一つでも関われば呪われ、全ての謎を一週間で解き明かさねば死ぬ』……とか…」
愛梨「またある人は『全ての謎を見つけたら、その人物には途轍もない幸福が訪れる』とか……」
シン「ふん…」
シン「聞けば聞くほど馬鹿馬鹿しくて胡散臭いな」
ユダ「そういうのは小学生で卒業だろう。愛梨、君はひょっとして物好きなオカルターか?」
愛梨「ちょっとミステリアスというか、ロマンチックで素敵じゃないですかっ♪」
シュウ「ろ、ロマンチックとな?」
愛梨「ふふっ♪ 確かに七不思議と聞けばホラーとかオカルトの印象が強いと思いますけどぉ…」
愛梨「私が聞き及んでいる噂は、とっても面白そうな話でしたよ~♪」
サウザー「(………)」
まゆ「(………)」
愛梨「もし暇だったら、今日の放課後あたりに…」
愛梨「私と一緒に調べてくれる人とか……居ないですか~?」
●安価(超注意)
放課後、十時愛梨と探索する人物
↓1
サウザー
サウザー「面白い…、その噂に、少しだけ興味が湧いたぞ」
サウザー「真偽の程は分からんが、退屈凌ぎにはなるだろう。乗ったぞ、愛梨君?」
愛梨「ほ、本当ですか! ありがとうございますっ!」
アーニャ「(……)」
拓海「(……)」
みく「……?」
シュウ「一番興味を示さ無そうな奴が名乗り出たな…」
サウザー「ううん? ひょっとして怖いのか? シュウ様?」
シュウ「馬鹿を言え、そんな眉唾物…、というより、幼稚な話なんてネタ程度に聞き流すのが丁度良いのだ」
サウザー「フフフ…、ところで皆さん?」
ガタッ
サウザー「机の中に、スイッチが入っているのに気がつきましたか?」スッ
レイ「え?」
アーニャ「!」
拓海「ほ、本当ですね……、な、なんですか、コレ…」
ユダ「よくテレビで見かけそうな赤いスイッチだな。何時の間に俺の机に…」
シュウ「なんだ、これは……。押したら何が起こるのだ?」
サウザー「フフフ……! 誰か押してみない?」
●安価(超注意)
1.スイッチを押す人
2.起こる出来事(奇数で実行。偶数でアウト)
↓1,2,
上からイチゴジャムパン(市販品)が落ちてくる
【判定:偶数(アウト)】
グサッ!
シュウ「ウグッ!?」ガクッ!
愛梨「っ!?」ビクッ
アーニャ「!!!」
みく「えっ!?」
拓海「うわっ…!」
レイ「し、シュウ!!」ガタッ!
シュウ「ガハッ…、……エっ……?」ドサッ
ユダ「し…、シュウの背後から突然、謎の槍が…!?」
シン「な、何が起こった! お、おいシュウ!!」
まゆ「し、シュウ君!! だ、大丈夫ですかっ!?」ガバッ
シュウ「せ、せ…先生っ……」
サウザー「佐久間ま……」
サウザー「………佐久間先生……」ポン
まゆ「さ、サウザー君…! 早く、救急車を…」
サウザー「………」
サウザー「槍のような形状の木片が腹を貫いています。夥しい出血…」
サウザー「これはもう間に合わない。短い人生でしたが、安らかに逝かせてあげましょう…」
まゆ「ば…、馬鹿な事を言ってないで、早く救急車を呼んで下さい!!」
みく「わ、私が行きますっ…!」ガタッ
タタタタタ…
サウザー「シュウ……」
シュウ「うぐっ…! さ、サウザー……ッ、ごほっ…!」
シュウ「(う、打ち合わせに無かったぞ…、本物の槍が刺さるなんて……)」
サウザー「教室のど真ん中で『ふ○○○○○』などというエロ本を、恥らいもせず読み漁る程の豪胆な貴様だったが…」
レイ「こ、この期に及んで赤裸々な暴露だと…!?」
サウザー「……何か言い残す事があるなら、この聖帝が聞いておこう」
●安価
シュウの遺言
↓1
シュウ「せ、せめて……」
サウザー「……」
シュウ「せめて…、せめて女の子と手を繋ぎたかった…ッ」
ガクッ
まゆ「シュウ君っ!? しっかりしてっ……!!」
シュウ「…………………」
サウザー「………」
サウザー「最後まで、恥じる事無く己の欲望に忠実な男だった……」
シン「お、おい……、マジか? ドッキリじゃないよな…これ……」
アーニャ「嘘……」
拓海「(こ、これ演技だよな!? 小道具とかあの傷とか…、ほ、ホンモノに見えっけど……)」
レイ「シュウ!! シュウーーーーーーーーーーーーッ!」ブワッ
『白昼の惨事、一人の生徒が重傷を負い、その出来事は学園中に知れ渡りました』
『ただひたすら困惑する男子生徒…、何か思いつめた表情を浮かべる転校生達…』
『彼の負傷は、生徒達は日常という安息から非日常という恐々とした異常な世界へと引き摺り込んだ、その序章にしか過ぎませんでした』
『その全ての謎は、6人の転校生達と七不思議が握っているという事は、まだ誰も知りません』
『果たして、男子生徒達は全ての謎を解き明かし、元の日常生活と甘い青春を取り戻す事が出来るのでしょうか…?』
【七不思議①:押すと人が死ぬスイッチがある】
・・・・・
・・・
・
【カット、休憩入ります】
●安価
サウザーと話す人物
↓1
シュウ様
●再安価
>>623
説明不足で申し訳ありません。出来ればそれ以外でお願いします
(シン、レイの場合は、このカットはサウザーとの会話という事になります)
↓1
・
・・・
・・・・・
======
【休憩中】
ユダ「サウザーーッ!!」バン!
サウザー「ん?」
ユダ「先程の槍は何だ!? 俺達は何も聞いていないッ!!」
サウザー「何って…、え?」
サウザー「退場者が出ると言った以上、そういった趣向を凝らすのは当然であろう?」
ユダ「そういう意味ではない…! アレ、本物だろう!?」
ユダ「本人も救急車で運ばれていったぞ!! おまけに他の演者もかなり怯んでいるじゃあないか…!」
サウザー「フハハハハ…! なんだ、そんな事か…」
サウザー「芸術の方面に聡く造詣もある貴様なら、『黒澤明』を知っているだろう?」
ユダ「く、黒澤明……、世界の黒澤と謳われるほどの名映画監督か…?」
サウザー「如何にも。奴の手掛けたある作品の中では、逃げ惑う武将に対しCGではなく本物の矢を何本も放つというワンシーンがあったらしい!」
サウザー「他にも数々の逸話があるが、全ては臨場感と完璧を探求するが故…! それ故に手間も莫大な資金も、些細なトラブルなんぞ歯牙にもかけぬ!」
サウザー「完全主義という言葉が実際あるかどうか知らんが、モノを作る人間が完全なものを目指さない筈があるまい?」ニヤリ
ユダ「な、成る程な…」
ユダ「確かに、真の美を探求するならば、その苦心や取り組みは常人には到底理解されぬ物だが…」
サウザー「フフフ…、そうでしょう?」ニヤリ
●安価
『レイの行動』
1.会話する人物
2.発言
↓1.2.
上田鈴帆「ここに艦隊娘が出てきちゃアカンたい…」
スレ違いなレス失礼しました
======
【休憩中】
レイ「アナスタシア、調子はどうだ?」
アーニャ「……」
レイ「怯えているようだが大丈夫か? シュウなら平気だ。ヤツはとても強い男だからな」
アーニャ「………」
レイ「まあ…、ショックなのは当然だろう…。ああいう無配慮な行為を説明も無く平然とやってのける、デリカシーのない奴が総指揮だからな」
レイ「……何人か死……、途中で退場する脚本と聞いていたが、ああも直接的だと流石に気が引けるか?」
アーニャ「………」
レイ「無理はしなくていい。それと、遠慮もするな」
レイ「少し厳しいなら、俺がなんとしてもサウザーに……」
アーニャ「…………」
レイ「…あ、アナスタシア………?」
●安価
【コミュニケーション判定】
コンマ00~14:バッド
コンマ15~50:ノーマル
コンマ51~85:グッド
コンマ86~99:パーフェクト
↓1
唐突にコンマ盗り兼ねて質問だけど
コンマ系取ってから選択系→連投アウトは承知したけど
選択系の後からコンマ系取るのはどっちでしょう?
>>632
※選択系(自由記述)として、
【連取り】
コンマ→選択系:アウト
選択系→コンマ:アウト
選択系→選択系:アウト
コンマ→コンマ:セーフ
【連投】
すべてアウト
となります。ただし人がいない場合など、こちらの更新の都合でスルーする時もありますし、たまにウッカリ見逃すこともあります。
気に食わない書き込みなどを、意図的に選別して安価の書き込みを棄却している訳ではありませんので、ご了承下さい
コンマなんて完全ランダムなんだから誰が取っても変わらないと思うけどなぁ…
>>634
本当に申し訳ありません。
一時期、コンマでも荒れた事があり、それ以降はこちらで勝手に、暫定的ですがルールを定めさせて頂きました
窮屈とは思いますが、お付き合い頂けたら幸いです
また、そういった意見は非常に参考になりますので。、遠慮なくお寄せ頂けたら嬉しいです
【判定:パーフェクト】
レイ「(声を掛けて見るか……)」
レイ「アナスタシア……、大丈夫か?」ポン
アーニャ「!」
アーニャ「ぷ、プロデューサー…!」クイッ
レイ「どうした?」
アーニャ「ハラショー……、ザミチャーチェリヌゥィ…! 貴方達は、本当に素晴らしいと思います!」キラキラ
レイ「…………」
レイ「………あ?」
アーニャ「貴方達の演技にかける情熱…、私、感服しました…!」
レイ「(じ、情熱……?)」
アーニャ「確かに、本物の槍を使うのは、少し、荒っぽいしですし、驚きましたが……」
アーニャ「臨場感を求める、脚本と美術スタッフの本気と拘り…、イッショーラス…、そして…!」
アーニャ「彼の熱演…! 不足の事態で、怪我をしても………、助けや中止を、周りに請うわけでもなく…」
アーニャ「最後まで、自分……自分の役割を貫き…、最後の台詞の、ひとつまで言い切るその姿勢……」
アーニャ「本当に、勉強になります…!」
レイ「お、おお……。そ、そうか……?」
レイ「(不測の事態というか……、あれが想定通りなんだがな…、恐らくは…)」
レイ「(それにシュウのアレは…、最後は諦観というかヤケクソに近かったと思うが……)」
レイ「(まあ……)」
レイ「(本人はこう言っているし…、余計な水は差さんで置こう)」
レイ「(ひょっとしてこの子…、ノリが良いというか…、案外単純な子か?)」
アーニャ「ノウ、ただ…」
レイ「?」
アーニャ「痛いのは、まだ慣れていないですし…、あの血糊は、どうやって仕込んだのでしょう…?」
アーニャ「あの技術も、貴方達、特有………、もしくは、特別な練習で培う技法なのですか?」
レイ「そ、そうだな……。あれは……まあ…、血糊……? あれも色々あって……ううん……」
レイ「(シュウ…、助けてくれ…)」
●安価
【パーフェクトコミュニケーション】
親愛度(+60)
↓1
●アナスタシア:親愛度 97/300
======
【休憩中】
みく「あ、あの……さっきの人、大丈夫かにゃあ…」
シン「シュウか? 奴なら心配無用だ」
みく「本当に…?」
シン「俺達南斗DE5MENのPV撮影では、奴は何度も槍を喰らうシーンをリテイクしたからな」
みく「!?」
みく「す、スタント無し……、というか、実物っ!?」
シン「無論そうだ。何を驚く必要がある?」
シン「あのような怪我、サウザーならば絆創膏一枚で完治するぞ」
みく「」
みく「……」
みく「最近は…、ちょっと見直したと思ったけど…」
みく「貴方達は、やっぱりどこか少しオカシイと思います。生命力的に…」
シン「くくく…、当然だろう?」ニヤッ
みく「(別に褒めてはいないケド……)」
みく「…みく達とは次元というか、住む世界が違うにゃ…」」
みく「ハァ……」
●安価
シンの発言
↓1
俺達はそうやって身体や命を張って生きてきたし、これからもそうして行くだろう
そういう意味では別次元の人間に見えるのも仕方がない
だが今は貴様も「役者として」身体を張らなくてはいけないプロだと言う事を自覚しろ
だが…仕掛けの度合いから見てあの手の犠牲になるのは俺達5menだけで
それ以外の役柄は皆安全なモノになるだろうからそこは安心していいはずだ
でなければこんな他社を巻き込んでまで手がけた企画…通る訳が無い
シン「異質とまで感じるのは、前川…、それは意識の差だな」
みく「…そりゃあ、貴方達とは経験は違うし、何よりフィジカルも歴然とした差があるのは明白にゃ」
みく「ちょっとは、こっちの事も考えて欲しいと思うのが本音というか…。誰しもが貴方達の無茶に付いて行くと思ったら、大間違いだから…」
シン「(……)」
シン「フン…、確かに耳が痛い話だが…」
シン「誰も経験の長さの話をしていない。厳密に言えば、貴様には『欠けている』のだ。経験の差という甘えの言葉で妥協するのは大間違いだぞ」
みく「欠けている……、甘え……?」
シン「俺達はそうやって身体や命を張って生きてきたし、これからもそうして行くだろう。そういう意味では別次元の人間に見えるのも仕方がない 」
シン「だが今は貴様も『役者として』身体を張らなくてはいけないプロだと言う事を自覚しろ 」
みく「プロの…、自覚………」
シン「アイドルを志し、貴様にとってようやく掴んだ大きな仕事………、いうなればこれからの行く末を賭けた転機ともなりえるだろう?」
シン「不満を口にする前に、場に適応する努力をしろ。仕事を選んで良い立場になってから、偉そうな口を叩くんだな。新人風情が生意気に…」
みく「…………」
みく「そんなの………」
みく「(分かってなかったかも……。悔しいけど………)」
シン「だが……」
みく「うん?」
シン「仕掛けの度合いから見てあの手の犠牲になるのは俺達5menだけで、それ以外の役柄は皆安全なモノになるだろうからそこは安心していいはずだ」
シン「でなければ、こんな他社を巻き込んでまで手がけた企画……通る訳が無い」
シン「精々、死に物狂いで取り組む事だ。死にはせん」
みく「……」
シン「……さて」スッ
シン「俺はもう戻るぞ。貴様も一息付いたら持ち場に行け」
シン「辛気臭い顔だけはするなよ。死ぬかもしれん俺達の気が更に滅入るだろう?」
スタスタスタ……
…
みく「(………)」
みく「(厳しいけど、言っている事は正しいのかもしれないにゃ)」
みく「(というか……)」
みく「最後のアレ……、アドバイスのつもり?」
みく「安心しろって…………ふぅっ……」
みく「本当に不器用な人達にゃぁ…、ホント…。悩んでた自分が馬鹿に思えるくらい…」
・・・・・
・・・
・
●安価
『前川みくとの絆レベル』
コンマ00~49:NORMAL(★0)
コンマ50~99:PERFECT(★1)
↓1
●前川みくとの絆レベル
【★★★★★】3/3 (MAX→親愛度へ移行)
コミュニケーション結果:PERFECT
【現在状況一覧】
●前川みく
親愛度 0/300
●龍崎薫
親愛度 -117/300
●アナスタシア
親愛度 97/300
●十時愛梨
絆レベル【★★★★☆】0/3
・
・・・
・・・・・
======
【撮影再開】
~~放課後~~
愛梨「さて、この時期は目立った大会もありませんが…」
愛梨「流石はスポーツ優秀校っ! 自主的に多くの生徒が残っているから、やはりまだ調査は出来ませんね?」
愛梨「スポーツに青春を賭けた純真無垢な男児達から迸る輝かしい汗と筋肉を眺め………オホンっ…」
サウザー「……」
愛梨「短い時間を一つの目標に向けてひた走る、その真摯な姿に心が打たれますっ♪」
愛利「スポーツってホントに良いですよね? ね?」ズイッ
サウザー「い、いや……別に?」
愛梨「そうですかぁ? 素敵だと思いますけど…」
