【遊戯王】主人公「開拓地のデュエルギャングたち」【安価・コンマ】 (1000)



・ オリジナルの厨二な遊戯王世界で生きていくスレの第二期です

・ 登場人物等の設定・行動などを安価によって決定

・ ADVゲーム形式で進行。デュエルはほぼオート。判定によって勝敗を決定


1期最初
【遊戯王】主人公「荒れ果てた世界でデュエルする」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「荒れ果てた世界でデュエルする」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414331266/)

2期最初
【遊戯王】主人公「海上都市のデュエリスト」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「海上都市のデュエリスト」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424529542/)

前スレ
【遊戯王】主人公「海底遺跡で決戦のデュエル」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「海底遺跡で決戦のデュエル」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435231185/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438947820


デュエル時の勝敗決定方法

● 基本値は一律【20】、キャップは常に【90%】とする。なお、常時最低【50%】の勝率を保証。

● デュエリストごとにステータスを設け、その数値の差によって基本値から足し引きされる。

●  ステータスには5つの項目を設け、デュエル前に2つを選び取ってそれらを比較する。
   ・全て上限値は【10】。デュエルの前にこれらの内2つを抜き出して比較する。
   ・主人公側が相手側のステータスを超えていた場合、数値【1】ごとに基本値に【5%】が加算される。
   ・相手側が主人公側のステータスを超えていた場合、数値【1】ごとに基本値から【3%】が引かれる。

● ステータスは人物の持つ【特殊能力】によって補強される。
   ・特殊能力を所有している場合に限り、ステータスの上限値を超えることができる。

● 最後に、主人公側の勝利要素について適切なものを書き込んでください。
(例:主人公のデッキを敵は知らないはずだから奇襲ができるはず)を書き込んでいただきます。
 その事柄が適切と思われる場合に基本値に数値を足していき、最終的に算出された数値をもとに判定を行います。

 この際、判定に使用する数字は0~99までの指定された数字と
 >>1が該当するレスに設定したトリップに隠した数値を合計した数値になります。
 この際、100の位は切り捨てられ(指定した数字が65、トリップの数字が70だった場合135だが、この場合35として扱う)、
 先に設定された数値以下の数値になった場合に勝利、という形式となります。

 なお、要素について正確ならば+10、多少外れた指摘ならば+5、違うと判断された場合は±0となります。



登場人物募集時のテンプレ

********
名前:
性別:
年齢:
職業:
特徴:
デッキ:
********


イベント進行に関係の無いデュエルにおける勝利ボーナス


1.「交友関係」の好感度上昇(全体・効果小)
2.「交友関係」の好感度上昇(個人・効果中)
3.カード追加(デュエル中のカードプール増)
4.ランダム要素の成功確率上昇(ストック:現在1)
5.成長ポイントの取得(数値はランダムで1~5)
6.自由安価(「全て」など、バランスに関わる内容は不可)

など。

以上テンプレ。キャラに関しては次スレよりテンプレに載せます
30分後くらいからやるつもりです

ところで3期メインキャラ内定のツルキが1期の某遊聖さんと聖騎士被りなのはまだいいとして
既に現状で前スレ992~の中でノイド、聖騎士、デストーイとデッキ被りが三つあるんですがそれは

ちゃうねん
既にデュエルやったデストーイ(九留美)とデュエルやることほぼ確定の聖騎士(聖ツルキ)
出るか分からないけどノイド(虹ノ樹華煉)も今期にいるねん

とりあえず今のところで変更できたらしていただけると助かります

ネオスビートは問題なし

全員分差し替え終わったのでこれで行きます
ところでスペクターって変換すると冥闘士って候補に出るのにちょい笑う
あと前スレ999はFGOやってるかどうか素直に告白しなさい



◆ 開拓地 / 酒場


ビュゥゥゥゥゥ……


静「………………」 サブサブ


 [CLOSE]


静「………………」 クルッ


 [OPEN]


静「…………」 ヨシ

リベンジャー『ヘイヘイヘーイ静ァ! 毎度毎度思うけどお前サンもうちょっと言葉を発しようゼェなあ!』

        『コミュニケーションって悪くないモンだゼェ。まあフツーのヒトと話せやしネェオレサマが言うのも』

        『まったくオワライってモンだけどヨォギャハハハハ! だいいちその見た目で無口キャラは無理あ』

静「……」 ズゴッ

リベンジャー『あぶし』

静「――――――」 ハァ


ガチャッ



パタパタ…


グレイ「……おはよーございますぅ……」

静「…………」 手フリフリ

グレイ「ねむ……うゅ……」

雷士郎「おはようグレイちゃん。静も……ボクが行くべきなんですけど」

静「………………」 フルフル

雷士郎「いえ、ですけど」

静「…………」

グレイ「静さんはー……自分でやりたいらしいですよぉ……」

雷士郎「まあ……静がしたいなら構いませんけど……」


ドタドタ……


猟子「はよーっす! あぁくっそ、何で起こしてくれなかったんだよ静!」

静「…………」 フルフル

雷士郎「そろそろ自分で起きてくれませんか?」

猟子「無理!」



シュタッ

忍「忍びなれども忍ばざる! おはやくでござるよん」

雷士郎「おはようございます」

静「………………」

グレイ「おはようございまーす!」

猟子「ねーねー聞いてよ忍ゥ。こいつらあたし起こす気ねーし朝ごはん用意してくれないし酷くねー」

忍「酷いでござるねー。ところで拙者の朝ごはんは?」

静「………………」 フルフル

忍「もー静殿ったら冗談が上手いんだからこのこのォ!」

静「………………」 フルフル

忍「」

猟子「あたしのはー?」

静「………………」 フルフル

猟子「」

雷士郎「ありませんよ」



猟子「おーぼーだー!」

忍「オーボーでござるよー!!」

静「…………」 ハァ

グレイ「こちらどうぞー」 ゴトッ

猟子「おっ! なんだかんだ言ってあるじゃ……」

忍「スパムのみ…………だと……・」

猟子「ちょ……いや、嫌いじゃないけど静、これは……どうなんだよ……」

忍「せめて調理だけしてほしいでござる……」

静「………………」 コトッ

グレイ「あっ、静さん、ありがとー!」

忍「オムレツにウィンナーにサラダに……」

猟子「何だよこの扱いの違い!!」

雷士郎「そりゃまあ、子供と大人の違いでは」

忍「せっしゃもこどもでごじゃる!!」

静「……」 ペッ

忍「ひでぇ」



雷士郎「グレイは一日10時間くらい寝てるからね……」

グレイ「そういうの、言わないでくださいよぉ」

静「………………」 コポコポコポ…

忍「珈琲でござるか? 拙者も――――」

静「………………」 ×

猟子「あっはっは! まあまあそんなもんだろ……」 コソコソ

雷士郎「静」

静「……」 ベシィ

猟子「ぐえっ! く、くそっ、バレたか……」

グレイ「またお酒持って行こうとしたんですか……」

忍「姑息でござるよ猟子殿」

猟子「こ、姑息じゃねーし。酒飲まないとやってられないだけだし」

静「…………」

雷士郎「いいとこアル中じゃないですか」



猟子「いいんだよ、自分に甘くても人に甘くすればいいんだから」

忍「ござるござる」

静「………………」

猟子「つー訳で酒を」

静「………………」

グレイ「ダメですよそういうのは」

雷士郎「流石に休肝日を作らないと」

静「………………」

猟子「なにまだ若いんだからヘーキヘーキ」

静「………………」

忍「でもこの前検査でちょっと危なかったような」

猟子「言うな忍!!」

静「………………」 ススス

猟子「ほら静が酒隠しちゃったじゃん!」

雷士郎「隠して然るべきでしょう」



雷士郎「涼子さん、忍、二人ともそろそろ仕事へ」

猟子「あーそーだなーそーそー……あぁやる気しな」

忍「なぁに帰るまでの我慢でござるよん」

静「………………」 フリフリ

グレイ「頑張ってくださいね!」

猟子「うーい行ってきまーす」

忍「拙者この仕事が終わったら……腹いっぱい食べるんだ……」

グレイ「なんですかそれ」


ガチャリコ……ザリ、ザリ、ザリ……


静「…………」

グレイ「行っちゃった」

雷士郎「行ってくれないと困るんですよ」

静「………………」 コポポ…



ガチャッ!


ツルキ「いよっす。諸君、ご機嫌いかがかな!」

静「………………」

雷士郎「聖さん。……お仕事は?」

ツルキ「この俺に地味な作業は似合わない。どうせやるならもっと派手に依頼をこなす方が良い」

グレイ「依頼無いです」

ツルキ「え」

静「…………」 フルフル

雷士郎「そうそう毎日毎日高額報酬の依頼があってたまりますか」

ツルキ「え、いや、えー……?」

静「………………」 コトッ

ツルキ「ありがとよマス……ちょっと待ってくれ。何でぶぶ漬け」

静「…………」

グレイ「仕事行ってくださいってことですよ」


ガチャリ



カウロ「あーさぶさぶ……こんちわ、静さん! カウロ・マグネ、到着っす!」

静「………………」 フッ

ツルキ「よっ、見習い君。頑張ってる?」

雷士郎「おはよう、カウロ君」

グレイ「おはよー!」

カウロ「おはようございます!」

静「…………」 コトッ

カウロ「あ、どうも。ありがとうございます」

静「………………」

ツルキ「あ、あるぇ。見習い君にはホットケーキなんだ。何だろうこの対応の差」

雷士郎「無職だからでは?」

ツルキ「違うよ。俺は賞金稼ぎだよ。無職じゃないよ収入アルヨ」

雷士郎「その点カウロ君は保安官を目指して頑張ってますから」

カウロ「いやぁ、そんな……恐縮です」

静「………………」



雷士郎「さて、それじゃあ、授業にしようか。カウロ君。グレイ」

グレイ「あっ、はーい!」

カウロ「よろしくお願いします!」

雷士郎「都市の方だと義務教育があるけど……こっちだとそうもいかないしね」

雷士郎「さて、今日は数学の勉強から。グレイの歳はまだ届かないけど……」

雷士郎「時々自分で勉強してるから、大丈夫かな?」

グレイ「はい!」


ツルキ「子供組は暢気でいいねぇ……マスター、俺たちもアダルティックな会話を」

静「………………?」

ツルキ「あ、ごめん。ムリ臭いね」

静「…………」 イラッ

ツルキ「まあ、マスターが話す気あんま無いのはともかく、俺はもっとこう、猟子ちゃんみたいにボインボインが」

静「………………」 シュッ

ツルキ「のごっ!?」 スカァァァン



静「………………」 ハァ

ツルキ「お、俺が悪かった……です……」

静「………………」 ペタペタ

静「………………」 ストーン

静「…………」 チラッ


雷士郎「この方程式だけど、5が代入できるよね。だから――――」 ←サラシで隠してるだけでバインバイン

グレイ「ふむふむー」 ←年相応


静「………………」 ハァ

ツルキ「コンプレックスに耐えてる顔はちょっと色っぽい」

静「…………」 シュッ

ツルキ「アイスピック!?」 ヒュッ

静「……」 チッ

ツルキ「マスター! 今の俺じゃなきゃ当たってたっつか死んでたよ! 俺だから避けられたけど!」



静「………………」

ツルキ「まったく……」

静「…………」 コク

ツルキ「ん? マスターそれ何?」

静「………………」 スッ

ツルキ「……米サイダー……え、何コレ……」

静「………………」 フッ

ツルキ「マスター今優越感浸ったでしょ俺そういうの分かっちゃう」

静「………………」

雷士郎「静はどうも、珍しいもの好きなんですよ。飲み物は特に」

ツルキ「あぁ、それでエスプレッソーダとか大量に……」

静「………………」 テレ

ツルキ「照れるところじゃあないよな」

すまぬ。今日はここまでで

選択肢まで進めようにも、3期は前期より選択肢を出せる状況を減らそうと思ってるので
しばらくストーリーオンリーで進むかもです

キャラに関しちゃすまんぬ

キャラ出るたびにキャラ紹介とかしてもいいならデータ出すくらいはするんだけどちょっとテンポ悪いし
他のキャラとの関わり無し→交友広げもワンパだし、静の立場上他人と関わりなしっていうのもおかしいし
決定した場所と職業とその他諸々を考えるに今までの形式続けるのもキツいしでちょっともうどうすりゃいいのか
こう言うのもなんだけど、投下一日目だし大目に見てくれないかなって

群像劇っていうかバッカーノとか境ホラとかのキャラの出し方とかイメージしてる部分あるんだけど
ssでそれやるのは無茶かねやっぱり。どうしても描写少なくなるし。まだ12レス分しかやってないけど

とりあえずレギュラーキャラ(予定)だけはキャラ紹介ぶっこみます

徐々に増やしていくある意味王道なのがワンパターンって言ったのは1期2期と続けてやってきたからであって
決してその方式について悪感情があるわけじゃないんだけどね。基本1が書くのそういう方式だし

設定じゃないけど、キャラについては出してもらった設定そのまま出すだけじゃごちゃごちゃしてるし
分かりづらいので今晩の投下前にでも改めてまとめておきます

今回レギュラーになりそうなキャラとしては基本、こんな感じ
増える可能性もあるけど、増えたら増えたでまたテンプレにでも追加しときます
とりあえず21時ごろから予定


氷山静 / 23歳 / 女 / ギャングのボス兼酒場のマスター / 【インフェルニティ】
主人公。本当に主人公か疑わしい。声が高くて恥ずかしいので喋らない喋りたくない正義厨
何がとは言わないが壁。指摘した人間は死ぬ。見た目はイケメン、内面漢女


獅子神猟子 / 24歳 / 女 / ギャングの副長 / 【獣族】
静の幼馴染。他人にも自分にも甘いアル中。つまみと辛いものが好きだが、そろそろ肝臓病を宣告される
細かいことは気にしないタイプ。メンバーの中で最も肝が据わっている。3桁目前の超スタイル。静は死ぬ


南春雷士郎 / 19歳 / ? / ギャングの庶務 / 【ウィルスカード】
執事。なまじ頭がいいせいで厄介ごとを押し付けられがちな苦労性。年少組の教師役。現時点で既に胃潰瘍
生真面目で冷静。その分熱くもなりやすい。男装してはいるが、実は女。なお、サラシを撒いているだけでどたぷん


伊賀忍 / 16歳 / 女 / ニンジャ / 【忍者】
忍者と言うにはあまりに異端。多分ダマルトシヌ・ニンジャとかそんなの。忍びなれども忍ばない
それでもマジの忍者の末裔としてニンポは一通り使えるので実際高性能。その胸は豊満であった


グレイ / 12歳 / 女 / 酒場のウェイトレス / 【クリフォート】
ギャングのメンバーでなく静の経営する酒場のウェイトレスでマスコット。現在は静が面倒を見ている妹的存在
平均睡眠時間は10時間。9時になると眠くなる。年齢相応なだけで無くはない。やはり静は死ぬ


聖ツルキ / 25歳 / 男 / 賞金稼ぎ(無職) / 【聖騎士】
酒場常連その1。賞金稼ぎという名の無職。派手好きで調子に乗りやすい自信家。後先を考えない無職
仕事している様子も無いのに金がなくならないあたり実力はあるようだが、その様子を見せないあたりは曲者らしい


赤間カイ / 23歳 / 男 / 開拓者 / 【デーモン】
酒場常連その2。不満足状態の元キング。諸事情により本気のデュエルができないせいで無気力状態
冷静で頭脳明晰。ではあってもプライドが高く、根本的に人の話を聞かない性格。妙な呪いを受けたようだが……


カウロ・マグネ / 14歳 / 男 / 保安官見習い / 【磁石の戦士】
保安官見習い。真っ直ぐで快活な性格。父親の後を継ぎ、立派な保安官になることを目指している
しかしその真っ直ぐさゆえに騙されやすく、特に大人組にはからかわれがち。見てこいカウロ


工森日和 / 14歳 / 女 / 商人(輸送屋) / 【闇属性(ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン軸)】
商人、というよりは輸送屋。チャーチル外部の都市から定期的に荷物を送り届けることのできる数少ない人間、の娘
モットーは「安く仕入れて高く売る」こと。ただし、知り合いであっても例外ではないし基本的に守銭奴気質

まずプロローグの続き、それからちょっとコミュ挟んだりでしばし人物描写にさせていただきます
基本指針が見えないと動くに動けないでしょうし、それからストーリー進めるかどうか決定って感じで



静「………………」 シュッ

ツルキ「ん? マスター、これ……カップ……いや何で米ソーダ注いでるの」

静「…………」 フッ

ツルキ「おごりってこ……いや貰っても対処に困る……」

静「………………」 チッ

ツルキ「マスター、すっごい理不尽だよ!」

静「…………」

雷士郎「自分の好きなものを好きにならない人は邪魔なんだよってことですよ……」

ツルキ「理不尽すぎる」

グレイ「静さんは元々割とそういうケが……」

カウロ「ツルキの兄さんも理解した方がいいですよ」

ツルキ「納得いかねー!」


◆ しばらくして / 酒場 / 夜


カランカラン……


静「………………」 ピク

カイ「………………」 ザリ

静「………………」 コポポ

カイ「……いつもの」

静「………………」 スッ

カイ「……すまん」

静「………………」


ツルキ「何あのアダルティな雰囲気」

雷士郎「あなたがまるでそういう雰囲気が出せないだけなのでは」

ツルキ「やめてくれないかなぁそういう俺の数少ない欠点挙げるの」

雷士郎「数少ない……?」



ツルキ「数少ない欠点だろ? 女を口説くのだって俺は得意だ」

雷士郎「…………は?」

ツルキ「何だよその疑いの眼差し」

雷士郎「ちょっと静を口説いてみてください」

ツルキ「それは無理だ」

雷士郎「は?」 ビキィ

ツルキ「何でマジギレされかけてんの俺」

雷士郎「静の女性的な面くらい毎日毎日毎日酒場に入り浸ってんなら分かるでしょオが!」

ツルキ「いやいやいやいやだから! 俺ボインじゃないとダメなの!」

雷士郎「死ねよ」

ツルキ「何これ怖い……いやちょっと待てよ南春。俺はマスターは口説けない。が――――」

ツルキ「……猟子ちゃんが来たら口説くよ」

雷士郎「成程。では負けに10万DP」

ツルキ「地味に現実的にヤバい額提示してきたなあ!?」

雷士郎「払えないんですか? 大したことないですね」

ツルキ「ははははははは! そんなわけないじゃあないか俺の貯金は53万あるぞ!」

雷士郎「25歳にしちゃ少ないですね」


カランカラン……


猟子「ただいまぁー……に゛ああぁぁぁあつっかれたぁぁ!!」

忍「猟子殿10分に一回は休んでたでござらんか」

猟子「そりゃお前……酒が足りないからだよ……」

忍「猟子殿実は酒を燃料に動くロボットとかでござる?」

猟子「その設定いただき。おーい静ー! サケー! 酒が無いと動けなーい!」

静「…………」 ハン

猟子「鼻で笑われたぜ忍」

忍「何マジでやってんでござるかぷふふー」

ツルキ「やあ猟子ちゃん、隣いいかな?」

猟子「あん? おう、いいけど」

忍「どしたんでござるのん?」

ツルキ「フッ。どうしたもこうしたも、猟子ちゃんの暴力的なまでのボデーに見惚れてた」

雷士郎「冗談でもそれで口説いてると言うのなら馬鹿めと言ってやりますよ」

ツルキ「………………」



忍「それ以前にマズいでござるよ! 静殿がキレそうでござるよ! 胸の話になって!!」

静「………………」 ピキ

猟子「あっはっはっはっはっはっは!!」

カイ「やかましい奴らめ……」

グレイ「カイさん、これもいつものだからって静さんが」

カイ「…………フン」

忍「あ、いーなーいーなー裏メニューのシンクロ丼」

猟子「静ぁー、あたし牛丼」

静「………………」 ハァ

グレイ「ふぁ……」 ネムネム

静「……!」

ツルキ「おっと、眠いのかいグレイちゃん」

グレイ「ね、眠くなんて!」

静「………………」 ポンポン

グレイ「静さん。でも……」

静「………………」

全員出るとは限らないし出しづらい時と状況には出ない。ただでさえ既に相当人数多いし

******




静「………………」


静(グレイを寝かせつける……か……それとも……)



◆ コミュパートに移ります。現状の静以外の登場人物は7名です
   誰とコミュを取りますか? 複数選択可

獅子神猟子
南春雷士郎
伊賀忍
グレイ
聖ツルキ
赤間カイ
カウロ・マグネ

↓2




静「…………」 チラ

雷士郎「了解です。グレイ。また明日も寝坊しちゃうよ」

グレイ「ぅ……ん、はい……」

静「………………」 ツカツカ

忍「あ、静殿ー。フライドポティトゥ! プリィィズ!」

静「………………」 べし

忍「あいた」

静「………………」

猟子「なんか最後の方のィィィの辺りがそれっぽいな。なんか魔法使い的な」

忍「拙者は忍者でござるが」

猟子「あー、いいんだよそういうの。ほんだら静、刺し身くんねぇ刺し身」

静「………………」 フルフル

猟子「刺し身は無理ってか? いやまあ無いって分かってたけどさー」

忍「そろそろ運送来る頃と思うでござるがなー」



猟子「静、肉ある肉」

静「…………」 スッ

忍「これは……何肉でござるか?」

静「………………」 グワシグワシ

忍「そのジェスチャー……熊でござるか」

猟子「マジで? 熊ァ? 美味いのそれ?」

忍「さぁ……調理次第だとは思うでござるけども」

猟子「それなら大丈夫だろ。静ぁ、それ出して」

静「………………」 オッケー

猟子「しっかしまあ、作業も随分長くなってんよなー」

忍「ござるねぇ。柵も作ったでござるけど動物避けじゃないんでござるし?」

猟子「どこぞの城砦都市くらいのモンが無いと人避けは無理じゃねーのかなってさぁ」

静「………………」 ジュゥ

忍「その辺どう思うでござるか発案者殿ー」

静「………………」 フルフル



忍「えーっと……やらないよりはマシでござる?」

静「…………」 コク

猟子「でもよぉ、鳴子なんて原始的な代物でどうなるよ?」

静「…………」

忍「これもやらないよりマシでござるか。うん、まあ実際そうでござるけど」

猟子「でもせめて石壁くらいはあった方がいいよなぁ」

忍「あとは有刺鉄線と……電流は流石に求め過ぎでござるかなぁ」

猟子「どっから電気持ってくるんだよそれ」

静「…………」

忍「技術者がいるなら話もだいぶ変わるでござるけどなー」

猟子「いるんじゃなかったっけ? てか、来るっていうか」

静「………………」 コク

猟子「ま、だいたい静がその辺把握してるし、頷くってころはそのうち来るだろ」

静「………………」 コト

猟子「お、サンキュー!」

忍「猟子殿猟子殿! 拙者も食べりゅ!」

猟子「りゅってなんだよ」



猟子「いっただっきまー!」 モグッ

忍「拙者も!」 モグッ

静「………………」

猟子「……んん?」

忍「ん? おっ? これは……」

猟子「意外に獣臭く……ないような……」

忍「いやでもやっぱ獣臭いし」

猟子「でも割といい塩梅になってるような……?」

忍「香辛料でこう、ピリッと、いい感じに……」

静「………………」 b

猟子「おう、流石だな静! これ意外とイケんぞ!」

静「………………」

忍「誇らしげでござるな静殿」

静「…………」 テレ

猟子「んー、さっすがあたしの…………こういう場合どっちで言うべきなんだコレ」

忍「静どの見た目イケメンでござるしなぁ。けどなんか女子力高いでござるし」



静「…………」 ハァ

猟子「ま、どっちでもいいや! あたしの相棒はやること違うぜ!」

忍「ちゅーかどっちかって言うとうちのボスって言い方んがいいでござろ」

静「…………」

猟子「まあ、ボスっちゃボスだけど。なーんか納得いかねー」

猟子「結局あたしまだ納得しきってねーし」

忍「納得しきってないの猟子殿だけでござろ」

猟子「えー?」

静「…………」 フルフル

忍「静殿も納得してないでござる?」

静「…………」 コク

猟子「ま、でも結局、静がやろうって決めたわけだから静がボスで問題はねーんだけど」

静「………………」 エー

忍「まあ拙者はその辺わかんねーでござるけど。最初は静殿と猟子殿だけでござったっけ?」

猟子「そそ。そっから雷士郎を静が拾ってグレイを静が拾って」

忍「拾ってばっかでござるな」



猟子「元々ここはそういう場所だしな。捨てられたヤツの集まる廃棄場……なんつって」

忍「時々猟子殿インテリ風なこと言うでござるな」

猟子「あっはははお前のこともそう言ってんだけど」

忍「マジでござるか。マジでござるわこれ」

静「………………」 スッ

忍「何でござるかこれ静殿。ハンカチはいらんでござるよ。つか泣くと思うんでござるか」

猟子「なははははははは!!」

忍「笑うなああああああああああ」

静「………………」 クス

猟子「お、今静笑ったか!?」

忍「マジでござるか!?」

静「…………」 プイ

猟子「おーい静ー! こっち見てこっちー!」

忍「写真、写真撮るでござ……いや撮らないでござるからこっち見てでござるよー」

では忍・猟子のコミュ終了で今回はここまで
しばらくコミュとその他の描写でキャラ出して適度にキャラクター性とか掴めるようにやります
デュエルはだいぶ遅くなって申し訳ないけどその後からで。多分そっからはガンガン進んでいくし

んにゃスカーライト
詳細な設定は省くけど、素レッド・デーモンズのデッドコピーがスカーライト
10枚足らず程度の枚数生産されて、元キングがキングになった大会の優勝景品として手に入れたって感じ
炎魔竜は精霊設定含め誰に使わすのがいいかなってちょっと迷ってるところなので

お腹の具合のせいでダウンしていてすまない……
明日は遅くなるとは思うけどできたらやります

予告忘れてたけどやるのよ
誰ぞおるかー



◆ 猟子と忍との交流Ptが「1」上昇しました

獅子神猟子:1
伊賀忍:1



>忍と猟子との会話を終えた


静「……………………」


>まだ交流はできそうだ……


◆ コミュ対象を選択してください
   なお、グレイは眠気に負けて眠ってしまったようです。

南春雷士郎
聖ツルキ
赤間カイ
カウロ・マグネ

↓2



静「………………」 コポポ…

カウロ「あ、静さん。こんばんわっす!」

静「………………」 コク

カウロ「どうしたんですか? 俺に何か用が?」

静「………………」 コト


>カウロにノンアルコールカクテルを差し出した……


カウロ「これは……?」

静「………………」 指サシ


>シャーリーテンプル。昔から親しまれているノンアルコールカクテルだ
>「それらしい」気分を楽しむにはうってつけだろう


静「………………」 b

カウロ「えっと、そのジェスチャーは……おごりですか!?」

静「………………」 コク



カウロ「ホントですか!? いや、俺、すっげーうれしいっす!」

静「………………」 フッ


>どうやら喜んでくれたようだ……


カウロ「いずれ出世払いで!」

静「………………」 クス

カウロ「なんですかその反応……俺だっていつか父さんみたいに、ここの平和を守れるようになりますよ!」

静「………………」

カウロ「なんか生暖かい視線だなぁ……」

静「…………」 フルフル

カウロ「そんなつもりは無いって?」

静「………………」


>ついでにフレンチフライを差し出した


カウロ「流石にここまでやられると怪しいんですけど……」

静「…………」 フルフル


>怪しくなーい あやしくない



静「…………」 スッ


>0円、とだけ入力した領収書を差し出した
>自由入力欄には、「期待している」とだけ記入している


カウロ「……ありがとうございます」

静「………………」

カウロ「ホント、静さんってギャングらしくないですよね。何でギャング名乗ってるんです?」

静「………………」


>何でも何も、「そういうものだから」という以外に表現のしようは無い
>ギャングとは「非合法的な手段を用いる集団」で、静は非合法的な手段を選んで用いている
>ならばそう名乗るのが筋というものだ


カウロ「もっとこう……あるじゃないですか、まっとうな生き方」

静「…………」 フルフル



静「…………―――――もう、捨てた」

カウロ「え?」

静「………………」

カウロ「あの、静さん……?」

静「…………」 フルフル


>バーのマスターとしての仕事に戻った


静「………………」 コップフキフキ

カウロ「なんだかなぁ……」

静「………………」


◆ 他に誰かとコミュを取りますか?
   複数選択可

・南春雷士郎
・聖ツルキ
・赤間カイ
○もういい

↓2



ツルキ「よぉーう元キング。隣いいかい?」

カイ「元キン……!? ……いや、いいだろう。事実なのだからな……」

静「…………」

ツルキ「おぅい、マスター! この元キングに何か見繕ってやってくれよ!」

静「………………」 ハァ

カイ「勝手な真似を……」

ツルキ「でもグラス空だぜ? まあ呑もうや呑もうや! 呑んで忘れることだってあらぁな!」

静「………………」 トクトクトク…

静「…………」 コトッ

カイ「……うむ」


>ボンベイ・サファイア。「カクテルの王様」と呼ばれるマティーニのベースにとしてよく使われる蒸留酒
>「王」繋がりだろうか。赤間カイはキング時代から好んでこの酒を呑んでいるらしい


静「………………」

カイ「…………」 クイ

ツルキ「オイオイオイオイそんなチビチビとじゃなくてもっとグイッと行こうぜ旦那。俺も付き合うからy」

カイ「何故貴様に付き合ってもらわねばならん」

ツルキ「何故って俺だから」

カイ「意味が分からん」



ツルキ「マスター。ワイルドターキー! ロックでな……」

静「………………」 シャカシャカシャカ…


>ツルキの注文を無視してカクテルを作った


静「…………」 ゴト

ツルキ「ちょ……そりゃねーってマスター」

静「………………」 ハァ


>普段からしきりに見ていることは知っていたし、機会があれば呑んでみようと思ってるのも理解していた
>が、普段アルコール度数5%程度で満足しているツルキに、平均度数40%のそれはあまりに辛い


ツルキ「ちぇっ。まあいいけどよ。マスターさぁ、俺をちょっとナメすぎじゃあないの? なあ?」

カイ「そこで何故俺に振る」

ツルキ「さっきの話の続きだよ。俺が旦那の酒に付き合う理由なんて『俺だから』以上に言えないさ」

    「誰にだって分け隔てなく接することのできる俺カッコイイ。それ以上に理由が必要か?」

カイ「とんだナルシストだ」

ツルキ「自信家と呼んでくれ。ま、確かに一歩飛び越えりゃそうもなるけどよ」



ツルキ「自信ついでに。俺は旦那を相手にしても何ら不足は無いぜ」

カイ「…………フン」

静「………………」

ツルキ「あ、マスター。ホモい意味じゃあねえからな!! 俺はちゃんとボインの女の子が好きだぞ! 猟子ちゃんとか!」

静「…………」 シュッ

ツルキ「ホゲァ!! こ、氷の礫が……」

カイ「……貴様のようなちゃらけた男が世迷言を」

ツルキ「ねーえ元キング? もうちょっとツッコミ入れない? 俺今スゲェ痛い思いを」

カイ「知ったことか」

ツルキ「ひでぇ」

静「………………」


>普段の行いというものは如実に人の評価に影響する


ツルキ「マスターも俺の実力くらい知ってんでしょーん?」

静「………………」

ツルキ「ちょっと、そこは頷いてくれよ」

カイ「……くだらん」



ツルキ「辛気臭いぜ二人ともー。俺こういうの好きじゃないね」

カイ「勝手に言っていろ……」

ツルキ「だいいち、何さその態度! キングだったころのあんたはもうちっと……」

ツルキ「不遜な態度こそすれ、そこまで萎えきってなかったろ」

カイ「貴様には分からん」

ツルキ「カーッ!! 出たよ『お前には分からないから話さない』! 分からねーぞー?」

ツルキ「俺ってば旦那より年上ぞ? 何か分かるかもしれねえだろォー」

カイ「年上の癖にその態度というのがまず理解できん」

静「………………」 ウン

ツルキ「いや、25ってそりゃカウロとかから見りゃオッサンかもしれねーけどよ、かなり若いだろ!?」

ツルキ「こんくらいのテンションしてたって不思議はないっての! なあ!?」

静「………………」 ←喋らない&落ち着きすぎ

カイ「…………」 ←辛気臭い

ツルキ「もしかして落ち着きないのって俺と猟子ちゃんだけ?」

静「…………」 ハァ



カイ「…………マスター」

静「………………?」

カイ「2年以上の付き合いだ。一つだけ……語っておく」

静「………………」

カイ「俺がデュエルできなくなったのは――――『呪い』のせいだ」

静「………………?」

カイ「怪しむのも無理はない。だが、事実として俺は――――」

カイ「いや、それ以上は語るまい。所詮は与太話でしかない」

静「………………」 フルフル


>静自身も精霊が見える人間として、オカルトに対する理解はあった
>もっとも、呪いというものに対しての知識は無いが


ツルキ「何々ナニナニ何の話だよーォー!」

静「…………」 ゲシッ

ツルキ「あげしっ、ってマスター、脛蹴らないで脛痛いそれやめてやめて」

カイ「…………」

消化忘れ含め

◆ 交流度が上昇しました

・カウロ・マグネ:2
・赤間カイ:1
・聖ツルキ:1


◆ 雷士郎とコミュを取りますか?

・南春雷士郎
○今日はもういい

↓2



静「………………」 カチッ


>流していた音楽を、閉店を告げる音楽へと変更した
>もう夜も更けてきた。明日も早い者はいるはずなのだが――――


静「………………」 フゥ


>まあいいか


静「………………」 コポポ…


>コーヒーの薫りが店内に広がった



◆ 一日を終了します

では今日はここまで
しばらくはこんな感じでコミュしながらキャラを把握していく感じで

イベントに関しては1のダイス目とコンマ次第になるかと思いますが
その中でもある程度自由度を出して行けたら、とは思ってます

21時からよてい



◆ 2日目


静「………………」 サッサッ…


ブロロロロロロ……


静「…………!」


>どうやら都市からの輸送車が到着したようだ……
>チャーチル住民の注文していたもののほか、様々なものを販売しているはずだ


静「………………」 チラ


>グレイは起きてこないようだ


静「………………」 ハァ



スタスタ……


日和「あ。マスターじゃーん。おっはよーん」

静「…………」 コク


>工森日和。輸送屋の娘で静の知り合い
>親しい。かどうかはともかく、関わることは多い


日和「みんなは起きてないの?」

静「………………」 フルフル

日和「あ、じゃあグレイだけ? まーた寝坊助だねぇあの子」

静「………………」 フッ

日和「ま、それはそうとして。マスター。商売の話でもしようか――――」


ゴチッ!!


