カーズ「会いに行ってみる…価値はあるな…」

カーズ「こっちから大魔王の様な気配を感じる…こっちか」ﾃｸﾃｸ

会場　阿知賀控え室

宥「ちょっとトイレ…」ｶﾞﾁｬ

会場　廊下

宥「うわ…怖いおじさん…」ﾃｸﾃｸ

カーズ「この熱…エシディシのに違いないッ!　貴様ッエシディシの生まれ変わりかッ!」


宥(え?えええええ?)

カーズ「丁度いい、今から宮永…ワムウを探しに行くぞ」

宥「宮永さんなら…こっち…」

カーズ「ありがたい」

宥(無理矢理連れて来られたけど悪い人じゃなさそう…)

カーズ「あれか…」

怜「リーチ」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

カーズ「波紋使い…まだ残っていたのか」

照「ポン!」

玄「うぅ…」ﾀｯ

照「ロン。18000の5本場は19500」

カーズ「ワムウ…昔よりも麻雀が強くなっているな…　エシディシ、どう思う」

宥「玄ちゃん…」

こーこ『先鋒戦終了ーッ!』

カーズ「ワムウを確保しに行くぞ」ﾀﾞｯ

宥「ええええ?」ﾀﾞｯ

カーズ「ワムウッ!」

照「」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

照「私?」

カーズ「お前以外に居ないだろう。ほら、イタリアに戻るぞ」ﾌﾀﾘｦﾀﾞｯｺ

照·宥「きゃっ」

玄「あ!お姉ちゃんが変なおじさんに連れ去られ照!」

カーズ「なんだ?」

玄「あの、それ私のお姉ちゃんなんですけど…」

カーズ「これはエシディシだぞ?」

玄「いえ…あの…」ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

カーズ「要するにこいつらはワムウとエシディシではないということか…」

玄「はい、だから解放してください」

カーズ「でもコイツらが居ないとな…一人でイタリアに戻るのは辛いし…」

カーズ「よし、では勝負しよう。勝った方の物になるというのはどうだ?」

玄「でも何で勝負を?」

カーズ「こちらが勝負を仕掛けたのだ、そっちが決めろ」

玄「じゃあ麻雀。ルールは貴方vs誰か三人。貴方が二位以上でこちらの負け。でどうでしょうか」

カーズ「ｸｸ、面白い。だが麻雀のルールを忘れてしまったな。ワムウとエシディシにルールを教えてもらう、３日後に勝負だ」

宥「次鋒戦は…」

照「延期にするようスタッフに言った。ルールは私が教える」ﾆﾔｯ

玄「では３日後」

玄(…?今宮永さんが笑ったような…)

阿知賀ホテル部屋

玄「ーということなんです。」

シズ「だったらソイツに勝てるような強い奴を探さなきゃな!」

憧「だったら…宮永咲、天江衣、永水の痴女辺りなんてどうかな」

玄「いいね!」

初美「」ｸﾁｭﾝ

初美「風邪ですかねー」

３日後　勝負の日

カーズ「来たか…」

衣「お前が今日の衣の獲物か…」

咲「怖いよぉ…」

初美「早くはじめましょー」

東一局　親　カーズ

カーズ「ｸｸ」ﾋﾞｶｰﾝ

照「光った!?」

カーズ「ツモ。天和。16000オールだ」

咲(明らかに光った前と後じゃ牌の気配が違う…多分これ…すりかえてる)

衣「対局中に光るのは禁止だ!次やったらチョンボ扱いだぞ!」

カーズ「チョンボ?」

衣「知らないのか?例えばフリt…ぐはぁ!」

照「イカサマしたら罰府として満貫払いするだけだ、気にするな」

カーズ「把握」

東一局　一本場　親　カーズ

カーズ「リーチ!」

咲(これ以上振り込んだら…オリよう)ﾀｯ

初美(北家が来るまでオリつづけますよー)ﾀｯ

衣(邪悪な気配を感じる…)ﾀｯ

カーズ「ロン　メンタンピン一発三色ドラドラ…フリテン!数え役満だッ」

衣「????」

咲「これじゃ和了出来ませんよ?」

初美「バカですねー」

カーズ「バカなッ!一度捨てた牌などでロン和了するとフリテンという5翻の役になると聞いたぞッ」

初美「そんな役ないですよーチョンボで満貫払いですねー」

照「」ﾆﾔﾘ

東二局　親　咲

二順目

カーズ「ここは…オープンリーチッ!」

衣「チョンボ!このルールでのオープンリーチは見せ牌扱いになるので満貫払いだ!」

照(かかってくれた…)

ーーーーーーーーーー

二日前

照「これ、役表。覚えといて」

カーズ「ほお…　特別な役?　嶺上…河底…フリテン…なるほど」

宥「えっそれっt…ぐはぁ」

照「他にも色々あるよ」

ーーーーーーーーーー

カーズ「この外道が…!」

東三局　親　初美

カーズ(ここまで来ると何が本当の役なのかわからんな)ﾀｯ

咲「それ、カンです。」

咲「もいっこカン!もいっこカン!　ツモ。三カンツドラ4嶺上開花。16000。」

カーズ「残り点数…31000!?」

無限の様に思えたカーズの点棒がどんどん減っていくッ!

オーラス　親　衣

カーズ「ここで上がらなければ…」

衣「リーチ!」

咲「リーチ!」

初美「リーチですよー!」

カーズ「まずいッ!ここはワムウもどきが教えてくれたあの技を…」

ーーーーーーーーーー

照「ピンチの時は山を崩すんだ。さすればその局はやり直しになる。」

カーズ「そんな手が…!」

ーーーーーーーーーー

カーズ「どりゃあ!」

カーズ「さあ、やり直しだ」

初美「チョンボですよー!」

カーズ「は?」

咲「お疲れさまです」

カーズ「認めん…!認めんぞおおおおおおおッ!」ｷｻｲｶｯﾄｳﾉﾓｰﾄﾞ

照「!?」

カーズ「負けたのは貴様のせいだッ![ﾋﾟｰｰｰ]ぃ!」ｼﾞｬｷｨ!!

???「危ない!」ﾎﾞﾖﾝ

和「義姉さ…親友のお姉さんを傷つけるなんて許しません!」

カーズ「胸で防御…!?てかどこから湧いた!?」

規制かかるの忘れてた

和「そしてこの胸を武器にッ!往復ビンタッ!からのおっぱいアッパー!」

カーズ「ぐっ…飛ばされる…!だが私には翼があるッ!脱出だっ!」

のっどち「逃がしません!」

カーズ「こいつにも翼がッ!?」

のどっち「おっぱいブラすと!!」






カーズは二度と地球へはもどれなかった。

照と宥は無事戻れました。

カン