サウザー「スポーツ自体は素敵だけど、君の着眼点はちょっと違うと思うの。聖帝は…」
愛梨「ということで!」
愛梨「まだ部活生が大勢校舎に残っているので、まだ探索は出来ません」
サウザー「……というより…」
愛梨「はい! なんでしょう?」
サウザー「その…、なんだ? 七不思議?」
サウザー「それに関して、何処を探索するつもりだったのだ? 貴様は…」
●安価(超絶注意)
「探索場所」
1.閉鎖棟中央階段
2.咲かない桜の木
3.旧食堂の厨房
4.旧体育館
↓1
愛梨「私が調べたかったのは…」
・・・・・
・・・
・
【 閉鎖棟中央階段 】
・
・・・
・・・・・
======
~~10分後~~
(閉鎖棟)
愛梨「げほっ……こほっ…」
愛梨「誇りっぽいところ、ですねっ……くしゅんっ!」
愛梨「話には聞いていましたけど…、ここって何なんですか?」
サウザー「本来は取り壊す予定の旧校舎を、一部の部活の部室として利用していた場所だ」
愛梨「利用していた……、というと、今は使われていないんですか?」
サウザー「当然だ。元から老朽化が進んでいたのだからな」
愛梨「でも、普通って補強か改築を行いませんか? 丸ごと取り壊すのって、それこそ費用が掛かるんじゃあ…」
サウザー「知らんな。詳しい理由など興味は無い」
愛梨「えへへ…」
愛梨「ちょっと……回りくどかったかもしれませんかなっ…?」
サウザー「はぁ? 何が…?」
●安価
二人の行動・あるいは発言
↓1
愛梨「もしや……幽霊が出るのかも」
サウザー「………」
サウザー「はあん? 何言ってるの?」
愛梨「いつまでも閉鎖されていて取り壊されない理由は、何か曰くつきで……取り壊そうとしたら、工事の人達が次々と謎の事故で負傷して…」
愛梨「そもそも部活棟として使用されなくなったというのも、部活生が不審な怪我が多発して、誰も近寄らなくなって…」
サウザー「…………」
サウザー「も、妄想逞しいなぁ…。そうか、確か貴様はオカルターだったな?」
愛梨「えへへ…、妄想じゃなくて、そういう噂を聞いていたんですよ♪」
サウザー「誰から?」
愛梨「幽霊から」
サウザー「………」
サウザー「なに?」
愛梨「実は私、霊能力者なんですっ」
サウザー「………」
サウザー「……………」
サウザー「き、君……」
サウザー「頭、大丈夫…?」
愛梨「至ってまともですよ! 腐属性というのは、素性を偽る仮の姿…!」
サウザー「何で腐属性をダミーにチョイスしたとか、色々ツッコミどころはあるんだけど…」
サウザー「まあ……、確かにここは陰気臭い場所でそういう妄想は出来なくもないが…」
サウザー「何? これそういう遊び? 俺も何か役作った方がいい感じ?」
愛梨「私がここに転校した理由は、この閉鎖棟の不審な噂を調査するためなんです♪」
サウザー「聞いてる? 霊より君のほうが怖くなってきたから、俺帰るよ?」
愛梨「個人的には、昼の騒動…、あのスイッチも、悪霊か何かの仕業と私は睨んでいますが…」
サウザー「いや…、アレは陸上部の仕業だったからね?」
サウザー「運悪く槍が窓を突き破ってシュウ様のハートにインしかけたけど…、まあ怪我で済んで良かったが」
愛梨「良くありませんっ! 今後もああいった霊的被害は増えるかもしれないんですよ!?」
サウザー「れ、霊的被害? (物理)ってやつ?」
愛梨「今学期中に酷い事故が起こるかもしれないと、私の霊的直感が告げているんです! だからこうして私が調査に出向いて…」
サウザー「ああ…、そう……」
サウザー「俺、霊とか苦手だから…、もう帰って良い?」
愛梨「えっ、苦手なんですか?」
サウザー「……!」
愛梨「そんなに逞しい体付きなのに、メンタルはガラスなんですか?」
愛梨「生まれ付いての帝王の体は、北斗神拳には屈しないけど幽霊は受け付けないですか?」
愛梨「嘘………」
サウザー「………」
サウザー「いや…? まあ冗談だけど…」
愛梨「じゃあ、付き合って頂けるんですね♪ やった!」
愛梨「本当に何かが出たら、頼りにしてますよ? 私幽霊怖いんで……」
サウザー「霊能力者なのにか?」
愛梨「はいっ!」
サウザー「………何か、嘘臭いな…」
愛梨「本当ですよっ! 因みに貴方の背後には…」
サウザー「!」
愛梨「ううん……?」
愛梨「何か、子供の怨念っぽい物が沢山付いてますよ? 何か子供に恨まれるようなこととかしましたか?」
サウザー「……」
サウザー「よし、取り敢えず信じようか」
愛梨「はい、よろしくお願いします♪」
愛梨「ここなら人気はないし、思う存分調査は出来そうですね!」
サウザー「はー…」
サウザー「もう…、おうちに帰りたい……」
●安価
二人の行動・発言
↓1
愛梨「そんな事言ってるそばからサウザーさんの足元にターバン被った子供の霊が!」
愛梨「そんな事言ってるそばから、サウザーさんの足元にターバン被った子供の霊が!」
サウザー「ぬぉう!?」ビクッ
愛梨「ふふっ、なーんて…♪」
サウザー「お……、お前………!?」プルプル
愛梨「緊張はほぐれましたか? 気を取り直して、早速探索しましょうっ♪」
サウザー「それでほぐれると思ってるの? 君、ちょっと天然というか……アレなんじゃないか?」
・
・・・
・・・・・
======
~~1時間後~~
サウザー「…………これといって、何も無いぞ?」
サウザー「曰くつきと思える物体もそれっぽい御札も無い。怪しいフィルターを外して見れば、単なるボロ校舎だ」
愛梨「ううん……」
愛梨「ちょっと時間が悪かったのかもしれないですねぇ…。また夜、来ましょうか? 丑三時とか…」
サウザー「夜!?」
サウザー「さ、流石に夜は無理だろうッ!? 何を好き好んでこんな不気味な場所に夜中に出向かねばならんのだ!?」
愛梨「え、ええっ……、で、でも……」
サウザー「俺は断じて行かんぞ……。他の奴なり誰でも誘え」
愛梨「わ…、若い男女の秘密裏の逢引っぽくて、ときめくとか……ないですか?」
サウザー「……!」
愛梨「ふふふっ…♪」
愛梨「実は私、初めて貴方を見たときから………ちょっとイイな~って、思ってたんです」
サウザー「……っ!」
愛梨「まだ他の生徒も大勢居ますし…、でも夜なら……人気もないし……」
サウザー「フフフ…! そ、それならオッケーですッ!」
サウザー「良いでしょう! また夜、正門前ででも待ち合わせしましょうか?」
愛梨「わあっ、ありがとうございますっ☆」
愛梨「……」
愛梨「(女子に飢えてた男子生徒……、ち…、チョロいですねっ……)」
・・・・・
・・・
・
●安価(注意)
『アナスタシアと行動させる人物(六聖拳)』
↓1
・
・・・
・・・・・
======
~~夜~~
(寮)
アーニャ「愛梨…、こんな遅くへ、何処に行くのですか…?」
愛梨「えっと…、ちょっとコンビニに……かな?」
アーニャ「届出は、寮監に提出しましたか?」
愛梨「うんっ、問題ないよ! じゃあまた後でねっ♪」
アーニャ「(……)」
ユダ「!」
アーニャ「ドーブルィヴェーチェル、ユダ?」
ユダ「ああ…、こんばんは………か」
アーニャ「あの…、この学園について、少し聞きたいことがあるのですが…」
アーニャ「今、時間は大丈夫ですか?」
ユダ「別にいいが……学園について………?」
●安価(超絶注意)
『質問内容』
1.旧体育館
2.旧食堂・厨房
3.咲かない桜の木
↓1
======
~~5分後~~
(寮 リビング)
アーニャ「単刀直入に言うと……」
ユダ「う、うん……」
アーニャ「私は、スパイ、なのです」
ユダ「……」
ユダ「…………」
ユダ「うん?」
アーニャ「……」
ユダ「す、スパイ……?」
アーニャ「はい」
ユダ「007とか、MIとかの?」
アーニャ「……はい」
ユダ「い、いや……単刀直入すぎて意味が分からんが…、兎も角…」
ユダ「スパイが堂々とスパイって始めに正体をバラしちゃうのは、かなりマズいのでは…?」
アーニャ「あのクラスの中で、一番頭が良さそうな、貴方を見込んでの…、私のお願い、聞いて貰えないでしょうか…?」
ユダ「!」
ユダ「あ、頭が良さそう?」
アーニャ「利発で聡明、とても頭の回転が速い方だと、直感的に…」
ユダ「ふ、フフフ…、そ、そう思う? やっぱり?」
アーニャ「はい…」
ユダ「よ、よし…。詳しい事情は詮索せんが……」
ユダ「兎に角、俺の手を借りたいのは分かった。何が聞きたいのだ?」
アーニャ「私は、転校生と偽り、貴方達の学校の、食堂を、探りに来たのです」
ユダ「食堂…?」
アーニャ「昼間、薫から話しを聞いたり、自分で調査した限りでは、怪しい点は見受けられなかった…」
アーニャ「ですから、ひょっとして…、今は使われていない『旧食堂』が怪しいと、私のロシアンインスピレーションが…、フーウンキュウを告げているのです…!」
ユダ「………」
アーニャ「一刻を争います…、今、良ければ…、私と少し付き合っていただけませんか…?」
●安価
ユダの発言
↓1
ユダ「付き合う……、いい響きだ……」
ユダ「許可しよう。具体的に俺はどうすれば良い?」
アーニャ「バリショーェ、ヴァム、スパシーバ…!」
アーニャ「早くとも今日、行動を起こしたいのですが…」
ユダ「今日…!?」ガタッ
ユダ「今何時だと思っている、既に日付が変わったぞ?」
アーニャ「そこを…、曲げて、なんとか……っ!」ガシッ
ユダ「……!」
アーニャ「お、お願いします…、見返りは、必ず何か……」ウルウル
ユダ「よ………ッ!」
ユダ「よよよ、よしッ! 本当だな!?」
ユダ「今日やろう!! やってやろうじゃあないか! 早速仕度をしてこよう!」
======
~~5分後~~
ユダ「さて、では行くか。旧食堂だったな?」
アーニャ「ダー…、ですが…」
ユダ「ん?」
アーニャ「寮を抜け出すには、日付が変わるまでに、寮監に、外出届を提出するのが規則、でしたよね?」
ユダ「そうだな。それ以外は断固として認められん」
ユダ「寮監は厳格な性格で有名だ。何より格闘術も嗜んでいる上、かなりの錬度だ」
ユダ「命が惜しい生徒は、彼女に規則を犯してまで逆らおうとは思わん」
アーニャ「ですので…」
アーニャ「彼女を、説き伏せて……貰えないでしょうか?」
ユダ「………」
ユダ「…えっ?」
アーニャ「外出届……」
アーニャ「提出してないのです」
ユダ「………」
ユダ「…………」
ユダ「………違う日に改めないか?」
アーニャ「後生です……、そこを何とか…」
ユダ「」
=======
~~5分後~~
(寮 玄関口)
寮監M「……ん?」
ユダ「こ、こんばんは。真奈美さん」
寮監M「こんばんは」
寮監M「しかし、こんな夜更けまで何をしている。勉強ではないな。何か悪巧みかな?」
ユダ「………」
寮監M「ん?」
アーニャ「ドーブルィヴェーチェル、真奈美」
寮監M「Добрый вечер……、Я не восхищаюсь、Анастасия」
寮監M「Ночью Поздно。Возвратиться」
アーニャ「Я сожалею、Только немного Есть бизнес。Разрешение Я могу спросить?」
寮監M「Есть бизнес……?」
ユダ「……」
ユダ「真奈美さん…。一つお願いがあるんですが…」
●安価
「ユダの説得」
発言
↓1
ユダ「アーニャが日本の星空を見たいと言うので、外出許可をいただきたいのだが…」
寮監M「ほう…」
寮監M「………本当か?」
ユダ「ほ、本当です」
寮監M「………」
ユダ「………」
寮監M「…………」ジロッ
ユダ「……………」
寮監M「ふう………、まあ、いいいだろう」
ユダ「!! あ、ありがとうございますっ!」
寮監M「学園祭が近くなると、適当な理由を持ち合わせて数多くのカップルが押し寄せるからな」
ユダ「か、カップルですかっ!?」
寮監M「しかしだ君…」
寮監M「こういう時は、抜け出す理由をレディに押し付けず、自分の都合で考えるものだよ?」
ユダ「は、はい……。反省します……」
寮監M「1時間だ。それ以上過ぎると規則違反の無断外出で処理するからな」
アーニャ「真奈美…、恩に着ます」
寮監M「いいや、私は知らんからな。良い夜を過ごせ、若人よ」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~10分後~~
(学園 玄関)
アーニャ「私が、転校してきた理由は…、スパイとして、他校から、派遣されてきたのです」
アーニャ「ここ、聖帝学園は…、運動系・体育系の部活動の成績の伸びは著しく、全国区でも殆ど、上位を独占していると、聞いています」
アーニャ「ですが、その裏で…、黒い噂が流れているのを、ご存知でしょうか?」
ユダ「いや…、俺は文化部だったからな。あまり詳しい話は知らん」
アーニャ「……『ドーピング』です」
ユダ「ど、ドーピング…!?」
アーニャ「はい…」
アーニャ「確かな筋の情報です……」
アーニャ「数えきれない食材・薬物を精密なバランスで配合し……」
アーニャ「特殊な味付けを施して煮込む事七日七晩、血液や尿からは決して検出されず、なおかつ、すべての薬物の効果も数倍……」
アーニャ「血管から注入る(たべる)事でさらに数倍……」
アーニャ「未成年でも簡単にオリンピックに出場できるレベルまで、筋力を凄まじく増強・活性化させる超人を作り出す研究……、もとい料理…」
アーニャ「それが、この学園で秘密裏に行われていると……」
ユダ「」
ユダ「……な、なんだその…、胡散臭いを通り越した、危険な料理は……」
アーニャ「その情報の核心を握り、自分の学校に持ち帰る事が、私の使命なのです」
ユダ「告発か……。あわよくば強請ることも考えられるな」
ユダ「他校の部活同士…、下らん蹴落とし合いか…? 今の俺が関知することではないが」
アーニャ「…協力、感謝しますよ?」
ユダ「……」
アーニャ「心配は、要りません。内部の手引きとして、貴方の名を裏切り者として貶める事は、私は、しませんから…」
ユダ「まあ…、俺はお前と付き合えるなら何でも良いがな」
アーニャ「………?」
ユダ「さあ、時間は無い。旧食堂へ急ごうか」
・・・・・
・・・
・
今日はここまで
今日中にキリの良いところまで行けたら良かったのですが、それも叶わず…
次回、都合で更新が大幅に遅れるかもしれません。最悪落ちるかも。
いつ頃更新できるかは未定です
今回の話はいつもより長くてグダグダ、内容も独りよがりの妄想に拍車が掛かった物に仕上がりつつありますが、
またいつの日にか更新を見かけることがあれば、お付き合い頂ければ幸いです。
ありがとうございました
======
(旧食堂)
アーニャ「今日の、教室で……、彼は…」ガサガサ
ユダ「シュウか?」
アーニャ「……エダー、災難…、でしたね………」
ユダ「……フン」ゴトッ
ユダ「あの出血で一命を取り留めたのは幸いだ」
アーニャ「しかし、あの不幸は…、恐らく…」
アーニャ「薬物を過剰投与した陸上部の…、凄まじい腕力が引き起こした事故だと、私は踏んでいます」ゴソゴソ
ユダ「そんな馬鹿な…」
アーニャ「……」ガサガサ
ユダ「……」ガチャッ
アーニャ「……」ゴソッ
ユダ「して…」
ユダ「コレと言って、特に怪しい物は無いぞ…?」
アーニャ「…ニダラス、ウミェーニエ……、場所が違いましたか……?」
ガタッ!