日和「あだっ!」

父「客になんだァその態度は日和ィ!」

日和「おとーさん!? いやこれはいつもの習慣ってか演技ってかやりとりってか」

父「知るかいそんなこたァ! オラとっとと運べ!」

静「………………」 クス

父「おっと……静ちゃんじゃあねえかい。すまんね、こんなの見せて」

静「…………」 フルフル

日和「ちぇ。まあいいや。また後でねマスター」

静「…………」 コク



芳香「――――――元気ね、あの子」

静「…………!」 クル

芳香「おはよう。元気?」

静「………………」 コクリ…


>法華津芳香。よく静の酒場に来店する妙齢の女性……
>ただし、妙に静かに向ける視線が艶っぽい


静「………………」 ジリ

芳香「あら……何でそう逃げるの? 悲しいじゃないの……」

静「………………」

芳香「少し……街の空気を感じてきたの。久しぶりにね」

静「………………」 コク

芳香「ええ、少しあの人のことを思い出しちゃって……ふふ」

芳香「やっぱり……マスター。あの人によく似てる――――」


タタタタタタ


芳香「あら。逃げられちゃった。ふふ」



静「………………」 ムムム


    [CLOSED]


静「………………」

グレイ「ふわぁ……あ、静さーん。おはようございまぁす」

静「!!」


  →[OPEN]


静「………………」 アッ

グレイ「どうしたんですか……?」

静「………………」 ハァ


>開店したからには仕方がない
>……仕方がない



◆ 誰とコミュを取りますか? 複数選択可

獅子神猟子
南春雷士郎
伊賀忍
グレイ
聖ツルキ
赤間カイ
カウロ・マグネ
工森日和
法華津芳香

↓2



◆ 昼頃 / 店内


静「………………」 グツグツ

グレイ「静さん、何作ってるんですか?」

静「………………」 スッ


>小皿にシチューを軽く盛り付けた……


グレイ「わぁ! シチュー!」

静「…………」


>そこまで喜ぶものだろうか


静「………………」 首カシゲ

グレイ「だって静さんのシチュー、まえに食べてたのよりずっとおいしいですし……」

グレイ「それにひさしぶり! ええっと、いち、に……一か月くらい?」

静「………………」


>言われてみれば



グレイ「ものが限られてるし、仕方ないとは思うんですけどね」

グレイ「わたしばっかりわがまま言っちゃいけませんし」

静「………………」


わしわし


グレイ「わわっ、と、とつぜん何なんですか、静さんっ」

静「………………」 フルフル

グレイ「髪がくずれちゃった……」

静「…………」 ゴメン

グレイ「わたしの分、多くしてくださいね!」

静「………………」 コクリ


>とても「あの頃」、感情が無い風だったようには見えない……



静「………………」 ジ

グレイ「? なんですか?」

静「…………」


>かつて、グレイは静たちと戦うことになった
>半ば強制的に「そのように」させられた。洗脳に似た状態だったと静は記憶している
>だからこそ、その意思を戻すには容易なことだった


>――――それこそ、精霊というオカルトの力のなせる業だが


静「………………」 ナデナデ

グレイ「あの、静さん。さっきからなんなんでしょう……?」

静「………………」 フルフル

グレイ「えぇ……?」

静「………………」


>大人しくナデられていればよいのだフハハハン




静「………………」

グレイ「そういえば、他に付け合わせとかは……」

静「………………」 フルフル

グレイ「ですかぁ……」


>開拓地に、資源はそれほど無い



◆ 他に誰かとコミュを取りますか?
   複数選択可

獅子神猟子
南春雷士郎
伊賀忍
聖ツルキ
赤間カイ
カウロ・マグネ
工森日和
法華津芳香

↓2




◆ 夕方 / 酒場


雷士郎「お待たせいたしました。こちら、兎のワイン煮です」

ツルキ「おっ、来た来た! っただっきまっす!!」

静「………………」

ツルキ「マスター。その目、何が言いたいか分かるぜ。『仕事行け』だろ」

雷士郎「よく理解しているな。行けよ」

ツルキ「ライちゃんさぁ……何で他には大概敬語なのに俺にだけタメ語なのよ」

雷士郎「グレイとカウロと日和にもため口だぞ」

ツルキ「グレイちゃんと坊主とひよりん……」

静「…………」

ツルキ「俺がガキってことか! あっはははははっは誰がガキだこの野郎!?」

雷士郎「否定できることか!」

静「………………」 ハァ



静「………………ライ」

雷士郎「あっ……し、失礼しました!」 バッ

ツルキ「とと……ンだよ萎えるなぁ」

静「………………」 ジロ

ツルキ「オーケーオーケー。挑発するな、ね」

静「………………」 ハァ

ツルキ「何だかね。ライちゃんってホントマスターの言うことしか聞かないのな。ホント忠犬っつーか」

雷士郎「犬扱いするな」

ツルキ「ほいほい。でもそれ以外に何か言えるか?」

雷士郎「ボクは執事だ」

ツルキ「執事ね。そんなカンジじゃないけどなぁ」

静「………………」 ピク



ツルキ「マスターも女だけどツルッペタだしよぉ。実はライちゃんも女だったりしねぇ?」

雷士郎「……何をバカな」

静「………………」 フゥ

ツルキ「いや俺の審美眼もとい観察眼も馬鹿になんねえべ?」

ツルキ「例えばマスターだってそうだがな、割と人間、性差で骨格も違うもんだ。肉付きとか」

ツルキ「まあもっとも? マスターの場合は付いてるべきところに」


ドグシャア!!


静「………………」 フキフキ

ツルキ「マスタードがァ!! 鼻にィ!!」

雷士郎「調子に乗るからだ……静、というかその投擲技術は……」

静「…………」



静「………………」 コト

雷士郎「えと、これは……?」

静「………………」 フゥ


>ねぎらいの一杯


雷士郎「ええと。ありがとうございます」

静「…………」

ツルキ「ちゅーか……ングッ、マスターとライちゃんってどんだけの付き合いなん?」

雷士郎「だいたい四年だ」

ツルキ「ごっ……!? 開拓地できてから6年……ちょっとだろ!?」

静「………………」

雷士郎「知っているだろ。ここは開拓地と同時に――――」

ツルキ「『ゴミ捨て場』だろ。人材の不法投棄場。ってぇことは」

雷士郎「ボクもそうだ。そこで静に拾ってもらった」



ツルキ「ライちゃん今いくつよ」

雷士郎「19」

ツルキ「マスターは」

静「………………」


>右手で指2本、左手で指3本


ツルキ「おねショタ間近ゴブッ」

雷士郎「そういう不愉快な視線を向けるな!!」

ツルキ「ゲッゲッゲ……未婚の25をナメんなよ……」

雷士郎「何だよ」

ツルキ「エロ妄想なら百戦錬磨なんだよこの俺はァ! ハハハハァーハハハ!!」

雷士郎「言ってて悲しくならないか」

ツルキ「泣きそう」

静「………………」 スッ

ツルキ「やめてマスターそんな同情したように酒寄越さないで」

今回はこんなところで
次回はコミュ取る相手選択の続きからかな

ところでツルキ君がすごく動かしやすいんだけどこれはどういうことかな

乙でしたー
そういやデュエルの腕ってどのような序列になってんだろうか クリフォートとかインフェルニティとかガチ(聖騎士もガチ寄り)だけど他は中々動くと面白そうなデッキだし

考えるとツルキはあれだ、魅行→廼亜の系譜なんだコレ
動かしやすいのもさもありなん

>>157
ギャング内だと  静>グレイ>雷士郎>猟子>忍
レギュラー全員だと
カイ(絶好調)>ツルキ(シリアス)≧静>グレイ>雷士郎>猟子>忍>日和>カイ(絶不調)>ツルキ(ギャグ)

今日は20時過ぎくらいにできれば

デュエルの腕っつって出したけど、例えばデッキとか知識とか、総合的に見れば
色々変動する要素はあるのであんまり気にしない方がいいと思う。特に精神力とか影響しまくりだし
そっちの方も踏まえた上で考えると、やっぱり静が一番安定してるんだけど

そろそろやります



静「………………」


>あの男は一度自分から言って聞かせるべきかもしれない


◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:2
・南春雷士郎:1
・獅子神猟子:1
・伊賀忍:1
・カウロ・マグネ:2
・赤間カイ:1
・聖ツルキ:2


◆ 続いてコミュを取りますか?
   交流度は上昇しませんが、既登場キャラクターも選択可能です。

獅子神猟子
伊賀忍
赤間カイ
カウロ・マグネ
工森日和
法華津芳香
(グレイ)
(南春雷士郎)
(聖ツルキ)

↓2




◆ 夜 / 酒場


ガチャ


芳香「こんばんは……」

静「」 ビク

芳香「うふふ。マスター、とりあえずお水だけ……ね」

静「………………」 コト

芳香「ありがとう。それから、サラダをいただける?」

静「…………」 コク


>法華津芳香。店の常連だが、静にも分からないことの多い女性だ
>なんでも夫を亡くしたそうだが、その面影を静と重ねているというのがまたなんとも

>それはつまり完全に男形として見られているようなもので、静自身も色々と複雑な気持ちになる


静「…………」 コトッ

芳香「あら。早かったのね。ありがとう……」

静「………………」


>あと、食が細い



静「………………」 チラ

芳香「なぁに?」

静「…………」 フルフル


>それから、酒乱のケがある
>そのくせに酒に弱い。自覚があるからか、それほど自分から飲みたがらないのは助かるが


静「…………」

芳香「…………」 コク…

静「………………」

芳香「………………」 ジィ

静「………………」


>視線が痛い



芳香「ねえ、マスター」

静「…………」 ピク

芳香「時々思うの。あの人が死んだのは……もしかしたら、事故じゃなくて事件じゃあないか、って」

静「………………」

芳香「マスターも似たような経験が、ある?」

静「………………」


>まさに静が「そう」だった
>静の父は事故で死んだと聞かされていた。しかし、真相は他殺
>その後のことは――――言う必要もないが


静「………………」 フルフル

芳香「なぁに? ダメ、って?」

静「………………」 コク

芳香「ふふ。冗談よ。もしそうなっても……何ができるかも、分からないし」

芳香「……あの人がいなくなったことだけだもの、真実って」

静「………………」



芳香「……嫌ね。一人でいると。辛気臭いことを思い出しちゃって」

静「………………」


>静は言葉として発していないだけで、実際お互い様である


芳香「……七年くらいかしらね。マスター。その頃は何をしてたの?」

静「………………」


>学生だが、わざわざ言うまでもないはずなのだが


芳香「あ……ごめんなさいね。そうね。マスターってまだ、23歳だものね」

静「………………」


>なんだか色々とつらい


◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:2
・南春雷士郎:1
・獅子神猟子:1
・伊賀忍:1
・カウロ・マグネ:2
・赤間カイ:1
・聖ツルキ:2
・法華津芳香:2


◆ 続いてコミュを取りますか?
   交流度は上昇しませんが、既登場キャラクターも選択可能です。

獅子神猟子
伊賀忍
赤間カイ
カウロ・マグネ
工森日和
(法華津芳香)
(グレイ)
(南春雷士郎)
(聖ツルキ)
○ 今日はもういい

↓2

後出しになって申し訳ないけど、【全員は無理】です
まずもってキャラが把握できてない状態で全員出しても混乱するだけでしょうし
今のところはキャラ把握していく段階っていうのは最初に言った通りです

んでもってまずこの段階は【もういいんじゃないかという意見が多くなるまで続きます】
疎外感を感じるという意見もありましたし、キャラが入ってこないと進めようもないようですし

それから、【交流ポイントが累積することでイベントが発生】します
これに関してはまたいずれ5ほど貯まってから



◆ 酒場


カイ「………………」

静「…………」 コト

カイ「む……。すまん」

静「…………」 フルフル


ワーワー……


静「…………?」

カイ「……まったく不合理なヤツだ……そこで使うべきは《捕違い》じゃあないだろうに……」

静「………………」


>カイはテレビで都市のデュエルの試合を見ているようだ……



静「………………」

カイ「……ぬ。耳障りだったか」

静「…………」 フルフル

カイ「そうか……」


ワー…ワー…


カイ「………………」

静「………………」 ジィ

カイ「マスター。貴様はどちらを見ている」

静「………………」 フルフル


>しいて言えば、両方だが


静「………………」


>カイはかつて都市のデュエルキングだった
>彼が未だにその頃の栄光を手にしたいことを理解している
>同時にそれが難しいことも理解している



静「………………」


>この試合を見ているカイの無力感はいかばかりか
>「切り札」を使えないという呪い――――
>そのせいで、満足にデュエルができないカイは、見ているだけしかできない


カイ「チィ……俺ならばもっと上手く……」

静「………………」

カイ「……なんでもない」

静「………………」 スッ

カイ「何だ。これは……?」

静「………………」


>サービスのインフェルニ茶(ティー)である


カイ「貰っておこう」

静「………………」 コク



カイ「マスター。もしもお前が『今までできていたこと』が突然、できなくなったらどうする」

静「………………」 フルフル

カイ「その時になってみなければ分からん、か?」

静「………………」


>それはある意味、人間にとっては避けられえないことだ
>老化によっても、カイの言うようなことは起こり得る
>まっすぐ歩けないとか。思うように動けないとか。そんなことは、普遍的に起こり得るわけだ


静「………………」

カイ「その時が来たら、その時、か」

静「…………」

カイ「だが……老化なら、自然に起こり得る現象ならば良かった。だが……」 ギリ

静「………………」



カイ「……すまない。だが、どうしても我慢できんものも……あるのだ」

静「…………」

カイ「ヤツがどこにいるか知れんが……いずれは見つけ出す」

静「…………」 ジ

カイ「……それからどうするのか、とでも言いたいのか?」

静「………………」 コク

カイ「……どうするのだろうな……例えば呪いを解けたとして」

カイ「俺は……それから、どうするのだろう」

静「………………」


>今まで真っ直ぐ歩いて来られた反動、とでも言うのだろうか
>赤間カイは、自分の道を迷っているようだ……

短めだけどすみません、寝落ちしそうなので今日はこんなところで

元キングの呪いに関しちゃ二期の面子がいたらだいたいなんとかなりそうなことは秘密だ!

購入は最低1回はデュエルしてからかな。コミュで日和選択じゃなくて別に枠作ります
前回前々回は不遇デッキができたりしてたので、流石にデッキ3つくらいまでの制限作るけど
それから禁止制限組はやめろォ!!(必死

今日は多分21時ごろから

竜胆さんは……純ドラゴンでも使ってるんじゃあないかなぁ(適当)
でも愛用してたデッキが使えなくなるってかなり精神的に参るだろうし、かなり不満足状態だと思う

短めになるけどやるます



◆ 交流を続けますか?
   交流度は上昇しませんが、既登場キャラクターも選択可能です。

獅子神猟子
伊賀忍
カウロ・マグネ
工森日和
(法華津芳香)
(グレイ)
(南春雷士郎)
(聖ツルキ)
(赤間カイ)
○ もういい

↓2



◆ 酒場


忍「新しいニンポとニンジャのカードを早く発売してほしいでござるよ」

猟子「例えば?」

忍「例えばって言われてもちょっと思い浮かばないでござるけどー」

忍「ぶっちゃけ機甲忍者って今までの忍者カードの強化ではござらんのでは?」

猟子「アースが高レベルで特殊召喚が容易だから忍法使いやすくなったんじゃねーの?」

忍「いやいや、アースのためだけにレベル8入れるとか愚にもつかんでござろ」

猟子「そうなの?」

静「………………」 コク


>基本的にレベルが4で揃っている「忍者」カード。よって変化の術で主に出せるのはレベル7
>よほど思い入れがあるか、よほどデッキの主軸として使いたいカードでもなければおすすめはできない


日和「そんな忍ちゃんにコレ! オボロスリケン」

忍「やめろめろでござる!」



猟子「市場に流通してねーカードをサラっと出すのはやめろよ!」

日和「やだなあ。私はちょいと今後発売する可能性のあるカードをチラ見せしてるだけだよゲゲゲ」

猟子「でも使い辛ぇーなこれ……何? 《零式魔導粉砕機》の方が使いやすくね?」

日和「まーまだカタログだし今後効果変わるかもしんないし」

忍「つっても手札を加えた場合って、状況が限定されすぎでござるよコレ」

忍「300ってダメージも地味でござるし」

日和「地味って言うなよーぉー。300でも馬鹿になんないじゃん。14回使えばデュエル終わるよ?」

静「………………」


>その前に自分のライフが尽きる


忍「それ14回使うより攻撃力2000のダイレクト2回通せば楽でござろ」

日和「わかってねーぇなぁー忍っつぁん! こういうのは浪漫よ浪漫!」

猟子「ロマンはアタシも好きだけどよ」

静「………………」


>浪漫。例えば無限ループ



日和「マスターはそういうの考えないん?」

静「…………」 フルフル

日和「アレどっち」

猟子「考えないわけじゃないってよ」

忍「ひよりんは静殿の考え読む能力が低いでござるなぁゲゲゲ」

日和「うっわゲス笑い真似されたムカつく」

忍「ゲスな笑いからならムカつくようなことでもござらんのでは」

日和「私の専売特許みたいなもんでしょ特許料払えー」

猟子「その笑い方ツルキの奴が前やってたからお前んが払わなきゃならないんじゃね」

日和「いーのいーの、猟子ちゃん、こういうのは申請したモン勝ちだよ」

忍「ゲッスい」

猟子「守銭奴だからなコイツ」

静「………………」


>ただ、親の教育の賜物か、そんなことを言いながらぼったくるようなことは少ない



>無いとは言ってない



日和「そういや猟子姐さん」

猟子「何だよひよりん」

日和「最近獣族の強化はありましたか……?」

猟子「え、EMが獣族ペンデュラムだし……」

静「………………」

忍「EMオンリーで組むべきでござろアレ」

猟子「やめろよあたしの希望を奪うなよ」

静「…………」


>だが猟子にEMが似合うかと言えば……


猟子「静! その視線もやめろ!」

日和「いつまでも《キング・オブ・ビースト》じゃあ……力不足なんじゃあないかなあ……」

猟子「そういう悪魔の囁きはもっとやめろォ! あたしはコイツと上へ行くんだ!」


>上ってどこだ



日和「はぁー、釣れないね。マスターは? どう?」

忍「新しいパックが出たら買うでござろ。それより静殿はむしろ飼料の方が」

日和「資料? ってヴァリアブルブック的な?」

猟子「違う違う。お前毎回、市場に出さないような野菜大量に持ってくるだろ?」

日和「ああ、あれ? ってことはつまりペット用のエサってこと?」

忍「静殿、実はかなりのペット愛好家でござって」

日和「マジで!?」

静「………………」


>あまりイメージに沿わないことは言わないでほしい


猟子「コイツ、ミニブタとウサギ飼ってんだぞ」

日和「はぁ!? マスターが!? グレイじゃなく!?」

忍「うん。静殿が」

すみません、突然PCが死亡したので今日はここまでで…

つべの動画開いただけでPC諸共にクラッシュするのはどうなんだ火狐

いかん、PCじゃなく1が半分死んでた
やりたいけど人おるか



静「………………」

日和「マスター……何でそのチョイスよ」

静「………………」


>かわいいは正義


日和「非常食?」

忍「アッ! そういうこと言っちゃいかんでござるよ!」

静「…………」 プルプル

猟子「静のヤツ、ペットが死んだらみたいなこと想像しただけで泣きそうになるタチなんだから……」

日和「マスター何でそんな子供みたいな考え方してんの!?」

静「………………」


>ペットを愛して 何がわるい



日和「ちなみに名前は?」

忍「兎が『けだま』」

猟子「ミニブタは『ぷー』」

日和「可愛いなおい」

静「………………」

日和「とてもマスターが付けた名前に思えない」

猟子「だーかーらーお前はいちいち一言多いんだよ!」

日和「ごめんにゃしぃ」

忍「もちっと反省した様子見せるでござるよ」



◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:2
・南春雷士郎:1
・獅子神猟子:2
・伊賀忍:2
・カウロ・マグネ:2
・赤間カイ:1
・聖ツルキ:2
・法華津芳香:2
・工森日和:1

◆ カウロと交流を行いますか?
   なお、交流度は上昇しませんが、カウロ以外にも選択は可能です。

1.やっておく(追加でキャラを入れるならキャラ名も含めて)
2.この日はもういい

↓2

ちゃうのよ。イベントとかではないのよ
ただ他の面子全員選ばれてカウロだけ残ってるのよ
それでもいいならやっとくけども



◆ 酒場


カウロ「静さん、俺、時々思うんですけど……」

静「…………?」

カウロ「たまにはデュエルしません?」

静「………………」

静「……?」

カウロ「何で? って顔してますけど……いえまあ、特殊な理由があるわけじゃないっす」

カウロ「ただ、なんか静さんって基本、遠巻きに見てるだけなので……」

静「………………」 フルフル


>それでいいのだ
>遠巻きに。誰に肩入れもせず。それが「酒場の店主」としてのあり様だから



静「………………」


>それに
>静のデュエルは、人に見せるためのものではない


カウロ「俺達……っていうか、俺。皆を安心させられる保安官にならなきゃいけないってのに……」

カウロ「悪い奴を捕まえたり、鎮圧したり……って、基本的に、静さんたちに任せっきりじゃないですか」

静「………………」

カウロ「なんていうか、俺って信用されてないのかなぁ……と……」

静「…………」 フルフル


>以前にレシートを打ち出した時も記入したが
>静はカウロに期待している。だがそれは、今ではない


静「………………」



静「…………」 カタカタ


ジジ……


カウロ「あの?」

静「…………」 スッ


>焦らない


カウロ「…………」

静「………………」 コト

カウロ「コーヒー……あ、と、いただきます……」

静「………………」 フ

カウロ「……静さんは、俺に何を期待してるんですか?」

静「………………ぁ……」

カウロ「あ、いや、無理して喋らなくとも」



静「………………」 カタカタ

静「…………」 スッ


「暴力じゃなく、非合法な手段でもなく」
「正しい方法で、争いを止められること」
「ギャングなんてものに、頼らなくていいように」


カウロ「めっちゃ重いんすけど……」

静「………………」


>しかし、そうでなくては困る
>それが――――それこそが、静が本当に望むことなのだから


静「………………」


>暴力など、使わないに越したことはない
>それでも、やらなければならないような時は

>その時は――――――



◆ 翌日 / 酒場 / 静とグレイの部屋


静「………………」


けだま<プゥプゥ
ぷー<プィプィ


静「………………」 ナデナデ

グレイ「…………」 スヤスヤ

静「………………」


>この部屋は天国かもしれない



コン、コン……


静「…………!」 ガチャ


>大男が部屋の前に立っている……


?「…………」

静「…………」

?「…………」 ペコ

静「…………」 ペコ

巌「……石ノ森巌だ……今日から……世話になる」

静「………………」 コク

巌「…………」 ペコ


ガチャッ……


>どうやら、求人に応じた警備員が酒場に来てくれたようだ……


◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:2
・南春雷士郎:1
・獅子神猟子:2
・伊賀忍:2
・カウロ・マグネ:2
・赤間カイ:1
・聖ツルキ:2
・法華津芳香:2
・工森日和:1

◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

グレイ
獅子神猟子
南春雷士郎
伊賀忍
聖ツルキ
赤間カイ
カウロ・マグネ
工森日和
法華津芳香
石ノ森巌

↓2



◆ 昼 / 酒場


静「………………」 ジュゥ…


カウロ「よし……α! β! γ! 一斉にでダイレクト……!」

日和「ニョホホホホホホざぁんねん! 《闇の閃光》でこのターン特殊召喚された三体は破壊!」

カウロ「しまったぁ!?」

グレイ「あーあ……」

日和「にひっ。ピザ1枚もーらい」

カウロ「あっおま……日和! それ俺のじゃないか!」

日和「悔しかったら勝ってみそー。ゲゲゲゲ」

グレイ「日和ちゃん、ちょっと大人げないよぉ」

日和「あーん? 同い年だから大人げないとかないって」



カウロ「そうだぞグレイ、どうせ同い年……されど同い年」

カウロ「いつまでもデカい顔させてられないんだよ俺だってぇ!」

日和「のーっほほほ! じゃあかかってきたらいいじゃんカウロチャァーン!」

グレイ「むぅぅ……」

静「…………」 コトッ

グレイ「静さんからも何か言ってくださいよぉ」

静「………………」 クス

グレイ「笑ってないで!」

静「………………」


>子供らしくていいじゃあないか



静「………………昼」

グレイ「もうお昼ですけど、ですけど!」

カウロ「静さん! ジュースください!」

日和「おぉ? また私にくれるのかいやぁ嬉しい嬉しいありがとん!」

カウロ「やらねえよ! いつまでも俺だって負けっぱなしじゃあない!」

日和「言ったなこやつゥ」

カウロ「ああ言ったさ、何度も何度もやられるだけじゃ」

グレイ「――――」 カシャン

日和「ヤバい! グレイがキレる!」

カウロ「キレさせそうになってるのいつも日和だろ!?」

日和「私悪くねーし弱いカウロが悪いし」

グレイ「もぉぉ、やめてよぉぉぉ!!」 バシィィィン!


ドッギャアアアアアアアアアアアアン!!



カウロ「グワーッ!」

日和「だわぁぁぁっ!?」


>サイコデュエリスト、グレイ
>その能力故に、過去、とあるギャングに洗脳に近い形で使われていた
>その後は静が負かして現在に至るが――――――

>サイコデュエリストとしての力がなくなったとは言っていない


グレイ「ふぅー! ふぅー! ふぅー……!」

静「…………」 ポンポン

グレイ「……あっ……ご、ごめんなさい……」

日和「謝る前にやらないでくれるとありがたいんだけどぉー」

カウロ「お前が言うなよな……」

静「…………」 ハァ

グレイ「うぅ……なんでいつもこうなるんだろう……静さーん……」

静「…………」 フルフル


>幼さからくる癇癪なんてものは、成長と共に消えてなくなるものだ
>もっともそれ以前に、日和のよく調子に乗って相手を煽り倒す癖がなんとかなればいいのだが

とりあえず今日はここまで
ポイント5貯まったしカウロはそろそろイベント入るかな

つまり最低5000万回の交流を積み重ねるということだな!(無茶
申し訳ないけど私事で今日はお休みでお願いします

あのデュエルマシーン、プレイヤーの感知しないところで割と喋るし……
静あんまりデュエル自体には興味あらへんし……

20時からよてい


◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:3
・南春雷士郎:1
・獅子神猟子:2
・伊賀忍:2
・カウロ・マグネ:5
・赤間カイ:1
・聖ツルキ:2
・法華津芳香:2
・工森日和:2


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

獅子神猟子
南春雷士郎
伊賀忍
聖ツルキ
赤間カイ
法華津芳香
石ノ森巌
(グレイ)
(カウロ・マグネ)
(工森日和)

↓2



◆ 夕刻 / 酒場


芳香「…………ふぅ」

雷士郎「お待たせしました。こちら……ええと……何でしたっけ、静」

芳香「あら……ふふ」

静「………………」 スッ


 [白身魚の煮凝り 魚卵入り]


雷士郎「あ、ああ、そうでした。すみません」

芳香「いいのよ。それより……このご飯は何?」

静「…………」 スッ

芳香「あら、急須……お茶漬けにでもしろって?」

静「…………」 コク



雷士郎「正確にはお湯、だそうです」

芳香「これで融かせばいいのね」

静「………………」 コク

雷士郎「魚が入ってくることは少ないですからね……ご堪能ください」

静「…………」 コトッ

雷士郎「あの、静。一つ多いですけど」

静「………………」 ユビサシ


>雷士郎が食べればよい。というか食え


雷士郎「……い、いただきます……」


雷士郎(こっちに来て数年……毎日充実、は、してるけど……)

     (お腹が充実しすぎて体重が……いや、体形も維持しなきゃいけないから運動が……)



雷士郎「………………」 サワサワ

芳香「あら……雷士郎君。胸がどうかしたの?」

雷士郎「えっ!? あ、ああいえ、かぶれたみたいで!」

芳香「そう?」

静「………………」 ジ

雷士郎「ひえっ」

芳香「何?」

雷士郎「い……いえ、ほら、静の料理の手伝いとかしていますと、調味料なんかが、散って……」

芳香「あら。そうならないように手ほどきしましょうか?」 クスッ

雷士郎「い、いえ、結構です!」


雷士郎(何でか脂肪が先に胸に付くからサラシもどんどんキツくなるし……)

     (静からの視線もどんどんキツくなるし……)


静「…………」 ジトー



雷士郎「ボクのせいじゃないです……」 ボソッ

静「………………」 ハァ

静「………………」 ペタペタ

芳香「あら。マスターまで何を気にされてるの?」

静「………………」 フルフル

芳香「気になるならもうちょっと食べたらいいのに。元々……」 スッ


>芳香が手を伸ばしてきた……


静「…………!」

芳香「だいぶ、細いでしょう? 肉を付けないともたないわ」



雷士郎「芳香さん……」

静「………………」

芳香「……どうしたの?」

雷士郎「……いえ……その。芳香さんこそ、もう少し食べられては」

芳香「食が細いの、私」

静「………………」 エー

雷士郎「まあ、でしょうが」

静「………………」

芳香「主人が死んでしまってね、それ以来」

芳香「……マスターに出会ってからは余計にかしら?」

雷士郎「あ、あは、あはははは……」

静「…………」 ビク



雷士郎「静、あの」

静「…………」


>怖いから何も言うな


静「…………」

芳香「どうしたの?」

雷士郎「……い、いえ」


>重すぎる


◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:3
・南春雷士郎:2
・獅子神猟子:2
・伊賀忍:2
・カウロ・マグネ:5
・赤間カイ:1
・聖ツルキ:2
・法華津芳香:3
・工森日和:2


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

獅子神猟子
伊賀忍
聖ツルキ
赤間カイ
石ノ森巌
(法華津芳香)
(南春雷士郎)
(グレイ)
(カウロ・マグネ)
(工森日和)

↓2



◆ 夜


猟子「酒じゃぁー!!」

忍「酒でござぁる!」

静「…………」 ベシッ

猟子「あだっ」

忍「アバッ」

猟子「な、なんだよー!」


>言わずもがな忍は未成年
>そして猟子は肝臓がそろそろ危険信号を発するほどの酒量だ


静「………………」 ハァ

猟子「サケ酒さぁけー」

静「…………」 フルフル

忍「まあ拙者はいらんでござるけど。静殿ぴにゃこら太くだされ」

静「…………」


>正確には「ピニャ・コラーダ」だ。そして更に正確に言えば「ヴァージン・ピニャ・コラーダ」である



猟子「お前そんな甘ぇーのよく大丈夫だよなぁ」

忍「猟子殿が辛口好きなだけでござるよ。拙者生来甘党でござる」

静「…………」 ノ

猟子「げ、静もかよ」

忍「静殿はどっちもいける口でござろ。酒は呑めんでござるが」

猟子「タバコもダメだしな」

忍「その上喋らんでござる」

猟子「最後関係なくね」

忍「はっはっはこれは失敬」

静「………………」


>うるせぇ


猟子「たまにゃー昔みたいに喋りたいけどよ」

静「………………」

猟子「この調子だしなー。どうやったら口割るかね」 ウリウリ

忍「自白剤……」

猟子「そりゃダメだろ色々と」



忍「というか静殿、昔は喋ってたんでござるな」

猟子「お前こいつを何だと思ってんだよ……」

忍「イケメンな拙者の雇い主」

猟子「ちなみにそのイケメン化したのもここ数年のことな」

忍「は!?」

猟子「良くも悪くも……まー、変わるもんだよ」

静「………………猟子」

猟子「悪い悪い。つーかお前口開いたのどんだけぶりだ」

忍「さぁ……」

忍「ちゅーか割と静殿可愛い系の声でござるよな」

静「………………」 ///

猟子「見た目はイケメン系だけどな」

忍「演劇で男役やるような感じでござるよなー」



静「………………」

猟子「まあ……なぁ。着飾るにゃちと……うん」

忍「……パッドでも入れ……いや……引っかかるのが乳首ぐらいのような……」

静「…………」 フィィン

猟子「だーッ!? わ、悪かった!! デュエルディスクは降ろせ! な!?」

忍「ヤメロー! ヤメロー!」

静「………………」 スッ

忍「……ほっ。心臓に悪いでござるよ……」

猟子「……こういうトコはホント昔っから変わんねーよな」

忍「短気でござる?」

猟子「いや……気は長い方だがよ。それ以上に、ひん……いや」

猟子「……無駄な脂肪が無いことを気にしててな」

忍「猟子殿と比べられて育ったからでは?」

静「…………」

猟子「あっ、なるほど」

静「…………」 ジロリ

猟子「揉む?」


>誰が揉むか



忍「まあ、誰にでもコンプレックスはあるもんでござるが」

猟子「忍もあったりするか?」

忍「え? 拙者? そういうのあったら爆笑するでござろ」

猟子「いやいやそんなことねーから言ってみ」

忍「……いわゆる房中術が苦手でござる」

猟子「……ウチにそれが得意な奴は多分ほぼいねぇ」

忍「……でござるか」

静「………………」 コク


>得意な人間がいるとすればせいぜい芳香くらいだろう

今日はこんなところで

声のイメージは特にないけど静自身に関しては精神摩耗した某鯨的な。お船やってる人にしか通じないけど
ちょっとこの主人公イケメンなのにオカン力高くてなんというか。いや女だけども

SPHRの話題はやめろ
発売日を一昨日と勘違いして遠出してしまった俺に効く

今日は多分21時から

床で寝てるだけで惚れてくれる後輩とか出て面白いから皆もFGOやろう
なぁにリセマラなんて赤王出たら終わりだからすぐすぐぐぐ(狂化

もうちょっとしたらやります



静「………………」 ジュゥゥゥ…

リベンジャー『オオゥ? オイ静ァ。何作ってんだよォゥ! オレサマにも食わせろ!』

静「………………」 ハァ

リベンジャー『実体化しなけりゃ食えねえ? そりゃもっともだなギャハハハァッ!』


>うるさい


◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:3
・南春雷士郎:2
・獅子神猟子:3
・伊賀忍:3
・カウロ・マグネ:5
・赤間カイ:1
・聖ツルキ:2
・法華津芳香:3
・工森日和:2


