ルイージ「兄さんはそのこまタンって人を知ってるのかい？」

マリオ「ああ……常人よりも長い舌を利用し……舌（タン）で相手をこます……だからこまタンと呼ばれている」

ルイージ「これさ……擬人化じゃなくて違うキャラに入れ替わったんじゃないの？」

マリオ「それを言ったら負けだ……それにこまタンが怖いのはそれだけではない」

ルイージ「？」

マリオ「舌で女をイカせ、その代わりにお金を貰う……そうやって仕事をせずに生活するんだ」

ルイージ「なんだって！？」

ヨッシー「マリオ……おめえにはこれを喰らわしてやるぜ」

ニュル……

マリオ「！！！」

ルイージ「こまタンの舌が……兄さんの口の中に！！」

ヨッシー「んっ……んふっ……」

マリオ「ふ、ふあぁ……///」

ルイージ「まさか……兄さんが舌でイカせられている！？」

ヨッシー「どういう気持ちだよ……男にイカせられる気持ちはよぉ」

マリオ「も、もっと……もっと……下半身を……///」

ルイージ「！！？」

ヨッシー「……後悔しろよてめえ！！」

ニュルルルル！！！

マリオ「んほおおおおおおおおおう！！///」

ルイージ「兄さん！！」

ヨッシー「……ったく、もうイきやがったのか」

ルイージ「こまタン……よくも兄さんを！」

ヨッシー「……流石に俺も男を二人もイカせたくねえな」ダッ

ルイージ「あっ……待て！！」

ヨッシー「はぁ……はぁ……」

ヨッシー「くそ……どこかに隠れねえとな」

ヨッシー「とりあえずこの土管の後ろに隠れるか……」

ピーチ「……あら？ あなたは……」

ヨッシー「！！ ピーチ……」

ルイージ「ピーチ姫！ ここに舌が長いおじさんいなかった！？」

ヨッシー（！！ やべえ！！）

ピーチ「……ええ、その人ならあっちに行ったわ」

ルイージ「本当！？ ありがとう！！」ダッ

ヨッシー（……？）

ヨッシー「おい……なんで嘘なんかついたんだ？」

ピーチ「あなた……こまタンよね？」

ヨッシー「！！ 俺を知ってるのか……？」

ピーチ「ええ……ねえこまタン」

ヨッシー「……なんだ？」

ピーチ「その舌で……私を弄んでくださる？」

ヨッシー「！！」

ヨッシー「おい、どういうつもりだ。 お前にはマリオが……」

ピーチ「ええ、いるわ。 けど……」

ヨッシー「けど……なんだ？」

ピーチ「彼は……私の期待に応えてくれないの」

ヨッシー「……詳しく聞かせてもらえるか？」

ピーチ「私はいつも……マリオに助けてもらう度にキスをするの……でも……私達はいつもそこまでなの……」

ヨッシー「なるほどね……なかなかその先までいかないわけか」

ピーチ「ええ……」

ヨッシー「だったらあんたから言えばいいだろ。 『私としよう』ってよ」

ピーチ「マリオはそれを拒んだわ」

ヨッシー「臆病ものだな……まあうっかり妊娠させたりするかもしれねえけどな」

ピーチ「こまタン……」

ヨッシー「ああいいぜ……で、いくらくれるんだ？」

ピーチ「……50万コイン」

ヨッシー「……引き受けた。 だがその前に……」パチン

ピーチ「！！」

ボワンッ！！








ポン貴花田風ピーチ「この姿は……」

ヨッシー「こまタンマジックだ。 今はそっちの方が似合うぜ」

ヨッシー「……」ニュルニュル

ピーチ「んっ///」

ピーチ（私の口の中に……こまタンの舌が……）

ピーチ（この感覚……初めて///）

ヨッシー（……次は乳首だな）

ペロペロ……

ピーチ「ああっ！！！///」