アーニャ「!!」
アーニャ「ユ…、ユダ…!」
ユダ「んん~?」
アーニャ「お、奥の厨房から……、物音が……っ」
ユダ「……!!」
ユダ「も、物音? 聞き間違いじゃないのか?」
アーニャ「いいえ……、確かに、聞こえました」
ユダ「……薄明かりも見えるな。生徒が残っている? いや、まさか……」
ガシッ
アーニャ「お、お願いします………、わ、私は怖いので…、貴方が詳細を、確かめて下さい」ギュッ
ユダ「!?」
ユダ「ほ、本来はお前の仕事だろう? 密着されるのは嬉しいが、ここは本人が……」
●安価(注意)
『厨房の確認に向かう人物』
↓1
アーニャ「な……」
アーニャ「何でもしますから…、お願いします…」ギュゥゥゥ
ユダ「ッ!?」
ユダ「な、何でもッ!? よ、よし……!」
ユダ「流石に怖がる女子に任せるのも男として情けないな! ここは俺が確かめに行こう…」
ユダ「……っ!」グッ
バァン!
「…!」
「!」
ユダ「こんな遅くに厨房にいるのは誰だッ! 規則違反だぞ!!」バッ!
家庭科教員K「あら?」
生徒A「はい?」
また明日更新します
生徒A(橘ありす)
http://i.imgur.com/BJZ9Ess.jpg
家庭科教員K(高垣楓)
http://i.imgur.com/bMRb4mW.jpg
生徒A「見られてしまいましたか…。まあ仕方ないですね」
家庭科教員K「こんばんは。寮の生徒ですか?」
ユダ「な……」
ユダ「何をしている……? 何だ、そのドラム缶並みの寸胴鍋は………」
生徒A「ご覧の通り、料理の試作です」
生徒A「我が学園の創作料理研究会では、毎年学園祭に新作メニューを発表しているのはご存知だと思いますが…」
家庭科教員K「学園祭が迫ると、毎年毎年こうやって使用されていない旧食堂の厨房で、夜遅くまで教員監視の下で試作を続けているんですよ♪」
ユダ「……こ、こんな遅くまで?」
家庭科教員K「あまり噂になられても困るんで、出来れば口外して欲しくはないのですが…」
生徒A「本来なら当日まで隠しておきたかったのですが…、まあ、知られてしまった以上は仕方ありません」
ユダ「……!」
生徒A「貴方には…」
生徒A「試食をお願いして貰いましょうか。朝まで」
ユダ「な、何なのだ…、この、鼻を刺すクソ甘ったるい臭いは……」
生徒A「く、クソとは失礼なっ! 分かりませんか? 我が学園メニュー伝統の…」
生徒A「カレー粉の代わりにイチゴペーストを加えたものです。とても美味だと思いますよ?」
ユダ「か、カレーに………イチゴ? 随分とミスマッチな組み合わせだな」
生徒A「徹頭徹尾失礼な方ですね。イチゴみたいな色の髪型してる癖に…」
家庭科教員K「色合いはとても美しいですよ♪ ほら…」
ユダ「本当か? 正直気が進まんが……どれどれ…?」ヒョイッ
生徒A「眺める際に、足元に気をつけてくださいね。大人がスッポリ入る程の大きさの鍋なので…」
家庭科教員K「あたまから落ちたら、カレーであったまる事になるかも知れませんよ……ふふっ♪」
●安価(注意)
コンマ00~79:アウト
コンマ80~99:セーフ
↓1
ユダ「………」
ユダ「ま、マグマのような色合いだ……臭いも強烈で、何処が美しいのだ?」
生徒A「味は保障しますよ。食べて見ますか?」
ユダ「いや…、遠慮しておこう。腹を壊しそうだからな」
生徒A「………」
家庭科教員K「そういえば……」
家庭科教員K「先程、貴方ともう一人女性の声も聞こえたのですが…」
ユダ「!」
家庭科教員K「一応は秘密裏の活動ですので、その子にも説明をしておきたいのですが…」
ユダ「あ、ああ……まあ、いいだろう」
ユダ「(変な薬剤を調合しているわけでも無かったしな…。所詮は単なるデマだったという事だろう)」
ユダ「(警戒する必要も無い。構わんか)」
ユダ「扉の外にいる。アナスタシア、入ってきてもいいぞ」
・
・・・
・・・・・
======
~~1分後~~
アーニャ「申し訳ありません…、お取り込み中、でしたか」
生徒A「いえ…。不審に感じられても当然です。怖がらせてすみません」
アーニャ「ところで…」
アーニャ「スラートキー、この甘い香りは…?」
生徒A「学園祭の出し物の試作、イチゴカレーですよ。見てみますか?」
●安価(注意)
コンマ奇数:セーフ
コンマ偶数:アウト
↓1
家庭科教員K「この事は内密にお願いしますね?」
ユダ「ああ」
家庭科教員K「毎年新作メニューの開発締め切りに追われると、こっそりと夜の学校で試作をするのが、創作料理研究部の伝統みたいなもので…」
家庭科教員K「一部で変な噂も立ってるんです。出来れば、そっとして置いてください」
アーニャ「はい。お邪魔しました」
アーニャ「学園祭で、完成品のカレーを食べれる事を、楽しみに、しています」
アーニャ「ジェラーユ・ウダーチ…、健闘を祈ります」
家庭科教員K「ありがとう。貴方達ももう遅いから気をつけて?」
ユダ「そうだな。そろそろ1時間だ。寮に戻るとするか」
アーニャ「ダー、では……」
・・・・・
・・・
・
【七不思議②:深夜、旧食堂の厨房で謎の料理が開発されている】
・
・・・
・・・・・
======
(寮)
ユダ「結局、有益なネタは掴めなかったな?」
ユダ「そのドーピングというのも、単なるガセだったのだろう。詰まらん情報に振り回されたな」
アーニャ「確かに、それは残念でしたが…」
アーニャ「でも、少しスリルが楽しめて、良い経験でした♪」
ユダ「……二度と御免だ。危うく劇物を食わされるところだったしな」
アーニャ「そうですか? 凄く、美味しそうでしたが…」
ユダ「………」
ユダ「!!!」ガタッ!
アーニャ「っ!]ビクッ
アーニャ「ど、どうしました……?」
ユダ「思い出したッ………、アナスタシア…、お前……!」
アーニャ「は、はい……」
ユダ「協力の見返りとか、何でもするとか、先刻のたまっていたな! 二言は無いな!?」
アーニャ「!! あ、あー…、ああ、確かに…、言ったような……」
ユダ「ふ、ふふふ…、で、では…、何をして貰おうか…!」
●安価
ユダの発言
↓1
ユダ「では早速、まずは膝枕をして貰おうか!」
アーニャ「? 膝枕?」
ユダ「そうだ。早く正座か、あるいは足を揃えて伸ばして座れ」
アーニャ「は、はい……」ストッ
ユダ「オーケーオーケー…、っと」ゴロン
アーニャ「……?」
ユダ「……」
ユダ「ああ…、女子の太腿って、こんなに柔らかいんだな…。実に心地良い」ゴロゴロ
アーニャ「こ、これだけで…、良いのですか?」
ユダ「ん? そうだな…、では…」
ユダ「折角だから、膝枕から耳かきのコンボでも………」
ガラッ
グサッ!
ユダ「!? ぐ、グオォォォォッ!?」ガタッ!
アーニャ「!?」
寮監M「………何しているんだ、お前達。外出は許可したが、既に消灯時間は過ぎている」
寮監M「早く寝るんだ。不純な行為は感心せんぞ」
ユダ「くっ…、こ、このアマッ…!」プルプル
ユダ「お、俺に耳に竹刀なんぞ刺しおって…!」
寮監M「何だ、違う穴に刺して欲しかったか? ん?」
ユダ「そ、それに不純なんて心外です! お、俺はあくまで同意の上で……」
寮監M「ハァ……」
寮監M「ところで……、アナスタシア…」
アーニャ「は、はい?」
寮監M「十時とすれ違わなかったか?」
寮監M「お前達と同じように秘密裏に許可したのだが…、約束時間を過ぎていてな」
アーニャ「愛梨……ですか?」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~1時間前~~
(深夜 閉鎖棟)
サウザー「……話が違うな、ええ?」
サウザー「夜中、二人っきりで逢引出来るとワクワクして来たんですが…」
愛梨「えへへ…、やっぱり、2人だけじゃあ心細くって…」
サウザー「……」
用務員S「あのぅ…、旧部室棟に、何か御用でしたか~?」
サウザー「何だ、コイツは…。用務員ではないか……」
愛梨「はいっ! 実は私達、閉鎖棟を隅々まで見て回りたいと思いまして…」
愛梨「中の部屋の鍵を、貸して頂いたら嬉しいんですが…」
用務員S「ううん……」
用務員S「明日では駄目なんですか? もう遅いですし…」
愛梨「そこをなんとか…、お願いしますっ!」
用務員S「ん~…、急な用件でしたら…」
用務員S「私が付き添って監視した上なら、構いませんよ?」
愛梨「い、良いんですか! ありがとうございますっ♪」
サウザー「……」
サウザー「で……俺は帰ってもいいのかな?」
愛梨「だ、駄目ですよ~、頼りになる男の人が居ないと、もっと心細いじゃないですか…!」
サウザー「そ、そう? ならば仕方が無いな…」
用務員S(及川雫)
http://i.imgur.com/AH7p0wK.jpg
======
(閉鎖棟・中央階段)
愛梨「残すのは…、この中央階段から上ですね…」
サウザー「ふ、フン…。結局何も居なかったではないか。馬鹿馬鹿しい」
サウザー「大方、霊とか貴様の妄想なのだろう? もう帰ってもいいかな?」
用務員S「あの…、階段なんですが…」
愛梨「はい?」
用務員S「2階からは、以前の改築工事を途中で中止していたので、多くの部屋は通行禁止で何も調べられないと思います~…」
用務員S「多分、鍵も通らないんじゃないかなぁ…」
愛梨「で、でも…、取り敢えず調べて見ましょうっ! サウザーさんっ!」グイッ!
サウザー「は、ハァ……?」
愛梨「この上から夥しい瘴気が漂ってきます! 先に行って安全を確かめて下さい!」
サウザー「!?」
サウザー「フ……フハハハ…、無理に決まってるだろう? 俺、霊とか見えんし…」
サウザー「ここは大人である用務員さんに先陣を切って貰おうか。さあ行け」グイッ!
用務員S「わ、私ですか~……、ちょ、ちょっと怖いんですけどぉ……」
●安価(注意)
『階段を上る人』
コンマ00~32:十時愛梨
コンマ33~65:用務員S
コンマ66~99:サウザー
↓1
愛梨「こ、ここは男らしい所を見せて下さいっ! お願いします! 女々しいですよッ!」
サウザー「ぬ、ぬぐぅ!?」
サウザー「い、言わせておけば……ッ!」
サウザー「良かろう…、この聖帝が先を行ってやろう」スッ
用務員S「良いんですかぁ? では…、お願いしますっ…」
サウザー「貴様ら…、逃げたらただではおかんからな…!」
ギシッ
ギシッ…
愛梨「……」ビクビク
用務員S「……!」
用務員S「あ、あのぅ……」
愛梨「ど、どうしました?」
用務員S「今、階段が一段…、増えたように見えませんでした…?」
愛梨「階段が………?」
用務員S「はい…。いちに、さん……」
用務員「13段…、あるような…? 確かこの閉鎖棟の階段は12段の筈でしたが…」
愛梨「!!」
愛梨「じ、13段…!?」
愛梨「13や4等の数字は死を連想させたり、不吉と忌み嫌われており…」
愛梨「病院等ではエレベーターや病室にその数字が使用されることはないと聞いています!」
愛梨「と、特に……13階段は死刑台の段数と同じで…、多くの建物では建設の際、敢えて13段に揃えないようにしていると言われていますが……」
愛梨「い、嫌な予感がしますっ! さ、サウザーさん! 一旦戻って来てください!!」
ギシッ…
サウザー「えっ、戻っていいの?」クルッ
ドカッ!