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
赤間カイ
石ノ森巌
(法華津芳香)
(南春雷士郎)
(グレイ)
(カウロ・マグネ)
(工森日和)
(獅子神猟子)
(伊賀忍)

↓2



◆ 夜半 / 酒場


ツルキ「えぇー、ではぁ! 新たな仲間の到着を祝してぇぇー!」

カイ「喧しいぞ貴様! もう少し静かにできんのか!」

ツルキ「えぇー? オイオイ旦那ァ。酒の席で俺から騒がしさを取るのは良くねえよ。あーぁ良くねえ」

巌「…………」

静「…………」

カイ「……雰囲気が読めんか貴様」

ツルキ「ゴメン」

静「………………」 ハァ

巌「否(いや)……俺は……構わない」

ツルキ「だろォ!? なぁーオイオイオイオイいいじゃねえかなぁイワさん!」

巌「イワ……」

カイ「どこぞの怪談ではないか」

静「………………」

巌「……気に行った」

カイ「いいのか貴様」



ツルキ「なぁーんだよイワさん! 意外にノリいいじゃあねーかハハハァ!」 ベシベシ

巌「…………うむ」

カイ「痛くないのか」

巌「痛くは……ないな」

静「…………」

巌「…………マスター。あなたは……もう少し、肉を付けた方が」

静「…………」 ドス

巌「今のは痛かった」

カイ「当たり前だ……」

ツルキ「何だかんだ言いつつマスターって実はかなり筋量あるっぽいしな」

静「…………」



静「………………」 グーパー

カイ「どうした、マスター」

ツルキ「アレじゃねえの。マスターもオンナってやつ」

巌「…………?」

カイ「分からん」

ツルキ「ほらよぉ……ほら。女性ってモンはさ。筋肉あるねぇ、なんて言われて」

ツルキ「喜ぶような物好きなんざボディビルダーかスポーツ選手くらいのモンだろ」

カイ「そうなのか?」

静「………………」 ンー

静「…………」 コク

巌「……そうか……」

カイ「そうか……」

ツルキ「何だこの……何なんだこの二人は」



静「…………」

ツルキ「いや、まあ……ここの辺りの人間に色恋を求めるにはあまりに……だけどよ」

カイ「何を言うか。俺とて……」

ツルキ「え? あー……旦那、旦那は告白されたとか無し」

カイ「何……!?」

ツルキ「元キングのネームバリューあって割かしイケメンが告白されたっつった話なんざ面白くもなんともねえ」

巌「……道理か」

カイ「……チッ」

静「………………」


>昔から女性から告白される

>という話をしたら驚くだろうか。驚かないな




巌「……恋愛か」

ツルキ「俺はな、まー割と? こう……美人の彼女がいたりして」

巌「……ほう」

ツルキ「イワさんそこに食いつくのかよ」

カイ「…………」

巌「食いつく……ものだろう? 男ならば……」

カイ「……くだらん」

ツルキ「ダンナ、視線泳いでる」

カイ「どうせ貴様のくだらんハッタリだろう」

ツルキ「ありゃバレた? んーでも、美人の彼女がいたのは事実だぜ」

巌「そうなのか……」

静「………………」 コト


>どうせ話し込むだろう。グラスに水を注いだ……


ツルキ「おっ、マスター気が利くねェ。んーでだな……」



ツルキ「いやなに、声かけた子がまた可愛い子でさぁ」

カイ「くだらん……貴様の軟派さ加減が露見しているだけだ」

ツルキ「あぁ!? いくら旦那でも聞き捨てなんねえなぁ……俺は一途に一人の女の子を愛するタイプなんだよ!」

カイ「嘘くさいことを」

静「………………」

巌「…………」

ツルキ「無口組の視線が超痛ぇ」

カイ「日頃の行いが悪いのだ貴様は」

ツルキ「……ま、そんでだな。それからまー……色々あった」

カイ「おい」

ツルキ「な、なんだ旦那! お前……俺の……アレの実況でも聞きたいのか」

カイ「誰が聞くかそんなおぞましいものを」

ツルキ「おぞましいとか俺はともかく彼女に悪いんじゃねえの!?」

カイ「すまない。貴様はともかく……すまない……」

ツルキ「いや俺にももうちょっと謝ってねえ」



ツルキ「……ま、色々あんだよ。色々とさ」

カイ「実は貴様、彼女がいたという嘘で茶を濁しているわけではなかろうな」

ツルキ「ギク」

巌「………………」

カイ「……やはりか」

ツルキ「い、いいだろォ別にィー!! 俺が見栄貼って何が悪い!」

カイ「良くは無いだろう」

ツルキ「お、おう……」

静「………………」


>たとえそれが真実だとしても
>いや――――真実であるのならばなおさらに
>チャーチルに。人材の廃棄場とさえ呼ばれるこの場所に来たというのは。つまり


静「………………」 ジ

ツルキ「な、何何。なんだよマスター。俺のイケメンフェイスに何かついてんの?」

カイ「何を戯けたことを」

巌「……いや……整っては、いるぞ」

ツルキ「フォロー入れないでくれよイワさんちょっと惚れるだろ」

巌「………………」


>もっとも――――――どちらでも、静には関係ない、が。

では今日はこんなところで

SPHRはどうなるかな。スー枠多いっぽいのがちと気になるけどSRは面白そう
個人的にはレッド・デーモンズ組みたいけど
ところで黒ジャンヌはいつ実装されますか(しつこい

20時過ぎごろから予定

カード自体はともかくとして、遊戯王のアニメ・漫画に関するバレは無しということでお願いします
それ以外なら少々スレチな話題でもなんでもどうぞ

なぁに罠蘇生は腐るほどあるし、HANZO蘇生しつつゲツガサーチ
→HANZO2体ss忍者2体サーチ→ランク4xssでもすればいい
問題はHANZO二体墓地に溜められるかってことだけど、成金忍者いるしなんとかなるんじゃないかな

そろそろやります


◆ 朝 / 酒場


静「………………」 サッサッ…


>静の朝は早い
>と言うより静の朝が早くなければ食事にありつけない人間が必ず出てくるから早くならざるを得ない
>特に、自分で作れる腕の無い人間だとか、自堕落な人間だとか


静「………………」


>そこで「じゃあちょっと早起きやめてみるか」とはならないのだが


静「…………」

リベンジャー『ヘェェェェェイシズカァ! オレサマのメシ』

静「…………」 メシャァ

リベンジャー『ナイデスヨネー』


>うるさいのもいるし


◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:3
・南春雷士郎:2
・獅子神猟子:3
・伊賀忍:3
・カウロ・マグネ:5
・赤間カイ:2
・聖ツルキ:3
・法華津芳香:3
・工森日和:2
・石ノ森巌:1


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
赤間カイ
石ノ森巌
法華津芳香
南春雷士郎
グレイ
カウロ・マグネ(※ 選択時イベント)
工森日和
獅子神猟子
伊賀忍

↓2



◆ 朝 / 酒場 / 静とグレイの部屋


静「………………」 ウサギナーデナーデ

グレイ「3!」

雷士郎「残念、8だ。ここの計算は面倒だけど、上の式を使えば――――」

静「………………」

グレイ「うーん……んん……だいたい分かった……ような?」

雷士郎「うん、それならいいかな。グレイの言うだいたい分かった、って本当に分かってるしね……」

静「………………」 コソッ

雷士郎「ん……静? 勉強ですよ?」

静「…………」 コク

グレイ「静さんって頭いいんですか?」

雷士郎「え? ……ど、どうだろう?」



静「………………」

雷士郎「顔を俯けないでくれません?」

グレイ「でも静さん、昔は都市にいたんですよね?」

静「…………」 コク

雷士郎「義務教育程度はできる……ですか?」

静「……………………」 スッ

雷士郎「眼を逸らさないでください」

グレイ「静さん……」

雷士郎「静……あの。流石に威厳というかそういうのが、ですね」

静「………………」


>ちなみに学生時代の静はバリバリの理数系である



静「………………」 チョイチョイ

雷士郎「え。来い、ですか? はあ……」

静「………………」 ボソボソ

雷士郎「……中卒? で……そのまま? 猟子さんに誘われて……?」

雷士郎「御父上と……そのまま、こっちへ……だから、勉強は中学止まり……ですか」

静「………………」 コク

雷士郎「……グレイには黙っておきますね」

グレイ「何ですか? なんですか?」

静「…………」 フルフル

グレイ「?」

雷士郎「まあ……経営は上手く行ってますし。悪いとは……言えないんじゃあないかと……?」


>この疑問符である



雷士郎「そういえば、この部屋……静とグレイと共用ですけど」

静「…………」 コク

グレイ「そうですよー」

雷士郎「……確かに、グレイが読むには読みにくい本が……結構」


『はじめての経営』
『これで分かる! 自営業の難しさと楽しさ』
『-満族-』
『カクテル大辞典』
『バーテンダーとして』
『うさぎのごはん』


雷士郎(……何なんだろうこのカオスさは……)

静「…………」

グレイ「お料理の本が多いですよねっ。静さんらしいっていうか」

雷士郎「らしい……まあ、うん。らしいけど」



静「………………」 ボソボソ


>元々この酒場も静の父のものだ
>その背中を見て育ってきて、必要なことは教えられている


雷士郎「その上で、ということでしょう。何だかんだ、静が本気なのは知っていますよ」

静「…………」

グレイ「静さんはいつも本気ですよ?」

雷士郎「ん……いや、そうじゃなくてな。何て言えばいいか分からないけど」

グレイ「??」

静「………………」

雷士郎「真剣……なのは当然なんだけど。その中でも、経営に関しては本当に……っていうか」

静「………………」


>なにせ、静がいなければこの店を守る者はいない
>やらなければ、店は潰れる。潰される



ゴーン…


静「………………」

雷士郎「あ。もうそろそろお昼ですか」

静「………………」 スック

グレイ「あっ、お昼の準備ですか? 手伝います!」

雷士郎「ボクも行きます。静、何をすれば?」

静「………………」 カキカキ

静「…………」 スッ


グレイ
・ 玉ねぎ切る
・ すじ肉を小さめに切る(かたいから気をつけて)
・ ねこの手を忘れずに

雷士郎
・ ワインを酒蔵から取って来てほしい
・ 米を炊いて
・ お皿の用意


雷士郎(……すごい可愛い字だ……)

グレイ「カレーですか!?」

静「…………」 コク



グレイ「わぁい!」

雷士郎「でも、まだ昼まで一時間近くありますよ?」

静「………………」


>その間煮込み続ければよかろう


雷士郎「一時間ですよ?」

静「………………?」

雷士郎「『何言ってんだコイツ』的な目で見ないでください……」

静「………………」


>圧力鍋を使うにしてもそれなりに時間はかかる
>美味しいカレーを作ろうというのなら尚更だ
>料理は手間暇かければ美味くなると決まったわけではないが
>手間暇をかけない料理ではそれなり程度でしかない


静「………………」

雷士郎「……いえ、まあ。静のこだわりは分かりましたけど」

静「………………」


>ちなみに静のカレーの具は肉と玉ねぎオンリーである



◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:4
・南春雷士郎:3
・獅子神猟子:3
・伊賀忍:3
・カウロ・マグネ:5
・赤間カイ:2
・聖ツルキ:3
・法華津芳香:3
・工森日和:2
・石ノ森巌:1


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
赤間カイ
石ノ森巌
法華津芳香
カウロ・マグネ(※ 選択時イベント)
工森日和
獅子神猟子
伊賀忍
(南春雷士郎)
(グレイ)


↓2

すまない……寝不足ですまない……
イベント入るまでもちょい長くなりそうだし、今ちょい寝落ちしかねないので今日はここまでで。すみません

あと単発でエリちゃん引いてすまない……

あんま関係ないけど印象に残った自引きしたレアカードって何なんだろうとちょっと気になった
Vol 時代に字レア当てた時のあの謎の感動
なお今となっては

個人的には復帰直後に当てた満足神の印象が強い
しばらくの間フィニッシャーに壁にと八面六臂の活躍してた

21時からやります

始めるけどその前に

◆ 1~4の中で好きな数字を選んでください



◆ 昼頃 / 酒場


静「………………」 グツグツ…

日和「こんちゃーマスター! あれ、一人?」

静「………………」 ↑


>二人とも二階で勉強している最中だ……


日和「あ、そーぉ? んじゃ待たせてもらおっかな。ちゅーか何作ってるの?」 クンクン

静「…………」

日和「あ、カレーか。わぁいひよりカレー大好き」

静「………………」 デコピン

日和「あいた。いいじゃーん別に。てか私にも食わしてよカレー。お米持ってくるからさ」


>ならばいいだろう。ということにしておこう



日和「んじゃーちょいと取ってくるよ。あ、私のハチミツ入りで頼むね~」

静「…………」


>既にグレイの分はリンゴとハチミツ入りである


日和「ぬっふふん、カレーカレー……にひひっ」


バダァンッ!!


日和「どわぁっ!? カウロぉ!?」

カウロ「た、たたっ、た、大変だ静さん!」 ゼェゼェ

静「………………?」

カウロ「あ、あいつらが……んぐっ、ギャ、ギャング! ギャングの……ええと……」

カウロ「なんか妙に小物臭いボスが頭のところ! あの……何だっけ!?」

静「………………」


◆ ギャングのチーム名募集
   ついでに静たちのチーム名も募集

(静:○○○○○○
 敵:○○○○○○
 みたいな書き方だと混乱が無いかもしれません)

↓2(敵)  ↓3(静)



日和「イノミナンダム?」

カウロ「そう、それ!」

静「………………」


>イノミナンダム(闇に囁く者)。大仰な名前をしているが、その実態は荒くれ者の集団だ
>静にせよ保安官……カウロの父なども、彼らには手を焼かされている


静「………………」 ミテテ

日和「……え? カレー見ててって……?」

カウロ「危ないですよ! それに、こういうのは俺……保安官の役目です!」

日和「見習いだけどなカウロ」

カウロ「うるさいな!」

日和「よし、なら見てこいカウロ」

カウロ「う……お、おう。分かったよ! 行ってくる! 一言くらい言ってやらぁ!」


ツカツカツカツカ……




ガヤガヤガヤ……

オイ ! イツマデモサワイデ…イヤオマ、デュエリストナラ…


ドガッシャアアアアアアアアアン!!


カウロ「ぐわああああああああああ!」

日和「早かったなカウロ」

静「………………」 スック

カウロ「だ、ダメだ静さん……あいつら頭数揃えてきてやがる……ていうかデュエルしろよ……」

日和「私にボロボロに負けるようなのが勝てるとは思えないぞカウロ」 ツンツン

カウロ「うるさいな! ていうか棒でつつくなよ名前連呼するなよ!」

静「………………リベンジャー」

リベンジャー『オォォゥン? 呼んだかシィズカァ!! アァ? アァァ!? 出番かァッ!?』

静「――――――――」 コク

リベンジャー『ヒャアァアァァアァッハァァ!! オラ行くぜホラ行くぜ! イィィッツァァ……』

静「…………」 ベシ

リベンジャー『おおおおっとォまだ早いかァ失礼失礼!!』



バタァアン!!


ギャング1「!?」

ギャング2「お……!?」


静「………………」 ┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨


ギャング1「で、出たな……」

ギャング2「ハヴォック・ミストのボス――――氷山静!」

静「………………」 フォォン

??「下がりなさい」

ギャング1「……チッ……あのアマを止められるのは……」

ギャング2「デュエル以外なら……いや、割と動けちまう奴だな……」

??「あの、下がって……」

ギャング1「黙ってろボス」

ギャング2「うるせえボス」

ボス?「ボスにその態度はいかがなわけぇ!?」



蜜姫「あ、あーっはっはっは!! 甘波蜜姫! 率いるイノミナンダム総勢30名! 推参!」

蜜姫「氷山静! アンタの領地――――奪いに来てやったわ!」

静「……………………」 ギロ

蜜姫「おっ……そ、そんな睨んだって袋の鼠には変わりないじゃない」

蜜姫「強がっちゃって! 跪きなさい、氷山静! もうアンタの負けは決まってるでしょう?」

静「………………」


>イノミナンダム。有力な資産家の娘である甘波蜜姫を筆頭に
>「開拓地で好き放題にやる」ことを目的とし、結成されたギャング


静「………………」 ジ

ギャング1「う……」

ギャング2「…………っ」


>同時に、それは彼らが確たる信念も無いままに集ったことを意味する
>「好き放題」ができる後ろ盾――――蜜姫がいなければ、彼らは烏合の衆に過ぎない



静「………………」 チャキ

蜜姫「な、なぁに、凶器なんて構えちゃって。デュエル! デュエルでなきゃアンタは衛星兵器に焼かれて死ぬ」

蜜姫「分かってないワケ無いでしょ?」

静「………………」 フィィン

蜜姫「……あ、それがデュエルディスクなのね」


>静のデュエルディスクの形状は刀剣のそれだ
>無論、鈍器として使えば殺傷能力はある
>基本的にはデュエルディスクだが


静「………………」 ジィ


>畑が壊されている
>建物が壊れている
>小物の蜜姫が指示したとは思えないしやろうとも思えないだろう

>だが、部下の暴走を留められないのは――――



静「一つ」

蜜姫「あぇ? しゃ、しゃべっ」

静「寄って集って善良な市民を蹂躙した」

蜜姫「な、何の話よ!」

静「一つ」

蜜姫「だ、だから何!?」

静「人々の糧を、破壊した」

蜜姫「そ、それは……」

静「一つ」

静「それを罪悪と理解していながら、止められなかった」

蜜姫「………………っ」

静「その怠慢は――――許されない」


静「―――――――――堕落、断つべし」


チャキン



蜜姫「か、カッコつけてぇぇっ!!」

ギャング1「所詮口だけですぜボス!」

ギャング2「そうだそうだやっちまってくだせぇボス!」

蜜姫「あ、あーっはっはっは! そう! この組織を預かる者として――――」

蜜姫「一人のリーダーとして! そう簡単に負けるわけにはいかないのよォ!」


ギャング1「よし、逃げる準備するぞ」

ギャング2「オーケーこっちは整ったぞ」

蜜姫「おいコラ」


静「………………」 ギロ

蜜姫「ひぇっ……い、いいじゃあない! やってやるわよォ!」


蜜姫「デュエ……ってアンタも言いなさいよさっきの気勢はどうしたのよぉぉ!!」

静「………………」 テレ


◆ 蜜姫と静のデュエルが行われます


◆ デュエルに際して、互いの戦力をこちらで自動判定して基本値を設定する「簡易判定」

   及び従来通りの判定方式の「通常判定」を行うことができます。
   なお、両者ともに【勝利要素の提示は行う】ことになりますのでご留意ください。
   また、通常判定を行う場合は今回、静のステータスを決定することになります。

1.通常判定
2.簡易判定

↓1~3


◆ 静のステータスを設定します。↓1~5で1桁の数字を指定してください

   トリップに5つの数字を隠しました
   こちらと合算し、静のステータスを決定します。
   なお、2期とは異なり【6以上でもそのままステータスを決定します】

↓1~5

…全部5で良いんじゃね?

>>366
それだと1が勝手に設定したみたいになってちょっと……


◆ 3、5、1、5、4として決定します

   トリップは#if92987roopでした
   よってステータスは以下の通りとなります。


氷山静:【運命力】:2  【戦略】:7  【洞察力】:10  【精神力】:3  【構築】:1


◆ 互いのステータスは以下の通りです


静 / 【運命力】:2  【戦略】:7  【洞察力】:10  【精神力】:3  【構築】:1

蜜姫 / 【運命力】:4  【戦略】:2  【洞察力】:1  【精神力】:4  【構築】:7


◆基本値を設定します

【運命力】→d
【戦略】→s
【洞察力】→i
【精神力】→m
【構築】→b

トリップに上記の文字列を隠しました
左から順に1、2、3、4、5と設定します
1~5の数字を二つ選択してください

↓1

#720bsdim095
→2、4

◆ 【戦略】と【洞察力】で比較を行います


静 / 【戦略】:7  【洞察力】:10

蜜姫 / 【戦略】:2  【洞察力】:1


◆ 優位が合計【14】となりました
   今回の基本値は【90】です


◆ 勝利要素の提示を行いますか?
   それともこのまま判定を行いますか?

↓1~

うん、まあ5%追加くらいは考えてたけど基本そんな意味ないしね……
このまま判定します


◆ 勝率は【90%】です。

   トリップに隠した数字と合算し、勝率以下の数値となれば勝利です。
   0~99の好きな数値を選択してください。

↓1

では数値【32】ということで、今回はここまで
やるとしたら明後日以降になるかと

しかしまた静さんは極端なことになってしまって……

蜜姫の造形はしょちょー+エリちゃんに寄せてるけどこれどのくらい分かる人がいるのか
というかこの世界のおなごと上司のポンコツの割合が

今日やるけど時間はちょい不明です

たぶん21時から

ちょい遅くなったけどやります



蜜姫「私のターンよ。まずはコレを発動させてもらうわ! 《大樹海》!」


《大樹海/Verdant Sanctuary》
永続魔法
フィールド上に表側表示で存在する昆虫族モンスターが
戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
そのモンスターのコントローラーは破壊されたモンスターと
同じレベルの昆虫族モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。



ゴゴゴゴゴゴ……


タタッ

カウロ「あ! もう始まっちまってる……」

日和「お、オイオイオイカウロ、ヤバいって、そんな近づくのはさぁ」

カウロ「馬鹿、近づかなきゃ見えないだろ」

日和「いや、私ゃできれば危ないコトには近づきたくもないんだけど」


静「………………・」



蜜姫「モンスターをセット。そしてカードをセットしてターンエンド。さあ、アンタのターンよ氷山!」 手札:2

静「………………」 シュッ  手札:5→6

静「…………」 パシィ


《ダーク・グレファー/Dark Grepher》
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1700/守1600
このカードは手札からレベル5以上の闇属性モンスター1体を捨てて、手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、手札から闇属性モンスター1体を捨てる事で、
自分のデッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。


静「………………」 スッ


静:手札→墓地
《インフェルニティ・ジェネラル》

デッキ→墓地
《インフェルニティ・ビースト》


蜜姫「宣言しろぉ!!」


カウロ「ま、まあ……確かに……」

日和「でもデュエルディスクが認識してっからいいんでね?」



静「………………」 ス


>バトル


ズシャァァッ!


蜜姫「ふんっ、残念! 《ゴキポン》!」


《ゴキポン/Gokipon》
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 800/守 800
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の昆虫族モンスター1体を手札に加える事ができる。


静「…………!」 クワッ

蜜姫「ひっ」


カウロ「し、静さん何であんな怒ってる風なんだ?」

日和「料理もする人間としてGが許せないってことじゃね?」


蜜姫「凄んだって何にもならないわよ! ご、ゴキポンと大樹海の効果!」

蜜姫「二枚の昆虫族モンスターを手札に加えるわ」


蜜姫:デッキ→手札
《応戦するG》
《プリミティブ・バタフライ》

手札:2→4



静「………………」


>手札を三枚セットした……


静「………………」 手札:1

キュイィィン

蜜姫「ふんっ、私のターン!」 手札:4→5

蜜姫「モンスターとカードを1枚ずつセットしてターンエンド」 手札:3


カウロ「あれだけ言っといてあれだけ……?」

日和「バーカだなぁカウロ。アドバンテージってモンの要を知らんのかお前」

カウロ「し、知ってらあ!?」

日和「どーだか。多分あっちのボスのデッキは……」

日和「……リクルーターとサーチャーガン積みのド安定デッキかな」


静「…………」 シュッ  手札:1→2

静「………………」 スッ


《インフェルニティ・インフェルノ/Infernity Inferno》
通常罠
自分の手札を2枚まで捨てる。その後、この効果で捨てた枚数分だけ
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカードを墓地へ送る。



蜜姫「!」

静「………………」 スッ スッ…


静:手札→墓地
《インフェルニティ・リベンジャー》
《タスケナイト》

デッキ→墓地
《インフェルニティ・デーモン》
《インフェルニティ・ネクロマンサー》


蜜姫「ハンドレス……!」


カウロ「でも、静さんの場にはインフェルニティはいない……!?」

日和「あー……いや、でも心配するこった無いでしょ」


静「…………」 フォン


《インフェルニティ・ジェネラル/Infernity General》
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守1500
自分の手札が0枚の場合、自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外し、
自分の墓地に存在するレベル3以下の「インフェルニティ」と名のついたモンスター2体を選択して発動できる。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


静:墓地→除外
《インフェルニティ・ジェネラル》



静「………………」 パシィ


静:墓地→場
《インフェルニティ・ビースト》
《インフェルニティ・リベンジャー》


リベンジャー『ヒャッッッハアアアアアアアアアアァァァァッ!!』

リベンジャー『来たゼ来たゼ来たゼェェオレサマの出番ッ!! さァさァどうする静ァ!』

リベンジャー『望むままにしろよ、思うままにやれよォ! それが――――そう、自由ってヤツだろォ!?』

静「…………レベル4。ダーク・グレファーとレベル3、インフェルニティ・ビーストに」

静「――――――レベル1のインフェルニティ・リベンジャーをチューニング」


カッ!!


蜜姫「くっ……!?」

静「……審判者よ、縛鎖を破り来たれ。地を裂き流れ出でよ、無間地獄」

静「――――――《インフェルニティ・デス・ドラゴン》」


《インフェルニティ・デス・ドラゴン/Infernity Doom Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2400
闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分の手札が0枚の場合、1ターンに1度、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。


ゴアアアアアアアアアアアッッ!!



ビリビリビリ……


蜜姫「ドラゴン……エース級! なら……」

蜜姫「《ライヤー・ワイヤー》! あーっはっはっは!! 出オチってやつにしてやるわ!」


《ライヤー・ワイヤー/Lair Wire》 †

通常罠
自分の墓地の昆虫族モンスター1体をゲームから除外し、
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを破壊する。


蜜姫:墓地→除外
《ゴキポン》


静「………………」 スッ


《インフェルニティ・バリア/Infernity Barrier》
カウンター罠
自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついたモンスターが表側攻撃表示で存在し、
自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。


蜜姫「え」


《ライヤー・ワイヤー》:無効&破壊



静「インフェルニティ・デス・ドラゴンの――――効果」

蜜姫「ひっ」


ズゴオオオオオオオオッ!!


蜜姫:場→墓地
《共鳴虫》


カウロ「よし、リクルーターを潰した!」

日和「確かに効果破壊なら共鳴虫は効果発動できない。けど……」


蜜姫「だだ、ダメージなんて食わないわ!」

蜜姫「その上手札も補充される! これで……」


蜜姫:デッキ→手札
《ナチュル・バタフライ》


静「………………」 手札:0


キュイィィン


蜜姫「私のターン!」 手札:3→4

蜜姫「あはははははは! これで準備は整った! 潰してあげるわ氷山静!」

蜜姫「プリミティブ・バタフライを特殊召喚!」


《プリミティブ・バタフライ/Primitive Butterfly》
効果モンスター
星5/風属性/昆虫族/攻1200/守 900
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの全ての昆虫族モンスターのレベルを1つ上げる。



蜜姫「そして現れなさい、《ナチュル・バタフライ》!」


《ナチュル・バタフライ/Naturia Butterfly》
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/昆虫族/攻 500/守1200
1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分のデッキの一番上のカード1枚を墓地へ送り、その攻撃を無効にする。


蜜姫「そして、プリミティブ・バタフライの効果――――」

静「………………」 スタァン!


《インフェルニティ・ブレイク/Infernity Break》
通常罠
自分の手札が0枚の場合に発動できる。
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を選択してゲームから除外し、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。


蜜姫「なぁぁあぁ!?」


ドギャアアン!


蜜姫:場→墓地
《ナチュル・バタフライ》

静:墓地→除外
《インフェルニティ・インフェルノ》



蜜姫「…………」


《プリミティブ・バタフライ》:★5→★6


カウロ「やった、無駄撃ち!」

日和「これでシンクロモンスターは出ない……けどなぁ」

カウロ「何だよ」

日和「いや……なーんかヤな予感が」


蜜姫「フォローを……何も考えてないわけないじゃあない! 《孵化》!」


《孵化/Insect Imitation》
通常魔法
自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動する。
リリースしたモンスターよりレベルが1つ高い昆虫族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。


蜜姫「レベル6のバタフライをリリース。そして! 来なさい、《ポセイドンオオカブト》!」


《ポセイドン・オオカブト/Great Poseidon Beetle》
効果モンスター
星7/地属性/昆虫族/攻2500/守2300
このカードが相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターを攻撃し、
そのモンスターが戦闘によって破壊されなかった場合、同じモンスターに続けて攻撃する事ができる。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。


ゴオオオオオオオオオオオオォォォ……

すみません、ナチュル・バタフライ破壊時大樹海の効果で二枚目のナチュル・バタフライ手札ということで

***



カウロ「ポセイドン……オオカブト? 攻撃力が足りな……いや、でも」

日和「おっ。鋭くなってきたじゃーん」

カウロ「バカにするなよ」

カウロ「でも、もしかして……それじゃあ」

日和「……マスターなら大丈夫じゃね?」

カウロ「え?」

日和「蝙蝠気質の私がこっちについてるってこたぁそういうことよ」


蜜姫「リバース! 速攻魔法発動! 《ハーフ・シャット》!」


《ハーフ・シャット/Half Shut》
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターはこのターン戦闘では破壊されず、攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで半分になる。


静「………………!」


わああああああああああ……


ギャング1「出たぜ、ボスの必殺コンボ!」

ギャング2「オラ死ね死ね死ねえ!」


《インフェルニティ・デス・ドラゴン》
攻撃力:3000→1500



蜜姫「あーっはっはっはっは!! ポセイドン・オオカブトは戦闘でモンスターを破壊できなかったら」

蜜姫「そのまま続けて2度攻撃ができる! つまり! 今! 3度の攻撃が可能!」

蜜姫「さあ、喰らいなさい! 三回連続攻撃っ!!」

静「…………――――――――」


ズガガガガガガガガガガアアッ!!


静「…………――――!」 LP:4000→3000→2000→1000

蜜姫「カードをセットしてターンエンド! さあ、精々足掻いて見なさいな!」 手札:2

静「………………」 シュッ 手札:0→1

蜜姫「と、その前に――――《ライヤー・ワイヤー》!」


カウロ「なっ……二枚目!?」

日和「そりゃあるよねー……」


蜜姫「消えろ、デス・ドラゴン!」


蜜姫:墓地→除外
《共鳴虫》

静:場→墓地
《インフェルニティ・デス・ドラゴン》



静「………………」


>蜜姫の手札は既に全て割れている
>ナチュル・バタフライ。そして、応戦するG
>問題としては《応戦するG》。モンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードの発動に対応し
>自身を特殊召喚。その後、相手の墓地へ行くカードは全て除外される


>――――――だが


静「………………」 バシィ


《インフェルニティ・ミラージュ/Infernity Mirage》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースし、
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついたモンスター2体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。


蜜姫「!?」

静「………………」


静:場→墓地
《インフェルニティ・ミラージュ》

墓地→場
《インフェルニティ・デーモン》
《インフェルニティ・ビースト》



《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
(1):手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「インフェルニティ」カード1枚を手札に加える。
この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。


《インフェルニティ・ビースト/Infernity Beast》
効果モンスター
星3/闇属性/獣族/攻1600/守1200
自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。


静「………………」 スッ


静:デッキ→手札
《インフェルニティガン》


蜜姫「それは!?」


日和「……うわ。えげつねえコンボ入った」


静「………………」


《インフェルニティガン/Infernity Launcher》
永続魔法(制限カード)
1ターンに1度、手札から「インフェルニティ」と名のついた
モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
また、自分の手札が0枚の場合、フィールド上のこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついたモンスターを2体まで選択して特殊召喚する。



静「…………――――」 タァン!


静:場→墓地
《インフェルニティガン》

墓地→場
《インフェルニティ・リベンジャー》
《インフェルニティ・ネクロマンサー》


《インフェルニティ・リベンジャー/Infernity Avenger》
チューナー(効果モンスター)
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードが墓地に存在し、自分の手札が0枚の場合、
「インフェルニティ・リベンジャー」以外の自分フィールド上のモンスターが
相手モンスターとの戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、
このカードを墓地から特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したこのカードは、
その戦闘によって破壊された自分のモンスターの元々のレベルと同じレベルになる。


《インフェルニティ・ネクロマンサー/Infernity Necromancer》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。


蜜姫「う、うぐ……こ、ここまで……!」

静「………………」


《インフェルニティ・ネクロマンサー》:効果発動

静:墓地→場
《インフェルニティ・デス・ドラゴン》



リベンジャー『ヒャアアアアアッハッハハハハハア! オレサマリタァァァァァンズ!』

静「…………レベル4。インフェルニティ・デーモンとレベル3、インフェルニティ・ネクロマンサーに」

静「レベル1のインフェルニティ・リベンジャーをチューニング」

リベンジャー『ヘイヘイヘイヘイ! イイイイイイイイイイイイッツァ! ショオオオオオウタアアアアァァイムッ!!』

静「……壺中の天を仰ぎ見よ。闇の帳を降ろせ。地を裂き流れ出でよ、衆合地獄」

静「――――――《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》」


《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン/Hundred Eyes Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
闇属性チューナー+チューナー以外の悪魔族モンスター1体以上
1ターンに1度、自分の墓地に存在するレベル6以下の
闇属性の効果モンスター1体をゲームから除外して発動する事ができる。
このカードはこのターンのエンドフェイズ時まで、
この効果を発動するためにゲームから除外した効果モンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!


蜜姫「ひぃ……」


日和「マスター! それ私の!!」

カウロ「別に日和だけのじゃないだろ」


静「………………」 ゴメン



静:墓地→除外
《インフェルニティ・ミラージュ》


静「………………」


静:場→墓地
《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》

墓地→場
《インフェルニティ・デーモン》
《インフェルニティ・リベンジャー》

デッキ→手札
《インフェルニティ・ビショップ》


日和「即退場かー……」

カウロ「日和のとは使い方が違うんだからいいだろ」


静「………………」 タァァァン


《インフェルニティ・ビショップ》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1000/守2000
「インフェルニティ・ビショップ」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):手札がこのカード1枚のみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分の手札が0枚である限り、自分フィールドの「インフェルニティ」モンスターが
戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。


蜜姫「う……」

静「………………」 スゥ



静「……レベル4。インフェルニティ・デーモンとインフェルニティ・ビショップに」

静「レベル1、インフェルニティ・リベンジャーをチューニング」


カウロ「――――来るぞ!」

日和「うわ、避難しないと……」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


蜜姫「えっ……何!? 何!?」

静「…………永劫に時を止めよ、絶零の世界。地を裂き流れ出でよ――――――大紅蓮地獄」

静「――――――――――《氷結界の龍 トリシューラ》」


《氷結界の龍 トリシューラ/Trishula, Dragon of the Ice Barrier》
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる。


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!