ヨッシー「いい乳首してるじゃねえか」ペロペロ

ピーチ「はぁ……はぁ……///」

ヨッシー「おいおい……まだイくなよ？ もっと楽しみてえんだからよ」

ピーチ「わ、私も……もっと……もっと……///」

ヨッシー「さあて……お次は……」

ピーチ「！！ ダ、ダメ……そこは……」

ヨッシー「嘘をつくんじゃねえ……本当は舐めてもらいてえんだろ？」

ニュル……

ピーチ「んっ！！///」

ピーチ（気持ちいい……気持ちいい……こんな気持ち……生まれて初めて）

ピーチ（ああ……私が……私でなくなっちゃう……）

ピーチ（ずっと……この時が続けばいいのに……）

ピーチ「も、もう……///」

ヨッシー「ん？」

ピーチ「もう……ダメ……///」

その日、私は一皮剥けた桃になった。

ルイージ「おかしいな……どこにもいない。 ピーチ姫は確かにこっちって言ってたけど……」

マリオ「はぁ……はぁ……」

ルイージ「兄さん！？ もう動いても大丈夫なの！？」

マリオ「ああ……こまタンは？」

ルイージ「それが見失って……」

ヨッシー「俺はここだ」

マリオ「！！」

ルイージ「あ、あれは……！！」

ポン貴花田風ピーチ「こまタン……///」

ポン貴花田風デイジー「今度は私をこまして///」

ポン貴花田風ロゼッタ「ずっとあなたと一緒にいたい///」

ポン貴花田風ポリーン「好きよこまタン///」

ポン貴花田風レディ「愛してるわこまタン///」

ヨッシー「分かった分かった」

ルイージ「そんな……みんな……」

マリオ「お前のその舌で……みんなをこましたというのか！！」

ヨッシー「ああ」

マリオ「よくもピーチ姫を……ファイアボール！！」ボワッ

ヨッシー「ペロン♪」ゴクン

マリオ「！！」

ヨッシー「おいおい、俺がヨッシーってことを忘れてねえか？」

ルイージ「兄さん、あの姿で忘れてたけど仮にもあいつはヨッシーだよ」

マリオ「そうだったな……」

マリオ「くそ……どうにかしてピーチ姫達をあの呪縛から解き放たないと」

マリオ「……ん？」

ルイージ「どうしたの？」

マリオ「よく見たら彼女がいない……それに擬人化する薬もまだ残ってる」

ルイージ「『彼女』……？」

マリオ「ここはこまタンの弱点を突くしかない！！」

ルイージ「……？」

キノピコ「〜♪」

ルイージ「あ、キノピコだ」

マリオ「グッドタイミングだ」

マリオ「キノピコ！ これを飲んでくれ！」

キノピコ「へ？」

ゴクン！！

キノピコ「……」

マリオ「これでいい」

ルイージ「兄さん、一体何を？？」

マリオ「まあ見ていろ」

ボワン！！

ルイージ「！！ キノピコが擬人化した！！」

キノピコ「あ！！ 隼だーーーー！」

ヨッシー「げえっ！？ 唯！？」

ルイージ「兄さん、説明してくれるかい？」

マリオ「キノピコは唯になった、唯はこまタンが苦手とする女性だ」

キノピコ「ねーーえーー隼ーーー！ 今日という今日は私をこましてよね！！」

ヨッシー「だから……俺はお前みたいなガキは嫌いだっつってんだろ！！」ダッ

キノピコ「あっ！ 逃げた！！ 待ってよーーー！！」ダッ

ピーチ「……あら？」

デイジー「私達、さっきまで何をしてたんだっけ……？？」

ルイージ「こまタンが去ったお陰で呪いが解けたみたいだね」

マリオ「擬人化する薬のお陰で助かったね」

ルイージ「さっきも言ったけどさ、それって擬人化する薬じゃないよね？」

マリオ「言ってはいけない」