サウザー「ぬふっ!?」ガクン!
愛梨「えっ!?」
用務員S「あっ…!?」
グサッ! グサッ!
サウザー「ぐ、ぐおおッ!?」ゴロゴロ
愛梨「」
用務員S「だ、大丈夫ですか!!」
愛梨「(あ、あれ…?)」
愛梨「(予定では、学校に潜んでいた家出少年役で、上田鈴帆ちゃんが登場する場面なのに…??)」
愛梨「(何してるんだろう……)」
サウザー「う、うぐぅ……!?」
サウザー「ほ、放送事故だ…、い、一旦中断を…!」
グサッ!
サウザー「ぅぬふうッ!?」
サウザー「またもや……、同じ箇所を精密に、よ、4度も……」
サウザー「な……、何故貴様が、ここに……!?」
愛梨「……」
用務員S「だ、誰ですかぁ……、あの少年…?」
愛梨「さ、さあ……」
●安価
サウザーの遺言
↓1
サウザー「お……」
サウザー「お師さん……もう一度…温もりを………」
サウザー「……」ガクッ
愛梨「だ、大丈夫ですか!? し、しっかり……」
用務員S「階段から転げ落ちて…、足に怪我を負っていますね」
用務員S「とにかく、急いで病院に運びましょうっ!」
愛梨「は、はいっ……!」
愛梨「(………?)」
愛梨「(あの少年役…、鈴帆ちゃんだったのでしょうか…?)」
愛梨「(それにしては、やけに手馴れた動きでしたけど……というか、いつの間にか姿が見えなく……)」
【七不思議③丑三つ時に12段の階段が13段に。そしてその13段目を踏みしめた瞬間足に大怪我をする呪い】
・・・・・
・・・
・
【休憩入ります】
●安価
レイの行動
1.会話する人物
2.発言・会話内容
↓1.2.
・
・・・
・・・・・
======
【休憩中】
レイ「アナスタシア、お疲れ。さっきのシーンは良かったぞ」
アーニャ「そ、そうですか?」
レイ「ユダの馬鹿と組まされ不安だったが、まあ奴も奴なりに上手く事を運んだじゃあないか」
アーニャ「実は…、あのシーンで下手を打つと、退場するかもしれないと、聞かされていたので、かなり必死でした…」
レイ「ま、まあ…、無事で何よりだな。それは本当に」
レイ「しかし……、愛梨といいお前といい…」
レイ「霊能者やスパイという設定……、あれはアドリブか? 少なくとも俺達は知らされていないぞ」
アーニャ「ダー、あの設定は、私達で、話し合いました」
アーニャ「場面……、七不思議、ですね。その場面の担当によって、殉じる秘密・役職を、随時、変更しようと思ったのです」
レイ「……つまり…」
レイ「仮にお前がサウザーと組まされ閉鎖棟の謎を追う役割だったら、愛梨ではなくお前が霊能者を演じた……、ということか?」
アーニャ「はい」
レイ「へえ……。なら一応、六通り以上は個人で頭に入れていたと言う訳か…! なかなか努力していたんだな」
アーニャ「ふふっ…、ありがとうございます」
レイ「ところで…」
アーニャ「はい?」
レイ「昨夜コソコソと何をしてたんだ?」
アーニャ「……………??」
アーニャ「昨日……???」
アーニャ「?」
●安価
【コミュニケーション判定】
コンマ00~14:バッド
コンマ15~50:ノーマル
コンマ51~85:グッド
コンマ86~99:パーフェクト
↓1
【判定:グッド】
アーニャ「(仰る意味が…、よく分かりませんが…)」
アーニャ「(???)」
レイ「!」
レイ「ああ、済まん。混乱させたか?」
レイ「『昨日』というのは…………『撮影の中』の話でもなく、『昨日、俺と旅館で卓球した』事でもない」
レイ「いつの間に、他の皆とそんな役作りの打ち合わせをしたのか…、という事だ」
アーニャ「ああ、成る程…!」
レイ「昨日か、一昨日か…。観光の疲れを押して、こっそり6人で台本の読み合わせや練習でもしていたのか?」
レイ「もしかしたら、俺達が提案した気分転換の観光が、返ってお前達6人の練習時間を削って迷惑を掛けたのかと、少し不安に感じてな…」
アーニャ「い、いいえ! そんな事は無いです!」
アーニャ「昨日、貴方が部屋を訪れる前に、皆と、少しだけ、打ち合わせただけで、特に何も…」
アーニャ「今日の撮影も、場の状況に応じて……、雰囲気で、合わせているだけ……です。アドリブというのは、周囲をよく見なければなりませんが…」
アーニャ「その分、とても楽しいです。自分で話を作っている…、自分が中心に、物語を組み立てている、感じで……」
レイ「ほう…」
アーニャ「観光は、とても楽しかったです。迷惑なんて、何も思っていませんから…」
レイ「そうか……安心したぞ。ありがとう」
レイ「……」
レイ「(……逆に気を遣わせてしまったか? 少し軽率な発言だったか……?)」
●安価
【コミュニケーション結果:グッド】
親愛度+
↓1
●アナスタシア:親愛度 97→168/300
======
【休憩中】
シン「特に、俺達の出番は無かったな」
みく「ね、ねえ…、出番より…」
みく「あの社長、ダイジョブなの? 即救急車で運ばれたけど……」
シン「……」
シン「…何故、槍が腹に刺さった現場を目の当たりにした時より恐々としているのだ、貴様は…」
みく「だ、だって…、必要以上に脚を刺されてたし…。しかもあの悪霊役の少年からは、脚を刺す行為に執念に近い使命感を感じたにゃ」
シン「あの程度の刺傷、奴にとって日常茶飯事だ」
みく「に、日常………日常って何にゃあ…」
みく「貴方達の日常とみく達が思い描く日常は、恐らく180度間逆のモノだと思う」
シン「そ、そんな事はない! 俺との思い出を忘れたのか!?」
シン「よく喫茶店で他愛も無い話で時間を潰したり、他事務所ながら仲良くやっていただろう!?」
シン「これの何処が非日常なのだ!?」バン!
みく「もうその話はいいにゃ! 何なのその嘘記憶!?」
みく「そんなの非日常以前に事実無根だからっ!」
シン「フン……」
みく「ハァ…………」
みく「(疲れる…)」
●安価
シンの発言・会話内容
↓1
事実無根と言うのなら…ひとつでいい。お前の知っている真実を話してもらおうじゃないか。
★訂正
●安価
①.シンの発言・会話内容
→>>719
②.【コミュニケーション判定】
コンマ00~14:バッド
コンマ15~50:ノーマル
コンマ51~85:グッド
コンマ86~99:パーフェクト
↓1(②の方です)
【判定:ノーマル】
みく「……」
みく「まあ、貴方が自力で思い出そうとすると、捻じ曲がった記憶になるから、他人から教わるのは間違ってないケド…」
みく「でもそれなら、余所者のみくより、身近な人達に伺うのが一番だと思うにゃ」
シン「何…?」
みく「あまり事情を深く知らない拓海チャンは兎も角…、藍子チャンは担当なんでしょ?」
みく「一度、しっかり話を聞いて見るとイイにゃ!」
シン「………」
シン「このままでも不自由はしないが、時折錯誤するのは少々頂けんからな…」
シン「善処しよう。しかし身近で…、俺の記憶が根付いてそうな奴となると、限られてくる」
シン「六聖拳の連中は論外だ。それより関わりの浅い事務所の女子共も除外するとして……」
シン「……誰が最適なのだ…? 北斗の兄弟とやらにでも話を聞いて見るか…?」
みく「みくは部外者だから余計な事はあまり言えないけど、戻るといいにゃ? 記憶」
・・・・・
・・・
・
●安価
【コミュニケーション結果:ノーマル】
親愛度
奇数+、偶数-
↓1
もうちょいマシな発言考えるべきだったなぁ…すまぬ
>>724
親愛度の数値加減は、今回はコミュニケーション判定に従って、相手(勧誘対象)の反応の良し悪しを変えています。
折角皆さんに考えて頂いた安価でも、判定結果と>>1の裁量で内容にムラが出ると思います
六聖拳の発言に対し、アイドルの反応に関しては、
【良い反応】
↑パーフェクト
↑グッド
↓ノーマル
↓バット
【悪い反応】
となっています。ご了承下さい。
●前川みく:親愛度 0→-74/300
【現在状況一覧】
●前川みく
親愛度 -74/300
●龍崎薫
親愛度 -117/300
●アナスタシア
親愛度 168/300
●十時愛梨
絆レベル【★★★★☆】0/3
【撮影再開】
・
・・・
・・・・
======
~~翌日(という設定)~~
(昼 3-3教室の隅)
レイ「……体の頑丈さだけが取り柄のサウザーが学校を休むとは…」
シン「はっ…。大方、ただのサボりじゃあないのか?」
ユダ「いや、聞いたところによると、昨日の夜、病院に運ばれたらしいぞ」
シン「な、なにぃ…?!」ガタッ
ユダ「昨日、寮で聞いたのだ。十時愛梨から…」
シン「ば…、馬鹿な…!」
レイ「……」
ユダ「シュウは陸上部の槍の誤投擲で死にかけるし、サウザーは夜な夜な病院に搬送される…」
ユダ「何か……、不吉の前触れじゃあないのか…」
レイ「あるいは…」
レイ「既に、巻き込まれてるとか…」
シン「……」
ユダ「………」
レイ「…ないか!」
ユダ「ないない!」
シン「そ、そうだなッ! 暗い話はやめようか!」
レイ「おいシン、『電影少女』持ってきたか?」ガサガサ
シン「ああ。お前こそ、『きまぐれオ」
●安価(超注意)
「会話選択:女子→男子」
1.女子
2.男子
(『女子』は十時愛梨、アナスタシア、前川みく以外)
(『男子』はサウザー、シュウ以外(退場したため))
↓1.2
薫「ねえねえ! 君たちっ!」トントン!
シン「!?」ガタッ!
レイ「!!」ビクッ!
薫「その漫画、なに? 薫にもみせてくんない??」バッ!
シン「あ、ああっ!?」
レイ「…っ!?」
薫「なになに…? ぼくらはみんなかわいそう……?? きみにとどけ……???」ペラッ
薫「…でんえいしょうじょ…???」ペラッ
ユダ「(女子が転入してきたのに、未だに大っぴらにラブコメ漫画なんざ広げるからだ…。馬鹿な奴らだな……)」
薫「……ふ~ん…???」パラッ
シン「そ…!」
シン「その漫画は…、と、隣のクラスの子から借りたんですッ! 俺達は全く興味は無いですからねっ?」
レイ「あ、ああ! そうだ、岡崎って子が周りにこれ見よがしに配ってたんだ…!」
薫「可愛い女の子の漫画かぁ…! 面白そうだけど、今はいいやっ!」ポイッ
薫「ねえねえレイ君っ! 今日ちょっと、かおると付き合ってくれるかなぁ?」
レイ「つ、突き…、付き合う!?」ガタッ!
レイ「べ…、別に構わんが、もう少し段階というものが……!」
薫「えへへ…、じゃあ~……今日の夕方、学校のまえで待ち合わせしよ? ね?」
レイ「お、オッケーですッ!!」
レイ「それで、ど、何処にデートに…!?」
シン「おい落ち着け…! 付き合うって、恋愛の意味合いを孕んでないからな? 多分…」
●安価(超注意)
『探索場所』
1.咲かない桜の木
2.旧体育館
↓1
薫「旧体育館! かおる、ちょっとじっくり見たいんだよねぇ♪」
レイ「」
レイ「き、旧体…? い、一体なんで、そんな味気ない場所に…………」
レイ「(旧体育館……、体育館……、体育館裏……)」
レイ「(体育館裏……、告白……、つ、付き合う……!?)」
レイ「……ハッ!」
レイ「(そ、そうか…! これは彼女の遠回しな密着アプローチかッ!!)」
レイ「い、良いだろう……。楽しみにしているぞ…!」
薫「じゃあよろしくねぇ♪ 絶対来てね?」
シン「(旧体育館…? 今は確かあそこは…)」
ポンポン
シン「ぬぅ!?」ビクッ!
ユダ「こ、今度は誰だ………」
●安価(注意)
「会話選択:女子→男子」
(探索場所は、残った『咲かない桜の木』となります)
1.高森藍子or向井拓海
2.ユダorシン
↓1.2
藍子「オイ」
ユダ「……」
シン「うわぁ………、君かぁ…」
藍子「アァ? 何だその反応……腹立つな」
シン「だ、だって君…、格好からして関わったら危ない人種だし…」
藍子「で、何だその本…」ヒョイ
シン「っ!? こ、この本は…!!」
藍子「少女漫画か? はっ…、お前ら、案外乙女チックでダセー……………」パラッ
シン「!!!!」
藍子「ノ……、ゾ・キ………」
藍子「…あ……っ……///」
シン「」
ユダ「(し、シュウの奴…、と、とんでもない漫画を……!!)」
藍子「なっ……!」
藍子「っっんだこの漫画ッ! ふざけんなコラァ!!」ドカッ!
シン「ち、違う!! これはシュウのだから!! 俺のじゃないから!!」
シン「で…、何の用?」
藍子「ああ? テメーらのどっちか、今日暇か?」
ユダ「いや……」
シン「暇じゃないです。他をあたって下さい」
藍子「じゃあそっちのキモロン毛でいいや。放課後、ここに残ってろよ?」
シン「いや…、だから暇じゃないって…」
藍子「口答えすんじゃねーよ…。どうせ帰ってもその…、…その漫画眺めてるしかやることねーんだろ?」
シン「いや……、眺める以外に色々出来る事あるから。例えばお」
藍子「る、るせー! んなコト誰も聞いてねぇよ!!」バキッ!