バキバキバキバキバキッ!!


蜜姫「ううっ!? て、手札が……」


パキィィン!!


蜜姫:手札→除外
《応戦するG》

場→除外
《ポセイドン・オオカブト》

墓地→除外
《ナチュル・バタフライ》


静「………………――――――」

蜜姫「あ……や、やだ、これ……これじゃ……ひっ」

静「…………」

蜜姫「や、や……やめましょ? お互い痛いのイヤでしょ? ね?」

静「………………それは」

静「――――――暴力を止められる者だけが吐いていい……言葉だ」

蜜姫「ひ――――――」


ズゴオオオオオオオオオオオオッッ!!


蜜姫「なああああああああああああ!?」 LP:4000→1000→0



ピ―――――――――――!!








勝率:90
トリップ→#first32ifn
指定数値→32
合計:64

◆ デュエルに勝利しました

おかえり(トリシュをEXに戻しながら)


とりあえず今日はこんなところで
明日明後日はちょいできるか分かりません
できたらその時は報告に参ります

短めになるけどちょっとしたらやります



蜜姫「あだっ……!」 ズザザザ

静「………………」 フォォン


ザリ…ザリ…


静「………………」 ギロ

蜜姫「ひぃっ……そ、そんな目で……見るなっ! 氷山静!」

蜜姫「うっ、つつつつ……こ、こんな怪我までさせて! パパに言いつけてあんたなんか」

静「………………」 ズイ

蜜姫「!」

静「………………」 スッ


バシィッ!


カウロ「う、うお……強烈」

日和「すっげぇビンタ……」



蜜姫「い……痛っ……!?」

静「甘ったれるな」

蜜姫「……!?」

静「組織の長としての矜持が無ければ……いずれ、味方と信じた者に食い潰される」 ボソ

静「……彼らの後ろ盾になっていても……いつまでも味方でい続けてくれる保証など……無い」

静「……いずれは頭角を現した者に……取って変わられる。ボロ雑巾のように捨てられて……終わり」

蜜姫「………………っ」

静「………………」 ザッ


ザッザッザッ……


蜜姫「氷山……静ァ……!」

ギャング1「落ちぶれたぜボス!」

ギャング2「負けるとか情けねえっすねボス!」

蜜姫「ちょっとアンタらまず労われ」



カウロ「荒くれ者ども! 静さんの勝ちだろ! 早いところ出てけよ!」

日和「出てけー出てけーってカウロが主に言ってるだけで私はただの中立の商人ですから」

カウロ「オイ日和ィ!!」

静「………………」

ギャング2「チッ、ズラかるぞ!」

ギャング1「畜生、流石に強ぇ……」

蜜姫「………………」 ギリギリ


ザザザザザザザッ……


>イノミナンダムの構成員たちは去って行った……


カウロ「…………はぁー……」

日和「まーた面倒くさいことになっちまったねーマスター」

静「………………」



日和「ま、大丈夫か! なんてったってこっちにゃ戦略級兵器同然のマスターがいるし」

カウロ「オイ、日和……」

日和「ん?」

静「………………」

カウロ「……あんまりそういうこと言うな」

日和「え? あ? ……マスターそういうこと言われるの嫌いだった?」

静「………………」 フルフル

日和「そう? でも実際マスターがいるから手出しづらいのは事実だろうし」

カウロ「でも、静さん」

静「………………」 フルフル


>これでいい

>暴力を肯定する気はないが、しかし、無抵抗でいては誰も守ることはできない
>だが、暴力を賛美してはいけない。頼るべきでもない
>手段として間違ったことだということには、違いないのだから

>自分ひとりが行使し、自分ひとりが恐れられれば、それでいい



静「………………」


>どうかカウロは正しく育ち、正しく、保安官としての使命をまっとうしてほしい
>「まともでない」相手は、「まともでない」人間がすれば――――それでいい


日和「なーんかマスターのことをよく知ってるのは俺だーってカンジがしてムカつくー」

カウロ「いや、何言ってんだよ……」

静「………………」


>一番よく知っているのは猟子である



◆ イベントをクリアしました
   選択肢に「ショップ」が追加されます



◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:4
・南春雷士郎:3
・獅子神猟子:3
・伊賀忍:3
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:2
・聖ツルキ:3
・法華津芳香:3
・工森日和:3
・石ノ森巌:1


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
赤間カイ
石ノ森巌
法華津芳香
獅子神猟子
伊賀忍
(南春雷士郎)
(グレイ)
(カウロ・マグネ)
(工森日和)

・ショップ


↓2



◆ 昼間 / 酒場


巌「………………」

静「………………」

巌「…………」

静「…………」

忍「重い」

静「………………?」

忍「何で拙者はこの二人の間にいるんでござろう……」

忍「静殿。石ノ森殿でも良いでござるけどもちっと喋ってほしいでござるよ……」

巌「……すまない……口下手で」

忍「なんかスゲー悪い事した気分でござるよコレ」

静「………………」

忍「もう! せめてこうツッコミ役とかいてほしいでござるよマジで!」



>だいいち、何故仕事に行っていないのか


忍「あのでござるよ静殿。そもそも拙者も基本はツルキ殿と同じく賞金稼ぎ。正確には何でも屋」

忍「元々からしてシノビでござる。つまり何らかの依頼があって初めて動く人間でござるよ?」

忍「今は依頼=仕事の無い。よってお休みというだけでござる。オーケー?」

静「………………」 コク

忍「まあ静殿が何か用事を言いつけなさるなら! 行かないでもないでござるが! というか言って!」

静「………………」 ウーン


>今は特にない


忍「ひぎぃ」

巌「……雰囲気を悪くして……すまない」

忍「いや今回は拙者が悪いようなそうでもないような」



忍「別に悪く言うつもりは無いでござるけどー」

忍「何でこう静殿は人とおしゃべりしようと思わんでござる?」

忍「声が高くて恥ずかしいとかいう理由抜きで」

巌「…………そう……なのか……?」

静「………………」 フルフル

巌「……答えられない、らしい」

忍「信頼度が足りんでござるかなー」

静「…………」


>その「理由」にしても、猟子以外に知る者はそういない
>わざわざ大々的に公表するようなものでもなし



巌「俺は……まだ、ここに来て日が浅い……」

巌「詳しく……人間関係も分からない……以上」

巌「……少し……歯がゆく思うことは……ある」

静「…………」 ゴメン

忍「ところで静殿、何か任務があれば拙者行くでござるけど」

静「………………」


>無い


忍「……散!」 シュバンッ

巌「…………」

静「…………」

巌「……姿が消えた……な……」


>あんなではあっても、本物の忍者であることには変わりないということだ

では、今日はここまでで

静と巌の無言攻撃。ツルキと忍は死ぬ
酒が入ってても喋れない人は本当に喋れない(実体験)

21時よてい



◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:4
・南春雷士郎:3
・獅子神猟子:3
・伊賀忍:4
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:2
・聖ツルキ:3
・法華津芳香:3
・工森日和:3
・石ノ森巌:2


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
赤間カイ
法華津芳香
獅子神猟子
(石ノ森巌)
(伊賀忍)
(南春雷士郎)
(グレイ)
(カウロ・マグネ)
(工森日和)

・ショップ

↓2



◆ 夕方 / 酒場


カイ「………………」

芳香「ふぅ…………」 コク

グレイ「…………」

静「………………」

グレイ「あの……静さん」

静「………………?」

グレイ「すごくその……珍しい組み合わせですよね……」

静「………………」 コク

芳香「そうね……まあ、私。それほど彼のことは知らないから……」

カイ「…………そうか」


>元キングゆえ、カイもそれなりに有名なハズだが

選ぶのは大丈夫なのよ
交流度が上がらないだけだから

ごめん、ちょい一時中断。PCがエラー吐く吐く
一旦再起動して復旧試みてきます

Cドライブクラッシュしとる…
申し訳ないです、明日以降はできるようになんとか

台風の影響で停電してるので
すみませんがしばし投下できません
電力会社次第になりますが、復旧したらその折には報告します

1周囲の被害を鑑みるに邪神の大災害でもある

とりあえず復旧。ちょい不安だけど多分できます
20時予定で

Bloo-D(晩飯)特殊召喚されたけどなんとかなったデース
そろそろやります
前回の続きから



カイ「……俺も貴様のことなど知らん」

芳香「あら………………それって普通のことじゃ?」

カイ「む……」

静「………………」

芳香「…………」 クス


>負けず嫌いというか天然というか
>そうでなくてはキングなどやっていられなかったのかもしれないが


カイ「…………気分が削がれる」

芳香「ごめんなさいね」

カイ「……チ」

静「………………」 フルフル

カイ「ん……? 舌打ちはやめろ、か?」

静「………………」 コク

カイ「…………マスターの頼みならば仕方がない」



芳香「あら。ちょっと妬けちゃう」

静「………………」 フルフルフルフルフル

カイ「そこまで否定するか」


>カイが静の言うことを聞くのはあくまで静がこの店の店主だからだ
>酒が飲めなくなるよりも、些細なルールを守る方が良い、ということでもあるだろう


静「………………」

カイ「何にでも色恋沙汰に結び付けるな」

芳香「そういうのはお嫌い?」

カイ「好かん」

芳香「そう……」

カイ「何が良いのかも分からん」

芳香「恋は人生を豊かにしてくれる。なんて考え方もありますけれど」

カイ「知らん」



>静もよく分からない


静「…………」


>が、語らないことに


芳香「分からないなら、教えてあげてもいいけれど――――」 ツツ


>できなかった


静「」 ブンブンブンブンブンブン

カイ「やめてやれ」

芳香「あら、つれない……」

静「………………」



カイ「それに貴様のそれは情欲だろうに」

芳香「とは、限らないんじゃないかしら」

カイ「ふん、どうだかな」


>ケンカ良くない


静「…………」 ジ

芳香「……言い争う場でもないわね」

カイ「まったくだ」

静「………………」


>この酒場はいわゆる「酒場」とは多少趣を異にする
>どちらかと言えばバーに近いし、静自身も好んで落ち着いた音楽を流している


芳香「それにしても……マスターは、どっちなのかしら」

静「……?」



芳香「今はちょっと子供っぽい感じがあるけど」

芳香「普段はすごく、私よりも大人っぽいこともあるし」

カイ「俺もマスターも互いに23だぞ」

カイ「そういうことがあって何ら問題は無いだろう」

芳香「ちょっとアンバランスさを感じるのよね」

静「………………」


>子供から見れば静は紛れもなく大人である
>対して、静よりも年上の人間から見れば、静は若造の域を出ない

>そういう部分が――――無いとは言い切れない


芳香「まあ、どちらでもいいけれど」 クスッ

静「………………」 ゾク



◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:4
・南春雷士郎:3
・獅子神猟子:3
・伊賀忍:4
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:3
・聖ツルキ:3
・法華津芳香:4
・工森日和:3
・石ノ森巌:2


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
獅子神猟子
(赤間カイ)
(法華津芳香)
(石ノ森巌)
(伊賀忍)
(南春雷士郎)
(グレイ)
(カウロ・マグネ)
(工森日和)

・ショップ
・この日を終える

↓2



◆ 酒場付近 / 工森家の巨大トレーラー


日和「あーしんど…………ってマスターじゃん。どうしたん?」

静「………………」


>買い物以外に無いだろうに


静「………………」 ハァ

日和「私物の買い付けね、オーケーオーケー。特別に! と・く・べ・つ・に!」

日和「マスターにはいつもの礼として今日だけは割引したげるよ!」

静「………………」


>静知ってるよ。それ割引と言いながら全く割引してないパターンだって


◆ どうしますか?

1.カードを購入(デッキ購入に関しては残り2つまで)
2.知り合いとデュエルとか
3.その他

↓3



静「………………」 財布スッ

日和「ほうほうほう。オーケー、新しくカード買うんな。で、どうすんの?」

日和「一応こっち、ここで売るには充分なほどには持ってきてるけどさ」

静「………………」




◆ 22時50分から、デッキについての選択肢安価を行います。
   3つの候補の中から選択する形式としますので、今のうちにデッキの候補を考えておいてください。



◆ デッキについての候補を挙げてください
   なお、過去に登場したデッキ及び今回メインキャラのデッキについては無効とします


↓2~4

一応既登場のデッキリストアップしていくけど、これに当てはまってたら無効でお願いします
なお、デーモンとノイドは無効、現在候補はサイバー流とSRです



晴明
【デッキ破壊】
 └【昆虫族軸デッキ破壊】
【轟雷帝ザボルグ】
【水精鱗】
【フェンリルハンデス】─┬─ アトランティス
                └─ 水精鱗・海皇

遊一
【セフィラ】(シャドール+竜星)
【セフィラ】(シャドール+霊獣)
【セフィラ】(竜星+霊獣)
【アーティファクト】
【AFセイクリッド】
【幻獣機】
【竜星】
【クイックジャンクドッペル】
【魔術師】(オッドアイズ)

1期
音繰路祝呼::【影霊衣】
富津氷華:バニーラ入り【凡骨ビート】
琴吹 奏:【幻奏】
三善清子:【P召喚冥界軸】
ナクラ=ナクア:【蟲惑魔】
朝比奈 卯月:【昆虫族】
狛恵慈:【10パック即組み】
ミカ・アシュロンキ:【光天使】
白藤:【雲魔物】
闇堂魅行:【アンブラル】
光英華:【ヴァンパイア】
奥谷遊翔:【ドラグニティ】
コシュタ・バワー:【ゴーストリック】
神原竜胆:【征竜】
オペラ:【仮面魔獣デス・ガーディウス】
田所 義平:【バウンス】
草加皇:【裏サイバー】
火焚健児: 【ヴォルカニック】
間桐沙夜子:【ヘル・テンペスト】
リカルド・ウェッソン:【六武衆】
不羽緋色:【M・HERO】
逆巻等説:【スキドレSin】
核藤ユア:【コアキメイル】

2期
活火山:【フロフレラヴァル】
廼亜琉楽:【カオスメタビート】(邪神)
アドン・マルクス:【シモッチバーン】
藍野直人:【水フルモン】
八幡誉:【自爆スイッチ】
望月刹那:【儀式】
ヴィント・クラリーマ:【ガスタ】
駕汰乃流星(がたの りゅうせい):【イグナイト】
イース・エルトダウン:【Em】
龍天河涼:【レッドアイズ】
東宮渥実:【フレムベル】(クトグア)
縫井九留美:【ファーニマル】
舞野グラ:【レプティレス】
御社霞鎌:【妖仙獣】
小折 氷菓:【水属性】
梅安久平:【地縛神】
東宮李鐚:【ウリア】(罠モンスター多め)
陣蔵彩子:【人造人間】
八木千乃:【堕天使】
龍天河明斬渡:【DD】
蒼衣静紅:【フルモン】
遊夜美唯:【フル罠】
ハストィータ・クラリーマ:【ハーピィ】
景井明:【地縛神ゴーストリック】
風羅王・ラムセス:【光のピラミッド】
ユリウス・ゲラートマイアー:【ミラクルシンクロフュージョン】
蛇魂火奪雷:【陽炎獣】
ハスター:【霞の谷】



こんなとこ
候補あと2つくらい

↓2~3

◆ 投票を行います。
   1ID1票【3票】先取形式

1.サイバー・ドラゴン
2.SR
3.リゾネーター
4.彼岸


↓1~



静「………………」 コレ

日和「…………え、この埃被ってるヤツ?」

静「…………」 コク

日和「まあいっけどさ。おーい父ちゃーん! 在庫ハケたよー!」

父「まぁたお前詐欺まがいのこと」

日和「してないよ!」

静「………………」 ヒョイ

静「………………」 パラパラパラ…


《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》
効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻2100/守1600
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。


《サイバー・ドラゴン・コア/Cyber Dragon Core》
効果モンスター
星2/光属性/機械族/攻 400/守1500
このカードが召喚に成功した時、デッキから「サイバー」または「サイバネティック」と名のついた
魔法・罠カード1枚を手札に加える。また、相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「サイバー・ドラゴン」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
「サイバー・ドラゴン・コア」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードのカード名は、フィールド上・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。



>どうやら【サイバー・ドラゴン】デッキのようだ……


静「………………」 スッ

日和「あん? これって……サイバー・ドラゴン?」

日和「また玄人向けのにしたねー。別にマスターがそれでいいってんならいいけど」

静「………………」 コク

静「………………」 ゴソゴソ

日和「それってチューナー? しかも闇属性……」

日和「デスドラとトリシュ出す用か。……マスターってホントインフェルニティ好きね」

静「………………」

日和「あれ、いつもみたいに照れないんだ」



日和「てかマスターってエクシーズ使わんの?」

静「…………」


>あくまでエクシーズは選択肢の一つ
>静のデッキの基本はシンクロであってエクシーズをメインにする気は今のところあまり無い


日和「使いやすいのに」

静「………………」


>ループに組み込む分にはいくらでも使うだろう
>必要無ければその分をシンクロモンスターに割くのが静のスタイルだ


日和「まあ、毎度あり。またなんか入り用ならこっち適当に寄ってってよ」

日和「まもっとも? 私はマスターんとこにだいたいいるけど」

静「………………」


>グレイやカウロと遊んでもらってたりと、こちらとしても望むところだ

では今日はこんなところで

インフェルニティといいサイバー流といい殺意満々な静
ある意味これはこれで、今のところあんまり語ってないところのキャラ設定として正しいんだけど

そろそろやるます
誰ぞおるかー

とりあえずやるかー
選択肢から

◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:4
・南春雷士郎:3
・獅子神猟子:3
・伊賀忍:4
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:3
・聖ツルキ:3
・法華津芳香:4
・工森日和:3
・石ノ森巌:2


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
獅子神猟子
(赤間カイ)
(法華津芳香)
(石ノ森巌)
(伊賀忍)
(南春雷士郎)
(グレイ)
(カウロ・マグネ)
(工森日和)

・ショップ
・この日を終える

↓2

ツルキ・猟子


◆ 交流度が上昇しない組み合わせなので、この日は選択できません

   選択には一名は()付きでない人物を選択してください
   >>509に変更しても構いませんか?

↓1



◆ 夜半 / 酒場


猟子「ぐぬぬぬぬぬ……」

ツルキ「ぬふふふーん。まぁた今度も俺が勝ちかね」

猟子「うるっせえ今度は流石にあたしが勝つ!」

ツルキ「お、言うねえ? じゃ、俺おーりた」

猟子「あ、ずっりぃ!!」

ツルキ「バーカ自信満々の相手にブタ出すアホはいねぇよ」

静「………………」


>どうやら二人は賭けポーカーをしているようだ……


ツルキ「はっはっは! さっすが俺! 最強!」

猟子「ぐぬぬぬぬぬぬ……」


>そもそも感情豊かで直情的な猟子にポーカーのようなゲームは向いていないと思うのだが



猟子「……そうだ。静! ちょっとコイツに痛い目見せてやってくれよ!」

ツルキ「んあ? マスター? ……マスターと?」

猟子「んだよ文句あっかよ。それとも? サイキョーのツルキさんは静にも勝てないって?」

猟子「まーそりゃそうだよなー。だって結局最後のあれって逃げじゃん?」

ツルキ「華麗なる戦略的撤退と言ってくれ」

猟子「意味は同じじゃねーの」

ツルキ「ムカッ」

静「…………」


>口で言うのか


ツルキ「わーったよ、やってやろうじゃねえか! 吠え面かかないでくれよ猟子ちゃん!」

猟子「あったぼーよ!」

静「…………」

>こちらの意思は無視か



ツルキ「俺が勝ったら猟子ちゃんの……胸を揉む!」

猟子「…………は?」

ツルキ「聞こえなかったか。おっぱいだ!」

猟子「別にいいけど」

ツルキ「……………………」

ツルキ「え? マジ?」

猟子「減るもんでもねーし何がいいんだか……」

静「………………」

ツルキ「ヤバい。マスターの目が敵を見る時のそれだ」

猟子「あのな、ツルキ。それに――――」


猟子「そう簡単に静が負けるわけねーだろ」



○ 一回戦目


ツルキ「………………」

静「………………」


ツルキ(形式はテキサス・ホールデム……)

ツルキ(2枚の手札と場に開示された5枚の内3枚を組み合わせるポーカー)

ツルキ(もっとも、タイマンってのは珍しいがな。基本的には運が絡む関係上、マスターの側の不利は否めない)

ツルキ(何せマスターは引きの悪さを戦略と戦術、そして、店主の経験で培った洞察力でカバーするタイプ)

ツルキ(運も戦略も持ち合わせるこの俺に敵うとは思えない……)

ツルキ(ゲームという形式にした関係上、互いの持ち金は10000まで。さて……)


静「………………」

ツルキ「……ベット(賭ける)。1000」

猟子「いきなり吊り上げたな」

ツルキ「たかが1/10だぜ」

静「…………」 スッ

ツルキ「降り、か。ま、賢明だな」



○ 2回戦


静「………………」

猟子「しかし静ぁ。さっき何でお前降りたの?」

ツルキ「あん?」

猟子「いやさ、さっきの手札だと静勝ってたしよ」

ツルキ「何だって……?」

静「………………」


ツルキ(勝ってた……のに降りた……? 俺の手を読み切れなかった……?)

ツルキ(それとも俺が負けるようにって猟子ちゃんが適当ぶっこいて……いや)

ツルキ(そんな性格って感じでもなし……何なんだ、一体……?)


静「………………」 ベット

ツルキ「っと!? お、おう。俺は降りる」

猟子「怖がりだなあ」

ツルキ「うっせ!」



○ 3回戦


静「………………」

ツルキ「…………」

猟子「とうとう口数がいつもの1/10くらいになっちまったな」

ツルキ「だ、黙っててくれ猟子ちゃん。これは……」


ツルキ(き、来た……フォーカード……)

ツルキ(ロイヤルストレートフラッシュを除けばほぼ最強の手……)

ツルキ(マスターが何を持ってるか知らねえが、これなら……)


ツルキ「…………ベット」

静「………………」 コール

ツルキ「!?」

猟子「お、行くのか静?」

静「………………」 コク



ツルキ(お、お、落ち着け。俺の手は……ジョーカー含みのフォーカード)

ツルキ(そう簡単なことじゃ覆りはしねえし、マスターもその辺は承知の上)


ツルキ「レイズ(賭け金上乗せ)」

静「………………」 レイズ

ツルキ「!?」

猟子「おーい、ツルキよー。ポーカーフェイスが崩れてっぞ」

ツルキ「……そ、そんなことねーぞ?」

静「………………」


ツルキ(お、落ち着け。そもそもこういうのがマスターの主戦術じゃないか)

ツルキ(ポーカーフェイスを活かしたハッタリ、無謀と知っても相手を威圧できるなら攻めに行くクソ度胸)

ツルキ(その上、手札が揃った時の爆発力は…………!)


ツルキ「……降りる」

猟子「えー。何だよそれつまんねー」



ツルキ(ま、マジで読めない…………)

ツルキ(マスターの行動が支離滅裂だからってわけじゃなく……)

ツルキ(本当に次に何をしてくるのか、それが分からない)

ツルキ(マジでデュエルしてるような感覚だ……)


ツルキ「………………」

猟子「……おっ。ほーん。へー……」

ツルキ「猟子ちゃんうるさいよ!」

猟子「へいへい」

静「………………・」


ツルキ(フルハウス(3枚ペアと2枚ペア同時)……相当強い手だが……)

ツルキ(さっきのマスターの自信を見るに、あそこで運を使い果たしたとも見られる)

ツルキ(上にはフォーカード、ストレートフラッシュ、同じフルハウスの数字が上。なら、勝負に出る!)


ツルキ「ベット」

静「…………」 ベット

ツルキ「!?」


静 > フォーカード
ツルキ >フルハウス


ツルキ「ほわぁっ!?」



ツルキ「マジかよ!?」

静「………………」

猟子「マジってか、当然っちゃ当然の結果だろ」

ツルキ「うん!?」

猟子「さっきの時点で静は負け確定だったんだけど、お前がビビって降りたろ?」

猟子「その辺見透かしてたんだよ静は。だから今回良い手が出て勝負に出た」

猟子「まーいつものハッタリと戦術だよ。お前まんまとハメられたワケ」

ツルキ「うぎぎぎぎぎぎ……」

静「………………」

ツルキ「ま、まだ掛け金はある! ここからが勝負――――――」


◆ 数分後


ツルキ「」

静「………………」 ぶい

猟子「おっつかれぃ」



ツルキ「マスターの考え読めなすぎる……マスター俺の手読みすぎる……」

猟子「あはははははははは!! あんだけ言っておいてこの結果でやんの!」

ツルキ「う、うるせいやい! 俺だって全力尽くしてんだよ!」

猟子「全部静にブチ折られましたけどー」

ツルキ「ぐああああああああああああああああああああ」

静「………………」

猟子「あんがとなー静。これで一泡吹かせられたぜぬはははは」

ツルキ「俺のアイデンティティが折れる……超折れる……これは……キツい……」

猟子「ざまあ!!」

ツルキ「マスター、慰めて」

静「………………」 ストーン

ツルキ「あ、やっぱいいや」

静「…………」 シュッ

ツルキ「カードが額にィッ!」 サクッ



>この失礼な男には一度痛い目を見てもらうとしよう

>主に、他人の身体的特徴について貶すような言動について反省させなければなるまい


◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:4
・南春雷士郎:3
・獅子神猟子:4
・伊賀忍:4
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:3
・聖ツルキ:4
・法華津芳香:4
・工森日和:3
・石ノ森巌:2


◆ 一日が終了しました



◆ 酒場前 / トレーラー付近


静「………………」

日和「あ、おはよんマスター。お客来てるよん」

静「…………?」

??「あ、どーもーこの度こちらでお世話になることになった……」

華煉「技師の虹ノ樹華煉でーす。以後、お見知りおきを」

静「………………」 コク

華煉「クールな人だね。まぁ、よろしくねー」 スッ

静「………………」 ギュッ

華煉「ああ、握手は返してくれるんだ? ちょい嬉しーかも」 ニヘラ

日和「マスター、一応この人その道じゃ名の知れた人らしいから」

日和「んで華煉さん、この人、チャーチル内じゃ……んー……まあ、この辺一体牛耳ってるドン」

静「…………」

華煉「それは……凄いねぇ」

日和「なんかすげえ気が抜けてる」



静「………………」


>のんき、とでも言うのだろうか
>ともかく、チャーチルの中にはあまりいないタイプではある……


日和「なんか、ここに来る前は都市でべらぼうに稼いでたとか」

日和「ま、その辺は本人に聞いてね。こっちから言うべきことか分かんないし」

日和「でもスゴい技師ってのは事実っぽいよ」

華煉「別にそんなスゴくはないよ。ほら、どこかの……どこだっけ?」

静「…………」

日和「いや、それはこっちが聞きたいよ」

華煉「海の上の」

日和「そこまで出てきてるなら通称でいいよ! 海上都市ね!?」

華煉「そうそう。そこの技師で……ええっと……名前は分かんないけど」

華煉「空を飛ぶバイクっていうのを作った人がいるらしくてね。その人が目標なの」

華煉「だから私なんてまだまだかなーって」



日和(その人今音楽やってて全国巡業とかしてるよなんて言っていいものやらどうやら)


華煉「ともかく、よろしくねー。壊れた機械とかあったらじゃんじゃん持ってきてよ」

華煉「勿論、お代は貰うけど」

静「…………」 コク

日和「そんじゃ私は父ちゃんとこ戻るねー。マスターはまた後で」

静「…………」 コクリ


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
獅子神猟子
赤間カイ
法華津芳香
石ノ森巌
伊賀忍
南春雷士郎
グレイ
カウロ・マグネ
工森日和
虹ノ樹華煉

↓2




◆ 朝 / 酒場


華煉「……ってことでよろしくね。ええっと」

グレイ「グレイです!」

華煉「グレイちゃん。華煉お姉ちゃんだよ~」

静「………………」

グレイ「カレン・オ・ネイチャン?」

華煉「ネイチャンだよ~」

静「…………」


>存外ノリの良い女性だ


華煉「一応、修理とかやってるから。おもちゃとか壊れたらお安く仕上げてあげるね」

グレイ「はい! ネイチャンさん!」

静「………………」



静「…………」 ボソ

グレイ「え? 何ですか、静さん……ええっ? ネイチャンさんじゃなくって華煉さんって名前……」

グレイ「……えっと……ご、ごめんなさい……」

華煉「いいよいいよ気にしないで。子供はこのくらい元気が無いと」

華煉「大人しいだけだったりしたら、逆に心配になっちゃうしね~」

静「………………」

グレイ「華煉さんは、どちらから?」

華煉「城砦都市だよ。まあ、狭苦しい街だったけど、ここ何年かで急に風通しが良くなってね」

華煉「出るにも入るにも苦労する街だったけど、それだけ……んー……だけじゃないけど」

静「………………」


>そいうなると、俄然華煉が何をしていたのかが気にかかるところだ



静「…………」

グレイ「そういえば、好きな食べ物とか嫌いな……んー、ダメな食べ物とかありますか?」

華煉「あるけど、何で?」

グレイ「静さんって、ここの酒場をほとんど一人できりもりしてるんです!」

グレイ「だから食べるものとか、色々聞いておかないと、後で華煉さんが嫌いなものとか出てきたりして」

グレイ「あっ。あとあと、アレルギーとかもあると怖いんです。よね、静さん!」

静「…………」 コク

華煉「あ、そういうことだね。アレルギーは特に無いよ~」

華煉「嫌いなものも無いかな。好きなものはお肉」

静「………………」 メモメモ

華煉「あ、できれば脂身とかがいいかなあ」

グレイ「脂身? わたしも好きですけど」

華煉「どうもカロリー結構消費しちゃってね~」



華煉「例えば、修理に使う部品とかでも、無いものは作らなきゃいけないでしょ?」

華煉「金属部品だと、鋳造するのに苦労したりとかー……」

華煉「まあ、重いものを運ぶことも多いしね。ああいうのが好きになっちゃうんだよね~」

静「………………」 メモメモ

グレイ「ほぇー……」

華煉「グレイちゃんは何してるの?」

グレイ「ウェイトレスです!」

華煉「そうなんだ。その年でえらいえらい」

グレイ「もう、子供扱いしないでくださいよぉ!」

華煉「あはははは。ごめんごめん」

静「………………」 メモリ



華煉「そういえば静ちゃん、さっきからどんなメモしてるの?」

静「………………」 スッ


>華煉から聞いた話を基に作ったデータを見せた……


華煉「おぉー。いい感じ。でも……」

静「…………」

華煉「この短時間にここまでプロファイリングできるってすごいって以上にちょっと怖い」

静「………………」

静「…………」 ズーン

グレイ「静さん! それでみんな色々助かってるんですし!」

静「…………」

華煉「けっこう馴染みやすい感じだね。ともかく、私は近くにいるから、まあよろしくね」

静「…………」 コク

今日はこんなところで

あのシスコンは空を飛ぶ技術を最発明したという時点で教科書に載るレベル
2期から時間はそれほど経ってないけど、技術者界隈では超有名人、って感じ
こんな感じでちょいちょい1期2期の話題出て来るかも

今日はちょっとどうなるか不明です
できるとしても22時くらいになるかも

ハードディスクが逝くとか考慮しとらんよ……
インストールディスクも見つからないし復旧も
最速明日になりそうなので、申し訳ないですがお休みでお願いします……

元々のデータは外付けにあったから大丈夫だったけどHDDのデータ全部ぶっ飛ぶという憂き目に
皆は不調出たらまず修理依頼しよう。下手にPC弄れると>>1みたいにwindows入れなおすハメになるし

今日は19時半~20時くらいにやりたい

ふとふと思ったんだけど交流度って毎回表示してるよね?
一日の初めに出さなかったのは華煉出る前に一回表示してたから出さなかっただけだし

とりあえずそろそろやるけどおるかー

◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:5
・南春雷士郎:3
・獅子神猟子:4
・伊賀忍:4
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:3
・聖ツルキ:4
・法華津芳香:4
・工森日和:3
・石ノ森巌:2
・虹ノ樹木華煉:1


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
獅子神猟子
赤間カイ
法華津芳香
石ノ森巌
伊賀忍
南春雷士郎
カウロ・マグネ
工森日和
(グレイ)
(虹ノ樹華煉)

↓2



◆ 昼前 / 酒場


静「………………」 グツグツ


アノー…ダカラ……
イヤ…ムゥ…


静「…………?」



カウロ「だから、石ノ森さん!」

カウロ「俺を――――――鍛えてください!」

巌「…………ぬぅ」

静「………………」 ヒョコ

巌「……マスター」


>いったいどういう話なのだろう……



巌「…………よ……弱った」

静「………………?」

カウロ「あ、静さん! 静さんからも何か言ってくださいよ!」

巌「………………そこは……求めるべきところではないぞ」

カウロ「いやそうですけど」

静「…………」

カウロ「と、ともかく、それくらい……俺は本気なんです!」

巌「…………ぬぅ」

静「………………」 チョイ

カウロ「何ですか?」


>さっぱり話が呑み込めないけどどういうこと?