シン「痛ッ! …お、お前さっきから……っ!」
藍子「……ア?」ジャラジャラ
シン「さっきから、その変なヨーヨーで殴るのやめてくれる!? スケバンでヨーヨーとか、本当に時代錯誤の人間だな!」
シン「マミヤかお前は!!」
藍子「そこは『麻宮』だろ? イカしてないか?」
シン「古いんだよお前はッ! 冗談はその男みたいなむ……」
藍子「…………む…?」
シン「……」
藍子「なあ、アんだって? 男みたいな…? 何? 『む』??? 」ジャラッ
シン「く………、口調だけにしろよっ……」
ユダ「(弱っ……)」
まゆ「(……)」
まゆ「(『旧体育館』に『校庭の樹』……ですか…)」
まゆ「(やはり、ちょっと気になりますねぇ…)」
・・・・・
・・・
・
今日はここまで。
時折、男女の組み合わせに関して皆さんも思うところがあるかもしれませんが、今回も例に漏れず、
七不思議の組み合わせ及び探索先も、安価の結果、つまり全くの偶然です。
こちらも特に組み合わせは意図していないので、好きにして頂いて構いません。
何故変な事を言い出したかというと、予防線です。
ヒントは撮影前のシンの発言と、何回か作中で愛梨やシュウが触れていますが七不思議は別にホラーに限った話じゃないという事。
以上です。次回もいつになるか未定。
追記
>>713で説明していますが、
6人の女子生徒が抱える秘密というのは、
その女子の探索先が安価で決定したら、その探索先の設定に付随する形です。
キャラが誰であろうと、あまり関係ありません
例)
アナスタシアが旧食堂・厨房へ七不思議を探りに向かう
→アナスタシアは他校のスパイであり、薬物使用疑惑があるこの学園の体育系部活を強請るネタ探し
→ドーピングコンソメスープは結局ガセネタでした。居たのは橘ありすでした
的な感じです。別にアナスタシア以外がその場に向かっても、同じ設定となりました
・
・・・
・・・・・
======
~~放課後~~
(学園 正門)
ガシャン!
ゴロゴロゴロッ
薫「おっまたせ~~っ!」ビシッ!
レイ「お、おう…」
薫「じゃ、旧体育館にいこうっ♪」
レイ「いや…、あの……薫?」
薫「?」
レイ「転校してきた時の挨拶でもそうだったけど…」
レイ「どこかの窓を割って派手に登場するのはポリシーなのか? 超元気なのは分かるが…」
薫「へへへ…! これはかおるの仕事にひっすなスキルだよっ☆」
レイ「ひ、必須? 仕事…」
薫「うんっ! かおる、高校生探偵だから!」
レイ「………」
レイ「…………」
レイ「うん?」
●安価(重要・親愛度+-変動アリ)
レイの行動・発言
1.冷静沈着に問いただし、目を覚まさせる
2.内心驚きながらも、その発言に乗る
3.小馬鹿にしながら、割と興味を示す
4.他の役割を、丁寧に教えてあげる
5.仕方ないので無言で振り回されてあげる
↓1
レイ「こ、高校生探偵……、探偵?」
薫「そうだよ?」
レイ「!!」
レイ「(いや、待て……! 馬鹿馬鹿しい話だが、彼女はきっとそういう趣味の女の子なのだろう…)」
レイ「(いちいち否定して水を差すのも申し訳ないな………よし…)」
レイ「探偵だって…?」
薫「うん?」
レイ「そ、そんな小説や漫画みたいなことが、本当にあるなんて……俄かには信じがたいが……!」
レイ「あの華麗なヒートアクションを見る限り、本物だと信用するしかないか…」
薫「そうそうっ! 一流の探偵は、ありとあらゆる修羅場を潜り抜けるための、洗練された体裁きはひっすなんだよ~?」
レイ「何か……、何かこの学校に事件でもあったのか?」
薫「ふふん…♪ 実はねぇ…?」
・・・・・
・・・
・
●安価
龍崎薫:親愛度+
↓1
★龍崎薫:親愛度 -117→111/300
======
(旧体育館 内部)
アイドルS『月曜日 おんなじ通りの 朝7時♪』
アイドルS『「おはよう」って 鏡に向かって ごあいさつ♪』
アイドルS『少しハネてる 寝癖のあとも チャームポイントなの♪』
アイドルS『カワイイですよねっ?♪』
薫「……」
レイ「………」
アイドルS『通学路 定刻通りの 朝8時♪』
アイドルS『「おはよう」って あなたに向かって 言えなくて♪』
アイドルS『遠目で見てる あなたの背中 いつもの 笑顔見せて♪』
アイドルS『今はただ それが ほしいから~~っ♪』
親衛隊K「へいへいへいへーいっ♪」
親衛隊H「ふ、ふぅふーーぅ!」
アイドルS『私だけの あなたへ step up♪』
アイドルS『いつも 見ているわ、言葉だけじゃ たぶん 伝えきれないから♪』
アイドルS『あなただけの 私を pop up♪』
アイドルS『トクベツにあげる♪』
アイドルS『だから oh my……』
アイドルS『Darling☆ Darling☆ I love you………』
~~♪……
…
パチパチパチパチパチパチパチ!
exC「幸子さま~っ♪ ステキですよ~♪」
exN「ああ、幸子様! どうか…、どうかその麗しさを是非とも私にも…!」
exE「幸子様…、なんて神々しいお姿……」
exR「サ・チ・コ~~…」パンパン
exT「サ・チ・コーー…」
exJ「サ・チ・コーッ!」
exS「………」
exA「ユーフォリア……、ユーフォーリアァ?」
学園のアイドルS
http://i.imgur.com/BBZJOxf.jpg
親衛隊H
http://i.imgur.com/UGImE7w.jpg
親衛隊K
http://i.imgur.com/NFaH0CM.jpg
エキストラ(以下、ex表記)
exC(クラリス)
http://i.imgur.com/ZyncDrU.jpg
exN(安部菜々)
http://i.imgur.com/6Jjrqzm.jpg
exE(難波笑美)
http://i.imgur.com/bHfdXT5.jpg
exR
http://i.imgur.com/hNeJCGv.jpg
exT
http://i.imgur.com/HpTfMd5.gif
exJ
http://i.imgur.com/V5ZkM8F.jpg
exS
http://i.imgur.com/eTb3yly.jpg
exA
http://i.imgur.com/WVZxi28.jpg
レイ「(か、薫…!?)」ヒソヒソ
薫「(うん?)」
レイ「(こ、これが……あの噂の…?)」ヒソヒソ
薫「(この宗教染みた熱気は間違いないよっ! さあ詳しく聞こう!)」
~~
~~~
~~~~~
======
~~30分前~~
(学園 正門)
レイ『宗教団体……?』
薫『そう。実は最近、怪しい宗教団体がこの近くで活動しているって噂でぇ…』
薫『多くの人から、直接被害を被ったり身近な人が失踪したって言う声があって…』
薫『それで! 私立探偵のかおるがこの学園に出向いたの!』
レイ『しかし……宗教と学校に一体何の関係が?』
薫『寄せられた情報には、宗徒には学生のような若者が多いって話と……、暫く色んな学校を転々として、決定的なのが…』
薫『今日! この学校の何処かでっ! 集会が行われているってことっ!!』
レイ『それで……旧体育館か?』
薫『この学園で、探索していないのはココだけだからねっ。へへん…』
レイ『しかし、現場を押さえるにしても、今行われていなかったとしたら?』
薫『夜まで待つよ!』
レイ『……もし情報が誤りだったら?』
薫『そしたら、また調べなおすよ!』
レイ『前向きだな…』
薫『粘り強さと不撓不屈精神が探偵の持ち味だよ♪』
薫『じゃあ行くよっ! それぇっ!』グッ
ギィィィィ…
~~~~~~
~~~
~
レイ「いや確かに…、確かに宗教染みてるけど…」
レイ「これは単なるライブの練習とか、そんな感じなんじゃないか?」
レイ「第一…、あのステージに居る子…。学園の生徒だぞ?」
薫「そんなことないよっ! 情報によれば…」
薫「何か、巧みな話術と神掛かった嘘くさい演出で、信仰を集めてるとか…」
レイ「か、神掛かった……??」
親衛隊K「貴方達…!」スタスタ
薫「!!」
親衛隊H「この学園の生徒ですね?」
レイ「そ、そうだが…」
親衛隊K「今私達は、学園祭のライブに向けた隠れた練習をしている最中なんですよ♪」
親衛隊H「旧体育館は今は何処の部活も使っていないので、好都合なんです」
親衛隊H「ですが許可は取っていないので…、出来れば先生方には内密に…」
レイ「や、やっぱりそうか…」
薫「……」
レイ「ほら、やはり宗教なんて馬鹿らしいデマだったじゃあないか。気は済んだか?」
薫「うぅ~……」
親衛隊K「ああ…、その話ですか?」
レイ「?」
親衛隊K「私達は宗教とは全く無関係ですが…」
親衛隊K「ですが、幸子様のファンクラブに加入すると、不思議と良い事が起こるという噂があってですね♪」
親衛隊H「そのおかげで、少し前なんて片手で数える程度しかいなかったファンが、見る見る膨れ上がって…」
親衛隊K「だから幸子様を狂信するファンも多いんですよっ♪ 確かに宗教みたいですが…」
レイ「ほ、本当か? それこそ胡散臭いんだが…」
親衛隊K「はい♪ 特にあの取り巻きの方々の中でも…」
●安価
『学園のアイドルSのファンになった事で訪れた幸運』
1.exN
2.exA
3.exJ
4.アイドルS
5.その他、自由指名+内容記述
↓1.2.3.4.5(連投OK)
exN「私は、悩みの種だった慢性的な腰痛が治癒しましたっ!」
exN「立位体前屈だろうと海老反りだろうと、何でも出来ます、若返った気分ですッ!」
exA「シボレー……!」
exA「……………」
exA「キャデラックッ!」
exJ「俺は地内の一等地、青山にマンションを構えることが出来ました!」
exJ「売りに出されていた分譲マンションの資産価値がかなり良さ気だったので思い切りましたが、良い買い物が出来たと思います」
exJ「多分後日、退職届を出して悠々自適なライフを楽しむ予定です」
exR「心の通える友達が増えました」
exR「誰かって? それは、企画調整中です」
親衛隊K「皆さーん?」
親衛隊K「その僥倖幸運も、幸子様が健やかに居られるこそ与えられた福音なんですよ~?」
exR「入って良かった…!」
exT「輿水ファンクラブ…!」
アイドルS「……」ニヤニヤ
アイドルS「フフーン……!」
アイドルS「フフフーン…っ♪」ドヤッ
レイ「(鬱陶しいな)」
アイドルS「まあまあ…、皆さん…」ニヤニヤ
アイドルS「そこまで言われる程の事をした覚えはありませんよ……」ニヤニヤ
アイドルS「ただボクは、自分の歌で救われる人が居ればそれで満足。それらの吉事まで、ボクのおかげだと考えたことなどありません………」ニヤニヤ
exC「ああ、幸子様……!」
exE「何て謙虚なお方やさかい……。一生お供しますっ……」
アイドルS「ふふん…♪」
アイドルS「まあ、皆さんがそう仰るなら、仕方ないですね! ボクはカワイイですから!」
アイドルS「天運まで呼び寄せてしまうとは、自分の美貌が時折恐ろしくなります。ボクはカワイイですから!」
アイドルS「意図せずとも人を惹きつける魅力…、魔性の女…、圧倒的カリスマ…!」
アイドルS「そして透き通る神秘的な美声とこの容姿で、ボクはこれからもこの学園のアイドルとして君臨し続けますよ! ボクはカワイイですから!」
アイドルS「勿論、来る者は拒みません! 応援してくれるファンは大切にします!」
アイドルS「当然ですね!」
アイドルS「ボクは!」
アイドルS「カワイイですからッ!!」ドヤッ!
レイ「……」
レイ「薫。失踪者のデータ照合は終わったか?」
薫「いるねー。たくさん。これは確定的だねー」
薫「よぅし! 事情聴取っ!」
アイドルS「はい?」
アイドルS「な、何の話ですか?」
薫「えっとねぇ…、さちこさんの天運とか福音とか、よくしらないけど…」
薫「その超常的な現象の魅力のために、狂信して家庭を放り出したりしている人も居るんだよ?」
薫「被害届も出ているから…、少しだけお話を聞かせてもらえたらなー…って?」
アイドルS「………そんなのボクの知ったことではありません。第一………」
レイ「?」
アイドルS「最近、ファンの皆さんと同じようにボクもツイているんですよ。年賀状クジで当たりが増えたり…!」
アイドルS「他にも、もう色々と…♪」
薫「……?」
レイ「つまりは、自分の豪運を周囲に分け与えていたという事か?」
薫「でも、本当にすごいねえ…、ちょっとかおるも羨ましいかもー…」
アイドルS「だから言ったじゃないですかっ!」
アイドルS「ボクは言われる程の事をした覚えはありませんよって……」
アイドルS「そもそも、自分が豪運だとも思っていませんし、そんなラッキーな出来事が起こり始めたのも、本当に最近からなんです」
薫「最近から?」
レイ「何だ…、どういう事だ? 具体的に時期は?」
アイドルS「そうですねぇ…?」
アイドルS「ボクにも良い事が起こり始めたのは、熱狂的なファンが爆発的に増え始めたのと同時期ですかね?」
アイドルS「その時期は…、確か、そこの二人がボクと仲良くなってからでしたか?」
レイ「そこの二人…?」
親衛隊K「うふふっ……♪」
親衛隊H「あ、あはは……」
薫「……?」
●安価(注意)
『レイ』
コンマ00~69:アウト
コンマ70~99:セーフ
↓1
親衛隊H「被害が出ているのは胸が痛みますが…」
親衛隊K「それと幸子様の意思を一緒くたに纏めるのは、少し間違いだと思いますっ!」
レイ「ま、まあ……、そうなんだがな…。実際、吉事や幸運なんて個人でコントロール出来るとは思えんし…」
レイ「ましてや、幸子がそんな神掛かった力を持っているとも考えられん」
親衛隊K「そうですそうですっ♪」
親衛隊K「良ければ、お兄さんも如何ですか? ファンクラブ入会…♪」
親衛隊K「何か良い事が起きるかも知れませんよ?」ニコッ
レイ「……」
レイ「下らないな。こんな露骨で怪しい勧誘だと、宗教と間違われるのも無理はない」
レイ「親衛隊と名乗る貴様らが当の本人の評価を下げるとは……、ちょっと情けないと思うぞ」
親衛隊K「あ、あはは……、た、確かに…」
親衛隊K「でも、残念…。本当に幸福が訪れるかもしれないのに…」
親衛隊H「…………」
親衛隊H「貴方は……、どうですか?」
薫「うん? かおる??」
親衛隊H「はい。興味はありませんか?」
●安価(注意)
『龍崎薫』
コンマ00~69:アウト
コンマ70~99:セーフ
↓1
薫「………」
薫「ちょっぴりだけど、興味はあるかなぁ…?」
レイ「!?」
レイ「か、薫…?」
親衛隊K「本当ですか!!」ガシッ!
親衛隊K「じ、じゃあ…! 貴方の叶えたい願いや、困っている事とか…!」
親衛隊K「何かありますか?」キラキラ
親衛隊K「心配は要りません、幸運はすぐに訪れますよっ♪」
薫「おねがいごとかぁ…。何かあるかなぁ…??」
●安価
『龍崎薫にすぐに訪れる幸運』
↓1
薫「海外旅行…」
親衛隊K「海外旅行ですか?」
薫「うん! 副業の懸賞サイトで応募したんだけど、それ、あたってるかなぁ?」
薫「当選結果発表は確か今日で、一等はギアナ高地見学なんだけど…」
親衛隊K「じゃあ…」スッ
ギュッ
親衛隊K「うぅーん…!」ギュウウゥゥ…
薫「?」
レイ「な、何やってるの? いきなり薫に抱きついて…」
親衛隊K「幸子様のお側に常に立って、そのオーラを浴びている私がこうして…」
親衛隊K「相手に寄り添うと、その人の運気が上がるんですっ♪ 輿水幸子様様ですねっ♪」
薫「へえぇ…」スリスリ
レイ「…!」
レイ「クッ…! 用件を飲んでいれば、貴方と体を密着させる事が出来たのかっ!!」
親衛隊K「考えを改めますかぁ?」ギュウゥゥ
レイ「くそっ……、惜しいっ…!」
薫「えへへ~…♪」
親衛隊H「では…」
親衛隊H「結果発表が今日だと言うのなら、今すぐにでも確認して見ましょう。その懸賞サイトで…」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~3分後~~
薫「うそっ!? 当たってる……!!」
親衛隊K「やったぁ♪ やりましたね!」
レイ「う、嘘だろッ!?」
親衛隊H「幸子様に少し興味を抱いただけでこれ程の効果…。なら、幸子様のファンクラブに入会し我等と共に活動をすれば…!」
レイ「さ…、更なる幸福が…ッ?!」
親衛隊K「はいっ、その通りです♪」
薫「……」
薫「………」
薫「…入会、いえ、入信しますっ!」バッ!
レイ「!?」
薫「幸子様ばんざーい♪ かおるもこれからついていくよーっ!」
親衛隊K「イエーイ♪」
親衛隊H「流石は幸子様の迸るカリスマ……。また新たに教徒、いいえ、ファンが増えた…!」
レイ「(み……、ミイラ取りがミイラに………)」
アイドルS『では皆さん、引き続き…!』
アイドルS『学園祭の飛び入りライブに向けた練習、始めたいと思いますよ!』
親衛隊H「そこで、多くのファンを獲得し、幸子様の名前を一躍広めます…!」
親衛隊K「皆さーん! 応援も気合を入れて行きましょ~う♪」
exC「サ・チ・コー……!」パンッ!
exE「サ・チ・コー……!」パンッ!
exN「サ・チ・コー……!」パンッ!
exR「サ・チ・コー……!」パンッ!
exT「サ・チ・コー……!」パンッ!
exJ「サ・チ・コー……!」パンッ!
exS「……」
exA「シンディ・ローパー……ッ!」
薫「さ・ち・こーっ♪ イエーイっ!」パンッパンッ!
アイドルS『ふふん♪ では行きますよ! 「To my darling」!!』
ウオオォォォォォーーーーーーー!!!
レイ「…っ!」
レイ「せ、折角のデートの筈が……っ!」
レイ「こんなのって……、酷すぎるッ!」ダッ!
【七不思議④:幸運を自由自在に操る女神のような人間が存在する(宗教めいたアイドル集団も存在する)】
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
~~同時刻~~
(校庭 はずれにある樹の下)
藍子「……」
シン「……もう帰っていいですか?」
藍子「今来たばっかだろ、テメェ…」
シン「僕達、受験生ですよ?」クイッ
シン「こんな所で時間を潰している暇があったら、参考書の一ページでも読み進めたい気分ですね」
藍子「アァ? お前らの読んでたのはコアな保健体育の参考書じゃねーかよ」
シン「っ!?」
藍子「何をエラそーに…。けど、まあ……」
藍子「ちゃんと約束通りに来てくれたことは感謝するわ」
藍子「ぁ……、アリガト……ぅ……」
シン「フン…、こう見えてもクラスで一番フェミニストな紳士ですから…!」
シン「それで、単刀直入に言うが……」
シン「何の用? こんな場所で…」
藍子「……あ、あのさ…」
藍子「ここの樹のウワサ…、お前知ってるか?」
シン「樹?」
シン「この桜の樹かな? 万年不咲で有名な」
藍子「『咲かない桜』だろ? 開花の時期でも花が実らない桜の樹だ」
シン「そうですね。病樹の疑いがあるから切り倒そうとしていたらしいですが…」
シン「確か、一部のOBOGの猛抗議で取り止めになったとか…」
藍子「………」
藍子「あ、アタシさ…っ!」
シン「?」
藍子「……こんなナリで言うのもなんだけど…」
藍子「………ろまん、ちす、と……っ///」
シン「……」
シン「………」
シン「……ハァン?」
藍子「ッ…!」
藍子「ロマンチストだよ! ロマンチストッ!! 一回で聞き取りやがれ!!」バキッ!
シン「ぐほっ!?」ズザーッ!
藍子「はーっ、はー…!」プルプル
シン「ぼ、暴力反対っ!」
シン「暴力がロンスカ穿いて鉄製のヨーヨーを振り回しているのに、何がロマンチストだっ!! 狂ったか貴様!」
藍子「るせぇ! あーーもうっ!」ダンッ!
藍子「こんな事言うんじゃ無かった! チクショーッッ!」
シン「じ、時代錯誤のスケバンルックのお前の妄言は理解不能だが……しかし……」
シン「それとこの樹に、何の関係があるんだ?」
藍子「!」
藍子「そ、それは……、それはだな……」
藍子「まあ、なんというか…」
藍子「この桜の樹は『伝説の樹』なんだよ」
シン「伝説…? ユダから借りた、何かのときめき系シュミレーションゲームで聞いた事があるような…」
藍子「し、知らねーよ。んなマニアックの…」
藍子「噂によれば…。ああ、例の七不思議って奴だな」
シン「……」
藍子「『春の訪れと同時に友人達との別れの告げる3月、その卒業式』…」
藍子「『その日に、この学園の校庭のはずれに淋しく佇む不咲の桜の樹の下で』……」
藍子「『女子からの告白で生まれたカップルは、永遠に幸せになる』………って言い伝えがあってな?」
藍子「知らねーか? 他校でも女子界隈じゃあ有名なんだがな…」
シン「ん………!」
~~~~~~
愛梨『ふふっ♪ 確かに七不思議と聞けばホラーとかオカルトの印象が強いと思いますけどぉ…』
愛梨『私が聞き及んでいる噂は、とっても面白そうな話でしたよ~♪』
~~~~~~
シン「(十時愛梨も、以前言っていたな…。コレの事か?)」
藍子「といっても、真相は誰も分からずだ」
シン「何故?」
藍子「『永遠に幸せ』っつわれても、んな漠然とした形容じゃあ何が幸せか分からねーだろ?」
藍子「ましてや、ここで誕生して安泰に過ごしているカップルの数の統計があるわけでもねーし」
シン「……結局は、この七不思議の噂も、頭がハッピーなどこぞの女子が適当に考えた設定だという事か…」
藍子「ん、んな…、夢無いコト言うなよな…」
藍子「まあ、そんなロマンチックな場所だが、今では年がら年中、最有力の『体育館裏』に代わる告白スポットとして扱われてるのは事実だけどな」
シン「!」
シン「(言われて見れば…、確かにそうかもしれない…!)」
シン「(頻繁にこの木の下で男女組を見かけたが、そういうカラクリだったのか…!)」
シン「(くっそ…、全力で妨害してやればよかった…)」ギリッ
藍子「……」
シン「…で?」
シン「この場所に纏わる噂と、お前が酔狂なロマンチストという事は分かりましたけど…」
シン「もう帰ってもいいのかな?」
藍子「あ、あの……」
シン「………?」
藍子「あ…、アタシと…、つ、付き合って下さいっ……!!」
シン「」
藍子「~~~~~~っっ!!//////」
藍子「わ……ッ!」バッ!
藍子「わ、ワリィ! い、今のナシっ!!」ブンブン!
シン「!」
藍子「アタシと付き合えッ!! 異論ねーな!?」
シン「ッ!?」
シン「て、訂正する所ソコッ!? 言い方の問題じゃあないだろ!!」ダンッ!
藍子「何がだよ!! 女子ならこんなロマンチックな場所でいっぺんやってみてーと憧れるだろーが!?」
藍子「折角転校してきたんだ! やらなきゃ損ってモンだろ!?」
シン「い、いっぺん…!?」
シン「アクティブ過ぎる!! 本能剥き出しな動物か貴様は!?」
藍子「う、ウルサイッ!!」
藍子「こんなナリで意外と思われても仕方ねーけど、アタシだってこういうのロマンチックな事に憧れるんだよッ!!」
藍子「わ、悪ィかよ!? あ、アァ!?」
藍子「」
シン「」
シン「(い、意外以前に論外というか…、ギャップ以前に無理があるだろ! 藍子ッ!!)」
シン「(何故スケバン設定のお前がこの場所の担当なのだ!! もう少し適材適所という物を考えろ…!)」
藍子「(も、もう無理…! た、助けて下さいぃ……)」オロオロ
●安価
シンのフォロー・発言等
↓1
今日はここまで。次回もいつになるか未定
次回は安価次第で、この七不思議がときメモからホラーに変わります
桜の木の下とホラーで分かる人は一発で分かるネタで、かなりネタバレになってますが、ご了承ください。
藍子「っ…」
藍子「な、何とか言えよ……!」
シン「……」
シン「正直面食らったが…」
シン「願っても無い、よろしくお願いします」
藍子「!」
シン「人間見た目じゃあない。見た目で簡単にその思いを切り捨てるのは紳士のする事でもない」キリッ
シン「付き合ってからその人の良さが見つかるかもしれないじゃないか」
シン「しかし、3年目にして漸く俺の魅力に気付く人物が…。まだまだ捨てたモンじゃあないな、フフフ……!」
藍子「ほ、ホントか…!?」
藍子「この桜の木の伝承にあやかろうと邪な気もあったけど…、でも、本当に上手くいくなんて…」
シン「……」
シン「まあ理由はどうあれ、交際は交際だ。これで奴らとの差をつけることが出来るなら、俺も不満は無いが……」
●安価
高森藍子の行動・発言
↓1
藍子「う、嬉しいです、ありがとうございます」
ギュッ
シン「お、おお……?」
藍子「……でも私、お芝居だけでなく現実でもシンさんと本当の恋人になって幸せになりたいです」ボソッ
シン「……!?」
シン「(な、何…? カメラの死角で何を呟いてるのだ、貴様……)」ヒソヒソ
藍子「き、聞こえました…?」ヒソヒソ
シン「聞こえたが…、返答に困る事をこんな場で言われても仕方が無いぞ」ヒソヒソ
藍子「(!!)」
藍子「(今までの反応とは違うッ…! ちゃんと話を受けてくれている……!)」
藍子「(い、一歩だけ前進した気がする………///)」ギュウゥゥ
シン「恋人? しかし俺には……………ん?」ヒソヒソ
シン「(俺には? ユリア……、いや………、何かが違うような…)」
シン「……」
藍子「………」
シン「というか…、いつまで抱き合って居ればいいのだ、このシーン…」
藍子「そ、そうですね…?」
藍子「監督さんのカットがあるまでですかね…。せ、せめてあと1分くらい…」
シン「(長いな…)」
ガサガサッ!
バッ!
『シン君…! その子から離れて下さい!!』
シン「!」
藍子「!!」
シン「せ、先生!?」
シン「ちょっ…! こんな所で何を!?」グイッ!
藍子「!」ガクッ
藍子「せ、せめてあと30秒くらい……、ぬ、ぬくもりを……っ」
まゆ「シン君…、不純異性交遊は私は感心しませんよ…?」
シン「そ、そこまで行っていませんっ! 至極清純なオツキアイから……」
まゆ「言い訳は結構です…。取り敢えず、その子と樹から離れて下さい…!」
まゆ「先生の嫌な予感は当たりました。早めに手を打てば、生徒が不幸な目遭う事は無かったのに…」
藍子「ハァ…?」
シン「な、何を…?」
●安価
先生(佐久間まゆ)の行動・発言
↓1
まゆ「教師とは仮の姿、まゆはその木に宿る恋の精霊……」
まゆ「さあ、カップルにふさわしいのなら……、まゆを乗り越えて証明を…!」
シン「!?」
シン「せ、先生…!? 何を戯けた事を言っているんですか?」
まゆ「シン君…、これは彼女のためでもあるんです。その樹に囚われている可哀想な者のために、力を貸して下さい」
シン「……」
シン「何がなんだか…。理由をせめて教えてください…」
藍子「……」
●安価(注意)
1.『高森藍子』
コンマ00~74:アウト
コンマ75~99:セーフ
2.高森藍子、あるいはシンの行動・発言
↓1
この話は高確率でキャラが退場する筈が、全然退場せず、用意していたフラグや設定や展開が殆ど機能・発生しないという珍事態が絶賛発生中
夜に再開します
藍子「人の恋路を邪魔する奴は…、何ていったか?」
まゆ「なっ……!?」
藍子「例え精霊であろうと神であろうと…、第三者風情が私達の関係を阻害するなら容赦はしねぇぞコラァ!!」
シン「……先生」
シン「彼女の言う通りです」
まゆ「し、シン君…?」
シン「先生の仰りたい事がよく分かりません。恋の精霊?」
シン「いきなり現れるや、彼女と樹から離れろと言った矢先、カップルの証明をしろとは、何を支離滅裂な事を言っているのですか?」
まゆ「……」
シン「兎に角」
シン「俺達二人は、もう付き合うことに決めたんです。邪魔しないで貰えませんか?」
藍子「へ、へへ……、そーだそーだ…!」
まゆ「…!」
まゆ「あ…、貴方達も…、そうやって……」
まゆ「御伽噺のような伝説を妄信して…、空虚で馬鹿馬鹿しい恋愛に興じるというのですね…?」
まゆ「う、ううぅ……!!」グスッ
シン「!!」
藍子「せ、センセー…?」
まゆ「ぐすっ…、えぅっ……、そ、そんな伝説…、う、嘘っぱちですぅ……!!」
まゆ「だって…!」
まゆ「だって……、この樹が植えられた年の卒業式に、恐らく初めてこの樹の下で告白したであろう人物は、幸せを掴めなかったんですから…!!」
シン「………え?」
まゆ「くっ……!」
藍子「せ、センセー……。まさか、その人物って…?」
まゆ「私ですッ!」
藍子「」
まゆ「その後、誰かがふざけて広めた噂が七不思議として広まって…、その噂を知ったのは、私がこの母校に赴任した時です!」
まゆ「く、悔しかったんです…! そんな馬鹿げた噂を信じてこの樹の下で告白を試みる女子が後を絶たない…」グスッ
まゆ「そうして誕生したカップルは、本当に幸せそうでした…。それを尻目に見て過ごす私の胸中を、貴方達は想像できますか!?」
藍子「だ、だから…、センセーは今、アタシ達の邪魔をしようとしたのか?」
まゆ「そうですっ! う、うええーん…!」ボロボロ
藍子「」
シン「せ…、生徒の行動を見守るのも、教師の勤めだと思います…」
まゆ「もう耐え切れなかったんですっ! 病樹と偽った噂を流しても、後輩の嘆願を呑んで学校側は撤去はしてくれないし、私はもう29だし……!」
●安価
『佐久間まゆ』
コンマ00~74:アウト
コンマ75~99:セーフ
↓1
シャオ!