カウロ「ああ、それはですね」

巌「待て……今マスターは何も言葉を発して」

カウロ「なんとなくわかるんですよ」

巌「……!?」



リベンジャー『実はオレサマが言葉を発することで、精霊の存在を感じ取れない人間でも』

リベンジャー『ある程度意図を理解することができるんだってこりゃ初めて言ったことだなァギャハハッ!』

リベンジャー『ま、静以外じゃオレサマの姿を見ることさえできねえな普通。ギハハハハ』


静「………………」

カウロ「この前のことで俺、痛感しました。まだまだ保安官への道は遠いって」

カウロ「荒くれ者どもを御するにはまだまだ力が必要になる……」

カウロ「だから、俺の知ってる中で一番……なんていうかリアルファイト最強っぽい石ノ森さんに教わろうと!」

巌「……無理だ」

カウロ「うえ!?」

静「………………」


>まあ、確かに

>巌がいくら喧嘩が強そうだとは言っても、それは体格ゆえのこと
>ボディーガードとしての心得はあるかもしれないが、必然的にその体格を活かした「やり方」でこと鎮めることになるだろう
>標準的な身長と体重のカウロには向いていない



巌「…………どうすればいい」

静「……………………」 ポクポクポク

静「………………」 チーン

カウロ「ど、どうしたんです?」

静「………………」


>比較的体格が近いのは雷士郎。次いで静自身だ
>職業柄もあることだし、雷士郎ならある程度教えてくれるだろう、と伝えた……


カウロ「でも……あの。雷士郎さんって強い……んですか?」

静「………………」


>執事が弱いわけがない

>何かおかしい気もするがこれは世界の摂理だ
>突如として何処からか暗器を取り出したり、鋼の糸で敵を切り刻んでも不思議はない



>――――という印象がある


カウロ「印象だけかよ!?」

静「………………」


>この前漫画で見た
>ありえないなんてことはない。私は詳しいんだ


静「………………」 フンス

カウロ「静さん……いや……それはどうかと……」

巌「……所詮は……漫画だ。マスター……」


>えっ


静「…………」

カウロ「いやぁ……無理でしょ……」

静「………………」


>しかし、忍は影縫いや水遁や空蝉や分身をやってのけているし
>曰く、禁術三年殺しや絶技・玉天崩などの技が


カウロ「ちょっとその人は例外にしときましょう」



静「………………」


>というか、ならば忍から学べばよいのでは?


カウロ「あの人なかなかつかまりませんし。自由人すぎますし……」

巌「…………マスターはどうだ?」

静「………………」 エー


>障害は爆破していくスタイルなど継承してたまるか


カウロ「なんか……マスターに負担かけないためにマスターに負担をお願いするってのは」

巌「……面倒な話だ……」

静「………………」

静「………………」 ティン


>ツルk


カウロ「あの人ほど頼りにならない人いないでしょ」


>ごもっとも



>大丈夫……なんじゃあないかなぁ。たぶん
>サラシが解けさえしなければ


カウロ「はあ……まあ、それじゃあ頼んでみます」

巌「……うむ」


○ されどこのあと滅茶苦茶スパルタン



◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:5
・南春雷士郎:3
・獅子神猟子:4
・伊賀忍:4
・カウロ・マグネ:7
・赤間カイ:3
・聖ツルキ:4
・法華津芳香:4
・工森日和:3
・石ノ森巌:3
・虹ノ樹木華煉:1


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
獅子神猟子
赤間カイ
法華津芳香
伊賀忍
南春雷士郎
工森日和
(グレイ)
(虹ノ樹華煉)
(カウロ・マグネ)
(石ノ森巌)

↓2

>>564の冒頭これ抜けてた


巌「…………やはり……執事だな」

カウロ「雷士郎さんかぁ……大丈夫なんでしょうか」

静「………………」 コク




◆ 夕方 / 酒場


猟子「酒だ!」

忍「メシだ!」

猟子「さぁ仕事終わったぞ静ァ酒酒酒!」

忍「今日はこう、流石に拙者も杭を打ち込み続けるだけですごく……辛かったので酒を!」

芳香「あら。ダメよ」

忍「ひえっ!?」

猟子「げ。芳香さん」

芳香「こんばんわ。お先にお邪魔しているわ……」

静「………………」

猟子「どうも……うげぇ」

静「………………」

忍「本当猟子殿は芳香殿苦手でござるな」

猟子「いちいち小言が多くてさあ。母ちゃんかよってあたし母ちゃんいないけど」

忍「今サラッと驚愕の事実を言い放ったでござるな」



猟子「ガキの頃に死んじまって親父は蒸発。あ、静はちょっと逆だけどな。子供の頃に母親が蒸発」

忍「めちゃくそ重いでござるよ」

猟子「しかも何年か前にその親父さんも他殺」

静「………………」 コク

芳香「新婚の頃に夫が死んだわ……」

忍「やめろォ!」

静「………………・」

猟子「ちなみに忍はどうよー」

忍「誰も死んでないでござるし離散もしてないでござるし拙者は仕事探しに来てただけでござるよ……」

猟子「面白くねえな!」

忍「面白味求めるところでもないではござらん!?」

芳香「人間の人生って面白いわ……」

静「………………」

忍「あんたらちょっと加減しろでござるよこの莫迦」



忍「なんか拙者が空気読めてないみたいでござらんか!」

芳香「大丈夫よ。人間らしく生きてきたってことが悪いなんてことは無いわ……」

忍「言外に自分たちが人間らしくない生活してきたなんて言わないでくれでござるマジで」

静「………………」

猟子「叩けば響くってのも面白いなあ」

忍「からかってんでござるかあんたら」

猟子「いや、まあ芳香さんが苦手ってのはマジ」

芳香「あら……そんなこと思われてたの?」

猟子「だってよー。酒量が多いって」

忍「それはちょっと気を付けろでござるよ」

静「………………」 コク


>ちなみにそれとなく酒とそれ以外をすり替えていたりしている



芳香「飲みすぎは……ダメよ」

猟子「いや別に飲みすぎじゃねえって」

忍「それは何基準でござるか」

猟子「……あたし基準で」

静「………………」 ススッ

猟子「静、後生だから酒を仕舞わないでくれ」

静「…………」 フルフル


>――――先程も言ったが、猟子は幼いころに親を二人とも失っている
>そのあとに引き取られたのが、静の家だった

>静だけが静の父の死を嘆いているわけではない
>猟子が酒浸りなのも、ある意味では「酒に逃げている」と言えなくもない



静「………………」

猟子「しぃーずかあー」

忍「まったくしょうがないでござるなりょうこくんはー」

芳香「あら絶妙なダミ声」

忍「そっちのイメージの方が根強いでござろ。ジャンジャジャーン。スピリタス」

静「…………」 スパァン

忍「あいたぁ!」

芳香「ダメよ」

猟子「それは無理だろ」

忍「いやこう、荒療治というか……」

猟子「飲んだことあるし」

忍「マジでござるか。あ、確かに栓開いてる」

猟子「あとそれ静のだし……」

忍「はぁ? ちょっと舐めただけで嫌そうな顔するわコップ一杯で寝そうになってるあの静殿の?」

芳香「あら」 チラ

静「」 ゾク



猟子「それ爆弾の材料だし……」

忍「ばく……は?」

猟子「爆弾」

忍「ナイスジョーク」

静「…………」 フルフル

忍「Oh……」

猟子「てか火炎瓶? ……だっけ?」

静「………………」 コク

芳香「そういう物騒なのはどうかしら……」

猟子「芳香サン、あんた今抗争中って忘れてねえ?」

芳香「あんまり関わらないものね」

静「………………」 ウン

忍「いやぁ、まあ、好き好んで関わるようなもんでもないでござるが」

芳香「ならどうして?」

忍「そこは企業秘密にござる」

静「………………」

今日はこんなところで

開拓地のリアルファイト最強は忍。次いで静
されど例のシスコンがその上を行ったりするこの世界

とりあえず20~30分後くらいから予定

ORCA

◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:5
・南春雷士郎:3
・獅子神猟子:5
・伊賀忍:5
・カウロ・マグネ:7
・赤間カイ:3
・聖ツルキ:4
・法華津芳香:5
・工森日和:3
・石ノ森巌:3
・虹ノ樹木華煉:1


◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
赤間カイ
南春雷士郎
工森日和
(グレイ)
(虹ノ樹華煉)
(カウロ・マグネ)
(石ノ森巌)
(法華津芳香)
(伊賀忍)
(獅子神猟子)

↓2



◆ 夜 / 酒場


ツルキ「なははははは何だそれ頭悪ィ! もっと良いやり方あんだろ!?」

日和「だーろォ? でも私の中じゃツルキも割と頭悪いカテだし目くそ鼻くそっていうか」

ツルキ「オイオイオイオイちょーっち待てよ日和。俺はそれなりにスマァ――――トだぜ」

静「………………」

カイ「くだらん……」

ツルキ「んーっとに旦那は『くだらん』が口癖になりつつあんな……」

日和「私ら面白い話題を提供しようと頑張ってんのにさあ?」

静「………………」


>二人の間でだけ盛り上がっていても仕方がないのだが……


カイ「もっと有益なことを語る気はないのか」

ツルキ「ったってよー。旦那も知っての通り、俺は街から街への根無し草」

ツルキ「人に誇れるものはまあ? いっぱいあっても、話題を提供するにはちっとな」



日和「ちなみに元キングは何の話題提供してくれんのさ」

カイ「俺はデュエル以外に語れん」

ツルキ「つまらん」

カイ「何だ貴様つまらんとは」

ツルキ「いや、デュエルだけってつまらんだろ……」

日和「もちっとこう趣味のこととかさ」

カイ「デュエルだけだ」

静「………………」


>あとは毎夜少しずつ酒を呑むか


ツルキ「遊びがないって言われなかったか?」

カイ「言われた。だが、キングを務めるにはそれでなくてはならん」

日和「おもんね」

ツルキ「おもんね」

カイ「何だ貴様ら」

静「………………」 スッ

カイ「無言で酒を寄越すなマスター」


カイ「だいいち貴様らこそどうなのだ。俺に誇れるほどの高尚な趣味があるのか!」

ツルキ「チェス」

日和「読書」

カイ「ぬ……」

カイ「…………マスターは」

ツルキ「それ一番聞いちゃなんめえ」

日和「知ってっか元キング。マスターの趣味はめちゃ多いぞ」


>動物の飼育に始まり、料理に関してはその通り
>化学分野にも精通しているし、ボードゲームも強い
>酒場のマスターという職も、カクテルなどの知識あってこそ。読書も嗜んでいる


カイ「ぬ、ぬぅ……」

静「………………」 ワタワタ

ツルキ「なははははお前の負けー!」

日和「勝ちとか負けとかあんのこれ」



静「………………」 スッ

カイ「……これは?」

日和「本だわ」

ツルキ「本だな」

カイ「というより漫画ではないか」

静「………………」 b

日和「オススメって? いやでも漫画じゃん」

ツルキ「とも限らないんでない?」

日和「?」

ツルキ「漫画でもなんでも、ものを読むってのはそれなりにいい刺激になるぜ」

ツルキ「俺だって考えが煮詰まったらたまに気分転換にマンガ読むしな」

日和「そんな深く考えることあんのツルキ」

ツルキ「あるよ失敬な」

カイ「……ふむ……」


>静もオススメの漫画。作者の名前は「安倍川晴(あべかわ・はる)」と言ったか
>王道の少年漫画としてよくまとまった作品で、陰謀に立ち向かう主人公たちの友情の描写に定評がある
>どちらかと言えば硬派な漫画ではあるが、女性キャラがいちいち魅力的で様々な層から支持を得ている



日和「あのさマスター。もしかしてこの本の薄い……」

静「…………?」

日和「い、いや、何でもない」

ツルキ「何だお前どうした」

日和「何でもないから」

カイ「それなら……まあ、読んでみるとしよう。すまんな、マスター」

静「………………」 b

ツルキ「しかしマスターも漫画なんて読むんだなぁ」

日和「情操教育にも悪くない……ってコト?」

静「………………」 ンー


>ないこともない。グレイに暇つぶしに読ませることもあるし
>王道の物語などは、子供の教育にも悪くはない、とも思う
>もっとも、だからと悪人は死ね、などという思考になってもらっても困るが



ツルキ「………………」 フゥ

静「…………?」

日和「どうしたんだツルキー」

ツルキ「あん? ああいや、別に何でも?」

日和「何でもない風には見えないけどさ」

カイ「放っておけ。どうせ何か悩んでいる風を装っているだけだ」

ツルキ「あ、分かっちまうか旦那には。じゃーやーめたーあーあー!」

日和「うわ結局何でもないし」

ツルキ「この俺がそう何事かに悩んでたまりますかって。あ、マスター。お代ここ置いとくよ」

静「…………」 コク

日和「……? 変なヤツ。普段ならもうちっといると思うんだけど」



◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:5
・南春雷士郎:3
・獅子神猟子:5
・伊賀忍:5
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:4
・聖ツルキ:5
・法華津芳香:5
・工森日和:4
・石ノ森巌:2
・虹ノ樹木華煉:1


◆  雷士郎とコミュニケーションを取りますか?
    雷士郎以外にも選択可(交流度上昇なし)

・コミュする
・今日は終える

↓2



◆ 深夜 / 酒場 / キッチン付近


静「………………」 ジャ―――――――


ガチャガチャガチャ…


静「…………」 フゥ

雷士郎「お疲れ様です、静」

静「…………!」ビクッ

雷士郎「そんなに驚かれなくても……」

静「………………」


>やはり執事とは達人の意味……


雷士郎「違いますよ。執事をNINJAと間違えないでください」

静「………………」

雷士郎「まあ、確かにかっこいいとは思いますけど」



静「………………」

雷士郎「静こそ、酒場のマスターと言えば実は強いとか言われたらどうするんです」

静「………………」


>実際まあまあ強い


雷士郎「ごめんなさい、前提が間違ってました。けど……」

静「………………」

雷士郎「あんまり密着されるとさすがに、絶対にわからないとは言えませんし……」

雷士郎「ボクが女って知ってるの、静と猟子さん、それから……ともかくうちのメンバーだけですから」

静「………………」


>というか女とバレて何か問題あるの?


雷士郎「それは……あの、ぷ、プライドの問題というか」



雷士郎「ボク自身も分かってはいるんですけどね……」

雷士郎「染みついた癖は抜けない、というか。いつまでも古い風習にどうこうしてても仕方ないんですけど」

静「………………」

雷士郎「かといっていきなり女でした、なんて言っても……ちょっと」

静「…………」


>割と受け入れられてもらえるんじゃ


雷士郎「わかりませんよ。人間ですから。みんな同じ……」

静「………………」

雷士郎「あ、静。ボクも片づけ手伝います」

静「………………」 ストップ

雷士郎「……え?」



静「………………」 カチャカチャ


>トースターにあらかじめ投入しておいた料理を取り出した……


雷士郎「これ……グラタンですか?」

静「………………」 スッ

雷士郎「今食べろと……?」

静「…………」 コク

雷士郎「いえ、あの……静の料理のせいでちょっと胸が苦しくなってるっていうのはあるんですけど……」

静「………………」 ススッ

雷士郎「いえ、戻さなくて結構です食べます」

静「………………」 フッ


>実のところ、静が眠りについた後も雷士郎は雑事を終わらせるべく頑張っている
>いつも就寝は深夜を回って、朝日が見えるかどうかという時間帯。だからこそ


静「……ねぎらい」

雷士郎「……!」

雷士郎「……はい。頑張ります。あ、いえ。頑張りすぎない程度に……頑張ります」

静「…………」 クス

今日はこんなとこで

ぶっちゃけ必然性の無い男装ってただの趣味……
いや、キャラとしては好きだけどね。男装してる美少女

単独コミュでイベントある。場合がある
ない場合もある。ちょっとその辺1のさじ加減とキャラ(と、敵キャラ選別)次第になるので難しいけど

今日は20時ごろ~21時ごろ予定

30分後くらいから

YARCA



◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:5
・南春雷士郎:5
・獅子神猟子:5
・伊賀忍:5
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:4
・聖ツルキ:5
・法華津芳香:5
・工森日和:4
・石ノ森巌:2
・虹ノ樹木華煉:1


◆ 朝 / 酒場


静「………………」


>今日はなんとなく、【ギャングメンバー全員】と交流を行ったときにイベントが起きそうな気がする……


静「………………」

静「………………」 フゥ


>問題は展開が「どう」なるかだが……
>まあ、それはその時だ。なんとかなるだろう



静「………………」 ピク

雷士郎「…………」 スゥ


>どうやらあの後も雑務をこなしてそのまま眠ってしまったようだ


静「………………」 毛布ファサー

雷士郎「…………ん……」

静「………………」 スタスタ…


>さて、朝ご飯を作るとしよう



◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
獅子神猟子
赤間カイ
法華津芳香
石ノ森巌
伊賀忍
南春雷士郎
グレイ
カウロ・マグネ
工森日和
虹ノ樹華煉

↓2



◆ 昼頃 / 酒場


忍「拙者が白兵戦最強って色々盛りすぎでござらん?」

静「…………」 ンーン

巌「……いや……」

忍「ナンデ!?」

静「…………」


>NINJUTSUに体術、敏捷性にあれやこれや
>ぶっちゃけ勝てる人間がそうそういない
>デュエルはまた話が違うが


巌「……その忍術も……まるで魔法のようだ」

忍「いやはや、ぶっちゃけ原理は理解できていないでござるし拙者も」

静「…………」 エッ


忍「こう……噴ッ! って感じで気合を入れると色々できるというか」

静「………………」

忍「ああ、いわゆる異形ではないでござるよ。うちの家系みんなこうでござる」

巌「…………魔力とでも言うべきか……」

忍「むしろチャクラとか……」

静「…………」


>やめろォ!


忍「冗談でござるよ。実際何事か分からんでござる」

忍「秘伝の巻物ー、なるものもないでござるし。本はあったでござるが」

静「…………?」

巌「……本……?」

忍「えらく冒涜的な内容の……」


>つまり……どういうことだってばよ



忍「ま、世の中触れるべきこととそうでないことがあるってことで。拙者は割り切ったでござる」

静「………………」


>ならいいか
>忍者の定義について揺らぎ始めているが、まあいいか


巌「…………いいのか?」

静「…………」


>いいということにしておく


忍「忍者という存在の定義は犠牲になった……のでござる」

巌「……お前の家系のせいだとも思うが」

忍「てへぺろ」

静「………………」 イラッ



忍「まあ、魔法忍者とかそういうR18的な名前にならなくて良かったでござるけども」

静「………………」

忍「期待しても無理でござるよ。いやん」

巌「………………」

静「………………」

忍「あんたらもうちょっとリアクションとれでござる」

静「…………」


>そういうR18なものが存在していることを知っているのは曲がりなりにも都市にいた者だけだ
>静は知らない。巌はおくびにも出さない。それだけの話だ


忍「まあ……静殿は割とピュアでござるしな……」



忍「ぶっちゃけ退○忍扱いされなかっただけ良いでござる」

巌「……そのネタは危険だ」

忍「理解はしてるでござる」

静「………………」


>静にはよくわからない


忍「まあ、思う以上に拙者の術やなんやっていうの人に伝えるもんじゃないってだけの話」

忍「というか伝えられんだけでござるけども」

静「………………」

忍「それでいいのかって話でござるか?」

巌「……一子相伝……というやつなのではないのか?」

忍「まあいずれ恋愛してそのうち世継ぎでも生まれれば仕込む程度?」

忍「わざわざ技術継承のためだけに結婚したりする気もないでござるしー」


>軽い



忍「まあ、まずその前にいい男がいないでござるが」

静「………………」


>巌とか、カイとか、ツルキ……


忍「前者二人はともかくツルキどのだけはねーでござるよ」

巌「……あまり、そういうことは……言ってやるな」


>だが納得してしまう部分はある



◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:5
・南春雷士郎:5
・獅子神猟子:5
・伊賀忍:6
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:4
・聖ツルキ:5
・法華津芳香:5
・工森日和:4
・石ノ森巌:3
・虹ノ樹木華煉:1

◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
獅子神猟子
赤間カイ
法華津芳香
南春雷士郎
グレイ
カウロ・マグネ
工森日和
虹ノ樹華煉
(石ノ森巌)
(伊賀忍)

↓2



◆ 昼 / 酒場


芳香「つい足が向いちゃったわ……」

華煉「やっほー静ちゃーん。何か食べさせてー」

カウロ「………………」

静「………………」

カウロ「静さん」

静「…………」 フルフル


>何も言うな
>静以外と話しづらいわ回りお姉様方だけだわと緊張する要因満載なのは理解しているが
>何も言うな


カウロ「そんなこと言ったって……」

華煉「あれ。この間はいなかったねキミ。こんにちはー」

カウロ「は、はい!? こ、こんちわ!」

華煉「うんうん、男の子は元気じゃないとね~」



芳香「あら……じゃあ、私も自己紹介した方が?」

華煉「ああいや、それは大丈夫ですよぉ。ヨシカさんですよね」

華煉「この前、ちょっと壊れ物があるからって持ってこられたので、覚えてます」

カウロ「はえー……」

芳香「カウロ君は私のこと、知ってるわね?」

カウロ「それは勿論……」

芳香「マスターも……ふふ……」

静「…………」 ビクッ

華煉「あ、私これ知ってる。捕食者と被捕食者ってことでしょ?」

カウロ「やめて差し上げてください」

静「………………」



静「…………」

華煉「あっははは。面白いね~」

カウロ「華煉さん。面白がってるべきじゃなくて」

華煉「でも、本気で拒絶するならもっと突き放すよね」

芳香「……ふふ」

静「…………」 ビク

華煉「まあ、そういう対象にしちゃいけないだろうけどさ」

華煉「静ちゃんも別に嫌ってはないけど、だからってねぇ?」

芳香「んぐ」

静「…………」 ホッ

カウロ「容赦無い……」

華煉「見たまま言ってるだけだよ~」


>そういうことを言える人間はそうそういないわけだが



華煉「まあ、それはそれ。人のことだからあんまり多くは語れないよね」

華煉「静ちゃん、何か適当にお願いしていーい?」

芳香「あら……おまかせしてもいいの?」

静「…………」 コク


>シェフの気まぐれメニュー。勿論出てくるものはわからない
>ある程度は配慮しはするが


カウロ「俺は……えと。オム……あ、いや、ええと……や、焼肉定食で……・」

静「………………」


>恰好つけようとしなくてもいいのに



◆ 十数分後


静「………………」 ダンッ


>お待ちどうさま


華煉「私のはー……ラーメン・チャーハン定食?」

カウロ「あ、あの、静さん! 焼肉定食って」

静「…………」


>華煉には彼女の言う通り、ラーメン・チャーハン定食を大盛りで
>カウロにはオムライスを渡しておいた
>だいいちカウロはそもそも焼肉定食を普段食べない

カウロ「…………こ、子供っぽくて恥ずかしいじゃないですか!」

芳香「ふふ。いつか子供らしくもできなくなるのよ。今は子供っぽくてもいいじゃない」

カウロ「いや、でも……」

静「…………」 コト

芳香「あら、私には」

カウロ「……そうめん?」



静「………………」


>にゅうめんである
>暖かい素麺。煮麺がなまったもの、と言われる
>魚介系の出汁であっさりとした味付けをしている


芳香「ふふ、いいわね。ありがとう」

カウロ「しかし……華煉さんのは、また……」

華煉「ん? いいんだよ。私こういうの好きー」

カウロ「いいんですか!?」

芳香「胸焼けしそう……」

静「………………」


>ところがそうでもない
>意の容積という問題はあるが、牛骨出汁というのは割とすいすいと腹に入る
>背油満載の油まみれというのは裏を返せば油がよく絡むということでもある
>口に運んですするには楽だし、好きな人間はとことん好むことだろう。逆もまたしかり



華煉「おお、すごい。チャーハンパラパラだ」

静「…………」 エヘン

カウロ「へぇ……これって難しいんですよね?」


>油を多量に使うし火力も必要になるし
>基本的には直火が好ましい関係上、電熱での調理には向かない
>難しいのは確かだが、それが「できる」ならば多少は誇っても構わないだろう
>具材を五目保ったままこのパラパラ加減はなかなかに難しい


カウロ「あ、オムライスの中身よく見たらチャーハン……」

芳香「あら。天津炒飯みたいね」

カウロ「確かに、このソースもよく見たらあんかけだし……」

静「………………」

芳香「ふふ。じゃあ御託はともかく、そろそろいただきましょ」

芳香「冷めちゃったら、せっかく作ってくれたマスターに悪いわ」

カウロ「あ、はい! じゃあ静さん、いただきます!」

華煉「いただきま~す」


>その後、しばし食事を囲みながら歓談した……

今日はこんなところで

個人的には醤油派だけど、ラーメンの好みってホント人によって分かれるところ
過激派穏健派入り混じってるし、人の価値観だからなかなか分かり合えないのは分かるけども

ゲテモノラーメンも色々あるけど食べると意外と旨かったりするものもある
そうじゃないのも星の数ほどあるけど

今日も20時~21時くらいで

ラーメンで一番食べてみたいのはTOKIOのラーメン
あとどうでもいいけど修羅の国に滞在していると豚骨以外の選択肢が無いのだ

21時から



◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:5
・南春雷士郎:5
・獅子神猟子:5
・伊賀忍:6
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:4
・聖ツルキ:5
・法華津芳香:6
・工森日和:4
・石ノ森巌:3
・虹ノ樹木華煉:2

◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
獅子神猟子
赤間カイ
南春雷士郎
グレイ
工森日和
(カウロ・マグネ)
(虹ノ樹華煉)
(法華津芳香)
(石ノ森巌)
(伊賀忍)

↓2

◆ 1~3のうち、好きな数字を選択してください

1.○○○○
2.○○○○○
3.○○○○○○○○

↓2



◆ 酒場


猟子「静ー。ちょい来てほしいんだが」

静「…………?」

雷士郎「猟子さん? 今は作業中では……」

忍「うむ。でござるけど、ちょいと問題が発生し申して」

グレイ「問題ですか……?」

猟子「おう。ってあたしが発見したんじゃねーけど」

忍「見つけたのは拙者でござるよ」

雷士郎「ともかく本題を」

忍「御意に」

グレイ「……」 ハラハラ



忍「では単刀直入に。【別な駐留所から敵対ギャングのボスの出立が確認された】でござる」

静「………………」 ハァ…

猟子「で、コイツだが……ラヴロフのおっさんだ」

静「…………!」

雷士郎「ラヴロフ・クラカジール……」


>静たちには敵対するギャングが数多くいる
>その中でも急先鋒と目するべきなのが、この男だ
>「都市」にいたころからギャングとして活動している、いわば生粋のギャング
>決して誇れることではないが、犯罪集団としての経験は圧倒的だ


グレイ「…………こっちに来るんでしょうか……」

猟子「わからん。だが、忍が見たってことは……」

静「…………」


>視認できる位置にはいる
>その意図まではうかがい知れないが、もしかすると――――――



猟子「ボス直々に物資を奪いに来たとか、か?」

静「…………」

雷士郎「いえ、それは……それならまだ数で押した方が」

グレイ「静さんがいるから、やりにくいんじゃ?」

忍「罠をかけていることも知らないわけではないでござろう」

雷士郎「数の不利は承知の上。だからこそ、それを補う策を施しているわけですから……」

静「………………」

猟子「対等な条件のもと、デュエルで勝った方が、ってか」

グレイ「どうしましょう……」

猟子「どうもこうも、あのおっさんの強さってどんなもんなんだよ」

静「…………」


>デュエルがそのもの闘争の代わりになっている以上、弱いわけがない
>まして、組織のトップが弱くていいわけもない
>鉄砲玉以下の扱いを受けている例外は除く



忍「どうするでござる?」

静「………………」

雷士郎「選択肢は……迎え撃つか」

猟子「打って出るか」

グレイ「うかつなことはできませんけど」

猟子「ま、あたしら負けたら終わりだしな。何せ――――」

静「…………」 コク


>チャーチルには、防衛組織というものがない


忍「正確には拙者らが防衛組織みたいなもんでござるけどもね」

雷士郎「積極的に殴りに行く防衛組織がどこにありますか」

グレイ「だからギャングって名乗ってるんですけど」

猟子「ま、それはそれとして」



静「………………」


>どちらにもメリット、デメリットはある
>場合によっては相手が準備をするより先に叩ける襲撃
>逆に、こちらの防備を整えられる防衛
>防衛に際しては整えた防備をその上からつぶされる危険性もあるが
>襲撃にしても、それを誘う罠という可能性もある


1.襲撃
2.防衛
3.その他

↓1~3



猟子「どうする、静。もう突っ込むか?」

静「………………」 フルフル


>おそらく、忍の能力は既に割れている
>でなくては、わざわざ相手のボスが直々に姿を見せるはずはない
>ただでさえこちらの戦力は少ない。誘い込まれれば撃滅される可能性もある


グレイ「ぼーえーですね!」

雷士郎「しかし……資材が少々」

静「………………」


>ラヴロフ・クラカジールの腕は義手だ。それはかつて衛星兵器に撃たれた結果で
>だからこそ、彼はその威力を身に染みて理解している
>ならば、デュエル以外の手段で襲撃を行うとは考え辛い

>仮にも静は攻撃をそのまま実体化できる
>それはグレイも同じく
>グレイを前線に出すつもりはないにしても、ある程度の人数は静一人で抑え込めるだろう



静「…………」


>問題は――――


猟子「何人いると思う?」

雷士郎「そのあたりのデータは収集しています」

猟子「さすが。んで、戦力になりそうなのはどんだけいる?」

忍「いわゆるネームドキャラ……」

グレイ「?」

忍「いや、何でもないでござるよ」

雷士郎「そうですね、おおよそ――――」



◆ コンマ判定
(ボス含めて)
1~3 : 2人
4~6 : 3人
7~9 : 4人
0・ゾロ: ボスだけ

↓1



雷士郎「二名。元々の圧制っぷりも含めて語り草なのですが……」

雷士郎「今は省きましょう。ともかく、実質的に、デュエルの腕の立つ彼の部下は一人と見て構いません」

猟子「へっ、人望のないやつ」

雷士郎「ですが、まあ、有象無象はいるでしょうから」

忍「そこはまあ、あまり考慮しなくていいでござるが」

グレイ「どうしても防衛に人を回さなきゃいけませんし……」

雷士郎「そういうことです。で、その部下の名前は――――」


◆ 1~4で好きな数字を

↓1



雷士郎「暮井透。残念ながら、名前以外のデータはありません」

グレイ「どなたですか……?」

雷士郎「ボクも正直わからない」

忍「ああ……スパイでござるよ」

猟子「スパイだぁ?」

忍「たぶん、でござるけども。必要最低限の情報以外を残さない手腕といい……」

忍「よっぽど重用されてるでござるな。多分、相当腕も立つでござるよ」

静「………………」


>そうなると、【二戦】することになるか、あるいは【タッグデュエル】になるか――――


静「………………」



猟子「一応、あたしらが作った塀やら柵やらのおかげで、出入口はごくわずか」

静「…………」 コク

忍「そこをどうにか守ればよい、でござるな」

雷士郎「仮に我々のみで赴くとして、どのように振り分けますか?」

静「…………」


>出入口は三ケ所
>敵は二人
>どのように出てくるか、今のところは不明だ
>ならば、こういう場合では―――――


◆ 五人のメンバーをどのように振り分けますか?

1.正面
2.裏
3.狭い出入り口(※ 1名のみ)
4.酒場で待機

※ どのような形式でも構いません。静、雷士郎、猟子、グレイ、忍をそれぞれ1~4に振り分けてください

↓2



静「………………」 カキカキ

雷士郎「これは……ああ、振り分け、ですか」

猟子「しばらくはこの通りに見張れ、ってことな。リョーカイ」

忍「拙者だけ暗いとこでござるか……」

グレイ「それじゃあ、わたしはお留守番してます!」

静「…………」 コク

雷士郎「ですけど……その、静」

静「……?」

雷士郎「ボクのデッキと静のデッキって、かなり相性が悪いんじゃ……」

静「………………」 アッ

とりあえず今日はここまでで

タッグに関して危惧してるかもしれないけど基本的にダイス神の導きのままにだから
どこかに二人集中することもあるし、逆に静・雷士郎のところに一人だけということもある
ちなみに一人のところに二人行った場合は自動的に酒場まで突破されるのでその辺ご留意を

基本的にチャーチルに公共機関は存在しないものとみなしていい
だから保安官も自称。組織としては自警団に近い
でも強制されてるわけでもないのにやってるわけなので使命感は人一倍強いし住民からの信頼も厚い

30分後くらいからやります

おるかー



◆ 数時間後 / 夕刻 / 正面入り口


静「………………」

雷士郎「静、大丈夫ですか?」

静「…………」 コク

雷士郎「日が傾いて寒くなってきましたからね……ボクはいいんですが」

静「………………」

雷士郎「それにしても、何でラヴロフ……いえ。【↓2(※)】がうちに仕掛けてくるんでしょう?」

静「…………」


>それは分からない。当人以外に知れる者はいないだろう
>資源か、領地か……あるいはその両方か。チャーチルの玄関口に居を構えていることもある
>地の利を求めるのは間違いではないが……


※ ラヴロフのギャングチーム名を決定します



雷士郎「え、エク……ぷふっ」

静「………………」


>笑うんじゃない。きっと真剣に考えたんだ
>真剣に考えてそれって語彙どうなのという気もするが
>わかりやすい方が宣伝効果もあるんじゃあないかなぁ。かなぁ


静「………………」

雷士郎「……こほん。ともかく、彼らが襲ってくるのは必定でしょうが……」

ツルキ「おん? おーいマスター! 何やってんだー!」

静「…………」

雷士郎「ツルキ?」

ツルキ「参った参った、猪捕りに行ったらそのまま山奥まで突っ込みやがんの」

ツルキ「脱出するにも苦労するし、ちゅーかライちゃんも手伝えってマジで!」

雷士郎「お前な……今こっちは忙しい時期だというのに」



静「…………」 ズイ

雷士郎「静? どうし――――――」

静「………………」 チャキッ

ツルキ「……!」

静「………………」 パシィィ


《インフェルニティ・デス・ドラゴン/Infernity Doom Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2400
闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分の手札が0枚の場合、1ターンに1度、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。


ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!


雷士郎「うわっ!? こ、こんなところで何を……!?」

静「………………聖ツルキは――――」

雷士郎「静!?」

静「――――――大物の依頼以外に、興味がない」

ツルキ?「チッ!」


ズゴオオオオオオオオオッ!!



??「…………く」

静「…………」

雷士郎「曲者か!? 静、この男……」

静「…………」


>間違いない。例のスパイ――――暮井透だ
>任意の人間に成り済ますことができる……ある種の特異技能
>恐らくは、背格好の似るツルキに変装して潜り込もうという手筈だったのだろう


暮井「流石だな……ハヴォック・ミストの氷山静。この私の変装を見破るとは――――」

静「………………」 ズバァァッッ!!

暮井「貴様!? 私が話し終わっていないの……ぬおっ!?」

雷士郎「敵と理解してて攻撃しない馬鹿がどこにいるんだ!」 シュッ!