高橋礼子(31)「たかだか29歳で…」
柊志乃(31)「アウトって言うな…」
シン「先生…」
まゆ「な、なんですか……っ」
シン「29でも、まだチャンスはあると思います」
シン「三十路過ぎたら駆け引きが大事だといいますし…、それにホラ…」
シン「一般的な結婚適齢期なんて殆どが30代ですし、問題ありませんって」
まゆ「」
藍子「……」
まゆ「う、うわあぁーーん!!」ダッ!
シン「せ、先生ッ!?」
藍子「……」
藍子「お前ソレ…、全くフォローになって無ェよ」
シン「で、ではどうしたら良かったのか…?」
藍子「外見的特長をベタ褒めたり……、いや、一番は触れないほうが良かったのかもな…」
シン「先生…。俺達のラブコメ漫画を毛嫌う傍ら…、まさか恋愛に飢えていたなんて…」
藍子「難儀だな…」
【七不思議⑤:不咲の桜の樹の下で恋愛が成就すれば、永遠に幸せになれるという伝説がある(ただし、例外がある模様)】
・・・・・
・・・
・
【休憩カット入ります】
●安価
「レイの行動」
1.会話する人物
2.レイの発言・会話内容
↓1.2.
薫と収録してきた不思議話の中にあった「もし幸運が訪れるとしたらどんな恩恵が欲しいか」を聞いてみる
・
・・・
・・・・・
======
【休憩中】
レイ「ううむ……」
レイ「………」
アーニャ「プロデューサー、お疲れ様です」
レイ「うん? ああ、お疲れ」
レイ「…今、ふと気になったのだが、役者でプロデューサーと呼ばれるのも違和感があるな」
アーニャ「ん…? そうですか? 特に、私は、何も感じませんでしたが…」
アーニャ「それより、何か考え事、してましたか?」
レイ「いや、考え事というわけでもない」
レイ「あの面子の中に放り込まれて、よくぞ無事に生還出来たと不思議に思っていたところだ」
アーニャ「エクストラの方々、ですか」
アーニャ「きっと、運に恵まれていたんですね」
レイ「そうかもな。数奇な事もある」
レイ「………運、か」
レイ「時に、アナスタシア。俺と薫の探索場面での話だが…」
アーニャ「はい…?」
レイ「お前に、もし幸運が訪れるとしたらどんな恩恵が欲しいか?」
●安価
【コミュニケーション判定】
コンマ00~14:バッド
コンマ15~50:ノーマル
コンマ51~85:グッド
コンマ86~99:パーフェクト
↓1
【判定:グッド】
アーニャ「幸福……。難しいですね…」
レイ「難しい? 簡単な事だろう?」
アーニャ「『幸せはいつだって…、失って初めて、幸せと気付く、小さな不幸』……」
レイ「」
アーニャ「同じ事務所の子が、そう言っていました。私は、とても、感心しました」
レイ「(な、何だそのポエム染みた気恥ずかしい言い回しは……)」
アーニャ「確かに、挙げろと言われれば沢山あるかもしれません。ただ…」
アーニャ「ジラーニィ、ヤァスィチャス、ヴィ、リュビームィ。目先の欲の事を幸福と捉えるより、今ある物や環境を、大切にする心構え…」
アーニャ「周囲と自分を想う心、とても大事かと……」
レイ「ううん…。まあ確かにな。確かに現状把握と、今有るべき物に感謝する精神は尊いものだが…」
レイ「少し固い考えだな。もう少し年相応に、単純に…」
アーニャ「ダー、では…」
●安価
「アナスタシアの求める、自分の幸福や恩恵」
↓1
アーニャ「……人との絆、ですね」
レイ「へえ…。それは……?」
アーニャ「はい。私はロシア・北海道と、転々としてきました」
アーニャ「それ自体は、嫌ではありませんが、慣れ親しんだ故郷や友人から離れるのは寂しくないと言えば、嘘です」
アーニャ「だからこそ、人との繋がりを大事に、皆と楽しむのがわたしの幸福です……」
レイ「仲間との関わりが幸福か…。ふむ…」
アーニャ「少し、変でしたか?」
レイ「いいや、ちっとも。幸福を感じる物事は十人十色だからな」
レイ「皆と楽しむ…、というのは俺には馴染みは無いが、大切な者と疎遠になる寂しさや空虚な感情は理解出来る」
レイ「(アイリは攫われるし、ケンなんてもうよく分からないキャラになってしまって)……」
アーニャ「ですから……」
アーニャ「レイには、今回の観光や趣味の天体観測に付き合ってもらって感謝です。これからも色々付き合って欲しいです」
レイ「ああ…、お安い御用だ」
レイ「お前達のプロダクションとは色々と縁があるしな。これからも機会があれば、是非…」
アーニャ「そうですね、色々……、プライベートなどでも、ご一緒出来れば…」
・・・・・・
・・・
・
●安価
【コミュニケーション結果:グッド】
親愛度+(+10)
↓1
★アナスタシア:親愛度 168→235/300
=======
【休憩中】
みく「しち、はち……」
シン「?」
みく「残す謎はあと2つ。いよいよ終盤だけど、まだ8人も残ってるにゃあ」
みく「あれだけ最初にビビらせてた割りに、トントン拍子に進んでいる気がするケド?」
シン「ふん……」
シン「俺の言った通りだ。物語の起伏や盛り上げを人の死でしか語れん脚本は3流……」
シン「それどころか人の死も起きん始末。展開は早くて当然、そして何もメリハリも無い」
シン「もはやサウザーの脚本家としての才能は3流どころか皆無という事が世間に知れたろう」
みく「ううん……」
シン「下らん撮影は早めに切り上げ、さっさと家に帰りたい」
シン「いっそシーン明け全滅ENDでも一向に構わんのだがな……ククク…!」
みく「(相変わらず物騒な事を言う人……)」
●安価
シンの発言・会話内容
↓1
みく「あーあ…。どうせなら…」
シン「?」
みく「みくが桜の木の謎を担当したかったにゃ」
シン「……何だ、貴様もそういった事に関心があったのか?」
みく「う、ウルサイ! 別にいいでしょ!」
みく「それに…、他の七不思議は不穏なのしかないし、案の定残り2つなんて生き残れる希望が見えないし…」
シン「ああ……、確かに。片方のヤツは相当ヤバイな」
みく「正直、台本にラブシーンって書いてあったのは目を疑ったにゃあ」
みく「ち、チュー…、とかは……ま、まだ自信は無いけど、抱擁くらいだったら全然みくでもヘッチャラだったのに」
シン「………」
シン「話は変わるが………」
みく「うん?」
シン「先程のシーンで高森藍子に交際を申し込まれた際、記憶に関して違和感を覚えてな…」
みく「!」
シン「俺には愛してやまない人がいたはずなんだ、ユリアではない誰かが…」
シン「何か心当たりはないか?」
●安価
【コミュニケーション判定】
コンマ00~14:バッド
コンマ15~50:ノーマル
コンマ51~85:グッド
コンマ86~99:パーフェクト
↓1
【判定:グッド】
みく「ううん…、申し訳ないけど、流石にみくには見当が付かないかな…」
シン「そうか…。まあ仕方ないな」
みく「具体的に、いつの事?」
シン「お前がまさに望んでいた、抱擁の場面だ」
みく「となると……、以前にその想い人さんと同じ状況になった事があるのかも…」
シン「ふむ。ユリア以外となると……」
みく「………」
シン「……」
シン「……寸での所まで出掛かっている感触なのだが…、やはり浮かばんな」
みく「ドンマイにゃ。焦る必要はないよ!」
シン「しかしその相手が思い出せれば、全ての記憶が復活しそうな気もするのだが……」
みく「ほ、ホント?」
シン「もう一度やってみれば、次こそは思い出せるかもしれん…!」バッ!
みく「え?」
シン「ん?」
みく「それはそうかもしれないけど………、その広げた両手は何?」
シン「抱き合うくらいだったら全然ヘッチャラだと、自慢げに語っていたではないか? ええ?」
みく「!!!」
みく「い、嫌にゃ! 撮影でもないのに何でみくが貴方とハグしなきゃいけないのにゃ!?」
シン「記憶を探る助力は惜しまんと、散々言っていただろう?」
みく「そ…、それは確かに、い、言ったけどっ……!」
シン「フフフ…! ジョークだ。顔が赤いぞ、まさか照れてるのかな? んー?」
みく「」
みく「状況が違うにゃあ! さっきの発言は、あくまで撮影の役での話で…!!」バンッ!
シン「……」ニヤニヤ
みく「(く、クッソ……! いい様にからかわれた……)」
・・・・・・
・・・
・
【撮影再開】
●安価
【コミュニケーション結果:グッド】
親愛度+(+10)
↓1
★前川みく:親愛度 -74→-31/300
【現在状況一覧】
●前川みく
親愛度 -31/300
●龍崎薫
親愛度 -116/300
●アナスタシア
親愛度 235/300
●十時愛梨
絆レベル【★★★★☆】0/3
コミュニケーション回数:残り1回+α
今日はここまで。また次回
アーニャの「ロシアと北海道を転々と…」ってあって??ってなったけど
一応北海道生まれだけど10歳まではロシア在住(カード台詞等)って後付設定あったのね
その地に数年在住が「転々と」で言い表していいのかはわからんけど
結果見て書き込んだらこれだよ
藍子のガチ恋愛もクッソ寒くて笑えないし
アナスタシアもレイと恋愛させるつもりなんだろ?
サウザー「君さぁ、碌に参加もしないで結果に対して文句だけ言うなら自分でスレ立てて書いたらどう?」
ユダ「貴様自信が描くSSはさぞ美しいんだろうなぁ?ん?」
シュウ「何もここに拘る必要もない…自分で納得のいくSSを独自に書いてくれればいい」
シン「ここは貴様の日記帳ではない、これ以上の愚痴はチラシの裏にでも書いていろ、な?」
レイ「こんな えすえすで まじになって どうするの(棒」
>>833
・本当に>>128>>137の十時軍廃課金兵だという事をカミングアウト
・コンマ結果を見たら、「悪意」という意味不明な発言はただのネガキャンでしかない
・「ガチ恋愛」なのに「笑える」と思ってる
・そもそも>>833は恋愛を前提に考えている恋愛脳である
・「アーニャとレイを蔑む」、「>>833は十時軍」ということは、結局は愛梨の数値が低い事を妬んだ発言
素直に「愛梨の出番下さい><」って言えよお前wwww
【撮影再開】
・
・・・
・・・・・
======
(一週間後 保健室)
養護教諭T「ハァ……、それで?」
レイ「時子さんは、佐久間先生とお知り合いでしょう?」
ユダ「一週間も仕事を休むなんて、何かあったんですか?」
養護教諭T「彼女の事ね。彼女は…」
養護教諭T「少し精神的な疲労で、休暇を貰っているだけよ」
シン「せ、精神的疲労……」
レイ「い、一体何が起こったんですか……」
養護教諭T「さあ? 知っても出来る事なんてないわよ」
養護教諭T「それより…、貴方達のクラスだったかしら? 最近有名よ?」
ユダ「有名?」
養護教諭T「次々と謎の怪我や事情で欠席者が出てるって」
レイ「そ、そうですね…。それは確かに…」
ユダ「一人は陸上部の投げた槍が当たり…、一人は謎の怪我を脚に負い…、一人は音信不通」
シン「そして担任が一週間以上、学校を精神的疲労で療養している」
養護教諭T「………」
養護教諭T「毎年、学園祭の時期に近づくと多いのよ」
シン「ま、マジですか?」
養護教諭T「七不思議でしょう? 貴方達……、それに関わったとか?」
ユダ「!」
シン「な、何故そのことを…!?」
レイ「えっ、お前も?」
シン「あ?」
ユダ「ん?」
養護教諭T「この時期になると、多数の目撃情報で生徒の話題に上がるわ」
養護教諭T「毎年、色々と異なる噂として流れるけど……、共通している事実は一つ」
養護教諭T「それに関わろうとしたものは、大抵不幸な目に遭うというモノよ」
レイ「ふ、不幸な目……」
養護教諭T「図星かしら? 貴方達…」
レイ「む、むぅ……」
ユダ「以前に、十時愛梨もサウザーと調べるとか何とか言っていたな」
シン「………」
養護教諭T「その事実を知っている生徒は、まず触れようとは考えないわ」
養護教諭T「学校側もただの偶然的な馬鹿げた噂だと軽視しているし、特に関わろうとはしていないのだけど…」
養護教諭T「居るのよ、毎年。怖さ半分面白半分で探ろうとした愚かな生徒が」
養護教諭T「挙句は痛い目に遭っているの」
レイ「例えば…、どんな風に?」
養護教諭T「そうね…?」
養護教諭T「去年だと、テニスコートに閉じ込められるとか、音楽室でピアノを弾く謎の女性と猫に襲われるとか…」
養護教諭T「校舎裏にモヒカン肩パットが現れたり、理科室の人体模型が歩き回るってのもあったわね。ホラ、聞けば全部胡散臭いでしょう?」
ユダ「確かに…」
レイ「傍から聞けばそうですが…、それを興味本位で調べると…」
養護教諭T「その馬鹿達を私が看取るか、最悪は病院送りね。堪ったものではないわ、全く……」
シン「けど、中には……その……結構乙女チックな物とかもあるんですよね?」
養護教諭T「あら、良くご存知ね?」
レイ「そ、そうなのか?」
シン「う、うん……」
養護教諭T「校庭の病樹の下で告白し成就すれば永遠に幸せになれる伝説や……」
養護教諭T「3年前くらい前には、夜中の体育館倉庫にカリスマサディストが現れて一晩中愛の調教を受けられる……、なんて七不思議もあったわ」
レイ「か、カリスマサディスト!?」
ユダ「そ…、それは確かにそそられる。いや、一目見てみたい気もするな…」
養護教諭T「あら、興味があるのかしら?」
ユダ「い、いや…。七不思議に関わると不幸な目に遭うのなら、流石に気が引けます……」
養護教諭T「心配しなくてもいいのよ? あまり痛くはしないと思うから…」
ユダ「はい?」
養護教諭T「何でもないわ」
養護教諭T「話を戻そうかしら」
養護教諭T「大半の七不思議の原因は、生徒や教師が起こした不祥事や行動だと聞いているわ」
養護教師T「要するに、オカルトや幽霊の類とは全く無縁の別物というオチよ」
レイ「…!」
レイ「言われて見れば、俺が調べたのも……、あれは単なる現役学生アイドルの練習か…」
ユダ「そうだな。俺のは創作料理研究会の生徒と顧問の活動だった訳で……」
シン「俺の知った七不思議の噂も、元を辿ると昔の生徒の行動が発端だとか……」
レイ「シュウの事故も、陸上部の朝練だしな」
ユダ「ならば…」
ユダ「「十時愛梨とサウザーが関わった物は…?」
レイ「!」
シン「……そ、それは……」
養護教諭T「……けれど」
養護教諭T「七不思議の中には………科学や理屈じゃ説明出来ない、本当に奇怪な現象もあるのかもね」
シン「……!」
養護教諭T「火の無い場所に煙は立たない。七不思議に限らず、そういった伝承やオカルトや超自然現象というのは、人の理解を超えた発想や発端・人を惹き付ける魅力があり、語り継がれてきたからよ」
養護教諭T「だから、この学園の七不思議に関わらないことをお勧めするわ。怪我したくは無いでしょう?」
養護教諭T「世の中には、知らなくても良いことや、関わらなくていいモノもあるのよ…」
ユダ「………」
養護教諭T「学園生活と青春を健全に謳歌したければ、厄介な問題に首を突っ込むのは、金輪際やめなさい」
シン「そ、そうだな……うん…」
レイ「学園祭も近いのに、変なトラブルに巻き込まれるのはもう御免だ」
ユダ「今年こそ学祭マジックで彼女を手に入れるという我等の目標のためにも…、これ以上はもう目立った行動は控えるか」
シン「ああ、その話か…。シュウとサウザーは哀れにも、今年も無理そうだな」
レイ「俺達も少女マンガやラブコメに噛り付いていないで、そろそろ本格的に3次元相手にアプローチを……」
シン「あ、そうだ。俺彼女出来たから」
レイ「そうか……」
ユダ「………」
シン「………」
ユダ「ア!?」
レイ「な、なにィ!?」ガタッ!