静「…………」

暮井「く……せ、正々堂々とデュエルをしたまえ!」

静「…………」

雷士郎「数で勝る今、物理的に倒せばそれで終わる!」


暮井「外道――――――!!」

静「…………」

雷士郎「我々の平和を脅かす外道に言われたくはない!」

暮井「ぐぅ……」


>そこは言い返せよ


静「…………ライ」

雷士郎「はい。このまま捕縛を!」

暮井「待て! デュエリストがそれでいいのか!?」

雷士郎「無法者(ギャング)が気にすることか!」

静「…………」 コク

暮井「ええい……!」



暮井「こうなれば……!」 ジャキッ

雷士郎「静!」

静「…………!」


>暮井は武器――――そう。「武器」を取り出した
>それが意味するところは


雷士郎「諸共自爆する気か!?」

暮井「私もプロだ。チャンスだけは逃さんよ。さあ、選択してもらおう!」

静「………………」

暮井「このまま仲良く衛星兵器に撃たれて死ぬか、それとも――――」


1.静が受けて立つ
2.雷士郎がデュエル

↓1~ 2票



雷士郎「ボクがやります。静は下がって……!」

静「…………」 コク

暮井「いいだろう。それでは――――やろう。本意ではないが」

静「………………」

雷士郎「そんなの、こっちだって同じだ!」


   「「デュエル!!」」



◆ その頃 / チャーチル裏口


猟子「…………」 グデー

猟子「……あー……つら。誰も来ない……」

猟子「いや、敵さんこーちらってワケでもねー……けど……」


ザリッ……ザリッ……


猟子「ホントに来るたぁな……ラヴロフ・クラカジール!」

ラヴロフ「………………フン」

ラヴロフ「浅知恵だな、小娘どもが。分散させた戦力で敵うと思うか」

猟子「一人っきりでなんとかなるかよ、オッサン」

ラヴロフ「その言葉、そっくりそのまま返すぞ……若造が」

ラヴロフ「所詮この世は奪うか奪われるか。強いものだけが望んだものを得られる」

猟子「弱肉強食ってか? あんま興味ねえなぁ」



猟子「弱いヤツが死ぬだけじゃこの世の中は成り立たない」

猟子「野生の動物でも秩序ってもんはある。それを失ったら動物以下だぜ、あんた」

ラヴロフ「小賢しい口を利く……」

猟子「閻魔様な静の代わりに口を利かなきゃならねえからな、あたしは」

猟子「さしづめ地獄の番人ってか? 自称するにゃ大袈裟か……」

ラヴロフ「……だったら来い、犬風情が」

ラヴロフ「実力の差というものを見せてやる」

猟子「生憎、犬じゃあなくて獅子でね。これでもちったぁ名前に誇りもってんのよ!」


    「「――――デュエル!!」」

◆ デュエルに際して、互いの戦力をこちらで自動判定して基本値を設定する「簡易判定」

   及び従来通りの判定方式の「通常判定」を行うことができます。
   なお、両者ともに【勝利要素の提示は行う】ことになりますのでご留意ください。
   また、今回のデュエルに関しては、猟子、雷士郎ともに同じ判定形式を使用します。

1.通常判定
2.簡易判定

↓1~ 2票先取

雷士郎:【ウィルスカード】
猟子:【獣族】

暮井:【グレイドル】
ラヴロフ:【帝コントロール】

前スレに敵データはある
味方はその都度出すけど



◆ 雷士郎・暮井側の基本値は【30】
   猟子・ラヴロフの側の基本値は【10】です

   それぞれのデッキのデータは以下となります
   雷士郎側、猟子側とそれぞれ分割して勝利要素を書き込んでください。
   〆切は【9/4(金) 22時まで】となります。


雷士郎:【ウイルスカード】(闇属性ハイビート+デッキ破壊ウイルス)
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%B0%C7%C2%B0%C0%AD%A1%DB
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A5%A6%A5%A4%A5%EB%A5%B9

暮井:【グレイドル】
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%A5%B0%A5%EC%A5%A4%A5%C9%A5%EB%A1%DB

猟子:【獣族】(キング・オブ・ビースト軸)
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%BD%C3%C2%B2%A1%DB
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%BD%C3%C2%B2%A1%DB#ldb878da
ラヴロフ:【帝コントロール】
http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%C4%EB%A5%B3%A5%F3%A5%C8%A5%ED%A1%BC%A5%EB%A1%DB=


今日はここまで

としたいところだけど、ウイルスデッキと獣族デッキってだけじゃ範囲広すぎるかな
便宜的にそれぞれに特徴付け加えはしたけど、何かもうちょっとデッキタイプの特定とかしますか?

獣族は魔獣神獣だったり懐柔だったりを展開していくタイプが最近の主流っぽいですからね(最終的に牙王シンクロに繋げるタイプがあったり)
獣族に関してはそこら辺の幅広さやら戦法の多彩さがウリではあると思うんであんまりタイプの特定とかはしなくてもいいかと

ウイルスは…面白そうですけど動かすのが難しそうですね。ニードルワームなんかのデッキ破壊混ぜるってのもウイルスが生かしづらくなるだろうし、現状闇ビート+ウイルスでも良さそうかと。後、ドラゴン族+クリティウス、なんかは無理そうかな…?(タイラントウィングも活かせますし)

暗黒界とはまた違った構築になるけど、ガンナードラゴンとスキドレ利用したウイルスデッキもある
基本的にはそこに闇ドラゴンの要素も交えつつクリティウス挿して相手に何もさせずに殺す系の運用になると思われ
獣族は>>703の通り、運用の幅があってそれはそれで考えやすいかもしれないので
「キング・オブ・ビーストとモジャが入ってる」ことだけ念頭に置いていただければ

ところでこれ要素無い感じかな

グレイドルってどんな動きするんだ?
1・2

基本はNTRテーマ
あとランク3展開したりグレイドル・ドラゴン2体で無限壁したり色々面白いと思う

ところで>>710は忍1で猟子2ってこと? それとも12?

はあく
ではできれば明日以降でやりたいと思います

とあるおっさんに惹かれて騎空士やってたら遅れてしまった
1もグレイドル使ってるけど、鬱陶しい言われてもそこまで思うところは無いかなぁ
むしろもう一人のボクとデュエルしてると毎回自分で思うくらいだし

20時からやります

おランナー



雷士郎「ボクから始めさせてもらう!」 手札:5

暮井「好きにしろ」

雷士郎「ボクはカードを3枚セット!」 キュキュキュィィ

暮井「3……!?」

静「………………」


>雷士郎の常套手段だ
>全てブラフ……ではない。恐らくは全てが正しく「罠」
>だからこそ、相手にプレッシャーをかけられる


雷士郎「そして、モンスターをセット。これでターンエンドだ」 手札:1

暮井「チッ……私のターン!」 手札:5→6

暮井「では、発動させてもらおう。《グレイドル・インパクト》!」


《グレイドル・インパクト》
永続魔法
「グレイドル・インパクト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカード以外の自分フィールドの「グレイドル」カード1枚と
相手フィールドのカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。そのカードを破壊する。
(2):自分エンドフェイズにこの効果を発動できる。デッキから「グレイドル」カード1枚を手札に加える。


静「…………!」

雷士郎「グレイドルカード……!」



暮井「効果は見ればわかるだろう。私はこのターンの終了時に『グレイドル』カードを手札に加えるか」

暮井「もしくは、『グレイドル』カード1枚を代償に、お前の場のカードを破壊する」

雷士郎「そうだな。だが、好きにはさせない! ボクはリバースカードを発動する! 《闇のデッキ破壊ウイルス》!」

暮井「な……!?」


《闇のデッキ破壊ウイルス/Eradicator Epidemic Virus》
通常罠
(1):自分フィールドの攻撃力2500以上の闇属性モンスター1体をリリースし、
カードの種類(魔法・罠)を宣言して発動できる。相手フィールドの魔法・罠カード、相手の手札、
相手ターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、
その内の宣言した種類のカードを全て破壊する。


雷士郎:場→墓地
《可変機獣 ガンナードラゴン》


暮井「妥協召喚したガンナードラゴンは攻撃力が半減しているはず……!?」

雷士郎「適用されるのは『リバースされた時点』さ。つまり、セット状態のガンナードラゴンは攻撃力2800」

雷士郎「ウイルスの媒体としては申し分ない。――――さあ、魔法カードを破壊してもらう!」

暮井「く……!」


暮井:場→墓地
《グレイドル・インパクト》

手札→墓地
《浮上》



暮井「…………スパイの手札を晒し者にするとはな……!」


暮井:手札
《グレイドル・スライム》
《クレーンクレーン》
《グレイドル・イーグル》
《グレイドル・スプリット》


雷士郎「晒されて恥ずかしい手札をしている方が悪い」

暮井「鬱陶しい理屈を……」

雷士郎「時に諫言を投げるのも執事の役割さ」

暮井「……ならば私はイーグルを召喚する!」


《グレイドル・イーグル》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1500/守 500
(1):自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘またはモンスターの効果で破壊され墓地へ送られた場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。
このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される。


ウゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ……


静「………………」 キモチワル

雷士郎「…………ッ」

暮井「行け、イーグル! ダイレクトアタック!」



ケケェェ――――――――ッ!!


雷士郎「この程度……ッ!?」 ザクッ!

雷士郎「……ぐ……!?」 LP:4000→2500  ガクッ

静「…………!?」

暮井「言い忘れていたが……このデュエルディスクのリミッターは解除してある」

暮井「仮想立体触感(バーチャルソリッドフィール)の衝撃は並大抵ではない……」

雷士郎「……これを見越してわざわざデュエルを……」

暮井「悪く思うな。優位に立つためなら私はなんでもするさ」

暮井「私はカードを1枚セットしてターンエンド」 手札:2

雷士郎「……ボクのターン!」 手札:1→2

雷士郎「来い、《アックス・ドラゴニュート》!」


《アックス・ドラゴニュート/Axe Dragonute》
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守1200
(1):このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。



暮井「確かに攻撃後、アックス・ドラゴニュートは守備表示になるが……」

暮井「私のターンで攻撃表示に戻してやればいい。対策にはならんな」

雷士郎「いいや、ボクの狙いは――――こっちだ! 《魔のデッキ破壊ウイルス》!」

暮井「!」


《魔のデッキ破壊ウイルス/Deck Devastation Virus》
通常罠
自分フィールド上に存在する攻撃力2000以上の闇属性モンスター1体をリリースして発動する。
相手フィールド上に存在するモンスター、相手の手札、
相手のターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、攻撃力1500以下のモンスターを破壊する。


雷士郎:場→墓地
《アックス・ドラゴニュート》


雷士郎「そのモンスター、すべて墓地に送ってもらう!」

暮井「まさか……そこまで仕込んでいたとは……!」


暮井:場→墓地
《グレイドル・イーグル》

手札→墓地
《グレイドル・スライム》
《クレーンクレーン》



>当然だ。仕込みは従者の嗜み
>きっとまだまだ何かを隠しているしそれをおくびにも出さない
>たぶんきっと仕込み刀とか仕込みナイフとか仕込み暗器とか色々あるに違いない


雷士郎「ありません」

静「 (´・ω・`) 」

暮井「余裕だな……」

雷士郎「静が構ってくるからだ。ボクはこれでもそれなりにいっぱいいっぱいなんだよ!」

暮井「…………」

雷士郎「ボクはカードを1枚セットしてターンエンド!」 手札:0

暮井「私のターン!」 手札:0→1

雷士郎「ウイルスの効果! その手札、見せてもらう!」

暮井「…………」


暮井:手札
《リミット・リバース》


雷士郎「……ッ」

暮井「ふん。では私はこれをセットしてターンエンド」 手札:0

雷士郎「ならさ……! ボクのターン!」 手札:0→1



雷士郎「マジックカード発動! 《クリティウスの牙》!」

暮井「!」


《クリティウスの牙/The Fang of Critias》
通常魔法
このカードのカード名はルール上「伝説の竜 クリティウス」としても扱う。
「クリティウスの牙」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「クリティウスの牙」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスターカードに記された罠カード1枚を
自分の手札・フィールドから墓地へ送る(そのカードがフィールドにセットされている場合、めくって確認する)。
その後、その融合モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。


雷士郎「フィールドにセットした1枚。《聖なるバリア -ミラーフォース-》を墓地に送り、効果発動」

雷士郎「罠を素材に、新たなモンスターを生み出す!」

暮井「クリティウスの牙……希少カードを……!?」

雷士郎「そんなことはどうだっていいだろう。出でよ、聖壁の竜! 《ミラーフォース・ドラゴン》!」


《ミラーフォース・ドラゴン/Mirror Force Dragon》
融合・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2800/守1200
このカードは「クリティウスの牙」の効果で自分の手札・フィールドの
「聖なるバリア -ミラーフォース-」を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドのモンスターが攻撃対象に選択された時、
または相手の効果の対象になった時に発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。


ギャアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァッッ!!



雷士郎「バトル! 行け、ミラーフォース・ドラゴン! ダイレクトアタック!」


ズドオオオオオオオオオオオオォォォッ!!


暮井「くっ……ぬぅ!」 LP:4000→1200

雷士郎「ボクはこれでターンエンド!」 手札:0

暮井「……私のターン!」 手札:0→1

雷士郎「ウイルスの効果だ!」

暮井「……チィ!」


暮井:手札→墓地
《浮上》


暮井「だが、次のターンから魔法カードは手札に加えられる」


《闇のデッキ破壊ウイルス》:効果終了


暮井「そして! このカードが発動できる! 《リミット・リバース》!」


《リミット・リバース/Limit Reverse》
永続罠
自分の墓地の攻撃力1000以下のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
そのモンスターが守備表示になった時、そのモンスターとこのカードを破壊する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。



暮井「私は《クレーンクレーン》を特殊召喚」


《クレーンクレーン/Crane Crane》
効果モンスター
星3/地属性/鳥獣族/攻 300/守 900
「クレーンクレーン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


クエエエエエエエエエエエェェェ


静「…………!」

暮井「そしてリバース! 《グレイドル・スプリット》!」


《グレイドル・スプリット》
通常罠
「グレイドル・スプリット」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを攻撃力500アップの装備カード扱いとして、そのモンスターに装備する。
(2):自分メインフェイズに、このカードの効果で装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。
このカードを装備していたモンスターを破壊し、デッキから「グレイドル」モンスター2体を特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。


暮井「これをクレーンクレーンへ装備する」


《クレーンクレーン》
攻撃力:300→800

ウジュルウジュル…



暮井「スプリットの効果を発動。弾けよ、クレーンクレーン!」


暮井:場→墓地
《クレーンクレーン》
《グレイドル・スプリット》

デッキ→場
《グレイドル・アリゲーター》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻 500/守1500
(1):自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘または魔法カードの効果で破壊され
墓地へ送られた場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。
このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される。


《グレイドル・コブラ》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1000/守1000
(1):自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘または罠カードの効果で破壊され墓地へ送られた場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。
このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される。



雷士郎「……く……!」

暮井「そして、墓地に存在する《グレイドル・スライム》の効果を発動」


《グレイドル・スライム》
チューナー・効果モンスター
星5/水属性/水族/攻 0/守2000
「グレイドル・スライム」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドの「グレイドル」カード2枚を
対象として発動できる。そのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。
(2):このカードの(1)の効果で特殊召喚に成功した時、自分の墓地の
「グレイドル」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

ウジュウジュウジュ…


暮井「コブラとアリゲーターの二体を破壊し、スライム自身を特殊召喚!」


暮井:墓地→場
《グレイドル・スライム》


暮井「そして、墓地よりイーグルを特殊召喚する!」


暮井:墓地→場
《グレイドル・イーグル》



暮井「レベル3。グレイドル・イーグルに、レベル5のグレイドル・スライムをチューニング」

暮井「出でよ、《グレイドル・ドラゴン》!」


《グレイドル・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星8/水属性/水族/攻3000/守2000
水族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「グレイドル・ドラゴン」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した時、そのS素材とした水属性モンスターの数まで
相手フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
このカード以外の自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


雷士郎「グレイドル・ドラゴン……ッ」

静「…………」

暮井「グレイドル・ドラゴンの効果を発動。貴様の場のカード2枚……その全てを破壊してもらう!」

雷士郎「ッ……ミラーフォース・ドラゴンの効果!」

雷士郎「効果の対象となった時、相手の場のカードすべてを破壊する!」

暮井「チィ……!」



雷士郎:場→墓地
《闇の閃光》
《ミラーフォース・ドラゴン》

暮井:場→墓地
《グレイドル・ドラゴン》


暮井「侮らない方がいい……私はグレイドル・ドラゴン第二の効果を発動」

暮井「蘇れ、グレイドル・イーグル!」


暮井:墓地→場
《グレイドル・イーグル》


雷士郎「あ……」

暮井「さあ、食らうがいい! グレイドル・イーグルでダイレクトアタック!」


クエエエエエェェェェェェェ


雷士郎「ぐっ……!!」 LP:2500→1000

暮井「私はこれでターンエンド!」 手札:0

雷士郎「く……う……! やられて……たまるか……! ボクのターン!」 手札:0→1

雷士郎「……ッ……モンスターをセットしてターンエンド……!」 手札:0

暮井「ふ……はは! どうやら運は私の方に向いてきたようだ! 私のターン!」 手札:0→1



暮井「ドローカードは……《浮上》!」

雷士郎「!!」

静「………・!」

暮井「モンスターではない。よって私はこのカードを手札に加え……発動!」


《浮上/Surface》
通常魔法
自分の墓地のレベル3以下の魚族・海竜族・水族モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。


暮井「蘇るがいい、コブラ!」


暮井:墓地→場
《グレイドル・コブラ》


暮井「条件は整った! スライムの効果!」


暮井:場→墓地
《グレイドル・イーグル》
《グレイドル・コブラ》

墓地→場
《グレイドル・スライム》


暮井「蘇れ、《グレイドル・アリゲーター》!」


暮井:墓地→場
《グレイドル・アリゲーター》



暮井「レベル3のアリゲーターにレベル5のスライムをチューニング!」

暮井「再び現れよ、《グレイドル・ドラゴン》!」


暮井:EX→場
《グレイドル・ドラゴン》


雷士郎「く……ッ」

暮井「消え去れ、モンスターッ!」


雷士郎:場→墓地
《魂を削る死霊》


静「…………!」

暮井「勝ったッ! 行け、グレイドル・ドラゴン! ダイレクトアタック!」

雷士郎「ッ――――静……!」

静「…………!!」


雷士郎「申し訳――――ありません……ッ!!」


静「…………あ……」


ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!




      LP:1000→0



ピ――――――――――――――――ッ








#20help??
指定:33
勝率:50

20+33=53


◆ デュエルに敗北しました

今日はここまで。猟子分はできれば近日中に

でぇじょうぶだ。死にゃぁしねえ
なんて冗談めかしてはいるけど二人配置してるから再起不能は免れられるし大丈夫大丈夫

スレチな話題が出るのも……全部>>1ってやつの仕業なんだ
奴は21時頃から投下を始めるらしい

それも我だ(そろそろやります)



猟子「行くぜ。あたしのターン!」 手札:5

猟子「そんじゃ、手早くやらせてもらおうかな。《魔獣の懐柔》!」


《魔獣の懐柔/Obedience Schooled》
通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
カード名が異なるレベル2以下の獣族の効果モンスター3体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は獣族以外のモンスターを特殊召喚できない。


ラヴロフ「ザコを並べる上に獣族以外の特殊召喚を封じる……ケッ」

猟子「あんま甘く見んなよ、オッサン。それとも、侮ったおかげで負けたって言い訳ができるようにしてんの?」

ラヴロフ「おう、言ったな小娘」

猟子「好き勝手言うのは性分なんだ。それと、今年で24のれでぃに小娘はおかしいだろ」

ラヴロフ「ガキが……」

猟子「さ、て。そんじゃあたしは3体の獣族モンスターを特殊召喚!」



猟子:デッキ→場

《魔轟神獣ケルベラル/The Fabled Cerburrel》
チューナー(効果モンスター)
星2/光属性/獣族/攻1000/守 400
このカードが手札から墓地へ捨てられた時、このカードを墓地から特殊召喚する。

《モジャ/Moja》
効果モンスター
星1/地属性/獣族/攻 100/守 100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在するレベル4の獣族モンスター1体を手札に加える事ができる。

《森の聖獣 ユニフォリア/Uniflora, Mystical Beast of the Forest》
効果モンスター
星1/地属性/獣族/攻 700/守 500
自分の墓地のモンスターが獣族のみの場合、このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「森の聖獣 ユニフォリア」以外の獣族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。


ラヴロフ「レベル4シンクロ……」

猟子「いいや、違うな! あたしはモジャをリリース!」

ラヴロフ「ん……?」


猟子:場→墓地
《モジャ》

<モジャァァァァァァァァァァァァァ



猟子「現れろ、《キング・オブ・ビースト》!」


《キング・オブ・ビースト/King of the Beasts》
効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻2500/守 800
自分フィールド上に表側表示で存在する「モジャ」1体をリリースして発動する。
このカードを手札または墓地から特殊召喚する。
「キング・オブ・ビースト」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


ヴォオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ……


ラヴロフ「ほォ……なかなかの大物を用意したモンだ」

猟子「驚くのはまだ早い! あたしはレベル7のキング・オブ・ビーストと――――」

猟子「レベル1のユニフォリアに、レベル2のケルベラルをチューニング!」

ラヴロフ「……! 本命は……」




猟子「そういうことよッ! シンクロ召喚! 行くぜ、《神樹の守護獣-牙王》ッ!」


《神樹の守護獣-牙王/Leo, the Keeper of the Sacred Tree》
シンクロ・効果モンスター
星10/地属性/獣族/攻3100/守1900
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードは、自分のメインフェイズ2以外では相手のカードの効果の対象にならない。


ゴアアアアアァァァァァァァァァァァァァァッ!!


ラヴロフ「……ッ!」

猟子「カードを2枚セットしてターンエンド! さあ、来いよ!」

ラヴロフ「俺のターン……!」 手札:5→6

ラヴロフ「チッ……確かに言うだけのことはある。俺のモンスターを上回る攻撃力……」

ラヴロフ「対象に取れやしねぇクソ面倒くささ……天敵かコイツァ」

猟子「だったら出した甲斐があるってなモンだ」

ラヴロフ「……フン、だが、突破できんとは言ってない!」



ラヴロフ「エッシャー! ミスラ! この二体を特殊召喚!」


《氷帝家臣エッシャー/Escher the Frost Vassal》
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 800/守1000
(1):相手の魔法&罠ゾーンにカードが2枚以上存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。


《雷帝家臣ミスラ》
効果モンスター
星2/光属性/雷族/攻 800/守1000
「雷帝家臣ミスラ」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、相手フィールドに
「家臣トークン」(雷族・光・星1・攻800/守1000)1体を守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(2):このカードがアドバンス召喚のためにリリースされた場合に発動できる。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにアドバンス召喚できる。


猟子「2体の家臣…………帝か!」

ラヴロフ「帝の花道を拓けよ、従者共よ! エッシャーとミスラをリリース!」


ラヴロフ:場→墓地
《氷帝家臣エッシャー》
《雷帝家臣ミスラ》



ラヴロフ「出でよ、《冥帝エレボス》……!」


《冥帝エレボス》
効果モンスター
星8/闇属性/アンデット族/攻2800/守1000
このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキから「帝王」魔法・罠カード2種類を墓地へ送り、
相手の手札・フィールド・墓地の中からカード1枚を選んでデッキに戻す。
(2):このカードが墓地にある場合、1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに手札から
「帝王」魔法・罠カード1枚を捨て、自分の墓地の攻撃力2400以上で守備力1000の
モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。


猟子「冥帝……!!」

ラヴロフ「エレボスの効果を起動。デッキから二枚の『帝王』カードを墓地に送る」


ラヴロフ:デッキ→墓地
《帝王の轟毅》
《進撃の帝王》


ラヴロフ「そして、フィールド、手札、墓地のいずれかから1枚、『選んで』デッキへ戻す――――」

ラヴロフ「これは対象を取る効果じゃあねえ!」

猟子「野郎……!」

すみません、これ帝王カード二枚墓地送りコストじゃないや
順番前後するだけですが一応

*****



猟子「――――《猛突進》! 牙王を破壊してエレボスをデッキに戻す!」

ラヴロフ「テメーこそ小癪なことじゃあねえか、あァ!?」


《猛突進/Super Rush Recklessly》
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する獣族モンスター1体を選択して破壊し、
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択してデッキに戻す。


猟子「苦肉の策だけどよ……!」


猟子:場→墓地
《神樹の守護者-牙王》

ラヴロフ:場→デッキ
《冥帝エレボス》


ラヴロフ「あんまりにも簡単に再利用されちゃあつまらんよなァ。牙王には戻ってもらう」

猟子「いいのかよ、手札や伏せカードじゃなくて」

ラヴロフ「あぁ? その伏せカード、使えンならさっきの時点で使ってんだろーが」

ラヴロフ「俺の見立てじゃ、モンスターがいなけりゃ役にも立ちやしねえカード」

ラヴロフ「だったら《エアーズロック・サンライズ》のようなカードを警戒する。そんだけだ」

すみません、あと記述忘れ
猟子:場
「家臣トークン」


*****



猟子(まあ、間違っちゃいねーが……くっそ、確かにエアーズロック・サンライズは手札にある)

猟子(つーか残り1枚の手札だけど……見られてるし手札)


猟子「………………」

ラヴロフ「カードを2枚セットしてターンエンド」 手札:1

猟子「……あたしのターン!」 手札:1→2

猟子「……っし! 《スクラップ・ビースト》!」


《スクラップ・ビースト/Scrap Beast》
チューナー(効果モンスター)
星4/地属性/獣族/攻1600/守1300
フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された場合、
バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
「スクラップ・ビースト」以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。


ラヴロフ「あぁん?」

猟子「あたしにトークンを寄越したのは失敗だったんじゃねえかよ、オッサン!」

猟子「行け、家臣トークン! ビースト! ダイレクトアタック!」



ラヴロフ「何が失敗だぁ? 《始源の帝王》!」

猟子「チッ……!!」


《始源の帝王/The First Monarch》
永続罠
(1):このカードは発動後、効果モンスター(悪魔族・闇・星6・攻1000/守2400)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。
(2):このカードの効果でこのカードが特殊召喚した場合、手札を1枚捨て、
属性を1つ宣言して発動できる。このカードは宣言した属性として扱い、
このカードと同じ属性のモンスターをアドバンス召喚する場合、2体分のリリースにできる。
(3):このカードの効果で特殊召喚されたこのカードが存在する限り、
自分はこのカードと同じ属性のモンスターしか特殊召喚できない。


ラヴロフ「手札を捨てる!」

猟子「な……血迷ってんのか!?」

ラヴロフ「あぁ!? この俺が? 血迷う?」

ラヴロフ「愉快なこと言ってんな小娘……俺ぁ俺自身の運を信じている」

ラヴロフ「文字通り、この『腕』一本で修羅場くぐってきたんだ……ガキに血迷ってるなんざ言われる筋合いはねえ!」

猟子「……そうかよ」



ラヴロフ:手札→墓地
《真源の帝王》


ラヴロフ「宣言するのは『光属性』!」


《始源の帝王》:闇属性→光属性


ラヴロフ「さあ、どうする小娘ェ!」

猟子「やるこた変わらねえよ! レベル1の家臣トークンに、レベル4のビーストをチューニング!」

猟子「駆け抜けろ、《サンダー・ユニコーン》!」


《サンダー・ユニコーン/Thunder Unicorn》
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/獣族/攻2200/守1800
獣族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
自分フィールド上に存在するモンスターの数×500ポイントダウンする。
この効果を発動するターン、このカード以外のモンスターは攻撃する事ができない。



猟子「……ターンエンド!」 手札:1

ラヴロフ「俺のタァァーン!」 手札:0→1

猟子「…………」

ラヴロフ「…………カッ」

猟子「…………」


猟子(――――どうなる……!)


ラヴロフ「カッハハハハハハハハハハ! 来たなァ、《天帝アイテール》ゥ!」

猟子「んな……まさか!?」


《天帝アイテール》
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守1000
このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキから「帝王」魔法・罠カード2種類を墓地へ送り、
デッキから攻撃力2400以上で守備力1000のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
(2):このカードが手札にある場合、相手メインフェイズに
自分の墓地の「帝王」魔法・罠カード1枚を除外して発動できる。このカードをアドバンス召喚する。


オオオオオオオオオォォォォォォォォォォォ……



猟子「あっりえねえ……!!」

ラヴロフ「ありえねえということはありえねえ、分かるだろぉが小娘よぉ」

ラヴロフ「アイテールの効果! デッキから二枚の『帝王』を墓地へ――――」


ラヴロフ:デッキ→墓地
《真源の帝王》
《帝王の開岩》


ラヴロフ「そしてデッキからァ! 《雷帝ザボルグ》を特殊召喚!」


ラヴロフ:デッキ→場
《雷帝ザボルグ》


猟子「ッ……!」

ラヴロフ「まだだまだまだぁ! 《真源の帝王》の効果!」


《真源の帝王》
永続罠
「真源の帝王」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分の墓地の「帝王」魔法・罠カード2枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分の墓地の「帝王」魔法・罠カード1枚を
除外して発動できる。このカードは通常モンスター(天使族・光・星5・攻1000/守2400)となり、
モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する(罠カードとして扱わない)。



ラヴロフ:墓地→除外
《帝王の開岩》


ラヴロフ「レベル5ォ! ザボルグと真源の帝王でオーバーレイ!」

ラヴロフ「さァ来い《終焉の守護者アドレウス》!」


《終焉の守護者アドレウス/Adreus, Keeper of Armageddon》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/攻2600/守1700
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。選択したカードを破壊する。


ラヴロフ「消えろ、サンダー・ユニコーン!」

ラヴロフ:ORU→墓地
《真源の帝王》

猟子:場→墓地
《サンダー・ユニコーン》


猟子「ッ――――――」

ラヴロフ「決着と行こうか――――小娘よォ! アドレウス、ダイレクトアタック!」



猟子「そう上手くいかせるかっての! 《ピンポイント・ガード》!」

ラヴロフ「何……!?」


ラヴロフ(読み違えたか……《幻獣の角》のようなカードと思ったが……!)


《ピンポイント・ガード/Pinpoint Guard》
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはそのターン、戦闘・効果では破壊されない。


猟子「蘇れ、《モジャ》!」


猟子:墓地→場
《モジャ》


ラヴロフ「邪魔だ……ッ!!」

猟子「邪魔してんのさ!」

ラヴロフ「ならば俺はこれでターンエンド! さあ、だがその手札で何をする! 何ができる!」 手札:0

猟子「割と何でも――――かな! ドローッ!」 手札:1→2



猟子「来たァッ! 《簡易融合》!」

ラヴロフ「ぬ……!?」


《簡易融合/Instant Fusion》
通常魔法(制限カード)
「簡易融合」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。レベル5以下の融合モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。


猟子「あたしは《暗黒火炎龍》を簡易融合召喚!」


《暗黒火炎龍/Darkfire Dragon》
融合モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1500/守1250
「火炎草」+「プチリュウ」


猟子「そして! モジャをリリースして――――蘇れ、《キング・オブ・ビースト》!」


猟子:場→墓地
《モジャ》

墓地→場
《キング・オブ・ビースト》



猟子「こういう戦い方もあんだよ! あたしは暗黒火炎龍とキング・オブ・ビーストの二体をリリース!」

猟子「輝く瞳に獣性を宿せ! 《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》ッ!!」


《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン/Beast-Eyes Pendulum Dragon》
融合・効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
ドラゴン族・闇属性モンスター+獣族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの上記カードをリリースした場合にエクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
このカードの融合素材とした獣族モンスター1体の元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。


ギャオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォッッ!!


ラヴロフ「ドラゴン……攻撃力3000だとォ!?」

猟子「なーんかこういうとこで静とあたしって気が合うんだよなァ。ま、いいけど」

猟子「素材としたキング・オブ・ビーストの攻撃力は2500――――よって、確実にオッサンには2500のダメージを与えられる!」

ラヴロフ「だが……手数が足りねえんだよ!」



猟子「これなーんだ」 チラッ

ラヴロフ「……………!!」

猟子「やっぱオッサン、侮ってたな! あたしの切り札は牙王だけじゃねえ!」

猟子「やっぱりコイツをデッキに戻すべきだったわけだ!」


《エアーズロック・サンライズ/Ayers Rock Sunrise》
通常魔法
「エアーズロック・サンライズ」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の獣族モンスター1体を対象として発動できる。
その獣族モンスターを特殊召喚し、相手フィールドのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
自分の墓地の獣族・鳥獣族・植物族モンスターの数×200ダウンする。


猟子「もっかいだ、キング・オブ・ビースト!」


猟子:墓地→場
《キング・オブ・ビースト》


ウヴォオオオオオオオオオオォォォォォォォ……


猟子「――――んーで。あたしの墓地の獣族モンスターは」

猟子「懐柔で墓地に送った3体。スクラップ・ビースト。サンダー・ユニコーンで合計5枚かな」

猟子「そんだけ攻撃力、下げてもらうぜ。オッサン」


《天帝アイテール》
攻撃力:2800→2300

《終焉の守護者アドレウス》
攻撃力:2600→2100



猟子「バトル! 行け、ビーストアイズ! アイテールに攻撃!」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!


ラヴロフ「ぬっ……ぐおおおおおお!!」 LP:4000→3300

猟子「ビーストアイズの効果発動! 融合素材の攻撃力分のダメージを相手に与える!」

ラヴロフ「ぐ……うううう!」 LP:3300→800

猟子「次ッ! キング・オブ・ビースト! アドレウスに攻撃!」


GAAAAAAAAAAAAAAAA!!


ラヴロフ「ぐぬうううううう……!」 LP:800→400

猟子「……さて。あたしはこれでターンエンド。だけどよ、オッサン」 手札:0

ラヴロフ「…………フン」 手札:0 場:0

ラヴロフ「俺に勝ち目は……既に無い」

ラヴロフ「……引導を渡されるまでもねえ。テメェで――――」

ラヴロフ「ケリは付ける」 スッ

猟子「……へっ」


ピ―――――――――……


#20help07
指定:12


◆ デュエルに勝利しました

今日はここまで

最後の最後がサレンダーとかでちょい申し訳ない
というかやっぱり計算と効果間違えて途中でアドリブにした1が全部悪いんだけど
次以降はできるだけ抵抗できないのでサレンダーとかは避けたい所存です

おつ
エアーズロックサンライズの効果5体で-1000じゃね?