シン「君達とは違うんです。精々、学祭マジックという吊橋効果を夢見てあくせく努力するんだな」
レイ「し、信じられない…!」
ユダ「お、男にしか興味が無いお前が……!?」
シン「えっ? 何ソレ……」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
(放課後 帰路)
レイ「……」
ユダ「………」
レイ「おい。先程のシンの言葉…、あれどう思う?」
ユダ「正直信じられない。多分、脳内彼女というヤツだろう?」
レイ「ああ、それなら納得だ…」
ユダ「この美しい俺を差し置きリア充の領域に足を踏み込むなぞ、言語道断だ」
ユダ「いや、絶対にありえん…。あんなキモロン毛が……」
レイ「ところで……」
ユダ「ん?」
レイ「お前、転校生のあの6人の中なら、誰が一番良い?」
ユダ「おお…! そうだな…!」
ユダ「龍崎薫は…、元気が良過ぎだ。振り回されて、一緒に行動するのは疲れそうだな。顔も童顔で、もう少し大人びて落ち着きがあれば…」
レイ「十時愛梨は…、見た目はいいが、性格がちょっと遠慮したい。腐女子っぽいし、趣味とか語れ無さそうだ」
ユダ「前川みくは、あの感じだと本人は自覚なしの天然ちゃんだろう。気まぐれそうだし、会話すら疲れそうだ。パス」
レイ「アナスタシアはなぁ…。外国人となると、色々常識や文化の差で慣れるのも大変そうだな。もう少し気軽にお付き合いがしたい」
ユダ「高森藍子は…」
レイ「あの中で一番無理だ、実際。暴力とガサツがロンスカ穿いてうろついているようなもんだし」
ユダ「頑固そうだしなあ。付き合ったら、他校との喧嘩やレディースチームの抗争とかに巻き込まれそうだ」
レイ「正直一番関わりたくないな。彼女には悪いけど」
レイ「……」
ユダ「……やはり…」
レイ「ああ」
ユダ「あのスケバン女の正反対と言っても良い気質の彼女だ、一番は!」
レイ「やはり、向井拓海だな…!」
レイ「彼女の男慣れしていないオドオドした性格は、実に庇護欲に駆られる…! 正直一番お付き合いしたい!」
ユダ「他の5人と比較すると、最も女の子らしいし、黒髪の長髪も慎ましく非常に好みだ!」
レイ「彼女、絶対尽くしてくれるタイプだぞ? ああ…、もう誠心誠意奉仕して貰いたい…」
ユダ「どうにかして、彼女と……」
レイ「!!!」ピタッ
ユダ「ん…、どうした?」
レイ「お、オイ……あれ…!」スッ
ユダ「……?」クルッ
拓海「………」
ユダ「(む、向井拓海…!?)」
レイ「(か、彼女の家は同じ方面だったか? ま、まあ良い、折角の機会だから何か話でも…)」
ユダ「(ま、待て! 俺がコミュニケーションを取る! お前は帰れ!)」
レイ「(落ち着け! 彼女は恐らく俺に好意があるはずだ…。それにお前は寮生だろう? 恋愛は厳禁だ…)」
ユダ「(りょ、寮住まいと恋愛の何が関係するのだ!? 変な妄想は大概にしろ、貴様…!)」
●安価(注意)
1.話しかける人物(ユダ・レイのどちらか)
2.会話内容(挨拶・取っ掛かり)
↓1.2
ユダ「っ!」ダッ!
レイ「(なっ…!?)」
ダダダダダダッ!
拓海「!」
ユダ「む、向井拓海さんっ!」ダダダッ!
拓海「ヒっ…!?」ビクッ!
ユダ「い、今から帰るのか? 何かと物騒な世の中だし、もし良ければ途中まで俺達もご一緒していい?」
拓海「あっ…! えっ……?」
レイ「く、くそ……遅れた……!」
ユダ「ってコイツが言ってたが俺も同じ意見なんだ……どうかな?」
拓海「あ、その………実は…、いえ、そうですね……」
拓海「そのっ…、今から家に帰るのではなく、学校に戻るつもりでしたので………」
レイ「学校に?」
拓海「厚意は有り難いのですが、申し訳ありません……」
ユダ「なら、迷惑でなければ俺だけでも付いていこう。如何かな?」
レイ「!?」
拓海「そ、それは………、ええと……」
ユダ「というか、俺も学校に用事を思い出した。丁度良い」
レイ「(お、お前…ッ! 強引過ぎるだろう!?)」ヒソヒソ
ユダ「(アグレッシブに攻めるのだ。この手合いの女子はガツガツした男子の押しに弱い筈だ…!)」ヒソヒソ
拓海「そういう事情でしたら……。分かりました、ユダさん、行きましょう…」
ユダ「!」
ユダ「(フフフ…、ではなレイ。俺はお前より一足早くこの子と親密になるぞ…!)」ニヤリ
レイ「(こ、このクソ野郎……!)」
拓海「(………)」
・・・・・
・・・
・
・
・・・
・・・・・
======
(同時刻 別の帰路)
シン「……ん?」
みく「あっ?」
シン「奇遇ですね……、って、私服?」
みく「こんにちはぁ♪ 今帰りですか~?」
シン「…………?」
犬「………」
シン「その犬は?」
みく「ウチの犬ですよ♪ 今お散歩中で……」
みく「可愛いですよ~? 撫でて見ますかぁ?」
シン「犬か……」
●安価
1.撫でる
2.撫でない
↓1
中断。また後で再開
ガリッ!
シン「うごっ……!」
シン「ッ!?」ビクッ!
犬K「……」
シン「な……、何だこの犬……、いや、人間…!?」
みく「人面犬ですよぉ♪」
シン「じっ……、なに………!?」
みく「実はわたし…、生粋のオカルターでして」
みく「妖怪や幽霊、UMAや魔術とかが特に好きなんです♪」
シン「いや……いやいやいやッ!!」ブンブン!
シン「い、意味が分からない……!」
みく「この子を見ても信じてくれませんか?」
犬K「……」
シン「し、信じるも何も、き、着ぐるみじゃあないのか…コレ…?」
●安価
犬Kの発言
↓1
犬K(北条加蓮)
http://i.imgur.com/DplhPBs.jpg
イメージ図(雑コラ)
http://i.imgur.com/MxaDJEM.jpg
イメージ図2(雑コラ)
http://i.imgur.com/h7sIGXs.jpg
犬K「南斗爆殺拳」
シン「……!」
犬K「羅漢仁王拳」
みく「……………ね♪」ニコッ
シン「…えっ!?」
シン「何がッ!?」
みく「この世には、目には見えない住人達や不思議な現象がたくさん有ります」
みく「それらは時として牙を剥く事もあれば、益になる場合もあるんです……」
シン「ま、待てッ! なんか有耶無耶に話を進めようとしてるつもりだろうが、全く咀嚼出来てないぞ俺は!!」
みく「貴方達がこの学園の七不思議を探索してる様子を、通販で取り寄せた霊感グッズの水晶でこっそり観察していました」
シン「!!」
みく「幸い、どなたも肉体的・精神的に軽度のダメージで済んでいますが…」
みく「恐らく今日、生徒の誰かが犠牲になるかもしれない…」
シン「ぎ、ギセイ……!?」
みく「はい。この子が教えてくれました」
犬K「……」
●安価
犬Kの発言
↓1
犬K「南斗六星」
みく「ほらっ! ほらほらっ!」
シン「嘘を付けッ! 百歩譲って人面犬と認めるが、確実に意思疎通は不可能だろこの犬は!!」
犬K「(消えたい…)」
みく「ということで…♪」
みく「その悲劇を止めるため、わたしに協力して下さいっ!」
シン「」
シン「も、もう理解が追いつかない…。なんなんだお前は……」
みく「七不思議の事は知っていますよね? 私もこの子から聞くまでは半信半疑でしたが…」
みく「一人より二人のほうが、リスクは減ると思いますし…」
みく「お願いしますっ! 霊能グッズの数珠や鬼の手袋も持ってきましたから…♪」ジャラッ
シン「……!」
シン「(しかしだ……、養護教諭から言われたように、関わらんのが一番だと思うが…)
シン「(………)」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
『だから、この学園の七不思議に関わらないことをお勧めするわ。怪我したくは無いでしょう?』
『学園生活と青春を健全に謳歌したければ、厄介な問題に首を突っ込むのは、金輪際やめなさい』
「恐らく今日、生徒の誰かが犠牲になるかもしれない…」
「その悲劇を止めるため、わたしに協力して下さいっ!」
(俺達も少女マンガやラブコメに噛り付いていないで、そろそろ本格的に3次元相手にアプローチを……)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●安価(超重要)
前川みく:親愛度 -31/300
龍崎薫:親愛度 -116/300
アナスタシア:親愛度 235/300
十時愛梨:絆レベル【★★★★☆】0/3
【※撮影終了時に、一度だけ全員分のコミュニケーションの機会はあります】
① 【有終の美】
養護教諭の忠告通り、シンはこれ以上は七不思議に関わらない………と思わせて、最後の場面で登場し美味しいところを持っていこうと画策します。親愛度に関しては撮影終了後のラスト一回のみになりますが、大幅なプラス補正が付加され、加えて、勧誘判定時におけるあるマイナス補正が撤廃されます。
七不思議探索は、前川みくはレイと行動します
【★補正値………「前川みく」に対して、親愛度+「×4」、及び勧誘判定時の「前回勧誘失敗補正」の撤廃】
② 【正義と友情】
天然系おっとりの女子が生徒を救おうと奮起している様子に感銘し、シンも共に行動を起こします。この選択肢の場合、もう一つの七不思議が立ちはだかる危険を伴いますが、二人なら乗り越えられる筈。親愛度に関しては減少判定が撤廃され、幾つかの安価により少しずつ増加させていくことになり、安価の結果や選択肢により上昇値は変動します。
七不思議探索は、前川みくはシンと行動します
【★補正値……「前川みく」に対して、複数の安価による上昇(減少無し)】
③ 【若気の至り】
養護教諭の忠告と前川みくの発言から、リスクを減らすためには人手が必要だという結論に至り、ユダに向井拓海を奪われ暇になった彼女居ない暦=年齢のレイ、そしてアナスタシアと十時愛梨を騙し、共に行動させます。親愛度に関して、幾つかの安価により増減していき、安価の結果や選択肢により上昇値・減少地は変動します。
また、このルートも残り二つの七不思議を相手取る危険性が伴い、レイ、あるいはアナスタシアか十時愛梨がそれぞれ「アウト」になった場合、そこで親愛度上昇は撮影終了後のコミュニケーションまでストップします。(尚、龍崎薫に関しては既にアウトになっているので同行しませんが、最後の勧誘判定はプラスの補正が付きます)
七不思議探索は、前川みくはシン、レイ、アナスタシア、十時愛梨と行動します
【★補正値……「前川みく」「アナスタシア」「十時愛梨」に対して、複数の安価による増減(減少あり)、及び生き残り判定、及び「龍崎薫」の勧誘判定プラス補正】
「①、②、③のどれか」
↓5まで多数決(同票の場合は、その2つの中で、コンマが一番高いレスの選択肢を採用)
微妙にキリがよく、恐らくこのスレでは完結しないので、次スレに移行します。
ご了承ください。
このSSまとめへのコメント
いつも楽しみにしていますo(`ω´ )o!
これからも頑張ってください!!!!
最近はユダ推しですo(`ω´ )o!!!!