>>776
ホンマや……普通にこの攻撃で終わってる
結果的には変わらないのでスルーでお願いします

21時よてい

やるべや



ラヴロフ「……ククク」

猟子「あ? 負けたってのに何が可笑しいんだオッサン」

ラヴロフ「可笑しいさ。笑えるね。何せテメー、この俺を再起不能にしねえんだからよ」

猟子「はあ?」

ラヴロフ「この世は勝つか負けるか。生きるか死ぬかだ」

ラヴロフ「ここでこの俺を殺さないことはいずれ貴様らの泣き所になる」

ラヴロフ「食らいつくぞ。最悪のタイミングでな」

猟子「そんなことか。くだらねえ」

ラヴロフ「何……?」

猟子「オッサン、あんた色々勘違いしてんよ」



猟子「あたしがオッサンをブッ倒せた。なら、静やグレイならもっと楽に倒せる」

猟子「修羅場を潜ってきたとかなんとか言ってっけどよ。この分じゃな」

ラヴロフ「言うねえ、ガキが」

猟子「何度も言わせんな。ガキじゃねえし、そもそもガキなんてトシでもねえ」

ラヴロフ「知らねえな。どうだっていい。俺の目的はこの場所だけだ」

ラヴロフ「俺が天辺に立つ。力で全て支配する。論理は何も変わらんよ」

猟子「オッサンも割合ガキじゃねえか」

ラヴロフ「なんだあ、テメエ……!?」



猟子「ま、そういうわかりやすい目的なら大歓迎だ」

猟子「ブッ潰しても捻じ伏せても、良心の呵責がねえ」

ラヴロフ「フン。言っておくが……俺たちはしつこいぞ小娘」

猟子「はあ? オッサンのストーカーとか勘弁してくれよ」

ラヴロフ「そういう意味じゃあねえ。ブッ殺すぞ」

猟子「脂っこいのは食いモンだけで十分なんだよオッサン」

猟子「しつこいってんなら次で終いにする。二度目はねえと思え」

猟子「再起不能どころじゃあ終わらせねえ。完膚なく叩き潰してやる」

ラヴロフ「できるモンならな」 クルッ


ザッ……ザッ……ザッ



猟子「………………」


猟子「……結局あのオッサン捨てセリフ吐いてっただけじゃねえ……?」


>威圧とかそういう目的がある
>はず。多分。きっと。メイビィ


*****


◆ 他方 / 正面入り口付近


暮井「……残るは」

静「………………」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

暮井「………………フッ」

静「………………」 ジャキッ


暮井(この怒りようを見るに……私は果たして、生きて帰れるのだろうか)



prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!

暮井「!」

静「……!」

雷士郎「……ぐ、こ、この……音は……」

暮井「……失礼」 ピッ


ラヴロフ『失敗だ。戻るぞ』

暮井「よろしいので?」

ラヴロフ『期じゃあない。それだけだ。伏せて待てばいずれ時は来る』

暮井「……了解」


暮井「失礼。うちのボスからの達しがあった。ここで退かせてもらう」

静「…………逃がすと」

暮井「逃げる。生存能力も間諜の能力のうち――――と」 ボフッ!

雷士郎「……!」


ボボボボボボボボボッ!



>煙幕が周囲を包み込む……


静「…………ライ!」

雷士郎「ッ……!」


>視界を奪われれたまま動き回るのは危険だ
>ただでさえこちらは怪我人を抱えている
>二人で合流し、警戒を強めた……


暮井「安心するといい。迂闊に手なんて出して怪我などする気はないのでね」

暮井「スパイだからね、私はそうそう人前に姿を現す気はない。さようならだ」

静「………………」

雷士郎「…………ッ」


>暮井の気配が消えた……



雷士郎「すぐに、ヤツを追って……ぐっ!」 ズキ

静「…………」 フルフル


>戻ったのだとしたら、おそらくは彼ら……エクストプフッ
>エクストリームエンペラーのアジトだろう
>多勢に無勢もいいところだ。迂闊に攻めるというわけにはいかない


雷士郎「……わかりました」

静「………………」 グイッ

雷士郎「静……? あ、その、ボク、一人で立てますから……!」

静「………………」 フルフル


>そういうわけにはいかない
>猟子が静の右腕とするなら、雷士郎は左腕
>どちらが欠けても、静にとっては大損害に等しい


雷士郎「うぅ……」



◆ 酒場


>ここまでの経緯をグレイに話した……


グレイ「ううん……なんだか大変でしたねぇ」

忍「ホントでござるよプンスコ」

猟子「あ、忍ちゃんいたんだ」 鼻ホジー

忍「いたでござるよ! 目立たなかっただけで! というか忍びが目立っちゃいかんでござるよ!」

グレイ「そうなんですか!?」

忍「い、いや……フツーそうでござるよ拙者が奇特なだけで……」

猟子「すっかりNINJAで定着しちまったなオイ」

忍「しかもこれ、それがデフォみたいに思われてるでござるよコレ……」



忍「まあホント言うと実は裏口で迎撃してたんでござるが」

雷士郎「そうなのか……?」

忍「疑われても困るでござるが。割とこう、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ的に……」

グレイ「わたしが来るまで押されてましたよね?」

忍「そういうのは言わんでいいでござる」

猟子「なーんだよ忍よぉ、お前ザコに押されてたのか?」

忍「死ね死ね言われながらの10対1でも同じこと言えるでござるかこのヤロー」

猟子「すまねえ」

静「………………」


>その状態からいったいどうやって逆転したというのだろう……



グレイ「《機殻の再星》したらだいたい機能不全になりました!」

静「………………」


>モンスター効果に頼りすぎたツケということか
>静も時によっては人のことを笑えないが


忍「まあもっとも、拙者も割と機能不全気味だったでござるが」

猟子「なっははははははははは!!」

雷士郎「……忍……」

忍「いやいやいや、だって無理でござるよ!? 忍者ほとんどレベル4以下でござるし!」

忍「負けなかっただけ健闘した方でござるよ、たぶん!」

雷士郎「たぶんなのか」

忍「たぶんでござる」



猟子「でも10対1かぁ……お前らどう対処すんのさ」

静「………………」


>キメラテック・オーバー・ドラゴンの10連打もしくはIF無限ループによる


猟子「静はいいや、だいたい想像できるし……」

静「…………」


>ガーンだな……出鼻を挫かれた……


忍「そうなる前に真っ先に逃げるでござるよ、拙者」

雷士郎「ウイルスで対応手をすべて潰せばいい」

グレイ「ええっと、ええっと……頑張ります!」

静「…………」


>確かに有象無象相手ならクリフォートでちょっと「頑張れ」ばなんとかなりそうだが



静「…………」

猟子「それより……んー……ちっとヤバかったりするかなぁ?」

静「…………」 コク


>襲撃それ自体も割と危険な要素ではあるが
>今回の襲撃はある意味、この開拓地における抗争が激化しつつあるという証左にもなる
>安穏としては、いられないかもしれない


雷士郎「……すみません。そんな時に……」

猟子「なぁに、勝負は時の運ってな。よっぽどなアレでもなけりゃ死にゃしねえし」

猟子「怪我したってだけだろ? ならまだまだ。まー、リベンジのチャンスくらいあんだろ」

雷士郎「そう……ですね。そうだといいんですが」

忍「死ななきゃ安いってもんでござる」

静「…………」


>その表現はどうなのだろう



静「………………」 チラ

猟子「んあ? ああ、そうだな。【敵同士が結託してくることもあるかもしれねえ】な」

雷士郎「となると……あの鉄砲玉ボスと?」

忍「いいや、それだけではないでござろ。ね、静殿」

静「…………」 コク


>何らかの方法で言いくるめて原住民と結託するとか
>また、可能性でしかないにせよ、外部の人間を呼び寄せるとか
>いずれにしても、多勢に対して「無勢」の側である静たちが苦戦を強いられることは間違いない


静「………………」


>何らかの方策を用意するに越したことはない、か

ほんでは今日はここまで

ぶっちゃけ組織としての結束は明確に敵側有利
じゃないとぶっちゃけ勝ち戦にしかならないからなんだけど
代わりに味方側に援軍を寄越す……かもしれないしそうでもないかもしれない

1時間後くらい予定

ところで不安の未来も動き出させようとしていいかな
具体的に言うと交流オンリーそろそろ終わらせて行動パートのシステム大改編

あんまり人いないしとりあえず改編案だけ投げときます

◆ 三つのステータス「資材」「治安」「発展」を新設します

◆ 大まかな目的としてはこのうち二つ「治安」および「発展」の数値を【100】に到達させること

   加えて【物語上のボスキャラクターを撃破すること】となります
   このため、一日の行動回数制限と選択肢を新設しました

◆ 華煉がいることで【アイテムを制作・所持することができます】
   ショップに関しては常設はせず、期に応じて選択肢を表示することになります


とりあえずこんな感じ。このうち発展度に応じて話が進んだり治安維持でデュエルってことになるかと

これギャング同士の抗争以上に「開拓地」ってこと忘れてないか君ら

資材は発展度の上昇に使ったり治安維持のためのアイテム制作に使ったり
発展度はつまるとこ「チャーチルを『都市』と認めさせられたかどうか」ってこと
言ってみれば開拓民全員の指針というか目標というか、そんな感じ

これで良ければこの方向で行こうかと思ってるけど

行動消費が主。日数経過で確保も可能って感じ
んじゃこの方向で行こうかと思います

やるまえにちょっと判定
コンマ50以上か以下かで少し
↓1



◆ ???


男「――――して、奴らへの返答は」

??「是非もなし。既に送り返した」

??「断るとな」

男「では……やはり、我々だけで」

??「当然だ。『都市』の者など信用に値せぬ」

??「父祖より受け継いだこの土地は我らの力のみで守る! それが――――」

クー「ヴェルクスの民の矜持、そしてこのクー・ヴェルクスの意志!」

原住民「……然り!」

クー「この己(オレ)に付いて来ることを決めたのならば臆するな」

クー「都市の人間は一人残らずこの地より排する!」

クー「誰一人として残すでないぞ」

原住民「御意に!」



原住民「しかし、酋長は奴らに手出しするなと」

クー「親父は耄碌したのだ。否……臆したのだ。自分が老いたから」

クー「母なる大地を! この地を奪わんとする者を捨て置いてどうするのだ!」

原住民「……然り!」

クー「守ることは大事だ。しかし敵がいなければ守る必要もない」

クー「親父が我らの土地を守っているならば己たちは攻める、それだけのこと……」

クー「我らが動く。行くぞ、貴様ら」

原住民「は!」


クー(……必ず、取り戻すのだ。この大地を……)

クー(そのためならば……!)


◆ 原住民が動き出したようです

◆ 他のギャングとの結託はありません



◆ 酒場

静「………………」

猟子「あん? 静、どうしたぁ?」

静「…………」 ペラ

猟子「家計簿……じゃねえな、帳簿か」

静「………………」 ハァ

猟子「何? 売り上げは上がってるのに黒字が伸びない?」

静「…………」 コク

猟子「いや、そりゃお前……」

猟子「静さぁ、これ作ろうとかああしようこうしよう思ったら割とすぐ買うだろ損益抜きに」

静「…………」 コク

猟子「ここんとこの日替わりがマジで日替わりなこと考えたら、黒字分仕入れにブッ込んでても不思議は……」

静「…………」 アッ



静「…………りょーこ……」

猟子「ひっさびさに聞いたなその弱弱しい『りょーこ』……何でお前そう変なとこでポンコツなんだよ……」

静「………………」 ヌヌ

猟子「まあいいじゃん。黒字は黒字なんだし」

静「…………」 コク

猟子「さぁて、そんじゃ……今日はどうすんだ?」

静「………………」



◇ 資材:■□□□□
○ 治安:30
□ 発展:5

▽ アイテム
・なし

1.資材収集
2.開発
3.コミュ
4.治安維持
5.発展(※ 要資材量:【3】)
6.その他

↓2

申し訳ない、資材は最大5で現在値1ね
倉庫が発展具合によって拡張されて、発展したら最大値が増えるみたいな形になります



◆ 資材収集


猟子「おー……さぶさぶ」

忍「うーい今日も頑張るでござるよー」

猟子「おーっす。んでどうするよ忍ゥ」

忍「まー……適当にやって流れで」

猟子「ってわけにもいくめえよ。EEの奴らが攻めてきたしな」

忍「EE?」

猟子「いちいちエクストリームなんちゃらとか言うのめんどいだろ」

忍「あー……なるほど」

猟子「つーわけでちょっと頑張ってやるとすっかねー」

忍「できればレアメタルとか出るといいでござるけど」


◆ 資材の収集では基本的に【コンマを使用】します
   なお、【アイテムを所持することで収集量を上昇させること】も可能です

01~10 : 0
11~70 : 1
71~95 : 2
96~99 : ???

↓1



◇ 資材:■□□□□→■■□□□


猟子「あっぶねぇ……ノルマ分取れなかったらどうしたもんかと思ったぜ……」

忍「途中からほとんど拙者じゃあござらんか!」

猟子「そんなことナイヨ」

忍「はー……じゃあ運転は頼むでござるよー」

猟子「おうよ」 キュポッ

忍「オイコラ今何開けたでござるか」

猟子「み……水ダヨ?」

忍「薄茶色い水とか初めて見たでござるよコラ」

猟子「だ、誰も見てねーし」

忍「ウイスキーじゃねーか! ごでざる!!」

猟子「……法なんてこの場所にない」

忍「『だからせめて自分たちだけはルールを守る』でござろーが!」



猟子「あたしのガソリンなんだよ!!」

忍「帰ってから補充しろでござる」

猟子「ぐうの音も出ねえ」

忍「燃費最悪じゃねーかでござるよそれ……」

猟子「誰に迷惑かけるって話でもねーしー」

忍「事故ったら拙者が迷惑被るじゃねーかでござるよ」

猟子「ぐうの音も出ねえ」


◇ 資材:■■□□□
○ 治安:30
□ 発展:5

▽ アイテム
・なし

1.資材収集(×)
2.開発
3.コミュ
4.治安維持
5.発展(※ 要資材量:【3】)
6.その他

↓2



◆ 華煉の作業場


コン、コン


静「…………」 ガチャ

華煉「あ、静ちゃーん。いらっしゃーい」

静「………………」キョロキョロ

華煉「んあ。何か珍しい?」

静「…………」 コク

華煉「まあ、こういう場所ってあんまり無いしねぇ」

静「………………」

華煉「ここで何ができるか聞きたいの? ええーっと……そうだなぁ」



◆ 【資材】を一定量使用することで特殊なアイテムを製造します
◆ なお、消費・非消費・常時発動などは開発時に表示することとなります
◆ 基本的には要望に沿った品物を提供することになります


華煉「まあ、細かいこと考えずに『こんなのほしいなあ』くらいでいいよ」

華煉「それを形にするのがまた楽しいんだぁ」

静「…………」 クス

華煉「さて、デフォで作れるのはこれだね」


・柵……不意の強襲による「治安」の低下を防ぎます(常時発動・発動時消費)
     →【資材】消費:1

・ドリル……天を衝くドリル。【資材収集】コマンドにおいて、資材の収集量が上昇します(常時発動・確率破損)
     →【資材】消費:5


華煉「何か他に要望とかあるかなぁ?」


↓3くらいまで


・物見櫓……人員を配置して敵の襲撃を事前に察知します。敷地内なのでよっぽどのことがない限り壊れません
        よっぽどのことがあったら壊れます。内部まで侵入されるとか考慮しとらんよ……(常時発動・基本消費なし)
        →資材消費:1

・ピッケル……何故か木の音がするピッケルです。満足町御用達
         使用すると確定で基本値に+1され、資材収集量の確率割合が変化します(指定発動・消費あり)
         →資材消費:2

・落とし穴ツール……敵の襲撃を防ぎます。柵では防ぐことのできない敵はお任せあれ
             構造はぶっちゃけ某狩りゲーのアレ。よくよく考えるとオーバーテクノロジー(常時発動・消費あり)
             →資材消費:2


華煉「こんな感じになったよー」

静「………………」 ナルホド

華煉「まあ、今の状態だとドリルは作れないけどねぇ」

静「………………」

華煉「例えばこのピッケルだけど、【二回まで使える代物にできる】可能性はあるよ」

華煉「もっとも、そのためには資材もう一個くらいいるけど……」


>仕方がない


華煉「で、どれか作る?」


1.柵
2.物見櫓
3.ピッケル
4.落とし穴
5.今回はいい

↓2



静「………………」


>複数とかできない?


華煉「うぅん……並行作業は面倒なんだよねぇ……」

静「………………」 コク


>料理はそういうのが肝要だが、流石にそれとは規模も何も違う
>無理をさせるわけにもいくまいし


華煉「それをするとなると、納品は【作るものの数+1日】もらいたいんだけど……」


>つまり、実際に完成するのは【3日後】になり……
>さらに言えば、【それまで手元に存在しない】ことになる
>もっとも、【完成まで行動回数を消費せずほかのこともできる】わけだが……


◆ どうする?

↓1~



静「…………」


>だったら櫓だけお願いします


華煉「おっけー。それじゃあ今晩中に組んどくねー」

静「………………」

華煉「あ、そんなに早くできるのかって? あはは、大丈夫大丈夫~」

華煉「さすがに男の人の手くらいは借りるし、極端なこと言うと『組む』だけだからねぇ」

華煉「明日には間に合うと思うよぉ」

静「…………」 コク

華煉「それじゃ【資材1単位】貰うねぇ」

静「………………」 b

華煉「ほいほいそんじゃねー」


◆ 資材量が変動しました
■■□□□→■□□□□



◆ 襲撃の判定は「二日毎・一日の開始時」に行われます
   なお、確率は30%程度となります


静「………………」


>時間的には今日はこれが最後の行動だろうか


◇ 資材:■□□□□
○ 治安:30
□ 発展:5

▽ アイテム
・物見櫓……人員を配置して敵の襲撃を事前に察知します。(常時発動・基本消費なし)


1.資材収集(×)
2.開発(×)
3.コミュ
4.治安維持
5.発展(※ 要資材量:【3】)
6.その他

↓2

◆ 現在の交流度は以下の通りです

・グレイ:6
・南春雷士郎:6
・獅子神猟子:6
・伊賀忍:7
・カウロ・マグネ:6
・赤間カイ:4
・聖ツルキ:5
・法華津芳香:6
・工森日和:4
・石ノ森巌:3
・虹ノ樹木華煉:2

◆  誰とコミュニケーションを取りますか?
    複数選択可

聖ツルキ
獅子神猟子
赤間カイ
南春雷士郎
グレイ
工森日和
カウロ・マグネ
虹ノ樹華煉
法華津芳香
石ノ森巌
伊賀忍

↓2



◆ 夜半 / 雷士郎の私室


静「…………」 コトッ

雷士郎「あ、静……す、すみません、わざわざ」

猟子「おーおーありがたがれありがたがれ。何せあたしも手伝ったんだからなこのお粥」

雷士郎「……猟子さんは料理ができないはずでは……」

猟子「あ、味見したし……」

雷士郎「…………」

静「…………」

猟子「旨かったぞ」

雷士郎「……はあ」

静「…………」 ハァ


>ちなみにメニュー自体は干し貝柱のお粥というだけだ



猟子「しっかし、デュエルディスクのリミッター解除ねぇ」

雷士郎「それでこの体たらく……申し訳の立たない限りです」

静「…………」 フルフル


>仕方がない。それに、次に勝てばいいだけだ


静「…………」

猟子「ま、何ならあたしがあのオッサンも纏めてブッ倒してやっからよ!」

猟子「今は体休めることに集中しとけって。普段から仕事仕事で疲れてんだろ」

雷士郎「はあ、まあ……」

猟子「あとサラシくらい部屋じゃ取っとけっての、窮屈だろ」

雷士郎「え!? いえ、それは!」


しゅる……・



猟子「いや別にあたしら吹聴するわけじゃねえし、元々知ってっだろ」

雷士郎「いえ、あの……静が……」 ボインッ

静「………………………………」

猟子「しまったいつもより『……』が多い」

雷士郎「機嫌が……」

静「……………………」 ハァァ

猟子「も、揉むか?」

静「………………」 ベシィ

猟子「痛ぇ! 乳を叩くな!」

雷士郎「今のは猟子さんが悪いかと……」



静「……………………」 ジロリ

猟子「いや……静の胸が壁なのはあたしのせいじゃないだろ」

雷士郎「……猟子さんと静は昔から一緒に住んでおられたんですよね?」

猟子「うん。あたしの両親が蒸発してからだから、7歳とかそんくらいから……」

雷士郎「その頃に料理を横から取ってたとか……」

猟子「………………・めっちゃしてたわ」

静「………………………………」

猟子「すまんって」

静「……………………・」 ムッスー

雷士郎「こうなったら後が長いですよ……」

猟子「もう10年以上前のことじゃねえかよぉ……」

今日はこんなところで

猟子はだいたい「いらないんならもらうぜ!」「何でレモンかけねえの? かけるぜ!」
って風にいらんことしては静泣かせていた、といった感じで

今週かなりちゅらい……

静さんパンチまではしてない。ビンタはしてる。この振りがあるたびに毎回やってる
昨日は申し訳ない。今日はたぶん一応21時予定

この連休の皺寄せで今週は死にかけてるやもしれません
というか昨日はそんな感じで色々萎えてた。申し訳ない

とりあえず予定通りくらいに

そろそろ
おるか

とりあえずやるかー

◆ アイテム「物見櫓」の効果が発動します
   コンマ30以下で襲撃があるかもしれません

↓1



◆ 襲撃などは起きませんでした

◆ 酒場


グレイ「うゅ~……眠い……」 フラフラ

静「………………」

雷士郎「おや、今日は自分で起きてきたのかい」

グレイ「はい、ちょっとだけ……うぅ」

静「………………」

>それでも当然のように眠そうなあたり、無理しているのは間違いない


◇ 資材:■□□□□
○ 治安:30
□ 発展:5

▽ アイテム
・物見櫓……人員を配置して敵の襲撃を事前に察知します。(常時発動・基本消費なし)


1.資材収集
2.開発
3.コミュ
4.治安維持
5.発展(※ 要資材量:【3】)
6.その他

↓2



◆ 外


ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……


カイ「………………」

カイ「寒い、な……」


カイ(本格的に敵が動き出した……)

カイ(ギャング、原住民……奴らの力が脅威であることは間違いない)

カイ(マスターの能力を疑うわけではないが、戦える者という意味ではどうしてもこちらは無勢)

カイ(俺が戦えれば……いや、詮無いことだな……今のこの俺では……)

カイ(キングなどと呼ばれていたことも……夢幻のようなものか……)


◆ 資材収集判定

01~10 : 0
11~70 : 1
71~95 : 2
96~99 : ???

↓1



◆ 資材量が変動しました
■□□□□→■■□□□□


カイ「ふん、こんなものか……」


カイ(この程度か……この俺が)

カイ(情けない話だ……だが、吠えたところでどうなる)

カイ(それで「呪い」をどうにかできるわけでもない……ならば)

カイ(俺は――――……どうしたいのだ……?)


◇ 資材:■■□□□
○ 治安:30
□ 発展:5

▽ アイテム
・物見櫓……人員を配置して敵の襲撃を事前に察知します。(常時発動・基本消費なし)

1.資材収集
2.開発
3.コミュ
4.治安維持
5.発展(※ 要資材量:【3】)
6.その他

↓2



◆ 酒場


静「…………」 チョイチョイ

忍「んあ? 静殿。どうしたんでござる?」


>そろそろ治安維持活動に出るべきだと思う


忍「ああ、見回りでござるか。それともカチ込みに?」

静「………………」

忍「まあ、どっちでもよいでござるけども」

ツルキ「どうしたどうしたー? 金の話か?」

忍「まあ、契約上の話ではあるでござるが」

静「………………」

ツルキ「契約上? ん、ああいやいい分かってるわかってる。つまり依頼と報酬の」

忍「ちげーでござるよこの阿呆。いや、違わないっちゃ違わないでござるが」



忍「治安維持活動。って一口に言っても色々あるでござるが」

ツルキ「ほうほう。……色々?」

静「…………」

忍「例えば見回り。まあ、これは分かりやすい範疇でござろ。単に外で見回る」

忍「リターンは少ないかもしれんでござるが、安全確実。効果そのものは馬鹿にならんでござる」

忍「次に……示威行動」

ツルキ「やだこの子人前で自慰とか言ってるわはしたない!!」

忍「頭パーでござるかおのれは」

静「………………」

ツルキ「やめてマスターその目で見ないで」

忍「要は『こっちはこんなに強いんだぞ』って示すでござるよ」

忍「まあ、言ってみれば仲間内でのデュエル。ただし割とガチ、みたいな」

静「……………」 ナルホド



忍「ま、当然、負けたらナメられるでござるし」

忍「デメリット? みたいなものはなくもないでござるが」

忍「これはこれでまあ、確実っちゃ確実でござるよ。怪我人が出るわけでもなし」

静「…………」 メモメモ

ツルキ「んで、最後は鎮圧ってか」

忍「でござる。というかこれが一番ハイリターンでござるよ。ハイリスクだけど」

静「………………」


>まあ、こっちから攻め入るのだからそういうことだろう
>うまくいけば相当な戦果を挙げられるが、負けたら終わり
>もっとも、いつだって負ければ終わりというのはその通りだが


忍「拙者からは特におすすめは言わんでござるよ。ゲッター……もとい、自分の感性を信じるでござる」

静「…………」


1.見回り
2.模擬戦
3.カチコミ
4.その他

↓2



静「………………」


>模擬戦をしよう
>この機会だし、それぞれのデュエルの実力を見るのも悪くはない
>静自身が必ず参加しなければならない――――というわけでもないのだし


忍「なるほどなるほど。それで、誰と誰で模擬戦するでござるか?」

忍「選択によっては……ってまあ、そこまで言うほど変わらんでござるが」

忍「デュエルする者によっては微増したり微減したりすることはするでござるよ」

ツルキ「ほうほう、例えば俺だと?」

忍「勝てば微増。負けても特には」

ツルキ「なんでだよ!?」

忍「普段かおちゃらけてる人間が負けてもなんも思わんでござろ」


>ごもっとも


静「………………」


>さて、誰と誰でデュエルするか……

◆ 次レスでキャラクターとデッキを表示します



◆ デュエリスト二名を選んでください

氷山静:【インフェルニティ】or【サイバー・ドラゴン】
獅子神猟子:【獣族】
南春雷士郎:【ウイルスカード】
グレイ:【クリフォート】
伊賀忍:【忍者】
工森日和:【闇属性】(ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン軸)
聖ツルキ:【聖騎士】
赤間カイ:【デーモン】(弱)
カウロ・マグネ:【磁石の戦士】
虹ノ樹華煉:【インフェルノイド】
法華津芳香:【アロマージ】
石ノ森巌:【ゴーレム】

↓2 ↓4



静「…………」 ヌヌン

グレイ「なんの話ですかぁー?」 ヒョコッ

忍「OK採用にござる」

静「…………!?」


>えっ


グレイ「えっ?」

ツルキ「おいおい、いいのかよ?」

静「…………」


>実力としては申し分ない。ないのだが……


忍「もう一人! 石ノ森殿ー!!」

巌「ぬ……ぬ!?」

ツルキ「旦那かよ!?」

忍「実力的に問題はないでござろう! 見た目にきわめて問題があるだけで」

静「………………」


>小学校高学年クラスのグレイと、その名の通りに岩のような頑健さと威容の巌

>有体に言って犯罪だ



静「………………」 ウーン

忍「ま、所詮デュエル! ここは気楽にいくでござるよ、二人とも」

グレイ「はあ……あの、な、なんの話でしょー……」

巌「……よ、よくは分からんが……デュエルしろと、言うことか……?」

ツルキ「まー……適度にっつーか。二人とも、やりすぎねえ程度に」

忍「本気で頼むでござるよ!」

ツルキ「いやいやいやいやいやいや」

忍「ツルキ殿、忘れてるでござらんか。グレイはうちの実質ナンバー2でござるよ」

ツルキ「あー……そういえば」

巌「そうか……」

ツルキ「……ま、まあ。オッサンも頑張れ」

巌「………ああ」

グレイ「ええっと……む、胸をおかりしますね!」

巌「…………どんと来い」


◆ 巌とグレイのデュエルを行います


◆ 今回は模擬戦のため、実力に関わらず互いに【50】の勝率を持つこととして判定を行います。
   グレイと巌のどちらで判定を行いますか?

1.グレイ
2.巌

↓1~ 2票


◆ グレイの数値で判定を行います
   なお、デッキ補正として勝率は【60】として扱われます

   トリップに隠した数字と合算し、勝率以下の数値となれば勝利です。
   0~99の好きな数値を選択してください。

↓1

ほいでは今日はここまでで
次回はいつになるかわからないけど、オッサンvs小学生女子
巌さんの社会的生命はどっちだ

今日中はちょい無理かもしれないので一応小ネタぼしう
今期でも過去期でも何でもよろし



◆ 例の制限改定に関する所見


○ 城塞都市在住の漫画家
・やはり《月の書》と《水精鱗-ディニクアビス》の緩和がうれしいところ
 対して《深海のディーヴァ》の制限化が少々痛い。ただ、このあたりは仕方がない部分があるのも確か
 《メタモルポット》の緩和を望むのはさすがに贅沢でしょうか……

・いわゆる【EMEm】の横行を止めるために《Emヒグルミ》に制限をかけるべきだったようにも思います
 けれど登場したばかりなのでそれも難しい話でしょうか……


○ 海上都市在住のドラマー兼エンジニア
・慧眼の制限化は痛いが、《ペンデュラム・コール》なんかで補えるから問題ない
 もっとも、速度を求めたりランク4エクシーズを狙うならまた話は違うが

・バルブといい精神操作といい、シンクロ期に台頭したカードが制限緩和
 堕ち影や闇の誘惑、クリバンデッドにしてもそうだが、シャドール関係のカードが多く感じる
 元のままの調整でも何ら問題なかったんじゃあないか?

・とりあえずヒグルミとペンデュラム・マジシャンをどうにかしろK社


○ 開拓地在住の自営業
・《グローアップ・バルブ》と《闇の誘惑》の緩和がうれしい(丸文字)

・それ以外はノーコメント。トップデッキ一強かつ後発ばかりが環境を席巻することには疑問があるくらい(丸文字)


○ 同・レズ1号
・ シュリット君とブリュ返して


○ 城塞都市在住の警備員
・ 征竜釈放してくだち



◆ 特攻のアイツ


蜜姫「……ぐぬぬぬうううううおのれ氷山静、この恨みはらさでおくべきか……」 グギギギギギ

ギャング1「ボス、ハンカチが噛み千切れやすぜ!」

ギャング2「ボス、小物くさいですぜ!」

蜜姫「うっちゃい!!」

ギャング1(噛んだ)

ギャング2(噛んだ)

蜜姫(噛んだ…………)

ギャング1「ダンホネすればいいんでないですかい」

ギャング2「【昆虫族】にこだわるよりインゼクターの方が……」

蜜姫「ダメよ。私はこのデッキで勝たなきゃ意味無いの」

ギャング1「へえ、何でそのデッキにそこまで拘って?」

蜜姫「聞きたい? 聞きたいわよね! ええ、そりゃもう聞きたいでしょ! 何てったってボス!! なんだも」

ギャング2「いいから続けろよボス」

ギャング1「前口上とかいらんので進めろボス」

蜜姫「ちょ」



蜜姫「あれはまだ私が都市にいたころ……去年くらいかしら……」

ギャング1「近っ」

蜜姫「そりゃあねえ、メンバー募ったのがそのあとだしアンタらともそれからの付き合いだし」

ギャング2「忠誠の欠片もねえのも納得ですなボス!」

蜜姫「自分で言うなや」

ギャング1「へえ、そんで都市で何事があったんですかい?」

蜜姫「何事か、って言ってもねえ……」

蜜姫「その日、実家の近くで『カオス・ヘッド』のライブがあるって話があってね――――――」


○ 一年前:ある小都市


蜜姫(ぬふふふふふふ……インディーズのネット配信時代からこつこつと追いかけてきた甲斐あって)

蜜姫(限定チケット……それも最前列の席を手に入れたわ……『カオス・ヘッド』のメジャーデビューライブ……ッ!)


※ 遊一の必死の抵抗によって『Chaos;HEAd』表記は免れた



ギャング1「ちょっと待ってボス」

蜜姫「何よここから導入なのに」

ギャング2「何でそんなに微妙に少女みたいな趣味してんですかいボス」

蜜姫「少女よ!!」 ←19歳

ギャング1「だいいち何でそんなマトモってかカタギだったボスが今はこんな……」

蜜姫「言うな……言うな……!!」

ギャング1「ともかく続けて、どうぞ」

蜜姫「ぐぬぬぬぬ……何がおかしいっての……」


○ 改めて1年前


蜜姫「突然ネットワーク上に現れてあちこちの話題をかっさらっていった伝説的バンド……」

蜜姫「最初はプロのお遊びか何かかと思われてたけど……その実態はあらゆる意味で規格外のメンバーばかりのアマチュア」

蜜姫「男一人に女三人+αなんてイロモノ感あふれるメンバー構成だって言うのに……まあいいわ」

蜜姫「ともかく、わざわざこんなところにまで来てくれてライブしてくれるって言うんだからそりゃーもう行くわよ!」

蜜姫「親の力を使ってでも行くわ! あーっはっはっは!!」


通行人1「何あの子……一人でブツブツ言って笑いだした……」

通行人2「こわ……」



蜜姫「ライブ自体は明日だけど……んー! んふふふ、楽しみで楽しみで仕方ないわ……」

蜜姫「あ。どんな服装で行こうかしら……さすがに正装じゃなくてもいいわよね……けれど……」

オオオォォォォォォォォォォ……

蜜姫「ロックでパンクな服装……いやいや、いくらファンでもそんな……だいたいロックでもパンクでもないし……」

蜜姫「でもメタルな人たちってTシャツ1枚にジーンズってこと多いわよね……ううん」

フォオオォォォォォォォォォォォォォォォ……!

蜜姫「そういえば何持っていくべきかしら……あ、限定グッズとかあるかもしれないしお財布……」


フォオオオォォォォォォォォォォォォォ……ン


蜜姫「……何この音」


フォオオォォォォォォォォォォォォォン!!


蜜姫「……へ?」

金髪のチンピラ「てめッ……待ちやがれッ!!」 ゴォォォォッ!!

美形「フ……待てと言われて待つ人間なんていないだろう!」


蜜姫(――――――バイクで空を飛びながらデュエルしている二人組が、飛び込んできた)



蜜姫「ひゃああっ!?」

チンピラ「チ……オイ、他人巻き込んじまうぞッ!」

美形「今更じゃあないか……そんなことは!」

チンピラ「『今更』だから構わねえってんじゃねえんだよボケッ!」

チンピラ「来いッ! 《スターダスト――――」

美形「フッ……ならばこちらも! 《爆竜剣士――――」


ズドオオオオオオオッッ!!


蜜姫(そのあとのことは、正直に言って何も覚えていない)

蜜姫(デュエルしてる二人のモンスター同士が激突して、周りが衝撃でスゴいことになって……)

蜜姫(気づいたら、チンピラっぽい方の人に助けられていた)



蜜姫「ひぃぃぃ……」

チンピラ「あ゛――――――面倒臭ェ。オイ、あんまりビビんな。もう心配ねェよ」

蜜姫「こ、こ、これはいったい……?」

チンピラ「……いい加減に終わらせちまいたい腐れ縁っつーか。チッ……」

チンピラ「俺と駕汰……ああ、いや。さっきの野郎との因縁の話したってしょうがねえし……」

チンピラ「んっとに厄介だなあの野郎……だから街中でデュエルってんだろォが」

蜜姫「????」

チンピラ「こっちの話だ。立てるか」

蜜姫「ななな、なんとか……あ」


>購入してそのまま持ち歩いていたチケットが破れてしまっている……


蜜姫「ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

チンピラ「あ? ……あー……」

蜜姫「どどどどどどどどっ! どうしてくれるのよぉぉぉぉ!!」

チンピラ「……俺より駕汰……いや、さっきの野郎に言えっつってもしゃーねーな……」

チンピラ「……あ? つーかコレって……」

蜜姫「何!? アンタ何か知ってんの!?」

チンピラ「知ってるもクソも――――――」 チャキッ


>チンピラは装着していたゴーグルを外した……


遊一「俺ンとこのバンドだし、融通くらい利くだろ」

蜜姫「」



ギャング1「……バンドで……カオス・ヘッドで……」

ギャング2「カムイユウイチ……って」

蜜姫「そう、あの神威遊一よ! あの! あの!」

ギャング1「怪力乱神……唯我独尊、震天動地……混世魔王・神威遊一……」

蜜姫「……え、いや、ちょいちょい。何それ」

ギャング2「知らないんすか。ヤツの数々の異名っすよ!!」

蜜姫「なにそれしらない」

ギャング1「喧嘩において百戦錬磨は当たり前、噂では熊を一撃でノしたとか……水の上を走ったとか……」

ギャング2「奴の拳は視認することすら能わず、走っている時には足の動きすらよく見えないとか」

ギャング1「しかも車より早いって噂っすよ。あと指パッチンで人を真っ二つに」

ギャング2「挙句の果てにはこの世に存在した魔物や神のような存在さえブッ殺したとか……」

蜜姫「いくらなんでもそれは無いわ」

ギャング1「マジらしいっすけどねぇ」

蜜姫「実際に会ったけどそこまでじゃあなかったけど……」



○ ともかく一年前


蜜姫「」 口ぱくぱく

遊一「あ? ……オイ、チケット取り直すんだろォが。行くぞ」

蜜姫「ひゃ、ひゃい!?」

遊一「ボサッとしてンなよ。いらねェなら俺ァ行くぞ」

蜜姫「い、いる! いります!」

遊一「ケッ……」


スタスタスタ……


蜜姫「あ、あの! ……何でこんなところに?」

遊一「あ? 説明したろォが。ヤツを追ってきただけだ」

蜜姫「というより……その……バンドのことは」

遊一「あの野郎優先だ。そうしなきゃならねえ理由がある」

蜜姫「はあ……」

遊一「第一、ライブ開催地はヤツを追っていく先っつーこともあるしよ……」

遊一「どっちがメインかなんて分かったもんじゃねェな」

蜜姫「そ、そんな裏事情が……」

遊一「…………チッ」



○ ライブ予定地近く


ガチャッ

遊一「戻ったぞ」

ぽぷり「…………」 ジャイィィィィン

黄色「む、遅いぞ」

唯「それで、野暮用は終わったの?」

遊一「いや……また逃げられた。あの野郎……」

ニア「いやぁ彼もなかなかしぶといねぇ」

唯「それアナタにだけは言われたくないんじゃないの……?」

ニア「なんの話かな。ところで遊一君、その子は!!」

遊一「まあ適当にかけろ。用意してくっから」

ニア「最近僕放置プレイにも目覚めてきてね」

黄色「貴様もう死ねば?」

ニア「最近ハスやんがひどい」

ぽぷり「いつでもソレなら……当然、そうなる」 ギュィィン

唯「……ところで彼女は?」

遊一「ああ、駕汰乃とのデュエルに巻き込んだ。チケット破れたっつーから替える」

ぽぷり「……ふぅん」

蜜姫(どうして私はこんなところにいるのだろう……)



唯「チケットならこっちじゃない?」

遊一「いや、昨日確か場所移したはずだ」

唯「何でそんなこと……」

ぽぷり「…………」 ギュィィィン

ぽぷり「……こっちだな」

ニア「え、今どうやったの」

ぽぷり「遊一が移した場所から移したのがアタシだから知ってるだけだ……」 ギャンッ

黄色「貴様」

ニア「あのさあのさ、ところでこの子どうするのさ」

蜜姫「ひえっ。お、お構いなく!」

遊一「そォいうワケにいかねえってんだろ。……つーか」

ニア「んー……状況考えると、まあ、そうだよね」

黄色「うむ。貴様、ここから動かぬ方が良い」

蜜姫「へ?」



>――――――要するに

>先程の美形の男と、神威遊一たちは過去から続く因縁のために今も争い続けていて
>そこに僅かでも巻き込まれた以上、場合によっては蜜姫を人質に取るなどしてしまう
>もっとも、他の一般人でも同じことが言えるが、顔だけでも知っていれば効果はある
>そうなってはいけないので、彼らがこの都市から離れるまで守るべきでないか、という話だという


蜜姫「どうしてこんなことに……!?」

ニア「運が悪かったね。あきらめよう!」

蜜姫「あんまりだぁぁぁぁぁ!!」

唯「でも、外に出ると危ないしねぇ……」

黄色「もしものことがあるといけないのでな」

遊一「…………」

ニア「まあ、彼らを撃退できるって言うんなら別にいいけどさ☆」

蜜姫「え?」

黄色「デュエルで撃退できる腕前があるならそれでもよい、だがそうでないなら動くなという話なのだ」

唯「でもできればここにいてほしい、ってそれだけの話よ。無理強いはしないわ」

遊一「………………」

蜜姫「ええ……っと」




蜜姫「だ、大丈ォー夫よ!! 何、心配なんてされなくてもこの私はこの街一番のデュエリストだしィ!?」

蜜姫「むしろこの私が手を貸したりしなくて大丈夫なのかって心配にすらなるわ!!」

遊一「そォか。なら安心だ」

蜜姫「……へ?」

遊一「一般人を巻き込むわけにはいかねェ。お前は帰れ」

遊一「俺の方でケリはつける。お前はお前で自衛してろ。いいな」

蜜姫「アッハイ」

ニア「……いいの? 遊一君」

黄色「今は黙れ」

ニア「あ、うん」

唯「…………」 ハァ

ぽぷり「…………」 ギュィィン

遊一「それと、破れた分の代わりだ。持っていけ」

蜜姫「アッハイ」

遊一「オイどォした。大丈夫なんだろォが」

蜜姫「えっ!? ああああああああうん! もちろんよ! なんとでもなるにきまってるじゃない!」


蜜姫(やっちまったああああああああああああああああ!!)



>その後、案の定襲ってきた敵を撃退するべくスレ1つ消費するくらいの激闘を経て
>きちんと滞りなくライブも終わらせイベントも滅茶苦茶こなした

>その最中に遊一のリーダーシップやら自然と人を引き付ける力やら
>そういう部分に憧れて自分もああいう風になりたいと思った

>その結果がこれだよ!


蜜姫「……ということよ!」

ギャング1「ギャングになる理由ないっすね」

ギャング2「んだんだ」

蜜姫「……あれ? ん!?」

ギャング1(まあ俺たちが上手い事おだてて好き勝手やるために祭り上げたんだけど)

ギャング2(ボスが知らずのうちにここまでやるのは大変だったぜ)

ギャング1(しかも下手に責任感強いしおだてりゃ調子に乗るしで引き返せないところまで来れば簡単だったな)

蜜姫「ん、ん、んー……!? そういえば何でこうなったの……!?」


◆ おわれ

蜜姫は基本アホの子。だけどB・Fとか来たら覚醒するかもしれない。しないかもしれない
遊一はあんな感じで行く先々でフラグを立てまくってるとかそんな感じ

とりあえず明日はできたらいいなと

申し訳ない
ちょう腰いたい
今日お休みでお願いします……

今日はさすがにやりまふ
ミスがなければ21時から

デッキの動かし方を考えてて楽しいのは遊一。所持カード自体の幅が広いから
「ここでこのカードが欲しい!」とか思ったらすぐにお出しできるし圧倒も接戦もどっちも割とできるし
1期だとミカと魅行が割と考えて楽しかった

ところでミスが無かったらと言ったな
めっちゃあった
できるだけ直したのでそろそろやるます



グレイ「それじゃあ、わたしのターンからです!」

巌「うむ……」

グレイ「《召喚師のスキル》を発動! これで……」

グレイ「《クリフォート・ツール》を手札にもってきますね!」

巌「……う、うむ……」


《召喚師のスキル/Summoner's Art》
通常魔法
(1):デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を手札に加える。


グレイ:デッキ→手札
《クリフォート・ツール》


ツルキ「やべーぞ」

忍「HAHAHAそう簡単には終わらんでござるよたぶんたぶんたぶん」

静「………………」


>忍はグレイの実力は間近で見てるはずだが
>いや。だからこんなにうろたえているのか



グレイ「《クリフォート・ツール》をペンデュラムスケールにセッティング!」


《クリフォート・ツール/Qliphort Scout》
ペンデュラム・通常モンスター(準制限カード)
星5/地属性/機械族/攻1000/守2800
【Pスケール:青9/赤9】
(1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。この効果は無効化されない。
(2):1ターンに1度、800LPを払って発動できる。
デッキから「クリフォート・ツール」以外の「クリフォート」カード1枚を手札に加える。


グレイ「それから、ツールの効果をつかいますね! 800のライフをつかって……」 LP:4000→3200

グレイ「《クリフォート・アセンブラ》を手札にもってきて……そのままペンデュラムスケールにセッティング!」


グレイ:デッキ→手札
《クリフォート・アセンブラ》


《クリフォート・アセンブラ/Qliphort Monolith》
ペンデュラム・通常モンスター
星5/地属性/機械族/攻2400/守1000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。この効果は無効化されない。
(2):自分がアドバンス召喚に成功したターンのエンドフェイズに発動できる。
このターン自分がアドバンス召喚のためにリリースした「クリフォート」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。


ツルキ「やべーぞ!!」

忍「」

静「…………」


>忍はグレイと戦っていないはずなのに何でこんなに狼狽しているんだ



グレイ「いざ、ペンデュラム召喚!」


グレイ:手札→場
《クリフォート・ディスク》


《クリフォート・ディスク/Qliphort Disk》
ペンデュラム・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2800/守1000
【モンスター効果】
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):特殊召喚またはリリースなしで召喚したこのカードのレベルは4になり、元々の攻撃力は1800になる。
(3):通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。
(4):「クリフォート」モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「クリフォート」モンスター2体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。


巌「ぬ……」

グレイ「そして、ディスクをリリースして、このモンスターを召喚!」


《クリフォート・アーカイブ/Qliphort Carrier》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻2400/守1000【モンスター効果】
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):特殊召喚またはリリースなしで召喚したこのカードのレベルは4になり、元々の攻撃力は1800になる。
(3):通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。
(4):このカードがリリースされた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。



グレイ「ディスクの効果! デッキから二体の『クリフォート』をつれてきます!」


グレイ:デッキ→場
《クリフォート・エイリアス/Qliphort Stealth》
ペンデュラム・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻2800/守1000
【モンスター効果】
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):特殊召喚またはリリースなしで召喚したこのカードのレベルは4になり、元々の攻撃力は1800になる。
(3):通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。
(4):「クリフォート」モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果の発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。

《クリフォート・ゲノム/Qliphort Helix》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻2400/守1000
【モンスター効果】
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):特殊召喚またはリリースなしで召喚したこのカードのレベルは4になり、元々の攻撃力は1800になる。
(3):通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。
(4):このカードがリリースされた場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。


巌(既にペンデュラムスケールが成立しているからこその強引な展開……)

巌(1ターン目からでなくとも……なかなかの脅威だ……)


ツルキ「オイオイオイ、イワさん大丈夫かよ」

忍「んー……ヤバい気はするでござるなぁ。何せ次のターンになれば」


>大量展開が可能になる。ここまでに消費した3体分……
>更にはツールの効果なども駆使すれば、たとえここで召喚したアーカイブを失ってもおつりがくるだろう



グレイ「カードを1枚セットしてターンエンド。それからこのエンドフェイズ、ディスクの効果でつれてきた2体を破壊!」


グレイ:場→EX
《クリフォート・エイリアス》
《クリフォート・ゲノム》


グレイ「更に、アセンブラの効果でカードを1枚ドローして、ターンエンドです!」 手札:1→2

巌「……俺のターン……」 手札:5→6

ツルキ「さて、イワさんがどう出てくるか……」

忍「そういえば我々、石ノ森殿のデュエル拝見するの初めてでござるな」

静「………………」

巌「……クリフォート・アーカイブをリリース」

グレイ「えっ!?」


グレイ:場→EX
《クリフォート・アーカイブ》

巌「《ヴォルカニック・クイーン》を……グレイの場へ、特殊召喚」


《ヴォルカニック・クイーン/Volcanic Queen》
効果モンスター
星6/炎属性/炎族/攻2500/守1200
このカードは通常召喚できない。相手フィールド上のモンスター1体をリリースし、
手札から相手フィールド上に特殊召喚できる。
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上のカード1枚を墓地へ送る事で、
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
また、自分のエンドフェイズ時にこのカード以外の自分フィールド上の
モンスター1体をリリースするか、自分は1000ポイントダメージを受ける。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。



巌「……どうする?」

グレイ「ええっと……」

ツルキ「どゆこと?」

忍「あー……リリースされたから」

静「…………」


>クリフォート・アーカイブの効果はモンスターのバウンス
>条件は「リリースされたら」という簡単なもの……だからこそ、ヴォルカニック・クイーンの特殊召喚にも反応してしまった
>当然、対象は今特殊召喚されたヴォルカニック・クイーン以外には存在しない


グレイ「戻します!」


グレイ:場→巌:手札
《ヴォルカニック・クイーン》


巌「……わかった……なら、俺はカードを1枚セットして……ターンエンド」 手札:4

グレイ「わたしのターンです!」 手札:2→3

ゴボボボボボすみませんこれどうしよ……
修正手間だしこのデュエルの主軸みたいになっちゃってるしコレ
すみませんが流れ修正してくるので一時中断で明日再開でお願いします……

21時から再開できればいいなぁと

そろそろやろうかと

ところで修正だけど
・グレイ1ターン目のP召喚をゲノムとアーカイブに変更
・アドバンス召喚したカードをディスクに変更、効果でデッキからアクセスとエイリアスss
・アセンブラの効果のドローを2枚に
・巌のエンド前の伏せ無し(場にカードが存在しない状態)
ということでお願いします


グレイ「ペンデュラム召喚!」


グレイ:EX→場
《クリフォート・アーカイブ》
《クリフォート・アクセス》
《クリフォート・エイリアス》
《クリフォート・ゲノム》
《クリフォート・ディスク》


ツルキ「うっへえ……5体展開かよ……」

巌「………………」

静「………………」

グレイ「そして、ゲノムとアーカイブをリリースして、このモンスターをアドバンス召喚!」


《クリフォート・シェル/Qliphort Shell》
ペンデュラム・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻2800/守1000
【モンスター効果】
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):特殊召喚またはリリースなしで召喚したこのカードのレベルは4になり、元々の攻撃力は1800になる。
(3):通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。
(4):「クリフォート」モンスターをリリースして表側表示でアドバンス召喚に成功した場合、
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃でき、守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。



グレイ「アーカイブの効果をつかいます! これで……」

グレイ「わたしのフィールドのディスクをわたしの手札に!」

巌「……ぬ」


グレイ:場→手札
《クリフォート・ディスク》


ツルキ「えげつねェな……」

忍「どゆことでござる?」

静「…………」


>巌にとどめを刺すには、シェルだけでも過剰と言える
>また、巌の場にカードは無い。アドバンス召喚時に効果を発動するディスクを回収し
>巌がこのターンを生き残った次以降のターンに備える、という考えなのだろう



巌「…………」

グレイ「バトルです! クリフォート・シェルでダイレクトアタック!」

巌「……《バトルフェーダー》の効果を発動する」


《バトルフェーダー/Battle Fader》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。


グレイ「!」

ツルキ「お、うまい」

巌「これで……バトルフェイズは、終了だ……」

グレイ「うぅ~……それじゃあ、カードをセットして、ターンエンドです」 手札:1

グレイ「ここでアセンブラの効果を発動。シェルのリリース分、2枚をドローしますね」 手札:1→3



巌「俺のターン……」 手札:6→7

グレイ「うーん……どうやって突き崩そう……」


忍「エラい物騒なこと言ってるでござるよ!?」

静「………………」


>そりゃあ、物騒な組織に身を置いてるんだから、そうもなろう


巌「……俺は、グレイの場のシェル、そしてアクセスをリリース」

グレイ「!」

巌「《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を……特殊召喚」


《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム/Lava Golem》
特殊召喚・効果モンスター
星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。



ツルキ「うおっ……!」

グレイ「う……っ」

巌「更に、《トーチ・ゴーレム》を特殊召喚する……」


《トーチ・ゴーレム/Grinder Golem》
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守 300
このカードは通常召喚できない。このカードを手札から出す場合、自分フィールド上に「トーチトークン」
(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を2体攻撃表示で特殊召喚し、
相手フィールド上にこのカードを特殊召喚しなければならない。
このカードを特殊召喚する場合、このターン通常召喚はできない。


巌:手札→グレイ:場
《トーチ・ゴーレム》

巌:場
「トーチトークン」×2


グレイ「まさか……」

静「…………」

巌「最後に。マジックカード……《所有者の刻印》だ」


《所有者の刻印/Owner's Seal》
通常魔法
フィールド上の全てのモンスターのコントロールは、元々の持ち主に戻る。



巌「ラヴァ・ゴーレムとトーチ・ゴーレム……二体を、俺のコントロール下に……」

静「…………」


>――――【ゴーレム】の本領発揮か


グレイ:場→巌:場
《トーチ・ゴーレム》
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》


グレイ「わっ……!?」

巌「バトルに入ろう……。ラヴァ・ゴーレムで、残る1体……エイリアスを攻撃」

巌「……………………」

静「…………?」


>……まさか、攻撃の名前でも言おうかと考えているのだろうか
>確かに、この状況は敵にこちらの実力を見せつけるため……デモンストレーションと言ってもいいが
>……対戦相手がグレイということもあって、悪の幹部的な演技でもしようと思っているのだろうか
>案外場の空気というものを考えているらしい。もっとも、慣れないことをわざわざすることもないが……



巌「ともかく……攻撃だ」

グレイ「やらせませんっ! 《月の書》!」

巌「む……」


《月の書/Book of Moon》
速攻魔法(準制限カード)
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。

巌:場
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》:裏守備表示


巌「だが……トーチ・ゴーレムで攻撃は……できる」


ズゴオオオオオオッ!!


グレイ「っ……!」 LP:3200→2000


巌「……カードを2枚セットして……ターンエンド。さて……どうする」

グレイ「わたしのターン……!」 手札:3→4



グレイ「…………」 スゥ

静「…………グレイ」

グレイ「はっ!? だだ、大丈夫ですよ!」

静「………………」 ハァ

忍「どしたでござる?」

静「………………」


>グレイはサイコデュエリストと呼ばれる存在だ
>その気になればデュエルを通じて相手を害することもできる
>今は性格もかなり大らかになってはいるが、かつては狂犬のようでもあった
>とはいえ、まだグレイも子供だ。いつ、どこで凶暴化するかしれない。だから静が制してやる必要があった

>だいいち、仲間とのデュエルでそんなことされても困るし


ツルキ「おっさんは怖いけど、一応仲間だからなー!」

巌「………………一応……」

グレイ「い、『一応』はひどいですよぅ」




グレイ「《機殻の要塞》を発動します!」


《機殻の要塞(クリフォートレス)/Laser Qlip》
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「クリフォート」モンスター1体を召喚できる。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、「クリフォート」モンスターの召喚は無効化されない。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


巌「……!」

グレイ「ツールの効果! デッキから――――《アポクリフォート・キラー》を手札に!」


グレイ:デッキ→手札
《アポクリフォート・キラー》


ツルキ「やb」

忍「天丼はもういいでござるよ」


グレイ「――――ペンデュラム召喚!」


グレイ:EX→場
《クリフォート・アーカイブ》
《クリフォート・アクセス》
《クリフォート・エイリアス》
《クリフォート・ゲノム》
《クリフォート・シェル》



グレイ「アーカイブ、エイリアス、ゲノムをリリース!」

グレイ「アドバンス召喚! 《アポクリフォート・キラー》!」


《アポクリフォート・キラー/Apoqliphort Towers》
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻3000/守2600
このカードは特殊召喚できず、自分フィールドの「クリフォート」モンスター3体をリリースした場合のみ通常召喚できる。
(1):通常召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず、
このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果も受けない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
特殊召喚されたモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
相手は自身の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。


ズオオオオオオオオオオオオオ……


巌「ぬ……!」

グレイ「アポクリフォート・キラーの効果で、すべての特殊召喚されたモンスターのステータスが下がります!」


《クリフォート・アクセス》
攻1800/守1000→攻1300/守500

《クリフォート・シェル》
攻1800/守1000→攻1300/守500

《トーチ・ゴーレム》
攻3000/守300→攻2500/守0



グレイ「さらに、リリースされたゲノムとアーカイブの効果!」

グレイ「トーチ・ゴーレムを手札にもどしてください! それと、その伏せカードも破壊!」

巌「……む……」


巌:場→手札
《トーチ・ゴーレム》

場→墓地
《ヘイト・バスター》


グレイ「…………」 フゥ

グレイ「それじゃあ、次です! アクセスとシェルをリリースして、《クリフォート・ディスク》を召喚!」


グレイ:手札→場
《クリフォート・シェル》


グレイ「そして、デッキから二体のクリフォートを特殊召喚!」


グレイ:デッキ→場
《クリフォート・ゲノム》
《クリフォート・アーカイブ》


グレイ「バトルです! キラーでトーチトークンに攻撃!」

巌「……ぬぅ……!」


ドゴオオオオオオオオオッッ!!


巌「ぐッ…」 LP:4000→1000



グレイ「これで……! クリフォート・ディスクで、残りのトーチトークンを攻撃!」

巌「……させん。《皆既日蝕の書》を使う……!」


《皆既日蝕の書/Book of Eclipse》
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズに、相手フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側守備表示にし、
その後、この効果で表側守備表示にしたモンスターの数だけ相手はデッキからドローする。


グレイ「……チェーン発動! 《起動する機殻》!」

巌「!!」


《起動する機殻(クリフォートラン)/Qlipper Launch》
通常罠
(1):フィールドの通常召喚された「クリフォート」モンスターは
ターン終了時まで、攻撃力が300アップし、効果は無効化され、
このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。


《クリフォート・ディスク》
攻撃力:2800→3100


巌「む……!」

静「………………」


《バトルフェーダー》:裏守備
《クリフォート・ディスク》:裏守備
《クリフォート・ゲノム》:裏守備


忍「おや、トーチトークンが攻撃表示のまま……」

ツルキ「トークンに表裏の概念はないぜ、忍ちゃん。つまり」


>皆既日蝕の書の効果を……受け付けない



グレイ「このまま……! ディスクでトーチトークンを攻撃!」

巌「…………俺の負け……だな」


ズオオオオオオオオォォォォォォッ!!


巌「……強い……な」 LP:1000→0



ピ―――――――――――ッ



◆ グレイがデュエルに勝利しました
   なお、プレイヤー側としての勝利のため、「治安」の数値上昇にボーナスが付与されます。
(通常:8→ボーナス含:10)



◆ 数値は以下のように変動しました。
○ 治安:30→40

今日はここまで
明日あたり次スレ立てて続きをやろうかと

幼女というか一線級に立ってる幼いデュエリストはだいたい強キャラな気が
……それとも龍可龍亜を見るとそうでもないのかな

十分後くらいからでー

立てるのに準備してた

【遊戯王】主人公「開拓地のデュエル開拓事情」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「開拓地のデュエル開拓事情」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442751471/)

続きは次スレにて



◆ BOSH / ピタゴラス


晴明「…………ええと」

竜胆「」

魅行「死んでおられます」

ナクア「死んでないわよたぶん」

竜胆「死んでいる……」

魅行「死んでいるそうですよ」

晴明「……あ、あはは……」

ナクア「晴明はいいわよね、デッキ破壊でも何気に更新されていくんだから」

晴明「……な、ナクアさんも、前回《フレシアの蟲惑魔》が……」

竜胆「だのになぜ私のデッキはこう何度もいじめられなければならんのだ……」

魅行「色々と大暴れしたツケですね」

竜胆「もう暴れられるだけの地力も無かっただろうが……」

ナクア「各々制限でもデッキとして成り立ってたこと自体おかしくないかしら」



ナクア「その上ででも成績残してた辺りもそうだし、まずもっておかしいわよ」

竜胆「だからと何だあのバスター・ブレイダーは!?」

魅行「蘇りましたね」

竜胆「蘇りもするさ! 直接攻撃ができないとはいえ貫通効果と極まったドラゴン族メタ」

竜胆「そしてフィールド・墓地のドラゴン族の数×1000のバンプアップ! 死ぬ!」

ナクア「まあ……けど耐性は無いし」

竜胆「出たらだいたい死ぬだろうが……」

魅行「《竜呼相打つ》が出たからいいではないですか」

竜胆「どちらかと言えばレベル4ペンデュラムデッキに投入すべきカードではないか……」

魅行「まあ……デメリットがほぼ無いという時点でおかしいカードなのですが」

晴明「……ま、まあ……おかしいですよね。あれも」

ナクア「私が思うに、前回のマジェスペクターもだいたいおかしいと思ったけど」

晴明「あぁ……」

魅行「破壊できない、除去してもまた出てくる、何をしても逆に除去される……」



魅行「まあ、このパックで出てくる『ダイナミスト』が天敵になる可能性はありますが」

晴明「……そうですね。ペンデュラム効果とか……戦闘主体な、部分とか……」

ナクア「多分ペンデュラムテーマでしょうし、破壊されても破壊されても蘇りはするからね」

竜胆「もっとも……いわゆる【EMEm】にどれほど通用するかも問題だが……」

魅行「というか場合によっては《竜呼相打つ》を組み込んでより強化されますね」

竜胆「『EM』モンスターの収録は確定しているからな」

竜胆「場合によってはヒグルミ、ミラー・コンダクターに続くEmモンスターが収録されるかもしれん」

魅行「例によって例によりますが……『BF』時代と同様に後に収録されるカードほど汎用性が低くなり」

魅行「結局初期に収録されたカードばかり使うことになってしまう、ということもありうるのでは」

ナクア「あぁ……」


晴明(……特殊勝利してしまえば何も考える必要ないですよーなんて、言ってもしょうがない、よなぁ)

晴明(デッキ破壊自体もそこまで成功確率が高いわけじゃないんだし)


◆ BOSHについての女子会   おわる


◆ もう一つのギャングチームのチーム名を設定します
   候補の中からチームに適切なものを選択して名付けます

↓1~3



◆ ガレオス・ガレオン / 集会所


??1「――――そうか。氷山……静がね」

??2「はい。我々の思う以上に、事態は進行しているかと」

????「………………」

??1「ふぅん……まあ、僕も彼女への『義理』がある以上、侵攻は控えていたが」

??????「では、とうとう出陣を!?」

??2「焦らないでくださいな。勿論……ボスの考え次第ですけれど」

??1「ボス、か。残念ながら僕はそのような器ではないからねぇ」

??1「まあもっとも、皆に認められた以上はその役目も果たす、がね」

????「……どのようにされますか。マスター」

??1「どうもこうもね。……EEの連中に好き勝手されてもいけない」

??1「利権。既得権益……色々と譲ってはならないものもあるからねぇ」



??1「――――鮫叶。君はどうしたい?」

鮫叶「――――嫌ですわ。私に決定権は無いでしょうに」


※ ※ ※

名前:霧雨 鮫叶(きりさめ こうよう)
性別:女
年齢:25
職業:ガレオス・ガレオン幹部
特徴:ロングの金髪が特徴的なスレンダー美女。物腰柔らかで誰にでも敬語で話すが、実際は野心の塊でその上狡猾。
ギャングのリーダーの座を虎視眈々と狙っている。静の事を一方的に宿敵と決めつけていて、何かと突っかかってくる。
下半身が鮫の異形である為、いつもは車イスに乗っている。鮫好き。
デッキ:【バハムート・シャーク】

※ ※ ※


??1「ヴィットリオ。君は?」

ヴィットリオ「私はただ戦いを求めるのみ。というわけでご指示を。ハリー! ハリー!」

??1「………………」


※ ※ ※

名前:ヴィットリオ・ヴェネト
性別:女
年齢:25
職業:シスター兼ガレオス・ガリオンメンバー
特徴:チャーチルに流れ着いた元シスター。しかしシスターらしいのは外見と優しそうな喋り口調だけで、実際には筋金入りの戦闘狂。
三大欲求を戦闘意欲が上回ってるのではといわれる程で、命がけであればあるほど燃えると語るほど。
戦いを求めすぎたせいで元いた教団から追い出され、現在に至る。直情型で脳筋ではあるが、理知的な面もありテクニカルな戦術を好む。
エースモンスターは「ホルスの黒炎竜」シリーズ。
デッキ:【ホルスの黒炎龍】

※ ※ ※



??1「アッシュ――――いや、お前に聞いても詮無いことか」

アッシュ「はい。僕はマスターの仰せのままに」

??1「まったく……静のところの子とは大違いだねぇ君は」

アッシュ「グレイが僕たちの恥さらしなのです。マシーンはマシーンであればいい……」

アッシュ「自意識など必要ない。兵器は主君の指示によってのみ動くものですから」


※ ※ ※

名前:アッシュ
性別:男
年齢:10才前後
職業:ギャングの兵器
特徴:とあるギャングによって造られたサイコデュエリスト。グレイの弟にあたる存在。
兵器として完璧な処理を施されており、自身のマスターのためだけに戦うようになっている。
現在はガレオス・ガレオンに身を寄せている。
デッキ:【マジェスペクター】

※ ※ ※


??1「では、なぜお前は僕のところにいるんだ?」

アッシュ「所有権が移り変わっただけのことです」

鮫叶「ボスは鬼畜ですわね」

??1「鬼畜扱いは心外なのだが」



ヴィットリオ「『地獄の使い』氷山静……と並んで語られる程度には。ええ、火風雷斗……様」

火風「………………」


※ ※ ※

名前:火風 雷斗(びふう らいと)
性別:男
年齢:25
職業:表向きは公務員 裏はギャング
特徴:通称ビブラート。顔の整ったイヤミったらしいインテリ風の男。鼻に付く物言いが多い。
だが、根は仁義に熱い面もあり、デュエルの腕も相当のもの。静とは犬猿の仲……?
デッキ:【ヴェルズ】

※ ※ ※


火風「彼女の話はしないでくれたまえ。並んで語る、などとおぞましい」

鮫叶「嫌ですわ、おぞましいなどと。口汚い」

火風「気に入らないかね?」

鮫叶「私の宿敵ですのよ」

火風「僕の怨敵でもある」



鮫叶「………………」 ギシ

火風「………………」 クク

ヴィットリオ「お二人とも」

鮫叶「言い争っている場合ではございませんね」

火風「……ふむ」

火風「……イノミナンダムの連中は元より眼中には無いが……EEは規模と比して精鋭が多い」

火風「先に彼らをつぶしてからことにかかるべきか……それとも、先んじて氷山静を倒すべきか」

ヴィットリオ「どちらも」

火風「ちょっと黙っててくれないかな」

アッシュ「献策ですが」

火風「言ってくれ」

アッシュ「イノミナンダム、もしくはエクストリーム・エンペラーと組むことは」

火風「……悪くはないがね。それを通すような輩ならば」

鮫叶「特にEEの連中は無理でしょう。自尊心の塊のような連中ですから」

ヴィットリオ「なればこそ両方を潰せば良いと……」

火風「だから黙っててくれないか」



火風「……では。状況に応じて臨機応変と」

鮫叶「イノミナンダムと手を組みましょう」

火風「…………ほう?」

ヴィットリオ「敵が減りますが……」

アッシュ「減らなければならないだろう」

鮫叶「烏合の衆とはいえ、イノミナンダムは人数的に最大勢力。手駒は一つでも多い方がいい」

鮫叶「EEとことを構えるにしても……捨て駒がいればそれだけ手は増えるでしょう?」

火風「口が悪いぞ、鮫叶」

鮫叶「お互い様では?」

火風「…………ふぅ」

ヴィットリオ「あのォ」

鮫叶「黙ってくださいません?」

アッシュ「沈黙を推奨する」

ヴィットリオ「なぜ私はこのような扱いを受けるのでしょう……」

火風「自業自得」



火風「……さて。ならとりあえずイノミナンダムと手を組む方針で……」

火風「……いや。もっとも、彼ら……彼女らが承諾するかも問題だが」

鮫叶「承諾? ……しなくとも、させれば良いでしょう」

鮫叶「なんなら、この私が一人で調停しても」

ヴィットリオ「いえ、この私が」

アッシュ「黙れ」

火風「まだ動くな」

鮫叶「私だけで十分でございます」

ヴィットリオ「ひどい」

火風「――――では、僕らも動くとしようか」

火風「彼らだけにどうこうさせておくわけにも……いくまい」


◆ 4つ目のギャングチームが動き出した

今日の埋めネタはここまで
あとは適当に1000取りついでに好きな(使ってる)デッキでも書き込んでくだされ

純スクラップ&魔術師真紅眼

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom